今村洋史

いまむらひろふみ



当選回数回

今村洋史の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第14号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  先生、きょうは、どうもありがとうございます。  では、早速、一番目の質問からいたします。  国家公務員制度改革基本法にある自律的労使関係制度について、基本法では、「協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を...全文を見る
○今村(洋)委員 では、二番目の質問に行きます。  平成二十四年十一月十六日付、人事院原総裁談話において、高齢者職員の給与水準の見直しが、平成二十六年四月から実施する方向で平成二十五年中に結論を得るものとすると閣議でされたことに関して、平成二十五年一月一日から昇給制度を改定する...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。
04月03日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  まずは、今回、アルジェリアのテロ事件で犠牲になった方々の御冥福をお祈りいたします。  さて、その事件についてですが、在アルジェリア邦人に対するテロ事件の対応に関する検証委員会の報告書が出されていますけれども、私がこれを拝見...全文を見る
○今村(洋)委員 では、大臣におかれましては、ガスプラントが襲撃されているという時点での官邸への報告は必要なかったというふうにお考えになるのでしょうか。
○今村(洋)委員 外務省では例えば過去に、二〇〇八年三月に、長崎、佐世保に入港した米軍の原潜が放射能漏れ事故を起こした。それがその年の七月末になって米軍側から外務省へ報告が入って、そのことを外務省は佐世保市にすぐに報告せずに、また翌々日ぐらいになって報告したというような事例がある...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。  それでは、次に、核テロについてお聞きしたいと思います。  核テロというものは、大きく分けて二つあります。いわゆる通常の核爆弾、核爆発ですね、それと、核物質、放射性物質を何らかの形で拡散する、こういった二つ大きく分けると考えら...全文を見る
○今村(洋)委員 国民保護法第十五条において、都道府県知事は、防衛大臣に、自衛隊法第八条の部隊等の派遣を要請するということができるとなっておりますが、この場合、要請があったときに、指揮権といいますか、責任を持った指令を出すのは防衛大臣ということでよろしいんでしょうか、それとも現場...全文を見る
○今村(洋)委員 私がそのことを強く何度も、責任、それと指示を出す人は誰かということをお聞きするのは、やはり緊急の災害時、テロにせよ、いわゆる地震等の災害にせよ、責任を持って指示を出す機関というものが絶対必要であろうというふうに思っているからであります。ですから、安倍内閣でお進め...全文を見る
○今村(洋)委員 これで質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○今村(洋)分科員 日本維新の会の今村でございます。きょうはよろしくお願いいたします。  では、まず、日米地位協定に基づく東京都内の米軍基地問題についてお聞きいたします。  まずは、日本国内の在日米軍施設・区域については、一層の整理縮小、返還がなされるべきであり、特に、首都圏...全文を見る
○今村(洋)分科員 外務省におかれては、以前、前国防総省日本部長のポール・ジアラに対して、横田基地問題は日本としては関心事ではないというふうにお答えになったというかそういう話が伝わって、我が党の石原慎太郎が民主党の前原誠司に対してどういうつもりだというふうに問い詰めたやに聞いてお...全文を見る
○今村(洋)分科員 では、実際に横田基地があることによって東京都民がどれほどいろいろな迷惑といいますか、そういったものをこうむっているか。これは沖縄の問題と通底するところがあって、我々国民は、自国の防衛軍であれば許容できるところを、やはり自国ではない軍隊というものが駐留することに...全文を見る
○今村(洋)分科員 今、大臣は実効性が大切と、確かにそのとおりでございますけれども、現に横田基地の滑走路延長上にある地域において、これは三カ所、八王子市、瑞穂町、昭島市といったところにおいて既定の騒音を超えているという事実がございます。  このことが改善はこの数年間にわたってさ...全文を見る
○今村(洋)分科員 わかりました。  例えば、赤坂プレスセンターの一部返還された土地について、約二年間置いておったわけですけれども、よくある話で、返還された土地にPCBなどの有害物質が土壌に含まれているという話が聞かれます。  赤坂プレスセンターの返還されたところは公園に附属...全文を見る
○今村(洋)分科員 では、調査されて、土壌は改良を要したわけですか。そこをお聞かせください。
○今村(洋)分科員 わかりました。では、早急に、そこは返還された土地ですから、都民のために有効利用、そういうふうにしていただきたいというふうに思います。  基地周辺の生活環境の保全及び安全の確保という観点から、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、ダ...全文を見る
○今村(洋)分科員 現実に、平成五年には一万八千ガロンの燃料漏れ、それから平成十九年には千四百八十ガロンの燃料漏れ等々、平成十一年から平成十八年の間に約九十件の有害物質漏れ等があります。  こうした事故や汚染物質の排出は、周辺住民の生命、健康に重大な影響を与える可能性があるため...全文を見る
○今村(洋)分科員 昨今、中国で鳥インフルエンザが発生しております。  合同委員会への覚書という中に、これは二〇一三年一月二十四日ですから、ことしの一月二十四日なんですけれども、件名は「在日米軍と日本国の衛生当局間における情報交換について」という文書があります。  この中に、...全文を見る
○今村(洋)分科員 わかりました。  パンデミック、爆発的に感染症が広がるという可能性も否定できない、人から人へうつるということも可能性としてはあり得るとWHOが発表したばかりですから、その件について合同委員会等できちんと在日米軍の方へ促すという形で取り上げていただきたいという...全文を見る
○今村(洋)分科員 何とぞ、この国のために、この国の自立のためによろしくお願いいたします。  これで質問を終わります。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○今村(洋)分科員 日本維新の会の今村でございます。きょうはよろしくお願いいたします。  まず、TPPについてお尋ね申し上げます。  USTRでは毎年、外国貿易障壁報告書というものを出しております。このほかに、昔は年次改革要望書、最近では日米投資イニシアチブ報告書というものが...全文を見る
○今村(洋)分科員 では、今のお答えですと、TPPの交渉の中では、カトラー代表補がおっしゃられたように、皆保険制度は守られていく、そういうお考えなんでしょうか。
○今村(洋)分科員 例えば、米韓のFTAにおいて、今私が申し上げたような、医療に対するアメリカの介入というものが現実に起きていると考えます。  例えば、韓国の経済特区で、医療法人に民間の営利企業が入るというふうなことが行われております。そういった要求は、日本のTPP交渉において...全文を見る
○今村(洋)分科員 そこは国柄を守るというお言葉がありましたし、国民皆保険、これが国民の健康、保健に大きく寄与して、実際に国民は長寿を保っているというところがありますから、私は、その辺はぜひぜひ守っていただきたいというふうに考えております。  つきましては、米国の要求がもしTP...全文を見る
○今村(洋)分科員 ですから、そういう懸念というのは、私の、仮定に仮定を重ねた、いわゆる妄想に近い、そういうものかもしれませんけれども、そういった妄想論者の心配を除いていただくということに対して、昔々ですけれども、中川昭一先生がおっしゃられたエクソン・フロリオ条項というものがあり...全文を見る
○今村(洋)分科員 わかりました。  では次に、TPP交渉の中で懸念されておりますISD条項というものがありますけれども、そこについて。  仄聞するところ、TPP交渉の中では、現時点で、日本もいろいろな国とISD条項というものを結んでおって、それによって他国から訴えられるとい...全文を見る
○今村(洋)分科員 わかりました。  では次に、TPPと日本の安全保障についてお聞きしたいと思います。  日米安全保障条約第二条の中に、経済的協力を保っていくという条項がありますけれども、これは今日的な解釈を行えば、第二条はまさしくEPA、FTAの精神理念をうたい上げたものと...全文を見る
○今村(洋)分科員 今、おっしゃられたように、安倍総理も本年の三月十五日の記者会見で、日米が新しい経済圏をつくり、自由や民主主義などを共有する国々が加わることは、日本の安全保障やアジア太平洋地域の安定に大きく寄与すると、安全保障上の意義も強調というふうに報道されております。  ...全文を見る
○今村(洋)分科員 ありがとうございました。  法を解釈する言葉に、継受法というものと固有法というものがあります。継受法とは、外国から継承、接受した法、つまり受け入れるということですね。グローバルスタンダードなどを導入するというような意味であると思います。反面、固有法とは、グロ...全文を見る
○今村(洋)分科員 日本にとって安全保障は、当然、国の存亡をかけた問題ですから、重要だと思っております。  アメリカにとって、アジア太平洋地域の安全保障の重要なパートナーとして本来尊重されるべき我が日本が、アメリカの単なる市場としてしかアメリカの目に映っていないとすれば、日本も...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  私どもの災害復興本部から、今週の火曜日、水曜日両日にわたって我々は青森県に視察に行ってまいりました。青森県の復興の状況というのは非常に目覚ましいものがあって、被災したところもほとんどがもう復旧して、今までの事業もそのまま行わ...全文を見る
○今村(洋)委員 人口に対する犠牲者の数というのは、被害が大きかった宮城県でも、あと岩手県でも、地域によってかなり差があるということは大臣がおっしゃられるとおりだと思います。ですから、防災に対する意識というものは、条文にうたってある自主組織が充足しているからといって、青森県はむし...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  では、都道府県防災会議には警察機関も参加しておるんですけれども、管区警察局の長が応急措置に市町村、都道府県にかわってその長自身の判断で動く、この中にはたしか治安維持というようなものは入っておらないとは思いますけれども、そういった目的で...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では、先ほど私は青森県を視察してきたときの話を申し上げましたが、もっと人口が密集した、例えば首都圏といったところで大規模災害が起きたときに、これは、先ほど申し上げました伝承とかそういったものは、都市生活者の間では認識の共有がなかなか難しいもの...全文を見る
○今村(洋)委員 鉄道機関といったものに関して、災害時にもう一つ重要な、いわゆる輸送という以外に、避難する場所としてそこが用いられるということは、昨今、震災が起きたときに、東京で、帰宅困難者が道路にあふれて、JRだけが門扉を閉じて構内に人を入れなかったといったことが問題になってお...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございます。  私がちょっと調べた限りでは、指定行政機関というところの説明に、ここにある指定行政機関は指定公共機関もたしか含まれるというふうなキャプションがついておったような気がするんですけれども、これはまた後でもう一度教えてください。  も...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。  買い占めに関しましては、日本の国民性として、やはり日本国民は互いを思いやるという気持ちがありますので、そういったことにはなかなか実際には走らないんだろうとは思っております。  あとは、きょう、想定されなかった質問を多々いたし...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  きょうは、米海兵隊のグアム移転と、米軍の西太平洋、極東アジアでのプレゼンスのあり方について御質問申し上げます。  まず、米軍の抑止力を維持しつつ、沖縄を初めとする地元の負担軽減を図るために、在日米軍の兵力体制の見直しを、日...全文を見る
○今村(洋)委員 日米の防衛相の会談の中で、ヘーゲル長官は、今おっしゃられたようなこともあったんでしょうけれども、その中で、将来的に東アジアにおける米軍のフットプリントを縮小していくというふうにおっしゃっています。  また、グアム移転に関する米軍の会計予算におきましては、二〇一...全文を見る
○今村(洋)委員 財政というか金額的なことを申し上げますと、アメリカ側は、グアム移転の総費用五十五億ドルのうち、今のところ五億ドルしか使っておりません。これは一割にも満たないというようなことなんです。  本当にグアムを戦略的拠点とするのか、アメリカ政府の本気度といったところに僕...全文を見る
○今村(洋)委員 先日、たしか五月二十一日に、米国の下院の歳出委員会では、グアム移転費用八千六百万ドルというものが可決されて、議会でもそれが承認されるというふうに伺っております。反して、上院の軍事委員会では、普天間基地は切り離して考えるということになっておるんですけれども、やはり...全文を見る
○今村(洋)委員 現実に、二〇一二年の米国の予算案においてはグアム移転費用が削除されて、全く行われなかったというふうになっておりますし、日本からの真水事業といったところも、今現在、トータルで日本円にして九百七億円拠出しておりますが、実際、グアム移転の対象施設の建設等のおくれによっ...全文を見る
○今村(洋)委員 では、済みません、具体的に幾らプールされていて、どれくらいの利子がついているかというところを教えていただけますか。
○今村(洋)委員 それは、こちらの方も事前に申し上げなかったので、済みません。  そのプールされているお金もそうなんですけれども、今後、本年、平成二十四年に真水事業として七億円、二十五年度予算としては二億円予定されておりますけれども、グアム移転費用で日本が真水事業として達成すべ...全文を見る
○今村(洋)委員 為替の変動は、ここのところ急激な円安で、相当な額の想定の違いが出てきているんじゃないかと思うんですけれども、僕が今お聞きしたかったのはその点についてなんです。どういう見込みというか、ある程度の伸び代をそもそも最初から想定していますということなのか、そこのところを...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  あと、地元の、特に沖縄の負担軽減というものが、今回のグアム移転に関して日本が真水事業としてお金を出すといったところになっておるわけですけれども、沖縄の負担軽減、特に嘉手納基地以南の六基地の統合というのが合意されていると思うんです。この中で、牧...全文を見る
○今村(洋)委員 米国のグアムへの移転といったところに、先ほど申し上げましたように、本気度がどこまでのものなのかなというふうに疑問を持たざるを得ないんです。  小野寺大臣が、四月二日の安全保障委員会において、ガイドラインの見直しを検討していきたいとおっしゃられました。これは記者...全文を見る
○今村(洋)委員 そのガイドラインの見直しには数年かかるというふうに大臣御自身はお考えになっていると思われますけれども、これは当然、今大臣がおっしゃられたように、いろいろな問題をきちんと考えていく中では、こういった年数が必要になるんだと思います。  日米間の戦略環境認識に関する...全文を見る
○今村(洋)委員 実は、この根底には、米国の財政難、財政の崖と言われるものも昨今報道されておりますけれども、それ以前に、日本も財政難ですけれども、大きな話をすると、米国は、ギリシャとかスペイン、そういった国と同じように、国の外に借金が非常に多い国です。日本はそうではない。そういっ...全文を見る
○今村(洋)委員 米軍の縮小が中国軍の台頭に取ってかわられることを意味するとすれば、我が日本が東アジアにおけるプレゼンスの拡大を目指すということは、衰退する米国にとっても、日米同盟が堅持される限り歓迎するべきものじゃないかと思ったりもします。  引き続きまして、もう一つお聞きし...全文を見る
○今村(洋)委員 大臣のお考えは、本当に傾聴に値するものだと思います。  一歩一歩前進していけば、我が国民が、先ほどの話ではないですけれども、自衛隊、国防に賛意を示していくといったようなことにつながっていくんだと思います。  ただ、自国のことは自国で守るんだ、自主防衛能力を持...全文を見る
○今村(洋)委員 海上自衛隊の定員は相変わらず四万五千人と定められていますけれども、このような潜水艦の隻数を増強する中において、熟練のサブマリナーになるまでは少なくとも約五年かかるということなんです。  乗組員や技術者は一朝一夕には育たないと考えますけれども、熟練要員の定年延長...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  そういったことも含めまして、今、防衛省では、副大臣を改革検討委員長として、防衛省改革について検討なさっているということをお聞きしております。このプロジェクトチーム、作業チームにおいてどのような改革を検討しておられるのか、お聞かせください。
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。期待いたします。  そういう組織改革を終えた後に、防衛審議官といったようなポストもぜひお考えいただければと切望いたします。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
05月23日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○今村(洋)委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  お諮りいたします。  委員長西村眞悟君より、委員長辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○今村(洋)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、委員長の辞任を許可することに決しました。  これより委員長の互選を行います。
○今村(洋)委員長代理 ただいまの橋本岳君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○今村(洋)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、山田宏君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長山田宏君に本席を譲ります。     〔山田委員長、委員長席に着く〕
05月28日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第31号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村です。  では、早速質問に入ります。  国家公務員制度改革基本法にある自律的労使関係制度について、基本法では、「協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のもとに、国民に開かれた自律的労使関係...全文を見る
○今村(洋)委員 今候補者がおっしゃったお話ですと、人事院で出しているレポートと内容がちょっと食い違うような印象がありますけれども、それは、人事院の中で意思統一ができるというお考えがあって、今候補者がおっしゃったような考え方を貫き通していくということですか。お聞かせください。
○今村(洋)委員 わかりました。  では、次の質問に移りますけれども、平成二十四年十一月十六日付、原総裁談話において、高齢者職員の給与水準の見直しが、平成二十六年四月から実施する方向で平成二十五年中に結論を得るものとすると閣議でされ、平成二十五年一月一日から昇給制度を改定すると...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では、あと、候補者は、女性の待遇についていろいろ深くお考えになっているようですけれども、女性国家公務員が育児休業をとる率というのは御存じでしょうか。
○今村(洋)委員 民間が八三・七%。民間に比べると、国家公務員は九八・七%と、ほぼ一〇〇%に近い。  今後は、休業中の、技能等の維持向上のための研修、説明会への参加、情報提供、復帰後のキャリア形成などについて配慮すると人事院でおっしゃっていますけれども、これについて何か御意見を...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。これで終わります。
10月29日第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。よろしくお願いいたします。  さて、本年の四月二十九日にワシントンにて行われた小野寺大臣とヘーゲル国防長官との会談でも触れられていた、日米防衛協力のための指針、ガイドラインの再改定は、本年十月三日の2プラス2にて、来年の末までに...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  その中国なんですけれども、我が日本国政府が尖閣諸島を国有地化した平成二十四年九月十一日以降本年の十月七日までに、六十七日、延べ二百三十隻による領海侵犯、また、本年九月九日には無人偵察機による領空侵犯までして、中国の我が国への主権の侵害というも...全文を見る
○今村(洋)委員 先ほどの領空侵犯ということは、では、そういうことではなかったと解釈しておきます。  さて、中国が称する核心的利益。先ほどおっしゃられましたように、日本だけではなく、他国ともいろいろな衝突といいますか、そういったせめぎ合いを来しておりますけれども、その中国が言う...全文を見る
○今村(洋)委員 防衛省が七月に発表した防衛大綱の中間報告には、自衛隊における海兵隊的機能の増強が盛り込まれております。この増強の目的は、中国のたび重なる侵犯がエスカレートし、現実に尖閣諸島周辺が占拠されるような事態を回避することにあると思われます。  冷戦終結後、かつて考えら...全文を見る
○今村(洋)委員 さて、従前、私が質問させていただいた中で、小野寺大臣は、ミサイル防衛にしても日本は盾の役割は万全な対応がとれますが、いわゆる矛の役割については米国に依存するということになるというふうにお答えになっておられますけれども、大臣におかれては、防衛計画大綱の見直しの中で...全文を見る
○今村(洋)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、大臣におかれましては、この一年に足らぬ短い期間の間で着々と実績を上げておられること、私は非常に感服しております。  今後とも、日本の島嶼防衛等々、そういった対策に対しての指示を何とぞよろしくお願いいたします。  きょう...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、まず国家安全保障戦略についてお聞きしたいと思います。  国家安全保障戦略の策定について、ことしじゅうにそれができるという報道もなされておりますけれども、現在、どのような組織と責任でもって...全文を見る
○今村(洋)委員 その国家安全保障戦略なんですけれども、その戦略に引き続いて、国家防衛戦略、それからまた、その後に国家軍事戦略、それからまた統合作戦構想といったようなものにだんだん落とし込んでいかれるというような構想というのはおありになるんでしょうか。
○今村(洋)委員 となりますと、国家安全保障戦略というのは、具体的に、例えばどういうことを策定するというか、お考えになっているというのを、断片でも結構ですので、お聞かせください。
○今村(洋)委員 防衛大綱とかそういったものをお考えになっているのであれば、その次に落とし込んでいく、先ほど申し上げた国家防衛戦略といったようなものというふうに解釈してよろしいんでしょうか。
○今村(洋)委員 わかりました。  それでは次に、内閣官房国家安全保障局についてお聞きいたします。  官房長官が先日、事務方の責任者という表現をなされ、局長の選定においては民間人からの登用も可能というふうにおっしゃいましたけれども、どのような人物が適当だとお考えになられますか...全文を見る
○今村(洋)委員 組織図とかそういったことを見ますと、完全に局の、事務方の長であるといったふうにも受け取れるんですけれども、先ほど質疑の中で、カウンターパートナーでもあるというお話でしたから、随分、事務方にしては、職種といいますか、権力を掌握されているのではないかなといった印象を...全文を見る
○今村(洋)委員 では、例えば、文官ではなくて、制服組の、武官のOBといいますか、そういった階位をきわめたような方が局長の職につくというようなことがあり得るんでしょうか。
○今村(洋)委員 内閣危機管理監という部署と緊密に連携というふうになっておりますけれども、その内閣危機管理監との折り合いというのが、対等なのか、それとも、図には対等のように描いてありますけれども、カウンターパートナーとして、内閣官房のやや代表的な立場に立つのか、そういったところを...全文を見る
○今村(洋)委員 危機管理という点からまいりますと、今回、国家安全保障会議という三類型の中に緊急事態大臣会合といったものがありますけれども、ここに、あらかじめ総理によって指定された国務大臣という項目がありますけれども、こういったところに、今おっしゃられた内閣危機管理監とか、例えば...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。済みません、長々とお聞きしまして。  復興庁の例でもわかるように、省庁横断型の部署というのがこの局ということになると思いますが、というのは、各省益を優先するがために、省庁ごとのあつれきが起こったり、進行を妨げられたりというようなことが起き、また、...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  国家安全保障会議の創設以降は、この法案が成立した以降は、国家安全保障戦略策定に、先ほどお聞きしました戦略に内閣官房内の国家安全保障局も関与するといったことになろうかと思いますけれども、国家安全保障局が戦略の策定に主導的な役割を果たすの...全文を見る
○今村(洋)委員 そうしますと、局から上がってくる情報とか立案とかというものは戦略の策定に関してかなり大きなウエートを占める、それなりのウエートは占めるんだという受け取り方でよろしいでしょうか。
○今村(洋)委員 そうしますと、国家安全保障局というのは約六十人という組織の規模をお伺いしておりますけれども、規模から考えると、提言能力にかなり限りがあるのではないかというふうに疑問を持ったりします。  といいますのは、基本的には、国家安全保障局にかかわる予算というのは内閣官房...全文を見る
○今村(洋)委員 例えば、アメリカなんかですと、安全保障局といったところの職員が一説には二千人程度いるというお話ですから、予算の面でも人員の面でも随分開きがあるのかなという思いでお聞きいたしました。  さて、国家安全保障会議の役割の一つとして、中長期的な戦略を策定するというもの...全文を見る
○今村(洋)委員 民主党政権下において、たしか国家戦略室か局かありましたけれども、もう本当に形骸化した組織であったわけですけれども、このNSCに関しては、本当に機能していただかないと、官房長官がおっしゃったように、厳しさを増すこの国際社会の中で日本の進路をある意味決めていくといっ...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  そこはぜひ、余り何か、職能がダブらないといいますか、一本化されるような何かしらの方策をお考えいただければと。下に局長が入るのも一つの案かなと組織図を見て思ったりもしましたけれども。  また、保障局のスタッフに民間からの一時的な登用をお考えに...全文を見る
○今村(洋)委員 局の総員数が六十名程度となりますと、やはり一人一人がかなりの役割を負う、ただのコピーとりというような職種では当然ないだろうと思いますので、重要な情報に触れるといったようなことは常にあるだろうなというふうに思います。  制服組を含めて省庁からの出向もお考えになっ...全文を見る
○今村(洋)委員 ぜひ日本のために、この法案を成立させて、そういうしっかりとした組織を育てていただきたいなと期待しております。  ただ、内閣官房国家安全保障局は、情報を扱う部署ですけれども、自前の情報機関を持つことなく、各省庁からの情報を用いて国家安全保障会議を恒常的にサポート...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  国家安全保障会議が官邸主導で外交・安保政策を推進する司令塔となるということですが、緊急事態にもシームレスに対処できる組織であるためにも、下部組織である内閣官房国家安全保障局が迅速かつ適切に会議に情報を上げていく必要があると思います。  その...全文を見る
○今村(洋)委員 日本国が、情報機関のその目や耳といったものを余り、ちょっと目がかすんでいたり耳が遠かったりするというような状況にあると思いますのは、アルジェリア事件についても、一次情報がなかなか政府に入ってこなかったという事実があるだろうと思います。  頼りにしているアメリカ...全文を見る
○今村(洋)委員 担当補佐官が指令を受けて動くというのであればそれは可能なのかもしれませんけれども、みずから情報を収集して総理へ建言する、もしくは会議に参加する、重要な会議ですから、そういったことを考えますと、組織といいますかスタッフというのが全くつかない状態で総理の秘書のような...全文を見る
○今村(洋)委員 私が申し上げているのは、特定秘密にする、しないという判断が厳密にきっちりなされるものではない、やはり個人差が出てくるのではないかなというふうに僕は思うんですけれども、先ほど、何度もお話ししますように、治験などを行う場合に我々がなぜ講習を受けるかというと、やはり主...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。周知していただくようにしてください。  その基準となるべき国益についても、何をもって国益とするのかという点が、これは政権によって国益が違うようなことが昨今この日本においてはあり得るので、例えば中国船籍の衝突事件等々にしても、時の政権によって随分判...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  それでは次に、緊急権についてお聞きいたします。  国家の第一の責務は、国民の生命財産を守ることです。また、領土、領海、領空を守ることでもあると思います。この国家の責務を重大かつ緊急的に果たさなければならないときに、一時的に全ての権限を内閣総...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  緊急事態大臣会合といったようなものがあらかじめ総理によって指定された国務大臣とともに開かれる、その目的というのは、緊急事態への対処強化というふうになっておりますけれども、私の考えでは、そこを担保するのに緊急権というカードを総理に持って...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  それでは次に、これはもう設問にはお出ししておりませんけれども、本年九月に外務省が「諸外国における国家安全保障戦略」という、米、英、豪、韓国の安全保障戦略を記した資料を作成されておられます。  そこに記載のある四カ国の国家安全保障戦略の戦略的...全文を見る
○今村(洋)委員 長官がおっしゃられるとおりですね。  それで、さきのアメリカのデフォルト危機の例でもわかるとおり、我が国の安全保障は、今後、自立していく、自立、独立を担保するようなベクトルに大きく方向転換しなければ、アメリカに依存するだけの安全保障では、本当に国民の生命財産を...全文を見る
○今村(洋)委員 では、最後に、最初に申し上げましたとおり、今回の法案においては、情報の取り扱いといったものが非常に重要になっているんだろうと思います。日本においては、アルジェリアの件を見てわかりますように、目や耳を持たない、そういった状況にありますから、ぜひそういった面からの検...全文を見る
11月05日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  先ほど、桜内委員との質疑の中で、官房長官は、内閣官房国家安全保障局長と国家安全保障担当総理補佐官の兼職が、可能性としては可能であるというふうにお答えになったかに思いますけれども...全文を見る
○今村(洋)委員 官房長官の構想の中では、英国型の兼職というようなことを想定なさっているんでしょうか。
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  それでは、次の質問に入りますけれども、内閣官房国家安全保障局についてお尋ねします。  現在、内閣官房内における特別職の序列は、一、内閣官房長官、二、内閣官房副長官、三が内閣危機管理監、四、内閣情報調査室の長たる内閣情報官及び内閣官...全文を見る
○今村(洋)委員 私がお聞きしたその理由には、危機管理、国家安全保障戦略、それとインテリジェンスの三つの機能が並びそろうことで内閣官房長官を強く支えることができて、議院内閣制をとる日本でも大統領的に官邸の司令塔機能が強化されるという役割が果たせるかなと思って、お聞きいたしました。...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  では、その方面の組織の熟度というものも上げていただくよう、よろしくお願いいたします。  次に、お尋ねいたします。  同格の序列となる内閣危機管理監と国家安全保障局長は緊密に連携とありますけれども、内閣危機管理監が担っている、国の...全文を見る
○今村(洋)委員 その内閣危機管理監ですけれども、東日本大震災のときには、災害時の避難誘導、被災者救助などが所掌とされていますが、震災時の政府の対応からは、この危機管理監がいかなる役割を果たしたのかも一向に見えてこず、危機管理機能が十分に発揮されていなかったことも、これは参議院の...全文を見る
○今村(洋)委員 としますと、内閣危機管理監というものが、前回の東日本大震災で、なかなか、これは内閣の考え方もあったのかもしれませんけれども、その役割を発揮できたというふうには思えませんが、今後、こういった組織の生かし方というものが必ず担保されるという方策は何かお考えでしょうか。
○今村(洋)委員 わかりました。  では次に、国家安全保障局長についてお伺いいたします。  前回の質疑で官房長官は、局長人事に関し、局長は民間人から、また、対外的にも、外交問題あるいは防衛問題に精通している方になるだろうとお答えになっておられます。報道では外務省OBのお名前が...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では次に、国家安全保障に関する外交防衛政策の基本方針、重要事項の企画立案、総合調整を行うとしている国家安全保障局についてお聞きいたします。  国家安全保障局は、みずから情報収集する機能は持たせず、情報コミュニティーを含む関係行政機関等に対し...全文を見る
○今村(洋)委員 やはり最初のスタートで、官房長官からるるお聞きいたしましたけれども、六十人という人数は、これは明らかに他国と比べても少ない人数からスタートするわけです。ただ、これは今後の過程を見ながら拡充して充足させていくというお考えだと思いますけれども、そういう過程の中で、省...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  では次に、国家安全保障戦略についてお聞きいたします。  NSCの三形態の一つに、緊急事態大臣会合があります。その想定される緊急事態に、領海侵入・不法上陸事案が挙げられています。  先日、安全保障委員会で質問させていただきましたが...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では、これは三大臣にお聞きしたいことなんですけれども、昨年の八月に、リチャード・アーミテージ元国務副長官、政治学者のヨゼフ・ナイが、戦略国際問題研究所、CSISから、日米同盟というレポートを出しております。その冒頭で、彼らは、我々は引き続き一...全文を見る
○今村(洋)委員 先生方、どうもありがとうございました。  環境が、政治環境もそうでしょうけれども、国際的にどんどん厳しい状況に日本は追い込まれている中で、今般の法案もそうですけれども、安倍内閣が、この政権が果たしていく役割というものは非常に重いものがあると思いますので、今後と...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では、次に、国家緊急権についてお聞きします。  先ほどの、緊急事態大臣会合には様々な緊急事態が想定されて、その事態には対応していくとおっしゃられましたけれども、その緊急事態の中には、国家の責務を重大かつ緊急に果たさなければならない事態も生ず...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。どうもありがとうございました。  それでは、最後に、特定秘密保護法案についてお聞きいたします。  これは届け出ていない質問ですので、お答えになれる限りで結構です。  特定秘密の取扱業務を行うことができる者の適性評価の調査項目の中に、精神疾患に...全文を見る
○今村(洋)委員 そうしますと、自己申告しなければ、それはその調査事項の中には入らないということですね。
○今村(洋)委員 時間が来ましたので、またこの問題は、今後も少し考えさせていただきたいと思います。  きょうはどうもありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村です。  私は、日本維新の会を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の原案及び修正案について、賛成の立場から討論いたします。  我が国を取り巻く情勢が厳しさを増す中、国の平和と独立を確保し、国民の生命と財産を守ることは、国家として重要な...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第12号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  きょうは、四先生方、高い見識から貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。  それでは早速質問に入りますが、これは四先生方にお答えいただきたいんですけれども、今法案においての特定秘密の範囲ですけれども、これはも...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  秘密の範囲ということについてですけれども、知る権利と秘密、国家機密というものはバランスをとらなきゃいけないということは、四先生方、同じお考えであると思いますけれども、知る権利の担保について、何かチェック機関、チェック機能というものが...全文を見る
○今村(洋)委員 先生方、ありがとうございました。  今、先生方のお話をお聞きしますと、セキュリティークリアランスというものを受ける人たちというか対象というのが非常に大事なものになってくるだろうと思います。国家機密ですから、やたら何でもかんでも秘密というわけではなくて、非常に限...全文を見る
○今村(洋)委員 済みません。これで質問を終わりますが、今の質問を申し上げたのは、私も含めて政治家というものがいかに怪しげで、何か素性がはっきりしないという人間も大いにまじっているという印象からお聞き申し上げました。  どうもありがとうございました。
11月19日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第15号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  それでは、早速質問を開始します。  かつて、一九八二年から三年にかけて、東芝ココム事件というものがございました。  それはどういう事件だったかといいますと、東芝機械と伊藤忠商事、和光交易が、一九八二年から一九八三年にかけ...全文を見る
○今村(洋)委員 それは、公になっている情報、技術であるから、特定秘密にはならないということでしょうか。
○今村(洋)委員 私が今回の特定秘密に期待するものは、国益に反するような情報、これは技術も情報だと思うんですけれども、そういったものが他国へ漏えいしてしまう、軍事安全保障上、国益を毀損するような事態が起こることを防止できるのかというところが期待するところなんですね。  ところが...全文を見る
○今村(洋)委員 今お答えになった中ですと、我が国の秘密保全に関する現行法制というものの中に、まず、国家公務員法等で規制されている職務上知ることのできた秘密というもの、これが一番目ですね。二番目が、防衛秘密、これは自衛隊法に規制されるものです。三番目が、特別防衛秘密、これはMDA...全文を見る
○今村(洋)委員 では、これは仮定の話としてお聞きしますけれども、そういった民生技術がスピンオンして軍事技術に供されるものは、これはどなたがお答えになっていただいても結構ですけれども、今後どのようにして守られていくのか。こういうココム事件のようなものが、最近も、もう何十件も起きて...全文を見る
○今村(洋)委員 それは、今おっしゃったように、リスト規制品目というものが、外為法で禁止されるものとして挙げられていますね。  ところが、先ほどから申し上げているように、民生技術が軍事技術へスピンオンする事例が非常に多いので、先日、小野寺大臣は、九月二十八日のことですけれども、...全文を見る
○今村(洋)委員 としますと、今回の特定秘密でもそうですけれども、他国の信頼がないと、そういった情報のやりとりといったものはできないんだろうと思うんですね。  ですから、こういった兵器の開発が、共同開発においても、民生技術が、先端を走っているものが主流となっているという御認識が...全文を見る
○今村(洋)委員 特定秘密に該当するかどうかということは、該当しないということなので、私はそれで納得しておりますけれども。  現実に、先般、川崎重工のガスタービンエンジン部品が英国へ輸出された、政府はこれを容認している。同部品は、海上自衛隊の護衛艦のほか、同じ仕様で民間の発電機...全文を見る
○今村(洋)委員 今、汎用品とおっしゃった、そのとおりで、汎用品であるからということで、他国への軍事技術といいますか、それにもスピンオンするような事例が多くなっているというのは、中国製の地対空ミサイルに日本製の電子部品が使われている、これは中国メディアが報道しているんですね。ロケ...全文を見る
○今村(洋)委員 ちょっと今の話だと、よくわからないんです。  資料の方に、これは三十ページに書いてあるものですけれども、一方、極めて高度な政治的性格を有する職、特別の任免の要件、手続が採用されている職等、それぞれの職の性格を踏まえ、適性評価の必要性を個別に判断することが考えら...全文を見る
○今村(洋)委員 では、他国の例を挙げて申し上げますと、確かに諸外国にも例外が設けられているんですね、そういう適性を受けなくていい、セキュリティーを受けなくていいという。  アメリカなんかは、除外は、大統領、副大統領、行政以外の分野にある連邦議会議員、それから連邦最高裁判官、あ...全文を見る
○今村(洋)委員 済みません、この行政機関の長というのは、もちろん行政というのはわかるんです。あと、二、三、四、五、六というところまでは、国務大臣、官房副長官、総理補佐官、副大臣、政務官というふうになっていますが、これは、今お聞きしたように、他国に規定されている行政、行政というの...全文を見る
○今村(洋)委員 ちょっとまだよくわからないんですが。  わかりました。では、また後で戻りますけれども、次の質問に行きます。  適性評価において、諸外国では、国籍といったところに、括弧して、帰化情報を含むとなっていますけれども、本法案では、過去に有していた国籍という言い方に変...全文を見る
○今村(洋)委員 この適性評価というのが、僕はどうしても、行政機関の長を初めとして一から七までの人が評価を免れるというところが納得がいかないと申し上げるのは、過去に、旧陸軍の大本営参謀二名が、戦後、それぞれ、ソビエト、それから中華民国のスパイ、エージェントとなっていたことが、最近...全文を見る
○今村(洋)委員 同じ質問をこの前、参考人の意見陳述のときに、私もお聞きしました。そうしましたところ、四人いらっしゃるうち二名の方が、いわゆる身体検査を一から七の方に関してされるのであろうが、やはり一般の政府職員と同様の厳しい態度で臨まれることが必要だというふうにお答えになってい...全文を見る
○今村(洋)委員 処罰されるような事態になっては非常に困るので、そういうことがないようにしていただきたいんですけれども。  最後に、この適性評価の中に精神疾患に関する事項というものがありますけれども、これはこの前もちょっとお聞きして途中で終わっちゃったんですが、あのときのお話で...全文を見る
○今村(洋)委員 時間が来たので、これで終わりますが、精神疾患に関してはもう少し、これは非常に範囲が広いものですから、どういったものをどういうふうにお考えになっているのか、もっと具体的に示していただく必要があるだろうと思っています。  どうもありがとうございました。
11月21日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第17号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  それでは、早速質問を始めさせていただきます。  前回の質疑で、森大臣は、私の特定秘密の取扱者の制限についての質問に、特定秘密の取り扱いの業務を行うことが当然の前提とされるということから、国務大臣の任命に当たって、適性評価の...全文を見る
○今村(洋)委員 前回の質疑でもそうでしたけれども、今、通り一遍の話で具体性がないです。  そこははっきりと、では、どういう信用に足る証拠を得ているとか、信用調査をしているとか、そういったことを、あるのかないのか、お答えください。
○今村(洋)委員 政治任用という一言に尽きるということですね。  秘密保全のための法制の在り方という冊子がありまして、その概要では「内閣総理大臣及び国務大臣は、極めて高度な政治的性格を有する職であることから、適性評価の対象外とすることが考えられ、その他特別の職については、適性評...全文を見る
○今村(洋)委員 ここにありますように、適性評価の概要というものは、いろいろ調査事項とかというのがあるんですよ、一から七まで。こういったものを、きちんと本人の承諾をとって、特定秘密を取り扱う人というのは、厳正な手続をとった上でその秘密に触れていいよということになっておるんですから...全文を見る
○今村(洋)委員 では、行政機関の長以外の、ほかの以下の方はどうなんですか。同じことなんですか。
○今村(洋)委員 これは前回の質問でもお聞きしましたけれども、諸外国でも、確かに、行政機関の長とか、あとは総理、首相、そういった方は、大統領も含めて、こういうパスを、免れるということになっておるんですけれども、その除外の中に、行政以外の分野にある連邦議会議員とか、これはアメリカの...全文を見る
○今村(洋)委員 本法案、我が国の、もうこれは決定が前提ですけれども、それについてお聞きしているんです。
○今村(洋)委員 それでしたら、もう具体的にお聞きするしかないですけれども、例えば総理補佐官、これは行政分野の、議席を持っている議員ではないですか。行政分野ですか、お答えください。
○今村(洋)委員 そうすると、そういったところがやはり主要な、今回の法案をもって秘密の共有を行うという、諸外国とは異なる点だというふうに思いますけれども、その辺、それはどうでしょうか。
○今村(洋)委員 わかりました。それはまた後ほど教えてください。  私も医者ですけれども、医師に強く戒められているのは自己診療なんですね。自分で自分の病気を判断して治療してはならない。これは、保険を用いて、自分が治療を受ける場合、自分で判断して自己処方を行ってはいけないというこ...全文を見る
○今村(洋)委員 ですから、行政機関の長も、いわゆる診断を下す、これが秘密であるというふうに決めるわけですから、そういう決める方は、自分がその情報の漏えいがあるとかないとか、そういったところに含めても、これは診断ではないですが、他者からの信用を得て手続をきちんととっていただきたい...全文を見る
○今村(洋)委員 小野寺先生にもぜひお願いいたします。
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。  私は、本法案が秘密を保全することによって国益に資すること大と思いますが、反面、本法案は秘密を保全することに主眼を置いた極めて受動的な法案だと思っています。本法案は中曽根政権時代に考えられたスパイ防止法案と重なる部分も多いもので...全文を見る
○今村(洋)委員 前回の私の質問で、鈴木参考人は御答弁で、精神疾患により意識の混濁、喪失等が生じたり、アルコール依存症の症状が見られたりする場合には、自己を律して行動する能力が十分でない状態に陥るかもしれないことを示唆しておりますので、そういった状態にあるかどうかについて調査いた...全文を見る
○今村(洋)委員 では、先ほどおっしゃられた、統合失調症についてもお調べになるとおっしゃっていましたけれども、統合失調症において意識喪失や意識混濁があるとお思いになられますか。
○今村(洋)委員 今お聞きしたのが、統合失調症において意識混濁や意識喪失、いわゆる意識に問題が生ずるということは、教科書的にはないということになっているんですね。意識混濁や喪失が起こる可能性があるものは、いろいろ疾患は考えられますけれども、代表的なものにおいては、てんかんとか、そ...全文を見る
○今村(洋)委員 必要に応じてということですと、やはり御本人の言動、行動を見て、これは自己申告だけでは足りぬなと思ったときは、診断書を持ってきてくれということなんでしょうか。
○今村(洋)委員 この適性評価の項目の中に、精神科的なかかわりを持つというような項目が結構多いんです。薬物の乱用及び影響に関する事項であるとか、五はもう精神疾患そのものに関する事項である、あとは、飲酒についての節度に関する事項である、そういったことが入っておるんです。  こうい...全文を見る
○今村(洋)委員 済みません、私は精神科医ですので、この点にこだわるんですけれども、精神科というのは、例えば内科や外科と違って、写真を撮ったらここが折れている、血液検査をしたらここが悪いというような客観データを非常に持ちにくい分野です。ですから、診断についても、三者三様、三人の医...全文を見る
○今村(洋)委員 そういったところもなるべく早く明らかにしていただかないと、先ほど申し上げたように、この適性調査を受ける人は、これは本人の承諾をとって家族のことまで調べるということですから、覚悟を持って、自分は公僕である、公僕であるからこそこの国の秘密に触れるんだという思いで承諾...全文を見る
○今村(洋)委員 今大臣がおっしゃられたとおりのことなんですけれども、昨今では民生技術の方が先端的になってきており、国や政府、自衛隊が開発した技術というものが民生技術によって転用されて、スピンオンして防衛装備品にそれが反映されるといったようなことが多くなっているんですね。  で...全文を見る
○今村(洋)委員 どうもありがとうございました。  僕は、前回の質問でも、東芝ココム事件といったようなことに言及いたしましたけれども、これは、ソビエトの潜水艦のスクリュー音というものが静粛性を持ってしまった。それに関しては、日本の東芝機械の工作機械と、それを制御するソフトが、外...全文を見る