郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  関連質問でありますけれども、BSE中心にお尋ねをしたいと思います。  まず、武部大臣にお尋ねをしたいと思いますが、今回三頭発生をしたBSE、これらの措置については家畜伝染病予防法に基づいての処理が行われていると思いますけれ...全文を見る
○郡司彰君 このBSEは人に感染をするんではないかということが大変な不安を呼び起こしているわけでありますけれども、人と同じような病気の中で、ヤコブ病というのがあります。従来型のものがあって、医原性については今和解の方向で話合いがされているわけでありますが、日本では発生をしていない...全文を見る
○郡司彰君 説明をいただきまして、その感染症、伝染病の概念、広義、狭義も含めていただいたわけでありますが、端的に分かりやすく伝染病ということに考えていらっしゃいますか。
○郡司彰君 日本の場合、家畜伝染病予防法に基づいて行われるということが伝わっているわけでありまして、生産者あるいは消費者の方も含めて、このBSEというのは伝染病ではないかというふうに誤解をしている方が非常に多いわけであります。  この問題は、風評の被害ということを大きく取り上げ...全文を見る
○郡司彰君 今のお言葉を聞きまして、個人的にはそのようなことを考えているということでありますね。しかし、この場で、このことによって大変な被害を拡大をしてきた、しかも同居牛についても殺処分ということを行ってまいりまして、これも管理の仕方がほかのところのやり方とは相当違うところも出て...全文を見る
○郡司彰君 今の答弁を聞いても、検討委員会の結論を待ってということを何度も聞かされてまいりました。  しかし、全体、農水省の感覚の中には伝染病だということを前提にするような考え方があるんじゃないかと思うんですね。例えば、政府の方から今回提出予定の法案の要旨ということで飼料安全法...全文を見る
○郡司彰君 また後ほど、そのことをも含めて質問させていただきたいと思いますが、ここで大臣、イギリスでは十八万頭が発生をして、結果として四百五十万頭の牛が殺処分をされました。日本は三頭発生をして、これまでにも殺処分等が行われ、今後も対策の中でそのようなことが行われてくると思いますが...全文を見る
○郡司彰君 私の方は、イギリスでは十八万頭に対して四百五十万頭が殺処分をされた、日本は現在、今三頭だけれども、今後の対策を立てていらっしゃる中で何十万頭ぐらいの殺処分が予測をされているのか、そのことについてお聞きをしております。
○郡司彰君 現在の数字でいうと、そこの段階にまだとどまっている。全頭検査をしなければいけないものが今十分にされていないということも、そういうふうな数字に表れているのかと思います。  二百頭としましても、これも、人権ということはありますが、牛権というのは余り聞きませんから、牛の気...全文を見る
○郡司彰君 財務大臣が後ろの方で、もう嫌だとかということかなという話をちょっと今されておりました。もうたくさんだとか、もう勘弁してくれというような気持ちなんだろうと思うんですね。  なぜこんなことを言ったかというと、これは冗談ではなくて、これは一頭一頭がやっぱり命のあるものを処...全文を見る
○郡司彰君 今回のことが起こって以降、意識調査が行われて、その結果についても大臣はよくごらんになっていると思いますが、課長までのところでもって情報を知っていた、あるいはそういう認識が、危険性ということに対して認識があった。ところが、部長、局長というところになると、その情報を見たこ...全文を見る
○郡司彰君 そのような反省に立って検討委員会に参加をされているということですから、膨大な資料でありますけれども、おおよそ大臣も目を通しているというふうに理解をしてよろしいと思いますが、この「BSEの地理的リスクに関する科学運営委員会の最終的見解」というのも、これも大変私どもにとっ...全文を見る
○郡司彰君 答えが、一次か二次か分からないということですか。
○郡司彰君 この最終的見解の中で、日本の場合にはレベル3に相当するということを言われてきた。それは、不安定なシステムが循環をしているということだからレベル3なんだということなんです。つまり、常識的にイギリスその他のところは、この運営委員会の示すところは、今回のは一次よりも二次とい...全文を見る
○郡司彰君 これ、なぜこういうことを聞くかというと、一次感染の場合と二次感染の場合にはその後の対策が全然違ってくるということなんですよ。例えば、一次感染であれば、国内で今後予防する対策だけで十分かもしれない。しかし、もし二次感染だとすると、この間に九六年以前から発生をしていたとい...全文を見る
○郡司彰君 振り返ってみれば、イギリスからの指摘も含め、EUからの指摘も含め、日本の場合には安全だという形の中で今回発生をしたんですよ。今の大臣の答弁を聞くと、少しの量だからというようなことも含めて、これアジアその他の国でもし発生をしたときに責任を取れる体制になっているんですか。...全文を見る
○郡司彰君 二次感染も考えてこれからやっていきたいということは、これまでは一次感染の予測だけで対策を立ててきた、そういうことですか。
○郡司彰君 いずれにしても、今までやってこなかったということに聞こえる。これからやるということはもちろんいい方向になるわけでありますけれども、もう既に六か月を経過しているわけですよ。この責任については大臣、どうお考えですか。
○郡司彰君 大臣、どうもかみ合わないようでありますが、一九九六年の三月に飼料として使わないというようなことを行政指導された、その前後について国内の肉骨粉の需要状況、どのようになっているかお知らせいただけますか。
○郡司彰君 大臣、今、年と月と間違っておりませんか。
○郡司彰君 実はこの一九九六年という年に先ほど言った三頭が患畜牛として生まれているわけですね、当時はもちろん患畜しておりませんが。この年の三月に行政指導でもって肉骨粉を使うことを自粛をしなさい、やめてください。先ほどちょっとずれていると思うんですが、二月が十七トン、三月十八トン、...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと時間もありませんが、ちょっと先に進まさせていただきますが、まず大臣、今国会に飼料安全法、この関係で提出をされるという予定でしたが、まだ閣議決定にもされていないようですが、遅れている理由は何ですか。
○郡司彰君 これだけで足りるのかというふうにだれもが思っていたわけですよ。野党四党でもってBSEの措置法を提出をいたしました。中身からすると野党の方が広がりが深いというふうなこともあって、これは政府案みっともなくて出せないというようなことじゃないんですか。
○郡司彰君 遅れてでもいいものを出そうというような話もあるかもしれませんが、この対応の仕方が今回のこの我が国における不始末の連続を招いているんですよ。  ドイツの、一年前、二〇〇〇年の十一月の二十四日に発生をしたドイツのその後の立法の日付を教えていただけますか。
○郡司彰君 大変なスピードですけれども、その後、大臣が替わって、関係団体と相当な議論の末にBSEの措置法も年明けて作られていますね。これはいつごろでき上がっていますか。
○郡司彰君 十一月の二十四日に発生をして、当初の対策としては、十一月の二十八日に連邦議会で可決をして十二月の二日から施行。その後、措置法は、今言いましたように大臣が替わったけれども二月の二十二日、成立をさしているんですよ。  このことを考えますと、大臣、今、検討委員会の結果を待...全文を見る
○郡司彰君 大臣が今検討されている最中ですからこれは簡単にお答えいただけると思いますが、いつまでに閣議決定をする予定ですか、どんな内容が盛り込まれておりますか。
○郡司彰君 そうすると、三月末までの検討委員会を待って四月以降に出すということなんですか。
○郡司彰君 これでどうして対策をやっている、全うしている、職責を全うしていると本当にこれは言えるんですか、国民に向かって。もう一度お答えください。
○郡司彰君 これまでの感染ルートの解明、どこまで解明されているのか、お答えをいただきたい。
○郡司彰君 大臣、今の感染ルートの解明というのは、先ほどから言っている第一次感染に絞った形ですね。もし、第二次感染だということの可能性があるかということに対してあるということだった。第二次感染の感染ルート、解明ルートはどうなっていますか。
○郡司彰君 先ほどから言っているように、一次感染の場合はさもありなんでありますけれども、二次感染の場合には、これ先ほど言っているように対策が全然違うんですよ。その対策が全然取られていないということですね、今まで。
○郡司彰君 二次感染について……(発言する者あり)
○郡司彰君 二次感染のルートについての解明、きちんと行っておりますか。
○郡司彰君 大臣……(発言する者多し)
○郡司彰君 大臣、先ほど、これはリスク、地理的リスクの問題をお読みになったということになりました。この中で言われているのは、日本はレベル3だということなんですよ。だから、私どもは、一次ではなくてその次の段階の増幅、拡大の時期に今回が出てきたんじゃないか、その前も発生をしていたけれ...全文を見る
○郡司彰君 私は、大臣を含めて農水省の判断は非常に誤っていると思っております。対処方法も非常に危険な形の対策を立てているというふうに思っております。  ただ、次に入らさせていただきますが、今、食の安全も含めて大変に話題になっておりますが、在庫保管事業というのが対策として立てられ...全文を見る
○郡司彰君 一万三千トンほどを在庫として保管をするということになりまして、当初はそれもやらない、しかしやるようになった。保管をして、その後流通をさせるということが、今度は焼却ということになった。随分お変わりになっていますので、その経過を説明していただけますか。
○郡司彰君 通常、このような対策、数量が最後に出るものでありますから、当然その時点の在庫量というものをつかんでいらっしゃると思いますが、幾らほどの在庫量だったんでしょうか。
○郡司彰君 一万三千トンというのは、これは十月十七日以前のものということになりますと、通常、肉の消費の期間から見ると、当然九月ないし八月の肉も含まれているわけですね。  全体で一万三千トンというふうなことで、年間の消費量、これまでと、十月の毎年のとこれほど違いがあったんですか。...全文を見る
○郡司彰君 生体で七百ぐらいあって、枝肉にすると大体四百二、三十ぐらいになる、小売の段階では二百五十キロぐらいの肉になってくるわけです。この数字が、小売段階で毎年ですと三十六万トンぐらい年間である。月平均ですと大体三万ぐらいですよ。ただし、今年の場合には落ち込んでいるから、そうい...全文を見る
○郡司彰君 大臣、ちょっと、屠畜の頭数だけから割り出してもそんな数字は信用できない数字ですよ。少なくともお店の段階まで届いたのを含めてほぼ倍近いものがその当時全国には在庫として流通していたんじゃないですか。業界が調べられるものが一万二千六百トンぐらいで、それ以外の一万トン近くは既...全文を見る
○郡司彰君 あったということの中の数量ですよ。本当に少ないものがあったんでしょうか。それとも、私が言うように、一万弱ぐらいのそういう数量が出回っていたというふうに考えてよろしいですか。
○郡司彰君 先ほど言ったように、もしそうだとすると、頭数から割り出すと相当なものが出ているんですよ。消費者の不安を解消するという目的でやったということですけれども、本当ですか。
○郡司彰君 私は、自然、素直に、これはもう迷惑を掛けたから業界の方々に一定程度援助しましょうかと、そういうことを部会の方からも言われていると、そんなことの積み重ねで出てきたんじゃないですか。  しかも、この団体に対して農水省から毎年多くの方が天下っている。キャリアも含めノンキャ...全文を見る
○郡司彰君 非常に時間が少ないものですから、若干、別にさせていただきますが、廃用牛対策というのがございますね。廃用牛対策の概要についてお答えをいただきたいと思います。
○郡司彰君 屠畜場を造らなければいけない、倉庫としてレンダリングをした後のものと枝肉用とを造らなければいけない、焼却場を造らなければいけない、これはどのような進捗状況ですか。
○郡司彰君 最後に、総理の方にお尋ねをしたいと思いますが、お聞きになったような対策の形でございます。私は十分とは思っておりません。なおかつ、総理の方で、外務大臣を更迭なされたときに、国会運営上もうこれは仕方ないんだというような発言がございました。  私は、国民生活の影響からする...全文を見る
○郡司彰君 時間が参りましたので、私の質問は終わります。
03月20日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今日は、委嘱審査ということで、米にかかわる問題についてお聞きをしたいというふうに思っております。  今、BSEが大変話題になっておりますが、瑞穂の国でございまして、国にとってはやっぱり米の問題というのが基本のところに据わって...全文を見る
○郡司彰君 できますれば、きちんと形を改めてもう一度やり直すということが必要になってくるだろうと思いますし、そのためにも、現在、生産調整に関する研究会、この結論その他が待たれているんではないかなというふうに思っております。  私、参議院に参りまして、大分、党派は違うんですが、谷...全文を見る
○郡司彰君 全体でいいますと、かなり増え方が大きくなっておりますね。そして、利用率も逆に、それに合わせて低くなっているということは、日本の自給率を作るという上では大変地力といいますか、地力が弱くなってきているのかなという感じがいたします。  そこで、今、生産調整に関する研究会な...全文を見る
○郡司彰君 今、大臣がお答えをいただきましたことを農水省の関係の方に聞きましても同じような大体お答えをなさいます。  私は、その側面は否定はいたしませんが、基本のところではもっと違うものがあるんではないかという認識を持っております。といいますのは、米はずっと下落を続けているわけ...全文を見る
○郡司彰君 今のお話をお聞きをしまして、価格政策というものがないような形でもって研究をされているんじゃないかというような危惧をしている方もいらっしゃいます。四十万戸経営体を選別をする、結果として農家あるいは集落を分断をするということにもなりかねないわけでありまして、この方式でこれ...全文を見る
○郡司彰君 大臣の方から面積割りという言葉が出てまいりまして、検討している中身では数量割りにしていこうというふうなことになるんだろうと思うんですが、細かい話になります、まだ検討中だということでのお答えになるかもしれませんが、これは今度はだれが確認をするようなことになるのか。それは...全文を見る
○郡司彰君 今日は時間がありませんので、それはどうかなとか、私の考え方を述べるのはできるだけ少なくしてお尋ねをしていきたいと思っておりますが、ただ、今の話を聞きましても、農家の方々が計画を作るということ一つを取っても、これは大変難しい選択が出てくるわけでございまして、その辺のとこ...全文を見る
○郡司彰君 その辺は分かっているから。
○郡司彰君 今日は余りやり取りをしないということにしております。  次に、備蓄米の在り方について、私どもは常々かなりこの回転というものは圧力が掛かるものだというふうなことを思っておりますし、一方のこの下落の大きな要因にもなっているんではないかというような認識もあります。回転では...全文を見る
○郡司彰君 例えば、現行の中ではそのような扱いになってしまうわけでありますけれども、世界の食糧事情はもう御存じのとおりで、多くの方々が飢餓に苦しんでいるわけでございまして、日本がいろんな意味で貢献をしている分野があるわけでありますけれども、こうしたものを恒常的に世界に対する日本の...全文を見る
○郡司彰君 大臣、今のMA米のことにつきまして、それから備蓄米のことにつきまして、検討されている内容についてはお聞かせをいただきましたが、大臣のお考えとしては、何か付け加えること等ございましたらば、お聞かせをいただきたいと思います。
○郡司彰君 いずれにしても、私自身は備蓄米は、米価の下落が続いているわけでありまして、そこの大きな要因だというような考え方も持っているわけであります。  次に、今回のなされている研究会その他の中で、先ほど午前中、田中委員の方から、理事からも出されておりましたけれども、どんな地域...全文を見る
○郡司彰君 次に、先ほど長官の方から有機米の取組等もというふうなことがございまして、この有機といいますか環境保全型といいますか、そういう農業に日本全体変えていこうという意識は相当広がってきていると思うんですね。そういう中で、現在も持続性の高いというあの法律がございますけれども、こ...全文を見る
○郡司彰君 局長がそういう認識ならば立派な法律なんだろうと思うんですが、私どもも、実はその辺をもう少し豊富なものにしていこうと、特別な農法ではなくてそれが日本のベースになるようなことをやっていこうではないかということでもって、ここにおります和田理事それから小川委員と共々議員立法と...全文を見る
○郡司彰君 最後に、お一つ聞きたいことがあったんですが、時間がありませんので、それは閣議の決定をされた法案については、与党の方で事前にもう研究をする、討論もするんでしょう。しかし、私どもの方が議員立法で出すものについては、なかなか実質的な審議がされないということが続いておりまして...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○郡司彰君 おはようございます。民主党・新緑風会の郡司でございます。  今日は三人の参考人の方においでをいただきまして、それぞれについて質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず冒頭、皆様方から思いのたけを最初に語っていただくという時間がございませんので、恐縮でございます...全文を見る
○郡司彰君 今、小野寺参考人の方から、これまで責任問題の検証にかなり時間を費やしたということでございまして、これは最終のものではございませんけれども、二十二日にいただいたものを読ませていただきますと、確かにイギリスその他、EUからのOIEを含めての忠告といいますか、そのようなもの...全文を見る
○郡司彰君 私もいろいろな資料を読まさせていただく中で、例えば昨年の六月を境にして、いろんな勧告が出されて日本がそれを断った。三月から続いていたわけであります。そのときの、農水省からEU等に送った、このイギリスの政府に送った文章をずっと読まさせていただきますと、かなりちょっと高圧...全文を見る
○郡司彰君 私も目にしていないものですから、もしそういうものがなくて行っているということになると、これは、日本の国というものはどういう国なんだろうということにこれ、日本人もちろんでありますけれども、世界の中からも見られるような、そんなことになってくるのかなというちょっと心配をして...全文を見る
○郡司彰君 私は、結果としてはマニュアルが作られていなかったということでございますから、実は日本の国は、私、茨城に住んでおりますけれども、二年前にもジェー・シー・オーの事故を起こしました。同じようなことの議論を別な省庁でしたんですね。これは、一つの省庁じゃなくて、日本という国がそ...全文を見る
○郡司彰君 私どもは、行政の不作為ということをただ単に使うだけではなくて、それは立法府の不作為であったのかもしれないという自省の念も持たなくてはいけないんだろうと思うんですね。その場合に、私どもがそういうことの判断に立てるような立場に立てる、それは、日常、ふだん個人個人の努力もそ...全文を見る
○郡司彰君 小野寺参考人、これまでスクレイピーを始めとしていろんな研究をされてきたということをお伺いをしておりまして、そうしたところについて若干、二、三質問をさせていただきたいと思いますが。  まず、日本の技術レベルということについての記述がございまして、私ども、九月の二十日の...全文を見る
○郡司彰君 私は小野寺先生の本も読まさせていただいたりしまして、技術的に問題はないんだろうというふうなことで思っておりますし、これからもそのような形で認識をしていきたいなというふうに思っておりますが、今お話に出されました家畜衛生試験場時代からそういうような研究をなさっていた、また...全文を見る
○郡司彰君 これまではいずれにしましても起こり得ないというようなことが前提だったのかもしれませんが、このような形になった以降、予算の在り方としてこれまでどおりで良かったというふうにはならないんだと思うんですね。農水省も今回の予算の中では考えているかと思うんですが、大変難しい病気だ...全文を見る
○郡司彰君 後ほどまた中村参考人、その辺もお聞きをしようと思っておりましたが、小野寺参考人には最後の質問にさせていただきたいと思いますが、この中で読んでいて私、非常に自分の感覚と違ったなというふうなものがございました。それは、昨年から三百頭に増やしてサーベイランス調査を行っていこ...全文を見る
○郡司彰君 委員のお話として承っておきたいと思いますが、私はこれまでもいろんな委員会でも、増やしたということは一定の取組を前進させたのかなというような思いがありまして、そういった感覚でもって質問をしましたところ、大体これからもうそういうことで日本も実は危機意識を持ってやろうとして...全文を見る
○郡司彰君 また、いろいろな報告書などを読ませていただきますと、これまで、この肉骨粉を含め、いろいろなルートで日本に入ってきたことについても大分検証されているかと思うんですが、お書きになっている以外のことで、実は、起こってからいろいろやってみたらば、今まで想定をしていなかったよう...全文を見る
○郡司彰君 今、最後のころに、やっぱり全部調べるべきだという話がございまして、そのことも大事なんですね。そのことも議論をしたいんですけれども、そのさらに後段で、日本の場合にはそれが思うに任せない現状は、受け入れる施設がないのが一つありますけれども、出す方の側に風評というものを非常...全文を見る
○郡司彰君 発生をした、そしていろいろな対策が立てられてまいりました。私は、かなりEUと比べて差異があるような気がするんですね。例えば、被害、消費の停滞というのがいつぐらいまで続くんだということの見通しについてもほとんど出されていないで、その都度対策を立てながら更新、更新というこ...全文を見る
○郡司彰君 改めてお聞きをしたいと思いますが、中村参考人に。先ほど来からの議論も踏まえて、この報告書の、案ではございますけれども、重大な失政があった、行政の不作為があったと、このことについて率直な御感想をお聞かせいただければと思います。
○郡司彰君 読まさせていただきまして、学ぶべきだ、それは後手後手に回った歴史を学んで繰り返さないためにするべきだということでございましたので、誠にそのとおりかなというような感じがしております。  また一方で、中村参考人のお書きになったものの中で、これは多分イギリスか何かの報道の...全文を見る
○郡司彰君 私も今の側面が非常に強いと思うんですね。  今回の報告が最終的にどのような形になるかまだ分からないわけでありますけれども、案として出された中には自民党あるいは農水族というふうなことが書かれてあった。私は、その側面もまた否定できないのかもしれませんが、私は正直言って、...全文を見る
○郡司彰君 この議論は、三位をそれぞれに分割をした形で改善をしなければいけないし、自浄の問題もございますから、この場ではなかなか結論を得るということにはならないと思いますが、私は、少なくともこの報告の中で何か一つだけ取り上げて、それ以外は免罪符になるようなことがあってはいけないな...全文を見る
○郡司彰君 これはジャーナリストとしての参考人にちょっとお聞きをしたいと思いますが、サビリティー効果という言葉がございますですね、反復して出すことによって効果を出すようなことというのがありますけれども。  私は、いろいろ生産者とか消費者の方とこの間いろんなことでお話をすることが...全文を見る
○郡司彰君 済みません、先ほどトレーサビリティーとごっちゃにいたしました。サブリミナル効果でございました。  それでは、お待たせいたしました。堀参考人の方にもお尋ねをしたいと思います。  系統の、そして生産者団体として大きな力をこれまでも持ってこられたわけでございますが、不幸...全文を見る
○郡司彰君 今の気持ちを率直に受けたいとは思います。  しかしながら、過去のことも含めて今後のことの問題が出てくるわけでありまして、実は昨年の一月にも余り芳しくないことが起こっておりまして、その後も同様の言葉を口になされ、しかもそれに対応するような組織が作られていたと思うんです...全文を見る
○郡司彰君 全農と、それから今回起こした子会社といいますか、関連会社というんでしょうか、どのぐらいの数、全農はそういう会社というものを抱えていらっしゃるんでしょうか。
○郡司彰君 私はかなり肥大をしたんではないかなというような感じがしておりまして、特に全農の方から見ると、実は子会社のことの実態はほとんど分からないんじゃないかと思うんですね。子会社の方々にしてみると、全農の方々は私たちの何を知っていてくれるんだという、そういう思いもあるんだろうと...全文を見る
○郡司彰君 問題の質は二つぐらいにあると思うんですね。  一つは、例えば、この問題が、偽装ということが業界全体の中でそう大したことではないんだというような認識があったのかどうかですね。だとすると、この制度そのものがまずかったということにもなるわけでありますから、そこのところをど...全文を見る
○郡司彰君 正しくその両方が今回の事態によって大変なダメージを受けております。  一方、生協の方も、全農さんだからこそ信用して扱ってきたものに対して裏切られたという思い、これは非常に強い。これは食の安全に対する不信になっているんだろうと思うんですね。先ほどのBSEの問題とこの食...全文を見る
○郡司彰君 今回のことが起こりまして、実は皆さんが口にするのは、雪印と全農さんとどちらがどうなんだという話をされまして、事の本質からすると、消費者に与えたイメージからすると、これは全農さんの方が非常に本当はインパクト強いわけじゃないかと。しかし、マスコミの扱いは、ややもすると三分...全文を見る
04月04日第154回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○郡司彰君 民主党の郡司でございます。  BSEに関連した質疑をさせていただきたいと思いますが、まず、官房長官、大変、時間をやりくりをしていただきまして、ありがとうございました。  今、報告をお聞きをしたわけでございますけれども、お聞きをしてどのような受け止め方をなさっていら...全文を見る
○郡司彰君 報告の受け止めについてお聞かせをいただきましたが、農水大臣に重ねてお伺いをしたいと思います。  今現在、自分のお考えの中で、この報告は報告として、役所なり役人に対して何か言いたいことがございましたら、この場でお聞かせいただきたい。
○郡司彰君 この報告の中に、「果断に対策を講じなければ行政の不作為を問われかねない。」というふうな文言がございまして、これは現在進行形の書き方になっているわけですね。今まで、そして現在の対策について万全だというお考えでしょうか。
○郡司彰君 官房長官にお尋ねをしたいと思います。  国民生活に大変大きな影響を与えているんだろうというふうに思いますが、内閣として、今回のBSEに関連をしました倒産でありますとか、あるいは被害額、そしてどのような産業、どの程度の人たちにまで影響が及んでいるか、分かっている限りで...全文を見る
○郡司彰君 民間の調査機関の数字などもあるわけでありますが、ここ何か月間かは、この調査機関の冒頭、最初の倒産件数の大きなくくりでいうとBSEということになっておりまして、十月からで四十六件、負債総額三百四十三万とか、全体では二千万を超える国民の生活における被害が出ているんではない...全文を見る
○郡司彰君 実際の損害ということと補てんをしているもの等がございますから、ありますけれども、かなり大きな数字になってきているわけですね。この辺のところをやはりきちんとつかむということの作業もやっていただきたいなというふうに思っております。  今、農家あるいは消費者のところを回り...全文を見る
○郡司彰君 それで、この事業ですけれども、お配りをしました「廃用牛対策の仕組み」というのを、これは農水省の資料でございますが、農家の方にお金が渡る手順としては、どこから渡るということになるんでしょうか。
○郡司彰君 せんだって大臣にお尋ねをしましたところ、法律がまだできないなという話をして、大臣の方からは、法律が制定されなくても対策、やるべきことはきちんとやると、そういうふうな答弁がございました。この廃用牛対策もそのような流れなのかと思いますが、今お話がありました農畜産業振興事業...全文を見る
○郡司彰君 事業団法の何条の幾つになりますか。
○郡司彰君 この事業団法の総則第一条では、その生産条件、需給状況等からかんがみて適正な水準における価格の安定に必要な事業を行う、業務を行うというようなことが書いてあって、今の二十八の三があるんだと思いますが、この新しいBSEに関連をした、そしてこの廃用牛の対策というのが私はこの文...全文を見る
○郡司彰君 私どものところには、大体この事業が必要かどうかという問題ではなくて、こういう対策が決まりましたということで紙が参ります。この農畜産業振興事業団、保管事業の方もやっていて、そちらも同じく二百億ぐらいですね。こちらも二百億ぐらいのものが決まりましたよ、しかしながらこれ以降...全文を見る
○郡司彰君 そのような形でおやりになって、保管事業についてはいろいろ大変問題が出てきたわけですね。こちらも同じように二百億ぐらいのお金を使う。国会の中で議論をすることなく対策が決められて、対策を行う中で問題点がいろいろ出てくる。そして、そのときに、私どもが議論をしないで決まってく...全文を見る
○郡司彰君 大臣は、この廃用牛対策事業はどういう目的ですかという質問に対しまして、このように答えておりますね、廃用牛の円滑な出荷、流通を促進することが目的であります。これはそのとおりでしょうか。
○郡司彰君 そのことは大臣の今の答弁でよく分かりましたが、販売、流通に供するということが元々の目的だったんですか。この流通させるということが目的。
○郡司彰君 今、大臣がおっしゃったのは、屠畜場までは何とか早急にやらなくちゃいけない、その後は大事なものだから流通させるようにしようというようなお考えだろうと思うんですね。  ちょっと局長にお聞きをしますが、これは屠畜場以降、流通をしているものと一時保管と、今どのような比率にな...全文を見る
○郡司彰君 大臣、廃用牛の対策の答弁の中でもう一つ言っておりますが、この中で、業者がもうけるようなことはもう厳に慎むように言っているということでございましたですね。それは多分そのとおりだと思うんですが、現状、この形でいくとしますと全国団体が四つ、そのほかにもう一つ、組合等というの...全文を見る
○郡司彰君 どこに返還するんですか。
○郡司彰君 これ、各段階で契約が必要になってきますね。その契約はどの段階ごとに、全部やっていらっしゃるんですか。それはどこが担当してやっておられます。
○郡司彰君 事業団法との兼ね合いがもちろんあるんだろうと思いますが、非常に、先ほど局長がおっしゃったように、これは簡便な形に改めたものだけれども、もうちょっと複雑だと。これ、実際かなり複雑ですよね。  そういう形の中で、私どもからすると、この農畜産振興事業団の方で買上げも含めて...全文を見る
○郡司彰君 そういう仕組みにさしていただいたということですが、例えば焼却の場合でも、業者の方と団体とで契約を結ぶことになりますね。その結んだ契約というのはどこがチェックをしてお金を出すことになるんですか。
○郡司彰君 最終的には農畜産業振興事業団がお払いになるんだろうと思いますが、それに至るまでのチェックというものの機能というものが本当に生かされているかというと、私も説明聞いて納得ができないような形であります。  それから、家畜商組合等の買い上げたものが最終的に利益が出たらば戻す...全文を見る
○郡司彰君 大臣、これ私何回も聞いているんですが、その都度違うんですよ、説明が。  私は、心配をしておりますのは、これは省全体の責任ですから最後には大臣のところにという話があるかもしれません。しかし、私は、これ聞いていると、大臣もこの流れを本当に理解をしているのかなと、説明どこ...全文を見る
○郡司彰君 先ほど言いましたように、これ二百億という事業が、例えば農水省の中ではそう大きな事業というふうに取られないかもしれませんが、これは省庁によっても違うでありましょうけれども、私は税金として大きな額だろうと思うんですよね。この二百億に上るような事業が、今ほど言ったようにその...全文を見る
○郡司彰君 では、そのように始まっている対策が、もうちょっと細かいところでお聞きをしたいと思いますが、死亡牛が大変問題になるわけであります。受け入れてくれないとか、焼却場を使わせたくないとか、あるいは自分から、自ら自粛をして出したくないとかいろんなことがありますが、この死亡牛が出...全文を見る
○郡司彰君 滞留しているのが五万八千頭という数字もありますが、これ死亡牛は出るわけですね。それに対して、実際には、今いろいろ言われたけれども、現在のところまだ対策ができていないということになるんですね。これは簡単に言ってください。まだできていないんですね。
○郡司彰君 先ほど話の中にちょっと触れておりましたが、出た場合の同居牛についてはマニュアルができ上がっておりますか。
○郡司彰君 その殺処分そのものに対してもいろんな意見があることはお分かりだと思いますが、その方法を続けるということで決まっているということなんですか、それとも見直しも含めて今まだ検討中だということなんですか。
○郡司彰君 難しい問題だろうと思っております。ドイツでこの殺処分をするということができるといいますか、日本と同じだという言い方をされますが、向こうはできるということで大変な議論をした、民主主義とは何かというようなところまでの議論をやっぱりしたそうですね。ですから、どういう方法があ...全文を見る
○郡司彰君 大臣、実はもっと、国が四万、五万で買いたたきをしているというような実態にもなる可能性があります。それも含めて、契約の問題も含めて、かなりアバウトな予算の決め方、使い方になる可能性が非常に強い事業だということで懸念をしております。  もう時間がございませんので大臣にお...全文を見る
○郡司彰君 私は、納得を皆さんはしていないというふうに考えておりますし、けじめが付いたのかなということについては付いていないというふうにも思っております。特に、職責を全うするというお話を何度か聞かされてまいりましたが、一つ一つの、ただいまの廃用牛の対策についても非常にずさんな計画...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○郡司彰君 委員長の御配慮で着席のままさせていただくことに御礼を申し上げたいと思います。  民主党・新緑風会の郡司でございます。  今、大臣から言及がございましたBSEの四頭目が発生をしたということ、それから、昨日、大臣が下関の方においでになったということでございますので、そ...全文を見る
○郡司彰君 今、絞られてきているということの認識だろうというふうに思います。  実は、私、ちょっと心配をしておりますのは、九月の二十日に衆参で初めて、この問題について参議院で行われました。そのときに、私の方のそのときの認識では、大体五つぐらいそういう、済みません、五つぐらいルー...全文を見る
○郡司彰君 大臣から事務方の方慎重だというお話がございまして、今日、たまたま日本農業新聞に同じような見出しの記事がございます。この見出しは、「BSE検査強化慎重に 農水事務次官」ということの記事でございまして、事務次官が昨日の会見で、九六年三月、四月に生まれた牛を対象にしたBSE...全文を見る
○郡司彰君 としますと、前々から議論になっております、じゃ死亡したときはどうするんだというふうなことにもつながってくるんだろうと思うんですね。  この問題については四月の冒頭では、まだどうするか確定はしていないんだ、今後の検討だということでありますけれども、BSEの技術検討会の...全文を見る
○郡司彰君 滞留しているところの牛がかなり流れ出しているという話も聞いておりますけれども、いずれにしてもそういう問題、年間七万六千頭というお話ですと、今、局長が言われたように、屠畜場でありますとか焼却場でありますとか、また人の手当てということも出てくるというふうなことなんだろうと...全文を見る
○郡司彰君 大臣の積極的な発言をいただいて、大臣に是非出ていただきたいという思いでお呼びをさせていただきましたが、よかったなという思いをしております。十五年度からということを、前倒しは私ども構いませんが、遅れることのないように、またお願いもしたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○郡司彰君 そうしますと、必ずしも閣法という形ではないかもしれないというようなことなのかもしれません。  与野党の話合いということもございました。与野党の話合いということで、今、大臣の方から総合的なという話もございましたが、時限的なものというふうにとらえるべきなのか、恒久的なも...全文を見る
○郡司彰君 私は、それは思いでもって中身が違ってくる、それを両方合わせてということになればより良いものが出てくるのかと思いますが、私は前々から、新しい新法を作る際には、これまでの畜産の在り方の反省と今後の畜産の在り方というものがあってしかるべきではないかというふうに常々言ってきた...全文を見る
○郡司彰君 私は、今、大臣がくしくもおっしゃいましたが、法によらずとも対策も行ってきたし、法によらずともそのようなものを出せるというようなことがございました。私は、それはそれで、たまたまよく動いているときにはいいんだろうと思いますけれども、これはやっぱり法治国家でございまして、法...全文を見る
○郡司彰君 生産局長にお尋ねをしたいと思いますが、四月の四日だったと思いますが、予算委員会の中で質問をさせていただきました。その中で、廃用牛対策事業の関係のやり取りの中で、この対策事業の中でもうけが出た場合には返納させますよというような意味の答弁があったかと思いますけれども、ちょ...全文を見る
○郡司彰君 いずれにしても、生産者から所有権が都度変わるようなところが出てくるわけですね。それ以降の動きについては、一般的な商取引の中での行為については、一定程度のもうけが出てもそれは関知をしないといいますか、それは国が及ぶところではないと、そういうような理解でよろしいですか。
○郡司彰君 よく分かったような分からないような形なんですが、全体の事業として、この事業で言うと二百億ちょっとというような形だったろうと思うんですが、その中、全体の中で、あの時点では、例えばすぐにレンダリングに回るようなものがあるんだとか、あるいは冷凍で保管をしておいて、あるいは加...全文を見る
○郡司彰君 細かい数字じゃなくて結構なんですが、思ったよりも肉として加工の方に流れているというようなことは傾向としてあるんですか。
○郡司彰君 関連性についてはちょっと私の方も細かく分かりませんが、前に大臣が保管事業の関係でもって全部調べますよということになりました。それで、一定程度、思ったよりも保管をする期間といいますか、冷蔵庫に入っている期間というのが、冷凍庫に入っている期間というのが相当長くなってきてい...全文を見る
○郡司彰君 余り前の話で現在の実態と合わないのかもしれませんが、大分、お聞きをしたときに、全体の予算が足らなければ充当をするからいいんだというようなちょっと説明を受けたんですけれども、全体この予算でこの対策はできるというふうに現在ではなっているんでしょうか。
○郡司彰君 私は、初めての、突然の取組ですから、積算が振り返ってみて若干違ったなというのは、これは当然出てくるんだろうと思うんですね。しかも、レンダリングの関係あるいは冷凍保管の関係も、これちょっと予測できない期間かもしれないということですから、これは分かるんです。  ただ問題...全文を見る
○郡司彰君 昨日から始まった総会で、今のような議論を受けて日本の主張、四点ほどあったかと思いますね、持続的利用の原則でありますとか科学的根拠重視の原則でありますとか、四点ほど挙げておりましたが、これらについて、日本側の主張ということで行われ、どのような結果にたどり着くのかはこれか...全文を見る
○郡司彰君 大臣の発言の中で、沿岸小型、ミンククジラ五十頭というのがございました。  この枠を確保するということの主張は理解をできるのでありますが、先日のこの委員会で我が党の小川議員が魚のダイオキシンのことについて発言をいたしました。私も大変興味を持って聞いておりまして、この鯨...全文を見る
○郡司彰君 分かりました。  次に、農業金融二法についてお尋ねをしたいと思います。  まず、この法律の目的でございますけれども、担い手への支援策というふうに理解をしてよろしゅうございましょうか。
○郡司彰君 理解をしたいと思います。  そこで、半面の部分をお聞きをしたいと思いますが、法人合わせて、個人も合わせて約四十万ぐらいの形を作っていこうということでございます。現在の農家人口からすると大半のところは兼業と言われるような形を取っているわけでありますけれども、この四十万...全文を見る
○郡司彰君 私、四十万の担い手により効率的な形で支援をしていくということについてはやぶさかではございません。ただ、今言った、一方の、これまで支えてきた、これからも支えていってもらわなければならない、特に水の管理でありますとか共同的な作業その他のことを考えて、十分に相互に理解が得ら...全文を見る
○郡司彰君 公庫資金についてお尋ねをしたいと思いますが、特殊法人等整理合理化計画が出されておりまして、住宅金融公庫については五年以内の廃止、それからそれ以外については抜本的な見直しということで、民営化なり廃止への過渡的な段階措置かなというようなとらえ方をしているわけでありますけれ...全文を見る
○郡司彰君 財務大臣が、民間の方が今十分に機能を果たしていないということだから政策金融が必要だというような委員会での答弁をされているそうでありますけれども、逆に考えますと、民間が十分な機能を発揮するような状況になれば、これは政策金融機関というのは廃止をしてもよろしいというようなお...全文を見る
○郡司彰君 長期ということについて今お話がありましたし、低利ということもあるんだろうと思うんですね。低利の問題については今おっしゃりませんでしたけれども、現行の状況ですともう低利ということに対してのメリットはほとんどないんじゃないかなという感じがいたします。長期ということについて...全文を見る
○郡司彰君 私は余りそのような感じはいたしませんで、逆にもう基盤整備の管理か徴収に特化をしてはいいんではないかなというような、極端に思えるかもしれませんが、そういう意見を持っております。こういうことが、私だけではなくて結構多くの方の意見としてそういうものがあるんだということも含め...全文を見る
○郡司彰君 それぞれ考え方が違うというような感じでございまして、十五年以上とか、それから一千八百万以上とかということも、必ずしも私は民間でそんなにできない話ではないなというような感じがしております。私の方は、改めてでありますけれども、先ほど言いましたように、基盤整備の管理あるいは...全文を見る
○郡司彰君 これは具体的には農水省の中での検討で生まれたことなんでしょうか、それとも、どこかの地域でもって行われていたものを農水省で広げたということなんでしょうか。
○郡司彰君 実は、たまたま私、茨城でありますけれども、茨城でもこういうものを作って今のような形になっているということもお聞きをしております。  お聞きをしたのは、いろんなメニューがあってしかるべきで、時代に合ったようなものを作っていくということもそうなんでありましょうけれども、...全文を見る
○郡司彰君 今の事例は、例えば十二年のA県のトラクター導入のことなんだろうと思いますが、下限が十五ヘクタールとされているのに実際は一・八ヘクタールだとか、余り乖離が激しいなというところがございますし、それから八年、九年度ぐらいからずっと読まさせていただきましたが、問題が起こってい...全文を見る
○郡司彰君 今の答弁にどうのこうのということではないんですが、私は、時によってはメニューの質の問題があるんではないかなという感じがしておりまして、例えば、こういう形で借りたけれども途中で行っている事業の作物が変わったとか、そういうこともこれはいかぬぞというようなことに含まれてくる...全文を見る
○郡司彰君 今のそのことについてはまた後ほどお聞きをしたいと思いますが、近代化を除く制度資金と生産調整の関係でありますけれども、現在、この関係はどのようになっていらっしゃいますか。
○郡司彰君 そうしますと、大臣、秋口から具体的に生産調整の話も出るんではないかということになっておりますが、そちらの方の話が一定程度落ち着いた段階では、自動的にといいますか、もちろん改正の必要がありますけれども、こちらの方もそれに合った形でもって再度改正をするということで理解をし...全文を見る
○郡司彰君 時間の関係で、幾つかまとめてお話をさせていただきたいと思います。  先ほど来からありましたように、制度としてあるけれども実際には余り使われていないような制度というのがあるのかどうか。  また、先ほど十五年という長さ、あるいは一千八百万という額の問題を超えて公庫とい...全文を見る
○郡司彰君 次に、法人の関係をこれからもきちんとしていこうということの法案の趣旨にもあるわけでありますが、日本農業法人協会というのがございまして、私どもが先般訪れた農業法人もここに入っているんだというような話をされました。  そこで私は、農業法人協会の資料を取り寄せてみましたと...全文を見る
○郡司彰君 民主党の部会で、三重県の農事組合法人のモクモクというところにお邪魔をいたしまして、いろいろ見させていただいて、聞かせていただきました。その方からいただいたものがあるんですけれども、その中で、系統に対してはどのようなお考えをお持ちですかという中で、これは系統だけじゃない...全文を見る
○郡司彰君 今、担保が根抵当になっていて、そういうときでも公庫の方では貸してくれるのかというと、必ずしもそうはならないわけですね。そういうことで、結局は市中の一般の銀行に融資をお願いをするという形が今多いんです。  ですから、今答弁があったように、そういうときの公庫だというふう...全文を見る
○郡司彰君 それから、系統の金融関係がこれからまた大変重要な役割を果たすようになるわけでありますけれども、自己査定等については、これはほかの銀行等と物差しが同じであって当然しかるべきかなという感じがするんですが、それ以外の負債の質やその他が若干違ってくる、それから、地域に開かれた...全文を見る
○郡司彰君 大臣、負債という言葉がございましたが、ほかの金融機関と違いますのは、例えば農協の場合には、ほとんどが畜産がこれまでも多うございました。BSEの関連でこれからますますその関係の負債が増えてくるのかなという思いがしておりまして、これはもう責任がどこにあるというようなことと...全文を見る
○郡司彰君 県段階では半数近くできてきたと、しかし単協段階ではまだ三つだということだそうでありますけれども、これは、法に従いましてやはり作るということが好ましいということであれば、指導として今後どのような形を考えていらっしゃいますか。
○郡司彰君 時間がありませんので最後にしたいと思いますが、今、執行体制という話がございまして、同じ二法の議論の中でも、兼業はどうしようかとか、それから定年制をどうしようという議論がございました。いずれも、兼業については大分良くなってきているという話は聞いておりますが、執行体制のそ...全文を見る
○郡司彰君 要は質をどう変えるかということだと思うんですね。ただ、年齢が若くなればとかということではないんだと思います。  そういう意味では、農水省が行おうとしている新しい農業への取組、躍進ができるような体制をやっぱり系統の方でも作っていただかねばいけない。それは、基本は自助の...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今日は実質的にBSE新法に関する質疑ということでございますので、これまで大臣の方にも何度かお尋ねをしてまいりましたが、議員提案という形でまとまったということでございます。野党四党としてもこの中身については担ってきたという自負も...全文を見る
○郡司彰君 大臣のお話の中で、いろいろ方面の話をされましたから、私の方ではあえてそれに加えるものはないわけでありますけれども、ただ一つ、やっぱり予断でありますとか、推測でありますとか、推論という形でもって話をされるということがやや往々にして多くなるわけでございまして、これはしっか...全文を見る
○郡司彰君 局長の答弁をいただきまして、だれもがそうだなということに納得をしたのかどうか、私は自分の心の中では、そういう形でお話をされると、これは国民全体から見て、農水省さん、本当に自分たちのやったことの責任を感じているのかなと、そういうような思いをいたします。  しかしながら...全文を見る
○郡司彰君 局長が、おしかりになるかもしれませんがという話がありましたが、私の方はしかりません。もうあきらめております。前からずっと同じような質問、答弁でございますので、無理かなというような思いがしております。  それから、厚生労働省の関係、管轄でございますけれども、獣医師さん...全文を見る
○郡司彰君 これから、日本の畜産行政含めまして、獣医師さんの数というのはこれまでどおりで足りるということになりましょうか。それとも、新たにそのような人、要員を確保するということをお考えになっていますか。
○郡司彰君 多分、かなりの数が必要になってくると思いますけれども、それについて具体的にどうこうという話は聞いておりませんので、今の答弁でありますから、具体的にそのような詰めも省内で行っていただきたいと思います。  時間がありませんので次に入りますが、三十日に衆議院で行いました同...全文を見る
○郡司彰君 大臣からお話を伺って、やっぱりこのことも確認をさしていただいて良かったなというふうに思っております。  ただ、先ほど大臣から何度もありましたように、とらえ方それから言葉の使い方もありまして、例えば死亡牛の場合には、それ冷蔵保管施設は死体の保管施設というような言い方を...全文を見る
○郡司彰君 緩和の問題についても、改めてまた大臣の方にお願いをしたいというふうに思います。  それから次に、これまでの対策の点検ということでございまして、肉骨粉適正処分緊急対策事業というのがございます。簡単に言うと、肉骨粉の買上げということになるんだろうと思いますが、肉骨粉等と...全文を見る
○郡司彰君 それぞれ今、予算の執行でございますから会計検査院等も入っているかと思いますけれども、その中で、私どもの方に届いている資料の中で、この事業の中で全体として例えば輸送の経費でありますとか、そういうものを含んで高含みのところで決められているんではないかという指摘があります。...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと先ほども言いましたように、発生以前、BSEの発生以前は肉骨粉買取り価格に諸経費が含まれるというのが業界の通例だったというように聞いておりますけれども、今回は倉庫代、輸送経費、これは別途になっておりますね。  それから、この肉骨粉との関係で、フェザーミールが入...全文を見る
○郡司彰君 諸経費は。
○郡司彰君 諸経費が盛り込まれているはずなんだが、ここが別個に払っているのは。
○郡司彰君 はい、分かりました。  時間が余りありませんのでこれぐらいにさしていただきますけれども、この資料を見ると、これ会計検査院の内部の、これからどう進めるかというような文章だそうでありますけれども、特にこの骨粉については、指摘がありますように、七十円であるのに対して三十三...全文を見る
○郡司彰君 それでは、今、新しい新法の対策等も大臣の方から話されました。大きくくくる部分と細かに手当てをする部分ということになってくるかと思います。  例えば、小さなことかもしれませんが、このいろんな対策の中で、家畜商という方々がいらっしゃいます。この方々に対しては余り補償する...全文を見る
○郡司彰君 大臣にお尋ねをしたいと思いますが、省名を変えるというような話も出ているようでございまして、大臣の方の意識の中では、何というんでしょうかね、ピンチをチャンスという先ほど言葉がございましたが、私は素直に大臣の言葉としては受け取れるわけであります。ところが、大臣のその意のと...全文を見る
○郡司彰君 次に、肉骨粉が飼料用としてはこれからは使えないということになるわけでありますが、飼料用として肉骨粉に代わるたんぱくの供給源、どのような対策を取っていらっしゃいますか、あるいは実態はどうなっておりますでしょうか。
○郡司彰君 飼料用としては代替のたんぱく源として大豆かすで間に合うと、価格的にもそれほど遜色がないということなんだと思います。  一方、肥料用でありますけれども、どのぐらいの年間の消費があって、代わるものとしてどのようなものがありますでしょうか。
○郡司彰君 結論から言うと、二割ぐらいはあるけれども、ほかは有機質で燐を多量に取れるようなものは今のところないということですね。結局、じゃ、その部分をどうするのかというと、まだ対策もできていないということでありましょうし、施設を造ってやるということになっても、その後の需要の動向そ...全文を見る
10月03日第154回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  まず最初に、大臣就任、御苦労さまでございます。  今日は、この一年間の農水委員会に関することにつきましては大変な一年でございました。ただ、大変だったなということで終わらせないための、改革すべきところは改革をすべしという流れ...全文を見る
○郡司彰君 それでは、一般的に無登録農薬と言われている問題について、内容がそれぞれ異なるかと思いますので、幾つかに分けてお聞きをしていきたいと思っております。  まず、ダイオキシンの関係。平成十二年に失効をいたしました、PCPあるいはPCNB、これらが四月の段階でダイオキシンが...全文を見る
○郡司彰君 確認ですが、二十二、二十三トンはそれぞれ国内産というような分類でございますね。  七月以降の外国産についてはおおよそどの程度だというような把握まではできていらっしゃいますか。
○郡司彰君 輸入のものがかなりの量がまだあるということになるんだろうというふうに思っております。これはいずれ処理をするということになるんだろうと思いますが、その処理をする際に、各行政の担当者の方々もどのような流れでもって処理をするんだろうかということについてまだ不確かなところがあ...全文を見る
○郡司彰君 それぞれ現地の方で、例えば平成元年に失効しましたダイホルタンとか、昭和六十二年に失効したプリクトラン、あるいは今回のナフサクも含めて、このPCNB、ダイオキシンを含んだものも一括して処理をしているといいますか、できるんではないかというような話が出ております。これは一括...全文を見る
○郡司彰君 全体の回収の数量等もまだ完全ではございませんので、その後の処理のところまでなかなか通達としては、通達といいますか、その知らせが行ってないんだと思いますが、おおよそいつごろこのようなものが確定をされるような流れでしょうか。
○郡司彰君 その際、当然処理に掛かる費用が出てまいります。これ、業者の方は違法ということをあえて承知の上で行ったということになるかと思いますので、当然費用は負担をせざるを得ない、これは当然の話だろうと思うんですね。  例えば、PCNB等は平成十二年でございまして、それ以前に農家...全文を見る
○郡司彰君 危惧をするところが二つぐらいございます。  一つは、このことによって費用負担が掛かる、余り想像をしたくないんでありますけれども、いつの間にか土壌の中に隠れてしまったりとかというようなことが起こり得ないのかどうか。それから、先ほど言いましたように平成十二年というところ...全文を見る
○郡司彰君 先ほどの話が杞憂に終われば結構なんでありますが、BSEの場合も、実はもう少し頭数が出てきてもおかしくないというような一般的な割合なのになかなか出てこない。これらも、私度々申し上げてまいりましたが、制度的な問題でもってそういうものがやみに葬られているとすればこれは困るな...全文を見る
○郡司彰君 これはもうお分かりのことを改めてお聞きをするようなことになるかもしれません。このα—ナフタリン酢酸、いわゆる商品名としては現在ナフサクという名前で記憶をされているわけでありますが、これ、農薬以外として使い道というのは、私どもが聞いている範囲では試薬、培養、その他はほと...全文を見る
○郡司彰君 誤解のないようにあらかじめ申し上げたいと思いますが、無登録の農薬でございますからこれは完全に違法でございまして、これを使うことに弁解の余地、弁護の余地はないんだろうというふうに思っております。  その上で、ほかのところとの状況の比較ということでお尋ねをしますが、日本...全文を見る
○郡司彰君 EUでも使っているというようなことでありますから、ここのところでひとつお尋ねをしたいんでありますが、無登録農薬という言葉がマスコミの中で使われておりまして、直ちにそのものが毒性があるのかどうかということの注意を払うというよりも、おおよそ、農薬という言葉が付いてあるから...全文を見る
○郡司彰君 後段のところの考え方について云々ではないんです。それはそれでもう先ほど私、改めて冒頭申し上げましたように、そのことを弁護するつもりも弁解するつもりもないんです。ただ、二十五年間にわたって、もしかしたら私どもは食べてきたかもしれないという消費者が思ったときに、これは本当...全文を見る
○郡司彰君 はい。  ほかの国では積年使っているわけでありますからそれなりのデータをもちろん持っているわけでありまして、緊急万やむを得ない場合には、日本の形の中でできないわけでありますから、そういうものを早速取り寄せて、少なくともそのようなことを調べることぐらいは早急にやってい...全文を見る
○郡司彰君 最後の七万円だけちょっと浮いた数字になっておりますが、それはそのほかに印紙税とか二十何万とか掛かって、それ以外にも臨床のデータから入れるとやっぱり数億掛かるだろうというふうに言われているわけですね。私は、その額が高いか安いかという議論をこの場でするつもりは全くございま...全文を見る
○郡司彰君 簡潔に確認をしたいと思いますが、企業のモラルの問題ではなくて、法制度上の問題として対処をするということでよろしいですね。
○郡司彰君 次に、α—ナフタリン酢酸、いわゆるナフサクの、商品名のことに関してでありますが、五十一年に失効をしているということでございますから四半世紀を超えております。私どもの、今回起こった以降のいろんな生産者の方やその他の方との話合いの中で実際に聞いてみると、使っていた、使い方...全文を見る
○郡司彰君 須賀田局長、大変正直なといいますか、今まで多くの方にお聞きをすると、これは一切知らなかったという答弁にほとんど終始をしております。今回、この一年間、食に関する国民の関心が高まった、マスコミ等の扱いもこれまでとは違ってきた、そういう変化はともかくとして、これを私どもは一...全文を見る
○郡司彰君 大きく三点のことになるというようなことでございまして、だとすると、例えば先ほどの非農用地用のそういうものについては、これは別途、別な法律でもって対処するということになるんだろうというふうに思っております。その中で、基本的には使用者、農家に対しても罰則を設けるということ...全文を見る
○郡司彰君 改めて重ねて言うこともないのかもしれませんが、先ほどの登録の費用につきましてはかなりのものが掛かりまして、業者からすると、本当に限られたところの作物、地域のためにその費用を出すなんということは、これはあり得ないわけですね。だとすると、その地域ごとのいわゆる頑張っていら...全文を見る
○郡司彰君 農協系統の方も食の安全システムというものを今やっておりまして、それから民間の方々も独自のトレーサビリティーシステムを考えているところでございます。  今、太田副大臣がおっしゃったように、各国いろいろ違いがあるんですね。例えばオランダなんかも相当細かい形まで作っていて...全文を見る
11月11日第155回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○郡司彰君 児童虐待もDVも本質的には同じ問題があるんだと思いますが、分かりやすくDVのことでいいますと、被害者は法や裁判によって救済をされる。救済をされたといっても、心のケアの問題や何かが出てくる。  加害者と言われる人たちの更生プログラムというのが言われておりますけれども、...全文を見る