岩本久人

いわもとひさと



当選回数回

岩本久人の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
12月05日第116回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○岩本久人君 私は去る七月の参議院選挙におきまして初めてこの院に議席を得、皆様方の御理解でこの地方行政委員会の委員となることとなりました、竹下登元総理と同じ島根選挙区出身の岩本久人でございます。委員の皆さん、どうぞよろしくお願いします。また、渡部自治大臣初め執行部の皆さん、どうぞ...全文を見る
○岩本久人君 どうもちょっと答弁になってないと思うんです。ということは、あのときはどういう気持ちでそのようなことを言われたんでしょうか。
○岩本久人君 お互いさまであってもそこにはおのずと守らなければならない節度、限界というものが私はあるんじゃないかと思います。殊に渡部自治大臣の場合は、自治大臣という肩書そのものが持つ意味は、大臣あなた自身が思われるよりか地方の自治体にとってはそれはとてもとても大きな位置づけなんで...全文を見る
○岩本久人君 ということでございますので、警察庁を管理、統轄するというその責任、社会的役割、これはとても大きい問題です。しかし法的に詰めていくと、厳密には国務大臣になっているというところでそれが即法律違反にはならないということのようです。ということになれば、国家公安委員長というよ...全文を見る
○岩本久人君 ありがとうございました。  それでは本題に入りたいと思っておりますが、地方交付税法の一部を改正する法律案でこれに関連をして二、三質問をいたしたいと思っております。  去る二日に自治省が発表されたラスパイレス指数の問題であります。これは約二十五年ぐらい前から自治省...全文を見る
○岩本久人君 反対に一〇〇以下のところですね、低いところ、これは昭和四十九年に比べて六十三年度で七百三十四団体増加をして、今では実に二千五十五団体になっているというふうになっておりますが、これも合っておりますか。
○岩本久人君 そうであるならば、ラスパイレス指数というようなものを使って全国民にアピールをしていろんなことをやってこられたと。その趣旨からいけば、自治省の立場として一〇〇以下の団体については公平な行政指導をするという視点からいえば当然に引き上げるための努力を怠ってはならない、この...全文を見る
○岩本久人君 いわゆるラスパイレス指数とは何か、自治省はそれを何のために採用したか、さっきの答えで若干それが出ておりますが、明確に答弁もらうためにもう一度聞きますが、公表されるのに、都道府県と政令都市と、それから他の自治体では上位二十位までしか出されませんが、それはなぜそういうこ...全文を見る
○岩本久人君 それは間違いなく詭弁ですよ。公表の仕方を工夫すればどうでもなりますよ。だから、その点は今言われたことだけが理由だったらぜひとも改善してください。特にお願いします。  それで、今までの答弁で、いずれにしてもラスパイレス指数というものを自治省があえて採用して全国民にア...全文を見る
○岩本久人君 いや、今のは全然答弁になってないんですよ。また言うとあなたも理屈言われるから時間ばかりたつので、いずれにしても私の言う趣旨はわかったでしょう。  それで、もし私が言う趣旨に全面的に賛同できないというようなことがいささかでもあるんなら、せめて法律で決まっているそれぞ...全文を見る
○岩本久人君 今あなたは、そうは言っても自治省として技術的な助言等がと言われますが、そんな技術的な助言をしてもらわなくても、各自治体は十分勉強しておりますからそんな要らぬことを言ってもらわなくても大丈夫ですから、今後一切やめてもらうようによろしくお願いしたいと思います。いいですか...全文を見る
○岩本久人君 次に行きます。  ここに提案になっております交付税法の一部改正の法律案についてでありますが、これはその基本的な原因は、六十一年度より追加財政需要額を据え置きにしてきたというところに一番大きな問題があるんです。本来なら田中内閣時代から慣行になっていたように、当然、給...全文を見る
○岩本久人君 当初の段階で今年度のベアを見込むことは困難だと言われるが、そんなことはないでしょう、本当は。だから、その点その見通す能力は十分お持ちなわけだから、自治省は。その辺を含めてよろしくお願いいたします。  次に、この法案では四百八十一億円をそれぞれの自治体で経費節減をし...全文を見る
○岩本久人君 時間がありませんので次へ進ませていただきますが、渡部自治大臣は、ふるさと創生一兆円構想というものを発表しておられます。この内容は具体的にどういうものか。また、これは例の竹下総理の一億円の問題もそうであったんですが、私はこうしたことはいわゆる交付税というものを国の補助...全文を見る
○岩本久人君 質問をしておいて簡単にと言うのは大変失礼なことで、かつ矛盾するかわかりませんが、御協力をお願いします。  それで、今の一兆円構想は渡部自治大臣は、新聞報道によれば十一月七日に和歌山で発表されている、こうあるんですね。しかし、この問題は国会にももちろんまだ出てない。...全文を見る
○岩本久人君 次にいきます。  大蔵省は今度の補正予算で一兆五千億繰り上げ返済をするということを言っておるようであります。そんなゆとりがあるのならこれは当然地方公共団体にすべて交付すべき問題だ、地方財政法に基づいて自治体間の財政調整を保障するように、その意味で使うべきだ、こう思...全文を見る
○岩本久人君 そのことは事前に相談があったわけですか、大蔵省から。
○岩本久人君 時間がありませんので、次に竹島の問題について伺いたいと思います。  この問題は、島根県隠岐郡五箇村に位置するということで、ずっと以前から、神代の時代から私たち県民は固有の領土だということで頑張ってきておりますが、最近は御案内のように韓国警備艇による拿捕事件とかいろ...全文を見る
○岩本久人君 不法に占拠されている、こういう立場だと、こういうことですね。
○岩本久人君 それでは、竹島問題に関する過去の紛争の経緯と、それから韓国側が領土権や漁業権についてどのようなことを言っており、それを我が国としてはどのように理解しているかということについて、できたら簡単にお願いしたいんですが。
○岩本久人君 十一月十五日に日本漁船がこの水域で韓国警備艇に拿捕されたということがあるんですが、そのときの状況と対応についてお伺いいたします。
○岩本久人君 つまりそれは、韓国側が主張する竹島周辺は韓国側の領土だということについて、日本側から見れば、いやそうじゃない、そこは日本の領土の中だということの主張をしたらそれが通ったと、こういうふうに受けとめていいわけですか。
○岩本久人君 簡単にいかぬとは思うんですが、竹島は我が国の領域内だと、こういうことが通ってということならば、竹島の現在韓国の警備員が十人程度常駐しているというものも、どうぞ御遠慮ください、お引き取りくださいということが言えるわけなんですね。ところがそれをなかなか言えないということ...全文を見る
○岩本久人君 我が外務省としても、毎年のように一生懸命やっておると言われますが、私も一生懸命調べてみましたが、その一生懸命というのが本当の一生懸命かどうか大変疑わしいんですよ。  それで、その一つの証拠といってはなんですが、毎年外務省が出しておる外交青書というのがありますね。こ...全文を見る
○岩本久人君 ただ、あなたが今言われたことが、あなたがまじめに本気で言っておるんなら、 それは国民全体の常識、なかんずく日々そのことで難渋をしておる地域住民の気持ちとはかなり大きくかけ離れていますよ。この世の中、どんなことでも理屈をつけることは可能です。しかし、今のはどう見ても...全文を見る
○岩本久人君 言うまでもなく、この竹島問題というのは漁業の問題ではありません。その問題は二次的な問題だ。あくまでも領土権ということですから、そこの原則を踏まえて、私がきょういろいろ申し上げたその趣旨をしっかり受けとめていただいて、少なくとも関係地域住民から見て、今の国民から見て、...全文を見る
○岩本久人君 ぎりぎりの努力を続けておるし、今からも続けると言われますから、半年先、一年先にもう一回質問しますから、本当にそうなったかどうかをちょっと確認させてもらいたい。今までそれがどうもないと思っておりますので、そのことを特にお願いしておきます。  これに関連をして次に文部...全文を見る
○岩本久人君 実はちょっと答弁が足らぬけれども時間がないんでまた聞きます。  それでは最後に、竹島問題についての自治大臣の見解をちょっと聞きたいんです。
○岩本久人君 最後に、福岡県苅田町の住民税不正流用事件についてお伺いいたします。  この問題は、六十二年四月の事件発覚以来、現職の町長が深く関与する形の中で多額な住民税が不正流用されたという全国民的にも大変衝撃的な疑惑事件であります。しかしこれは、検察当局では証拠不十分で不起訴...全文を見る
12月12日第116回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○岩本久人君 私は、地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。  衆議院本会議の関係で大臣が途中で中座されるということですので、通告をした範囲内で先に大臣にお聞きしたいことを取り上げていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  ま...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、今の問題はいわゆる地方自治というものの根幹にかかわる問題であります。大蔵省が単に財政的な見地で云々することではなくて、今局長言われたように、国と地方の役割分担というのが原則ですから、どのような分担をして住民にサービスするか、ここにあると思いますので、...全文を見る
○岩本久人君 私に与えられた時間は九十分ですので、ちょっと時間が足りませんが、せめて大きなところだけでもいいですから、大体どういったところが何件何件。それと補助金の額ですね、二千三百五十六件のうちの例えば農水省が幾ら、厚生省が幾ら、建設が幾らで、総額幾らになるというのをお願いしま...全文を見る
○岩本久人君 補助金の件数が二千三百五十六件で、補助金の総額が十四兆七千四百億というんですから約十五兆円ということですね。つまり、年がら年じゅう何万人という人が全国から集まってきてこの十五兆円という補助金をいかに獲得するかということで、オーバーに言わしてもらえば狂奔している、こう...全文を見る
○岩本久人君 私もそうでなければならないと思っているんです。そうすると、二千三百五十六件のうち、陳情があろうがなかろうが交付していかなければならない補助金、つまり法律で決まっている補助金は、この二千三百五十六件のうち幾らありますか。
○岩本久人君 十二兆幾らと言われましたか、それと何%。もう一回。
○岩本久人君 約十五兆円のうち十三兆円弱、約八五・何%というものはきちっとした法律に明文化されておる、そして具体的には省令だとかいろんな規則によって決まっているわけだから、陳情が多かろうが少なかろうが、あるいは全くなかろうが、その法律に従って交付していくというのが原則ですね。その...全文を見る
○岩本久人君 そういう制度になっている、そういう仕組みになっているということですね。だけども、現実には年末になれば各県の知事から県会議長から市長から市議会議員、あるいはいろいろな団体の方々が大挙して東京へ東京へと来られる。どうしてだと思われますか。答えにくいですか、答えられればち...全文を見る
○岩本久人君 財政局長にお伺いしたいんですが、私の経験からすれば、あるいは目の当たりにした状況からすると、特に年末の予算時期、ピークのときは、全国三千以上の自治体のほとんどの自治体がことしは我が町は、我が村は一回も東京に陳情に行かなかったというものはほとんどないと思うんですがね。...全文を見る
○岩本久人君 それで、こうしたことに関心のある人の試算でいくと、年間三百億以上というんですよ、この陳情に要する経費が。例えば、今の一万人の、一人十万円にしても十億円、これは旅費だけ。だから、そういうことが年がら年じゅういろんな形でやられておるという実態であるということをまず押さえ...全文を見る
○岩本久人君 必ずしもぴたっと答弁が合ってないと思うんですが、まあそれはそれで、お互いさまという部分もあるんでしょうからおきます。  もう一度自治大臣に聞きたいんですが、小さな村にとって、年にわずか数回であっても、一回十万円の十人の陳情団を出すということは、一回でも百万円かかる...全文を見る
○岩本久人君 私も、いわゆる直接訴えるという陳情の効用というものが皆無だとは言ってないんですよ。ゼロとは言わない。しかし現状は余りにもむだが多いと思いませんか。そのことに答えてもらえませんか、私が聞いたことに。  もう一回言いますよ。補助金のうちの八五%は陳情があろうがなかろう...全文を見る
○岩本久人君 大変失礼な話ですが、もうちょっと僕が言うことを素直に聞いて素直に答えてくれませんか。何かさっきから聞いていると、幾ら僕が言うことに利があっても、とにかくあいつの言うことはもう認めぬと、こういう姿勢に見えます。  私が言っていることがわかりませんか。私が言ったのは、...全文を見る
○岩本久人君 財政局長さんにお願いしたいんですが、今大臣言われたように、私ももう今の陳情行政、陳情合戦といいますか、これは私は常軌を逸しておると思うんですわ、冷静に一つ一つのその陳情行為というものを見れば見るほどこれはもう大変なことです。ということですから、全国の各自治体に対して...全文を見る
○岩本久人君 今の財政局長の答弁は、現在の陳情というその状況を見ればほどほどを超えた部分も随分あると見受けられるので、いろんな機会を通じて各自治体に指導をしたい、こういうふうに言われたと思いますが、それでいいんですか。
○岩本久人君 この分で余り時間とれないんですが、もうちょっと素直に聞いてもらえませんかね。僕が言う意味はわかりましたか、局長さん。僕が言う三つのこと理解できますか。それをちょっと聞きたい。
○岩本久人君 ということですので、ひとつ私は厳重に指導をしてもらいたい、こう思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  それでは、年金法の問題にちょっと入りたいと思っております。  去る十一月三十日に衆議院を通過しましたこの法律については、この原案は百十四国会、具体的には...全文を見る
○岩本久人君 いや、私は大臣に聞きたかったわけですが、私が言いたいのは何かというと、長くかかった一番大きな理由は、やっぱり六十五歳の問題でしょう、参議院選挙でリコールされたところの六十五歳の問題ですよ。  それで、私が今聞きたいのは、もう一度大臣に、閣議決定をされた六十五歳とい...全文を見る
○岩本久人君 答弁もほどほどの時間でひとつお願いします。  いや私が聞いたのは、つまり閣議決定をされた内容というものには絶対的自信を持っているということですか、今でも。
○岩本久人君 そうしますと、現在五年間凍結ということになっておるわけですから、あの閣議決定は今も生きている、こういうことですね。
○岩本久人君 ということは、この地共済のこの年金も、将来的には六十五歳というあの閣議決定に基づいてやっていく、こういうことですね。
○岩本久人君 時間がなくなりましたのでちょっと早口で質問しますので、答弁の方も早口で簡単にお願いします。  公務員共済年金制度改定問題に係る雇用問題検討委員会が設置されておりますが、その検討状況とそのメンバーはだれか、ちょっと教えてください。
○岩本久人君 メンバーは。
○岩本久人君 つまりあて職ということですね。  そうすると、この六十五歳問題は、地方公務員の定年制問題との関係はどのように考えているんですか。
○岩本久人君 その定年の問題も、現在は経過措置で実質的には五十八歳になっているわけですが、そういう過程の中でこういうようなことを提案するということ自体が、その対象者から見れば極めて乱暴な提案だというふうに私は思っているわけです。そのことについての共済年金の受給者の方々がこの年金に...全文を見る
○岩本久人君 特に私が問題だと思うのは、今大臣が言われたように二十年先のことですから、ということは昭和二十一年四月二日以降に生まれた者たちから六十五歳支給になる、こういうことですね。つまり、現在四十三歳、四十四歳というような、まさに働き盛りの方であるということ、それから、現在の年...全文を見る
○岩本久人君 さっき大臣が言われたように人生は八十年から九十年へと延びているということを考えてみても、六十五歳問題というのは第一線で頑張ってもらっている警察官とか消防職員にとってはこれは大変な問題だろうと思うんですが、この点はどのように考えておられますか。
○岩本久人君 衆議院でのいろんな経緯の中でこの問題は五年間凍結ということですから、五年後をめどにまた新たに議論をしていくことになるわけですね。  ただ、これは地共済のみならず、それらが果たしている役割を考えてみたら地方行政全体にとっても大変重要な意味を持っておると思うんです。ど...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、平成七年における公的一元化の問題というところが一番の大事なことですね。まずいわゆる公的一元化の姿をどのように考えておられるか。これは厚生省と自治省と両方答弁してもらいたいと思います。
○岩本久人君 今若干答弁もあったのですが、特に組合が問題にするのは、その場合地共済がどうなるか、こういうことですね。特に二階部分、三階部分のところについて、あなたも言われたように自律性をとにかく確保するということが一番重要な問題だと思いますが、その点は、もう一度。
○岩本久人君 平成二年から六年までの五年間の措置が今やられておるわけですが、それ以後の鉄道共済の見通しはどうなるんですか、それを聞きたいんです。
○岩本久人君 今回の措置で地共済は二百十六億円を負担する、こういうことになるわけですね。これはどのように措置されるお考えですか。
○岩本久人君 とりあえず積立金から支出するということではあっても、その意味は組合が負担するということと変わらぬわけですよ、それは。
○岩本久人君 まあやむを得ないということなのかもわからぬですが、問題はやっぱり残ると思います。  ところで、地方公務員共済組合連合会の資料によると、今回の将来収支見通しは平成三十二年で千分の三百九十となる。この千分の三百九十とはその二分の一が組合の負担であるということを思うと、...全文を見る
○岩本久人君 基礎年金拠出金に対する公的負担の割合ですね、現在の三分の一を二分の一に引き上げるべきじゃないかということでいろんな努力を関係者の中でやられておるわけですが、そのことについての見解を伺いたいと思っています。
○岩本久人君 今回の年金額の引き上げの内容と、それから衆議院で修正をされた六カ月間さかのぼるという問題、これに対する所要額をお願いいたします。
○岩本久人君 今回の改正で引き上げの対象から外された部分がありますね、それをどのように理解しておられるか、お願いしたいと思います。
○岩本久人君 次に、いわゆる恩給との格差問題ですね、時間がありませんのではしょることを許してください、それをどう思われるかということと、それから軍人恩給・遺族年金、これの引き上げの内容についてこの際お聞かせ願いたいと思います。
○岩本久人君 確かに再評価したときには追いつく、しかしまた次に再評価するまでこういう格好になるわけでしょう。そうするとここのところが結局谷間になって、格差というものが依然と残るという不満があるんですね。その点どう思われますか。
○岩本久人君 やむを得ない差というふうに言ってもらうとそれこそ身もふたもないということになるんですが、特に恩給期間と共済年金がまたがっているものについては、やはりスライド的な措置をとる必要があるというように私は思うんですけれども、その点どのようにお考えでしょうか。
○岩本久人君 時間があと十分しかありませんので、ちょっとまとめて質問させていただきたいと思います。  次に、年金の支給回数の問題です。今回の改正で年六回になるということで、それなりに評価をするものですが、しかし、受給者の気持ちからいけば、やはり毎月支給ということに努力すべきでは...全文を見る
○岩本久人君 今言われた事務局体制の問題ですが、現在でも、本部に集中したということから事務量の増大で大変第一線現場では困っておられるというふうに聞くんですが、現在の事務局体制のまず現状と、それから今度改正されることに伴って業務量が一時的、あるいはその後恒常的にふえますね。そういう...全文を見る
○岩本久人君 過去十年間における地方公務員共済組合の受給者の数と、それから、本部に集中された三年前と今とでは、対応される職員の数、その比較はどうなってますか、お伺いします。
○岩本久人君 それは機械化等の問題があるにしても、ふえたのに減っておるというのは、どこかに大変大きな支障が出ておるということが十分予想できますので、その辺はやっぱり十分体制の確立にもひとつ今後御努力をお願いしたい。要望しておきたいと思います。  そこで、支給事務の費用の増加につ...全文を見る
○岩本久人君 次に短期給付問題について質問をいたします。  地方公務員共済組合の短期給付の現在の財政状況はどのようになっておるのかお伺いいたします。
○岩本久人君 そこで、この改正案では、短期給付について全国市町村共済組合連合会において新たな財政調整事業を実施するとありますが、この新たなというのはどういう内容か、また、財政調整事業の内容で特に「自治大臣が指定するその他の組合」というものがありますが、これは何かということですね。...全文を見る
○岩本久人君 老人保健拠出金や退職者医療拠出金の増大というものが実はこの短期給付の財政の悪化の原因だ、こういうふうに聞いているんですが、御存じのように、現在老人保健審議会で老人保健法の見直しがされていますが、これがどうなっているのかお伺いいたしたいと思います。
○岩本久人君 それで、この老人保健拠出金の加入者按分率の問題ですが、これを一〇〇%にするということには私どもは反対をする立場をとっておるんですが、当面現行の九〇%から段階的に引き下げる、これは審議会の意見書でもそのようになっていると思うんですが、そのことについての見解をお伺いした...全文を見る
○岩本久人君 今の問題で、所管する自治省としてどのように働きかけられるか、努力をされる方針かお伺いしたいと思うんです。
○岩本久人君 今の財政状況ですね、短期給付の。今後常識的に考えてみても悪化するということが十分予想されることを考えると、やはり組合健保と同じように、掛金割合についてはいわゆる労働者側の負担を軽減するということを自治省としても本気で考えてもらう必要があると思うんですが、その点につい...全文を見る