今村洋史

いまむらひろふみ



当選回数回

今村洋史の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○今村(洋)分科員 日本維新の会の今村でございます。  去る二月十三日、米海軍のジェームズ・ファネル大佐がシンポジウムで、中国軍には電撃的に尖閣諸島等の島嶼群を奪取する作戦があり、訓練を行っていると述べました。そういう報道がなされていますが、大佐はあくまでも個人的見解とし、米軍...全文を見る
○今村(洋)分科員 もしそういう有事が起こった際に、米軍の協力といったものは求められるというふうにお考えになっておられますでしょうか。
○今村(洋)分科員 昨今、集団的自衛権の行使について衆院予算委員会でも議論が交わされておりますが、私自身は、日米同盟において、今大臣がおっしゃられたように、米国が、米軍が日本と中国の交戦に関与する可能性は低いんじゃないかというふうに考えております。  歴史をさかのぼりますと、尖...全文を見る
○今村(洋)分科員 中国がそういう領土的野心といったようなものを持っておって、我々はそれにきちんと、そういう事態がむしろ起こらないように対応されるというのが政府の考え方だというふうに思います。  世界の人口の二〇%、人口の二割を中国は抱えております。しかし、中国国内の耕地面積は...全文を見る
○今村(洋)分科員 先ほど述べましたECHELONにかかわる五カ国の政府は公式にはその存在を認めておりませんが、EU欧州議会が二〇〇一年七月に、公的機関としては初めて、ECHELONという世界的傍受システムの存在は疑いようがないというふうに報告しております。  ECHELONの...全文を見る
○今村(洋)分科員 ECHELONの存在を認めていないのであれば、スパイ活動を禁ずるような協定というのも、これは後々なんでしょうけれども、今の時点ではないということですね。  私は、今般の特定秘密保護法の目的の一つに、このファイブアイズの輪に加わる、少なくともそのサークルの会話...全文を見る
○今村(洋)分科員 今般、国家安全保障局が発足いたしましたが、その局内にはサイバー対策の専門部署は設けられておりません。  かつて、大東亜戦争当時、日本政府、軍の情報管理が甘く、奇襲であったはずの真珠湾攻撃も実際には作戦計画が筒抜けであり、以後の作戦もことごとく漏えいしておりま...全文を見る
○今村(洋)分科員 NATOにはタリン・マニュアルというようなものがあるんですけれども、我が日本において、こういう国際ルール、今お話がありましたけれども、タリン・マニュアルのような国際ルールの策定というものはお考えになっておられるんでしょうか。お答えください。
○今村(洋)分科員 わかりました。  政府の方も、サイバー空間というものが第五の戦場であるという認識をぜひ強くお持ちになっていただいて、今後の対応、対処法を決めていっていただきたいというふうに思います。  次に、サイバー攻撃への対処が難しい理由の一つとして、サイバー空間のあら...全文を見る
○今村(洋)分科員 時間が参りましたので、質問を終わりますが、今後、日本は、こういった相手の見えない戦争といったもの、グレーゾーンも含めて、そういったものに巻き込まれていく可能性が高いと思われますので、政府の方も、何とぞ、そういったところを勘案していただいて、きちんと対処していた...全文を見る
03月27日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○今村(洋)委員 おはようございます。日本維新の会の今村でございます。  先般、私は、第一分科会において、中国人民解放軍に尖閣諸島や琉球諸島南部の島嶼群を電撃的に奪取する計画があり、そのための訓練をしている、中国軍は、東シナ海で日本の部隊を破壊する短期集中戦を遂行できるよう、新...全文を見る
○今村(洋)委員 情報を収集して、常続監視を行って、他国の動向をいち早く察知するということが当然必要ですけれども、これは国を名指ししますが、昨今の中国の様子を見ていると、彼らの言う核心的利益に基づいて、我が日本の例えば集団的自衛権等々の準備が整わない、そういう間隙をついて彼らが電...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。九大臣会合によって判断されるということですね。  国家安全保障戦略の策定の趣旨にも、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増していることや、我が国が複雑かつ重大な国家安全保障上の課題に直面しているというふうに書かれておりまして、この見解に異議...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  では、早速、今般の防衛審議官の新設に伴って廃止されるポストがあるやに聞いておりますけれども、まず、そのポストをお教えください。
○今村(洋)委員 これは先ほど来の質問でもいろいろ出ておりましたけれども、防衛監察本部副監察監というポストが以前はなくなるということでしたけれども、今般はなくならないということで、今回、そのポストがなくならないという理由は、これは先ほども質問が出ましたけれども、もう一度お答えくだ...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  では、地方協力局次長、これは複数いらっしゃると思うんですけれども、ここのポストを減らす理由というものを教えてください。
○今村(洋)委員 わかりました。その辺は、事務方の方で調整してやっていただけるものだというふうに思います。  では、次に、今回新設される審議官は、諸外国の国防当局の事務方トップレベルとの間で対等に協議、調整できる者であるというふうにありますけれども、具体的に、その職務内容という...全文を見る
○今村(洋)委員 これは、最初にこの法案が、審議官のポストの法案が出てきたときに、民主党政権当時の北澤防衛大臣が、防衛政策局長が対外関係業務の大半を担っていく中で、専門の職種が必要だろうということでこのポストをつくりますとおっしゃっておられるんですけれども、そういう意味合いという...全文を見る
○今村(洋)委員 では、防衛政策局長の職務というのは、量が軽減される、少し楽になるということでよろしいんでしょうか。
○今村(洋)委員 僕は、防衛政策局というところの仕事というのは非常に大事なものだと思っていますので、これはまた、すぐ後にもう一回お聞きします。  私は、在日米軍の駐留に関して、米国の防衛予算、日米地位協定等々の観点からもいろいろな問題が山積していると思いますけれども、外務審議官...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  次に、内部部局に四十名の自衛官ポストを定員化するということですけれども、内部部局の大臣官房、他の局への自衛官の配分というものは決定しているんでしょうか。特に、防衛政策局次長という、これは現況二名いらっしゃると思うんですけれども、そこの...全文を見る
○今村(洋)委員 今回、内部部局へ配置する自衛官の位といいますか、その中で、一佐、これは昔でいうと大佐というクラスなんですけれども、その方が一名いらっしゃると。  これはかなり僕は高級武官だというふうに思いますけれども、その方のポストというのは決まっているんですか。
○今村(洋)委員 では、先ほどの次長とかそういったポストに徐々には、将来的にはお考えになるということになりますと、僕は自衛隊の中の位と事務方の方の位というのがどう比べられるかわからないんですけれども、一佐の、今回一名ということですけれども、それが二名、三名というふうになり得る可能...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  「防衛省改革の方向性」として、従前、統合幕僚監部、各自衛隊の主要部隊の方にも新たな文官ポストを定員化するというようなお話があったかに聞いておりますけれども、そういう御予定というのはありますか。
○今村(洋)委員 わかりました。ありがとうございました。  では、ちょっと話はかわりますけれども、先日、小野寺大臣とヘーゲル国防長官が会談されました。その会談後の記者会見の中で、二〇一七年までに在日米海軍に、BMD対応型イージス艦二隻を日本の方へ追加配備するというふうに公表され...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  小野寺大臣におかれましては、昨年五月にグアム視察を行って、日本の資金で基幹ユーティリティーや敷地の造成等が行われているアプラ地区、アンダーセン空軍基地などの基盤整備を視察されておられますけれども、そのときの進捗状況というものは、大臣御自身の感...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  その中で、日本は今現在、この計画に約九百億円拠出しているんですね。その中での資金の凍結解除というのがなされたんですけれども、百二十億円。そうすると残り八百億円弱というものが凍結されているんですけれども、私が聞き及ぶところでは、その凍結...全文を見る
○今村(洋)委員 今、八百万ドルというお話がありましたけれども、その利子は、使途はどこにどうなるんですか。
○今村(洋)委員 わかりました。  今、事業の予算というか、そういったものが、工費が膨れ上がるんじゃないかというお話がありました。二〇一二年四月の費用見積もりでは、日本側が真水で二十八億ドル、米側は八十六億ドルというふうになっておりますけれども、米側はこれまで五年間で約五・七億...全文を見る
○今村(洋)委員 二〇一三年末、去年の末に、アメリカの民主党、共和党の両党が、二〇一四年度、二〇一五年度のそれぞれの連邦予算総額をめぐる合意が成立して、これを超党派予算法というらしいんですけれども、そういう法律が成立しています。その結果、この二年間の予算については、強制削減の影響...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  では、島嶼侵攻とかそういう事態が起きたときに、以前我が党の石原代表が小野寺大臣に質問しましたが、いわゆる交戦規定というものはどういうふうになっていますかというふうにお聞きしたかと思いますけれども、島嶼防衛のための新たな立法措置という...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  もう一つお聞きしますけれども、武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律というものがありますけれども、この中の対処基本方針というものを策定しなきゃいけないというふうになっ...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  では、質問を終わります。     〔中山(泰)委員長代理退席、委員長着席〕
04月23日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  それでは、早速、きょうは放射線災害と法律の関係についてお伺いいたします。  原子力事業所の原子炉の運転等に起因する原子力緊急事態の場合は、原災法の適用となります。今般の福島原発事故などがそのようなものだと思いますけれども、...全文を見る
○今村(洋)委員 それでは、また質問に移ります。  原子力災害対策特別措置法、原災法によって、緊急被曝が起きた場合、そういう医療というものの治療計画と、あとは国民の保護計画というものがあると思いますけれども、原災法また災対法、それから国民保護法、いろいろな法律がありますけれども...全文を見る
○今村(洋)委員 原災法において、原子力災害対策本部、これは本部長は内閣総理大臣が務められるというふうになっておると思いますけれども、その副本部長を原子力規制委員長が務めるというふうになっています。  ちなみに、原子力規制委員会は、武力攻撃事態において、国民保護計画で定めるとこ...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。また後で少しお聞きいたします。  次に、あと二つの法律、国民保護法、災対法、それぞれについて、緊急被曝医療についての対処というか、そういうことをお答えいただけますか。
○今村(洋)委員 今のお話をお聞きしますと、安定沃素剤の服用等々もチームが派遣されて指導するというか対処するというふうに理解いたしますけれども、そうすると、先ほどお聞きしたオフサイトセンター医療班と、役割としては、やることとしては一緒のような気がするんです。  これは一緒のチー...全文を見る
○今村(洋)委員 では、もうメンバーもその組織も一緒ということでよろしいでしょうか。
○今村(洋)委員 では、その原災法と災対法で対処する放射線災害というものの条件、つまり、先ほど申し上げた原子力事業所の原子炉の運転等にかかわる事故とか故障とか、そういったものにかかわる放射線災害に今おっしゃった医療チームの係とかなんとかは限られておるんですね。
○今村(洋)委員 わかりました。つまるところ、原子力事業所にかかわるもの、そこにテロ攻撃があるとかないとかというものは想定してはおるけれども、原子炉にかかわるものということだと理解いたしました。  そうすると、私が最初にお聞きしたいわゆる核テロ、核物質のばらまきみたいなものによ...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  この法律によって放射線災害に対する治療というか対処というものが、それぞれの法というか、大きく分けて災対法と原災法というものと、あとは国民保護法というものに大きく分かれて対処されていると思いますが、医療側から見ると、放射線災害というものは、その...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。そうしますと、緊急被曝医療の面から、統一した医療計画というものも考える余地はあると。  ですから、先ほど申し上げたように、法律によって違うたてつけになっているんですけれども、それを、災対法と原災法は一緒のチームだ、国民保護法も一緒の、もう...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  もう一つ、原子力災害医療という観点から、メンタルヘルスといったところにも、中長期的な計画としてはいろいろ文言が、アフターケアとして見守りをやるということとして書かれているんですけれども、ごく初期、いわゆるパニックが起きた、事故が起き...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  私が、ごく初期のメンタルヘルスケアというか、放射線災害に関するメンタルヘルスケアに、ちょっと気になりますのは、実際は安定沃素が備蓄されていて用意されていても、今般の福島事故の場合は、配った市町村と配られなかったところがある。あとは、...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○今村(洋)委員 日本維新の会の今村でございます。  それでは、早速質問に入ります。  先日開催されましたアジア安全保障会議にて、安倍総理は、国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図るべきと述べられた上で、ODA、自衛隊による能力構築、...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  八八%と、日本に対して好感を持つという数字は非常に高くて喜ばしいものだと思いますけれども、中国に対してあなた方はどう思いますかというような回答は求めておられるんでしょうか。もしありましたら、お願いいたします。
○今村(洋)委員 外務省のネット上で発表されていた中には、ASEAN諸国にとって現在重要なパートナーはどの国か、将来重要なパートナー国はどの国かという設問で、アジア、欧米の主要十一カ国の中で日本が一位でしたという、これも喜ばしい発表なんですけれども、この主要十一カ国の中に中国は含...全文を見る
○今村(洋)委員 中国は三位だったわけですね。わかりました。  それで、その中国なんですけれども、ミャンマーのところに援蒋ルートといったものを、ミャンマーを通じて中国へ物資を輸送するという交通路を構築しつつあるということなんです。中国は、ちょっとまた戻りますけれども、マラッカ海...全文を見る
○今村(洋)委員 日本は、二〇一三年九月に海上自衛隊練習艦がヤンゴンを訪問して、同年十一月には防衛当局間協議といったものを開催して、ミャンマー国軍との協力や交流を促進されていると思いますけれども、それにつきまして大臣からお話を伺えればと思います。     〔今津委員長代理退席、...全文を見る
○今村(洋)委員 ミャンマーは、二〇一一年に入って文民政権が発足して、欧米、特にアメリカとの関係というものは劇的に改善してきております。二〇一三年には、ミャンマーのテイン・セイン大統領が五十年ぶりに公式訪米して関係構築に当たっておりますし、米国もタイとの共同演習、コブラゴールドに...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございました。  冒頭に述べましたとおり、安倍総理がおっしゃった、国際法に照らして正しい主張をして、力や威圧に頼らない、ASEAN諸国が海を守る能力をシームレスに支援するといったことが日本の大きな方針に今後なっていくと思いますので、何とぞ大臣方におか...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○今村(洋)委員 次世代の党の今村でございます。  きょうは、主に医療における消費税ということでお聞き申し上げます。  まず、国民皆保険である保険診療は、現在、非課税であります。非課税であるその根拠、医療が非課税になっている根拠というものをまずお聞かせいただくのと、あともう一...全文を見る
○今村(洋)委員 そうなんですね。非課税とゼロ課税というのは、お金の動きは似たようなものなのですけれども、今おっしゃったように、もう文字どおり、課税するかしないかというところが、税率がゼロということはありますけれども、大きな違いということですね。  非課税の中には、今おっしゃっ...全文を見る
○今村(洋)委員 そうなんですね。私も病院を経営しておりますけれども、一番悩ましいのは公定価格。つまり、もう価格が決まっているので、消費税というのは物価に影響されたりしますけれども、そういったものを簡単に転嫁できない、補填できないというところが医療は最も苦しいところでございます。...全文を見る
○今村(洋)委員 例えば、今、これは医師会のことだと思いますけれども、いろいろな提案をされていまして、その中に軽減税率ということも提案されております。  現実に、税率が低いとはいえ課税が医療に持ち込まれた場合、低所得者、つまり経済的困窮を来している方、それでも生活保護とかそうい...全文を見る
○今村(洋)委員 そうですね。この話はまた後でもうちょっとお聞きします。  来年十月から消費税が一〇%になる可能性が非常に高いと思いますけれども、その際、各医療機関が抱える控除対象外消費税問題、つまり、これはどういうことかというと、損税と言われているものがあるんですけれども、ま...全文を見る
○今村(洋)委員 これは今おっしゃられたとおりで、つまり、経営的な構造が大きく、大病院であるとか、あるいは小さな診療所であるとかというふうに違いがあるわけなんですね。  各医療機関においてそういう違いがあるものですから、私は今損税と申し上げましたけれども、その実、逆の意味で得税...全文を見る
○今村(洋)委員 まず、金額の話から申し上げますと、消費税五%時に日本全国で医療機関が出している損税というのは、トータル約二千四百億円ぐらいだと言われています。一番冒頭申し上げましたゼロ課税、ゼロ税率課税、課税対象にして、そこからは税を取らなくて控除対象にするということですと、こ...全文を見る
○今村(洋)委員 医師会の方は、一〇%に消費税がなったときに、抜本的改革をしてほしいと消費税に関して要望しておって、一がゼロ税率。今私が申し上げたものです。これは課税対象にする。もう一つが、課税するけれども軽減税率で実施してもらうというもの。三番目には、非課税で全額還付。これは、...全文を見る
○今村(洋)委員 ありがとうございます。  一〇%に上がるかもしれぬという事態がもう一年後には訪れるわけで、これに対しての抜本的な対策というものをとっていただかないと、医療機関は相当、八%に上がった時点でもう苦しくなっています。  先ほど、消費税を補填した今回の四月から上がっ...全文を見る
○今村(洋)委員 我々医師は、国民皆保険を維持するために、本当に丼勘定でやっているところが多いです。町場の診療所の先生方、今大臣がおっしゃられたように、今回の上乗せで多少息をつかれたところはあるでしょうけれども、それでもまだ苦しい思いをしている。課税、非課税、もし抜本的な改革が導...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○今村(洋)委員 次世代の党の今村でございます。  ちょっと質問を一問飛ばしまして、ことしの四月一日から改正薬事法が施行されまして、指定薬物の所持、使用などが新たに禁止されております。  警視庁では、所持容疑の案件を二千件以上、ただ、立件に至ったのは数件というふうな報道もなさ...全文を見る
○今村(洋)委員 済みません、もう少し端的にお答えいただきたい。というのは、容疑者が違法なものだとは知らなかったと言ってしまえば、こちらが知っていたはずだろうという立証をできなければ、起訴できないということですか。
○今村(洋)委員 では、報道されているような起訴率というか、不起訴になっているケースが多いというのは、そういう客観的事実とかそういったものが立証できなかったケースが多いということですか。
○今村(洋)委員 それでは、お配りしている資料の「薬事法違反事件の最適弁護プラン」という紙をごらんください。  これは、不起訴処分になるために、または処罰を免れるために活動しますという弁護士さんの、これはネット上このままです、このままプリントアウトしたものの広告文なんですね。こ...全文を見る
○今村(洋)委員 要は、既に、危険ドラッグを販売する者、これは自覚的にやっていますね。買って使用する側も、もうとっくに、法の不備、これをどうやったら免れるかということをわかっていて、それで使っているわけですよ。  その上で、検挙されようとしている、起訴されようとしているという段...全文を見る
○今村(洋)委員 販売もネットで行われているわけですけれども、こういった弁護しますという広告もネット上にいっぱい載っています。いろいろあります。中でも具体的に本当に言い切っているのが、今お配りしている一例なんですね。  ここには、もうどうしてもだめなときは量刑を軽減しますとか、...全文を見る
○今村(洋)委員 そうですね。横紋筋融解症といったような、筋肉が解けるような状態になって、あとは心エコーを当ててみたら心筋梗塞様のタコつぼ心筋症みたいなものが起きていたとか、通常我々が接してきた薬物患者、そういった者には想像できないようないろいろな症状を呈して担ぎ込まれてくる人が...全文を見る
○今村(洋)委員 もう時間が過ぎておりますので簡潔に申し上げますけれども、一般に我々が病気のときに使っている薬、実はあの原材料費というのは、本当に数円、もしかしたら一円にも欠けるような金額です。先生方はドクターですからよく御存じでしょうけれども。あれが何で何百円もするのか。開発す...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○今村(洋)委員 次世代の党の今村でございます。  それでは、早速質問いたします。  平成二十六年四月にエネルギー基本計画というものが閣議決定されておりますけれども、この中では原子力を重要なベースロード電源というふうに位置づけておられますけれども、この中にも、「原子力規制委員...全文を見る
○今村(洋)委員 ええ、当然そうでしょうね。  僕が答えを求めているのは、エネルギー安全保障上、ベースロード電源に寄与する原子力がどれだけ必要なのか、どれだけ必要だと思っておられるのか、そこをお聞きしたいんです。
○今村(洋)委員 そうしますと、エネルギー基本計画という閣議決定されたものはあくまでも基本中の基本ということで、詳細はこれから検討していくという理解でよろしいですか。
○今村(洋)委員 わかりました。  エネルギーにおける安全保障というものは、これは国家でしかなし得ないものですので、政府としても、今後きちんと具体的な数字を落とし込むところまで詰めていただきたいと思います。  それで、今、原子力発電というものが安全保障上どれだけ必要かという観...全文を見る
○今村(洋)委員 そうしますと、定期検査を受ける、それは、先ほど申し上げた新安全基準といったものをクリアしてもらわなきゃいけないから今全国の原子力発電がとまっているんだということでございますね。
○今村(洋)委員 今の日本の原子力発電というのは、もちろん既存からある施設なんですけれども、委員長の田中私案という、バックフィットという語を今用いておられると思いますけれども、これによって、原子力発電所が今、定期検査で新安全基準をクリアするために待機しているということで理解してよ...全文を見る
○今村(洋)委員 では、やはり安全を追求して、いわゆる既存不適格といったような扱いはしないということですね。
○今村(洋)委員 わかりました。ですから、いわゆる世間一般にあるような、建築、ビルとか、そういったものに適用される既存不適格といったような扱いはしないという理解をいたしました。  次の質問に移りますけれども、十一月三日に宮沢経産相と鹿児島県知事との会談が行われて、知事は、国が最...全文を見る
○今村(洋)委員 自治体の長、知事が、そういう、大臣と同じ趣旨で、国が責任を持ってくれるからという理解をされたとなると、再稼働に関しては、国家が、政府が再稼働を責任を持って判断するということでしょうか。  僕は、規制委員会の方は、いわゆる新安全基準にかなっているかどうかの判断は...全文を見る
○今村(洋)委員 そうすると、先ほどからるる各委員が質問していますけれども、再稼働に関して誰が決断して、国が最終的には責任を持つと言っていますけれども、再稼働に関しては事業者が決断するということですか。
○今村(洋)委員 今おっしゃることを聞きますと、事業者に最終的には決断してもらう、そこに、良心というかそういったところに期待する。まるで憲法の前文のような曖昧なお話だと伺いました。  先ほど規制委員会の方がおっしゃいました、第一義的には事業者が決断するというか、責任を持つと。同...全文を見る
○今村(洋)委員 原子力災害対策マニュアルの方は、読みますと、一義的な責任は事業者にあるといいながら、原子力事業者の応急措置に係る命令、(ベントの実施)等というのは委員長が行う、指示をするというふうになっていまして、原子力事業者の応急措置に係る支援確保については内閣総理大臣が行う...全文を見る
○今村(洋)委員 時間が来ましたので、質問を終わります。  私が言いたかったのは、やはり、こういう重要な、エネルギーの安全保障にもかかわってくるような事業というのは、政府は逃げないできちんと対峙してほしい、決断を政府がやってほしい、そういうふうに考えております。  どうもあり...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○今村(洋)委員 次世代の党の今村でございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、放射線災害と法律の関係についてお聞きしたいんです。  放射線災害、つまり災害に関する法律として、原子力災害の場合は原災法、それと災対法というものが適用になると思いますけれ...全文を見る
○今村(洋)委員 たてつけとしては、外部的要因が原因の場合は国民保護法ではないですか。
○今村(洋)委員 であれば、原子力事業所にかかわる災害というものは原災法の対応になるという考えでよろしいですか。
○今村(洋)委員 先ほど、国民保護法が適用になるのは、いわゆる戦時というか、外部からの攻撃とか、そういったことで承っておりますが、つまり、原子力事業所だけではなくて、その周辺も含めて攻撃を受けたと判断される場合とか、これは国民保護法と原災法と両方適用になるんですか。それとも、やは...全文を見る
○今村(洋)委員 国民保護法の中にあるNBC攻撃の場合の対応、これは核攻撃とか生物攻撃、化学兵器ですけれども、国民に対する被害としては、放射線被害というふうに限って考えた場合、NBCによる攻撃と原子力事業所に対する攻撃というのは同じ結果を生むような場合もあると思いますけれども、今...全文を見る
○今村(洋)委員 私がなぜどの法律に立って対応するかとお聞きしているかといいますと、緊急被曝対応における医療という面から見た場合、国民保護法も適用される、原災法も適用されるといったときに、国民保護法における医療体制と、原災法、災対法の医療チームと、これは別建てになっているやに思っ...全文を見る
○今村(洋)委員 そうしますと、そういう緊急的な状況のときにも、医療派遣チームというものが準備されていると思いますけれども、そういったチームが現地に赴いて、緊急災害の指揮をとる、緊急被曝の医療における助言や指揮をとるというふうに考えてよろしいですか。
○今村(洋)委員 以前、私が同様の質問を内閣委員会で申し上げましたときも、原災法、災対法における医療派遣チームと、国民保護法における医療体制というのは別だと。私は、なぜ別になっているのかと。先ほど、法律が、同じ状況においてそのどちらも用いるということであれば、これは別建てじゃない...全文を見る
○今村(洋)委員 わかりました。  いわゆる二重でそういう体制を用意しなくても、きちんとした緊急被曝体制とか、いろいろな状況に対応できるようにしていただきたいというふうには思っております。  次に、オフサイトセンターについてお聞きしますけれども、オフサイトセンターは、原子力事...全文を見る
○今村(洋)委員 オフサイトセンターというのは、先ほど私が申しております緊急被曝に対する医療に関しても中心的な役割を果たすと思うんですね。原子力事業所との距離が二十キロ未満に設置というふうになっていますけれども、これは、いわゆるUPZという、緊急時防護措置を準備する区域といったも...全文を見る
○今村(洋)委員 現実に、福島の事故のときは、オフサイトセンターは移動を余儀なくされたという事実がありますし、ここに設定されるPAZとか、UPZとかという緊急的な防護措置を準備する区域といったものの中にオフサイトセンターが入っていて、果たして機能的な動きが、建物の外に出られないと...全文を見る
○今村(洋)委員 もう質疑時間が終了しましたので終わりますが、現実に対応できるような医療体制とこういうオフサイトセンターの設置位置というものをよくお考えいただければと思っております。  きょうはどうもありがとうございました。
11月13日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○今村(洋)委員 では、今般の感染症法の改正案について、エボラ熱関係でお聞きいたします。  さきのリベリアからの入国者、これは六十代男性です。また、ギニアからの入国者、これは二十代女性ということですが、そういう人たちがエボラウイルスに感染しているんじゃないかという疑いを持って検...全文を見る
○今村(洋)委員 今回の改正法案では、都道府県知事による検査の実施、厚生労働大臣による都道府県知事に対する提出の求めなどが行えるように定め、一類感染症等々を対象として、採取措置、収去措置などを行えるようにしている。  現在はまだ国が都道府県に対して検査を指示する法的根拠がありま...全文を見る
○今村(洋)委員 今回、ギニアから入国された二十代女性に関しては、りんくうですか、大阪の方の空港で発熱したということで検査に至っておりますけれども、この検体が国立の感染症の検査機関まで運ばれるのに車で七時間かけたというふうになっておりますけれども、これは、正確にはどのような手順で...全文を見る
○今村(洋)委員 でも、これは、もっと離れた場所、例えば九州の福岡とか、そういったところで疑いがある方が出た場合、もっと時間がかかるということですか。
○今村(洋)委員 エボラウイルスの簡易検査というふうに報道されていますけれども、この簡易検査というのはPCR検査のことですか。
○今村(洋)委員 今回の改正法では、都道府県知事に対して、厚生労働大臣が策定する検査基準による検体等の検査を義務づけることとしており、また、検体の採取または検査等のため、都道府県知事から国または他の都道府県知事に対し、その感染試験研究機関の職員の派遣その他の必要な協力を要請できる...全文を見る
○今村(洋)委員 では、質問を少し飛ばしてお聞きします。  国の水際対策、エボラウイルスを国内に持ち込ませないという体制がきちんと本当に厳格に整えられていれば、今おっしゃったように、検査する機関も今一カ所ですけれども、それで事足りる可能性もありますけれども、外務省の方は十月二十...全文を見る
○今村(洋)委員 これはアメリカの例を見てもわかるように、例えば国境なき医師団とか、そういったところで従事した医療関係者が帰国してから発病する。そういうふうに、容易に国境を乗り越えてウイルスが国内に持ち込まれているという事実があるんですね。  先ほどおっしゃられたように、検査機...全文を見る
○今村(洋)委員 そうすると、やはり、今お聞きすると、個人個人にお願いをして、何とか自己申告してくださいという状況だというふうに理解いたしました。  私がお聞きしたいのは、国立感染症研究所のホームページに、このエボラウイルスが、無症状病原体保有者という、いわゆる症状は出ないけれ...全文を見る
○今村(洋)委員 私もいろいろ調べましたら、例えば、エボラを発症して生き長らえた、これは死亡率がすごい高いですけれども、亡くならない方も当然いるわけですね。そういう治癒した方、症状がなくなった方でも、治療されてですけれども、血液の中にウイルスがいなくなったのが発症して十七日以降、...全文を見る
○今村(洋)委員 では、入国される方、特に航空機等々で入国される方に、エボラを発症して治癒して入国している人ですかというような聞き方はしているんですか。そういう質問事項というのは答えていただくようになっていますか。     〔とかしき委員長代理退席、委員長着席〕
○今村(洋)委員 ダイレクトにお聞きはされていないんだろうと思いますけれども。  空港で、そういうサーモグラフィーにひっかかった方が健康相談室というところにまず行かれるんですかね。そこの施設はどういう体制になっていますか。いわゆる第一類感染症にエボラは該当しますけれども、そうい...全文を見る
○今村(洋)委員 お聞きすると、エボラウイルスに対しては少し心配だなと思われる点はありますけれども、船舶について、船で入国される方についてはどういう体制をとられているのか、お聞かせください。
○今村(洋)委員 わかりました。  僕は、るるいろいろお聞きしたのは、西アフリカ諸国でアウトブレークが起きている。次にパンデミックが、今度は北半球といいますか、ヨーロッパやアメリカで起きた場合、日本にもきっと、医療従事者ではない、後追いができない一般の方がそのウイルスを持って日...全文を見る
○今村(洋)委員 これで質問を終わりますけれども、今答弁をお聞きしまして、大臣、危機感を持って、本当に対岸の火事ではないということで、もうおわかりになっているでしょうけれども、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。