郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○副大臣(郡司彰君) 世界の食料の需給の見通しということと、それによります国内への影響ということの御質問をいただいたというふうに思っております。  今お話がございましたように、世界の食料の長期的な見通しということになりますと、FAO等が昨年の秋に発表いたしましたように、二〇五〇...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まさに貿易の関係は、先ほど申し上げましたように、これまでのWTOの今回のラウンドの出発が、余っている食料をどうしたらば売りさばくことができるのかというような思いから随分と変わってきたというふうに思っておりまして、私どもは、世界的な貿易の流れの中で、それぞれの...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 大変重要な御指摘であろうというふうに思っております。  今委員言われましたような、国産飼料というものを安定的に生産基盤に立脚をして作っていくということがこれからの畜産経営には必要だろうというふうに思っているところでございます。配合飼料価格の高騰などの影響を...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 大変に厳しい現状ということが続いているのは御案内のとおりでございまして、それに対して委員御指摘のように元気が出るというような施策を私どもも何とか考えていかなければいけないんだろうというふうに思っておりますけれども、なかなか思うような形にならないというのがここ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今お話をいただきましたように、価格が低迷をしているということがございます。それと併せて、量そのものがなかなかこれまでのように需要が伸びるという時期に対しても伸びないという大変に厳しい状況の中で、いろいろと御苦労をなさっているところであります。  今御指摘が...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 原則的には先ほど申し上げたことになるわけでございまして、二十三日にそれぞれの御意見をお聴きをしながら適切にということになるわけでございますけれども、加えて申し上げれば、御存じのように、この黒毛和種の肉用子牛生産対策でございますけれども、これまで肉用子牛生産者...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 秋田が同じように畜産が大事な産業になっているということをよく知らせていただいたと思っております。  今御指摘がございましたマル緊や、そしてまた補完マル緊がありますけれども、それぞれ大変に関係する皆様方にとっては大事な制度だと、そして実質的には所得補償という...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今御指摘をいただきましたように、補完マル緊についても拡充というような形を考えてくれないかということでございますので、先ほどと同様に、マル緊、補完マル緊、両方を一つの考え方の中でこれからの方向性を含めて検討させていただきたいと思っております。  加えまして、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) マル緊そして補完マル緊を継続をしてくれという話、そしてその考え方の上に立ってだということに理解をすればいいんでしょうか、新しい制度の検討をする場合にはと、こういうような御指摘をいただいたというふうに思っております。  御存じのように、今年が事業の終期でござ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 非常に難しい予測のところもあろうかというふうに思っております。  短い期間で見ますと、BSEの影響があったときもございましたし、それから長期的に見ると、ここのところは景気低迷によって需要がだんだん下がってきていると、こういうようなところもあろうかというふう...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) もちろん、今いただいた決意ということでございますれば、二十二年度についてはしかるべく対策がきちんと行えるというような予算の措置をしているところでございます。さらに、次年度以降の問題については、行政刷新会議その他の動きを見定めながら、しかし、財源の問題をそこの...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 大変重要な御指摘だろうというふうに思っております。  ただ、残念ながら、昨年は全体では輸出そのものの総体は減りました。その中で、牛肉についてはほとんど同じ水準で歩留まったということで期待が高いんだろうというふうに思っておりまして、これから中国が富裕層という...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今ございましたように、生乳だけではなかなか難しいだろう、そしてそれをチーズや生クリームのところでやっていこうと、こういうような形を考えさせていただいて、私どもも、今おっしゃってくださいましたように、新しい予算として二十九億円を確保させていただきたい、そのよう...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御存じのように、農畜産業振興機構のところでの枠というものをこれから関連対策を含めて考えていくという形になっているわけであります。そして、これまでの、例えば二十一年度の関係の中で事業が終了をする、それは新しいこの所得補償の考え方に基づいてもやるところもある、そ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 配合飼料価格安定制度でございますけれども、言わば配合飼料価格が短期的かつ急激に値上がりをした場合ということで、畜産経営に与える影響を緩和するために価格が直近一か年間の平均を上回った場合にその上回った分を補てんをすると、このような制度として運用をしてきたという...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今おっしゃったように、これまでもいろんな波が来ましたですよね。いろんなときに、その頭数を預かるような形で廃業する方々の分をその地域でもって支えてきたということもあったというふうに思っております。  この家族酪農を中心とした将来像というのは、私どもも真剣に考...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員からございましたような、事故的な形で加工に回るということもございましょうし、冬場になると余乳というような形でということもあったし、加工の関係がいろいろと心配をされているんだろうというふうに思っております。その中で、事業仕分でやられたではないか、今後AL...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 二十二年度の諸対策を含めまして、私どもの考えている事業についてはでき得るというような判断をしております。
○副大臣(郡司彰君) 今ございましたように、二十年度及び二十一年度、飲用乳価の引上げがございました。そのことだけではございませんけれども、結果として需要が先細りのような数字を示してきて加工の方に回ってくる、そして、そこのところの平均から上が二十円、下から三十円だったというふうに思...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほど来から申し上げておりますように、結果として、乳価を上げる、需要が細くなる、加工の方に回る、この循環は余り歓迎をしたくない結果になっているわけでありますから、先ほど言いましたように、加工向け生乳の供給が、安易に増やすような形、在庫の増加を招かないようにと...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これ、山田委員もよく御存じのように、かなり複雑な歴史経過がある。そして、全国一律という形ではなくて地域算定を行っている県も十五県ほどあるというような形の中で、これまで私どももそのつまびらかな数字というものについては余り見たことがないというような形で、全国の平...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほど冒頭申し上げましたように、この制度の流れについては委員はよく御存じだろうというふうに思っております。いろいろな経過、歴史を背負っている中でなかなか全国一本という形がこれまで取れなかったということもございましょうし、それぞれの地域の戦略としての扱いも多分...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員の方からマル緊の関係そして子牛の方の関係と、二つ質問をいただいております。  もうマル緊の関係は先ほど来から出ておりますけれども、御存じのように六十三年から実施をしておりまして、肥育牛一頭当たりの粗収益、家族労働費を下回った場合には八割を補てんをし、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) キャトルステーションでございますけれども、いわゆる共同で育成をし、そして小規模あるいは年齢の高い方々が幾らかでも続けていけるようにというような形でこれまでも運営をさせていただいていると思っております。特に和牛の繁殖農家にとりましては、この施設の活用によりまし...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 大変我が国にとりまして大事なことだというふうに思っております。  そして、昨年末に発表させていただきましたけれども、新政権によります新成長戦略ということの中で、特にアジアを重視をしたような関係を取り組んでいこう、観光というものがあって、それも日本の方に呼び...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 解釈そのものもいろいろ私どももできるというふうに思っております。そして、そのような中で、カレントアクセスのうち、農畜産業振興機構が輸入する乳製品については国家貿易というようなことで、これまでの政府も着実に履行をする必要を認めてきたというふうに思っております。...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほど申し上げましたように、委員の言われた数量と実質的に入ってきている数量というものも、もちろん今ほかの国の例もありましたように、私どもでも違っております。  ただ、そのものを、これまでの私どもの政権のときではないとはいえ、そこを一方的にという形を今取るか...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 事実として、先ほど舌足らずでございましたけれども、カレントアクセスのうち、先ほど言われたアメリカ、EUについては、御指摘の部分は民間の部分だろうというふうに思っておりまして、例えば、例として挙げておりませんでしたけれども、カナダなどもこれは国家貿易の範疇で行...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 政策的な問題で、それぞれの先ほど言いました指定団体等とも含めて、それぞれ需給の関係については応分の負担というものをそれぞれの段階でお願いをしている。それを受け入れていただいているというのは、これはこれまでのことも含めて当然でありまして、私どもの政権としても、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) マル緊の事業そのものは、これまで御議論をいただきましたように、制度の事業の終期を迎えている段階ということもございまして、それぞれの御意見をいただきながら検討をさせていただきたいというふうに思っております。簡素なものに変えていこう、あるいは一本化ができないもの...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) このことについても先ほど来御議論をいただいておりまして、一つは基準の問題、それから制度そのものがかなり複雑ではないかというようなことでございますので、それぞれ基準についても、そして全体の制度をどうすれば簡便な形に変えることができるか、今の御意見等も踏まえなが...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただきましたことで、コンクリートから人へという割には減っているではないかというような御指摘をいただきました。このことについては、草地のこともありますし、ヘルパーのこともあるんだというようなことでございます。  ヘルパーについては、かなり、平成二年...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○郡司副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。  今、御質問がございましたように、ことしの予定としては、集荷円滑化対策というものは行っておりません。  これは石田先生よく御存じのことだろうというふうに思いますけれども、これまでの生産調整の仕組みの中で何が大きな問題かとい...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○郡司副大臣 今、御質問をいただきましたけれども、まさに私ども、今回の国会におきまして、公共建築物をターゲットといたしまする木材利用の拡大を効果的に実施するための枠組みを法案として提出をする予定でございます。  このねらいでございますけれども、これまでも多くの公共建築物について...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘がございましたように、大変に木造の建物というものがいろいろな意味での効果をもたらすものだろうということは、今御指摘をいただいたとおりだというふうに思っております。  したがいまして、先ほどちょっと申し上げましたけれども、二十二年度の予算におきましても、展示...全文を見る
○郡司副大臣 まさにその点が、私どもの国でおくれてきた分野ではないかなというふうに思っております。  需要があるのかという話がよくございましたけれども、需要は一定程度あるんだろう、そしてそれに対する供給の体制がこれまで整ってこなかったというふうに私どもも思っておりまして、そこの...全文を見る
○郡司副大臣 地形のお話がございました。ドイツもかなり急峻なところもございまして、そこに対しても必要な路網の整備を行ってきたということを、私どもも実際に団を派遣して検証してきたところでございます。  それよりも、私どもがこれまでそのことにきちんと予算を振り向けてこなかった、例え...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘がございました浜松市三方原用水地区でございますけれども、約五千九百ヘクタールの農地に農業用水を供給するほか、工業用水あるいは水道用水を導水するために、昭和三十五年から四十五年に国営かんがい排水事業として実施をされたというふうに聞いております。既に四十年が経過を...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘がございましたように、浜松市、静岡県全体ということにもなるのでありましょうけれども、大規模な地震が発生をするおそれが特に大きい地域に指定をされているというふうに思っております。  このため、先ほどの用水路につきましても、特に施設の劣化が著しいトンネル部等で...全文を見る
○郡司副大臣 例えば、それ以外にもいろいろなところでの利用というものも検討されているというふうに思いますし、たまたま、きょう本委員会に田中委員もいらっしゃいますけれども、長野の方では既にガードレールのようなところにも使った工事というものも行ってきております。  ただ、所管そのも...全文を見る
○郡司副大臣 今委員が御指摘になりましたように、文科省の方では小学生、中学生それぞれ果実の摂取目標数量というものを決めているということを初めて知りました。それに対する実績というものが、今御指摘がございましたように、小学校では十八・七、中学校で二十・八ということで目標に達していない...全文を見る
○郡司副大臣 先ほど申し上げましたように、なかなか難しい側面もあろうかというふうに思っております。  特に、具体的に御指摘をいただきました自衛隊の食料ということに関しましては、平常時の摂取量と、それから二泊三日寝ないときの摂取量とかというものは、通常の人の二倍から三倍ぐらいのカ...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘をいただきましたように、ことし、米そして水田を使った利活用についての所得補償のモデル事業を予算計上させていただいております。  その基本的な考え方といいますのは、もう委員御存じのことだというふうに思いますけれども、恒常的に、構造的に生産費を販売価格が下回ると...全文を見る
○郡司副大臣 果樹共済というものがございまして、加入率が大変低い、約四分の一ぐらいの加入率にとどまっております。  これがどのような原因によるかというのはなかなか一概には言えないわけでありますけれども、現在のこの共済制度というものは、生産金額の減少を保険の仕組みにより補てんをす...全文を見る
○郡司副大臣 大臣も二十一日に現地入りしたときにお話を伺ったというふうにも聞いております。  大変に難しい問題だろうというふうに思っておりまして、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律第五条及び同法施行令第九条第一号ということの長い言い回しなんでありますけれ...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘があったとおりの経過で、各県が行うというような形に現在は変わってきております。  昭和五十四年度から開始をし、平成十八年度から一般財源化をされて地方がということでございますが、何県が今現在行っているかということについては、三十五都道府県が行っているというよ...全文を見る
○郡司副大臣 先ほど御指摘をいただきましたように、温暖化対策の関係につきましても、これまでは吸収源というものは森林のみでございました。これからは、それがカウントされるかされないかということとは別問題かもしれませんけれども、この土壌の中に温室効果ガスを吸収していこうということは、こ...全文を見る
○郡司副大臣 専門の委員でございますから、御指摘をいただいたように、保安林制度というものは、水源の涵養あるいは土砂の流出の防備等の目的のために森林を保安林として指定しているということでございます。今後とも、私どもとしては、保安林制度の適切な運用を行っていく、つまり土砂流出の防止等...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘をいただきましたように、つくられました当時、鉱業法でございますけれども、採取権者が他人の土地の収用を行うことができるということになっておりまして、まさに土地収用法に係る事業と同様に公益性を有するものというふうに解されているということだろうというふうに思います...全文を見る
○郡司副大臣 過去五年間でございますけれども、保安林の解除申請は約五千件行われたということでございます。この間におきまして、鉱業法に基づく事業を含め、保安林解除申請が不許可となったものはないというのが現状だそうであります。  なお、保安林解除に当たりまして、通常は、解除申請に先...全文を見る
○郡司副大臣 五年以前のものが、まとめて記録として保管といいますか、精査する状況にないというふうに私ども聞いておりまして、もう一度確かめますけれども、今の現在の段階では、五年間まで調べることができるというようなことで聞いております。
○郡司副大臣 御指摘をいただきましたように、行政刷新会議によります事業仕分けの関係で、平成二十二年度予算におきまして、有機農業モデルタウン事業というものが廃止になりました。  最後のところでございましたけれども、どのような理由で廃止になったんだということで、これは私どもの意見で...全文を見る
○郡司副大臣 強い農業づくり交付金でございますけれども、御案内のとおり、国内農畜産物の安定供給のため、強い農業づくりに必要な共同利用施設等の整備を支援するというような目的の交付金でございます。  ことしの予算につきましては、農業予算を転換しなければいけない、そのような思いの中か...全文を見る
○郡司副大臣 草地整備推進事業でございますけれども、農業関係予算、転換をする中で縮減を図らせていただいております。対前年度比で申し上げれば、四四・八%の五十四億円で概算決定をさせていただいております。  大変限られた予算ということでございますので、事業効果の早期発現が見込まれる...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘をいただきましたように、限度数量につきまして、十万トン減というようなことで発表をさせていただきました。  大変厳しい需給ギャップが生じていることは御案内のとおりだろうというふうに思っております。したがいまして、生産者団体に対しましても、いろいろと御努力をいた...全文を見る
○郡司副大臣 チーズ等に対する対策でございますけれども、今具体的な数字で申し上げれば、一般の予算としまして二十九億円、国産チーズ供給拡大・高付加価値化対策事業というものを新規で措置したところでございます。  そのほかに、生乳需要構造改革事業の事業終期である二十一年度の予算額八十...全文を見る
○郡司副大臣 小山委員よく御存じのことだろうというふうに思っておりまして、やはり水田協議会そのものがいろいろな機能を担っていただかなければいけない、そのように思っているところでございます。  ただ、水田協議会を構成するそれぞれの会員といいましょうか、そのどの部分が実質的に担って...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘のお茶の関係でございますけれども、中山間地等を中心に大変貴重な作物であろうというふうに認識をしております。そして、御存じのように、大変に産地あるいは県ごとにも価格にばらつきがある製品でもあるというふうにも思っております。  そのような中で、近年はリーフ茶と言...全文を見る
○郡司副大臣 戸別所得補償モデル事業が始まりまして、いろいろな御意見を今いただいているところでございます。  その中で、今御指摘がございましたようなイチゴ、レタスというような野菜に関するものはどうなんだ、それからまた、今回はお茶ということについてもどうなんだというような御指摘を...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘があったとおりだろうというふうに思っております。  厳しい予算の中でありますけれども、やはり小中学校におきまする農業体験学習などは、これからきちんと行うべき内容ではないかなというふうに思っております。  あわせて、国自身が観光立国としてほかの国からいろいろ...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘がありましたように、この問題は歴史が相当深い問題でございます。特に、漁協同士が統合等をいたす際にもこれまでの漁業権というものはそのままになっていることがほとんどでございまして、漁協が一つになってもその問題は常に残る、このようなことが繰り返されてきたかと思って...全文を見る
○郡司副大臣 今マグロの問題で、佐々木政務官がきょう帰国をするようなこともございました。  世界全体でマグロというものが多くの人に食されるようになりまして、私どもの国にもいろいろなところで影響が出ております。特に近年、私どもの近海で操業する中国、台湾系の大型のまき網漁船というも...全文を見る
○郡司副大臣 昨年の十二月でございますけれども、森林・林業再生プランを赤松大臣を本部長として策定させていただきました。その際に、赤松大臣から、今御指摘のあったようなところも踏まえて、基本法を見直すような検討をしていただきたいというような指示を受けとったところでもございます。  ...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘の観点は、大変大事な指摘だろうというふうに思っております。  現在のところ、住宅等への国産材使用、利活用の低炭素社会づくりへの貢献を評価することが必要だというふうに思っております。現在のところ、それに伴うような具体的な支援策というものは、トレーサビリティーシ...全文を見る
○郡司副大臣 国有林は森林の三割を占めているわけであります。特に、経営とかという観点からすると難しいような奥地でありますとか脊梁山脈あるいは水源地域というところに位置しているところが多いわけでありまして、国土にとりまして大変重要な役割を果たしているというふうに思っております。 ...全文を見る
○郡司副大臣 赤松委員が御指摘のように、大学の研究チームが調査をし、そのことを実証し、発表した、このような記事を私も目にしたところでございます。  そして、今御指摘がございましたように、過密林で六割の間伐、強度間伐を行った事例では、いわゆる下の層に植生が増加をしたという報告も伺...全文を見る
○郡司副大臣 百九十のダムについて点検をさせていただいて、今御指摘のように、四十四のダムが何かしらの問題があるということになりました。  建設中のものについて比率が高いというのは、逆に申し上げれば、完成という形がとれずにいるということが含まれるということにもなろうかというふうに...全文を見る
○郡司副大臣 大変に御指摘をいただいたような結果を生んでおります。私ども、新しい政権になりまして、本当にいろいろな問題があるんだということを痛感いたしまして、先ほど申し上げたような総点検を行ってまいりました。  つまり、当初の段階の完成後の利用の計画というものが本当にどれほどの...全文を見る
○郡司副大臣 委員も当然御承知のことでございまして、国交省のダム、例えば農水省のダム、これは最初のつくり方が違うということは御存じのとおりでございまして、農水省のダムに関しましては、地元住民の合意があって初めて計画され、工事を行う、このような形になっているところでございます。 ...全文を見る
○郡司副大臣 先ほど申し上げましたように、平成五年の九月に国営事業の同意をとりつけるという際に、御指摘がありましたように、国営事業の同意が県営事業の同意を強制するものではないという、農家に誤解を与えるような説明が行われたということを私どもも承知をしております。  そのことについ...全文を見る
○郡司副大臣 両方からとらえることができる、非常に微妙な問題ではないかなというふうに思っておりまして、国営事業とそれから県営の関連事業というものがおおよそどのぐらいの年月の差が生ずるかということになりますと、平均的な数字を出しているわけではありませんけれども、五年、十年、あるいは...全文を見る
○郡司副大臣 事実でございますので申し上げますと、十九日でございましたけれども、宮崎の知事が私のところを訪ねてくださいました。そして、この地域はもともと、先ほどのダムそのものも、利用率が低いところは畑地かんがいというところが多い。この地域もそのような地域でございまして、全体を見る...全文を見る
○郡司副大臣 昨日の記事が出たということについて、まだ実際読ませていただいていないというところがございまして大変恐縮でございますけれども、今御指摘がありましたように、相良村のうち柳瀬西溝及び飛行場用水路掛りの二地区におきまして、離脱をしたいということを村の方に申し出、そして村の方...全文を見る
○郡司副大臣 大西委員のふるさとにもお邪魔をさせていただきまして、いろいろな話を伺ったこともございました。したがいまして、その思いというものも十分に理解をしながら、これからの答弁もさせていただきたいというふうに思いますけれども、御存じのように、私たちの国の場合には、路網整備につい...全文を見る
○郡司副大臣 災害に遭われて、作業道その他が損壊をしているというようなことが多く起きているんだろうというふうには思っております。問題は、そこで、作業道については災害復旧事業の対象となっていないということから、それぞれの地域がお困りだということの御指摘だろうというふうに思っておりま...全文を見る
○郡司副大臣 先ほどの作業道と違って林道の場合だというようなことでございまして、この林道については、林道を含む山林が大きく崩壊をした場合において林道施設災害復旧事業の対象ということになっております。ただ、条件がありますのは、一カ所四十万円以上の工事になるだろうと。一カ所四十万円と...全文を見る
○郡司副大臣 委員からも御指摘が今ございましたけれども、基本のところはできるだけ路網、作業道の整備をきちんと高密度で行っていく、しかも、これまでよりも強固で安全な路網の作設というものを、技術的にも開発といいますか広めていく、このようなことが前提になるだろうというふうに思っておりま...全文を見る
○郡司副大臣 平成十八年から全国十一カ所を選定いたしまして、新生産システム事業というものを行っているところでございます。  この目的は、大きなロットで安定的な木材供給体制を確立することによりまして、主に輸入木材を活用してきたハウスメーカー等に国産材の利用を促し、地域材の需要拡大...全文を見る
○郡司副大臣 これまでも、材質、乾燥をしたものあるいはしなかったものについての研究等がそれぞれ研究機関、大学等でも行われているというふうには思っております。ただ、大西委員が御指摘のような観点からということになりますれば、若干不十分な面があったのかもしれません。  これまで、日本...全文を見る
○郡司副大臣 今御指摘をいただきましたように、森林組合を経由しました公庫資金の森林所有者等への貸し付けについて、公的な保証は行われていないというのが実態でございます。  この理由といいますのは、例えば同じ第一次産業に類しまする農業あるいは漁業については、それぞれの漁協の県連ある...全文を見る
○郡司副大臣 現状の中で大変難しい宿題をいただいているなというふうに思っておりまして、転貸については、御存じのように、債権者と債務者双方が話し合いをすることが原則ということになりまして、なかなかその間に行政が入り込むというのは難しいものがあるということは御案内のとおりだろうという...全文を見る
○郡司副大臣 御指摘があった内容については、新聞等の記事を含めて承知をしているところでございます。  不透水層の調査については、これはもちろん東京都がきちんと行い、そしてそのことがクリアをされて、国の方に上がってきた段階で私どもが判断をするということが大原則でございまして、その...全文を見る
○郡司副大臣 ここで都のことについてとやかく言及をするという立場で私自身はございませんけれども、当然、安全ということを大前提として考えるということを大臣が発言し、都の方もそのことは十分に認識をしているわけでありますから、それに基づいた申請がなされるということが前提だろうというふう...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○副大臣(郡司彰君) 御質問をいただきました公共建築物木材利用促進法案、今準備をさせていただいております。  もう御存じだと思いますけれども、私どもの国は大変に木材の需要が潜在的にございます。実際にもございます。そしてまた、戦後植林をされました国に植わっている木材が大変に伐期を...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘がございましたように、中海の干拓でございますけれども、平成十二年に本庄工区干拓の中止を決定をいたしまして、十四年には淡水化の中止を決定をいたしたところでございます。今御指摘をいただいたように、六十メートルのところを開削をして、今、水が相互に行き来をする...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 諫早湾の干拓事業でございますけれども、これは、過日、赤松大臣が委員会の答弁に答える形で、もう一度検討委員会を設置をしてできるだけ時間を掛けずに一定の方向性を出すようにと、そのような御発言がございました。それを受けまして、農林水産省の中に私が座長という形で検討...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員の方から御発言がありましたように、この水産漁業に対する所得補償の考え方というものは、まだ整理をしなければいけない部分があるだろうというふうに思っております。したがいまして、今年は、先ほど申し述べたような予算を計上して検討させていただいているところでござ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) WTOの農業交渉に、松下委員、いつも関心を示していただいて本当に敬意を表したいと思っております。  この農業交渉でございますけれども、多様な農業の共存ということを基本理念として交渉が行われているのは御承知のことだろうというふうに思っております。各国の農業が...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただきましたように、施設園芸、大変な御努力をいただいているというふうに思っております。その振興について、意欲的な農家による新規参入あるいは規模拡大を推進をするという目的で、更にまたCO2の排出削減に取り組んでいきたいというふうに思っておりますし、農...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) ただいま食料・農業・農村基本計画も策定の途上でございます。  今御指摘がございましたように、大臣からの所信の中でも触れられておりますけれども、まさに農林漁業というのは命の産業であると同時に、環境の源を預かっている部分であろうというふうに思いまして、そこのと...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今、松下委員からの御発言の中でほとんど語られていたのかなというふうに思っております。まさに戦後植林をしたものが伐期を迎えつつありますし、十齢級を超えるものがそのうち六割、七割と増えていくような形を迎えるんだろうというふうに思っております。先ほど御発言がござい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員からの発言にございましたように、直接支払というものも考えていこうということを考えとして打ち出しております。  御存じのように、この林業の長さ、時間的な長さというものがございますから、いつも所得が上がるような形を取れればもちろんよろしいわけでありますけ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) ただいま、水産の分野における所得補償の問題について沿岸を主に考えているのではないかという御指摘がございましたが、私どもとして、沿岸だけを主に考えているという検討をしているわけではございません。  確かに漁業の形態として遠洋あるいは沖合、沿岸というような種類...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今御指摘をいただいた部分でございますけれども、確かに基本法の二十一条で効率的かつ安定的な農業経営を育成し云々ということが書いてございます。  したがいまして、そのことについての類型という形をこれまでもお示しをいただいたんだというふうに思っておりますけれども...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 委員よく御案内のことだというふうに思います。  これまで、担い手という形で、先ほどの二十一条に基づくようなものを基本計画の中で規定をしてきたというふうに思っております。その中では、先ほど言いましたように、幾つかの類型はあるけれども、全体として例えば七割とか...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 将来にわたってそのようなことをもちろん否定するわけではありません。規模拡大がなされ、効率的な農業経営がなされ、そのことによって安定をした収入を得るという形が取れることは望ましい形であろうというふうにも思っております。  しかし、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御存じのように、二十五年前は平均的な基幹的な農業従事者が四十五歳でございました。それが十五年前には五十五歳、五年前には六十五歳という中で、十年を経るごとに十歳ずつ現実問題として年を取ってきたというのが今の日本の現実だろうというふうに思っております。  その...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 委員もよく御存じのとおりだと思いますけれども、現状が大変厳しい状況に立ち向かっているということは認識のとおりだろうというふうに思っております。  これまでの農政におきまして、需要の変化に対応するような生産拡大を通じて所得を最大化させるというような形がややも...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私は矛盾をするものではないだろうというふうに思っております。  先ほど言いましたように、効率化をする、あるいは規模拡大をする、このこと自体を私どもも決して否定をするわけではありません。しかし、一足飛びにこれまでのような形で施策の中でそれがかなったんだろうか...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 一万人で一人が百町歩というような形の考え方を出している団体があるということも存じております。しかし、それは、例えばそのような形を描いたとして、今現在からどれだけの年月、どれだけの政策的な施策を行えば可能なのかということももちろんありましょう。しかし、国全体と...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 本質的に、山田委員のおっしゃっていることと私が考えていることはそんなに違わないだろうというふうに思っています。  先ほどちょっと申し上げましたけれども、残念ながら高齢化をしている、残念ながら農家人口は減少をしている、その中でこれから農地を減らさずに、逆に言...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これまでの取組の中で多くの集落営農組織というものが生まれてきているだろうというふうに思っております。先ほど大臣からの答弁にもありましたけれども、今回の戸別所得補償制度におきましても、まさにそうした取組が生産費あるいは販売価格との間においても優位な立場に立つよ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 個々の予算について確かに今御指摘があったようなところが出ているということもございます。そして一方で、集落営農ということとある意味では重なりますけれども、水田協議会その他に対して今回の制度を円滑に行うための、そうしたものについては大幅に増やしているということも...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 決意の方は大臣の方から後ほど御発言があるかもしれませんけれども、その前段のところで、今年の水田利活用については同じ額にしたじゃないか、全国一律にしたじゃないかという話もございましたし、額的には減ったではないか、このような御指摘もございました。  これは委員...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 経営所得安定対策、法律からいえば担い手経営安定法が関係をするわけでありますけれども、この関係については、御存じのように、今年のモデル事業については運用をさせていただく部分を運用させていただきながら制度の設計を今行っているところであります。  今後のことにつ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 備蓄制度でございますけれども、マニフェストでも三百万トンというような数字がございまして、あっ、インデックスですね、インデックスにもございまして、独り歩きをしているようなところもございました。これまでも大臣がいろいろなところで発言をしているというふうに思ってお...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 二つの御指摘でございますけれども、経営所得安定の法の改正でございますけれども、これ先ほどちょっと申し上げましたが、所得補償制度の本格実施に向けた制度設計において、政策体系として分かりやすい制度ごとの役割分担の在り方を勘案しながら結論を出していきたいというふう...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御存じのように、ミニマムアクセスについては機会の提供というふうに理解をされているところでございます。ただし、国家貿易として行っている品目についてどのように扱うかというのは、それぞれ国が時々の内閣、閣議によって決められている、そのような運営をしているというふう...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 文言を訳していきますと、機会の提供というふうに訳せるものだというふうに理解をしております。
○副大臣(郡司彰君) WTOの協定上ではなくて、その、何ていうんでしょう、趣旨を生かした私どもの国の閣議決定というような中でそのようなことがうたわれているというふうに思っております。
○副大臣(郡司彰君) 議論としてそのようなことというのはあり得る議論であろうというふうに思っております。  一方、交渉事は現実として今現在も続いているわけでございまして、今年度中にまとまるまとまらないという議論も午前中ございましたけれども、そのような中で、一昨年の十二月に出され...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) もちろん、当たり前のことですけれども、議論としてはどのような議論ももちろん成り立つわけでございます。そして、国としてこれまでの約束事項というものを超えて新しい提案を、今現在、今年中にも交渉の妥結を目指しているそのラウンドの中においてでき得る状況かどうかという...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これは、省全体あるいは国全体としての意思を今どこかでそのような形で議論をしている、検討しているということにはならないというふうに思っております。  私、個人的な発言からすれば、長い将来にわたって今のままでいいのかどうかということもありましょうし、もう少し長...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これまでの経過の中で、ウルグアイ・ラウンドの際にそうした方式を私どもで取るということの選択まで行かなかったという歴史的な判断については御存じのことだろうというふうに思っております。しかし、WTOの中でこのようなセクター方式というものが否定をされているものとは...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 議論をしない、検討をしないということを申し上げているつもりはございません。前大臣のときに、結果、検討したけれども難しいという判断をしたということもあったろうかというふうに思っております。  多分セクターということになりますれば、穀物とか、そのようなくくりと...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 委員長、済みません。
○副大臣(郡司彰君) 済みません。  先ほどMA米のことにつきまして、平成六年の関係でございますけれども、閣議決定と発言をしたようでございますが、政府統一見解でございますので、訂正させていただきます。
03月19日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○副大臣(郡司彰君) 二十二年度予算でございますけれども、まさに先ほど大臣から御説明を申し上げましたし、今それぞれのやり取りの中でも出てまいりましたけれども、農林漁業の再生を図っていこう、そのために戸別所得補償制度のモデル事業を今年は予算の中に組み込ませていただきました。さらに、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まさに、農山漁村の魅力の一つを自分の人生の中に取り入れながら、新しい制度設計の中で将来の生活設計が描けるかということだろうというふうに思っております。  私どもは、これまでも取り組んできたところでございますけれども、情報の提供をまずきちんと行えるようなこと...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これまでもいろいろな方から御意見をいただく中で、どうして全国一律なんだ、どうしてそれが戸別所得補償なのかというような御意見をいただいたところでございます。  まず、全国一律にした理由については、これまでも申し述べてきたところでございますけれども、私どもはそ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 結果として、地域ごとにも算出をされておりますけれども、それぞれの地域の生産費というものもございましょう。その中で、先ほど申し上げましたように、条件的になかなか克服をできない地域のものについては別な形で行うけれども、それ以外の中で、例えば皆様方の努力によって集...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 佐藤委員御存じの上でお聞きになっているのかというふうに思いますけれども、今度私たちが行おうとしている十アール当たりの一万五千円というのは、皆様方の従来の言葉を使えば、岩盤というところにそれを加えているわけでありますから、もちろん、だからその上のところでもって...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私どもの全体像として、本格実施をする際のいろいろな作物というものがございます。その中の、今年につきましては、米のモデル事業そして自給力向上事業、この二つをセットで今年の場合にはモデル事業として御提案をさせていただいております。  先ほど委員から、お話の中に...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 佐藤委員はまさにこの方面のエキスパートでございますので、私どもよりは本当に詳しい方に対してお答えするのは恐縮でございますけれども、私どもも、この農業水利施設、我が国の食料生産にとって不可欠な、基本的なインフラであるというような認識を持っております。  これ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほど申しましたように、これからの日本の農業を支える農地、その農地の基本的な水利というものは大変重要なことであろう、このように考えているところでございまして、これまで造られました水利についての補修やあるいは改修、更新等についてしっかりやっていくということは先...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員から御指摘をいただきましたように、土地改良につきましては、五年ごとの長期計画を作成をし、その計画に基づいてこれまでもいろいろと行われてきたのだろうというふうにお聞きをしております。  そのような中で、今後、このような予算の配分があったわけでございます...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員から御指摘がございましたように、私どもは十年後に五〇%自給率を達成をしようという目標を掲げております。しかし、十年後におきましては少子の時代、高齢の時代でございますから、分母として総体が減っていくということもございましょう。加えて、その中で高齢の方々が...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 五年に一度の基本計画をまとめるという時期にちょうど当たっているわけでございます。  これまでの流れからいたしますと、大臣も別なところの委員会でも御答弁を申し上げておりますけれども、三月末の決定ということに向けて今準備をさせていただいておりまして、それぞれ企...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今年度のモデル事業の中で御指摘をいただきましたような施策を遂行しようという形でやらせていただいております。  今の御指摘の中で、今後とも全国一律なのかというような御指摘でございましたが、米それから水田を使った自給力向上のためのそれ以外の作物、それぞれ制度設...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 基本計画を作成をする際に附属的な参考資料として、これまでもそのような数値を、類型的にこのような農業の形態であればということを出してきたかというふうに思っております。  いろいろ御指摘をいただいておりますけれども、今回のところもその経営の展望のようなことでで...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 第一次産業の特性の一つというものは、多面的機能というものを有していることだろうというふうに思っております。したがいまして、こうした多面的機能を発揮ができるような活動を支援をするということは大事なことではないかなというふうに思っております。このため、意欲がある...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 最近、ナラ枯れということが、特に先生の関係をする山形県などが大きな被害が出ているというようなことも伺っております。  元々ナラの木などは、江戸時代のころまで、あるいはまた昭和の初めのころまでは、里山等を通じて生活に直接密着した、利用でがある材として使われて...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただきましたように、都市と農村の交流というものもございましょうし、外国からの誘致ということもございましょうし、子供さんのいろいろな意味での教育の側面からも、今おっしゃいましたようなグリーンツーリズムあるいはエコツーリズムというものは大変貴重な取組で...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 厚生連という病院は、もちろん御案内のとおりでございますけれども、組合員のための医療活動だけではなくて、へき地でありますとかあるいは緊急でありますとかというような公的病院の性格を持つというふうに皆さん方が認知をいただいているところでございます。  そのことに...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○副大臣(郡司彰君) 今、大門委員御指摘になされましたとおり、いわゆる都市農地というものは減少をしているわけでありますけれども、これまた御説明の中でございましたように、市街化区域といいますのは、十年以内に計画的にあるいは優先的に市街化を図るべき地域ということでございますので、その...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 埼玉県の事例を申し述べられましたけれども、埼玉県は独特の体系をつくりながら農業を維持をしてきたところでございます。里山があって、水田があって、畑があって、そこで堆肥を作りながらというものがこれまでの形でしたけれども、それがなかなか思うような形で残せない、こう...全文を見る
04月01日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○副大臣(郡司彰君) 大久保委員からの御指摘をいただきましたように、今回、農業改良資金法案、提出をさせていただいております。  中身につきましては、今御指摘がございましたように、農業改良資金助成法あるいはまた農業経営基盤強化促進法、そして農業信用保証保険法の三法を一括をして提案...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 農業改良資金助成法でございますけれども、御指摘がございましたように、近年におきまして低迷をしているということがございます。  その理由でございますけれども、新技術の導入あるいは経営における新分野の開発など、チャレンジ性のある取組を行う場合に、それを無利子で...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 原因と結果というものが当然あるわけでございますから、どのような形を取るかということはこれからの農業振興にとって大変大事な課題であるというふうに思っております。  いずれにしましても、ここのところの十年、十五年を見ましても、農業者が減少をする、地域が疲弊をす...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今、今回の法改正の目的ということについて、どういうことなのかというような御指摘をいただいたのかというふうに思っております。  今回は、今、山田委員が御指摘ございましたように、特別会計の方から一般会計の方に替わるというようなこともございます。この問題につきま...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 確かに事業仕分が行われ、その中で指摘をされたことということは、これは事実としてあるわけでございます。そのことによって、すべてを良しあしの判断とするのではなくて、私ども自身も、まさに税の無駄遣いというものを改めていこう、逆な形で言いますれば、先ほど申し上げてお...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これは委員もよく御存じのことだろうというふうに思いますけれども、成立をさせていただきました二十二年度予算におきまして、食料安定供給特別会計の農業経営基盤強化勘定の剰余金等でございますけれども、四百八十六億円を一般会計に繰入れをさせていただいたところでございま...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 山田委員も本当はよく御存じのことだろうというふうに思いますが、先ほど基本計画のところをお読みをいただきました。もちろん、そのような記述がございますけれども、その下段の方には同じように競争力のある経営体が育成確保されるようにするというようなことがございまして、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほどの改良資金の方も、大変な落ち込みをしているというようなことがまず現実なんです。そして、これまでの農村の疲弊を、あるいはまた農業そのものの行っている方々の所得の問題も含めて、現状そのような形で推移をしてきている。ここから始めなければいけないということから...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘がございました担い手育成農地集積資金の貸付けでございますけれども、平成十一年度、百八十五億円でございましたが、その後減少傾向にございます。平成二十年度は七十七億円と、このような数字になっているところでございます。  このように減少、低下をしているとい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほど申し上げましたように、公共事業、あるいはまた圃場整備そのものがかかわって減少をしているということはあろうかというふうに思っております。また一方、農地の集積そのもの、あるいはまた担い手の育成ということは、これは必ずしも減少をしているということにはなってい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 認定農業者制度でございますけれども、これは農業者自らが作成をする経営改善計画、市町村に提出をしていただいておりまして、認定をいただくということになるわけでありますけれども、これに基づき関係機関が協力をして地域農業の担い手を育成確保をするという仕組みとして普及...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただきました借入金の現状でございますけれども、農業経営向け融資の総残高、近年減少傾向にございます。平成十一年度三兆円でありましたけれども、貸付総額、平成二十二年度は二・二兆円まで減少をしているところでございます。  この農業経営向けの融資全体の七...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○副大臣(郡司彰君) 立場を変えたような形で私の方からの答弁になりますけれども、これまでの農政の反省というようなことが「まえがき」にも触れておるわけでありますけれども、もちろん御存じのように、農業、農村というものが所得あるいは雇用の問題等々含めまして、高齢化等を含めまして厳しい現...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 理想的なことを書いているのではないかというようなことでございますけれども、私どもは、やはり国の政策というものは国民に対して夢を与えていかなければいけない、そこに、産業に従事する人たちにも将来に希望を持っていただかなければいけない、そのようなことは当然あるべき...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 結構という数字がどの程度の数字を表すかということもありましょうけれども、構造的に生産費と販売価格というものの差がもちろん逆転をしている地域もあることは承知をしております。
○副大臣(郡司彰君) 御存じのように、モデル事業として実施をしているその考え方の中で、全国一律単価として今設計をして実施をしているところでございます。  その考え方は、今委員がおっしゃられたような部分もありますけれども、全体から見れば販売価格よりも生産費の方が、逆ですね、下回っ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 断定をしているというような言い方でありますけれども、総体として見れば、これは委員御存じのように収穫あるいは調製の機械化が困難な作業が多いということも事実であります。また、労働集約型、大変に労働に対する、何というんでしょうね、圧力というものも多いところでござい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただいた点は、今後の私どもの全体の政策を、農政をということについての大事な指摘、示唆の点であろうというふうには考えております。  したがいまして、今年の予算の関係から申し上げれば、先ほどの議論のやり取りもございましたけれども、これまで、例えば公共...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 最後のお尋ねからお答えをいたしますと、閣議決定に付されている材料ではございません。私ども三役の方の政務三役会議におきまして確認をし、審議会等にお諮りをした、そして活用をしていると、このような内容だというふうに御理解をいただければと思います。
○副大臣(郡司彰君) ただ単にということではございません。前政権のときにも同じような展望というものをお出しをいたしましたが、そのものも前政権のときにおいても閣議決定というようなプロセスを経たものではございませんので、それはある意味変わっていないというふうに御理解をいただきたいとい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) そのお答えの前に、度々ダブルスタンダードというようなことで、あたかもダブルスタンダードがあるというようなことになってはいけませんので若干お話をさせていただきたいというふうに思いますけれども、この担い手の議論はまたこれからいろいろやっていかなければいけないとい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今いろいろ数字を出されておりましたし、また都道府県によっても相当ばらつきがあるということも御案内のとおりでございます。  いずれにしましても、こうした実態を踏まえまして、二十二年度の戸別所得補償モデル事業では、対象を一定規模以上の農家に限定をせず、すべての...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) さきのワシントン条約締結国会議におきまして、クロマグロについて多くの皆様方から御支援をいただいた結果、非常にいい結果が出たというふうに喜んでいるところであります。太平洋クロマグロを始めとした漁業資源につきましては地域漁業管理機関が科学的資源評価に基づき的確に...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 果樹でございますけれども、これまで優良品目あるいは品種への植え替え、あるいはまた需給調整のための加工仕向けへの支援策を講じてきたところでございます。平成二十二年度予算では対前年度比二五%増となります八十八億円を措置をしたところでございます。  この果樹でご...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 基本計画の策定に至る経過の中で、大変に政策研究会の皆様方にも御議論をいただきました。提言もいただいたことにも感謝をしたいなというふうに思っております。  そのような中ででき上がった基本計画でございますけれども、前基本計画の下では、食料自給率の目標、平成二十...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 委員も御存じのように、市街化という区域は、その目的からすれば限られた年月のうちに市街化をしていくんだと、こういうような規定がそもそもあったところでございます。その中におきまして農業を続けていこうという場合には、生産緑地等の指定を行いながらいろいろな対策を取っ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) それも、結果としては多分税制の問題にもかかわってくるのだろうというふうに思っております。  今ある農地が耕す人がいなくなったときにどうするかということが、これからは都市だけではなくて全国的にも大きな課題でありますけれども、特に都市については、先ほど言った税...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただいたような記述をさせていただいております。  まず、国産品を使っていただこう、買っていただこう、消費をしていただこうというのは、これは当たり前の感覚として多くの方々が持っている、私どももそのことを強力に進めなければいけないというふうに思ってお...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今御指摘がございましたように、基本計画は今後十年間の目標というものを定めさせていただいております。もちろん、これからの経済の動向あるいは経済社会そのものの動向もありましょうし、人口が今後どのように動いていくかという、そうしたものによっても異なってくるのだろう...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 多面的機能と併せて中山間地等の支払というものもきちんとやるべきだろうと、こういうような御指摘だろうというふうに思っております。  私どもも、今回のモデル事業に際しましても、これまでの中山間の直接支払というものはそのままの形で活用させていただくようなことを取...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほども議論をいただいた点と重なるわけでございますけれども、まさに土地、農地が減少の一途をたどってきたという歴史的な経過もございます。しかし、一方で、都市の生産に寄与するその力というものもまだ十分に備えている段階でございますから、これをどのように保全をしある...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 他省庁との連携として行いながらこれからの解決を目指すという部分がございましょう。それから、先ほど申し上げましたように、まず自ら農林水産省としてやれるような調査等も行いながら現実問題としての具体的な支援について検討をしていきたい、そのように思っているところでご...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今年は、三月から五月までの間で、今お話がございました安全対策の月間というよりも、月を超えておりますけれども取り組まさせていただいておりまして、全国で五百を超えるような組織、団体が参加をしてくださっております。  その中で、昨年の結果としては、残念なことであ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 非常に重要な視点だろうというふうに思っております。特に鳩山政権の下で二五%削減をしていこう、大きな目標を掲げて、その具体的な取組についても今種々検討をしているところでございます。その中で、特にこの農林水産の分野というものは、これまで森林の吸収源というものが大...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まず、私の方からお答えをさせていただきたいというふうに思っております。  紙委員御指摘のように、以前はかなり二毛作ということで小麦の生産が行われていたことがございました。例えば、昭和の十九年でいいますと八十七万ヘクタール、最大の面積を数えておりますし、三十...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今お話がございましたようなアジア太平洋自由貿易圏の関係につきましてでございますけれども、私どもの基本は、これまでお話をしてきましたけれども、EPA・FTA交渉について述べてきた、我が国の食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうこ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) なったらというもし仮定の話でありますれば、今のところ仮定について私どもで言及をするということにはならないというふうに思っておりまして、基本のところを重ねて文言まで繰り返すということは避けたいというふうに思いますが、基本的にEPA、FTA等も含めて、他の国ある...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 事実関係だけその前に申し上げておきますと、先ほど申し上げておりますけれども、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、そして国内農業・農村の振興などを損なうことは行わないというのは、これは民主党としての以前からのマニフェストに書いてある各論の字句でございますので...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私自身はずっとそのようなことを使ってきた経過がございます。したがいまして、いろいろなところで十数年前からそのような議論もさせていただいておりますが、まだ党全体としても政権全体としてもそのような言葉を共通の認識、定義として使っているということにはなっていないと...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○副大臣(郡司彰君) 草川委員から御指摘がございました取りまとめの中では、平成二年から十年間の間に農業集落が約五千ほど消滅をしたという記載があるというふうに思っております。  その中山間地の集落でございますけれども、農業生産活動を通じまして、食料の供給だけではなくて、防災の、予...全文を見る
04月26日第174回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○副大臣(郡司彰君) 概要、大臣の方からお答えをしたとおりでございます。  個別、大蘇ダムの関係につきまして見ますと、工事が始まりましてから三十三、四年が経過をしているわけであります。その間も、当たり前のことでございますけれども、受益者たる農家の方々が必要だということで始まった...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただきましたように、そのようなダムが幾つか出てきたわけであります。  どのようなことを行わなければいけないかということでございますけれども、まず、受益者たる地元の方々あるいは当該をする自治体等との調整を図りながら、現実可能な計画的な推進、関連事業...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 御指摘をいただいたように、なかなか厳しいというのが現実であろうというふうに思っております。したがいまして、大きな方針としては、先ほど大臣が示されたように、今後こうしたダムの建設は行わないということをまず決めさせていただきました。  それから、個別のダムにつ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これもまた委員御指摘のとおりのことが現実として起こっているわけでございます。したがいまして、当初の計画から変更が何度かあったというようなダムもございまして、先ほど大臣から御答弁をいただいた大蘇ダムについても、当初の予算計画は百三十億でございましたけれども、今...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これはまさに今私どもが行おうとしている政策に尽きるのではないか、そのように思っているところでございます。  委員はよく御存じのことでございますけれども、ここ十五年程度の年月を見ますと、農業による所得というものが半減をいたしております。あわせて、逆な意味で、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 委員から御指摘がありました大蘇ダムでございますけれども、先ほど金子委員のときにも申し上げましたが、三十四年目という年月に入っているかというふうに思っております。したがいまして、当初の計画のときにどのような検討がなされたのかについて、私自身は文書で調べるしかな...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今回、私どもの方で現地に出向いて説明をした点について申し上げれば、まず幾つかのポイントで水が漏れているというところがおおよそ分かってきているわけであります。そこのところの大きな数が集中をしているところについて改修の工事というものを行っていこうということが一つ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まず一つは、三十四年間に及んだ心の疎通というものがやはり、どういう形でか損なわれてきたんだというふうには思っております。  それから、技術的な関係といいましょうか、望んでいる方法、結果が違うところに相当行っている可能性があると思っております。  それ以外...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私どもの感覚と若干違うなというようなところがございます。  まず、大蘇ダムの関係はおくにしましても、今現在の私どもの供給ができる水というのは、おっしゃったようなところの部分、未採択の八百の部分について今言及をしているわけではございません。したがって、そこの...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私どもでそのことについて、そのことを私どもは関知しません、知りませんよという態度を取っているつもりはありません。冒頭申し上げましたように、大変、国として受益者の皆様方には申し訳ないことをしているなというようなことをまず置かしていただいております。その上に立っ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) ここのところがこれから私どもの考えていかなければいけない大事な点だろうというふうに思っております。  まず、検証を三年間行う中で実際の機能がどれほどの回復を見せるものかということについての先ほど言いましたことについてはやらせていただき、単年ごとにその経過を...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まさに委員が御指摘を先ほどから再三いただいているように、この間の長い年月というものがやはり生み出した不信感というものがまず前提にあるんだろうというふうに思っております。私ども、今、先ほど地元の対応ということで言われたことがございますから、これは十分に私どもか...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 事実のことだけ少し大臣の前にお話をさせていただきたいと思います。  具体的には、荻柏原の改良区が該当するわけでございますけれども、四月にその文書のやり取りはございました。それは、これまでの県との私どもの話合いの中で、直接話し合うことも必要だろうけれども、し...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 事実関係については既に御存じのことだろうというふうに思っております。  最近の動きでありますけれども、相模原市農業委員会、土地所有者に対し提出された工程表では撤去対象物が不明確であるというような、見直しをするように連絡をいたしたところであります。  さら...全文を見る
05月11日第174回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○副大臣(郡司彰君) 今委員が御指摘がございましたように、この諫早湾の干拓事業に関しましては長年の歴史がございます。その中で、昭和五十七年でございますけれども、大きな災害が発生をすることに伴って中断をされていた事業が行われるということになりました。そのことが平成の九年に締め切られ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) まさにこれまでの長い歴史がございました。当初の計画から申し上げれば、昭和の二十七年からの計画でございます。中断もいたしましたけれども、その間にいろいろな出来事があったというのはもう先ほど話をしたとおりでございます。それに関しまして、裁判の証言等も含めまして、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 多分、私が書いたものでございますけれども、報告もお読みになっていらっしゃるかというふうに思いますが、その中を御覧になっていただければお分かりだというふうに思いますけれども、ほとんどのところはこの開門を行うことによって、もしかすると現状のところから不利益を被る...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) その思いはまさに同じでございます。  ただ、付言をいたしますれば、この環境アセスというのは開門のための環境アセスというようなことになっているわけでございまして、まさにその意味ではこの環境アセスそのものは開門をするためのアセスということが前提になっていること...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私の認識からすれば、時間的には、そのような時間ですべての諸対策が終わって開門という形にはまだ若干時間が足りないというふうに逆に思っております。したがいまして、十分な淡水化をされたところに対する海水の流入でありますとか、あるいはまた生態系の関係でありますとか、...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 余りこれまでの政権のことについて言及をすることは私は好きではありませんが、これまで、開門のための環境アセスを行う、しかしそれはいつまでに行うんだ、そのための方法書、そしてそれが終わってからの評価書というものをどの程度までにきちんと行うんだということも何一つ定...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 私のまとめたもののかがみの部分にもそのように記載をしております。  まさに、これまでそれぞれの代表をされて委員になられた方々は、地域それから歴史的な大変な重みを持っていらっしゃるわけでございます。したがいまして、そこの合意を得るということはなかなかに難しい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 冒頭申し上げましたが、これは私の方で大臣の判断をする際のものとしての報告をさせていただきました。したがって、最終的には大臣が、先ほど申し上げましたような、私のもの以外のいろいろな判断を加えて最終的な判断をなさるということになろうというふうに思っております。そ...全文を見る
05月13日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○副大臣(郡司彰君) 私の方からお答えをさせていただきたいと思いますが、防疫のこれまでの体制が十分であったかということだというふうに思っております。  今考えられる対策、そして十六年にでき上がりましたその方針に基づいて行っているわけでございますけれども、今のところその区域内に閉...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今委員の方からお寄せをいただいた手紙の内容をお聞きをさせていただきましたが、大変に地域の現実に目の当たりにしている皆様方にとっては大変なこと、重大なことだというふうに私どもも認識をしているところでございます。  韓国において行われております予防的な殺処分と...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今御指摘がございましたように、預託をされているという形態があろうかというふうに思っております。  家伝法上は、こうした場合、発生農家に対する手当金というものは殺処分をされた家畜の所有者に交付をするというようなことが原則になっている、このことについては御存じ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 十年前のときと現れます症状が随分違うというようなことがございます。しかし、同じようなO型であるという共通点もございます。  そして、十年前のことについて申し上げれば、実はその感染経路というのは判明をされずじまいというような形になっておりました。当時は、二か...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今ございましたように、人に関係をするということはございません。もう少し詳しく申し上げれば、この口蹄疫というものについては、牛豚など偶蹄類の家畜あるいは野生の動物、例えば日本にはおりませんけれどもラクダとか、あるいはまたこれは日本におりますシカなどが感染をする...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) そのようなことで国有林ということについての検討をさせていただいております。そして、山に向かっては水源に近いのではないかという懸念があるものですから、では、それ以外のところの可能性というものもあるんだろうかということで、枠を広げて今現在行っているところもござい...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今ございましたように、総務省の方の考え方と私どもと今後折衝、相談をしながら、機動的に使えるような形のものを考えていきたいというふうには思っております。  言わずもがなのことでございますけれども、家伝法に基づきますそれぞれの支援というものはこれまで行ってきて...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 疑似患畜に対する殺処分を行ったことに対してはこれまでもいろいろ議論がなされ、委員も御承知のことだろうというふうに思っております。  それ以外の経営再開ということに当たっての融資というものは、これも大臣の方からそれぞれの委員会でお話をしましたように、百億円と...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 区域外の関係でございますけれども、幾つかのメニューを今考えているところでございます。  一つといたしましては、これは関係する四県に対してすべてでございますけれども、搬出制限区域外において家畜を出荷できない等の影響を受けている経営に対する対策として、肉用子牛...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) いろいろなところでイベントの中止などが出ているというふうにも認識をしております。特に、これから観光等の面も含めていろいろと影響が出てくるということが懸念をされますので、そこのところについてこれから検討をしていきたいなというふうに思っておりますし、ある意味、こ...全文を見る
05月18日第174回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○副大臣(郡司彰君) 今委員が御指摘のように、衆議院の方で修正をされたという形で、先ほど来から修正案の提案者も同席をしていたわけでございます。その中で今お話にあったような点もございます。  私どもからも申し上げさせていただければ、木造建築物に係る規制の見直し規定を追加をする、あ...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 先ほどの修正をした内容、そしてこの法案の名前そのものを変えなかったということにも通ずるわけでございまして、これまでの大臣の答弁にもありましたように、自給率を五〇%にしようというのは今ここで議論をしていただいておりますけれども、公共建築物等への木材の利用の促進...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 最後のところからお話をさせていただきたいというふうに思っておりますが、この法案によりまする波及効果につきましては、全体ですね、国内の総需要量というのは八千万立米ぐらいあるというふうには委員の方も御存じのことだろうというふうに思っております。そして、今、公共建...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 森林組合等の関係については、員外利用がどうあるべきかということについても検討させていただいていますし、民間事業体の育成ということについては、まさに中心は人材の育成ということにも掛かってくるだろうというふうに思っております。  最後のところの関係につきまして...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) このような法案を作って、そして広めていこうというときに、その人材はということが大変大きな課題になってきているというふうに思っております。  そのために、今年からでございますけれども、木造建築に関する技術者養成のために、森林や木材設計に関するカリキュラムの実...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これも先ほどから議論いただいておりますけれども、まさにこの境界をどうしていくかということが集約化の前提になるだろうというふうに思っております。そのために、農林水産省といたしまして、境界あるいは所有者が不明で整備が進まない森林について、市町村や地域住民等が行う...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 昨年の暮れに再生プランという形でまとめさせていただき、その中で十年後には五〇%以上を目指していこうというような試算をさせていただきました。  もう御存じのことだというふうに思いますけれども、日本の国は世界で有数の木材の需要というものがある国でございます。一...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) これは少し細かく説明をさせていただければというふうに思っております。  毎年着工されまする公共建築物、これ民間で整備をされる学校あるいは老人ホーム等も含んでのことでございますけれども、床面積のベースでいきますと、四割に当たります六百万平方メートルが木造化が...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 今御指摘があったように、森林・林業の一方の面は、CO2などの環境に関するものがあります。これは、山をよみがえらせる、そのことによってきちんとその機能も発揮をするというような観点も大事だろうというふうに思っております。  これまで、この国の木材が適正に利用さ...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○郡司副大臣 大蘇ダムについては、委員が既に記者の時代から大変このことに関心を抱いていたというふうにお聞きをしております。  大変長い間かかりまして、形の上ではでき上がったという形になりましたけれども、試験湛水をする中で、先ほど御指摘をいただいたような量がどうも漏れているのでは...全文を見る
○郡司副大臣 今、委員から御指摘をいただいた後半の部分のところに、不信感があるというお話がございました。  実は、きょう午前中に大分の知事がお見えになりまして、また幾つか、このダムに関する要請をいただきました。そこでも同じような話が出たのでありますけれども、長い間に糸が絡まった...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○副大臣(郡司彰君) 今のそれぞれのやり取りをお聞きをしておりましたけれども、一義的には大臣の発言のことでございまして、私の方からそのときの心中、胸中まで推し量ることができないわけでありますけれども、今それぞれのいただいた議論のような経過の中でのやり取りであったというふうに理解を...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) そのときの総務省あるいは原口大臣とのやり取りについて、私自身、今ここで答える材料を持ち合わせておりません。
○副大臣(郡司彰君) その時点で正式な対策会議の中でそのような話がされたということではございませんので、私自身はそのことについてここで答弁をする材料を持ち合わせてはおりません。
○副大臣(郡司彰君) 今のやり取りを聞けば、決まってなかったというふうに私自身も判断をしております。
○副大臣(郡司彰君) 御存じのとおり、刻々と毎日変化をする中でどのような対策がいいかというような、いろいろな想定のシミュレーションを含めて話合いをしているということは事実でございますが、その時点でそのことが決まってなかったということについては、今のやり取りで私も認識をしております...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 地方交付税は、国のお金というような認識ではなく、地方のものだというふうに思っております。
○副大臣(郡司彰君) なぜ国費でできないのかというようなことでございますけれども、まさに法律上は家伝法によりまして五分の四は、そして五分の一はそれぞれが共済としての加入を行うという仕組みを取っているわけでございます。したがいまして、その法の内容からすれば、そののっとった形を取れば...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) 五分の四ということを決めているということになるわけでありますけれども、これまでの評価として、疑似患畜にかかった肉の評価というものは大体八割程度、五分の四ぐらいであるというようなことからこのような定めをしているというふうにこの家伝法ではなっているわけであります...全文を見る
○副大臣(郡司彰君) それは私の部分ではなくて、まさに対策本部を構成をする閣議の中で決定をいただく内容というふうに理解をしております。
○副大臣(郡司彰君) まさに予備費的な内容だということを判断をして予備費を付けるということについては、それは違法ではないというふうに思っております。
○副大臣(郡司彰君) 同行をしている者にも確認をさせていただきましたが、そのような事実はございません。
○副大臣(郡司彰君) 先ほどの時間からの聞き取りでそのようなことが判明をいたしました。今後の措置については、大臣当人とも相談をさせていただきますけれども、しかるべき措置も必要であればとりたいというふうに思っております。
10月07日第176回国会 参議院 本会議 第2号
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○郡司彰君 私は、民主党の郡司彰であります。ただいま議題となりました菅直人総理大臣の所信表明演説に対し、民主党・新緑風会を代表して質問をいたします。  質問に先立ちまして、昨日ノーベル化学賞を受賞されました鈴木章教授、根岸英一教授、お二人の日本人受賞者に対しましてお祝いを申し述...全文を見る
11月05日第176回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○郡司彰君 民主党・新緑風会の郡司でございます。今日は急な集中審議ということになりました。TPPについて幾つかの質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、菅総理が所信表明でTPP参加の検討をということを表明をしたのが十月一日のことでございました。その後、七日...全文を見る
○郡司彰君 大きな成果も上げられたというふうにその会議自体は思っております。  そしてまた、それと直接ではございませんけれども、今回のTPPに関しましては、農水省でもいろいろな影響が及ぼすのではないか、その試算というものも公表をされたかというふうに思っております。四兆一千億とい...全文を見る
○郡司彰君 これからまた、その辺のところはいろいろな議論のところで出てくると思います。  例えば、かつて林業の関係だけを見ましても、その及ぼすところは七十何兆円というような数字が出されたときもございました。これからこうした議論をするときに、地域の崩壊その他含めて、品目ごとの被害...全文を見る
○郡司彰君 例えば食の安全でいいますと、表示の問題については原則これからやっていこうというようなことも決めていただいて、これをまず実行に移すこと自体も大変努力が必要なことだろうというふうに思っております。  それから、それぞれの生産者、あるいは生産者の団体等もありますけれども、...全文を見る
○郡司彰君 副大臣にはまた後ほどその辺の交渉のことについてもお聞きをしたいと思いますが、大臣、もしよろしければ、今のようなことで、私自身は、TPPにかかわらずともやっぱり強い体質をつくっていく必要がある、しかし、今のままではやはりやらなければいけない課題がたくさんある。そうしたも...全文を見る
○郡司彰君 残された時間、ちょっと篠原副大臣に交渉のことについてお話を聞かせていただきたいと思います。  篠原副大臣、御存じのように、WTOの担当として駐在をなさりながら交渉に当たってきたという経歴がございます。そういう目から見て、今回、私どものところでこの一か月間いろいろな議...全文を見る
○郡司彰君 今、副大臣が最後に言われたところがやはり大事なところなんだと思うんですよね。私たちはこのように解釈をしている、このような言いぶりでやっているはずだというのがまさに相手の方にきちんとその意思として伝わる、そのような思いとして私たちの国はこの問題にかかわっていくんだと、こ...全文を見る