郡司彰

ぐんじあきら

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

郡司彰の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月20日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○郡司彰君 民主党の郡司でございます。  今日は、今委員長からありました経営所得安定、そして日本型直接支払、多面的機能の関係でございますけれども、政府は一貫して新しい農業・農村政策ということで、これまでも農地中間管理機構の創設、そして経営所得安定対策の見直し、さらには水田フル活...全文を見る
○郡司彰君 午前中の議論でも古川副大臣の方からございましたけれども、この経営所得安定対策というのは、これまでの戸別所得補償に変わり得る制度、それをより効果をあらしめる制度だということでございましたけれども、改めてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○郡司彰君 これまでの議論の中でも、例えば構造改革を若干後退させる要因が含まれているとか、あるいはまた国境措置があるということによって支障が生じないというようなお話もございました。私は、この後の議論でまたちょっとさせていただきたいというふうに思いますが、このことに関して言えば、そ...全文を見る
○郡司彰君 今それぞれの話をなされましたけれども、それぞれの国の平均的な生産農家が所有をしている例えば広さというものは、これは日本と全然違うわけでありますね。  そういう意味では、そこのところの問題もあるし、欧米なんかは逆に言うと大きなところに抑制して支払うと、こういうような仕...全文を見る
○郡司彰君 これは、大臣は経済的なことについては私よりもお詳しいわけでありますけれども、私は、いろんなことを、経済の関係について、上部が決定をしたからといって下部までは決定できない、つまり、逆に言えば、下部のその実態というものが上部を規定するようなことというのが実際の経済の動きだ...全文を見る
○郡司彰君 これまで、例えば古い方の基本法は、私たちの国が戦後の、何というんでしょうね、歩みの中から、ガットというところに加盟をする、そして、そのための国内の農業の在り方というものを規定をしたという側面は強いんだろうというふうに思っています。一九九九年のときには、これはWTOとい...全文を見る
○郡司彰君 その言葉を頭に留めながら、これからまた別な議論をさせていただきたいというふうに思っております。  この四つの改革の以前から、安倍内閣になってから特にでございますけれども、攻めの農業、強い農業という言葉が度々出てまいります。攻めるということについては何から何を攻めるの...全文を見る
○郡司彰君 私は、攻めるということ、そして強くするというのは、私自身の考えを申し上げれば、攻めるというのは、消費者のニーズに合致をしたようなものをきちんと供給をするというようなことなのではないかなというふうに私自身は理解をしております。そして、強いというのは、食の安全、安心の体制...全文を見る
○郡司彰君 当時の中川大臣の御答弁は、今の日本の食生活は国内の食料が基本になっていないという認識でありますと、だからして増大を図るということに修正をしたということでございますので、今の答弁も含めて、この後、少しまた自給率の話もさせていただきたいと思いますが。  その前に、十五日...全文を見る
○郡司彰君 おっしゃっていることは分かります。そして、先ほどの大臣の戦略の中に、打って出ますよと、世界に打っていくんですよと、これは日本のお米でもそういう可能性はまだ非常に私は潜在力はあるんだろうというふうに思っておりまして、今現在の生産量で、もし、よしんば人口が減り続けた場合に...全文を見る
○郡司彰君 それぞれ役割があるんだろうということは分かりますが、この国の安全保障、危機管理上からいって、何をベースにした自給率というものが一番必要だというふうなお考えでしょうか。
○郡司彰君 これ以上余りやりませんけれども、つまり、穀物自給率でいうと二十数%なんですよ。カロリーですと四〇%ぐらいになるわけですよ。生産額ですと七〇%に近いような数字になるわけですよ。どんどんどんどん見やすい、言いやすい、聞きやすい数字ということに変わるような形でこの国の根幹を...全文を見る
○郡司彰君 次に、十八条の関係についてお尋ねをしたいというふうに思いますが、基本法の十八条は、簡単に言うと、農産物の輸入によってこれと競争関係にある農産物の生産に重大な支障を与え、又は与えるおそれがある場合においては緊急に必要な施策を講ずるものとするというような内容であります。 ...全文を見る
○郡司彰君 今の御答弁、以前にも同じような答弁をお聞きをしているのでありますけれども、ちょっと別なところで使おうと思っておりましたが、お配りをしております資料の一番最後のページを御覧になっていただけますでしょうか。  これは地域における食品製造業の関係を記した表でありますけれど...全文を見る
○郡司彰君 無用な心配をさせるということもこれはしなくてもいいことだと思います。しかし、何ら対策を打たないで、いつの日かじわじわと真綿でいつの間にか苦しくなってきたというようなことでも、これは行政の不作為と言われても仕方がないような部分が出てくるんだろうというふうに思っておりまし...全文を見る
○郡司彰君 以前からであります。私は、国益にかなった形で経済連携を進めるということがもしあり得るんだとすれば、そのことについてどうこうということにはならない。しかし、必ず国益に対して損益を被るような産業、地域というものが出てくるわけでありまして、そこのところに対して何ら手を打って...全文を見る
○郡司彰君 鈴木局長、ありがとうございました。十数年前からWTOの交渉に直接関わっていた方でございますので、省内、国全体として今後ともちょっとそういうような検討というものを行っていただければなということを御要請しておきたいなというふうに思っております。  別な観点から質問させて...全文を見る
○郡司彰君 昨日今日の新聞を読んでおりますと、農業も成長戦略の大きな柱であるというようなことでございますので、両輪よりは大きな一輪車で成長戦略に資するものだけやっていくのかなというふうに思っておりましたが、一応承って、ほかの質問に移らさせていただきたいと思いますが。  四十万経...全文を見る
○郡司彰君 済みません。大ざっぱな数字でもと思ったんですが、ないようでありますので、今日お配りをした資料の一枚目、二枚目を見ていただきたいなというふうに思っております。  これ、農業分野での外国人技能実習制度の受入れ状況ということで、私の居住は茨城県でございますから、茨城県のこ...全文を見る
○郡司彰君 試算をしていないということでありますけれども、別なところで、オリンピックを迎えて、建設の労働者を労働力として受け入れるようなことを国としても考えていこうというようなことがございました。私どもの県がちょっと特異なのかもしれませんけれども、どこに行っても、今、外国の方の力...全文を見る
○郡司彰君 私の感触からすると、以前よりはかなり柔軟に受け入れるということを検討をいただいているんではないかなというふうに思っております。  実際に行きますと、その二枚目のところに国別の人数書いてありますけれども、これまでずっと中国が多かったです。今はインドネシア、それからベト...全文を見る
○郡司彰君 今までは若干玄関のところで議論に入れないようなところがございましたけれども、それぞれ連携を取って検討をしていただければなというふうに思っております。  ちょっと聞き忘れました。農水省の中の担当部局だけ教えていただけますでしょうか。
○郡司彰君 委員長、経産省そして法務省の方々については、私の方はこれで質問を閉じますので、もしよろしければ御配慮ください。
○郡司彰君 次に、農地の集積について、その推移の予測、取りあえずそのことをお聞きをしましょうか。集積については十年間で百四十万ヘクタール、今年が初年度で頑張りまして十五万ヘクタールという見込みで来ているわけでありますけれども、この今年の十五万ヘクタールは見込みどおりに進んでいるの...全文を見る
○郡司彰君 極めて単純に、十五万は何とかなるということでよろしいんですか。
○郡司彰君 次に、残念ながら人口の減少が続くということが予測をされております。お配りをした資料の三枚目と四枚目を御覧になっていただきたいと思いますけれども、三枚目と四枚目が一緒になった地図がもちろんございますが、分かりづらいので別々に付けておきました。赤い方が二〇五〇年の人口の増...全文を見る
○郡司彰君 昨年、横山政務官からお答えをいただいたときは、平成二年が約十四万集落、二十年たって二十二年には十三万五千で五千減ったと、だからトレンドでいくと今後十年間で二千五百ぐらい減るだろうと。  私は、この予測はそれの倍ぐらいのスピードで多分消滅をしていくというような予測にな...全文を見る
○郡司彰君 今まで七倍増えてきて今後はこういう形で集積をしますよと。そうしますと、これまでの流れとこれからのやろうとしていることをやれば、おおよそどのぐらいの企業が参入をするというようなことは予測を立てておくべきなんじゃないかと思うんですよ。そのことによって私は、行う施策というも...全文を見る
○郡司彰君 今のところの疑問のところがありますけれども、それは後ほどちょっと別なところでお聞きをしたいなと思います。  四十万経営体の移行を先ほど十年間で行っていく、今が二十万で、それから年々二万人ということの予測でありますけれども、こういう中で、昨年の、これはどちらでしょうね...全文を見る
○郡司彰君 住専のときの金融の問題がありましたときに、例えばいろんな市中銀行の自己資本比率や何かということが出ました。JAバンクの関係もいろいろ数字が出されたりしましたけれども、それ、負債の中身が全然違うんですよ。JAの場合の負債というのは、ほとんどあの時点では酪農関係の負債だっ...全文を見る
○郡司彰君 これは地域の方々にとって大変大きな数字なんですよ。四十万戸というのは、これはもうずっと前から言われています。先ほど言った一九九九年の基本法のときも、四十万戸でこれからやっていきましょうというのはその当時も言われていましたよ。しかし、なかなか現実的なものではなかったとい...全文を見る
○郡司彰君 もしかすると、四十万戸というふうに言ったんだとすると、四十万経営体と言おうとしていたので、それは直させていただきたいなというふうに思います。  今のところだけでもちょっと議論したいんですけれども、済みません、ちょっと質問が残りそうなのでちょっと急がせていただきますが...全文を見る
○郡司彰君 言わんとすることはよく分かります。しかし、全体のイメージの中でいろいろなことを行っていくということも必要なんでありまして、例えば、集落がなくなる、それには多分このぐらいの面積が出てくるかもしれない、それは全体の農地が必要だと言われる面積の中でどういうような数字に当たる...全文を見る
○郡司彰君 このこともまた次の機会に今のを承った上で議論をさせていただきたいと思いますが、当面、この多面的機能の関係で、先ほど言ったような環境三法のときの理念というものが少し欠けているんじゃないか。  それからもう一つは、このときの議論で、当然、そういうような農法に切り替えれば...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございます。  先ほど言いましたように、実はよくやってくださっているなという思いはありますので、ただ、多面的機能という言葉が使われるときに、そうした観点が余り出てこないで、何か地域の存続のための補助金というような思いのような文章が多いものですから、ちょっと...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと質問の項目が相当残りそうなので先に進ませていただきますが、配りました資料の五枚目と六枚目を見ていただきたいと思います。  これ、私の県内の極めて普通の農家の方の実際に掛かっているものを書き出していただいて、五枚目の委託費の合計というのは八万三千五百九十八円と...全文を見る
○郡司彰君 それを、新しく借りる方が決まったらば、それまでのものは中間管理機構が払いっぱなし、新しく借りる人に請求することはないというようなことでよろしいんですね。
○郡司彰君 それはどういう理由で負担ができるんですか。
○郡司彰君 一応答弁をお聞きをして、また時間がありましたらばそのことについて詳しく質問をさせていただきたいと思いますが、ちょっと時間の関係で、これは地代分を払っていただけるんですよね、要するに、貸したという人に対しては地代として現金を払うと。普通は今どこのところでも相対でやってい...全文を見る
○郡司彰君 まとまりをつくるというときに、田んぼが田んぼということもあると思います。田んぼと畑が田んぼということももしかするとあり得る。逆なこともあり得るというふうな想定というのは、この例示のものを見てもそういうものが書いてあります。  そのときに、評価額は、今、田んぼと畑だと...全文を見る
○郡司彰君 それはないということ。
○郡司彰君 あぜをなくしていきます、一定程度、何人かの筆が集まって大きな田んぼになりました。それは、よもやそういうことがなければいいんですけれども、途中でもう一回自分でやりたいとか、いろんなことが起こったときには、それは持分の確定というのは誰が責任を持ってやるんですか。
○郡司彰君 機構が責任を持ってそこは相当やるというふうに思うんですが、農家の日常、ふだんの争い事というのは大体そんなものなんですよ。そういうところが一番もめ事になって、行く行くは結局あいつがやるのかとかというところが問題なんですね。その辺のところは機微に応じて現実的な対応をこれか...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  質問が大分残ってしまいましたので、また時間があれば質問させていただきたいと思います。  終わります。
05月29日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○郡司彰君 はい、聞いております。  民主党の郡司でございます。今日は四人の公述人の方の御意見、貴重な問題点を惹起をしていただいたなと思って感謝をしております。時間が非常に短くなっているようでありますので、大変恐縮でございますけれども、長岡市長さんと山本公述人に、お二人にだけお...全文を見る
○郡司彰君 簡単で結構です。
06月03日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○郡司彰君 民主党の郡司彰でございます。前回に引き続きまして、新しい農業・農村政策について質疑をいたしたいと思っております。  前回、いろいろなやり取りをさせていただく中で、時間の配分の関係で詰め切れないような部分が相当ございました。その中の幾つかについて今日もまた質問をさせて...全文を見る
○郡司彰君 この後、生産調整の見直しということが目前に迫ってきているようなことになりました。  まず、大臣にお聞きをしたいなというふうに思いますけれども、今回、生産調整の見直しを行うということにしたその必要性、そして、これまでの何を反省をして見直しを行うということになさったので...全文を見る
○郡司彰君 私は、今の大臣の御答弁、理解ができる部分はたくさんあります。しかし、私は、今までのところの、間違っていたところの肝腎な部分が抜けているんじゃないかというふうに思っています。  といいますのは、これまでの日本の生産調整、減反という言い方をする時期もございましたけれども...全文を見る
○郡司彰君 先ほど一問目のところでお聞きをしたのは、私はそこにつながるような要素があるとすれば、それはきちんと考え方として排除をしていただきたいと思っているんです。つまり、認定農業者とか集落営農とか認定就農者という方々に対してはこれからも、そうは言わないけれども、いろいろな融資の...全文を見る
○郡司彰君 もう一つお聞きをしておきます。これは、先ほど大臣の御答弁の中で、外食、中食の生産拡大の要請に応えられないような事態も出てきているというお話がございました。  これは、取りようによっては、そのような需要に応えるような生産をこれから行っていくという方向であれば、これまで...全文を見る
○郡司彰君 これからは開田の可能性もあるということをお伺いをした上で、改めてそのことの是非についてこれからまた議論をする機会があるというふうに思いますけれども、繰り返しになりますけれども、前回のようにペナルティーを科す、簡単に言うと、いじめを行って、それに反発する人たちの方が何く...全文を見る
○郡司彰君 たまたまでありますけれども、先週の新聞記事に日米の大学が調査をしたものが出ておりまして、該当する人がいないところで余り興味がないかもしれませんが、肥満の方が世界に二十一億人なんだそうであります。これ、一九八〇年の八億六千万から大幅に増加をして、成人の場合は割合が三割増...全文を見る
○郡司彰君 できれば、このようなことをこの委員会でも具体的に進められるように議論ができればなというふうに思っております。  それから、多分最後の質問になろうかと思いますが、冊子をいただいた中の十八ページに、先ほどの大臣の話と重なりますが、中食、外食等のニーズに応じた生産と安定取...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
06月19日第186回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○郡司彰君 民主党の郡司彰でございます。  法案の質疑に先立ちまして、私も環境大臣のことについて一言触れておきたいなというふうに思っております。  先ほどもありましたけれども、あの発言は農林水産省にも本当に大きな関係があるんだというふうに思っています。つまり、貯蔵施設の選定に...全文を見る
○郡司彰君 今大臣からお答えいただいたところは私も一定程度やっていただいているという評価をした上で、さらに、先ほどの論旨というのは、国の政策によって被害を被る、これ、まだ一年弱ではなくて強ぐらいの期間でありますけれども、二年、三年と続くと、先ほど言った七中五のそもそもの考え方を改...全文を見る
○郡司彰君 ありがとうございました。  花のことはいろんな例えもありますけれども、例えば、昔の女性の歌人が詠んだ歌で、「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」というような歌がありまして、花の命は簡単に言うと短いんだと、こういうようなことがございましたけれど...全文を見る
○郡司彰君 時間の関係で、次に養豚の方の話に移らさせていただきたいというふうに思いますが、先ほども出ましたけれども、PED、流行性下痢症の関係でありますけれども、全体としては終息の方に向かっている。かといって、感染経路がまだ特定できていないなど、まだ課題は残っていると思うんですが...全文を見る
○郡司彰君 そのことについては、やはり農家の方が安心をすると思いますので、今の発言を皆さんのところに伝えていきたいなというふうに思っております。  次に、養豚の関係、先ほど徳永委員の方から、政権がどうのこうのではなくて、そのときに一つの新しい仕組みをつくったという話がありました...全文を見る
○郡司彰君 つまるところ、コストが削減できるところはきちんとする、付加価値を付けられるところは付けていくというふうなことにもなるんだろうというふうに思いますが、コストの問題でいうと、企業経営のところと農家養豚の場合は明らかにちょっと違うというのは、私は人工授精の、何というんでしょ...全文を見る
○郡司彰君 聞きましたところ、宅配便がもう主流なんだそうでありますから、その辺の活用も含めて、できるだけコストが軽減できるように努めていただければなというふうに思います。  最後に、規制改革会議の農業分野に関するところについてお尋ねをさせていただきたいと思いますが、今日お配りを...全文を見る
○郡司彰君 私たちの国のJA組織は、ほかの国と比べて三つぐらい特色があると言われています。総合性は取りあえず脇に置いておいても、ゾーニングとか、指導部をつくる、中央会というものを持つ。これは私は、正直言って、政策を代行をさせるというようなことがやはり必要不可分のものとしてあったん...全文を見る
○郡司彰君 終わります。
11月06日第187回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○郡司彰君 西川大臣に初めて質問をさせていただきます。民主党の郡司彰でございます。  質問に入ります前に一言だけ申し上げておきたいと思いますが、政策的な課題、委員会の法案の前に、大臣に対する個人的な問題、課題というものが残されております。このことについては今日私自身からは触れま...全文を見る
○郡司彰君 関連して大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが。  今の答弁の中で、需給は締まっていくんだという根拠の一部については触れられました。それ以外にも根拠とすべきものがあるのか、それからその実態ですね、実態についてはどのような状況になっているかということ。そして、更に大事な...全文を見る
○郡司彰君 農家に中心にということでございますけれども、本来の新農政の目指すところはそれだけではないんだろうと思うんですね。消費者にもやはり農水省の事業というものは還元をされるべきだろうというふうに思いますし、そのところに対する配慮はこれまでの発言にはなかったということでよろしい...全文を見る
○郡司彰君 後ほどまたその辺の議論も重ねてしたいというふうに思いますし、これからちょっとお話をする際に資料をお配りをしております。二枚目になるんでしょうか、収穫量調査の流れということを見ていただきながら質問をさせていただきたいというふうに思いますが、先ほど来からふるい下米という言...全文を見る
○郡司彰君 いわゆる中米として流通しているもののおおよその範囲、それからこれまでの平均的な流通量、どのぐらいでしょうか。
○郡司彰君 今、中米ということについて再選別をということでございますが、要するに流通というのはどこの段階のことを言っていらっしゃるんですか、一般的に言う場合には。
○郡司彰君 改めて細かくお聞きをしますが、作況指数によるいわゆる収穫量の流通というのは、それは全体が入りますよということですね、縁故米や何かも、自家飯米も含めてやりますよと。それを除いたものを含めて全体がそうなんですよということでよろしいですね。その確認だけ、ちょっと。
○郡司彰君 中米は年によって違うということですが、大体三十万トンぐらい出るのではないかというふうに言われておるようなところが多いわけですね。もう多いときは五十万トンまでいったようなこともありましたよということを聞きますが、この中米の市場というのはどういうところなんでしょうか。
○郡司彰君 当然ですけれども、業務用であるとかいわゆるブレンド米というところにも流通をしているということでよろしいですか。
○郡司彰君 おっしゃっていることは非常によく分かります。流れの中できちんと乗っかっているところを主に考えていらっしゃるということは分かりますが、それ以外のところでもやはり流通をして、そのことを、消費をしている人たちも間違いなくいるということはお認めになるんだろうというふうに思いま...全文を見る
○郡司彰君 約一割、千一か所で調査をして、平均の年よりも多かった、北海道については特に多くて一七・一%ということであります。  先ほど来の話を聞いていると、どうも誤解をしやすいような発言というのが多いというふうに思いますし、新聞の記事も、例えば、これは共同通信さんの配信をした記...全文を見る
○郡司彰君 先刻御存じのお話でございますけれども、青死米は毎年出ますね。一等米でも、七%までは一等米ですね。二等米が一〇%。今回は北海道は一七・一%ということですが、三等米は二〇%、五分の一までは三等米だということですから、これは通常に流通をするということで、今の答弁からすれば、...全文を見る
○郡司彰君 その説明もおかしいんですよ。これは後でまたお聞きをしますけれども、本来は作況指数は玄米でしょう。今の話は、最後、途中のところで精米したらばぬかの方に行っちゃいますよと、だから減りますよ。これはちょっと話が違うんですよ。  そもそも作況指数というのは玄米で出しているわ...全文を見る
○郡司彰君 それは、先ほど言いましたように、玄米と精米のことも含めて、それは現在ではなくて、連綿としてそうなんですよ。その量が一定程度増えるかどうかということを殊更に今年やっているということ自体が、もしかするとその価格に対する大臣の発信というものもやっぱり誘導性を持っているように...全文を見る
○郡司彰君 昔からやられていますね、日本の国の場合には。もう江戸時代だけではなくて、その前からやられています。  例えば、お侍さんが百石の場合にはお米でいただいて換金をしてということですから、お米が豊作で大量に出回って下落をすれば侍の収入は減る。だから、正直言ってそんなに豊作は...全文を見る
○郡司彰君 私も統計の実際の専門員の方を含めて、対地、対物の実測調査をやっている方々にもよくお話を聞きます。作況で出した収穫量というのは、これは流通量なんですよと。その人たちは、それが、先ほどの新聞のように、ここから何か何十万トンか減るんだなんということの記事が出れば、これはプラ...全文を見る
○郡司彰君 これは誰の責任というより、私どもも関わってのことでありますけれども、本県でいえば、昔は十五か所ぐらいありました。二百八十人ぐらいいました。統合になって百八十人になって、今五十何人で、OBの方を含めて専門員の方にもお願いをしているということであります。  これは、だか...全文を見る
○郡司彰君 適当ではないけれども、低いとずっと大臣は言い続けてきているわけでありまして、資料をお配りしておりますけど、米の流通の状況というのがありまして、二十三年までのところでありますけど、傾向としてはお分かりになるかと思います。  下の方、出荷・販売段階でありますけれども、二...全文を見る
○郡司彰君 ちょっと時間の関係で進めますけれども、商品先物取引所、四月から制度が変わりまして、現物の受渡しが今年の出来秋十月から始まっております。値段的には、十月一日が七千百二十円、六十キロですね。それが一番高いときには、十月の三十一日には七千八百六十円というような一割を超えるよ...全文を見る
○郡司彰君 当然の答え方ですよね。今の当然の答え方と、私が先ほど来から何枚かだけお見せをしましたけれども、一連のその大臣の発信というものは、どこかでクロスをしているような感がなきにしもあらずなんです。私は、農林水産大臣も財務大臣や何かと同じように、これ相場に関係をしているところの...全文を見る
○郡司彰君 この問題はこの程度にしますけれども、もう一つ資料をお配りをしております。  大臣の御地元の栃木のコシヒカリ、下を見ていただきますと、無洗米のところも同じ米でありますけれども、JAかみつが・しおのや、かみつがの方は鹿沼、日光市、しおのやも全部大臣の選挙区の米でございま...全文を見る
○郡司彰君 正直、いろいろな関係者に聞いても、値段がこれから急激に上昇するという可能性は非常に少ないし、逆に相当また厳しい局面が予想をされると。  こういうようなことを前提に、大臣の方では、先ほど来もありましたけれども、当面は今の制度を有効にするんですよ、早めにするんですよ、そ...全文を見る
○郡司彰君 それはその形で進めていただくということがやはり当たり前ではないかなというふうに思っております。  その上で幾つかのことについてお話をさせていただきたいというふうに思いますが、農地の中間管理機構の今年の目標は、平年は十万ですけれども、今年は頑張って十五万ヘクタールぐら...全文を見る
○郡司彰君 その強い農業は、結果としては所得倍増になるんだというようなことでございました。  先ほどもちょっとお聞きをいたしましたけれども、この今年の流れを、今年は取りあえずさておいても、来年以降、価格がこのようなときも含めて、農家の所得倍増ということにどのようなことを留意をし...全文を見る
○郡司彰君 今年、これはもう見通しが立たないなと、本当に農業について決断をしなければいけないという方は、多分三月まで待っているというわけにはいかないんだろうというふうに思います。三月まで待って出てきたものが、これならばということになるかどうかもまだ定かではありません。  大臣、...全文を見る
○郡司彰君 繰り返しはいたしませんが、もう一度再考をいただければなということだけ申し上げておきたいと思います。  最後でありますけれども、ちょっとここは御理解をいただいて、(資料提示)これが朝食として大変に売れているんだそうであります。食べるときはこのように牛乳を加えて、簡単に...全文を見る
○郡司彰君 終わります。