郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第145回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。私、真の凡人でございまして、平易な質問をさせていただきますので、わかりやすくお答えいただければと思います。  まず、米の関税化につきまして総理の方にお尋ねをいたしますけれども、関税化の方針が昨年の十二月十八日、関係閣僚会議で決定...全文を見る
○郡司彰君 農林水産大臣にお尋ねをいたしますけれども、その決定内容を概略の御説明を願えますでしょうか。
○郡司彰君 二次税率等についてもお話があったというふうなことでございますけれども、堺屋長官にお伺いをいたしますが、新聞報道によりますと、パリの大学で講演をされてそのようなことに言及をされたというふうに聞いておりますけれども、事実でございましょうか。
○郡司彰君 今回の関税化というのは大変なルールの変更になるということで、農家の方々も非常に不安といいますか、心配をしているわけであります。  今、長官の方からもありましたように、関税化というのはWTOの農業協定に基づいて行われるわけでありまして、何%が高いか低いかというふうな議...全文を見る
○郡司彰君 農業の生産については工業と同一には論じられない、そういうふうな考え方をきちんと持った上で全体が当たっていただければと思っております。  先ほど農林水産大臣の方から、切りかえに当たりまして三者合意というふうな話がございましたけれども、三者というのは何と何と何でございま...全文を見る
○郡司彰君 日本農業新聞というのがありますけれども、二月十日付の論説に、政府や与党、農林水産団体でWTO三者会議をつくり、六月ごろまでに交渉方針を確定する方向だというふうな記事がありましたけれども、設置をされるおつもりでしょうか。  農業新聞によりますと、この三者会議というのを...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、この農業新聞に書いてあります三者会議を設置するということは誤報だということで認識をしてよろしゅうございますね。
○郡司彰君 私は、農業の問題、特に国内にもいろんな意見があるわけであります。国の政策を決めてほかの国と交渉をする、その前に国内の合意というものはこれは大変重要なことでありまして、何かあたかもその三者が合意をしたことが国民的な合意だととられかねないような手法というのは非常によろしく...全文を見る
○郡司彰君 与党でも野党でも、関係する業界団体と話をするのは結構なんですよ。そこに政府が入って、合意ができて、再び国会の方に審議をという形は私は好ましくないだろうと思っています。  次に移ります。  MA米を継続した場合のデメリットを考えますと、私自身は、消去法でもって関税化...全文を見る
○郡司彰君 この関係につきまして総理の方にお伺いをしたいと思いますけれども、中長期的には、やはりWTOの協議の場で新しい貿易ルールというものを国民的な合意の上につくっていくというふうな姿勢が大事だろうと思います。  つきましては、国内生産を基盤とする、そのような食糧自給権という...全文を見る
○郡司彰君 次に、雇用の問題につきまして幾つかの観点から質問させていただきます。  雇用活性化総合プランというものが出ておりますけれども、全体一兆円規模というふうなことで、さきの臨時国会のときに三千億、平成十一年度にかかわるものが七千億というふうになっておるわけであります。たび...全文を見る
○郡司彰君 この雇用の問題につきましては、いろいろな数字も出ておりましたりしておりますけれども、現実的にはなかなか新しい雇用につながっていない。施策と結果については時間的なずれが当然出てくることもあるわけでありますけれども、何か思い切ったことをやってくれているというふうな感じを皆...全文を見る
○郡司彰君 この多くのプランが従来の延長線上にあるというふうなとらえ方をしている方が多いわけでありまして、一つ一つの積み重ね、もちろん大事なんでありますけれども、先ほど申し上げましたように、やはり新しい感覚、違ったものが出てきているぞというふうな感じをなかなか受けないわけでありま...全文を見る
○郡司彰君 新規雇用創出対策に向けられた予算、さきの補正で六百億円、今回の予算では四百五十六億円になっているわけであります。他方、雇用調整金の関係でありますけれども、一千八百億円近くに上っております。これは新しい雇用、その維持安定ということももちろん大事でありますから、この一千八...全文を見る
○郡司彰君 維持安定というところに力点を置くということは、これは先ほどからもわかるわけであります。しかしながら、これまでの失業率と違うんだよと。これだけ高い失業率のときに、通産省の方でやっているプランももちろんあるわけでありますし、労働省の方でもやっている。しかしながら、本当にど...全文を見る
○郡司彰君 それでは、先ほどベンチャー支援ということも同僚の議員からもありましたけれども、関連して話をさせていただきます。  まず、NPOの関係でありますけれども、NPOを雇用という側面からだけとらえるというのは非常に異論があるというふうに思いますけれども、本日は雇用というふう...全文を見る
○郡司彰君 今、長官の方からございましたように、まだ未整備のところがございますし、比較検討するについても基礎材料がちょっとまだそろっていないということがございます。  先ほど言いました資料によりますと、日本全体でいうと、総雇用に占める割合は二・五、百四十四万ぐらい、アメリカの場...全文を見る
○郡司彰君 今、長官の答弁の中で税制に関する発言もございました。私もやっぱり同様にその辺の整備というものが大事なのかなというふうな感じがしておりますし、一方におきましては、土壌、風土的にこれまで、ボランティアという言葉も含めてなかなか日本人の中に根づいてこなかったというふうなとこ...全文を見る
○郡司彰君 きょうのところは、よく調査研究の上、新しい税制に早く取り組んでいただきたいということを申し述べておきたいと思います。  次に、通産大臣の方にベンチャー企業の支援についてお尋ねをいたしますけれども、先ほど内藤議員からもございましたので、その部分については省かせていただ...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方からリスクマネーあるいは倒産法制につきましては話がありましたので、もっと地元といいますか、実際に起こそうとする人たちの現場に近いような目線での話をさせていただきます。  東京といいますか、中央と地方、先ほどの大学のいろんな成果とか、あるいはいろいろな条件...全文を見る
○郡司彰君 地方におりますと、どうしてやっていくものかというふうな思いの方が本当に多いわけでございまして、今、大臣の方からありましたような、現在の施設等の有効活用も含めて十分な配慮をお願いしたいというふうに思います。  次に、福祉の経済効果ということでお尋ねをしたいと思います。...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしても、そういう目的を持った調査研究というのは行われていないというふうなことだそうでありますけれども、これから介護保険の問題も出てくるわけでありまして、それぞれの自治体は自分のところにどのような効果を及ぼすものか、今真剣に考えている最中であります。そのときに、...全文を見る
○郡司彰君 これまでこのような統計のとり方がなかった、非常に難しい、だからこそ国でそのような調査研究をしていただいて、各自治体がそのような計算方式に基づけばこのぐらい福祉というものが波及効果があるんだと。よく言われておりますけれども、福祉というものに要する経費というのは何物をも生...全文を見る
○郡司彰君 参考までに茨城県の老人保健福祉計画、十一年までの必要な投資額が一千二百二十八億円というふうなことで試算をされておりますけれども、この老人保健福祉計画に基づく投資でいいますと、生産誘発額が一千八百六十二億円、雇用の誘発数が一万二千二百七十人、福祉部門へ全額投資をしますと...全文を見る
○郡司彰君 秋口から見ると相当善処といいますか、よくなってきているというふうな数字なんだろうと思います。  文部大臣にお伺いいたしますけれども、無業者というふうな言葉がこのごろ使われるようになりました。大学を卒業して就職をしない、専門学校に行ったり大学院に行ったりというふうな方...全文を見る
○郡司彰君 今インターンシップというふうな話が出されました。考えやよしなのでありますけれども、これは通産省の事業として行っているわけですが、実際にどのぐらいの件数でどのぐらいの方がこの制度を使われていますか。
○郡司彰君 大臣、これ大事な事業だと思いますけれども、PRも含めてちょっと弱いんじゃないでしょうか。関東の中では、実際には千葉県が初めてだというふうなことでございますし、百七校というふうな数字を出されましたけれども、全体この事業にかかわる学生の数は非常に少ないですね、一つごとの取...全文を見る
○郡司彰君 定義がないということは、大体役所の方の流れからいくと施策もないということに結びついてしまうわけであります。それぞれの自治体が、大変財政事情が悪化をしている中で、全国に一万五千から二万人ぐらいと言われているこの人たちのところについて財政の面倒も見ているわけであります。 ...全文を見る
○郡司彰君 総理も大分この問題には関心を持っておられるようなことを伺っておりますけれども、総理のこれらホームレスの方々に対する考えをお聞かせいただきたいと思います。
○郡司彰君 最後の質問に入らせていただきます。  人権にかかわる雇用の問題でありますけれども、統一応募書類、これが使われて久しいわけでありますが、いまだに宗教とか信仰、家族構成を聞くような企業が多い。応募用紙が新しくなった、この意味を事実として認識していない、意味を理解していな...全文を見る
○郡司彰君 だんだん悪質化しているというか、潜行しているような感じがありまして、記入ということにはならないけれども、面接のときに聞くとか、そのようなところというのが一五・五%。東京都の調査でもかなりのところで出ているというふうなことでありますから、今、大臣が言われましたように違う...全文を見る
○郡司彰君 昨年の十一月五日、国際人権規約委員会によりまして最終見解が出されております、日本に対して。その九では、日本では人権侵害を調査し、申立人のための是正措置をとることに役立つような制度的機能が存在しないことに関して懸念を表明すると書いてあります。これは五年前の九三年にも勧告...全文を見る
03月04日第145回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  先ほど来の両先生のお話を貴重にお聞きしておりました。お述べになったこと以外にも大変お詳しいということですので、そのような観点から若干質問をさせていただきたいと思っております。  森本先生の方にお伺いをしたいと思いますけれども...全文を見る
○郡司彰君 今おっしゃってくださいましたようなことが大事なんだろうというふうにも思っております。  次に、同じく森本先生の方にお聞きをしたいと思いますけれども、今回の関連の質疑の中で若干薄い部門があるんじゃないか。それは例えば自治体や民間の協力というふうな関係でございますけれど...全文を見る
○郡司彰君 先生がお書きになった「新ガイドラインの読み方」という中に、今回のこの新指針に関しまして、日本の国益を一層追求すべきだったと思われると。しかしながら、この米軍の来援計画を明確にさせるなど、日本の利益を追求すべきであったにもかかわらず、日本の方は随分約束をしたけれども、米...全文を見る
○郡司彰君 時間がありませんので、最後にちょっと質問させていただきたいんですが、同盟を強化しなければならないというふうな記述がございました。世の常識として、一方が強くすれば反同盟の方も強くならざるを得ないというふうな作用が起きるんではないかというふうに思いますけれども、先ほど来B...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。
03月17日第145回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○郡司彰君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成十一年度総予算三案について、反対の討論を行うものであります。  我が国経済は未曾有の不況下にあります。景気をここまで悪化させた原因が政府の経済運営にあることは明らかであります。また、本予算案は、構造改革に...全文を見る
03月24日第145回国会 参議院 本会議 第10号
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○郡司彰君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  質問に先立ちまして、昨日、日本海において不審船二隻が日本領海を侵犯する事態が発生し、海...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○郡司彰君 民主党の郡司でございます。  私どもは、今、同僚委員の方からもありましたように、今回ちょっと拙速であったのではないか、それから今後の関税化の引き下げに対する担保というものがとられていないということで、この法案に対しては反対というふうな立場でいるわけでありますけれども...全文を見る
○郡司彰君 そこで、ただいまも岩永委員の方からもあったんですけれども、外務省の方にちょっとお尋ねいたします。  ルーズリーフ方式総合譲許表という中の七のところにいわゆる確認書が届くまでの手続が書いてありまして、いろいろ書いてありますけれども、最終的に可能であれば三カ月以内に、遅...全文を見る
○郡司彰君 この前の大臣の答弁の中で、甘いか、辛いか、しょっぱいかというふうなことがございましたけれども、今の話を聞いていましても、やはりちょっと甘かったんじゃないか。先ほどの委員の指摘にもありましたけれども、ここに至る間にそのようなことが起こらないような十分な説明なりというもの...全文を見る
○郡司彰君 これは、異議申し立て後の流れを見ると、六十日以内に解決できないときにはパネル設置というようなことになり、パネルの報告、それから上級の方に行くと最長で十八カ月間かかるというふうなことが予測されるわけでありますけれども、実際には十八カ月間の期間がありますと次期交渉に入って...全文を見る
○郡司彰君 今、話がありましたけれども、国内ではそういうような体制がきちんとできましたよ、しかし国際的には確認書が来ないと認知をされていない、そういうふうに一般的に言われるかと思うんですけれども、実際問題として、今までの話のやりとりを聞いていて、外務省としては確認書というのが予測...全文を見る
○郡司彰君 そのやりとりはこれまでも何回も聞いていたわけでありまして、いずれにしましても、国際的に一応認知をされるような状態になるのに、どの程度の期間で、どういうふうなことをやっていくという戦略があって、いろいろな国とお話し合いをするんだと思うんですね。それが最終的にはこの辺まで...全文を見る
○郡司彰君 今のことについて農水省としてはどのような戦略を立てて、どの程度の時期に確認書が届くようになるというふうにお考えでしょうか。
○郡司彰君 最後に、外務省に事務的なことをちょっとお尋ねしますが、確認書というのは日本に届くわけですね、事務局から。各国はそれをどのようにして知る形になるんですか。
○郡司彰君 確認書が届きますね、日本に。WTOと世界加盟各国の関係でいうと、ほかの加盟国はどのような形で知るんですか。日本から通知するんですか。
○郡司彰君 やりとりをしていてもよく腑に落ちないような形なんですが、ちょっと時間の関係もありまして、次に入らせていただきます。  MA米の関係ですが、一般とSBSというふうな形になっていて、全体が食糧庁の国家貿易ということになるわけでありますけれども、この中のSBS米の関係です...全文を見る
○郡司彰君 十二万トンまでふえてきて、こちら側からする目的の数量ぐらいまでになったというふうなことなんだろうと思いますけれども、いろいろ心配をしている向きもありまして、このSBS米というものが大分脅威になってくる可能性もあるのではないかというふうな論調もあるわけであります。  ...全文を見る
○郡司彰君 一方の一般輸入の方が数量的にはかなり多くなってくるわけでありますけれども、これもまた報道ですから真偽のほどは定かではありませんけれども、アメリカが今回の異議申し立てをしない理由には、どうもこのMA米で相当数量を確保している、昨九年度の実績でいうと五〇%、その前が四七、...全文を見る
○郡司彰君 また、ちょっと単純な質問をさせていただきますが、MA米の輸入国の中で中国が入っておりますね。このMA米というのはWTOの関係で、譲許というのは国際約束だと、私からすると、大体この代償かなというふうな意味でとらえているんですけれども、その中にWTOに加盟していない中国か...全文を見る
○郡司彰君 さらに、国論を統一して次期交渉に当たらなければならないというような考え方が当然出てきていると思うんですが、国論の中にもいろいろあるんだろうと思うんです。SBS米をもっとどんどんふやせということもあるでしょうし、国家貿易そのものを取っ払って民貿にしたらいいんじゃないかと...全文を見る
○郡司彰君 この前段、ウルグアイ・ラウンド交渉の際も、例えばほかの工業製品の見返りで米の問題、農業の問題が扱われ過ぎているのではないかという話がありましたし、これは事実かどうかあれですけれども、アメリカの精米業者協会のロビイストの資金も一部、日本の方から行っているんじゃないかなん...全文を見る
○郡司彰君 もちろん、自由経済の中でありますから、商社が何を考え何をしようということに対して、国、政府があれこれとということはわかるのでありますけれども、一方において、先ほども申し上げましたように、どうもほかの産業の犠牲に農業がなってきているんじゃないかという思いは相当強いわけで...全文を見る
○郡司彰君 今、御説明いただきました農業農村整備緊急対策事業、公共事業に当たるわけですね、これが大体六兆百億円のうちの半分以上、三兆一千億以上になるわけですね。どうも農家の方々なんかに話を聞くと、もう少し直接農家側にこういうものがあったというものを実感として余り感じられない、そう...全文を見る
○郡司彰君 個々の農家にとってみますと、実際には前倒しの議論が今出ておりますけれども、六年間のうちにやっていけるというふうな形になるのかなと、そういうふうな思いがあったわけです。今、ことしの四月一日から関税化という議論をしながらやっていってまだ残りがあるわけでありますけれども、今...全文を見る
○郡司彰君 これは農水省の統計の方の資料で見ると、現在、専業でやっているところは三百万をちょっと切るぐらいの収入、そのうち五十万ぐらいが農外だと。兼業の方は大体平均八百万近くの収入のうち、おおよそが農外収入だというような統計の数字が出ております。これを見ると、今の話はどうも素直に...全文を見る
○郡司彰君 そのような中で、先ほど答弁の中にもありましたけれども、新規就農者のための支援対策というものも行われているわけでありますけれども、大きくいうと資金の関係では就農支援資金、あるいは経営開始資金というふうな形でもって、それぞれ就農支援資金の方についてはこの数字を見ますと九年...全文を見る
○郡司彰君 こちらの方でお聞きしたかったのは、今そのようなことに取り組んでいらっしゃる、六百名のうちの五十名、これが多いか少ないかというのは非常に意見が分かれると思います。私どもからすると、六百名のうち五十名も就農されるというのはかなり高いのかなとも思ってしまいますが、いずれにし...全文を見る
○郡司彰君 三点お示しいただきましたけれども、そのとおりだろうと思うんです。  特に、技術がなくちゃいけない。そのために、例えば国の方でも、平成九年度でいうと将来、就農を希望する他産業従事者を対象とした短期研修に千二百名ぐらいが参加をしている、そういうふうな数字もございます。こ...全文を見る
○郡司彰君 実は、いろんなところへ話を聞きに行きますと、かなり専門的な方が多いわけでありまして、それはよくわからぬというような受け答えがあるんだということなんです。  先ほども言いましたように、細かく精通していないと補助金や何かを含めてなかなか引き出せないというようなことがある...全文を見る
○郡司彰君 今、心強い話を聞かせていただきました。婦人・生活課は大臣がおつくりになったということも聞きました。  言わずもがなだと思いますけれども、先ほどの就農支援とか何かも、何かしら頭の中で就農者というものを目をつぶって思い浮かべるときに、男の若い青年、男性をどうしても思い浮...全文を見る
○郡司彰君 時間が参りましたので、もう一つ本当は、CAPが一応の決着を見たということでありまして、どういう中身だったのかなということと、それから今後の日本の交渉に影響があるやなしやということについてもお聞きをしたかったのでありますが、時間でありますので、次回に譲りまして、終わらせ...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。同じように、さきに趣旨説明を受けました三法に関連して質問をさせていただきます。  まず、今回の三法でありますけれども、食料・農業・農村基本法の具体化にかかわる第一弾の審議だという論調もありましたが、この基本法にかかわる法案は今国...全文を見る
○郡司彰君 昭和三十六年当時の基本法論議、私は今になってお話を聞くというふうなことにしかならないわけでありますけれども、その当時、基本法の論議が十分になされて、その後に関連する法案が処理をされたというふうに聞いております。今回ちょっと手法が変わったのかなという思いをしているわけで...全文を見る
○郡司彰君 この後、会期の問題等、今回以降の基本法の審議入りについては理事会の方で十分検討をいただくことになるんだろうと思いますけれども、どうも私の単純な計算でいきますと、本当に基本法の議論が十分にできる時間というものがとれるのかどうかというふうな危惧をしてしまうわけでありますけ...全文を見る
○郡司彰君 法案の方に具体的に入っていきたいと思いますけれども、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律案、今の話の流れの中で、私自身は基本法の中の大事な分野になってくるんだろうというふうな思いがあります。  その思いからすると、今回の提案内容は、いろいろ大事なことがあ...全文を見る
○郡司彰君 今の御答弁の中にもございましたように、「持続的な」というのはこれからのキーワードになってくるというふうにも思います。  御存じのように、アジェンダ21実施計画の中で、土壌に関しては土地へのアクセスを向上させ、雇用を創出し、農村からの移住を減らすための包括的な地方政策...全文を見る
○郡司彰君 第一条の方で、「環境と調和のとれた農業生産の確保を図り、」という文言がありますけれども、いわゆるこの環境保全型農業をしっかりやっていこうというふうに理解してよろしいのではないかなというふうに思いますけれども、これまで土づくりというよりも肥料の施用によりまして収量増を図...全文を見る
○郡司彰君 局長、私の方はこの間の一連の、今回の法律も環境保全型ということが主眼だろうというようなことでございまして、これまでの肥料の製法だけを収量度の変化ということできちんともう一回うたうべきだと、そういうふうなことでございます。  それから、今ありましたクローバーとか燕麦と...全文を見る
○郡司彰君 先ほどもちょっとありましたが、環境保全型農業ということに関して、せんだって私の方で食糧法に関して大臣の方に本会議の中でも質問を行ったわけでありますけれども、環境保全型農業はコストが若干高くなる、その分については消費者にしわ寄せが行くような形ではなくて財政負担をしてはど...全文を見る
○郡司彰君 今の大臣の答弁の中でバックアップの施策というふうなこともございましたので、またそのバックアップの内容の充実が、お願いを後ほどもしたいと思いますけれども、生産者の方も当然これは努力をするという姿勢がその前提だというふうにも思っております。  先に進みまして、第三条の関...全文を見る
○郡司彰君 今、御答弁いただいたように、行政やら農業団体やらで組織をして事に当たるというふうなことはこれまで同様でよろしいのではないかと思いますけれども、この環境保全型という中にもいろいろありますけれども、ややもすると、私のところはそういう形でやっていますよ、隣はやっていませんよ...全文を見る
○郡司彰君 続きまして、肥料取締法の一部を改正する法律案の方に関連して質問したいと思います。  この肥料取締法、この後、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律案というものも出てくるわけでありますけれども、通常、個人で乳牛を飼っていらっしゃるとか、そういう場合に、当...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、一定の地域の中で顔見知りかどうかはともかくとして、いろんな近隣のつき合いという範囲内のそういったものに関しては大丈夫ですよと、そういうふうな理解でよろしいということですね。
○郡司彰君 一部の特殊肥料が普通肥料へ移行といいますか、登録制になるということでありますけれども、この汚泥肥料と特に重金属の関係でそのような配慮が今回なされているんだと思いますけれども、これはこれまでも流通はしてきた、生産がされてきたというふうなことだろうと思いますが、これまで土...全文を見る
○郡司彰君 重金属は、御存じのように、一回ごとのというよりは期間をかけての蓄積ということになるんだろうと思います。ちょっと事例としては別になりますけれども、ダイオキシンも含めて当初予定をされていなかったものが後になってということがあるわけでありますので、今回の法律が施行されるに当...全文を見る
○郡司彰君 それで、今回は業として行う方については結果として保証票をつける、そういうような形態になってくるわけだと思いますけれども、いずれにしましても品質もこれまで以上にきちっとした管理をしていただく、安全なものにチェックをしていただくということになるんだろうと思うんです。  ...全文を見る
○郡司彰君 法の趣旨からしましても、安価な供給対策というものが当然出てくるわけでありまして、そうしますと、今のところ二十キロで一円というようなことになると、当面それほどの対策ということには当たらないのかなというふうに思いますけれども、実際にやってみた中で、使う農家やそういう地域に...全文を見る
○郡司彰君 次に、家畜排せつ物の関連でありますけれども、先ほど佐藤委員の方からもありましたけれども、これは農家の方も何とかしなくてはいけないという思いは同じなんです。  これはどうかにしていかなければ大変だろう、その思いは同じなのでありますけれども、現在、構造あるいは管理に対す...全文を見る
○郡司彰君 今、構造的な面については二つ、それから管理の方で三つほど具体的に挙がりました。  例えば、堆肥舎の場合でもそうでありますけれども、コンクリートで下の方をやっていただく、側面もそうでありますし、屋根があればというふうなことになるんだろうと思います。これまでよく言われて...全文を見る
○郡司彰君 説明としては理解をしましたけれども、なかなか納得できないというようなところもあるのであります。  実は、この前提となりますそれぞれの農家の状況でありますけれども、例えば大臣よく御存じの北海道なんかはこれまでも負債の問題をどうするんだということが随分言われてきて、なか...全文を見る
○郡司彰君 今ありましたような数字になっていると、補助金の種類もたくさんあるわけですけれども、実際には担保がもうありませんよというようなところまでなってきているというのが多いんですね。例えば、五十頭とか百頭ぐらいでそれぞれ今回のものに照らして施設をつくりました。大体幾らぐらいかか...全文を見る
○郡司彰君 今、大体五十頭で七百五十万、肉用ですと二十頭で二百万ぐらいというような数字ですけれども、例えばこの前もちょっと北海道に行って見てきました。厳しいなという話を相当されました。例えば釧路湿原、ラムサール条約にかかっているところがありますけれども、そこでなさっている百頭のと...全文を見る
○郡司彰君 今の答弁、よくわかるんですよ。公共の下水道にというふうなことではなくて、下水道と同じような感じでもって、公の形でもって何とかできないか、そういうことなのでありまして、北海道や何かで下水道が牧場に全部来ているかというと、それはそっちの方が大変なことになるわけでありますか...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方から答弁がありましたので、それぞれの施策について何とか前進が図られるようにしていただきたいなというふうに思います。  最後になりますけれども、罰則規定がございまして、五十万円というようなことになっている。確かに、環境というふうな側面から見ればほかの規定の...全文を見る
○郡司彰君 できるだけというような猶予期間の話がありましたけれども、例えば五年とかというようなことを頭に置いてよろしいでしょうか。
05月13日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今回、提案されました二法に関しましてそれぞれお尋ねをしたいと思いますけれども、まず初めに大臣の方にお尋ねをしたいと思います。  沿岸漁業全体の中の養殖の比重がそれぞれ非常に高いものがあるというような御指摘がございました。それ...全文を見る
○郡司彰君 その中で、先ほど来ちょっと話が出ておりましたけれども、栽培漁業、この辺に対しての取り組みというものがさらに充実をされてもよろしいのではないかなというふうな思いがございます。その辺の、国としての施策としてお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
○郡司彰君 今回の法律の名称でありますけれども、持続的養殖生産の確保を図るというふうなことでございますから、この養殖の技術というのは、世界の中でも一部ノルウェー等を除いてはほとんどが日本の独自につくり上げてきた技術でありますし、その他の国で行われている養殖というのもほとんどが企業...全文を見る
○郡司彰君 局長の答弁でわかりましたが、以前に比べて現在はふえているというような認識でよろしゅうございますか。
○郡司彰君 今、局長の方からアコヤガイ等の話がございまして、二年ぐらい前だったと思いますけれども、テレビでもそういうことが報道されて、原因については、ホルマリンではないか、感染症であるらしいというふうな報道があったわけであります。  このホルマリンについては五十六年の通達で原則...全文を見る
○郡司彰君 そこで、全漁連の方と共同開発をした寄生虫駆除剤ということでマリンサワーSP30というのが今使われているといいますか、奨励をしておくべきだろうというふうに思うんです。しかしながら、このマリンサワーSP30にかわるホルマリンではないというような、そのようなものが一部出回っ...全文を見る
○郡司彰君 つまるところは、それぞれの経営体が厳しい環境の中で行っているわけでありますから、費用負担というところに一番の原因が出てくるんだろうと思うんです。  それで、このマリンサワーについてはそれぞれ需要との関係で値段も下がってきている。例えば、ホルマリンでありますと二千円な...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても、違法的なものについては厳しくやっていくのが当たり前でありますけれども、また反面、劇物医薬品でございますので、例えば漁協等で予約をして共同で購入し、一たん保管をして区分けをするというようなものについては一定程度理解ができるんだろうと思いますけれども、...全文を見る
○郡司彰君 そのような形で評価をしていただいて費用負担について考えていただくと。  これは昨年の九月でしたか、水害がございましたときに、大臣の方も速やかにそのようなものに対する補償も含めて支払いをやっていきたいというふうな答弁があって、それぞれ関係者については大分喜んでいただい...全文を見る
○郡司彰君 この法案については初めてですからまだそういう事例としてはないわけでありますけれども、同じような費用負担といいますか補償の関係でいきますと、おおよそ一年ぐらいかかっているのではないかなというふうな気がしておりまして、蔓延の方は迅速に抑える、費用負担についても迅速にできる...全文を見る
○郡司彰君 長官の方で臨機応変にできるということなので、額の問題についてはこれで終わりたいと思いますけれども、いずれにしましてもそのようなことが起こらないということが一番の眼目だろうと思いますから、それにかかわる研究その他については十分に行っていただきたいと思います。  あわせ...全文を見る
○郡司彰君 二百名強。先ほど言いましたように、この該当する四十県で全然いらっしゃらないところというのはつかんでいらっしゃるんですか。それとも、数の濃淡はあってもすべからくいらっしゃるんですか。
○郡司彰君 私の方は沿岸漁業に関する四十県で言いましたけれども、この二百名強というのは多分、全都道府県の試験場の数なんでしょうね。ですから、実際にはもう少し少なくなってくるのかなというような感じがしております。  先ほど言いましたように、沿岸漁業の経営体数は約四万戸強であります...全文を見る
○郡司彰君 今の長官の答弁の中にもありましたように、それぞれの意欲はお持ちの方は多いだろうと思いますし、自主的にという精神が生かされるような形にもなってくるだろうと思います。しかし、その思いと実際に物事を紙の上に活字にしていくという作業というのは、これはまたちょっと別なところもご...全文を見る
○郡司彰君 大臣の方から心強い考えを聞きましたので、できるだけそのような形での改善計画になるように御指導もいただければというふうに思っております。  さらに、先ほど来の質疑の中でもございましたけれども、この改善計画はおおよそは統一的な基準、しかしながらそれぞれの地域でもってそれ...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても、これからの時代でありますからこの問題を避けて通ることができない。そして、沿岸漁業そのもの、栽培漁業も含めて振興を図っていかなければならないわけでありますけれども、いかんせん経営安定ということが大事になってくるわけでありまして、この関係につきましては...全文を見る
○郡司彰君 そういう意味では一定の時間はかかるとしても、今後の長い目で見ての経営安定という観点から十分に検討をいただきたいというふうにも思います。  ちょっと個別の細かいことの話になりますけれども、例えば掛金の問題でいいますと、ある一定の事例に対してのみ掛金が掛けられるか。例え...全文を見る
○郡司彰君 長官も御存じのように、現在一つの経営体でもって、数は少ないかもしれないけれども品種を多くしてというところがふえてきているかと思いますので、そのような経営体として加入できるような、そんなことについても検討をいただきたいということでございます。  それから、この共済に関...全文を見る
○郡司彰君 続きまして、先ほど大臣から御答弁をいただきました逆な立場での観点でありますけれども、例えば今回のように沿岸漁場の中の養殖の部分でもって漁場を改善して今後とも適正な数量をやっていこう、結果として海も汚れないような形でもって持続的にやっていこう、海の段階でのところをきちん...全文を見る
○郡司彰君 大臣のお考えについては私どももよく理解のできるような形でお考えをいただいていると思うんですけれども、どうも一般的に見ますと、海の問題は海の問題、陸の問題は起こったときにそこで考えようというような形でもって、一般的に国民の間には縦割りというような感じでもってとられやすい...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方からありましたように、国内の漁業者はICCATの勧告等に基づいて大変な努力をして数量を制限してきているわけです。しかしながら、ほかのところが、台湾という名前が出ましたけれども、船籍を移しながらそういうところでとってくる。結果としては、台湾のマグロの需要とい...全文を見る
○郡司彰君 次に、漁船損害等補償法の関係についてお尋ねをします。  プレジャーボートの管理の関係についてのみお尋ねをしたいと思いますが、国の係留保管についての現行対策、運輸省、建設省、水産庁というそれぞれのところで連絡会議をつくっていらっしゃる。しかしながら、その取り組みの方法...全文を見る
○郡司彰君 そのようなそれぞれの対策を立てていただいているわけでありますけれども、現場のそれぞれの方の話をお聞きしますと、保管場所の確保という関係で、例えば建設省の方で車の車庫証明と同じような形でもって所有者の判明がきちんとできるようなことについて提案をいただいておりますけれども...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
06月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。午前中に引き続きまして、基本法の議論に入らせていただきたいと思います。  まず、大臣にお伺いをしたいと思います。三十八年ぶりの基本法の議論だということで、その間、ちょうど数字が同じように三八%自給率が下がってしまったというような余...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方から修正の内容について話をいただきました。先ほど、午前中の審議の中で、WTOといいますか新しい国際的な枠組みを決めていく中でこの基本法というものが急がれてきたのではないかというふうな話がございました。  振り返ってみますと、一九六一年の制定でございました...全文を見る
○郡司彰君 修正がありましたことについてのみちょっとここで触れさせていただきます。  報道によりますと、修正がなされたということでWTOの交渉により厳しさを増したというような発言があったやに載っておりましたけれども、この修正でWTOの交渉が厳しくなった、国内生産を拡大するという...全文を見る
○郡司彰君 それでは次に、現行基本法の評価ということで、午前中も議論がございましたけれども、私ども、常々これまでの農政をその都度振り返ってきちんと反省すべきところはすることによって新しいものが理解もされ、実行に移されるべきだろうというようなことを申し上げてまいりました。  平成...全文を見る
○郡司彰君 現行基本法の中では幾つか目的といいますか大きな柱があったわけでありまして、選択的規模拡大ということもその一つだったわけでありますけれども、一部畜産を除いては思うような進み方ではなかったと。原因については、土地の高騰あるいは機械化、化学肥料によります兼業化が要因になった...全文を見る
○郡司彰君 選択的規模拡大が思うように進まなかった原因の一つに土地ということが挙げられておりましたけれども、これからの新しい農業基本法の目指すものが、もしかするとまたいろいろな要因によって思うように進まないというようなことが出てくるかもしれない、その要因の一つにはまた改めて土地と...全文を見る
○郡司彰君 バブルの崩壊のときにも大分言われたことでありますし、日本の金融システムが間接金融に偏り過ぎているとか、ほかの国に比べて土地そのものが資産を生み出す風潮というものが余りにも強かったのではないか、それが結果として日本における農業のあり方についても影響を及ぼしたことは間違い...全文を見る
○郡司彰君 私どもは、一生懸命やってくださっているだろうということで、そのような全体像が明らかになるのを楽しみに待ちたいなという思いがあるわけであります。  若干この間の経過の中で、例えば新聞報道によりますと、このような事業がUR対策費で使われていいんでしょうかというような記事...全文を見る
○郡司彰君 本文の方に入っていきたいと思います。  三点の修正がなされたということでございますけれども、私ども民主党としましては、できますればもう少し議論を重ねる中でよりよい形のものがつくられればありがたいなというような思いがございます。  その一つに、私どもの和田委員が本会...全文を見る
○郡司彰君 もちろん、与野党での合意がなかったということで修正が成らなかったというわけでありますけれども、参議院の審議はきょうからでございます。きょうからの審議の中で、それぞれ各党がそのような認識に立ち至ったときには、改めてこの前文についてもお考えをいただきたいと思います。  ...全文を見る
○郡司彰君 続きまして、二条の方の関係でありますけれども、「食料の安定供給の確保」というところで、二行目に「将来にわたって、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給されなければならない。」というような文言がございます。  私ども、いろんな資料を見る中で国民の食料に対する関心は、安...全文を見る
○郡司彰君 良質という中に安全が包含されているということでございますけれども、良質ということで今思い出しますのは、居酒屋に行って例えば枝豆が出てくる、非常に形も何もそろっていて、そういうものが本当に多く出回るようになりました。この良質ということと安全というものが、それぞれの意識の...全文を見る
○郡司彰君 今、官房長の方からも十六条ということもございましたので、また後ほど触れたいと思います。  さらに、この二条の中には、これも既に私どもの共通の認識になっているかと思いますけれども、安定的な供給については、農業生産の増大を図ることを基本とし、これと輸入及び備蓄を適切に組...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方から最後の方でいただいた話で、今後の施策がより充実されるのではないかなという思いもしております。  さらに、輸入と備蓄の関係でありますけれども、輸入については、先ほど外貨の準備というものがいつまでこれほどあるというふうな予測が立てられるのかというようなこ...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても、これからの長い将来にわたっての基本法でございますので、そのような議論も重ねていただく中でよりよい形を見出していただければというふうに思います。  次に、自然循環機能の維持増進ということで、四条の方にも書かれておりますけれども、基本法の議論に先立ち...全文を見る
○郡司彰君 自然循環機能の維持増進については、私も本会議で食糧法の関係で質問をいたしましたときに、生態系というような観点も取り入れていくべきではないかというようなことを申し上げまして、それについては若干心強いような答弁もいただいたわけでありますけれども、この基本法の中に生態系とい...全文を見る
○郡司彰君 先ほども申し上げましたが、例えば日本の畜産の場合ですと排せつ物の管理法律ができ上がりました。その中で、堆肥化をするというようなこと、あるいは肥料取締法の中でもそれを業とする方々についての決まりができたわけでありますけれども、耕種農業と畜産というものの結びつきが日本の場...全文を見る
○郡司彰君 大きな工場、自治体もISO14000シリーズ等の関心も高くて、それぞれ取得をされているところもふえている。その中では、若干でありますけれども、食べ物、生ごみ等も含めまして堆肥等が出てくるというようなこともあるのかもしれませんが、数として少ないものでありましょうけれども...全文を見る
○郡司彰君 十年間で二千ぐらいの集落が消滅をしているということだそうであります。ちょっと古い数字で見ますと、二十年弱ぐらいで二千六百という数字がありますから、その後の十年間の方が多分消滅の度合いが早まってきているのかなという感じがいたします。  さらに、平場、中山間で都市部を除...全文を見る
○郡司彰君 今答弁いただきましたように、これまでと同じような形のとらえ方だけではなかなか難しいだろうと思います。  ちょっと三条の方に戻らせていただきますけれども、「文化の伝承等農村で農業生産活動が行われることにより生ずる」というようなことで、多面的機能の発揮の条項がございます...全文を見る
○郡司彰君 私もちょっとアクセスしたことがあったんですけれども、実はそのときに、そういうネットワークが広がってくる、そして登録をしていただいて、ピンからキリまでじゃなくて、こういうような基準でこのような料金でというような、その辺のところの指導についてももう少し行っていただければな...全文を見る
○郡司彰君 そこで、ちょっと逆のような話になってしまうんですけれども、先ほど多面的機能を農村の中でも生かしていこうということ、それから農用地の転用についてもそこのところは柔軟にというような話がございました。どちらの話も私はよくわかるわけでありますけれども、一方で農用地に指定されて...全文を見る
○郡司彰君 農村の関係につきましては、先ほど「文化の伝承等」という言葉もありました。これは私の考えたことではなくて、作家の司馬遼太郎さんなんかが言っておりますのは、文化というのは農耕民族の中で生まれてくる、これはやっぱり排他的ということがその文化の発祥のもとにはあるんだというよう...全文を見る
○郡司彰君 今検討中だということですからこれ以上は無理だと思いますけれども、いずれにしても今の商法の絡みでいくとそうそう簡単ではないなというようなところがございまして、しかしながらこれも先ほどと同じように偏ったような形で実質的に参加ができないというようなことになれば、また議論が出...全文を見る
○郡司彰君 三十幾つかのところで、そのうち七つか八つぐらいは島根県だろうと思います。島根県で一定程度成功しているところもあるということで見させていただきましたけれども、どうして島根県がうまくいっているのかなということになりますと、因果関係はそれだけではないと思いますけれども、島根...全文を見る
○郡司彰君 分権についてはこれからの議論の中でまた触れさせていただきたいと思います。  農地面積あるいは耕地利用率についてでありますけれども、先ほど来の議論の中からも農地面積が必要だということの議論がなされておりました。私も同様に、優良農地を含めまして優良ではないと言われている...全文を見る
○郡司彰君 全国にもいろんな意見がありまして、生産調整そのものをやめてしまった方がいいという意見ももちろんありますけれども、これはこれできちんとして残しておくことが日本のためにもなるんだというような議論ももちろんこれまでもあったわけであります。  いずれにしましても、さきの食糧...全文を見る
○郡司彰君 大豆の方の関係でありますが、先ほど官房長の方が別の委員の質問に答えられまして、日本は大豆は不得意だというような発言がございましたけれども、私はちょっと別なのじゃないかなという思いがあります。例えば、冒頭お話をしました六〇年の日米安全保障の交渉のときに岸総理が伺ったとき...全文を見る
○郡司彰君 それで、大豆についてもこれから自給率向上だけではなくて、大豆そのものの需要が大変あるということで、ふやしていこうということだろうと思います。  特に、大豆の場合よく言われますのは、品種、いわゆる種子をどのような形でもって開発をし押さえていくかということが、種子戦略と...全文を見る
○郡司彰君 当然、DNAといいますか遺伝子の組みかえということもその視野の中に入ってくるだろうと思いますし、研究の中にも当然そういうことも含まれてくるかと思います。遺伝子の問題についてはまた後ほどさせていただくということで、しかしながら開放系利用の研究その他については慎重にお願い...全文を見る
○郡司彰君 やむを得ないものがそうそう出ては困るわけでありまして、その辺のところについても今後厳しくチェックというよりは、計画段階そのものだと思いますので、お願いをしたいと思います。  次に、十六条関係、食料の消費についてお尋ねをいたします。  いずれにしましても、世界の中で...全文を見る
○郡司彰君 その中で、例えば外食産業そのものはここ一、二年減少ぎみだと。一方で、お弁当類を含めました需要は相当ふえてきている。  そういうような状況の中で、日本そのものは、昔から言われておりますように、私が住んでおります霞ヶ浦もそうでありますけれども、富栄養化というような形で国...全文を見る
○郡司彰君 今、答弁いただきましたように、設備は見に行ったところでは、通常のコストを計算したものよりそんなにべらぼうに高いわけではないんだけれども、でき上がったものをどうするかというのが、そちらが困るんだというような話がありましたので、その辺も今後検討いただきたいと思っております...全文を見る
○郡司彰君 時間が残り少なくなってまいりまして、大分残しているんですが、WTO交渉の対応について大臣にちょっとお聞かせをいただきたいと思います。  既に、七月には五カ国農相会議がカナダでしょうか、決まっているというようなことでございます。その中では次期交渉に向けての共同宣言が出...全文を見る
○郡司彰君 その中では、当然、緑の政策がどの程度、どこまでというようなこととか、見直しを含めてあるんだろうと思います。また、日本の論調の中では食料主権というような言葉が非常に使われるようになってまいりました。大臣には、緑の政策の見直しについてもしお話しいただければと、それから食料...全文を見る
○郡司彰君 ローマ宣言等にも大臣がおっしゃったような言葉の使い方がございますから、そのようなことだろうと思います。  時間がございませんので、次に構造改善局長にお尋ねをしたいと思います。  衆議院で私どもの鉢呂議員が質問をいたしましてその答弁をいただいた関係でございますけれど...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと時間がありませんので、この環境についてはできますればまた後ほど時間をいただいて質問をしたいと思います。  法制用語上というような言い方がございましたけれども、法制用語上というようなことでいえば、農水省構造改善局の中で、言葉として調和でありますとか保全でありま...全文を見る
○郡司彰君 また後ほど議論をさせていただきたいと思います。  それ以外にも、経営安定対策でありますとか中山間地の問題について質問をしたかったわけでありますけれども、次回に譲りたいと思います。
06月29日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○郡司彰君 時間がございませんので、簡潔に質問させていただきます。  一つ、坂本さんの方にお聞きをしたいと思いますが、以前同じ集落といいますか大潟のところで生産調整にかかわって意見が二分されたというような本を出されましたけれども、今現在、お互いどういうような形になっていて、それ...全文を見る
○郡司彰君 あと二分ほどしかございませんので、高橋さんの方に一言お聞きしたいと思います。  七人家族でということで、創意工夫がかなりなされている中でやってきているなと。そういう中で、いろんなところでお話しされていると思いますので、高橋さんと同じようなことで、ちょっと創意工夫しな...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
07月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  既に、中央公聴会あるいは総理への質疑が終わっている段階でございますので、これまで積み残した課題あるいは再度確認をしていきたい課題、そのようなことを中心に質問していきたいと思っております。  まず、大臣にお伺いをしたいと思い...全文を見る
○郡司彰君 外務省の方、いらっしゃっていますか。  WTOの交渉にこれから入っていくということになるわけでありますけれども、日本の場合には包括交渉あるいは一括受諾方式というようなことをEUともどもの形でもって今主張されているということを聞いておりますけれども、この包括的交渉ある...全文を見る
○郡司彰君 現在までに農業分野あるいはサービスということでお聞きをしておりますが、それ以外に今現在決まっているところの分野はございますか。
○郡司彰君 このサービスの分野も、内容を詳しく存じているわけではありませんけれども、日本にとって相当厳しい交渉になるような話を聞いております。  例えば、病院、介護の関係でありますとか、弁護士、会計士の問題も含めまして、日本としてはかなり守勢に回らざるを得ないような分野の中身が...全文を見る
○郡司彰君 改めて大臣の方にお尋ねをしたいと思います。  先ほど、大臣の方からもマスコミのというようなこともちょっと話がありました。冒頭、私がお願いをしましたけれども、もう少し具体的なものをわかりやすい形でもって国内にこういう交渉で農業は臨んでいるんですよということをできるだけ...全文を見る
○郡司彰君 次に、提案骨子の中にも、日本側のこれまでの主張でありましたけれども、農業の多面的機能というようなことがございまして、これが交渉のときの言葉ということだけではなくして、政策あるいは施策の中に十分に反映されるような合意形成なり認識の統一というものが当然必要になってくるだろ...全文を見る
○郡司彰君 先ほどの提案骨子を見させていただきますと、一つ目の「農業の多面的機能」の(1)のところに「農業は、」云々とありまして、最終的に、「すなわち多面的機能を果たしている。」というような文言で締められているわけであります。  前段、基本法に先立ちまして、環境三法と言われる法...全文を見る
○郡司彰君 ほとんど認識として近くなってまいりましたので、できますれば果たしているということではなくて、果たすことができるというふうにしていただく方がより適切ではないかなというふうに考えております。  それから、同じ八日のときに、構造改善局長の方からも、二十四条の関係で改めて考...全文を見る
○郡司彰君 ミティゲーションの三番の修正についても説明をいただきまして、いずれにしましてもこの修正というものが、場合によっては改善事業を行う工事用の資材等を置いたものをまたもとに戻すということの意味だけで理解をされているということになると、非常に狭まってしまうのかなということも考...全文を見る
○郡司彰君 次に、経営安定の関係についてお尋ねをしたいと思っております。  これから、基本的には価格の形成、需給という市場原理を活用する中で、生産者は情報を的確につかんで行っていくというようなことが言われてきたわけであります。どこの国もおおよそのところ、農業分野をできるだけ早い...全文を見る
○郡司彰君 要約すれば、いろんな要素を加味して決めてくれというようなことになるんだろうと思いますけれども、これから十分に検討しますということになりますと、せっかく基本法が決まる、その中で新しい形をみずからも見出そうとしている方々にとってまだまだ心もとないという感じがいたしますが、...全文を見る
○郡司彰君 さらに、所得を確保していくということが肝要になってくるかと思っておりますけれども、兼業の農家については、農外収入も含めて七百万を超えているのではないかというような数字が出されております。  一方、大型といいますか、専業で取り組んでいらっしゃるところの実態というものは...全文を見る
○郡司彰君 今、局長からありましたように、確かにこれは水稲でやろう、規模を拡大しようということでありますから、農地を取得した際の償還というものがかなりの部分を占めていることも事実であります。  先ほど申し上げましたように、稲作をやろうということで農地を拡大してきたけれども、今度...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  先立ちまして、七月の大雨の被害に関して質問をさせていただきたいと思いますが、まず冒頭、お亡くなりになりました方々に御冥福を申し上げ、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思っております。  私の方で今回取り上げたいと...全文を見る
○郡司彰君 被害額ということで二億七千万ということは、交付された補助金についてはおおよそこの半額ということでよろしいんでしょうか。それとも二億七千万が交付された金額でしょうか。
○郡司彰君 昨年の質問の中で、海岸に砂が大変付着をしている、塩分等の問題もあるということで、そのまま焼却処分に今の処理施設でいくといけないということで、技術的にもちょっと検討をしようか、指導もしようかということがございました。  結果は、昨年、どのような形で処理をしたかというこ...全文を見る
○郡司彰君 ことしの雨量は昨年よりも少なかったということもありまして、漂着をしたごみといいますか、廃棄物の総量も少なくなっているのでありますけれども、実際にはその数量は少なくなっているのでありますが、昨年よりも処理のコストはことしの方が相当かかるだろうというふうに言われております...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  それで、問題は、昨年もそうでありましたけれども、ことしも茨城の海岸に非常に多く流れ着いている。これは全国的にそのような形がどこにでも見られるかというと、必ずしもそうではないのではないかなという感じがしまして、こうした被害の起こる地域という...全文を見る
○郡司彰君 今、長官の方から間伐等についても言及をされまして、実は写真がありますけれども、(資料を示す)大体こういうような感じに海岸がなるというふうなことでございます。今、長官の方から言われました山の状態がどうなっているかということについても、私もちょっとこの間のところでさらっと...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  昨年の水害以降、建設省の方でも大変な努力をされておりまして、用地買収その他が非常に進んできております。そういう意味では努力に対して感謝を申し上げたいと思いますけれども、河川そのものが長い流域でございますので、それぞれ地域の住民の方に愛され...全文を見る
○郡司彰君 大分考え方が環境というものに意を用いたように変わってきているということがわかるわけであります。昨年の復旧事業に関しましてのパンフレットの中で、「自然豊かな川づくり」ということで、このような川があればいいなというようなイメージ図が出ているわけであります。  実際問題、...全文を見る
○郡司彰君 強化をするという目的、その上に土壌を積み上げることがより強化というような面で大事だということと、環境がちょうど合うんだという話なんだろうと思いますけれども、厳密に言いますと、間にあるコンクリートというものが本当に生態系ということでどうなのかということの研究もあわせてお...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  建設省、厚生省の方についてはこれで終わります。  次に、農振法の関係で質問をしたいと思いますけれども、大臣の方からの提案説明をお聞きいたしまして、補足説明についても読ませていただきました。基本的には新農基法あるいは地方分権一括法、これら...全文を見る
○郡司彰君 分権法との関係は。
○郡司彰君 承認、認可から協議、一部同意つきの協議ということに変わったという趣旨については理解をいたしました。  それで、地方分権の関係からいいますと、今回の形はあるべき姿に近づいたんだろうと思っておりますけれども、一方、農地を確保していくという国の意思がこれまでもややもすると...全文を見る
○郡司彰君 地方分権推進委員会の中間報告では大きく三つほどの指摘がされておりまして、その一番目に総合的な土地利用計画が欠如しているのではないかというような指摘がございました。もちろん、このいろいろな関係の中で、先ほども述べましたように、錯綜し重複をしている中での関係でございますけ...全文を見る
○郡司彰君 基本計画の中で今後の自給率を定めていこう、伴って、主要作物の作付面積でありますとか、農地の数量が結果として出てくるだろう、単純にそれだけで出るということにはならないわけでありますけれども、そのほかに耕地の利用率の問題、この三つぐらいが重なり合ってそれぞれの関係を持ちな...全文を見る
○郡司彰君 その中で、農地の面積が、ピーク時六百九万ヘクタールから、現在四百九十一万ヘクタールに三十七年間で百十六万ヘクタールぐらい減ってきたというような数字が出されておりますけれども、これは必ずしも百十六万ヘクタールが消滅をしたということではなくて、その間、国の方でも努力をしな...全文を見る
○郡司彰君 今この農振法の議論をする中で、先の話を予測するということは非常に難しいんだろうと思いますけれども、いろいろな資料等には、この先二十年、三十年先になるとかなり農地が減少をしているのではないかというようなことで、おおよそこのぐらいになると。例えば、二十年を経る中で四百万を...全文を見る
○郡司彰君 これまでは長い期間に百万ヘクタールほどの造成をしてきた。しかし、国土のこれまでの利用状況その他を見ますと、そうそうこれから先、造成可能地というのは多くあるだろうということにはなりませんし、まとまった形での造成というものも非常に困難を来してくるんだろうと思います。そうい...全文を見る
○郡司彰君 全体で三万ヘクタール、うち国、地方で五千ヘクタール、この数字が多いのか少ないのかということの評価もそれぞれあると思いますけれども、私は必ずしも少ない数字ではないというふうに思っております。  あわせまして、公共用地として転用した以外の、それに関連した隣接したところの...全文を見る
○郡司彰君 実は、基本法の議論のときにもちょっとお話をさせていただきましたが、基盤整備事業その他を行ったところ、八年を経過してというようなことがあったろうかと思います。  私は、今のような国の農地の状態を考えるときに、八年というのは短過ぎるのではないかな、もう少し長い期間、国と...全文を見る
○郡司彰君 私も、八年たてば全部そのような形になっているというようなつもりで言ったわけではなくて、規定として今、八年というような数字が出ているけれども、せっかく国として行った農地を転用するというのは、よほどのことがなければということで、今、局長の方からも同じような形がありましたけ...全文を見る
○郡司彰君 時間がないので次の方に入らせていただきます。  七月十四日に経営構造対策研究会が行われ、三十日ごろまでには答申なんでしょうか、が出るというようなことが新聞の報道にございました。これによりますと、これまでの構造改善事業を廃止して経営構造対策事業の方に切りかえるというよ...全文を見る
○郡司彰君 終わります。ありがとうございました。
08月04日第145回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。時間が大変押しておりますので、直截な言い方があるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。  冒頭、大蔵大臣に、これはちょっと通告をしておりませんでしたが、昨日からの動きの中で、日米の蔵相の間で電話での会談といいま...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  続いて総理の方にお伺いをしたいと思います。  この間、二日の衆議院の予算委員会の中でも、大蔵大臣の方からペイオフに関しまして解禁後のセーフティーネット、今秋口にはガイドライン的なものも明らかにする旨の答弁をいただいておりますけれども、先...全文を見る
○郡司彰君 続いて監督庁の方にお聞きをしたいと思います。  一九九三年、平成五年でありますけれども、日債銀の組織の変更がございまして、七月十二日から新たに営業第九部というのが設置をされたというふうに資料の方で目にするわけでありますけれども、この営業第九部というのはどのような目的...全文を見る
○郡司彰君 この九二年の段階から九三年にかけては、当時の日債銀が、例えば副総理でありました自民党の金丸信さんのワリシンの問題でありますとか、あるいは福島交通グループの関連をもとに、世上大変風当たりが強かった。九三年一月には窪田氏を顧問として、さらに六月には頭取ということで就任をさ...全文を見る
○郡司彰君 窪田氏が元大蔵省におられた方だということも、これは当然なことでありまして、日債銀の方のそうした問題を何とか手伝ってくれないかという話がそれなりのところからそれなりにあったんだろうと思うんです。その場合に、今日債銀が抱えている問題というのはここが中心ですよということにな...全文を見る
○郡司彰君 繰り返しになりますけれども、そこのところが一番当時の日債銀にとっては大事な仕事だろうと。それを行うために設立をされた部の内容についていささかも存じないというのは、これはちょっとまずいのではないかなという感じがします。  この後、実際にペーパーカンパニーがどんどんつく...全文を見る
○郡司彰君 既にCSFBも含めて行政処分等が出ておる。しかもきょうはその経過等について何が問題であったかということを審議をするというふうな場で私どもは臨んでいるわけでありますけれども、もう一回きちんと答弁をいただきたいと思います。
○郡司彰君 結論から言うと、そのような部署ができたということは私自身は悪い形ではなかっただろうと思うんです。不良債権を処理していこう、マイナスイメージを払拭するために頑張っていこうというような部署として設立をされたんだと思っております。  しかし、実際の不良債権処理の回収に当た...全文を見る
○郡司彰君 承知しておらなくては困るわけでありまして、改めて、この第九部というものが設立から現在に至るまでの流れについて、後ほど資料等お渡しいただけますでしょうか。
○郡司彰君 ちょっと時間がなくて先に進まざるを得ないような時間でありますけれども、先ほど申し上げましたクレディ・スイスとの取引がいつから始まったかということについては、それだけは教えていただけますか。
○郡司彰君 なかなか審議として深まっていかないような感じのする答弁なのでありますけれども、次に、法務大臣の方にお伺いをしたいと思います。  長銀と日債銀が相次いで長期信用銀行の三つの中でこのような形になった。資金量その他からいいますと、長銀よりも先に日債銀の方がそういう形に至る...全文を見る
○郡司彰君 午前中にも別なところで同じような答弁をお聞きいたしましたけれども、まさに法務大臣的な答弁なんだろうと思います。  それで、私も、この今おっしゃったことをそのまま素直に受けておきたいと思います。その上で、もう一つ、国民の間にいろんなうわさが出ておりますのは、そういう情...全文を見る
○郡司彰君 午前中も福山議員と大蔵大臣の間で裁量行政のことについてもお話がなされまして、それについては改めて質問をするということは控えたいと思っております。  宮澤大蔵大臣、前回九二年、総理大臣の当時にも実は既に公的資金投入論を展開されていたのではないかというふうに思っておりま...全文を見る
○郡司彰君 柳沢大臣の方にお尋ねをしたいと思いますが、手にしました本のコピーの中で、七月一日、日銀理事の増渕大阪支店長が大阪の方で講演をされた内容というのが載っております。「金融機関のなかでは「東京三菱銀行でも、JリーグにたとえるとJ2クラスにすぎない」と指摘。そのうえで「国際業...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
10月20日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 閉会後第1号
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○郡司彰君 民主党の郡司でございます。  私も、被曝に遭われた方の回復、それから地元で本当に献身的な努力をされてこられました方々に敬意を表しまして、まず冒頭お伺いをしたいと思います。  今回の事故のレベルにつきましては、暫定で四というような発表がございました。その後、現地にお...全文を見る
○郡司彰君 今のお答えですと、あくまでも現在はレベル四、評価委員会の方の作業が終わった段階で幾つになるかは今のところ予断をもって答えることはできない、そのようなことでよろしいですか。
○郡司彰君 これは報道ですから科技庁の方で知らないと言えばそのことなんでしょうけれども、例えば安全文化の欠如というようなことがその際には問題になるのではないかというような報道がございました。安全文化というようなことを素直に受け取れば、これまでも話がいろいろ出ましたけれども、特に日...全文を見る
○郡司彰君 今モラルだけではなくて、制度的にも携わる方々がきちんとその安全教育を徹底しなければ従事できないということが必要だろうと思いますので、そこのところについてはどうでしょうか。
○郡司彰君 私は実はこの間の十キロの退避勧告を受けた中に住んでおりまして、常日ごろ、そこではありませんけれども、いろんなところの事業所で働く方々と話をする機会があります。その中で、通常社員と呼ばれる方、あるいは作業員と呼ばれる方、いろいろあるわけでありますけれども、本当にふだんか...全文を見る
○郡司彰君 時間の関係で次に入ります。  対策本部がそれぞれ科技庁あるいは政府の中にも設置をされました。また、現地におきましても村、県の方で設置をされたわけでありますが、そこの情報伝達についてはいろいろこれまでも議論がなされたことと思います。私どもも実際にその現場におりまして感...全文を見る
○郡司彰君 村長の措置は結果として妥当であったろうと私自身も思っております。しかし、そういう判断を一村長がせざるを得ないような状況に追い込んだというのは、これは別問題でありまして、そこのところがやっぱり今回問題になってきている。  例えば、私は十時半に家におりまして、屋内に退避...全文を見る
○郡司彰君 今回のようなことは想定をしていなかったので、例えば明確な因果関係でありますとか物的なとか、そういう損害があるなしにかかわらず一定程度柔軟に考えていこう、そのような考え方を政府の方でもお持ちではないかと思います。地元の方は、損害のアンケートは出したけれども、いつどこから...全文を見る
○郡司彰君 ジェー・シー・オーの責任は免れないだろうと思っております。その必要な損害賠償も行っていただきたい。しかし、地元の声は、これは国も責任を逃れることはできないという声もありますので、十分にそこのところを考えていただきたい。  それから、先ほど福山議員の方からも、今回の事...全文を見る
○郡司彰君 時間がありませんので簡潔にいたしますが、今回の避難の関係につきましては、例えば、よしんば三百五十メートル以外のところまで避難というものが広がった場合でも、実は職業の種類によりましては避難ができない人たちが職業的にたくさんいらっしゃいます。例えば役場の方でありますとか、...全文を見る
○郡司彰君 時間がありませんので、次に移ります。  最初に三十五分に事故がわかった、そして四十五分には救急車が到着をしているわけであります。この時点で第一報がそれぞれのところに流れていて、十一時十五分、臨界事故の可能性あり、二名が被曝し、救急車にて原研診療所、それを消してあって...全文を見る
○郡司彰君 時間がないので最後にしますけれども、初めに救急車を呼んだときには急病だということで言って、後から救急隊員の方は、急病だと言うからそのままの格好で行った、事故ならばそれなりの支度をして行ったというふうなこともございました。しかしながら、いずれにしてもこの三名の被曝に遭わ...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  きょう午前中、衆議院の方でも質疑が行われておりましたので、私どもの同僚の小平議員が質問をした内容については重複を避けていきたいと思っております。それから、委員会の持ち方が変わりましたということでございますので、私どもの方も玉...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても二〇〇一年からは変わらざるを得ない。  そして、この新しい政策審議会につきましては、定数についても決められていたわけでありますから、当然これまでの米価審議会と同じような形になるということにはならないんだろうと。どういう形で持っていくのかということに...全文を見る
○郡司彰君 先ほど岩永議員の質問の中でも、来年の時期の問題、国会の審議との関連の問題についてもありましたけれども、早晩、二〇〇一年ということになりますともう間は一年しかないわけでありますので、これは先ほどの答弁よりももっと踏み込んで、今現在きちんとこういう検討をしているということ...全文を見る
○郡司彰君 大臣の今の説明についてはよく理解をいたしました。私の方は、本来、農業というのは生産、消費、廃棄というものが工業製品その他のものに比べて地域でもって完結をできるということで、これからの社会のためには優位性を持っているんだろうと、そういう観点も入れて進めていただきたいとい...全文を見る
○郡司彰君 通告をしていないことに関しまして、大変細かく御説明いただいてありがとうございました。  実は、今、大臣の方から、最後の方にもありましたけれども検討をされていると、そのような発言がございまして、一部報道等にも出されているわけであります。  私は、決まった形の分母分子...全文を見る
○郡司彰君 次に、農地が減少しているということについてお聞かせをいただきたいと思いますが、昨日の衆議院の大臣の答弁を聞いておりましても、造成に関しては相当やっていこうという意欲が強いんだということはわかりました。そして、統計速報の十一年耕地面積という資料をいただいておりますので、...全文を見る
○郡司彰君 続いて、大規模な専業農家がもしかして離農ということもあるんではないかということについては、農地の価格がずっと低落が続いている、そのような原因も一方であるのかなというふうに思っているわけであります。  今年度の三月末現在の田畑の価格と小作料ということでの発表がありまし...全文を見る
○郡司彰君 検討をいただいて果敢な政策を出していただかないと、先ほど言いましたように別な意味での耕作放棄地が相当出てきてしまうのではないか。  それから、要望として二点ほどしておきたいと思いますが、一つは、認定農家の審査といいますのがあるわけであります。これは、基準に基づいて審...全文を見る
○郡司彰君 できますればきょうは大臣とお話をしたかったのでありますが、今、次官の方からも答弁をいただき、できれば大臣の個人的な考えでも結構ですからお聞きをしたい。  今ありましたけれども、今の状況が、今説明をされた日本の考え方が世界の多くの国の中で理解を得られるかどうかというこ...全文を見る
○郡司彰君 大臣のお考えはわかりましたし、私自身の考えも今申し述べました。それについては、今後とも日本という国が、よく日本はほかの国と仲よくやっていかなければならない、仲よくやるというのは、上に立ってそういうものを管理するような形でもって本当に友好ということが言えるのかどうか。私...全文を見る
○郡司彰君 最後に、東海村で起こりましたウラン燃料加工施設の事故に関しまして、農水産物に対しても風評被害ということが大変出ているということになっているわけであります。  一つ初めにお聞きをしたいと思いますが、農林水産省の中にも事務次官を本部長とする対策本部がつくられたということ...全文を見る
○郡司彰君 地元のそれぞれの農産物の被害状況一覧表をいただいております。大変な額になっているわけでありますが、地元の方はこの所轄が科技庁ですよとか通産省ですよとかは余り関係ないんです。国というふうな形で見るものですから、農水省も国ですよと、これは当然そうなるわけであります。  ...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  シアトルの閣僚会議は、結果として宣言案を採択できずに終わったわけでありますけれども、今、大臣の方からも多面的機能という言葉がありました。このペーパーに文言が入らなかったというような状況の中で、宣言が採択をされなかったというと...全文を見る
○郡司彰君 その中で米国は、ビルトインアジェンダという考え方に立てば今回の合意がなくても交渉が始まる、そのように主張をしているわけでありますけれども、この主張に対して日本政府としてはどのように対応するつもりでしょうか。
○郡司彰君 日本はかねがね包括交渉、一括受諾方式ということを主張してきたわけでありますから、この考えに立てば、今回のアメリカが主張するような形でもって次期交渉に入るというのは芳しくないのではないかなというふうに思っております。  それで、外務省あるいは農水省、そして通産省とそれ...全文を見る
○郡司彰君 これは大臣に要望でありますけれども、それぞれのところがこういう報告を出すのは結構だと思うんですが、できますれば、日本の国がきちんとした考え方に基づいてそれぞれの省庁が行動するという観点からすれば、誤解を招くような文言についてはできるだけ精査をした上で、三省庁がきちんと...全文を見る
○郡司彰君 次に、生物特許の関係につきましてお聞きをしたいと思いますが、さきの委員会の中でもTRIPS二十七条の関係についてお話をさせていただきました。基本的には世界の飢餓状況というのは増大の傾向にありまして、なおかつ持続可能なということが基本に置かれるということになれば、生物特...全文を見る
○郡司彰君 できるだけ効率性だけではなくて透明性が確保される立場で、日本の方の交渉に当たっていただきたいというふうに思っております。  それから、NGOが大変多く参加をされて、事の結果によりましてよしあしの判断が相当出てくるんだろうと思いますけれども、日本の国からも、数、団体、...全文を見る
○郡司彰君 終わります。