岩永浩美

いわながひろみ



当選回数回

岩永浩美の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永浩美です。通告に従って、数項目にわたって質問をさせていただきたいと存じます。  まず、ウルグアイ・ラウンドの後対策について質問をしたいと思います。  今国会の中においても、ウルグアイ・ラウンドの後対策について農家、国民の理解が十分...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長の答弁は、今回のウルグアイ・ラウンド後対策については、農家の対策としては先駆的な農家に対してのみその補助の対象にしていくということですか。一般の農家の皆さん方も平均的な力を蓄えていくことによって総じて農家の水準が上がっていくということになると思いますが、今の...全文を見る
○岩永浩美君 そうすると、それはそれぞれの地域、ブロックに分けてやるんですか。そういう機械施設利用について先駆的な役割を果たしてもらおうとすれば、例えばその県に五カ所なら五カ所、十カ所なら十カ所モデルケースをつくっていって、それから後にずっと皆さん方はついていくという、そういう行...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長がおっしゃる機械利用をしていくということで、平野部と中山間の地域によってかなりその使い方が違ってきます。体力の差がだんだんでき上がって、格差が広がっていくことになる。  特に中山間の農家の多い日本の国土の中で、農業後継者がいなくなっているという、ある面にお...全文を見る
○岩永浩美君 機械のことについて今これ以上私は皆さん方に問うことをいたしませんが、要するに、やっぱり今回のウルグアイ・ラウンドの後対策の個々の問題について細かな指導というものが十分に私はなされていないと思っています。それは、地域からそれぞれ出てきているものに対する具体的な答えには...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ一般的な施設園芸についても適用の範囲が広がっていくようにお願いをいたしておきたいと思います。  今、米作の機械利用等々について、今後そのモデル的な、先駆的な一つの役割を果たしながら農家の機械利用を促進していくための後対策を講じていく話がありました。  そこで...全文を見る
○岩永浩美君 共済制度の中で非常に難しいとすれば、新たな一つの制度を設けて最低価格を保証するというような形のものはでき上がってきませんか。考えられませんか。
○岩永浩美君 米作農家の皆さん方が安心して米作に従事することができるように最低価格の保証が確立されるような形をぜひとっていただくことを、検討していただくことを強く求めておきたいと思います。  また、今、農業後継者がだんだん不足しているということはもう言われて久しい。それは、農家...全文を見る
○岩永浩美君 給付率、金額が少ないということについては、農業者年金の掛ける年数が少ない、このこともわかります。ただ、専業農家の皆さん方で農業者年金を受けている人は農家の家主さんが中心になっていて、農業後継青年が年金を掛ける、そういう一つの制度の上でPRが少し足りないのではないかと...全文を見る
○岩永浩美君 農家の農業後継者の皆さん方が、やっぱり老後が安心できる一つの形をつくり上げていくことは政治の場における我々の責任だという思いで、ぜひ皆さん方、そのPRと同時に、掛金率の問題、そして厚生年金の受給者と同じ受給ができるように、制度の改正も含めて鋭意また御努力していただく...全文を見る
○岩永浩美君 過日、橋本総理と金大統領との懇談の中でも、竹島問題とは切り離してこの問題については協議をしていただく。漁業は生き物ですから、一方だけはその制度を守らずにやっぱり捕獲をしていく、一方は遵守をしながらやっていく、その不均衡。特に玄界地域の中におけるあの無謀操法、これは本...全文を見る
03月21日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永です。  ただいま御提案がありました製糸業法及び蚕糸業法を廃止する法律案並びに繭糸価格安定法の一部を改正する法律案について、数項目にわたって質疑をさせていただきたいと思います。  まず初めに、今後の養蚕と製糸業対策について伺いたい...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、これ以上国内産の生糸の減少が続いていくとすると、国内の伝統繊維産業はどいうふうな形に推移していくというふうにお考えになりましょうか。  先ほど大臣は、輸入量もだんだんふえてきて、もちろん国内よりも国外の輸入量がふえてきていて、高品質の一つの生糸が入ってく...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、今回の法の改正によって養蚕農家の人たちが繭生産を続けていく、安心して繭生産を続けていくということについて、今回のこの補てん制度は具体的にどういう形で生産農家の皆さん方に安心感を与えていくことになりますか。
○岩永浩美君 それでは、一昨日、蚕糸業振興審議会の生糸部会が開催されて、農林大臣の方から審議会の方に安定基準価格などについての諮問をされておる。諮問をされたその経過と結果について御説明をお願いいたします。
○岩永浩美君 それでは、生糸の輸入問題についてお伺いをしておきたいと思います。  今回の法改正によって、国内の価格安定制度は法的にその裏づけを失うことになります。国境調整措置しか強制力のある需給調整手段はなくなってしまうことになりますが、需給調整は供給側、需要側双方で利害が異な...全文を見る
○岩永浩美君 蚕糸の生産が減少することに伴って、国内の製糸業者を救済するという一つの意味からプレス繭というものが輸入されている。大量に輸入されて非常にこのことが混乱を招いているということを漏れ聞きますが、今後こういうプレス繭の輸入についてどういう規制をとったり、そしてどういう方向...全文を見る
○岩永浩美君 それでは次に、事業団業務との関係について伺っておきたいと思います。  農畜産業振興事業団、法人の見直しの対象に恐らくなっているかと思いますが、今回の法改正などによって生糸の価格安定制度の廃止など、業務はかなり縮小されていくと思います。この縮小されていく過程の中で合...全文を見る
○岩永浩美君 それでは最後に、蚕糸業法廃止後の業務体制と、県への財政支援について伺っておきたいと思います。  今回、この蚕糸業法の廃止によって繭の強制検定は根拠を失うことになって、しかし現場ではまだこの検定に対する強い要望があります。また、地方自治体でも養蚕業者のニーズを踏まえ...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、最後に大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  今回の法改正に伴って、主要な幾つかの問題について質問させていただきました。我が国の伝統的な産業である養蚕業、この養蚕業の健全な発展のためには関係者の連携や協力なくしてうまくいかないと思いますから、農林当局と...全文を見る
03月26日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○岩永浩美君 数項目にわたって通告をいたしております件で御質問をさせていただきたいと思います。  きのう、政府から家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案が提案され、藤本大臣からその趣旨説明を聴取いたしました。  ところで、去年三月、狂牛病が人間に感染する可能性があるということ...全文を見る
○岩永浩美君 豚肉の輸入量のシェアが四〇%近くになっているとすると、国内における畜産農家の皆さん方、消費者にとっても大変大きな問題だと思います。  特に、国内の畜産農家の皆さん方は、輸入禁止になっていくと、すぐ国内産豚肉は高騰をしていくから一面においてはメリットが出てくるかもし...全文を見る
○岩永浩美君 これは、輸入禁止は新聞の報道だと半年というふうなことをちょっと読んだと思いますが、大体半年ぐらいでいいんですか。
○岩永浩美君 それは、輸入の解禁には相当な時間を要するということは、この前新聞で発表された半年じゃなくてもっと一年とか一年半ぐらいその解禁までは時間がかかるというふうに理解していいんですか。
○岩永浩美君 台湾産の豚肉が今約四六%ぐらいの輸入率、量として四〇%を超えている輸入をしておられます。もしこれが長引くとすれば、ほかの国から豚肉の輸入を、変えて輸入をするという形をとるのか、あるいは国内産だけで間に合っていくというふうになるのか。国内産だけでやっていく場合にはかな...全文を見る
○岩永浩美君 役所の方では非常に冷静に対応をしておられると思いますが、新聞の報道等を私たちが読むと、台湾の豚肉禁輸が発表された、それと同時に枝肉が急騰して需給の混乱は必至だという見出し、こういうのが連日やっぱり新聞に報道されてくると、おのずから消費者というのは非常に関心を持たざる...全文を見る
○岩永浩美君 去年、大変な話題になったO157みたいな形にならないように、ぜひ行政指導の中で強くそのことについての啓蒙、宣伝等、情報については完全に把握しながらコントロールをしてもらいたいことを要請しておきたいと思います。  次に、限られた時間の中ですからあと二項目について話を...全文を見る
○岩永浩美君 今、審議官は規模の拡大に伴って生産費が少し安くなったからということをおっしゃいました。もちろん規模の拡大において、一部分においてはその労働力が合理化されている部分があることは事実です。しかしそれに伴って、畜舎の改築等々を整備していく上において必要以上にお金がかかって...全文を見る
○岩永浩美君 そういう畜舎の改築、それからまさにふん尿の処理の費用、前はふん尿の中におけるふんはお互いに耕種農家の中で配分をすることによってある程度地域の農家の皆さん方に喜ばれることがありました。しかし、先ほど審議官が申されたように、規模の拡大に伴って尿の処理というのは大変負の資...全文を見る
○岩永浩美君 それは繁殖ですか、それとも肥育ですか。
○岩永浩美君 大体養豚農家の人は、繁殖と肥育の場合には肥育の方が多いんじゃないですか。
○岩永浩美君 養豚だけを私は申し上げる気持ちはありませんが、たまたま養豚が話題になっておるので養豚に限って申し上げると、五百頭以上の養豚農家の人たちは、それだけの施設整備をするために大変な設備投資をしていかなければいけない。  先ほど申し上げた、まさに負の資産になっている産廃と...全文を見る
○岩永浩美君 あした、それは皆さん方の意見を聞いてされることになっておる。基本的には引き下げで、加工原料乳については引き下げで諮問の予定ということですね。
○岩永浩美君 今、鋭意精査をしていただいているとすれば、農家の皆さん方は引き下げは期待をしておられないわけだから、できるだけ据え置きもしくは値上げの方で諮問をしていただくように、十分な精査をお願いしておきたいと思います。  大変厳しい状況の中にある畜産経営、そしてまた日本の畜産...全文を見る
04月03日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○岩永浩美君 家畜伝染病予防法の改正案に対する要旨を御提案いただきました。まず初めに、家畜の伝染性疾病の危険度を再評価して伝染性海綿状脳症の追加を行うことが一点。それから第二に、危険度の高い家畜の伝染性疾病の発生状況などの情報を全国的、組織的に把握して、疾病を発見した獣医師から都...全文を見る
○岩永浩美君 国内において、今御説明をいただいたそのことは理解いたします。  過日の農林水産常任委員会の中で、畜産行政と台湾で発生した口蹄疫の問題についてのかかわりを御質問いたしました。その折に、口蹄疫が人には影響はないとしても畜産農家にとっては大変な被害をこうむっていくという...全文を見る
○岩永浩美君 三月二十日に皆さん方のところでその状況の把握をした後、四月一日までの間にまさに台湾国土全部と言っていいほど感染をしてしまった。それは日本で例えて言うと九州の国土と同じような広さ、それがもう一週間か十日の間に一遍に広がっていくという、それはどういう形で伝染をしていくん...全文を見る
○岩永浩美君 国内における畜産農家、特に豚について申し上げるならば、一つの農家の豚の飼育頭数というのは平均して五百ないし六百ぐらいあると思う。しかし、だんだん畜産農家が規模の拡大をやっていることは事実でありますが、規模の拡大をしている割には畜舎の増築等々はなされていない。言いかえ...全文を見る
○岩永浩美君 畜産農家の皆さん方も口蹄疫そのものについて、みずからが飼育している豚について疾病の状況について把握していない農家の方々というのも数多くおられると思う。まずはその件について周知徹底をさせておくことが必要だと私は思いますが、防疫体制についての周知徹底はぜひ図っていただき...全文を見る
○岩永浩美君 御承知のとおり、畜産農家の皆さん方は草地を余計持って経営をなさっている方はおられません。どちらかというと狭い敷地の中でいっぱいいっぱい畜舎だけがあれば経営としては成り立っていく畜産農家、仮に一月の農家の平均飼育頭数が五百ないし六百頭のその豚がもし発症したとするならば...全文を見る
○岩永浩美君 それは今までにそういうことの指示を出されていたんですか。そういう一つの指針、行政の何か規則があるんですか。
○岩永浩美君 それはいつからそういう行政の指導をされていますか。私どもが知る限りにおいてそういう指導をされていることは個々の農家の皆さん方は熟知しておられないけれども、それはいっそういう行政指導をされましたか。
○岩永浩美君 じゃ、今まではこういうふうなことを前提にした対策は講じられていなかったということですね。今回、台湾でこういうものが発症したので慌てて一応水際作戦、防疫体制を強化していく上においてそういう局地に集約をしていく形をとらざるを得ないという、泥縄式でとりあえず皆さん方に行政...全文を見る
○岩永浩美君 一戸当たりの農家の飼育頭数が六百、その六百頭の平均農家の皆さん方がそれぞれの地域、それぞれの町村に畜産として栄えている。養豚を中心にしている集落、生産団地、それが今皆さん方の御説明でやっていくと、とにかく一つの集落、一つの町村だけにとどまらず、もし発生をしたとするな...全文を見る
○岩永浩美君 強いて申し上げるならば、畜産農家の皆さん方は広大な土地が必要でない経営ができます。酪農とか牛の肥育とか、そういうものについては草地を確保しなければいけない、広大な用地を必要とする、自家でその粗飼料を供給していくという、そういう問題等々もあるだろうと思う。  しかし...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長の方では大変立派なお仕事、もちろん保健所の皆さん方が仕事をやっていないということではなくて、デスクワークにとられている部分というのが多分にあって、現実的にやっぱり農家の皆さん方の相談相手としての時間が少なくなってきていることは事実なんです。それとやっぱり、だ...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○岩永浩美君 それでは、通告に従って三、四点ほど質疑をしたいと思います。  まず、ウルグアイ・ラウンド対策関連について伺いたいと思います。  一昨日、政府・与党の財政構造改革会議が開催をされて、分野ごとの歳出削減目標が決定をされました。続いて閣議決定をされまして、この過程でウ...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、補正予算は今後の予算編成の過程の中において、九年度補正予算を計上していただくという前提に立ってちょっとお尋ねをしたいと思います。  ぜひ補正予算は計上してもらいたい。なぜならば、それぞれの市町村等において当初予算で既に今年度の非公共事業部門においても予算...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ補正予算を計上していただくようにお願いをしておきたいと思うし、特にウルグアイ・ラウンド対策についていろいろな人たちの御意見の中に、ウルグアイ・ラウンドは農家並びにその公共事業を中心としたそれぞれの地域の業者のためとかいろいろな意見を言う人がおられます。決してそう...全文を見る
○岩永浩美君 諌早湾の干拓事業は決してむだな公共事業を推進してきたということではないこと、やっぱり地域防災のために結果として干拓ができていくことを、防災事業のためにやってきたということをぜひ力強く言ってもらいたい。  しかし、私は大変残念だったことは、六月三日の夕刊に、朝日新聞...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長の方から御答弁がありましたが、現実的にその実態を知らない人たちに新聞の報道やテレビの報道等によって誤った認識を持たれることによって不信感が増幅をしていくこと、その発言の趣旨が完全に理解されずに報道されたことについては、もしこのことを間違った報道だとして訂正を...全文を見る
○岩永浩美君 私は、政治問題化しているこういう干拓の問題について、役所がとってきた今までの経過、正しい認識を皆さん方に知らしめる努力、そのことによって批判を受けるべきは受け、正しい判断を行っていく。そしてまた、新たな政策をつくり上げていくということが必要だとしても、間違った形の認...全文を見る
○岩永浩美君 私は、前の質問でもこの質問をいたしました。そして、年度内に成立をさせるというお話でした。年度内に成立をさせるという話から七月二十日前後をめどにというような話で、少しずれているように聞いています。七月いっぱいにできなかったときはどうしますか。
○岩永浩美君 それぞれ鋭意御検討いただいていることだと思いますが、もし七月までにこの条約が締結をされないと仮定した場合、漁民の方々もこの際破棄をしたらどうかという強い姿勢で臨んだらどうかという御意見もあります。  大臣は今後この問題についてどう対処されようとされるのかお聞きしま...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ早期に妥結できるように、大臣の特段の御努力をお願いしておきたいと思います。  時間がありませんから簡潔に申し上げます。  中山間支援対策について伺います。  中山間地域対策の論点として、デカップリングの導入を過日の行政改革会議の中で官房長が言われたというこ...全文を見る
11月27日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○岩永浩美君 自民党の岩永浩美です。  きょうは、米価審議会に諮問されている買い入れ米価に対して、また最近の米をめぐる状況に関して、農林水産大臣並びに関係者に御質問したいと思います。  まずその前に、農林大臣にぜひ今抱いておられる所見をお伺いしておきたいと思いますのは、私も長...全文を見る
○岩永浩美君 大臣から大変力強い御答弁をいただきました。特に、生産者と消費者との間には利害が相反することがあります。しかし、生産現場を預かっておられる農家の皆さん方は、特に今回の米価の引き下げの諮問については大変ショックを覚えています。  しかし、この生産者米価、去年は一・一%...全文を見る
○岩永浩美君 今、大臣がお答えになったように、今回の米価の諮問をしていかれる過程の中に、積極的な農家の皆さん方並びに団体の方々の減反に対するある一定の理解、それは不承不承の理解であって積極的な理解ではないと思います。そのことはぜひ忘れないでほしい。そういう団体の理解があって、減反...全文を見る
○岩永浩美君 それぞれの共同乾燥施設が新たに改善をしようとする例として申し上げている。大豆の乾燥調製施設に模様がえをしたい、あるいは地域の農機具の倉庫などに、だんだん農機具が大型化してきたのでそこをそういう施設に使いたい、あるいは農協の資材倉庫に活用をしたい、あるいはもみ殻の処理...全文を見る
○岩永浩美君 補助金返還対象物件として今まで共乾調製施設をそれぞれの地域の中でやっていたわけですよ。しかし、一方で今度そういう政策で減反をして大豆をつくらなきゃいけない、あるいは麦をつくっていく、転作作物として。一方で営農をしようと一生懸命努力をしているわけです。  私は、今の...全文を見る
○岩永浩美君 その当時は、こういう計画変更をしようとする地域はなかったんですよ。ライスセンター、カントリーエレベーターを十年後につくるとか、そういう計画じゃないんですよ。米の需要が変わってきたので、できるだけそういうふうなものについては集約化を図る、それぞれの地域の集団化の中でこ...全文を見る
○岩永浩美君 今、大臣が言われたように、だれから見ても、その施設が補助金を受けてやっていて、こんな目的外使用の場合についてはだめだとか、そういうふうなことが言われない範囲、それぞれの地域の自治体や県の農林部が見て、間違いなくそれぞれの生産農家に還元される施設であればある一定の方向...全文を見る
○岩永浩美君 自由勝手に農家の人たちが自分たちの思いのままにというふうなことがあってはならないし、そういう感じで皆さん方がお感じになっていないことだけはぜひ理解をしていただきたい。  今、米作農家の皆さん方は大変苦しい中で呻吟しながら営農活動を営んでいただいています。あらゆる作...全文を見る