岩佐恵美

いわさえみ



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岩佐恵美の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
12月06日第90回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○岩佐委員 最近の物価高の中で、国民生活は大変深刻になっております。こういう中で電力、ガス等が上がるということで、大変な問題でございますけれども、きょうは、冬場を迎えまして、六次値上げが行われた、とりわけ国民生活にとって深刻な灯油問題にしぼって質問をしたいと思います。  まず最...全文を見る
○岩佐委員 いまのいわゆる野菜類というのは季節商品でありますね。そういうものとはまた違って、いわゆる石油製品のように年間使って、しかも公共性が非常に高いというようなものについて、しかも一年間に六回も値上げが行われている。これは国民生活にとって大変深刻な状況になっているということが...全文を見る
○岩佐委員 いま文部省それから厚生省の御回答があったわけですけれども、現時点でもこの養護老人ホームの問題については措置費のアップ分を見ても、それがかなりのマイナスになるということで、いまそういう深刻な状態が寄せられているわけですし、また小中学校についても、五六%もアップということ...全文を見る
○岩佐委員 ことしの八月十日に神谷石油部長はわが党の藤原委員への答弁の中で、監視体制のもとで便乗的と思われるような値上げが行われないようにという行政指導を行っている状況であるというふうに述べておられますが、いまもそのとおりだという理解でよろしいわけですか。
○岩佐委員 各社からヒヤリングをしているというふうに聞きますけれどもどうですか。
○岩佐委員 それはいつから、しかもどういう方法で行っているのかお答えいただきたいと思います。
○岩佐委員 業界の方からヒヤリングというのは報告するんだと思いますけれども、だれが報告に来て、しかもそのヒヤリングの方法というのはどういう形で行われるのでしょうか。たとえば資料だとかあるいは口頭だとか、それから資料の範囲は、そういうことで伺いましたけれども、かなり膨大なものなのか...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、そのヒヤリングの目的というのは便乗防止ということもかなりウエートが高いわけですね。
○岩佐委員 便乗の制断基準となる場合に、各社ごとに全部計算をするのか、それともいわゆる統一基準というものを何かお持ちなのか、それをお答えいただきたいと思います。
○岩佐委員 便乗と判断された場合、どうされるのですか。
○岩佐委員 ことしに入ってから幅の違いはあるにしろ六回の値上げが行われて、その場合に六回とも全社値上げを多少ずつしているというのが実態でございますけれども、私どもの判断では、たとえば日石の場合にはサウジという比較的安い原油が五〇%くらい入っているとか、あるいはモービルの場合にはガ...全文を見る
○岩佐委員 六次値上げについてすでに発表されたわけですけれども、通産省としては便乗はないんだ、適正な値上げであるのだというふうにお考えなのかどうか。
○岩佐委員 それではお伺いしたいと思いますが、昨年十月の原油のCIF価格が幾らであり、ことし八月のCIF価格は幾らであるというふうに計算をしておられますか。
○岩佐委員 私どもの試算では日銀卸売物価の価格を使わざるを得ませんので、これを使っていろいろ試算をしておりますけれども、灯油は昨年の十二月、二万八千七百八十九円でございますね。それがことしの十月には四万五千六百五十六円というふうになっております。そして、C重油の方は一方、昨年十二...全文を見る
○岩佐委員 C重油について上げ幅が少ないというそういう問題だけではなくて、昨年の十二月C重油の価格とそれから十月原油の価格差というのは二千五百六十三円、それがことしの十月には原油よりも千四百九十七円も安いというふうな問題が生じてきている。ここに非常に大きな問題があるのじゃないか。...全文を見る
○岩佐委員 通産省が卸売物価について、いわゆる元売り仕切り価格なるものを国会にも出さなくなったし、また日銀の卸売物価統計も指数でしか出てきてないし、いまの議論というのは私たち国民にとってわかっている数字でしか言えないものですから、どうも通産省の言われることがいろいろすれ違いに終わ...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、他の油種よりも共石の場合には千円、それから昭石の場合には千三百円、幅を抑えておりますけれども、それは在庫の量を勘案して決めた、そういう基準であるということですか。その基準をもとにしてやったんだということですか。
○岩佐委員 伺っていると、なかなか非常にもっともな基準があって、そして非常に複雑な計算式を経て、そして何か値上げが決まっていっているような感じを受けるわけでございますけれども、ことしに入って六次の値上げが行われているわけです。国民にはそのもっともらしい数字なりあるいはその理由なり...全文を見る
○岩佐委員 私どもの試算表につきましては、もうすでにお手元に行っていることと思います。これをさらに発展をさせまして、来年の三月まで値上げをする必要がない、むしろ便乗値上げ分を返させるべきであるというような試算をいたしております。  まず灯油については、七百十万キロリットルの在庫...全文を見る
○岩佐委員 諸コストの問題については、原油の製品コストに占める割合が八割であるというふうに言われている実態、あるいは先ほど来からいろいろユーザンスだとかなんとか言われていますけれども、私たちにはたとえば決済方法でもアットサイドで決済して、それで後国内金利にかえている会社もあるとい...全文を見る
○岩佐委員 六回の値上げに関与している通産の行政指導というのは、まさに業界のカルテルを誘導しているというふうにしか思えないわけですけれども、この通産の行政指導というのはどういう法律に基づいてやっておられるわけですか。
○岩佐委員 以前の公正取引委員会の高橋委員長の発言をちょっと紹介したいと思うのですけれども、これは行政指導の問題についてです。これは四十九年三月十一日の予算委員会の会議録でございますけれども、ある委員の質問に対して答えている委員長の見解ですが、「やがて行なわれると予想される石油製...全文を見る
○岩佐委員 公正取引委員会は今回の石油業界の六回の値上げについて、ほぼ同じ幅で同時期に行われている、これについてはおかしいとも何とも思われないわけでしょうか、どうでしょうか。
○岩佐委員 国民にとっては公正取引委員会が非常に頼りであるわけでして、セミ緊急事態か緊急事態か、あるいは通常であるかの判断というのはいろいろあると思いますけれども、いずれにしろ結果的には非常に同時期、同幅、ほぼ同じ値上げというのが行われていて、それで国民がそういう値上げの中で苦し...全文を見る
12月12日第90回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○岩佐委員 わが党は、国民生活優先の、たとえばおくれている下水道建設とかあるいは学校、病院建設を優先すべきであるという立場をとって、本州と四国の間に大きな橋を三つもかける、そういうようなことについては後回しにすべきであるというような主張を持っておるわけでございますけれども、このほ...全文を見る
○岩佐委員 その金額について、あるいはそのミスの概要についてもう少し詳しく説明をいただきたいと思います。
○岩佐委員 総工費、それから工期、それからミスの金額、そういうものを順序立てて説明してください。
○岩佐委員 会計検査院にお伺いしますけれども、この三億六千万円の積算ミスというのは最南の額ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○岩佐委員 これは、潜函工の部分について三億六千万円のミスがあって、そして過小に見積もった部分、それを差し引くと三億二千万になるというようなことで、三億六千万と二千万の違いがあるという指摘があったのだと思いますけれども、そういう理解でよろしゅうございましょうか。これは会計検査院に...全文を見る
○岩佐委員 そして、会計検査院としてはこれに対してどう処置をされるのか、それを御説明いただきたいと思います。
○岩佐委員 公団にお伺いしますけれども、この積算というのはだれがやるのでしょうか。それから、だれが審査をし、最終決定はだれが行うのか。
○岩佐委員 こういう、担当者がかなり年期が入っているといいますか、二十年前後の経歴を持っておられる方々だというふうに承知をしているわけですけれども、そしてこのミスの内容が計算上非常に単純なミスである、つまり、労働当たりに対しましてそれだけ仕事ができる、それを仕事量を半分にしてしま...全文を見る
○岩佐委員 入札の経緯について御説明いただきたいと思いますけれども、何回入札が行われたのですか。
○岩佐委員 入札価格について一回から四回まで、それぞれの業者にはもう開札しているわけですから、その価格について公開をしていただきたいと思います。
○岩佐委員 一回から四回までの入札の際に五社間のそれぞれの入札価格の差が少なかった、そういうふうに聞いているわけですけれども、もし公開できないと言うのであれば、五社間の入札価格それぞれにおける最低と最高でもいいですけれども、その差というのは幾らだったのか、そのぐらいは言えるんでは...全文を見る
○岩佐委員 会計検査院にお伺いしたいと思いますけれども、通常三十億円ぐらいの工事の場合には、いわゆる発注者の積算と、それから落札との価格の差というのが一千万円ぐらいであるというふうに言われておるようですけれども、その点はいかがでしょうか。
○岩佐委員 積算が三億二千万円もトータルで違っている、そういう状況であるのに、この競争参加業者が、ジョイントベンチャーが五組あるわけですね。それぞれ十五社になるわけです。この十五社は、それぞれ積算では非常にベテランでありましょうし、計算ではベテランでありましょうし、あるいは公団の...全文を見る
○岩佐委員 私がいただきました資料によりますと、最終落札者は、日本国土開発、それから大豊建設、森長組の三社のジョイントベンチャーであるわけですけれども、この際の競争相手として不動建設というのが、このたびの門崎のいまミスがあった工事についてあらわれているわけですけれども、この同じ日...全文を見る
○岩佐委員 大臣、談合という問題、そういう強い疑いを持たざるを得ないということについては、いかがでございましょうか。
○岩佐委員 いま私が申し上げたような、入札をめぐってどうもすっぱりと割り切れないものがあるのではないか。会計検査院にそういうものについて再検査を要望したいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○岩佐委員 これは公団にお願いしたいことでございますけれども、経費節減というようなことも言われておりますし、また、こういう疑惑がらみ——私どもはこの点すっきりしないのでこう呼ばせてもらいますけれども、疑惑がらみで税金をむだ遣いしているというのは、これはもう本当に許せないことであり...全文を見る
○岩佐委員 国土開発というのは、昨年の政治資金収支報告書によれば、国民政治協会に一千万円、それから大豊建設が九百万円、政治献金を行っている、わかっているだけでもこういう数字があるわけです。いま公団の疑惑がらみというのが非常に問題になっている中で、今回のミスを単純に片づけるというの...全文を見る
○岩佐委員 次に、住宅公団の問題についてお伺いしたいと思いますが、十一月三十日に土路監事付室主査の追起訴が行われておりますけれども、この中身について住宅公団の方から説明をいただきたいと思います。
○岩佐委員 この追起訴の期間、それからこれは東京支社分であると承知をしておるわけですが、その点について確認をしていただきたいと思います。
○岩佐委員 土路の本社会計課係長であった期間、それから監事付室主査になった期間を数えてください。
○岩佐委員 先ほどの追起訴の期間ですけれども、五十三年三月三日じゃないですか。
○岩佐委員 追起訴の中身も違っていないですか。五十三年十二月と先ほど言われたのじゃないですか。
○岩佐委員 現在の監事付室長である森崎氏は、東京支社の経理課長であった時代がありますね。その支社の経理課長であったときと、それからいつから監事付室長になられたのか、それを説明してください。
○岩佐委員 この追起訴の中身にある、東京支社が本社に伝票を回して処理をする、こういうことはちょいちょいあるのですか、それとも異例なことなのですか。
○岩佐委員 伺っておりますのは、本社に所属している人間が東京支社の経理に伝票を回すということ、こういうことはちょいちょいやっているのか、それとも異例なのかということを伺っているのです。
○岩佐委員 土路は東京支社のどこにこの伝票を依頼して、そしてどこの課で処理をしたのか、最終経由課長の判があるはずなんですけれども、その辺もあわせてお答えいただきたいと思います。
○岩佐委員 そうすると経理課長が少なくとも判を押しているわけですから、そういう伝票が回ってきたのに判を押したという点では監督責任があるわけですね。
○岩佐委員 普通、伝票というのは、本社の人間が東京支社で使ったかのような伝票処理になると思うのですけれども、そういう場合は必ず起案者がいるのだと思うのです。そういう会議費であるのか——会議費だろうと思うのですけれども、そうすると東京支社のだれかが会議費をだれかと使ったということで...全文を見る
○岩佐委員 その課長の名前は森崎氏でいいわけですね。森崎課長ですね。
○岩佐委員 ことしの夏に公団が請求書を改ざんしたという報道があるわけです。十一月十日前後に捜査当局の事情聴取が予想されるということで、関係職員に迷惑がかかるかもしれないができるだけの対応をしてほしいのでよろしくと森崎室長が関係職員に電話をしたというわけです。これがもし事実であれば...全文を見る
○岩佐委員 しかし、いずれにしろ部下が勝手に伝票をつくり、そしてそれに盲判をどんどん押していく。しかもこれは九回で八十一万円ばかりということですから、一回にしますと大体九万円、十万円前後の数字になるわけでございますね。こういういわゆる飲み食い費の伝票を部下が勝手につくってきて、し...全文を見る
○岩佐委員 先ほどの質問の中でも出ていましたけれども、監事付室というのは監事の事務局の役割りを果たしているのだと思います。そういう内部監査、チェックをしなければならないところにいる課長が監督責任をきちんとしていない。そういう人間がいまだにいるということ、そしてまた、そういう部署か...全文を見る
○岩佐委員 私自身、日野市にある高幡台団地という賃貸の公団住宅に住んでおりまして、前回の一方的な値上げの中で最高七千円という家賃の値上げがありまして、いま三万二千円の家賃の住宅に住んでいるわけでございますけれども、実際に住んでいて、ちょっと強い雨風が吹けば雨漏りが必ずする。あるい...全文を見る
○岩佐委員 時間がなくて申しわけないのですけれども、澤田総裁が答えられた中でちょっと気になるのは、誤解、正解もあるでしょうがということでした。その誤解ということが何を指して言っているのかわかりませんけれども、私が先ほど申し上げました範囲内ではいわゆる募集宣伝費、それの問題を指して...全文を見る