岩永浩美

いわながひろみ



当選回数回

岩永浩美の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月24日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○岩永浩美君 おはようございます。自民党の岩永浩美です。  先週の十七日に武部新大臣から所信を伺いました。先月、農林水産大臣就任に当たっての記者会見をテレビで私は拝見いたしました。武部新大臣から農政の推進に対して大変意欲的な力強い御意見が示されたことに、深い私は感銘を受けました...全文を見る
○岩永浩美君 過日の記者会見の中で、私自身がそう感じたのかわかりませんが、大臣自身の一つお考えの中に、農業が国際社会の中で競争に打ちかつ農業をしていかなければと、そういう一つの農政を推進していくというのが一方で力強く力説をされた嫌いがあったと私は思う。  きょう、大臣から、そう...全文を見る
○岩永浩美君 ただいま大臣からお話しいただいた、今までのハードを中心とした農業土木、農林省のその機構から、少しやっぱり地域に住む住民の人たちに配慮をした機構組織に変えていく、そういうソフトの部門に重点的な一つの組織機構改革を行っていくというふうに理解をすればいいんでしょうか。
○岩永浩美君 農林省とは関係ございませんが、今、都市再生基盤のために都市に対する重点配分をせよという世論や内閣の中にお考えがあることが漏れ聞かれます。  私自身は、田舎に住まいする者として、まだまだ農村地域の中においてやらなければいけないハード面の仕事も数多く残されています。 ...全文を見る
○岩永浩美君 そうすると、今大臣からお答えいただいた地方提案推進室というのは、事業が決定し、そして遂行している問題の要望をそこに持ってくるということではなくて、今後計画を立てていく具体的な新規事業に対する相談をその場で一括して受けるということによって、どの部署でどういう予算を執行...全文を見る
○岩永浩美君 今まですべてのそういう事業予算等々につき、事業そのものの見直しについて役所に非常にやっぱりかたい壁があったことは事実であります。今、大臣の御答弁をお聞きして安心をいたしますが、それぞれの時代に沿う事業を計画したとき、着手したとき、それを推進していく過程の中における見...全文を見る
○岩永浩美君 二十六日に現地を踏査していただくこと、これは随分漁民の皆さん方も心待ちにしておられるし、その折にも、今大臣から御答弁いただいた九月ではどうしても遅いので、もっと早くしてほしいという強い要請が出てくると私は思いますし、速やかに漁民の皆さん方の不安を解消していく、そうい...全文を見る
○岩永浩美君 有明海の再生のために大臣の特段の、特別な御英断をもって再生のために、環境の保全を含め十分な配慮をしていただくことを心から期待を申し上げて、質問を終わります。
05月31日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美です。  土地改良法の一部を改正する法律案について数点御質問をしたいと思います。  まず、土地改良法並びに土地改良制度が果たしてきた役割について大臣の御見解をお聞きしたいと思います。  土地改良法の前身に当たる耕地整理法...全文を見る
○岩永浩美君 先ほど大臣から御答弁いただきました先週の土、日を利用して有明海を御視察いただいたこと、心からお礼を申し上げたいと思います。  さて、その折に佐賀平野も十分に御視察をいただいた由、今御答弁をいただきましたが、御案内のとおりに、私自身、出身が佐賀県であります。その実施...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長はそういうものについて助成をされるということですが、末端では具体的にそこまでの助成措置についての認識はまだありません。私は、土地改良施設の公益的な効果というのは、土地改良区の適切な維持管理がなされて初めてその効果が発揮できると思います。  そういう点で、現...全文を見る
○岩永浩美君 具体的に、大きいところの土地改良区についてそういうことはある程度可能になっていくけれども、末端の事業ごとに設立された土地改良区の一つの基幹用排水路というのは、どうしてももう管理が非常におろそかになったりして十分な管理がなされていない部分があります。そういうきめの細か...全文を見る
○岩永浩美君 柔軟に対応していくべきだろうというふうに御答弁なさいますが、最初の事業計画を変更していく過程の中でいろいろな問題に直面して、計画どおりにやらないとこの事業というのはだめなんだということで、やっぱりハードルが高くなっていて、土地改良組合としてはそれを変更することに大変...全文を見る
○岩永浩美君 ぜひ、そういうひとつ柔軟な対応をお願いしておきたいと思います。  また、土地改良区並びに土地改良区が存在し得ない中山間地域、耕作放棄地をなくしていかない限り、農村の環境の整備ということはできないと私は思う。その中山間地域においては、そういうやっぱりまとまった一つの...全文を見る
○岩永浩美君 私どもは、農業政策を推進していく上において国の助成ばかりをお願いするということは、一面においていろいろな御批判をいただくことになる面も考慮しなければならない。そこで、土地改良事業によって多面的機能が保たれていることは言うまでもないし、農家だけがその受益を受けるのでは...全文を見る
○岩永浩美君 国営の事業で部分的にそのことを採用しておられるところはありますけれども、県営の圃場整備区域や県営の畑総地域の中においてそういうことをなされているところはないんですよ。  仮に二十年前につくられたダムの場合には、やっぱり三十年ぐらい前に受益面積等々をはかって、それに...全文を見る
○岩永浩美君 この件については、現在、国土交通省との意見の調整があろうかと思いますが、国土交通省との意見の調整をぜひ図っていただいて、そういう一つの地域の実態、農家の負担軽減を図っていく上において、土地改良事業、土地改良組合を活性化させていく上においても、そういう問題をぜひやっぱ...全文を見る
○岩永浩美君 都道府県知事の最終的な認可、しかし市町村長がそれはノーという返事を出したときには、県は恐らく市町村の意見を尊重すると思いますが、それはそれでいいんですね。
○岩永浩美君 意見聴取と協議ということになると、意見聴取よりは協議の方が私はかなり重いと思うんですよね。意見をただ単に聞くというよりも、協議の場合にはそれぞれの地域の実態を踏まえた中で一つの計画変更を求めたりというようなこともあり得るわけですから、そういうやっぱり地元の意向という...全文を見る
○岩永浩美君 これは、事業の認可について左右されることではないんですね。
○岩永浩美君 ややもすれば反対のための意見が余計出てきて、それぞれの地域の実態をよく把握しないで、そういうものに左右されることがあって事業進捗が損なわれることがないようにしたい。そういうものでなければ私はいけないと思う。  だから、あえて私はここで繰り返し御質問をいたしているわ...全文を見る
○岩永浩美君 それぞれの地域の土地改良区によって趣が違ってくると思いますから、それは自主的に決定されるものだと、私はそれはそれとして理解いたします。  ただ、そこでやっぱり大方の理解が得られるように、ややもすると組合員の負担が多くて、員外の人たちでも多くの受益を受けていて、それ...全文を見る
○岩永浩美君 今、局長は、土地改良法が五十年の間にそれぞれなじんでいるからその必要はなかったという御答弁、もちろんその一面もあるでしょう。それなら、去年の答弁のときにそういうことをはっきり書いておいてくださいよ。去年そういうふうに答弁を二回ほどしておられるのに、今になってそういう...全文を見る
○岩永浩美君 私は先ほど来、土地改良区の今のありようが、ある小さな土地改良区においてはだんだんだんだん組合員も高齢化して土地改良組合としての維持が非常に難しくなってきた。農村の集落が二十年、三十年前と違って、だんだん混住化を迎えてきた。  その農村の集落を農家の人たちだけで守っ...全文を見る
○岩永浩美君 バイタリティーのある大臣の今後のそういう一つの方向づけに対する政治誘導をぜひお願いしたい。  最後に一点だけ、ちょっと時間がないので簡単に申し上げますが、きのうの新聞に、一昨日の大臣の記者会見で、諫早湾干拓事業のことについて、ことしの八月の末、来年の予算概算要求時...全文を見る
○岩永浩美君 今の大臣の御答弁で理解いたしましたが、干拓事業の十五年で見直す、再評価をするという、その一連の作業の中だと私は理解できますが、すべて何か今、そういう一つの再評価をするということ、特に諫早湾のことに関して、諫早湾の再評価というそれだけがクローズアップされてきているよう...全文を見る
10月17日第153回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永(浩)大臣政務官 おはようございます。  このたび農林水産大臣政務官を拝命いたしました佐賀県選挙区の岩永浩美でございます。  同じ岩永政務官、二人おりますが、私の方が佐賀県選挙区の政務官でございますので、今後、武部農林水産大臣のもと、遠藤、野間副大臣の御指導をいただきな...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○大臣政務官(岩永浩美君) 農林水産大臣政務官を拝命いたしました岩永浩美でございます。  武部大臣のもと、野間副大臣の御指導もいただきながら、諸課題に全力を傾けてまいりたいと思っております。  委員長初め委員各位は、それぞれ、農林行政に大変深い御理解と造詣のある方ばかりでござ...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○大臣政務官(岩永浩美君) WTO農業交渉においては、農業協定第二十条により昨年から開始されているところでありまして、交渉期限は他の分野と同時に二〇〇五年一月一日とされたところであることは御案内のとおりでございます。具体的な米の関税の取り扱いは、今後、WTO農業交渉の中で検討して...全文を見る
○大臣政務官(岩永浩美君) 今、吉岡議員から御指摘いただいた国際競争力のレベルに到達できるのかという御意見でございますが、一般的に農産物の国際競争力は農産物の国際需給、為替レートの動向、関係国の経済の動向等によって左右されることはもう言うまでもありません。今後の我が国の農産物の国...全文を見る