岩本久人

いわもとひさと



当選回数回

岩本久人の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○岩本久人君 おはようございます。  最初に自治大臣にお伺いをしたいと思っておりましたが、おられませんので、その理由と、どういう見通しなのか、それで自治大臣に対する質問はどこでやらせてもらえますか、最初に委員長にお聞きいたします。
○岩本久人君 それでは、自治大臣関係は最後に回したいと思います。  最初に、警察庁にお伺いいたしますが、少年法の関係についてかつての委員会でも私が取り上げましたいわゆる簡易送致手続のことでございます。  その後、どういうような対応がなされているかということを冷静に見ております...全文を見る
○岩本久人君 その指導は、具体的にどういう指導方法になっていますか。
○岩本久人君 そういう一般論でなくて、私が言いたいのは、例えば、去る何月何日の全国の県警本部長会議だとか保安部長会議だとか、そういったところでこういうことについてこういう話があったとか、だからその趣旨が生かされるようにしっかりそれぞれの県警本部の中で、あるいは現場の警察で徹底をし...全文を見る
○岩本久人君 それでは後からで結構ですので、いつの会議でどういうことを言われたのか、それには誰が参加してきたのかをひとつ聞かしていただきたい。  それと、やはり今も言っておられましたが、具体的には第一線のママポリスさんとか警察官の方が対応されるわけですから、やっぱりそこのところ...全文を見る
○岩本久人君 マスコミで大きく報道されている割には事件そのものの数というのは増加していなくて、かえって減少しているという意味のことであったかと思うんですが、しかしその事件の質、これを見るとまさに言語道断、被害者の遺族等の気持ちを考えるとまさにざんきにたえない中身になっている。少年...全文を見る
○岩本久人君 現在の少年法では二十歳未満の者を少年としているわけですね。しかし、他の法律では必ずしもこれが同じということになっていないものもある。例えば、児童福祉法とか労働基準法というところでは十八歳未満の者が少年の扱いになっている。少年法でも旧法ではそうであったと思うんです。 ...全文を見る
○岩本久人君 去る三月六日の例の一家四人殺害事件の容疑者である十九歳の少年というのは、報道によると、身長が百八十センチで体重が八十キロ、肩幅ががっちりとした体だ。定職にはつかず、親や親族から金を無心したり、高級車を乗り回したり、ギャンブルや女性との交際に金を使うとか、さらに暴力団...全文を見る
○岩本久人君 実は私は、今のところを課長さんに聞きたかったんですが、代理で出られたあなたに余り厳しく言ってもなんですから。  しかし考えてみると、あなたは、さっきストライキのために来られない、こう言われましたが、そういう理由はまたいかがなものかと私は思うんです。きょうストライキ...全文を見る
○岩本久人君 と申しますのも、これも報道によるとということしかわからぬのですが、この少年は昨年の暮れにタクシーの運転手をナイフで傷つけるという事件を起こしているわけですね。しかし、そのときの対応というのも、少年法の精神にのっとってということでそれなりの対応にしかなっていない。その...全文を見る
○岩本久人君 私は、今のように直ちにどうこう言っておるわけじゃないよ。そのように一〇〇%切り返されるととても残念でならぬので、やはり課長に出てもらわなきゃいかぬ、こういうことになるわけです。  それで、私が言うのは、そういった問題もあるのではないか。少年法の立法の理念、これはや...全文を見る
○岩本久人君 この問題の最後に、法務省の見解とそれから警察庁長官の見解を伺いたいと思います。  現行の法律では、十九歳の少年なら現行の法律の範囲内でも極刑にすることはできます。私が死刑廃止論者だとか否かは全く別にして、単に法律の中がどうなっておるかということを言えばそういうこと...全文を見る
○岩本久人君 ありがとうございました。  それでは質問を次に移します。  自治大臣が来られましたので、まず自治大臣にお伺いします。  現在審議中の平成四年度予算案、地方交付税の削減の問題が八千五百億円出ているようでありますが、現在までのこの委員会でのいろんな質疑、それから本...全文を見る
○岩本久人君 経過と決意についてはしかと承りましたが、決意はともかく、経過の部分、結果についてかなりの部分で反論がありますが、今それやっていたんでは時間がありませんので、また次回にそれは譲りたいと思います。  そこで、地方税法の一部を改正する法律案の方に質問を移します。  ま...全文を見る
○岩本久人君 時間がありませんので、早速この法の中に入りたいと思います。  この関係資料の十ページから十一ページにこういうことが書いてありますね。自動車税の2のところに、「昭和六十三年自動車排出ガス規制に適合するトラック若しくはバス又は平成五年自動車排出ガス規制に適合するトラッ...全文を見る
○岩本久人君 局長、私が質問していることにそのまま答えてください。答弁になっていませんよ。私が言ったのは、この三千二百円、四千円は、地方税法百四十七条一項二号のトラックのこれをこのように読みかえるんですか、こう聞いておるんですよ。
○岩本久人君 その六千五百円というのはどこに書いてあるんですか。この百四十七条には一万八千五百円と二万五千五百円、附則には全くないんですね。それ、どこにあるんですか。
○岩本久人君 つまり、今回のこの特例措置を創設するための提案となった法律の根拠の六千五百円というのは、法律で決められたものではない、こういうことですね。
○岩本久人君 もしそうであるならば、委員長、この提案そのものが全くでたらめだということになるんです。全く根拠がないものを、法律で決まってないものをもとにして、この提案は、特例措置で二分の一を掛けるということだけはある。それで、法律で決まったのは、ここに書いてありますように、百四十...全文を見る
○岩本久人君 それで、どうか委員の皆さんも考えてもらいたいんですが、今言われた内簡というのは一体何ですか。どういう法的拘束力を持つんですか、内簡はだれが出すものですか、だれの権限で出すものですか、それをまず聞きたいと思います。
○岩本久人君 今明確に局長が言われたように、法的拘束力は全くないという自治省税務学府県税課長指針を内簡という形で出したと。そして、それは単なる参考ですから、今も局長言われたように、百四十七条の五に「道府県はこ「自動車の諸元によって区分を設けて、自動車税の税率を定めることができる。...全文を見る
○岩本久人君 この法律を素直に読めば御了承できないから言っておるわけです。提案をしてはならないことを認めておりながら、御了承を得たいなんと今言われるんでしょう。法律に書いてないわけだから、全く法的拘束力のないわけのわからない指針だと言われた内簡をもとに各地方自治体に送る。それは、...全文を見る
○岩本久人君 今、局長は提案をし変えられたわけですね。この三千二百円、四千円、六千円、一万三千二百円、一万六千五百円も標準税率としてお示しした、こう言われました。そんなことはここには書いてない。それじゃ書きかえてもう一回出しかえてもらわぬと困る。その点について委員長において御判断...全文を見る
○岩本久人君 言われれば言われるほどだんだんおかしくなるんだよ。それじゃ自治省から出されたこれにどう書いてあるんですか、二分の一にすると、こう書いてある。二分の一にするということを書いて三千二百円、こう書いてあるわけだから、今あなたが言われたのは覆るのですね。二分の一ということが...全文を見る
○岩本久人君 委員長、今の答弁でいいのですか。思想的にという言葉を言ったんですよ。そんなことで提案できるんですか、国民から税金取れるんですか。さっきから私が言うことに局長答弁しておられるように、答弁になってないわけですよ。それ、なるわけないでしょう。私も、十年間税金やっていました...全文を見る
○岩本久人君 それは根本的な問題だから後刻ということではならぬですよ、これ。恐らくほかの人も質問継続ということにならぬと思いますよ。だから休憩してひとつ協議してください。
○岩本久人君 今の点については了解をします。  それで、私が今回提起をしたかった一番の問題は、内節とか通達行政というものが持つ大変多くの問題を取り上げたかったということでありますので、この次の機会にその点については十分お願いをいたしたいと思います。  以上で終わります。
05月19日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○岩本久人君 おはようございます。  ただいまから提案をされました議案について質問をさせていただきたいと思います。二百分の時間がありますので、前半は中央対地方といったいわゆる地方自治とはどうあるべきか、あるいは地方財政計画といったような全体の総論的なことをお伺いしたいと思います...全文を見る
○岩本久人君 今のことを聞いて少し安心いたしました。  次の問題に移りますが、これも自治大臣にお伺いいたします。  去る七日に、本院の元議員であって前熊本県知事の細川護煕さんが、いわゆる細川新党という、名前はまだ正式に決まっていないんですが、正式な発表をされました。マスコミで...全文を見る
○岩本久人君 細川護煕氏、現在は行革審の豊かなくらし部会の部会長として、例えばパイロット自治体の問題やなんかもこの方の責任でいろいろ提言をされておるという問題等もありますが、いずれにしても、我が国には真の意味での地方自治は存在しないというのが今回私が、私というのは細川さんですが、...全文を見る
○岩本久人君 それは自治大臣が大前さんと同じ考え方だとは毛頭思っておりませんが、この論文の評価について今大臣が、いや大前さんもそのような考えではないんではないかと言われますが、そうでなくて、明確に書いてあるわけです、何回も何回もくどいほど書いてある。それで、これと同じようなことを...全文を見る
○岩本久人君 今自治大臣や財政局長が答弁されたその基本的な理念と姿勢でひとつ末端の職員までしっかり頑張ってほしいと要望しておきたいと思うんです。  そこで次の問題に移りますが、地方制度調査会の問題です。  今回の、現在ある調査会は第二十三次、このように言われておるんですが、現...全文を見る
○岩本久人君 今自治大臣が言われましたけれども、きょう答申が出たからあしたすぐできる、そのようなことは全然私は言っておりません、言葉じりをとらえるつもりはないんですが。ここに私は一覧表を持っていますが、昭和三十二年、昭和三十五年ごろのもあるんです。きょうのあしたということを言って...全文を見る
○岩本久人君 この問題のいわゆる関係当局の責任部署というのはどこなんですか。
○岩本久人君 さっきあなたがお答えになったのは少なくとも自治省の所管ですね。それをちょっとお聞きいたしたい。
○岩本久人君 それでは、今私どものところだと言われた部分のほどをちょっと引き抜いてみますが、それを検討するための会議をいつごろどの程度やられたのか、それをお聞きいたしたいと思います。
○岩本久人君 いや、さっきからあなたが言っておられることは、できるだけ実行に移さないため、移したくないための理由を並べておられるとしか私には響かないんですね。だから、あなたたちにしてみたらやはりそう思ったと、ちょうど今たまたまその担当なものでひどい目に遭ったというような気分ではな...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしてもその程度です、これは。だから、十年前なら十年前のものもそのままずるずるずるずる来ているんです。何のための審議会かわからない。  私が今ここでくどくど言っているのは、この後行革審の問題を言おうと思うから言っておるわけです。まず、結果を押さえてみて、この...全文を見る
○岩本久人君 私は、今大臣が言われたように、一概にとか絶対的なものとかということを言っているわけではありません。少なくとも日本の中で考えればこの分野における最高の知恵を集めて一つの結論を出したわけだから、まず諮問をしたからには答申を受ける、答申を受けたからには何はおいてもどこかの...全文を見る
○岩本久人君 この辺でこの問題はおきたいと思いますが、いずれにしても私が何を言いたいかということは十分おわかりいただけたと思いますので、今後ひとつよろしくお願いをしておきます。  それでは、大蔵省に質問をさせていただきますが、いろいろあるんです。衆議院の地行でも時間をかけていろ...全文を見る
○岩本久人君 今の答弁は、きのう大蔵大臣から聞いたんですが、その前に自治大臣にお伺いしたいんですが、地方交付税法の三条の問題、それから四条に「自治大臣の権限と責任」と書いてあるんです。その二つの条文からいって、今の答弁で事足りるのですか、それをまず聞きたいんです。
○岩本久人君 これは、憲法に基づいて地方自治というものが存在をする、それから地方自治の固有の財源として地方交付税というものが地方交付税法という法律のもとで明確にこれは位置づけられておるというのが私の判断なんです。私の理解なんです。にもかかわらず、かつてだれかがどこかでこう言ったか...全文を見る
○岩本久人君 ということは、さっき言われた地方から見ていわば権利のある金でありというのでなくて、地方の権利のある金だ、このように言いかえる、こういうことですか、もう一回聞きたい。
○岩本久人君 それじゃ、衆議院の議事録をここにもらっていますが、それとは違うわけですね。地方の権利のある金だからと、こういうふうに言われたということですね。  それならそれでもうちょっとわかりやすく言いなさいよ。いかにもくれてやるという思想ですよ、この物の言い方は。私は、ここが...全文を見る
○岩本久人君 いろいろ言われましたが、要するにこの資料は古いと言いたいわけですか。これはなかったことにせよというわけですか。
○岩本久人君 私が今ここで一番何を言いたいかといいますと、今あなたが言われたことが、それがいわゆる官僚主導主義ということにつながるということを私は言いたいんです。私の言うことがわかりますか。  衆議院の委員会で問題になって、確かにこれは問題だ、では来年からは変えなきゃいかぬと、...全文を見る
○岩本久人君 そこには全然反省がないんだよ、反省が。私の言うことがわからないんじゃないですか。あなた、反省がないでしょう、それ。何ですか、私がせっかく一生懸命に言っておるのに、また同じようなことを言うんですか。当委員会での御審議を念頭に、完全にこれはばかにした物の言い方ですよ。ま...全文を見る
○岩本久人君 念頭に置きつつが真剣になりました。その辺の違いはわかりませんが、いずれにしても何十年も続いてきたんです、こういう体制が。その中でのことだから一挙にということにならぬかわかりませんが、やっぱりもうちょっと、我々は命をかけてここまではい上がってきて一生懸命物を言っておる...全文を見る
○岩本久人君 財政局長さん、今の問題でこの種のお金は免除するとかということの性格ではないので、確実に後年度考えてもらうということを言われましたね。その確実に後年度というのがまたあいまいな言葉なんだ。後年度とはどういう定義なんですか。大体何年、あなたらの世界で言えば、常識的には一年...全文を見る
○岩本久人君 そうすると、平成十三年度を越えることは絶対ないということですね。
○岩本久人君 そうすると、現在のところ法律で明記してあるということでございますということになれば、何年かたってまた法律で、十三年たったら十五年だとか十八年だということはあり得ない話ですか、あり得る話ですか。
○岩本久人君 いずれにしても、絶対遵守してもらうようにしっかり引き継ぎをしておいてもらわないと困りますので、きょう帰って日記に書いておいてください。  次の質問にいきたいと思います。  そこで、自治大臣にお伺いする前に大蔵省にお聞きしたいんですが、今のような問題も含めて、私の...全文を見る
○岩本久人君 今の最後の半分をもう一回大きな声で言ってもらいたい。
○岩本久人君 国の予算制度、会計制度のどこに憲法を超えるほどのことをやらなきゃならないか、その理由をお聞きしたいと思います。
○岩本久人君 それが古いというんですよ。過去数十年やってきたからそれが絶対だということにはならぬわけです。今、地方自治がまさに大きく問われているときに、地方自治制度をどのようによりよいものに持っていくか、そのための財政的な基盤をどうつくっていくか、こういう憲法論議をしているときで...全文を見る
○岩本久人君 それでは次に警察庁にお伺いしたいと思います。  最近の新聞に、現在、運転免許証の有効期間が三年になっておりますが、これを五年に変えるという動きがあるように書かれております。これは行革審でもいろいろ議論をされているようでありますが、行革審ではどういう中身になっていた...全文を見る
○岩本久人君 運転免許証の有効期間を延長することがいろんな意味で道路交通安全に資することに通ずればいいのではないかと、それが今のいうところのメリット制で、優良な運転者については三年を五年にすると、こういうことなんですね。
○岩本久人君 そこで問題になるのが優良運転者の範囲をどうするかということです。それから今全国的にも問題になっております高齢者あるいは若年者、こういったことが問題になるんではないかと思うんですが、その点はいかがですか、議論がありますか。
○岩本久人君 私は、基本的に考えて、よいことではないか、こう思うんです、だれにも相談しておりませんけれども。それで、ぜひ進めてもらいたいという気持ちからですが、大体警察庁としてはいつごろを目途にという希望か何かあるんですか。
○岩本久人君 それでは、午前中の最後にいたします。  新聞報道では、来年の通常国会にかけて道路交通法を改正し、一九九四年春に実施したいということを書いてあるんですが、これが一応のめどですね。
○岩本久人君 希望ではそうですね。
○岩本久人君 それでは、よろしくお願いいたします。  この前、三月二十七日の地方行政委員会で、私にしてみれば積み残した部分だというふうに思っておるんですが、例の通達、内商行政のことについて、あのときの議論を引き継いだ形でお願いしたいと思います。  まず、財政局長さん、税務局長...全文を見る
○岩本久人君 局長通達というものの法的な根拠はどういうことになるんですか、お伺いいたします。
○岩本久人君 前回私が問題にいたしましたのは、通達じゃなくて内節というものでございまして、言うまでもなく憲法八十四条によって租税法定主義というものが決められておる、にもかかわらず何らの法律的な裏づけがないのに課長内簡といったような形で各県の総務部長あてに極めて重大な内容を盛り込ん...全文を見る
○岩本久人君 国としてはできたらこうしてほしいという願いを込めて出しておるということなんですが、受ける側はその思いが全然違うんです、現実は。  それで、府県税課長内簡を各都道府県に出して、その内容より違う形で税率が条例化されたことが過去の実績でありますか、過去何十年さかのぼって...全文を見る
○岩本久人君 ということは、ないということだろうと思うんです、恐らく。  そうであるならば、出す方もやっぱりじくじたるものがあるんだろうと思うんですが、内節といったようなものはこの際やめられてほかの形にされるべきだと思いますが、その点についてどなたがいいですか、税務局だけの問題...全文を見る
○岩本久人君 三月二十七日にここであらかたの議論をさせてもらったという経過から考えると、今の答弁は極めて僕は残念でならない。その後、そのことについて検討を加えるとか、今後どうしたらいいかといったようなことについては全然考えておられないわけですか。
○岩本久人君 それじゃ具体的に聞きますが、この次、あの分野における自動車税の税率を変更する、標準税率が変わったというときには、また同じことをやられるんですか。ほかの方法をとられますか、あるいは各自治体に完全に任せられますか、お伺いします。
○岩本久人君 できるだけ早くより適切な方法を模索していただいて、各自治体にもわかりやすく指導してほしいと要望しておきます。  ところで、今の通達とか内簡とかという同じ範囲の中に入るんではないかと思うんですが、毎年三月末に特別交付税の決定通知というのが出されますね。あれはどういう...全文を見る
○岩本久人君 それはわかりましたが、ところで二、三年前にも私ここで言ったんですが、特別交付税の決定がある前にいわゆる内示を出されますね。あれはどういうことでやられるわけですか。
○岩本久人君 その正式な決定通知書が出る時間と内示の時間との間にはどの程度の時間差があるのですか。
○岩本久人君 この間の三月のときでいいですよ。
○岩本久人君 それは違う。私の経験では、恐らく前の晩程度ではないかと思うんですが、違いますか。だれでもいいですよ。
○岩本久人君 内示額と決定額は過去に異同したことがあるんですか。
○岩本久人君 二、三年前にも私は言ったんですが、その内示するという行為を一斉にやめてもらいたいというのが私のお願いなんです。皆さん体験があると思うんですが、そのためにどれだけのエネルギーが要るか、受けた方は。言う方も大変でしょう。大体意味はわかるでしょう。  どこかの大臣がちょ...全文を見る
○岩本久人君 まあそれはそういうことですわ。意味わかりますか。とにかく、今の大臣のあれもありますけれども、それなら君のところだけ言うのはやめたわと言われても困るわけですけれどもね。  それで、いずれにしてもそういうことで私たちも大変なエネルギーを使うということで苦労しているもの...全文を見る
○岩本久人君 日本経済全体が落ち込んでおる、なかなか返らないということもあって、公共事業の前倒しということを現実に各自治体で取り上げて、議会で対応いたしております。私どもの島根でも、全国平均七五でなくて八一%ということで頑張っておるんですが、そういった目標を全国的には達成できてお...全文を見る
○岩本久人君 平成四年度の補助公共事業と地方が単独で行う公共事業、その割合と金額はどのようになっているか、また最近の推移はどのようになっておるのでしょうか。また、地方単独事業というのがいろいう言われておりますが、地域経済に果たす役割をどのように評価をしておられるのか、この際聞いて...全文を見る
○岩本久人君 一般論的にはそうだと思うんですが、地方単独事業ということになるとかなりの負担も、歳出も必要なわけで、四年度の地財計画では一一・五%という大きな伸びがあるんですが、各地方団体にお付る予算措置状況はどのようになっておるのでしょうか。また、この事業について決算と計画との乖...全文を見る
○岩本久人君 今の地財計画以上に仕事をするということになると、その財源措置というものが問題になってくるわけですね。それから、奨励しておるということからいけば、それに乗ってきてもらうということだからいいことだと思うんですが、いずれにしても計画段階からもう少し基本的に充実をさせていく...全文を見る
○岩本久人君 この問題の最後ですが、事業量をふやすということはそれでいいと思うんですが、各地方団体においてはふやせばふやすほど負担がふえる、こういう関係にあります。そのことからいえば、自治省として消化しやすいような施策を考えてもらいたいと思っておりますが、その点についてお伺いいた...全文を見る
○岩本久人君 ありがとうございました。  次に厚生省に。  高齢者福祉の問題でありますが、言うまでもなく、いわゆる高齢化社会というものが持つさまざまな難題、一つ一つの具体的なケースを追ってみると、私たちがかつて予想したスピードを超えたところでいろいろな問題が出てきておる、こう...全文を見る
○岩本久人君 老人福祉施設、こう考えてみると、一番すっと出るのが特別養護老人ホームです。これも、一方にはその入所される方の価値観が変わってきたということ、もちろんそれは行政のサービスがよくなったということもあると思うんですが、そのこともあって、一生懸命整備すれど追いつかない。こう...全文を見る
○岩本久人君 さっき出ましたホームヘルパー十万人という目標についてでありますが、現在達成率が何%で、それに近づけるためにはどうしても待遇の改善ということが欠かせないと思うんですが、その点は本年度はどういうことになっておりますか、お伺いいたします。
○岩本久人君 この問題につき自治省にお伺いいたしますが、いわゆるマンパワー養成のために看護大学を整備するための財源措置を考えておられるということのようですが、その内容はどういうものですか。
○岩本久人君 言うまでもなく、ゴールドプランは国の補助事業でありますが、地域においては独自の福祉施策を展開しておるところがたくさんあるし、今後とも必要だと思うんですね。そういったものに対して、自治省としてどのような配慮をなされておるか、お伺いいたします。
○岩本久人君 今言われた地域福祉基金、今度二年目ですが、地方団体からの評判はどうですか。それから、積み立ての実績はどのようになっているか。また、これを利用といいますか、活用しての具体的な事業は例えばどういうものがあるのか、お伺いをしたいと思います。
○岩本久人君 時間がなくなりましたので、ちょっと端折ることをお許しいただきたいと思いますが、次に国保の問題をお願いしたいと思います。  最近の国保財政の状況はどのようになっておるでしょうか。特に一般会計からの財政支援は幾らになっておりますか、お伺いをいたします。
○岩本久人君 今回の一般財源化、財政安定化措置についてお願いします。
○岩本久人君 今回のこの一千億の支援事業でどの程度の赤字解消につながるのか。それからまた、その結果、その効果というものが全国的なものになるのかあるいはある地域に限られるのか。それから、先ほども話が出ておりましたが、国保というのは本来国民皆保険のため保険料と国費で賄うものが原則、国...全文を見る
○岩本久人君 私が承知しておる範囲では、今まで自治省は一般会計からの繰り入れはいけない、こう言っておられたと思うんですが、そのことについての基本的な方針が変更されて今後も大いに期待できるということなんですか、その点について確認をしておきたいと思います。
○岩本久人君 いずれにしても国保の問題というのは、ほとんどの自治体がま多言葉は悪いんですけれども大変困っている問題です、私もその組合員なんですが。私は、これは国保だけでなくて我が国の健康保険政策全体から大幅に見直していく時期に来ていると思うんですが、その点についてどのようにお考え...全文を見る
○岩本久人君 今の点について、厚生省の意見がありますか。
○岩本久人君 ありがとうございました。  次の質問に移ります。総務庁は来ておられますか。  行革審の中の豊かなくらし部会におきまして、パイロット自治体制度というものが目玉商品のような大きな位置づけで浮上してまいりました。けさもテレビを見ていたら、鈴木会長が二十二日には宮澤総理...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、いわゆる細川私案よりか徐々に後退しておるということが連日マスコミで報道されておるわけです。それも、小委員会なり部会のところで大変な抵抗を受けておるということでございますので、委員の名簿をもよっととってみたんです。この間も星川委員も言われたことなんです...全文を見る
○岩本久人君 時間がないので簡潔にお願いします。へ理屈はいい。
○岩本久人君 いずれにしても、人選もできるだけ幅広く厳正にやってもらいたいということと……
○岩本久人君 まあいい。  もっときっちりした位置づけをして、もっと高い報酬を出して責任を持たす、このことが私は必要だと思うんですよ。非常に重要な問題を提起するわけだから、何十年続いてきた法律を改正するというような重要な問題をやっているわけだから、その点は責任も重たくとってもら...全文を見る
○岩本久人君 ほかの問題に変わります。結構でございます。  第三セクターの問題ですが、今各自治体ともここに非常に大きな問題があります。安易に第三セクターをつくっていろんな問題が出ています。全国、一つ一つ言いませんが、社会面にぽんぽんと出るような大きな問題がたくさん出ております。...全文を見る
○岩本久人君 次に、今各地方自治体が大変注目しております固定資産税の評価がえの問題をひとつお願いしたいと思います。  平成六年度の評価がえに当たって地価公示価格の七割、こういうのが今取りざたされております。なぜ七割なのか、また現在の作業状況と今後の手順はどうなっているか、簡単に...全文を見る
○岩本久人君 それでは、最後の質問に入りたいと思いますが、過疎対策についてでありますが、自治大臣と担当局長さん両方に答弁いただきたいと思います。  いわゆる過疎問題というのは、現代社会におけるとても重大でかつ深刻な課題でありまして、実はどういう状況かというような話をしよう思って...全文を見る
○岩本久人君 けさ読んでもらうように頼んでおいたのに。
05月28日第123回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○委員以外の議員(岩本久人君) 最も最も基本的な問題として、私は市町村への権限移譲という問題をまず中心に申し述べたいと思うんです。  まず、総論的に言えることは、都市計画の問題にかかわらず、現在の我が国日本の法体系というものは、先ほど都市局長の方から基本的には現行も基礎的な団体...全文を見る
○委員以外の議員(岩本久人君) 基本的には、今、青木発議者の方から言われたことで足りると思うんです。つまり、私どもが提案をしたこの改正案におきましては知事の許可を必要としないということですから、今後は市町村議会が非常に重要な責任を持つということから、当然、市町村議会の議決を要する...全文を見る
06月02日第123回国会 参議院 建設委員会 第10号
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○委員以外の議員(岩本久人君) 私どもの社会党の案では、既にお配りしておりますから御存じかと思いますが、国や都道府県知事がこの問題に関与するのは、すべての市町村で都市計画区域全体のマスタープランにおける土地利用の方針まででございまして、具体的な用途地域を決定するのは市町村であると...全文を見る
○委員以外の議員(岩本久人君) いわゆる白地地域についてでございますが、実際にどういった地域にどのような容積率が指定されるかということは、具体的な一つの都市計画であります。したがいまして、用途地域を指定する場合と同様に、具体的な案の縦覧から意見書の提出を経て、さらに市町村の議会の...全文を見る
○委員以外の議員(岩本久人君) 地方自治体における都市計画の権限の拡大についてでありますが、基本的には、いわゆる高度に発達しておる中央集権体制下にあるということでありますから、そのことをまず問題視しなければならない、このように思っておりますが、まずできるところからと考えまして、用...全文を見る
○委員以外の議員(岩本久人君) 地方自治体の能力の問題等もあって権限移譲の問題に若干の懸念を表明されていたというふうに思うんですが、今御指摘をされましたような例えば大型の建築確認とかあるいは都計法の二十九条とかといったような大型の開発許可の問題、そういったような問題、さらには地方...全文を見る
12月08日第125回国会 参議院 地方行政委員会 第1号
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○岩本久人君 おはようございます。  それでは、提案のありました地方交付税の問題を含めて二、三質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  ただいま大臣からも御説明がありましたように、今回この法案を出さなければならない基本的な発端というのは国税の減収、こういうことですね。...全文を見る
○岩本久人君 それなりの説明があったわけですが、私が考えてみても、これは単に事務的なミスというようなことではないように思いますから、その責任を追及するというのは酷な気もしないではありませんが、自治大臣に、今の答弁を聞かれた感想と、基本的にこのように大変大きな見込み違いが出てきたと...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても余りにも額が大き過ぎるものですから、そこのところを一応押さえておいて今後に対処してもらいたいということをまず希望しておきます。  次、自治省にお伺いいたします。  具体的には、今回の措置というのは一兆六千二百二十四億円、この減額修正を特会の借り入れ...全文を見る
○岩本久人君 今、局長が言われた八千五百億円の問題は、私も今から言おうと思っておったところなんですが、当初予算の審議のときにも、このようなことがあるときには無条件で第一義的にお返しする、こういう約束ではなかったんですか、大蔵省との話が。
○岩本久人君 結果としてそういうことにならざるを得なかったということは、私は極めて残念であるし、また大蔵当局も極めて不誠意だ、こう思っております。  それで、自治大臣にお伺いしますが、昭和五十九年度に同じような状況になったときに、結果として今回と同じような措置をすることになった...全文を見る
○岩本久人君 おおよその認識が若干違うような気がするんですが、振り返ってみると、わずかこの三年余の間に自治大臣が四人がわっておられる。巷間うわさによれば、また近くかわられるのかどうなのかわかりませんが、ひとつせっかく意欲を持ってしっかり頑張っておられるわけですから、来年も再来年も...全文を見る
○岩本久人君 今の説明では全く理解できないんです、私は。つまり、五十九年度のときには、では何の法律で、あるいは何に基づいて半分にしたのか、負担割合を五分五分にしたのか。そして、暫定措置ということですけれども、だれがどういう権限で判断したかということをもう一度聞きたい。それと同じ判...全文を見る
○岩本久人君 全く理解できぬですね。恐らく聞いておられるほとんどの皆さんは、国と地方と半額ずつ負担することにしたということについての説明が納得できぬのじゃないかと思うんですが、今から言うことだけ答えてみてください。だれが半額にしようとしたんですか。だれが決めたんですか。どういう判...全文を見る
○岩本久人君 だから、そのときには時限立法的に、緊急避難的に五十九年度だけの措置としてやった、こういうことなんですね。そのかわり、大臣同士が覚書を交わして今後はそのようなことがないようにしたいと言いながら、また今回やった、こういうことなんですね。
○岩本久人君 まあいわばそれまでの累積赤字をそこのところで総合判断で政治決着した、こういうことのようですが、冷静に考えてみると、私はやはり極めてそのときの判断というのはいい加減な気がしてなりませんが、時間がありませんので、今後そういうことがないようにということだけ申し上げて、次に...全文を見る
○岩本久人君 トータルではそう言われないこともないとは思うんです。しかし、内容を分析してみるといろんな問題がたくさんあります。  例えば、今回のこの総合対策に関連して自治省は、公共事業等の追加に伴う地方負担、例えば臨時地方道整備事業債あるいは臨時河川等整備事業債、臨時高等学校整...全文を見る
○岩本久人君 今の基本的問題に関連をするんですが、十一月十二日に指導課長通達が出されておりまして、それの関連の中で最近新しく耳にする言葉としてゼロ県債という言葉が出てきた。このゼロ県債という言葉は自治省の中で認知された言葉なのか、この中身は何か、これはいいことなのか悪いことなのか...全文を見る
○岩本久人君 局長はメリット部分を強調されましたが、一万そのことが高じてくれば財政硬直化 になってくるという懸念もあるということも心して今後やってもらいたいと思います。  次に、地方債の許可制度の問題について伺います。  地方自治法の二百五十条で、「普通地方公共団体は、地方...全文を見る
○岩本久人君 今の問題は極めて重大な問題ですから、この次のときにこの問題だけに絞ってまた質問させていただくということで、一応交付税問題は後山口委員の方からやられますからおいて、違う問題を二点ほどちょっとお伺いいたします。  まず、警察庁にお伺いいたします。  ある人が東京駅に...全文を見る
○岩本久人君 今のは、私は一般論を言ったんです。個々の問題では、実は東京駅ではないので、また後で連絡があれば調べてみます。  それでは、それぞれの現住所へ送ってもらうような形で制度ができておるわけですね。そういうことですね。それなら、ひとつ末端のお巡りさんまでそのようになってい...全文を見る
○岩本久人君 自治大臣にお伺いをいたします。  ただいま話がありましたように、お墓の経営は自治体か宗教法人か、今公益法人はありません、これは財団法人です。この三者でないと経営することができないんです。まずそれを念頭に置いてください。  ところで、九月二十六日の土曜日、朝八時半...全文を見る
○岩本久人君 それで、実は最初から僕が相談を受けて、僕が県会議員の時代だからもう五年ぐらい前から受けて、ずっとやってようやく到達してそこなんです。  それで、さっき言われたように、例えばその地域に公民館をつくってあげよう、あるいは、三百人が今度来るわけだから隣で線香を売ってはど...全文を見る
○岩本久人君 いやいや、幽霊だからだめなんですよ。
○岩本久人君 それじゃ最後に、建設省と厚生省にお願いをしておきたいと思いますが、もちろん答えをくださいね。  そこで、一生懸命考えた結果、私はこういう方法しかないんではないかと思ったんです。  一つは、まず建設省に伺います。  提案ですが、都市計画法二十九条で開発行為の許可...全文を見る
○岩本久人君 大演説はいいから僕の言ったことだけに答えてください。
○岩本久人君 時間がないのでやめたいと思っておるのに、いいかげんな答弁しか出ないから困るんですね。僕が一生懸命言ったことを本気で聞いておったのかい、大体。僕が言ったことだけに答えてくださいよ。  厚生省には、そういう深刻な状況というのが現場にはたくさんあるから、法律の趣旨を踏ま...全文を見る
○岩本久人君 いやいや、島根の問題だけじゃないんですよ、僕が言っておるのは。
○理事(岩本久人君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。     —————————————
○理事(岩本久人君) 次に、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。久世公堯君。