郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  大臣には、まず最初に、責められるというのは米国側ではないかという発言に対して大臣はどうお考えかということをお聞きをしたいと思っておりましたけれども、昨日来、予算委員会等、今回の委員会の話を聞いておりまして、おおよそ重なる部分...全文を見る
○郡司彰君 済みませんでした。  具体的に欧州、それから日本の確定診断をするという形の中で今のような数字も出されているんだと思いますけれども、脳解剖その他、どのような率で行われているか。日本の場合にはかなり低いんではないかというような話になっておりますので、四月からの新しい対策...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございます。  時間の関係で恐縮でございますが、ヨーロッパ、それから日本のその脳解剖の率でございますけれども、おおよそ私どもの方では、欧州では英国含めますと七〇%ぐらい、日本では二〇%弱、一八%ぐらいかなというふうに聞いておりますけれども、そのような数字で...全文を見る
○郡司彰君 アメリカの牛肉の問題でまた話題になっているわけでございますけれども、アメリカの方はどのような統計の数字になっておりますか。
○郡司彰君 ありがとうございました。  先ほど大臣が別な答弁で、アメリカは当時は清浄国だったという話がありました。私は、未発生国と清浄国とは全然違うものだというふうに思っておりまして、このヤコブ病の関係も日本ではまだ判定がされてない方が三名ほどいらっしゃるというふうにも聞いてお...全文を見る
○郡司彰君 当時の大臣の発言がそうしますと過剰説明だったというようなことなんでありましょうか。  過日、家西議員が予算委員会でもって川崎大臣の方に質問をしたことがございます。内容は中川大臣も出席をされておりましたから御存じだと思いますけれども、薬事法改正がなったというようなこと...全文を見る
○郡司彰君 相手方のアメリカでございますけれども、アメリカは原則、未発生国といいますか、清浄国といいますか、そこからしか入れないというような国是になっているかと思っておりまして、例外的に、日本の場合にはその例外の方に含まれるということになりますけれども、アメリカはそのような形を取...全文を見る
○郡司彰君 今、大変興味がある答弁をいただきましたけれども、リスク評価をして決めているんだと。  日本の場合には、今アメリカの牛肉の輸入が問題になっておりますけれども、昨年、十七年の資料で見ますと、アメリカ、カナダを除くと十二か国、国名で申し上げますと、オーストラリア、ニュージ...全文を見る
○郡司彰君 リスク評価というのはどこがやっているものを使うのかよく分かりません。私もいろいろお聞きをして、最終的にOIEは今、評価の基準が昨年五月から変わった、今現在はやっていない、しかも頼んだところだけやるというような原則でございますから、私どもの方で農水省に取り寄せていただい...全文を見る
○郡司彰君 議論をされているというふうなことでございますけれども、取りあえず、先ほどのGBRの評価からすると、日本と同じというのは、簡単に言えば、発生をして増幅しているかもしれないというようなレベルの三でいいますと、これメキシコ、チリ、カナダ、ハンガリー、米国。このカナダ、米国は...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと正直納得できないですよね。レベル三というのは、私はかなり深刻な国であるなというふうに思っておりますし、それが二になり一になり清浄国になるというふうな努力をどれほどしているのかも正直言って分からないということであります。  じゃ、それでお尋ねをいたしたいと思い...全文を見る
○郡司彰君 私自身も発生のこれまでの経過等を国内のもので見る限りは清浄化に向けて大変努力をしているなという感じはいたしております。  では、逆に、翻ってアメリカの方はどういう道を歩んでいるかというふうなことでございますけれども、これは日本向けのプログラムとしては二十か月齢以下で...全文を見る
○郡司彰君 私は、ほかの国が日本人に対して、あんたたちの食べているお米は何だというような話をされたらば、多分むかっとくるんでしょう。毎日食べているものをそんなに検査検査でやって食べてられるかというような思いもするでしょう。私は、アメリカの牛肉というのがさほどのものだろうというふう...全文を見る
○郡司彰君 それから、よく今回の評価の問題で使われる言葉で、科学的知見という言葉が使われております。私は、このBSEに関して科学的な知見という言葉が本当に使えるんだろうかというような感じがしております。  そもそもこのBSEの発生というのを私の方から話をするような問題ではないん...全文を見る
○郡司彰君 相当な時間を掛けなければ成果というものが得られないんではないかなというふうな素人考えをしてしまいます。  それから、イギリスでは既に、最も人に近いような動物ということなんでしょうか、猿への伝達というふうなこともなされているというふうに聞いておりますけれども、この先、...全文を見る
○郡司彰君 そういうお答えが当然のお答えだろうというふうに思うんです。つまり、分かってないんだろうと思うんですね、BSEというそのものも。それから、人に伝達をするということも、それもよく実は分かってないんだろうというふうに思うんですよ。  だから、そのリスク管理の方法は、これは...全文を見る
○郡司彰君 一足飛びにいろいろ変わるということもできないと思いますけれども、私はやっぱり、最初に申し上げましたように、食の問題で責任を取るというのは結果責任だろうというふうに思っておりますんで、そのことからいうと、やはり清浄国からということをやっていただくのが有り難いなというふう...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  今日は、中川大臣に所信を伺いましたので、それに対して質問をさせていただきたいなというふうに思っております。  私、八年前に国会に参りましたときの農水大臣が中川大臣でございまして、数えてみましたら、また十人目で農水大臣にお返...全文を見る
○郡司彰君 この所信表明をめくってまいりますと、括弧書きのところがございまして、例えば三ページ、四ページの関係で言いますと、「多様な農業の共存」、それから、「守るところは守り、譲るところは譲る、攻めるところは攻める」、これは今お話しいただいた戦略の中で使われているのをこちらにも使...全文を見る
○郡司彰君 少し具体的にお聞きをしたいと思いますが、メキシコとの関係で、結果はまだ出ておりません、しかし結んだときには、農産物の額でいいますと何%ぐらいが関税が撤廃され、あるいは削減をされ、別枠になりましたでしょうか。もし分かれば教えてください。
○郡司彰君 昨日、結んだときの数字でお分かりになればということでお願いをしておきました。  私、先ほど、この時事事典に日本とメキシコのEPAのことが書いてあると。基本は、鉱工業製品を開放して農産物は受け入れるというようなニュアンスで書いてあって、今の関係でいいますと、農産物の額...全文を見る
○郡司彰君 私は、実は数字を聞いたときに、大臣と同じように、そんなはずはないなと実は思っています。ですから、もし答弁が間違っていればそれは答弁の間違いで結構ですけれども、事実だとすれば、世間に流布されている数字が大変に誤解を招くと思いますんで訂正をお願いをしたいと思いますが。 ...全文を見る
○郡司彰君 NAFTAの関係もこの前別なところで質問をさせていただきましたけれども、この北米自由貿易協定でメキシコとアメリカの関係でいくと、実はアメリカの方に失業者が相当出てきている結果になっております。移行調整プログラムというのができ上がっている。日本の場合にはそういうことは必...全文を見る
○郡司彰君 私、冒頭申し上げましたように、やっぱりどこが悪いのかというのをはっきりした方が対処がしやすいのかなというふうに思っているんです。  それで、消費の関係で、これ十六年のときにお聞きをいたしました。亀井大臣でございましたけれども、このように言っておりました。平成九年のと...全文を見る
○郡司彰君 これは新しい基本計画が作られたときに変わったんですか。
○郡司彰君 分かりました。  そうしますと、これカロリーベースの四分の一をお米が占めていて、やっぱりこの自給率を四五にするときには、その関係からいうと生産力の向上だけでは駄目なんで、米をみんなで食べるようなことをきちんとやらなければいけない。だとすると、これはより一層生産力の向...全文を見る
○郡司彰君 説明聞くとよくよく分からなくなってくるんですよ。要するに、生産力を上げるようにしなければ自給率は達成ができないというような形の考えになっているんだと思いますが、それでは、初めの基本法ができたとき、それから新たな基本計画ができ上がったとき、これ、担い手対策を含めて考え方...全文を見る
○郡司彰君 政務官の答弁聞いてやっと安心いたしました。本当に、これ基本法を作ったときの精神がどっかに行っちゃったのかと思っておりましたらば、生かされているということであれば、これはきちんとやっていただきたいなということを申し述べておきたいというふうに思います。  時間の関係で次...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございます。  私は、今の大臣の話に出てまいりましたE3といいますか、そのエタノールあるいはメタノール、いろんな使い方があると思いますけれども、例えば今話に出ました、ブラジルですとE25、それからアメリカがE10ですか、日本の場合にはE3というような形でも...全文を見る
○郡司彰君 大臣から大変うれしい話をお聞きをいたしました。  ここを見ても、これ、お米のことは全然出てこないんですよ。それで、私は、先ほどツルネン議員が経営安定対策についてもお話をしました。その中でも耕作放棄地とかいろんなことが出てくる。私は、日本人というのは習い性で、お米を作...全文を見る
○郡司彰君 経過についてお話をいただきました。  三点のうち前二点は、農水省の方からこういうふうにしなさい、こういうふうにしたいと思います。で、問題は三番目の基金の減額を復元できるのかどうかというふうなことだろうと思うんですよ。  この基金の復元は、私は、先ほどのWTO、EP...全文を見る
○郡司彰君 大臣に最後の質問をしたいと思いますが、八年前に大臣をなされていたときに、構造改善局というところがございまして、不祥事がございました。大臣のところでもって諮問機関をつくって、どうなっているんだということを調べて、それから大臣がお替わりになったときに、またそのことが実はそ...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。本日は一般調査ということでございますので、普段なかなか議論をすることの機会が少ない森林・林業について議論をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、森林・林業基本計画でございますけれども、平成十三年の十月に制定をさ...全文を見る
○郡司彰君 川下サイドのニーズにこたえるような形をつくっていかなければいけないということでございますけれども、今いろいろな議論が行政改革ということでも進められておりますけれども、一体、現在の林野庁というものが一体的にこれからも今おっしゃったような森林の整備でありますとか国土の保全...全文を見る
○郡司彰君 川下サイドのニーズというのは、言い換えれば消費者ということだけではなくて、国民の財産として考えていこうということになるんだろうというふうに思いますけれども、今、木材というようなところの分野から見ると、国産材、平成二十二年度までに二千五百万立米目標というようなことを立て...全文を見る
○郡司彰君 数字的には千七百万というような数字が前後しているということでございますけれども、私がいただいているような資料でいいますと、近年若干増えてはきているけれども、どちらかというと千六百に近いような数字から今少し上がってきているというような感じじゃないかというふうな思いを持っ...全文を見る
○郡司彰君 それでは次に、そのような目標に向かって、就業者数がどのぐらいの形で推移をしてきているのか。今現在どのぐらいの方が林業労働者としていらっしゃるのか。また、その年齢分布等についてもお知らせをいただけますでしょうか。
○郡司彰君 平成十六年度の数字を私持っておりますけれども、おおよそ六万人。今言われましたように、四十五歳から四十九歳が約一万人、五十歳から五十四歳が約一万人、五十五歳から五十九歳が約一万人、六十歳から六十四歳が一万人、六十五歳以上が二万人、これでよろしゅうございますか。
○郡司彰君 それでは次に、計数として出てくるものが幾つかあろうかと思いますけれども、例えば、何というんですか、例えば杉に限って言えば、山で切るときの価格、それからそのときに要した人数、賃金等から一立米当たりの人数というものが年代ごとによって出てくるんではないかと思いますけれども、...全文を見る
○郡司彰君 先ほど、目標の二十二年までに二千五百万立米、これは目標として持って頑張るんだということで、それはそれで私も敬意を表するわけでありますけれども、私がいただいている資料では、杉一立米で雇用できる作業者数というのが、暦年でありますけれども、昭和の三十六年でいうと十一・八名、...全文を見る
○郡司彰君 ということになりますと、ほとんどのところの見通しは六万台から五万台、四万台まで下がるんではないか、二十二年度までにですね。そのような就業者の見通しというものの方が多いわけでありますけれども、一方でこの木材価格との関連で、実際に雇える人というのも決まってくるわけですね。...全文を見る
○郡司彰君 中川大臣、経産大臣もかねておられましたので、一般的な総合指数ということでいいますと、今、平成十二年ぐらいを物価指数一〇〇としましていろいろこう取っているものが多いようでありますけれども、その総合指数で見ますと、大体平成十二年を一〇〇とすると昭和四十六年ぐらいがちょうど...全文を見る
○郡司彰君 今のような複合的な政策でということで当然やっていくんだろうと思いますが、これ質問の項目には別に入れておりませんでしたからあれですけれども、例えば森林整備地域活動支援交付金とか、そういうものも若干見直していいんではないかなどということも私自身は思っているところであります...全文を見る
○郡司彰君 組合せをして今も補助的に受けているものがあるかと思うんですが、うまく一番よく組み合わされるとどのぐらいの負担の率といいますか、その辺はお分かりになりますか。分からなければ結構ですけれども。
○郡司彰君 農家の場合も、例えば完全に兼業ではなくて専業農家の場合には、農業としての収入だけで成り立っているところももちろんあります。ところが、一般的には、農家の所得というのは七百万だとか何かといいますけれども、そのうち六百何十万かは兼業の方の収入でやっているところが多いわけで、...全文を見る
○郡司彰君 次に、残念ながら撤退をしてしまう人ももちろん出てくるわけであります。  私、農業の方でいいますと、耕作放棄地が毎年このぐらい増えたとかというような数字としても見さしていただいているわけでありますけれども、この山の関係で、業としてのものをやめてしまった、そういうような...全文を見る
○郡司彰君 今初めて聞きました。未済地と言うんだそうでありますけれども。  それから、一方で日本何とか美林、三大美林とかいろんな言い方がありますけれども、すばらしい方というものはどういうものがすばらしいのかよく分かりません。聞くところによると、百年以上はたっていなければそれは美...全文を見る
○郡司彰君 大変難しいんだろうと思うんですけれども、山の機能として持っている、先ほどちょっと言いましたけれども、環境、生態系の観点からいうとここはAだとか、それから林業として見た場合にはどういうランクだとか、それから国土保全という関係から見るとどうだとか、そういうふうな何か考えて...全文を見る
○郡司彰君 データは多分、私も少し見たことがあるんですけれども、いろんな意味で公表をすること自体も好ましくないということもあるのかもしれない。住宅メーカーとやっぱり使っていただこうという話合いはなさっていると思うんですよ。なさっていると思うんです。ですから、そういう信頼関係の上で...全文を見る
○郡司彰君 まだ少し、ちょっと議論をしたいところがあったんでありますけど、時間の関係で次に移らさしていただきたいと思います。  前回の委員会でEPA、FTAのことについてお尋ねをいたしまして、大臣の方からも答弁をいただいたわけでありますけれども、もう少しちょっと後で検討した方が...全文を見る
○郡司彰君 試算はなされていないということでありますけれども、私はしてもしかるべきだと思うんですよ。影響があるとすれば、それを隠しておくというようなことになっては大変でございますし、何が原因でその産業が、あるいはこの地域がということが後から振り返ってみて、十年たってやっぱりあのこ...全文を見る
○郡司彰君 生い立ち履歴。
05月30日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今日から三法の審議が始まるということでございますので、大変重要な法案だというような話を常々聞かされておりますけれども、まず最初に、この担い手経営安定新法、大臣のお考えの中では戦後の農政の中でランキングを付けると大体何位ぐらいに...全文を見る
○郡司彰君 戦後、度々農政の改革というものが行われてきたわけでありまして、今、大臣がおっしゃいましたほかにも、農地改革ですね、いわゆる農地解放など、GHQの時代に行われたこともあり得るわけでございまして、私の思いからすると、一九五五年にガットに加盟をし、六〇年に安保条約を結んで百...全文を見る
○郡司彰君 転換という言葉を辞書で調べますと、倒れるような病気の問題もありますけれども、方針が変わるんだと、こういうようなことが一般的ですね。その方針が変わるんだということのほかに、百八十度変わるんだというような表記をしている辞典等もございます。そういう意味からいうと、今、大臣が...全文を見る
○郡司彰君 私も、ただ相対的に、この地域社会における役割でありますとか、経済活動に占める割合といいますか、役割でありますとか、低下をしてきているんだろう、だからこそ、なおかつ真摯に国民の皆さん方に理解をしてもらうような訴え掛けをきちんとこの議論の中でしていかなければいけないのかな...全文を見る
○郡司彰君 私も、やはり十一年の基本法、新しい基本法からいろいろ流れがつくられてきて、それぞれの節目節目に政策的な提言やら法律という形でこれまで来たんだろうというふうに思っています。最終的には、昨年の秋にできましたこの大綱、このような形まで来ているんだというふうに思いますけれども...全文を見る
○郡司彰君 一般的になさったと。だれがそこを指示をして、だれの判断で出されたんですかというふうにお聞きをしているんです。
○郡司彰君 私どもというのは実際にはどこを指すのか、どういう権能なのかよく分かりませんが、法制局の方からもおいでをいただいておりますので、改めてちょっと確認だけさせていただきたいと思いますが、まず、憲法の第四十一条、七十三条の六項等がございますね。その関係で、法律と命令の関係でご...全文を見る
○郡司彰君 確認の意味でもう一度お聞きをいたしますが、基本的には、立法機関にゆだねられた立法の機能、それを国会が持っているということでありますから、国会の委任を受けて初めて委任立法が成り立つということでよろしいんですね。
○郡司彰君 今の御答弁をいただきましたように、これは実は私どもが反省をしなければいけない事項だろうというふうに思っているんですよ。  例えば、憲法が制定をされたときに、これほど多くの法律が閣議決定、内閣の方から出てくるというふうなことだけを想定していたのか。もしかすると、立法府...全文を見る
○郡司彰君 法制局の方、大変ありがとうございました。この問題について、これ以上時間を取るということは好ましくないと思っておりますんで、私もこの辺でとどめたいと思いますけれども、いつも私ども国会の中にいて議論をするときに、結果として役所の方の裁量の幅を広げるような形の立法の形をずっ...全文を見る
○郡司彰君 大臣、別なところで乳製品のPRのときに、ヨーグルトにゴーヤを入れて飲むとおいしいというような話をされたということでございますが、何かこれ、私ども、これだけいただきますと、ヨーグルトがなくてただゴーヤだけ食べているような感じの審議にどうもなってきているような感じがしてお...全文を見る
○郡司彰君 大臣から、私の思っているような答弁をいただきました。  実は、この自給率に関していえば、なかなか寄与するところが少ないんですね、努力をしても。例えば飼料作物でいえば、一〇%上がっても熱量のカロリーの関係でいえば一%程度しか上がらないというふうなこともございます。しか...全文を見る
○郡司彰君 非常に耳当たりのいいお話をいただいたんですが、これ政務官の写真が入っているようなやつもいただいて読ませていただいていますが、私、先ほどちょっとお聞きをしましたのは、実際のところはその転作助成ということでもって上限十アール当たり七万三千円ぐらいのものがございました。それ...全文を見る
○郡司彰君 コントラクターも含めてその三者の間での連携というものが大事だろうということはよく分かります。  それから、ただこの稲のWCSの関係でいいますと、これやっぱり基本のところは水田の自給率を保持しましょうというところから始まっているといいますか、そういう考え方というのはや...全文を見る
○郡司彰君 繰り返しになりますからあれですけれども、先ほど言いましたように自給率の問題だけではなくて、全体、この畜産のことを考えても食の安全の関係もありますし、それから本来、日本の農業の中にはそういう循環システムというのもやっぱりきちんとつくるべきだとかいろんなことがあるんだろう...全文を見る
○郡司彰君 地元の要望でございますので、適宜にきちんとやっていただければと思っています。  次に、このサトウキビの関係でございますが、砂糖の関係でございますけれども、WTOそれからEPAその他の関係の動きの中で、どのような議論がされ、どのような扱いになろうとしているのか。加糖調...全文を見る
○郡司彰君 いろいろなところを読ませていただきますと、例えば、WTOの交渉経過を、推移を見つつ総合的な対応策を検討をすることが必要というような書き方になっております。  今言いましたように、地域的にというよりも、各国歴史的にやっぱり砂糖というのは大変重要な作物だったんですね。こ...全文を見る
○郡司彰君 米のことは非常によく話題になるわけでありますけれども、どうしても砂糖ということなりますと関心がいま一つということなもんですから、付言させていただきました。  次に、これまでのものと違って、モンスターケーンと言うんだそうでありますけれども、単収が非常に多く取れるものが...全文を見る
○郡司彰君 今お話をいただいて大体どんなものかよく分かりました。形状というか、でき上がった形も相当違うんだというふうにも聞いております。基準糖度、普通のものですと一三・七とか、そういうものを基準にして作っている。  この場合には、今お話を聞くと、バイオマス利用に行うんだと、エタ...全文を見る
○郡司彰君 サトウキビというのは非常に日本の作物の中でも特異な地位だと思うんですよね。まず、沖縄、鹿児島の南西諸島からいうと、農家の七割がそれにかかわっている。耕地面積でいうと五割がかかわっている。戸数でいうと三万戸ぐらいの方々がそこにやっていて、じゃそれ以外の物を作れるかという...全文を見る
○郡司彰君 私も、実際のところは、たまたま中川大臣は経産大臣をやって農水大臣をやって、そこのところの連携はきちんとあってしかるべきだと思うんです。ただ、結果として、今回のことで砂糖政策が話がされないままに何かしら大掛かりな変更があったとすると、それは直接その生産にかかわっている方...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
06月08日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司と申します。  今日、四人の参考人の方に大変ためになるお話を伺いまして、これからの審議の示唆をいただいたんではないかなというふうに思っております。  限られた時間でございますので、それぞれからお話を伺いたいと思いますけれども、まず川井田参考人...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  続いて、梶井参考人にお聞かせをいただきたいと思いますが、先生、いろいろなところでいろいろな時代に農業に対しての御提言をたくさんされてきたんだというふうに思っております。  先生の持論といいましょうか、お話の中に常々、この日本の農業政策と...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  梶井先生に少し細かくお話を伺いたいと思いますが、先ほど五ヘクタール以上の移動の話をなさっていただきましたけれども、私、たまたま三から四、四から五という四ヘクタール前後の五年ごとのちょっと資料を探していただいたんでありますけれども、五ヘクタ...全文を見る
○郡司彰君 あと二つほどお聞かせをいただきたいと思いますが、梶井参考人は、特定農業団体、今回の集落営農に先立つような組織の大分優秀なところでも新法に当てはめてみるとなかなか厳しいのではないかというようなこともお書きになっていらっしゃいますけれども、その点について少しお話をいただき...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  続いて蔦谷参考人にお尋ねをしたいと思いますけれども、お話の中に日本的農業というような言葉が何度か出てまいりましたけれども、そのグランドデザインを示すことが大事なんだというお話もございました。私どもが考える場合に、そのグランドデザインのファ...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  私も、やはり日本というのは米に何といっても適していると、ポスト米は何だといったらやっぱり米だと。飼料作物でもいい、セルロースにして、あるいはでん粉質を使ってバイオマスエタノールを作ってもいい、そういうような形をやって水田を維持するのが一番...全文を見る
○郡司彰君 次に、村田参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、大変私どもの頭の中では分かりづらい話もございました。  いわゆるWTOで言っている色ごとの政策というのが非常に実は一般の人たちからすると分かりづらいんだろうと思うんですね。国境措置、過度に依存をしない農業...全文を見る
○郡司彰君 あと三分ぐらいでございますので、最後の質問、全員に簡単にお答えいただくのは大変難しいのかもしれませんが、簡単にお答えいただければと思っています。  内容は、私ども民主党も実は衆議院の段階では対案を出しましたけれども、第二条の一項の「その他の農産物」というものに、例え...全文を見る
○郡司彰君 済みません。  品目横断で品目が決まっておりますね。法律には「その他の農産物」というふうに書いてあって、そこはまだ決まっていないということになっているんでありますけれども、私どもは、都道府県で一つぐらいは私のところはこれなんだというものを加えてもいいのではないかとい...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
06月13日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  今日は、議事日程を見ますと採決までということでございますので最後の質問になるわけでございますけれども、前の主濱委員が品目ごとについても細かく質問をいたしましたので、私は別な観点から質問をさせていただきたいと思っております。 ...全文を見る
○郡司彰君 私の懸念を少しお話をさせていただきたいと思いますが、これまでいろいろな団体も農業に対して提言をしていただいております。もちろん経済団体も同様でございまして、例えば経団連の主張というのは三十数年来変わっていないわけであります。基本的には、農地は厳しいゾーニングを行って、...全文を見る
○郡司彰君 これまでも議論の中で、たしか国井委員だと思いますけれども、全体の予算規模もどういうふうになるんだというような厳しい指摘もございました。  これ例えば、今私が仮定の、仮説の話として、全戸が集落営農に参加をするというような形を取ったとき、これは集中して施策を行っていきま...全文を見る
○郡司彰君 よく分からない説明なんですよ。  例えば、判断をするのは税務当局ですねということになりますね。じゃ、今説明をするときに、何が違うんですか、任意組合とみなし法人は。今おっしゃったように課税の額が違ってくるんですよ。つまり手取りが違ってくるんですよ。努力をしたけれども、...全文を見る
○郡司彰君 そのような解釈を間違いなく税務当局がしているんだとすれば、説明に行っている各都道府県の担当者、JAの説明の方々もみんなそのようにするはずですね。実際にはそうなっていませんね。税務当局の判断によるしかないというような形になっているから皆さんお困りになっているんじゃないん...全文を見る
○郡司彰君 大臣の答弁でも、私も大体そういうところだろうというふうには理解するんですよ。ただ、この前、共補償の関係か何かも、結局申告をする時期になって、結局それはどうなんだということでもって大変現場ではやり取りがあったんですね。今回も同じような制度を発足をさせるときに、そこのとこ...全文を見る
○郡司彰君 作家のお亡くなりになった司馬遼太郎さんが言うのには、文化は農民、農村、そういうものがつくるんだというようなことを書いているところがございました。私は、もう地域で、農村、農民のところでお祭りさえもできないような、伝統文化も失われているようなところが出てきているのじゃない...全文を見る
○郡司彰君 私は、反省をすべき点は二つだと思っているんですよ。一つは生産調整。例えば、北海道で二町歩の生産拡大をしようと思ったら四町歩買わなければできないわけですね。しかも、そのときに買うためのお金は先ほど言ったようにアメリカの五十倍必要なんですよ。この二つがやっぱりきちんと日本...全文を見る
○郡司彰君 済みません、幾つか質問をしたいものですから、次々とまた新しい質問をさせていただきたいと思いますが、次に食料の安定供給ということについてお話をさせていただきたいと思います。  もちろんこの大目的が、先ほど主濱委員の質問にもありましたけれども、国民の食料の供給に資するた...全文を見る
○郡司彰君 今御説明をいただいたところは、私も大体理解をしております。今のような説明なんだろうと思います。それでも私は少し違うのかなという感じがしているんですよ。  それは、例えば人口が減ってくるとか、そういうふうな要素というのはこれは現実の問題ですから当然カウントされてしかる...全文を見る
○郡司彰君 先ほど言いましたように、環境省と経産省と農水省と、それぞれ担当の方からお話を伺いました。農水省の方の説明は今のとおりでございます。かなり違います。  環境省は、まあ一応、審議会とか諮問機関とかそういう会議がどの位置付けだとか何とかということは別にして、これはやるつも...全文を見る
○郡司彰君 事実の関係でありますから一言言い加えますと、これは農水省も会議にはいつも参加をしております。経産省も参加をしております。ただ、オブザーバー的に資料を提供するとか、それに対して政策的な意見を差し挟むとかいうことはないにしても、これは参加はしております。資料も間違いなく細...全文を見る
06月14日第164回国会 参議院 本会議 第33号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司彰でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律案等三法案に反対する立場で討論を行います。  今回の担い手経営安定新法は農政の大転換と言われています。日本のGDPに占める農林水...全文を見る
07月20日第164回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。  今日は閉会中の審査でございます。したがいまして、与野党の理事の方々、大変な御努力をされて、当然テーマが定められているわけでありますけれども、そのテーマに先立ちまして一つ別な質問をさせていただければと思っております。  それは...全文を見る
○郡司彰君 今日は、この問題で時間を割こうというふうに思っておりません。現在の農水省、大臣の考え方をお聞きをしておきたいというふうに思いますが。  全国各地でこうした事業が長年にわたって計画をされまして、つまり、私も現地の方にも伺いましたが、五木の子守歌で有名なところはもう既に...全文を見る
○郡司彰君 また戻りまして、報告が出ましてから再開までの間にこうした機会があれば、沿いました形で質問させていただきたいと思いますが。  これは別に通告をしておりませんが、事実としてこの間、十四日に米国産の牛肉加工品がほかのものに混じって、七面鳥とか豚ハムの間に混じって七キロほど...全文を見る
○郡司彰君 使途。
○郡司彰君 この牛関収入を特定財源として牛肉子牛等対策というものを行っているということになるんだろうと思いますし、畜産関係の予算のうちで、この牛肉子牛等対策というのは大体七割ぐらいというふうに聞いております。大変な大きなウエートを占めているわけでございますけれども、これはどのよう...全文を見る
○郡司彰君 大きく言うと補給金を支給をする、これは協会を通じて行う。この農畜産振興機構が行うものは、ほかに食肉の買入れ、いわゆるその他の事業というふうに分類をされて紹介をされることが多いわけであります。この十七年、十八年度の予算についてはいただいております。十六年度についてはほか...全文を見る
○郡司彰君 もう少し細かく説明をいただいた方が、本当は理解をし、誤解が解けるんではないかと思います。  機構にどのような数の方々がいて、本省の方からどのぐらいの方が行っているかということは、こちらの方でも分かりますからあえて聞きませんけれども、適宜、誤解だとすればきちんとそうい...全文を見る
○郡司彰君 今現在はアメリカからの輸入が止まっております。したがいまして、牛肉そのものの売行きも、総量としても減っているのかもしれませんが、逆な見方をすれば国産の牛肉について言えば幾らかいい時期だと、まあそういうふうにも見えるわけですね。  そういうところでもって昨年については...全文を見る
○郡司彰君 それは分かります。質問をしているのは、暦年で見て一兆円幾らの対策費を講じてきて、結局のところ、国内の肉生産農家はほかの外国からの輸入肉に対抗し得るような、そういう体質に近づいていますかということです。  つまり、その保証基準価格と合理化目標価格が細分化していろいろ対...全文を見る
○郡司彰君 私、冒頭、なぜこの問題を取り上げているかというと、アメリカ産牛肉の輸入再々開に当たって、いろんなことを言われていることもあるけれども、まずは自分たちの国の牛肉をみんなが買ってくださって、輸入の再々開があろうと国内の牛の方がみんな喜んで買うのならばそれはそれでいいんだと...全文を見る
○郡司彰君 大臣の後段のところは、特に当たり前としてそのようにもうなっていかなければいけないことで、私どもも当然そうあるべきであろうと思っているんです。例えば本省の方からお辞めになった方が機構の方に行かれたりなんかするというのは、それはだれかやるんならば専門的な知識を持っている人...全文を見る
○郡司彰君 最後になりますけれども、最後って、この関係はですね。私やっぱり、先ほどから言われているような、余り芳しくない論調というのは、牛関収入でこの事業を行うというところにストレートに来ているんじゃないかと思うんですよ。私は、やらなければいけない事業は牛関収入があろうがなかろう...全文を見る
○郡司彰君 思ったより数が少ないんで安心をいたしました。ラミーさんがおいでになったときも、ポケットにいろんなものは入っているんだというようなことでございますけれども、一番手を入れやすいところに一とか八とかという数字が入っていると大変でございますんで、その辺は一五という数字だけ入れ...全文を見る
○郡司彰君 二十三日からまたということでございますし、先ほど来からの答弁の中でも、私も、この委員会もインターネットでももう全国に流れておりますし、聞こうと思えばだれでも聞けるわけでありますから、大臣も答弁のしようがないというのも十分分かっておりますので、その問題について余り今日は...全文を見る
○郡司彰君 交渉をしている最中に次のような話をするのは不謹慎なのかもしれませんが、要するに、アメリカを見ていますと、WTOも一応一生懸命やるけれども、どうもFTAの方にシフトしているんではないかというような感じもしないわけではありません。  日本もそうしろという話ではなくて、あ...全文を見る
○郡司彰君 大臣が先ほどからG6という話をされておりますけれども、元々日本が加わらないで始まったようなところに、大臣の方から、きちんと入れるべきだというような経過で入ったということも聞いております。  いずれにしましても、また二十三日以降続くわけでありますんで、あんまり内ポケッ...全文を見る