岩井國臣

いわいくにおみ



当選回数回

岩井國臣の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○岩井國臣君 私は自由民主党の岩井國臣でございます。  まず最初に、ただいま両大臣から御報告のございましたこのたびの古平町の事故についてお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、このたびの事故に巻き込まれましてお亡くなりになりました二十名の方々に対し心から御冥福をお祈り申し上げま...全文を見る
○岩井國臣君 それで私も納得できるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、現場は必死の努力をされた、事故そのものも私に言わせれば人災とかそういうものではないと、天然不可抗力だとこう思っておるわけでございますが、そういう意味で建設省あるいは北海道開発庁を非難するつもり...全文を見る
○岩井國臣君 今回の事故のようなケースは私もいまだ経験したことはございませんし、そういう意味で全く新しいタイプの形態の事故であったというふうに思います。しかし、これをやはり今後のために教訓にしていく必要があるわけでございまして、これは北海道開発庁だけの問題じゃなくて政府全体の問題...全文を見る
○岩井國臣君 次は、六甲山の砂防の問題でございます。  これは余り知られていないかと思いますけれども、あの大地震で六甲の山が大変緩んだのです。ちょっとした集中豪雨があれば土石流が発生するおそれが多分にあると思います。  そこで、建設省に現状と今後の対策につきましてお伺いしたい...全文を見る
○岩井國臣君 今言われました六甲山系のグリーンベルト地帯の整備については知事さんも大変熱心に言っておられましたので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  次に、三点目でございますけれども、兵庫県では長期的視点から特に重要と思われる戦略的プロジェクト、あるいは復興のシンボルと...全文を見る
○岩井國臣君 ありがとうございました。ひとつよろしくお願いしたいと思います。  さて、その次は景気対策について御質問したいわけでございます。  さきの建設委員会におきまして、建設大臣はその所信表明の中で、建設行政の現下における課題の第一に「本格的景気回復に向けた取り組み」とい...全文を見る
○岩井國臣君 次は、用地先行の問題でございます。  切れ目のない事業執行をしていくためには、何よりも平成八年度予算の早期成立というのが不可欠なわけでございます。しかし、少しロングタームで考えますと、切れ目のない事業執行を図っていくためには事業用地の先行取得ということが極めて重要...全文を見る
○岩井國臣君 事業用地のストックが一を割る、一年分を割るなんというのはとんでもないことでありますが、私に言わせますと、一・三年分でもとてもじゃないがと、もっともっと、こういう感じがございますので、今言われましたように再取得について問題はあるわけでございますけれども、いろいろもう知...全文を見る
○岩井國臣君 次に、これからの国土構造のあり方をにらみながら若干の質問をさせていただきたいと思います。  さきの建設委員会では、国土庁長官におかれまして、現下における国土行政の課題として新しい国土計画の策定というものを第一に挙げられました。これからの時代は地球時代とか高齢化時代...全文を見る
○岩井國臣君 先ほど建設省の総務審議官から言われました「新連携時代の快適生活ビジョン」の中で、「全国どこに住んでいても質の高い快適な生活が確保できる」云々とこうございまして、大変すばらしい。それから、国土庁といいますか、国土審議会計画部会で昨年十二月にまとめられました二十一世紀の...全文を見る
○岩井國臣君 どうかひとつ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  情報インフラの問題に関連いたしまして、若干続いて御質問申し上げます。  いろいろ情報インフラの問題はあるのでございますが、またいずれ機会を見て取り上げることもあろうかと思いますけれども、本日ここではGIS...全文を見る
○岩井國臣君 大分時間がなくなりまして、幾つか用意しておったのができないわけでございますが、ちょっとだけ問題提起させていただきます。どうも最近世界の気象がおかしい、地球の温暖化によるのかどうかわかりませんけれども、ともかく異常な状況かと思います。アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、ロ...全文を見る
○岩井國臣君 終わります。
03月01日第136回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○岩井國臣君 自由民主党の岩井國臣でございます。  まず最初に、このたびの北海道古平町の事故につきましてお尋ねしたいと思います。  今私は古平町の事故と申しましたけれども、あれは事故なんでしょうか災害なんでしょうか。やや専門的な質問で恐縮でございますけれども、本日はその辺の問...全文を見る
○岩井國臣君 自然災害と区別するということにつきまして私は異議がございます。あれは自然災害そのものではなかろうか、こう思っておりますが、それはちょっと横へ置きます。  さて、国土庁長官はさきの所信表明で、必要に応じ防災基本計画の見直しを行い、また、事故災害対策編作成の検討を行う...全文を見る
○岩井國臣君 今回り事故にかんがみまして、ぜひそういった対策編というものをおつくりいただきたいと、こう思うわけでございます。  さて、これは建設委員会でも取り上げさせていただきました問題でございますが、危機管理に当たりましての責任の問題でございます。今回のような事故の場合、人命...全文を見る
○岩井國臣君 次に、建設省にお尋ねします。  今回の緊急点検の対象となるトンネルでございますけれども、どういう選定の基準で対象となるトンネルをお決めになったのでございましょうか。地形条件のほか、地質条件というふうなものも考慮されているのかどうか。  それから箇所数でございます...全文を見る
○岩井國臣君 大変な箇所数でございます。大変だとは思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  次にお聞きしたいのは、措置の問題でございます。緊急点検の結果、必要に応じて講ずることとされております措置、いわば対策についてでございます。全国総点検の結果、どういう対策を講ず...全文を見る
○岩井國臣君 次に、阪神・淡路大震災の復興に関しての質問でございます。  先般、須藤災害対策委員長のもとに、委員会の方で現地視察いただいたわけでございますけれども、私は参議院建設委員会にも所属しておりますので、そちらの方で二月二日に現地調査に行ってまいりました。あの未曾有の大震...全文を見る
○岩井國臣君 次に移りますが、既に兵庫県から要望が出ておりまして、国土庁でもそれなりの検討が進んでいると思いますけれども、念のために新しい住宅地震共済制度ということにつきまして質問させていただきたいと思います。  現行の地震保険制度でございますが、保険料が高いということで加入者...全文を見る
○岩井國臣君 さて、大臣、いかがでございましょうか。今私は当面の重要案件でございます住宅問題に焦点を絞って質問させていただきましたが、先ほどの釜本先生の提起されました問題も含めましていろいろと問題が山積しておると、こういう状況でございます。  ただいま取り上げました共済制度のよ...全文を見る
○岩井國臣君 大変力強いお話をお聞きいたしまして、安心いたしました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  さて、次に、災害に強いまちづくりということで、これは阪神・淡路だけじゃなくて、全国的な問題として二つほどちょっと質問を用意させていただいたんですけれども、ちょっと時間が中...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 建設委員会 第6号
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○岩井國臣君 私は、自由民主党の岩井國臣でございます。  きょうは、連立与党の立場から本案に対しまして若干の質問をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  交通事故によります死者の数でございますけれども、今大臣から御説明がございましたように、ここ八年間...全文を見る
○岩井國臣君 今言われましたコミュニティーゾーンがどのような形であるのか、地域の人はわかるかもわかりませんが、初めてその地域に行く人はなかなかわかりにくいというようなこともあると思うんです。今の説明の中にありました何か新しいやり方、方法をお考えになっているということですけれども、...全文を見る
○岩井國臣君 いずれにいたしましても、当該地域は大変環境がよくなるわけですけれども、その周辺地域にいろんな影響が出てくるということは免れないことではなかろうか。そういうことで、この事業を実施していくためにはどうしても周辺地域の人たちの合意を得る必要がある。いろいろ反対が出てくる心...全文を見る
○岩井國臣君 従前、コミュニティー道路というのをずっとやってこられて、地域に大変評判がいいんですね。いろんなニーズがあると思いますが、今度の五カ年ではそれを面的に広げようというようなことで、道路管理者と公安の方とが一緒になって、しかも地域の皆さん方と一体になってひとつ進めていこう...全文を見る
○岩井國臣君 今、市街地でしかも二車線以上あってまだ歩道のないような道路が二十六万キロ、整備率が半分もいっていないということでございますので、その辺の問題につきましてさらに少し突っ込んで質問をさせていただきたいと思います。  これは道路構造令と交通安全対策との関係みたいな話にな...全文を見る
○岩井國臣君 先ほどのコミュニティーゾーン形成事業とも共通したような認識でございますけれども、ドライバーの事故、これも極力なくすように道路構造自体を変えていくということは当然必要なわけで、これは従前からもやっていただいておるわけですが、歩行者それから自転車に乗っておる人も含めて、...全文を見る
○岩井國臣君 建設省と公安委員会の方で従前から人事交流を行うなど、大変連携をとりながらやっておられるということは私も十分承知しておるわけでございますけれども、このたびの第六次の五カ年計画に基づいて交通安全対策を強力にしかも効果的に進めていくためには、さらに両者の連携が重要ではなか...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 建設委員会 第11号
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○岩井國臣君 バブルの崩壊に伴う平成不況も、ことしに入りまして明るさを取り戻してきております。四月の月例経済報告によりますと、やっと緩やかながらも景気回復の動きを続けていると評価されるようになりました。為替相場がここのところ安定しておりますし、超低金利政策によりまして民間設備投資...全文を見る
○岩井國臣君 今国会は住専国会と言われております。先ほども言いましたけれども、現下の最大の課題は何といいましても金融の安定ということでございますから、予算委員会が住専問題を中心に審議してきておられるのも当然といえば当然のことでございます。しかし、私の関心は、住専問題そのものもさる...全文を見る
○岩井國臣君 住専問題もさることながら、金融の安定を図り我が国の経済の安定を図っていくためには、基本的には、今国土庁長官からのお話もございましたけれども、やはり土地の流動化対策というものが喫緊の課題ではなかろうかと思います。おかげさまで昨年末の税制調査会で一応の決着がつき土地税制...全文を見る
○岩井國臣君 今申されましたように、国土庁自体としての施策もさることながら、建設省その他関係省庁の施策を総合的に展開していくということが必要でございますので、どうか土地関係の所管窓口でございます国土庁の方でしっかりと旗を振ってやっていっていただきたいと思うわけでございます。  ...全文を見る
○岩井國臣君 土地の有効利用というのは現下の大変重要な課題で、政府全体としてしっかり取り組んでいただく必要があるかと思います。各論で私もいろいろ御質問したいことがあるのでございますけれども、時間の関係もございますので、今後土地政策審議会でいろいろ議論になっていくだろうということで...全文を見る
○岩井國臣君 ただいまは建設大臣から基本的な物の考え方というふうなものをお話しいただいたわけでございますけれども、少し具体的に御質問したいと思います。建設大臣の指示を受けて建設省は具体的にどんな検討をされるのか、具体的な検討課題といったものを教えていただきたいと思うわけでございま...全文を見る
○岩井國臣君 次の問題に移らさせていただきます。  日本の内閣制というものは、一部に危機管理に適さないとか、あるいは各省が強過ぎて首相官邸の意向が徹底しにくいとか、いろいろ批判もございます。私も、確かにそういう不都合な点もあるのではなかろうか、そんな気もするわけでございますが、...全文を見る
○岩井國臣君 大変積極的に取り組んでおられる様子がよくわかりまして、安心いたしました。ぜひ道路局だけじゃなくて各局、そういうことでひとつ横の連携というものをしっかりとっていっていただきたいと思います。  次は、自治省の方に御質問したいんですけれども、来ていただいていますね。 ...全文を見る
○岩井國臣君 自主防災体制の整備という観点からは、地域における水防活動も極めて重要な課題かと存じます。  この点から建設省と自治省との連携というものは極めて重要でございます。実務者レベルでのふだんからの協力関係というものが必要だと思いますが、その点について今度は建設省のお考えを...全文を見る
○岩井國臣君 それでは次に、高規格道路と地域高規格道路に関連いたしまして若干の質問をさせていただきたいと思います。  先ほど省庁間の連携という問題を取り上げさせていただきました。私は、これからの大事なキーワードといたしまして、共生、コミュニケーション、連携という言葉を考えており...全文を見る
○岩井國臣君 私、地域の連携というときに地域連携軸というように、何も軸だけで連携というものを考える必要は必ずしもないんじゃないかと思いますが、地域連携軸ということで、割にそういうことを言う人が多いのでございますけれども、その辺の問題はともかく、軸というものも大事だと思います。 ...全文を見る
○岩井國臣君 地域高規格道路も含めまして平成八年度の取り組みをちょっとお聞きしょうと思っておったんですが、大分時間がなくなってきました。  ことしは、国土開発幹線自動車道建設審議会いわゆる国幹審が開かれるやに聞いておるのでございますけれども、基本計画それから整備計画策定の対象と...全文を見る
○岩井國臣君 ひとつよろしくお願いします。  次は規制緩和について御質問します。  昨年末、政府で作成されました「構造改革のための経済社会計画」、あの新経済社会計画において住宅のコストを大幅に下げるというふうなことが決まりました。それを受けてだろうと思いますけれども、建設省で...全文を見る
○岩井國臣君 少し今の点につきまして突っ込んでといいますか詳しく教えていただきたいわけですけれども、住宅局長、今大臣がお述べになりました建築規制体系の抜本的見直しというふうなことでございますが、具体的にどういうものなのか、今までなぜこういうことができなかったのかということです。例...全文を見る
○岩井國臣君 住宅につきましては、かなり小規模といいますか、大工さんにちょっと毛の生えたような業者さん方があるわけでございますので、余り性能だけでも問題がある面があるということでございますので、ひとつ適切にお願いをしたいと思います。  あと、情報インフラの関連で幾つか御質問をし...全文を見る
○岩井國臣君 北海道庁との問題ですね、北海道開発庁及び開発局の中は縦割りはないんですけれども、やっぱり道庁との連携、道庁の協力がないとこういう世紀の事業はできないと思いますので、そちらの方との連携もひとつよろしくお願いしたいと思います。  さて、中小・中堅建設業の保護育成という...全文を見る
○岩井國臣君 終わります。
07月24日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○岩井國臣君 平成六年度という年度でございますが、細川内閣、羽田内閣、村山内閣という三つの内閣がそれぞれ同じ年度の国政を担当するというまことに異常な年度であったかと思いますけれども、その点はちょっと横へ置きましても、建設省では九十年ぶりの大改革と言われております指名契約制度の改革...全文を見る
○岩井國臣君 ただいま説明いただきました通達は、阪神・淡路大震災の大体十年前に出された通達でございます。阪神・淡路大震災の直後、いろんな事態があるわけですが、応急復旧なんかも含めまして通達の趣旨が十分に生かされたのかどうか、その辺の評価をしていただきたいと思います。事後評価という...全文を見る
○岩井國臣君 実はその通達は、私が大臣官房の技術調査室長のときに河川局の防災課へお願いして出していただいたというものなんでございます。  私はかねがね災害時には地元の建設業者の協力が不可欠であるというふうに考えておりまして、果たして阪神・淡路大震災の際に地元建設業者の協力があっ...全文を見る
○岩井國臣君 さて、冒頭に申し上げましたように、平成六年度という年度は指名契約制度の大改革が行われました年度でございます。そしてその大改革の結果、建設業界は大変混乱に陥りました。もう過ぎ去ったことですから言ってもしょうがないのかもわかりませんけれども、ここは決算委員会でございます...全文を見る
○岩井國臣君 先ほど、私は中小・中堅建設業の受注が激減したというふうに申し上げました。今の官房長の御答弁をお聞きしておりますと余り激減という感じがしないんでございますけれども、世の中で言われておりますのは、平成六年度、大手の仕事量が三%ふえたと言われており、大手が三%ふえるという...全文を見る
○岩井國臣君 ロットの話が先ほど出ましたけれども、先般、ちょっと兵庫県に行きましたときに聞いた話でございます。  舗装工事です。道路の舗道工事ですね。ロットが長いんですよ、延長が。だから金額は相当な金額になるんです。ですけれども、仕事の中身は分割さえすれば地元で何ぼでもできる。...全文を見る
○岩井國臣君 これもちょっと私ごとで恐縮でございますけれども、私が大臣官房技術調査室長をしておるときにやはりこの問題がいろいろ問題になりまして、別に私だけということじゃないんですけれども、各局とも相談をしながら建設省全体として取り組んだときがございます。もちろん、自治省が主務みた...全文を見る
○岩井國臣君 きょうは問題提起だけにさせていただきたいと思いますが、私も実は、こうやれば確実になくなるという方法を、考えを持っておりますので、きょうはちょっと時間の関係もありますので申しませんが、またいろいろと御相談をさせていただきたいというふうに思います。  最後の質問になり...全文を見る
○岩井國臣君 建設省におかれましては、地域における中堅・中小建設業者の育成というようなことで大変いろいろと意を尽くしていただいておりまして、その御努力につきましては多としたいと思います。感謝も申し上げたいと思います。きょう申し上げましたのは、しかしなおまだいろいろ問題があるという...全文を見る
09月03日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○岩井國臣君 日米安保体制が我が国の存立と繁栄の基礎であることは今さら言うまでもないと思いますけれども、と同時に、日米安保体制は日米協力関係の政治的基盤でもあるかと思います。ということは、日米両国の国際社会におきます役割というものを考えますときに、日米安保体制というものは国際社会...全文を見る
○岩井國臣君 去る八月二十四日の新聞でございますが、防衛施設庁は沖縄実弾訓練の本土移転問題を早々とあきらめたかのごとき記事が載っておりましたけれども、臼井防衛庁長官が今御説明いただきましたように一生懸命努力しておられる最中になぜああいうコメントを発表されたのか、私はびっくりしたと...全文を見る
○岩井國臣君 よくわかりました。  技術的な問題ということですけれども、平成七年一月の日米首脳会談で、正式には決まっていないかもしれないけれども実弾訓練の本土移転の方向が一応そこで決められたと、こういうことですよね。したがって、私なんかの感覚でいきますと、当然本土のどこか、特定...全文を見る
○岩井國臣君 先ほど言いました八月二十四日の新聞によりますと、諸冨防衛施設庁長官は、地元の理解が得られなければ実弾訓練の本土移転はあきらめざるを得ない、そういうふうな趣旨の発言をしておられますけれども、この種のケースの場合、地元市町村長や知事の同意が必要なんでしょうか。法制度上ど...全文を見る
○岩井國臣君 法制度上はどうなっていますか、地元の同意が要るようになっていますか。
○岩井國臣君 大変結構だと思うんです。私は諸冨防衛施設庁長官のお考えでいいと思いますが、違う意見もございまして、法制度上、関係県知事、例えば地元の同意を必要としていないので、もちろんいろいろ折衝はやるにしても、最後、決断すべきときは決断すべきだというふうな意見も当然あるわけであり...全文を見る
○岩井國臣君 その辺はちょっと私はおかしいと思います。あいまいだと思いますね。  基地周辺対策事業費は昭和六十二年度を一〇〇として、平成八年度もほとんど一〇〇に近いですね。一〇二でしたか、もうほとんど伸びがない、ここ十年金く伸びがない。防衛関係の全体予算は一三七、一・三七倍に伸...全文を見る
○岩井國臣君 予算上の都合というのはわからぬわけではありませんが、やはり地元の希望といいますか声に私は十分こたえられていないというふうに思いますので、その点だけ指摘しておきたいと思います。  東富士、北富士の両演習場につきましては地元との間で協定を結んでおられますね。そして、そ...全文を見る
○岩井國臣君 終わります。
09月11日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○岩井國臣君 過疎過密の問題、つまり地域格差の是正という問題は古くて新しい問題であるかと存じます。  私たちは、全国のどこに住んでもそれなりに生き生きと暮らしていけなければならないと思いますし、そういう意味で国土の均衡ある発展というものが考えられなければなりません。と同時に、国...全文を見る
○岩井國臣君 私の質問にお答えになっていない部分がございます。過疎地域滞在施設整備モデル事業のことをお聞きしたんですけれども、これやっていないわけであります。おやりになっていないということでちょっとお答えがなかったんじゃないかと思いますが、結構でございます。  次に、農林水産省...全文を見る
○岩井國臣君 せっかくいい施策を講じてもそれがうまく運営されていかない、余り利用されないということではやっぱりいかぬわけでありますから、その点ひとつしっかりやっていただきたいと思います。  実は、農林水産省の中山間地対策だけじゃなくて過疎対策、国土庁あるいは自治省その他いろいろ...全文を見る
○岩井國臣君 もちろん大変うまくいっている例も多いわけでございまして、私が申し上げましたのはごく一部かもわかりませんけれども、結構あるということで、行政機関というのは会計検査院から注意されるのが一番痛いわけでございまして、ひとつしっかり目を光らせていただきたいなと思うわけでありま...全文を見る
○岩井國臣君 十分連絡をとるというところがちょっと、言葉としてはそういうことかもわかりませんが、要するに都道府県の市町村に対するコントロールがかなり強いんですよ。それで市町村が自主的にやりたいことがなかなかやれない。県の知事というわけじゃないですよ、やっぱり担当者なんですよ。担当...全文を見る
○岩井國臣君 ちょっと不満でございますが、要はその県の平均的というか、例えば平地の多いような地域を念頭に置いた方針で中山間地というか山村地域を指導できないわけですよね。そうなると、平地を念頭に置いた方針が逆に山村地域の過疎対策の活性化の邪魔になるという、ですからやりたいことがなか...全文を見る
○岩井國臣君 冒頭に、沖縄における過疎対策、例えば平成六年度にどんなことが行われたかというのを実はお聞きしたわけです。余りしっかりやっておられるという感じはしないんですね。国土庁でありますとかあるいは農林水産省でありますとかほかの省庁は、結構時代の流れを見ながら新しい事業の展開あ...全文を見る
○岩井國臣君 終わります。
11月27日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○岩井國臣君 自由民主党の岩井國臣でございます。本日は、地方行政の改革を中心に自治省と会計検査院に若干の質問をさせていただきたいと思います。  その前に、白川自治大臣、大臣御就任まことにおめでとうございました。大臣のエネルギーといいますか実力に大いに期待させていただいております...全文を見る
○岩井國臣君 ありがとうございました。ぜひ実効が上がるようにしていただきたいわけでございます、それが趣旨でございますので。  いかに実効が上がっているかどうか、こういうことになるわけでありますけれども、警告決議が出てからちょうど今二年ぐらいたつわけです。地方公共団体におきます設...全文を見る
○岩井國臣君 地方公共団体、とりわけ市町村レベルになりますと人も少のうございますし、審査体制といってもそうなかなか簡単にいかないということは私も十分理解できます。  したがいまして、二年たったわけですけれども、二年たって目に見えるように何か効果が出たか、こういいますとなかなかそ...全文を見る
○岩井國臣君 我々にわかりやすく説明してくれと、こう言ったにもかかわらず、間違いない答弁をされるので極めてわかりにくいんですよ。  要するにこういうことなんです。地方単独事業というのはほとんど起債事業なんですよ。それで財投の金ですよ。大蔵省所管なんですよ。ですから、会計検査は大...全文を見る
○岩井國臣君 議会とそれから監査制度がありますから、だからいいんじゃないかと言うんですけれども、それではだめなんです、私の感覚からいきますと。地方自治体を指導するのは自治省なんですね、国の機関としては。自治省がしっかりしてもらわなきゃいかぬわけですよ。だけれども、自治省に対して注...全文を見る
○岩井國臣君 ありがとうございます。  補助事業と大分性格が違いますから、検査のやつ方は当然違うと思いますけれども、何らかの方法で時々でもいいですからこれはチェックする、会計検査院の目でチェックするということをぜひやっていただきたいと思いますので、前向きのひとつ御検討をいただき...全文を見る
○岩井國臣君 終わります。