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開催日 会議名 発言
01月24日第91回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○岩佐委員 KDD問題につきましては大変な不正それから乱脈、国民にとってがまんのできない出来事であるわけでございますが、KDD問題を明らかにする発端となりました密輸、脱税問題につきまして、一体日本の税関がどうなっているのかということをきょうは質問をさせてもらいたいと思います。 ...全文を見る
○岩佐委員 この問題については、大変重大な問題ですので、推移を見守っているだけでは済まされない、税関当局として積極的に明らかにしていかなければならないのではないかと思うのです。  昨年の十一月十七日付の毎日新聞によると、税関当局は、十九人のKDD社員が最高八回、最低二回の密輸行...全文を見る
○岩佐委員 これも調査の中身に入るような質問になるかもしれませんが、こうした事態が起こったのは、荷物をあけるいわゆる開披ですか、それが行われなかったことがずいぶん大きな原因じゃないかというふうに思われるわけですけれども、この開披の実態についてどうだったかということ、このことをお答...全文を見る
○岩佐委員 KDDの問題についてだけしぼって、開披についてはやられたのかやられなかったのか、そこのところをお答えいただきたいと思いす。
○岩佐委員 開披した場合、たとえば貴金属がざくざく出てきたり、あるいはつかまったときは何かハンドバッグが十個あったとか、そういうようなこともあるようですけれども、そういうようなことはおのずからぱっと開けば目につくようなものであるわけで、開披したものもございますというようなお答えだ...全文を見る
○岩佐委員 成田の税関支署長の言葉というか、話した中身が新聞に紹介されているわけですけれども、その中でちょっとあれっというふうに思うことがあるわけですね。それは、成田開港と同時に赴任してこられてまずやったのは、フリーパスの廃止、大会社の社長などが、あいているブースから許可を得て、...全文を見る
○岩佐委員 いわゆる荷物の検査を受けない、あるいは出迎えの人たちが検査場に立ち入ることができる、これは法律に基づいてそういうことができるというような人たちがいるのじゃないでしょうか。たとえば天皇だとか元首だとか、あるいは外交官だとか、いま言われた国賓だとか、そういう人たちというの...全文を見る
○岩佐委員 その場合、だれがどういう判断をして、またどういう方法でそれが行われていくのかということを御説明いただきたいと思います。
○岩佐委員 そうすると、税関長の判断のいわゆる根拠といいますか、そういうものは何に基づくわけですか。
○岩佐委員 そうすると、そういうケース・バイ・ケースで判断する基本的な基準、そういうものによって、たとえば有名人あるいは民間会社とか特殊法人の関係者、役員、そういう人たちは検査が必要でないというような判断がいままであり得たというふうに考えられるわけですけれども、その点はどうだった...全文を見る
○岩佐委員 KDDの役員や職員は羽田時代一体どうだったのか。これはちょうど朝日と読売と毎日と、新聞それぞれここのくだりがあるのですけれども、検察庁に告発された佐藤信義それから浅野氏の二人が調べの中で、「今年夏、病死した久野村欣也前社長室次長から、ある程度申告しておけば大丈夫といわ...全文を見る
○岩佐委員 先ほども基準を出しておりますということで言われたわけですけれども、私の調べによりますと、大蔵省が通達という形で昭和三十九年十一月十一日付から発効しているもので、ナンバーが一五〇一というのですか、「VIPに対する取扱い基準」というのが手元にあるわけです。これによりますと...全文を見る
○岩佐委員 その通達なるものが国民の前に明らかにならないので内容的にはよくわからないわけですけれども、考え方として、民間人、だれが偉くて偉くなくて、あるいは特殊法人の関係でも寿長はよくて部課長がどうでとか、そういう判断というのはなかなかむずかしいわけですし、やはりそういう点につい...全文を見る
○岩佐委員 それから、税関業務というのは検査をするということと同時に、やはり旅客に対するサービスといいますか、これは十分に行われていかなければいけないものだというふうに思うわけですけれども、成田が開港されましてから、先ほどから言われておるように、開披の状況も大分厳しくというがきち...全文を見る
○岩佐委員 次に、低硫黄燃料油製造用原油について減免制度が昭和四十五年に発足しているわけでございますが、この制度について質問をしたいと思います。  この制度の設立の趣旨というものは公害対策の設備を建設促進をさせるということにあったと承知をしているわけですけれども、この点はいかが...全文を見る
○岩佐委員 現在何基あるでしょうか。それから、そのうち償却済みの設備が何基あるか、あわせてお答えをいただきたいと思います。
○岩佐委員 最近三年間の建設基数、これは三基だと承知しておるわけですけれども、この数、それから、これは過去に比較して減っているんじゃないかと考えられるのですが、この点はいかがでしょうか。
○岩佐委員 それから将来の建設計画について、これは通産省に伺ったわけですが、わかっているだけではあるけれどもということで、しかしはっきりしているのが一基のみというふうな回答があったわけです。ですから、過去三年間の建設基数が三基、しかも将来、いまわかっているだけで一基というような実...全文を見る
○岩佐委員 この制度発足以来の減税額を年度別にちょっと言っていただきたいと思うのです。それから最終五十三年度末で合計が幾らになっているか、これをお答えいただきたいと思います。
○岩佐委員 総合計についても伺おうと思ったのですけれども、大体九百六十億以上になるわけですね、九百六十一億近いと思うのですが。このような公害規制のための優遇措置というのはほかに対してはあるでしょうか。
○岩佐委員 今年度の対応になるのですか、昨年、わが党の佐藤議員が参議院の大蔵委員会で質問をしておりますけれども、この中で、大蔵省としてはこの制度そのものについて範囲を縮小していくというようなことで、いわゆる硫黄含有割合を引き上げるという措置をとって、一%から一・三%へ対象原油の枠...全文を見る
○岩佐委員 その一・三%をさらに引き上げるということ自体が、公害規制との関係で、一般的に言えば硫黄酸化物の含有量を何か野放しにする、放置するみたいに誤解されるというふうに思うのですけれども、その点は大蔵省としてはどう考えておられるのかということ、これもちょっとさっきの質問で伺いた...全文を見る
○岩佐委員 ちょっと私のいまの質問に対して適切な答えであるというふうに思われないのですけれども、いままでずっと見てきたやりとりの中で、もうすでに償却済みの設備というのが四〇%を超えている実態、あるいは汚染者負担の原則、そういう観点、そしていま財源難であるという点から、やはりこれだ...全文を見る
02月20日第91回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○岩佐委員 いま電力料金と並びましてガス料金の値上げの問題が大変国民の関心事になっているわけでございますけれども、この値上げの問題と同時に、安全性の問題につきましてかなり国民が引き続いて関心を高めているわけです。とりわけ、消防庁の調査によりますと、都市ガス、LPガスによります災害...全文を見る
○岩佐委員 そうしますと、私どもが家庭で使いますいわゆるガステーブル、いま都市ガスの場合には千五百万世帯が都市ガスを利用していて、LPGになりますと千七百万世帯が利用しているわけでございますから、多くの国民が利用しているわけですが、ガスを使っている場合に、ガステーブルがない家庭と...全文を見る
○岩佐委員 通産省はそれに基づいて、具体的に検定品目の拡大について、いつまでにどういうふうな形で行うのか、そのことについてお答えをいただきたいと思います。
○岩佐委員 現在のところで、いつになるかわからない、これでは困るわけです。ちょっと関係者に聞いてみても、通産省がそういうふうな検定品目を払大するという話は全く聞いていないというようなことが言われているわけで、これでは困るというふうに思っています。  通産省の方にお伺いしたいので...全文を見る
○岩佐委員 数%というのはどういう意味ですか。二、三%とか五、六%とか、そういうことですか。
○岩佐委員 通産省の態度が、この一点についても非常に問題であるというふうに私は思っています。それは、不合格率がどれだけであるかということを言ってもすぐに出てこない。これは非常に問題だと思います。  それに加えて、私どもがガス器具の検査協会に問い合わせをして聞いてみたところ、五十...全文を見る
○岩佐委員 それに対して通産省の回答ですね、再度決意をというか……。いつまでにということがどうしても言えないといっても、範囲ですね、そういうもの、たとえば半年後なのか一年後なのか、そういうものでさえ出ないのかどうか、そこのところを出していただきたいというふうに思うわけですが、お答...全文を見る
○岩佐委員 それでは非常に困るわけでございます。それと同時に、ガス事業法では、登録業者を指定すると、型式認定は通産省が行うけれども、あと、ロットごとの検定についてはそれを受けなくてもいいんだというような、第三者機関の検定を受けなくてもいいんだというような条項があるわけでございます...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、通産省は、検定の対象品目拡大とバーターでそういうようなことをやっていくことはないんだというふうに理解をしていいわけですね。
○岩佐委員 現在のところでさえ、先ほど私どもが調べました数字でも不合格品がかなり高い。そういう状況の中で、第三者機関の検定を受けないで野放しにしていくということがどうなのか。この問題は大変疑義がありますので、御答弁いただいたように慎重にやっていただきたいと思っているわけです。 ...全文を見る
○岩佐委員 実は、五十三年の原因別、器具別ガス事故によりますと、長時間使用によって二十件ガス事故が起こっていて、それに基づいて十八名の方が亡くなり、二十名の方が中毒事故を起こすというようなことが起こっているわけであります。そのうちガス湯沸かし器が七件、ガスストーブが十件、ガスこん...全文を見る
○岩佐委員 やっているのではないかということではなくて、具体的にその報告を受けて、やっていると確認できるというふうになっているかどうかを伺いたいと思います。
○岩佐委員 この安全の調査の内容の問題について、どういう形で、どういう機種について行われているのか、通産省の方から説明をしていただきたいと思います。
○岩佐委員 そうじゃなくて、三年に一遍の調査のことです。この勧告に基づくあれをいまお答えいただいたわけですね。そうじゃなくて、もともとの調査はどう行われているのかということです。
○岩佐委員 そうすると、三年に一遍、しかもそれは一万キロカロリー以上の湯沸かし器とそれからガスふろがまの二つで、煙突がついているか、ついていないか、換気がよく行われているかどうかという、簡単に言えばそういう種類の調査だというふうに伺っているわけですけれども、こういう調査だけで本当...全文を見る
○岩佐委員 たとえば、昭和五十年の四月に国分寺のアパートで、瞬間ガス湯沸かし器から発生した一酸化炭素中毒で二人が死亡して、八人が中毒症状を起こすという大事故が起こったわけでございます。このときに警察庁に書類送検された調整員が調整した後——これは熱源転換の過程で起こった事故でござい...全文を見る
○岩佐委員 検査の基準というのも、一つは、耐久性のテストがない、製造段階の検定過程での技術基準の中に、いわゆる耐久性のテストがないというようなことから、どこの部分が何時間使ったら悪くなるというようなことがはっきりわかっていないという状態もあるようですね。ですから、その部分が非常に...全文を見る
○岩佐委員 この問題について、通産省の姿勢について伺いたいと思います。
○岩佐委員 私が申し上げたのは、いまの検定段階での問題もあるし、それから、いわゆる三ガス検査を調査段階で行うことについてどうかという点もあわせて伺っているので、その後半部分についてお答えいただきたいと思いますけれども、同時に、何千回とやっている、それは三年に一遍の義務づけられてい...全文を見る
○岩佐委員 通常の家庭での使用期間、それを何年というふうに言うとそれは期限保証になるのでというような考えがあって、何かずいぶん含みのある答えだったのかなとも思うのですけれども、そこに立ち入らなくても、私が伺っているのは、三年に一遍ということに耐えられるのかどうかということだけでも...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、反復検査をやっているというふうに言われますけれども、それはいまの考え方だと一年以内である、一年にもわたる検査ではどうもないようだというふうに判断されるわけですが、それでよろしいわけですね。
○岩佐委員 通常というのは、私なんかは一年でもう調子悪くなっているわけですから、それがどうもおかしいから伺っているわけですけれども、反復調査をやっていると言いながら肝心かなめの回答が、こうでございますと胸を張って言えないというような、そういうあいまいな調査であるということは、これ...全文を見る
○岩佐委員 この熱源変更の問題については、まだ東京でも練馬地域なんかこれから行われるということで、過密地域がずいぶんまだ残っているわけなんですね。やはりガスの組成だとかカロリーが当然変わってくるわけですから、それに耐え得る型式というかガスの器具というものは変わってこなければいけな...全文を見る
○岩佐委員 人の生命を尊重するということで考えれば、私は、ガス事故は一件だって死亡事故があってはいけないし、中毒事故だってあってはいけないというふうに思うのですね。岡谷の事件みたいに、夫が殺人者じゃないかということで疑われるような悲惨な事故、一家が、奥さんと二人の子供は亡くなり、...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
02月22日第91回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○岩佐委員 来年は国際障害者年でございます。これは一九七六年の第三十一回国連総会で全会一致で決議されたものでございます。障害者が人間らしく生きるために社会が援助すべきである、こういうことを明確にうたい、また雇用についても適切な仕事の確保のための援助を決めています。労働大臣から、こ...全文を見る
○岩佐委員 いま労働大臣からも積極的な態度が表明されたわけでございますけれども、私が労働省の範囲の中で幾つか気がついたごとがございます。これについて具体的に御提案を申し上げ、それにつきまして、できることであれば積極的にそのことに取り組んでいただきたい、こういうようなことからきょう...全文を見る
○岩佐委員 いま大変求職者が殺到している、そういうような話がありましたけれども、実際には調査をやっておられない、これは大変大きな問題だと私は思うわけです。ぜひ労働省として新卒者の卒業後どうなっているのかというような調査はすべきであるというふうに思うわけでございますけれども、その点...全文を見る
○岩佐委員 その点はぜひ検討していただきたいと思います。  私、一つの資料を御紹介をしたいと思います。それは東京都の障害児学校教職員組合が調べました資料でございます。これは「四十九年度から五十三年度までの年度別の進路推移」というグラフというか、こういうふうにして非常に見やすいよ...全文を見る
○岩佐委員 この三万二千人、仕事をしたいということで求められておられる方は、企業がサボっている六十三万人の五%にしかすぎない。ですから、そういう点から言えば、本当に企業にやらせていかなければならないし、やる気になればできる数字なんだというふうに考えられるし、また逆に言えば、罰金さ...全文を見る
○岩佐委員 先ほどの答弁の中で、雇用率未達成のもののうち大企業から計画を出させたものが六百五十二企業あるというふうな回答がありましたけれども、これは企業名を全部出すことはできるのでしょうか。公表することはできますか。
○岩佐委員 雇用が未達成のうちでもとりわけ悪いのは金融、保険だというふうに聞いているし、また実際にも数字を見てもそうなっているわけでございますけれども、この六百五十二、どうなんですか、業種別くらいは大体わかるというか公表できるのじゃないでしょうか。
○岩佐委員 できれば業種別に出していただきたいと思います。  それから、不正経理などで問題の多い特殊法人について、KDDの場合には、わかっているだけでも年間二十二億円の交際費があるというようなずいぶんでたらめぶりな特殊法人の実態があるわけでございますけれども、この特殊法人の雇用...全文を見る
○岩佐委員 私がいま指摘をいたしました大企業や特殊法人、こうしたところに対して雇用率を高めるために具体的にどういう対策を現在とっておられるのか、その点をお伺いしたいと思います。
○岩佐委員 今後の問題もあるでしょうけれども、いままでの対策で十分に効果が上がっていないということが、依然として五十三年度、五十四年度の数字から明らかであると思うのですね。やはりこういう状態を本当に直していくために、達成率の悪い企業名は毎年公表をちゃんとしていくということをすべき...全文を見る
○岩佐委員 そういう話を聞いていると、どうも納付金は余っているから納付金をこれ以上上げてもしようがない。それは別の議論でして、納付金は納付金についてもっと使い方を考えていけばいいわけですね。それから、現実的にやはり納付金を払った方が障害者を雇うよりも簡単だから、だからそういうこと...全文を見る
○岩佐委員 この所沢に電話交換手の科目を入れるのはいつからかということと、それから、自動設備があるところだったら、その電話交換の訓練をすることができるというふうに言われているわけですけれども、この点についても労働省の方の努力があれば実現できるのではないか、そういうような提案がある...全文を見る
○岩佐委員 自動設備は。
○岩佐委員 次に、職業訓練校の問題ですけれども、国立の訓練校というのは十二校しかないわけで、あと県立が五カ所。これは全体として数が大変少ないということが一つと、それからもう一つは、精薄を対象にしていない。県立のもので、愛知が精薄だけ。あともう一カ所ですか、精薄もいいというふうにな...全文を見る
○岩佐委員 いま私が申し上げたことを繰り返されたような答弁なのですが、国立の方にないということが問題なので、この点をどう考えられるかということを伺っているわけです。
○岩佐委員 今後配慮していかれるということで、いままでそういう例はあるのですか、ないのですか。
○岩佐委員 その点はぜひ努力をしていただきたいと思います。軽度、重度あるいは中程度といっても、どこが区別ができるかというのはなかなかむずかしい問題であるわけですね。中程度でも、精薄の場合十分一緒にやっていけるというような条件の人が多いと思いますので、その点も配慮をされて努力をして...全文を見る
○岩佐委員 作業所につきましては、私どもで聞いている限りでは、全国で四百カ所近くあって、そのうちの百五十が認可である。ほとんどが無認可である状態ですね。それから東京の場合には百五十数カ所、そのうち七十一カ所が公立あるいは法人です。東京の場合には、都だとか区が大変がんばっているとい...全文を見る
○岩佐委員 福祉工場のことだと思いますけれども、福祉工場にしたいと思っても、なかなか設備が整わない。設備が整わないために雇用関係ができない、そういうような悩みを抱えている共同作業所も幾つかあるわけでございます。ぜひとも、こういう努力をしているところに対して労働省として、モデル的に...全文を見る
○岩佐委員 大臣にここでお願いでございますけれども、いままでの論議を踏まえて、形式的に言うと共同作業所への援助というのがいろいろ制約があるわけでございますけれども、国際障害者年を迎えている時期でもございますし、大臣としても政治家として、ここのところはよしやるぞということでやってい...全文を見る
○岩佐委員 次に、先ほどから出ております職安の機能の問題についてお伺いをさせていただきたいと思いますが、障害者のための特別の担当官を置かれるというようなことがたびたび指摘をされているわけですが、全国的に大変職安の職員が減っている中で、そういう特別体制をとって増員しながらそういうこ...全文を見る
○岩佐委員 たとえば東京に当てはめた場合は、いまの担当官の増はどのくらいの数になるのですか。
○岩佐委員 東京都は都独自の事業といたしまして、飯田橋職安を中心に、高齢者とかあるいは障害者の雇用促進のために八名くらいの、何か職安OBだそうですけれども、そういうチームをつくって大企業の雇用促進を図るということに当たって、それなりの成果を上げているというような報告を受けているわ...全文を見る
○岩佐委員 手話通訳の問題ですが、都では年に一回、初歩的な手話の研修というのを業務の中で位置づけてやっているようです。それで五十四年度は、職員で四十五名、事業所で七十八名、百二十三名が参加してやっているそうですけれども、こういうことについて、東京都だけではなくて全国的に普及すると...全文を見る
02月26日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○岩佐委員 先ほど冨田さんがちょっと指摘をされました事業報酬のもととなるレートベースの中でかなり大きなウエートを占めております核燃料の問題について、電力会社にお伺いしたいと思います。  この核燃料を今度の申請書の中で見ますと八社合計で八・一%になっているわけですけれども、関西電...全文を見る
○岩佐委員 物理的はいいのですけれども、たとえば先ほどからも指摘されているように、関西電力の場合には原発が思うように動いていなくて、資料が出されていても、これは五十四年の上半期ですか、動いているのが美浜の三と高浜の一、それから大飯の一ということで、しかも美浜の三、高浜の一というの...全文を見る
○岩佐委員 先ほど深夜料金の問題について冨田参考人の方から指摘があったわけですが、私もこれについて幾つか聞いてますので、たとえば中部電力と中国電力が深夜料金についてかなり利用率が高いわけです。いわゆる設備利用率を高める意味での深夜料金は大変いいということでこれが導入されたのだとい...全文を見る
○岩佐委員 私、一般論としてはそういうこともあるのかなということだと思います、それは全体が値上げされているわけですから。ただ、今度一番問題なのは、中部、中国については深夜電力の利用率が非常に高くて、消費者の利用が多い、それだけ電力会社が一生懸命になって一般家庭に売り込んだという背...全文を見る
○岩佐委員 じゃ、買った人はばかだった……。
02月28日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○岩佐委員 核燃料のことについてお伺いしたいと思いますけれども、東京電力の出された資料によりますと、核燃料は、当中間期末で、前期末に比べて、これは五十四年の九月三十日現在の資料で千七十三億ふえているというふうな資料が出ております。それから、東北電力の場合には、同じ資料で三百四十億...全文を見る
○岩佐委員 それにしてもいま申し上げたように、前の年から比べると、きょう出されました五十四年九月三十日現在では前期に比べると一千七十三億もふえている、こういうことは異常であるというふうに指摘せざるを得ないと思うんです。  それからもう一つ、これは二月二十七日付の読売新聞に報道さ...全文を見る
○岩佐委員 東電にお伺いしたいと思いますけれども、他社購入電力について、東京電力の場合には共同火力や電源開発等から買っておられて、申請の中では二千七百五十一億というかなりの額になっているわけですけれども、これは当然共同火力や電源開発の値上げ分を見込んでの申請、今回の申請はそういう...全文を見る
○岩佐委員 電源開発から買われる場合水力が主なようですけれども、これは値段については現在の値段で申請をしているということでございますか。
○岩佐委員 よくわからないのですけれども、電源開発から買う場合、電源開発の料金そのものは通産省の認可料金である。通産省の認可料金ですから、当然どうなるのかということはまだ決まってないわけですね。私どもの方も、この点どうなのかなと思って電源開発に問い合わせをしてみたら、値上げ申請は...全文を見る
○岩佐委員 認可料金であるものについて予想単価を入れるということ自体大変おかしな話で、しかも話によると大変額を上げて高目に予想しているというふうなことも聞いていますので、この点はきちっとしていただきたいというふうに思います。
02月29日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○岩佐委員 清水参考人が先ほど指摘されました安全性の問題についてちょっとお伺いしたいと思います。  料金の問題と安全の問題、両方とも大変重要な問題だと思います。私決算委員会でこの安全性の問題について質問をしたわけですけれども、大体家庭用のガステーブルやあるいはガスがまですか、オ...全文を見る
03月06日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
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○岩佐委員 今回の電気料金の値上げは八社平均六四・四%、それからガスが東京ガスで見た場合に五二・九%と大幅なものになっていて、国民の生活は大変な打撃を受けることになります。とりわけ、先ほどからも問題になっておりますけれども、生活保護世帯やあるいは福祉施設等への影響が非常に深刻であ...全文を見る
○岩佐委員 大変な実態であるということが言えると思いますけれども、厚生省としてこれに対して何か具体的な対策をおとりになっているんでしょうか。
○岩佐委員 いま厚生省からも話がありましたように、今回の大幅な値上げというのは生活保護世帯あるいは施設に対して大きな影響を与えるので、いままでの八・六%の中で見るということ自体が大変だということで、通産省あるいは経済企画庁の方にも恐らく行っていると思いますけれども、そういう陳情を...全文を見る
○岩佐委員 大臣に一言ずつで結構です、結論だけ。
○岩佐委員 次に、ガスの二部料金の問題について伺います。  東京瓦斯の場合でございますが、二部料金制を導入することによって——この間も公聴会で伺ったのですが、全世帯のうちの六五%、三百八十万世帯が、いままでの体系の値上げよりもずっと上がってくる、平均値上げ率よりも高くなるという...全文を見る
○岩佐委員 このことについてはそう議論を続けるということも時間の関係でできませんけれども、ただ、いま言われたのは一つのサンプリング調査であるし、それがすべての利用者に当てはまるということは当然言えないというふうに思います。それから五立米から百十五立米のところは二部料金制にすること...全文を見る
○岩佐委員 約十億ドルになるわけですね。これは十億ドルをドル減らし対策として、しかも、政府が輸銀の融資をして、それで電力会社に核燃料を買わせて、それでそのツケを消費者に回すというようなことというのは非常に大きな問題だというふうに思うのですね。いま装荷中の核燃料と資産、これを比べる...全文を見る
○岩佐委員 一つは、濃縮ウランというのは世界的に各国で需給体制がだぶつきぎみであるというふうな専門家筋の話があるわけですね。  それからもう一つ、いまの装荷中の核燃料から資産を比較すると確かに三十二倍、年数にすれば五年だ、六年だいう話があるわけですけれども、それはあくまでも全部...全文を見る
○岩佐委員 いずれにしろ、いまのアメリカと日本の関係を見ると、かなりアメリカに協力的であるというような事態があちこちで見られるわけで、こういう消費者に、利用者に負担がかぶるようなそういうようなことを勝手に電力会社にやらせるというような態度は慎んでいただきたいということを要望として...全文を見る
○岩佐委員 問題は、今回の値上げの主な原因が原油の値上がりにある、そういうことで六四・四%という平均値が出てきているわけですね。だから、じゃ一体そこはどうなのかということで、国民があるいは国会がそこに大きな関心を持って、それで点検をする。これを当然だというふうに思うのですね。とこ...全文を見る
○岩佐委員 ちなみに、その他経費のところですけれども、先ほどのCIF、バレル当たり三十一ドル、これキロリットルにして二百四十円のレートで計算すると四万六千七百九十七円になるわけですね。これにその他経費が七千七百円から一万一千二百円。ずっと乗っけていくと、その他経費というのは油の中...全文を見る
○岩佐委員 その認可は電源開発促進法によるのだと思いますけれども、これを御説明いただきたいと思います。
○岩佐委員 今回の申請で、電力各社は、電源開発の電気料金について値上げされるであろうという想定価格で値上げを申請しているというふうに言っておりますけれども、そのことは事実ですね。
○岩佐委員 そうすると、一応認可事項で、審議会にかけなければならないというふうになっているわけですから、この審議会にかけて、もし料金を据え置けとか、あるいは額についてこれは高過ぎるとか、そういう答申が出された場合にはどうするのですか。
○岩佐委員 いや、実際に審議会にかけて、そして審議会で、これは値上げをしてはいけないとかあるいは値上げ幅を圧縮しろというような答申が出されたときは、通産省はその答申に対してどうされるのですかということを伺っているのです。
○岩佐委員 いや、答申が想定価格より下回るというようなことになった場合には、通産省としてその答申を認めていくということにならざるを得ないのじゃないですか。
○岩佐委員 なぜ仮定の段階として考えてないわけですか。
○岩佐委員 ただ、手続的に一応審議会にかけて、その審議会の意見を尊重するというふうになっているわけですね。だから、その審議会の意見を聞いて、その結果どうするかということを通産省は決めなければいけないわけですよね。それも無視していくということにもならないと思うのですね。だから、その...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、この審議会は開かれないけれども、すでに何か審議会の了解をもらっているような、そういうことになるわけですね。そうすると、これはちょっと行き過ぎなんじゃないですか。審議会を開いてその意見を聞かなければならないというふうに一応決めてあるわけで、そこのところはずい...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、この電源開発促進法の二十三条四項自体が、「内閣総理大臣に依頼して審議会の意見を求め、その意見を尊重して、これをしなければならない。」というようなくだりがありますが、審議会に出す前からすでに結論が出ていて、尊重されるであろうというようなことは、ずいぶんおかし...全文を見る
○岩佐委員 この点については一応審議会があるのにそれを無視するあるいは手続をないがしろにするというように思えるし、やはりこれは当然審議会の意見を聞いた上でやるべきだと思うし、また電源開発の方にうちの部屋から問い合わせをしてみると、現在のところ値上げをする気はないというような回答が...全文を見る
○岩佐委員 これで終わりますけれども、電力会社に相談しろと言うよりも、通産省自体ももう少し積極的に、こういう問題があるということで電力会社にもきちんと伝えてもらいたいし、そういうトラブルがうんと起こるようでしたら適切な処置を今後考えていただきたいということを要望申し上げて、終わり...全文を見る
03月06日第91回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○岩佐分科員 手小荷物の問題についてお伺いしていきたいと思いますけれども、手小荷物の配達は生活の中に密着していて、大変私どもにとって必要不可欠なことでございますけれども、この大都市東京の中で戸別に荷物が配達されない地域があり、そこの住民は大変な不便をこうむっている、そういう実態が...全文を見る
○岩佐分科員 先ほど申し上げましたように、大都市東京の幾つかの都市の中で、へんぴなところで未配達区域というのはあるわけですけれども、市全体が未配達区域であるところというのは多摩市と檜原村、小笠原村というようなところなわけです。多摩市の場合には現在人口十一万、そして将来多摩ニュータ...全文を見る
○岩佐分科員 そうすると、協議会は一度開かれた、あと事業者間だけの協議というか話し合いが二回、そしてこれからやるということでございますけれども、それでは、もう一年半もたっているわけですし、協議会自体は一度しか開かれていない、ほとんど進んでいない状態じゃないか、こう理解せざるを得な...全文を見る
○岩佐分科員 ちょっと大臣のお考えも……。
○岩佐分科員 一般論としてそういう非常に深刻な事態があるわけですね。大臣に聞いていただいているのは、つまり現在十一万都市で、多摩ニュータウンの住民がどんどんふえていって、同じ団地でも、市が違っているというだけで日野市は配達されるけれども、多摩市は配達されない。しかも、その十一万都...全文を見る
○岩佐分科員 東京都の南多摩新都市開発本部というのがございますけれども、こことは話し合っておられますでしょうか。
○岩佐分科員 この手小荷物問題、実は多摩市が中心になっていて、協議も多摩市を入れて鉄道事業者がやっておられるわけですけれども、多摩ニュータウンの一部に三千戸余り松が谷、鹿島という団地が入っていて、この団地は八王子市に所属するわけですね。ですから、確かに多摩市が大部分だし、多摩市が...全文を見る
○岩佐分科員 私も東京都の交渉に一回参加したことがあるのですけれども、やはり開発本部は自分の問題として自覚をしているというふうなことを言っておりますし、そういう点ではぜひ実現をしていただきたいと思います。私どもの希望とすれば、この問題はもうずいぶん長く放置されているわけですから一...全文を見る
○岩佐分科員 大変前向きな御回答でありがとうございました。一定のめどができるということは大変重要なことなので、住民の方々もこれですごく喜ぶと思います。  もう一つ、これは全然別の問題なんですが、実は私、視力障害者の方から陳情をされたのです。目の見えない方がバスに乗る場合に、行き...全文を見る
○岩佐分科員 終わります。
03月07日第91回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○岩佐分科員 私は、きょうは大店法の問題についてお伺いをしていきたいと思います。  最近の大型小売店舗の特徴の一つとして、店舗面積が一万数千平米級、しかも相当数収容可能な大型の駐車場を持つ巨大なショッピングセンター形式のものがずいぶんふえてきています。大駐車場の威力というのは、...全文を見る
○岩佐分科員 具体的に八王子の楢原の忠実屋支店の例について伺っていきたいと思いますけれども、この予定商圏というのは、地理的な特徴で、いわゆる街道沿いに歴史的に発達してきた商業地域を見込んでいるわけです。その奥行きは最も深いところで十二キロに及んでいます。予定商圏に含まれている五日...全文を見る
○岩佐分科員 いま言われました広域商調協を持つ場合に、行政人口の五〇%以上に影響を与える場合という、そういう基準があるようでございますけれども、この五日市の場合のように、小売店舗の大半を商圏に取り込まれるというようなとき、住民の消費生活に及ぼす影響は甚大であるということから、広域...全文を見る
○岩佐分科員 次に、出店予定地周辺の道路事情についてですけれども、八王子の例で言えば、秋川街道、陣馬街道、そして通称オリンピック道路などがいまでも慢性的な交通渋滞になっています。西東京バス利用者の話では、朝晩のラッシュ時に物すごく時間がかかる。通常だったら二十分のところが、夕方だ...全文を見る
○岩佐分科員 いまの道路事情の問題というのは、町づくりあるいは都市計画との関係ということに当然なっていくわけでございますので、大店舗出店と都市計画との整合性、これを図っていく必要があると思います。  それから青少年の非行化のおそれ、それから人づくりの関係、これも先ほど申し上げた...全文を見る
○岩佐分科員 それから、査定に当たりまして、市長とかあるいは知事からの意見の中で、いま言われた道路事情の問題とか、都市計画との整合性の問題、あるいは非常に車が込んで環境問題が——いわゆる人体に対する有害ガスの問題ですね、そういう環境問題等が大きなファクターとして指摘をされて出てき...全文を見る
○岩佐分科員 確認のためにちょっと事実関係を伺っておきたいと思いますけれども、三条申請後八カ月以上たったからといって、出店者が地元との話し合い調整のために時間がかかって五条申請がおくれてしまう、そういうことがあると思いますけれども、その場合に、三条申請はもう無効になるんだというこ...全文を見る
○岩佐分科員 最後に、先ほど大胆に、論議の前にちょっと申し上げてしまったわけですけれども、大臣のお考えを伺いたいと思います。  この八王子の楢原の出店問題というのは大変大きな問題で、地元の方々にとっては深刻な問題であります。たとえば八王子市全体の商店会が八王子市に対して、大型店...全文を見る
○岩佐分科員 終わります。
04月02日第91回国会 衆議院 決算委員会 第12号
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○岩佐委員 食品に添加される添加物の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、添加物は一億一千万国民の生命、健康にかかわる問題でございます。  まず最初に、過酸化水素の問題につきましてお伺いしたいと思いますが、十月一日から過酸化水素を使用した食品は事実上売られないし、また製造...全文を見る
○岩佐委員 現実に最終食品に残留しないという製法について現段階で見当たらないということのようでございますので、実際上は製造あるいはこういう段階での使用ということもあり得ないのがという理解になっているわけですね。
○岩佐委員 過酸化水素の食品中の最終残留チェック、これについて、現在のところ五PPmのところが検出限界であるというふうに言われているわけですけれども、十月一日までに五PPm以下の検出、つまりゼロまで検出する方法が確立できる見通しがあるのでしょうか。
○岩佐委員 練り製品等については七から八PPmぐらいの検出限界だ、食品によって違うようでありますので、そういう限界がかなり高いようでございますけれども、もし十月一日までにこの検出がゼロにならないという場合には、事実上、七なり八PPm以下使用されているものが現実に出回っていてもチェ...全文を見る
○岩佐委員 たとえば、問題になっているかずのこの例でございますけれども、これは原卵とそれから製品と合わせますと大体三千二百トンぐらいの在庫があるというふうに言われているわけです。過酸化水素を何とか飛ばしたいということで考えているようですけれども、これが仮に、かずのこの場合の検出限...全文を見る
○岩佐委員 ちょっとよくわからなかったのですが、十月一日以降、過酸化水素を使っているかずのこはどういう措置になるわけですか、いまの在庫の分については。
○岩佐委員 かずのこの過酸化水素の分解は、現在の技術水準では大変むずかしいのだというのが通説のように言われています。そういうような状況の中で、いまの在庫分についてはもう厚生省として手の下しようがないのだから、そうすると十月一日以降も過酸化水素を使用したものは事実上売られていくとい...全文を見る
○岩佐委員 それは非常に大きな問題だと思うのです。禁止しておいて、一方では、大手水産会社が国民を困らせるために買い占めした分まで、厚生省が甘く見て十月一日以降売ってもいいよというようなことというのは非常によくないと思いますが、そうすると、この表示はどうなるのですか。過酸化水素使用...全文を見る
○岩佐委員 厚生省の食品添加物の表示義務についての別表五の場合には、いわゆる個別名称でもいいし類別名称でもいい、どっちをとってもいいのだ。だから過酸化水素という個別名称を書かなくても、いわゆる合成殺菌料とかあるいは合成保存料、そう書いてもいいのだという二者択一になっているわけです...全文を見る
○岩佐委員 過去にお酒に過酸化水素を使っていた実例があるようですけれども、これはどういう目的で使われ、そしてなぜやめることになったのか。その経緯について、時間が余り十分でありませんので、簡単に御説明いただきたいと思います。
○岩佐委員 サルチル酸を除去すると同時に、この過酸化水素についても使うのをやめよう、そういうようなことで、業界が自発的にやめていったものだというふうに聞いておりますけれども、今回みたいに発がん性があるというふうにはっきりと日本の研究機関でデータが出ている、こういう添加物について、...全文を見る
○岩佐委員 ただ、いままで聞いておりますと、発がん性があるとはっきりわかり、しかも残留ゼロのところまで分析できない。たとえばかまぼこについては七から八PPm残留する、それ以上の検出はもうできないというようなことがはっきりしている、あるいは在庫のかずのこについても、いままでどおりに...全文を見る
○岩佐委員 たとえばチーズについても、ノルウェーは無制限に使用されていて、五十三年度の輸入量は五千八十六トン入っているわけですね。厚生省を信頼しないというのは問題だと思いますけれども、この点後で大臣の方から、一体食品行政をどう考えられるのかという点でもお伺いしたいというふうに思い...全文を見る
○岩佐委員 この過酸化水素問題で、大臣に、いままでの討議の中で、やはり検出限界があるということですね。これは一つ大きな問題だと私は思うし、それから発がん性があるということで全面禁止になっていない添加物というのはないのに、過酸化水素だけがそういう扱いを受けている。こういう点でも非常...全文を見る
○岩佐委員 大臣、過酸化水素のH2O2が水と酸素に分解する、これはある程度神話的な話であって、それが今回そうでない、つまり、たとえば練り製品などについては燐酸等が入っていて、かなりそういうことによって過酸化水素が分解しにくいという実態が明らかになった、そういうことで、厚生省自身も...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、いままでの答弁から、過酸化水素の毒性が微弱であるということから今回のあいまいな措置が出てきているというふうに思わざるを得ないと思うのです。たとえばチーズについて、オーストラリアとか、あるいはデンマークだとか、あるいはフィンランド、そういうところは実際的にも...全文を見る
○岩佐委員 どうも適切な答えになってないんですね。三菱商事との癒着がなければいいのですけれども、どうもその辺の解明がされないわけです。特に練り製品というのは業界で百名以下の事業所というのは九八・四%、あるいはめん業界も一千万円未満、資本金でしかわからないのですが、これが九八・七%...全文を見る
○岩佐委員 ただ問題は、過酸化水素が使えなくなって代替品としてPH調整剤が出てきているわけですね。厚生省が、三、四日だからこれは合成保存料というふうには言えないのだというふうにしたとしても、それでは合成保存料という表示じゃなくてPH調整剤ということで表示をさせればいいわけですね。...全文を見る
○岩佐委員 厚生省の言い分はよくわかるのです。ただ問題は、JASの品質表示基準があるから、公正競争規約があるからいいよということではない。消費者にわかりやすい表示だとか、あるいは何が入っているかということをはっきりさせるのはそっちであって、厚生省は関係ないよということではないでし...全文を見る
○岩佐委員 それから業者の問題ですけれども、静岡県の練り製品業者全体の損害が、返品、売れ残り、使用表示のないものへの包装器材の変更あるいは休業というようなことによって一億四千四百万円実際に損をした。そういう中で、新たに何とか別の方法でということで、設備をかえていかなければならない...全文を見る
○岩佐委員 もう一点だけ、食品添加物の相乗作用の問題についてちょっとお伺いしたいと思いますが、大阪市の環境科研が、毎日食べている食品に含まれている添加物というのは大体一日で六十種類か七十種類ぐらいあると言われているわけですが、典型的な食品添加物十三種類を調べてテストをしてみたら、...全文を見る
04月08日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○岩佐委員 まず石油の問題につきましてきょうはお伺いしたいと思いますけれども、こういう「ペトロリアム・エコノミスト 日本語版」という雑誌がございます。これでアメリカ系のメジャー五社の利益、七九年一年間、つまり去年一年間で百十一億七千百万ドル、二百四十円換算で円に直しますと二兆六千...全文を見る
○岩佐委員 モービルという会社がございますけれども、これは外資系の会社ですが、このモービルの昨年の決算が出ているわけです。このモービルの五十四年度決算によりますと、純利益が五十三年の五十八億一千百万円から百八億一千七百万円、つまり五十億円、約倍近く、八六%もふえている。モービル自...全文を見る
○岩佐委員 具体的な細かいことでちょっとお伺いしますけれども、一昨年の十二月から昨年十一月までの原油の値上がり幅、これは時間がありませんので、私の方で試算をしているので申し上げますけれども、七八年十二月CIF十三ドル六十九セント、これは百九十六円五十四銭換算で、一キロリットル当り...全文を見る
○岩佐委員 この間の同じ時期の値上げにつきまして、一次から六次の石油製品の値上げがあったわけですけれども、各社別の一覧表をつくってみたわけですね。そうしますと、ガソリンの値上げ幅が大体三万一千円から三万四千円になっているわけですね。原油の値上がりが二万円ですから、明らかに一万一千...全文を見る
○岩佐委員 私がいま数字を使って申し上げたことについて、本当に元売り仕切り価格がきちんと出てきていたり、あるいは原価が公開されればこの議論というのはもっと突っ込んでできると思うのですけれども、私どもがわかっている限りでは通関統計のCIFしかわからない。それが六回値上げが行われた最...全文を見る
○岩佐委員 灯油について販売量を去年の六月からずっと見てみますと、六月が前年比販売量が一〇六・五、これは多少多いんですが、七月が九七・二、八月が一〇六・六、九月が一〇一・〇、十月、需要期に入ってから九三・七、十一月が九九・二、十二月が八五・二、一月が九五・四と需要期に入って灯油の...全文を見る
○岩佐委員 私が入手しました資料があるのです。これはある県が責任を持って調べた資料で、昨年の七月から十二月までの間の調査結果をあらわしたものでございますけれども、これで見るとすべての調査地区において灯油、軽油、A重油について入荷量を制限されている、つまり元売りからの締めつけがある...全文を見る
○岩佐委員 大臣、いかがでございましょうか、私先ほどからメジャーのもうけ、そして国内ではモービル等が決算が出ているのでわかっている限りそういう国内の石油会社のこの期におけるもうけ、それからまた便乗というふうに思われるようなそういう資産、そして量がだぶついているにもかかわらず価格が...全文を見る
○岩佐委員 この問題については私は情報というものが国民に知らされない、政府自身が知っていて知らされてない部分というのがあるんではないか、そういうことについて非常に一つ不安を持っているということであって、恐らく十分政府自身が御存じな資料なんではないかというふうに思っているわけです。...全文を見る
○岩佐委員 時間がありませんので最後に、また四月から石油製品が六千円から七千円の値上げをするというような事態になっています。私は気になる資料がちょっと手に入っているわけですが、業界筋で五十四年度石油製品の販売量が、ガソリンは対前年比で九五・九、灯油が九一、軽油が一〇一・一、A重油...全文を見る
04月09日第91回国会 衆議院 決算委員会 第13号
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○岩佐委員 先ほども論議がありましたけれども、環境庁の三月二十四日付の、燐を含んだ合成洗剤の使用についての本庁、出先機関など全施設での使用禁止、そしてまた、他の二十三省庁に対しても協力を要請する、こういう措置について、私どもは大変評価をすべきだというふうに思っているわけでございま...全文を見る
○岩佐委員 この調査については、そうすると大体ここ一年ぐらいのうちに終わる、そういうことでございますか。
○岩佐委員 全国の自治体で、合成洗剤の燐追放についていろいろな措置をとっていることが報道されておりますけれども、この点について、措置状況別に大体どういうふうになっているか、お答えをいただきたいと思います。
○岩佐委員 長官にお伺いをしたいと思いますけれども、このように三十三都道府県で何らかの措置をとるというような全国的な大きな動きになってきているわけですけれども、やはり国としても何らかこういう措置に対して統一的に指導していかれる、そういう必要がもう出てきているのではないかというふう...全文を見る
○岩佐委員 通産省にもきょうお越しいただいているので伺いたいと思いますけれども、家庭用品品質表示法、そしてJIS規格でもって、合成洗剤のいわゆる燐を含むいろいろな規格があるわけでございますけれども、今回の富栄養化の問題がこういうふうに大きくなっている中で、一体通産省として、これら...全文を見る
○岩佐委員 何か通産省は、実際いま燐の含有が一二%という規格になっているのですか、それは実際自主規制では一〇%になっている。しかし、それ以下に落とすのはなかなか大変なんだ、あるいは無燐ということについては非常に厳しいんだというようなこともあるようでございますけれども、その点、ぜひ...全文を見る
○岩佐委員 次に、合成洗剤の中で非常に一般的に普及されているLASの汚染について、五十三年九月四日に環境庁がまとめられた五十二年度化学性物質環境追跡調査では、分解性のいいはずのLASが水質中で魚に影響を引き起こすレベル以上と見られる最高二・九PPmを検出した、あるいは底質でも最高...全文を見る
○岩佐委員 最近無燐化を実現するためにゼオライトを使った合成洗剤が使用され始めていますが、これはゼオライトが粘土のようなものなので、下水道に詰まるおそれがあるのではないかと言われているわけです。西ドイツの化学会社ヘンケルがまとめたフィールド実験報告書では、下水処理能力を妨げる原因...全文を見る
○岩佐委員 それはいつごろまでに検討を済ませ、どういうふうに実際にやっていかれるのか、その見通しについてお伺いしたいと思います。
○岩佐委員 実際には、ゼオライトそのものが使用されていくわけでございますから、その点、西ドイツの確かな実験があるなら、別に新たにお金をかけて日本でやる必要があるかどうかという問題もあるわけで、その辺は早く結論を出さないと、これは日本にとって特殊な環境、下水道が完備されていないとか...全文を見る
○岩佐委員 次に、公害保健福祉事業についてお伺いしたいと思います。  この事業は、四十九年から実施されているということでございますが、これは年度別に予算額、決算額、実施率、そういうものについてお答えいただきたいと思います。
○岩佐委員 いまの答弁のように、五十一年度からずっとお答えいただいている中で、実施額は確かに上がっておりますけれども、予算額がだんだん下がってきている、こういう点は非常に問題だと思うのですね。それは予算がありながらそれが使われないという実態があったからだと思いますけれども、ではな...全文を見る
○岩佐委員 私、実際に東京の幾つかの区の担当課長さんから話を聞いてきたわけですけれども、たとえば転地療養事業というのは大体五十人単位で実施することになっている。この事業を実施する場合に、医師が一名、看護婦が二名、生活指導員十名、保健婦一名、事務局五名、これを同行させるということで...全文を見る
○岩佐委員 これは私がきょう質問するに当たって調べたことでございますので、そう古い話ではないというふうに思います。四十一市の指定都市の連名によって昭和五十四年八月三十日付で環境庁長官に要望書を出しているのです。これは四十一市指定都市の連名による公害補償地域連絡協議会、こういう名前...全文を見る
○岩佐委員 前向きの御答弁をいただいたので、その点ぜひよろしくお願いをしたいというふうに思います。  それから環境庁のこの事業に対する計画、指導、この問題について幾つかの要望が出されております。たとえば転地療養を希望する場合、患者さんたちの中には、発作などの病気が出るときと出な...全文を見る
○岩佐委員 それから転地療養事業について、自治体がなかなか実施できない。それで民間の医療機関が、あるいは患者さんのグループなどが、自主的にサマーキャンプなどを実施しているケースもあるわけです。これは患者さんからも非常に喜ばれているわけですが、国からの補助金が現在では受けられないこ...全文を見る
○岩佐委員 自治体とタイアップする、この計画を自治体の計画の一つとして位置づける、そういう点でやるという方向ではいかがでしょうか。
○岩佐委員 それから転地療養事業で、未就学児童について二泊三日でもいいというふうになって、これはすごく改善をされてきていると思いますが、十五歳未満のグループあるいは十五歳以上のグループとも六泊七日という長期間の宿泊、これが条件となっているわけです。実際の運用ではもう少し緩和されて...全文を見る
04月15日第91回国会 衆議院 決算委員会 第14号
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○岩佐委員 大来外務大臣は十一日に外国記者団との記者会見で、石油より日米関係が重要というふうに言われた。そして翌日大平首相も、きわめて当然のことを言われたと思うというふうに述べられて、この発言を大平総理が追認をされたというような報道がされています。このことは、たとえイランからの石...全文を見る
○岩佐委員 アメリカから対イラン制裁について四つの要請、外交関係の断絶、経済制裁、そして財産の凍結、ビザの発給停止、こういうものが来ているというふうに思いますが、私どもは、政府は大平発言によってこのアメリカの提案を積極的、前向きに検討するというふうに腹を決めたのではないかというふ...全文を見る
○岩佐委員 しかし、大来外務大臣の発言及び大平総理の外相発言の追認、こういうものは、アメリカの要請について少なくとも拒否はしない、そういうような態度表明をされたというふうなことで、大変重大な問題点だというふうに考えますけれども、その点はいかがですか。
○岩佐委員 カーター大統領が期限つきで要請をしているということについては、午前中同僚議員の質問に対して、その期限というのは数週間だというふうにお答えになっておられますけれども、それは二、三週間ということではないのですか。つまり大平総理が訪米をするその前までという期限になっているの...全文を見る
○岩佐委員 それは大平総理の訪米前にということで了解されているということですか。
○岩佐委員 日本の態度というのは、他国に先駆けてはっきりとアメリカ支持を打ち出した、こういうふうに私ども理解をしているわけです。その点先ほどからも議論があるのですが、アメリカの要請に対して、たとえばニュージーランドとかスウェーデンなどは報道によれば不支持である、そしてEC諸国でも...全文を見る
○岩佐委員 ただアメリカが自分の国だけで厳しい措置をとっていたのでは、これはどうにも効果が上がらない。だからこそいら立ちを見せて日本やEC諸国に何とか協調するようにというような働きかけを行っているわけですね。そういうやさきに外務大臣なり総理大臣がはっきりと、石油を捨ててもアメリカ...全文を見る
○岩佐委員 ただEC諸国のいろいろな報道を見ますと、たとえばECとして一致して経済制裁をするにしても、各国の法律が違うので非常にむずかしいというような発言があったり、それから西ドイツの首相や外相もいろいろな機会に、こういう状態になっても自分たちは協力し切れない面があるというような...全文を見る
○岩佐委員 そこのところが私どもの理解と違うわけですけれども、一般紙でも先般の両大臣の発言をとらえて、政府はイランより米国を選択する方向でルビコンを渡った、そういうような解説も出されている、そういう状態であるわけです。その点、極限の状態にならないように努力するけれども、極限の状態...全文を見る
○岩佐委員 そういう解決の事態があれば、それはカーター大統領もあれだけいら立ちをすることがないわけですけれども、現状のところでは、アメリカ一国ではどうにもならない、そういう中でどうしても日本なりECなりの協力が必要である。そういう事態の中で今回大来外務大臣が記者会見で言われた発言...全文を見る
○岩佐委員 いまお答えいただいたイラン一国の問題とそれから中東諸国とは違うんだ、その点については私ども見解を異にする。つまり今回イランに対してとっていこうとすることというのはイラン一国ではなくて中東全体の諸国に及ぶ、だからこそEC諸国だって簡単に態度表明はできないでいるというふう...全文を見る
○岩佐委員 カーター米大統領は十二日にも、西欧四カ国の特派員とのインタビューの中で、事態の進展がない場合には遠からず軍事措置を含む強力な行動をとることになる、こういうふうに表明をしておられて、それで、軍事介入の問題についてはたびたび発言をされているわけです。アメリカのイランに対す...全文を見る
○岩佐委員 ただしかし、アメリカはそういう日本とかあるいは西欧諸国が協力していくことを期待はしているでしょうけれども、現状ではそういうことがどっちに行くかなかなかわからないということでいら立っていて、それで海上封鎖やあるいは機雷の敷設、そういうような軍事措置をとる可能性について強...全文を見る
○岩佐委員 そこで問題になってくるのは、日本を基地にしている在日米軍が軍事行動に関与していく、そういう点だと思います。最近、すでにアメリカの空母コンステレーションが横須賀を出て中東の軍事行動に備えているというふうに言われています。昨年の十一月、アメリカ大使館占拠事件が起こったとき...全文を見る
○岩佐委員 在日米軍がイランへの軍事介入に参加した場合、イランから見ればアメリカは直接の敵国、これはもう当然になるわけですけれども、日本が黙ってミッドウェーなどの出撃を認めるということは、日本もイランから見れば、国際法上も中立国ということではなくて、敵性国として見られるのではない...全文を見る
○岩佐委員 ベトナム戦争当時も在日米軍基地が頻繁に使われたわけですが、六六年の六月一日、衆議院の外務委員会で当時の椎名外務大臣は、日本がベトナム戦争の基地として使われているのは、アメリカの相手国である北ベトナム等から見れば、日本は直接の敵ではないけれども、敵性国として認められるの...全文を見る
○岩佐委員 時間がありませんので、次のインドシナの援助問題についてお伺いしたいと思います。  ベトナムに対する七九年度分の経済協力百四十億円の供与が凍結状態のまま年度末を迎え、そして四月一日の新年度に繰り越されたと聞いていますけれども、経済協力がこのように年度末を越えたのは異例...全文を見る
○岩佐委員 三月七日に、来日されたレ・タン・ギ・ベトナム副首相が、日本政府の援助凍結は両国間の合意に反するものだが、わが国は日本政府、経済界との協力を引き続き希望するというふうに言っておられます。予算としても、繰り越しができるのは今年度一年間だけだというふうに私ども承知しているわ...全文を見る
○岩佐委員 外務大臣にお伺いしたいのですけれども、今年度中にやっていかなければならないというような状態にあると思うのですけれども、どういうことがネックになっているのか、それをどういうふうにして排除して実施を努力されていくのか、その点についてお伺いしたいと思います。そしてまた、ぜひ...全文を見る
○岩佐委員 そういう理由を挙げられても、パキスタンやインドネシアに対する援助はずっと行っているわけで、ベトナムだけの援助を凍結する理由はないと思いますし、先ほど申し上げたように、速やかに実施をすることを再度要請したいと思います。
○岩佐委員 次に、チリの大統領の訪日問題ですが、これは私どもは、秋に来るのではないかというふうに伺っているわけですが、外務省の方としては、期日は定かではないというふうに言っておられます。このチリのピノチェト大統領がフィリピン訪問の直前に、これは異例とも言える事態だったそうですが、...全文を見る
○岩佐委員 いずれにしろ、国交断絶寸前まで行くような大変な事態があったわけですね。  昨年、国連でのチリ非難決議に対して、日本政府は、これまでの賛成の態度から、棄権というような、発達した資本主義諸国としては初めてそういう態度をとっているわけですけれども、チリが民主主義の国である...全文を見る
○岩佐委員 いま言われたように、チリにおける人権保護についての昨年の国連経済社会理事会の報告では、「治安機関の権限が、その不法な活動からの法的保護の改善をともなわずに、増大したのと同時に、拷問や虐待の状況についてもその件数が絶対数でも逮捕者数でも増加するという悪化がみられた」そう...全文を見る
○岩佐委員 しかし、国連の経済社会理事会でそういう報告が出されている、あるいは日本が仲よくしているアメリカもこの非難決議には賛成ということで、発達している資本主義諸国の中ではみんな賛成の態度に回っているわけですね。ですから、私は日本の今回の態度というのは非常に解せないものだと思う...全文を見る
04月17日第91回国会 衆議院 決算委員会 第15号
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○岩佐委員 横田のリロケーションの問題について先にお伺いしたいと思います。  関東計画に基づいて、横田基地への集中計画が終わったというふうに伺っていますが、年度別の支出総額一そして一体どういうものにどのぐらいの支出をしたのか、その具体的な内容について御説明をいただきたいと思いま...全文を見る
○岩佐委員 いまのは年度別でお答えをいただいたわけですが、たとえば住宅についてどのぐらい建てて、しかもそれは幾らだったのか、あるいは宿舎についてはどうかとか、事務所、病院施設、教育施設、厚生施設、まあ、防衛庁の方にその用途別の金額を出してくださいというふうに前から御要望申し上げて...全文を見る
○岩佐委員 防衛施設庁の方からも私も事前にこの横田のリロケーションの中身について伺っているわけですけれども、昭和四十八年から始まって六年間にわたったこの計画の中で、たとえば将校宿舎あるいは隊舎、下士官クラブ、倉庫、そういうもののほかに家族住宅、幼稚園、小学校、体育館、病院、教会、...全文を見る
○岩佐委員 それから九階建ての住宅は二ベッド、三ベッド、四ベッド式というふうになっていると伺っていますが、それぞれの戸数、それから平米、間取り、これはどうなっているでしょうか。
○岩佐委員 これは階層に応じた規格はあるのですか。
○岩佐委員 それから、いわゆる思いやり予算というふうに言われておりますが、この横田基地関連の新規工事というのはどういう金額になっているでしょうか。それから、今後この思いやり予算を継続してどんどんふやされていく予定だというふうに伺っていますが、その見通しについてお答えをいただきたい...全文を見る
○岩佐委員 この二百十戸予定というのは、金額的には、先ほどの五十三億五千六百万円、これと同じなわけですか。
○岩佐委員 そしてこの住宅あるいはいろんな環境整備についてでき上がったもの、これは会計検査院の立ち入りはどういうふうになっているでしょうか。
○岩佐委員 防衛庁に伺いたいのですが、私自身、この横田の建設、いろいろ日本側が関東計画やあるいは思いやり予算でどういうものを提供しているのか、それを行って見てみたい、こういうふうに思うわけですが、その点、いかがでしょうか。
○岩佐委員 ぜひ私自身行かれるように配慮していただきたいというふうに思います。  それから同時に、決算委員会で審議をする際に、やはり決算委員会でも、どういうものをつくっているか、それを確かめるということが必要だと思いますし、決算委員会の理事会で検査をする、そういうことなどが決ま...全文を見る
○岩佐委員 次に、チームスピリット80の問題について伺いたいと思いますが、本年三月一日から四月二十日までの五十一日間、これは、これまでの最大規模と言われた昨年のチームスピリット79の十七日間に比べて約三倍、史上最大、最長の米韓合同演習、チームスピリットが行われている。  そこで...全文を見る
○岩佐委員 チームスピリット78のときには、外務省も認めておられますが、米本土から核、非核両用のランスミサイル大隊が横田基地を経由して朝鮮半島に投入されました。今回についてはそういうことがあったかどうか、また、米軍からそういう通報を受けているかどうか、その点を伺いたいと思います。
○岩佐委員 七六年八月十八日に起こった板門店事件の直後、F111戦闘機一個中隊十五機が米本土から無中継で朝鮮半島に直行したときに、米軍機の航路を最優先で確保するために日本の民間機の進入を阻止する措置、いわゆるブロックエリア、こういう措置をとったということは知られていますけれども、...全文を見る
○岩佐委員 三月一日から四月、きょうは十七日ですか、この間までにそういう通報を受けてブロックエリアの措置をとったかどうか、その点はいかがですか。
○岩佐委員 何件あったかということを伺っているわけです。
○岩佐委員 ブロックエリアの措置というのは別に秘密でも何でもなくて、航路をリザーブするわけですね。だから何月から何日までの間に何件あったということぐらいは、運輸省としても調べられるのじゃないですか。また、それを報告しても何でもないことなのではないですか。ただ、年間どのぐらいあるか...全文を見る
○岩佐委員 横田基地関連で、この間にどれだけブロックエリアがあったかということを、この数字をぜひ出していただきたいというふうに思うわけですが、運輸省あるいは防衛庁、いかがですか。横田基地関連だけでいいのですけれども、ちょっと運輸省先に。     〔委員.長退席、新村(勝)委員長...全文を見る
○岩佐委員 横田基地関連ということで、運輸省の方に出していただくように再度要請をしておきたいと思います。  時間もありませんので次の質問に移りますが、東京平和委員会がチームスピリット80に関連して演習期間前から毎日監視行動を行っていますが、演習に関連した大規模な動きをつかんでい...全文を見る
○岩佐委員 防衛庁にお尋ねしますが、自衛隊は今回のチームスピリット80にどのようにかかわっているのでしょうか。
○岩佐委員 東京平和委員会の監視行動によると、三月四日九時五十九分、陸上自衛隊の幹部十五人が木更津の第一ヘリコプター団のヘリKV107で横田基地におりて司令部に入りました。十時六分ヘリは空のまま一たん飛び立って、また午後一時三十分に飛来して一時三十八分に再び陸上自衛隊幹部を乗せて...全文を見る
○岩佐委員 表敬訪問というのは、ちょうどチームスピリット80が始まったときで、なぜ表敬訪問に行ったのかよくわかりませんけれども、考えると、航空だったらまだしも、わざわざ陸上自衛隊の幹部が行っているわけですから、これは第五空軍司令部の全般的作戦を見に行ったのではないか、そういうふう...全文を見る
○岩佐委員 三月十四日ハワイで太平洋軍の幹部シグラー米陸軍西部司令部参謀副長大佐が、日本人記者団との記者会見で昨年十一月ハワイでの米陸軍の図上演習に村松陸上自衛隊防衛部長がオブザーバーとして参加していたというふうに発表していますけれども、これは事実ですか。
○岩佐委員 一昨年の日米ガイドライン以降、海上自衛隊それから航空自衛隊に引き続いて陸上自衛隊が米軍演習へ直接参加するというような動きが大変強まっている。私たちはそう考えているわけですが、今回村松陸幕防衛部長がハワイを訪れたというのはその一つではないかというふうに私ども思っているわ...全文を見る
○岩佐委員 このCPXというのは、大体年一回行われるというふうに言われています。今回のCPXというのは、この「朝雲」というのがアーミ−・タイムズというアメリカの報道を紹介をしているわけで、陸軍当局者ははっきりと同演習の中心は朝鮮での戦闘状況を想定しての演習であるというふうに言って...全文を見る
○岩佐委員 大臣に申し上げますが、いままでのところ一つの問題は、横田基地が日本の首都東京の、真ん中ではないけれども、かなり重要な部分を占めているわけです。この横田基地が、私たち住民にとってわけのわからない使われ方をしている、そういう事態が一つあると思います。これは私たち国民にとっ...全文を見る
○岩佐委員 それからもう一つ横田の問題で、チームスピリット80の中で、四月の十日にブロークンアロー演習が行われた。このことが目撃を太れたことです。これはもう新聞等で詳しく報道されておりますので、時間や何かについては申し上げませんけれども、ここに写真もございます。黄色、白、赤の順に...全文を見る
○岩佐委員 いまのことに関連して、軍用機災害協定問題があると思います。米軍または自衛隊の航空事故及び航空事故に伴う災害が発生した場合の連絡調整に関する協定、これは横田地域では作業が進んでいるというふうに聞きますけれども、現状ではどういうめど、また計画になっているのか、また横田基地...全文を見る
○岩佐委員 この軍用機災害協定問題について一番大きな問題は、もうすでにわが党の内藤功参議院議員が昨年三月二十九日の質問の中で詳しく問いただしておりますので触れませんけれども、問題は米軍機の事故あるいは先ほどのブロークンアローみたいな演習、そうではないと言われても教科書どおりの核兵...全文を見る
○岩佐委員 最後に大臣にお願いしておきたいのですが、この防災協定の問題で、やはり一番事故を感知できるのは米軍であるし、あるいは自衛隊であると思うわけです。そこがやはり責任を持って住民に知らせていくという体制でなければならないはずだと思うのです。その点きちんと踏まえていくべきだと思...全文を見る
04月23日第91回国会 衆議院 決算委員会 第17号
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○岩佐委員 私は、きょう、超人口急増地域の問題につきまして質問をしたいと思います。人口急増地域の範疇に入らないほどひどい地域があるわけで、その問題について伺ってまいりたいと思います。  昭和四十年代、首都圏、近畿、中部などで、いわゆるドーナツ化現象、大都市周辺部の人口急増が特徴...全文を見る
○岩佐委員 先ほど、私、超人口急増地域と申し上げましたけれども、人口急増市町村とは、昭和五十年の国調人口が昭和四十五年の国調人口と比べて一〇%以上増加している市町村を言うというふうになっておりますが、たとえば東京の町田市の場合に、同じ期間をとりますと一・二六倍になっています。それ...全文を見る
○岩佐委員 高校建設費の補助、これもあるのではないですか。
○岩佐委員 いまの説明を伺っていて一つ気がつくわけですが、たとえば補助の仕方が児童生徒数の増加あるいは消防事業あるいは交付税の補正という基準のとり方、そういうことで補助が出る基準というものが大変ばらばらであるということに気がつくわけですが、なぜ自治省は人口急増地域ということで一つ...全文を見る
○岩佐委員 こういう基準のとり方をばらばらにして日野市に当てはめてみますと、人口増加率で見ると、たとえば児童生徒急増の基準で五十年から三年間を見ると一二%になります。消防事業並みの五年間で見ると二二%増になります。地方交付税の補正の基準で見ると三九%になって、それから地方財政白書...全文を見る
○岩佐委員 先ほどの特別交付税の問題について、これが算定される場合の基礎というものが市町村には示されないということでございます。それが非常に市町村にとっては問題だというふうなとらえ方がありますけれども、繰り返し言うようですけれども、超急増というような深刻な事態であればこそこうした...全文を見る
○岩佐委員 地方公共団体にとって義務教育施設、これはどんなときにもおくらせることができない、これは当然のことでございます。人口急増に対応してどうしてもこのことだけはやっていかなくてはならない。その中でも用地の取得費、これは土地の入手難とあわせて深刻な問題です。人口急増地域であれば...全文を見る
○岩佐委員 そこで文部省に伺いたいのですが、交付率を設けた理由、これは何でございましょうか。
○岩佐委員 人口急増というのは、最初に私が申し上げたように、地方自治体が別に好んで人口急増を導いているというわけではなくて、国の政策の結果生まれてきているものです。だから、他の自治体とのバランスをとってそうしなければならないという意味はないというふうに私は思いますし、大体、交付率...全文を見る
○岩佐委員 用地の取得費補助では、三年分割払いになっているわけですが、これはつなぎ資金を必要とすることになります。一時借り入れや起債など地方自治体に非常に負担になっているというふうに思いますけれども、その点、自治省としていかが考えておられますか。
○岩佐委員 その点について、文部省の方はいかがでしょうか。私は、三年分割払いということはやめるべきだし、またそれが続いている間は、一時借り入れに対する利子補給はすべきだというふうに思いますけれども、その点はどうでしょうか。
○岩佐委員 日野市の例を申し上げますと——私がちょうど日野市に住んでいるものですから、日野市の例ばかり引かせていただいておりますけれども、五十二年度三校分の用地を取得して、用地費に対して国からは二一%しか来ない。七二%を地方債で賄っています。三年分割払いとそれから交付率とで負担は...全文を見る
○岩佐委員 そのことは、三年間の増加を見て、それを考えに入れているから大丈夫だということですか。三年先を見ているということですか。
○岩佐委員 それから建設費でも、対象差、単価差、数量差がまだかなりございます。先日二十三区の特別区政調査特別委員会、通称特特と言われているわけですが、この委員会の方々が陳情に来られて、たとえば練馬区では五十二年度の小学校校舎建設費にかかる超過負担比率が対象差で四・二%、単価差で四...全文を見る
○岩佐委員 人口急増市町村では、地方財政中に占める地方債の比率が高まる傾向にあると思いますけれども、その点いかがでしょうか。
○岩佐委員 資料によりますと、一般市町村に比べて人口急増市町村の地方債の現在高の割合、これは五十三年度で見た場合高くなっているわけですけれども、超急増のところではもっと深刻だというふうに思います。たとえば八王子市の例を見ますと、同じ五十三年度ですけれども、八三%になっているわけで...全文を見る
○岩佐委員 そうすると、自治省としては全体は、人口急増市町村について、これは五百十団体あるようですが、平均値としては出てきておりますけれども、個々についてもデータをつかんでおられる、それは見られているということですね。
○岩佐委員 そして、必要があればその資料はいただけるということですね。
○岩佐委員 先ほども申し上げましたけれども、義務教育施設は待ったなしでございます。財政上、これが大きな比重になっていることも繰り返し確認をされてきているところですけれども、地方債の中で、たとえば資料によりますと、五十二年度末の地方債現在高の目的別構成比の中で、義務教育施設整備事業...全文を見る
○岩佐委員 人口急増市町村では、地方債の現在高が一般会計当初予算の規模に匹敵するほどにふくれ上がってきています。日野市の五十三年度ではこの比率はおよそ八〇%、八王子市では先ほど申し上げたように八三%となっています。長期にわたるスタグフレーションのもとで税収の伸びがとまって、地方交...全文を見る
○岩佐委員 歳出中に占める公債費の割合、つまり過去の地方債の元利償還あるいは一時借入利子などの比率も高まっていることは、これは事実を確認しているところですけれども、日野市では四十八年に三・八%だったのが五十三年には七・三%にふえております。八王子では三・八%から一〇・六%へと増加...全文を見る
○岩佐委員 地方債に対する利子補給とか縁故債の政府による肩がわりだとかあるいは償還期限の繰り述べ、こういうことを積極的にしていかれるべきだというふうに思いますけれども、その点いかがでしょうか。
○岩佐委員 あと細かい点についてちょっと伺っておきたいと思います。  公立小中学校用地取得費補助、これは五十五年に切れるわけですけれども、五十六年度以降実施すべきだと思いますが、この点についてのお答えをいただきたい。  それから、この用地取得費補助に対する交付率、先ほどからい...全文を見る
○岩佐委員 最後に大臣にお答えをいただきたいと思いますけれども、人口急増地対策、これは非常に重要であるということで私ども以前から強く主張してきて、そして人口急増地対策の法制化をすべきだというような主張をしてまいりました。先ほど申し上げたように、超人口急増地域では大変深刻な状態が生...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
05月07日第91回国会 衆議院 決算委員会 第19号
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○岩佐委員 きょう私は、大蔵省が先日行われました保税地域における輸入品の実態調査について質問をしたいと思いますけれども、それに先立ちまして、最初に農水省の方にちょっとお伺いをしておきたいと思います。  最近新聞報道や商社筋の話では、サケなどの冷凍魚の値下がりが出てきているという...全文を見る
○岩佐委員 二百海里問題を契機に無価がどんどん高騰してきた原因の一つに、商社がお金の力に物を言わせて海外で何でもかんでも魚をということで買いあさって、みずから価格を必要以上につり上げてきたことがあるのではないかと思うわけですが、農水省はどう思っておられるのか、それに対してどういう...全文を見る
○岩佐委員 いまの農林水産省の考え方を聞いていると、だからやはり魚は下がらないんだなというふうに思わざるを得ないような、非常に的を外れた回答じゃないかというふうに思うのです。たとえば、一番最初に長々とエビ、サケ・マス、マグロあるいはイカ、生産量、在庫あるいは価格、いろいろ御答弁い...全文を見る
○岩佐委員 具体的にサケ・マスの問題について最近商社関係者から聞いているわけですが、一時期キロ当たり千四百円ぐらいしたものが、いま半値ぐらいに下がっている。もとの段階では大変な暴落が起こっている、だけれども末端では下がっていない、そういう実態があるわけですけれども、具体的に農水省...全文を見る
○岩佐委員 何か答弁が私が聞きたいことをすぱっと答えていただけてないわけですけれども、もとで半値に下がっているものが一割で、それで農水省は満足されるのかどうか。これは国民の立場から見れば、消費者にとっては大変頼りない官庁だというふうに思わざるを得ないわけですね。ここで余り議論をし...全文を見る
○岩佐委員 なかなかむずかしいという、先がないわけでこれまた困るのですけれども、きょうは大蔵省にいろいろ伺いたいので、また機会を改めてこの問題については聞きたいと思いますが、要望だけ、その先のことを具体的にどうされるか、少し考えておいていただきたいと思います。  本題の大蔵省の...全文を見る
○岩佐委員 全国の冷凍倉庫の収容能力が営業用、自家用合わせて昭和五十三年十二月末で全体で六百五十四万トンと聞いています。保税地域の冷凍倉庫が、これは五十四年ですか百五十万トンあるわけで、ここでの冷凍物資の動きというのが市場での価格や在庫に大きな影響を与えるということは明らかだと思...全文を見る
○岩佐委員 関係筋では、私もちょっと歩いて聞いたところでは、すでにこの調査のことについては知っているわけですけれども、一般の国民は、四月二十三日付の読売新聞にだけでしたけれども大蔵省の今回の調査が紹介されて、私も初めてそれでこういう調査が行われたということを知ったわけです。聞くと...全文を見る
○岩佐委員 先ほど農水省との議論で、私自身は、あるいはこれはもう常識的にも商社の海外での魚介類の買いあさりあるいは国内での転がし、そういうことが必要以上に魚の価格をつり上げている、これは肉類とか木材についても同じようなことが言えると思うのです。今回の調査でも六三%の在庫率というの...全文を見る
○岩佐委員 先ほど農水省といろいろ話をしていて、やはり農水省だけに任せておけないという問題だってずいぶんあるだろうし、税関そのものが側面的に、いまの物価高騰の折にこういう調査をおやりになる。そしてそれは一カ月かかるとしても、国民のためであれば当然国の仕事としてやるべきだと思うし、...全文を見る
○岩佐委員 最後に大臣にお願いしたいと思いますけれども、税関と言うと麻薬の取り締まりだとか、何か国民にとっては大変縁の薄い存在であるわけですけれども、今回の調査を見ていて、税関というのは私ども庶民の生活にとって大変大事な役割りを果たそうと思えば果たせる機関なのだということが、国民...全文を見る
○岩佐委員 ちょっと時間が来てしまったのですけれども、最後に一点だけお伺いしたいと思います。  予備費の問題で、水田利用再編推進等交付金について、本来転作の条件整備にもっと根本的な施策が必要なものですけれども、前年度も類似の交付金を一年限りのものとして補正予算で新設して、また、...全文を見る
○岩佐委員 私は、日本共産党・革新共同を代表し、議題となりました予備費等承諾案件のうち、昭和五十三年度一般会計予備費使用調書、同五十四年度一般会計予備費使用調書及び同年度特別会計経費増額調書の三件について、不承諾の意を表明いたします。  この理由として、これらの予備費使用の多く...全文を見る
05月08日第91回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第13号
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○岩佐委員 私は昨日の決算委員会で、先ほどからずっと同僚議員が触れております保税地域における蔵置期間の問題についての大蔵省の調査、これについて大蔵大臣に、このような調査が定期的に行われるよう、そしてまたそれが公表されること、それから大蔵省自身は輸入物資の数量だとかCIFの平均価格...全文を見る
○岩佐委員 きょう私は、主に木材価格の問題について伺ってまいりたいと思います。  四月二十七日付の日経新聞によりますと、五十四年三月と比べた五十五年三月の建築費の値上げ状況は、大手プレハブ業界が六・四%に対し中小工務店は一四・四%にも上っています。そのために五十五年度の住宅受注...全文を見る
○岩佐委員 こういうふうに昨年来の木材価格の高騰あるいは諸資材の高騰が中小工務店へ集中的に影響しているのだと思われますけれども、こういう点について当面、建設省、林野庁それぞれどういうような対策をとられておるのか、簡単に御説明いただきたいと思います。
○岩佐委員 中小工務店が大変困っている背景に木材の高騰があるわけですが、この木材の高騰の原因についていろいろ調べてみると、お魚やかずのこ類と同じように、海外での商社の異常な買い付けというものが原因であるのではないか、どうもそういう結論に達せざるを得ないようなデータが幾つも出てきて...全文を見る
○岩佐委員 木材を輸入する商社は、たとえば三パーなら三パーとかそういうパーセンテージで口銭を取っている。木材の価格が上がればその口銭が同じように上がるわけですね。それが二%とか一・五%とか減ればですけれども、そうではなくて、業界紙の報道などによれば、同じように三%、変わらない。だ...全文を見る
○岩佐委員 木材の需給について、四半期ごとに木材需給対策中央協議会で作成して、その場で政府が行政指導をすることになっているというふうに伺います。昨年の七月から九月の第二・四半期における南洋材の輸入計画は五百六十八万立米でした。ところが実際の輸入量は六百四十三万立米と、七十五万立米...全文を見る
○岩佐委員 木材需給対策中央協議会の問題でございますけれども、これは木材の需要と供給を定めるという非常に重要な機関だと思います。ただ、そういう重要な機関だから非常に専門的な方々にこの会の運営をゆだねられる、そういう点はわからないではないわけですけれども、伊藤忠の木材部長とか長期信...全文を見る
○岩佐委員 先ほどお話がありました合板の備蓄材の放出についてでございますけれども、昨年二月そして六月にこれが放出されたということですが、この備蓄制度そのものについて、いわゆる法律上位置づけられているというわけではなくて、一応予算上処理されているというふうに伺っています。基準がない...全文を見る
○岩佐委員 私の考えでは、いまの答弁と意見を異にするわけで、その備蓄が放出されたというのはかなり価格がピークになっているときに放出をされた。だから、むしろ高値を追随するかっこうになったのではないか、そういうような末端の業者のいろいろな意見、これが実際にはそうであったのじゃないかと...全文を見る
○岩佐委員 先ほどお話がありました五十五年度から予算化された木材流通情報事業、これに基づく中小工務店及び消費者に対する情報提供でございますけれども、これはまだ発足したばかりであるということですけれども、これは大変重要な事業だというふうに思います。ただ問題は、数字が羅列をしていると...全文を見る
○岩佐委員 いまの御説明の中で私はやはり同じように危惧を持つわけですけれども、金とか、最近では大衆投資家が大変な痛手を受けています。あるいは小豆の相場、こういう問題があるわけで、合板について大工さんあるいは中小工務店の方々がそういう被害に遭わないような担保を十分していかないと、私...全文を見る
○岩佐委員 新聞は紙代が上がっている中でまた値上げがいつ行われるかわからないような状況にあるわけですけれども、私ども読者国民にしてみれば、そういう拡販競争を見ると、こんなところのお金が全部読者にかぶってくるのかということで大変問題が大きいわけで、その点ぜひしっかりとやっていただき...全文を見る
10月16日第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○岩佐委員 石油やみカルテルの刑事判決の問題について伺いたいと思いますが、この判決の中で、通産省容認のもとに行われた生産調整が違法であると指摘されています。通産省が違法な生産調整を指導したということを明記しておりますけれども、この点について通産省はどう考えてどう受けとめておられる...全文を見る
○岩佐委員 その判決の中でこれも指摘されていることですが、公取が生産カルテルについて警告、調整等の措置をとらなかった怠慢、そして石油の生産調整は石油業法によるもので容認されるとの誤った解釈があった、このことが指摘されているわけですが、これについて公正取引委員会がどう認識をされてい...全文を見る
○岩佐委員 四十八年当時、五回にも上る違法な価格協定が行われたわけで、それについて判決では、「本件当時、カルテルを結んでまで値上げしなければ被告会社らの企業維持ができなくなり、あるいは著しく困難になり、ひいては石油業法の目的とする石油の安定的かつ低廉な供給確保に支障を生ずるような...全文を見る
○岩佐委員 四十八年のときもそうですけれども、通産省の、いわゆる法律に基づかない価格についての行政指導が石油製品の価格の引き上げを誘発しているわけです。昨年からことしにかけて、先ほども同僚議員から指摘がありました八回の価格引き上げが行われ、しかもそれは通産省の行政指導のもとに行わ...全文を見る
○岩佐委員 昨年の問題については、価格の引き上げ幅がばらついている、あるいは最終末端価格がばらついている、だから共同行為がなかったのではないか、そういう公正取引委員会の認識については、そう単純には言えないのではないか。そのことは前の委員会でも私たびたび指摘しているように、価格の引...全文を見る
○岩佐委員 四十八年当時石油業界全体でわずか二カ月間に六百億円以上の便乗値上げによる不当利益があったことは周知の事実でございますけれども、五十四年度決算についても石油業界は前の年に比較し、利益を大幅にふやし、史上空前の利益を上げています。一方で国民がインフレ、物価高の中であえいで...全文を見る
○岩佐委員 いまの通産省のお答えは、大変申し上げにくいんですけれども、石油会社に私どもが伺いますと同じような答えが返ってくるわけですね。まるっきり石油会社と変わらない。政府として一体どういうふうに考えているのか、独自の考え方というのがどうも浮かび上がってこないわけです。  灯油...全文を見る
○岩佐委員 きょうは厚生省においでをいただいているのですが、福祉灯油について各地方自治体で取り組んでいるわけです。その資料がまとまったものが厚生省になくて、現在集めているということを聞いておりますけれども、実態把握を早急にやってほしいと思うわけですが、その点いかがでしょうか。
○岩佐委員 ことしは灯油が前年に比べて三割から四割上がっている。それから電気料金が四月一日からの値上げは福祉料金ということで据え置かれたわけですけれども、これが十月からは本人が五〇%増しで払わなければならない、そういう深刻な状況に置かれて、生活保護世帯の方々は大変どうしていいかわ...全文を見る
○岩佐委員 厚生省にやはりお願いしておきたいのは、そういうことをぜひやらないでほしい。これはないというお答えですので、その点そういう関係の団体の人は安心すると思いますけれども。  それからこれは大臣に最後にお伺いしたいというふうに思うのですけれども、いままで申し上げたように生活...全文を見る
○岩佐委員 この問題についてはもう少し煮詰めていかなければならない問題だというふうに私自身も思いますけれども、ただ現実にたとえば青森め場合には九十かんぐらい一冬に使うということですね。東京では二十かん前後ですから、灯油だけでもかなりの違いでございます。それから岩手に参りましても、...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
10月23日第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○岩佐委員 消費者物価を六・四%に抑える、この論議がずっと午前中から午後にかけてされているわけですけれども、この中でどうしても六・四%を達成するためにも年末のいわゆる特別対策、これを十分やらなければ大変なことになるのではないかというふうに私は思うわけですけれども、この年末特別対策...全文を見る
○岩佐委員 ことしはお米が冷害で大変影響を受けている。そういう中でモチ米が非常に打撃を受けているという話があちこちで聞かれているわけですけれども、きょう農林省の方にお見えをいただいておりますけれども、一体どうなのかという実情について御説明をいただきたいと思います。
○岩佐委員 ちまたでは、去年の作柄が五十五万トンの生産であった、これがことしは大体六割くらいになるのではないか、そういうような話がされているというふうに聞いているわけですけれども、これは集荷をしてみなければわからないことですから、あくまでも推定を出ないわけですが、しかし、六割とい...全文を見る
○岩佐委員 例年でいきますと大体全体の生産量の三十万トンが農家の自家消費に回っているということを聞いているわけですけれども、もしそれが自家消費に回るということになると、ことしがたとえば、昨年の一〇〇%ということはもうほとんどあり得ないわけで、それが六割じゃなくて大体八割ぐらいとい...全文を見る
○岩佐委員 モチ米について東京都内の調査をちょっとしたわけですけれども、十八社の卸売業者が品物がないとのことで先月あたりから通常の二五%から四〇%しかモチ米を卸さない、そして品物がないので買い付けるのに高くつくということで、もうすでにキロ当たり五十円から百円の値上げをしてきている...全文を見る
○岩佐委員 モチ米についてはすでに農家に対する青田買いがあった、商社が入ったというような風評も流されていて、そして具体的にはそれがいまの卸あるいは小売の段階の影響となって出てきていると私は思うのです。先ほど申し上げたように、数字として絶対に安全ですということは、自家消費の三十万ト...全文を見る
○岩佐委員 先月からもうすでに出荷制限が始まり、そして価格が上がっている。これはやはり私は異常な傾向に走るということを示しているのじゃないかと思うわけです。危険視するわけです。その点についての農林省の認識というのは、もう一度そこのところを伺っておきたいのですけれども、大したことな...全文を見る
○岩佐委員 大臣におもちの問題でここでお願いをするというのは、ずいぶん身近な台所の問題で少し細か過ぎるかなというふうにも思うのですけれども、ただ私は、おもちというのは年末商品の代表みたいなものですし、それからいま農林省から説明があったように、かなり危険な状態にあるということは事実...全文を見る
○岩佐委員 次にもう一つ、これも年末商品なのですが、アキアジと呼ばれているアキサケです。これはいまがしゅんで、そしてことしは豊漁だという話も聞かれるわけですけれども、それが値段がじりじりと上がってきている。そういうことを私どもの資料でも見ることができます。たとえばことしの卸売価格...全文を見る
○岩佐委員 説明はよくわかったのですけれども、私は農水省からいただいた資料で計算してみて一つ非常に問題だと思ったのは、輸入価格は五十一年にはキロ当たり八百九十五円、それから五十二年が、これはいただいた資料で換算したのですが、千百四円、それから五十三年には千五十円、五十四年は千六十...全文を見る
○岩佐委員 さらに、ひね、それからひねひね物ですね、古い物がさばけたというのは年産表示をするようになったからだという説明がありましたけれども、これは買う方にとってみれば年産表示というのがあった方がいいし、またいわゆる在庫を多くして買い占めするということも防げるので、これは今後とも...全文を見る
○岩佐委員 次に、過酸化水素の問題について伺いたいと思います。  私は四月二日の決算委員会、前回の国会でこの問題を取り上げたわけですが、厚生省が十月一日から過酸化水素の残留をしてはいけないということで、事実上の使用禁止というようなことに踏み切るということであったわけですが、実際...全文を見る
○岩佐委員 時間が来ているのですけれども、もう一問、アワビの問題について御質問をさせていただきたいのです。きょう、私は、サケだとか、かずのこだとか、アワビだとか、まるで一杯飲みたくなるような商品ばかり並べましたけれども、それに免じまして少し時間の延長を許していただきたいと思うので...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
10月29日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○岩佐委員 ことし一月から勤労者世帯は、七月のボーナス時期を除いて九月まで連続して実質賃金のマイナスとなっている、このことが非常に問題になっているわけですが、庶民は物価高と低賃金で大変あえいでいます。このような時期に、先ほど大臣もお認めになった国民生活にとって関係の深い郵便料金が...全文を見る
○岩佐委員 次に、青い鳥はがきについて伺いたいと思いますが、現在障害者は青い鳥はがきについてその利用を楽しみにして、しかも同じ方が利用するということで、定着してきているというふうに聞いています。ですけれども、障害者の要望として、もう少し障害者の適用範囲を広げてほしい。現在、一、二...全文を見る
○岩佐委員 もう時間がありませんので、大臣に要望を申し上げたいと思います。  一つは、障害者の問題について私が提言しました問題、よく御検討いただきたいと思います。  それから今回の法定制緩和、これはもう先ほど同僚議員からいろいろ指摘がございますけれども、わが党の藤原議員の要求...全文を見る
10月31日第93回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○岩佐委員 私は、きょうは富士見産婦人科病院の事件について少しお聞きしたいと思います。  まず最初に、個人が献金できる金額、これは一年間に政党、個人に対しては二千万円、後援会では一千万円、合計三千万円が上限となっていますが、警察が富士見産婦人科事件で押収した書類によれば五千万円...全文を見る
○岩佐委員 さきの当委員会において、三谷議員の質問に対して警察庁の中平刑事局長が、政治献金の問題については「献金の事実の中に犯罪として捜査すべき事実があるかどうかの事実関係について、現在関係者から若干の事情の聴取をしつりある段階」と答弁をされておられますけれども、この犯罪というの...全文を見る
○岩佐委員 澁谷直藏氏は北野から献金をもらったというふうに記者会見で本人みずからが認めておられますけれども、この件について澁谷氏から話を聞いておられますか。
○岩佐委員 北野から献金を受けた政治家の中で職務との関係でいえば、医療行政の最高責任者である厚生大臣であった齋藤氏、そして警察行政の責任者である自治大臣、国家公安委員長であった澁谷氏が問題になると当然考えられます。特に澁谷氏に対する献金については、国家公安委員長としての澁谷氏に対...全文を見る
○岩佐委員 澁谷氏が五十四年に受け取ったとされている五百万円のことについて細かく聞いていきたいと思います。  澁谷氏はこの五百万円について記者会見で、北野からの献金は病院会政治連盟からの献金と思って受け取った、つまり政治団体の献金だから受け取った、そういうふうに述べておられます...全文を見る
○岩佐委員 そうであるとすると、澁谷氏の病院会政治連盟だから受け取ったという発言とそして実際の帳簿上の処理、これは大変真意がはかりかねる、いま言われたように矛盾する処置だというふうになるわけです。処理の仕方が、病院会政治連盟という政治団体からの献金としてではなくて、北野個人かある...全文を見る
○岩佐委員 この件について大臣にお伺いしたいのですけれども、常識で言うと、捜査が行われているそういう事件の関係者から、澁谷氏が認めておられるだけでも一千万円のお金を政治献金としてもらっているわけですけれども、もし大臣だったらこうした件についてどういうふうな態度をとられるか、その点...全文を見る
○岩佐委員 私は、この富士見産婦人科病院の事件につきまして、婦人の立場から言いましても大変許しがたい事件だと思っているわけです。年齢別の被害を受けた受療者の実情を見てみますと、三十歳から三十四歳の方が二六・五%、三十五歳から三十九歳までの方が一七・七%、そしてこれよりもう少し多い...全文を見る
○岩佐委員 大臣に要望申し上げた点は、このような事件が泳がされたといいますか、捜査が途中で中断したという疑いが持たれているわけですし、もしそういうことがあったとしたら大変なことであるので、私がきょう申し上げたようないろいろな疑惑、政治家がらみあるいは国家公安委員長がらみのそういう...全文を見る
○岩佐委員 少し細かい話になりますけれども、聾唖者の人にとって音による警報器では火災のときに全然役に立たないわけです。では何かほかに警報器が開発できないかというようなことですけれども、光による警報器、これは十分考えられるということでございます。  それからまた、目の不自由な方々...全文を見る
○岩佐委員 それから厚生省だとかあるいは静岡県でもそうなんですが、災害時に当たっての施設向けの手引書なるものをつくっているのです。実物を見せてもらいましたけれども、非常に詳しいものでかなり専門的なものだというふうに思います。私はこれを見ていて、在宅者を含めて身体障害者用の何か災害...全文を見る
○岩佐委員 先ほど私申し上げましたように、今月の二日に消防大学とそれから消防研究所を視察をしたわけですけれども、消防研究所を見て、そしていろいろお話を聞く中で、非常に限られた予算の中で皆さんが非常に努力をされて、また成果も上げておられるというふうに思いました。非常にじみな分野では...全文を見る
○岩佐委員 実はいろいろあったもので、時間がなければできないということでいたのですが、まだ少し時間が残っておりますので、急ですけれども、もう一つ問題になっております身体障害者の雇用状況についてお聞きをしたいと思います。  身体障害者の雇用について、大企業だとかあるいは自治体関係...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
11月06日第93回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○岩佐委員 きょう私は、五十三年ですか三谷議員が質問しております産休代替教員それから育児休業代替教員、この問題についてお伺いをしたいと思います。  きょうは文部省の方に来ていただいておりますけれども、この教員の方々の待遇について現在どうなっているか、御説明をいただきたいと思いま...全文を見る
○岩佐委員 正規の教員が産休あるいは育児休暇をとる場合に、それを補助するために教員資格を持った人が任命されているということですが、こういう人がいないと現状では学校教育が成り立たないのではないかというふうに思いますけれども、その点はいかがですか。
○岩佐委員 私がもう少し伺いたかったのは、現在の教育制度のもとで育児休暇やあるいは産休をとる教員が発生する、それに対してその代替教員がおられるわけですけれども、この方々の仕事の内容が重要だということはもちろんですけれども、その存在そのものがなければ成り立たないことになっているので...全文を見る
○岩佐委員 育児休業代替教員、それから産休代替教員の数が一体どのくらいに上っているのか、五十二年、三年、四年、それぞれの数をお示しをいただきたいと思います。
○岩佐委員 いま説明いただいたように、この数は五月一日現在ということですね。そうしますと、産休代替教員あるいは育児休業代替教員に任用されていた人の数であるわけですから、一年間を通して見ますと、各年度ごとおよそ三倍から四倍の人たちが任用されているというふうに推定されると思いますけれ...全文を見る
○岩佐委員 正規の教員ですと共済加入ということになるわけですけれども、現在の資格あるいは待遇ということから言ったら、先ほどから御説明いただいているように通常の正規の採用教員と同様の扱いになっているわけですけれども、年金加入の問題が共済に入れない、そういう状況に置かれているわけです...全文を見る
○岩佐委員 現在、説明いただいたように産休代替要員あるいは育児休暇代替要員、こういう方々がおられないと教育が成り立たない、そういう状況になっている中でこういう方々が共済年金に加入できないで、恐らく国民年金あるいは厚生年金に加入をされておられるのだと思いますけれども、そういう不利な...全文を見る
○岩佐委員 再度文部省に伺いたいと思います。  研究をしたということですけれども、私が先ほど、こういう教員の方々はどういう年金に加入しているか実態を知っていますかと聞いたことに対して、知っておられないという回答だったわけですね。それで研究をしているということ、これは非常に矛盾す...全文を見る
○岩佐委員 この代替教員の問題については、熟練度からいっても非常に厳しいものを要求される、そういう大事な職務だと私は思っています。それは、たとえば一年間受け持ちの先生が決まっていて、その方が産休あるいは育休をとられてお休みになる。そうしますと新しい先生というか、その生徒たちになじ...全文を見る
○岩佐委員 いま申し上げました例は、戦争をはさんでという特殊な事情があるわけです。戦争というのは別に本人たちが望んでそういうふうな状態に陥ったわけではないわけですから、これは一つの犠牲であるというふうに言えると思いますし、こういう方々がかなり未亡人になられて、子供を抱えながら苦し...全文を見る
○岩佐委員 次に、先ほどから問題が出ております恩給、厚生年金では寡婦加算が子供二人の方で八万四千円が二十一万円に、子供一人の方で六万円が十二万円、そして六十歳以上の寡婦の場合には四万八千円が十二万にそれぞれ引き上げられるということが決まっているわけですけれども、いつも地方公務員共...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
11月06日第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
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○岩佐委員 私は、きょうは石油業界の決算の問題について、再度取り上げたいというふうに思います。  五十四年度決算については、前回も取り上げましたように、為替差損が四千七十六億円も出ていながら二千九百十五億円の利益を計上している。これは五十二年度二千八百五十億円の利益を出しており...全文を見る
○岩佐委員 私が指摘しているのは、前回言ったように、五十四年度というのは四千億円の為替差損が出ている。そうして、それを償ってもまださらに三千億円に近い利益が出ている。しかもそれは史上空前の利益であるわけですね。これは通産省の指導のもとに末端価格、いわゆる元売り仕切り価格を上げ過ぎ...全文を見る
○岩佐委員 一兆円になるかどうかというのは、単純計算で積み上げればそうなる場合もあるのじゃないかということで、それが幾らになるかというのは多少予測しがたい、そういう点はあるというふうに思うのです。ただ、六月にキロリッター当たり二千円下げた、それだけではまだまだ下げ方が少ない、その...全文を見る
○岩佐委員 十月三十日に通産省の矢野事務次官がこのユーザンス差益の問題を含めて業界に対して発言しているわけです。基幹産業の経営者としての良識ある判断を期待したいというような発言をしておられるわけです。私たちはこれについては、石油業界が為替差益で非常にもうけている、そういう実態であ...全文を見る
○岩佐委員 時間が限られておりますので、余りそこで議論をするというのは時間的に許されないのですが、やはりかなりユーザンス差益が出ているという実態あるいは差損が出ながら五十四年度、史上空前の利益を出しているという実態、これが差益に変わる、差損がなくなるわけですから、それがプラスに転...全文を見る
○岩佐委員 次に、段ボール原紙及び段ボールシート、段ボールケース、この問題について伺いたいと思いますけれども、公正取引委員会は、五十五年の四月二十二日に、この業界に立入検査を行っておられるようですが、この実情について簡単に御説明いただきたいと思います。  それから、同時に、この...全文を見る
○岩佐委員 先ほど武部委員が原紙メーカーの利益について、あるいは自主減産の事情についてすでに述べられましたので、その重複は避けたいというふうに思いますけれども、現在、たとえば紙製品あるいは板紙の原価構成に大きな影響を与えております故紙だとか段ボールくず、そしてまた輸入のチップある...全文を見る
○岩佐委員 最後に経企庁長官にお願いをしておきたいと思うのですけれども、この紙の業界の場合、いろいろ調べてみると価格が高くなって維持カルテルくさいというか、価格を下げないという行為が減産ということによって行われているという疑いが持たれるわけです。これは経企庁長官も、自主減産という...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
11月13日第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○岩佐委員 十月一日から公文書閲覧制度が実施されて、四百四十人程度の方々が利用された。そういう意味ではまだまだ非常に少ない利用ですし、それから利用された方も、目録がきちんとできていないとか、あっちこっち回されたとか、あるいは資料にしてもいままで出ている範囲内での資料だったとか、い...全文を見る
○岩佐委員 朝日新聞十一月九日付に出ているのですけれども、「壁厚い官庁秘密主義」こういう見出しが出ているわけですけれども、当然見せてもいいような資料でもあちこちおもんぱかって資料が出てこない、そういうことが往々にしてあるんではないかというふうに思うのです。  私は、情報というの...全文を見る
○岩佐委員 それからもう一つ。この間から私この委員会でずっと議論をしてきている問題で、石油製品の価格の問題とかあるいは前国会から引き続いているいろんな電気やガスの問題とか、それに絡まる石油製品あるいはLNGの価格の問題、こういうことがあるわけですけれども、こういう大企業製品の原価...全文を見る
○岩佐委員 大手私鉄各社があした値上げ申請をするというようなことが伝えられているわけですが、私ども調べてみたら、赤字だ赤字だということ、経営が苦しいので値上げをしなければならないというような一般的な話があるのですけれども、中間決算も出ていない、そういう状況であるわけですね。こうし...全文を見る
○岩佐委員 それからもう一つ。消費者の行政がどう行われているかということ、あるいは行政にどういうふうに消費者の意見を反映させていくかということで大事な役割りを果たしている機関として審議会というものがあるわけですけれども、この審議会につきまして、たとえば石油の問題では最近消費者が使...全文を見る
○岩佐委員 次に、健康食品の問題について伺いたいと思います。  最近、大変労働強化、日本人は働き過ぎということ、あるいは公害等で病人がふえたり、あるいは健康に自信のない人が非常にふえております。そういう中で健康食品が大変はんらんをしている。そういう実態があるわけですが、五十三年...全文を見る
○岩佐委員 それから、これはローヤルゼリーの公正競争規約について不服審査があり公正取引委員会で審決を出しているわけですが、この審決の中で公取の見解として「天然、自然、健康食品等の文言は、その定義が明確でなく、その用語の使用によっては、対象商品の品質が優良であると一般消費者に誤認さ...全文を見る
○岩佐委員 この健康食品についていままで申し上げました実態、私は、国民生活センターなりあるいは東京都の方なり大変じみちな研究を行っておられる、本当にすばらしい努力をされておられると思うのですけれども、それでいて、なおかつ大きな問題が山積をしているわけです。表示の問題は古くて新しい...全文を見る
○岩佐委員 終わります。
11月25日第93回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○岩佐委員 栃木県川治温泉の火災は死者、不明者四十五人と、ホテル火災としては日本で戦後最大の犠牲者を出す大惨事となりました。犠牲者の御冥福を心からお祈りいたします。  私は現地調査に行きましたけれども、現場を見て、また関係者の方々からお話を伺って、二度とこのようなことを起こして...全文を見る
○岩佐委員 委員長、ここに現物がありますので、ちょっと示したいと思います。私の手元にありますのがこの現物でございますけれども、これによりますと、「あなたの監理する建築物は、建築基準法に不適合であるので、安全を確保するため下記のとおり措置されるよう通知します」となっておりまして、不...全文を見る
○岩佐委員 次に、政務次官にお伺いをしたいと思います。  死亡者の遺族に対する補償の問題ですが、プリンスホテル側もまた旅行をあっせんした東洋観光も、誠意をもって解決に当たると言っていますが、補償金額が多額に上るため、補償能力に問題があるとも言われています。県や町も見舞い金を出し...全文を見る
○岩佐委員 この点は、強く要望しておきたいと思います。  それから最後に、藤原町の消防本部の報告書の中で、「水利状況」としてこういう報告書が出ております。「川治温泉の中央を男鹿川があり普段は五十里ダムで堰止められ水量微々たるものである(火災発生一時間後ダム放流し水利として可搬ポ...全文を見る
○岩佐委員 私は実際に川を見て、そして関係者から話を聞いてきたのですが、通知を受けてから、町当局の話ではやはり二十分ぐらいしないと水量がふえない、それからある関係者の方は三十分ぐらいしないと水量はふえない、そういう男鹿川の状況であるということを聞いてきています。やはりその点は、今...全文を見る
11月27日第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○岩佐委員 永山会長には当委員会に御出席をいただき、大変御苦労さまでございます。  先ほど武部委員からもいろいろお聞きをしていた件でございますけれども、石油やみカルテル事件で日本石油が上告について、「不満もあるが、反省すべき点は謙虚に受け、本件については終止符をうち、依然として...全文を見る
○岩佐委員 そこで、通産大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、この裁判の判決では、いわゆる明確に個別指導であってもそれはカルテルになるんだ、そういう指摘がされています。同時にまた当委員会でも私どもの質問の中で公正取引委員会の委員長は、通産省あるいはほかの省庁でも同じですが、業界...全文を見る
○岩佐委員 ただ、今回の判決の中では、昭和四十一年の公正取引委員会の委員長の国会質問の中での答弁、これについて、これは田中大臣がお聞きになった質問に対しての答弁だというふうに聞いておりますけれども、この中で石油業法に基づいてやられるという行政指導ならいいんだみたいな、そういうふう...全文を見る
○岩佐委員 次に、石油業界は五十四年度決算では四千億円近い為替差損を出しながら二千九百十五億円もの大幅な利益を出しています。しかもこれは当委員会でも私明らかにしたところですが、国民の目から利益増を隠すという形で内部留保が石油会社千社で五百七十三億円もふやされています。そして今年度...全文を見る
○岩佐委員 私の試算によりますと、これからも石油業界は利益を順調にふやしていける、そういう好条件がそろっているというふうに考えています。  それをこれからお話をしてみたいと思うのですが、その一つは為替差益です。上期だけでもいままで業界全体で――いま話題になっている二千六百億円、...全文を見る
○岩佐委員 時間も限られておりますので、次の質問に行きたいと思いますが、ちょっと石連の永山会長が言われた為替の問題については、私が申し上げているのは、一過性のユーザンス差益と、そして仕入れ差益とを別に分けているということで、これは通常そういう考え方をしているというふうに聞いており...全文を見る
○岩佐委員 終わります。