岩本久人

いわもとひさと



当選回数回

岩本久人の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第126回国会 参議院 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会 第1号
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○岩本久人君 最初に暴対法の関係について質問いたしますが、先ほどの報告では一定の成果があったという表現になっていたと思うんです。私も特に異議はございませんが、しかし暴対法によって指定された暴力団が解散をされたとかその団員が大幅に減少したということを聞かないわけです。本法の究極の目...全文を見る
○岩本久人君 それで、いずれにしても新しい法律をつくって抜本的に取り組むというわけですから、当然専従の職員というのがいると思うんですが、それが何人ぐらいおられるのか。また、新しい法律をつくってやろうということですから、当然そこには新しい仕事がふえたわけですから、やっぱり増員という...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、今言われたパワーシフトですか、どこに力を置くか、こういうことだろうと思うんですが、そうでなくて、やはり増員ということを考えない限り有効な成果を引き出すということは僕は難しいと思うんです。だから絶対量、いわゆる定数を増員するということを今後検討してもら...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、命をかけての話ですから、できるだけしっかり対応してあげてもらいたい。これも要望しておきます。  最後に、時間がありませんので、風営法の関係でパチンコのことについてお伺いしたいと思うんです。  最近プリペイドカード方式というのができておりますね。こ...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○岩本久人君 まず、自治大臣にお伺いいたします。  私がこの委員会に参りましてから三年と八カ月になりますが、この間に自治大臣が何人がわられたかと考えてみますと、敬称略で失礼ですが、渡部、奥田、吹田、塩川、そして村田大臣、こういうふうに五人になるんですね。単純に割ってみると平均が...全文を見る
○岩本久人君 長々といろいろのこと言われましたが、行政スタッフとそれから大臣としての権限、責任はもう全然違うわけですから、だから、その点ではいろいろおっしゃっても私はそれで納得ということにはなりません。私の懸念が今後に全然ないことを大いに期待しておりますから、その点についてはしっ...全文を見る
○岩本久人君 今回のこの事件は氷山の一角だということが言われておりますが、氷山の一角にしても、もうこれは大変な中身が連日ぞろぞろ大変大きくこういうものに出てくる。まだまだ捜査中ですから、全体像、この金丸脱税事件だけ考えてみてもまだ全体像というものは明らかになっておりません。  ...全文を見る
○岩本久人君 今の答弁は極めて不満ですから、後からもう一回質問します。  私ども社会党は、今回のいわゆる談合に基づく巨額脱税事件が起きたというこの事実に基づいて、そしてそれと同じようなことが全国にあるという国民世論にこたえて、現在、全国四十七都道府県ごとに緊急に調査を始めており...全文を見る
○岩本久人君 いや、単に期待をするというのでなくて、大臣の方からもしっかり対応してもらいたいということを申し入れてもらいたい、こういうことなんですが、どうですか。
○岩本久人君 警察庁にお伺いいたしますが、刑法九十六条ノ三の第二項には談合罪という罪が規定をされております。これでは二年以下の懲役云々という厳しい罪になっておるわけです。  ところで、世間一般の常識では、公共事業の入札に当たってはそのほとんどが談今されていると言われているわけで...全文を見る
○岩本久人君 そういったことがないように各都道府県本部を指導していきたいということなんですが、具体的にどういう指導の仕方ですか。
○岩本久人君 早急に徹底をしてもらいたい、このように思っています。  次に、使途不明金の問題について国税庁に最初にお伺いいたします。  新聞報道によれば、国税当局が八九年から九一年までの三年間に資本金一億円以上の企業を調査した結果、千七百三十七社が千五百九十七億円の使途不明金...全文を見る
○岩本久人君 国税庁としては、使途不明金については損金に算入しない、だから相応の税金を取ると、そのことで事足りるということですか。もう一回お伺いいたします。
○岩本久人君 これも新聞報道によればということでありますが、トータルで言って使途不明金を出しておる総額の、どこまで把握できておるのかわかりませんが、その総額の約七割が建設業だ、このように言われておりますが、それは当たっておりますか。どうですか。
○岩本久人君 今回のこの金丸事件に関連して今まで出てきた使途不明金の中のかなりの部分がやみの政治献金になっている、こういうことが連日報道されております。つまり、使途不明金というものはやみの政治献金の温床になっているということでございます。  まず、そういったことが現実に存在をす...全文を見る
○岩本久人君 いわゆるやみの政治献金というもの、今こういうものが莫大な金額として現実に存在するということが国民各層の怒りを買っているわけですが、なぜこのようなものが存在をするかということを考えると、単にこれは政治資金規正法上の問題だけではないと思えるのも、これまた常識的な理解では...全文を見る
○岩本久人君 警察庁にお伺いいたしますが、このやみ献金という問題が、さっきも私が言いましたように、なぜ表に出てこないのか。出ないというのは出せないということにもつながるんです。  そういったことを考えた場合、さっき私が言いましたように、単にこれは政治資金規正法上の問題だけではな...全文を見る
○岩本久人君 自治大臣に最後にお伺いいたしますが、今回のこの事件においていま一つ明らかになったのが政財官の癒着構造だと言われております。  金丸さんの事件だけ考えてみても、単に山梨県建設業協会だけでなくて中央の大手ゼネコンが深くかかわり、実質的には大手ゼネコンが取り仕切っていた...全文を見る
○岩本久人君 それともう一つですが、国民が今非常に怒っていることは、今回の金丸さんの事件だけ考えてみても、何十億、何百億という途方もなく大きなお金、その金はどこから来たのかということを突き詰めてみれば、それは実は国民一人一人の血税の塊であるということに非常に大きな衝撃を受けている...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、今大臣も、現行法体制というものが、この種のことに関しての法体制が極めて不十分だということを言われたわけでありますから、どうか所管大臣として真剣にきっちりあなたの任期中に対応してもらえますように特にお願いをしておきたいと思うんです。  次に、ワリシン...全文を見る
○岩本久人君 答申に基づいて現在のところは課税する考えはない、こういうことのようですが、私はこの質問をすると自治省は涙を流して喜ばれると思ってやっておったわけです。  いずれにしても、自治省は地方税源を拡充強化するというスタンスに立ってもらわないと実は困るんですね。そういう意味...全文を見る
○岩本久人君 今、滝局長さんがおっしゃったのは技術的な問題ということのようでありますから、ひとつ真剣に検討を加えてもらって、ぜひ今後有力な税目に発展をするようにやってもらいたい。今回のこの事件を見ると、これがきっちりいけばかなりのものになるという中身でありますからね、これは。今後...全文を見る
○岩本久人君 理解ができないから質問しておるわけであります。もう一度言いますよ、私が言うことに的確に答えてもらいたい。  私どもが昨年の年末段階で要望したのは、今回政府なり自民党が大型補正を組もうとしているような中身も含めて要望したわけですよ。ところが、いや、そういったことも含...全文を見る
○岩本久人君 それでは言っておられることがわからぬですね。  私が聞きたいのは、国会軽視ではないのかということを言っておるわけですよ。その点についてはどうですか。そのことだけちょっと答えてください。
○岩本久人君 今度の言われておる大型補正予算というものが十兆を超えるというふうに言われておりますが、今回のこの百二十六国会が済んだ後。と言うんならまた話もわかるんです。それなりのへ理屈もつくんですよ。そうじゃないわけでしょうが。一月に出されてまだ二カ月かそこらしか審議してないその...全文を見る
○岩本久人君 今審議しておる平成五年度の予算はベストだと。五年度の予算ですからね、いいですか間違わぬでくださいよ。平成五年度、つまり来年の三月末までの予算ですよ。それがベストだと言うのならば、なぜその上に大型の予算をこの同じ国会の中でやらなければならないか、この理由を聞きたいんで...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても今の答弁はとても納得できることではないし、極めて無責任だ、私 は予算を提案する権限のある政府としてもう極めて不誠意きわまりない無責任な対応の仕方であるというふうに断じてやまないところでありますが、時間も来ましたので、一点ほどその中に書かれておることに...全文を見る
○岩本久人君 まだ決めたわけではないということのようでありますが、検討はしていこうということのようであります。  最後に聞きますが、地方財政法の五条では、地方債を発行できる事業としてこれこれこれこれというのが二十から三十列挙してありますね。つまり、そこで列挙してあるものについて...全文を見る
○岩本久人君 今、湯浅局長の言われたことについて、現在の法の中でも十分できるんだということについては私は疑問がありますので、では具体的にどういうのがなっているのかということについて後から資料をいただきたいということを申し上げて、私の時間が来ましたので、以上で終わります。
03月29日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○岩本久人君 皆さんおはようございます。  それでは、ただいまから地方税法等の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  最初に、皆様方のお許しをいただきましたので、参考人として立教大学経済学部教授の野呂昭朗先生においでいただいておりま...全文を見る
○岩本久人君 いろいろありがとうございました。  今、先生は、特に宅地について現状というのはいろんな利用方法があっているわけだからもうちょっと詳細に、現状に合った、活用方法に合ったように分類をして活用すべきだと、こういうことを言われたわけですね。  それで、そこで言われた中身...全文を見る
○岩本久人君 今の意見について自治省どう思われますかということを言いたいところですが、先生との時間の関係がありますから、これは後からしますのでしっかり聞いておいてください。  それでは次の質問でございますが、今回の目指すところというのは地価公示価格の七割ということなんですね。一...全文を見る
○岩本久人君 それで、まず性格的なところで言われましたね、継続的所有という問題が強いとか市町村財政に寄与する問題とか。そういったことからいって、公示価格そのものをそのベースに置くというのはいかがなものかということを言われました。  その中で私考えたんですが、最初の質問のときに、...全文を見る
○岩本久人君 七割という、七という数字については総合判断としてある程度理解できる、しかしここ二、三年におけるバブルがはじけて急激に下落をしている過程で今押さえるということについではいかがなものかというような意味のことをおっしゃいました。私も全く同感だと思うんですが、そうはいっても...全文を見る
○岩本久人君 ただいまの御意見は私も本当にもっともだと思いますので、後からまた聞いてみたいと思っております。  そこで、先生、今回のこの改正によって、改正によってというより改正そのものが私は全体として見て大都市圏での評価の急上昇というようなものを基本としている、最近は下落したけ...全文を見る
○岩本久人君 実はこの案が発表された段階から既に地方のあっちこっちでは、これはまた大変なことになった、既に自分のところの自治体では七割はおろかもう八割あるいはそれ以上のものに現実になっている、それを七割にしさらに調整措置をかけられるということになると大幅な固定資産税の減収というこ...全文を見る
○岩本久人君 ただいま先生の方からもいわゆる土地保有課税のあり方についてお話がありましたので、では私の方からもお願いしたいと思うんですが、固定資産税の問題は一応おいて、今後の土地保有課税全体のあり方は一体どうあるべきか。  ただいま先生おっしゃったように、実はここでも地価税導入...全文を見る
○岩本久人君 今、先生の御意見を聞いておりまして、なるほどそういう考え方もあるかなということで勉強になったんです。つまり、今ごろの若い人は家を持つということにそれほど大きな意義、意味を感ぜず、生涯にわたってできるだけ安い家賃の公営住宅等に入って、それから年をとるとさまざまな福祉施...全文を見る
○岩本久人君 大変勉強になりました。  そこで、先生は地価税については臨時的なものであるというふうに評価されておるようですが、そこのところが今後どうなるのかということでは私も確信を持っておるわけではないんですが、この地価税という国税そのものを先生はどのように評価をしておられるの...全文を見る
○岩本久人君 それでは、最後に先生のお考えをお伺いしたいんですが、いわゆる地方税、地方税制全般について今後どうあるべきかということです。地方税財政制度と言いかえてもいいかもわかりませんが、例えば国税との割合の問題だとか、もちろん権限移譲とかそういうことも当然包含してくると思うんで...全文を見る
○岩本久人君 いろいろありがとうございました。  先生には当初から約一時間程度ということでお願いしておりましたので、ちょうど時間が来ましたので以上で終わりたいと思います。本当にありがとうございました。  それでは残り時間、残り時間といっても残り時間の方が多いのでございますが、...全文を見る
○岩本久人君 今、大臣が言われましたように、私も党のシャドーキャビネットの中で、今中心的に最優先テーマとしてやっているのが地方分権をいかにやるかということで、実は今国会に地方分権を進めるための決議をお願いしているところでございますが、そのことについての大臣の決意をせっかくでござい...全文を見る
○岩本久人君 そこで、地方分権を進めるに当たり必要なのは、言うまでもないことですが国の権限をいかに地方に移譲するかということです。  その中身というのは、権限だけではなくて何といっても財源をいかに移譲するか、さっきの課税自主権の問題とかいろいろありましたが、そういったことだろう...全文を見る
○岩本久人君 その決意をぜひとも今そこに並んでおられる皆さん方を初め省内一致のひとつ基本的方針にしてもらうようにお願いをしておきたいと思っております。  そこで、分権を進めるに当たって考えていかなきゃならないことは権限移譲をされた側です。つまり、受け皿が一体どうなるのかというこ...全文を見る
○岩本久人君 具体的に固定資産税の質疑に入る前に、もう一つ全体的な問題についてお伺いしたいと思うんですが、今年度、つまり平成四年度の地方税収の見込みはどうなっているのか、具体的にお伺いしたいと思います。
○岩本久人君 四年度の税収が三年度を下回ることは確実だ、こういうことなんですが、具体的にはどの程度下回るのか、また税目別にはどういうことになるのか、大まかにお伺いしたいと思います。
○岩本久人君 税目別にはちょっと難しいということですか。はい、わかりました。  そうすると、大変なことだと思うんです。では平成五年度はどうかということになるんですが、五年度については地方財政計画の中にきっちり活字で打ってありますが、地財計画の中にある税収確保という問題、このこと...全文を見る
○岩本久人君 最後の一言が気になってしょうがないんですけれどもね、期待をというところなんです。  自治大臣に伺いますが、今の滝税務局長の話でいくと、合ってなかったら税務局長から言ってもらいたいんですが、こういうことですか。平成五年度の地方税収というのは、平成四年度決算つまり二千...全文を見る
○岩本久人君 政府の施策の第一は、今までもそうであったし今後もそのようであります。大型の公共事業を三割獲得ということですが、大型の公共事業費を投入すればするほど、後からふたをあけてみたらいつものところで五割搾取されておったということのないように十分その辺は考慮して各地方団体にも言...全文を見る
○岩本久人君 るる御説明をいただいたわけでありますが、一言でいえば、自治省としては課税の基本を従来の収益課税という観点から財産課税という方へさまざまな答申もあって若干姿勢を変えたというふうに受け取っていいんですか。
○岩本久人君 実はまだあと四十ぐらい質問があるんですが、時間がなくてああしまったということになってはいけませんのでここで一つ入れたいと思うんですが、さっきの参考人の野呂先生の意見の中であっと思うようなことが二、三ありましたから、そのことについて、もちろん通告はしておりませんが聞い...全文を見る
○岩本久人君 それから個別の問題ですが、宅地をもっと詳細に用途別に分類して課税すべきではないのかと。具体的には、事業用と非事業用、住宅用と非住宅用、工業用と非工業用といったことを言っておられるわけですね、聞いたと思うんですが、そのことについてどう思われますか。
○岩本久人君 どうもはっきりわからんかったんですが、さっき済みません、私が第三番目を誤りましたが、三番目は高度利用土地か非高度利用土地かということで分けるべきだという意見ですが、それなりにもう現在そうなっている、こういうことですか。
○岩本久人君 かなり厳しくなされているから大体なっていると、こういうことを言ったわけですか。
○岩本久人君 それでは提案として、もっと詳細に分類してやるべきだという意見についてはどう思いますか。
○岩本久人君 いずれにしても、提案をしておきますから検討の中には入れておいてもらいたいと思います。  それでは次に行きますが、野呂先生が言っておられました負担調整措置の中身が、時間がかかりますから言いますが、例えば評価の上昇率の高い宅地に係る暫定的な課税標準の特例措置の導入、三...全文を見る
○岩本久人君 自治大臣は十二時から何か用があるということですから、最大限配慮して、大臣にあと二問お聞きして、どうぞ御退席ください。  一つは、さっき私が野呂先生の意見を問いでまとめたら、先生もそのとおりだと言われた例のことです。要するに、固定資産税という税金の性格からして固定資...全文を見る
○岩本久人君 僕が言うのは、受けてはいけないかどうかということではなくて、固定資産税のみに頼ってばかりいてはだめだよというふうに、やっぱりある程度地方税源を今後強化していく上では考える必要がないかということについてはどう思われますかということです。
○岩本久人君 それでは、大臣に最後に一問。  前回の評価がえのときには、評価がえで増収になるというのが前提にあったからではありますが住民税は減税できると考えたんですが、今回はその考えはないんですか、あるんですか。
○岩本久人君 そういう要望もあることをお含みの上、今後ひとつ健康に留意して頑張ってもらいたいと思いますということを申し上げて、大臣は結構でございます。  それでは、先ほど来の議論に返らせていただきます。  次は相続税の評価との差の問題です。固定資産税の場合は七割ということをや...全文を見る
○岩本久人君 七割の問題ですが、野呂先生は総合的に判断してみてまあ妥当な線かなというような意味ではなかったかと思うんです。七割という数字が出たのは財団法人資産評価システム研究センターから出てきたというふうに聞くんですが、なぜ七割となったのか改めてお伺いしたいと思います。  それ...全文を見る
○岩本久人君 前段の問題の七割ということについてでありますが、対公示価格が一番高いときに七割に近づいたということが根拠のようでありますが、私の調査では、五十四年度のときにいえば六〇・四%、五十六年が六七・四%ということですね。六割から七割だから七割と言われるけれども、実際皆さんど...全文を見る
○岩本久人君 中心的に検討された人、どういう方が委員におられるかということと、それからさっき言った審議内容についても、後からでいいですから。今わかりますか。
○岩本久人君 はい、そういうことにしましょう。  それでは次に進めますが、評価がえの進捗状況についてちょっと聞いてみたいと思います。  現在、公示地点一万五千ぐらいあるそうですが、そういったことを含めてそれぞれの市町村やっておられると思うんですが、現在どの程度進んでいるのか、...全文を見る
○岩本久人君 これまでの固定資産税に対する住民からの苦情の一つに、住む自治体によって均衡がとれていないではないか、隣の町にいたときもこっちに来たときも同じような資産しかないのに、えらいこちらへ来たら高いんじゃないか、こういうふうな話がかなりあります。  それで、そういったことに...全文を見る
○岩本久人君 今言われた鑑定評価でありますが、これが大変重要な意味を持つということでありますから、そこらは当然客観性とか信頼性が担保されるということはもう大前提に位置づけられなければならないと思います。こういうことについてはどのように対応しておるのか、お伺いいたします。
○岩本久人君 さっき野呂先生も言われたんですが、こういう急にぐんと上がってまた最近は急激に下落するというようなこういう時期、いわゆる不安定時期にあるときの実態を押さえてということはいかがなものか。そのことから言えば、どうせやらなければならないということの中でより正解なのは、賦課す...全文を見る
○岩本久人君 私もかつて第一線の現場におったからその辺は理解をすることはできますが、要望は要望としておきたいと思います。  ことしの一月一日ということについて、ある程度またやりかえられるわけだから、その点の費用はきっちりいいぐあいに対応されておりますか。
○岩本久人君 それで、去年の七月一日というのをベースにしてことしの一月一日で見直しを若干かけるということですね。それは全体的な流れでいけば下がるというのを前提にしておるんですが、逆に上がるところも出ると思うんですね。そのことについてはどのような対応をしておられるのか、お願いします...全文を見る
○岩本久人君 また勉強するにして、国土庁、来ておりますか。  今の地価が下落するという問題について、二十六日に発表されましたが、最近における地価の動向をどのように把握しておられますのか、具体的にお願いをいたします。
○岩本久人君 前回の評価がえといいますか、それは平成三年度なんですが、三年度に比べてどの程度の推移になっているのか、わかればお願いしたいと思います。
○岩本久人君 国土庁の方、よろしゅうございます。ありがとうございました。  それでは、具体的に負担調整の問題に入りたいと思います。  今回の負担調整措置はさまざまなことが予定をされておるわけでありますが、これが実施された結果、どの程度抑制をすることができるのかということが一つ...全文を見る
○岩本久人君 評価がえの結果、固定資産税が下がるというところはそう多くはないと思うけれども基本的にはあり得る話だというそのあり得るところの部分について、できたら自治大臣にきょう聞きたいと思ったんですが、あり得るところはどういう状況になるかというと、そうでなくても忙しいのに莫大なお...全文を見る
○岩本久人君 税の均衡化、公平化のためには私もやむを得ないものかと思わないではありませんが、そこのところの気持ちを今後交付税等で財政措置するときには配慮をしていってもらいたい、このように思っております。  次に、負担調整の方法として、例えば税率でということは考えられないものだろ...全文を見る
○岩本久人君 個別の問題ですが、今回の措置の中に事業所用地については税額が損金に算入されるといったようなことがあります。これは少し税全体から考えてみてやり過ぎではないのかという意見、それから、今回のこの措置は三年間ということですが、では平成九年度以降はどうなるのか、あわせてお伺い...全文を見る
○岩本久人君 トータルの問題として、今回このような改正作業が行われているということ、それから、国会で今集中的にこういう審議を行っているということを知っておられる国民の数は極めて少ないと思います。しかし、関心を持っておられる学者の先生とか関係地方自治団体の中にはさまざまな意見がたく...全文を見る
○岩本久人君 固定資産税の問題で住民にかなり不安があるというのは、土地の問題もさることながら、住宅、家屋の評価がもう何年もたつのに全然下がらぬのはおかしいではないかといったようなことがたくさんあって、実は現場では市町村の税務職員、吏員といろんないざこざがたくさんあるというのが実態...全文を見る
○岩本久人君 去年の委員会があるいはもうちょっと前が、私はここでいわゆる固定資産税の課税ミスの問題を取り上げたことがあります。やはりそのミスを防ぐためにも明細書の添付はもう絶対必要だといったようなことを言ったと思うんですけれども、その後これはどうなったのか、お伺いしたいと思います...全文を見る
○岩本久人君 固定資産税の問題の最後に、今回のさまざまな措置をされた結果、固定資産税全体としてどの程度の増収が見込まれるのか。それから、さまざまな議論がありますが、そうはいっても固定資産税というのは市町村にとってはかけがえのない基幹税目でありますから、今後の固定資産税の中長期的な...全文を見る
○岩本久人君 時間がそろそろ参りますから、最後に一問ほどお伺いしたいと思います。  軽油引取税の問題です。これは実は私たちの中でも賛否いろいろあるんですが、この引き上げについては第十一次道路整備五カ年計画との関係や、ガソリン税との関係があったと聞いております。この辺の経緯あるい...全文を見る
○岩本久人君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論を行います。  以下、賛成の主な理由を申し上げます。  第一に、九四年度の固定資産税評価がえにおける宅地の評価の適正化とそれに伴う負担調整の...全文を見る
○岩本久人君 私は、ただいま可決されました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、二院クラブ、日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    地方税法...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
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○岩本久人君 自治大臣、国家公安委員長の所信に対する質疑として私がここで取り上げたいのは、佐川、竹下、金丸という今や日本一知名度の高い固有名詞に象徴される我が国日本の政治腐敗構造をいかに脱却するかという大きなテーマでありますし、かつ切実なテーマであります。また、連日マスコミ報道さ...全文を見る
○岩本久人君 今の答弁に国民の大多数は恐らく納得しないだろうと思うんです。それからこの問題やっておったんでは大きなテーマになりませんから、そういったこともやっぱりその現場現場におる人は本分をわきまえてきっちり対応してもらわないと困るということだけ言って、この問題は 時間がありま...全文を見る
○岩本久人君 それは的確に答えてないですよ。  一つは、この種の申請については六カ月から一年二年ということも言われますが、だれかがどこかで圧力をかけたら、例えば佐川なんか二カ月三カ月でなったじゃないですか。ということは、やればできるということなんだよ。問題はやってないということ...全文を見る
○岩本久人君 私が一番お願いしたいのは、七千八百だか、約八千億ぐらい今まで積み立てされておるということですが、基金として積み立てていても現在物すごい低金利で果実に大きなものは期待できない。勢いそれを全国に分散しているわけだから有効に機能してないんですよ、具体的にいえば。だから、そ...全文を見る
○岩本久人君 私もこの創設のときから関心がありますので一生懸命勉強してみましたが、現状は私は必ずしも有効に機能していないと思うんです。どこがどうだということは言いませんが、だからひとつ今言われた答弁を含めて、できるだけその趣旨が徹底をするような生きたお金の使い方になるように今後と...全文を見る
○岩本久人君 次に、自治大臣にお伺いをいたします。  政府は、きょうのマスコミ報道を見ますと、十三日にも新総合景気対策ということで少なくとも十兆円以上という大型な予算を組むというような発表をなされるようでありますが、そのこと自体は私はいいことだと思います。  要は、ではこれは...全文を見る
○岩本久人君 業界の指導はどうなりますか。
○岩本久人君 若干違うんだけれども、次に進みましょう。  次に、先ほど上野議員が選挙制度改革についていろいろやりとりをやっておられましたが、それに追加して、どうしても所管大臣である自治大臣にお伺いをしておかなければならないことが一つあります。それは、今国会の最大のテーマである選...全文を見る
○岩本久人君 最後のところが聞こえなかったか ら、もう一度お伺いいたします。
○岩本久人君 自治大臣に伺いますが、宮澤内閣は不退転の決意でこれをやると言っているわけです。ということから考えると、宮澤内閣の主要閣僚の一人として、法案が成立した後、ではどれぐらいあればその新しい制度で次の選挙が可能か、そのことについて自治大臣の具体的なお答えをお願いいたします。
○岩本久人君 いや、覚悟はいいんですよ。決意もいいんですよ。成立した場合、周知期間は最低どの程度必要と思われますかと、例えば一カ月とか二カ月とかということを聞いているわけですよ。大臣に頼んだんだよ、これは。
○岩本久人君 僕の貴重な時間をそのようなことで使ってもらっちゃ困ります。大臣に僕は聞いておるんですよ、一週間とか十日とか一月とか二月とか、どの程度だと思いますかと。お願いいたします。
○岩本久人君 時間がありませんので、やむなく次に進みます。いよいよ本題に入ります。  連日、こういうことで次々新しい疑惑、事件、初めて耳にするようないろんな問題が次々に金丸元副総理の巨大脱税事件に関して出てくる。そのたびに宮澤内閣の支持率はずんずん落ちるということではないかと思...全文を見る
○岩本久人君 では、個別の問題に入ります。  四月二日に、東急建設五島社長は二年前の山梨知事選挙のときに金丸氏側のたび重なる要請で五百万円を出して使途不明金として処理したということですが、では、山梨の小沢候補の選挙の収支報告にその中身があるのか、あるいは金丸氏の政治団体にあるの...全文を見る
○岩本久人君 では、法務省と警察庁に伺いますが、間違いなく金は出した、しかし出したところにはどこにもないということになると、これは一般的に言って窃盗なんですか横領なんですか、背任なのかあるいは詐欺なのか、どういう罪が構成されるのか、双方に伺いたいと思います。
○岩本久人君 警察庁長官に伺いますが、一般論として、今回のこれは五百万ですが前々回の新潟知事選挙では佐川から三億も出たと。一億は入っていたが二億はどこへ行ったかわからないと。その一億のために金子知事はやめられたというようなことなんですが、いずれにしてもこのようなことは国民の大多数...全文を見る
○岩本久人君 時間がありませんから談合問題に入りますが、先般のこの委員会でも私は山梨におけるこの金権、利権構造、これは大変失礼ながら本家は山梨ではなくて島根だと思っておるんですが、全国的にそういうのはあるんです。公共事業を発注する、指名競争入札でも必ず談合がある、落ちたところは三...全文を見る
○岩本久人君 時間が来ましたので、最後の一問です。  公共事業の適正な執行について、いかに今後チェックをしていくかという自治体の機能の問題ですが、その一つはやはり監査委員制度がもっとちゃんと機能するということだと思うんですね。私もかつて昭和六十年から県議会出身で、監査委員を二年...全文を見る
04月27日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○岩本久人君 おはようございます。  まず最初に、急な質問で恐縮ですが、村田国務大臣にお伺いいたします。  けさ六時のニュースを見ておりましたら、本日二十七日にモザンビークへの自衛隊派遣を閣議決定すると、こういうようなことを言っておりましたが、実際にそういう閣議決定があったの...全文を見る
○岩本久人君 内外情勢が大変多難なときでございまして、国民的にも大変関心と注目度の高い内容でありますので、今のところではそういったことがあったということだけを押さえておきまして、あした本会議で我が党からも代表ですることになっておりますから、そちらに譲りたいと思います。  それに...全文を見る
○岩本久人君 現状の認識についてはかなりギャップがあると思うんですが、この問題はきょうのこの法案審議の本題から若干それますからあしたの本会議に引き継がせていただくということにします。  それから、きょうの新聞のトップに「政府募集の選挙監視要員 カンボジア派遣初の辞退者」というの...全文を見る
○岩本久人君 その七十五人というのはどこに所属していた人が今行っておるわけですか。
○岩本久人君 警察庁の四名も考えなければいけないことではないかとは思うんですが、各都道府県警察所属の警察官が七十一名そこを辞職して行っているということですね。そうすると、辞職したらそれだけ欠員が生ずるわけですね、現場では。それは補充してあるんですか。
○岩本久人君 そうでなくても定数が非常に厳しく管理されておるわけですから、九カ月間が短いというのは現場の認識とはかなり違ったもので、この辺は今後やっぱり配慮をしてもらう必要がある、このように思っております。  それで、その七十五人の方たちの身分はさっき言われましたけれども、その...全文を見る
○岩本久人君 ということは、自衛隊と同じように手当は一日二万円出る、こういうことですか。幾らなんですか。
○岩本久人君 その方たちが万一事件事故等によって負傷したとか不幸にして亡くなったといったときの補償はどのようなことになっておりますか、お伺いいたします。
○岩本久人君 その方たちが無事任務を終了して帰国された後の処遇はどうなるのか。いずれにしても、命をかけてのことでありますからかなりの優遇ということも考えておられるんじゃないかと思うんですが、その辺を含めてお伺いをいたします。
○岩本久人君 帰国した後の所属については、本人の意見を聞いて、できるだけ希望にかなうようにしたいということなんですね。  それで、警察庁長官の表彰状というのには金一封か何かつくんですか。単に紙切れ一枚ですか。
○岩本久人君 警察庁長官が考えられてみて、行く前、行ってから、それから帰った後、トータルとしての処遇は警察官と自衛隊とではほぼ同じだというふうに思われるか、あるいは勤務の中身を含めて警察官の方が厳しいと思われるか容易だと思われるのか、そのことについてお伺いいたします。
○岩本久人君 国会でも大論議をしたということもあって、自衛隊の場合は全国民的な注目度、関心も高い。だからそれだけ、十二分とは言わないまでも考え得るいろんなことを予測して手当てをしてあるんではないかと思われますが、その点、警察官の方は国会議論のときにそういう話もあったなというような...全文を見る
○岩本久人君 法律の趣旨は暴力団対策でありますから、すべての暴力団を指定する、きっちり対応するというのが趣旨ではないかと思うんですが、そのことについてはこの七六%というもので大体の目的は達しつつあると、こう思われるんですか。その評価を伺いたいと思います。
○岩本久人君 ということは、七六%というのは物理的なことであって、今後とも悪質で広域的な暴力団については優先的に指定していくと、けれども最終的にはすべての暴力団を網羅していきたい、こういうことですか。お伺いいたします。
○岩本久人君 次に資金源の問題ですが、平成元年の白書では一年間の暴力団の収入総額約一兆三千億円と推定をされておりますが、今回の改正に伴って警察庁が出しておられる資料にはここのところが明確になってないように思います。私の見落としかもわかりませんが、平成四年度あるいは平成三年度の推定...全文を見る
○岩本久人君 言うまでもないことですが、ただいま現在は平成五年度ですね。平成元年度の資料で今いろいろやりとりしているんですが、平成二年度なり三年度なりの白書ではどうなっているんですか。
○岩本久人君 一言でいいんですが、平成二年度、平成三年度に、平成四年度もそうなんですが、調査をしようとしなかった主たる理由は何ですか。極めて重要だと言われながらやってないということをすらっと言われますが、主たる理由を聞かせてもらいたい。
○岩本久人君 警察庁長官に伺いますが、今言われるのには、資金源というものは重要な資料になり得ると、けれども、余りにも業務が多くて忙しくて手が回らない。つまり、人手が足りないということなんですね。そこのところについではやっぱり十分対応される必要があるんではないか。そういう中にありな...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、人手不足であることは否めないですよ。そして、その仕事の中身というのが相手が相手であるだけに命がけの話でしょう。だから、そこのところにもっともっと重きを置いて考えていただいて、やはり人手不足の解消のために増員ということも含めて考えてもらいたい。これは要...全文を見る
○岩本久人君 次に、労働省にお伺いいたします。  全国の各職業安定所でこの種の相談件数が過去一年ちょっとで何件あったか、それからそれの中身は大体どういうものか、それでどんな効果があったのか、具体的にお伺いいたしたいと思います。
○岩本久人君 なかなか大変でしょうが、頑張ってください。  次に、今回のこの改正案で暴力的要求行為の追加がありましたね、株式の買い取り等を要求する行為とか有価証券の信用取引を不当に要求する行為とか、あるいは競売の対象となるようなものを不当に要求する行為。こういったものが新しく追...全文を見る
○岩本久人君 この法律が効果を上げれば上げるほど、国民の中に浸透すればするほど暴力団側もその対策をいろいろ考えてくる。当然のことですね。それで企業舎弟とかダミーの会社を使って実質的には同じようなことをやる、こういうことが考えられますが、これについての対策はどのように考えておられま...全文を見る
○岩本久人君 資金源を断つということは極めて重要なことですが、それのためには不当な形で得たお金や物を没収するということが必要だと思うんですね。今回この没収の規定に入っていないように思うんですが、その点はどうなっているのか、お伺いいたします。
○岩本久人君 没収するためにはどうしたらいいかということを今後調査研究すると、こう言われるので、とてもいいマニュアルが、手引がありますから御紹介をしたいと思うんです。  東京佐川から金丸信さんが強大な権力という暴力を使って五億円ほどやみ献金を召し上げた。それについては、いろいろ...全文を見る
○岩本久人君 警察庁長官も公安委員長さんも暴対部長さんも、今のは物すごく参考になると思います。ぜひ今後調査研究されるときに、現実にそういう改正になったわけですから大いに参考にしてもらいたい、こう思っております。  それでは、時間が来ましたから最後に、さっき宿題にしておきました、...全文を見る
○岩本久人君 最後に一つ。  本当はやめようと思ったんだけれども、そのような答弁ではやめるわけにはいかない。この新聞記事を見ても、そういうあいまいな態度が確信を持って行けないと、こう言っているわけですね。あいまいな態度、つまり命をかけて行くのに、五月二十三日からでしょう、五月六...全文を見る
○岩本久人君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・係国民連合、日本共産党、二院クラブ、日本新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
05月18日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○岩本久人君 私の質問の大半は西村参考人にお願いしたいと思っているんですが、その前に一つほど伊藤孝二郎参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほどあなたの意見をお聞きしておりましたら、一言で感想を言うと、交付税法改正案の中身もさることながらとにかく早く早く、早期成立をお願いした...全文を見る
○岩本久人君 私が期待をしていたのは、実は国会が予算委員会がとまったりその他いろいろなことがありました。いわゆる東京佐川の問題から、やみ献金、談合の問題からその他さまざまな問題が実は今国会にかかっておる。そういったことがやっぱり一番大きな原因だということを十分認識いただいて、今後...全文を見る
○岩本久人君 確かに、私も一番苦労しておるのは何かといいますと今市長さんがおっしゃったように土地が補助対象では全くないということ、これが一番大きな問題。それと超過負担。私のところの田舎でも、総事業費のうちの補助金というのは国、県、市あるいは周辺町村から応援してもらっても大体五割に...全文を見る
○岩本久人君 今言われた地域福祉基金の問題については私もこの委員会で過去二回ほど取り上げたことがございます。  例えば私の県でも、県単位、県だけのそれで見ても二十五億円ぐらい基金の積み上げがあるんですが、御案内のように非常にレートが今低いものだから、その果実ということになるとほ...全文を見る
○岩本久人君 全国の自治体の中の数%はそういうふうに活用されておるということを聞いておりましたが、具体的に耳にしたのは初めてなんで、今後ともしっかり頑張ってもらいたいと思っております。  次に、あなたの意見の中にありました義務教育施設整備費や地域改善対策事業に係る地方債元利償還...全文を見る
○岩本久人君 次に、先ほど言われましたいわゆるふるさと創生事業の問題ですが、この中であなたがおっしゃった、何に使ってもよいということが使う立場になれば実に大きな使途制限になったと。この言葉は私どもももちろん初めて耳にするんですが、大変含蓄のある言葉だろうと思いました。  それで...全文を見る
○岩本久人君 次に、強調されておりました交付税の事業費補正に補助金に相当するような経費がどんどんふえてきておるということを言っておられましたが、交付税総額の中でそれはどれぐらいになっているのか、それからあなたの市では具体的にどうなのか、教えてほしいと思います。
○岩本久人君 次に地方単独事業のことですが、今までの本委員会とか本会議での議論の中では、実は自治省の考え方というのは、この地方単独事業というものについてはやる気のある市町村とそうでない市町村とで当然差をつけて対応する、こういうことのようです。こういった自治省の考え方、スタンスにつ...全文を見る
○岩本久人君 今の質問と同じことですが、急で失礼ですが、池上参考人は今の点についてはどのような評価をされていますか。
○岩本久人君 時間もそろそろ終わりますので、最後に同じ質問を三人の方にそれぞれお願いしたいと思うんです。  今年度は、現在審議しております平成五年度の地方交付税法のこの中に特例減額四千億という問題が入っておりまして、これの理屈理論の支柱はいわゆる公経済バランス論ということになっ...全文を見る
05月31日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第10号
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○岩本久人君 林大蔵大臣のお隣、島根県選出の岩本でございます。大蔵大臣には初めて質問いたします。よろしくお願いいたします。  さて私は、今ここに、昨年の五月二十八日に本委員会で行いました特別決議、題して「地方行財政の拡充強化に関する決議」というものを持っております。今ごらんのよ...全文を見る
○岩本久人君 私がごらんになったことがありますかと言うのは、つい今し方、ここへ来る前にちらっと見たということじゃなくて、いつごろ見られましたかと。少なくとも地方財政計画の審議の前、議案をつくられる前ぐらいに見られたのか。今見たというんでは、これは私が言うところの見たことにならない...全文を見る
○岩本久人君 それでは、この委員会決議は大蔵大臣にとってどのような意味を持つのか。位置づけはどうなっているのか。  御案内のように、大蔵大臣ということになれば、G7から、私たちが予想をはるかに超える大変な仕事が次々に山積しておって、とてもそれは大変なお仕事だということを十分認識...全文を見る
○岩本久人君 趣旨を尊重し善処というのはどこでも使われる言葉であり、それがどの程度の効果を発揮するのかということについても、ここにおる方全員が大体その程度と、こうわかることなんです、その中身というのは。  それで、さっき大臣が言われた大議論されたことなのでというかなりの御関心と...全文を見る
○岩本久人君 あなた、名前は何というんですか。肩書は何ですか。私は大蔵大臣に質問したんですよ。
○岩本久人君 それは大蔵大臣の代行ですか。何ですか。大蔵大臣に失礼じゃありませんか、私は大蔵大臣に質問したのに。
○岩本久人君 自治大臣が今言われた、大蔵大臣にいろいろ意見を聞いてもらう場だと。それはそ れなりにわからないではありませんが、ただ聞きおくでは困るんです。それで、大蔵大臣はいろいろ述べられて御理解を得たいと言われますが、理解できないから今質問しておるわけでございます。まだ審議中...全文を見る
○岩本久人君 申し述べられました二つの理由はそれぞれ反論がすぐできるんです。一般会計だけじゃなくて特別会計も一緒に見ればすぐわかることであるし、地方団体が一時的な借り入れをするということは日常茶飯にやっているわけですから、そうすれば後段のことについてもクリアできる、こういうことで...全文を見る
○岩本久人君 今、大臣が言われたいわゆる公経済バランス論というのは、いろいろな解釈をしている人もありますが、少なくともそれが成り立つ大前提は、私はいわゆる国と地方というものが完全にいろんな意味で対等の立場にあるということでなければならないと思うんです。しかし、御案内のように、極度...全文を見る
○岩本久人君 大蔵大臣に再々ここにおいでいただくということにもなかなかならないようですから、まとめてちょっと質問しておきたいと思うんです。  今言われたことは、平成四年度におけるいわゆる余剰論、それが今回はバランス論ということに言い方は変わっておりますが、最初に私が言ったように...全文を見る
06月01日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
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○岩本久人君 皆さん、おはようございます。  通告に基づいて順次質問したいと思いますが、まず最初に、昨晩の大蔵大臣質問の際に大蔵省の方から答弁をいただいた中身についてどうしても納得できないことがありますから、その点について再度答弁を求めたいと思います。  それは、一つは、昨年...全文を見る
○岩本久人君 次に、これに関連してでありますが、公共事業関係の補助負担率が一年度前倒しで恒久化されました。中身は、直轄事業が三分の二、補助事業が二分の一ということでございますが、どのような論議でこのような結果になったのか、このような負担率はどのような基準で決められたのか、これに伴...全文を見る
○岩本久人君 大蔵省にお伺いしたいと思うんですが、きのうの大蔵大臣の答弁のいわゆる語調を見ておると、地方交付税の性格についてやや疑問を持たざるを得ないという点があります。そこで、再度詰めてみたいと思うんです。  大蔵大臣がきのうここで話しておられたのは、要約すると、地方交付税と...全文を見る
○岩本久人君 わかったようなわからないような答弁ですが、私が言った趣旨でいいのですか。もっと歯切れよく、わかりやすく言ってください。
○岩本久人君 はい、わかりました。それでは大蔵省は結構でございます。  それでは、総理府来ておられますか。PKOの問題についてお伺いをしたいと思います。  けさも早朝からのテレビニュースで、文字どおり命をかけて頑張って御苦労されてこられた七名の方がけさ六時過ぎ成田に到着された...全文を見る
○岩本久人君 次に、UNTACの大きな任務の一つであった総選挙が終了したということから、政府として文民警察官の早期引き揚げという問題についてどのように考えておられるのか。  きょうの新聞報道を見ると、一部でありますが、済んだということで、帰国の準備をせよということで送別会も済ん...全文を見る
○岩本久人君 そうすると、報道されておもように十五日に一斉帰国ということではない、こういうことですね。
○岩本久人君 いずれにしても、そこのところは重大なところですから、きっちりと対応してもらいたいと要望しておきます。  次に、現に派遣されている文民警察官はUNTACからの要請によって本来任務と異なる国境の監視とか要人や選挙事務所の警護などについているということのようでありますが...全文を見る
○岩本久人君 反省点ということでいろいろ挙げられておりますが、いずれにしても、これだけの大変な任務をしかも外地でやるということでいろんな苦労とかはあったと思うんですが、結果として、警察庁、PKO協力本部事務局、外務省といった関係当局の連携というものが大変悪かったのではないか、こう...全文を見る
○岩本久人君 カンボジア選挙の開票状況、現時点でどうなっているかわかりませんが、けさのニュースでは、ラナリット派、人民党がそれぞれ十八議席ずつとったと、猛烈な接戦を繰り広げておる、こういう状況のようでございます。そうした矢先に、これまたけさのテレビニュースで私見たんですが、ポル・...全文を見る
○岩本久人君 その種の情報の信憑性の問題だとか、あるいは直接聞いたことがあるとかないとかといったようなことで見過ごすというようなことは今までの経験から見てよろしくない。そういったわずかな情報でも大事に重たく受けとめておかないと、結果としてまた重大な事件に発展をする可能性もあるとい...全文を見る
○岩本久人君 五月二十六日の朝日新聞に、恐らくほかの新聞にも出たと思うんですが、「自治体の反対がPKOのネック」という記事が載っておりました。中身は何かというと、外務省の幹部が、カンボジアへの選挙監視要員に内定していた地方公務員の中から辞退者が出たことについて、今後自治体がもう少...全文を見る
○岩本久人君 この問題の最後に、警察庁長官にお伺いをいたします。  きょうの新聞報道を見ますと、昨日の全国都道府県警察本部長会議で、長官は功労に十分な称揚をということで帰国された後の文民警察官の処遇について言及しておられますが、その内容はどういうものなのか、お伺いをしたいと思い...全文を見る
○岩本久人君 各都道府県本部において警察庁長官のきのうの発言を体してしっかりやってもらいたいと言っても、裏づけがないとなかなかならない話だろうと思いますから、その点はじっくり配慮してあげてもらいたいと思っております。  PKOの問題はいろいろありますが、時々刻々状況が変わります...全文を見る
○岩本久人君 私は政治家としての村田大臣の基本的な見解を聞いたわけです。それで、今言われましたぜひ合意をしてもらって次の選挙からということになると、おのずと日程というのはもう見えているわけですね、任期がいつまでかということを考えると。そうすると、いずれにしても、選挙の担当大臣とし...全文を見る
○岩本久人君 前回は、選挙制度審議会へ区割りを諮問して答申得るまでに二十日間だったということが一つ。それから、周知期間は常識的にも三カ月ということのようでございます。そういったことを考えると、いずれにしても、今からすぐ法案が合意されて成立したら年内選挙も十分可能だと、こういうこと...全文を見る
○岩本久人君 時間がもう一時間過ぎましたんで次に入ります。  引き続き政治改革の問題でございますが、今度は、そのスタンスは談合問題といったようなことに入りたいと思います。  先日、テレビの報道番組を見ておりましたら、最近のPKO論議に対する国民の声を聞くと、政府がここまでPK...全文を見る
○岩本久人君 公取の方来ておられますね。  先へ進みますが、いわゆる政財官癒着を基本とする利益誘導型政治、これが今一番のやり玉に上がっておるわけでありますが、これの大きな要因として例の金丸やみ献金事件で明らかになった談合という問題があります。報道によりますと、公正取引委員会は五...全文を見る
○岩本久人君 この立入検査に当たっての新聞報道等で目を引いたのが異例であるという文字なんです。つまり極めてまれということなんでしょうが、しかし世の中では、世間一般の常識はほとんどすべての公共事業に談合があるということを認めております。にかかわらず、山梨県建設業協会に立入検査された...全文を見る
○岩本久人君 過去十年間で十四件、三百十四名、罰金十六億円といった今言われたのをここにも書きましたが、世間の常識から見ると余りにも僕は少な過ぎると思うんですね。  それで、そうは言っても競争社会ですから、いろんなところからいろんな情報というのはあるんだと思うんですが、公正取引委...全文を見る
○岩本久人君 最近でも月に十件ぐらいですかね、新聞によく載っております。どこどこの県があるいは市町村が入札をやろうと思ったら談合の情報が入ってきた、したがって入札はその指名業者を外して新たにやりかえたということが新聞にずっと載っていますよね。かなり僕はあると思うんです。そういった...全文を見る
○岩本久人君 一般的な国民の見方としては、あのごとく談合が堂々とまかり通っておるのに公取は一体何しているんだというのがあるんです。しかし一方、公取の側にしてみると、そうは言っても人的体制とか物理的なこともあってなかなか一挙に対応できないということも十分理解できます。  そこでお...全文を見る
○岩本久人君 わかりやすく言えば百八十名で全国を網羅している、こういうことなんですね。余りにも少ないという印象なんですが、全国で地方組織というのはどことどこにあるんですか。
○岩本久人君 よりわかりやすく理解するために、恐縮ですが、中国は広島にあるんですね、広島で中国五県をカバーしている審査官は何名おられますか。
○岩本久人君 中国五県という広いところを考えた場合、中国山脈を渡るだけでも大変なんですね。わずか三名と。  私は、前回のこの委員会でも、とにかく山梨型利権構造、つまり、公共事業の発注者でもないのにおのれを天だと称して一方的にゼネコンに対して指名をし決めつける、そして受託業者から...全文を見る
○岩本久人君 今の件で自治大臣にお伺いいたしますが、公共事業のうちの七割は地方なんですね。それで、その発注に当たってはほとんど全部指名競争入札。そして、この指名競争入札のそのまたほとんどに談合が存在しておるということは世間万人が認めるところであります。この談合が今の日本の政治腐敗...全文を見る
○岩本久人君 大臣、その問題は後からと思っておりますが、私が今聞いておるのは、公正取引委員会の体制が余りにも貧弱ではないのか、そのことについてどう思いますかと。そのことだけ答えてください。
○岩本久人君 そういうことなんです。もう一回言いますよ。いいですか、ちゃんと聞いておいてくださいよ。  私が言いたいのは、公共事業のうちの七割が地方だと、それで地方自治体を所管する自治大臣として、言われているような談合だという疑惑があるということはもう世間の常識であります。しか...全文を見る
○岩本久人君 公正取引委員会の課長さんに最後に要望しておきたいと思うんです。  いずれにしても、どういいますか、極めて脆弱な体制の中で大きな社会的な課題に向かって頑張っておられるわけでありますが、事は社会正義にかかわることでありますから、今後ともひとつ元気を出してしっかり頑張っ...全文を見る
○岩本久人君 峰久地方厚生課長さん、建設省を代表して一生懸命今お答えになりまして、その一生懸命さはわかるんですが、そのスタンスが悪い。なぜかと。今まで自分たちがやってきたことはまず基本的に間違いでなかった、絶対正しいんだという前提に基づいているからなんです。しかし、今まで皆さん方...全文を見る
○岩本久人君 人数を聞いているんです。
○岩本久人君 さっきの天下りの話ですが、人事院の承認を受けた者は十二人ということですが、実は受けてない方がたくさんおられるんですね。その数字がわかればお願いしたい。
○岩本久人君 それでは、後から資料をお願いいたします。  それでは、大臣がいいのか自治省の方がいいのか建設省の方がいいのか、さっき大臣が若干言いかけておられました自治省と建設省との間で入札制度の改善策について協議会を設けるということでありますが、地方公共団体発注の建設事業につい...全文を見る
○岩本久人君 時間がだんだんなくなりますのでちょっとはしょることにしますが、今年度の地方財政計画でも単独事業の伸び率は大変高い。加えて、今度の新総合経済対策では二兆三千億円もの追加が行われている。そういう予算がつくこと自体は結構なことだと思うんですが、それだけの大変なお金がまたそ...全文を見る
○岩本久人君 この問題の最後に建設省とそれから自治省にお伺いをしたいんですが、実は、私の地元の島根県の平成四年度の建設省発注の工事全部と一億円以上の県の工事の全部の指名状況の一覧表を持っております。  それで、その道のプロに全部分析してもらったら、やはり一党一派に、偏ったところ...全文を見る
○岩本久人君 政治改革の関連で、今度は地方分権の問題をお願いしたいと思うんですが、四月十九日に地方制度調査会から広域連合と中核市という問題について答申がありました。内容もるる伺ったわけではありますが、広域連合の場合、現在ある一部事務組合との関係がどうなのかという疑問があります。そ...全文を見る
○岩本久人君 それで、この中核市の要件というのがいろいろ書いてありますが、やっぱり一番のネックは何といっても人口の要件、三十万以上ということがあります。  実は、私の出身の島根県の一番大きな都市、県都松江市でも十四万人しかいない。鳥取県でも同じような状況です。そのほか数県あるよ...全文を見る
○岩本久人君 地方分権の問題について引き続き質問をさせていただきます。  平成三年十二月に、行革審の豊かなくらし部会からパイロット自治体という問題について報告がありました。当時、国民全体としても、とてもこれは斬新で、今後の地方自治のあり方として注目をされ歓迎されるという状況であ...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、この問題は今後のいろんな事柄を私たちが検討していくに当たって重要な意味を持つと思いまして、委員長の御配慮で、できたら当時の行革審豊かなくらし部会部会長である細川さんに意見を聞きたいと思っておるわけですが、今見えませんので、帰られたらぜひ聞いてください...全文を見る
○岩本久人君 この議員報酬等については、自治省事務次官通知等で適正な額に措置することが適当であるというようなことが出ておるわけでありますが、こういった通知というのは何に基づいて出しておられるのか、伺いたいと思うんです。
○岩本久人君 自治大臣にこの問題で伺いたいと思うんですが、現在の状況というのは、市町村議会議員にあっては二十万円あるいは十万円を切るといったような状況も実はあるんです。そういった中で多様な住民ニーズにこたえて頑張っていくということ、社会的にも注目されている中、今も例えば尼崎の市議...全文を見る
○岩本久人君 この問題は私は極めて重要だと思うので、ぜひ大臣にあっては今後とも積極的に勇気を持ってこの問題に対処してほしいと要望しておきます。  次、警察庁、よろしくお願いいたします。  去る五月十六日のNHKのテレビで、「犯罪捜査・岐路に立つ警察」という題名で、警察庁の城内...全文を見る
○岩本久人君 私自身の周辺にも、何でこの事件がまだ未解決かといったようなものがたくさんあります。  そのうちの一、二を申し上げますと、一つは、十二、三年前に私の地元の町でいわゆる新妻殺害事件というのがありました。間もなく時効ではないかということで毎年県議会やなんかでは出ておるん...全文を見る
○岩本久人君 検挙率が下がったといったようなこと、もちろんそれだけでどうかということは長官が言われたわけで、それを理解しないわけではありませんが、私が思いますのには、期待されている社会的要請にこたえる、そのことからいえば定数が余りにも厳し過ぎるということが一つはありはしないか。現...全文を見る
○岩本久人君 では、次に移ります。  消防の問題でありますが、全国的に問題になっております過疎地域での消防、救急体制のあり方について、象徴的に社会問題になっておりますのが徳島県三好郡の組合消防における山城町、東祖谷山村、西祖谷山村での消防署統廃合問題があると思うんですが、この問...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、いわゆる過疎が抱える消防問題として考え得る問題点のすべてがそこに集積されているというふうに聞いておるわけでありますが、同じような状況というのは、実はそこだけでなくて全国の過疎地域が共通の悩みを持っていると思うんですね。ですから、そういった問題について...全文を見る
○岩本久人君 あと一分しかありませんので、短く。
○岩本久人君 そうしてもらいましょうか。
○岩本久人君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして賛成の討論を行います。  本案は、三年連続した附則第三条に基づく特例減額が行われ、四千億円が減額されています。この減額について政府は公経済バランス論の...全文を見る
○岩本久人君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、二院クラブ及び日本新党の各派共同提案に係る地方行財政の拡充強化に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方行財政の拡充強化に関する決議(案) ...全文を見る
06月03日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
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○岩本久人君 皆さんおはようございます。  それでは、銃刀法一部改正案についての質疑を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。  本案の審議に入る前に、二、三警察庁にお願いをしながら質問をしたいと思うんです。  そのまず第一は、先日新聞で大きく報道されました神奈川県警...全文を見る
○岩本久人君 今答弁がありましたので重複は避けますが、今言われたようなこと等々が新聞にそのままこう書いてある。酩酊している早川さんをロープで練る、殴る、ける、背中から熱湯をかける、灯油をかける、そして入院五十三日というようなことであります。  そこで、警察庁長官に伺いたいと。思...全文を見る
○岩本久人君 今の問題はただいまの答弁でいいようなものではあるんですが、私がそのこと以上に残念に思うのは、上司の方がこの事件をなかったことにするような隠ぺい工作をしたと。そのときに使ったロープを隠したり当日の記録を改ざんしたりといったようなことがあったということが、それから数日た...全文を見る
○岩本久人君 一昨日の地方交付税法の質疑のときに、私はこの場で、時間はなかったので十分なことになっておりませんが、警察の検挙率が大変に低いといったことを問題にさせていただきました。それなりの答弁もあったとは思うんですが、そのこととそれから今回のこういった暴行事件、あってはならない...全文を見る
○岩本久人君 今の答弁を聞きながら、ああそうだと思ったんで質問しますが、即出なかったらこの質問の最後でいいですから、ちょっとお願いしたいんです。  警察官といえども、基本的人権があって健康にして文化的な生活を営む権利がある、これはもう当然のことです。そうであるならば、人間だれし...全文を見る
○岩本久人君 完全週休二日制に関連をして、これも後からでいいですが、時間外勤務の実態がわかればあわせてお願いしたいと思っております。  では、次の問題に入りますが、村田大臣にお伺いします。  日本国民を唖然とさせた例の交換留学生服部剛父君の無罪評決の問題です。時間がありません...全文を見る
○岩本久人君 しかし、日本の国民が殺された、単に適当でないだけではやっぱり日本国民の感情として私はなじまないんじゃないかと思うんですね。  それで、この事件を報道したマスコミがいろんな分析をしています。その中には、例えばこれが日本人でなくてアメリカ人だったらどうなのかと、突き詰...全文を見る
○岩本久人君 これ以上やりとりしておっても時間がありませんから、いずれにしても、今後こういった議論があったことを心して頑張ってもらいたいということを申し上げて、いよいよ本題のけん銃の問題に入りたいと思うんですが、今回のこの罰則を強化するという法案自体、私は大賛成でございます。いっ...全文を見る
○岩本久人君 最近の続発しておりますけん銃を使った凶悪事件等に対処するために、政府では昨年七月にけん銃取り締まり対策に関する関係省庁連絡会議というものを設置されたようでありますが、この中身はどういったものでしょうか。
○岩本久人君 そういった申し合わせに基づいて今回の法律案というものも提起されたと思うんですが、今回の改正によって具体的にどの程度の成果が期待できるのか、それから、いわゆる泳がせ捜査といったようなものが検討されていたということですが、これが今回見送られた理由は何か、お伺いをいたしま...全文を見る
○岩本久人君 この問題を根絶するために、一つのネックといいますが、十分考えなければならないのは何といっても密輸の問題だと思うんです。いろんな報道では、年々この密輸というものが巧妙化しているということのようでございますが、東京税関では昨年七月現在では押収ゼロだといったようなことも書...全文を見る
○岩本久人君 ことし二月の新聞報道によりますと、けん銃二十八丁を国内に持ち込もうとしたアメリカ・カリフォルニア州在住の柔道指導員が銃刀法違反で千葉地検に身柄送検をされたということのようで、現在公判中ということのようですからどの程度お答えになれるかわかりませんが、この事件の概要と、...全文を見る
○岩本久人君 このような反社会的行為に対して罰則を強化するということはもちろん賛成でございますが、同時にまた、徹底した取り締まりということも重要であります。そのためには、効果的に行うために関係省庁がもっと連携を密にしてやってもらうということがとても大事だと思うんですが、密輸入を阻...全文を見る
○岩本久人君 ところで、最近は密輸ルートも多角化して、かつては考えられなかった中国から密輸があると。最近出回っているトカレフとかいうんですか、これが急増しておるということでありますが、新聞で見ると、中身はどういうことになっておるかというと、漁船を仕立てて和歌山の勝浦沖などに多数の...全文を見る
○岩本久人君 こうした事件というのは、この問題を考える上で私たちに新しい提起を行ったと思うんです。つまり、従来予想していたような方法でない方法で入ってくる。そういったことを考えると、我が国日本のように海岸線が物すごく長い、膨大な海岸線があるわけですから、そういったところへどこから...全文を見る
○岩本久人君 しっかり頑張って、よろしくお願いいたします。  ところで、この際ですから、視点を変えて一つほどお伺いしてみたいと思うんです。  先ほど国内で不法に所持しているけん銃が幾らあるかということを聞きましたが、今度はその反対に、合法的に所持されている銃というのが国内にど...全文を見る
○岩本久人君 それでは、時間がなくなりましたので、警務局長に先ほどお願いしました答弁をお願いします。  そして、最後に村田大臣にこのけん銃問題に対する現状の認識と取り締まり強化に向けた決意をお伺いして、終わりたいと思います。
○岩本久人君 終わります。
○岩本久人君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、二院クラブ及び日本新党の各派共同提案による地方分権の推進に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方分権の推進に関する決議(案)   今日、さ...全文を見る
11月02日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○岩本久人君 昼食休憩後ちょうど一時間、こういうときが生理的にも一番だらけて眠気が来る、こういう時間帯ではありますが、私は今、日本列島全体を震撼させておるゼネコン汚職という問題について質問をしたいと思いますから、自治大臣を初め関係者皆さんのここにおるみんなが目が覚めるようなすばら...全文を見る
○岩本久人君 本日段階で各自治体が事件に関与している内容はどうなっているか、一般的に汚職事件といってもいろんなケースがありますから、具体的に土木の公共工事をめぐって汚職事件というのは平成三年度に幾ら、四年度に幾ら、五年度に幾ら、わかる範囲でひとつお願いしたいと思います。
○岩本久人君 三年度についてはあるけれども四年度は調査中ということのようですがね、私はそういった姿勢がやっぱり一つの大きな問題の要因をっくっておると思うんです。平成四年度というのは、ことしの三月末でもう区切りですね。半年以上たった今でもまだそのような大変な事件を自治省でまとめてい...全文を見る
○岩本久人君 今まさにコンピューターの時代で、今言われたようないろんなへ理屈を言ってどうだこうだと、だからやれぬというのはやっぱり国民が納得しません。その気になってやればなるはずですから、ぜひ今後は早急にそういった問題についても的確に迅速に対応されることを強く要請をしておきたいと...全文を見る
○岩本久人君 恒松先生が指摘されたよりかはさらに三人ふえておる、こういうことですね。  それから、自治省だけじゃなくて、中央省庁ということになると副知事は何人になるんですか。
○岩本久人君 次に建設省と農水省にお伺いいたしたいと思うんですが、全国の都道府県と政令市の土本部長、農林水産部長に本省から何人出ておられるのか、お願いしたいと思います。
○岩本久人君 今の数字は後から取り上げます。一応おきます。  次に、建設省、農水省から、今度は官から官ではなくて官から民、いわゆるゼネコンを含め、土木協会とかいろいろな協会があるでしょう、そういったところにどの程度の人が現在行っておるかということについてお願いしたいと思います。
○岩本久人君 それは何年。
○岩本久人君 自治大臣にお伺いしたいと思うんですが、今から伺うことはそれぞれ建設省と農水省にもお伺いしたいと思いますからよろしくお願いしたいと思います。  今の数字は私も初めて聞いたんですが、トータルで言うとこういうことになりますね。本省から全国四十七都道府県の知事に、もちろん...全文を見る
○岩本久人君 福田課長さん、私もあなたとは二十年来よく知っておるものだからなんですが、私はそういう事務的な答弁を聞きたくはないんです。その意味から言うと、やはり政府委員に来てもらわにゃいかんだったなと思っておりますが、今言っても仕方がない。  それで、自治大臣に聞きたいんですが...全文を見る
○岩本久人君 恒松先生はこの中の最後のところで、高級官僚がそういったところへ俗に言う天下りをするといったようなことは最低五年町は控えるように制度的にすべきだといったようなことも言っておられるわけです。そういったことも含めて、どのように、理屈を言おうとも、そういった恒常的な天下りの...全文を見る
○岩本久人君 私も最後にそのことを言おうと思っておったんです。せっかく監査委員の機能強化をやったわけですが、しかし現実にはまだまだ昔の感覚で監査委員の皆さんはおられる。私もかつて二年ほど県会議員出身の監査委員をやったことがありますけれども、まだまだ私がやっておったときと同じような...全文を見る
○岩本久人君 建設省にお伺いいたしますが、制限つき競争入札制度の導入によってどのような効果が期待できるのか、今までの指名競争入札に比べてこういう点がこうだからこういうことが期待できるということについて具体的にお願いしたいと思います。
○岩本久人君 この新聞の中にも二、三そのことについて書いてあるんです。あなたはいいことを言われたんですが、余りその結果よくない点もあるんではないか。つまり、この新聞で見ると、従来であったら大体十社ぐらいで指名入札していた。ところが、今言われた新しい制度にしたために百社以上来られて...全文を見る
○岩本久人君 それでは期待をしておくことにいたしまして、次、国税庁来ておられますか。  いわゆる裏金の実態とその規制の問題で、使途不明金の問題を取り上げたいと思うんです。  新聞の報道では、国税当局がゼネコン及び下請等に対して使途不明金の問題等で一斉税務調査に入ったというふう...全文を見る
○岩本久人君 この使途不明金というものがいわゆるやみ献金につながっているというのは世間の常識であるということを思った場合、この使途不明金なるものはできるだけ早くなくするという方向でやっていかなきゃいかぬ。そのためには例えばフランスで行っているように、一〇〇%の重加算税をかけるとい...全文を見る
○岩本久人君 私が質問をしたのは、一〇〇%にしたらどうか、もっと厳罰に処したらどうかということを言ったわけでありますから、そのことも一応意見として申し上げて、次に行きたいと思います。  次に公正取引委員会、来ておられますね。  談合の問題についてお願いしたいと思うんですが、過...全文を見る
○岩本久人君 三百二十八名、十六億幾らの課徴金を取った、こういうことですが、現在の調査状況をお願いしたいと思います。
○岩本久人君 最近における情勢から、いずれにしてもこのようなことを許してはいけないと、こういう全国民的な合意が成り立っているということから、恐らくあなたのところに対しても談合だといったような情報は最近格段にふえているのではないかと思うんですが、二、三年前と比べて現在はどの程度その...全文を見る
○岩本久人君 私は体制をもっと充実強化をしてしっかり頑張ってもらいたい、こういう意味で言っておるわけですから、ひとつ自信を持って答えてもらいたいと思うんです。  それで、現在の体制は何人でその調査をやっているか、そして来年度に向けて、あるいは何カ年計画がで、私は前の委員会のとき...全文を見る
○岩本久人君 このゼネコン問題というのは、言うまでもなく今や我が国日本が抱えておる大変重大で、深刻な課題でございまして、当委員会としても、地方自治体がその主戦場になっているというようなことを考えた場合、放置できないということから、現地の調査を含めて今後積極的に審議していく方向をひ...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○岩本久人君 私は、ただいま可決されました自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本・新生・改革連合、民社党・スポーツ・国民連合、日本共産党、二院クラブの各派共同提案による附帯...全文を見る
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○岩本久人君 去る十一月十八日に政治改革関連法案が通過をいたしましてきょうで実に四十日たっているにもかかわらず、まだ参議院での審議は入り口、総括質疑の段階というこの事態、私も大変残念に思っております。  振り返ってみますと、約五年の歳月をかけて、五つの内閣のときにそれぞれ社会的...全文を見る
○岩本久人君 それでは次に、具体的に法案について質問をしていきたいと思うんですが、その前に、先ほど言いましたように参議院に回ってきましてから約四十日たったということから、この四十日の間にもさまざまな意見が出され、私の耳にも若干雑音が聞こえないではないんで、改めて今国会中ということ...全文を見る
○岩本久人君 今の委員長のあれはとても私は納得できませんかね。どこが不穏当だったですか。
○岩本久人君 一党支配、一党で政権が続いてきたわけですから、極めて当たり前の表現を使っただけなので、その点は再度委員長……(発言する者多し)静かにお願いしたいと思います。  それでは、総理と担当大臣の決意表明はよくわかりましたが、副総理の羽田大臣は、きょうの新聞を見ますと、昨日...全文を見る
○岩本久人君 いずれにしても、この報道に対しての評価は案外分かれるかもわかりません。しかし、少なくとも一生懸命いかにして一日も早く成立させるかという立場から考えると、これがプラスに作用するかマイナスに作用するかということになると私はプラスには作用しないと思っておりますから、今後こ...全文を見る
○岩本久人君 御存じのように、この法案は衆議院段階で修正をされておりまして、小選挙区と比例代表の数が二百五十対二百五十が結果的に二百七十四対二百二十六ということに修正をされたわけであります。今それを審議しておるわけでありますが、そうしますと、小選挙区と比例代表、それぞれについての...全文を見る
○岩本久人君 小選挙区定数二百七十四の配分についてでありますが、各県一名均等配分をしてそのあとを人口比例ということなんですが、この配分の仕方についてはいろいろあると思うんです。例えばドント式、あるいはサン・ラグ式、あるいはヘア式最大剰余法といったようないろいろなことが考えられるわ...全文を見る
○岩本久人君 定数配分の方法が今言われたヘア式最大剰余法ということでございます。  その表を今私ここに持っておりますが、実は全国の県議会でいろんな議決をしてきております。それぞれの小選挙区の定数にかかわる部分では数県だというふうに伺っておりますが、具体的には私の地元の島根県、そ...全文を見る
○岩本久人君 二百八十名以上なら三名というのが常識だと思うんですが、なぜ二百八十一、二百八十二、二百八十三になったらまた三名でなくなるんですか。また、何名になるんですか。
○岩本久人君 県議会の議決どおりに三名ということになると、ちょうど数字のマジックみたいなことで二百八十ぎりぎり、そのままでないと困る、二百八十一に決まったら大変なことになる、こういうことなんですね。  そういったようなことについても、せっかくそういう決議があるから聞いてもらいた...全文を見る
○岩本久人君 次に、参議院選挙制度改革に関連をしてお伺いしたいと思います。  実はつい先日、十二月十六日に大阪高裁で、昨年七月の参議院選挙区選挙における六・五九倍の格差、これは違憲ではないか、選挙無効ではないかという裁判に対して、議員一人当たりの選挙人数の最大格差が六倍を超えれ...全文を見る
○岩本久人君 この問題は基本的には我々国会に対してなされたものと深く自戒もしながら、今後私たちはこの参議院選挙制度改革というものについても真剣に討議を深めていきたいと、現在検討中でございます。  そこで、せっかくの機会でありますから、それぞれ各党の党首の皆さんもおられますから、...全文を見る
○岩本久人君 せっかくですから各党のということを言ったんですけれども、ないようですから、細川総理に参議院の選挙制度はどうあるべきかということについて特に御意見をお持ちだったら改めて伺いたいと思います。
○岩本久人君 次に、政治資金規正法の改正案に対する具体的問題について伺いたいと思います。  今回の改正でいきますと、二十一条の二によって、今後、個人から政治家個人への寄附というのは原則として全面禁止になった、こういうことですね。原則として禁止になった、ただし選挙運動への寄附は除...全文を見る
○岩本久人君 いや、その場合、具体的に期間はどうなるんですか。
○岩本久人君 それでは、次に移りますが、やみ献金に対する規制についてであります。  これは政治改革担当の山花大臣に伺いたいと思います。  御存じのように、現在、地方の首長をめぐる大手ゼネコンのやみ献金という問題が、いわゆる贈収賄事件ということで一大疑獄事件として捜査が展開をさ...全文を見る
○岩本久人君 今、大臣が言われました公民権停止という問題、いわゆる政治家にとりましては殊のほか重大な意味を持つと思っておりますが、この公民権停止がかかるのは具体的にどういった場合か、より詳しくお願いしたいと思います。
○岩本久人君 次の問題に移ります。  次は、政治献金にかかる税額控除制度の問題についてであります。  今回提案されている政治資金規正法の一部改正案の附則の第十四条では、租税特別措置法の第四十一条の十七を改正して、従来からありました所得控除に加えて、新たに政党及び政治資金団体に...全文を見る
○岩本久人君 今、自治大臣が所得控除の適用を受けるか税額控除の適用を受けるかということについては所得によってということを言われましたが、どちらが有利か、所得ベースで大体大まかに言って幾らぐらいのところがそれの分岐点になりますか、お伺いいたします。
○岩本久人君 その三〇%が大体どの程度ですか。幾らぐらいになるんですか。
○岩本久人君 それでは、どの程度の量かということはおいて次のことに進みたいと思っているんですが、いずれにしても政府としては、企業献金を廃止するということに基づいてこういった新しい税額控除制度というものを導入されるということでいけば、国民にPRをしてできるだけこれを活用してもらうと...全文を見る
○岩本久人君 今の執行体制の充実強化の問題ですが、常に人員の問題が出るときにはスクラップ・アンド・ビルドだと、こういうことが議論されるわけですが、今回のこの改正によって間違いなくこれはビルドの範疇に入るわけですから、やはり今までの体制で云々ということでは絶対ならない、こう思ってお...全文を見る
○岩本久人君 何、と言いたいところですが、後からでもぜひお願いしたいと思います。  次に、容赦なく時間は過ぎますので、私は、政治改革と並んで細川政権にとってもまた社会全体にとっても大変重要な現在のテーマである地方分権という問題について取り上げたいと思うんです。  地方分権とい...全文を見る
○岩本久人君 時間がなくなりましたのではしょりますが、実は私ども社会党は、来年九月に議員立法をつくって提案をしていこうという意気込みで、この問題について今一生懸命やっております。  それの手引きはここにありますこの「自立する地方」、これをもとにやっているんですが、実はこれは現在...全文を見る
○岩本久人君 ありがとうございました。  最後に、私は一年に大体百回島根-東京を往復しておりますが、まさに東京一極集中は大変だということを実感しているんです。実は羽田空港が九月二十七日から沖合展開されて広くなりまして、今までの大体三倍になりまして、すてきな空間ができたのはいいん...全文を見る
○岩本久人君 終わります。