岩瀬良三

いわせりょうぞう



当選回数回

岩瀬良三の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  初めに、野村証券関係から御質問させていただきたいと存じます。  この件につきましては、我が党の荒木議員等が予算委員会で質問しておるわけでございますので、できるだけダブらないような形でと思っておりますけれども、ダブった場合には御了承い...全文を見る
○岩瀬良三君 監視委員会の方としては今のようなお話かというふうに思っておるわけでございますけれども、また大蔵大臣は、この新聞記者発表を受けてということなのかもしれませんけれども、七日の閣議後の記者会見で、監視委員会の方も調査するけれども、それと並行して大蔵省証券局にも事実関係の調...全文を見る
○岩瀬良三君 この問題は、この事柄については今回の事件かもしれませんけれども、九〇年、九一年ころ証券会社が非常にこういう観点について問題になったわけでございまして、株式の取引をめぐる損失補てん等のことで暴力団等による株買い集めについても加担した、こういうようないろいろな経過があっ...全文を見る
○岩瀬良三君 たまたま今、六十年ころのいろいろなそういう証券不祥事の話の反省の問題になったわけでございます。  これにつきましては、その当時大蔵大臣でありました今の総理がいろいろこの問題に御苦労されておりまして、この証取法の改正案というものに答えておるわけでございまして、「今回...全文を見る
○岩瀬良三君 今、大蔵大臣から決意が述べられたわけでございますけれども、今我々この東京市場もニューヨークやロンドンと並んで三大市場ということに、再生のために努力しているところであるわけでございますし、またその一つの原則としてフリー、フェア、グローバルということをもう何回も承ってお...全文を見る
○岩瀬良三君 今、監視委員会の方からは勧告というようなことになるわけですけれども、あとは大蔵省の方の取り扱いということになりますと、どういうことになりましょうか。また、いつの時点で国民に向かって話をするというようなことになるんでしょうか。
○岩瀬良三君 そうすると、これは大臣にお聞きしたいんですけれども、今大臣からこういう形で今後再発防止にできるだけ努めるというようなお話でございましたけれども、ただ再発防止というだけではこれは今後防止ができないんじゃないかというふうに思うわけでございます。  と申しますのは、罰則...全文を見る
○岩瀬良三君 今、見つかればというようなお話でございますけれども、こういうインサイダー取引的なものについては、改正された証券取引法上は懲役六カ月以下または五十万円以下の罰金というようなことでございますけれども、これがアメリカだと懲役十年とか、イギリスが七年とかドイツが五年とか、非...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ、予算関係の事柄に入らせていただきたいというふうに思います。  これは予算委員会でもお話しになられましたけれども、別の観点からちょっと聞かせていただきたいと思います。先月、アメリカの財務省が、日本経済について、内需の回復を圧迫するような財政てこ入れ策の撤回...全文を見る
○岩瀬良三君 大臣からのお話、ありがとうございました。大臣のお話のとおりじゃないか、そのとおりだろうと私も信ずるわけでございます。  ただ、ここで出された事柄は、恐らくはアメリカの方はそういう期待を持っているんじゃないかというふうに私は受け取ったわけでございまして、外需と内需の...全文を見る
○岩瀬良三君 そういう中で、財政構造改革元年というようなことで、四月から始まる本年度の予算が今審議されておるわけでございますけれども、この財政構造改革元年と銘打った予算、この予算につきまして私どもはどう考えてもなかなか財政構造改革元年というような感じを持てない。というのは、その前...全文を見る
○岩瀬良三君 ありがとうございます。  全然努力の評価はしないということじゃないんですけれども、ただ、この問題に対してはちょっと今までも何回か出ておるようですから、あとちょっと意見ありますけれども、別の方に入らせていただきます。  結局、今国債の残高をふやさないようにというよ...全文を見る
○岩瀬良三君 今、三・五の〇・九掛けの三%というようなお話を承りましたけれども、名目ということであるわけでございますけれども、名目成長で、今三%の成長というのが本当に可能なんだろうか、これは私も非常に疑問に思うわけでございます。名目ですと、ちょっとこの数字、正確かどうかわかりませ...全文を見る
○岩瀬良三君 どうも経済成長の点で、なかなかこれは骨な計画だろうというふうに思うわけでございます。  それからもう一つは、ふやさないということは確かにそれも大事なことなんですけれども、それで済むかどうかというのが今あるんじゃないかと思うわけでございます。ただ、送り込んだ場合、我...全文を見る
○岩瀬良三君 もう時間がなくなってきましたけれども、一つだけ。自治省の方にも来ていただいておるんですけれども、きょうの本会議でも質問がありましたけれども、国も地方も今非常に債務残高が多くなってきている中でございますけれども、地方債の許可がこれ五十年この方、当分の間ということなんで...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。
05月09日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な話、ありがとうございました。今河本先生からもお話ありましたけれども、ダブらないような形でお聞きしたいというふうに思っておるわけでございます。  一番ポピュラーなのは、先ほどお話に出ましたけ...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、先ほどお二方から一気呵成にというようなお話がありましたし、またその話もあったわけでございますけれども、その話の中でまた拠点が動いてくるというようなうれしいお話もあったわけでございます。だけれども、これはそれぞれの企業活動ということで来ておられると思うので、...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ、個々の参考人の皆さんにお聞きしたいと思います。  初めに室町参考人にお願いしたいんですが、いろんな銀行の格付があるんですけれども、邦銀の方が何か最近下がってきているわけですね。そういう中でこういうオープンマーケットになっていくといった場合に、日本の銀行の...全文を見る
○岩瀬良三君 いわゆる国際競争力と、それから国内での銀行間の競争というんですか、イギリスの方のビッグバンは確かに活気を取り戻したけれども、経営の方はよその方へ行ってしまったというようなこともあるわけなんですけれども、日本の銀行がそれに耐えられるのかどうかというような点なんですけれ...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ、福間参考人にお聞きします。  商事会社というのは、大体はこれ企業とのおつき合いだろうと思うんですけれども、そういう中で、新しいこういう形に、オープンマーケットになっていった場合に、個人も参加することが非常にしやすくなるというようなことなんですけれども、商...全文を見る
○岩瀬良三君 それでは、川添参考人にお願いします。  今、国民、庶民といいますか、低金利で非常に悩んでいるわけですけれども、そこで、外国のいろんな投資物が今盛んになっているわけですけれども、一方、リスクが伴うわけなんでございます。このリスクを計算に入れて、リスクがないような形で...全文を見る
05月28日第140回国会 参議院 本会議 第29号
議事録を見る
○岩瀬良三君 私は、平成会を代表いたしまして、日本銀行法案に対し、橋本総理並びに三塚大蔵大臣に質問を申し上げたいと存じます。  日本銀行法は、我が国の金融、経済の基本法とも言うべきものでありまして、今般、日銀法が全面改正されますと、五十五年ぶりの大改正となるわけであります。 ...全文を見る
06月03日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第16号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  委員の諸先生方が多方面から深められておりますので、できるだけダブらないような形でやらさせていただきたいと存じます。  初めに、金融関係が連日新聞等をにぎわしておりますので、この問題から二、三入らせていただきたいと存じます。楢崎先生が...全文を見る
○岩瀬良三君 うまい方向で行くようにお願いしたいと思います。  その場合に、保険契約者、先ほどの部長のお話では減額の場合も契約上あるというようなことをちょっと申されておられたわけですけれども、保険契約者の契約したものについてはどういうような保護規定になっておるのか。また、一部で...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、保険契約者もある程度これは覚悟しなきゃならないというような今のお話かと思います。  話をちょっと変えて、日産生命についてもいろいろな検査が入っておったと思いますけれども、新聞等で見ますと、大蔵検査がなされて債務超過になっておったと、こういうようなこと...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ、もう一点だけお聞きしますけれども、収支が悪化したというようなことをつかんだ場合、通常の場合はどういう指導をとられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。
○岩瀬良三君 今そういう途中のことでございますので、できるだけ保険契約者の資産が守られるようにひとつ御努力いただきたいと思っているわけです。  それから次に、第一勧銀事件。これまたいろいろな先生方がお話しになられておりますけれども、総体的なことは別にしまして大蔵検査、これは恐ら...全文を見る
○岩瀬良三君 事実そのとおりだろうと思うわけでございますけれども、額がかなり大きいわけですね。その場合、不良債権として大蔵省に認定していただかないと償却が進まないんじゃないかと思うんですけれども、時間があればまた後でお願いしたいと思いますが、有税償却、無税償却のいろんな点もあるん...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、これは正規の検査に対してそういうことがなされたわけでございますので、法に触れるというようなことになってくるんだろうと思うんですけれども、あとの対応を大蔵省としてはどう考えられておられるのか。まだ今捜査中の段階かもしれませんけれども、その点は一般的にどう...全文を見る
○岩瀬良三君 大蔵大臣も総点検を指示したというようなことが言われておりますので、厳正にひとつお願い申し上げたいと存じます。  またその一方、三月期を超えましたので、銀行の決算状況、銀行にかかわらず各界の決算状況が新聞をにぎわしておりますけれども、銀行の決算状況は今どのようになっ...全文を見る
○岩瀬良三君 五兆円近くだろうと思うんですけれども、減ってきておると、順調な償却状況なんだろうというふうに思うわけでございます。これは、今主要二十行なんですけれども、地方銀行または信用金庫等もどういう傾向にあるのかどうか。これは、数字がないでしょうから今までの判断で結構ですけれど...全文を見る
○岩瀬良三君 私も、なかなか厳しいよということを聞いたところもありましたので、今ちょっと質問させていただいたわけです。  主要二十行の範囲で結構でございますが、この範囲で有税償却と無税償却されている範囲というのはどのくらいの率でいっておりましょうか。額でも結構でございます。
○岩瀬良三君 それでもう一つお聞きしたいのは、例の小甚ビルディングの方へ貸した融資分ですけれども、七十五億円ほどが残って、これがとれない、こういうふうなことになっておるわけでございますけれども、これの償却はなされておるんでしょうか。また、なされているとすればいつの時点でなされてお...全文を見る
○岩瀬良三君 ちょっと今聞き取れなかったんですけれども、有税償却でなされておるというようなことでございますか。これは何年度で償却されておるということでございましょうか。
○岩瀬良三君 ありがとうございました。  それでは、もう一つ別の方へ入りたいと思います。大和銀行事件がありまして、これはもう決着を見ておるわけですけれども、この影響がすごく大きかったという点も一つあるわけでございますけれども、アメリカで三億四千万ドルの罰金を払って、それから米国...全文を見る
○岩瀬良三君 ありがとうございました。  そうすると、言うならば罰金ですから一つの罪を認めたという形になるわけでございまして、それが損金に算入されないというのは、税法上のいろんな解釈の問題があるんだろうと思うんですけれども、今までもそういう例があったのか、これが初めてなのか。そ...全文を見る
○岩瀬良三君 確かに、外国のいろんな法制上の違いでその性格もいろいろ違うかと思います。  ただ、こういう大和銀行事件のような形のものまで無税扱いだということになりますと、それが国内のいろいろな金融関係にも大きな影響を与えて社会的な影響も与えておる。こういうものまで無税の方に算入...全文を見る
○岩瀬良三君 金融関係は以上で終わらせていただいて、日銀法の改正の方へ入らせていただきたいと存じます。  先ほども楢崎委員から非常に基本的な事柄等についていろいろお話がありました。極力ダブる点は省きまして質問させていただきたいというふうに思います。一つは、この法律ができた、その...全文を見る
○岩瀬良三君 それともう一つ、これは大蔵大臣にお伺いした方がよろしいのかもしれませんけれども、中央銀行研究会が総理大臣からの要請に基づいて行われてこの報告がなされた、それをもとに金融制度調査会の検討がなされた、こういうことでございます。  この日銀法の改正は、大蔵省権限ともかな...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ次に移ります。一番大事な焦点になっております政策委員会の点についてお聞きいたしたいと存じます。  先ほど来も話が出ておりましたけれども、日銀が何をやっているか、国民に見える状態が必要なんじゃないか。確かにそのとおりだろうというふうに思うわけでございます。そ...全文を見る
○岩瀬良三君 今、的確な御答弁があったわけでございますけれども、その中でちょっと私も気になりますのは、官庁のOBの方がまずいということではございません、そればかりになってはいけないと、こういうことでございます。  それから、もう一つちょっと気になりますのは、業界だけじゃなくとい...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、「その他の学識経験のある者のうちから、」と、こういうふうに表現されておるわけでございますけれども、いろいろな人の声を聞きますと、消費者の代表とか中小企業の代表とか、金融とはすぐ結びつかない、こういうような方の代表の意見も反映されてはどうかというような意見も...全文を見る
○岩瀬良三君 これは、ちょっと日付が入っておらないんですけれども、ある新聞を見てみましたら、ちょっとそこのところを言いますと、「民間委員が金融実務にうといことがあるとしても、日銀執行部は性急に非難してはなるまい。日銀のスタッフを民間委員に協力させ、欠けている点を補わせる度量が必要...全文を見る
○岩瀬良三君 それから役員、政策委員ですけれども、二十六条には役員の行為制限ということがあるわけでございます。私も、こういう大きなものじゃございませんけれども、それぞれの委員になっていただくことを経験したことがあるんですけれども、なかなかよい人はそれぞれ忙しかったり、活動が非常に...全文を見る
○岩瀬良三君 ぜひ多方面の方々の委員就任という点で、御努力いただければというふうに思うわけでございます。  次に、政府委員のことについてお伺いしたいと存じますけれども、十九条で「必要に応じ、金融調節事項を議事とする会議に出席して意見を述べ、」と、こうあるわけですが、この金融調節...全文を見る
○岩瀬良三君 私は、どういう点が金融政策事項なのかという細かい点までわかりませんけれども、その金融政策事項だということについてはっきりと分かれているところはあると思いますが、その区分がなかなかはっきりしない。金融政策事項だよ、金融調節事項だよ、ということを言われれば、そうだ、そう...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、指名する職員なんですけれども、私はこれは「大蔵大臣又は経済企画庁長官は、必要に応じ、」と、こういうふうに書いてあるので、それぞれの大臣は忙しいときが多いわけなんで、それのかわりというようなこともあるならば、または連絡調整というふうなこともあるならば、せめて...全文を見る
○岩瀬良三君 この指名する職員なんですが、現行法では委員として、議決権はなかったわけですけれども、出席しているわけでございますけれども、自主性ということを重んじた場合には、連絡調整でその会議の傍聴に行くということならば別ですけれども、自主性を重んずる会議に政府の方が行く、そこまで...全文を見る
○岩瀬良三君 そういう点が金制調の方の議論だというふうに理解していいですね。  そうしますと、前にこれは出ていたんですけれども、アメリカのグリーンスパンFRB議長が、政府からの出席は独立性を非常に損なうものだというふうなことを強調されておった。また、体制は違うにしても、米国のそ...全文を見る
○岩瀬良三君 それでは次に、議決延期請求権、これについてお伺いいたします。  先ほども楢崎委員からのお話がございましたけれども、これはできるだけ早く概要をお示しすることが必要なんじゃないか。もう先ほど来かなりやられましたので前段省略でまいりますけれども、中央銀行のあり方というも...全文を見る
○岩瀬良三君 それからもう一つ、先ほど来話にも出ました、政府から出席されます方、この者の発言はまた私は別だろうというふうに思うわけでございます。政府から出席された方の発言は、これは要旨などと一緒に発表される場合でもその発言内容を、一政府から指名された方の発言はこうだったということ...全文を見る
○岩瀬良三君 それから、次が予算の関係でございます。  五十一条においては、日本銀行は、毎事業年度、経費に関する予算について事前に「大蔵大臣に提出して、その認可を受けなければならない。」というふうにあるわけですが、この点につきましての金制調の議論、また各国はどうなっておりましょ...全文を見る
○岩瀬良三君 大蔵省の大蔵省たるゆえんは予算査定にあるということが言えるわけで、予算を認可するというと、認可しない場合も理論上あり得るわけなんで、そうなりますと業務のかなりの部分がこれは大蔵省の承認、認可ですから承認じゃないんですけれども、それが必要になってくるんじゃないかという...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、自主性との関連で随分やはりお考えになっておられるようですけれども、逆に申しますと事務費とか給料的なものはそれほどではないんじゃないかというふうに我々は思うわけでございます。  もし、そういうものだけであるとするならば、決算認定のときに見てもいいんじゃ...全文を見る
○岩瀬良三君 まだあるんですけれども、できるだけ自主性を損なわない範囲でという点はもう非常に貴重な点だろうと思うわけでございますので、運用の点で余りきつくならないような形でひとつ進められる方がというふうに私は思うわけでございます。  それから、次に入りますけれども、五十六条の違...全文を見る
○岩瀬良三君 いろんな説明と申しますか、金制調の答申などを見ますと、今までありました業務命令権だとかいろんな権限、または監理官制度があったのがなくなったからとかというふうな言い方の説明もあるんですけれども、それはちょっと話の筋が違ってきているというふうに思うわけでございますけれど...全文を見る
○岩瀬良三君 ちょっとこの条文は、独立性を配慮するその余りなのかもしれませんけれども、なかなか理解できないところなんでございますけれども、こればかりやっていてもしようがありませんので、次に進ませていただきます。  次は、政府から受ける短期証券のことについてお聞きいたしたいと存じ...全文を見る
○岩瀬良三君 突然で恐縮でございます。  なぜお聞きいたしましたかと申しますと、過日、代表質問を私させていただきましたが、そのとき、短期金融市場に関する研究会を大蔵と日銀の、たしか実務者というような表現で言われたと思いますが、協議している旨の総理大臣の答弁があったわけでございま...全文を見る
○岩瀬良三君 もう少し詳しくお願いしたいんですけれども、例えばいっ開催しているとか開催日数だとか、またいつごろまでに検討しようだとか、参加者が実務者という、どの程度のレベルの方が参加して検討しているのか、もしわかればお願いします。
○岩瀬良三君 今、短期金融市場と、こう言われているものは、先ほど総裁は、引き受けは二十数兆円というふうなことを言われましたけれども、短期金融市場というのは今どの程度の動きを見せておるんでしょうか。
○岩瀬良三君 短期金融市場、私もそんなにわかるわけではございませんけれども、私が思っていたよりもかなりの額が動かされておるというふうに思うわけでございます。  ただ、そういう中であるわけですけれども、政府の短期証券、これは今どういうことになっておりましょうか。日銀引き受けという...全文を見る
○岩瀬良三君 今、局長の方から公募ということを言われましたが、しかしこれの利率が公定歩合から〇・一二五を引いたものを慣例の利率、どういう定めにしてあるんだかわかりませんけれども、慣例の利率にしているわけで、今公定歩合が〇・五で、それよりも低いものを公募してもこれは恐らく受け手がな...全文を見る
○岩瀬良三君 私が申し上げているのは、政府の方で今ビッグバンだよということでいろいろなものの透明性またはオープン化、こういうものを進めておる中にあるわけですね。そういう中で、いつまでもこれは前からのルールがこうだからということではいけないんじゃないか。しかも、短期市場は育成してい...全文を見る
○岩瀬良三君 すぐ結論が出る問題ではないでしょうから、今のこういう流れの中でのあり方を十分御検討いただければというふうに思うわけでございます。  それから次は、日銀法の二十五条とよく言われておりますものについて、新しい法では二十五条じゃないようでございますけれども、今まで金融シ...全文を見る
○岩瀬良三君 今、詳細にお話しいただきましたが、何か発動するときの基準というようなものがあるんでしょうか。
○岩瀬良三君 それからもう一つは、今のは発動の基準だろうと思うわけでございますが、運用面での基準というようなものはあるんでしょうか。例えば利率だとか償還条件だとか、こういうものについてはいかがでございましょうか。
○岩瀬良三君 そうしますと、先ほどは四千六百五十億、今出ているよというようなお話であったわけでございますけれども、これは流れを見ますと、例えばある時期に残高がぐっと減っているというような月があるわけですけれども、そういうときはそういう返還がなされたというふうに考えてよろしいんでし...全文を見る
○岩瀬良三君 これにつきましては、新法では三十八条でございましょうか、に規定されておるわけでございますが、二十五条、現行法のときにはそういう規定がなかったように思うわけですが、今度のこの信用秩序の維持のための業務については大蔵大臣が要請することができるというような規定になっており...全文を見る
○岩瀬良三君 ちょっと時間の読み違いがありまして、時間が来てしまったようでございます。できるだけ国民にわかるような形で、ひとつ奥の手を使っていただければというふうに思うわけでございます。  いろいろ多方面にわたりまして、ありがとうございました。質問を終わります。
06月09日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  各委員の先生方から多方面にわたります質疑がなされておりますのでダブる点があろうかと存じますけれども、できるだけ避けて行いたいと思いますが、その場合は御容赦をいただきたいと存じます。  初めに、二、三総括的なことをお伺い申し上げたいと...全文を見る
○岩瀬良三君 今のお話でまだはっきりしない点があるんですけれども、言うならば金融行政というものについてもう少し財政と離れた形で、大臣は両方所管されるわけですけれども、ひとつそこら辺の認識をというふうな感じで申し上げたわけでございます。  歴史が示すように、金融はどちらかというと...全文を見る
○岩瀬良三君 財政は非常に動いておるわけでございまして、財政の行き過ぎ等があることはもう歴史の過程で示すところであります。そういう中でいつも国民生活が犠牲にされるわけでございますので、金融の方のサイドからがっちりそれをフォローしていただく、そういう視点もお持ちいただいてはというふ...全文を見る
○岩瀬良三君 受ける方は同じところが受けるということになりますので、後でまたその点に入らせていただきますけれども、ひとつ日銀と連携をとりながらの効率ある対応をしていただければというふうに思うわけでございます。  それでは、法案の方に入らせていただきたいと存じます。  まず、検...全文を見る
○岩瀬良三君 もう少し具体的にお願いしたいんですけれども、そのころの貸出額の対前年度伸びがかなり通常の状態より激しかったんじゃないか、結果的に見てそうなんですけれども、そういう数値を持っていたんじゃないか、そういうふうに思うわけでございます。また、担保につきましても、どれくらいの...全文を見る
○岩瀬良三君 今の御答弁でもちょっと答えが出てこないんですけれども、当時貸出額の総額が幾らで、対前年度伸びが幾らだというようなことがこれはもう当然数値として出てくるわけで、一行一行じゃなくて全体を聞いているわけですから出てくるわけです。  たまたま私、銀行局検査部長の書かれたも...全文を見る
○岩瀬良三君 それじゃ話題を変えまして、先ほど御答弁もいただいた中でございますけれども、日銀考査が日銀法の改正というようなことで考査が法定化されたと、こういうことでございます。  ただ、考査対象、これは金融機関等でございますので、その見るところ、視点は抽象的に言えば、経理、法律...全文を見る
○岩瀬良三君 日銀の方からの話もいただきたい。
○岩瀬良三君 日銀の方も今度法定化されたと。  もちろん検査の方は強制でございますし、抜き打ち的に行くというようなことでございます。これはぜひやっていただかなきゃならない事柄ではあるわけですけれども、かなりダブって重複してきているということを私は聞いているわけでございます。重複...全文を見る
○岩瀬良三君 日銀理事の方は、お答えをいただいてもうこれで私は結構でございます。
○岩瀬良三君 今いろいろお話がありましたように、検査官と申しましょうか、銀行を検査するのは普通の方ではなくて専門的な知識を必要とする、またその向上を図ることが喫緊の課題であろうというふうに思うわけでございますし、またできるだけ幅広い見方ができるような訓練も必要であろうというふうに...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、これからのことですのでなかなか具体的に言えないかと思いますけれども、大蔵省の方では金融関係、それからまたその中でも検査部の職員の皆さんの配置、異動というのは現実問題としてどうやっておられたところでございますか。
○岩瀬良三君 いろいろな観点から見られる方を養成しなきゃならないところはもうそのとおりであるわけですけれども、その一面、また金融の持っている複雑さ、こういうものも見通せる人が必要なわけでございます。そういう意味で、今度の金融監督庁の検査をやられる方については何か真ん中におられる人...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、今回、金融監督庁と共管になっております各省のいろんな検査もあるわけでございますけれども、これ全部言うと大変でございますから、農協関係を持っておられる農水省、また労働金庫を持っております労働省、この二つの官庁の方から検査の実態などをちょっとお聞かせ願いた...全文を見る
○岩瀬良三君 短時間の中ではその質の点まではなかなか触れられませんけれども、いずれも農林関係、労働金庫関係その他、現行法制の中でも共であったわけでございます。  ところが、皆さん記憶に新しい住専問題では、銀行と農林系金融機関、大蔵省と農水省が負担と責任をめぐって、押しつけ合いと...全文を見る
○岩瀬良三君 それからもう一点。  第一勧銀の問題がいろいろ議論されたり、また日産生命の問題、いろいろあったわけでございますが、そういう過程の中で我々が質問申し上げますと、それは当然立場はわかりますけれども、守秘義務ということでなかなか明らかになってこないわけです。一方、新聞等...全文を見る
○岩瀬良三君 今いろいろなリスクの方の話にもなってきたわけでございます。時間の関係でちょつと飛ばさせていただきます。  早期是正措置、こういうようなものが導入され、そして大蔵省の分離、金融監督庁の設置、そして新しい日銀法の改正が今議論されておるわけでございます。これらにつきまし...全文を見る
○岩瀬良三君 いろんな過程を経てなるわけです。  例えば頭にあったのは、日産生命の場合、二年近く前に債務超過の点を把握しておった。ところが、それから二年くらいたってから急に株の取引に失敗したということで業務停止命令がなされた。そうしますと、債務超過を検査で把握した時点で、例えば...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。
06月10日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
議事録を見る
○岩瀬良三君 ただいま議題となりました日本銀行法案に対し、私は平成会を代表して、これに残念ながら反対の立場から討論を行います。  今日、世界の金融市場は、その競争が急速に激化しております。今ほど日本の諸制度を改革し、世界に通ずる透明性の高いグローバルスタンダードとすることが求め...全文を見る
11月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○岩瀬良三君 それでは高木先生に初めにお願いしたいんですけれども、先生は冒頭、安定のためには領土もあるし、環境もあれば食糧もあるというようなことを言われておったわけでございますけれども、環境問題でお聞きしたいと思います。  中国の成長率は年々すばらしかったわけでございますが、そ...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  連日、多岐にわたっておる質問でございますので、できるだけダブりを省きながらやりたいと思いますが、よろしくお願いいたしたいと存じます。  構造改革法案を中心に質問させていただきたいと思うわけでございますが、多岐にわたっておる内容を法案...全文を見る
○岩瀬良三君 もう一つ、国会の方の審議権、また予算修正権、こういう点と、それからもう一つ、補正予算にわたった場合にこれは最終的に平成十五年度に目標値を定めておるわけで、そこには影響すると思うんですけれども、そういう点についてお答えいただきたいと思います。
○岩瀬良三君 ありがとうございました。  今、財政が危機的状況にある、国の借金も三百四十四兆、全体として五百二十兆円あるんじゃないか、こういうようなことが言われておるわけでございます。  そういう中で、財政の健全化、国家予算の健全化ということが入れば、中身のことはともかくとし...全文を見る
○岩瀬良三君 今、大蔵大臣いろいろ言われましたけれども、私がお聞き申し上げておりますのは、公債の発行についての縮減目標をつくるべきじゃないか、こういう点を申し上げておるわけでございます。  今、ここの後半の中で言われておりますのは、平成九年度の総額に対して十五年度はその額を超え...全文を見る
○岩瀬良三君 またちょっと後で触れたいと思います。  それからもう一つ、今、小林議員からの質問の中での話にもございましたけれども、特例公債、これについては平成十五年度までにゼロとするというようなことが書かれておるわけでございますが、特例公債と建設公債、これの区分と申しましょうか...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、特例公債と建設公債とを分けるという理由がちょっと乏しくなってくるわけでございます。これからのことを考えると、今までの建設公債の範囲があれでいいのかなという点が一つ私も疑問に思っておるわけでございます。  環境面などを考えた場合に、地球的環境問題の改善...全文を見る
○岩瀬良三君 余りこればかりに時間をとっていてもいけませんけれども、建設公債の範囲というものもやはりこの財政構造改革の一つだと思うので、ひとつ御検討をいただければというふうに思うわけでございます。  それから、もう一つ補正予算の点について伺いたいと思いますけれども、補正予算の記...全文を見る
○岩瀬良三君 大臣の言を信じて、やはり当初と同じような形での補正の計上がなされるべきだというふうに思います。  それからもう一つ、これは事務方の方でも結構でございますが、債務負担行為、これについてはいかが適用になるんでしょうか。
○岩瀬良三君 そうしますと、債務負担行為をする段階では適用外で、それを支払う段階で適用になる、こういうふうに考えてよろしいんでしょうか。
○岩瀬良三君 そうしますと、財政の集中期間または財政改革法案の六年間、この間に債務負担行為をして、それを過ぎてから支払いになるというと、何かこれはしり抜けになってくるんじゃないでしょうか。
○岩瀬良三君 問題点を指摘した点は後で御検討をいただきたいと思いますが、使い方によってはかなりこれはしり抜けになっていくのではないかというふうに思うわけでございます。  それから、この法案が、冒頭で申し上げましたように、健全化のための量的縮減目標と財政構造の改革、こういう二つの...全文を見る
○岩瀬良三君 私も市町村を回ったりなんかしますと、今もってやはり要望の強いのは道路なんです。ですから、そういう意味での事柄はわかるわけなんですが、ただ、国民の皆さんが怒っておるのはいわゆる談合組織なんです。談合をもって非常な費用の高いものをつくっているんじゃないか、こういうことに...全文を見る
○岩瀬良三君 ちょっと質問に対してのお答えじゃないんですけれども、もっと具体的に申しますと、七条二項で「社会保障関係費とは、生活保護、社会福祉、社会保険、保健衛生対策及び失業対策に関し一般会計予算に計上される経費をいう。」と、こういうふうになっておるわけです。第九条では「医療保険...全文を見る
○岩瀬良三君 医療保険制度というものは、国の一般会計予算と関係なく物事がなされているのか。そうじゃないと思うんですね。国の予算もかかり合いを持っていると思うんですが、そのかかり合いの点はどういう点なんだと、こういうことをお聞きしているんですけれども、出ませんか。
○岩瀬良三君 それがどういう項目でどのくらいあるのか、こういうことなんですけれども、今はお答えできないですか。
○岩瀬良三君 そうすると、これに対しては社会保障の量的縮減目標というのが減額対象になるわけでございまして、来年度は三千億円を加算した額を下回ること、以下それ以降の年度はいろいろ書かれておるわけでございますが、こういう減額対象になっていくわけでございます。そのウエートは厚生省の方で...全文を見る
○岩瀬良三君 そうすると、年金制度の改革なり医療保険制度の改革は、一方では、こっちの方はもうふやせない、そういうふやせない中で、こっちだけで検討してくれということにもなりかねない。  厚生大臣は、国民の皆さんに幾つかの数値を出して、モデルを出して、その中で検討してもらうんだよと...全文を見る
○岩瀬良三君 厚生大臣が意図しておられるところはわかりますけれども、どういうことが日本の将来の年金制度なり医療保険制度なりにいいんだということの検討の中には、やはりフリーな形で、その場合には国の予算もふえる場合もあるよという、そういう一つのモデルもその中で提示するような形で、それ...全文を見る
○岩瀬良三君 時間もなくなってきましたので、ちょっと個別的な方に少し入らせていただきます。  一つは、先ほど議論になりました貯蓄投資差額でございます。先ほど話がありましたように、非常にわかりにくい、これは事実だろうと思うわけでございますし、またこの計算方法というのも普通の人はで...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、年度が終わりまして翌年度の二月までに確定値がなされると、こういうふうに考えていいんでしょうか。
○岩瀬良三君 できるだけ早くしていただきたいということが一つあるわけです。  そうしますと、推計値と確定値の差というのは今までどのくらいあったか、そういう計算はしておられましょうか。
○岩瀬良三君 そうしますと、平成十五年度において物事を議論した場合に、これは例えば離れているときはそれほど問題になりませんが、三%前後のところでいった場合には、これは達成したんだか達成しないんだかというのが非常にわかりづらい話で、一年先になればもうそういう議論はどうでもよいという...全文を見る
○岩瀬良三君 後でちょっと資料をいただきたいと思うんですけれども、そういう一つのわかりやすい指標を国民に示してこの法案の理解を得ることが必要なんじゃないか。貯蓄投資差額ということでいくとちょっと見当がつかないわけでございます。どうかひとつそういうようなPRもしていただければという...全文を見る
11月17日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○岩瀬良三君 平成会の岩瀬でございます。  今、広中先生の方より大綱お話がありましたけれども、拓銀の問題についてあと二、三私から質問させていただきます。  この北海道拓殖銀行と北海道銀行の合併の問題についてはことしの四月に発表されたわけですけれども、発表された当初より不安視さ...全文を見る
○岩瀬良三君 それからもう一つ、大蔵省の方で金融検査というのをやっているわけでございます。また日銀考査もやっているわけでございますけれども、先ほど来のお話を聞いておりますと、三年前に検査をというようなお話がちょっとあったわけでございます。この検査なり、また日銀の方はわからないでし...全文を見る
○岩瀬良三君 これはもう四月一日から合併が進められておるわけでございますけれども、その四月一日合併になるまでにも大蔵の方へのいろんなお話があったんだろうというふうに思うわけでございます。そういう中で、今検査をしているというのはちょっと我々解せないんですけれども、もっと早くやってお...全文を見る
○岩瀬良三君 そうしますと、現在数値はつかんでおらないのかどうかという点が一点ございます。それから、預金者保護を万全にするということであるわけですけれども、その預金者保護は、どういう額のどのくらいの範囲の人は万全にすると考えておられるんでしょうか。この点、はっきりしたものがあるん...全文を見る
○岩瀬良三君 一説によりますと、大蔵省の方は北日本、徳陽シティ、殖産の東北三行の合併を演出したけれどもうまくいかなかった、今回は腰が引けているんじゃないか、こういうような話もあったわけでございます。預金者保護という観点から、できるだけの努力をお願いしたいというふうに思うわけでござ...全文を見る
○岩瀬良三君 最後に、金融問題については、それぞれの経営は個別銀行の問題であるわけでございますけれども、この取り扱いを誤るとまたかえって信用不安を増大させるというようなことがあるわけでございますので、大蔵大臣の御見解をお聞きして、この問題は終わりにしたいと思います。
○岩瀬良三君 それでは本来の質問の方に入らせていただきたいと思いますけれども、時間の関係でちょっと前後させていただいて、文部大臣がおいでになっていますのでひとつ献血の問題を先にお尋ねいたしたいと存じます。献血は、本来は厚生大臣、厚生省の所管でございますけれども、学校教育という観点...全文を見る
○岩瀬良三君 よろしくお願いしたいと思います。  それから、構造改革法案の方でございます。この前、十三日に私が質問させていただきまして、地方財政のところに入れなかったわけでございますけれども、きょうはちょっとそれに、一問くらいかと思いますけれども入らせていただきます。  端的...全文を見る
○岩瀬良三君 今までの地方財政の地方債残高を見ますと、平成四年度に六十一億円だったものが平成九年度では百八億円ということで、この五年間でもう倍近くふえておるわけでございます。これにつきましては、政府の経済対策が毎年行われて、これとちょうど重なっておるわけなんですが、こういうふうに...全文を見る
○岩瀬良三君 終わります。(拍手)
11月21日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○岩瀬良三君 私は、平成会を代表いたしまして、ただいま議題となっております財政構造改革の推進に関する特別措置法案につきまして法案に反対の立場から討論を行います。  政府は、我が国の本年度の実質経済成長率を一・九%と見込んでおりますが、一%を切るというのが大方の見方であります。政...全文を見る
12月09日第141回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○岩瀬良三君 諸井委員長さん初め委員会の画期的ないろんな答申については私ども非常に歓迎しておりまして、いつもそれぞれの委員さんが新聞に出ましたときなど、我々も読ませていただいたというようなことがありまして、本当に敬意を表する次第でございます。そういう中で、何点かちょっとお尋ね申し...全文を見る
○岩瀬良三君 機関委任事務制度の廃止という画期的な勧告をされたわけでございますけれども、次に機関委任事務の廃止された後の法定受託事務、自治事務、こういうのに分けられたわけでございます。法定事務については、初めは二割くらいというお話なども新聞に出ていたわけでございますが、それが四割...全文を見る
○岩瀬良三君 次は財源の問題をひとつお聞きしたいと思うんですけれども、地方六団体でつくっております地方自治確立対策協議会というのがありまして、この決議要望があったわけですけれども、この決議要望を見ますと、地方分権推進計画の早期作成というようなものが一つなんですが、もう一つは地方税...全文を見る
○岩瀬良三君 それからもう一つ、今財源の問題としては地方交付税の問題があるわけでございますけれども、交付税は財政調整機能としては大事な側面を持っておりますので、これはもうぜひ必要なことだろうというふうに私は思っておるわけでございます。  ただ、平成九年度の場合、普通交付税の不交...全文を見る
○岩瀬良三君 それからもう一つ大事な点は、起債の点、地方債の点があるわけでございますが、地方債は許可制から協議制ということで、非常に画期的な変化を遂げる御提案があったわけでございます。  ただ、協議制になった場合でも事前協議制ということで、許可制と協議制では性格が違うわけでござ...全文を見る
○岩瀬良三君 もちろん許可制の御苦労というのはもうこれは大変なものだということは私も存じておりまして、その点はそういう前提でお聞き申し上げました。  それで、最後でございますけれども、こういう形でやっていった場合、地方公共団体の方もみずから行財政改革をしなきゃいけないということ...全文を見る