井上美代

いのうえみよ



当選回数回

井上美代の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  まず、私は介護保険の保険料について質問をさせていただきます。  先日、医療保険の改正法案が国会に出されました。サラリーマンの自己負担を三割に引き上げるということとともに、高齢者の自己負担をも引き上げるというふうになっておりま...全文を見る
○井上美代君 今、収納率を教えていただきましたけれども、大臣にお聞きしたいんですけれども、一〇〇%というのは、例えば年金から差し引くなどということですので当然一〇〇%になるわけです。普通徴収が九二・八%という数字が出ておりますけれども、こうした数字に、この九二・八%という数字を大...全文を見る
○井上美代君 大臣も同じでいらっしゃいますでしょうか。
○井上美代君 私は、この普通徴収の九二・八%というのは順調だとは言えないというふうに思うんです。  国民健康保険の場合があるんですけれども、これ、二〇〇〇年度の収納率というのは九一・四%です。この数字について国民健康保険連合会が言っておられるのがあります。言っておられる言葉は国...全文を見る
○井上美代君 五段階に分けてあるということで一定の低所得者への配慮というふうに考えておられるんだというふうに思いますけれども、これは二十三区の中で四つですけれども、協力できる自治体のすべてに出して、この統計が出てきているんですね。だから、私はこれはまじめに受け取ってもらわなければ...全文を見る
○井上美代君 私は、厚生労働省がこういう表も作っておられませんので、せめて二十三区から調べてお出ししたいと思ってこれを出しているんですね。  だから、やはりこのようになっている、大臣がおっしゃいましたように、第二段階がこう落ち込んでいて、そして第四段階も、このC区については落ち...全文を見る
○井上美代君 方法については検討させていただくということですけれども、やはり見直しをするにしても、その現状を握らなければいけないというふうに思うんですけれども、その辺は調査をするおつもりでいらっしゃいますでしょうか。
○井上美代君 私は、厚生省が五段階、六段階でもいいというふうに言っていらっしゃいますよね。でも今、大体厚生労働省が言われる五段階でやっていらっしゃるところが多いわけなんですけれども、第二段階で八五%という、こういうのが出ているということは、これはやっぱり相当大変な数だというふうに...全文を見る
○井上美代君 やはり、努力しようと思って頑張っておられる方たちは、私は、本当に頑張っておられるので感謝をしなければいけないというふうに思います。  同時に、どうにもならないよと言ってあえいでいる人に、あなたたちはもっともっと頑張ってお金をどこからか探してきて、探すのもなければも...全文を見る
○井上美代君 助言若しくは勧告の場合に、自治体にはそれに従う義務があるでしょうか、御答弁お願いします。
○井上美代君 従う義務はないということです。このように法律が改正されております。  ところで、二月の十二日に都道府県の担当者を集めた全国会議が開かれております。この三原則の徹底が強調されているわけなんですけれども、その際、厚生労働省のやり方には私問題があると思っているんです。 ...全文を見る
○井上美代君 私は、指導は、下からでも指導はできる、上からでもやると、そういうふうに言われたんですけれども、それはやっぱり言葉の詭弁だと思うんですね。やはり今まで指導というのは上から下へやってきたと思うんですよ。それが、やっぱり法律が変わって、対等で平等にやっていくというふうに地...全文を見る
○井上美代君 今、大臣が答弁されましたけれども、やはり奨励はしないけれども、やめろとは言わないということです。私は、先ほどから自治体の法律を出したり、地方分権を出したりしているのは、やはり地方自治体が自発的に自主的にこの減免制度をもうやむにやまれぬ立場からやっているわけなんですね...全文を見る
○井上美代君 時間はまだあります。
○井上美代君 時間もありますとはいいながら、四十五分までというのをいただいておりますが、私は、今日、何しろまだいっぱい、準備しているのがいっぱいありまして、残念ながらまだこんなに持っているんです。今回は保険料のことだけしかできませんでしたけれども、利用料が高くて実際に利用できない...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  日本共産党は、今日審議の二法案につきましては、本当に不況が長引いていて、もうこれだけ景気が悪い中で、いずれも当然の措置だと思います。賛成をいたします。  まず、私は年金にかかわって質問をいたします。  昨年の八月三十一日に...全文を見る
○井上美代君 私は、委員会がこのような指摘をした背景には、一つは年金の空洞化と言われるように、保険料が高くて払えない人が非常に増え、そして未納そして滞納者が増えている現状があるというふうに思います。また、年金額が月々三万円から五万円という、本当に低い年金額の人が大変増えているとい...全文を見る
○井上美代君 昨年十一月の二十一日ですが、小泉首相も、勧告が生かされるよう努力は今後も継続していく必要があると、このように答弁をしておられます。この勧告は非常に重要な勧告ですので、やはり尊重をしていかなければいけないというふうに思います。  先へ進みますけれども、現在、政府とN...全文を見る
○井上美代君 外務省がNGOを尊重されるという点では非常にほかの省に比べて弱いというふうに思うんですね。だから、そういう意味で、NGOをまずしっかりつかんでもらう、そのことが重要だというふうに思いますので、今後のレポートにきちんとNGOの意見を反映させていただきたいというふうに思...全文を見る
○井上美代君 厚生大臣の御答弁で、六月にはと、そして今年じゅうには御遺族の方にも解決をするというふうに御答弁くださいました。  私は、この検討委員会の議事録を読ませていただきました。第一回目しか出ていないというので二回目は見ることができないんですけれども、一回目を見ただけでも、...全文を見る
○井上美代君 もう今御答弁いただいたことは私も本当に心から承知しております。  それにしても、大変急ぐといいますか、やはりきちんと御遺骨を受け取って自分の身の処し方もというふうに御遺族の方々はみんな思っていらっしゃるんですね。だから、そういう意味で私はこのDNA鑑定の予算につい...全文を見る
○井上美代君 やはり遺骨は、今限られたところの、モンゴルの話をしておりますけれども、南方にもあるとか、いろいろありますよね。それを全部DNA鑑定でどうということを言っているわけではないんです。希望をしていらっしゃる方に一日も早くということですので、是非この希望の人たちにこたえられ...全文を見る
○井上美代君 私は、やはり胸に積もる思い、もう言えない思い、こういうものをたくさん胸に持っていらっしゃる、それをやっぱりお聞きするということは非常に重要なことだというふうに思うんです。  だから、その検討会議が特殊な専門家の会議であるならば、別な会議を持って、やっぱり私は別のと...全文を見る
○井上美代君 私はもう一つ質問をしたいというふうに思います。  昨年、この委員会で、私は、三十年に厚生省がパプアニューギニアのオロ州のブナ村に建設をされました「戦没日本人之碑」の税金と管理費を、地元の地主と契約して、日本人の西村幸吉さんという方が支払っている問題を取り上げました...全文を見る
○井上美代君 私は一月に行かれたということは大変良かったというふうに思います。話し合ってきていただいているわけなんですけれども、やはり問題は費用なんですね。費用なんです。だから、地主の方がこの場所にこのまま置いてもらってもいいですというふうに言ってくだすったのは一つの回答だという...全文を見る
○井上美代君 はい、終わります。終わります。  私は、今の答弁では納得がいきませんから更に質問していきたいと思っておりますが、是非検討をお願いしたいと思います。  大臣、いかがでしょうか。検討していただけますでしょうか。
04月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私、常々障害者の方々が非常にやはり自立を求めておられるということを感じているんです。働くということはやはり自立にもつながるし、またそれが言ってみれば治療にもなるというふうに感じているんです。  精神障害者の話も出ましたけれど...全文を見る
○井上美代君 はい、時間八分までですので、あと二分ぐらいありますか。  私は、もう一つ村上参考人にお聞きしたいんですけれども、やはり仕事を、雇用の場をどう作っていくかということが非常に大事だと思うんですけれども、やはり公的機関での研究、検討に加えまして、私は、企業や障害者関係諸...全文を見る
○井上美代君 終わります。
04月25日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  中小企業の退職金共済制度改正法案について質問をいたします。  私は、まず最初に、不況下で一層将来不安が増している、こういう中での改正はやめるべきだというふうに思っているんです。今回の改正というのは、中退金の財政的な問題ととも...全文を見る
○井上美代君 今、きれいな言葉で答弁をいただきました。  予定運用利回り、これは発足時六%でした。そして、五・五%になり四・五%になり三・〇%になって、今度は一気に一%に引き下げるということでしょう。  私は、審議会の中でもこれについて、一%が低過ぎるのではないかということが...全文を見る
○井上美代君 いつその利回りが良くなるのかという非常に不安定な中での御答弁でありましたけれども、いずれにしましても、私は、中退金の魅力をやっぱり高めてたくさんの人たちが入るということ、この分野というのは大変な人たちが固まっているところですから、やはり私はそこを、本当に安心して中退...全文を見る
○井上美代君 早急に努力するということで、私はやはりもういっときも待てないと思うんですね。ここで働いている人たちの状態を私お聞きしましたけれども、とても大変だというふうに思いますので、そういう意味でも本当にいっときも待たずしてこれを改善してほしいというふうに思います。  次に私...全文を見る
○井上美代君 やはり、今言われたように、非常にやっぱり、大臣もいい制度だと言われたんですけれども、私はこれが本当にうまくいけばいい制度だと思うんですね。もう何か月か働いて、また次の建設現場に行き働いて次の現場に行くわけですから、そして、全国どこへでもこの手帳を持っていけば、証紙を...全文を見る
○井上美代君 証紙を張るというところまでやらなければいけないと思うんですが、そもそも今まで取り上げたような問題が証紙の問題からしてずっとありますでしょう。元請業者が下請業者の労働の処遇についてきちんとやはり指導をしていないこと、ここにやはり私は問題があるというふうに思っております...全文を見る
○井上美代君 大変な状況であるということがはっきりいたします。  この通達の今読み上げました部分なんですけれども、この通達を、この読み上げた部分も含めまして、通達全体を出されたということを私は非常に良かったというふうに思っているんですが、背景と理由について、一体何でこの通達を出...全文を見る
○井上美代君 その後、この通達についてどのようにやられているかということについてはずっと追い掛けておられますでしょうか。また、追い掛けるつもりでいらっしゃいますでしょうか、御答弁願います。
○井上美代君 やはり、この建退共の対象としている人たちの、労働者の性格上、そこをきちんとしないとなかなか大変なんだというふうに思うんです。厚生労働省と国土交通省は、是非この通達で言っているような、元請がきちんと責任を持つ体制作りというのをやはり進めてほしいというふうに思うんです。...全文を見る
○井上美代君 新しい制度と言われましたが、具体的には今日は言ってはいただけないんですよね。今、進行中ですか。
○井上美代君 いや、私はちょっと話では聞いてはいたのですけれども、それを何か十六年ぐらいまでにという話を聞いているんですけれども、私は全国どこへ行っても活用できるというそういうカードというのは非常にいいというふうに思うんですけれども、金額もどうなのかというのも心配はされますけれど...全文を見る
○井上美代君 私は、やはり今まで国の方も調査をちゃんとしていないということもあるんですけれども、それだけの困難を抱えた課題なんだというふうに思うんですね。だから、やはり元請に責任を持たせるというふうに言いますけれども、じゃこの元請がどのようにして二次、三次、四次のところまで、下請...全文を見る
○井上美代君 ちょうど時間になりました。これで質問を終わります。
05月08日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○井上美代君 私は、これまでの経過のお話がありました。また調査の報告もありました。それらを聞きながら、四点ほどについて国会等移転の問題点について述べたいと、こういうふうに思います。  一つ目の問題なんですけれども、何を指して国会等移転と言うのかという、こういう問題点なんです。 ...全文を見る
05月15日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○井上美代君 参考人、石原知事、本当に御苦労さまでございます。日本共産党の井上美代でございます。  私は二つ質問をしたいというふうに思います。一つは、一極集中の解消にならないということと、それからもう一つ、財政問題についてお聞きしたいというふうに思っております。  首都移転を...全文を見る
○井上美代君 キャンベラ。
○井上美代君 それはいろいろ問題もあると思いますけれども、やはり大都市のところで解決していかなければいけないんじゃないかと思います。
○井上美代君 参考人、どうも御苦労さまでございます。  私が質問したいのは、堺屋参考人が平成十年の七月の三十日から、そして平成十二年の十二月五日まで経済企画庁長官としてやられておりました。就任のほぼ一年前ぐらいになるんですね、平成九年の六月三日に閣議で「財政構造改革の推進につい...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、初めに補助犬法案について質問をいたします。  この法案の意義と基本理念についてお聞きをしたいと思います。障害者が補助犬を同伴して公共的な施設やそして交通機関を利用できることを明記した初めての法律として、私も多くの関係者...全文を見る
○井上美代君 国や地方自治体が管理する施設とそして公共交通機関では今年の十月一日から補助犬を同伴しての利用を拒否してはならないということになります。国や自治体の施設では民間の店舗が入っている場合が多く見られるのですけれども、こうした店舗は国や自治体の施設の範疇に入るのかどうか、確...全文を見る
○井上美代君 今、提案者の方から御答弁をいただいて、この法律が本当にうまく発足していくことを願っております。  それで、大臣に質問をしたいというふうに思います。  円滑な施設の利用を進めるためには、提案者から指摘がありました施策について早急に検討していただきたいというふうにま...全文を見る
○井上美代君 今のは、都道府県に置き、厚生労働省にも窓口を作るというふうに理解してよろしいですね。  私は、次に国の予算に関することを大臣にお聞きしたいというふうに思います。  現在、盲導犬の育成について自治体が行った補助を対象に国の補助制度があるとお聞きしているんです。この...全文を見る
○井上美代君 ハーネス。
○井上美代君 この機会に私は障害者の無年金問題についてお聞きをしたいというふうに思います。この法律によって障害者の社会参加や自立が支援されることを強く願っておりますけれども、障害者の自立ということに関連して無年金障害者の問題についてお聞きします。  今年の一月の新聞報道で、大臣...全文を見る
○井上美代君 障害保健福祉部と年金局との話が出たんですけれども、そこがうまくいっていないというお話でした。そこがうまくかんでいくという見通しも持ちながら、これから大臣の案も出していくということをお答えいただきましたので、私はやはりしっかりとそこをかんでこの難航しているところを乗り...全文を見る
○井上美代君 大臣のおっしゃるとおりだと思います。内閣府が次のプランを作っていくというふうに思うんですけれども、その土台はやはり厚生労働大臣のところで作られるわけなので、そういう点ではもう是非、この中に幅広い観点から検討するという、幅広いというのがあるものですから、この障害者の無...全文を見る
○井上美代君 当事者たちが本当に待ち切れないでいらっしゃるという、それを私、お声を聞いて、これは何としてもはっきりとしていかなければいけないと思って質問をさせていただきました。  いずれにしましても、今度の会期中にという御答弁いただきましたか。是非、私は一日も早く実現ができます...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今日は具体的にリストラの問題、非常に大変になってきているわけです、それを具体的に挙げながら大臣に質問していきたいというふうに思っております。  まず一つは、横暴とも言える、無法とも言えるリストラによる首切りというのが国...全文を見る
○井上美代君 毎年着実に進んでいるということが今明らかになったと思います。この数も十年間で見てみますと倍になっているということになります。バス事業では、経営の効率化や競争力の強化を口実として、リストラによる過酷な労働条件の切下げが進められているということを裏付けしていると思います...全文を見る
○井上美代君 今いろいろ法律的なことも言われたんですけれども、私は、今日、いろんな法律が新しくできまして、そしてそれによって今労働者が追い詰められてきているというこの問題を言っております。  だから、今の御答弁はよく承知いたしました。承知しておりますけれども、私は、そうしたたく...全文を見る
○井上美代君 今、こういう問題について検討をされているということを御答弁くださいましたけれども、私は、法律を決めて、大競争の時代だから企業に競争させて労働者が犠牲になろうともやっていくというのではなくて、やはり労働者の権利を守るというのも厚生労働省の仕事だと思うんですね。  だ...全文を見る
○井上美代君 出向の場合では労働条件が変わらないのが一般的だというふうに私は思います。出向先の労働条件が下がる場合というのは、この差額を埋めるとか、そしてまた本人自身の同意を必要とするとか、様々に労働者を保護するルールがあるんですね。あるんですね。  私は、凍結することの中身を...全文を見る
○井上美代君 私は、やはりこういう新手のやり方が次々やってくるというふうに思いますけれども、私は、検討もやっておられる、研究もやっておられるという中で、やはりこれは厚生労働省として調査が必要だというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。是非私はこの現場の調査をやってほしいと...全文を見る
○井上美代君 やはり私は、大臣が聞いたことはないというふうに言われました、このことは非常に重要なことだと思うんです。  これは、過去ずっとこういう状態にあったというのではなくて、やはり今日新しい法律が次々とできてきて、そういう中でこの状態が出てきているわけですから、私はどうして...全文を見る
○井上美代君 私は大臣とそこは意を一つにできないんですけれども。  やはり私は、この研究をやって、検討をやっておられるのでしたら、このように今現実のものとして五月三十一日まで迫られている問題、八月一日から実行をするという、こういう新手の問題というのは、大臣がやはり御自分がお調べ...全文を見る
○井上美代君 私は、労使の関係でそんな密接に、緻密に細かく話合いが行われているかということも疑っております。そういう点でも私は調査をしてほしいというふうに思うわけなんですけれども、やはり労働者が転籍を求められているというのははっきりしていると思います。  私は、更に労働者の怒り...全文を見る
○井上美代君 今のその最後の言葉は非常に重要な言葉だというふうに思うんですよ、御答弁。  私は、それをどのようにやっていこうと大臣が思っておられるのか、そこが聞きたいんですけれども。具体的じゃなくて結構です。大臣の政治的判断で思っておられることを是非答弁してください。
○井上美代君 やはり新しい問題が出てきているわけですから、私は総論的に考えていくということは非常に重要なことだと思います。  私は、それを深めることも含めて、やはり大臣の決意で調査をしていただくということが非常に重要であると。そして、こうした新しいやり方を改善していく。そして、...全文を見る
○井上美代君 その様々な例の中にこれを入れていただくということを是非お願いしたいというふうに思います。  このように、皆様方も法律ができたのをよく御存じですから、やはり法の目をくぐり抜けるようなやり方で労働条件を引き下げているということ、これは許せないというふうに思います。労働...全文を見る
○井上美代君 罰則があるというのを言っていいのかという話なんですけれども、私はこのことをはっきり言わない限りはサービス残業というのはなくならないというふうに思います。それでかなりの利益が上がるんですから。上がるんですから、そう簡単ではないと思います。  ところで、私はこの機会に...全文を見る
○井上美代君 増えてはきておりますので相当やっぱり監督署が頑張っておられるということも分かるわけなんですけれども、私どもが見えるサービス残業の犯罪行為というのは物すごい数に見えておりますからね。だから、そこを行き届いていくようにやはりしていかなければいけない。まだ課題が相当あると...全文を見る
○井上美代君 一言だけ。  やはり、今、労働問題を述べたんですけれども、私、先ほどから人口推計の、二十年間、これから厚生労働として九月までに計画を作るということを持っておられますので、やはり子供が産めないというのは、これを知れば知るほどもう本当にそのとおりなんです。だから、是非...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今回の薬事法改正の中の副作用の問題にかかわりますが、私は、スティーブンス・ジョンソン症候群、以下SJSと呼びたいと思いますが、このSJSの問題と副作用被害の公的な救済制度について質問をさせていただきます。  SJSは、市販の...全文を見る
○井上美代君 先ほど私は、研究報告を一九七九年と言ったようですけれども、七六年で訂正いたします。  今御答弁がありましたように、この報告も踏まえて、SJSに限らず副作用被害の救済は被害者個人の責任に任せられるものではなく、社会の責任で救済するべきだとして、そして旧厚生省の薬務局...全文を見る
○井上美代君 私は、基礎年金の問題と厚生年金の問題、それを申し上げましたけれども、これ、先ほど具体的に言いましたように、この障害の等級からいえば一級と二級しか受けられないというこの狭さ、これはもう本当に変えていかなければいけないんだと思うんです。だから、そこのところを、今検討して...全文を見る
○井上美代君 私は是非積極的に広い範囲から救済の方法を考えていただきたいというふうに思います。  次には、そのやはり報告との関係なんですけれども、既に知られている副作用より知られていない未知の副作用に対してはより手厚い救済がされるべきであるとした上で、ただし、「極めて軽微なもの...全文を見る
○井上美代君 私はやはりその点についても、今の患者の方々の苦しみを思うときに、検討課題であるというふうに思います。  私はもう一つ例を挙げておきたいと思います。  報告では、長期の療養については特に手厚い支援が必要だとわざわざ強調しております。報告の医療費について書いたところ...全文を見る
○井上美代君 私は、保険外の医療費負担についてなんですけれども、報告では、副作用による健康被害は一般の疾病と異なり治療方法が確立していない場合があるので、「一般の健康保険等とは別の治療方法についても給付を行うという特別の配慮が必要である。」というふうに書いているんですね。  S...全文を見る
○井上美代君 いろいろこういう問題があるわけですけれども、大きな立場から検討をしているというふうに大臣は御答弁されましたけれども、その検討というものの見通しというのはあるのでしょうか。  大臣、何かお考えがあれば是非聞かせていただきたいと思います。
○井上美代君 私は、出されました医薬品の副作用による被害者の救済制度研究会報告、二十年前でありますけれども、患者の苦悩をいろいろ考慮しながら患者に対してもこうあるべきだということが書いてあるこの報告書というのは非常に重要な中身を分析し、研究しているというふうに思うんです。そういう...全文を見る
○井上美代君 不明な部分が幾つもあるんですけれども、私はやはり資料がはっきりしないということについては対策が大変遅れたのではないかという疑問を持っております。  SJSの被害者の中には、病気にかかってから十年以上もたってSJSであることを知ったとか、副作用被害であることを知った...全文を見る
○井上美代君 今日は救済機構を中心に質問をいたしましたけれども、この問題についてまだ課題は幾つも残っておりますので引き続きやらせていただきたいと思います。  以上で終わります。
07月04日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今回の健康保険等改正法案が高齢者に及ぼす影響について質問をいたします。  今回の法案が成立すると、来年度には国民全体で一兆五千億円もの負担増となることは既に明らかになっております。高齢者の外来では、一回八百五十円の定額...全文を見る
○井上美代君 私は、もうこの間のことですからね、もうずっと前のことではありませんので、今、大臣が御答弁くださいましたけれども、そのようなことを聞いているのではないんです。  だけれども、大臣はやはり無理のない範囲で今回上げるというふうに考えておられるんですか、御答弁願います。
○井上美代君 低所得者に対して無理なことを言っていないというふうに考えておられるんでしょうか、御答弁願います。
○井上美代君 私は、やはり大臣が、今答弁されましたけれども、無理のない範囲で今回の健康保険法の改正案を出しているというふうに言っておられるというふうに聞こえます。  私は、今度のこの法案というのは、大臣がおっしゃるように本当に無理のない範囲なのかと。大臣は先ほどから安定的な医療...全文を見る
○井上美代君 今、下がったのの影響、そしてまた介護保険の影響もあったというふうに答弁がありましたけれども、前の年と比べるのだから、二年後からは回復をして当たり前だと思うんですよね。だから、私は今の答弁に納得いたしません。  老人医療費が介護保険の影響を除いても昨年の一月から三月...全文を見る
○井上美代君 医療機関への調査であります。私は、やはりここから見ても受診抑制はあっていると思うんですよね。個人に聞かれたというので、今、患者に聞かれたというので出されましたけれども、この受診抑制について、なぜこの受診抑制がないように言われるのかということが私は不思議なんですよね。...全文を見る
○井上美代君 私は、やはり病気というのは早期に発見して早期に治療するということが非常に大事だというふうに思っております。だから、やはり自分が病気だなと思ったら直ちに病院へ行くのが大事だと思うんですね。だけれども、やはりずっと答弁を聞いておりますと、無駄な医療機関へ行くということを...全文を見る
○井上美代君 私は、次に低所得者対策についてお聞きをしたいというふうに思っています。  それは、今、大臣が御答弁くださったその問題そのものなんですけれども、私は、外来でも、例えば在宅の寝たきりの高齢者などは大変負担増になるというふうに考えているんですね。  この間、行って見て...全文を見る
○井上美代君 今、一般で、大臣が、外来で三、四%という数字を言われました。これは九割のところからすれば三、四%というのは低いように……
○井上美代君 今の数字の訂正がありましたけれども、そのような数字というのを少ないと見るのか多いと見るのか、そこがあると思うんですね。  私は、恐らく仕組みを変えたということが八千円が出てきたところではないかなと思っているんですね。だから、全体が上がっておりますので、低所得者に対...全文を見る
○井上美代君 私は、低所得者というのが本当にどんなふうにこの社会の中にいらっしゃるのかということに少し触れたいというふうに思います。  高齢者は低所得者が多いのが特徴だというふうに思います。もちろん、お金がある方もおいでになることも事実です。生活保護水準でもある年間所得二百万円...全文を見る
○井上美代君 私は、トータルでトータルでとおっしゃるんですけれども、資料の中に入れました。資料の裏側に「高額医療費の計算例」を入れました。これがトータルというものだと思いますけれども。  私は、トータルでやるとおっしゃるのであれば、まず私は低所得者の医療費を下げることだと思うん...全文を見る
○井上美代君 はい、分かりました。失礼しました。慌てていて、時間がなくて。
○井上美代君 トータルにして少し楽になる人もいらっしゃると思いますことは確かですが、そのために低所得者の方々をやはり足げにして踏みにじってやっていくというわけにはいかないと思うんです。低所得者は支援されなければいけないし、救出されなければいけないと思うんですね。だから、副大臣が頭...全文を見る
○井上美代君 今、割合を言ってくださいましたか。割合を言ってほしいんです。
○井上美代君 今言われましたけれども、一九八三年ごろからは二十年間ぐらいで大体国庫負担というのは一〇%以上下がっております。  今回の制度改正で、二〇〇七年度に向けて七十五歳以上の高齢者の公費負担を現在の三割から段階的に五割に引き上げていくということになっているわけですね。国庫...全文を見る
○井上美代君 七十歳以上の高齢者に占める割合、医療費に占める割合というふうに私、申し上げたんですけれども、それで計算していただきたいと思いますが。
○井上美代君 今言われました三三・五%ということで、四%ですね、これは、言ってみれば現行制度は三三・四%ですから変わらないということなんです。国庫負担は下がったまま変わらないということなんですね。要するに、もうほとんどこの国庫負担割合は変わらないわけですから、結局ここに患者負担増...全文を見る
○井上美代君 私は国庫負担をやはり引き上げてほしいと。高齢者に対してこのままではいかないと思いますよ、もう高齢者は本当に大変になってきますから。だから、私は、国庫負担を引き上げるということをきちんと決めていただいて、それは、考えてみれば、薬剤費の中の無駄をなくすとか、それから予防...全文を見る
○井上美代君 今、御答弁いただきましたけれども、これはこれから自治体等にも頼んでというようなことを考えておられるのだろうと思うんですけれども、私は何しろ表を見まして、自分ももう本当に計算できないんですよ。大変な複雑な計算ですね。これをどうしてお年寄りに理解するように話ができるんで...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○井上美代君 私は、健康増進について非常にやっぱり保健所の役割が大きいというふうに思います。しかしながら、今日、保健所の統廃合が進んでおりまして、保健所は減ってきているんですね。これは、平成八年、一九九六年の三月三十一日で八百四十五か所ありました保健所が、今年になりますと四百五十...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございます。  私は、健康増進法の施策の進め方について、厚生労働省のある局長が言われているんですが、自分である程度の費用負担もしていただく、そういうことは必要だろうと思っていますというふうにおっしゃっているんですね。  このことについて相野谷参考人にお...全文を見る
○井上美代君 もう一つ相野谷参考人にお聞きしたいんですけれども、今やはり非常に食生活が崩れているというふうに私は思っております。コンビニなどのおにぎりだけで済ましている若い青年たちがいらっしゃるんですね。とても心配しております。  食料の六割を外国から輸入に頼っている日本では、...全文を見る
○井上美代君 参考人、ありがとうございました。  終わります。
11月05日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今日は、学童保育だとか、それから医療の二割負担の問題だとかヘルパー問題などについて質問をしたいというふうに思っております。  最初に、学童保育について質問をいたします。  働く女性が非常に増えているんですけれども、そうした...全文を見る
○井上美代君 今の御答弁でいきますと、一つは放課後の児童健全育成事業と、もう一つはやはり全児童の対策も入っているというふうにお答えいただいたんでしょうか。
○井上美代君 そういうふうになりますと、この一万五千か所というのは、必要な地域すべてに作ると、このように言っておられるのであって、一万五千か所のやはり根拠といいますか、基準といいますか、そういうものについてお聞きしたいのですが。
○井上美代君 これまではとても必要な地域にということにはなかなか、一万五千というこの計画は立っているんですけれども、今やはりこの一万五千というだけではすべての地域に学童保育を作るということはできないのではないだろうかというふうに思うんですね。  それで、二〇〇二年五月現在で、厚...全文を見る
○井上美代君 副大臣にはまた登場していただくときがあるんですけれども、大臣にお聞きしたものですから。残念ですけれども先へ進ませていただきます。  私は、先ほど申し上げましたように、一万五千か所に達するという、この達するというのはもうじっとしていても達するというぐらい今一年一年増...全文を見る
○井上美代君 調査をされたということですけれども、言ってみれば市町村の六・九七%で登録できない子供たちがいるという、そういう事実、人数として五千八百五十一人いるということがはっきりしたということです。  私、東京を見てみたんですけれども、東京では二十三区の状況を学童保育の連絡協...全文を見る
○井上美代君 やはり、何といっても今の少子化を乗り越えるためにはきちんと調査をして、それを把握しながら対策を立てていくという、ここのところが非常に大事だと思いますので、今、人数を把握していくという御答弁でしたけれども、ずっと先になるんじゃなくて、一年一年伸びていくのをただ見ている...全文を見る
○井上美代君 その運営費の中で、人件費として、一人は賃金ということで百三十五万六千円ということで、もう一人、諸謝金というのがあると思いますが、それはどうなっているでしょうか。
○井上美代君 学童保育のこの指導員というのは、子供の生活や遊びを見ている方々の給料が、大体月でいえば、今、諸謝金の、いわゆる助手をする人がいるわけなんですけれども、百十七万円という、非常に低いんですね。賃金のもう一人が百三十五万六千円という、月額の言ってみれば給料を受けているわけ...全文を見る
○井上美代君 今の通知の中にも書いてあるんですけれども、「活動内容について」というのの(1)のところで放課後児童の健康管理、そして安全確保、そして情緒の安定、こういうのが挙げてあるんですね。これはやはり相当大変な仕事だというふうに思います。  実際に、全国の学童保育の連絡協議会...全文を見る
○井上美代君 どうも大臣が立ってくださって、本当に先ほどから随分お願いをしているんですけれども、なかなかでしたけれども。  私は、やはり調査というのが六・九七%しかできていないんですね。私は、これはただ待っているだけでは駄目だと思うんです。だから、調査のやはり予算なりなんなりを...全文を見る
○井上美代君 どうしてもお金が出ないということを言っておられるんですけれども、是非私は子供たちのためにやはり検討を願いたいというふうに思います。  算定の根拠をちょっと言いますと、予算項目の説明のところに書いてあるんですけれども、百三十五万円ほどの人件費というのは、それが予算上...全文を見る
○井上美代君 現場のところは非常に混乱をしているんですね。そして、何しろ申請をしなければいけないけれども、お年寄りがよく分からない、だから、それで申請ができないで二割負担のままというのもありますので、私は、払い過ぎて損をする人がないように政府としてやはり責任を持って対処していただ...全文を見る
○井上美代君 是非、このような混乱に対して対処をしていただき、国としての、やはり制度が変わっているわけですから、責任を取っていただきたいというふうに思います。  次に進みますけれども、ヘルパーの問題です。介護保険制度にかかわって、ホームヘルパーの労働条件について質問をしたいと。...全文を見る
○井上美代君 この就労ニーズというのが非常に強いですので、これに対してやはり雇用管理者に対して啓発や指導をしていくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと一問お願いしたいんですけれども、やはり今、このヘルパーさんの間でキャンセルというので困り果て...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。
11月13日第155回国会 参議院 本会議 第5号
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○井上美代君 日本共産党を代表して、母子及び寡婦福祉法等の一部改正法案について質問をいたします。  今回の法案は、今年三月に出された母子家庭等自立支援対策に基づくものですが、この対策の中で、法案を待たずして八月実施となったのが児童扶養手当の見直しでした。満額支給される場合の所得...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、まず厚生労働省が今回の法案に先立って今年の八月に行った児童扶養手当の見直しについて質問をしたいと思います。  児童扶養手当法では手当額についての規定は全部支給のみです。全部支給が手当の基本となり、別に条件を付けて一部支給停止が...全文を見る
○井上美代君 それでは、八月の見直し以降の基準となった母子二人世帯で年収百三十万円未満というのはどのような基準でしょうか。
○井上美代君 この所得税の非課税ラインの二百四万八千円というのは最低限の生計費で、これ以下の収入には課税しないという、そういう金額ですね。  今回、全部支給の上限を百三十万円未満まで引き下げるということ、これは最低限の生計費を下回る収入しかない母子世帯に対して支給額を減らすとい...全文を見る
○井上美代君 大臣の御答弁にありましたけれども、私どもは、やはり母子家庭の母というのは確かに自立心もありますし、頑張りますし、粘りもありますし、子供だって平均二人は育てているんですから、少子化の問題を考えるときに母子家庭にこそ、感謝されてもこのように冷たい仕打ちというのは考えられ...全文を見る
○井上美代君 御答弁では、私はそれだけの理由では、最低生活費から更に支給額を削り込むわけですから、やはりその理由にはならないと思います。本当に必死で働いている、子育てをしている、こういう所得の低い母子家庭を励まし、そして温かい光を当てるのが私は政治の役目だというふうに思っているん...全文を見る
○井上美代君 児童扶養手当が子供のやはり成長を支えるということ、子供のための手当だからということだと思います。それを今度は、支給から五年たてば、子供の年齢に関係なく、支給額を最大で半分にまで削ることができるというふうにしたわけですね。所得が一定考慮されるといいますけれども、減額さ...全文を見る
○井上美代君 離婚時の激変緩和というのを午前中から何回もお聞きしているんですけれども、やはりその趣旨というのは、児童扶養手当法のどこにも激変緩和というのは出てこないんですね。そもそも、離婚後の激変緩和という基準を持ってくること自体がこの制度の趣旨に反しているというふうに思うんです...全文を見る
○井上美代君 今、実態調査で平均受給期間が五年だからということを言われたんですけれども、私は、これについては、大臣もそうですけれども、答弁のところで既にそういうふうには言っておられないんじゃないかというふうに思います。  私は、厚生労働省にこの平均受給期間五年はどこから来た数字...全文を見る
○井上美代君 受給を受けている人の平均だというふうに今答弁ありました。この数字というのは、一九九八年の調査時点で受給者がそのときまでどれぐらいの期間受給していたのかという、今答弁にあったとおりですが、そういう数字と私も聞いたんです。受給開始から停止までの期間を平均したものではない...全文を見る
○井上美代君 大臣、どのようにお考えですか。私、大臣にお願いしたので。大臣が水島さんにお答えになっておりますので、大臣がどうなのかということをお聞きしたいと思います。大臣、お願いします。
○井上美代君 私、やはり大臣がお認めになったわけなんですけれども、恐らく、私にもずっと説明をしてくださったのはそのように言っておられましたし、そして大臣もやっぱりそのように答弁されているんですね。だから、私は、これは非常に大きな、間違った言ってみれば答弁であったというふうに思うん...全文を見る
○井上美代君 私、資料も出しているんですけれども、この資料の折れ線グラフがあるところの下の方ですけれども、調査は五年ごとに厚生労働省はやっていらっしゃるんです。五年ごとにやっているんですけれども、一番上の一九八八年、そしてその次は一九九三年です。そして、一番下のところに一九九九年...全文を見る
○井上美代君 私は、この調査の、ゆうべ出してきたその調査ですけれども、この調査を今ごろになって出してくる。これは通常国会に出ていた法案ですからね。それをずっと聞いていたんですよ。それなのに出してこないで、ゆうべ出してきたなんというのは本当にひどいと思いますよ。今出したの、ゆうべ持...全文を見る
○井上美代君 今出されたもので、数字で五・五六というのがあるんですけれども、五・五六、今出されたの、これはどうなっているんでしょうか。それで、なぜ出してこなくて、昨日も聞いていませんよね、そして今ここで出たんですけれども、一体どういう数字でしょうか。
○井上美代君 何しろびっくり仰天しているんですけれども、五・五六なんというのはもう全く今出してきて、そしておっしゃるのは所得をオーバーした人のどうこうと言っておられるけれども、それはちょっとやっぱり、所得に達していない人の話をしているんですから、やはりこれはちょっと受給者全体の平...全文を見る
○井上美代君 これまでも各先生に話をしてきましたというふうにおっしゃっているけれども、一番この数字にこだわっていた私には一度も説明はありませんでした。こういう数字があるなんて思いもしないで、私は先ほどから五・〇一を一生懸命追及していたんですけれども、今、五・五六ですか、こんな数字...全文を見る
○井上美代君 この五・五六というのは受給者の平均ではないでしょう。五・〇一は受給者の平均です。だけれども、五・五六というのは何の平均なんですか。
○井上美代君 もう本当によく答弁をしてくださいますが、所得上限がオーバーしたというふうに今言われましたけれども、これはやっぱり私はごく一部の人だと思うんですよ。今、受給をされている人たちというのはもっと大変な人たちがされているわけですから、だから所得上限オーバーした人と言われまし...全文を見る
○井上美代君 数字が全くもう根拠がありません。そういう数字を今日出してこられるなんて想像もしていませんでしたけれども、ますますこれは大変だというふうに思います。  やはり大臣、法案の根拠が私はもう崩れたんだというふうに思います。だから、やっぱり私はこれは撤回をして凍結させていた...全文を見る
○井上美代君 大臣の御答弁をいただきまして、これはまた大変だと思います。認識が全くしていただいておりません。  今、私が表にして出しましたのは、それは受給期間の平均なんですね。大臣が水島議員に御答弁されているのはまたそれとも違うんです。そして、受給を開始したときから停止したとき...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  何しろ貴重なお話を伺いまして、何か非常に感動した感じで聞いておりました。どうもいろいろ御苦労さまです。  まず私は、吉村英祐先生の論文を読ませていただき、また今御説明をいただきまして、国会等の移転審議会は首都機能移転費用をや...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今日、参考人のお話を伺いながら、本当に今の長期になっている不況の中、リストラやそしてまた失業、倒産、いろいろ起きているんですけれども、この荒波という、そういうところに母子家庭として船出をさせられているわけなんですけれども...全文を見る
○井上美代君 須藤参考人にお聞きしたいと思います。  私は、やはり一つは五年後の減額ですね。やはり十八歳まで支援を受けている人がかなりいらっしゃるわけです、今現在。そういう状況の中で、しかも社会全体は不況の中で非常に大変になっている中で、五年後減額ということをどのようにお考えに...全文を見る
○井上美代君 渡部参考人にお聞きいたします。  今、非常に就職も大変で、失業者も過去最大になっておりまして、大変なことなんですけれども、五年後に今自立の施策が出されているんですけれども、五年後にきちんと自立できる女性たちがどのようにいらっしゃるかということをお考えになるのかとい...全文を見る
○井上美代君 自立できるかどうかです。
○井上美代君 ありがとうございました。  時間になりましたから、終わります。
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、まずこの法案をめぐる厚生労働省の情報公開に対する姿勢について質問をしたいと思います。  この法案の大きな焦点となっていますのは、手当の額を五年後に減額するという、こういう問題であると思っております。私どもの立場というの...全文を見る
○井上美代君 大臣、御答弁お願いします。
○井上美代君 私は、この五・五とか五・五六だとか、それを局長は五年程度と説明をしてきたと。私、もう一度見てみたんですけれども、そういうふうに答弁をされているんですよね。やはり、五年程度で説明をしてきたということですけれども、そういうものじゃないんじゃないですか。  だから、私は...全文を見る
○井上美代君 五年の自立の問題が言われておりますけれども、それもなかなか困難な課題であるというふうに思いますが、今日、傍聴に来られている母子家庭で苦労しておられる皆さんと併せて歴史の証人として五年間を見ていきたいと、約束どおりやってくださることを願っています。  私は、別の角度...全文を見る
○井上美代君 それでは、子供が十八歳になって受給が停止になる人というのは年間どのぐらいいらっしゃいますでしょうか。
○井上美代君 何月でしょうか。
○井上美代君 この今までの数字を見てみましても大体四万世帯前後だということなんですけれども、これだけの母子家庭で子供が十八歳になるまで受給を受けなければなかなか生活できないという現実があるということは認めてくださると思います。  今回の法案は、これらの母子世帯に、受給開始してか...全文を見る
○井上美代君 減額されるということですが、もうこれは本当に二重、三重に大変な不合理だと思いますが、どのようにお考えになるか。  一生懸命働いているんです、母子家庭は。もう今日の参考人が言いました、寝ないで働いております。所得が上がって、もういったんは受給が停止になった場合、その...全文を見る
○井上美代君 本当にこれは大変な御答弁ですけれども、私は、母子家庭の方たちがどんなにやっぱり凸凹がありながら人生過ごしていくかというのは、皆さん方だって分かっておられると思いますよ。だから、これは自立支援にはつながらないと思うんです、こういうやり方というのは。もう自立支援にはつな...全文を見る
○井上美代君 私は、やはり現状に合わせて配慮をして、検討してほしいというふうに思います。やはり大臣は、結婚、離婚はどうもお嫌いのようだからそういう御答弁だったのかと思いますけれども、やはり所得もこういう不況の中ではオーバーしたり本当に少なくなったりするわけですから、きちんと配慮を...全文を見る
○井上美代君 私は、是非この年金の問題、母子家庭の問題に物価スライドというのはやはりやめてほしいというふうに思います。年金のいろいろな横のつながりもあると思いますけれども、大臣の努力と決断を期待して、質問を終わります。     ─────────────
12月02日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今日は、貴重な時間を、重要ないろいろな御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。まず感謝を申し上げたいと思います。  私は、まず藤山参考人にお聞きしたいと思います。  参考人のお話の中でもちょっと触れられましたけ...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございます。  被害者の皆さんが説明をお受けになったのは九月の中旬ですので、それよりも早く説明をお受けになったということですね。  それでは次に湯浅参考人にお聞きしたいと思います。  今この法案について、被害者の皆さんよりも先に日本製薬団体連合会がお...全文を見る
○井上美代君 どうもありがとうございます。  次に濱参考人にお聞きしたいのですが、安全対策業務にかかわって副作用情報の収集、整理そしてまた分析、それに基づく対応が私大変重要であるというふうに思っておりますが、今回独法化に当たり、情報の収集、整理そしてまた分析というのが厚労省から...全文を見る
○井上美代君 どうもありがとうございます。  それでは次に高橋参考人にお願いをいたします。  先ほど、藤山参考人の御答弁がありましたけれども、法案が製薬会社に先に説明があっているというこの問題について一つはどういうふうにお考えになるのかということをひとつお願いしたいのと、もう...全文を見る
○井上美代君 機構から文字が消えたりしているんですけれども、そのことについて。
○井上美代君 終わります。ありがとうございました。
12月03日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  独立行政法人医薬品医療機器総合機構について質問をいたします。  まず、副作用被害の救済業務について質問いたします。  独立行政法人を作る目的というのは行政サービスの質の向上にあると、こういうふうにされております。この点でい...全文を見る
○井上美代君 本当に忙しい中で見ていただいているということで、うれしいことです。  この報告書というのは大変重要な提起をしています。しかし、この報告書が求めた給付水準と比べても、現在の給付機構というのは余りにも貧弱だというふうに思っております。年金給付の対象となる障害等級の問題...全文を見る
○井上美代君 足踏みをしてはいないということなんですけれども、いましばらくいましばらくということで先へ先へと送られるようなことが決してないように、そして特異な存在という言葉で表現されましたけれども、確かに因果関係にしても難しいというふうに思うんですけれども、だからこそ早くこれを整...全文を見る
○井上美代君 政令を今、きっと消えそうになった政令だったんだろうと思うんですけれども、読んでいただきまして、これをやはり実践に移していただくということで御答弁いただいたということでよろしいでしょうか。  はい。この政令を守っていただくということで、何かちょっと一つ救われたような...全文を見る
○井上美代君 何かすごく速く読まれまして、はっきりはしません。ですけれども、先ほどから同じような質問も出ておりますので、それを併せて二つの機構がどのようなことをするのかということを今説明いただきました。  それを受けまして、副作用の被害は拡大傾向にあるわけなんですけれども、副作...全文を見る
○井上美代君 かなり今詳しく出されたんですけれども、七〇年ごろ、一九七〇年ごろに出されていると。不明な部分も随分あるようです。  このSJSの特徴というのは、発生する医薬品が非常に多岐にわたり、どんな薬でも起こり得るということにやはり特徴があるというふうに思います。この特性を把...全文を見る
○井上美代君 一九九三年以前は資料が残っていないということですけれども、一九九四年にこのSJSとTENと合わせて百五十二件というのが、TENも合わせてですよね、これは、百五十二件ということが今出されております。その以降、年々ずっと増えてきていることが今の御答弁で分かったというふう...全文を見る
○井上美代君 私は、やはりもう非常に遅れたという問題を本当に深刻に受け止めていただきたいというふうに思います。  そして、二〇〇〇年の十一月にこの数字が出てきているんですけれども、やはり私は、これは厚生労働省が出されているんですけれども、この時期に、この年の八月ですけれども、S...全文を見る
○井上美代君 今、責任は大臣にあるということでした。これは法案の中できちんと押さえられているところです。だから、私も責任は、最終責任は大臣にあるということをよく承知しております。  しかしながら、たくさんの情報をどのようにやはりしっかりと厚生労働省が握っていけるのかということ、...全文を見る
○井上美代君 時間が参りましたので私はこれで質問を終わりますけれども、やはりこの三つの組織を一つにし、独法にしていくということが、やはり違ったものを一つにしていくわけですから、それが大臣の言われるように、大臣が責任を取らなくて済むようなそういうものになるかどうかということを疑問に...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  二〇〇〇年の夏の大噴火、そして東京に避難されてから三年目、そして今もガスが噴出して島に帰りたくても帰れない、東京各地でばらばらに避難をしておられる、これからどうなるのだろうかということで、生活のことや島にいつ帰れるのか、また東...全文を見る
○井上美代君 私は、今いろいろ努力をしてくださっているというその内容を答弁してくだすったんですけれども、やはり私がいろいろお聞きいたしました、そしてお会いしましたその現状というのは非常に深刻です。だから急がなければいけない、もう待っていられないという、そういう皆さんのお声ですね。...全文を見る
○井上美代君 私は、いろいろ今、環境の問題、生活の環境の問題をおっしゃいましたけれども、私もそれは非常に重要だというふうに思います。同時に、やはり一人一人の生活、これがもうせっぱ詰まったものがありますので、そういうことも含めながらお考えをいただきたいというふうに思います。  続...全文を見る
○井上美代君 今、先ほどから私、申し上げておりますように、非常にやっぱり生活が大変です。八千三百円以上などというのは考えられないことです。だから、これはこのままで済ますわけにはいきませんので、どうか生活の実態からしっかりと見て頑張ってほしいというふうに思います。  次に、私は十...全文を見る
○井上美代君 私は、このように時々帰ることができるようになれば気持ちも少しは違うかなというふうに思っているんですけれども、この一時帰島については、やはり船賃が要るし、それからクリーンルームの宿泊ができるんですけれども、宿泊代が要るんですね。そしてまた、食事代も要るというように、も...全文を見る
○井上美代君 私は最後に、たった一千八百十二世帯という、ここを救えないということは私はこれは政治の責任であると、このように思っております。  私は、今イラクへの戦争の問題が出てきておりますけれども、これで二十四兆円のお金が要るということが今新聞でも報道されております。さきに行わ...全文を見る
12月12日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  院内保育所について質問をいたします。  政府は今後の国立病院や独立行政法人の病院に政策医療を大きく位置付けようとしております。交代勤務に組み込まれ、早出だ、遅出だ、そして二交代だ、深夜勤だと、もう本当に不規則な勤務の多い病院...全文を見る
○井上美代君 院内保育所というのは国立病院・療養所全体の七割以上に設置をされていることになっております。  一九九二年ですけれども、そこで施行されました看護師等の人材確保の促進に関する法律、一般には看護師確保法というふうに言われておりますけれども、ここでは高度な専門知識と技能を...全文を見る
○井上美代君 では、この独立行政法人に移行する病院については、看護師確保法や、そしてまた基本指針の適用はどうなるかということが心配されておりますが、どのようになるでしょうか。
○井上美代君 そこで、私は大臣に質問をいたします。  独立行政法人についても、やはり私は、考え方は当然同じはずだというふうに思います。院内保育所というのは、仕事を続ける上で、仕事に集中して臨む上でも大きな役割を担っているというふうに考えるわけです。ある国立病院の看護婦さんの方は...全文を見る
○井上美代君 大臣にお願いしようと思いましたけれども、次に大臣にお願いいたします、非常に重要な中身ですので。  この院内保育所の必要性というのは、今子育て中で、病院のやはり不規則な勤務に従事している人たちにとってはどうしても必要な施設だと思います。これから結婚する方、そしてまた...全文を見る
○井上美代君 是非、何としても子供と保育士さんをしっかりと結びながら発展させていただきたいと思っております。  次に、保育条件を改善してほしいということで質問をさせていただきます。  特に保育環境について取り上げますけれども、現在、国立病院の院内保育所というのは、保育所の分類...全文を見る
○井上美代君 職員の基準なんですけれども、それはゼロ歳児は幾らとかというのがありますよね。それを答弁願いたいんですが。
○井上美代君 そのように今基準を出されました。  ところが、現実は一体どうなっているかということなんですが、国の予算上の職員派遣基準というのがあるんですね。これは、子供が九人以下で一人というふうになっております。そして、十人から十九人で二人、二十人以上で三人とされているために、...全文を見る
○井上美代君 その数字は私確認はしておりませんけれども、私が現状を見る限りは非常にやはり大変になっております。  この院内保育所というのは、私は、子育て支援と同時に医療現場を支えている役割を果たしているというふうに思っております。しかし、やはり国の処遇が余りにも厳しいと思うんで...全文を見る
○井上美代君 数字についてはまた後で見せていただきますけれども、現状がそうであるということは先ほどからるる述べているとおりです。私は、今、保育士さんのことを申し上げました。その人的な配置というものが非常に今重要だというふうに思っているわけなんです。  もう一つ、私は、人的補助と...全文を見る
○井上美代君 私は、やはり先ほどから保育士が満たされているようなことを言っておられる副大臣、あなたに申し上げたいんですけれども、年齢別の児童福祉法の最低基準というのは満たされていないじゃありませんか。それはさっきから私が数字を言っているとおりです。保育士は二人以上という正に最低ラ...全文を見る
○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人国立病院機構法案に反対する討論を行います。  反対理由の第一は、この法案は国が責任を負うべき政策医療を後退させかねない内容を持っていることです。  独立行政法人は企業会計原則を適用すると独立行政法人通則法に定められています...全文を見る