今村修

いまむらおさみ



当選回数回

今村修の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○今村委員 おはようございます。日本社会党・護憲民主連合の今村修であります。  私は、本委員会でとかく話題になっております青森県出身であります。青森県では、昨年の年末二十八日の夜、三陸はるか沖地震が八戸市を中心に襲い、二名の死者を含む大きな被害をもたらしたわけであります。しかし...全文を見る
○今村委員 こうした問題について、特に窓口の強化を図っていただきたい。相談を受ける場所をきっちりさせていただきたい。あるいは、失業給付の関係でいえば、企業が倒産をする、建物が破壊をするということで、手続の関係でいろいろと便宜を図っていただきたい。労災給付の関係についても同じであり...全文を見る
○今村委員 こうした雇用不安が増大をしていく、こんな状況の中でぜひとも取り組んでいただきたい内容があるわけであります。  それは、兵庫県や神戸市などと協議をしながら、こうした雇用問題を解決をするために、被災者を対象に雇用の確保、援助対策などの事業の創設を検討していただきたい、強...全文を見る
○今村委員 雇用対策については、特に、それぞれの各省にまたがることなのかもしれませんが、十分な対策を強く要請をしておきたいと思っています。  特に雇用問題では、今春卒業予定者の、高校、大学卒の皆さん方の就職環境が大変厳しい、こういう状況になっているわけであります。この就職内定の...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  次に、今回の地震で、大変な地震が起きたことによって全国の原発を抱える地域でいろんな不安が広がっておるわけであります。この問題についてお伺いをしたいと思っています。  今回の神戸大地震の発生によって、今全国の原子力発電所や核燃料サイクル施...全文を見る
○今村委員 はい。
○今村委員 今御説明をいただいたわけであります。  ただ、私どもの青森県に核燃料サイクル施設の立地を受けているわけであります。また、全国の原発で、つくる際にどんな現象が起きたかといえば、地盤に対する大変な不安、近くに活断層がある、断層があるという不安、これが大変な議論になってき...全文を見る
○今村委員 終わります。ありがとうございました。
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○今村委員 社会党の今村であります。  時間の関係もありますので、端的にそれぞれお伺いをいたしますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  その第一は、地震対策についてであります。  一昨日の十一日の日、神戸へ入ってまいりました。住吉の駅から三宮までバス代行がありま...全文を見る
○今村委員 いずれにしても、相当長期間にわたるという状況でありますので、その対応についてはぜひとも的確な対応を心からお願いをして、この部分の質問を終わります。  次に、地震予知と、特定観測地域及び観測強化地域対策についてお伺いを申し上げたいと思います。  一つは、この地震が発...全文を見る
○今村委員 私は、特定観測地域や観測強化地域に指定している、この指定地域内というのは特別な対策がとられているのか、このことをお聞きしたのであって、一般的なものはいいですから。原発のことも、そのことの地域内にあるものが特別また強化をしているということなのかどうかということだけです。...全文を見る
○今村委員 非効率だというお話ですけれども、国内における災害に自衛隊が相当出動しているという状況から見ていけば、緊急に発生したこれらの災害に全国どこからでも駆けつけることのできるという、いわば二十四時間体制を含む対応というのがぜひとも必要ではないのかなという感じがするわけでありま...全文を見る
○今村委員 本来であれば、新進党の皆さんが質問しなければならぬ話ですけれども、一切この点について触れておりませんので、私から、政府として答えるべきだ、こう思って質問した次第であります。  特殊法人の役員の退職金問題については先ほど答弁いただきました。しかし、なかなかあの内容では...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  いずれにしてみても大変な課題を抱えているという状況になっているようでありますから、この課題解決のために一層の努力をお願いをしたいと思います。  次に、戦後五十年問題についていろいろとお伺いをしたい、こう思います。  細川内閣を含めて、...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  ぜひともこの戦後五十年問題、ことしで解決をして、これから新たな五十年をつくる、そういう対応にしていただきますことを強くお願いをしておきたいと思います。  次に、放射性廃棄物、原発の問題についてお伺いをしたいと思います。  その第一は、...全文を見る
○今村委員 ぜひともこれは公開をしていただきたいというのと、ただ、もう二月にフランスを出発をするというのに、いまだ具体的にわからぬという内容というのはちょっと理解できないのですけれども、この点が第一点。  それからもう一つは、この問題をめぐって中米やあるいはアジア諸国の中で大変...全文を見る
○今村委員 ただ、一つだけ確認したいのですけれども、いずれにしてみても二月中にはフランスを出発をするということで理解していいのですか。この点だけ確認します。
○今村委員 ぜひとも公開という立場での対応をよろしくお願いをしたいと思います。  二つ目に、これはイギリスからの放射性廃棄物の返還問題についてお伺いをしたいと思います。  私どもも寝耳に水であったのですが、今月の六日京都で開催された核燃料リサイクル国際円卓会議でイギリスのBN...全文を見る
○今村委員 将来イギリスの方針が決まった後にという考え方というのはちょっと理解できないのです。日本の政府として、そんなことは困りますよ、こういう見解を明らかにすべきではないのか、こう思いますけれども、これに対する再度の御質問、お願いします。
○今村委員 いつもこんな形での御答弁しかいただけないのですけれども、最終的にこれが入り込んでくると、私の住んでいる青森県六ケ所村に入り込むという形になるわけです。ですから、いろいろ心配されるわけです。高レベルの量をこれ以上ふやしてもらっちゃ困る、こんな気持ちでいっぱいなんです。イ...全文を見る
○今村委員 強くお願いをしておきます。  次に、最近東南アジア地域での原発の立地がいろいろ話題になっています。欧米の売り込みが激しい、こういう話もあるようであります。しかし、私は、東南アジアにおける原発の立地というのは核不拡散の立場から日本の国として対応していくべきだ、こう思っ...全文を見る
○今村委員 ぜひとも核不拡散という立場で対応していただくように強く要請をしておきます。  最後に、新幹線の問題についてお伺いをしたいと思います。  整備新幹線の問題については、三線五区間については運輸大臣の大変な努力によって一定の前進を見た、こういうことになっているわけであり...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
02月15日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○今村委員 社会党の今村です。  フランスから返還をされる高レベル放射性廃棄物の問題についてお伺いをしたいと思います。  青森県民の多くは、国によってだまされたという意識を持っています。その最大の理由は、電事連から青森県に核燃の要請があった際に、三点のセットだけだ、低レベルと...全文を見る
○今村委員 いろいろな前提条件がついておりますね。電力から来た回答書、どう書いていますか。ちょっと読み上げますけれども、青森県の意向を重く受けとめ、青森県の御意向が十分踏まえられるように努めます。これは電力の回答です。国は、この電力の回答や日本原燃の回答を尊重して、そうならないよ...全文を見る
○今村委員 いや、県民のあれは、県が説明をしたのは、国が保証した、だから安全協定を締結する、県民にこう説明しているのです。それは違うということですか、そうだということですか、そこだけです。
○今村委員 いや、誠実に実行するやつはいいのです。知事が県民に、あれは国の保証書ですと説明をした。ですから安全協定を締結いたします。この理解はそのまま理解していいということですか。
○今村委員 ちょっとかみ合わないのですね。  また、私どもが危惧しているのは、青森県がまた最終処分場になるな、最終処分場にされてしまうのじゃないか、まただまされるな、こんな気持ちを県民の多くが持っているのです。ですから、国は、知事が言うように保証書です、こう説明するか、あるいは...全文を見る
○今村委員 それじゃ、保証書だということで認識していいということで理解していいわけですね。
○今村委員 いや、電力の回答は、最終処分地にしないなんと回答していませんよ。ですから、また不安に感ずるわけです。  それから、日本原燃と電力会社が結んだ返還廃棄物の輸送・受入・貯蔵管理に関する契約書というのがあるそうですね。この契約書の中に「貯蔵管理期間は、五十年間とする。」国...全文を見る
○今村委員 電力と原燃が結んだ契約書、電力が青森県にした回答、それはあなたが言う内容とは違うんですよ。電力は、青森県を最終処分地にしないなんという話はしてないですよ。青森県の意向を踏まえるように努力します、これだけですよ。それから、原燃と電力が結んだ契約書、これはあくまでも三十年...全文を見る
○今村委員 それじや、何も回りくどい言い方をしなくてもいいんですよ。ですから、そうであれば、あれは青森県民に対して最終処分場にしないという約束をしたんです、その答え一言してもらえば、それでいいんですよ。なぜそう言えないんです。
○今村委員 その答えには納得できません。約束してないということじゃないですか。  そして、私は、全国の都道府県知事に最終処分地を受ける気がありますかと問い合わせをしました。どこの県も、最終処分地を引き受けるという県は一県もないですよ。一たん入ったところが最終処分地に結果的になる...全文を見る
○今村委員 これも県民が不安に思っている一つなんです。具体的につくられたガラス固化体が本当に仕様書どおりつくられているのか、安全なのかどうか、この確認を行うところがないというのです。  基準以下につくられているだろうから、その基準を満たしていれば、その基準はどういう確認をするの...全文を見る
○今村委員 私が聞いているのは、一つ一つのガラス固化体、この安全をどこで確認をするんですか、こう言っているんですよ。施設が安全だとか、入れ物が安全だとか、輸送が安全だとかという話を聞いているのじゃないのです。ガラス固化体一つ一つが、フランスの政府もそれを保証するという制度にはなっ...全文を見る
○今村委員 これで終わりますけれども、ガラス固化体一つ一つの安全性については、どこも確認するところはないということでしょう。どこかフランスの会社、ここがやる。やる検査の方法だって、全部やるわけじゃないでしょう。指定された範囲だけの確認ですよね。このものをだれも確認しない。確認しな...全文を見る
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○今村分科員 社会党の今村修であります。  私は、三つの点について御質問を申し上げたいと思います。  一つは、平成五年十二月に指定をいただきました世界遺産白神山地の問題についてお伺いをしたいと思います。  この世界遺産自神山地のすばらしい自然環境を保全し、そのまま後世に引き...全文を見る
○今村分科員 センターの二年間における整備内容、どの程度の規模でどういう内容のものを現在考えているのか明らかにしていただきたいと思います。
○今村分科員 予算がまだ成立をしていないという段階でなかなかはっきり言えないということなのでしょうけれども、大体どんな構想になるのか、構想だけでもちょっと明らかにできないでしょうか。
○今村分科員 ぜひとも一定の計画内でこれらの計画が予定どおり進行することを強くお願いを申し上げたい、こう思います。  次に、下北半島に生息するニホンザルの保護管理事業についてお伺いをしたいと思います。  これまでも環境庁にはこの北限のニホンザルの保護管理に大変な御努力をいただ...全文を見る
○今村分科員 えさの確保が猿そのものの被害を大きくしているという状況にもあるようです。ただ、人間がつくった畑の作物の味を一たん知ってしまった猿は、なかなか自然のものには手を出さなく、畑を荒らすという方にどちらかというとなるようであります。  そういう点では、ちょっとお話がありま...全文を見る
○今村分科員 いろいろな面倒な点もあるし、これは日本全国至るところでいろいろなけものの被害が出ている、こういうことになるんでしょうけれども、二つの、保護しなきゃならぬという内容と、一方では被害を受けるという形と、相反する部分も含めながら、一層対策を強化をしていただくことを強く要請...全文を見る
○今村分科員 それでは、この指針が大体でき上がるめどというのは一体どのぐらいになるのかこの点を明らかにしていただきたい、こう思います。  それからもう一つは、今もう既に走ってしまった線路には適用しない、こういう御回答をいただいたわけです。ただ、そうしますと、今度は苦情を持ってい...全文を見る
○今村分科員 努力をしていただくのは極力お願いをしたいわけですけれども、ただ、せっかくつくられる指針が今悩んでいる人たちと全く関係ないという形になるというのは、これはやはりつくっていく上で何とか救済の方法がないのかな、こんな感じがするわけです。もし大臣のところで何かお考えがあれば...全文を見る
○今村分科員 大変ありがとうございました。我々も、また地元は地元で努力するものはしながら、なおかつJRの方に要請するものは要請をしながら努力をいたします。環境庁としてもぜひとも最大限の努力をしていただきますことを要請して、終わりたいと思います。ありがとうございました。
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○今村主査代理 これにて川島實君の質疑は終了いたしました。  次に、岩田順介君。
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○今村分科員 社会党の今村です。  防衛庁長官には先般の予算委員会でも若干御質問した経緯もあり、なおかつ今また川島議員の方からも質問が出ていました、災害時における自衛隊の出動の関係で、自衛隊内部に災害救助隊を創設してはどうか、この問題について若干お伺いをしたいと思います。  ...全文を見る
○今村分科員 いわば現在の体制でも情報がないと活動できぬ、情報が十分あれば現在の体制でも十分活動できる、こういう内容の長官の御答弁をいただいたわけです。  ただ、今回の震災を振り返ってみると、警察署がやられ、消防がやられ、県庁、市役所も機能的に麻痺をする、こういう状況になったわ...全文を見る
○今村分科員 今、地方自治体の危機管理体制そのものが大きな課題だ、こういう御指摘をいただいたわけです。私自身も第一義的にはそう思うのですよ。ただ、私も神戸へ行ってみて、あの状況から、地元の市あるいは県だけで本当に対応できるのかなという疑問を感じたわけですね。これは、自衛隊がだめだ...全文を見る
○今村分科員 今お答えをいただいたわけであります。  三沢基地についてちょっと言いますと、昭和六十年四月、三沢基地に現在のF16が配備されたわけであります。ただ、地元の人間にすると、米ソが対立をしていた時代、あの時代でも、いわば三沢基地に戦闘部隊が配置されていない時期もあったじ...全文を見る
○今村分科員 日米安保体制ということを全く頭の中に置かない、そんな中での話ではないわけです。日米安保体制があり、なおかつ冷戦状態があって、そんな状況ですらあの地域に戦闘部隊が配置されていない時期があったわけですね。そんな状況から見ると、今の状況というのは大きく変わっている。冷戦体...全文を見る
○今村分科員 冷戦状態が崩壊をしたにもかかわらず、部隊そのものを引き揚げるという状況ではない、こういうお話のようであります。  ただ、一般の人たちから見ると、そう言われても、その認識というのは、理解してくださいというのはちょっと無理なような気がするのですよね。あれだけ北方をにら...全文を見る
○今村分科員 例えば今月の十六日に発生した燃料タンクの投棄、これは十六日の午後三時に起きていた。ところが、それが県、市町村に連絡があったのは午後八時四十分。五時間以上たって初めて連絡が来る、こういう状況であるわけですね。そして、何でそうなったのか、この原因は調査中で発表にならない...全文を見る
○今村分科員 時間が来ましたので終わりたいと思いますけれども、この種の事故の続発は、周辺や県民に与える基地の不安、不満というのを募らせるだけになるわけであります。そういう点では、この対応が毎回毎回同じようにおくれる、こういう状況だけは解決をしていただきたいし、冷戦構造が崩壊したと...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○今村主査代理 これにて大口善徳君の質疑は終了いたしました。  次に、山元勉君。
○今村主査代理 これにて山元勉君の質疑は終了いたしました。  次に、藤村修君。
○今村主査代理 これにて藤村修君の質疑は終了いたしました。  次に、藤田スミ君。
○今村主査代理 これにて藤田スミ君の質疑は終了いたしました。  次に、池田隆一君。
○今村主査代理 これにて池田隆一君の質疑は終了いたしました。  午後一時三十分から再開することとし、この際、休憩いたします。   午後零時三十二分休憩      ————◇—————     午後一時三十一分開議
○今村主査代理 これにて金子徳之介君の質疑は終了いたしました。  次に、月原氏晧君。
○今村主査代理 これにて月原茂晧君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして文部省所管についての質疑は終了いたしました。  これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  分科員各位の御協力によりまして、本分科会の議事を終了...全文を見る
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○今村委員 日本社会党の今村修であります。  私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけの与党三党を代表し、ただいま議題となりました政府提出の平成七年度一般会計予算案外二案に賛成し、また、新進党及び日本共産党からそれぞれ提出されました予算編成替えを求める...全文を見る
03月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○今村委員 社会党の今村です。  今回の事件は国民から見て、理事長や一部の政治家がこの信用組合を食い物にしたのではないか、あるいは、共同銀行設立の陰で利益を得た人たちがいるのではないか、こういう疑惑の目で見ているわけですね。そういう点では、これをきっちり晴らしながら、その責任の...全文を見る
○今村委員 東京共同銀行設立の問題について、高橋前理事長は、経営を継続していく自信があった、組合の内容は悪いとも思わなかった、こういう見解を出しているわけです。あなた自身は、この東京共同銀行設立についてどんな見解を持っていますか。東京協和はやはり経営が悪かったからつぶさなきゃなら...全文を見る
○今村委員 昨年東京都が検査をして、そして十二月の六日、示達書を出したわけですね。この示達書によれば、十二月の二十八日まで回答を出してください、こういう内容になっていますね。十二月六日に東京都が組合に出した示達書によれば、十二月の二十八日まで回答を出してください、こういう示達書に...全文を見る
○今村委員 次に、ちょっとお伺いします。  イ・アイ・イ・インターナショナル及び高橋治則前理事長関連の企業というのは四十八社あると言われているわけですけれども、これらに対する貸し付けも含めて、これは理事会、貸出審査会で事前に承認が行われていたのかどうか、この点を明らかにしていた...全文を見る
○今村委員 これは理事長関連の会社の中で、先ほどの坂上議員の質問にもちょっと関連するかと思いますけれども、実体不明の会社があった。これは、高橋前理事長は、融資は健全な会社の運転資金に充てられたものだ、融資したものは一切やましいものはないとお話をしていたのですが、融資した内容をいろ...全文を見る
○今村委員 これは貸し付けの当初から、これはぺーパーカンパニーだ、このことは知って貸し付けをしたんですか。
○今村委員 これは実体が全部あるものだ、こう思っていたということで理解していいんですか。
○今村委員 次に、高金利で預金を集めたのではないか、こう言われているわけですね。その一方で、裏の金利もあったのではないか、裏金利が行われていたのではないか還元されていたのではないか、こう指摘をされておりますけれども、この実態はどうだったんですか。
○今村委員 長銀との関係を次にお伺いをしたいと思います。  長銀との関係は、これは意見が食い違っているという形になっているわけですね。高橋前理事長は、管理下にあった、こう話をしていますけれども、一方は、そうではない、こう話をしています。  具体的に、銀行内部の決裁を得るときに...全文を見る
○今村委員 実質という意味は、これは内容的には全部報告をする、決裁を得るものは得るという形の具体的なのがあったのですか。この点だけお伺いします。
○今村委員 それから、政治家と官僚の関係が随分指摘をされるわけであります。具体的な例で一つお伺いをします。山口敏夫議員の親族に対する貸付金についてお伺いをします。  昨年の六月時点でのむさしの厚生文化事業団への融資は約十九億円、五カ月後の昨年の十一月には三十七億円余になっていま...全文を見る
○今村委員 いろいろ指摘を受けて、いろいろな疑問も提起をされているという内容の中でのこういう追加貸し付けというのは、その緊急性というのはどういう内容ですか。
○今村委員 担保があるというお話ですけれども、これは不動産ですか預金ですか。これを補うだけの十分な担保があるということですか。その点を明らかにしてください。
○今村委員 同じくイ・アイ・イ・グループのノンバンク、ゼネラルリースから、山口氏の実弟が代表を務める自由工房や海邦通商などへ約百三十億円の融資を行っていた、こう言われますが、このゼネラルリースというノンバンクの内容と具体的な貸付内容を御存じですか。
○今村委員 八八年十二月、中西啓介代議士のパーティー券六千万円購入が明らかになりました。こういうパーティー券の購入や政治献金、これは毎年行われていたのですか。その内容を明らかにしていただきたいと思います。  また、あなた自身が活動する中で、政治家で会食したり、あるいは官僚でゴル...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  終わります。
06月08日第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○今村委員 社会党の今村です。  私は、四月の二十六日、青森県六ケ所港に搬入されました高レベル廃棄物、この問題を中心にしながらお聞きをしたい、こう思います。  当初四月二十五日の予定が一日おくれて、二月にフランスを出港したパシフィック・ピンテール号が六ケ所港に入港し、返還高レ...全文を見る
○今村委員 日本の原子力行政、これをどうするかというのはこれからの大きな課題にもなるんではないかなという気がしているわけです。特に振り返ってみると、私自身、青森県六ケ所村が核燃料サイクル施設を受け入れる、こういう状況になってからこの問題にかかわらさせていただいたわけです。  た...全文を見る
○今村委員 長官のお答え、大変私も同感する部分がいっぱいあるわけです。特に発展途上国に原発がつくられよう、あるいは再処理工場がまたあちこちでつくられようという動きが強くなればなるほど大変な不安を感じる。  特に日本の原子力行政を考えてみたときに、かつて、原発を運転をして、再処理...全文を見る
○今村委員 電力会社からも四月二十四日付で、青森県を最終処分地にしないという確約をいたしますという文書が出ているわけですね。この取り扱いは、特に電力会社から出された文書は、十一月に出された文書とは明らかに違っているわけですね。そういう点では国から出された文書も、十一月に出された文...全文を見る
○今村委員 青森県は原子力行政についてはいろいろな経過があるわけです。  振り返ってみると、原子力船「むつ」という、この定係港をめぐっていろいろなやりとりがされてきた。今回この原船「むつ」が海洋観測船として、世界で有数の観測船として活用されるというのは大変喜ばしいことだと思って...全文を見る
○今村委員 ぜひとも国の確約については誠実に履行していただきたい、このことを強くお願いします。  ただ、裏返しに言えば、午前中の議論もありましたけれども、二〇〇〇年までに処分事業の実施主体を決める、その後いわば最終処分地を決定をして具体的な工事を進め、二〇四〇年ごろまでにめどを...全文を見る
○今村委員 努力するという内容ですから、ぜひとも努力をして解決をしていただきたいと思います。  私も、ドイツで岩塩に最終処分地をつくるという形でいろいろな調査をしている、あの場所を見させていただきました。ただ、あの土地も、これまで数百億の金を使いながら今日までいろいろ調査をして...全文を見る
○今村委員 結果として後の時代にそうならなかった、こういう結果にならぬように、ぜひともお願いをしておきたいと思います。  次に、情報公開の問題についてお伺いをしたいと思います。  青森県で核燃料サイクル施設が立地をされる際、青森県は青森県独自として、専門家グループに対していろ...全文を見る
○今村委員 ぜひとも積極的に努力していただきたいし、公表していただきたい。  特に、これも一例を挙げますが、実際に表面の温度は幾らなんだ、中心部の温度は幾らなんだ、これもまた固化体そのものにとって、安全性、健全性にとって私どもは一番大きな問題だと思っているのですね。これすら公表...全文を見る
○今村委員 ぜひともその点はお願いをしておきたいと思います。  特にガラス固化体、これは公表された資料によると、このガラス固化体の表面でガンマ線は一時間に一万四千シーベルト、こういう数字になっているわけですわ。これを専門的な人に書きかえてもらうと、一秒間に三百九十レムだ。致死量...全文を見る
○今村委員 これもまたいろいろ議論になる部分なんです。仕様というのはある。しかし、実際につくられたガラス固化体がその仕様と比較してどうなっているんだ、これがわからぬ。ですからまたいろいろな疑問が出るわけですね。あるべき姿というのは出ているけれども、実際につくられたものは一体どうい...全文を見る
○今村委員 ちょっとそれじゃ一点だけ確認しますけれども、ガラス固化体とキャニスター、この健全性、安全性を保証するという人はだれですか。
○今村委員 これも何度がやってきた話ですけれども、ガラス固化体そのものが仕様と合わせて一体どういう状況になっているのか、それから、ガラス固化体というのはこういう条件以外じゃだめですよ、こういう基準がきっちりあるべきじゃないのかな、こんな気がするんですが、その点だけ指摘をしておきた...全文を見る
○今村委員 日本の動燃でやっているガラス固化体、これはSUS304Lのステンレスである、それから今回フランスから返ってきた固化体、このキャニスターの材質はSUH309、これでいいわけですね。確認します。
○今村委員 今のお答えでいきますと、フランスから返ってきたガラス固化体のキャニスターの材質はSUH309、しかし実際に実験したデータはSUS304L、こういうことになるということですか。
○今村委員 今の説明でいくと、実際に返ってきたガラス固化体のキャニスターの材質の実験はしていないということになるわけですね。これは問題ではないのですか。
○今村委員 実際に実験をしていないのに別なデータをつけて申請をする、こんなやり方はとても理解できないのです。  特に、このステンレスについては、動燃だけじゃなくて電力中研で実験をしていますよね。そして一般的に言われるのは、SUH309というのは熱に強いけれども腐食に弱い、こう言...全文を見る
○今村委員 ステンレスの一つ一つの内容はいいですよ。問題は、判断するときに実際に返ってくる材質をテストしないで、別な材質のやつをテストしたデータをつけて申請をする、こんなやり方がもし通るとすれば――今回のように詳しい方が指摘をしたから初めてわかったわけでしょう。そうでないと、わか...全文を見る
○今村委員 これはいっの場合も出てくるのですが、実際に実験した生のデータを出してくださいと言ってもなかなか出てこないのですね。評価した結果だけしか出てこないのです。実際に実験したデータがないならないでいいですよ。  それでは、この309というのは、フランスから返ってくる材質のも...全文を見る
○今村委員 データがないのに安全だと言われるのです、信用せいと言うのです。こんなでたらめな話がありますか。だから問題だと言うのです。これはフランスで貯蔵しているはずですよ。フランスでデータを持っているはずですよ。電力中研でやったデータがみんなありますよ。いろいろ試験をしてやった結...全文を見る
○今村委員 一般の人は余りそんな難しい話をしてもだめなんですよ。入った建物がどのぐらいもつのだ、あのピットはどのぐらいもつのだ、一回入れて五十年たったらまた使うのか、そうすると百年になるじゃないか、そんなにもつのか、こう思うわけでしょう。いや、一回入れると後は終わりです、後は使い...全文を見る
○今村委員 今答えられなければ、次回答弁をお願いします。  あの施設、例えばコンクリートの建物、これはいろいろな計算の仕方があるでしょう。六十年もつ、百年もつといういろいろな計算の仕方があるでしょうけれども、形あるものですから、いつまでもつのですかと。一、二年入れるという施設で...全文を見る
○今村委員 いや、いいです。ぜひともこういう単純な疑問に答えができるようにしてください。  それから、最後になりますけれども、お伺いしておきたいと思います。  今、地元に再処理工場をつくって、核燃をつくっている日本原燃という会社があります。この総会が六月に開かれるという話にな...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。  それから、最後に一つ確認したいのですが、この濃縮工場については、検討した結果千五百トンにならぬこともあり得るということですか。これだけ確認しておきます。
○今村委員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
06月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第33号
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○今村委員 社会党の今村であります。  東京協和信用組合及び安全信用組合の経営破綻は、東京共同銀行の設立により対策が講じられたものの、経営者の責任とともに、両信組を食い物にした政治家、官僚がいるのではないかという疑惑がいまだ国民の間に残っているわけであります。この解明が求められ...全文を見る
○今村委員 あなたは、高橋元理事長とは刎頸の友だ、こういうお話をされたわけであります。経営が悪化した協和信組救済のために、あなた自身はどんな協力をされましたか。預金やあるいは貸付先の紹介、あるいは大蔵省などへの働きかけなどを友人として行った行為はあるのですか、お伺いします。
○今村委員 中西証人にお伺いしますが、高橋元理事長が責任者となっているイ・アイ・イ・グループが開発をしたオーストラリアのリゾート、サザンパシフィックの会員権五口約五千万円を、イ・アイ・イ系ノンバンク、ゼネラルリースの融資であなたは保有をしていますね。この融資はいまだ返済されていな...全文を見る
○今村委員 五千万円の融資のうち、幾ら返済になっています。
○今村委員 冒頭、あなたは両信組やイ・アイ・イ・グループのこういうノンバンクなどから融資なりあるいは借り入れをしたことがありますかとお伺いしたわけですね。あなたはないと言ったんです。(中西証人「はい、記憶いたしております」と呼ぶ)そういう点でいえば、オーストラリアの、このノンバン...全文を見る
○今村委員 借りた、ローンであろうが何であろうが、引き受けて、後、返済がされているかどうかというのが一つ問題になるわけですね。(中西証人「返済はしております」と呼ぶ)その点を確認したんです。  次に、お伺いをします。  先ほどもちょっと出ましたが、あなたの地元であります和歌山...全文を見る
○今村委員 今長々と説明をいただいたわけであります。  ただ、日時を追って経過を調べていくと、なるほどなという関係が出てきますね。  この融資のお話が出て、貸し付けをしたのがたしか昭和六十二年、これはあなたが大蔵政務次官を務めたいわば最後の月ですね。そしてお金が出た。その翌月...全文を見る
○今村委員 両信組に絡んで政治家のいろいろな話が出るわけです。あなた自身についても、一番バブルが華やかなとき大蔵政務次官をやり、大蔵委員長をやっていた。この時期に、六千万円のパーティー券の購入や麹町マンションの提供あるいは豪州の旅行、官僚と高橋理事長との接点となった料亭での勉強会...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○今村議員 御指摘いただいたように、ともすると、これは予算の仕組み上、具体的な成果が出てこないものについて予算がなかなかつかない、こんな感じの仕組みになっているわけであります。  この科学技術基本法をいろいろ議論する過程の中で、ぜひとも今御指摘をいただいたような内容を克服をした...全文を見る
○今村議員 御質問いただいた点でありますが、この科学技術評価制度、この取り扱いについては基本法制定の中で私どもが最も議論した点の一つでもあったわけであります。私どもは、できれば、中身は別にしてこの基本法に盛り込むという形にできなかったのかな、こういうことに努力もしたわけですが、最...全文を見る
○今村議員 アイデンティティーの問題については御指摘を受けた内容だと思っておりますので、そういう前提でお答えをさせていただきたいと思います。  キャッチアップの時代からフロントランナーとしての役割を果たす時代に変わってきている、こういう状況の中でその役割を担うことができる、こん...全文を見る
○今村議員 基礎的な研究に取り組みやすくするようにすること、すぐに役立ちそうにない分野であっても軽視しないこと、そのことが人類の知的資産の集積にとって大事だ、こういう点での御指摘を受けたわけであります。  振り返ってみると、さきの委員の質問にもあったわけですけれども、ともすると...全文を見る
11月01日第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○衆議院議員(今村修君) 御指摘をいただいたように、地方公共団体における支援対策というんですか、地方公共団体でも例えば県立の大学、地方の試験研究施設、数多く抱えているわけであります。そしてこれらの試験研究機関が、国の基本的なあるいは独創的な、先端的な科学技術の開発、この成果を受け...全文を見る
○衆議院議員(今村修君) これまでもそれぞれ議論されてきたわけでありますけれども、私どももこの研究者の自主性、創造性を尊重することがこれからの日本の科学技術にとって大変重要だと思っているわけであります。  振り返ってみると、ノーベル賞が創設をされて今日まで、自然科学でノーベル賞...全文を見る
○衆議院議員(今村修君) 御指摘いただいた点も私ども大変苦労した点であります。  今の国の予算制度でいきますと、具体的な成果の出てこないやつに予算がつかぬという形になっているわけであります。この課題を今度は基本計画の中でどう消化するか、これがまた一つ大きな課題になるわけでありま...全文を見る
○衆議院議員(今村修君) 御指摘をいただいた学問の自由を阻害したりあるいは研究者の自主性を阻害するということが、この法律がつくられたことによってあってはいかぬと、私どもはそう思っているわけであります。  私どもは、日本の科学技術振興のために、この基本計画については、昨日の附帯決...全文を見る
11月07日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○今村委員 社会党の今村であります。  七月以降、青森県の核燃をめぐって現地で起きたいろいろな事象について取り上げながら、御覧聞をさせていただきたいと思います。  特に、ただいま質問もありましたATR突然中止の問題、何十年間地元に説明をしてきたものが一夜にしてひっくり返る、こ...全文を見る
○今村委員 今の答弁、とても了解できる答弁でございません。同じ現象が次から次へと起きています。  一つは、十月の五日、動燃と電力会社が開発を進めてきた新型ウラン濃縮機の開発期間が一年延長されることが明らかになりました。結果としてこれは、青森県六ケ所につくられているウランの濃縮工...全文を見る
○今村委員 ATRをめぐって、建設コストが高いからやめたという波紋は全部に出てきています、こういう形で。この行き着く先は最終処分場、六ケ所は一時貯蔵ですよね。最終処分場は莫大な金がかかる、多分どうにもならぬじゃないか、経済的な部分でいえば。こんな話まで飛び交っている。こんな状況に...全文を見る
○今村委員 ただ、この天沼氏の論文を見ますと、当面は三十年から五十年、将来的にはやはり長いほどいいよ、こういう指摘になっているわけですね。とすれば、一時貯蔵の施設というのはどこにあるか。これは青森県にしかないわけですね。将来の話をされても、再処理工場があって一時貯蔵の施設は青森に...全文を見る
○今村委員 次に、フランスから返還をされてきた高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体の問題についてお伺いをしたいと思います。  事業所外廃棄確認申請書に基づき平成七年九月二十九日に国が交付した確認書は、ガラス固化体にかかわる数値等の妥当性を国が検証した。同時に、ガラス固化体受け入れ...全文を見る
○今村委員 いずれにしてみても、そのことを国が保証したということでいいわけですね。この点、確認しておきます。
○今村委員 ちょっとはっきりしないですね。  次に、これは六月三十日付で申請書の一部補正が行われています。昨日この申請書をいただいたわけでありますが、この中で、返ってきたガラス固化体が入っているキャニスター、容器の肉厚五ミリという記述があったものが、強度を担保する上で必要な部分...全文を見る
○今村委員 この肉厚の問題は次に質問しますけれども、返ってきた返還高レベル放射性廃棄物、収納する前に検査した段階でセシウムが検出をされているわけです。これが検出をされて、漏れているのではないかということで県民が大変びっくりしたわけです。これは、事業者、国を含めて、漏れているわけで...全文を見る
○今村委員 検査の方法の答弁がなかったのですけれども、これは漏れるものを検査する方法ですね。表面汚染を検査する方法はまた別にやっていますね。ここだけ確認しておきます。
○今村委員 表面汚染の検査は別にやっています。そういう点では、ちょっと今の答弁は理解できないのです。  ただ、いずれにしてみても、短時間ですけれども、この七月から今日まで青森県で起きてきた現象を指摘をしたわけです。ある日突然、こんな形で県民に知らされる。経過は全くわからぬ。透明...全文を見る
○今村委員 終わります。
12月27日第134回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○今村委員 社会党の今村であります。  私も衆議院の科学技術委員会として、また党の調査団として現場にそれぞれ入らせていただきました。今回の事故は日本の原子力行政の基本にかかわる問題を含んでいる、こう認識をしているわけであります。そういう観点から、以下幾つかの点について、動燃の皆...全文を見る
○今村委員 一つだけ確認しておきますが、結果的に今になってみると、理事長が言うように緊急停止をすべきだった、しなかったのはまずかった、こう思っているということですか、その点だけはっきりさせてください。
○今村委員 次に、これはビデオを隠したり、うその報告をした、こういう内容のものであります。特にビデオの問題では、既に十二日の段階で地元の新聞に、県そのものが、ビデオを隠している、こういう発言をして問題になっていますね。それから、県と地元に大変な不信がある。  例えば、県がビデオ...全文を見る
○今村委員 次に、科学技術庁にお伺いをしたいと思います。  私は、今回の事故で規制監督官庁としての科学技術庁がどんな役割を果たしたのかが大きな問題だと思っています。同時に、これは原子力行政の基本にかかわる問題だと思っています。科技庁は、私どもの再三のいろいろな要請に動燃の資料を...全文を見る
○今村委員 私は、科学技術庁そのものが今回の事故の重大性を認識していない、こういう感じがするわけであります。地元に運転管理専門官を常駐されながら、この運転管理専門官が事故の発生を知ったのは何時ですか。地元の県は、五十分後に通報を受けて、何で直ちに通報しなかったと大変な怒りを発して...全文を見る
○今村委員 地元の県は、五十分後に連絡を聞いて、なぜもっと早く連絡しなかったと怒っているのですよ。一時間後に受けた科学技術庁が当たり前のような顔をしているところに、今回の事故の重大さを科学技術庁そのものがそう感じていないという姿勢があらわれているのではないですか。このことについて...全文を見る
○今村委員 私が聞いているのは、現地の運転管理専門官がどういう態度をとったのかも、問題はいろいろありますよ。しかし問題は、科学技術庁そのものが事故が発生してから連絡を受けたのが一時間後であった、県は五十分後に連絡を受けても、何で連絡が遅いのだという大変な怒りを発しているわけです。...全文を見る
○今村委員 特に、事故が発生して事故の原因を調査するとすれば、その現場を直ちに押さえるというのですか、確認をするというのは最も大事な第一歩だと思っています。科学技術庁は、みずから現場を撮影したビデオや写真を持っていますか。確認をしたいと思います。
○今村委員 現地で専門官が入ったのは県、市が入った後ですよ。皆さん方の報告からいえば、現地の専門官が再三中に入りたい、こう言ったけれども、動燃から拒否されて入れませんでした、こんな報告になっているのですよ。長官、こんな対応は当たり前だと思いますか。その点についてお答えいただきたい...全文を見る
○今村委員 結果として、科学技術庁は全部現場 の専門官に任せて、職員を配置をしたのは、本庁から職員を送り込んだのは、結果として十二日になっているわけでしょう。ここに科学技術庁そのもののこの事故に対する認識、それからこれに対する対策、対応の甘さ、問題点があると思いますよ。この点は...全文を見る
○今村委員 私は、現場の状況を全部動燃に任せる、こういうスタイルで科学技術庁が対応してきたことには不満です。  なぜそうなっているのか、それは従来の科学技術庁と動燃の関係があります。副理事長は科学技術庁のかつての、いわば役職の方が動燃へ行っている。数多くの職員が科学技術庁から動...全文を見る
○今村委員 日本の国にこれだけ数多くの原発があり、なおかつ研究開発を進めているいろいろな施設がある。こういう状況を見たときに、これらの中でトラブルや事故が起きたときに規制する官庁というのはいわば科学技術庁だ、こういう取り扱いです。第一義的に現場で対応するのは事業者だ、こうなってい...全文を見る
○今村委員 最後になりますけれども、私は今回の状況を見て、これまで国がつくってきたプルトニウム利用計画というのは当然見直すべきだと思っています。その点について、最後に御見解をお伺いして終わりたいと思います。
○今村委員 検討していくという話ですけれども、一方では進めますという話だけがどんどんいかないように十分注意をして対応していただきますことを強く要請をして終わりたいと思います。ありがとうございました。