岩永峯一

いわながみねいち



当選回数回

岩永峯一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○岩永副大臣 平成十七年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成十七年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係府省計上分を含めて二兆九千六百七十二億円となっております。その内訳は、公共事業費が一兆三千百二十四億円、非公共事業費が一兆六千五百四十八億円となっており...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○岩永副大臣 大畠先生の御認識のとおり、日本は自給率四〇%と世界でも大変低い国家なんですよね。そういう状況の中で、将来を見通して農業転換をしていかなきゃならぬということで、今、この三月に基本計画の改定に向けて実は対応しているわけでございますが、そういう状況の中から、やはり農地とい...全文を見る
○岩永副大臣 大臣が御答弁いただいて、もしも経産省の方でそういう音頭がとられて、我々もその協議に乗っていけということでございましたら、これは積極的に、我々、基本的には、農業用農地というのは日本の食料供給のために命がけで守らなきゃならないものでございますので、大いに相談させていただ...全文を見る
○岩永副大臣 確かに、お尋ねの、転用許可後における地元商店街への影響、これは、転用するときにどうするかという議論、それから、いろいろと地元の行政は行政なりの対応をしておりますが、後々の影響というのは把握していない部分があるわけでございます。  しかし、農地転用許可制度は、優良な...全文を見る
○岩永副大臣 先生、本当に今、農村がかなり疲弊してきている、過疎化してきている、少子高齢化の波をどんと受けているということで、やはり農村地域をどう活性化していくかということが、我々、大変大きな課題でございます。しかしながら、農業というものを中心にして農村が栄えているわけでございま...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永副大臣 その前に、鳥獣被害、これは、私も山村で生活しております。家の軒まで猿が来て、この間も、家内ががらっと家をあけると、中から猿が出てきたというようなところに住んでおりますので、地域の人から大変対策を強く要望されております。  そんなことでございますので、これは、私も、...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○岩永副大臣 先生から、こちらの方へ向けて、どうかという示唆がございましたので、お答えいたしたいと思いますが、ことしの三月に農政改革の基本計画の改定がございます。そして、いよいよ十七年度については農政の大転換がございます。こういうような状況の中で、米政策については大変大きな部分を...全文を見る
○岩永副大臣 きのうは農水委員会がございまして、その中では、猿だとかイノシシだとかシカだとか、まあ本当に中山間地域、至るところに鳥獣害被害が出ているということ。また、きょうは宇野先生の琵琶湖における鳥獣被害。だから、本当に日本の生態系というのはどうなってきたのかな。確かに、昔から...全文を見る
○岩永副大臣 先生、これから五十年で世界の人口は六十三億から九十億になる、約三十億ふえるわけですね。そして、なおかつ日本の自給率が四〇%、本当に我々の子供や孫たちが食にありつけるかどうかというようなことを考えますと、私は、日本の食に対する大変大事な喫緊の課題がもう目前に迫ってきて...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○岩永副大臣 十七年度で三千八十億の森林整備、林野公共事業費に実は予算をとっているところですね。  それで、我々心配しておりますのは、これは平年ベースの予算でいきますと、二・六しか吸収源が達成されない。そして、補正予算を、ずっと今まで入れております十年から十四年の分を入れると、...全文を見る
○岩永副大臣 今大臣が答弁申し上げましたり、また先生がお話しいただきましたように、本当に日本農業、自給率だけではなしに、担い手がだんだん少なくなってきている、そして放棄地がふえてきている、大変大きな岐路にあることは事実でございます。  そういう状況の中で、今回、基本計画の見直し...全文を見る
○岩永副大臣 女性の起業家、特に農村女性の場合、平成九年四千人が平成十五年八千人と、倍にまで伸びるほどすさまじい御活躍をいただいているわけでございます。  それで、農水省といたしましても、情報提供だとか、女性のネットワーク化のための交流会だとか、加工技術の研修だとか、いろいろな...全文を見る
○岩永副大臣 先生のおっしゃるとおり、地産地消は、農業に対する消費者の信頼を深めているということで大変大事でございますし、生産者が地場産業産品の普及活動をやると同時に、消費者の皆さん方もその地域にある地場産業の普及活動に御貢献いただいているというようなこと、それから、生産者と消費...全文を見る
○岩永副大臣 先生、たくさんありますので、私もできるだけ協力して、先生にたくさん質問してもらえるように答弁しているつもりでございますので、お許しいただきたいと思います。  農地の細分化により非効率な農業経営にならないように、権利取得後の経営面積は原則として都府県で五十アール、そ...全文を見る
○岩永副大臣 新鮮で安全な農産物の供給、それから農業体験の場、それから今先生がおっしゃられましたオープンスペースの確保、災害時においては都市緑地というのはそういう部分で大変大事でございます。だから、長期間営農を継続していただくことができたら、これは生産緑地として認めていくわけでご...全文を見る
○岩永副大臣 おっしゃるとおりでございまして、体験学習それから福祉農園等は、本当にハンディを持っている皆さん方が土との触れ合いの中から自立向上していただく、そして、学童の情操教育等も、農業は本当に多くの要素を持っておりますし、私自身も、そういう部分で農業を生かしてもらいたい、この...全文を見る
○岩永副大臣 おっしゃるとおりでございまして、三・九%、これは六%のうち本当にすごいパーセントを山それから林野が持つわけですね。そういうことを考えますと、今まで林家というのがずっと虐げられてきた、木材価格が低迷してきて、林家が経済生活を負えなくなってきた、そこへ一遍にこれが来ると...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○岩永副大臣 先生、元農水省の災害対策室長でございますので何もかもよく御存じだろうと思うんですが、今回、御承知のとおり、台風そして中越大震災の被害で一兆五百円に、一兆五百億に実は農水省の災害被害額が上ったわけでございます。そして、約四万四千カ所という箇所が農水だけでも出たわけでご...全文を見る
○岩永副大臣 確かに、先ほども申し上げましたように、田植え時期までに早急に復旧をしなきゃならぬということで、莫大な事業量なんですね。さっき一兆五百円と言いましたけれども、一兆五億円の間違いでございますので、訂正をしておきます。それで、結局、県だとかそれから市町村の事業になるわけで...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○岩永副大臣 今回の三位一体の改革に伴って、実は、農水省で百七十五事業あるんです。そして、その百七十五事業というものを統合、交付金化しようということで、それらを特に、今十一とおっしゃったんですが、七つの交付金に分けたわけです。百七十五を七つに分けて、そして七つの中で自由に使ってい...全文を見る
○岩永副大臣 実は、仕組みというものの転換、そして、入り口重視から出口重視へという評価、そして成果目標を明示した事後評価を徹底するということ、採択時審査を簡素化するということ、地域が提案するメニューも補助の対象とすること、各メニュー間、地域間の配分は、地域の、地方の裁量に任せると...全文を見る
○岩永副大臣 おわかりいただけないのかな。  実は、これは、例えば、統合、交付金化して一番強い権限が持てるようになったのは、やはり県なんですよ。だから、地方がそれだけの裁量をするというところにこの七つの事業化があって、県の中でいろいろと組み合わせて、そして国へ持って上がってくる...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○岩永副大臣 日本があの大きな大戦を経験したときから六十年たっているわけですね。そして、かつては国家が個人の経済的自立だとか、そして幸せを求める大きな役割を果たしておったわけでございますが、だんだん時代が変化してまいりまして、個々の価値観というのが変わってきた、私はこのように思う...全文を見る
○岩永副大臣 先ほども申し上げましたように、私も地方分権推進論者の一人でございますので、今回の三位一体、税源移譲につきましては、農水省に籍を置かせていただいている、そして、そうした役柄の中で何か改革できる部分がないかということで、真剣に考えもしましたし、そしてから議論もしたわけで...全文を見る
○岩永副大臣 先ほども申し上げましたように、本当に、局長そしてから職員を交えて、どうこたえられるかということで真剣な議論をいたしました。そして、やはりこたえたいという気持ちが先行してきたわけですが、ただ、災害一つ見ましても、では、単に県だとか市町村にやらせるべき性格のものなのか。...全文を見る
○岩永副大臣 私も政務官もさせていただいて、今こうして副大臣もさせていただいておりますので、本当に農水省には御縁をいただいております。だから、農水省へ御縁をいただいて政務官をした当時に、食糧庁の改革、そして食糧事務所の定員についても、これは削減すべきだということで、十年で三千人の...全文を見る
○岩永副大臣 先生、先ほど申し上げましたように、農水省というのは食料の備蓄、食料の安定供給に関する施策、それから農地の確保、これは全国的な規模、視点で行われるべき施策があるわけです。そしてから農業基盤整備などの大規模投資を必要としたそういう部分もあるわけでございまして、国家がかか...全文を見る
○岩永副大臣 岸本先生、昭和三十六年、四十五年間、日本が新しい農業を求めて、そして農業の近代化、そして国民に食料を安全に供給するという大変な変革期が私はこの四十五年だったと思います。  そういう状況の中で、やはりトラクターだとか田植え機の所有台数だとか、ライスセンターだとか共同...全文を見る
○岩永副大臣 御承知のとおり、農産物の価格が低迷してきている、そして生産者が高齢化してきている、そして農業投資意欲が減退してきている等々、農業を取り巻く環境は大変厳しいものになってきていることが第一要因だと思います。もう一つは、超低金利が続きまして、では、この制度資金でいいのかど...全文を見る
○岩永副大臣 今須賀田局長もちょっと触れましたが、やはり農業者に一番関係の深いのは全農組織なんですよね、系統も含めて。それで、先般、全農の会長それから理事長を呼びまして、今先生が御懸念をいただいているような部分について強く改革の要請をいたしました。  私どもも、今の新しい改革の...全文を見る
○岩永副大臣 新基本法の七条と八条の関係ですが、率直に申し上げまして、国は全体の枠組みをつくる、そして、地方は、その枠組みの中で運用していくのが県、市町村の役割である、概して言えばそういうことです。  例えば、担い手については、農業構造の姿を提示しつつ、地域の実情に即して担い手...全文を見る
○岩永副大臣 先生にも大変な御尽力をいただきまして、昭和六十三年に淡水化の試行の延期を決定して以来、昨年の十二月に、島根県そして鳥取県の両知事が、森山堤の一部開削などについての合意をされたわけでございます。中海をめぐる問題の解決への重要なステップであろう、私はこのように考えている...全文を見る
○岩永副大臣 先生にもいろいろと御心労をおかけしてまいりました。  それで、最終的に農業近代化資金が税源移譲の対象になったということなんですが、一つには、この農業近代化資金が、税が県に直接財源として入るということでございまして、補助金関係の事務手続がなくなるというのが第一でござ...全文を見る
03月29日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○岩永副大臣 城内先生のお考え、もう全く同感でございます。  御承知のとおり、今、日本の山は泣いている、悲鳴を上げている、このように私は思っております。こうして災害が起こるのも、また、太陽が根元に差し込まない、そういうことで土砂崩れが激しくなる等々、本当に山からくる大きな弊害と...全文を見る
○岩永副大臣 農地がなければ農業ができないわけでございますので、本当に農地というのは大事にしていかなきゃならぬ、このように思っております。  ただ、先生、うれしいことに、平成三年に三万五千八百三十の農地転用が平成十五年に一万八千に実は減っているわけでございまして、約半減しており...全文を見る
○岩永副大臣 鹿野先生、今回の基本法の……(鹿野委員「簡単でいいよ、簡単で」と呼ぶ)はい。基本法の中で、きちっと農水省が反省しなきゃならない、現況というものを把握しなきゃならないこと、そして四〇%の自給率でしかないという、これはやはり農民の皆さん方に、生産者の皆さん方にきちっとわ...全文を見る
○岩永副大臣 確かに、先生のおっしゃるとおり、高ければ高いほどいいわけでございまして、自給率が四〇%で低迷している、これは世界的に大変な問題でございます。まして、六十三億の人口が九十億になる、そして日本が限られた土地の中で低迷していると、本当に将来の食の安全保障というのが大変危ぶ...全文を見る
○岩永副大臣 先生御承知のとおり、二十二年で八十万トンの目標が、もう十五年で八十六万トンを達成したわけですね。ただ、一番大きな問題は、日本の小麦、大豆の品質が安定供給にたえられていないというようなことでございまして、生産性の向上というのが率直に言っておくれております。  そして...全文を見る
○岩永副大臣 だから、その部分を集落営農という形で、結局、担い手が同じ効率を上げていただく、土地も金も集中してそこへ集約しよう、こういうことを考えているんです。
○岩永副大臣 結局、今まで兼業農家、副業的農家で、すべてに金が、ばらまき農政と言われていた批判があって、それが効率的な対応にならなかったということから、今回の反省点に立って、そして担い手農家に金も土地も集中していこう、そしてまた、一般の方々は集落営農という形の中へ全部お入りをいた...全文を見る
○岩永副大臣 先生御承知のとおり、地域の土地というのは、減反政策、いろいろな形の中で十分使いこなせていなかった、そして、それぞれ農家も土地を持ち、生産に携わっているけれども、それは十分な土地の効率化が果たせなかった。だから、今回は集落全体の土地を集約して、そこでそれぞれの分担をし...全文を見る
○岩永副大臣 先生、今回、平成十七年度は、私たちは日本農業の大転換の年だ、このように思っておりますし、また副大臣や政務官、そして局長、全国に我々出向いていって、そして今、日本農業の現況を訴えながら、生産効率を上げ、そして自給率を上げ、なおかつ攻めの農業をし、そして農業に携わってい...全文を見る
○岩永副大臣 一言だけいいですか。鹿野先生、我々もこの議論をした過程の中で、私は全国の農政局をほとんど歩きました。そして、現場の農家へもずっと行って、我々の考え方の感触もずっと聞いてまいりました。  確かに難しい部分はあるけれども、逆に、やはり今担い手農政を立ち上げないとだめだ...全文を見る
○岩永副大臣 先生おっしゃるとおり、農業が地方自治体の中で本当に隅に追いやられたような実態が今あるわけですね。かつては農林課があった、今は産業建設課の隅の方で一、二の人間が減反対策に取り組んでいるような状況なんですよ。だから、私は今、各農政局そして農政事務所を強化しながら、ともか...全文を見る
○岩永副大臣 品目別に講じられてきた対策というのは、幅広い農業者を一律に対象とせざるを得ないことから、規模拡大など経営の発展を直接意図したものではないわけです。そして、品質など需要に応じた生産の誘導といった機能も十分に発揮されない面がございますので、このままの状況では我が国の農業...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○岩永副大臣 私も先般、五月に総会が開かれるOIEの事務局案というのを見ましたものの、WTOの衛生植物検疫措置の適用に関する協定、俗にSPS協定というわけでございますが、国際基準がある場合には、原則としてそれに基づいた措置を講ずることとされております。動物検疫措置についてOIEの...全文を見る
○岩永副大臣 私も農水大臣政務官のときに城総務審議官の話を皆さん方から聞きまして、本当に基本計画を心血注いでおつくりになられて、そして、できるや否や亡くなられた。すぐさま仏壇にお参りに行って、そして同じ同郷の人間として精いっぱいあなたのつくられた基本計画の達成に向けて頑張る、こう...全文を見る
○岩永副大臣 先生のおっしゃるとおり、大豆と菜種の消費が、油として五四%なのに、国産生産がカロリーベースでわずか四%でございますので、大変油脂の自給率は低水準にございます。  それで、この油脂生産に必要な大豆及び菜種を国内で賄うために大変広大な土地を必要とするのと、もう一つ、私...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○岩永副大臣 お答えいたします。  農水省としては、今回の食育法を大変ありがたく思っております。と申し上げますのは、今回の食料・農業・農村基本計画の見直しがこの間閣議で決定されて、国会に報告されたわけでございますが、その中で自給率の問題が大変大きな議論になったわけです。そして、...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○岩永副大臣 大変残念なことであったわけですが、北海道庁が平成十二年にカルビーポテト株式会社に対してバレイショの供給状況について確認をした、その中で発覚したわけでございます。それで、バレイショを販売していることはなく、カルビーとしては、試験用のバレイショを自己完結で生産して、試験...全文を見る
○岩永副大臣 先生、済みません、先ほど三月の十八日に告発したと言いましたけれども、北海道警察本部に告発したのは三月十一日でございまして、三月十八日は廃棄を農水省がカルビーポテトに命じたということでございますので、ちょっと、日を訂正させていただきます。
○岩永副大臣 検疫の対象とするのは、我が国において既に発生している病害虫などについて、国内での分布状況がどうなっているのかというようなことを科学的な見地からリスク評価を行った上で、農業生産上悪影響を及ぼすかどうかという観点で判断するわけでございます。  それで、こういうような考...全文を見る
04月07日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○岩永副大臣 先生御承知のとおり、私が一番心配しているのはこれからの日本の食料の問題、これは食料安全保障と言われるような状況での厳しさがあるわけですね、そういう状況の中で今回の見直しをやった。そして、見直しの中で、金も農地も、そして生産者も経済効率を上げられるようにということを本...全文を見る
04月14日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○岩永副大臣 お答えいたします。  一川先生、全く同感でございまして、私どもも積極的にこの市民農園をふやしていく方策を考えていきたい、このように思っております。  今どうなっているかということで調べましたところ、二千九百ほどあるわけでございますが、都市で二千百二十九、農村で七...全文を見る
○岩永副大臣 平成二年に一〇二%だった土地の利用率が、昨年度で実は九四%に減っているわけですね。それを今度一〇五%に上げていこうということの中で、今先生のおっしゃるように、では、何をつくっていくんだ、そしてどれだけの生産をきちっと上げていくんだ、こういうことなんですが、今回の見直...全文を見る
○岩永副大臣 米は当然でございますね。そして、小麦、大麦、裸麦、カンショ、バレイショ、大豆、それも、うち食用、それから野菜、果実、畜産物、生乳、それから牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、砂糖、茶、飼料作物。これは全部、平成十五年から二十七年度までにどれだけの目標を持つかというようなこと、努...全文を見る
○岩永副大臣 私は、ともかく今回の見直しの中で、過去の反省に立ちながら、やはり自給率を高めていく、そして世界的な人口がどんどんどんどんふえていく過程の中で、本当に日本は次の世代に食料を供給できるのかどうかというようなことをやはり基本に考えながら今回の見直しをやったわけでございます...全文を見る
○岩永副大臣 先生、その制度はあるんですよね。だから、市町村長が要間伐森林制度という形の中で勧告できるという制度があります。特に保安林については、都道府県知事が指定をして、市町村への施業の委託などが勧告できる特定保安林制度というのも実はあるわけです。  率直に申し上げまして、私...全文を見る
○岩永副大臣 先生のおっしゃるとおり、やる気と能力のある担い手、これが農政の喫緊の課題であると私は思いますし、いろいろ問題がある中で、彼らが日本農業を救出してくれるんではないか、このぐらいの気持ちで担い手を育成していかなきゃならないし、また、担い手を求めていかなきゃならぬ、このよ...全文を見る
○岩永副大臣 私、統計を調べてきましたら、平成二年が一万五千七百人であったのが、平成十五年には八万二百人に、ずうっと毎年毎年新規就農者というのはふえてきているわけですね。  ただ、農業の魅力というのは、やはり実地体験をしていただくとか、その現場へ行っていただくとか、そして、農協...全文を見る
○岩永副大臣 産業政策としての農業政策は、意欲と能力のある農業経営者に直接働きかけていって、そして経営の発展を積極的に後押しする、そういうような政策ですね。そして、地域政策というのは、御承知のとおり、地域全体を農業集落ととらまえて、そういう状況の中で、集落の維持やら安定その他の活...全文を見る
○岩永副大臣 確かに女性の農業就業人口は、先生、平成二年で六割でございましたので、今はちょっと減っていまして、五五%に平成十六年はなっているわけですね。それにしても過半数以上を女性が占めているということで、大変重要な役割をお果たしいただいているということで、我々、女性に対する施策...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○岩永副大臣 根本的には、土地がない、そして今の状況の中では担い手がどんどん高齢化をしてきている、そういうような状況の中で、土地をいかに効率的に有効に利用していくか、そして、それを利用する担い手が、やはり、具体的に経済性を求めて、他産業以上の大きな所得を上げ得る強い担い手になる。...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○岩永副大臣 この場合、開田を全面的に中止して、未墾地造成面積を減らそうということで開畑に切りかえた、こういうことでございます。そしてあわせて、区画整理事業に切りかえまして、排水路護岸工事等の追加をしております。そこへ加えて、経済社会情勢の変化によって事業内容が変更されていったと...全文を見る
04月21日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○岩永副大臣 松木先生御承知のとおり、今までは、市民農園は、地方の公共団体だとか農協が認可してやっていたわけでございますが、今回、NPOだとか農家だとか、だれでもが市民農園をできるような法案提出になったわけですね。  それで、そうかといって、今我々が、新しい基本計画で日本の農業...全文を見る
○岩永副大臣 先生今お話しいただきましたように、地方公共団体及び農協以外の者が今回主体となる場合に、市町村との間で貸付協定というようなものを結ぶ、これを義務づけていこうという法案になっているわけですね。  それで、具体的には、利用者に対する栽培指導の実施や利用者間のトラブルの仲...全文を見る
○岩永副大臣 滋賀でも、私の町の例を申し上げるんですが。  ちょっと先進的な集落営農で、酒人ふぁ〜むという集落営農があるわけです。そこでおもしろいことをやっているのは、例えば、基幹作業をやるのをオペレーターグループと称して、二十から五十五歳ぐらいの人がやっている。そして次に、な...全文を見る
○岩永副大臣 ありがとうございます。  実は、もう二十年ほど前から、滋賀県では、一年間に六百集落、三年で千八百集落に対して、集落営農を進めるため一集落に百万円ずつの事務費それから懇談会費をずっと渡していたわけですね。だから、集落営農を進めるために年間六千万ぐらいの予算をつけて、...全文を見る
○岩永副大臣 はい、もう終わります。  それからもう一つは、農業会議所それからJA、そういうところも、国段階、県段階、市町村段階までこの集落営農並びに担い手創成を進めていただく、こういうようなことで御対応をいただいておりますので、白保先生、頑張ってまいります。
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○岩永副大臣 坂本先生のただいまの御質問、私もまるっきり同感でございます。そして、今、本当に山は泣いております。そして、私は、山は悲鳴を上げている、こんな感じで、毎日田舎へ帰る道々、山を眺めております。  かつては、太陽が、下刈りされ、そして枝打ちされたすき間で、本当にきれいな...全文を見る
○岩永副大臣 先生御承知のとおり、四〇%の自給率で、これから世界の人口が六十三億から九十億にふえていく、そんな状況の中で、我々の後輩が本当に食にありつけるかどうか、大変な問題だと私は思いますし、やはりそのことの対策を今から打たなきゃならぬというようなことで、今回の基本計画の見直し...全文を見る
○岩永副大臣 先生、当時の農水省の番記者をしておられて、このことについてはよく御理解されているというように思うんですが、ちょっともう一回おさらいの意味でお話しさせていただきます。  ちょうど平成十年にこの法律を変えたわけですね。そして、今までの経済中心から公益中心にいたしまして...全文を見る
05月11日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○岩永副大臣 JAS法において、名称と原産地の表示は義務づけを行っております。
○岩永副大臣 私は、今、中川大臣がおっしゃったように、それぞれの産地のネームバリューを上げて、そしてそれを普及していくことのために大変大事だと思っていますし、そのことがより生産者の大きな励みになるのではないか、このように思っております。
○岩永副大臣 先ほどの中川大臣の御答弁に関連してなんですが、全農の今回の問題については、我々しっかり取り組みます。そして、やはり農業改革のために、そののど首を握っているのは全農でございますので、これが生産者のためにならなきゃ困るということでございますので、今回、秋田の問題が出まし...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○岩永副大臣 今、農水省全局で、この全農の改革の問題について、各局ごとに対応しなきゃならぬ問題をずっと積み上げておりまして、もう少し時間をいただければ、きちっとした御答弁をさせていただきます。
○岩永副大臣 去ること二月の二十五日に、全農の会長、それから理事長を私の部屋へ呼びまして、今まで六回改善命令を出しているのに何たることだ、そして、仏の顔も三度というけれども、本当に全農はやる気があるのかどうかと。そして、九百万農家、そして一億三千万消費者の本当にのど首をあなた方が...全文を見る
○岩永副大臣 先生のおっしゃるとおりでございます。  今回の秋田の問題以前に、全農の会長とそれから理事長を呼びつけまして、そしてかなり厳しく叱責をしました。それで、大臣にも本当に強く御要請をいただいたところでございます。  十五年の三月に農水省ではそれだけのことをやっているん...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○岩永副大臣 大変残念なことに、国内総生産量に占める有機農産物の割合が、平成十三年で〇・一%、それから十四年で〇・一四%、十五年で〇・一六%。だから、一気に有機農業に転換するというのは大変難しい部分があるわけですね。  それで、全国でどういう形で有機農業を進めているかという、各...全文を見る
○岩永副大臣 私も大好物でございます。
○岩永副大臣 先生、今までの監査実績で、オランダだとかドイツだとかフランスだとかオーストリアで計四回の監査をしております。これは、御承知のとおり、農林水産省の消費技術センターが定期的にやっているわけでございます。  そして、今先生のおっしゃっておる中国においては八件の実績がござ...全文を見る
○岩永副大臣 先生、私も民主党の修正案を読ませていただきました。そして、もともと同じ考えを持っているんですよ。だから、できないかということで検討をかなり加えたんです。しかし、今でも、やっているものについてはほとんどやっているし、そしてもう一つは、きちっとした筋を通さなきゃならぬと...全文を見る
○岩永副大臣 先生の御懸念の部分でございますが、これは厚労省の検疫所で精いっぱい調べておりますので、遺伝子組み換えのものか、そうでないものかというのはそこでチェックができるわけでございます。  先ほど大臣もおっしゃっておられますように、我々は、国民の食の安全というのは農水省の大...全文を見る
○岩永副大臣 先ほどから山田先生は、何か日本がアメリカのためにすべての作業をしているような話をしておられるが、我々は本当に真剣に、国民の食の安全、そして、そのことのために本当に体を張って日本の国民の食を守っているんですよ。だから、そのことの前提を、ここまで一生懸命に職員ともどもや...全文を見る
○岩永副大臣 そんなことを今急に聞かれても、答えようがございません。
06月08日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○岩永副大臣 皆さんおはようございます。  ただいま田中先生の御質問がありましたように、農水省が検査をしましたところ、秋田県本部が管理をしている共同計算米、これを全農の子会社であるパールライス秋田に横流しをしたわけでございまして、そして、その転売代金を赤字の穴埋めに使ったという...全文を見る
○岩永副大臣 今、都市にどんどん人口が集中している、そして農村が高齢化し過疎化しているという、日本が二極化されていることに対して大変心配をしておりますし、このことはこれから日本の平準化を目指してどうにかしていかなきゃならないという大きな課題でございます。  そういう状況の中で、...全文を見る
○岩永副大臣 今、副大臣会議の中で八つの関係省庁の副大臣から成るプロジェクトチームを実は設置しました。杉浦官房副長官と私とが主査を務めさせていただきまして、都市と農山漁村の共生・対流の推進に向けた各省庁間の議論を大変深めているところでございます。  そして、今先生の方からお話し...全文を見る
○岩永副大臣 確かに、鮫島先生のおっしゃるとおりでございまして、これからいかに農村の共生・対流が必要か。先ほども申し上げましたように、都市に人口が集中し、農村が高齢化し過疎化していく、こういう状況の中で、どう人口移動させるかというのは大きな課題でございます。  それで、そのこと...全文を見る
○岩永副大臣 ちょっと、先ほど鹿野先生から、副大臣も答弁せい、こういうことでございますので、答弁させていただきます。  私は、確かにグリーンツーリズム、今、民宿関係で一千万から一千百万ぐらい、それから公的宿泊所等を使うと二千四百万、これを三千万ぐらいにしたいということなんですね...全文を見る
○岩永副大臣 最近もったいないという言葉が大変はやっておりまして、そのことだけではないわけでございますが、特に自給率を向上する過程の中で、特に家畜の飼料自給率というのが低うございますね。そして、今、麦わらまで中国から購入している。そして、粗飼料も七〇%の自給率なんですね。それから...全文を見る
○岩永副大臣 篠原先生、我々が各省庁に言わなきゃならぬことを、本当にきっちり、ばっしり言うていただきまして、ありがとうございました。また、うちの方も、その先生の発言を後追いしたい、このように思っております。  また、先ほどの鮫島先生のお話のように、ヨーロッパで、星の問題だとか、...全文を見る
○岩永副大臣 楢崎先生、ちょうど私が政務官をしておりましたときに、各漁民の皆さん方や、それから諫早をずうっと、何回も何回もお伺いいたしました。そういう過程の中で、漁業者の皆さん方の中には、中長期開門調査を実施してほしい、そしてそれが有明海を再生させることだというようなことで期待し...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○岩永副大臣 先生のおっしゃるように、これからは加工品がDNAで識別されるということは大変大事なんですが、例えば、今困っているのは、先ほど申し上げましたように、稲だとかインゲンマメだとかイグサだとか茶はいいんですが、小麦だとかコンニャクだとかイチゴの場合、小麦粉にしたりゆでめんに...全文を見る
○岩永副大臣 大臣のもとで、私ども、経済改革チームをつくれということで座長としてやらせていただいております。  本当に今、担い手農家、それから集落営農、一方では、農業改革を行政として抜本的に改革を進めているわけでございますが、やはり最終的に農家ののど首を持っているのは全農並びに...全文を見る
○岩永副大臣 すりつぶしたり熱をかけたり粉砕したりしますと、細かくなっちゃうわけですね。そうすると、DNAの範囲が見つけにくい、こういうふうなことを答弁したつもりなんですが……(岡本(充)委員「切れてしまっているわけですね」と呼ぶ)いや、細かくすると、今度はそこへ熱をかけたりなん...全文を見る
○岩永副大臣 先生の御意図のとおりだと思いますが、このことについては、もう一度、私の方も勉強しておきます。  ただ、小麦だとかコンニャクだとかイチゴが、これから加工品のDNA分析を進めていく、だから、そういう部分で困難性があるのでなかなか大変だ、こういうことでございますので、こ...全文を見る
○岩永副大臣 先ほど、最初のDNAの鑑定の問題、技術会議で調べたら、先ほどの私の答弁で間違いないということでございましたので、また一回、先生のところに説明に行かせます。
06月10日第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○岩永副大臣 和田先生、最初に、実はこれは二月ぐらいにこの全国計画のイメージというのが出されました。そのときに、私のところへ国土交通省から来られまして、そして農水省の関係と国土交通省の関係のすり合わせを実はしたわけです。それで、その状況の中で、農山漁村の交流の促進による地域の活性...全文を見る
○岩永副大臣 さっき先生、うちの農水省と国土交通省のすり合わせ、形式的だとおっしゃいましたけれども、私は、政策的な部分まで国土交通省は私のところへ来られて、そして政治家としての判断まで求めてこられるということでございますので、大変頑張って国土交通省は密接な連携を持ってきておるとい...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○岩永副大臣 JAバンクの基本方針、それからJFマリンバンクの基本方針、これを全国の農漁協に案を示して、そして自主的に策定したのがJAで八%、これは農協ですね、それからJFマリンバンクでは一〇%、こういうことになっております。
○岩永副大臣 四%でございます。
○岩永副大臣 先ほどもちょっとお話をいたしましたように、農林中央金庫が全国の漁協に示した上、経営管理委員会及び総代会の承認を受けて自主的に策定したもの、これは農協も同じでございます。
○岩永副大臣 実は、日本の水産事情というのは年々厳しくなってきておりますし、二百海里設定以後、かつての水産王国日本という名前が取り戻せないというような状況で、資源の回復に今最大の努力をしているところでございます。  水産庁も頑張っておりますし、各県の水産課も頑張っているわけでご...全文を見る
○岩永副大臣 簡単に答えたいと思います。  系統が与党議員に約束しているのであるということを示した文書だ、このように思いますし、また、系統は与党の水産部会の中で、やりますというような話をしております。
○岩永副大臣 個々の農協の事情、そして合併の問題については、今ずっとその内部の状況を把握して、県だとかそれから市町村、それから漁協、あわせて水産庁で把握をしているところでございますので、今おっしゃったような事例等については個々にこれからずっと内容を聞いていきながら、スムーズに合併...全文を見る
○岩永副大臣 私どもは、たび重なる不祥事を起こした全農について、実は厳しい対応を求めてきたところでございます。そして先般、会長、理事長初め責任をとるとの表明をされたところであり、全農についても改革を断行すると決意をされているところでございます。  大事なのは、これまでの組織風土...全文を見る
08月04日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○岩永副大臣 今答えられたとおりでございます。  理論的には、DNAが断片化されてもDNA分析は可能だ、このように思っております。今の手法では加工品についての部分というのが限られておりますので、今後、研究をさらに進めていく必要がある、このように思っております。  それから、先...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岩永国務大臣 決めておりません。  と申し上げますのは、確かに余剰金は今出ているわけでございますが、平成十九年度から第二の農業改革をやらなきゃならぬ。そういう時点になってまいりますと、この資金というのは大変大きな運用をしますので、私は、そういう意味合いで、これから大きく活用し...全文を見る
○岩永国務大臣 確かに、今までの実績の中で余剰金が集まったということは言えるわけでございますが、いずれにいたしましても、新たな時代に農業改革をずっと進めていく、そして今後ともそういう観点から資金需要が大変重要になってくるというようなことで、上乗せで、今後検討していく必要がある、資...全文を見る
○岩永国務大臣 先ほども何度も申し上げておりますように、余剰金をつくらないということでスタートしたものでございますので、その間、その政令ができていないことは事実でございます。  今後、新たな農業改革を含めて、ひとつこの資金というのをふんだんに活用していきたい、こういうことでござ...全文を見る
○岩永国務大臣 決められなかった大きな要因というのは、これは金額を定めなきゃならぬということになっているわけですね。だから、どれだけの余剰金が出るかというのは、そのときには想定できない、なかなか金額が定められない、こういうことでございますので、私は、そういう背景であったろう、この...全文を見る
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(岩永峯一君) 農水省では、十二時三十分から四十五分までの十五分間を休憩時間、それからその前後十五分ずつ三十分を休息時間としております。
○国務大臣(岩永峯一君) 一・五倍の高騰による漁業への影響でございますが、中小漁船では一経営体当たり七百五万円の燃油価格の高騰、それから遠洋マグロ・カツオ漁業では三千三百十六万の高騰になるわけでございます。それで、御承知のとおり、競り等の相場によって決定されておりますので、漁価と...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 今の農業生産者の平均従事年齢というのが六十七、八、九歳ぐらいが中心になっておられるわけですね。十年前まではそこから十年引いた五十六、七、八歳、それから今後十年先に予測されるのが、今度は七十六、七、八、九歳と、本当に農業従事者というのは高齢化をしているわけ...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 南方材と言われるインドネシア材でございますが、インドネシア・英国合同調査によりますと、六千二百万立方メートルのうち三千二百五十万立方メートルが、五〇%ですね、これが違法伐採だと、このような報告がされているわけですし、もっとひどいのは、世界資源研究所の報告...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 費用に占める燃費比率というのが漁業が一番多うございまして、これ一三・五%、そしてトラックが一〇・六、バスが六、内航運輸が九・五と、こういう状況の中で、特に燃油価格の上昇というのは漁業には大変大きな影響を与えているわけでございます。  それで、先ほども申...全文を見る
10月06日第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○岩永国務大臣 農林水産大臣を拝命いたしました岩永峯一でございます。  委員長初め委員の皆さん方には、日ごろから農林水産行政に格段の御支援をいただいておりますことを、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げる次第でございます。宮腰、常田両副大臣並びに大口、加治屋両大臣政務官と...全文を見る
10月18日第163回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(岩永峯一君) 農林水産大臣を拝命をいたしました岩永でございます。  委員長始め委員の先生方には、平素農林水産行政に格段の御支援、御協力をいただいておりますことを、この場をおかりいたしまして心から厚く御礼申し上げる次第でございます。  今日、一緒に参っております宮腰...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○岩永国務大臣 今回の担い手対策、それから集落営農、品目横断の一番主眼としているところは、専業化を進めていこうということですが、その中で、今までの兼業農家を集落営農という形で集約していかなきゃならぬということでございます。  それを同じように、担い手に見合うようにすることのため...全文を見る
○岩永国務大臣 昨年度だけでも全国で二千回やっております。そして、先進的な集落がずっと講師に回ってやっておりますし、また、農業団体それからそれぞれの市町村がやはりこのことに対する真剣な取り組みをやっております。  私も、二、三日前に家へ帰ったときに、滋賀県のある統計事務所から、...全文を見る
○岩永国務大臣 農水省としては、科学的知見に基づく対応、それから、食品安全委員会の答申を受けてからの話でございます。  ただ、私は日本の農林水産大臣でございますので、国産牛肉については大いにPRをしていきたい、このように思っておりますので、外国から入る牛肉のキャンペーンを私がや...全文を見る
○岩永国務大臣 輸入再開については、先ほども申し上げておりますように、食品安全委員会に審議をいただいているという立場でございます。だから、科学的な議論というのが最後まで尽くされることが大変重要でございます。それで、食品安全委員会の答申を踏まえて、厚労省と連携しながら、責任を持って...全文を見る
○岩永国務大臣 中川委員には、京都農協中央会の会長として、また全農の理事として、大変農業振興に御活躍をいただいてまいりましたし、先般私が副大臣のときに本部長をいたしました全農改革の推進について、本当に側面から大変な御協力をいただいて、今大きな成果を上げようとしていることに対しまし...全文を見る
○岩永国務大臣 今先生のお話のように、農業は大変深刻な事態を迎えているという確認から私は出発をいたしております。  と申し上げますのは、六十六、七、八、九歳ぐらいをピークに今農業経営が行われているわけでして、あと十年したらそれが七十歳の後半になってしまうということ。それから、放...全文を見る
○岩永国務大臣 基本は、やはり日本の中で意欲的に農業に従事してくれる若者、それを確保することが大事だ、このように思うわけでございますが、そのことのためにやらなきゃならぬというのは、先ほどもお話を申し上げたんですが、やはり地域農業の維持確保、そして、むしろ土地が有効、効率的に使われ...全文を見る
○岩永国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございまして、我々も全国各地へ出向いていっております。そしてから幹部も各ブロックを手分けして担当しておるわけでございますが、率直に申し上げて、先生のような御意見は相当出てまいります。  ただ、ばらまき農政から脱却するために、では何でもかん...全文を見る
○岩永国務大臣 先週の十日から約一週間、WTO交渉にジュネーブへ行ってまいりました。EUのボエル農業委員だとかファルコナー農業交渉議長だとか、それからラミーWTOの事務局長、それからアメリカのジョハンズ農務長官だとか、それとポートマン通商代表だとか、カナダのミッチェル農務長官、帰...全文を見る
○岩永国務大臣 近海漁業では年間七百万ぐらいの高騰でございますし、それから遠洋漁業では年間三千三百万の高騰になるわけです。そして、今でも漁業従事者の皆さん方は大きな赤字を抱えておられるのに、これだけ上乗せされたら、それこそ本当にこれも日本漁業が崩壊するんではないかという大変な危惧...全文を見る
○岩永国務大臣 御承知のとおり、日本では肉骨粉の輸入は完全に禁止をいたしておりますので、入っていない、このように思っています。
○岩永国務大臣 先生の御指摘は十分踏まえて対応しよう、このように思っております。
○岩永国務大臣 日本とアメリカとの約束の中でつくり上げたプログラムにのっとってきちっとやっておりますので、了解いただきたいと思います。
○岩永国務大臣 出さなきゃならない部分については出します。
○岩永国務大臣 公の立場にある者にとっては、やはりできるだけオープンにしていく必要がある、このように思っておりますし、大変大事なことだ、このように思っております。  ただ、公の立場にあっても、やはりプライバシーというのがあるので、その点はきちっと尊重していかなきゃならぬ部分もあ...全文を見る
○岩永国務大臣 私も当時大臣をしておりましたので、すべてを地元に任しておりました。そして、選挙公報担当者からのヒアリングによりますと、学歴を記載しなかったのは、スペースの問題であり、この問題が週刊誌に取り上げられる前から、学歴を記載しない選挙公報の構成は決まっていたということでご...全文を見る
○岩永国務大臣 それは新聞社の事情、お考えじゃないですか。私がどうのこうのということを言える立場じゃございません。
○岩永国務大臣 こちらは同じものを全部出しているんですが、書かれ方が違うのであって、それぞれ新聞社の内部の規定か考え方じゃないんですか。
○岩永国務大臣 中央大学に確認をいたしました。  率直に申し上げまして、中央大学法学部通信教育課程への入学時期は三十五年四月、退学時期については三十八年三月であります。  単位取得については、家業が忙しかったこともありまして、私は私で精いっぱい頑張ったのでございますが、プライ...全文を見る
○岩永国務大臣 取材を受けた者に確認いたしましたところ、この雑誌の記事内容は実際にやりとりした内容と食い違っている部分が随分あると聞いております。  それで、取得単位数二百単位との話については、通信課程での取得可能な単位数は全部で二百単位程度あるとの話をしただけで、取得単位数を...全文を見る
○岩永国務大臣 一般に聞いているところ、卒業された方については学員になれるようでございます。  それで、私の場合は、学員会というのがありまして、そこから、県単位の同窓会に御招待いただいたりしまして、その同窓会に入っていましたので、入っている過程の中で、支部長が推薦して、そして、...全文を見る
○岩永国務大臣 それは私はわかりません。私がそうであったということでございますので、わかりません。  黄川田先生、だれしも学校へ行って勉強したい、そして、私の田舎は、すべての同級生の卒業の中で、高校へすら行ける者が一人か二人しか学年の中でいなかったんですよ。そして、うちの方は、...全文を見る
○岩永国務大臣 大変大事なことだと思っておりますし、農水省としても、この点については改革を断行していかなきゃならぬ、このように思っております。
○岩永国務大臣 今政務官の説明した七つ、それぞれに大変大事な特別会計でございます。しかし、そういう中でも、今まで、国有林野事業特別会計の治山勘定と国有林野事業勘定の統合をしたり、麦政策の見直しなどによって食管特別会計の収支の改善を行ったり、いろいろと努力をしてまいりました。  ...全文を見る
○岩永国務大臣 黄川田委員、実は平成十三年度までは一般会計から繰り入れていたわけですね、ずっと。そして、十四年度以降にやっと繰り入れが停止したということでございまして、農地保有合理化事業への活用が、毎年二百億ペースで決算剰余金が減少してきているわけですね。  それで、このような...全文を見る
○岩永国務大臣 私、農林水産大臣政務官になったときに農水省の姿勢で一番感心したのは、この政策評価システムを農水省がつくり上げたんですよ。そして、それを内閣に進言してずっとやりこなしたということでございますので、案外、農水省というのは先見的で革新的な姿勢を持っているところでございま...全文を見る
○岩永国務大臣 仲野委員の御心労は、地元の漁業者の日常の生活を見ておられて、本当に深刻なものだろうと思います。  私も、方々からそういう要請を受けておりますし、また選挙等を通じて各地域に応援に行きますと、漁業者の代表の皆さん方が本当に深刻な状況を訴えてこられまして、本当に身につ...全文を見る
○岩永国務大臣 先生、御承知のとおりだと思うんですが、ガソリンは小型漁船で使用されている一方、自動車にも使用されているわけですね。だから、この一番大きなネックになっているのは、両者の区別が技術的に難しいということで、現在の法制度では税の還付措置を設けることは困難だ、こういうことが...全文を見る
○岩永国務大臣 本当に緊急かつ重大な問題だと私は思っておりますし、いかに漁業経営の安定を図ることをなし得るかということが喫緊の課題だ、このように思っております。  今、水産分野では特に大きなのが二つあるんですね。それは、一つは漁業災害補償制度でございまして、これは水揚げ金額の減...全文を見る
○岩永国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございます。だから、そのことのために輸入再開問題について食品安全委員会で御審議をいただいているわけでございますし、私どもは、科学的知見に基づいて、本当に国民の皆さん方が安心できる立場で輸入が再開される、こういうことで、議論が尽くされることを...全文を見る
○岩永国務大臣 日本の国産牛が、今答弁をいたしましたように、いかに安全かということで、今、先生の地元の北海道のホルスタインの雄、これなんかも、今度新たにネーミングをしまして、国産若牛として実は売り出していきたい、このように思っております。そして、味も、それから安全もいいぞというP...全文を見る
○岩永国務大臣 先ほど仲野委員に御答弁申し上げましたように、結局これは高どまりするわけですよね。だから、これは本当は油代を直接補てんできるような制度ができればいいわけでございますが、このことについてはいろいろと私も模索したんですが、これはやはり到底不可能でございます。それで、結局...全文を見る
○岩永国務大臣 原油価格の高騰の影響というのは、広く産業界、一般国民にも及ぶ中で、それぞれ各業界におきまして、関係者の経営努力でこの問題に対応しております。漁業者に対してのみ燃油コストの価格補てんを行うということは、国民の理解を得ることは難しいわけでございますので、先ほど私自身が...全文を見る
○岩永国務大臣 今、食品安全委員会でその部分については本当に慎重に、今度で九回目ですか、大変な御議論をいただいて、そして私どものところへその答申の結果が来るわけでございますので、それを踏まえていく、こういうことになろうか、このように思いますので、今それの審議中でございますので、ひ...全文を見る
○岩永国務大臣 菅野先生が地元の気仙沼で漁業者の皆さん方から直接に今回の燃油高からくる本当に強い、悲痛な声をお聞きいただいて、今お話をしていただいたんだろう、このように思います。私どもも、先生が今おっしゃったような計数でもって分析をいたしております。  それで、先ほどから仲野先...全文を見る
○岩永国務大臣 私は、決して行政の枠だけで物を考えているわけではございません。だから閣議の中で発言し、そして、燃油対策の関係閣僚会議まで立ち上げていただいた、そのことに多くの閣僚から御賛同いただいて、今それを随時進めていただいているところでございます。  官房長官は大変熱心でご...全文を見る
○岩永国務大臣 日本の農業も大変な危機を迎えている。だから、率直に申し上げて、やはりばらまき農業と言われる批判から脱皮していかなきゃならない。そして、きちっとした担い手中心で、集落の土地が十分に使い切れて、そして品目横断で本当に自給率を上げていける転換をしていかなきゃ、今、大方七...全文を見る
○岩永国務大臣 先生、先ほどの中山間地への直接支払い、それからそれぞれの地域のいろいろな事情、今ずうっと集めて聞いておりますし、そういう状況の中で、できるだけ落ちこぼれのない体制というのをつくっていきたい、このように思っておりますので、また御懸念のある点はお教えいただきたいと思い...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(岩永峯一君) おはようございます。  岩永浩美先生とは農水大臣政務官として一緒に政府側で頑張ってきまして、本当に農水省のためにいろいろと御指導、御鞭撻を以来いただいておりますことをこの場をもって感謝を申し上げる次第でございます。  今、御質問をいただきましたように...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 上限関税の問題からお答えしたいと思うんですが、アメリカそれからEU、G20、もう最初に提案してきたときから上限関税に対する容認、上限関税を掛けよという提案をしてきているわけですね。そして、そのことを受けてG10としては、これはまかりならぬ、撤廃すべきだと...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 今のところは上限関税は上限関税、そして重要品目は重要品目と、両方ともきちっと主張しております。
○国務大臣(岩永峯一君) ちょっと関連。  岩永委員に申し上げますが、大変私ども微妙なところでございまして、これ十九年度から実施をしていかなきゃならない、十八年度にやっぱり大転換をしていく、そういう要請をそれぞれ集落だとか農家にしていかなきゃならない。その場合に、やっぱりばらま...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 先ほども申し上げましたように、もう日本農業は私は待ったなしだと、ここまで来ていると思っておりますし、今生産に携わっていただいている、年齢でもう六十七、八、九歳、これから十年たったら恐らく七十後半の年齢が中心になっていく、そして若手がどんどんまた農業から離...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 小斉平先生と同じ気持ちを私も持っております。だから今、燃油価格高騰の問題で、閣僚懇談会のときに私から、本当に日本水産がこれ壊滅してしまうと。近海漁業でも一年間に七百万ぐらいの高騰になろう、そして遠洋漁業だと三千三百万と。今でも赤なのにどうなのかということ...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) その前に、先ほどの災害の話でございますが、私、現地へ行きました。そして、もう生産者が気力も体力ももうないんだと、茫然として、何とかしてくれという悲痛な叫びをマンゴー畑や現場で聞きました。私はそのときに南部農政局長に、ともかく今農家の皆さん方が何を望んでお...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 私はたくさんの総理とともに政治をしてまいりました。ただ、小泉総理になってから、私も岩永浩美先生と一緒に政務官をやったり、また副大臣をやったり、党の副幹事長をやらせていただいたり、ずっといたしてまいりましたけれども、本当に改革に対する意欲、熱意というのはか...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 行政改革につきましては、スリムで効率化のある政府を実現すると、このキャッチフレーズに農水省も積極的に対応していきたい、このように思っております。  定員合理化については、旧食糧組織や地方統計組織について計画的な合理化を農水省は進めてまいりました。本当に...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 法人が農業参画できる。これは土地を法人に持たすことはできません。しかしながら、リースで貸して、そしてそこで効率的な農業を営んでもらうというところまで今農水省としては許容をしているところでございます。だから、今までそれぞれ外食産業とかいろいろなところに農産...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 食の安心というのは、食の安全と消費者の信頼があって安心が私はあると、このように思っているわけでございまして、農水省におきまして生産段階から消費段階にわたって科学的知見に基づいたリスク管理を徹底していくと、こういう中で食の安全を確保するわけでございますし、...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 食品安全委員会の中で、現在の米国産牛肉のBSEリスクについて中立的な立場から大変な御議論をいただいて、御審議をいただいているわけでございます。  リスク評価について、食品安全基本法に基づいて、その時点で到達されている水準の科学的知見に基づいて客観的かつ...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 先生、日本ももう二十か月齢以下については検査今やっていますよ。国が補助金出していますし、各県単位で自主的にやるということでやっていますけれども、やらなくてもいいということの基準を出したわけですね。だから、日本と同等のものをやっぱりアメリカに要求しているわ...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 私自身もそうでございますが、多くの国民の皆さん方は科学的知見を持ち合わせてないだろうと。そのことのために、公平に、専門的にその道の大家を私どもお願いをいたしまして、そして科学的な分析を行っていただいたり、科学的に御判断をいただいて、そして我々に御提示をい...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 最終結論がどういう書き方がされるか分かりませんけれども、大方の皆さん方の意見がある部分集約された、そしてそれを国民の皆さんが見て、ああそうかということだと私は思っておりますので、必ず一〇〇%かどうかというのも今後の過程を見て判断していかなきゃならぬのでは...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 先生の御心配、そのとおりでございます。私どもも家きん疾病小委員会を立ち上げまして、これこそ、科学的知見に基づき行政としては何をしていかなきゃならないか、本当に真剣に今御議論をいただいているところでございます。  外国からいろいろな状況が醸し出されてきて...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) まだ二か月そこそこですが、たまたまそれまでに約一年間、農水副大臣として常田先生とともに農水省にお世話になっておりましたし、またその以前には政務官として農水省で働かせていただいておりました。そういう経過もございまして、私は今、大臣としている仕事というのは、...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 私がちょうど九月の十三日に被災地に参りました折に、松下先生が一緒に来られまして、そして被災者の皆さん方との話も十分お聞きをいただいておりましたよね。そんなことで、私もあの現場を見せていただいて、本当に茫然とされている生産者の皆さん方に会ったときに、この方...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 一つは、堤防が決壊されて、そしてハウスを襲撃した、そしてあの時点では恐らくもう一メーターほど高いところにあったらこれは免れたと。しかしながら、それを予測してここまで上げたんだという話をしておられまして、そしてたちまち、あれバラ農家でしたかね、一億ぐらいの...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 私、現場の農協というのは大変大事だと、このように思っております。そして今、機構改革等の問題で信用だとか共済を分離せいというような話もあったかのように聞いておるわけでございますが、やっぱり現場の農協が経営がきちっと成り立って、そして営農にしろそれから購買に...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) それまでに、先ほどのコスト削減、流通の問題について、この間官邸へ行きまして、官邸と話をしていた過程の中で、今うちの農水省で指示をしているんですが、今度郵政が民営化になりましたよね。だから、民営化になった郵政と、それから漁業だとか農業の産地からの直送がどう...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 大変、日本の水産業はいろいろな環境の状況の中で疲弊してきていることは事実でございます。そして、資源も枯渇をしてきておりますし、大変、水産国日本というかつての日本の水産業が崩壊してしまうのではないか、これは燃油高騰による打撃もありますし、大型クラゲの問題も...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 燃油の価格というのは民間ベースの取引によって決まっているわけですね。それで、引下げに直接関与することは大変困難でございます。  それで、先ほども御答弁申し上げましたように、例えば一般、近郊漁業者で年間七百万、そして遠洋漁業、マグロ辺りで三千三百万という...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 直接補助ができないということでございますので、漁協に対して、仕入れだとか、いろいろな状況の中では、流通だとか、そういう部分で削減できる部分については金を出していこう、そして漁業者には経営安定の融資をしていこうと。  それと、大事なのは省エネの取組で、青...全文を見る
○国務大臣(岩永峯一君) 九月十五日に発表しました作況では一〇二なんですね。それで、豊作による過剰米を市場から隔離する集荷円滑化対策の発動が実は見込まれております。  それで、需要に応じた生産を推進する米政策改革の下で、主食用の米の需要を超える豊作による過剰米は生産者の主体的な...全文を見る