岩國哲人

いわくにてつんど



当選回数回

岩國哲人の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月14日第123回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第5号
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○岩國参考人 出雲市長の岩國でございます。  本日は、こうした大変貴重な時間に、浅学非才の身ではございますけれども、意見を述べさせていただく機会を得まして、大変光栄に存じております。  では、着席して意見を述べさせていただきます。  私もいろいろな場所でいろいろと意見を述べ...全文を見る
○岩國参考人 まず最初に、行革審の問題でありますけれども、私は今、世界の中の日本部会、いわゆる世界部会と豊かなくらし部会の二つに籍を置きまして、豊かなくらし部会の中では、地方への権限移譲に関する特別委員会の委員も務めさせていただいております。田舎の市長をしておりますと、必ず出席と...全文を見る
○岩國参考人 まず最初の御質問でありますけれども、国会移転は確かにそうした国民の意識を変え、そして行政権限あるいは政治機能の移転あるいは分散といった動きを加速させる大きなきっかけになるという点については、私も全く同感であります。特に国会で日本の大事な施策がいろいろと論じられており...全文を見る
○岩國参考人 ただいまの原田先生の御質問にお答えしたいと思います。  確かに島根県は、全国でたしか五番目か六番目だったと思います、島根県人さえ、あっと驚くようないい点がついておりました。地方におりますと、自分たちのよさというのはなかなか見えないということもございます。しかし、御...全文を見る
○岩國参考人 一番最初に、私が、そういうジョークといいますか反語で申し上げたわけでありますけれども、今の制度は制度で確かにそういう効用もあるといったような感じで申し上げたわけであります。そうした東京の文化に接したいという場合には、空も陸もいろいろございますから、家族ぐるみでまた別...全文を見る
○岩國参考人 最近十年間の統計をとりましても、世界の先進各国の中で、イギリス、フランス、アメリカいずれも、それぞれ首都と言われるところ、アメリカのニューヨークは首都ではありませんけれども、ニューヨークをとらえた場合、行政の中心都市から大企業が撤退の方向にあります。その中でだった一...全文を見る
○岩國参考人 まず最初の御質問であります、私学よりも官学から始めるべきではないかということ、その点は、私もそのとおりだと思います。したがいまして、私が先ほど意見を申し上げましたときも、東京大学という名前も入れております。ただし、東京大学は東京にあるから東京大学であって、岐阜へ行き...全文を見る
○岩國参考人 私は、こうした南北の問題というのは非常に複雑な原因から成っておるということをよく承知しておりますけれども、日本の場合には、同じアジア圏ということになりましょうか、あるいはアフリカに対しても、南アメリカに対しましても、これから日本の貢献は、持っている技術、資本、そうし...全文を見る
○岩國参考人 まず最初に、そうした権限というのは地方に固有のものではないかという認識についてでありますけれども、もともと民主主義というのは、それぞれ国民一人一人の権利があるのだという前提に成り立っておるわけでありますから、当然それの構成する市町村にまず第一次的な権限があって、そし...全文を見る
○岩國参考人 たくさんの御質問をちょうだいいたしました。  確かに、こうしたボーダーレスの社会というのは、経済の面でもいろいろな面でも広がっております。お金の世界でも物の世界でも人の世界でもどんどん国境がなくなり、あるいは低くなり、そして時の世界、いわ似る情報にも時差がなくなっ...全文を見る
○岩國参考人 私は、この国会移転の問題に関しては、東京都の意見は無視しても差し支えないと思います。これだけ日本じゅうが東京一極集中の是正ということに対して一生懸命に努力し、考えられる方策を次々とやろうとしているときに、東京都知事が、そうした一極集中是正に貢献すると思われる国会移転...全文を見る
○岩國参考人 大変難しい御質問をいただいておりますけれども、そうした東京都の考え方、それが十分に聴取されていないという点については私もよく承知しておらなかったことでありますけれども、東京都知事あるいは議会、そういうような区にしましても、今の東京をもっといい環境にするためにはどうす...全文を見る
○岩國参考人 米沢先生の御指摘のとおりで、今まで地方の時代というかけ声は、二十年前に、十年前に、そして今度は三回目ではないかと思います。しかし、私は楽観的過ぎるかもしれませんけれども、今度の地方の時代というかけ声は成功する公算が強い、またそうあってほしいと思っている首長の一人であ...全文を見る
○岩國参考人 いろいろ失礼な言葉遣いがあったかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。どうもありがとうございました。