今村修

いまむらおさみ



当選回数回

今村修の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第136回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○今村委員 社民党の今村であります。  私は、住専の問題と十二月に事故を起こした高速増殖炉「もんじゅ」の事故の問題についてお伺いをしたいと思います。  最初に、時間の配分の関係もありまして、「もんじゅ」の事故の問題についてお伺いをしたいと思っています。  昨年の十二月の八日...全文を見る
○今村委員 この事故を振り返ってみるときに、今、日本の原子力行政が抱えている体質的なものが出ていたのではないか、こういう気がするわけです。  地元福井県ではこんなことが言われ続けてきたそうであります。関電は言わなくてもデータを出す、原電は言えば出すが、言っても出さないのは動燃だ...全文を見る
○今村委員 この事故の解明が今行われているわけであります。ただ、この事故を振り返ってみると、事故そのものも大変でありましたが、想定をしていた事態とは全く違う現象が次から次へと起きた、こういう経過にもなっているわけであります。そういう点では、こういう一連の対応策を、対策を今後講じて...全文を見る
○今村委員 次に、今回の事故、予想外に広い範囲に影響を及ぼした、こういう内容になっているようです。漏れたナトリウムが排気口を伝って一たん外に出て、また外から中に入り込んだ、こう指摘されているわけであります。ですから、予想した以上に被害の範囲が広がった、こう言われています。  今...全文を見る
○今村委員 次に、動燃、科学技術庁の責任問題についてお伺いをしておきたいと思います。  今回の事故の経緯を見ると、事故は絶対起きない、特にナトリウム事故は絶対あり得ない、こういう技術過信が結果として事故を大きくした、こういう経過になっているような気がします。その結果、できるだけ...全文を見る
○今村委員 この事故をめぐって、事故発生後、地元に入った当時の長官、地元へのおわびはなし、「もんじゅ」の運転再開のみを強調した、こういって地元の新聞に大変な抗議を受けるという状況がありました。また原子力安全局長、これは、安全協定に基づいて調査に入った県、市の立入調査を批判をした、...全文を見る
○今村委員 今御答弁をいただいたわけであります。ただ、先ほどもちょっと指摘しました、いろいろな発言を指摘をしました。あの発言を見ていく限り、地元の人たちは科学技術庁の所管の範囲でやられる以上信用しないという状況になっているんですね。やはりどんなに優秀な人でも、どんなにいい意見を持...全文を見る
○今村委員 ぜひとも第三者機関問題については御検討を強く要請をしておきたいと思います。  なお、この事故が発生をして、十二月の二十二日、当時の村山首相は、地元の理解がない限り、この「もんじゅ」については運転の再開はしない、こういう発言をしているわけであります。ぜひとも、地元の理...全文を見る
○今村委員 今回の事故を振り返って、ナトリウム、これを安全に取り扱えなければ高速増殖炉の実用化というのは不可能だということがはっきりしたわけであります。これは同時に、核燃料リサイクルもできないということであります。  日本は国際的に、余剰プルトニウムを持たない、こう言ってきてい...全文を見る
○今村委員 私の質問した内容に的確にできればお答えをいただきたい。  昨年、新型転換炉、ARTがつくられないということになりました。ある日突然つくらぬ、こういうことになったわけです。今度高速増殖炉「もんじゅ」が事故を起こした。これでいくと、九四年につくった新原子力計画、この計画...全文を見る
○今村委員 このプルトニウム利用、プルサーマル計画を含めて、これは、福井県知事、新潟県知事、福島県知事から、この全般をめぐって、もっともっと公開をして幅広い意見を反映をさしていただきたい、こういうことで内閣総理大臣あてに「今後の原子力政策の進め方についての提言」、こういうものが出...全文を見る
○今村委員 ぜひとも申し入れの趣旨については、尊重をしながら対応していただきたいということを強く要請をしておきたいと思います。  最後になりますけれども、青森県六ケ所村に建設をされる再処理工場の設計見直しが先般発表されたわけであります。建設費が、当初から見ると何か三倍ぐらいにな...全文を見る
○今村委員 「もんじゅ」の問題については以上で終わりたいと思います。しかし、これだけ国民の間に不安と不信をつくり出した「もんじゅ」の事故については、万全な対策をぜひとも講じていただきたい、そのことを強く要請をしておきたいと思います。  次に、住専問題について幾つかお伺いをしたい...全文を見る
○今村委員 次に、久保大蔵大臣にお伺いをしたいわけであります。  多くの国民は、かつてこの住専問題に直接手を染めてこなかった、こういう点で大蔵大臣に大変な期待をしているわけであります。そういう点では、なぜ税金で後始末をしなければならないのか、その怒りの声に、国民の立場に立って、...全文を見る
○今村委員 今大蔵大臣から答弁があったように、情報の公開、強力な回収、そして明確な責任追及、その上に立っていわば信頼される金融行政、これが成り立つようにぜひとも要請をしたいと思います。  ただ、先般公表されました資料を見ると、多くの国民はあのでたらめさにびっくりした、こういう結...全文を見る
○今村委員 最後になりますけれども、政府の説明は国民の目から見てなかなかわかりにくいという点があるのですね。金融システムの信頼回復のために必要だと、こう言いますけれども、やはり今の金融が抱える全体像を浮き彫りにし、その中における住専の位置づけ——住専というのはもともと資金がないわ...全文を見る
○今村委員 以上で終わります。  ぜひとも国民が理解できるという立場の中で解決を図っていただくことを強く要請して、終わりたいと思います。
02月20日第136回国会 衆議院 本会議 第7号
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○今村修君 社会民主党・護憲連合の今村修であります。  北海道の豊浜トンネル崩落事故は、御家族を初め多くの国民の祈りもむなしく、大変悲しい結果となりました。亡くなられた被害者の皆さんに心から御冥福をお祈り申し上げ、御家族の皆さんには心から哀悼の意を表します。もっと早く救出できれ...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○今村委員 社会民主党の今村であります。  長官の所信表明を聞かせていただいたわけであります。私自身も、資源のない日本の国が科学技術立国として国際的な役割を果たしていく、そんな日本であることを心から願っている一人でもあります。ただ、そのためには、乗り越えていかなきゃならぬ課題が...全文を見る
○今村委員 実態は、これは現実に出てくるいろいろな実態についてはわかるのです。ただ、やはり事故を起こして地元自治体から一番指摘されたのは、直ちに連絡がないということですね。  考えてみると、法律的に、事故を起こしたときには直ちに地方自治体に連絡をするという法的根拠があるのか。こ...全文を見る
○今村委員 どんどん開発だけ進めればいいとしてきた日本の原子力行政、やはり国民に全部公開をするという形で、公開して明らかにするという法的な根拠も含めて、ぜひともこれは整備をしていただきたい。そのことを強くお願いをしたい。  ただその際に、やはり課題になるのは第三者機関の取り扱い...全文を見る
○今村委員 ぜひとも御検討をお願いしたいと思います。  次に、今回の事故の原因は、温度計を包んでいたさやが折れた。ただ、このさやは原子力産業に従事するメーカーによってつくられていた。それで、メーカーにほとんどこれが、二次系に、これは一つのメーカーに請け負いされて、そのメーカーが...全文を見る
○今村委員 これは事故の調査の中でまた明らかになっていくと思います。ただ、いろいろな課題があるような気がしますので、指摘だけしておきます。  それから、これは動燃の態度なのですけれども、一月十八日、ジャカルタで原子力セミナーが開催をされた。ここに出席していた動燃の方が、今回の事...全文を見る
○今村委員 ただ、報道で見る限り、国内でこんな話をしたらまさに袋だたきに遭いますよ。外国だからしたという話なんというのは許されないと思います。指摘をしておきます。  次に、時間の関係もありますので、六ケ所の再処理工場の問題についてお伺いをしておきます。  大幅に建設費が増額を...全文を見る
○今村委員 これは、福井県や新潟、福島などもそうですけれども、今回の「もんじゅ」の事故を契機に、日本の原子力計画の全体像はどうなるんだ、そのことがはっきりしない限り、「もんじゅ」の運転などもするのはだめですよ、こういう話で言っているわけですね。青森県においても、一体どうなるんだ、...全文を見る
○今村委員 最後に、二つ立て続けにお聞きしたいと思います。  一つは、最近、日本の原発を東南アジアに輸出をしようという話があちこちから聞こえてくるのですね。具体的な動きとして総合エネルギー調査会でいろいろ検討している、原子力委員会でもいろいろ協議をしている、東南アジアの人たちを...全文を見る
○今村委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月26日第136回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○今村委員 社会民主党の今村修であります。関連をして、二点にわたって御質問をさせていただきたいと思います。特に、今回の住専問題では、責任の問題が大きな課題になっているわけであります。この責任の問題について絞って質問をさせていただきたいと思います。  今なお住専の経営破綻に公的資...全文を見る
○今村委員 債務者の責任については、確かに、住専処理機構あるいは預金保険機構、この部分で対応する。それは、一つ一つの債権を具体的に調査をして明らかにしながらそこで責任を追及していくというのは、それは当然だと思っています。また、明らかにさせていかなきゃならぬ、また、できると思ってい...全文を見る
○今村委員 大蔵大臣にちょっとお伺いしたいんですが、大蔵省の責任は重い、こう何回か発言をしてきているわけであります。また、責任については明確にしなきゃならぬ。今国民から、大蔵省はその責任を一体どうとるんだ、そのことが問われているわけです。行政府として、この大蔵省の責任とは一体何な...全文を見る
○今村委員 最後に一点お伺いをしたいんですが、責任の具体的な形という点では、先ほどもちょっと指摘があったように、天下りをしない、させない、これも一つだと思っています。同時に、緊急に明らかにしていかなきゃならぬのは、監査、検査、指導のシステムですね。これは一回目の調査をした、二回目...全文を見る
○今村委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○今村分科員 私は、社会民主党の今村修であります。  きょうは、我が青森県内にある大学の充実について文部省の御見解をお伺いしたいと思います。  青森県内に唯一の国立大学として弘前大学があるわけであります。ただ、この弘前大学、お医者さんと学校の先生、農学部を中心としてつくられて...全文を見る
○今村分科員 いろいろ検討を進めて何としても実現をさせたい、こんなことで大学自身も頑張っているわけであります。新年度に教授一名と一定の経費を計上したということでお聞きをしているわけであります。この内容からいくと、平成九年四月から新しく学部がつくられるということで理解してよろしいの...全文を見る
○今村分科員 ちょっとくどいようですけれども、ただ、地元にすると、ようやく平成九年度からは何とかめどがつくのではないか、こういう期待を持っているわけであります。  一般的で結構ですけれども、こういう形で予算が盛られるということはそういう期待感を抱いてもいいということで理解をして...全文を見る
○今村分科員 地元の努力もまた必要だと思いますので、大学自身の努力を、あるいはそれを支える人たちの努力も含めて、地元での対策は全力を挙げてしたい。文部省におかれてもぜひとも地元の願いをかなえていただく、こういうことで御努力をお願い申し上げたいと思います。  なおまた、弘前大学を...全文を見る
○今村分科員 これは大学自身の学部の再編というのも絡んでくるだろうと思いますけれども、ぜひとも地元の総合大学に向けての期待にもこたえていただきますことを心からお願いをしておきたいと思います。  次に、青森公立大学の大学院、修士課程の設置についてお伺いをしたいと思います。  戦...全文を見る
○今村分科員 ことし六月までに申請する、こういうことになるというお話でありますが、現時点で特に申請の内容の中で課題というんですか、なっているような問題はあるんですか。
○今村分科員 大学院設置に向けて、施設の整備やいろんな対策が取り組まれてきているわけであります。そうすると、そういう課題を乗り越えていくとすれば、ことしの六月までに申請を出すことによってこれは平成九年四月から大学院を開設できる、こういう理解をしてよろしいわけですね。
○今村分科員 ぜひとも地元の強い願いにこたえて国におかれましても対応していただきたい、そのことを強くお願いをしておきたいと思います。  次に、青森市の三内丸山で見つかった縄文の遺跡の国史跡指定についてお伺いをしたい、こう思います。  平成七年三月には、青森にあります小牧野遺跡...全文を見る
○今村分科員 この種の遺跡が全国的にまだあると思います。広い地域ですのでまだまだ調査していかなきゃならぬと思いますけれども、一方では調査をしながら、一方ではこれまで見つかったものを保存をするという対応が必要になってくるわけです。そういう点では、国として具体的にどういう内容のものを...全文を見る
○今村分科員 御承知のように、青森の場合は大分雪の降る地域なんですよね。ですから、これまでも掘り起こしたのを冬が来る前にまた埋めてしまって春にまた掘り起こす、こういう形で見学者を含めて来た人たちに見ていただくという対応をしてきたわけです。今回一部ですけれども屋根をつくって冬季でも...全文を見る
○今村分科員 全国から大変多くの人たちがこの史跡を見学に来る、こういう状況が今なお続いているわけであります。そういう点では、ぜひとも国の強力な後押しを心からお願いをして、質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。  どうもありがとうございました。     〔田中(昭)...全文を見る
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○今村分科員 社会民主党の今村修であります。  私は、最初に、新幹線の問題についてお伺いをしたいと思います。  整備新幹線は、高速輸送機関として、地域の飛躍と国土の均衡ある発展に寄与するもので、その地域の産業、経済、文化などの振興を図る上で果たす役割は大きなものがあるわけであ...全文を見る
○今村分科員 ただ、この経過については、最初からそれは三線五区間に入らないことになるんですよと、こういう説明がなされたということですか。この点だけ確認しておきたいと思います。
○今村分科員 私どもも、新幹線で走り回った者として、三線五区間から全く除外されてしまったという理解はちょっとしてなかったんですよね。そういう点では、またまた同じことを繰り返したなという感じがしているわけです。東北の発着駅は青森で、東京までというのが普通東北を語るときの話なんですけ...全文を見る
○今村分科員 ただ、これは予算の編成の問題も絡むものですから、そんなに遅くなるという形にはならぬと思いますけれども、予算の編成に間に合うという形で結論を出すと、こういう形で理解をしてよろしいんですか。
○今村分科員 八戸−青森間八十一キロという、長さからいくと、これはそう余り長い距離でないわけであります。せっかくつくったのがまた八戸でとまるという状況になると、これはやはりその地域の産業やいろいろな経済に与える影響というのも小さいものになると思うので、ぜひともこれは大臣のところで...全文を見る
○今村分科員 青森市内には、御承知のように、かつて操車場であった広大な敷地が市のど真ん中にあるわけであります。今この活用をめぐっていろいろな議論がされている、こういう経過になっています。この大きなヤードの中に駅舎をつくった方が青森市の顔としてもっと大きく活用できるのではないか、こ...全文を見る
○今村分科員 ちょっとくどいようですけれども、旧来つくってきたルート、このルートを含めてこれから協議をしていくいろいろな内容を、今までの決めてきた内容に余りこだわらぬ、こんなことで理解していいのですか。
○今村分科員 地元はヤード跡地に中央駅をつくっていただきたい、在来線のをつくっていただきたい、こういう要請が前からあるわけです。ぜひともつくろうとなっています。  現在の在来線の駅舎は、連絡船の関係で引き込み線になっているわけですね。一たん入ってまた帰ってこなければならぬ、こん...全文を見る
○今村分科員 そのことが地域経済や産業の発展にとって最もよいという場所をぜひとも考えていただくことをお願い申し上げたいと思います。  次に、奥羽本線川部−青森間の複線化の問題についてお伺いをいたします。  奥羽本線は、開業以来百年を迎えたという形になっているわけであります。津...全文を見る
○今村分科員 時間がかかり過ぎるというのもあるのですよ。列車に乗って川部−青森間、まだ複線化されていない部分三十一キロだったかな、その間を一時間以上もかけて列車が走るなんという本線というのは、これは全国にないのではないですか。ですから、これがもっと短時間で結ぶということになるとす...全文を見る
○今村分科員 次に、津軽海峡線の騒音、振動問題の解決についてお伺いをしたいと思います。  昭和六十三年の三月に津軽海峡線が開業をして、開業後、列車本数が大幅に増加をして、青函トンネルを経由して、深夜から早朝にわたって多くの列車が通過するようになった。この地域はもともと軒下を列車...全文を見る
○今村分科員 準じたという内容は、この指針と同じ内容のものでやれるということになりますか。その点お答えをいただきたいと思います。
○今村分科員 この現場を見た方はすぐわかると思いますけれども、線路そのものが家の軒下を走っているわけですね。津軽海峡を経由する列車が全部それを通るというのは最初から無理があったと思いますよ。ですから、被害が全部出てきている。  もともとこの地域、一両か二両連結した、ローカルの、...全文を見る
○今村分科員 ぜひとも対策についてもよろしくお願い申し上げたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月27日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○今村委員 社民党の今村であります。  私どもも、今回提案をされております科学技術振興事業団法案については賛成という立場であります。その立場に立ちながら、幾つかの点についてお伺いをさせていただきたいと思います。  今回のこの事業団法案、これは特殊法人の見直しという課題とともに...全文を見る
○今村委員 ぜひとも、発足の際に願ってきた期待にこたえられる、そんなことで新事業団がいろいろと事業を進めていただくことを心から期待をしたいと思います。  ただ、昭和三十六年に設立をされた新技術事業団と昭和三十二年に設立をされた日本科学技術情報センター、この二つは仕事の内容もまた...全文を見る
○今村委員 ぜひとも、その二つのこれまでの法人の皆さん方が統合することによってそごを来す、こういう状況がないように、その点については十二分に配慮して対応していただきたい、そのことを心からお願いを申し上げたいと思います。  新しく今度新事業団が発足をしていくその平成八年度の予算を...全文を見る
○今村委員 応募の件数を見ると、相当期待しているという内容になっているわけですね。ただ、採択したのが五十四件というのはちょっと数が少ないなという感じがするわけですけれども、ぜひとも八年度、一層期待にこたえられる、そういう点で努力をしていただくことを心からお願いをしたいと思います。...全文を見る
○今村委員 こういう性格の法人ですから、行くのが天下りという指摘がいいのかどうかというのはあるでしょうけれども、ただ役所出身の人たちだけで占められるということになると、やはりこの法人が持つ役割というのですか、それを十分発揮できないという感じも出てくると思うので、この点については十...全文を見る
○今村委員 ぜひともその点は配慮していただきたい。特に、今回新しく提案されている法律の第四十四条に、給与及び退職手当の支給基準というのがあって、内閣総理大臣の承認を受けなければならぬ、こういう形になっている。このことに対して、お互い話し合いで解決するというものをまた内閣総理大臣に...全文を見る
○今村委員 最後に、これはそれぞれの法人から職員が一つになるわけですね。当然職員の交流を図らなければならぬ、こういうことになっていくと思います。それがこの法人の目的をより達成する早道の一つにもなる、こう思っているわけであります。  この職員を交流させていくという大変な課題これに...全文を見る
○今村委員 二つの法人の出身職員が早目に融合し、一体になり、業務を進める、これは大変重要な課題だと思います。無理をしてもだめだろうし、その辺をどうやるかというのは、これは新しく役員になられる方の一番頭を悩める課題だと思いますけれども、ぜひともここを波風の立たぬような形で配慮しなが...全文を見る
04月10日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○今村委員 社会民主党の今村修です。  私は、今回の法律改正案に関連して、幾つかの質問をさせていただきたいと思っています。  私の住んでいる青森県には、五つの国立病院・療養所があるわけであります。それだけに、今回の法律改正や統合・移譲問題には大きな関心が地域的にある、こういう...全文を見る
○今村委員 前の再編計画が思うように進まなかったその一つに、地元自治体の理解がなかなか得られなかった、こういう理由が入っているわけであります。  今、全国の地方は高齢化と過疎化に悩まされ、地方自治体は財政の悪化が一層深刻化をしている、こんな状況になっているわけであります。一方、...全文を見る
○今村委員 全国の町村立病院の中の四七%、これは不採算地区病院という取り扱いになっている。全国では町村病院が三百三十ありますけれども、このうちの約半分は採算のとれない地域の病院だ、こういう取り扱いにもなっているわけであります。こうした全国の状況を今回の新たな法律の改正あるいはこれ...全文を見る
○今村委員 先ほども全国の自治体病院の経営状況を若干御説明いただいたわけでありますが、県、市町村を含めて全体で約六〇%が赤字、こういう内容になっているようであります。累積欠損金を抱えるという形になると、多くの自治体病院が累積欠損金を抱える、こういう状況になっています。我が青森県で...全文を見る
○今村委員 これまでの計画もそうですけれども、これまでの計画をなおかつ継続していく、こういう内容になっているわけであります。  国立病院・療養所の再編計画は、国は政策医療、他は自治体にゆだねる、民間病院にゆだねる、こういう基本的な考え方に立っているわけですけれども、内容を見てい...全文を見る
○今村委員 ぜひとも、大臣が御答弁いただいた内容で対応していただく、そのことを心からお願い申し上げたいと思います。  特に、国立病院・療養所は、歴史的な経過を見てみますと、私ども青森県の場合、これは全国の場合もそうでしょうけれども、陸海軍病院が国立にかわった、結核病棟が国立にか...全文を見る
○今村委員 ぜひともその努力だけは続けていた だきたいと思います。  それから、一つ、これは確認だけしておきたいのですけれども、そういう歴史的な背景や地域のいろいろな課題を含めていくと、地方自治体にとっては、その病院がなくなるという状況が出てきたとすれば、その代替を講じなけれ...全文を見る
○今村委員 ありがとうございました。以上で終わります。
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○今村分科員 社会民主党の今村修であります。私は、決算に関連をしながら、巨大開発の問題について、これまでの経過とこれからの対策についてお伺いをしたいと思います。  全国的に巨大開発がいろいろと問題になってきたわけであります。二十年以上経過をしながら工事の方は一向に進まない。しか...全文を見る
○今村分科員 事業の進捗率という点でいうと、どの程度なんですか。
○今村分科員 今お答えをいただいたわけでありますが、五十三年時の総事業費五百八十九億円、そのうち百八十六億円支出をしてきた、こういう内容になっているというお答えをいただいたわけであります。お答えを得た内容にあるように、この計画、治水と利水という二つの計画から成っている、こういうこ...全文を見る
○今村分科員 この治水計画の関係でありますが、それと小川原湖総合開発事業、これに投入をしてきた百八十六億円、このお金のほとんどはこの治水計画に投入をしてきたお金だ、こう理解していいのですか。
○今村分科員 わかりました。  そこで、次に、利水計画についてお伺いをしたいと思います。  これは小川原湖総合開発事業に関する基本計画、これは高瀬川とまた別個の計画があって、これに基づく計画によって、かんがい用水と都市用水、河川維持用水、これらを賄う、特にこの中で、先ほども指...全文を見る
○今村分科員 これは後ほどちょっとまたお聞きしますが、むつ小川原開発計画という問題についてはお聞きします。  発端はそこにあることはあるのですが、二十年間、計画はつくられたけれども全く具体化しないというまま放置してきたというこの責任は一体どうなるんですか。むつ小川原開発計画とい...全文を見る
○今村分科員 国家プロジェクトと言われながら、それが二十年間全く進んでこないまま計画だけは残されてきた。これは、実際だれも水を使うなんというのは思っていないのですね。また、使える状態にもないわけです。そのことを知りながら計画だけは残されてきた。この計画の見直しについては何度となく...全文を見る
○今村分科員 この全面淡水化計画をめぐっては、この小川原湖を使っている漁民の漁業補償というのがまた大変な問題になってきたのです。賛否、賛成、反対をめぐってのいろいろな議論もあってきたわけですね。そして、早く調査をして、一方では、早く補償してくれと。早急に補償しますと、こういう答え...全文を見る
○今村分科員 いろいろ事情があってきた経過ですけれども、ただ、国の場合は人が、三年なら三年、人事異動でかわりますよ。地元で影響を受ける人は、そこに永久に住んでいる人たちなのです。二十年間振り回され続けてきた人たちは一体どうなるのだというのがあるのですね。そのことだけ指摘をしておき...全文を見る
○今村分科員 何回も指摘したように、国家プロジェクトとして進んだ計画でもあるわけですね。地元青森県の対応も、これは大切だと思いますよ。しかし、ありもしない計画が二十年以上も生き続けてきた、それが地元のいろいろな混乱を生んできたという結果になっているわけですね。  土地を売った農...全文を見る
○今村分科員 くどいようですけれども、問題は、この開発は国家プロジェクトとして進んできた計画です。中身はどこまでどうなのかというのは別にしく国家プロジェクトだという位置づけそのものは今後も変わらない、こういうことで理解していいのか、いや、ちょっと変わるのですよという形になるのか。...全文を見る
○今村分科員 終わります。  どうもありがとうございました。
06月12日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第28号
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○今村委員 社会民主党の今村修であります。  今回の法改正に関連をしながら、幾つかの点について御質問をさせていただきたいと思います。  今も問題になっていたわけでありますけれども、産業廃棄物の処理施設についてお伺いをしておきたいと思います。  八次計画でも重要な位置づけをし...全文を見る
○今村委員 ぜひとも、悪循環を繰り返さないという形で、この規模による許可を受けなくてもいいという取り扱いはやはり直していっていただきたい、そのことを強く要請しておきたいと思います。  同時に、問題になってくる処分場というのは、安定型という処理施設、これがいろいろ問題を起こしてい...全文を見る
○今村委員 この問題もぜひとも解決をしていかないと、これからまた増加をしていく産業廃棄物の処理というのはますます困難になる、こういう気がしますので、その点についてもぜひとも前向きで対応していただきたいと思います。  同時に、これは公的な形でのチェック体制、検査体制が不十分ではな...全文を見る
○今村委員 この点もぜひとも前に進むという形でいろいろ対応していただきたい、そのことだけ強くお願いをしておきたいと思います。  次に、これは端的には埼玉県所沢市周辺で起きているという課題なんですけれども、排出規制のない小型焼却炉、これが県の指導でつくられて、結果としていろいろな...全文を見る
○今村委員 家庭でほんの小さなものを燃やしている程度だったら、これは多少なるほどなというのはあります。しかし、小型に名をかりて、いわば業者などが燃やしているのがあるとすれば、これはまた何が燃やされているのかという点ではわからぬ部分が出てくるわけです。そういう点では、実態を把握して...全文を見る
○今村委員 ぜひともその点はよろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に、昨年六月に成立をした容器包装リサイクル法の関係でお伺いをしておきたいと思います。  一九九七年の四月から分別収集、再商品化が実施される、こういう内容になっておるわけであります。昨年の十二月十四日、厚...全文を見る
○今村委員 これは市町村にその責任を転嫁するという形ではなくて、本来であれば事業者の部分、結果として買う人の負担、こういう形になっていくのでしょうけれども、地方自治体だけに大変な負担がかかるという状況だけはぜひとも避けていただきたい、そのことだけ指摘をしておきたいと思います。 ...全文を見る
○今村委員 最後に、大臣に一言だけお答えをいただきたいと思います。
○今村委員 はい。  放射性廃棄物それから放射性物質、これが従来は産業が進むという形で科技庁、通産省がアクセルを踏んで進めてきた。しかし、アクセルもブレーキも一つの省庁にあるという考え方というのはもうそろそろ考え直すべきではないのか、こんな感じがするわけですけれども、菅厚生大臣...全文を見る
○今村委員 どうもありがとうございました。これで終わります。
06月13日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○今村委員 社会民主党の今村修であります。  今回の事故報告書についてお伺いをしていきたいと思います。  今回の科学技術庁の事故報告書を見ますと、福井県民やあるいは国民の疑問、不安に率直にこたえていない、こんな感じがするわけであります。特に、国民あるいは県民と国との間に相当大...全文を見る
○今村委員 今のお答えではちょっと納得できないわけでありますけれども、具体的に二つの点、御指摘をしておきたいと思います。  一つは、事故報告書が、「放射性物質による周辺環境及び従事者への影響はなく、また、炉心の冷却は損なわれず、原子炉は安定に維持され、災害防止上の観点からの原子...全文を見る
○今村委員 今の答弁、これはこれ以上追及しません。しかし、第三者、国民から見て、安全審査をした人が事故の調査をやって事故報告書を出したというものを、ああごもっともですと受け取る国民がいますか、いないでしょう。その辺のずれがあるのですよ。そこは指摘をしておきます。  それから、な...全文を見る
○今村委員 今のお話も、これは国民から見ていてなかなか理解できない話なんです。原子力発電所やこういう施設は、国がダブルチェックをして全部チェックする、安全だ。これはみんなそう思っているんですよ。具体的な事故が発生したら、安全審査をしているところと全く審査をしていないのが施設の中に...全文を見る
○今村委員 まだやっていないから、それはいつになるかというのはわからぬという話だけれども、国民が疑問に思っている点についてはできるだけ早く答えを出していただきたい、そのことだけ指摘をしておきたいと思います。  これも何人かの委員の方から指摘があったわけであります、フランスのスー...全文を見る
○今村委員 これも体質を云々するわけではないですけれども、一九八五年にスーパーフェニックスで起きたもの、これは、温度計四十五本のうち、振動の少なかった八本を除いて三十七本を短くしているわけですね。こういう改造がなされている。一九八七年の三月のナトリウム漏れでは、運転の手順書を含め...全文を見る
○今村委員 今の説明を聞いて納得する人はいないと思いますよ。報告書を全部入手をしていた、とすれば、その報告書を分析をして、協定があろうがなかろうが重大な事故だと思えばちゃんと調査をして、その経験を、知見をちゃんと生かすというのが普通の話ではないですか。そのことを何もしていなくて、...全文を見る
○今村委員 いずれにしてみても、この問題も国民の税金が使われているという点ではっきりさせていただきたい、そのことだけは強く要請をしておきたいと思います。  次に、再実験の問題についてお伺いをしておきたいと思います。  今月七日に大洗工学センターで行われた実験で、ライナーに三カ...全文を見る
○今村委員 今の御答弁も、これは専門家でない我々にするとなかなかわかりにくい答弁です。実験がうまくいけば、実験は我々が主張したとおりだと、うまくいかなければ、いや、この実験は現状と違っているから違うのです、国民から見るとこう言っているように受け取れるのですね。  それでは、なぜ...全文を見る
○今村委員 ぜひとも国民が理解できるという形で対応していただきたい。  次に、プルサーマル計画についてお伺いします。  福井県知事は、「もんじゅ」の事故が解明されない限り福井県における原発のプルサーマル計画については了解できない、福島や新潟の知事も同じことを言っているわけです...全文を見る
○今村委員 最後に一言だけ言わせていただきたいと思いますけれども、今御答弁いただきましたけれども、プルサーマル計画は先延ばしにする、これは、プルトニウム需給計画もまた延ばさざるを得ないだろう、そして、地元の合意がない限り前に進まぬ、こう言っているさなか、東京電力は今、秋からMOX...全文を見る
○今村委員 終わった後ですけれども、ただ言葉ではなくて、態度で示さなければならぬわけですね。幾ら美辞麗句を並べても、出てくる結果が違うと国民は信用しません。一回うそをついたものを取り返すなんというのは大変なことなんです。また同じことを繰り返しているような感じがします。そこだけ指摘...全文を見る