郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○郡司彰君 委員派遣の御報告を申し上げます。  去る二月十九日、佐賀、長崎両県におきまして、有明海ノリ被害等の実情を調査してまいりました。  派遣委員は、太田委員長、岸理事、三浦理事、谷林理事、岩永委員、風間委員、須藤委員、三重野委員、岩本委員、そして私、郡司の十名でございま...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  大臣にはさきに所信を説明いただきまして、まずそれの質問をするのが順序だと思いますけれども、きょうは前例にしないという形、日程の中でのことでございますので、委嘱について質問をさせていただきたいと思っております。  まず、一月...全文を見る
○郡司彰君 メリットということでお話をいただきました。  ほかのところが、時代の要請もあったんだと思いますが大幅な再編統合があった。農林省としてはこれがなかったということについて、何かデメリットと思われるようなことはございますでしょうか。
○郡司彰君 実は昨日、ヒアリングを行った際に、おおよそ今のようなメリット、デメリットについての答弁があるのかなというふうに私自身も考えておりました。といいますのは、私自身の中には、メリット、デメリットというような言い方しかしておりませんのでそのような答弁になるだろうと。  ただ...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  今の大臣の答弁、それから副大臣、政務官、それぞれ大変重要な話が含まれていたのではないかと思っております。  私は、当初の質問のときにそのようなお答えを実際は本当はいただきたかったなと。多分、答弁からすると一番最初のような答えが来るだろう...全文を見る
○郡司彰君 大分頭の中が整理ができるようになりましたし、それが機能することによって、その方が新しいメリットとして一番のものかなというふうな考えがありますので、ぜひ今のような形でお願いをしたいと思います。  それから、新しい基本法に基づく施策というものはもう既に始まっているわけで...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  今まで多くの方と話をされる中で、どうも特殊のケースだよというようなニュアンスの言い方がされたりしましたけれども、今、谷津大臣の方で極めて明快にそういうところがあったということを踏まえてでございますから、今後期待をして、そのような人事の配置...全文を見る
○郡司彰君 続いて、非公共の部門についても同様にお話をいただけますでしょうか。
○郡司彰君 このURの関係については、まさしく前回のウルグアイ・ラウンドの決着のときに政治的な判断でもって予算としてされたものだと思いますので、国会としてもやはり検証することをきちんとやらなければいけない、そのように感じている次第であります。  それで、農水省の方も中間を含めて...全文を見る
○郡司彰君 以前に金田政務次官のときでございましたが、答弁の中で、報告については官房のしかるべく部署ということでありますから企画評価の方で行っているんだと思いますが、これも国会に対しましてもその都度遅滞なく報告をしたいというような話がございました。  私の方が勉強不足だったのか...全文を見る
○郡司彰君 時間のかかることもありましょうけれども、若干中間の評価等を行っているものもその都度私どもも目にしながら検証をしていきたいなということでございますので、計らいをお願いしたいと思いますし、それから、どこでどういう事業をやっているかという一覧のようなものが私どもではよくわか...全文を見る
○郡司彰君 済みません、今の答弁、私も、ホームページは今度一月から変わって、またホームページの内容も変わったことも含めて見ておりますが、これまでの事業の箇所づけと事業規模、それを一覧表で出していただければありがたいなというふうなこと、そのことについてはどうなんですか。
○郡司彰君 ありがとうございます。  それによって、私はやっぱり、冒頭申し上げましたように、期間を区切って、地域を区切って集中的に効果を上げるという目的でございましたので、それに沿ったような結果が出ているかどうかを私どもとしても十分に検討をさせていただきたいなというふうに思って...全文を見る
○郡司彰君 中身について、特徴的なことを。
○郡司彰君 続きまして、この基本法の中の八条に該当するということになるかと思いますけれども、各都道府県、地方の自治体もそれぞれ目標とするものを定める、策定をするということになっておりますが、こちらの方の進捗状況についてお知らせいただきたいと思います。
○郡司彰君 今、局長の方からお答えをいただきましたように、一覧としてもいただいておりまして、例えば中には、私も目にして思ったんですが、七年ごろに既にでき上がっているんですよというふうなところもあって、これはおおよそ時期の問題ではなくて基本法にのっとった趣旨で作成をされていればそれ...全文を見る
○郡司彰君 それぞれ今までと同様の、あるいは特定に大豆や麦ということも含めて取り組む、あるいは農地を確保するとか利用率を上げるとかいろんなことがあると思いますけれども、私は谷津大臣に期待をしたいのは、これまでと違って、JAS法の四月からの施行もございますけれども、環境保全型という...全文を見る
○郡司彰君 私は農業は、日本の国においてもほかの国においてもそうでありますけれども、基本的に国が一定の保護を行わなければならない産業だというふうに考えておりまして、その保護を行うについては、だから理解を得なくてもいいんだということではありませんので、幅広く理解をしていただく取り組...全文を見る
○郡司彰君 今そのような状況になっているわけでありますけれども、当時問題になりましたのは、では地元の振興はどうするんだと、工事がこれまでになかったような形でもって中断をする、それに伴う振興ということでございましたけれども、第一次の振興策については既に国の方に提出をされ、国の方もそ...全文を見る
○郡司彰君 それから、一部の市民あるいは松江市もそうだというふうに聞いておりますけれども、堤防を開削していただきたいというような要望もあるそうでありますけれども、これは時といいますか地域によっていろいろ、功罪ということの表現がどうかと思いますけれども、効果がこういう面で出るよと、...全文を見る
○郡司彰君 大臣にお聞きをしたいと思いますが、土地改良法の改正案も提案の準備をされているようでありますけれども、いずれにしましても、この土地改良事業は干拓にかかわっては当初から受益者がいるわけではございませんから申請によらないという形になるんだと思います。申請によらないこうした事...全文を見る
○郡司彰君 例えば今の答弁の中で、改正案の中、これは申請によるものについてはそうでありますけれども、よらないものがより問題であろうと思うんですね。その辺のところはどうなっているんでしょうか。
○郡司彰君 時間がありませんのでまたそれは改正案の審議のときにもさらに行っていきたいなというふうに思います。  最後になりますけれども、今のお話をお聞きしますと、大臣は中海についても決断をなされたと。今回は有明海についてももし決断をなさると、干拓工事中止の大臣というようなことに...全文を見る
○郡司彰君 次回の委員会がございましたときに改めてこの有明問題は細かく質問をさせていただきたいと思います。韓国の方でも始華湖の例もございまして、結果がどちらにしても一朝一夕に出るわけではございませんので、慎重にこれからも検討していきたいと思います。  以上で終わらせていただきま...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  きょうは大臣所信に対するということでございまして、私、大臣のホームページやら可能な限りで大臣の発言をなさっている雑誌等も読まさせていただきました。特に意を強くしましたのは、環境問題に前々から非常な関心を持っておられまして、そ...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  今の大臣からの話がありましたように、大変教育の面でも有効な場所だと思いますし、それと同時に、大変人手がかかるというような場所でございますから耕作放棄地がふえているということもあるんだと思います。  今後、意外と都市部にも近いところにも存...全文を見る
○郡司彰君 大臣、プライベートのことで恐縮でございますが、釣りはお好きでございましょうか。子供のときからおやりになっていましたでしょうか。
○郡司彰君 今、大臣からのお話の中で、釣ったときの手ごたえ、これまでの在来の魚と違って非常に感触があってスポーティーなものだというような話がございました。  私は、そのこと自体は釣る方にとっては非常な楽しみなんだろうと思いますけれども、それとあわせまして、今大臣がおっしゃったタ...全文を見る
○郡司彰君 先ほどの大臣の話の中に、どうも在来の小魚を相当食べているんではないかというような話がありました。生態系を乱しているんではないかという意見がある一方で、それはずっと昔から積年で考えるとそういう流れとしてかかわらずあったんだと、いわゆる外来魚が在来魚を駆逐しているという意...全文を見る
○郡司彰君 今まで長い間かかって日本の湖沼、河川にすむ魚も含めて、絶妙にその食べる、食べられるという関係をバランスとして保ってきたんだろうと思うんですね。ですから、直接バスが小魚を食べるということもあったかもしれない。そのことによって、全体のバランスが崩れることによってレッドゾー...全文を見る
○郡司彰君 それから、最近、水温が低いところでは生息が難しいと言われていたコクチバス、一九九一年に日本に入ったというふうに言われておりますけれども、これも約もう三十県に近い府県までふえてきたということなんです。  例えば、関東のところで今せめぎ合いというものが行われているそうで...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても、生態系に多大な影響を及ぼすだろうということは予測をされるわけでありまして、私自身は、生態系の観点からすみ分けということよりも、基本的に駆除をするという形でもって臨んでいただきたいと思います。大臣の決意を聞かせていただきます。
○郡司彰君 続いて、家畜伝染病についてお尋ねをしたいと思いますが、口蹄疫がまた英国でもって非常な広がりを見せているというようなことを聞いておりまして、三月二十四日には政府としても、農水省としても新たな対応策を行っているというふうに聞いております。その内容についてお聞かせをいただき...全文を見る
○郡司彰君 それから、同じ家畜伝染病の中で狂牛病の関係でございますけれども、この関係についても二〇〇一年一月一日から新しい体制に入っているという形で、おおよそこれによって日本の場合には狂牛病に対する対策としてはほぼ万全ではないかというような形で言われておりますけれども、この内容に...全文を見る
○郡司彰君 今、そのような対策をとっていて、日本の場合には大丈夫だろうというふうに言われているわけですけれども、一方で百万人に一人ぐらい、これは牛肉を食べたか食べないかにかかわらず、例えばクロイツフェルト・ヤコブ病という、そういう症状を出される方がいるということであります。  ...全文を見る
○郡司彰君 いわゆるミート・アンド・ボーンミールとか、そういう形のものでもって、EUを初め大変に今パニック状態にもなっているような話も聞いているわけでありまして、既にこのイギリスなどでは八九年あたりから内臓に関しては食用を禁止するというようなことになっているわけです。  日本の...全文を見る
○郡司彰君 潜伏期間が十年とも二十年とも言われておりまして、その辺のところについては、今回の措置以前のものについて、日本にはそういうものはないんだろうかというようなことを心配されている方がおりますし、また、私が聞いたお医者さんの中に、例えば日本の歯の治療のときに、それからとった関...全文を見る
○郡司彰君 この狂牛病なんですけれども、例えばイギリスからほかの国にうつっていったような形跡が非常に強いわけでありますけれども、同じこのイギリスで見ましても、グレートブリテンというところで十六万五千ぐらいのBSEが出ている。一方の同じ英国の北アイルランドで見ますと千七百ぐらいしか...全文を見る
○郡司彰君 一月一日以降の体制についてもかなり厳しくとられていると思いますので、国内において狂牛病を知る対策をきちんと行わなければいけないということとあわせて、国内のものについては今そういう可能性がないんだというようなことをあらかじめ知らしめておくようなことも考えていただきたいと...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の最後のころにありましたが、財務省あるいは経済産業省ですね、この辺のところとの十分な意見の調整をしなければいけないということでございますが、この二つの省庁と打ち合わせをするべき意見の一致をしていない部分というのは今どういうところでしょうか。
○郡司彰君 ただ、基本的な考え方としては、昨日、松岡副大臣がマスコミに対してお話をした、国際的にも暫定で行うのは当たり前だという考え方ということに理解をしてよろしいですか。
○郡司彰君 次に、この実際の九九%、三品目に対しても輸入をしている中国の農業でございますが、WTOに対する加盟ということが当初の時期的なものよりもおくれているんではないかと思いますが、現状、WTO加盟について中国の今置かれている立場を御説明いただきたいと思います。
○郡司彰君 中国の面積、人口、そしてその中における農業の比率というものは、これは日本に比べものにならないほど高いわけですね。ですから、そこの動向をきちんと押さえておくということがないと、これから日本の農業が立ち行かない可能性も出てくると。しかも、私どもからすると、どうもイメージと...全文を見る
○郡司彰君 数字から見ますと、例えば昨年の関係で見ますと、貿易黒字の中で野菜の輸出が約二百万トンで一六・八%ぐらい伸びている、金額でいうと十二億八千二百万ドルというような数字。それから、果物の方でいきますと七十九万五千トン、金額で四億五千万ドル、伸び率が三〇%以上というようなこと...全文を見る
○郡司彰君 一方で、生産コストも相当上がってきているというふうな話を、中国の方の生産コストですね、上がってきているんだろうと。それで、それによって、米、小麦、トウモロコシ、大豆、コウリャン等の穀物の価格、これはもう既に国際価格より一〇%ないし七〇%高くて国際競争力を失っているんだ...全文を見る
○郡司彰君 それから、中国の中で労働力からするとまだ過剰ぎみなんだろうと思うんですね。そういったことも含めてですけれども、例えば、四月からのJAS法、有機の表示の関係で脅威になる可能性もあると。今のところ、このJAS法の関係について日本の認証機関に中国からの問い合わせあるいは認証...全文を見る
○郡司彰君 所管が違うということでありますが、非常な私どもは脅威感を持っております。日本の認証機関がどの程度今問い合わせがあったりオファーがあったり現地に赴いているかということは、今後の日本の畑作に対する影響が非常に大でありますので、掌握をしながらしていただきたいなと思います。 ...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣からありましたように、私は、経済の分野だからそれでよしとするよりは、先ほどセーフガードの関係でも経済産業省の例えば思いというものが、消費者に安いものを提供することがどうして悪いんだという理屈があるわけですね。ただ、私は、ほかの産業と違ってこの農産物については、...全文を見る
03月28日第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今回の特措法の改正につきましては、これまでの第一次、第二次、第三次と続いた格差是正でありますとか自立発展の基礎、あるいは特色ある地域としての整備という流れの中で進められてきていることでありまして、特に第三次産業総体が二倍、その...全文を見る
○郡司彰君 そのような経過をたどっているということでありますけれども、一応基本的な合意というものはできつつあるんだろうと思いますが、加えて実際の統合ということになりますと、この現下の経済状況でございますから、県内のいろいろな企業の営業への参加ということもあると思います。そして、一...全文を見る
○郡司彰君 よくわかったようなわからないような形ですけれども、実質的に財政支援ということを地元に対して提示する、そのようなお考えは今のところございませんということですか。
○郡司彰君 地元の方は、最後に踏み出せるかどうかというのはやっぱりそこの問題が大きいだろうと思いますので、十分検討いただきたいなと思っております。  それから、十五年にモノレールが開通するというか営業を開始するという予定だそうでございますが、このモノレール、いわゆる軌道の関係に...全文を見る
○郡司彰君 当然、経営体が違うわけでありますからそのようなことになるかと思いますが、意を用いて、できるだけそれに伴う離職者あるいは転職者が出た場合には配慮をいただきたいなというふうに思っております。  それから、島内だけではなくて、やはり観光の関係でもいろんなところから来ていた...全文を見る
○郡司彰君 どうも統計的には三月、八月がおいでになる方が多いというようなことでございますけれども、やはり通年でみんなが行こうという気になるような形での運賃に各社とも努力をいただきたいというような感じがしております。  それから次に、観光で伺う際に、ポスター等もほとんどがそうであ...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣のお言葉の中で、環境との保全、調和というようなことがございました。これまで、ややもすると政府の類する文書には環境との調和ということを多く使われておりまして、私どもは、環境の調和ではなくて保全ということを主に置いた形でやっていただきたいということを思っておりまし...全文を見る
○郡司彰君 休眠状態から起き出してほしい、そしてきちんとした形をとるべきだという声が強いわけでありますから、積極的に活用方をお願いしたいと思っております。  例えば、基地の中の子弟の方とか家族の方を含めて基地内の調達需要というものがあるわけでありますけれども、これについても、で...全文を見る
○郡司彰君 現状についてはほぼこちらも把握をしているわけでありますけれども、いかにも今の答弁ですと、決められたことが守られていないことに対して知恵も努力も足りないというような感じがいたします。  当然、そこの役割から、あるいはそこにいらっしゃる方の任務を考えますと、米国の休日に...全文を見る
○郡司彰君 時間が余りありませんので、最後の質問に移らせていただきたいと思います。  沖縄は、先ほどから出ておりますように、日本の中でも特異な気候条件にある。そして、その気候条件のもとでの環境がまさに観光・リゾートに対する財産ということにもなっているわけであります。  そうい...全文を見る
○郡司彰君 多分少ないだろうと思います。これまでの沖縄の歩みを含めまして、なかなか14000シリーズを取得しているところは少ないだろうと思います。  だとすれば、そのようなものは、やはり行政の中でもう少し指導をいただくなり、あるいは、今すぐにということにはなりませんけれども、例...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第5号
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○郡司彰君 先ほど、四名の方のお話を聞かせていただきまして、正直なところ女性の視点というものを十分に理解していないなということがありましたけれども、それと同時に、大変な調査会に配属になったなというような感じがいたしました。  といいますのは、きょうのこのメーンテーマであります保...全文を見る
○郡司彰君 それから、反論を大いに期待をして質問をしたいと思うんですが、私、前にいた職場などでも、例えばパートの方が非常に多くいらっしゃって、それをできるだけ正社員にしようというようなことの取り組みをする中で、女性自身にアンケートをとりました。今のままでいいんだという方の回答が非...全文を見る
○郡司彰君 先ほど、松岡さんの話の中で地域社会ということがございました。少子の問題は高齢の問題であって、その逆もまた同じような関係になるわけでありますけれども、地域的にとらえた場合、一方で独居といいますか、おひとり身のお年寄りの方が多数存在するようにもなってきた。そういう関係で、...全文を見る
○郡司彰君 今の話を聞いて意を強く増しました。逆な立場で、お年寄りの方々に結構立派な施設ができていて、デイケアとかいろんな形でですけれども、私なんかはそれよりも、あいている部屋を自治体が借り上げて、町内会単位ぐらいにそこをお任せして、子供たちも寄れるような、そういう場所をこまめに...全文を見る
○郡司彰君 実際、本当にそのとおりでございまして、待機児童が数が多いというのはこれはもうきちんとしなければいけない。ところが、待機する子供が少ないところがもっと深刻な子供さんの精神的な発育に問題が起きているようなところもありますので、その辺もちょっとやっていかなくてはいけないのか...全文を見る
○郡司彰君 時間がありませんので、最後に松岡さんの方にもう一度お聞きしたいと思います。  子育てというか、お子さんを将来の労働力というふうにだけ見るのは寂しいものがありますし、また一面、夫婦がともに働くということも、ある意味での豊かさだけを求めるのもちょっと寂しいような気がする...全文を見る
04月03日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○郡司彰君 私は、ただいま可決されました農林漁業金融公庫法の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農林漁業金融公庫法の...全文を見る
04月11日第151回国会 参議院 本会議 第18号
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○郡司彰君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました農業者年金基金法の一部を改正する法律案につき、関係大臣にお尋ねをいたします。  二年前に新基本法たる食料・農業・農村基本法が成立し、日本農政史上初めて食料自給率の向上を目標とすることができました。しかし、その...全文を見る
05月14日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○郡司彰君 家の問題というのは、女性の話の場合によく出てくるんですけれども、今、仕事の中で家というのが下について職業がよくわかるなというのは、例えば農家とか商家とか、落語家なんというのもありますけれども、大体その二つぐらいが大きいんだろうと思うんです。  そうしますと、農家の方...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  きょうから武部大臣と論戦を交わさせていただいて、法案審議、それぞれ慎重にやっていきたいというふうに思っております。  私は三年前に初当選をいたしましたので、この間、五人の大臣と話をするような機会に恵まれております。それがど...全文を見る
○郡司彰君 初めて農水省の方々が素直な方だということがわかりました。  それから、これはまた岩永委員の方からありましたけれども、先ほど兼業あるいは専業というような形が、どうも一、二回の発言を聞いておりますと、大臣のやっぱり頭の中の農業というのは出身の北海道というところがベースに...全文を見る
○郡司彰君 大臣のお話を聞いて、これまで法案の際もそうでありますけれども、とにかくもう出したものは一句一字修正というのは応じないんだというような姿勢が初めにあったような感じがいたしますが、これからはお互いやっぱり政治家同士の話の中で、よりよいものがあればそういう形でもって与野党超...全文を見る
○郡司彰君 田中副大臣には前回の谷津大臣のときの質問のときにもお尋ねをしたことがございましたけれども、これまでと何が変わったんだという中で、副大臣・大臣政務官会議ができましたよということが、この谷津大臣のもとでは非常にほかと違うんだという話がありました。これは、武部大臣になって同...全文を見る
○郡司彰君 次に、土地改良区の党費立てかえ問題というのがございました。このことについて若干お聞きをしたいと思いますが、まず事務的に、最終報告、大臣の答弁で六月のどうのこうのという話がございましたが、いつごろになるのか、今までわかっている総額、五年間で幾らかをお知らせいただきたい。
○郡司彰君 金額。
○郡司彰君 五月中にはおおよそ出るということで理解をさせていただきたいと思います。  それで、大臣の方にお尋ねをしたいと思いますが、本来、土地改良区における性格その他からいうとあり得ないことが起こっているわけでありますけれども、私どもの方の感覚からしますと、体質的に補助金による...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の答弁の中で、問題があったのではないかと言われると、なかったとは言えないという発言がございました。これは非常に大事な答弁だろうと思うんですね。  私どもも、本来、いろんなところでもってこういう問題が起こり得る可能性があるかということになりますと、それはあるわ...全文を見る
○郡司彰君 この後、土地改良法の審議等もございますが、その中でもまた改めて質問をさせていただきたいなというふうに思っております。  大臣に、最後にこの問題についてお尋ねをしたいと思いますが、栃木県が大変大きくクローズアップされておりまして、そこの役員の方々が、五年間さかのぼって...全文を見る
○郡司彰君 この問題はまた別な機会にでもさせていただきたいと思いまして、次に移りたいと思いますが、十一月、カタールでWTOの次期交渉立ち上げの閣僚会議が予定をされていると思いますが、このカタールの開催の見通し、例えばその場所の問題等も含めまして、さきのシアトルの閣僚会議のときには...全文を見る
○郡司彰君 これまでも、農水省だけではなくて、各省庁と連携をとりながら、日本側の思いといいますか主張を広げて、フレンズ国をふやしてきているという努力をされているんだと思いますので、それはそれで一生懸命やっていただきたいなというふうに思います。  それから、日本の主張の中で多面的...全文を見る
○郡司彰君 私も不勉強でよくわからないんですが、例えば動物愛護ということがかかわった場合に、日本の現在の省庁の中でいうと、どこがこれは管轄をすることになるんですか。
○郡司彰君 つまり、農水省でよろしいということですか。
○郡司彰君 どうもその辺も含めて、この議論に日本がまじめにといいますか、きちんとかかわっていないんじゃないかという気がするんですね。  ですから、これは環境の問題もあるやもしれませんし、その他の省庁の関係も出てくるのではないかなというような感じがいたしまして、この日本という国が...全文を見る
○郡司彰君 ガットの時代を通じて、これまでセーフガードを発動したのはたしか二十四、五件ぐらいなんじゃないかと思います、二十八件ぐらいですか。それから、本措置に移行したというのは、これまで三つぐらいしか多分ないんだろうと思うんです。日本という国においてはこれまで暫定も含めて発動とい...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣から発言ありましたように、問題は国内の体制、体質をどのように強化するかということだろうと思いますので、その辺については十分に、留飲は下がったけれども産業はつぶれたということではこれはどうしようもないわけでありますので、これこそ田中副大臣の方の関係で、これはもう...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣の方も随分このことには留意をされているようでありますので、今後ともよりよい形をつくっていければなというふうに思っております。  私どもは、本来、JAS法の議論のときにもう少し慎重にやるべきであったと。工業製品の規格を決める法律で農産物を縛るということがやはり...全文を見る
○郡司彰君 それから、都市と農村の交流を含めて大臣の方からいろんなところで発言をされております。これも少子あるいは高齢化という時代の流れがそうそう変わるということにもなりませんし、予測からいきますと、急激な人口の減少ということも予測をされているわけであります。  私ども心配をし...全文を見る
○郡司彰君 もう少し大臣とその話もしたいんですが、時間がありませんので。  最後に、昨年、雪印牛乳の問題が出されまして、大変多くの方が食中毒にかかった。結果として、現在、工場閉鎖等が続いておるというふうなことで、国民の間にも相当逆な意味での関心も高まったわけでありますが、そのと...全文を見る
○郡司彰君 乳飲料の部分がもう少し明確になってはどうかというふうな意見があると思いますので、その辺を含めて消費者にわかりやすい形にできるだけしていただきたいなというふうに思っております。  北海道の方では、工場に合わせて牧場をその周辺につくるというふうな形が続いてきたわけであり...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。谷林委員に引き続いて、農業者年金について質問をしたいと思います。  まず、私ども民主党は、大臣御存じのことと思いますけれども、衆議院におきまして対案を提出し、同様に審議をいただいたところであります。内容について改めて細かく述べるこ...全文を見る
○郡司彰君 見込み違いではなくて、初めから設計ミスがあったのではないかという議論がございます。それに対してどのように反論なされるのかお聞きをしたいと思います。  今、ハンセン氏病の関係で、総理が控訴をしないという決断をなさいました。その際、国会でも決議をという話が今出ているわけ...全文を見る
○郡司彰君 大臣からの今の答弁、率直に受けておきたいと思います。  一方で、農年基金については、一定の時期を区切ってしかるべき形に改めたいというような話がございまして、その意味で若干均衡を欠くのではないかというような思いがありましたので、先ほどのような質問をさせていただきました...全文を見る
○郡司彰君 この件に関して、農業者、生産者の方からは、私たち自身にも責任があったのかどうかという声がいろんなところで出されてまいりましたけれども、大臣は、農業者に対しては責任があったとお思いでしょうか。
○郡司彰君 今回、担い手の確保ということが主な目的の中に出てまいるわけでありますけれども、これまでと同様に政策的な年金の手法でもって構造改革が本当に推進をされるかということ、これはこれまでも相当議論をされていると思うのでありますけれども、その点の見通しと、それから、この清算の時期...全文を見る
○郡司彰君 過去の反省が今回の改正案には生かされているというふうに思うのでありますけれども、そこの生かされたという点が幾つか出されておりますが、この方式、本当に大臣、担い手の確保に実効性が上がるというふうに今お考えでしょうか。
○郡司彰君 保険方式について伺いたいと思いますが、五十六年以降、賦課方式に改めた、そのことが財政破綻の要因になったというような分析をしていらっしゃると思いますが、改めた方式がなぜ破綻の要因に至ったのか、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。
○郡司彰君 今、副大臣からミスマッチという話がございましたし、経営感覚をというふうな話がございまして、先ほどの農年の今後の人事についても、私は、ただ単にこれまでのということだけではなくて、経営感覚をやっぱり持ったようなそういう方が必要だという意味も含めて申し述べたつもりでございま...全文を見る
○郡司彰君 この間、二年、三年前から、例えば自民党の方の農水部会の案も出ましたし、三割カットという話も一時出たわけであります。そういうときには全国でかなりの頻度でもって、どうするかという議論のために多くの人が汗をかいて、集まって討議をしたんです。ところが、これまでのその見込みと実...全文を見る
○郡司彰君 最大限努力をして、今後は加入要件等についても考えるという話でございました。私は、説明をする場合に一番肝心なことは、これまでは確定的な給付でしたが、今度は拠出の方は確定していますが給付についてはわかりませんよということをきちんと説明しなければいけないと思うんです。しかも...全文を見る
○郡司彰君 安全で効率的な運用ということでございますが、今そういうところがあればどこでもそれを使ってみたいということになるわけであります。これは具体的にどういう形でどういう運用をするのか、お話し願えますか。
○郡司彰君 端的にお尋ねしますが、それは三%を上回るということですか。
○郡司彰君 話を聞けば聞くほど本当に大丈夫かなというふうに思ってしまうわけです。もう資産の運用の専門家の銀行や何かがどんどんつぶれてきているわけですから、本当にそれで大丈夫ですかというふうなことになりますし、人数の方も三十万人が本当に集まるのかどうかよくわからない。何か野球のチー...全文を見る
○郡司彰君 さすが、第二項の方になるんだと思いますね。  それで、議論の流れの中で三割という話がございました。それは私どもの信用する場の数字ではございませんけれども、一応そういうふうな数字があって、それを三者という中で議論をした際に、これはとてものめませんよというようなことがあ...全文を見る
○郡司彰君 農地法八十条の存在、特殊性ということがありましたということでありますけれども、私ども、これをそのまま適用するのはどうかという思いがあります。  それから、自己負担の拠出制であれば年金の減額は難しいと思いますけれども、国庫補助があれば可能だというようなお話が今あったと...全文を見る
○郡司彰君 それでは、憲法判断ではなくて、厚生労働省の答弁などは、今後そのようなことは考えていないというようなことがございました。それはそれとして、憲法判断でなくて、この年金の場合にはそのような判断を下したということになるわけですね。  じゃ、この年金の場合というのと、ほかの年...全文を見る
○郡司彰君 この年金にかかわる方々が今いらっしゃるわけでありまして、受給をされている方もそうでありますけれども、二十七万幾人かの方々が、この年金だからこういうふうに九・八%下げましたよということについてどの程度理解をされていると思いますか。
○郡司彰君 この年金と、公的年金の一元化の議論というのが一方でありますけれども、かかわりというのはございますでしょうか。
○郡司彰君 厚生年金その他の公的年金の一元化の議論とこの年金の議論というのは基本的には別なものだというようなことになるわけですね。  大臣、ちょっとお尋ねをいたしますが、先ほどありましたように、前の二十四日の質問の答えの中で、大臣のお言葉ですけれども、法人にしますと経営移譲の問...全文を見る
○郡司彰君 私は、大臣の話の方が非常にわかりやすいんです。法人化の是非ということの議論もありましたけれども、これは法人化というものが結構市民権を得てくるという形もあるだろうと思うんです。そこのところで、一方でそのような形の年金に入る人が今後ふえてくる可能性がある。局長の方は、頑張...全文を見る
○郡司彰君 私、自分で質問をしたやつを何か自分の資料で探そうと思ったら、よくわからなかったんです。わからなかったというのは、要するに農水省の方もよくつかんでいないということなんですね。いいですよ、そういう大ざっぱな数字でやっているというのがよくわかりましたので。そういうことで、少...全文を見る
○郡司彰君 認定農業者の数がなかなか思うようにふえないということも事実だと思うんです。なって何だというような話がよくいろいろ出されるわけでありまして、いろんなところで言われますように、スーパーL以外に何かその特典があるのかとか、いろんなことがあるわけであります。青色申告についても...全文を見る
○郡司彰君 先ほど、参考人の話の中にもありましたけれども、余り選別的な方式では好ましくないのではないか、公正公平というのが保たれないのではないかという話がありました。今の局長の話の中にありました認定でありますとか青色申告をしているとか、こういう方というのはおおよそダブるんです、重...全文を見る
○郡司彰君 私、制度が変わりまして、今、副大臣のおっしゃったような答弁の中身は理解をするつもりなんです。ただ、そういう中でも遺族年金というものが当てはめられるかどうかという議論はまたあると思いますが、私は副大臣の答弁は理解をするんです。  私が問題にしておりますのは、この前、二...全文を見る
○郡司彰君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております農業者年金基金法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  これまでの農政は、情勢の変化の中で幾多の変更や転換を余儀なくされ、その都度農業者の失望が続く中、率直に反省をするという真摯な態度を...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  大臣に、土地改良にかかわる質問と、直接の関係になりますかどうか、きょうの新聞で、大臣が所信の中でも述べられておりました構造改革について私案をどうもまとめつつあるというようなことがございましたけれども、それについて可能であれば...全文を見る
○郡司彰君 楽しみに私案の発表を待っていたいと思いますが、大臣にちょっとお願いがございますけれども、前の基本法というものを議論したときに、私はまだ非常に小さかったものですから、全然その中身についてはわかりませんが、周りで何となく大人の方が何か農業基本法というのがどうのこうのという...全文を見る
○郡司彰君 まさしく大臣が後段おっしゃっていただいた、生産者あるいは農村という限られた人たちだけのアピールではないんだというふうなことで、大臣の言葉を聞いて意を強くしておりますので、お願いをしたいと思います。  土地改良について改めてお尋ねをしたいと思いますけれども、これまでの...全文を見る
○郡司彰君 よく、土地改良についてはおおよそ八割ぐらいは終了したんではないかというような話をされる方がございまして、この委員会の中でもそのような話を聞かされたことがございます。今、幾つかの段階によって、圃場整備でありますとか畑地でありますとか農道でありますとかという順を追って整備...全文を見る
○郡司彰君 第四次の長期計画でいきますと四十一兆円、総事業費ですね。国が行うというものについて見れば三十二兆円。総事業費でいくと、その二十六・五兆円ぐらいが済んで、国のものでいくと二十三兆円ぐらいというような数字だろうと思いますが、よく社会的なストックとして二十二兆円というような...全文を見る
○郡司彰君 先ほど岩永委員からの質問にもございましたが、この趣旨の事業の中で、いわゆる員外の方々にもその受益ということが非常に生じていると。員外の方々の賦課制度によってなされているその地域とか人数とか、どの程度の広がりといいますか、なっているか。もしおわかりになればで結構でござい...全文を見る
○郡司彰君 今回の改正の中身にもそのようなところが出てくるわけでありまして、これが一応、集落に対する事業というものがその集落全体に及ぶということではいい面もあるんだろうと思いますので、そういうようなことをお聞きいたしました。  ここで、素朴な質問を大臣の方にもさせていただきたい...全文を見る
○郡司彰君 大臣の話の中で、縦割りの弊害を逆に飛び越えて、時代に合ったようにやってきたなんという話がありましたが、私は、必ずしも世間の目は、農水省の予算に対する厳しい批判がある中で、なおかつ建設省が本来やるべき事業に変わってきているのではないか、それをなぜ農水省の予算でやっている...全文を見る
○郡司彰君 時間の関係で次に入らさせていただきますが、この公共事業の期間の問題でありますとかコストの問題でこれまでも幾つかの計画がなされておりまして、これ何年前になりましょうか、九七年ですけれども、農業農村整備事業のコスト縮減計画というのが出されておりますね。九九年ごろまでにはそ...全文を見る
○郡司彰君 わかったようなわからないような、今後もまたその縮減計画をさらにやっていくということはわかりましたが、現実問題として二〇〇〇年からは新しいその一〇%削減ということになっているんですか。
○郡司彰君 昨日、新聞に出ておりましたが、「国土交通省、農林水産省、内閣府など一府六省は二十九日、公共事業の実施に関する連絡会議を開き、公共工事の効率化を図るため、工期などを出来るだけ短縮してコスト削減につなげる「時間管理概念」の導入を検討することを決めた。」ということになってお...全文を見る
○郡司彰君 そういうことで、具体的に条文の方に入らせていただきたいと思いますが、環境省さんの方からもおいでをいただいておりますので、まずそちらの方からお尋ねをしたいと思います。  土地改良法の改正、今回の法改正に当たりまして、何か農水省との間で環境に関することでの協議というもの...全文を見る
○郡司彰君 協議が行われて何度かということは、一度ならずのやりとりがあったというふうに理解をさせていただきますが、この相互の協議の内容については、これは私どもにもお示しをいただくということになりますか。
○郡司彰君 後で手にして、さらに検討したいと思いますが、新しい「環境との調和」ということが入ったということについては、一応の前進だろうというふうに私どもも思うわけですね。  ただ、私どもは、基本法の議論のときにも同じようなことを申し上げてきたわけでありますけれども、調和というの...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと時間の関係で土地改良法はあれだったんですが、水産基本法案についての環境省さんとのやりとり、八十三点にも及ぶ質問を含めて五次にわたるやりとりを読ませていただきましたが、この中でもやっぱり調和と保全ということに関しての余り議論はなかったようにも思いますので、また私...全文を見る
○郡司彰君 農水省の方に確認も含めてお尋ねをいたしますが、先ほど言いましたように、新基本法のときに渡辺構造改善局長からの答弁をいただいております。読ませていただきますと、「環境に一定の負荷を与える可能性がある事業を実施する中で、その影響をできる限り抑えて環境に適合するように配慮し...全文を見る
○郡司彰君 これまで衆議院のいろいろな大臣の答弁をお聞きしている中で、調和と保全というと、調和の方が強いぞというような発言があったように記憶をしております。私的に、個人的にこれまで土地改良の問題について役所の方ともお話をさせていただく中で、開発行為である土地改良事業については保全...全文を見る
○郡司彰君 制度について私の方から改めて説明する必要もないと思いますが、一応五原則の中で最大三点ぐらいを使って行っているところが多いようでありまして、まず開発計画があり、環境アセスメントの結果、環境影響があると判断された場合には、まず回避が検討される。次に最小化、低減という訳をさ...全文を見る
○郡司彰君 どういう場合か、必要な場合ということです。もし必要な場合が生じた場合には、専門家というのは必要だとお考えですか。
○郡司彰君 私、余り能力がないものですからよくわからないんですが、専門家というものを特別に必要としない、これまでのそれぞれの立場の中で判断をできるということになるということなんでしょうか。
○郡司彰君 提案ということになるかもしれませんが、私は、その都度専門家を呼んでというよりも、例えば環境省になるのかもしれません、いろんな形があるかもしれませんが、専門家はきちんと養成をしておいて、それぞれの省庁で環境に係るような問題があったときといいますか、その事業の開始に当たっ...全文を見る
○郡司彰君 大臣の前段のお話、私も中標津だったと思いますが行ってまいりました、ふん尿の法律の関係のときに。  確かにあそこで見ましたらば、ここで何か土に埋めちゃってもそんな海まで行くのかいなというようなところだけれども、結局川の方まで流れ出るんだとか、じゃもう完全にフリーストー...全文を見る
○郡司彰君 環境省さん、済みませんでした。ありがとうございました。  あと、それから、法案の中で、先ほど岩永委員からもありましたように、市町村との関係におきましては協議ということが出てきているわけであります。今まで、例えばそれぞれ受益者の方の、初めにやりましょうねというときに、...全文を見る
○郡司彰君 私どもは、地方分権の立場でこれからいろんなことを変えていかなければいけない、変えられるところは変えていこうというようなつもりでございます。  きょうの新聞を読ませていただきましたらば、経済財政諮問会議が公共事業のあり方を国主導から地方に変えていくようにしましょうよと...全文を見る
○郡司彰君 私は、特に農業、水産もそうなのでありましょう、林業もそうでありますけれども、国土の保全と一体となった産業でありますから、これは私は、アメリカを除いてほかの国は輸出で勝てるような国というのはもうないわけでありますから、しかも持続的に世界の飢餓の問題を考えれば、必ずその国...全文を見る
○郡司彰君 前提とすれば、前のことよりも協議という中身になったということについては評価をもちろんしているわけであります。実態も含めて、これまでもそういうケースがなかったということを含めて、市町村との合意ということの方がこれからの分権というものが、先ほどの経済諮問会議にもあったよう...全文を見る
○郡司彰君 これまでは確かになかったんですよ。  ただ、私、農水省の姿勢は非常に結構まめであって、それぞれの意見に対して事細かに今まで答えてきたんじゃないかと思っているんです。ホームページ等を見ましても、だれだれさんがこんなことを言ったけれども、そんなことはありませんよとか、テ...全文を見る
○郡司彰君 先ほどの大臣のいわゆるITの関係もありまして、いろんな技術的なこともあるかもしれませんし、多分に岩永委員がおっしゃったようにためにするような、同じ文面でもってあちらこちらから送られてくる、そういうものを除けば、おおよそ、心配するよりも割と真剣な意見としてそう数が多くな...全文を見る
○郡司彰君 内容について、例えば費用対効果の関係で一・幾つ以上とか、そういうようなことはございますか。
○郡司彰君 費用対効果が一以上、使った分以上は出るということが最低限ということになるのかどうか。例えば有明海なんかは一・〇一とかというような数字が出されておりましたが、これまでの公共的なものというのはすべて一を上回る、そういうような理解でよろしいでしょうか。
○郡司彰君 事前と中間と事後ということで、もちろんそうなってくるわけでありまして、今後の費用対効果の場合に、これまでこういう形の中でそういう費用対効果のものを出してくるという分類がなされておりますね。多面的機能ということがこれから大きな要素として加わってくるんではないかと思います...全文を見る
○郡司彰君 諮問委員会の方でやっていらっしゃって秋口にはということでございますから、それらも見守りたいというふうには思っております。  その中で、この廃止に至る手続等についてこの法案の中では定められておるわけでありますけれども、これもしくは第三条の資格者とか、そういうことも含め...全文を見る
○郡司彰君 遡及しないということですか。
○郡司彰君 今継続しているものについては適用の対象になるということですね。  大臣にちょっとお尋ねをしたいと思いますが、中海の本庄工区の関係は、例えば中止ということになったというふうに聞いておりますけれども、これは法律ができる前のことでありますから、政治的な判断でもちろんなされ...全文を見る
○郡司彰君 局長の答弁、わかりました。  廃止ということではなくて計画変更になる、しかし、もし廃止ということの可能性といいますか、そういうことがあればこの法案の適用にはなるということなんですね。期間として、法案の適用にはなるけれども、廃止ではなくて変更だということなんですか。
○郡司彰君 大体わかりました。  最後、時間がちょっとなくなりましたので、大臣、新潟県で住民投票が行われまして、プルサーマルの関係だったわけでありますが、私は、住民投票という制度の是非と、そこにかけるべき問題というものと、また別々にあるんだろうと思います。エネルギー政策その他が...全文を見る
○郡司彰君 ちょっとまだ質問したいことはございましたが、時間でございますので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月05日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○郡司彰君 私は、民主党・新緑風会を代表して、土地改良法の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  その趣旨について御説明申し上げます。  二十一世紀は、環境の時代とも言われております。  農...全文を見る
○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  今、櫻井委員の方から法案に対する質疑もございましたけれども、若干時間が足りなかったようでございますので、場合によりまして、きのう通告をさせていただいたもの以外についても若干質問をお許しいただきたいというふうに思っております。...全文を見る
○郡司彰君 考え方はわかりました。  具体的に、例えば次期国会にはこのような法案というものまで具体化はされていないという理解でよろしいですか。
○郡司彰君 いずれにしましても、改革を行う場合に、その要点は、農家の所得がいかに向上するか、確保されるかということにならなければいけないわけでありまして、今回のこの二法案のどういうところから、どの条文から農家の所得向上が図れるという形に読み取れますでしょうか。
○郡司彰君 この法案の例えばどの条項がそのように当たるかということになると、それはないんだろうと思うんです。これは、系統組織が自助努力の中でいかにこれをやっていけるかということの呼び水的な法案だというふうに私は思っておりますから、これは農水省が縛りをかけるのではなくて、系統組織そ...全文を見る
○郡司彰君 経済の仕組みからいくと、形の上でやっぱり全国連を中心にした展開にならざるを得ないところが事実としてあるんですね。ただ、これまでの相互扶助組織というような観点をどう生かしていくかということは、経済の問題とそれから意思の伝達その他がどのようになっていくかということと、どう...全文を見る
○郡司彰君 時間がありませんので次の質問に入らせていただきますが、農協の金融が、まずいなというような単協が出てきたというときに、いろいろな互助の制度といいますか、そういうものがつくられてきているわけであります。  例えば、農水産業貯金保険制度とか全国農協相互援助制度などというも...全文を見る
○郡司彰君 思いとしてのことはわかりましたが、例えば合併前は規模が小さかったわけですよ。こういう制度をつくってお互いで助け合いましょうということもそれはできた。しかし、今後かなり広域の合併ができてくると、実際問題としてそういう破綻をするというようなことが起こった場合に、じゃどこま...全文を見る
○郡司彰君 合併をするときに、農家組合員の方には合併をした場合のメリットというのを大体話しているわけです。その中で最大のものは、営農指導員の数をふやしてきちんと営農指導を行いますよというのがほとんどなんですね。そこで見ると、全体で三千人減って、一人当たり二百六十一人、今が二百八十...全文を見る
○郡司彰君 営農指導員は減っている、しかし営農指導というのは大事だと。相反するような答弁が繰り返しされるわけであります。私は、営農指導というのは、今局長がおっしゃったように、これは賦課金だというふうなことになりますけれども、長い目で見て相対的に、営農指導といいますか、その農協の利...全文を見る
○郡司彰君 いや、そんな詳しくなくていいんですよ。
○郡司彰君 それから、生産資材の価格の問題も話されましたし、配送センターのことについても触れられておりました。  この生産資材でありますけれども、考え方の中で、大量に使っている担い手の方々と、それから休みの日中心にやるような方と同じような価格ではどうかというような話がございまし...全文を見る
○郡司彰君 今の局長の答弁に私の考えをプラスしていただければと思いますが、それは、例えばあそこで売っているものとここで売っているもの、私どもの売っているのはこれは品質が違うんだ、効用についても違うんだということも、やっぱりそういうことをきちんとするということも必要かもしれませんし...全文を見る
○郡司彰君 よくわからないんですが、要するに総合性ということともこれは関係があるんですね。  例えば、先ほど縦割りの中で櫻井委員の方の話がありましたけれども、この金融問題はもう主管を移したらどうだという話がありました。ただし、今の混住化した地域社会と違って、昔の場合には、農村の...全文を見る
○郡司彰君 大臣の答弁の中で、後ろ向きに考えるんじゃなくて、前向きにきちんとこれから成果を出すようにしようと。  私の個人的な考えでありますけれども、多くの合併農協の中でなかなか成果が出ない、いろんな要因があるかと思いますが、その一つに役員の質の問題があるだろうと思っています。...全文を見る
○郡司彰君 報酬の問題を出されましたけれども、かなり低いです。  例えば、今の総代会あるいは総会を経て理事の互選でもって理事長が選ばれるというシステムの中で、意欲を持って本当に農協、JAの常勤役員を務めてみようという人がどのぐらいいるかということなんですね。茨城の中身はわかって...全文を見る
○郡司彰君 次のことについては先ほど大臣の決意で本来は済んでいるのかもしれませんが、もうやっぱり不退転の決意で臨むような気持ちでなくてはいけないということがありました。  私は、その中で、先ほどありましたけれども、兼職といいますか兼業といいますか、いろんなところの役を兼ねていら...全文を見る
○郡司彰君 本当はもう少しやりとりをしたいんですが、時間の関係でなかなかそうはまいりません。私は、メリットもあるかもしれないというお話でございましたが、弊害の方が多いというふうに思っております。  それから、今回の改正では、常勤を三人、一名は信用業務に携わるというような形になっ...全文を見る
○郡司彰君 それから、理事会と、今度は新たに経営管理委員会を設置できるということになっておりまして、それぞれ権能その他を明確にすればかなりいい形になるだろうという意見もございますし、あるいは屋上屋ではないかというような意見がございます。  それらについては今後の運営の中できちん...全文を見る
○郡司彰君 今後、広域合併が最終段階に入ってきて、進んでくるんだろうというふうに思います。組織二段の問題も早晩いろんな意味での結論が出てくるんだろうと思っています。  一つは、組織二段ということになりますと、今、県連にいる職員がどういう身分になってくるかということが出てくるんだ...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
06月07日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○郡司彰君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合を代表して、農業協同組合法等の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付をされております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。うまくいった質問の後でございますので、精いっぱい頑張らせていただきたいと思います。  まず、自給率についてお尋ねをしたいと思いますが、食用水産物の自給そのものということではなくて、食料・農業・農村基本法で言う、全体の自給率を四五%...全文を見る
○郡司彰君 今、重量ベースということがございまして、漁業生産量そのものが最大時一千二百八十二万トンから、六百六十八万トンぐらいに現在はなっているというような数字がございます。この数字、おおよそ五百万トンぐらいは多獲性魚、いわゆるイワシ類の、あるいはニシンとか、そういったものの減少...全文を見る
○郡司彰君 輸入については換算をするんだということであります。例えば国内の魚、おおよそその総トン数の七掛けか八掛けまで行くのかどうかわかりませんが、頭の部分、しっぽの部分、内臓の部分を取るということになると、相当数字が違ってくるわけですね。  私の方の認識では、この三百十とか三...全文を見る
○郡司彰君 六百万トンということになると、総トン数でいうと昭和五十九年の最大時の漁業生産量と同じぐらいの形になると。しかし、これは中身がもう全然違ってきているわけですね。例えば、昭和四十三年の流通品目百八十一が十年には二百二十三品目、これも、なくなった、新たにふえたということの、...全文を見る
○郡司彰君 私は、余り古いことだけがいいというふうには思っていないわけであります。例えば、魚の名前を子供さんが幾つぐらい知っているのかというと、幾つぐらいかな、十いくのかなという感じがします。それから、魚屋さんで魚というものは買うものだというふうに思って育ったわけですけれども、今...全文を見る
○郡司彰君 先ほど、同僚の谷林委員の質問に、海は山がという話がございました。  実は、山の方に聞きますと逆なことを言うんですね。例えばクマが生息をしているとか、キツネとかシカとかいろんな動物も含めてですけれども、追っかけてみて、その死骸といいますか、そういうものからDNA、いろ...全文を見る
○郡司彰君 そのような長官の考え方のとおりかもというふうに思っております。  あと、私は、例えば小規模の漁協がございまして、実際には漁業権だけ持っているようなところも若干あるんではないかなというような感じもいたしておりますから、それらが先ほど言った漁業権の問題、部会等の関係で片...全文を見る
○郡司彰君 それから、認定漁協という形を考えていらっしゃるということをお聞きしております。自立漁協という名前も出されておるわけでありまして、行く行く流れとしては、全体そうなるかどうか、これはそれぞれ自立的な組織でありますから検討する中でのことと思いますが、一県一漁協、そういう形に...全文を見る
○郡司彰君 いただいた資料によりますと、認定漁協とは、指導事業を実施する一定の組織規模、一定の財政基盤、一定の地域の広がりというようなことが書いてありまして、私、系統農協の場合と漁協の場合、総収益における構成比というのが非常に違うんだろうと思うんですね。私は、どちらかというと漁協...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしましても、職員の数あるいは指導を行う方の人数が〇・六人ぐらいなどというような数字も出ておりますから、なかなか、系統全体として取り組んでも、いろんな事情、これまでの地域的な問題等も含めてあるんだと思います。水産庁としての後押しをしっかりやっていただきたいなとい...全文を見る
○郡司彰君 廃棄物というような言い方をすると申しわけないと思いますが、食用の水産物の残渣といいますか残滓といいますか、このようなものがどの程度出ているのか、どのような形でもってそのうち活用をされているのか、おつかみになっていれば教えていただきたいと思います。
○郡司彰君 大臣がいつも言われておりますが、循環型の社会を目指そう、循環型の農林水産業に切りかえていこう。三百七十三万トンのうち百五万トンが再資源として利用されているということでありますが、私は意外と、意外とという言い方は大変恐縮でありますが、再利用されているんだと思うんですよね...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣から最後に言われました、実は、どういうルートでどのぐらい出ているかというのは、調査そのものも困難でありましょうし、余り実態としてつかんでいないかと思いますので、今大臣の発言を聞いて意を強くしましたので、調査ができる範囲でお願いをしたいというふうに思っております...全文を見る
○郡司彰君 単純に割り算をすると、六十二隻でありますから、三十億円ちょっとということは、一隻五千万相当ということになるんだろうと思うんですね。これは、長官よく御存じのように、台湾の実際の漁業といいますかマグロをとっているような方から言わせると、大体最低一億円だという話が聞かされて...全文を見る
○郡司彰君 先ほど、長官は森下委員の質問に対して、中古になったものを向こうへ行って売っているという発言がございましたが、私は、それまで漁をしていた人が自分で持っていって売っているんではないんだろうと思うんですね。そこに何が入ってくるのかというと、よくわからないわけであります、ブロ...全文を見る
○郡司彰君 後ろのところから話をすると長官の話は非常によくわかるのでありますが、とりあえず、台湾の人たちからすると違法な形で買ったという認識はないわけですね。それで廃船にしろということになると、これは何だということに感情的になってきているわけであります。  私が言っているのは、...全文を見る
○郡司彰君 時間の関係で次に進めさせていただきたいと思いますが、先ほど長官からの答弁の中で、基本法ができ上がって後、水産審議会ができ上がる、そういうような流れになっているわけでありますね。  私は、長官が前の構造改善局長時代から環境との調和ということでしつこく質問をさせていただ...全文を見る
○郡司彰君 環境という概念についてでありますが、この水産基本法で言いますところ、多面的機能との兼ね合いもございますけれども、この環境というのは例えば社会的な環境というようなことも含まれるわけでございましょうか。環境という場合に頭に冠するものがもしあるとすれば、何々の環境、いわゆる...全文を見る
○郡司彰君 長官にまたしつこい質問で恐縮でございます。  前回、食料・農業・農村基本法のときにもお尋ねをいたしたのと同じでございますけれども、私は、長官がお使いになったミティゲーションの原則というのをいろいろなところでもって日本の行政の中に確立をしていただきたいなという思いがご...全文を見る
○郡司彰君 時間がなくなりましたので、最後に大臣に感想があればお聞きをしたいと思いますが、今回、水産三法ということで趣旨説明を行って、今質疑をさせていただいておりますが、実はもう一本、漁港法というのが出てくるわけでございます。  私は、その中身について今、云々ということは申し上...全文を見る
○郡司彰君 以上です。終わります。
06月20日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○郡司参議院議員 農業協同組合法等の一部を改正する法律案に対する参議院の修正部分について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、我が国の農業及び金融をめぐる情勢は急激に変化しており、農協系統組織の体制整備、体質強化を行うことが重要な課題となっております。  このため、本法律...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  まず大臣に、昨日明らかになりました諮問会議の内容、その中で、大臣がこれまで口にされておりました都市と地方の対流でありますとか、いろんな思いが大臣の努力によって随分盛り込まれたというようなことを聞いておりまして、敬意を表したいと...全文を見る
○郡司彰君 今、局長の方から、いろんな意味でのネットワーク化が図られてきていると、そういうようなことがございましたけれども、具体的にどのような地域で、幾つぐらいの事例で、効果のほどは上がっておりましたでしょうか。
○郡司彰君 今、南関東あるいは九州ということの話がありましたが、具体的に赤字経営が続く中で廃場というようなことが取りざたをされてきております。九州のネットワークの中にもかかっていたかと思いますが、大分県の中津という競馬場が廃場というような動きをしているということになっておりますが...全文を見る
○郡司彰君 廃場ということがなくて本来はその振興という形でもって売り上げがふえるというようなことがあればまたよろしいのかもしれませんが、現下の状況の中でなかなかそうもいかないという事情もあるんだろうと思います。  これまで幾つかのやむなく廃場に立ち至ったというケースがあるかと思...全文を見る
○郡司彰君 私どもがお聞きをしているところでは、おおよそ約二年ぐらいかけているというようなことがございましたし、見舞金という名目ということになるのかもしれませんが、補償の問題についても一定程度相互での理解が得られるような形をとってきたというふうにも聞いております。  今回の場合...全文を見る
○郡司彰君 一般論として今のような形をされることが望ましいというようなことでございますが、もう少し詳しく申し上げますと、この中津の場合には相当程度無理があるような進め方がされているのではないかという感じがしております。  三十一年に開催者が市の方に実質的に移管をされたわけであり...全文を見る
○郡司彰君 実は、個別のこの中津の問題も喫緊の課題でございますけれども、全体が、やはり競馬だけではなくて競輪も含めて、公益法人そのものが相当厳しい環境にあって、いろんなネットワークが今あるわけでありますから、全国の同じような立場の人たちがこの中津の問題がどのような形になるかという...全文を見る
○郡司彰君 最後に、生産局長、お願いでございますが、指導監督の権限の問題からいうと大変難しいことがあるのは承知しておりますが、例えばもうおおよそ赤字が続いてきているということは残念ながらはっきりしているわけですね。いつ幾日か突然に廃場ということになる前に、例えば、どこの企業でもそ...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、国土利用計画法で言うところの五つの大枠の地域分けがありますが、全部足すと国土面積の一・五七倍ぐらいになるわけですね。そういうところの細かい重複部分は、いずれにしても最大の面積のところを一応守備範囲というようなことでよろしいということですね。
○郡司彰君 そうしますと、さきの特措法の関係のときに、先ほどもちょっと出ておりましたが、これからは公益的機能が八割ですよ、それで林業、林産材その他の関係が二割ですよというような言い方がされておりました。この八割・二割ということでおおよそ理解をしてよろしゅうございますか。
○郡司彰君 私、ちょっと心配をしていることがありまして、この八割・二割という言い方、人によっていろいろ、長官の方は厳密な意味で使っているんだと思いますが、範囲の問題なのか、ややもすると予算配分が八割・二割かなんということも考えるわけでありますが、どういう意味で八割・二割ということ...全文を見る
○郡司彰君 その守備範囲、大変広い面積になるわけでありますが、そこには今、時々マスコミ等にも話題を提供していますが、クマが例えば人家の方に来たとか、あるいは鳥獣保護の法律が改正をされましたときのように、シカでありますとかいろんな害を及ぼすものもあったりする。こういうような動物の調...全文を見る
○郡司彰君 先ほど井上大先輩の話をお聞きして感銘を受けたんですけれども、人工林は世界の中で飛び抜けて日本の場合には多いわけでありまして、世界全体からいっても一割ぐらいは該当すると言われているわけですね。そのような先人のたゆまぬ努力の結果とクマが人里にまで出てくるという問題は非常に...全文を見る
○郡司彰君 今の答弁で私も何となくわかったような気がいたしました。  ただ、シカとかクマに言わせると、自給率が何割ぐらいか知りませんが、人間の場合には四割でもほかから買ってくる、シカやクマの場合には四割になったら皮を食べるしかない、そういうようなことかもしれませんので、環境省と...全文を見る
○郡司彰君 現在では三千五百ヘクタールということですが、その前年あたりまではずっと四千台で来ているわけです。私は、その辺の数字が多かったのか少なかったのか、よかったのか悪かったのかという議論はこれは非常に時間のかかることになるわけでありますが、きょうのところはそこまで踏み込みませ...全文を見る
○郡司彰君 次に、個別、細かいことについてお尋ねをしたいと思いますが、これまでの反省をすべきところがあれば反省をして新しいものに向かおうということで、きょうは反省すべきところがあるかということについてお尋ねをしたいと思います。  まず、分収育林でありますけれども、平成九年からで...全文を見る
○郡司彰君 これは始まったときにもいろいろな意見がございまして、このような手法はいかがなものかなというような声もお聞きをしておりました。  結果、私も随分前から、インターネットを使う前からいろんな資料で読ませていただきましたが、当初のころは、元本が割れることもありますよなんとい...全文を見る
○郡司彰君 次に、林野特会のことについてお尋ねをいたします。  先ほど、大臣から借金がなくなるならという話がございました。その借金が三・八兆円、膨らんだ時点で一般会計へ繰り入れをしてはどうだということでやりましたところ、一兆円を残したわけですね。一兆円を残して五十年間で払ってい...全文を見る
○郡司彰君 済みません。私のなまりがあったのかもしれませんが、私が今とりあえずお聞きしたのは林野等の売り払い、それで今、林産物の収入の方は二十六年から急激に材価が上がるという予測になっていますね。そういうことが現実的にあり得るのかということもちょっとお聞きをしたいと思いますし、そ...全文を見る
○郡司彰君 それから、支出の方で事業管理費というのが千五百九十億円、平成十年ですね、以降ずっと下がっておりまして、最後七百億円、約半分になるわけですが、この事業管理費の主たる支出はどういうことですか。
○郡司彰君 私はここのところが一番おかしいだろうと思うんですよね、この事業管理費。  結局、今までもそうですけれども、山は大事ですよ、これからはもうきちんと公益的機能もやっていきますよと。実際には、この返済の中身を見ると、常に要員、人員を減らすことによってやってきたわけですね。...全文を見る
○郡司彰君 昨年の三月末では一万八百人がことしの三月末では九千七百人ということですから、千百人くらい減るわけですね。  単純な話をお聞きいたしますが、本庁の人間というのはどの程度減っているんですか。
○郡司彰君 私も地元で、今で言う森林管理事務所にお勤めの方やなんかとよく話をいたします。大変に人が減っております。それから、勤める場所も相当広域になって大変な中で仕事をしているわけでありますけれども、相当昔から見ると減ってきているけれども、本庁の人たちは減っているのかどうか私ども...全文を見る
○郡司彰君 今、長官からありましたように、通年あるいは季節雇用ということがありまして、非常に難しい側面を抱えているわけでありますが、その確保法以降あるいはその前からでも結構でございますが、社会保険あるいは先ほど井上議員の方からありました年金、これはどのような変化を起こしているとい...全文を見る
○郡司彰君 最後に、大臣に二つほどまとめてちょっとお尋ねをしたいと思いますが、今言いましたように、担い手確保、大変な状況でございまして、地域あるいは国土の保全ということも含めても、何かしら今までと違った形の施策というものも考えられてよいのではないか。例えば、直接所得補償なり、ある...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  この後、次期の国会まで一般質疑がないというようなことでございまして、法案に先立ちまして、ひとつ有明海干拓のことについてお聞きをさせていただきたいと思っております。  まず、農村振興局長の方にお尋ねをしたいと思いますが、前段の...全文を見る
○郡司彰君 局の中の委員会その他ということではなくて、例えば水産庁がつくっていた委員会のときには、原則傍聴も認めるというような形、それから議事録の公開についてもかなりスピーディーな形でもって、私どもの聞いている範囲では、例えば三月三日の会合の議事録が五日の日にはもう既にインターネ...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、現地の方々を含めて心配をしておりましたのは、今後の予定では、第三回が八月の上旬ぐらい、第四回が大体中旬ぐらいではないか、そして最終的な結果の公表が八月の下旬ぐらいというスケジュールになっているかと思いますが、それぞれ前段の委員会の議事録、その次に開かれる...全文を見る
○郡司彰君 大臣にちょっとお尋ねをしたいと思いますが、実は有明海の干拓の問題、相当国民の間でいろんな議論を呼んでおりまして、例えばノリ被害のときは、東京の方に集まっていただいて、設備といいましょうか、速記をする方も含めて相当程度配慮ができた中ですぐに議事録ができた。今回は場所も違...全文を見る
○郡司彰君 振興局長、以上でございますので、どうもありがとうございました。  続きまして法案の方に入りたいと思いますけれども、まず、きょうは森林・林業政策全般についてお尋ねをしたいというふうに思っております。  前回からの議論の中で、八割・二割というものは話としてございました...全文を見る
○郡司彰君 今言いましたようなことだろうと思いますし、森林というのはほかのものと違って、人間が存在するといいますか、生き続けるということに絶対に欠かすことができない大事な機能を持っているんだということを主にしてこれからは政策を行っていく、そういうような理解をさせていただきたいと思...全文を見る
○郡司彰君 今の次長の逆な言い方をすると、林業というのは生産過剰がないんだというような言い方をする方がいらっしゃいます。例えば、蓄財といいますか、山にそれを資源という形でもって確保しておくことができて、必要なときに切り出すということが可能だというようなことになるんだろうと思います...全文を見る
○郡司彰君 私自身の勝手な考えかもしれませんが、先ほど言いましたように、自給率をあらわすというような数字の使い方と、日本においては向こう五十年とかあるいは百年とかでこれだけの木材を供給できる力を蓄えていますよと、そういうような指標というものがあってもしかるべきなのかなという感じが...全文を見る
○郡司彰君 ただいまお話をさせていただきましたような機能が大きく変わってきている。しかし一方で、林業という問題ももちろん考えていかなければならないということになるわけでありますけれども、この林業そのものも、やっぱり同じ施業をしているように見えて相当考え方が変わってきている。それが...全文を見る
○郡司彰君 今回の基本法を改正という言い方をしている場合もありますけれども、基本的には新しく確立をするというふうなことになるんだろうと思うんですね。  私も、農業基本法のときにもそうでありましたけれども、なかなか時代の中で、新しいこういう基本法が今、国会の中で議論をされている、...全文を見る
○郡司彰君 私は、これまでの日本の山のあり方というのは、特にやっぱり気候風土がほかの国と相当違いますから、木材とするための人工的な施業は別にしまして、どんなものでもいいから木が植わっているという状態には一定程度すぐに回復してしまうわけですね。そういうところでもって、世界の中の考え...全文を見る
○郡司彰君 次に、WTOとの関係が若干出てくると思うわけでありますけれども、そこのことについてお聞かせをいただきたいと思います。  大臣、この前、いろんな省庁で日本材を使ってはどうかということに対して、これはいろいろ決まりがあるんだという話をされました。このWTOの中に、たしか...全文を見る
○郡司彰君 何人かの大臣に同じようなことを私しつこくいつも言っておりまして、私自身は、WTOで決まったことがすべてよしではなくて、私はやっぱり、それぞれの国で税金の使い方がほかの外国の企業に取ってかわられるというのは必ずしもいいことではないというような感じをいつもさせていただいて...全文を見る
○郡司彰君 WTOの先ほどの関連知的所有権の関係について、加盟国は生命特許の制度化を迫られるということになってくるわけでありますけれども、例えば日本の今おっしゃったようなものも、文化とか知識ということではなくて、それを特許化する、制度化するというような形がこれから世界の中で一般的...全文を見る
○郡司彰君 そのような形に今後WTOの中で、生物多様性のこれまでの枠組みを超えて、そういう制度化をそれぞれの国が行っていくというふうなことの話になっているわけでありまして、日本という国が、木材や食料や魚介類を世界じゅうから買うけれども、しかし、そこの人たちのことは余り考えていない...全文を見る
○郡司彰君 新聞で読んだだけでございますので詳しいところまでよく存じておりませんが、都の研究機関か何かで百分の一ぐらいに減らすようなことができるんだというようなことがございましたけれども、さっと読んでおると、一本一本手当てをするとその木が百分の一ぐらいになるということですと、これ...全文を見る
○郡司彰君 それから、シックハウス病というのが最近いろんなところでもって話題になっておりまして、これは因果関係がどうもはっきりしなくて、北海道の旭川あたりにそういう家をつくってそこに住んでというような取り組みも始まっているそうでありますけれども、ただ、因果関係は別にして、無垢の材...全文を見る
○郡司彰君 今、いろいろWTOの関連の中でも話をしてまいりましたけれども、海もそうでありますけれども、海洋深層水とかいろんな新しい活用が生まれてきた。私は、国土の七割近くを占める森林というものも使い方によってはまだまだ宝というものが出てくるんではないかなと。そういうような宝をどう...全文を見る
○郡司彰君 大学の場合ですと、例えば農学部に所属をする演習林などがそういうような形になってくるんだろうと思うんですが、全国に幾つぐらいそのようなものはございますか。
○郡司彰君 数に対して私は予算が必ずしも十分ではないなという感じがいたしますので、今後の新たなる森林・林業政策を円滑に実施するためにも十分な予算措置を大臣にもお願いをしておきたいというふうに思っております。  最後に、時間が参りましたので、里山ということについてお聞かせをいただ...全文を見る
○郡司彰君 もう時間が迫っておりますので、大臣にひとつ、循環型という中でこの里山というのが直接住民たちに見えるような場所になってきているかと思いますが、いろいろ思いを含めて大臣のお考えをお聞きして、質問を終わらせていただきます。
○郡司彰君 終わります。     ─────────────
09月20日第152回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  冒頭、米国で同時多発テロが起こりまして、テロそのものは、これはもう不正、そして正義に反するものでございますから許せないものでありますし、邦人を含んでまだ多くの方が行方不明でございますので、哀悼の意を表したいと思っております。 ...全文を見る
○郡司彰君 遠藤副大臣、対策本部の長ということでおつきをいただいて、大変タイトな日程でお過ごしだと思いますが、今、大臣からもありましたけれども、今回の問題、大変にプレスリリース等が迷走を続けた、あるいは加工飼料工場に立ち入りに行ったけれども、現地の人がだれもいなくてすごすご帰って...全文を見る
○郡司彰君 政府参考人の方にお尋ねをしたいと思いますが、一つは、八月の六日に千葉の白井市の方でそのようなことがあった。最初のプレスリリースが九月の十日だったですね。これは一カ月以上たっているわけでありますから、その間どのようなことがされてきたのかがよくわからないし、そのような時間...全文を見る
○郡司彰君 事前のレクチャー等でも話を聞かせていただきましたし、私も現場の方で聞いてまいりましたが、おおよそ、うちの方の現場で聞いた話によりますと、肉用だと三十六カ月ぐらい、それから乳用だと六十から六十五ぐらいまでかなというような話でありました。  潜伏期間が二年から八年という...全文を見る
○郡司彰君 私が申し上げましたのは、今回一頭見つかって、しかもその潜伏期間、屠畜場に回る生産からの月数等を考えると、そういう可能性を否定できないんではないですかということなんですが、それはどうですか。簡潔に答えてください。
○郡司彰君 時間がありませんのでちょっと別な形でお聞きをしますが、いずれにしましても、これまで世界のあらゆるところ、十五カ国で狂牛病が発生をした。この点については、おおよそといいますか、ほとんどのケースが肉骨粉だというようなことが言われておりますが、今回、飼料工場等の立ち入りを含...全文を見る
○郡司彰君 担当の課の方とお話をさせていただいたときに、例えば農家の方が、生産者の方が牛にいいものだろうと思って与えたその中に入っていたと、そういうことも考えられるんじゃないかというような話をされていました。  私は、農家単体でもって肉骨粉を購入するというような、こういうケース...全文を見る
○郡司彰君 今回の場合には、だれがその経路の中で悪い役を果たしたかということよりも、現実問題としてどういうケースの中で起きてしまったかということを突きとめることが大事でありますから、原則的な話だけではなくて、実態をもう少しつかんでいただく中でも調べていただきたいなというふうに考え...全文を見る
○郡司彰君 そうすると、骨粉その他、血粉も含めてさらにまだ全体がわかっていないということなんだろうと思います。  それで、現場のえさ工場の方々の話を聞きますと、これまで肉骨粉と狂牛病とのかかわりをきちんと指示されて、そういう認識でもってつくっていたのかという話を聞きますと、必ず...全文を見る
○郡司彰君 先ほどから例えばいろいろ出ておりますが、家畜防疫対策要綱というものをきょうの朝、農水省の方からいただきました。こういうものの中でもきちんと指導がしてあるのかというような話の中で、きょういただいたんですが、その中に確かに狂牛病に関することも記載がございます。そういう発生...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣からもありましたように、情報公開をきちんと行う、説明責任をきちんと果たす、そういうことが結果として風評被害を最大限最小に抑えるということになるんだろうと思うんですね。  それで、今、農水省、それから厚生労働省、それぞれこの問題に対するホームページをつくってお...全文を見る
○郡司彰君 大臣、済みません。  じゃ、つけ足しでございますが、その次の四というところに、文面から見ると、日本の動物園でネコ科及びウシ科の動物の感染例が報告されていますと読めるような文章がございます。これは日本ではこんなことあり得ないだろう、英国のことだというふうに理解をしてお...全文を見る
○郡司彰君 今の武部大臣の答弁を聞いていて、やっぱり大臣になる方は優秀だなというふうに思いました。  実はやっぱりないんだと、もう、そういうような話で始まってもし起きたときには、これはもう国民の方からやはり政府、行政、信用がされないというようなことになりかねない。しかし、起こる...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司と申します。  きょうは、大変お忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  先ほど来からの話にありますように、限られた時間でございますので、それぞれにお聞きをしたいと思いますので、簡潔にお答えをいただければと思...全文を見る
○郡司彰君 小沢参考人にもう一つだけお聞きをしたいと思いますが、今の問題と別にしまして、イギリスなどでは、いわゆる頭部という部分からすると、下の部分だけは許可をしているけれども、ほかのものは全部廃棄というような形になっておりますね。食文化、いろいろ違いまして、日本の場合には、その...全文を見る
○郡司彰君 はい、わかりました。  それでは、木下参考人の方にお聞かせをいただきたいと思います。  三百六十五日、生き物を相手にされておりまして、きょうこちらにお見えになるのも大変な中で来ていただいたというふうに思っております。  参考人の資料を読ませていただきますと、混合...全文を見る
○郡司彰君 もう一点お聞かせをいただきたいと思いますが、農協の理事もなさっているということでございまして、御本人のあるいは平均的な数字でも結構でございますが、法律が変わって、今度堆肥盤を新しくするとか、これまでの借り入れの返済等がある、大変だというようなことが先ほどの話の中にあり...全文を見る
○郡司彰君 済みません、次に日和佐さんの方にお聞きをしたいと思います。  三点ほど時間の関係でまとめてちょっとお聞きをしたいと思いますが、情報公開のことがいろいろと取りざたされておりまして、特に食の安全に関する、例えば食品衛生法の関係ですと審議会の議を経ないと実際は情報がすべて...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。時間が限られておりまして、もう少し質問をしたいこともあるんですが。  次に、福岡参考人の方にお尋ねをしたいと思います。  先ほどから、工程がふえる、あるいは焼却場の問題が出てくる、それから置いておくための冷蔵庫といいますか施設の問題が出てく...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  実は、きょうレンダリング関係の方がいらっしゃいませんので、本当はそのことも質問したかったところ、お答えをいただいたということでございまして、同じ考えでございますので、これから分別と使用法の区別をきちんと行っていくというような形に努力をして...全文を見る
11月05日第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○郡司彰君 先ほど小泉さんの方から、共生というのは男女で、生態系は含まないのかという話がありまして、私も三年前に共生社会というのを聞いたときに、生態系その他も含めるのかなと思ったことがございました。  それで、今なぜそのような話をちょっとさせていただいたかというと、生態系のこと...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  九月二十日に閉会中審査が行われまして、BSEについてお尋ねをいたしました。あの時点はまだ最終確定がなされる前でございましたので、その後のことについて、きょう、改めてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、大臣にお尋ね...全文を見る
○郡司彰君 二頭目が出たということで、一頭目と違って共通することが出てきたということがあるんだろうと思いますね。二頭目が出たことによって、これまではっきりしなかったところが明らかになった点、あるいはまだ、二頭目が出たけれども明らかになっていないと思われる点、それぞれ項目ごとにお知...全文を見る
○郡司彰君 多岐にわたりますので、簡潔にお答えいただきたいと思いますが、常識的に言うと、五歳以上、六十カ月以上とかあるいは乳用牛であったとか、どちらも北海道に関係をしているという、そのようなことで了解をしている方が多いわけでありますけれども、そのような認識はないんですか。
○郡司彰君 それから、先ほど国井議員の方から出されましたけれども、五千百頭に余る、これまで肉骨粉あるいは血粉、骨粉を与えていたと思われるところの牛については、その廃用という老齢になったときに殺処分をするということが決められたというふうになっておりますが、この殺処分を行うという理由...全文を見る
○郡司彰君 これからの対策に役立てるということを聞きましたが、これまで肉骨粉については必ずしも安全かどうかというような基準は示されておらなかったように思うんですね。  そして、これまでの二頭について見ると、聞き取りの中では、実際に混入をしていたかどうかということの判定は別にしま...全文を見る
○郡司彰君 今言われた方が正直といいますか素直な答えだろうと思うんですね。  もう一つお尋ねをしますが、私の方は、先ほどの共通項でいうと、やっぱり六十カ月以上あるいは乳用牛だというようなところに絞るということも必要なんではないかなという感じがいたしますけれども、五歳以上、いわゆ...全文を見る
○郡司彰君 問題は、一九九六年八月までに残っていた肉骨粉を使ったかどうかというようなところにも問題があるんだろう、可能性があるというふうに思われますので、だとすると、この五千百ということは、先ほどの理由も含めてわかったという形にするにしても、六十カ月以上の乳用牛、老廃に伴ってこれ...全文を見る
○郡司彰君 二頭目が出たというのは遅かった早かったという議論とは別に、九月に見つかって以降、市場の方で受け入れる牛も、生体で目視をして健康そうだとか、あるいは月数によっても三十カ月以内であるとか、そういう受け入れでもってやってきたのが、ここのところに来てそれ以上のものも出てきたと...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、十六万のうち大体四千五百ぐらいを調べるということですから、確率からするとその十六万頭の方が屠畜場に回るよりも感染をしている牛が多いという可能性も高いわけですね。  そういうところからいうと、その辺のところをどういうふうにとらえるかというのが一つあるかと...全文を見る
○郡司彰君 私は重ねて先ほどのことをもう一度お尋ねをしたいと思いますが、その六十カ月以上のいわゆる乳牛ですね、これについて全部検査をするというようなことについてはお考えはどうですか。
○郡司彰君 先進国という言い方は正しくないのかもしれませんが、英国もいろいろな試行錯誤を経て今日の体制をつくり上げてきたんだろうと思うんですね。日本のこの対応と英国における対応、異なる点というものがありましたら教えていただきたいと思います。
○郡司彰君 結果としてイギリスの方は、一九九九年の十一月からEU全体として三十カ月法というものができて、そういう処分といいますか検査を行っている。私は先ほどは六十カ月ということで申し上げて、少なくともしかしそれはやっぱりやらなくちゃいけないのかなということでお聞きをしましたが、こ...全文を見る
○郡司彰君 次に、九六年に絞った形でお答えをいただきたいと思いますが、日本においても対応策がとられておりまして、大臣、あちらこちらのいろんなところで、これまでどうしたんだということになると、対策はきちんと講じてきたというような答弁をされてきたかと思っておりますし、私もいろんなもの...全文を見る
○郡司彰君 どうもこの流れを見てみますと、予防伝染病に加えたことも、口蹄疫を事由として考えられていなかったところがあるし、狂牛病対策そのものがこれまでは口蹄疫の発生をするイギリスからのというような流れの中で行われてきたということがあるんだろうと思うんですね。  九六年の農水省の...全文を見る
○郡司彰君 余り時間がありませんので、ほかにも移りたいと思います。  例えば、その当時よく出された通達の中で、衛生課長あるいは流通飼料課長、現在、衛生課長の方は全酪連の方の専務になっていらっしゃるとか、流通飼料課長については今はどこなんでしょうか、参事官、あるいは審議官だった竹...全文を見る
○郡司彰君 これ以降、今後どうするかということを含めてちょっとお聞きをしたいと思いますが、新聞の報道によりますと、イギリスでは残念なことに、変異型のヤコブ病で亡くなった方と同数程度、いろいろ関係する方が自殺をされたとか、そういうことを聞いておりますから、しっかりこの対策をつくって...全文を見る
○郡司彰君 今それぞれお答えをいただきまして、私も理解をできる範囲なんですけれども、遠藤副大臣の方で大変難しいということがございましたが、おおよそ、例えばこれまでの経験則でいうと、まあEUあたりでは二万八千頭に一頭ぐらいだとかというふうな数字が出てきたり、あるいは日本の場合にはそ...全文を見る
○郡司彰君 この問題は余りこれ以上はする気はございませんので、先に進めたいと思います。  風評被害という言葉が何度も出てまいります。二十一日には総理大臣が風評被害を出さないようにということでの談話を発表しておりますが、先ほどのあの五千百頭も含めて安全だということと、しかしながら...全文を見る
○郡司彰君 今ありましたように、微妙な問題ですからあれですけれども、具体的なものをもう少し考えておいていただきたいなというふうに思っております。  これは風評被害の部分だというふうにちゃんと言えるものがございませんと、実は二年前に私どもの県でジェー・シー・オーの不幸な事故があり...全文を見る
○郡司彰君 意義が大きかったというのは啓発的なことも含めてなんだろうと思うんですね。五項目で本当にわかるのかということになると、それはいろいろあるんでしょうが、私はあのときちょっと奇異に感じたんです。一生懸命やっていらっしゃるので、その時期はあえてそういうことを余り発言をすべきで...全文を見る
○郡司彰君 今、局長、七年とおっしゃいましたですか。
○郡司彰君 具体的には何年ですか。
○郡司彰君 そうしますと、単純に長い方でいうと二十一年の十一月一日までには消滅をするということでよろしいですか。
○郡司彰君 イギリスは何年に消滅をする予定だったでしょうか。私の方で見たところでは、ことしが消滅をするという予定の年でしたが、百三十何頭か出ているわけですね。そういうことも考えると、こういう形でOIEの基準どおりやっていけばその年までに消滅をするかどうかというのは、ただ単純に、こ...全文を見る
○郡司彰君 あと一分ぐらいございますので、最後に、局長の方で結構でございますが、レンダリングの関係の業界も相当程度打撃を受けておりますが、これ今までの日本の技術ですと、OIEの基準をかなり上回る厳しさでもってそのレンダリング、肉骨粉等の加工をしているというふうに聞いておりますが、...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
12月03日第153回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司と申します。おくれて参りまして、十分に御意見をお聞かせいただくことができませんで、恐縮でございました。  多分、谷村参考人の関係になるかと思いますけれども、実は自分自身のことも含めてなんでありますが、虐待といいますか、親の方にトラウマといいます...全文を見る
○郡司彰君 済みません、質問がわかりにくかったのかもしれませんが、必ずしも虐待ではなくても、必ず子供の時代を経てきたわけですから、何がしかの経験が積み重なっているんだろうと思うんですね。そういうものが自分が子育てをするときに、例えば望まない妊娠だったりとか、あるいはほかの子供さん...全文を見る