岩本久人

いわもとひさと



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岩本久人の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第118回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○岩本久人君 私は持ち時間が一時間でありまして、大きく分けて二点のことについて質問いたします。一つは、先ほど消防庁長官から概要説明がありました長崎屋尼崎店の火災の問題であります。他の一つは、ただいま自治大臣からお話がありました地方交付税法等の一部を改正する法律案についてであります...全文を見る
○岩本久人君 ありがとうございました。  次に、消防庁長官に伺いますが、先ほどはいわゆる事柄の概要を述べられただけだと思うんですが、長官として基本的にいわゆるこのようなことの今後の防止のための防災対策で何が一番重要だと思われますか、お伺いいたします。
○岩本久人君 関連いたしまして警察庁に伺いますが、一部マスコミでは、これは放火だというふうに報じておりますが、その点を含めどのように現在考えておられるかお伺いいたします。
○岩本久人君 それでは今後の予防の問題で消防庁長官に二、三質問したいと思うんです。  第一に重要なこととして初期消火の問題を先ほど挙げられましたが、やはりその重要なポイントはスプリンクラーの設置だということだと思うんです。しかし、このお店も規模的な問題等でその設置義務がなかった...全文を見る
○岩本久人君 それはいつごろをめどに検討結果が出るんでしょうか。
○岩本久人君 そうすると一応盆ごろがめどと、こういうことですね。わかりました。  そこで、いわゆる法の基準以下ならいいのか悪いのかという議論ですが、スーパーとかデパート というのは現在どういうことになっているかというと、例えば学校とかホテルとかというのはどちらかというと利用者...全文を見る
○岩本久人君 わかりました。  それで、今回の問題で極めて重要なことは、マル適マークがあるのにこういう状況になったということでありますから、現行のマル適マーク制度そのものに問題があるんではないか、こう思うんですが、その点についてだけ簡単にお願いします。
○岩本久人君 その問題では、私は罰則がほとんどあってないようなものだというところが非常に重要な問題だと思っています。その点は一応私の意見を言っておきます。  それから、今回の問題で、五階は収容人員の基準に達しないために救助用の避難袋が設置されていなかったとか、パートの職員等に対...全文を見る
○岩本久人君 職員の防災教育の問題とかいろいろありますが、またこの次ということなんで、きょうは基本的な問題だけでやめます。次に譲ります。  次は、今言われました設備の問題で、建築基準法の問題について建設省に伺いたいんですが、建物の構造上の問題はなかったのかどうか。先ほど私が言い...全文を見る
○岩本久人君 今私が言ったヘリポートの問題とか隣棟への問題は。
○岩本久人君 バルコニーじゃない。隣への……
○岩本久人君 いずれにしても物すごい数の施設がある中で、そのたくさんある数のどこにもそういった危険がいっぱいだということであります。行政がそれを求めるということになれば、勢いそこの職員がそれだけ過重労働を強いられるということになるわけでありますから、ひとつ消防庁長官、人的な体制を...全文を見る
○岩本久人君 時間がありませんので、次に地方交付税法等の一部を改正する法律案について伺いたいと思っております。  まず第一点は、今回の補正で結局一兆五千九百五十九億円の増額になる、こういうことであります。しかし、そのうちの六二%を地方自治体に交付する、残りについては返済とかその...全文を見る
○岩本久人君 私が質問いたしました基本的な趣旨は、予想以上に地方の団体の公債費負担比率が高いということから言ったわけです。現在一五%以上のところが大体五割を超えている、また、危険ラインと言われる二〇%を超えたところが二割以上あるということを思ったときにその辺の配慮はどうされるのか...全文を見る
○岩本久人君 今言われた趣旨でいくならば、今回のこの措置でも、財源対策債の償還基金にもっともっと、特会の借入金を返済するより以上のものを措置されてもよかったんじゃないか、このように思うんですが、このようになった、なぜそういう判断をされたかという理由と、今回の措置によって財源対策債...全文を見る
○岩本久人君 今回とられた方法というのは財源対策債の償還基金を積み立てるという方法になっておるんですが、わかりやすく言えば、それなら繰り上げ償還をしてはどうかということになるんではないかと思うんですね。地方団体の側からいえばその方が有利だというふうに思うんですが、その点どういうこ...全文を見る
○岩本久人君 今の問題は、債権者の利益を考えた場合難しいということのようですが、私が言ったように、対住民の利益からすればどちらがいいのかということもありますので、またひとつ知恵を出してもらいたい、検討してもらいたいということを言っておきたいと思っております、今後の問題としてですね...全文を見る
○岩本久人君 簡単にひとつ。
○岩本久人君 次に、交付税特別会計における借入金のうち、今回総合判断をされて六千九十六億円を返済されておるということになっておるわけですね。そこで、この返済計画によると、平成三年度から平成十二年度までとなっているわけでありますが、これだけ返せるということからすると、その期間がなぜ...全文を見る
○岩本久人君 この説明によりますと、「平成元年度国の補正予算による地方負担の増二百三十七億円」というのがあります。これは中身は何ですか。
○岩本久人君 それの具体的な措置の方法はどうなっているんですか。
○岩本久人君 いや私が言ったのは、それならそ れで、じゃこの中身は今回関係議員に配ったこれのどこに書いてあるか、それが全くないではないかということを私は言いたいんですよ。それを当然参考資料として配るべきではないか、これはここに入っていますと。こういうことについてどうですか。
○岩本久人君 彼らがわかっても我々がわからぬでどうするんですか。
○岩本久人君 今の関連ですが、新規の建設分の助成について自治体の一般会計からの出資比率を官庁速報等を見ましたら、今後は一〇%から二〇%に引き上げるということのようですが、この理由、どうしてこうなるのかということですね。  それから、この負担割合は平成二年度から五カ年間ということ...全文を見る
○岩本久人君 この説明によりますと、「平成元年度分地方債の縮減千五百億円」とありますが、なぜ千五百億円なのかお伺いいたしたいと思います。
○岩本久人君 今の点は、実はいろいろ私も意見を持っていますが、またこの次のときにします、きょうは時間がありませんので。  それと、いわゆる起債の充当率ですね、これが毎年の地方財政計画が発表されるときに初めて出てきて、率直に言って、それが異動するごとにそれぞれの地方公共団体は右往...全文を見る
○岩本久人君 つまり充当率の決定は地方交付税法の審議をにらみながら、そこで意見を聞きながら自治大臣が決定する、こういうことですか。
○岩本久人君 ということになると、そのことは自治大臣に一〇〇%の権限があるということになるわけですか。
○岩本久人君 また勉強しました。  自治大臣にお伺いいたしますが、地域振興基金二千五百億円というのがありますが、この目的と二千五百億円というその額の根拠は何ですか、お伺いいたします。簡単に、時間がありませんから。
○岩本久人君 二千五百億円というその数字は逆算で出したということですか。
○岩本久人君 この受け皿はどういうことになるんですか。
○岩本久人君 単位費用が書いてあるから計算すればわかるんですが、大まかにいって大体各県にどの程度、各市町村にどの程度か。またその他の事情を参酌して補正するというのが附則四項にありますが、そのことを含めて説明してください。
○岩本久人君 先ほどもちょっと話がありましたが、この使途については全く白紙なんですね。ちょっとそれを確認しておきたいと思います。
○岩本久人君 特別交付税の問題について入りたいと思うんですが、今回もまた六%で五百九十二億が計上されている。その結果、七千八百六十億円というんですから、実に八千億という大変な額になっている。まず、特別交付税という性格からして、平成元年度のこの額そのものの評価をどのようにされている...全文を見る
○岩本久人君 時間が来ましたので最後になると思うんですが、私が今質問をさせていただいた趣旨というのは、地方の方は喜んでもらえるだろうということですが、いわゆる地方交付税というものの立法の精神から見て、普通交付税というのと特別交付税というのがある。これは昭和三十三年からその率という...全文を見る
○岩本久人君 大体そういうことです。
○岩本久人君 ゼロにしろとは言ってないですよ。
○岩本久人君 ちょうど時間になりましたのでこの次また続きをやりたいと思います。よろしくお願いをいたします。
06月01日第118回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○岩本久人君 まず、自治大臣にお伺いいたしますが、去る四月二十六日に、選挙制度及び政治資金制度の改革についての答申というものが出されました。今や我が国におけるこの問題は最重要テーマだと全国民が注目をしていることと思って おります。私もこの問題につきましては、従来からとても大切な...全文を見る
○岩本久人君 自治大臣のすべてをかけて不退転の決意で取り組むという大変力強いお言葉をいただきまして、私も積極的に私の意見も勇気を持って出していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  ところで、この答申は、国政選挙、なかんずく衆議院の選挙制度というものを中心に置...全文を見る
○岩本久人君 では、その郡市というものはいつ制定されたものでしょうか。
○岩本久人君 具体的には何年ですか。
○岩本久人君 明治二十三年制定ということですから、ことし議会制度発足百周年ということですから、原則的には、百年前に決まった市と郡というものを基準に置いて現在の県会議員の選挙区が区割りされておるということでございます。そのことをまずひとつ確認をしておいて、次に入ります。  では、...全文を見る
○岩本久人君 全体の数は。
○岩本久人君 ただいまの答弁でいくと、全国の全県会議員の選挙区が千二百三十四。そのうち五百十九ということで実に四二・一%というような高い率の一人区が存在する。文字どおりこれこそ小選挙区制の最たるものだと思うんですが、そのうち一人区が最も多い県はどこで、最も少ない県はどこでしょうか...全文を見る
○岩本久人君 では、一人区が県内の全選挙区のうち五割を超えるところ、具体的な県名を挙げてお願いします。
○岩本久人君 以上、十一県が超える、こういうことでございますね。それを確認して、次に進みます。  なぜこのように一人区が多いかということの原因の一つに、私は、公選法の十五条四項、つまりその後あるいはそのとき他の自治体が割り込んでいるために飛び地になっている、それをそのまま認める...全文を見る
○岩本久人君 ここで私は一つの例を申し上げたいと思うんです。冒頭申し上げたように、私はこの問題に十年間一生懸命取り組んでおりますのでそれなりに研究したつもりでありますが、私の調査でいけば、島根県の簸川郡の選挙区、竹下元総理の斐伊川の一番河口のところの郡でありますが、この簸川郡は人...全文を見る
○岩本久人君 私は、事前にこの二人の課長さんに来ておいてもらいたいと言っておったんですよ。何で来ないんですか、その理由を聞きたいんです。
○岩本久人君 それでは、続けます。  この八十八ページにこう書いてある。十五条の四、それの(ア)に、   いわゆる飛地をなしている郡の区域について、この取り扱いをするかどうか、この取り扱いをする場合において、いかなる区域をもつて郡の区域とみなすこととするかを当該都道府県におい...全文を見る
○岩本久人君 これを書かれたときにあなたが決裁されているかどうかはわからぬですが、私はそれは若干違うと思うんです。またそれは詳しく聞きますけれども。  いずれにしても、飛び地の選挙区を合わせて一つの選挙区にする。つまり一郡一選挙区という十五条の四項の原則に近づけるという努力をす...全文を見る
○岩本久人君 ということは、やはり憲法の基本的な理念である国民主権という考え方、そして議会制民主主義というものを追求するための手段である公職選挙法という法律、その理念から考えてみて、できるだけ住民多数の意思が一つ一つの選挙には反映されるべきである、その考え方に立脚して私はそうなっ...全文を見る
○岩本久人君 そこで、さっき私が言った県会議員選挙のあるべき姿から見て、私はこの簸川郡の選挙区、中国五県に他にない選挙区については、飛び地の三カ所がそれぞれの選挙区ということに今なっているわけでありますが、これを一郡合わせて三名区の選挙区にするということをした方がさっき私が言った...全文を見る
○岩本久人君 公職選挙法という法律、これの解釈がまちまちであるということはあってはならないことですと私は思うのです。原則は市と郡だということで、ほかのところではそうなっているにかかわらず、ここだけはこういうふうに三つに分かれて小選挙区になっている、その結果はどういうことになるか。...全文を見る
○岩本久人君 それじゃ、両課長さん、自己紹介をお願いいたします、私は初めてなもので。
○岩本久人君 それじゃ両課長さん、わざわざおいでいただきましてありがとうございました。  あなた方の責任で書かれたこの逐条解説のことで先ほどから自治大臣、それから選挙部長さんともやりとりをしておりますので、原則として部長さんがお答えのようですが、執筆された責任者であるあなた方と...全文を見る
○岩本久人君 原則に近づける努力は必要だということでありますので、私はこの問題はきょうはこの辺でおきたいと思います。くれぐれも申し上げますが、それぞれの県議会独自でそのような努力を期待しても絶対に近づけることにならないという状況認識こそはしておいてもらいたい。だからこそ、法律の解...全文を見る
○岩本久人君 選挙部長、合区すればその地域の選挙区はなくなるという意味のことを今言われたけれども、それは全然違いますよ。私が今ここで一言一言言っているのは、十年間一生懸命研究して言っているわけですから真剣に答えてもらわなければ。合区したらそこの選挙区は有権者がなくなるわけですか、...全文を見る
○岩本久人君 さっきから私が言っておることからすればそれは次元が低いわね。  ところで、私が最も理想的だと思う一人区が全然ない鳥取県の選挙区、どういう経過でこれは一人区はゼロなんですか、せっかくですからお伺いいたします。
○岩本久人君 私は隣の県ですからその辺の事情を知っておるんですが、鳥取県からは代々自治大臣が出ておるんですね、石破さんからこの間は坂野さんでしたか、そういうようなことも作用しておるのかなと思って、現在の自治大臣の選挙区を見たら、やっぱりさすがです。十四選挙区のうち一人区は一選挙区...全文を見る
○岩本久人君 大臣、あと五、六分ぐらいしかないから一言ほど聞きたいんです。  私が聞いたのはそう聞いてないんです。百年前に決められた郡という行政区域、そういう実体のない郡というものをもとに現在の全国の選挙区が決められているということ、そのこと自体をどう思われるか、こう聞いただけ...全文を見る
○岩本久人君 では、時間がありませんので次へ進みますが、四月二十六日に受けられたあの答申、今後基本的にはどのように進めていかれるのか、大臣にお伺いしたいと思います。
○岩本久人君 政治改革、選挙制度を改革するという国民の期待があることは私も承知しておりますが、小選挙区ということについての国民の期待はないということを先ほどから私がるる協調したことでまず御理解を得ておきたい、これをまず調しておきます。  せっかくの機会でありますので、一部マスコ...全文を見る
○岩本久人君 その作業が済むのはいつごろですか。
○岩本久人君 時間がありませんので、この問題は一応以上でおきたいと思いますが、区割り作業なんというものは私はとても事務的にどうこうなるものではないと思いますので、できるだけ早く返上されたらいい、こう思っておりますが、これは余談ですが、一応つけ加えておきます。  次に、国会決議に...全文を見る
○岩本久人君 あと二分しかありませんので、次の点に入りますが、警察庁に伺います。  少年法の問題であります。具体的には少年法四十一条、四十二条の問題ですが、実は大変多感な時期にある、また大変複雑な社会環境の中で揺れ動く少年の健全な育成、発展を図ることは大変難しいことだということ...全文を見る
06月12日第118回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
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○岩本久人君 私の持ち時間は九十分でございまして、大きく分けて五つの項目について質問いたします。よろしくお願いいたします。  まず最初の質問は地方交付税法の改正案についてであります。  御存じのように、臨時行政改革推進審議会、いわゆる新行革審というんですか、これが十二月二十日...全文を見る
○岩本久人君 この答申に盛られておる多くの問題について、必要なことについて関係地方団体に対し指導、要請を行う、こうなっておるんですが、具体的にはどういうことをやられておるんですか。
○岩本久人君 個々の問題につきましては後からゆっくりお尋ねをしたいと思いますが、昨年の十二月二十九日に閣議決定をされたその内容、つまり国と地方の関係等に関する改革推進要綱によると、「総務庁は、答申の指摘に沿って、本要綱の実施状況のフォローアップなどその実施の推進に当たるものとする...全文を見る
○岩本久人君 答申書を全部ここに私持っておるんですが、これを見ると、別紙第一、第二、第三とあるんですね。  そこで、その問題についてお伺いいたしますが、別紙第一の個別事務権限の委譲等、第二の個別の国の関与・必置規制の廃止・緩和等、そして三つ目が個別補助金等の整理合理化等で、各省...全文を見る
○岩本久人君 たくさんの法律改正を伴うから個々でなくて一括して、一本の法律にして国会に提案する、こういうことですか。
○岩本久人君 そのものをいずれ出すと言われましたが、めどはいつごろですか。
○岩本久人君 大事な部分はまた後から言いますが、もう半年たっているわけです。半年もたっているのに今ごろになって今後どのように扱っていくかというようなことをするということは大変遅いと思っておるんです。その点はまた後でやります。それは一応おいておきます。  次に進みます。十分御承知...全文を見る
○岩本久人君 私が聞きたいのは、書いてある項目を読んでもらいたいと言ったわけじゃないですよ、私はわかっておって質問しているわけだから。そうでなくて、いつごろをめどに具体的にどういう方法で実施に移していくのか、こういうことを聞いているわけですよ、再度答弁をお願いします。
○岩本久人君 今の時期の問題で、今あなたは総務庁が言われたような時期と、こう言われたね。それじゃ総務庁が言われた時期というのはいつごろですか、全然わからないじゃないですか。
○岩本久人君 次の通常国会ということですので、期待をして次に進みたいと思います。  答申の推進要綱では、なお書きとしてこのようなことを書いてありますね。これは大変重要なことなのでちょっと読みます。「答申に沿った改革を進めるに際し、地方制度等に関する事項について更に専門的・具体的...全文を見る
○岩本久人君 今自治大臣が言われた打率の問題ですね。私も今からそこのところを取り上げようと思っていたのですが、一つは今言われたこの地方制度調査会の中に国会議員が入っているということですね。この中にも数人の方がおられるわけですが、そのことは自治大臣自身としていいことだと思われますか...全文を見る
○岩本久人君 わかりました。  それとさっき言われた打率の低い大きな要素としてよく例えに出されるベルリンの壁より厚いと言われる各省庁間の縦割り先行の中にあって、どこかがまとめていろんな意見を整合させる、一つの案をつくり上げるということの難しさというものがあると思うのですね。それ...全文を見る
○岩本久人君 せっかく諮問をしたことが報告どまりになっているというようなことをちょっと聞いたんですが、しかしこれはこの調査会というのは地方制度調査会設置法という法律に基づいて内閣総理大臣の諮問機関であるということを思った場合、報告にとどまっているということはそのこと自体いかがなも...全文を見る
○岩本久人君 既に三十分たちましたので、次に進みます。  この答申の六番目に「地方自治体の自己改革の推進」という項がございます。それで、ここの目玉は私は住民の参加機会の拡大ということだと思うんですね。その中では、新聞報道等で私は知ったことですが、国、地方小委員会の報告の素案の中...全文を見る
○岩本久人君 あなたは税務局長さんですね。現在の地方税のあり方とかあるべき姿とかということの答弁としては私はそれはわかる。ただ、私が言ったのは、かつて広島県知事までやられた宮澤弘参議院議員、大先輩でしょう。しかも、私が一番言いたいのは、この考え方は地方自治の原理、原点に基づくもの...全文を見る
○岩本久人君 本当に御尊敬を申し上げておられるなら、今からでも遅くないから、ひとつ勉強に行かれるという姿勢がやっぱり謙虚でいいですよ、それは。愛される高級官僚として今後成長されるために、大成されるためにも、ぜひともそうしてあげてください。必ず得るものがあると私は確信しております。...全文を見る
○岩本久人君 ただいま取り上げておる新行革審の答申ではこう書いてあるんですよね。これは財政局長にお伺いいたします。財源余剰が見込まれる場合には交付税特別会計の借入金の償還等に優先的に充当せよと、こう書いてあるんです。  今回の今審議しておる交付税の改正案では、その交付税特別会計...全文を見る
○岩本久人君 そこで、一つ伺っておきたいんですが、現在のような予算編成のスタンスでいくと、財源対策債償還基金費とか交付税特別会計の借入金、これは平成二年度末でどの程度の残高になると思われますか。
○岩本久人君 そうすると約二兆円弱。今年度と同じような措置をすると平成三年度ではゼロになるという可能性もある、こういうことですか。
○岩本久人君 大臣の答弁も含めて総合的に判断をすると、今回の交付税の改正案等でそういう措置はするけれども、依然として地方財政全体としては六十七兆円になんなんとする借金があるわけだから厳しいという認識で今後ともやっていかれる、こういうことですね。――わかりました。  では次へ進み...全文を見る
○岩本久人君 さらにこの答申では、地方交付税法第六条の三の第二項の規定による国と地方間の財源調整の見直しというのを提言していますね。これは具体的にはどういうことなんですか。何を言おうとしているのか、またそのことについての自治省としての見解を伺いたいと思います。
○岩本久人君 わかりました。  次に、東京一極集中といったようなことに象徴されるように、現在各地方自治体間における財政力の格差というのは年々拡大いたしているというのが実情だと私は思っております。それで、これに対しては基本的に私は地方交付税の算定をより適正に行う、その基準の見直し...全文を見る
○岩本久人君 さらにまた「地方財政計画について、必要な場合、年度内収支増減を反映した年度内再計算を行い又は翌年度以降の収支見込額にその増減額を反映させる仕組みを検討する。」と、このように書いてあるんですね。これについて自治省はどのような見解をお持ちでしょうか。
○岩本久人君 答申の問題は以上でおきまして、次に、自治大臣に特別交付税の問題についてお伺いいたします。  去る三月二十六日に、私はこの場で大臣に特別交付税のあり方の問題について私の考えを申し上げて、大臣の見解も伺ったんですが、その後時間をかけて考えてみてもどうも理解しがたいとい...全文を見る
○岩本久人君 私も軽々に全部どうせい、こうせいと言っておるわけではない。今大臣が挙げられた一つの例、大変な降雪のときに特交があって助かるとか、しかし、そういった例のときに特交でないと措置できないということの方がおかしい。ほかの方法で幾らでも措置することができるということになるわけ...全文を見る
○岩本久人君 今の問題で、地方債月報の二月号に地方交付税講座というのがあります。自治省財政局交付税課という署名入りでありますが、この中にこう書いてあるんですね。特別交付税については、三十三年の八%から現在の六%に引き下げた理由として、特別交付税で算定された項目等の一部が普通交付税...全文を見る
○岩本久人君 局長さん、物事には何でも理屈がつくんですよ。だから、私がお願いしたいのは、私が一生懸命訴えていることで少しでも理解できることがあったら少しは評価してほしい。とにもかくにも、私が質問したこと、主張することについては何とかして反論せないけぬという姿勢では困る。そうでなか...全文を見る
○岩本久人君 私は特別交付税の持っておる意義を全面否定をするという立場には毛頭ありません。ただ、それが一千億にもなるというような、余りにも多額過ぎるものが不明朗なものを含む基準の中で配分されるということはいかがなものかというのが視点です。  そこで、さっき言いました大臣の言葉を...全文を見る
○岩本久人君 質問項目をまだ半分しか言っておりませんが、あと五、六分しかないということなので、ちょっとはしょります。  平成二年度の自治省の各省庁への要請行動、この事項についてでありますが、いわゆる七月申し入れという問題について、今年度も行われたと思うんですが、その結果、既に成...全文を見る
○岩本久人君 時間がありませんのでこの個別の問題はやめたいと思うんですが、平成三年度、つまり来年度の七月要請という問題が来月あるわけですが、これに対する自治省としての基本的な考え方をお伺いいたしたいと思います。
○岩本久人君 次の問題に入りますが、地方公共事業に対する国の補助率の問題です。  午前中もちょっとあったようでありますが、これについては、実は、私もかつて県議会議員時代に十年間毎年のように全会一致で決議して、国に要請行動、まあその陳情が余りにもどうなのかということは一回私も取り...全文を見る
○岩本久人君 ただいま大臣から、補助率復元の問題について、私が言った六十一年でなくて五十九年まで戻したいという決意をいただいて、大変高く評価をいたします。  そこで、一つ聞きたいんですが、大臣は今の答弁の中で、去年の一月十八日の大蔵大臣と自治大臣の覚書が議論のスタートだ、こう言...全文を見る
○岩本久人君 時間が来ましたので最後にします。  そうすると、ここの六十二年の引き下げ分については平成三年度から復元するということはもう絶対的に確定しておることだということですね、それだけ。
06月14日第118回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○岩本久人君 私は、大きく分けて四項目についてお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず第一点目は、自治省の税務局長にお伺いいたします。  マスコミでも大きく報道されました固定資産税の課税ミスの問題についてでありますが、実は私は、御存じかと思いますが、昭和三十七...全文を見る
○岩本久人君 今回のこの横浜の問題が出ましたときに、新聞報道の中に、どこの自治体でもミスが皆無とは言い切れないといったような自治省の固定資産税課のコメントが載っておりまして、実は私のところの島根県の内部でも数件同じようなことが出てきて、住民と職員との間で住民が詰め寄る。そんなに私...全文を見る
○岩本久人君 今回横浜市でこういう事件が発覚をしたということは、横浜市当局が親切で、住民に対するサービスとして内訳の添付をされたということなんですが、先ほど最初に私が聞いたときの答弁からいくと、もともとそのようなものは法的には決まりとしてはなかったということのようですが、では、現...全文を見る
○岩本久人君 全国で七団体ある、こういうことですね。いわゆる課税ミスをなくするための一つのありようとして地方税法四百八条の実地調査の問題がありますね。これは義務規定ですか、四百八条というのは。
○岩本久人君 質問したことだけに答えてくださいね。私は、義務規定ですかと、こういうことを聞いただけですので。  それで、これには「毎年少くとも一回実地に調査させなければならない。」と、こうあるから、私も義務規定だと思うんです。ところが、固定資産税逐条解説というのが自治省の固定資...全文を見る
○岩本久人君 しなければならないと書いてある。
○岩本久人君 できるだけ簡単にお願いしますね。あなたの答弁も含めて三十五分しかないわけですから、よろしくお願いします。  そこで私は、この前の少年法の問題にしろあるいは公選法の問題でも私ここで何回も取り上げましたが、義務規定かそうでないかで結果が全然違うわけですね。だから私は、...全文を見る
○岩本久人君 今回横浜市だけでも千件以上のものが見つかったということからすると、全国的に言えることですが、その評価員とか補助員というものの数が絶対的に不足しているというふうに思うんですが、四百八条の関連でどのような評価をしていますか。
○岩本久人君 ほかの問題もありますので、この問題は次の一点だけでおきたいと思うんですが、自治大臣にお伺いいたします。  大臣も御認識のように、今回この横浜のミスが見つかったということ、そして全国的には同様な状況下にあるということが十二分に推察されるということを考えた場合、今後、...全文を見る
○岩本久人君 今後内訳を添付するように指導したいと、こういうことですね。
○岩本久人君 はい。  それと、既に時効にかかって返すことが法的に難しいということで、お聞きすると横浜市当局に過誤納付金問題の研究会を設置してやるとかということを聞いたのですが、横浜市だけの問題でないですわね、これは。だから、自治省の中にそういった問題をどう根本的に解決するかと...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、法的には難しいけれども最終的には救済する方向で検討をさせていると、こういうことですね。
○岩本久人君 次の問題に移ります。  消防行政についてですが、三月十八日に起こりました長崎屋尼崎店の火災の問題でその後の捜査状況についてお伺いいたします。
○岩本久人君 三月二十六日に私がここで質問しましたときに答弁のありました物品販売店舗等における防火安全対策検討委員会、これの報告書はその後どのようになっているか。  また、新聞報道によりますと、スプリンクラーの設置基準を六千平米から三千平米に改正するということのようですが、私は...全文を見る
○岩本久人君 簡単にしてください。あと十分しかない。
○岩本久人君 消防ヘリコプターの整備ということが考えられているようですが、私は、林野火災とかあるいは救急活動ということを総合的に考えた場合、もっと広域的に考える、またそのものはできるだけ重装備を備えた大型化ということが望まれる、こう思うんですが、その点についてお伺いいたします。
○岩本久人君 警察庁長官にお伺いいたしますが、就任当初決意表明をされました事件に強い警察というその言葉と裏腹に、最近における全国的に大変深刻な凶悪事件というものが頻発している、そしてそれの未解決の問題が多々あるということ、そのことについてのまず基本的な見解とそれを解決するための対...全文を見る
○岩本久人君 今や過疎地域の農村地帯でも大変問題になってまいりました薬物犯罪というものについての現状と対応、それからマネーロンダリングということが今言われておるんですが、それはどういうことで、その対応を含めてお伺いしたいと思います。
○岩本久人君 最後の問題に入ります。  まず、自治大臣にお伺いいたしますが、自治大臣が今入っておられます自治大臣室、自治大臣の部屋、面積は何平米あると思いますか。
○岩本久人君 時間があと二分しかありませんので、私から言いましょう。アバウトで言えば大体合っているんです。八十三・五〇です、自治大臣の部屋が。もう最後だから、一応私みんな言います。ところが、外務大臣の部屋は百六十七平米、それから国土庁長官の部屋が百二十七、それから農林水産大臣の部...全文を見る
○岩本久人君 それから、これを所管する建設省としては要望があるなしにかかわらず当然直していかなければならない義務があるはずだ。その意味からいくと、なぜほうっていたかということを建設省の当局に伺って、終わります。よろしく。
○岩本久人君 現在までなぜ要望しなかったのか。
○岩本久人君 話題程度ですか。建設省、警察庁。
06月21日第118回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○岩本久人君 私に与えられております時間は一時間十分であります。時間の制約もありますので、ただいま渕上委員の質疑の中で触れられた部分については約七、八項目省略をしたいと思っておりますので、よく聞いておいてください。お願いいたします。  まず最初に、自治大臣に申し上げたいと思いま...全文を見る
○岩本久人君 いろいろな法律に基づいて駐車場も区別されているということですが、今後まさに社会問題になっております駐車場問題を解決していくための基本的なデータとして今言われたような数というのは非常に重要な意味を持つと思うんです。その意味で、今後そういったことについては一元化をされる...全文を見る
○岩本久人君 駐車場法の五条五項に基づいて、いわゆる路上駐車場の問題というのはあくまでもこれは暫定だと、こういうふうに私は思うんですが、このことについての建設省の最近の考え方は変わったというふうに受け取れる向きがありますが、それはどういうことになるんですか。
○岩本久人君 去る五月二十一日に発表された駐車場整備三カ年計画、先ほども触れられておりましたので重複はやめたいと思うんですけれども、その目標が五万台ということですが、現状の認識からすればかなりそれは目標としては低い、こう思うんですが、その点についての見解を伺いたいと思うんです。
○岩本久人君 都市計画法上の駐車場に対する融資の問題ですが、先ほども触れられました交通対策本部の申し合わせ、建設費の四割の無利子貸付制度がある、これを拡大していくという考え方のようなんですが、具体的にどのような融資規模をふやすのかお伺いをしたいと思います。
○岩本久人君 この際、住宅・都市整備公団にお伺いしたいと思います。  あなたのところの役割、任務は言うまでもないことでありますが、先ほども自治大臣が言っておられたように、住宅を供給するという目の前の課題に対してはもちろん精いっぱい取り組んでおる、しかしそれに付随する駐車場という...全文を見る
○岩本久人君 次は建設省に伺いますが、例えば東京都の都営住宅はほとんど駐車場がない、こういうことのようですが、全国的にいわゆる公営住宅については今後原則として駐車場設置を義務づける、こういったような指導というものも大胆に必要だと思うんですが、その点についてどのようにお考えでしょう...全文を見る
○岩本久人君 以上等を踏まえて、次に、今や全国的な大変大きな社会問題になっております駐車場、その絶対量をいかに確保するかということについて、私の意見を若干提案を含めて申し上げ、建設省、運輸省あるいは自治大臣、国家公安委員長、警察庁の意見を伺いたいと思うんです。  その視点は二つ...全文を見る
○岩本久人君 この二層化の、わかりやすく言って二階建ての駐車場の建っている土地の管理責任者はどこですか。具体的にお願いしたいと思います。
○岩本久人君 先ほどもちょっと触れられておりましたが、運輸大臣が主管をする土地にこの二階建ての駐車場を、いつだれがだれに申請をしてそれがどうなったか、もう一度確認をしたいと思います。
○岩本久人君 ここにその二階建て駐車場の図面を持っておりまして、これはきのうきょうレクチャーの段階で建設省の方に見せておりますが、これは建築基準法で言うところの建築物でありますね。それをまず確認をしておきたい。
○岩本久人君 建築の確認申請というのは現在全国的に国の地方への機関委任事務ですから、個別の案件はここで明確に言い切るということはいかがなものかということでそういうことになったと思うんですが、だれか考えてみても自動車が二階に六百台入っておるわけですから、これを建築物でないということ...全文を見る
○岩本久人君 聞くまでもないことかもわからぬのですが、税務局長もおられますから、あの建物は固定資産税の対象になるんですか、ならぬのですか、伺いたいと思うんです。
○岩本久人君 当然課税対象になるけれども、登記もされていない、建築基準法も全くクリアしていないという幽霊物体だからかけようがないというのが実態である、こういうことですね。わかりました。  そこで、建設省に伺いたいんですけれども、このような施設、羽田空港の前にあるようなああいう二...全文を見る
○岩本久人君 建設省に対して基本的な見解を伺いたいと思うんですが、今のこの羽田の駐車場の問題、機関委任事務であるから、現在、東京都が一昨日設置の責任者に連絡して、あした事情聴取をする、こういうことですね。私がこの問題を取り上げたのは数日前からでありますので、その因果関係はもちろん...全文を見る
○岩本久人君 一晩寝ずに一生懸命考えられたというその成果はなんですが、今の答弁はいずれ後々あなたにツケが回ることを特に申し上げておきたい、こう思っております。  それで、私は自治大臣にお伺いいたしますが、いろいろな物事に発達段階の達成という言葉があります。つまり世の中の情勢が、...全文を見る
○岩本久人君 駐車場問題というのが全国的な大変な優先課題になってくるわけですから、恐らくいろいろな問題が今から出てくると思うんですね。  それで羽田の問題は、今大臣が言われた経過はそれは違うんです、相談はないんです。相談がなければ意見も言えないわけだから。それと、お互い当然それ...全文を見る
○岩本久人君 警察庁の長官に伺いますが、今私が自治大臣に聞いたのと同じ質問です。取り締まりということだけではおのずと限界があるということから考えると、今私が言ったような新たな発想のもとに、やはり何かみんなでいい知恵を出して駐車場確保ということに頑張っていかなきゃならない、こう思う...全文を見る
○岩本久人君 建設省を代表して来ておられる審議官に伺いますが、今の自治大臣と警察庁長官の見解表明についてあなたはどのような印象を持たれたか、まずお伺いしたいと思います。
○岩本久人君 冒頭申し上げたもう一つの視点で建設省に伺いますが、現在駐車場が建設できない場所についてわかりやすく説明してください。
○岩本久人君 時間がありませんので一言審議官に伺いたいんですが、そういった立地の問題におけるさまざまな規制も、こういう深刻な時代だから緩和の方向というものを検討する必要があると思うんですが、その点についての見解を伺いたい。
○岩本久人君 次に、警察庁にお伺いいたします。  具体的な条文の問題でありますが、先ほどから私が強調するようないわゆるハード面における余りにもおくれた対応というようなことからすると、今回のこの提案というのは、長いスパンからいえば余りにも唐突な提案と、こういう印象がぬぐえないんで...全文を見る
○岩本久人君 私が聞きたかったのは、一般の国民の側から見てということだったんですが、それはいいです。  次、道交法の問題ですが、道交法上いわゆる使用者責任でいうところの使用者の概念というものは具体的にどうなっているのか、伺いたいと思います。
○岩本久人君 そうすると、七十四条と七十五条の内容について要点だけを説明してもらうと同時に、今回の改正の目玉の一つである自動車の使用制限が行われるというのはどういう場合になるのかということをあわせてお伺いいたします。簡単に答えてください。
○岩本久人君 懇切丁寧なのはありがたいんですが、時間のこともひとつ考えて、よろしくお願いします。  初歩的な質問で恐縮ですが、駐車違反という場合の、駐車違反にならないぎりぎりの時間は大体何分ぐらいのものでございましょうか、お伺いいたします。
○岩本久人君 それでは、大まかに言って五分程度と、こう理解していいんですか。
○岩本久人君 時間がありませんのでちょっとはしょらせてもらいますが、地域交通安全活動推進委員協議会に対する、いろんなかかる経費に対しての補助といったような問題はどうなんですか、経費負担とか。
○岩本久人君 車庫法の問題はまとめて四点質問します。  一つは、現在、東京都内でも他県のナンバーをつけた車が随分走っております。しかも、それがたまたま旅行に来たとかということではなくて、毎日のように同じような車が走っているという状況がたくさん見受けられますが、今後車庫法が施行さ...全文を見る
○岩本久人君 時間がなくなりましたので、これに関連する問題を最後に数点聞いて終わりたいと思います。  まず一つは、六十一年の道交法改正です。あのときにもかなり大胆な提案があっていろいろ議論があったのですが、あのときの改正によって今回問題になっているようなことがどの程度改善をされ...全文を見る
12月18日第120回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○岩本久人君 まず、奥田自治大臣にお伺いいたします。  来年度予算編成の時期が押し詰まりまして、日一日とさまざまな思惑を込めた動き、それからマスコミの報道もなされておるようでございますが、一番私どもが重大な関心を持っておりますのは、最近とみに大蔵省側の意見として、地方財政には余...全文を見る
○岩本久人君 要するに、地方交付税の縮減とかということは許されない、こういうことですね。
○岩本久人君 というような大臣の決意にもかかわらず、連日マスコミがそのようなことを報道しているということは、事務当局の皆さんから、時、所を問わずそのような安易な発言等があったのではないかということを疑われても仕方がないというような気もするんですが、その点について、あるいはさっき私...全文を見る
○岩本久人君 今、財政局長が言われたことも、私は大蔵省側から言うところの余裕ということの一因であろうと思うんですが、私は基本的には、現在の地方財政計画そのものに、その策定の仕方に問題がある、こう思うんですね。計画に対する決算に乖離があるということ。その内容をよくよく見てみれば、そ...全文を見る
○岩本久人君 次に、国庫補助負担率の復元の問題ですが、奥田自治大臣は、ことし六月十二日の私がここで行った質問に対して、五十九年度水準を目指すのは当然だということを言っておられましたが、その答弁と、現状について、現在の動きについてどのようなお考えをお持ちか伺いたいと思います。
○岩本久人君 最後までひとつ頑張ってもらいたいと思います。  それから、先ほど大臣が言われました福祉基金の問題ですが、これは具体的には来年度の交付税の単位費用の中に、例えば福祉基金費といったようなものを設けられることになるわけですか。その点を伺いたいと思います。
○岩本久人君 その予算規模はどの程度になるんですか。
○岩本久人君 単位費用の問題に関連をして、とかくそれぞれの地方自治体で問題になっておりますものがたくさんあるわけですね。例えばホームヘルパー、学校給食、保育所、清掃といったようなものを現実に住民のニーズにこたえて全うしようとしても、地方交付税に算定される基礎的な数値とかなり乖離が...全文を見る
○岩本久人君 標準的な実態に合わせておる、一言で言えばこういうことだと思うんですがね。現行の実態というものが、大所高所から考えてみてそれがベストなのかどうか、その辺の議論というのはあるんですね。  いずれにしても、一方には、行政水準を全体として引き上げるという任務がその衝に当た...全文を見る
○岩本久人君 次に、いわゆる日米構造協議の産物とも言うべき公共事業の十カ年、四百三十兆円という例の問題ですが、大蔵省の方来ておられますか。  では、まずあなたにお伺いいたしますが、現行の公共投資の水準はどの程度になっておるのか、この四百三十兆に見合うものとして考えてみた場合。そ...全文を見る
○岩本久人君 財源確保、その差がありますな。
○岩本久人君 今の答弁でいくと、アメリカとは約束したけれども、財源の見通しは全く立っていない、こういうことになりますが、それでいいんですか。
○岩本久人君 あなたが大蔵大臣でないのでこれ以上言いませんが、いずれにしても自治大臣、現在までのペースが二百三十兆、それを四百三十兆にするということになると五割、六割方、どう財源確保をするか大変なことですね。  それで、最初に言われたのが行財政改革でと、こういうことを言われるん...全文を見る
○岩本久人君 その場合、各自治体が苦労するのが用地買収、用地の確保ということなんですね。自治省として、この公共用地の確保のための具体的な対応はどのようにされておるのか、伺いたいと思います。
○岩本久人君 地方交付税の縮減は絶対に許せないというかたい決意が自治大臣からあったわけでありますが、大蔵省側から見て、そうはいっても交付税には特例加算があるではないかというようなことを漏れ承るんですが、平成三年度、来年度の附則四条第四項、これは間違いなく加算されるわけですね。
○岩本久人君 御存じのように、現在義務教育費の国庫負担、追加費用の負担率が三分の一ということになっているわけです。これを、新聞の報道によると、大蔵省はできたら早い時期に一般財源化したい、こんなふうに言っているようでありますが、そうでなくて本来の二分の一を目指すべきだ、私はこう思う...全文を見る
○岩本久人君 次に、今回の補正予算についてお伺いいたします。  今回の給与改定に係る一般財源の所要額は、八月の人勧が出された段階で九千六百九十億円と言われておりました。最終的には九千三百四十三億円と大幅に減額になりました。この理由は何か、また今回の補正額二千八百二十億円との関係...全文を見る
○岩本久人君 なぜ市町村にそういう役職、そのクラスの者が少ないかということについてもちろん意見がありますが、きょうは時間がありませんので次へ進みます。  私たちは、従来から公務員の給与の改善問題についてはいわゆるスト権剥奪の代償機関としての人勧制度というものが存在をする、その建...全文を見る
○岩本久人君 本来、日本の経済に成長というものが必ず伴う、それは我が国日本の健全な発展を図るという基本的な政策がある限り公務員給与の引き上げというものは当然避けて通れない。そういうことを考えた場合、私は当初予算から積んでおくことが人事院勧告という具体的な一つの実施に当たってもより...全文を見る
○岩本久人君 次に、消費税の問題について最初に大蔵省にお伺いいたします。  消費税の減収が幾らで、なぜ見込み違いが出たのかお伺いいたします。
○岩本久人君 次に、自治省にお伺いいたします。  普通交付税の算定では、消費譲与税というものは本来後年度に精算される税目ではないということにもかかわらず、なぜ今回このような措置をなされるのか、お伺いいたします。
○岩本久人君 時間がなくなりましたので、ちょっとまとめて質問をいたします。  今回の補正措置において出ておりますその他の財政需要の増として二百四十五億円ありますね。この内容は何か。それから、地方債の縮減が昨年は千五百億円あった。今回そのちょうど半分の七百五十億円になっております...全文を見る
○岩本久人君 基本的な問題ですので、自治大臣にお伺いいたします。  今回の補正で、特別会計における借入金の返済は五百十九億円あります。この根拠は何か。それから、本来こういうときには、借入金返済を優先させるのでなくて、全額地方に配分すべきだというのが従来から私たちが主張していたこ...全文を見る
○岩本久人君 次に、土地税制の問題について最初に自治大臣にお伺いします。  御存じのように、現在土地に対する課税としては固定資産税と特別土地保有税があり、それぞれそれなりの役割を果たしていると思っているんですが、現在政府が検討している新土地保有税は、昨年成立した土地基本法の理念...全文を見る
○岩本久人君 土地基本法の理念が最大限盛り込まれるべきだ、その点についてどうか、一言お願いします。当然だと思うんですけれども。
○岩本久人君 大蔵省に聞きたいんですが、この税収は地方に還元するというふうに報道されておりますが、それでいいんですか。
○岩本久人君 時間がありませんのでひとつ簡潔に局長さんお願いします。  固定資産税の評価がえの問題ですが、いずれにしても大幅な増税になるということは論をまたないわけですが、これの激変緩和措置と、それから現在あります住宅用土地に係る特例、これは法律で決まっておりますが、これを条例...全文を見る
○岩本久人君 今後評価がえに当たっては、その基本的な主流的考え方を公示価格でいくのか、あるいは収益還元地価でいくのか、どちらかということ。  それから、言うまでもないことですが、評価がえによって、例えば東京のようなところはさらに財政力が強くなる、反対に過疎地域とかそういったとこ...全文を見る
○岩本久人君 次に、特別交付税の問題についてお伺いいたします。  御存じのように、特別交付税についてもちゃんとした法律、政令、省令に基づいて交付基準が決まっておるわけでありますが、この交付基準の適用に当たって担当者の恣意的な判断、これが加味される要素はあるのかないのか、まずお伺...全文を見る
○岩本久人君 質問したことだけ答えてください。あと三分しかない。
○岩本久人君 わかったようなわからぬようなことですが、またやります、時間がないから。  内定と決定との間に差があるんですか。三秒で答えてください。
○岩本久人君 それがないのなら、大臣に聞きますが、毎年十二月と三月のときに特別交付税の決定がありますね。二日前くらいに内定があって、それをいろんな人が、一分でも一秒でも早く知りたいということで大騒ぎをして聞いて、後が大変ですね。後大変な混乱とむだがいっぱいあるわけです。だから、内...全文を見る
○岩本久人君 またやります。時間がありません。  国税庁に伺います。人事課長、来ていますか。——私もかつて十数年税務行政におったんですが、特に最近消費税が入ってからということではないんですが、税務署の窓口に行くと、あるいは税務署に入っていくと、何かしら冷たい雰囲気がある。それで...全文を見る
○岩本久人君 笑顔がない。
○岩本久人君 この次、一時間かけて話しますよ。
○岩本久人君 それ以上の人材が地元におることもあるわけだ。