岩永浩美
いわながひろみ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月30日 | 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永浩美です。 食糧法改正案について、農水委員会における質疑もきょうが大詰めになりました。二月二日に国会に提出されたのでありますが、昨年の十二月、三者合意に基づいて米について関税化への切りかえ決定に伴うものでありますが、これは三度に及...全文を見る |
○岩永浩美君 既に会議に行かれて、技術的な問題だということだけでああいう異議の申し立てというのがなされるというのは私ども理解ができないんですけれども、じゃ関税化に踏み込む決定をされた後、こういう国々に対して農林省は熊澤審議官を中心としてそれぞれの国にどういう方々を派遣されて今まで...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ただ技術的なことだけで異議の申し立てをなされたという見解ですか。もっと奥にはそれぞれ四カ国の地域の異議の申し立ての背景が少しあるのではないのかなと。 例えば、アルゼンチンとかそういうところは、決して私どもにとって輸入国ではない。どこかの国の代理で異議の申し立てを...全文を見る | ||
○岩永浩美君 私自身は、そういう技術的な問題だけで異議の申し立てがなされたということだと、それはそれとして了としたいけれども、そのほかに深い何かがあるとすれば大変将来に対する不安を抱かざるを得ない。そういうことが危惧にならないように、ぜひ今回の問題についてははっきりした形で決着を...全文を見る | ||
○岩永浩美君 やっぱり大きな国の政策の変更に伴うものというのは大臣の口から直接おっしゃっていただくこと、これが一番わかりやすいことだと思う。また、国民への広報とか情報の提供というものは、ただ単に大臣の記者会見を通してのみそのことがなされてもそれが全国隅々まで行き渡るというのは大変...全文を見る | ||
○岩永浩美君 その過程の中における情報公開、そのことを示していくことによって安心感を与えていかなければいけないと思いますから、外務省の交渉というのは、まずうまく事を運んでいくことを先に考えて、具体的なことについて、どちらかというと情報を提供されない部分があるのではないかという心配...全文を見る | ||
○岩永浩美君 事務的には四月一日までにできなければだめだと、そういうことをお尋ねしているのではなくて、この法案そのものについてここで可決をすればそれは事務手続はできると思う。ただ、WTOからそういう確認書が来たときには、国会承認というのは必ず受けるということですね。 | ||
○岩永浩美君 そこで、大臣にお伺いをしておきたいと思います。 大臣は、今回それぞれの議員各位から、今の関税化に切りかえていく上において今後、関税率がだんだん引き下げられてくるのではないかというそれぞれの質問に対して、交渉事だからそのときの状況や力関係等々によってというような御...全文を見る | ||
○岩永浩美君 大臣のスタンスについては、私どもはいつもお目にかかりお話をさせていただいておるからよくわかります。ただ、今までの外交交渉や通商問題において必ず議論になってくるのは、担当の省庁と外務省との意識のずれが多分に出てくる。外交当局は特に良好な外交関係まずありきで、国内におけ...全文を見る | ||
05月12日 | 第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○岩永浩美君 私も田舎育ちなので、この調査会に出て現実的にこういう形のものが本当に起こっているんだなという戸惑いを正直に私自身覚えております。 私も、ここで皆さん方からそれぞれの御意見をお聞きして、県当局にそういう相談の件数が多いのかということを聞いてみたら、私は佐賀県ですけ...全文を見る |
06月03日 | 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第18号 議事録を見る | ○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永浩美です。 森林開発公団法の一部を改正する法律案について伺いたいと思います。 今回の改正は、行政改革の一環として、特殊法人の整理統合に伴う観点から、農用地整備公団を廃止して森林開発公団に承継することが主な任務になっていることは...全文を見る |
○岩永浩美君 それで、統廃合の相手として森林開発公団が引き継ぐということに今回なっていますが、その森林開発公団に業務を引き継ぐということになったその理由をまず伺いたい。 それと同時に、今まで農用地整備公団が実施してきたもの、それから調査をし、かつまた今後何かをしようとする計画...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今、特殊法人の整理統合については数合わせみたいなものではないかといういろいろな意見があります。そして、本当にそれだけ効果が明らかになるような形にはなっていない、ただ単なる数合わせで二つを一つにして整理統合したというようなニュアンスにとられていて、必ずしも国民の皆さん...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今、長官から、理事の数を十二名から九名に減らすこと、そのことによる経費の削減が大変な効果が上がるような御説明をいただきましたが、決して私はそういうふうには理解いたしません。 今、農用地整備公団の方に職員として三百八十七名、森林開発公団に四百七十三名の職員の方がお...全文を見る | ||
○岩永浩美君 長官、大変親切な詳細な御答弁をいただき、五十四年に千百七十五名ほどいた人数を三割ほど削減した。しかし、行政改革に伴う森林開発公団法の改正は、平成十一年二月九日に閣議決定されて、今回新たに統合しようとしているわけです。過去において三割の削減をした、それだから今回の十名...全文を見る | ||
○岩永浩美君 事業の推進の一つの過程の中でリストラについては十分お考えをいただきたい。今の御答弁ですべて満足ではありませんが、このことだけで質問するわけにもいきませんので、次に進めさせていただきたいと思います。 次に、今回の緑資源公団の新規事業である特定地域整備事業について伺...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今までと同じような採択の要件でやっていった場合には、やっぱり中山間地の皆さん方はこの事業には乗っていけないと思うんですね。だから、もう少し補助率のかさ上げとか、そういうふうなことは今後はお考えにならないのか。今までの踏襲だと決して中山間地域の人たちは事業に参加できな...全文を見る | ||
○岩永浩美君 それぞれの地域の実情に応じたメニュー、それに従ってぜひ善処をお願いしておきたいと思います。 次に、林道事業について伺っておきたいと思います。 特に、森林開発公団は大体大規模な林道の整備をしてまいりました。しかし、今回、大規模林道については環境保全の立場からい...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今、既に建設中の大規模林道の中で、地域の一つのいろいろな御批判や環境保全の面から、中止をされている区間というのはどれぐらいあるんですか。 中止をされている部分については凍結したままで今後は進めていかないのか、あるいは仕事の内容を変えて少しそのことは推し進めていく...全文を見る | ||
○岩永浩美君 大規模林道についてはそういう見直し等々も十分に考慮しながらやっていかなければいけないと思いますが、それにかかわるアクセスしている林道というものはその地域の林業振興にとって不可欠な問題ですから、このことをあわせて促進していただくことを要請して、与えられた時間の質問を終...全文を見る | ||
○岩永浩美君 私は、今回、政府から提案されている農業災害補償法及び農林漁業信用基金法の一部を改正する法律案に対して、今後とも農災制度の健全な運営を確保する視点から質問をしたいと思います。 まず、これまでの農業災害補償制度が果たしてきた意義と役割についてお伺いをしたいと思います...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今回の法改正は第十六次改正に当たると聞いています。そこで、それぞれの時代に組合員や農業団体の要求、また農政上の要請に対して的確に一つの制度がこたえてきたものだと私も思いますし、十六次の改正はその証明だと言っても私は言い過ぎではないと思っています。 そこで、今回の...全文を見る | ||
○岩永浩美君 この方式を導入する場合には、指定対象地域は省令で定めるということになっていますが、その具体的な内容について伺いたい。 そしてまた、仮に災害収入共済方式を導入した場合、共済掛金率がどういうふうな形になるか、どういう形で上昇していくのか、その見通しについても伺ってお...全文を見る | ||
○岩永浩美君 特に麦作については、梅雨どきに入ったりすることによって品質の低下を招くことがよくあります。どちらにしても、米、麦は主要な国内の農作物でありますから、麦については特に食料政策として、災害にも強くて良質な国内産麦の品種の改良や研究開発が必要なことは言うまでもありません。...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ぜひ品種の改良を促進していただいて、梅雨どきに入らない品種が麦作農家の皆さん方に早く行き渡るようにしていただくことをぜひ要望いたしておきたいと思います。 次に、家畜共済関係について伺っておきたいと思いますが、今回、家畜共済において事故除外方式を追加することになり...全文を見る | ||
○岩永浩美君 それでは、この方式を追加した場合、組合員の共済掛金の負担がどれぐらい軽くなるのか、あるいは家畜共済の引受率の上昇がどれぐらいこれによって見込まれますか。 | ||
○岩永浩美君 それでは、肉豚共済もこの一括引受方式を今回導入されますけれども、これも省令で定めることになっています。この具体的な内容をちょっと教えてくれませんか。 また、新たに設定される共済の肉豚の価格、それから共済掛金の水準が今とどれぐらい違ってくるのか。 | ||
○岩永浩美君 肉豚の共済制度の加入率は平成八年で一一%前後と非常に低い状況にあると聞いております。そこで、現行と同じような掛金率でこの法の改正によって畜産農家の人たちは加入することになっていくでしょうか。畜産農家の人たちがこの法の改正によってさらに加入率が上昇すると考えられますか...全文を見る | ||
○岩永浩美君 そうすると、今まで豚の生産農家の皆さん方は、共済掛金をやっていくときに検査が、畜舎の監査というんですか、そういうものがあるので手控えて加入率が悪かったということですか。それを今度は一括することによって、そういうことをしなくていいからふえるということになるんですか。 | ||
○岩永浩美君 豚の場合は飼養頭数が非常に多いから、専業農家の皆さん方が共済制度の中で不安定な要素を引き起こすことのないように、皆さん方の指導をさらにお願いしておきたいと思います。 次に、農業共済組合の共済事業の運営基盤の充実強化の促進について質問をしたいと思います。 農業...全文を見る | ||
○岩永浩美君 それでは、現行の三段階制を基本として、地域の意向を踏まえた農業共済事業の二段階での実施を可能とする道を開くと今回していますが、今後、政府は二段階制をどのように推し進めていこうとしておられるのか。共済組合の事業を積極的に二段階制として推し進めていこうという方針なんです...全文を見る | ||
○岩永浩美君 共済組合の広域化並びに二段階を否定するものではありません。ただ、生産農家の皆さん方と、業務の効率化のみを推進することによって意見の食い違い、考え方のそごが出ないように、そういう指導を強く要請して、私の質問を終わります。 | ||
06月29日 | 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第21号 議事録を見る | ○岩永浩美君 ただいま御紹介いただきました自由民主党の岩永浩美です。 私は佐賀県選出の議員でありますが、四人の公述人の皆さん方は、大変お忙しい中にお時間の御割愛をいただき、貴重な御意見をありがとうございました。きょうここへ伺うまでに、皆さん方からお示しいただいているレジュメを...全文を見る |
○岩永浩美君 この問題で深くまたというわけにいかないので、次のことでちょっと御質問させていただきたいと思います。 私は、株式法人の農地の購入には反対の立場をとっています。それは、株式会社がすべてだめということではなく、農業を営んでいる皆さん方が株式法人をつくって農業を経営する...全文を見る | ||
○岩永浩美君 どうもありがとうございました。 | ||
07月08日 | 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第24号 議事録を見る | ○岩永浩美君 自民党の岩永浩美です。 食料・農業・農村基本法案については、先月四日の本会議において中川大臣から趣旨説明をお聞きして、これに対して各党の質疑が行われてまいりました。当委員会においても、六月八日を皮切りに中川大臣及び政府に対してそれぞれ熱心な質疑をしてまいり、六月...全文を見る |
○岩永浩美君 次に、次期WTO農業交渉への対応について伺いたいと思います。 WTO交渉へ向けての動きは、今月十五日から五カ国農相会議がバンクーバーで開かれて、さらに十一月末には第三回のWTO閣僚会議がシアトルで開かれることになっております。 それで、今回の新基本法案の成立...全文を見る | ||
○岩永浩美君 政府の強い姿勢をそうやって示していただくことによって農家の皆さん方は安心をするわけですから、今、大臣がそういうことを十分に熟知しておられるだけに、ぜひ今後の交渉に臨んでもらいたいと思います。 次に、担い手の育成と確保について伺います。 日本は南北に細長い国で...全文を見る | ||
○岩永浩美君 それでは次に、直接支払いによる耕作放棄地の解消について伺っておきます。 新基本法では、第三十五条二項において、「国は、中山間地域等においては、適切な農業生産活動が継続的に行われるよう農業の生産条件に関する不利を補正するための支援を行う」ということになっています。...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ぜひその作業を進めてもらいたいと思いますが、一つお願いしておきたいのは、ただ画一的に傾斜度とかというものを役所だけで決めても、地方の実態は自治体の首長もしくは農業団体は十分に理解していますので、そういう地方の意見、自治体の意見や団体の意見、生産者の意見も十分に聞いた...全文を見る | ||
○岩永浩美君 どうもありがとうございました。 | ||
11月11日 | 第146回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○岩永浩美君 自由民主党の岩永浩美です。 今、政務次官の方から米価審議会に諮問された米価についていろいろ御説明がありました。この件について、暫時、大臣並びに政務次官、政府参考人の方々に質問させていただきたいと存じます。 今、諮問の説明の中にもございましたように、ことしの米...全文を見る |
○岩永浩美君 基本政策における大臣の今後の考えについてはわかりました。 そこで、米価審議会のあり方について私はお伺いをしたいと思いますが、最近の米価の決定の状況を見ると、ずっと以前よりは何か形式的になってしまっているのではないかという思いを私は強くいたしております。 かつ...全文を見る | ||
○岩永浩美君 米価審議会でそれぞれの小委員会等々でいろいろな議論をなされたとしても、きょう大臣は、朝から米価審議会に任命をされた委員各位に対して諮問をされ、具体的に委員各位から質疑を十分に受ける時間もなく、それぞれほかの公式行事を消化されるということは、大臣自身がそれだけの意見を...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ただいまの御答弁は、来年度から米価審議会の前に国会の論議をするというふうに理解していいんですか。 | ||
○岩永浩美君 私は、大臣が具体的に御検討いただくということは、今までの米価審議会のありようから一歩進んで、国会の論議を踏まえ、国会論議の集約が諮問の中に政府案として生かされていく、審議会に御検討いただくというふうに理解をしておきたいと思います。 正直に言って、今までの米価審議...全文を見る | ||
○岩永浩美君 麦、大豆の振興策をしていくためにはどうしてもインフラの整備をしていかなければいけない。今まで圃場整備等々における整備というのは十分になされてきたことは認めます。ただ、麦、大豆等における圃場整備というのは水田の圃場整備と本質的に違うものがあります。水路のつけかえの問題...全文を見る | ||
○岩永浩美君 総体的に大豆とか麦だけで百六十五億ですか。 | ||
○岩永浩美君 麦、大豆をつくるところというのは、北海道とかそういうふうなところは非常にやっぱりできにくい。単作地帯には非常に難しい。それぞれの県でその要望があったときにはそれだけの数字でかなうことができますか。 | ||
○岩永浩美君 それは百六十五億の補正、じゃ、来年度の予算については何%ほど、今までなかった分について加算した分を出すということはお示し願えないですか。 | ||
○岩永浩美君 それでは、ぜひそういうことの数字をお示しいただきたいと思います。 そこで次に、作物ごとの経営安定対策を今後は進めていかなければいけないと思います。今政府参考人からお話がございました麦、大豆については理解をいたしました。しかし、まだ野菜や果樹、畜産という、それにか...全文を見る | ||
○岩永浩美君 野菜と果樹についてはどうしますか。 | ||
○岩永浩美君 作物ごとについての経営安定対策を農家の皆さん方にお示しすることによって、米余り状況を減らしていくことにつながっていくので、この対策についてあわせてぜひ力強く推し進めていただきたいと思います。 次に、それぞれに深いかかわりがありますが、作況指数の公表の件について伺...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ぜひこの件については、具体的に、早目に一つの形をお示しいただく、姿をお示しいただくことを強く要望いたしておきたいと思います。 もう少し質問の要望をいたしておりましたが、時間が来てどうしてもほかの質問に入れません。最後に今後の生産調整のあり方についてお伺いをしてお...全文を見る | ||
11月18日 | 第146回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永浩美です。 WTO次期農業交渉に関する集中的な委員会の中で、大臣並びに政務次官、関係政府参考人の皆さん方に質問をしたいと思います。 まず初めに、玉沢農林大臣は、FAOの年次総会に出席のためイタリアの方に行かれて、今までEU関係...全文を見る |
○岩永浩美君 そこで、去る七月十二日に参議院の本会議において、食料・農業・農村基本政策に関する決議が全会一致で可決されたことは御案内のとおりです。その中で、「次期WTO農業交渉においては、農業の多面的機能や食料安全保障の重要性などが反映された公正かつ公平な農産物貿易ルールを確立す...全文を見る | ||
○岩永浩美君 米の関税化を今回決断されました。米を関税化した以上は、ウルグアイ・ラウンドの実施期間中MA米を輸入することは義務であるとしても、次期ラウンドでこのミニマムアクセス米の実行義務が継続されていくということは少し矛盾をしないのか、そういう思いがいたしますが、それはどういう...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今、大臣からお答えになっているように、六年間に四%から八%までということ、そのことが記されてあります。しかし、高関税という一つの関税化を図るということに一応決めたとするならば、やっぱり輸入量そのものについての制限、縮小を一方において図っていかなければ私はだめだと思う...全文を見る | ||
○岩永浩美君 増加率は減っているけれども、量はふえているんですよ。増加率は減っています。しかし、量そのものはふえているんです。その量がふえていることで国内の生産農家にしわ寄せが来ているという現実を考えると、次期ラウンドでは量そのものを削減していくという方法をとらなければいけないの...全文を見る | ||
○岩永浩美君 それでは、政府参考人に御説明をいただきたいと思いますが、現在何%ぐらいまで率として上がっていますか。 | ||
○岩永浩美君 私はそのことをお尋ねしておるのではなくて、ことしは何%まで上がっていますかということです。 | ||
○岩永浩美君 一%ふえることによって何万トンの量が輸入されますか。 | ||
○岩永浩美君 大体一%で十万トンぐらい量がふえていくと思います。私は、その特例措置としてやっていく四%から八%というのではなくて、少なくとも五%までは最低やっぱり伸ばさなければ、削減をして交渉に当たらなければいけないのではないかという思いがまず一点、そういうふうに思います。 ...全文を見る | ||
○岩永浩美君 では、大臣は今後その交渉をしていかれる過程の中で、ミニマムアクセスの量の輸入については、そういう削減の方向も選択肢の一つとして交渉のテーブルにのせるというふうに理解してよろしいでしょうか。 | ||
○岩永浩美君 私は、今ここで結論めいた御意見をということではなく、選択肢の一つとしてそういうことをぜひ頭に入れて交渉に当たっていただきたい、そのことが一点。 それと、今、国内の生産農家の皆さん方は、今の時点における関税率が非常に高い点で関税化されていることについて、一応満足と...全文を見る | ||
○岩永浩美君 今までの交渉の一つの経過の中で、特にあの時点の中で、ウルグアイ・ラウンドの交渉で市場開放がなされたとき、たまたま私どもが所属する自由民主党は野党でありました。そのときの政府側に対する厳しい我々の声は、交渉に当たって毅然たる態度を持ち、日本の国益を十分に守るべきだと。...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ぜひ、外務当局においては二度とそういう批判を受けることがないように、強い姿勢で関係省庁の十分なコンセンサスを得ながら交渉に当たっていただくことを強く要望いたしておきたいと思います。 次に、農業の多面的機能の取り扱いについて、大臣並びに谷津総括政務次官の方からお話...全文を見る | ||
○岩永浩美君 ぜひ、そういう開発途上国の皆さん方の主張を十分に聞き入れていただき、かつまた今まで御努力いただいた、日本を中心とした大臣各位の御努力の成果が上がっていくことを心から期待して、私の質問を終わります。 |