岩永浩美

いわながひろみ



当選回数回

岩永浩美の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第171回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美でございます。  衆議院の予算委員会、参議院の基本的質疑二日目になって、皆さん方大変お疲れだと思いますが、一刻も早く予算を成立させたい、その一つの思いで皆さん方にも大変な御苦労をいただいていることに心から敬意を表しながら、な...全文を見る
○岩永浩美君 法務大臣が今一般論としてお述べになったこと、これがまさに事実だと思うんですね。本当に国家権力が介在するはずもないし、してはならないし、私は、今の法務大臣の答弁を了としたいと私は思っております。  また、内閣として、そういうふうなことが、あるいはそういう一つのやっぱ...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、二十一年度の予算案について御質問をしたいと思います。  総理は今まで、来年度の予算を生活防衛のための大胆な実行予算と呼びたいと、また国民生活を守るための予算だと今まで再三再四にわたって御説明をされてきました。再三指摘されているように、世界が百年に一度と言...全文を見る
○岩永浩美君 今総理からお答えいただいたように、今までのやっぱり構造改革路線、私は構造改革路線がすべて間違っているとは思いませんが、それから生じたいろいろな格差等々について、今総理の御答弁の中にあったように、あらゆる点であるいは改善すべきは改善していく、それは本当にやっぱり大変大...全文を見る
○岩永浩美君 初めてお目にかかられたオバマ大統領の麻生総理に対する信頼、それがやっぱり今後の世界との一つの交友、交流を深めていく上において一番私は大事なことだと思います。  そんな中で、史上初の黒人の大統領として選んだアメリカ国民は、オバマ大統領に全幅の信頼を寄せています。その...全文を見る
○岩永浩美君 リーダーシップを発揮するということは、強いやっぱりメッセージを発していくということが大事だと思うんですね。私は、そのリーダーシップを先にお聞きしたのは、お尋ねしようと思った北方領土の問題でもリーダーシップを発揮してもらわないと政治決着が付かない、そういう意味でまずリ...全文を見る
○岩永浩美君 今回のサハリンにおける大統領との懇談は大変有意義だったと私は思います。そしてまた、この問題は長いやっぱり経緯があります。先ほど総理も言われたように、基本的な日本の一つの考え方、そのことをもって解決をしていかなければいけないことは言うまでもないし、毅然として、帰属はや...全文を見る
○岩永浩美君 今、総理の御答弁、もう了としますが、とにかくまずは、こういう問題についてはやっぱり総理の決断、最終的には総理の決断。時期が醸成されたときに決断が先送りされるといつまでたっても問題の解決ができない。いい時期が到来しつつあるという、そういう思いを強くいたしますので、遺憾...全文を見る
○岩永浩美君 与謝野大臣からお話しいただいたように、本当に、諮問会議並びに規制改革会議がそういう最終的な結論というよりも、国会ですべて決めていく、そういう諮問する機能が十分に果たされているときにはその役割は私はあったと思います。  ただ、一時期、すべてが諮問会議の決定あるいは規...全文を見る
○岩永浩美君 大臣の御答弁のように全く私も同感でして、特にこの経済対策、公共事業を中心として内需の拡大を求めた予算の編成を御努力いただいています。  そんな折、今まで公共事業の発注に伴ってそれぞれの地域の中における雇用の創出ができていましたが、先ほど大臣の答弁にすべてが入ってお...全文を見る
○岩永浩美君 是非そのことについてはお願いをしておきたいと思います。  次に、高速交通ネットワークの整備についてお尋ねをいたします。  新幹線、大変大きな期待をそれぞれの当該地域の皆さん方はお持ちです。特に北海道札幌までの延伸、福井県敦賀までの延伸、九州新幹線長崎までの延伸。...全文を見る
○岩永浩美君 是非そのことについては再検討をお願いしたいと思う。  それで、交付税措置の拡充なんですけれども、国は二十年度の交付税算入率を五〇%から条件付で七〇%まで引き上げたんですね。地方負担の軽減を図るためには、条件付でなくて一律交付税を七〇%以上にしてもらわないと資金繰り...全文を見る
○岩永浩美君 是非お願いをしておきます。  それから一つ、佐世保線肥前山口—武雄温泉間の複線化の法的な位置付けについて、国交大臣に。  昨年十二月の政府・与党ワーキンググループの合意で肥前山口—武雄間の複線化の推進が明記されている。これは新幹線整備の一環として進めるということ...全文を見る
○岩永浩美君 是非、与党PT並びに政府・与党との合意事項に基づいた御答弁ということで我々理解をし、その方向で作業を進めてもらうことをお願いをしておきたいと思います。  次に、諫早湾の干拓事業について質問をいたします。  この件については、去年の六月、司法の判決が出ました。この...全文を見る
○岩永浩美君 私は、そこで具体的に、事務方でいいですから答弁してください。  一つは、開門調査のためのアセスのスケジュール、アセスに向けた作業の進捗、文書作成についてのスケジュールを、まず三点、具体的に、そして簡潔に。
○岩永浩美君 今、スケジュールについて分かりました。  環境アセスの対象となる関係地域、これは福岡、佐賀、長崎、熊本の四県にまたがっていますから、この四県の海域すべてを海域とすべきだと思うが、その件について。  それから、環境影響評価項目について、漁業、農業、防災に関して具体...全文を見る
○岩永浩美君 そこで、開門による影響を抑える方法として条件付開門が考えられますね。環境アセスでどのような条件での開門を検討することにしているのか。
○岩永浩美君 それで、開門調査の実施についてですけれども、開門アセスの指針で第二十四において、九州農政局長は、評価書に記載されているところによって環境の保全について適正な配慮をして開門調査を実施するものとするとしていますね。つまり、開門調査を前提にしているということでいいんですね...全文を見る
○岩永浩美君 今のは答弁になりませんね。開門調査を前提としているものと理解していいかと言っているんですよ。
○岩永浩美君 全然あなた答弁になっていないね、それは説明に何もならないよ。  それでは、大臣談話について。  大臣談話、環境アセスメント実施後、開門調査を含め今後の方策について、関係者の同意を得ながら検討を進める旨発言されておりますよ、これはね、大臣談話で。関係者の同意を得ら...全文を見る
○岩永浩美君 同意とは、具体的にどういう同意ですか。
○岩永浩美君 今、今後の方策について営農者、それぞれの立場の方々から同意を得る、これは当然のことだと。私は、干拓造成をするためにあそこはできたのではなくて、長崎県の治水対策、防災対策としてあそこは当初、南部総合開発事業として事業が始まったんですが、結果として干拓地ができたんだ。入...全文を見る
○岩永浩美君 それでは、もう一つ聞いておきます。  福岡高裁、環境アセスの実施の期間中に福岡高裁の判決が出ると思います。判決内容によって環境アセスを中止することがありますか。
○岩永浩美君 大臣は筋が通らないから控訴したと言われるが、これは筋が通らないから控訴したんじゃないんですよね。その因果関係を、あの裁判の中で潮受け堤防を撤去するというような要望は何もないんです。生態系等々が変わったりしている部分があるから、その原因の調査をせろということで裁判はな...全文を見る
○岩永浩美君 行政の連続性を私は否定しません。行政の連続性は当然あってしかるべきと。しかし、もし行政の連続性の中にも誤りが指摘されたら、方向転換することは勇気のある決断なんですよ。そういうことがあっても決して私は悪いことではないと思いますよ。国民が納得し、地域住民が納得する勇気あ...全文を見る
03月10日第171回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○理事(岩永浩美君) 時間です。
○理事(岩永浩美君) 時間が来ております。答弁は簡潔にお願いします。
○理事(岩永浩美君) 以上で澤雄二君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(岩永浩美君) 次に、紙智子君の質疑を行います。紙智子君。
03月27日第171回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○岩永浩美君 自由民主党の岩永浩美です。  今日は締めくくり総括質問に至るまで様々な意見がございました。自然成立に至るまでにこういう形で審議が終わることができるようになったことは、皆さん方にも心からお礼を申し上げたいと思いますが、まずは財政運営について、予算についていろいろな御...全文を見る
○岩永浩美君 それでは次に参りたいと思いますが、過日の代表質問の折に十分に時間がなくて詳細な審議に至らなかった諫干の問題について、少し農林水産大臣あるいは総務大臣等々にお話をお聞きしたいと思います。  限られた時間の中で簡潔な答弁をお願いをしたいんですが、今なお去年の夏の地裁の...全文を見る
○岩永浩美君 私は、環境アセスは必要だという認識には立ちます。ただ、潮受け堤防の湾内の一つの治水事業並びに農地に入植をしておる干拓農民の皆さん方に対する農業用水の確保は、環境アセスと同時並行でしていかない限り、アセスが終わってから後またそのことをやるというと、その工事が竣工しなけ...全文を見る
○岩永浩美君 総務大臣の御見解、全く私も同感なんです。  今、総務大臣から開門調査をするんだ、させるんだというお話。石破農林水産大臣は今の発言をお聞きになって、どういう対処の仕方をしようとされますか。
○岩永浩美君 今まで農林水産省の役所といろいろな議論を重ねていく過程の中で、環境アセスの時間が二年間、あるいは二年間では決してこれは私は終わるはずはないと、終われないと。今のまま遅々として進まなければ、我々が当該の一つのやっぱり議員としてここで発言する場が消えた後になってしまう。...全文を見る
○岩永浩美君 環境アセスをやるという、環境アセスが遅々として進んでいないんですよ。当初予定されていたような形の中で進んでいないから、もっと早くやっぱりやっていかないといつまでたってもこの問題は解決しませんよと。これを解決させるためには政治的な一つの決断をもって対処していかないと、...全文を見る
○岩永浩美君 終わります。
04月02日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○岩永浩美君 自由民主党の岩永浩美です。  今日、農協法の一部改正案が提案をされました。私はこの委員会にずっと所属をしていて、民主党の議員さんと農業政策について余り変わった意見というのはなかったんですね。しかし、今回なぜか農協法の一部改正ということについて、何でこれほどまでに違...全文を見る
○岩永浩美君 先ほど主濱先生から、それぞれの協同組合の中における政治的中立を入れるかどうかということについて、それぞれの役所にお聞きになりました。その折に、それぞれの制度創設時に個々の事情に基づいて入れたり入れなかったりということは御説明があったと、御理解をいただいたと思うね。元...全文を見る
○岩永浩美君 私も労働組合のことを言おうと思っているんじゃないんですね。今先生言われたけど、民主党さんの看板ね、看板、森林組合の事務所の前に張ってあったりしていますよ。
○岩永浩美君 私は、個々の問題では言いたくないと言われたけど、個々の問題でそういう民主党さんを御支持いただいている農協もあれば、森林組合も水産組合もあるんですね。だから、そういう形で自主的に本当にやっぱり人間関係のコミュニケーションが深くなっているところは、民主党さんであったり共...全文を見る
○岩永浩美君 農事組合法人と協同組合と同一に考えているわけですね。
○岩永浩美君 農事組合法人は何人から構成すると理解していますか。三人から農事組合法人はできるんですよ。これは農協の、農協というよりも協同組合の組織とは違いますよ。これは個人ですよ。これは協同組合じゃなくて協業ですよ。これは個人ですよ。
○岩永浩美君 協同組合が入った農事組合法人というのは何ぼありますか、じゃ。
○岩永浩美君 農事組合法人は個人でやって、今、集落営農の中で担い手を中心にしてやったり企業が参入したりして、生産から販売までという、そういう一つの付加価値を付けるために農事組合をつくっている人はいますよ。あるいは大豆を作って農事組合があり、加工する農事組合法人がある、異業種からの...全文を見る
○岩永浩美君 さっき、農業協同組合と一緒になってやっていた農事組合法人が幾らあるか分からないと、こう言われる。少なくとも、今幾ら、私自身も分からない。  農事組合法人というのは、通常、それぞれの地域の中において同業の人、その人たちの三人から五人ぐらい、あるいは十人ぐらいになって...全文を見る
○岩永浩美君 今先生からもお話があったように、当初は二十八人だった。しかし、実態が伴わないから三人以上で認めるようになったんですね、農事組合は。  それなら、実態が合うようになったときに農事組合は入れればいいじゃないですか。ここでこの農事組合法人は外しなさいよ。
○岩永浩美君 私は、それを外して全会一致で賛成というわけじゃない。法案そのものが欠陥だから、私はおかしいと言っているんですよ。法案そのものがおかしいから、欠陥だから、私はおかしいと言っているんですよ。もし、これを取り下げなかったら、それを外さなかったら、私は退席しますよ。
○岩永浩美君 私はね、ここで議論して、その趣旨を理解してと、後に憂いを残すことはしたくない。欠陥です。個人の集まりなんですよ。思想、良心を侵すことになりますよ。農事組合法人は外さなければ、あなた、おかしくなります。私は、それを外せないというなら退席します。
○岩永浩美君 農事組合法人のやつについては、先ほどから私ども言っているように、それぞれの地域の中における同業の士、同じ生産をしている人、あるいは付加価値を付けてやっていく、異業種からの参入等々を含めてやっていくと、普通の協同組合とは趣を異にするんですよ、実際は。そういう趣を異に、...全文を見る
○岩永浩美君 質問の範囲で戻ってまいりましたので、御理解をいただきたいと思いますが。  まずは、先ほど来お話をさせていただいているように、この法案そのものにいろいろな問題があり、欠陥の法案だと私は思っています。  また、先ほど来いろいろ議論をさせていただいた問題等々も十分に審...全文を見る
05月25日第171回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○理事(岩永浩美君) 時間が参りました。簡潔にお願いします。
○理事(岩永浩美君) 以上で澤雄二君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(岩永浩美君) 次に、山下芳生君の質疑を行います。山下芳生君。
05月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第25号
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○理事(岩永浩美君) 中曽根外務大臣の方から発言を求められているので、先に。中曽根外務大臣。(発言する者あり)
05月29日第171回国会 参議院 本会議 第25号
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○岩永浩美君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。  世界経済の状況を見ますと、昨年秋以降、アメリカのサブプライムローン問題が深刻化し、各国の経済金融情勢は大きな影響を受けました。我が国経済も、中小企業や地方の景...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○岩永浩美君 自由民主党の岩永浩美です。  今日、午前中に小川委員から大変高邁な御高説を拝聴して、農地法の改正そのものについて私自身は反対する立場ではありません。ただ、懸念することが少しあるので、それは質疑の中で皆さん方と共有できれば非常に有り難い、そういう思いで質問をさせてい...全文を見る
○岩永浩美君 農地の有効活用を図っていくこと、これはもう当然のことと私自身も思う。ただ、今までずっと続けてきた家族経営、家族経営と規模を拡大してやる農業との間に更に乖離が出てきて、いろいろな問題が新たに出てこないのかという心配。  先ほど小川議員は北海道を一つのモデルにしたお話...全文を見る
○岩永浩美君 家族経営が崩壊しないようにしていくのに注視しなければいけないとおっしゃいました。まさにそのとおりなんですね。  ただ、大規模経営になじまない地域の、限りなく兼業農家に近い、耕作面積が二町歩以下みたいなところで農業をやっておられる世襲の、世襲という言葉は先ほど出てい...全文を見る
○岩永浩美君 全く同感なんですね、大臣のお考えと私は。  ただ、中山間地域の直接支払や、水・環境整備、あるいは鳥獣被害、これ具体的に個々のやっぱりかゆいところに手が届くような施策にまだなっていないんですよ。これは、農地の改正をしていく過程の中で同時並行でしていかないと、その地域...全文を見る
○岩永浩美君 大体、それぞれの地域を守っている皆さん方は、兼業の機会がなくなっているというほどそんなに深刻なところというのはまだそんなに多くないと私は思っている。それは地域によって違うと思う。限界集落というようなところもあるだろう。  ただ、私自身は、具体的に、今回の農地法の改...全文を見る
○岩永浩美君 七割から八割が集積可能というのは、それは甘いですよ。そんなに集積可能、日本の国土の形状を見てごらんなさいよ。日本の国土の中における耕作面積だって、平場と中山間と山間部とあって、七割集積可能だなんてそんな議論していたら、あんた、怒りますよ、みんな、そんなことを言ってい...全文を見る
○岩永浩美君 経営安定対策で、農村の集落の担い手の要件とかそういうものを面積要件で輪切りしましたね。あれは評判悪かったですね。そのことによって緩和しました、一定の理解が得られるようになってきたけど、現実は本当にそんなに簡単に集約できるということはないんですよ。  それから、よく...全文を見る
○岩永浩美君 平たん地の中における耕作放棄地も出てきたと、こういうお話を大臣されました。私自身の自分の郷里で考えると、平たん地の中における耕作放棄地というのはないですね、私どものところには。  たまたま大臣の御地元、鳥取県に一昨年、私は畜産の共進会で出席をいたしました。その折に...全文を見る
○岩永浩美君 所有権が移動するとは私も考えてないんですね。客観的に、所有者の人たちはそういうやっぱり不安を抱くわけですね。だから、五十年で賃借権をしておいて、もうどうしてもやっぱり家族の事情、家庭の事情で、じゃ三十年で戻してくれといったときにはどういうふうな形で戻せるんですか。
○岩永浩美君 両者が合意すれば解約できることは当たり前です。そのときに、貸していた人が違約金を請求されたりなんかすることによって非常にやっぱり被害が強くなるようなことはないんですか。
○岩永浩美君 これは、この賃借権の存続期間の規定を二十年とあるのを五十年とするというふうに今度するわけでしょう。この二十年を五十年ということの数字を、そこに限定して五十年ということを書かなくてもいいんじゃないですか、今まで民法は二十年でちゃんとあるんだから。二十年以上可能というふ...全文を見る
○岩永浩美君 一般的に、民法で二十年で賃借権をして、二十年以上ということになると、もちろん処分権が違うと、こう言う。処分権というんじゃなくて賃借権であっても、五十年以上だと所有権に限りなく近いという認識を一般の人は持つんですよ、一般の人は。だから、一般の人がそういうふうなことで持...全文を見る
○岩永浩美君 それはあなたがそういうふうに思うだけ。あなたがそういうふうに思うだけなんだ。今までの農業政策というのはいつもそうだったじゃないですか。そんなことじゃなかったら猫の目農政なんてだれも言いませんよ。あなたのそんな不遜な言い方がおかしいんだよ。もっと、あなた、親切に答えな...全文を見る
○岩永浩美君 理解なくして行政を進めちゃいけませんよ。この法律はこうやって作ったんだからそれを遵守しろと一方的に言われても、理解されないやつを進めるからおかしなことを言われるようになる。  それから、今回、三十条で利用状況の調査及び指導を農業委員会、毎年一回しなきゃいけない。そ...全文を見る
○岩永浩美君 これは十分な措置を講じて機能をしていくように、そしておかしな形にならないように、農地の転用がね、十分にやっぱり監視される体制が維持できているようにしておかないとおかしくなってしまうので、このことだけは強く要望をしておきます。  それから、次に株式会社の農業参入の、...全文を見る
○岩永浩美君 上場している外資の場合にはある程度株主の構成が分かりますね。上場していない企業の場合には、そこを非常にやっぱり精査するということは普通難しいのではないのかということが一点。それから、外資のファンドが日本の法人にそれだけ融資をして、やっぱりコントロールされてしまったら...全文を見る
○岩永浩美君 全く私もそういうことで、かつて松岡農林水産大臣が中国への貿易を促進するため大変お骨折りになった。今開発途上国である中国は、日本からの輸出は限りなくやっぱり増大をしていくであろう。輸出も我々は促進をしていかなければいけないと思う。ただ、その分については、貿易というのは...全文を見る
○岩永浩美君 私は委員長に一つお願いをしておきたいと思いますが、この外資の参入、外資法人あるいはファンド、そういうことについて今後またこの委員会の中でいろいろ御議論があろうかと思いますが、よくやっぱり議論をして、後に一回そういう問題について、法律の一つの修正なりいろいろな問題を含...全文を見る
○岩永浩美君 それでは次に、直接農地とは関係ないんですけれども、有明海の再生についてどうしても大臣にお聞きしたいし、担当者、今日は、本来だと局長が答弁だというんですけれども、齋藤次長は土木行政、農業土木で大変今まで御苦労も多かったし、経過をよく御存じだから齋藤次長にお見えいただき...全文を見る
○岩永浩美君 これはケースごとにやるんじゃなくて、比較しながら評価しますね。
○岩永浩美君 それから、数値シミュレーションによる定量的な予測、評価を行うと素案では書いてあるんですね。これは、評価するだけではなくて、データを出さなければほかの人信頼しませんよ。データの開示はしますね。
○岩永浩美君 データの開示はするということですね。
○岩永浩美君 あと二点ね。  個々の環境基準に基づいて評価すると素案で書いてあるけれども、これは環境改善効果を含めた総合的な評価をしていかないと意味がないんですね。これはどうですか。
○岩永浩美君 それは、是非そうしてくださいね。  それから、一番大事なことは、農業や防災などに影響がある場合、回避、低減措置を検討するというふうに素案に書いてあるね。こんなの影響あることははっきり分かってるじゃん。農業、防災などへの影響は明らかなんですよ。あらかじめ回避、低減措...全文を見る
○岩永浩美君 今までずっと長年のこれは懸案なんです。これ国営なんですね、国営でやった事業なんですよ。あそこの干拓農地というのは、増反とか食料の自給率を上げるために造ったんで、結果的に干拓地を造ったところなんですね、実際は。そして、開門調査をせろというアセスの要求があるんですね。そ...全文を見る
○岩永浩美君 十年に一度の渇水のこととか、そういう問題はもうここで議論することじゃないんですよ、ここで議論することじゃないんです。要するに、開門調査をしていく過程の中でどうしても必要な代替水源のやつについては、その問題とは別に、具体的にいつごろまでにしていくという、同時進行をして...全文を見る
○岩永浩美君 その河川から水を取水しなければ水源、代替水源はできない。河川から取水するに当たっても、ただ単に取水するというだけでは間に合わないんですよ。そこに井堰を造るのか、小さな、小規模のダムを造るのか、必ずそれはやらなければいけない工事なんですよ。それをどうやっていますかとい...全文を見る
○岩永浩美君 だから、私はそれを心配しているんですよ。本明川は前は農林水産省の管理だったから、そこの維持流量の問題とかそういうことについてはある一定のクリアが速やかにできると思う。だから、国交省に移行したことによってそういう問題が新たに出てくると水利権の問題や維持流量の問題等々が...全文を見る
○岩永浩美君 それは本明川から何トンぐらい、そのほかの河川からどれぐらいなんですか。いろいろ精査をしているというなら、主に取水するところがどれぐらいなのかということを具体的に示してください。
○岩永浩美君 私は、皆さん方が精一杯御努力いただいていること、これは私も一面は認めるんですよ。ただ、ずっと我々と考え方の違う人たちの運動もしておられるのも事実。  私はこの問題について、いろいろそういうイデオロギーの違いでこんなことを議論することじゃないと思う。様々な意見を言う...全文を見る
○岩永浩美君 速やかにね、大臣、検討、決めてください。  今、総選挙を前にして、あと百日以内に衆議院の選挙ありますよ。政権交代したら一番最初に諫早湾干拓の開門調査、開門しろってなりますよ。菅代表代行以下、諫干の問題については深い関心を持っておられる。そうなったとき役所は、今度、...全文を見る
10月26日第173回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○委員長(岩永浩美君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力をよろしくお願いを申し上げます。 ...全文を見る
○委員長(岩永浩美君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は六名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩永浩美君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に犬塚直史君、富岡由紀夫君、姫井由美子君、橋本聖子君、松山政司君及び浜田昌良君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十七分散会
11月19日第173回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○岩永浩美君 おはようございます。自由民主党の岩永浩美です。  今日、初めて環境副大臣にお見えいただいていますから、諫干の問題から先に入らせていただきたいと思いますが、初めに、赤松農林大臣の今回の大臣の就任を心からお祝いを申し上げたいと思います。  今まで私自身も農林水産委員...全文を見る
○岩永浩美君 赤松農林大臣は大臣就任になってそれは間もないことであったかもしれないけれども、諫干の問題については、長年我々が与党に身を置くときにいろいろな議論をしてきたので、長崎県と全然話ができてないというふうなことではありません。私どもは率直に、今これは新大臣に、やっぱり県とし...全文を見る
○岩永浩美君 これ、国営干拓事業、国の直轄でやったんですね。これは国の直轄でやったやつが今いろいろ問題が、意見が分かれているから、佐賀、長崎両県だけが意見の集約をしてその問題の解決を図った後、国が結論を出すということは、甚だやっぱり責任を回避していることだと思うんですね。あくまで...全文を見る
○岩永浩美君 それはいつごろから始めて、いつごろまでにやるんですか。
○岩永浩美君 環境アセスをやっていることは承知しているんですよ。だから、いつごろから始めて、それはいつごろまでに公表できるような形ができるんですかということを申し上げているんです。
○岩永浩美君 じゃ、来年の三月までにはできるということでいいですね。
○岩永浩美君 これ、春というのは大体季節は常識的には三月から四月までなんだからね、だから、そういうことを含めてちゃんとやっていただきたい。  それと、大臣。
○岩永浩美君 いや、私から今から聞くんです。  それで、まず有明海の特措法があることは御存じですね。その有明海の特措法は、本法は生きているんだけれども、まだその一つの延長について民主党さんが反対をして延長できていないんですよ。その一つの理由は、評価委員会のメンバーを国会同意人事...全文を見る
○岩永浩美君 その反対の理由は、評価委員の人選を、国会同意人事だけだったんですよ。ほか何も、本法の内容については何も反対じゃなかったんですよ。それは地域の皆さん方、地域四県の湾岸住民の皆さん方は、これは非常にやっぱりいい法律だから、それを引き継いでやっぱり地域の安定に寄与してほし...全文を見る
○岩永浩美君 いや、だから、今、政権が交代して皆さん方のところに選択権があるんですよ。だから、そういうことについては、大臣もやっぱり有明海の、それの再生についての責任者の一人なんだから、やっぱりそういうことを与党の中で十分な議論をしてやっていくということは御答弁いただかないと、た...全文を見る
○岩永浩美君 腰が引けている、言葉が強過ぎるのかもしれないけれども、環境省の役割は非常にやっぱり諫干の中においては大変重要な役割を担っていくので、事業主体は農林水産省であるけれども、環境省さんが入っていただくことによって公平性が保てて、やっぱり利害が相反する、そういう住民の人たち...全文を見る
○岩永浩美君 繰り返し私は申し上げますが、今日ほかにもちょっと準備をいろいろしていたんですが、諫干で時間が掛かってしまったんですけれども。  まずは、民主党さんが政権交代して、やっぱり民主党さんが主導的役割を担っていかれるんですね。今まで民主党さんは、そういうことについて我々が...全文を見る
○岩永浩美君 持ち時間を勘違いしていました。あと十分あるそうですから、もう少し続けさせていただきたいと思います。  それでは、今日の読売新聞の一面で戸別所得補償の見直しの件が新聞に出ていましたが、そういう議論が具体的になされているのか、まずお聞きしたいと思います。
○岩永浩美君 いや、そうじゃなくて、当初の予定よりも随分やっぱり小さくなってくるという話が新聞に出ていますね。  そこで、私自身は、戸別所得補償というのは非常に名前だけが独り歩きしていて非常に矛盾点がやっぱり多いと思うんですね。特に、やっぱり全国一律でというその一つの算定の仕方...全文を見る
○岩永浩美君 時間が来ましたから終わりますが、細かい点については後日の委員会でまた再度質問をさせていただきたいと思いますが、少なくとも米政策、水田の利活用の中で、大豆とか麦とかというふうなものを拡大することによって自給率を高めようという議論を今までしてきた、その一つの単価の見直し...全文を見る
11月25日第173回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○委員長(岩永浩美君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会をいたします。  参考人の出席についてお諮りをいたします。  政府開発援助等に関する調査のため、本日の委員会にヘレン・クラーク国際連合開発計画総裁の御出席を賜り、御意見をお伺いしたいと存じますが、御異議...全文を見る
○委員長(岩永浩美君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────
○委員長(岩永浩美君) 政府開発援助等に関する調査を議題といたします。  本日は、ヘレン・クラーク国際連合開発計画総裁の御出席を賜り、国際連合開発計画と我が国の援助政策に関する件についてお話をお伺いしたいと存じます。  参議院政府開発援助等に関する特別委員長の岩永浩美でござい...全文を見る
○委員長(岩永浩美君) ありがとうございました。  これをもちまして委員会はいったん休憩といたします。    午後二時二十六分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕
12月03日第173回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○委員長(岩永浩美君) ただいまから政府開発援助等に関する特別委員会を開会をいたします。  委員の異動について御報告をいたします。  昨日までに、松浦大悟君及び金子恵美君が委員を辞任され、その補欠として水戸将史君及び轟木利治君が選任をされました。     ─────────...全文を見る
○委員長(岩永浩美君) 継続調査要求に関する件についてお諮りをいたします。  政府開発援助等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩永浩美君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩永浩美君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────
○委員長(岩永浩美君) 委員派遣に関する件についてお諮りをいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(岩永浩美君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会をいたします。    午前十時十一分散会