岩國哲人

いわくにてつんど



当選回数回

岩國哲人の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○岩國委員 おはようございます。岩國哲人でございます。民主党を代表して、塩川財務大臣初め各大臣に、新年度の予算の編成及び執行についてどういうお考えを持っていらっしゃるかを質問させていただきたいと思います。  まず、私の質問を始めます前に、昨日、急遽公聴会の日程がこの場で採決され...全文を見る
○岩國委員 その調査をされたという結果を、私は担当の方から伺いましたけれども、具体的にどういう調査をされたんですか。何か、各地方自治体に対してアンケートを送られて、そういう男女差別的な条例その他の規則等があるかどうかをお調べになったわけですね。しかし、実態はどうなっているか。ただ...全文を見る
○岩國委員 こうしたことは、単に職業の上での差別がないということだけではなくて、私は、これは日本社会を基本的に変えていく大切なことだと思うんです。  女性も同じように待遇される、そして、役所が変われば市が変わる、役所が変われば町が変わっていくんですから、地方においては特にこれは...全文を見る
○岩國委員 それでは次に、もう一つ、公務員制度について大事なことをお伺いしたいと思います。  寒冷地手当という制度、これは大臣も、またこの委員会の委員の方も御承知だと思いますけれども、日本の中に、寒冷地手当を支給する地域と支給されない地域と、日本には二つの日本があります。寒い日...全文を見る
○岩國委員 公務員の給料についてもいろいろ議論がなされているわけですけれども、とりわけそうした公務員にしかないような手当というのは、これは国民になかなか説明がしにくいものです。  私は、市長としても経験があります。出雲市の職員がどういう手当をもらっているのか。犬を拾った、あるい...全文を見る
○岩國委員 繰り返すようですけれども、こうした公務員に対する見方は非常に厳しいものがあります。公務員の仕事というのは大切なものであります。私も経験して、公務員それぞれは非常に熱心に仕事に取り組んでいる。しかし、その給与体系あるいは待遇というものが世間から理解されるものであれば、な...全文を見る
○岩國委員 そうした、コストが上がらないいろいろなきめの細かい工夫をし、窓口業務だけでなくて相談業務も、そこに人がいればいいわけです。何も冷たい自動販売機で、駅の片隅の販売機じゃありませんけれども、何かカードを入れたら販売機が住民票をくれる、そういう冷たい窓口サービスではなくて、...全文を見る
○岩國委員 私が質問させていただいたのも、その公社化された後の次のステップをもう議論を始めていかなければならないのじゃないか。  現に、総理自身がその次のことについていろいろ発言しておられることは、公設公営、つまり公社化だけをやるんだ、公社化だけをやるんだ、そういう講釈はもうい...全文を見る
○岩國委員 大臣が熱心に取り組んでおられるようだという意欲は伝わりますけれども、しかし、御答弁を伺っていますと、歴代の内閣と余り変わったところはないのです。いろいろな人の意見を聞いて、いろいろな意見があるから、第三者機関に、諮問機関にと。結局、川柳にもありますけれども、「見直して...全文を見る
○岩國委員 せっかく柳澤大臣それから石原大臣もいらっしゃいますので、郵政業務、郵便貯金業務の行革について、日本のあるべき金融の姿、あるいは諸外国との比較感から、柳澤大臣、郵便貯金のウエートというものは今で適正か、今よりももっともっと下げなきゃならぬというふうにお考えになっていらっ...全文を見る
○岩國委員 そういった川上川下の議論に関連しまして、この川下の規模の大きさ、今大体二百兆という数字がいただけましたけれども、この二百兆という貸し付け、そこで使われているお金、この中のどれぐらいが不良債権化していますか。新聞によれば、百五十兆というとても大きな数字が出てきたり、民間...全文を見る
○岩國委員 要するに、川上から川中まではきれいだけれども、問題は川中から先の話であって、川中から川下がどうなっているかということをまた後ほど柳澤長官にもお伺いしたいと思いますし。  それから石原大臣にお伺いしておりますのも、川下から見た場合の川の流れ、今総務大臣は断ち切られてい...全文を見る
○岩國委員 大臣の御説明は一応承りましたけれども、要するに、そういった公的資金、あるいは公的貯蓄制、それが公的な保証が与えられているがゆえに結局は国民にはね返ってくる。そのおそれがあるからこの改革を進めようというのがこの小泉改革の大方針じゃありませんか。それが、いやいやそんな心配...全文を見る
○岩國委員 こうした二十五兆の欠損金合計、これは民間の不良債権の選別基準で、第一分類、第二分類、第三分類、第四分類、こういう形で分類した場合に、あるいはそういう分類さえもしておられないのかどうか、しておられるのかどうか、まずその点と、それから、それぞれの分類をした場合にどういうふ...全文を見る
○岩國委員 大変いい答弁をいただきました。そういう民の基準と官の基準が全然違っておって、これだけ国会では公的資金がどうとか、あるいは新聞紙上で騒がれているときに、さっぱり官の不良債権の規模が浮かび上がってこない。どれだけ根深いものがあるのか、あるいは民のほかに官の方のしわ寄せがど...全文を見る
○岩國委員 なぜ十四年度中にできないんですか。人が足りないからですか。国会がその法律を通す手続的な問題ですか。  私は、これだけ不良債権の問題が毎日毎日もう寝ても覚めても出てくるときに、役所の不良債権というものを、まず隗より始めよ、実態を明らかにして、それから国民に、そういった...全文を見る
○岩國委員 早急にこの問題に対する取り組みというものを明らかにしていただいて、必要な法的手続あり、国会で何かやらなきゃならないことがあるならば、どんどんどんどん前倒しで作業を進めていただきたいし、そういう姿勢をはっきりとしていただきたいということを私は要望して、次の質問に移ります...全文を見る
○岩國委員 厚生労働省としては、ぜひそういった喫煙の問題、最近、新聞、雑誌等にもよく取り上げられております。私もそういった、マージャンするときには、テンパイしたときのテンパイたばこというのはこれほどうまいものはないんだ、そんなことを教えられたり、カラオケの後の一服、これもまたうま...全文を見る
○岩國委員 新年度予算を見ますと、平成十四年度予算、地方財政計画によりますと二兆二千九十億円、これがたばこによる税収というふうに予算には計上されているわけですけれども、問題は、二兆円税金はもらったけれども五兆円坂口大臣の方で使っておられるということになれば、国として何やっておるか...全文を見る
○岩國委員 この年金財政というのは、非常に国家にとっても大きな問題であるということは申すまでもないことですけれども、私がこの年金の問題で、やれ寿命の問題だ、たばこの問題だ、税金の問題だ、そんな一見関連のないようなことをさっきからお伺いしておりますのは、日本人の平均寿命が延びるとい...全文を見る
○岩國委員 大変いいお話を伺いましたけれども、それだからこそ、日本はもっと株式を国民の手に持たせる、第二の株式民主化運動。第一次証券民主化運動というのがマッカーサー時代に行われたわけです。そして、日本の個人所有比率も随分高まり、株式に対する興味も理解も、そして日本の経済に対する関...全文を見る
○岩國委員 三つの問題点を指摘されましたけれども、銀行から強制的にという場合に、私は、公的資金を投入しながら銀行は大きな本店をまだ持ったまま、持った株にも手はつかない、なのに国民の税金が投入される、そういうことからいえば、素朴な意味の正義感からいえば、ただでそれだけのものを渡すの...全文を見る
○岩國委員 どうもありがとうございました。ぜひとも、そうした大胆な、わかりやすい、そして日本のマーケット、したがって日本の多くの個人株主も元気が出るような政策というのを、今世の中暗いだけに、私は一日も早く打ち出すべきだ、そのように思います。  次に、平沼大臣、お待ちいただいて恐...全文を見る
○岩國委員 どうもありがとうございました。  金利ゼロということについては満足していない、しかし、これからもじゃぶじゃぶの金融緩和を続けていく、ゼロ金利は続けていく。しかし、こういったことは今まで何回も私は、去年もおととしもこのゼロ金利について同じ答弁をいただいている。そして、...全文を見る
○岩國委員 ありがとうございました。  中小企業については、経営者、その会社の五一%以上の所有者、ほとんどがそうであるわけですけれども、その個人の所得税も会社の法人の法人税も合算して、そして連結して、それに一律二〇%のフラットタックス、世界で一番簡単で、世界で一番元気が出て、だ...全文を見る
○岩國委員 時間が参りましたので、質問を終わります。  塩川大臣、平沼大臣に、この日本の活力の源泉の一つ、中小企業がもっと元気が出るような、わかりやすい、世界にも例がないという大胆な税制改革こそ私はやっていただきたい、早急に検討していただきたいということをお願いして、質問を終わ...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 本会議 第11号
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○岩國哲人君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました二〇〇二年度政府予算三案に反対し、民主党・無所属クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合提案の予算の組み替えを求める動議に賛成する立場で討論を行います。(拍手)  まず、討論に先立ち、予算委員...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○岩國委員 おはようございます。岩國哲人でございます。民主党を代表いたしまして、行政改革について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  最近新聞を見ますと、道路の問題あるいは郵政の問題、小泉政権における重要課題が連日のごとく紙面をにぎわしておりますけれども、郵政にしても...全文を見る
○岩國委員 だから私は、大臣として、失格とまでは言いませんけれども、能力、識見、非常に欠けているんじゃないかと思うんです。  内閣の一員として自分がどういうふうにする、そうじゃなくて、行革の責任というのは、行革というのは自分に任せてほしい、ほかの内閣の人の意識は低くても、あなた...全文を見る
○岩國委員 小渕、小渕と小渕総理大臣の名前をおっしゃいますけれども、それは平成の時代に入って十一人の総理大臣の一人にしかすぎないわけです。小渕さんのお名前をおっしゃいますけれども、官房長官が総理大臣になられたからこそその重みがあるとおっしゃりたいんだと私は思います。  仮に官房...全文を見る
○岩國委員 それでは、西暦を使うということは、役所の仕事の流れ、それから一般生活において、デメリットはどういう点がありますか、メリットはどういう点がありますか。そういった西暦化を進めるということについて、行革という観点から検討されたことがおありかどうか。情緒的、文学的な表現に押し...全文を見る
○岩國委員 したことはないということですけれども、これからもする予定はありませんか。  行革全体の中で、わかりやすい行革というのはこういうことです、行革というのは皆さんの暮らしをこういうふうに変えていく、役所の仕事をこういうふうに変えていく、役所の文書はこういうふうに変わります...全文を見る
○岩國委員 自分本位でばかり答弁されるのはいいかげんにやめてもらいたいと思うのです。いいですか。  これからの若い方は昭和で答えるとか平成で答えるという世代になっていないということを考えないと、自分や自分の周りの世代のことだけで考えておったのでは、その程度の感覚で行革を進めてお...全文を見る
○岩國委員 年号というのは、歴史的に見ても、もう御承知のことと思いますけれども、北東アジアの地域で始まって、それで中国で使われ、韓半島で使われ、そして日本に伝わってきて日本も使うようになった。今、その本家本元を調べてみても、全然そういった年号は使っておらないのです。歴史的にはもう...全文を見る
○岩國委員 金額で百五十兆というふうなものがよく新聞あるいは雑誌等にあらわれております。それは、どういう時点でどういうとらえ方ということはいろいろあろうと思いますけれども、百五十兆という金額は、全くこれはかけ離れた数字でしょうか。
○岩國委員 四十二兆、四十三兆というのは、我々民主党が調査した数字、以前予算委員会等でも党の調査結果として発表しましたのは百五十二兆、そういった数字も皆さんに提示してまいりました。それが四分の一に減ってしまったというのであれば、大変結構なことである。あと一年たてば、そのスピードで...全文を見る
○岩國委員 これは、石原大臣から答弁いただいた数字、昨年、ちょうど一年前の十一月十三日の予算委員会で、欠損額は約二十七兆円、当時朝日新聞にもそういったことが報道されておって、今、この欠損額二十七兆円が三十兆ぐらいに膨らんでおるんですか。そして、仮に三十兆というふうに押さえたとしま...全文を見る
○岩國委員 それでは、その質問に加えて、政府系金融機関を除く特殊法人の現在の債務残高、これもどなたかから御答弁いただけますか。
○岩國委員 それでは、不良債権の問題から離れまして、再び行政改革全般の中の、権限を渡すことあるいは財源を渡すこと、それから人的資源を渡すこと、権限、財源、人間、この三ゲンセットが大切だと地方分権の場合について私は何回も述べてまいりましたけれども、こうした行政改革におきましても、組...全文を見る
○岩國委員 総務省その他、いろいろ所管のところはあると思いますけれども、私が石原大臣にあえてこの質問をこの場で申し上げておりますのは、やはり行革というものは、非常に大切な小泉内閣の公約の一つでもあり、小泉総理がそれを公約されたから大切だという意味ではなくて、これは長年の累積、役所...全文を見る
○岩國委員 大変きれいに聞こえる答弁ですけれども、やる気がないということをおっしゃっているだけじゃないかと思います。  要するに、国が強制しろということじゃなくて、強制ではなくて、いろいろなやり方、指導の仕方というのはあるはずです。例えば補助金の交付についても、そういったことを...全文を見る
○岩國委員 そういった、勤務は五日、サービスは七日、休暇を交代でとって土曜日も日曜日も窓口をあける。つまり、同じインフラを五日間で使用しようとするか、七日間に平準化してやるか。出雲市の例を挙げて恐縮ですけれども、出雲市は、土曜日、日曜日のサービスをふやしたために職員は減りました。...全文を見る
○岩國委員 それでは、やってごらんになったらどうですか、国民にわかりやすく。それをやらないで、今そういう方式を全然検討もしないで、依然として有料制というもので高速道路を使いにくくしているだけの話。高速道路を無料で開放してみよう、国民の手に返す、国民の手に直行させる、これはあなたの...全文を見る
○岩國委員 ぜひ、私が提案申し上げました、まあ人数はわずか民主党の八十人の国会議員です。しかし、民主党の代表選挙、四人が名乗りを上げ、四人のうち二人ははっきりとそういうことを政策として取り上げ、当選された鳩山代表も、高速道路は無料ということをぜひ検討すべきだと。四人のうち三人とい...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○岩國委員 大臣、おはようございます。  私が出雲市長をしておりますとき、九五年、阪神大震災、大臣の地元で大変な災害が起きました。私はその朝、その知らせを聞いて、出雲市の消防車を直ちに出動させました。その夜、NHKのテレビで、そうしたよそからの応援隊が続々と入ってきて、そして、...全文を見る
○岩國委員 今回の構造改革特別区域法案、この趣旨説明は本会議で伺いました。そして、小泉内閣は、この特区を今度のデフレ対策の大きな柱として位置づけられておる。私は、これはそう間違いではないけれども、本筋ではないんじゃないかと思います。  この構造改革特別区域というものは、経済、景...全文を見る
○岩國委員 我々も、野党という立場ではありますけれども、できるだけそういった住民本位の行政を一歩でも二歩でも前進させるために、この法案を活用できるのであれば、いろいろな修正すべき点は修正し、そういう方向でこれを成立させていただきたい、私はそのように思っております。  それでは、...全文を見る
○岩國委員 小泉総理の一里塚発言というのもありました。郵政の公社化というのは一里塚なのか、一里塚で終わってしまう一里塚なのか、これはいまだに本会議で議論中でありますけれども、大臣ははっきりと、それは先へ行くための一里塚であるということであるならば、この九百以上も申請があった中から...全文を見る
○岩國委員 東京都の荒川区の例でしたが、先日新聞に報道されておりましたけれども、こうしたところから特別養護老人ホーム、なぜ地方自治体が参加しなければ認められないのか。新聞報道によりますと、特別養護老人ホームに地方自治体の参加がなければ民間だけではできない、したがってその件は申請と...全文を見る
○岩國委員 公設民営という表現も使われておりますけれども、もう少し民設民営というタイプももっともっと導入する道を広げることにおいて、この提案理由の説明で、私は経済効果を強調するのはおかしいとは言いましたけれども、しかし、やはりそういうものも副次的に我々は期待したいわけですから、そ...全文を見る
○岩國委員 こういった民間活力をこれから使っていくということは、財源が政府そのものは限られているわけですから、PFIもその一つでありますし、こういう特区構想に絡めて、できるだけ民間企業がもっと出やすいような、そして民間企業がインセンティブをその中で見出すことができるような、そうい...全文を見る
○岩國委員 これは、日本に対する投資が非常に少ないということは、たびたび国会の中でも取り上げられてきたことでもあります。日本の資本そのものが日本の中で投資される、つまり設備投資が非常に不振であるということがこのデフレ現象を招いている。これはもう釈迦に説法であります。  もう一つ...全文を見る
○岩國委員 確かに大臣のおっしゃるように、いろいろな複合的な要因ではありますけれども、外国の企業が一番問題にするのが、行政の不透明性、あるいは役所の認可事項が余りにも多過ぎる。だから、日本というのは魅力的なマーケットで出たいけれども、恐らく期待利益も大きいけれども、手間暇がかかり...全文を見る
○岩國委員 国際的に見て、大臣の地元の関西地方もそうでありますけれども、世界で見て、日本ほど仕事のしやすい、そして仕事の魅力、リターンの大きいところは世界にないと思います。  まず第一に、人口がこの小さな島に住んでいる。もう周りじゅうにお客さんだらけ。百人のお客さんを探すのに、...全文を見る
○岩國委員 決して私は、今までの経歴から外国の資本だけを優遇しようとかいうつもりはありません。むしろ、森内閣、小泉内閣において、私は外国の資本を優遇し過ぎたんではないかという事例を予算委員会の中でも見てまいりました。木村副大臣、退室されましたけれども、予算委員会の中で頻繁に木村副...全文を見る
○岩國委員 今大臣、非常に貴重な発言をされましたけれども、こういった国内の、東京にあるアメリカの商工会議所あるいは大使館、そういった外国の経済人の集まりあるいは組織、そういうところからのこれについてのヒアリングというのはどの程度され、どういう意見がその中から出てきておりますか。
○岩國委員 全くそういうことはございませんというのは、全く御意見がなかったということですか、全くそういう機会は持たれなかったということなんですか。どちらなんでしょう。
○岩國委員 大臣御承知のように、公あるいは非公式にアメリカのいろいろな企業の代表が日本に来られている。我々政治家と接触を試みておられますね。それは広い意味の国際的なロビー工作である場合もあります。それは、いい意味のロビー工作は、我々もいろいろな意見やそういうことを聞くということは...全文を見る
○岩國委員 ですから、我々に、国会でこの法案を出す前に。出した後で聞いて歩けといったってしようがないでしょう。出す前に、どういうふうな内容にすればアピール度が高くなるのか、外国の企業は関心を持ってくれるのか、いい法案をつくろうというマーケティング精神がないんですよ。法案というのは...全文を見る
○岩國委員 いろいろな国との接触をそれぞれのお立場の方がされた方が私はいいと思います。外国の意見というのは、中には、随分勝手な意見が多かったり、それから理屈の通らない意見もはっきり言ってございます。しかし、千差万別いろいろありますけれども、そういうものを取捨選択しながら、玉石混交...全文を見る
○岩國委員 実際にどの程度各省庁ごとにそれが使われて役に立っているのか、資料を提出していただきたいと思います。  私が得ておる限られた情報では、このノーアクションレターというのは、だめならだめ、この案件はだめですということを事前にちゃんとし、そしてそれを公開するという、行政の透...全文を見る
○岩國委員 そのことは、今答弁いただきましたけれども、私はその第四条七項、それを読んだ上で、つまり、この構造改革特区法案というのは、このノーアクションレターという制度を本格的に法案の中に盛り込んでそれをはっきり義務づけているというところに非常に特徴があるわけです、私の質問の仕方が...全文を見る
○岩國委員 質問を終わります。
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○岩國委員 民主党を代表して、行政改革全般について、総理初め担当大臣の御所見をお伺いしたいと思います。  まず最初に、小泉総理の就任以来、改革について非常に熱意を燃やしていらっしゃる、国民も、また我々も大変期待しているところでありますけれども、改革といいましても、中身は改悪から...全文を見る
○岩國委員 そうした、元号にこだわるということではなくて、外国へ行けば、この日本の元号制度の歴史そのものは総理も御存じだと思いますけれども、もともとは北東アジアで始まって、今中国と言われる地域が使い、今朝鮮半島と言われる地域が使い、そして我が国に伝来し、そして、後ろを見たら、いつ...全文を見る
○岩國委員 そのように、何教かよくわからない、雑教なのか、混乱教なのか、仏教なのか。  仏教の場合には、特にこだわった年号というものはないわけですから、私は、日本の場合には、西暦を文書の中で使っていくということについてはそれほど大きな抵抗はないし、デメリットがないんであれば、む...全文を見る
○岩國委員 平成元年、総理が当時厚生大臣として出雲市を訪問していただきましたときに、出雲市が始めた総合福祉カード、ICカードを使ってこれからの診断あるいは治療をもっと合理化していこうという試み、総理は、率先して厚生大臣としてもこういったことは応援していきたいと。私はそれを、小泉厚...全文を見る
○岩國委員 この道路問題だけを議論するわけにいきませんけれども、そうした立派な道路を税金でつくって、高速道路、結局、最近の新聞を見てびっくりしましたけれども、「トラック業界が「節約指令」」、とにかく高速道路を使わないで下を走れ、ひたすら下を走れ、こういう指令をトラック業界が出して...全文を見る
○岩國委員 私は、この道路問題の混乱は、民営化という発想からすべての混乱が起きているように思います。道路は国民のもの。そして、国土防衛のためにも、災害対策のためにも、電車や汽車と比較することはもうやめていただきたいと思います。  これは、人間の体でいえば血管そのものです。動脈を...全文を見る
○岩國委員 結局、いろいろな法人をホッチキスでつけ合わせただけであったり、あるいは看板のつけかえだけであったり、あるいは、もう不要になった業務が、独立行政法人という新しい資格を得て、またそれから次々と事業を、減らす方向で見直すどころか、独立ということに名をかりてふやしてみたり、一...全文を見る