岩永浩美

いわながひろみ



当選回数回

岩永浩美の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○岩永浩美君 大臣にまず御質問をいたします。  今、真島議員の方から大臣に対して、過日のOECD農相会議に出席をされたその一つの経過について御質問がありました。特に、食糧安保、農業の多面的な機能の重視について随分主張されたということを新聞等で私どもも聞きました。今、大臣の御答弁...全文を見る
○岩永浩美君 日本の立場に立って大臣がそういう話をされたことは大変意義があったと私自身も思います。今、そういう交渉がさきのウルグアイ・ラウンド交渉の中でなされているならば、今の日本の混乱をした農政の現在はなかったのではないだろうか。そういう意味で、輸出国と輸入国との違いが明確に示...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ、穀物の自給率の低い日本の立場が十分に理解をされていくような交渉、そのことを強く要請いたしておきたいと思います。  次に、インドネシアの米の援助についてお伺いをしたいと思いますが、御案内のとおりに大変インドネシアではエルニーニョ現象による干ばつ、通貨不安による...全文を見る
○岩永浩美君 大体、こういう食糧援助とかそういうふうなものはやっぱり時期を失してしまうと何も意味がなくなってしまう。今、長官がお示しになったように、食糧援助をするに当たっても財政支出が必要になってくる、現実的にそのことが伴わないと援助することは非常に難しい。そういうふうなことの議...全文を見る
○岩永浩美君 これは関係者と協議をしなければならないということを今おっしゃいましたが、具体的に今からこういうことをほかの役所と協議をされるわけですか。こういう問題がいつも出ていることについて、具体的に外務省等々と協議をしながらそのルールづくりのための成案を今つくろうとしておられる...全文を見る
○岩永浩美君 私が申し上げたいのは、今、長官がお答えになったように、今まで具体的なその一つの行動が瞬時に行われていないので、そういう干ばつあるいは食糧不足等が、これは前もって予測できることではないわけですから、緊急かつ機敏に対応していく一つのシステムというものは、協議だけが長くか...全文を見る
○岩永浩美君 それは、農林省が一生懸命言っているけれども、ほかの役所がそれに乗ってこないということですか。外務省とそういう一つの協議が具体的に今まで進められてこられたんですか。
○岩永浩美君 それは一刻も早くかみ合わせて、そういう一つのルールづくりをしていただくこともこれまたお願いをしておきたいと思います。  次に、農林予算関係について伺いたいと思います。  行財政改革に伴って農林予算の総額における枠が設定をされました。それだけにやっぱり農林に対する...全文を見る
○岩永浩美君 今、官房長が御答弁いただいたその一つの趣旨に添って、ぜひ農山漁村の活性化のためにそれぞれの役所がそれぞれの機能分担をしながら予算の要望をしていただき、そしてまたそのことが還元されていくことを期待しておきたいと思います。  次に、中山間地対策についで伺いますが、今年...全文を見る
○岩永浩美君 棚田を整備していただく、ぜひそういうふうにしていただきたいと思います。  棚田には転作をしていくのにふさわしい作物とふさわしくない作物がある。今回、休耕田をしていかなければいけない棚田だけの地域もあります。そういう中で、大豆とか麦は転作奨励作物になっていますけれど...全文を見る
○岩永浩美君 最後のところがちょっと答弁が聞こえなかったんですけれども、レンゲとかそういうものでは、転作を仮にしてもどうしても所得が得られない。麦とかそういうふうなものができない地域の棚田というのは数多くあるんですよ。だから、できるだけそういう棚田に即した転作奨励作物をもう少しふ...全文を見る
10月01日第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○岩永浩美君 きょう総理府から御説明いただきましたけれども、論点整理についての書類はきのうたまたまいただいたので、よく精読をさせていただきました。  来年に向けて法の制定をされるということは大変時宜を得たことだと思うし、そういう形の中でお集まりいただいている委員各位のそれぞれの...全文を見る
11月06日第143回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○岩永浩美君 先ほど来政府当局からいろいろな御答弁がございましたが、大臣がお見えになったら早速、大臣にお伺いをしたいと思います。  きょうは平成十一年度産米価について大臣にお伺いすることになっておりますが、それに先立って、目下の最大の課題であるAPECにおける林産物、水産物の自...全文を見る
○岩永浩美君 大変心強い交渉をしてこられたことをお聞きして大変私たちも安心いたしますが、特にAPECの中における話し合いがすべてWTOの、解決をしていくための延長線上にあるような世論の操作等々があることは非常に我々も危惧を抱いております。  特に、林産物、水産物のそれぞれの団体...全文を見る
○岩永浩美君 決してほかの役所が力不足というわけではありませんが、近ごろの外務省の交渉事は、何かにつけて非常に妥協することのみに解決策があるように見受けられてなりません。特に、韓国との日韓漁業交渉においては、我々が主張してきたこととは全然違う形で解決をされたというのは残念な思いで...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ来年度の予算の中で、超過達成者の分についての予算措置を明確に打ち出していただいて、御協力をいただいた協力者に対しては目に見える形でお示しいただくこと、これは農家の皆さん方が安心して農業にいそしむことができることにつながっていくと思いますから、ぜひそのことをお願い...全文を見る
12月03日第144回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永浩美君 おはようございます。  当委員会に付託された案件について質疑をさせていただきたいと思います。  今回の日韓漁業協定の経緯とその内容に関しては、特に漁業関係者から大変不満があったことを無視してはならないと私は思っております。特に、山陰、北陸を中心とする関係漁業者の...全文を見る
○岩永浩美君 今回、政治決着を図ることで問題の解決に至ったこと、私自身は正直に言って大変不満であります。しかし、総理と金大統領との間で政治決着したこの問題をいやが上にも長引かせることが両国間にとってプラスになるとは考えない、それなら次善の策を講じなければいけないことは言うまでもあ...全文を見る
○岩永浩美君 そこで、今、水産庁長官から基金総額二百五十億のファンドをしていただく、これは交付先はどこになるんでしょうか。水産団体ということは水産団体も数多くありますが、その交付先。そして、漁家の皆さん方に実効性のあるファンドでなければいけないと思いますが、仮に事務費等に非常に経...全文を見る
○岩永浩美君 これは北陸、山陰の漁協を中心とした団体に交付されることになりますか。あるいは、それと同時に栽培漁業センターの強化、施設整備、そのことも日本海沿岸の一つの地域を限定されますか、日本全国を網に入れてお考えになっていますか。
○岩永浩美君 そこで、今回の第三次補正の中でいろいろ措置をしていただくこと、これは大変結構なことだと思います。  ただ、今後の一番の課題は、暫定水域内の水産資源の管理をどうやっていくかということがその地域の水産団体並びに漁民の方々が安心していける一つの条件になると私は思います。...全文を見る
○岩永浩美君 外務省の方で今交渉をやっておられるそれぞれの問題について、もし日本側の水産団体並びに全漁連、その同意が得られないような形で交渉が妥結をしたとしても、これはまた新たな問題が派生すると私は思います。  今回、トップダウン方式で決まった経過措置を踏まえて言うならば、今後...全文を見る
○岩永浩美君 やっぱり日本の一つのエネルギー源はまさに漁民の皆さん方の努力なくしてそのエネルギー源を確保することはできません。不安のない一つの形でぜひ交渉に当たってほしい。  時間がなくて、ほかの質問の通告をいたしておりましたが最後に一つだけぜひお願いをしておきたいこと。  ...全文を見る
○岩永浩美君 委員派遣の御報告を申し上げます。  去る十月二十六日から二十八日までの三日間にわたり、愛媛、香川両県におきまして、農林水産業の実情を調査してまいりました。派遣委員は、野間委員長、和田理事、森下委員、木庭委員、大沢委員、谷本委員、阿曽田委員と私、岩永の八名でございま...全文を見る