岩井國臣

いわいくにおみ



当選回数回

岩井國臣の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第126回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○岩井政府委員 近年、一部のダムにおきまして、生活雑排水等の流入増に伴いまして富栄養化現象等の水質汚濁が進行しているところでございます。ダムの貯水池の豊栄養化防止のためには上流域の下水道整備、それから排水規制等による流入負荷の削減というものが基本的に重要でございますけれども、河川...全文を見る
○岩井政府委員 先ほど述べましたように、平成二年度に富栄養化対策を行うクリーンアップレイク事業を創設するなど、近年水質保全対策を鋭意実施してきているところでございますけれども、平成五年度から、さらに水質保全対策を緊急かつ強力に推進するために、同事業の内容を拡充いたしまして、従来の...全文を見る
○岩井政府委員 今、先生例示として挙げられました近畿地建の室生ダムでございますけれども、室生ダムでは、ダムができましてすぐにアオコの問題とか、あるいはカビ臭といいますか異臭味の問題等が発生いたしまして、現地におきまして大変大きな水質問題になったことがございます。  そういうこと...全文を見る
○岩井政府委員 先生今御指摘の、中下流部は河川法の適用、あるいは河川法が準用されるということで、これの管理ははっきりしておるわけでございますけれども、それの上流部でございます。山の中といいますか、河川法上の河川に指定されていない上流部あるいは源流の河川が問題になろうかと思うわけで...全文を見る
○岩井政府委員 現在設置されております急遽の中には設置年度が古いものなどいろいろございまして、先生御指摘のとおり必ずしも十分に機能していないものがあるということにつきましては、私どももそのように認識しております。  建設省といたしましては、豊かな水域環境の創出を図るために、平成...全文を見る
02月23日第126回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○政府委員(岩井國臣君) 木曽三川におきますシジミのへい死被害につきましては、三重県の水産担当部局が地元の赤須賀漁協からシジミへい死状況調査の依頼を受けまして、平成五年一月二十一日に現地調査を行いました。その結果につきましては一月二十六日に記者発表されているところでございますが、...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 以上、先ほど述べましたような調査結果から三重県が一つの見解を出しておるわけでございますが、木曽川、長良川、揖斐川とも同じへい死の状況となっていることから、河川流量の減少による高塩分化が原因と推察されるということでございまして、長良川河口ぜきの工事と関係の...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) しゅんせつとそれから長良川河口ぜきにつきましては、もう一つ取水がございますので河川の流量がその分だけ減ります。そういったことで塩分濃度の変化が生じる、それによりましてシジミの生息状況に大きな変化を与えるということは当初から予測しておりました。
○政府委員(岩井國臣君) 三重県の行いました調査につきましては、その調査そのものがずさんということではなくて、やはり調査対象が河川という自然の状況でございますので、場所によりましてやっぱりいろんな状況があるのだろう、そんなふうに思っております。  三重県におきましても、先般の調...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 先般の調査によるその見解につきましては、先ほど申し上げましたように、長良川だけではなくて揖斐川においても、それからまた木曽川においても同様のへい死の状況があるわけでございまして、そういった精度の問題いろいろあるかもわかりませんが、大きく見まして長良川と全...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 先ほども申し上げましたけれども、ヤマトシジミにつきましては汽水域を主な生息の場所としておるわけでございまして、長良川の河口ぜきによりまして、しゅんせつそれから取水等の影響によりまして生息環境が大幅に変わりますので、当然そのシジミの漁獲量が減るということは...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) まず、河口ぜき建設地点五・四キロ付近のしゅんせつでございますけれども、三キロから七キロの間昭和六十三年度から実施しておりまして、本年度百万立米の予定でございますが、それを加えまして平成四年度末見込みでトータルといたしまして約二百四十万立米の進捗になります...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) そういったことも調査検討の中には入っておりまして、いろいろ検討はしておりますが、なかなか難しい問題もございまして、現在のところその成果について申し上げられるようなものはまだ出ておりませんけれども、検討はいろいろとしております。
○政府委員(岩井國臣君) 一般的に河川の治水計画につきましては、御案内のとおり、河川法に基づきまして建設大臣が工事実施基本計画という形で決めるわけでございますけれども、決めるに当たりましては当然河川審議会の議を経るという形になっておるわけでございます。  それで、石狩川につきま...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 一般に放水路等から発生する掘削土といいますか掘削残土といいますか、それにつきましては、一つは放水路にも堤防ができたりしますので築堤材料として使うというようなことがございますし、それから都市的開発だとか圃場整備だとかいろいろ地域において行われますから、そう...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 千歳川放水路の建設に当たりましては、先生御指摘の地下水だとか自然環境の保全に最大の努力を払っていきたいというふうに考えております。  具体的には、美々川という川がございまして、そこに湿原がございます。それからウトナイ湖、これも非常に良好な湖になっており...全文を見る
02月24日第126回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○岩井政府委員 先生、先ほど御指摘のように、昭和四十八年に公有水面埋立法の改正がなされておりますが、その改正以後になされました建設省所管の埋立免許のうち私企業に対してなされたもの、さらに五十ヘクタールを超える大規模な埋立免許でございますけれども、これも先ほど先生御指摘ございました...全文を見る
○岩井政府委員 まず、公明水面埋立法の上からは、やむを得ない理由がある場合に、都道府県知事の許可を得た上で用途変更あるいは所有権の譲渡を可能にしているところでございます。一方、埋立地というものは、国民共有の貴重な財産である公有水面を廃止することによって造成されるものでございますの...全文を見る
○岩井政府委員 公有水面埋立法といたしましては、竣功後の用途変更等があり得るということで予定されておりまして、それが竣功前におきまして変更が行われるということも、当然法律の趣旨といたしましては予定されておる、予定されていないとは言えないと思っております。
○岩井政府委員 先ほども申し上げましたように、所有権の譲渡あるいは用途変更につきましては、やむを得ない理由がある場合に厳正に審査し判断するということになっておりまして、先ほど私の答弁は竣功後の変更ということで申し上げたかと思いますが、竣功前におきましても竣功後の変更と同じ手続で行...全文を見る
○岩井政府委員 現行の公有水面埋立法に基づきますと、所有権の譲渡あるいは用途変更があり得るということでございますが、その際に、変更後の用途あるいは変更後の所有権者がだれか、それから目的はどういうことか、それを厳正に審査して許可すべきは許可するということになっておりますけれども、今...全文を見る
○岩井政府委員 私ども建設省の解釈といたしましては、すべての条件が満たされない限り許可はすべきでない、そのように考えております。
○岩井政府委員 開発利益についてでございますけれども、埋め立てに要したコストを上回る土地資産が取得された場合、当然そこに開発利益というものが生じるわけでございますが、そういった開発利益につきましては、潜在的には当初の埋立事業者に帰属するわけでございますけれども、そもそも用途変更あ...全文を見る
○岩井政府委員 このたびの釧路沖地震災害によりまして、河川関係で直轄河川五河川、箇所で五十六カ所、それから補助河川で二十六河川、箇所で四十五カ所被災を受けておりますが、今、その中で先生特に釧路川についての御質問でございますので、釧路川に限って御報告さしていただきますと、今回の地震...全文を見る
○岩井政府委員 雨量、水位等の河川情報をより早く関係機関に伝達していくということは大変重要なことでございまして、先生も御承知のように、昭和六十年十月に河川情報センターなるものを設置いたしまして、ともかく関係する防災機関にまず情報を伝達するようにしようじゃないかということでずっと努...全文を見る
○岩井政府委員 建設省では、御承知のとおり、気象庁と共同いたしまして、洪水により国民経済上重大な被害を生ずるおそれがある河川というものを洪水予報河川として指定しておりまして、現在三十六水系七十二河川あるわけでございますけれども、そういったところにつきましては、例えば警戒水位を超え...全文を見る
○岩井政府委員 先生御指摘のとおり、近年海岸侵食、全国的に顕在化しておりまして、侵食という問題が大変大きな問題だろうと思っております。  それで、その原因でございますけれども、原因につきましては一般に波浪、潮流などの海象条件、海の方の条件が基本的にきいてまいりますし、それから海...全文を見る
○岩井政府委員 全国のダムでございますが、ちょっと小さいのは除きまして、総貯水容量で百万立米以上のダムにつきましてデータが手元にございますけれども、堆砂量トータル十一・一億立米でございます。
○岩井政府委員 ダムの堆砂につきましては、先生御指摘の海岸侵食にも関係がないとは言えない、関係あるだろうということがございますし、それからまた、ダムの容量がその分だけ減るということで、ダムの所期の機能が損なわれるということがございます。そういったことで、やはりダムの堆砂につきまし...全文を見る
○岩井政府委員 まず最初に、灯台のございます真崎地区の局部侵食の問題でございます。  御指摘のとおり、昭和五十年ごろより侵食が進んでまいりまして、昨年末の波浪によりまして灯台基礎まで洗掘され、大変な状況になっておる、こういうことでございます。県の方でもいろいろ今検討を進めておら...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○岩井政府委員 それでは、まず私の方から、そういったことは許可できるのかどうかという点について、考え方を申し上げたいと思います。  先生御指摘のとおり、現在実施されております大阪市の環境アセスメントに基づく住民の事前閲覧で、住民の一部からその道路面を下げてほしいという意見が出て...全文を見る
○岩井政府委員 スーパー堤防につきましては、そういったパンフレットにも載っておりますように、一般的にそういうことは当然あり得るわけでございまして、私どもの考えの中にあるわけでございますけれども、具体的に淀川左岸線ということでのお話でございますので、その点については先ほど申し上げま...全文を見る
○岩井政府委員 先生の御指摘のように、直轄河川と補助河川とを比べますと、そういった差が若干あるかもしれません。知事が管理する補助河川につきましても、特に市街地周辺を流れる河川につきましては、先生御指摘のとおり、日ごろより河川に親しむ住民の方も非常に多いわけでございまして、それゆえ...全文を見る
○岩井政府委員 まず、白川の改修計画でございますけれども、先生も御承知のように、古い話ですけれども、昭和二十八年に梅雨前線によります豪雨によりまして大出水になりまして、死者が四百二十二名、浸水家屋が約四万棟、浸水面積が約四万三千ヘクタールという大変な水害になったわけであります。こ...全文を見る
○岩井政府委員 白川の改修につきましては、先ほども御説明いたしましたように、二十八年の大水害、それから五十五年の大水害にかんがみまして、まず本川の対策が何よりも急がれるということで本川対策に重点が置かれてきたところでございます。それで、平成二年七月の水害につきましても、本川におき...全文を見る
○岩井政府委員 工事の実施に当たりましては、もちろんその地元の住民の方々あるいは熊本市等との調整といいますか、必要になってまいりますけれども、実施に当たりましては、御案内のとおり、現地に熊本工事事務所という直轄の事務所がございます。直轄の事務所におきまして大井手川の逆流防止対策に...全文を見る
○岩井政府委員 先生御指摘のとおり、大変な火山からの噴出物が今堆積しておりまして、それが今後集中豪雨のたびごとに土石流となって出てくるということで、恒久的な対策が最も重要な課題であると思っております。  恒久的な対策につきましては、まず土石流を捕捉するための大規模砂防ダム、それ...全文を見る
○岩井政府委員 先生の地元のダムあるいはその上流域の個別の状況につきましては、多分今先生のおっしゃったとおりだろうと思いますが、ちょっと詳しい状況がわかりませんので、それはともかく、全国的な問題として私ども建設省としてどう認識し、どのように対策を進めようとしておるのかということを...全文を見る
○岩井政府委員 流域下水道の話は後ほど都市局長にお答えしていただくといたしまして、ダムの関係でございます。  先ほど現在取り組んでおる中身につきましてるる御説明させていただいたわけですけれども、それではまだ不十分という先生の御指摘かと思います。浄化槽の話も出ておりましたが、これ...全文を見る
03月19日第126回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○政府委員(岩井國臣君) 御指摘の琵琶湖総合開発事業の関係、それから長良川の河口ぜき建設事業の関係で御説明申し上げたいと思います。  両事業とも、事業に着手する以前から大変なメンバーの専門家によります調査団を組織いたしましていろんな調査を実施してまいりました。琵琶湖につきまして...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○政府委員(岩井國臣君) 社団法人全国治水砂防協会の会長は、金丸信前衆議院議員でございまして、現在もその職にございます。
○政府委員(岩井國臣君) 一般に公益法人に対します主務官庁の監督事項でございますけれども、これは設立の許認可あるいは会計監査の報告に関すること、あるいは法人の業務及び財産を検査する権利、あるいは解散権といったことに関するものでございまして、公益法人の役員の選出について監督する対象...全文を見る
04月05日第126回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○政府委員(岩井國臣君) 先生御指摘のとおり、この二月二十三日の参議院建設委員会におきまして西野先生から御質問がございました。それに対しまして私から三重県が一月二十六日に発表いたしました内容を踏まえてシジミの大量へい死の原因につきましてお答えいたしました。そのときは「河川流量の減...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 確かに酸素を補給するということは一つの今後の対応として考えられないことはないと思うんですけれども、現在のところ河川の側で海から来るものについて酸素を補給するというふうなことはまだ考えていないわけでございます。  基本的にはやはり海の方の問題ということで...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 今回のシジミの大量へい死につきましては、これは長良川だけではなくて木曽川、揖斐川とも生じておるわけでございまして、それは海からの影響というものが大きく関係しておれば三川ともにそういう状況が生じてまいるわけです、先生の御指摘は、海の方の問題が長良川河口ぜき...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 長良川のアユとサツキマスの漁獲高につきまして御報告申し上げたいと思います。  まず、長良川におきますアユの漁獲高でございますが、岐阜県の統計書によりますと、昭和四十年が約四百六十トン、五十年が約四百トン、昭和六十年が約六百二十トンというふうになっており...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) まず、先生最初の御指摘の点でございますが、長良川のアユでございます。  御承知のとおり、建設省の方で当時まだそういった技術はできていなかったんですけれども、河口ぜきとの関連もあるというふうなことで、アユの卵をぶ化させて養殖するという人工種苗生産の技術を...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 御答弁申し上げたいと思います。  長良川下流部のしゅんせつでございますけれども、河道しゅんせつにつきましては河口から上流三十キロの間で実施する計画であります。現在、長良川には河口から約十五キロ付近に上下流の河床高に比べまして河床が高い、現地ではマウンド...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) しゅんせつにつきましては、基本的にできるだけ砂利採取、骨材として利用できるものは砂利採取として掘らせようという考えでございますが、量的にやはり限度があるわけでございます。河口ぜきは御案内のとおり治水対策として一日も早い完成が望まれておると、しゅんせつも含...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 今までのところ一立米三千円程度かかっておるようでございまして、これからのものにつきましては場所等の関係もございまして一立米五千円程度かかるものと考えております。
○政府委員(岩井國臣君) これは砂利採取法に基づきましてこれからも砂利採取業者にしゅんせつをさすということでございます。
○政府委員(岩井國臣君) 砂利採取のコストというのは、採取するコストだけではなくてそれに伴う運搬費が当然加算されるわけでございます。他の地域とのコストの競争といいますかバランスがありまして、河口ぜきについて言いますと、やはりある一定範囲の需要に対して砂利採取業者がそれを掘るという...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 平成四年度末までで約千三百四十万立米掘ったわけでございますが、これにつきましては、先ほどもちょっと触れましたけれども、堤防の補強とかブランケットと称していますが高水敷等に有効に使っておるわけでございます。そのほか土地改良だとか公共用地もございます。  ...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 長良川河口ぜきにつきましては、せきの本体だけではなくて、その他関連するいろんな工事をやっておるわけでございまして、それに伴いましていろいろ民家に被害を与えるということが生じております。例えば河口ぜき本体とか高水敷の造成工事につきましては、鋼管ぐいあるいは...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 摺上川ダムは、先生今お話しのとおり、福島市に建設中の建設省直轄施行の多目的ダムでございます。このダムにつきましては、昭和五十七年に実施計画調査に着手いたしまして、六十年度に建設事業に着手しております。必要ないろんな調査を実施しながら用地交渉を行ってまいり...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○岩井政府委員 技術的な話がありますので……。(北川(石)委員「質問者が言うんだよ」と呼ぶ)
○岩井政府委員 ただいまの御質問にお答えいたす前に、先ほど仮処分申請の話が出ましたので、その点についてちょっと答えさせていただきたいと思います。  去る三月三十日に津地方裁判所四日市支部に対しまして、南松ケ島漁業組合の組合員等が水資源開発公団を相手取りまして、長良川河口ぜきを建...全文を見る
○岩井政府委員 水資源開発公団におきましては、昭和三十七年に閣議決定されております公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱というものに基づきまして、関係漁業協同組合とも十分話し合いを行いながら適正な補償を行っているところでございます。  しかしながら、先生御指摘の補償金額の問題ある...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○政府委員(岩井國臣君) 今先生御指摘の今出ダムでございますけれども、これは福島県石川町を流れております阿武隈川の支川、今出川に建設を予定しているものでございまして、事業主体は福島県でございます。平成元年度より実施計画調査に着手いたしまして、平成五年度は八千万円の予算で地質調査を...全文を見る
05月18日第126回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○岩井政府委員 長良川の河口ぜきにつきましては、昭和三十八年当時、四年間ほどかけまして、専門家約九十名ほどの調査団を編成いたしまして、魚類、貝類、動植物プランクトン、水草、いろいろな環境に関する調査を私どもとしては十分にやっておるつもりでございますし、それから、河口ぜきの事業の内...全文を見る
06月07日第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○岩井政府委員 長良川の下流の河口から三十キロ上流までの改修工事でございますけれども、しゅんせつの関係、それから高潮堤防を含めました堤防補強の関係等がございます。長良川河口ぜきの治水分を合わせまして合計三千八百億円程度の事業費になっておりますが、平成四年度末で約一千億円の進捗にな...全文を見る
○岩井政府委員 まず千歳川放水路の関係でございますけれども、千歳川流域には約六百平方キロメートルという広大な低平地がございまして、しょっちゅう浸水騒ぎを起こしておるわけです。昭和五十六年の出水では二千七百戸、面積で一万九千二百ヘクタールの田畑が浸水いたしました。明治三十一年から昨...全文を見る
○岩井政府委員 千歳川放水路の計画につきましては、まさに世紀の大事業というような計画でございまして、大変多くの調査を実施しております。  放水路の詳細検討といたしまして、構造物の関係の調査、それから地形、地質の調査、それから最も力を入れております環境影響に関する調査、それから、...全文を見る
○岩井政府委員 先ほど申し上げましたように、今現在もろもろの調査をやっております。環境影響調査も実施しておりますが、鋭意これを進めていきながら、いろいろルートにつきましても関係機関の意見を聞いて検討していきたいと思います。  いずれにいたしましても、ウトナイ湖、それからそれに流...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○政府委員(岩井國臣君) 先生今御指摘の明石市大蔵地区におきます埋立事業につきましては、明石市を埋立事業主体といたしまして、全体で事業面積約十九ヘクタール、公園、緑地、文化施設及びレクリエーション用地などの確保を目的といたしまして事業を実施しようとしているものでございます。  ...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) まだ埋め立てがこれから始まるということで終わっておりませんので、これからの予定ということでございますけれども、全体事業で申しますと、海岸事業関係は約二十億円、それから公園事業その他はこれからの調整ということでございますので未定でございます。  埋立事業...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) まず、この大蔵海岸でございますが、この箇所だけではなくてこれを含めます全体として東播海岸と呼んでおりますが、広域にわたりまして古くから高潮や浸食による災害をこうむっております。そのために、昭和三十六年度から建設省では、直轄海岸事業といたしまして、海岸堤防...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 長良川河口ぜき建設事業に伴います漁業補償につきましては、公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱、これは昭和三十七年六月二十九日に閣議決定されておるものでございますが、その要綱に基づきまして、長良川におきます漁業の実態を踏まえて、長良川河口ぜき建設に伴う漁業...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 先ほども御説明いたしましたけれども、共同漁業権を有していないという組合もあるわけですが、先生御指摘の南松ケ島漁業協同組合につきましても、共同漁業権は有していないけれどもシジミ漁業を中心といたしまして社会通念上、共同漁業権類似のものとみなし得る程度に成熟し...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) 私どもの考えといたしましては、先ほども言いましたように、漁業補償の対象となるものにつきましては、現地における漁場の管理等の状況を考えまして、現実に漁場を管理している組合が適当であるというふうに考えておるわけでございます。  事業者といたしまして世、組合...全文を見る
○政府委員(岩井國臣君) あくまでも組合ということでございますので、そういうことになるかもしれません。