岩永浩美

いわながひろみ



当選回数回

岩永浩美の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○岩永浩美君 委員派遣の御報告をいたします。  去る一月十八日から二十日までの三日間にわたり、北海道における畑作、畜産、食品加工等の実情を調査してまいりました。派遣委員は、中川委員長、田中理事、羽田理事、和田理事、岸委員、野村委員、小川勝也委員、福本委員、紙委員と私、岩永の十名...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美です。  過日の島村農林水産大臣の所信表明をお伺いをし、所信に対する質疑をさせていただきたいと思っております。  御案内のとおり、島村農林水産大臣は二度目の農林水産大臣をお務めいただき、私自身も大変長い間御指導をいただいて...全文を見る
○岩永浩美君 大臣が率直に非常識という発言を取り消されたこと、大変私は有り難いと思っております。ややもすると、大臣の真意が伝わらず、非常識な発言をした島村大臣という形容された言い方で今後とも大臣に付きまとうことはあってはならない、本当によく日本の農林水産行政に一生懸命御努力いただ...全文を見る
○岩永浩美君 今、消費・安全局長から御答弁ございました。大臣は今の組織の在り方についてどういう見解をお持ちでしょうか。
○岩永浩美君 是非、今、大臣の御答弁のように、やっぱり生産者はこの食品安全委員会で示される食の安全に対する一つの認識を持って生産にいそしむ、その一つの体制が確立されていかない限り、本当に消費者の皆さん方の信頼をかち得ることができないことになりますから、是非独立した機関の中で公平公...全文を見る
○岩永浩美君 是非、諮問したことが当然のごとく答申をされるということではなくて、やっぱり国民の不安そのものにやっぱりこたえられるような、仮に諮問したことであったとしても、その答申は十分に国民に理解されるような答申として出てくることを期待したいと私は思うし、そのために、諮問どおりに...全文を見る
○岩永浩美君 まあ、専門家の御意見は専門家の御意見としてやっぱり聴かなきゃいけない部分もあります。ただ、消費者重視の農政に変わりがないのであれば、やっぱり十五頭目が先日出たということの現実を見ると、やっぱり当初予想された以上にやっぱり長引いてBSEが発生をしているわけですね。そう...全文を見る
○岩永浩美君 私は、四〇%でやっぱり推移しているっていうのは、カロリーベースのやっぱり食料の自給率を算出をしてくるとどうしても私はそれだけ上がってこないと思うんですよ。だから、やっぱり健康の維持にとって必要不可欠な野菜とか果物とか、低カロリーの品目、幾ら生産を増やしてもそのカロリ...全文を見る
○岩永浩美君 食料に対する一つの関心、国民の関心というのは非常に高い。そういう意味においては、やっぱりカロリーの低いものであっても、品目別にやっぱり自給率というものを示すことによって国民の安心というのは出てくると思うので、重量ベースによるやっぱり自給率の目標設定もしていただくこと...全文を見る
○岩永浩美君 あのね、局長ね、兼業農家の皆さん方は他産業並みの所得というのは、兼業農家の人は専業じゃないんだから、農外所得を得てやっているのが兼業農家なんです。他産業並みの所得を兼業農家が得るわけじゃないんですよ。これは他産業並みの所得を得るためにと、そんなことじゃなくて、農外所...全文を見る
○岩永浩美君 ありがとうございました。
03月29日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美です。  ただいま議題となりました農業近代化資金助成法についてお伺いをさしていただきたいと思いますが、まず、制度資金のこれまで果たしてきた役割と今後の農政上の制度資金の位置付けについてまずお伺いをしたいと思います。  農業...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、政策誘導手段としての制度資金の位置付けなんですけれども、補助金と並ぶ有力な政策誘導手段であることはもう言うまでもありません。補助金については、もう既に御案内のとおりに、技術開発を除いた個人への対応ということではなくて、今、大臣からお話をいただいたように、機...全文を見る
○岩永浩美君 これはよくずっと見ておいてもらいたいと思いますね。それとあわせて、今回の三位一体改革を経てもなお天災資金等、漁業等経営基盤強化事業などについて、国の補助が引き続き行われる制度資金もあるが、これらについて今回税源移譲を行わなかったのはなぜか、これをお聞きしたいと思う。
○岩永浩美君 それでは次に、去年の予算編成の時期に、今回の三位一体の改革において農林水産省の対応として制度資金に対する補助金の削減と税源移譲を決定した理由をちょっと私はお聞きしたいんですけれども。新たな基本計画に基づく農政の展開をしていこうと、担い手による規模の経営の拡大、農業者...全文を見る
○岩永浩美君 一方において地方分権の確立、これは当然分権の発言が高まっていくことは私は大変結構なことだと思うし、そうあるべきだと私自身も。ただ、やっぱり地方における財政力が非常にばらばらなんで、そのことを一番やっぱり憂慮をするんですね。  それで、次の質問で、それぞれ都道府県に...全文を見る
○岩永浩美君 これは継続の分ですか。新規の分も含めて予算を確保できていますか。
○岩永浩美君 今後、財政が非常に逼迫して、近代化資金の借入れについて条件が厳しくなるようなことはございませんね。
○岩永浩美君 心配するのは、そういう財政事情が逼迫したということのために、ばらまきは決して私はいいと思いません。あくまでも効率性を高めていくことは私は否定しませんし、効率性を求めて一定のやっぱり担い手あるいは地域の皆さん方が共同利用あるいはその地域振興のために近代化資金の活用を図...全文を見る
○岩永浩美君 委員会の場でちゃんと実行されることを担保するのは、ここで私たちは分かるんですけれども、現場ではそのことが十分にやっぱり伝わらないことがえてして多いので、そのことだけは運用の面の中で具体的にそういう指示をしておかないと、法案の中、規則、そういうことだけでは現場では理解...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、現状の中における近代化資金の利子補給、その利子補給を四十七都道府県の中で全部一律に利子補給していますか、私は都道府県によっては利子補給の補助率が違うと思いますけれども。末端の農家の人に対する支援策。
○岩永浩美君 質問をちょっと訂正させてもらいます。  上乗せをしている部分、それぞれの都道府県で上乗せをしている部分です、縮小じゃなくて。上乗せをしている部分は、四十七都道府県の中で上乗せをしているところがあるでしょう。
○岩永浩美君 くどく言うようだけれども、現在まで国の補助金として近代化資金制度の中における一つの制度があって、そこに上乗せをしている都道府県、そのことを前提にして今までずっとやっぱり近代化資金を借りておられる皆さん方がおられるわけですね。今度は、財政事情が悪くなってきたから上乗せ...全文を見る
○岩永浩美君 今後の農業の一つ振興策として、産地ブランド化を図っていくということが一番大切なこと、それに伴って上乗せ部分があるということが農業振興の意欲をわかせていくということにつながっていくと思うんですね。今危惧されているような部分がないようにやっぱり担保しなければいけないと私...全文を見る
04月27日第162回国会 参議院 本会議 第19号
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○岩永浩美君 ただいま議題となりました農業経営基盤強化促進法の一部を改正する法律案について、私は、自由民主党、公明党を代表いたしまして島村農林水産大臣に質問をいたします。  まず、質問に入る前に、一昨日、福知山線で起こった脱線事故で残念ながらお亡くなりになられた方に心から哀悼の...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美です。  二十日に予定されていた農林水産委員会、大臣のWTOの交渉の関係で本日になったこと、先日のFIPs閣僚会議の中におけるその一つの交渉の経過について御説明をいただきたいと思いますが、新聞の報道によると、EUとアメリカと...全文を見る
○岩永浩美君 さきのWTO交渉の過程の中では、EUと日本が連携を保つことによって一定の問題をクリアした経過がございます。今回、EUと日本との間には考え方に微妙な違いがあることを今答弁をされました。今、G10諸国と一緒になって上限関税の問題を含め三項目について、日本の抱える課題につ...全文を見る
○岩永浩美君 日本農業にとって今一番大切で深い関心があるのは、上限関税の設定か撤廃かなんですね。今までEU諸国は上限関税の制限について、今答弁は容認ということになると、かなりやっぱり譲歩した形になるんですね。その上限関税の容認ということになってくると、やっぱりヨーロッパがその欧州...全文を見る
○岩永浩美君 上限関税の容認と、EUはそういうふうに言いよる。それから、日本としては重要品目の枠の拡大、これとバーターみたいな、上限関税と重要品目の枠の拡大をバーターして妥協するなんてことは決してないようにしてもらいたいと思うんだけど、その辺についてはどうですか。
○岩永浩美君 もちろん今は主張しておられると私は思います。  ただ、やっぱり交渉の経過の中で、今までフレンド諸国としてやっぱり我々のパートナーだったEU諸国が容認の方向になっているというお話を聞くと、その過程の中でその交渉、あくまでも妥協しなければいけない部分が仮にあるとしたら...全文を見る
○岩永浩美君 知事の特認事項は、三項目が加えられていることについては今までよりも一歩前進だと私はそれは思います。  ただ、担い手に認められるところ、担い手に認められるのは四ヘクタールなんですよ、四ヘクタール。四ヘクタールを持っている中山間地域の農家というのは、中山間地域に位置す...全文を見る
○岩永浩美君 四ヘクタール未満の中山間地域の農家の皆さん方がそれぞれ耕作をしていただいている農業がすなわち国土の保全に役立っていることは認めてもらわなければいけません。あくまでもその国土の保全は、そういう零細農家の皆さん方によってなされて集落の営農が成り立っていることを無視して日...全文を見る
○岩永浩美君 品目別経営安定対策を整理していく過程の中で特別会計も整理をしながらその効果をあらしめると。それはそれとして、役所の考え方としては了解をしますが、ただ、現場としてはまだまだやっぱり乖離している部分がある。  いみじくも先ほど、今、集落の営農を、中心的役割を担っていた...全文を見る