岩浅嘉仁

いわさよしひと



当選回数回

岩浅嘉仁の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○岩浅分科員 改新(新生党)の岩浅嘉仁でございます。終日御苦労さまでございます。  限られた時間でございますから、直ちに質問に入りたいと思いますが、私は、老人問題、そして地域保健法、さらに今いろいろ問題になっております劇症溶連菌感染症、この大きく三つについて御質問を申し上げたい...全文を見る
○岩浅分科員 老人という言葉もいい響きがあるじゃないか、こういう意見もあるという御意見でありますが、社会通念上どうしても老人イコール弱者というイメージは当然あると思うのです。老いに対する不安とか嫌悪感というのがやはりこの言葉には投影されておる。  大内大臣は昭和五年のお生まれで...全文を見る
○岩浅分科員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  次に、老人福祉、高齢者福祉全般についてであります。  私は、四国の徳島の選出でありますが、過疎県、後進県でございます。徳島県でも高齢化率二五%を超える自治体が五十市町村のうち十七町村にも及んでおるわけでございます。国もゴール...全文を見る
○岩浅分科員 御答弁にあったわけでありますが、診療報酬の改善によって、これは大きくこの制度自体に寄与をされると私も期待をいたしておるところでありますけれども、ある民間の団体が調査をしまして、全国二百七十四のステーションの所長を対象にした経営状況の調査では、約九割のステーションが赤...全文を見る
○岩浅分科員 当面は公的機関に限りたいという御答弁だったと思うのですが、私が先ほど申し上げましたように、これは制度としてはいい制度でありながら、十一年の目標五千カ所に対して六・八%しか整備ができておらない、こういうことを考えますと、なかなか目標達成は大変なのではないかなと危惧をい...全文を見る
○岩浅分科員 ありがとうございました。  地域保健法につきましてはまた後日に譲りたいと思うのですが、これは一見すると地方分権に沿っておるように見えるわけでございますけれども、内容的には、地方にとっては非常に厳しいような側面も出てくるのではないかと私は考えているところでございます...全文を見る
10月20日第131回国会 衆議院 厚生委員会公聴会 第1号
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○岩浅委員 改革の岩浅嘉仁でございます。短時間でございますが、御指導いただきたいと思います。  それぞれ議論があったわけでございますが、今いみじくも山崎先生がおっしゃられましたが、超高齢化社会、そして少子化社会、財源のめどが立たない、まさにこれ、日本の国家自体がトリレンマ状態に...全文を見る
○岩浅委員 ありがとうございました。  もう時間がないのですが、私は、山崎先生のいろいろな雑誌等の記事を読みまして日ごろから大変御尊敬申し上げておるのですが、特に国民年金の未加入とか保険料滞納の問題、先生よく御指摘されておりますけれども、例えば保険料負担の逆進性ということを指摘...全文を見る
○岩浅委員 ありがとうございました。
10月21日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○岩浅委員 改革の岩浅嘉仁でございます。山口先輩に続き、同じ徳島県が続きますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  昨日の公聴会でも申し上げたのですが、もう御承知のとおり我が国は超高齢化社会、さらに少子化社会、そしてその財源はどうするんだ、まさにトリレンマ状態に陥った状...全文を見る
○岩浅委員 民間企業では、かつての五十五歳定年制のときのままの人事とか労務管理方式を今でもとっておる企業がたくさんあるということも聞いております。そういう中で、やはりこれを本当にやるのであれば、行政の強い指導、単なる努力義務でなしに、かなり思い切った誘導策というものが必要であろう...全文を見る
○岩浅委員 もういろいろ議論が出ておりますけれども、この国民年金の未加入者、滞納者の原因は、御承知のとおり、一つは保険料が定額で応能負担になっていないこと、さらに保険料の徴収の強制力、実体の強制力がないという現行制度そのものに欠陥があるという指摘もなされているわけでありますが、こ...全文を見る
○岩浅委員 今、国民健康保険との連動性ということをおっしゃいましたが、参考までに、国民健康保険の加入率とか徴収率、加入率ですか、それと国民年金の現状をちょっと数字で教えていただけますか。――じゃ、それは後で結構ですから。
○岩浅委員 先ほどの答弁の第三者機関について、やるのか、やる方向なのかどうかというのがはっきりしないような御答弁だったと思います。まあ際路があるんだろうと思いますが、そういう面でもう一度、厚生省としては基本的な方向はどう認識しておるのかということ。  それともう一つ、今の国民健...全文を見る
○岩浅委員 先ほど話が出ました検認率の問題なんですが、第一線の地方自治体、末端の地方自治体なんかの御意見を伺いますと、この検認率が未加入者の加入促進を阻害しておるという側面がある。先ほど八五・七%の検認率というお話がございましたが、もちろん市町村あるいは社会保険事務所の第一線の方...全文を見る
○岩浅委員 努力を反映させるような基準を考えていく、どういうふうに考えるわけでございますか。そういうことは可能でございますか。
○岩浅委員 先日の岡田先生の質問で、全国で一万六千六百名の方々が携わっておられるということなんですが、本音と建前が私は今の御答弁にはあろうと思うのです。実際に、末端の市町村では厚生省ににらまれたくないということで窮余の策としてこういうことは現実にあるそうです。だから、その努力を厚...全文を見る
○岩浅委員 地域的な特色とか、何か特徴みたいなのがございますか、その比率で。
○岩浅委員 はい、わかりました。  それから、徴収体制の強化についてでありますけれども、第一線の方々が保険料の徴収に御苦労をされておるのですけれども、人員についても当然限界がありますし、また現在でも保険料収入に対する事務取扱費、すなわち徴収コストは一〇%に達しております。平成三...全文を見る
○岩浅委員 お二人からでも結構ですよ。
○岩浅委員 平成八年度からの導入を目指すということで、御期待を申し上げたいと思います。  あと二点ほどなんですが、公的年金制度に不安がつきまとっております。特に我々のような若い世代でございますと、まだ将来のことですし、自分が掛けたものを自分が老齢化したときに果たしてきちっと国が...全文を見る
○岩浅委員 経済変動と国庫負担というお話が出ました。最後になるのですけれども、これはもう何回も、どの議員さんもお尋ねになっておることなんですが、国庫負担の問題につきましては、この委員会室でなしにどこか違う部屋で協議がされておるのじゃないかと思いますが、公式的に、日本はクロヨンとい...全文を見る
○岩浅委員 ある雑誌で、井出厚生大臣はかってひいおばあさんとおばあさんですか、お二人の寝たきりのお年寄りを抱えた体験があるということを私は拝見いたしまして、そういう体験をぜひ厚生行政に生かしてほしいのですが、人に優しい内閣の、人に優しい厚生大臣でございますけれども、私は、人に優し...全文を見る
○岩浅委員 なっておりませんが、結構でございます。  終わります。
11月29日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○岩浅委員 改革の岩浅嘉仁でございます。短い時間ではございますが、御指導のほどをお願い申し上げたいと思います。先ほど、それぞれの先生方から大変貴重な、またみずからの被爆体験を含めた崇高な体験談をお聞かせいただきました。まことにありがとうございました。  国の責任という言葉が何回...全文を見る
○岩浅委員 それぞれの先生が、来年の五十周年を機に本当に被爆者の方々が喜んでいただける、あるいは世界の恒久平和に寄与できる法案をつくってほしいというお言葉があったわけでございますが、そういう意味からいいますと、この言葉、国の責任というのは、先般の委員会でもいろいろ議論が出たわけで...全文を見る
○岩浅委員 同じ質問で伊東先生。田川先生はお話の中で伺いましたので。
○岩浅委員 ありがとうございました。  伊東先生の書かれた御本の中で、先ほどちょっとお話の中でもありましたトータルな崩壊ということ、私もこれは関心を持って読ましていただきました。虚空感というのですかね、虚空感からの脱出、原爆被爆者はこういうふうに特別の事情に置かれておるというこ...全文を見る
○岩浅委員 もう終わらせていただきますが、先ほどこの審議がいわゆる政争の具に、法案が政争の具に使われておると巷間言われておって大変色倶いたしておるということも御指摘がありましたが、我々改革は、過去十数回にわたりまして社会党さんも入れまして本当に真摯な議論を展開して、この改革案を提...全文を見る
○岩浅委員 改革の岩浅でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  午前中は参考人陳述でございまして、大変貴重な御意見、御提言を承りました。  まず、井出厚生大臣に、御承知のとおり来年で戦後五十年、一つの大きな区切りの年でありますが、その中で被爆者問題、原爆問題ですね、こ...全文を見る
○岩浅委員 その中で、私が伺っておるのは、原爆についてもう少し踏み込んだ時代認識なり御決意のほどを、私見で結構ですから、もし何かございましたら。
○岩浅委員 ありがとうございました。  細かい問題は後に譲るといたしまして、まず基本的な問題でございますけれども、今回の政府案につきましては、巷間、被爆者団体とかあるいはこの問題に最も公党として熱心に取り組んでこられた日本社会党さんの当初求めた内容とは大きく異なっておるという指...全文を見る
○岩浅委員 この国の責任という問題は、先般の委員会でもそれぞれの先生がお触れになりましたし、きょうも午前中の参考人の意見陳述の中でもお話があったんですが、簡潔に伺っておきたいんです。私は午前中の参考人の方々にもお伺いしたんですが、国の責任の対象を今回、被爆者に限定する原則を打ち立...全文を見る
○岩浅委員 原爆問題に限っての国の責任、こういうふうに理解をしている、こういうことでございますね。  先ほど、ちょっと参議院の決算委員会の会議録を読ませていただいたんですが、これは質問でないのですけれども、冬柴先生にちょっとお見せいただきました村山総理の答弁が、法律的にこの原爆...全文を見る
○岩浅委員 今、来年原爆の実態調査をなされるということですけれども、この内容ですね。過去三回やられておりますけれども、設問の内容とか調査の仕方とか、今度はかなり知恵を絞った中身の厚いものにしなければいけないと思うのですが、そういう具体的な考え方についてお示しいただきたいと思います...全文を見る
○岩浅委員 個別の問題に移っていきたいのですけれども、先般来の議論の中で、福祉事業について余り質疑がされておりませんので、ちょっと踏み込んでお伺いいたしたいと思います。  従来予算措置として行ってきた各種の福祉事業を今回は法定化をされた。これも一つの政府案の特徴であろうと思いま...全文を見る
○岩浅委員 参考までにお伺いしたいのですが、高齢化されておるということでございますけれども、今現在の被爆者の平均年齢というのはお幾つになるわけでございますか。
○岩浅委員 午前中の参考人の方々も、やはりこの点も御指摘がございました。  具体的な事業の内容でありますけれども、まず相談事業、これは現在、ある程度の都道府県でやられておると伺っておるのですけれども、どういうところで今実施されておられますか。
○岩浅委員 では、これを契機に今後全都道府県でこの相談事業、非常にデリケートな問題があろうと思います、当事者にとっては。なかなか人様には相談できない。やはり公の機関、こういうものできめの細かい相談を受ける、こういうことがますます必要になってくると思うのですが、今後、全都道府県でこ...全文を見る
○岩浅委員 大切な事業でございますから、全国に対象者はおいでになるわけでございますから、きめの細かい配慮をしていただきたいと思います。  それから居宅生活支援事業、これについては具体的にどのような福祉サービスを考えておるのか。今後またくらに充実をしていかなければいけないと私は思...全文を見る
○岩浅委員 これは一歩前進であろうと評価をいたしたいと思います。  施行期日が平成七年の七月一日からと、こうなっておるのですが、施行までの準備作業というのはいろいろあろうと思います。当然、この日までに間に合わすように、そして来年の八月までにこれを施行するということだろうと思いま...全文を見る
○岩浅委員 わかりました。  それから、実際に被爆者、私の地元、徳島県はそう多くないのですが、伺いますと、健康管理手当、これについて、今度は所得制限の撤廃とかいろいろクリアできる問題があるそうなのですが、申請が非常に煩雑である、複雑である。特に、今お話ございました、対象者が高齢...全文を見る
○岩浅委員 私は、これは実際に被爆者の方からお伺いをした声を今代弁をさせていただいたのですね。厚生省が本当にこの問題について前向きに取り組むというのであれば、今、谷さんおっしゃいましたけれども、今後、被爆者の立場に立った積極的な指導というものがやはり必要ではないか。これは特に御注...全文を見る
○岩浅委員 これは平行線でございますけれども、やはり日本の今までの美徳というのは、家族制度、家庭制度、特に強いものがあったと思うのですね。それで、肉体的な痛み、心の痛み、被爆を負って、その方を介護したり一緒に生活する、同じ心の痛みを共有してきた、こういうのが家族であり兄弟であると...全文を見る
○岩浅委員 ありがとうございました。
12月01日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○岩浅委員 私は、ただいま議題となりました原子爆弾被爆者援護法案につきまして、改革を代表して、改革案に賛成、政府案に反対の討論を行います。  両法案は、現行二法を一本化して被爆者援護法とすること、各種手当の所得制限を撤廃することなど、基本的な骨格では一部類似したものとなっており...全文を見る