岩瀬良三

いわせりょうぞう



当選回数回

岩瀬良三の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第136回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○岩瀬良三君 それでは質問させていただきますが、質問させていただく前に、倉田自治大臣は千葉県から選出された大臣でございます。加えて、県会においても議長まで務められました地方自治に明るい大臣でございますので、私ども御期待申し上げますとともに、地方自治振興のために今後御活躍を願うもの...全文を見る
○岩瀬良三君 ぜひお願い申し上げたいと存じます。  それでは、補正の方に入らせていただきますけれども、国税の減収に伴いまして地方交付税への影響、九千百億円余を補てんするため政府として今回法律案を提出されたわけでございますが、この地方交付税の総額確保という観点から、地方団体にとり...全文を見る
○岩瀬良三君 それに加えまして、固有の財源だというような観点から申しますと、地方交付税の資金は直接地方交付税特別会計に繰り入れられるべきだろうと思うわけでございます。また、このことは過般の地方分権推進委員会における地方六団体の説明の中にも入っておるところでございますし、またこれは...全文を見る
○岩瀬良三君 ありがとうございます。  それとともに、別の観点からなんですけれども、交付税を今回の補正に伴って借入金によって賄っていただいたわけでございますが、この交付税特会の借入金総額、平成七年度末で十一兆七千億になるというような資料になっておるわけでございます。十一兆七千億...全文を見る
○岩瀬良三君 御努力をお願いいたすわけでございます。  また、そういう中で財源が不足しておるというのは、もう何年もこのところ続いておることだろうというふうに思うわけです。これはバブルの影響ということも言えるわけでございますけれども、一方、財源が不足しているんだというのも事実なわ...全文を見る
○岩瀬良三君 時間が少なくなってきましたのでちょっとはしょりますけれども、交付税特会の借入金または起債の残高等を入れますと平成七年度末には百二十一兆円を超えるというようなことが言われておるわけでございますし、平成八年度末では百三十六兆円を超えるんじゃないか、こういうことが言われて...全文を見る
○岩瀬良三君 その時々の利率の反映であり、起債は長年にわたって償還するものですからある程度はやむを得ないというふうに思うわけでございますが、低金利の時代がもう何年も続いておるわけで、一方、地方公共団体も経費の効率化を迫られておるわけでございますけれども、こういうものの借りかえ、繰...全文を見る
○岩瀬良三君 なお一層この高金利の起債の点についてはひとつ御努力いただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。
02月22日第136回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○岩瀬良三君 私からは、地方財政関係についてダブらないような視点でお尋ねしたいと思います。  まず税関係ですけれども、大臣の所信表明におかれまして「地方公共団体と住民との税による結びつきは地方自治の基盤であり、この上に立って」と、こういうようなくだりがございますが、この点はもう...全文を見る
○岩瀬良三君 地方税につきましてはゴールドプラン等福祉関係など、殊に現場の事柄で重要な問題がたくさんあるわけでございまして、安定的ということでぜひ推進をお願い申し上げたいというふうに思うわけでございます。  それから、もう一つは地方債の問題でございます。今は御承知のように毎年毎...全文を見る
○岩瀬良三君 それから次に、歳入構造を含めた全体のことについてお聞きしたいと思います。  地方税が落ちておるわけでございまして、当然一般財源の比率が下がっておる。そういう中で国庫支出金、これは横ばいなんですが、実質上は国庫補助金の一般財源化ということになるので横ばいは増加なんじ...全文を見る
○岩瀬良三君 なかなか難しい問題であろうかと思いますけれども、まあ特効薬というのはないわけでございます。これらにつきましては、お金のかかるものはしようがないんだと、お金のかかる場合にはやはり税も高負担になりますよ、かからないような小さな公共団体にすればそれは負担も少なくていいよと...全文を見る
○岩瀬良三君 最後だろうと思いますけれども、自治大臣は国家公安委員長もお務めになっておるわけでございまして、警察の関係をちょっとお尋ねさせていた、だきます。  平成八年度予算におきまして三千五百人の地方警察官の増員が図られたわけでございまして、久しぶりだろうというふうに思ってお...全文を見る
○岩瀬良三君 話はちょっと飛びますけれども、学生の就職状況、御承知のように氷河期と言われて非常に厳しいわけでございます。こういう中で、今年度の卒業生もまだ就職できない方がたくさんおるんだろうと思うわけでございます。女子の就職が厳しかったんで女子をというわけにも警察官の場合いかない...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。それでは、質問させていただきます。  今の情勢は非常に厳しいわけでございますが、国の一般歳出は二・四%というような伸びでございますし、財政投融資も一・九%ということでまさに非常に抑制型の国の予算であるわけでございます。また、公債発行額が二...全文を見る
○岩瀬良三君 そういうような補てん措置をされて地方財政対策をとられていくのは地方にとっても非常にありがたいというふうに思っておるわけでございますけれども、地方も今非常に金が不足しておるというのが実態だろうというふうに思うわけでございます。  今のいろんな地方財政対策、今年度限り...全文を見る
○岩瀬良三君 国の方も厳しいことは私も重々承知しているわけですけれども、そういう中での対策ということになりますと、じゃ交付税率をかえたらどうだろうというような議論にすぐなってくるわけなんで、国も厳しいというのは理解できるにしても、やはり地方には地方の財源を付与してあげるということ...全文を見る
○岩瀬良三君 苦しいというようなおっしゃり方であるわけですけれども、やはり払うべきものは払っていく、そういう中での苦しさを分かち合うという形をとらないと、それぞれの財政を責任を持ってやっておるわけでございますので、これはぜひ来年以降そうしていただきたいというふうに思うわけでござい...全文を見る
○岩瀬良三君 利子を持ってということであるならば、また逆に地方が自分の方で借りて対策をとるよという場合もなきにしもあらずなわけなんで、せっかくの対策でございますので、さらにもう一押しお願いをしたいというふうに思うわけでございます。  それから、昨日の新聞に出ておりましたけれども...全文を見る
○岩瀬良三君 将来のことでございますし、なかなか難しい話でございますので、ひとつできるだけの御努力をお願い申し上げたいと存じます。  それで、もう少し交付税のことに触れさせていただきますけれども、平成六年十一月に地方制度調査会で「地方分権の推進に関する答申」というのを出してござ...全文を見る
○岩瀬良三君 私も若いころ、自治省の皆さんと交付税のことについて議論したことがあるんですけれども、正直言って地方団体での資料の把握とかいうものについては限りがあるわけなんですね。ですから、自治省の皆さんと議論してもなかなか納得させられるだけの資料というのが得られないし、またそうい...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。
04月25日第136回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  住専を主体に関連質問をさせていただきたいと存じますので、しばらくおつき合い願いたいと思います。  貸したものは返す、これはもう社会生活のルールでございますし、また先輩委員が何人もこのことを仰せになったところでございます。ただ、いろい...全文を見る
○岩瀬良三君 同じです。
○岩瀬良三君 お考えもお聞きしたがったんですが。  多くの人、一般の人は、住宅金融公庫のお金を借りたのを苦しくなっても返しておるわけですね。そういう意味で、大多数の人はもうこの基本を守っておるわけでございまして、そういう意味で総理から一言御感想をお願いしたい。
○岩瀬良三君 ありがとうございました。  国民が怒っておりますのは、こういう社会問題を起こしてかつ国費を投入しようというときに貸し手、借り手の責任が一個もはっきりあらわれてこない、こういうようなことだと思うわけでございます。  また、総理も大蔵大臣も申されておりますが、金融シ...全文を見る
○岩瀬良三君 今会社の問題点と、こういうようなことで申し上げましたけれども、それなら私が申し上げますけれども、この会社、もう皆さん御承知のように、投機資金、株式投資をやって失敗したのも入っておるとか、またこの間も報道されましたけれども、ハワイで豪邸を買って、これがそのときの評価の...全文を見る
○岩瀬良三君 そういう意味では、過日、大阪地検特捜部とか大阪府警、こういうものが動かれたということでありますし、税務当局も動いておられる、こういうことはもう承知しておるわけでございますけれども、何か考えますと、洋の東西の象徴的なところだけに動いておるように思うわけでございます。 ...全文を見る
○岩瀬良三君 もっと活発にやっているよというお答えを期待したんですが、言えない部分もあろうかと思います。できるだけ御努力いただきたいというふうに思うわけでございます。  ちょっと話が別の方になりますけれども、最近の例でもございますし、また決算情報はごまかせないというようなことも...全文を見る
○岩瀬良三君 今太平洋銀行の処理策がお話しありましたけれども、金額等、今現在処理をしているのではっきりした点が出ないかと思いますけれども、この千七百億の不納欠損額に対しまして、自分のところの資産、それから預金保険機構からいただくお金、あとは母体行である四行がこれに対して処理する、...全文を見る
○岩瀬良三君 この間の末野興産の多額の預金についてはかなり、千百億円、全部じゃないでしょうけれども、大半が資産の算定の中に入ってなかった、こういうようなことも言われておるわけでございますが、例えばハワイでの、というより海外でのこういう資産は算定されておるんでしょうか。
○岩瀬良三君 そうしますと、先ほどちょっと申しました日住金のハワイの邸宅、こういうものは路線価というのはないと思いますので、これはどういう評価になっておるんでしょうか。
○岩瀬良三君 それはそれでとめておきます。  資産の中でいろいろ区分けされたわけでございます、Ⅰ分類、Ⅱ分類、Ⅲ分類、Ⅳ分類と。不良資産、当面の六兆四千百億円の一次損失、これが議論されておるわけでございます。これをⅣ分類としまして、その前のⅢ分類は先ほど来話がありました一兆二千...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、一次損失の方の物件も地価動向の変動によりまして第Ⅲ分類の方へいくということなんですが、今お話を承っていますと、第Ⅳ分類の方、一次ロスの方につきましては公費の投入が約一割弱なんですね、比率で申し上げますと。ところが、二次損失の方へいくというと、これが二分...全文を見る
○岩瀬良三君 一つのものに対してあるところは十分の一、あるところは二分の一と。予算書では補助というような表現がなされておりますけれども、ちょっとおかしなすっきりしない形であるわけでございます。  また、母体行の三兆五千億を一次ロスの中における比率で見ますと五五%でございます。二...全文を見る
○岩瀬良三君 なかなか大蔵大臣お立ちにならないようですけれども、ちょっと時間の関係でもうあとほかに申し上げる時間がございませんので、ひとつ最後に文部大臣にお尋ねしたいと思います。  今中央教育審議会でいろいろ将来の教育のあり方について審議されておるわけでございます。この間の当委...全文を見る
04月30日第136回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  両公述人には、いろいろきょうはありがとうございます。お礼を申し上げて、質問をさせていただきたいと存じます。  今お話もありましたけれども、我が国の経済、バブルがはじけた以後、非常に難関のところに来ておるわけでございます。景気対策のた...全文を見る
○岩瀬良三君 今のお話にもあったわけでございますが、新聞を見ていましたら、これはちょっと私もびっくりしたわけなんですが、オーストラリアでは財政赤字を削減するということで十五万人に及ぶ連邦公務員の一割強を削減する意向だとか、ニュージーランドでは公務員数を、これはとり方もあるのかもし...全文を見る
○岩瀬良三君 今のお話にもあったんですが、よほど思い切ったことをやらなきゃいけないということでございます。  それで、たまたまこの間の新聞にも出ておったので皆さん御存じだろうと思いますが、財政投融資が約十兆円くらい余ったと、こういうような数字もあるわけでございます。また、今いろ...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、先生のいろいろお書きになったものを幾つか読ませていただいたわけでございます。先生はそうはおっしゃっておらないんですが、いろいろ社会保障の方の議論にもなろうかと思いますけれども、結局、高福祉を得るためには高負担も必要なわけです。このことについては福祉だけでは...全文を見る
○岩瀬良三君 鷲尾公述人、そのところをお願いします。
○岩瀬良三君 今お話がちょっと出ましたけれども、世代間の負担、これは非常に大事なことだろうと思うわけでございます。国債の償還は何十年にもわたって、言うならば今生まれていない人までも知らずのうちに負担せざるを得ない。こういうことで、今我々の世代が次の社会を築いていくためにはよほど注...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、表現は悪いんですが、今の高齢者の皆さんを約五人で担いでいる、こういうような時代であるわけです。もう二十五年、三十年たちますと二・一人とか二・二人でもって担ぐというようなことになるわけでございます。こういうことになると理論上支え切れるのかどうか、支え切れ...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ、鷲尾公述人にお願いいたします。  鷲尾公述人が何かのところでお話しになっておりました。また先ほどのお話でも、委員として出席しておるのでそこで決まったことには責任を持つよというようなことのお話もあったわけですけれども、高齢者化で福祉社会の実現に向けては国民...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃもう一点、雇用問題についてお伺いさせていただきたいと思います。  景気の浮揚、これも雇用を確保するためのものでもあるわけでございます。先ほど来三%の議論がなされておるわけでございますけれども、三%もさることながら、新規学卒者、学校を出た者の未就職というのは...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。
05月23日第136回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
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○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  警察法の一部改正に関しまして、できるだけダブらないような形で御質問させていただきたいと存じます。  たまたま警察庁の平成七年度の犯罪情勢を見ておりましたら、重要犯罪の認知件数一万件余で前年比四百五十一件減少、重要犯罪の検挙率は九〇・...全文を見る
○岩瀬良三君 できるだけ努力をお願い申し上げたいと存じます。  それで、今度の警察法の改正に入るわけでございますけれども、これは広域捜査というようなことの問題になってきておるわけでございます。広域捜査そのものは今に始まったことではなくて、いつでもそういう問題があったんだろうとい...全文を見る
○岩瀬良三君 十分な体制でなされるというようなことでございます。  ただ、都道府県警察態勢というのはなかなか私はいいというふうに思っておるわけでございます。それは戦前の国家警察の反省から生まれたんだろうというふうに思うわけでございますけれども、非常にいい制度だというふうに思って...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、今度の条文の中のことでございますが、六十条の三によりまして広域犯罪等の処理に必要な権限ということについては一定の条件が付されておるわけでございます。全部が全部適用になるんじゃないよというようなことが言われておるわけでございますが、その前のところの第五条を見...全文を見る
○岩瀬良三君 大体のことは想定できるわけでございますけれども、ただ捜査上一番大事なのは初動捜査じゃないかと思うわけですが、そういうときに当たって、この広域犯罪と初動捜査、これとの関係はどういう形で行われるのか。各県のところ、広域に広がったものにおきましても、やはりそれぞれの一部員...全文を見る
○岩瀬良三君 それでは、その次に入りますが、態勢のいろいろな整備の問題でございます。  今までも広域捜査隊等がありまして、これらが共同訓練を実施してまいったわけでございますが、今後この広域組織犯罪、性格も変わってきているし、いろんな多様なものになってくるんだろうと思うんですが、...全文を見る
○岩瀬良三君 ありがとうございます。  それじゃ、少しオウム事件のことにも入らせていただきたいと存じますけれども、鎌田委員から先ほどこの法改正に当たっての反省というようなお話が冒頭にもあったところでございます。  松本サリン事件に対しまして、第一通報者であった方が被疑者、容疑...全文を見る
○岩瀬良三君 オウム事件につきましては、坂本弁護士事件、この松本サリン事件、都庁内の郵便物の爆発事件、それから公証役場の事務長の拉致事件とかいろいろあって地下鉄サリン事件というのが発生したわけでございます。  我々、事件の難しさということは重々わかりますが、それを別にしておきま...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、これは警察の方で非常に御苦労されているなと私が思ったことでございますけれども、國松警察庁長官もおられますが、被害者対策は警察活動全体の柱石であり、それは単に一つ一つの措置が適切にとられるということで満足すべきものでなく、警察官の意識改革を伴う精神活動として...全文を見る
○岩瀬良三君 それでは、警察関係の今回の改正につきまして、警察行政も非常に多様になってきておりますし、また守備範囲も非常に広がってきておるというようなことでございまして、二十一世紀をにらんで警察組織のあり方についてのお考えがあれば国家公安委員長からお答えいただきまして、この関係を...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。