小池晃

こいけあきら

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

小池晃の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○小池晃君 先日、社会保険庁に勤める男性が逮捕、起訴されました。職場から離れた居住地で、土日や祝日にビラを配布した。これが国家公務員法で禁止した政治活動に当たると、そういう理由であります。これが男性の配布したしんぶん赤旗の号外であります。(資料提示)「憲法九条は日本国民の宝です」...全文を見る
○小池晃君 駄目ですよ。専門家じゃないですよ、これ。総理、答えてください、これ。重大な問題ですよ。
○小池晃君 理由じゃないですよ。こんなことがあっていいのかと。
○小池晃君 公務員の政治活動を広く禁止する点で、そもそも憲法違反の法律です。しかし、勤務時間外に一市民としてビラを配るようなことは、今までのこの法律の運用の中でも違反ではないとしてきたんですよ。  公務員の立場を利用した政治活動という点では、これ、自民党、どうですか。今年の参議...全文を見る
○小池晃君 大臣が公の場で自民党の候補者を省を挙げて当選させると。公務員の政治活動を省として支持しながら全く調査もしていないわけでしょう。野放しじゃありませんか。  東京の立川市でもイラク派兵反対のビラをまいた市民が逮捕されている。私、こうした弾圧というのは、民主主義のない暗闇...全文を見る
○小池晃君 平均値ですよ。国民年金の平均値、それも知らないんですか。
○小池晃君 そもそも基礎年金の給付水準が低過ぎるということは問題になっていたんです。  九九年の十二月一日の衆議院の厚生委員会で、こういう質問をしている人がいるんです。国民年金、基礎年金の水準の見直し、水準への配慮というものも大事で、現在のように生活保護者にも及ばないような基礎...全文を見る
○小池晃君 あのね、そんな二十年も三十年も昔の話じゃないんです、五年前なんです、これ。五年前の段階で既に少子化進行していたじゃありませんか。  当時の公明新聞、ここで大臣こう言っているんです。来年四月から介護保険制度が導入されます、この保険料は年金から強制的に調整されるわけで、...全文を見る
○小池晃君 財源の話は後でしますが、これ、五年前は与党だったんですよ。与党のときに、わずか五年前にそういう主張をしていた。本当に信用ならない。  で、九九年の年金改定後、これ、その後二〇〇〇年四月から介護保険が始まりました。保険料が天引きされるようになった。それから、二回にわた...全文を見る
○小池晃君 総理の議論はいつも、もう負担を国民にどうやって押し付けるかという議論しかないんですよ。そうじゃなくて、財源があるでしょうと、国庫負担の引上げをやるべきですと言っているわけです。  で、基礎年金国庫負担引上げの財源ね、与党は増税で賄うと言っていますが、これはとんでもな...全文を見る
○小池晃君 捨て去っているでしょう。
○小池晃君 そんなこと言っていないですよ。
○小池晃君 ごまかしていますよ。
○小池晃君 総理は一般財源化を明らかに主張していたんですよ。  それから、言っておきますけれども、我々、年金目的税にしろと言っているんじゃないんです、一般財源にしろと言っているんです。そして、税率を変えたからといって、これは一般財源にしたら税率下げよって法律には書いていないんで...全文を見る
○小池晃君 そんなことは、アンケートでそうは言っていないって。
○小池晃君 今答えたでしょう。
○小池晃君 結局、改革改革なんと言っているけれども、道路特定財源の一般財源化と言いながら口先だけですよ。そして、一方で年金改革は国民への痛みを押し付けるだけじゃありませんか。一体どこが改革なのかと。  しかも、メスを入れるべきところ、ほかにもあるでしょう。グリーンピアの問題この...全文を見る
○小池晃君 そんな四千億円もの掛金作って、箱物造って、批判を浴びると慌てて二束三文で売り渡すと、売り払うと。これで責任取ったことになるんですかと私は言っているんですよ。こういう事実があるわけですよ。厚生大臣の地元になぜか多数、半分ぐらいは造られていると。  総理は、口を開けば民...全文を見る
○小池晃君 そんなのいいよ。
○小池晃君 答えてないんです。私は、この問題でだれも謝罪すらしていない、責任をだれも取っていない、これでいいのかと。国民、納得するのか。売り払ったらそれで済むのかと言っているんです。答えていただきたい。
○小池晃君 そんなこと言っていないですよ。
○小池晃君 共産党はこんなもの造れなんて一言も言ったことない。とんでもないこと言わないでほしい。年金マネーを食い物にしてきた官僚と政治家の責任、重大ですよ。徹底解明必要だと。  委員長、歴代厚生大臣、中でもこの疑惑ある田中正巳氏、それから増岡博之氏については参考人招致を求めます...全文を見る
○小池晃君 雇用問題についてお聞きをしたいと思うんです。(資料提示)  これ、最近の求人の実態ですけれども、これを見ますと、昨年十二月の厚労省の調査では、求人全体のうち派遣が五%、請負が二八%もあると。これ、各地の職安の実態なんですけれども、大阪梅田の安定所では五割超えているわ...全文を見る
○小池晃君 全く実態御存じない。本当にとんでもない今の発言だと思いますよ。派遣や請負の労働者の実態どうなっているか。どこで働かされるのかも、どんな働き方するのも分からない。  私が聞いた話では、若者は、四年間で八か所の職場転々したという若者に話聞きました。青森で働いていたのを、...全文を見る
○小池晃君 自然に増えてきたんじゃないんです。この間、法改正を繰り返して規制緩和をどんどんどんどん進めてきて、そしてこういう非正規雇用を大きな流れに政府が作ってきたんですよ。それがこういう結果になっている。そして、契約が終われば正規に雇用されるなんてとんでもない話だ。そんなの本当...全文を見る
○小池晃君 ちょっと大臣、総理、答えてくださいよ。監督官庁じゃない。総理、総理、答えてくださいよ。  私言ったように、今答えたけれども、監督官庁じゃないんですよ。これは、請負業というのは業として規制する法律もないんです。こういう実態でいいんですかと。一般的な労働者というのじゃな...全文を見る
○小池晃君 EUではその派遣に対する指令案が提案されています。派遣先労働者との均等待遇原則が明記されている。一方では、日本ではこういう労働者に対する規制は本当にルールがないんです。これは日本社会の二十一世紀にとって非常に重大な問題だということを申し上げて、私、質問を終わります。
03月24日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  難病あるいは慢性疾患の子供の医療費を全額公費負担する、小児慢性特定疾患治療研究事業について質問します。  来年度予算で、これ約三十億円増えて百二十七億円計上されています。親たちの切実な願いが実って、対象疾患の追加やあるいはすべての疾患へ...全文を見る
○小池晃君 今、私指摘した前進面だけではなくて、いろいろと問題もございます。重点化あるいは所得に応じた自己負担ということが新たに導入されると、御家族からも不安の声が出ております。  まず、重点化についてですが、新たに設置される医学的基準に基づいて判断するとされていますが、これは...全文を見る
○小池晃君 私は少なくとも現状より後退させないということをすべきだと思うんですね。少子化対策の名に私は逆行することになると思います。  それからさらに、自己負担の導入の問題ですが、これまでは全額公費負担だったわけです。今回、所得に応じた自己負担導入すると。これで毎月の負担は最高...全文を見る
○小池晃君 私が提出した質問主意書の回答では、九割の患者が自己負担の対象となって、年間負担額は一人当たり約二万円という御回答でした。二万円は平均額で、今の御答弁では、最高、通院で一年間にすると六万円以上、入院では十数万円の負担増ということになってくる。これ非常に重い負担になると。...全文を見る
○小池晃君 いや、ですから総額で一体幾らになるのかとお聞きしているんです。
○小池晃君 二十億円新たに患者負担生まれるわけですよ。しかし私は、これは本当に少子化対策だというのであれば、こういう負担増というのはいかがなものかというふうに大変疑問に持つんです。  そこで、小児慢性疾患の中で非常に大きな比重を占めているのは低身長症なんですね。例えばその低身長...全文を見る
○小池晃君 このように、外国価格と比べると日本の成長ホルモン製剤の価格というのは二倍にもなるわけです。これ、患者にとっても保険にとっても非常に大きな負担になっている。これ中医協でも大変大きな問題になった。私は、こういう内外価格差を解消することは本当に急務だと思っているんですが、今...全文を見る
○小池晃君 結局、外国と比較して下げるというそういう問題提起しながら、そういう結論にならずに実勢価格で下げただけなんですよね。以前、製剤変わったとき、リコンビナントが登場したときの下げ幅だって一三%では低過ぎるんですよ。もう遺伝子組換え製品出たときにもっと下げなきゃ本当はいけなか...全文を見る
○小池晃君 そのミリグラムが二倍になったら薬価は二倍まで上げていいという話でしょう、結局。それは本当手ぬるいと思いますよ。普通は、だって、一ミリグラムが二ミリグラムになったら価格は二倍じゃなくてもう少し下げるというのは当然であって、それでは全く適切な対応にはなっていないのではない...全文を見る
○小池晃君 これ、治療研究事業予算は国と地方を合わせて約二百億円なわけですよ。そのうち四分の一、約五十億円が低身長症の医療費なわけです。この低身長症の治療における成長ホルモン製剤の薬剤比率というのは物すごく高いんです。大体七割から八割がこの薬剤費用だと言われている。ということは、...全文を見る
○小池晃君 今回、この自己負担が導入されるということで、新たに収入証明などが求められる。家族にとって大変手続的にも大きな負担だという声も上がっています。その上、その負担が増えると。こういう薬剤費にメスを入れれば負担増しなくていいじゃないかという声が御家族からも上がってくるのは、私...全文を見る
○小池晃君 これは是非、学会からデータも出してもらって前向きに検討して、是非実現を図っていただきたいと思っています。  それから次に、医師の臨床研修の必修化の問題についてお伺いをします。  これを機会に研修条件の抜本的な改善を図ることが求められているというふうに思います。教育...全文を見る
○小池晃君 補助金の増額は貴重な前進だと思うんですが、これにとどまらず、引き続き増額を図るべきだと。しかも、今年は一年次だけが必修化されたわけですから、来年度以降は二学年を必修化されていくわけです。私は、来年度予算、来年度というか、もう再来年度予算については、来年度以上にこれは予...全文を見る
○小池晃君 さらに、今回新たに設けられた導入円滑化加算六十億円ですが、この補助金はどのような基準で配分されるのか、基本的な考え方を御説明いただきたいと思います。
○小池晃君 この補助金の配分の考え方の中に、今年度の処遇が年額三百六十万円以下の病院に配分するということが入っているわけですね。しかし、今まで懸命な努力で研修医の処遇改善に努めて、既に三百六十万円以上の処遇を実現した病院にはこれは支給の道がないと。一方で、これまで処遇を怠ってきた...全文を見る
○小池晃君 その経営状態がいいか悪いかということと、三百六十万以上の処遇を保障しているかどうかというのは別問題ですよね。経営が厳しくたって研修医の処遇をしっかり確保しようという病院だってある。だから、私は、経営の状況を見るというのは別問題として、今回、補助基準として処遇が既に三百...全文を見る
○小池晃君 そもそも、今年度の段階で、研修医の一年次年収が三百六十万円未満のそういう研修医、それから病院、これは一体幾つあるのか、全体が幾つで、三百六十万未満のは幾つなのか、そういう三百六十万未満の病院というのは一体どういう種類の病院なのか、その辺をお答えいただきたいと思います。...全文を見る
○小池晃君 それから、今回の財政措置を行った上で、なお処遇が三百六十万円を超えない病院というのは、これは残るのか、見込みはどうなのか、そしてそれはどういう種類の病院に多いのか、お答えいただけますか。
○小池晃君 ちょっと文部科学省にお聞きしたいんですけれども、今回、国立大学附属病院にも必修化に対応する事業費が運営費交付金として出されると。その結果、研修医の処遇はどのように改善されるのか、それから、独立行政法人になるために裁量権があるわけですけれども、きちっとこれが研修医の処遇...全文を見る
○小池晃君 国立大学附属病院は処遇三百六十万以上に引き上げるという、それから国立病院もこれは引き上げると。すると、残る年収三百六十万円未満の病院、これは圧倒的多数が私立大学病院ということになる可能性が高いと思うんですね。これは補助金を支出しても、研修医の処遇が三百六十万円超えない...全文を見る
○小池晃君 局長、この私立大学病院の処遇を改善するために具体的な措置は考えていらっしゃらないんでしょうか。
○小池晃君 ちょっと、これね、本当歴史的な大事業なのできちっとやっていただきたいと思うんですね。  看護師の平均手当三百九十四万円、放射線技師は三百六十八万円、薬剤師が三百六十六万円、そういう中で、研修医、今二百六十五万円。私は、三百六十万円の処遇をやはりきちっと保障していくと...全文を見る
○小池晃君 ところが、今議論されている中身はどうなのか。  今日、資料でお配りをしておりますが、独法の発足に向けて中期計画、中期目標の議論がされてたたき台が出されているわけであります。これ、一部抜粋して今日示しておりますが。例えば、一枚目のページ見ていただきますと、健康被害救済...全文を見る
○小池晃君 いや、そういう声がたくさん寄せられているというのは、やっぱり今、薬害あるいは薬の副作用に対する関心が高まっているということの表れで、増えているんであれば、それに見合う体制作ってそれをやはり処理するということをやるのが行政の仕事なんです。ところが、比べてみると、製薬企業...全文を見る
○小池晃君 この副作用被害対策にとって情報公開というのは私、第一歩だというふうに思っているんです。刻々と厚労省には副作用報告上がってくるんですから、私は、そういう情報をリアルタイムで国民に伝えるというのが仕事だと思うんです。  ところが、現状どうか。  イレッサの副作用被害、...全文を見る
○小池晃君 これ、何日時点ですか。
○小池晃君 一昨日から問い合わせて、突然数字が出てきたので戸惑っておりますけれども、これ、今日今初めてこの数字出るわけですよね。実際に公表されていたのは去年の九月までの数字が示されていたわけですよ。  私は、やはりこういう情報が、こうやって国会で質問すれば数字としては出てくるわ...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  本法案は、二〇〇三年の消費者物価指数マイナス〇・三%を基準として年金や諸手当を〇・三%下げると。景気悪化に拍車を掛けるものであって、賛成できません。  そこで、お聞きをしたいと思うんですが、昨年、介護保険料などの社会保険料が引き上げられ...全文を見る
○小池晃君 九九年に年金再計算が行われて、その後、介護保険制度ができたわけです。その後、介護保険料は引き上げられてきている。しかしそれは、消費者物価指数にはこれは反映されない。しかも、年金の方は九九年以来一度も上げられてない、むしろ物価スライドで今年度、来年度と二年連続引き下げら...全文を見る
○小池晃君 その現役の負担の問題に話すぐに持っていかないでくださいよ。要するに、社会保険料の負担を反映させなければ高齢者の生活水準を守れないじゃないかと、ここをどう考えるのかと聞いているんです。
○小池晃君 説明になっていないと思います。  社会保険料負担増大する一方で、総務省にお聞きしますが、これ物価は、下落が大きかった品目は何でしょう。
○小池晃君 物価の上昇の大きい品目は何でしょうか。
○小池晃君 結局、物価下がっているといっても、一番下がっているのはパソコンとか、あと調べるとビデオカメラとかなんですね。お年寄りがパソコン使わないとは申しません、これ今、一生懸命その勉強をされている方も一杯いますよ。しかし、物価引き下げている最大の要因というのはその辺にあって、一...全文を見る
○小池晃君 だから、私は正に総合的に考えるべきだと申し上げているんですよ。見てください、この家計調査の実態を。これを見れば、やはり高齢者の支出の中でやっぱり一番負担が増えているのは、私は社会保険料だと言ったって差し支えないと。もう一つ、やっぱり保健医療費ですよ。こういう負担が増え...全文を見る
○小池晃君 いや、だって五年前の年金改定のときにはそういう指摘をされていたんですよ、あの公明党の議員の方は。私はこれ間違っていないと思っているんです。正しいと思うんですよ、これは。  やっぱり社会保険料の水準が反映されないのでは、これは、だからお年寄りにとってみると、今お話しし...全文を見る
○小池晃君 私は、こういう中で、物価が下がっているとはいっても社会保険料増えているわけですから、そういう事情も総合的に判断して、やはり物価スライドはマイナススライドしないという判断をすべきだというふうに思います。  それから、基礎年金の水準についてお伺いしたいんですが、現行の月...全文を見る
○小池晃君 いや、去年、物価スライドで下げていますから、〇・九%、保健医療費までカバーしていないんじゃないですか。  いや、私が示している表があるじゃないですか。全国消費実態調査でいえば、保健医療費まで含めると六万六千七百四十三円なんですよ。六万六千円にしたわけですから、これカ...全文を見る
○小池晃君 消費実態調査です。
○小池晃君 五年に一度の消費実態調査で見ればカバーしていないわけですけれども、家計調査で見ればそこまで行くんだということであれば、今後、年金受給額は実質一五%下げられていくと。そういうことになりますと、今、満額受給している人でも、これ、一五%切り下げられると五万六千円になると。こ...全文を見る
○小池晃君 いや、その言葉のあいまいなところがあるんですが、基礎的な部分に保健医療は含まれるのですか、含まれないのですか、お答えいただきたい。
○小池晃君 ということは、だから、将来的にも基礎的な部分は保障すると、保健医療まで含めてカバーするという考え方なんですか。だとすると、今やる一五%削減やれば、そこまで割り込んでしまうじゃないですかと言っているんです。
○小池晃君 だから、そこで、今、基礎的消費支出とおっしゃいましたけれども、基礎的消費支出には保健医療は含まれていないわけですよね。ですから、今後のこの在り方としては保健医療まではカバーすることはできない可能性があるということなんですね。
○小池晃君 結局、保健医療費、伸び分からないと言うけれども、どんどん伸びているのは保健医療費なんですよね。今は、基礎的消費支出に加えて保健医療までカバーしていると。しかし、今後は基礎的消費支出はカバーする、しかし保健医療までは言わない、おっしゃらないわけですよ。これ、私、本当にこ...全文を見る
○小池晃君 私は、保健医療費も賄えないようなものは、老後の最低生活を保障するという性格を大きくゆがめることになるというふうに思います。やむを得ないで済む話ではないと。やはり医療というのは本当に高齢者にとってみると切実な問題ですから、そこまで初めて保障して最低生活の保障というふうに...全文を見る
○小池晃君 だって大臣、大臣はなだらかにするとおっしゃったんですよ。今答弁聞いていると、まだ何も考えていないというか、全部精査だと。なだらかにと大臣おっしゃったんですから、やっぱりそういう方向で持っていくと。具体的にどんなふうに考えていらっしゃるのか、大臣はどんなことを想定されて...全文を見る
○小池晃君 川崎。
○小池晃君 ここは十分に手当てをする必要があるということは申し上げておきたいと思います。  さて、学生無年金障害者の問題についてお聞きしたいんですが、違憲判決が出ました。これ、そもそも何で生まれたかといいますと、国の制度として九一年までは学生は二十歳以上でも加入しなくていいと、...全文を見る
○小池晃君 いや、解決するのは私は当然のことだし、控訴は当然すべきでないと思いますが、やはり、年金制度の枠内でやはり解決の道を探っていくべきではないかと。  といいますのは、二十歳未満で障害を持つようになった場合は、これは障害基礎年金が支給されるわけです、無拠出で。ところが、二...全文を見る
○小池晃君 それから、金額の問題で、救済策ということで、これ報道なので何とも言えないところもあると思いますが、与党内で月三万円程度の手当金というようなことが報道されているんですね。  今、障害基礎年金は一級月額八万三千円、二級で六万六千円で、私は、仮に三万円だとするとこれは余り...全文を見る
○小池晃君 年金保険料を払っている人とのバランスということでいえば、先ほど私申しましたように、二十歳未満で障害を受ければこれは無拠出で出るわけですし、学生追納制度があってその問題はクリアしているわけですから、やはり私は、法の下の平等を定めた憲法違反であるという判決は重いと。無年金...全文を見る
○小池晃君 しかし、これだけ大規模なカットでありながら、その手続いろいろおっしゃいましたけれども、それが本当に厳密にやられているのかと。  三分の二の同意についてはこれ厳密に調べなきゃいけないと思うんですが、これ会社がチェックしているのでは透明性欠けるという批判があって、会社は...全文を見る
○小池晃君 今の体制でそんなことができるのかと申し上げているんですよ。私、本当にこの問題は非常に重大な問題だと思いますので、引き続き追及していきたいというふうに思います。  このままの形で、これだけ大規模な形で、大臣、最後お伺いしたいんですよ。三百九十億円ですよ。一万五千人。こ...全文を見る
○小池晃君 私は、日本共産党を代表して、平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案について、修正案に賛成、政府案に反対の立場から討論を行います。  この法案は、昨年、戦後初めて物価スライドによる〇・九%の年金給付削減を実施したのに続き、今年四月から...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  法案質疑に先立って、昨日、日本歯科医師会の臼田会長らの逮捕がありました。これに関してお尋ねしたい。  東京地検特捜部の発表した被疑事実によれば、中医協で歯科医師会に有利な意見を述べてほしいという趣旨の贈収賄であります。収賄側は下村健健保...全文を見る
○小池晃君 これは診療報酬の改定をめぐる贈収賄ですから、私は、厚生労働行政の公正性が問われる、そういう性格の問題だと。そういう認識ございますか。
○小池晃君 ちょっと事実関係確認したいんですけれども、下村容疑者、加藤容疑者から歯科診療報酬改定の内容について厚生労働省に対して中医協の場以外で何らかの働き掛けがあったと、そういう事実ございますか。
○小池晃君 これ、司直の手に任せるということにはならないと。やはり、厚労省として調査されると言ったので、これ全力を挙げるということを求めたいと思います。  そもそもこういう事件なぜ起こるのかということに関して言うと、私は、背景としてやはり歯科医師会と歯科医師政治連盟が一体となっ...全文を見る
○小池晃君 これが続いているんですよ、依然として。これ、通達出してそれで終わりじゃなくて、今、大臣、調査するとおっしゃったんで、これ是非調査していただきたい。これ全国調査すべきですよ、こういう実態がもう本当に。だって、私、今朝から調べただけでこれだけ情報来るんですよ。これは厚労省...全文を見る
○小池晃君 しかし、今回こういう事件にまでなってきていると。これは歯科医師、中野区歯科医師連盟の会長は言っているんですね。我々の仕事というのはどういう仕事かなと、こういうふうに言っているんですよ。連盟の仕事というのは、社会保険の問題、また委託事業、学校歯科健診、三歳児健診等に関し...全文を見る
○小池晃君 そんなことを断定できる段階じゃないと思いますよ、事実がまだ分かんないって大臣だっておっしゃったんだし。これは徹底的に、こういう事実関係について厚生労働省の責任で私は明らかにすることを求めたいと。先ほどおっしゃいましたから、それはやっていただくということで。  委員会...全文を見る
○小池晃君 それから厚労省には、これは〇二年度の歯科診療報酬改定の経過にかかわる疑惑であります。この歯科診療報酬改定の経過についての、どういう議論がなされたか、それから日本歯科医師会あるいは今回逮捕された容疑者からどのような働き掛けがあったのか、大至急調査をして資料を提出すること...全文を見る
○小池晃君 私、この最終報告書の今のお話もっともだと思うんですね、そのとおりだと。しかも、現在の職員の身分、労働条件を後退させないためにも、それから公平中立に研究や技術移転を進めるためにも私は国家公務員の身分にすべきだったというふうに思うんですが、なぜ今回非公務員型というふうにさ...全文を見る
○小池晃君 いや、私は説明になっていないと思うんですね。だって、先ほどの岸本大阪大学総長の報告書では、要するに特定の個人や企業を利することになるから公務員型だと言っていたわけですよ。なのに、今の説明は民間から受け入れやすいから公務員型でないんだと。これ全然違うわけですね。百八十度...全文を見る
○小池晃君 公平性、中立性を保つようにするというのは当然のことでありますけれども、以前の報告書では、やはりそれはできないから、だから公務員型にする必要があるというふうに言っていたのに、今回非公務員型にしたということは、非公務員型にしても公平性、中立性が守られるというちゃんときちん...全文を見る
○小池晃君 それじゃちょっと駄目だと思うんですね。  それから、その継続性という問題もこの報告書では触れているわけですけれども、採算性が期待されない基盤的研究とかあるいは生物資源管理、これは利益優先を優先とする民間企業ではなかなか担えない公的な研究なわけです。それを行う機関なわ...全文を見る
○小池晃君 この研究の継続性というのは、やっぱり雇用が安定しているということと私は一体だというふうに思うんです。やはり安心して職務に専念できる、そういう体制を確立してこそやはり安定的な継続した研究というのが可能になってくるんだろうというふうに思うんですね。  大臣に私お伺いした...全文を見る
○小池晃君 審議官に、ちょっと細かい問題ですが、職員が公務員宿舎法の適用除外とされているわけです。これは、基盤研に移って東京から大阪へ転勤となるという場合の職員の宿舎の問題ですが、これは当然確保すべきでないかと思うんですが、その点どうなんでしょうか。
○小池晃君 続いて医薬品業界との癒着の問題をお伺いしたいんですけれども、基盤研究所の設立というのは、これはいわゆる医薬品産業ビジョンの中で、医薬品開発のための基盤技術研究や研究資源の供給を目的として、集中的、効率的に研究を推進し、研究成果を産業界へ速やかに移転するなど、産官学連携...全文を見る
○小池晃君 新しい職員を採用するときとか、あるいは兼業とか共同研究とか、こういう形で製薬大企業との癒着が生まれないかということが危惧されるわけであります。公的な機関として中立性とか公平性が保たれるのかという懸念があるわけであります。  この研究開発業務については、これは医薬局長...全文を見る
○小池晃君 私は、この新法人の基盤研究所の方でも、やはり中立性、公平性を担保するために同様な厳しい仕組みが必要だというふうに考えますが、その点はいかがですか。
○小池晃君 そういう共同研究するからこそ、中立性、公平性を担保する仕組みが必要なんだということを言っているわけですから、参考にするという程度ではなくて、やはり同様の基準にしていくという方向で検討すべきだというふうに考えます。  坂口大臣、いかがですか。私は、やはり横並びで考える...全文を見る
○小池晃君 さて、独立行政法人は結局だれのための機関となるかということが問われると思うんですが、その点で、具体例でオーファンドラッグの開発支援の問題についてお聞きをしたいんです。  この業務は、四月から一年間は独法医薬品機構の方で行って、その後は基盤研の仕事になってくるわけです...全文を見る
○小池晃君 そもそもの機構の出発点が被害者救済だったわけですから、やはりこうした歴史的背景からも、患者の立場に立った開発が必要だというふうに思うんです。  これまでオーファンドラッグの開発支援のために助成金、交付されてきました。これが有効に活用されているのかと。確かに、HIV抗...全文を見る
○小池晃君 聞いていないところまでお答えになったんですけれども、要するに企業がオーファンドラッグを利用して得た収入、利益から納付金が企業から入ってくるわけですが、それは四億円だと。助成金五十億円出して、結局その企業から戻ってきた納付金は四億円ということになるわけで、それから品目も...全文を見る
○小池晃君 助成金を受けた研究は絶対成功しなきゃ、製品にならなきゃ駄目だというふうには私も申しませんけれども、それできなかったのであれば、必要な薬だといいながら研究助成をして結局できなかったのであれば、なぜできなかったのかということはこれは私は示す必要があるのではないか、検証する...全文を見る
○小池晃君 これはなぜこの問題取り上げるかというと、結構大変重要な薬でありまして、これはノボノルディスクファーマが開発したリコンビナントの製品は、これ製品化されたわけであります。しかし、日本のメーカーである化研が開発を手掛けた献血由来の製剤なわけですが、これ製品化されなかったと。...全文を見る
○小池晃君 国としてやっぱりきちっと責任を果たすべきだと。こういう政策方針を掲げた以上、それを実行するという責任があるということを申し上げたい。  やはり、開発が患者の本当のニーズを満たすかどうか、反映させる仕組みがあるかどうかということが大事なわけで、前回の法案審議、大変な審...全文を見る
○小池晃君 お話聞くと、何か安全対策に非常に力を入れているというふうに、そんな印象を受けるわけですが、しかし、その中身を見ますと、機構の中期計画、この間委員会でも取り上げたんですけれども、被害救済業務の事務処理については、標準的事務処理期間の八か月のうちに処理すべき目標を全請求件...全文を見る
○小池晃君 それは正に皆さん方の理屈であって、それはその申請件数増えている、副作用被害が増えていることの反映なんであって、現実がそうなんだから、それよりちょっと良くなっているんだから勘弁してくださいという話じゃ済まないんですよ。これはやっぱりあるべき姿をきちっと行政として示して、...全文を見る
○小池晃君 実態把握して、是非ここの二年というのは見直していただきたい。  もう質問は終わりにしますが、この基盤研究所、議論してまいりましたけれども、やはり製薬企業の国際競争力を強化するという流れの中で位置付けられて、これまで公務員としてやってきたものが非公務員型の独立行政法人...全文を見る
05月12日第159回国会 参議院 本会議 第20号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党を代表して、年金改革関連法案について質問します。  安心して暮らせる年金をという願いは、年金加入者七千万人、受給者三千万人に共通する切実なものです。憲法二十五条に保障された生存権を支える柱である年金制度の在り方は、国政の最重要課題の一つであり、法案への賛否...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  今日は総理に伺います。  総理は、これまでこの法案について、保険料は上限を決めたと、それから受け取る年金は下限を決めたと、だから抜本的だと、安心できるんだと言ってきました。  しかし、これが事実でなかったと。十二日の参議院の本会議で、...全文を見る
○小池晃君 そんなに胸を張って説明するんだったら、何で今まで一言もそのことを言わなかったんですか。衆議院の審議でも一切このことを説明してこなかったんですよ、政府は。今まで保険料の上限決めるというふうに宣伝されてきたから、多くの国民は、これは二〇一七年から保険料はもう上がらないんだ...全文を見る
○小池晃君 当然のこと当然のことと言うけれども、例えば自民党の年金改革のパンフレットには、一万六千九百円、これ以上は絶対に引き上げませんと、こういう宣伝してきたんですから、これは法案のでたらめさが私一つはっきりしたというふうに思う。  さらに、受け取る年金についてはどうか。これ...全文を見る
○小池晃君 今高齢者にとって一番の負担は社会保険料や医療費の負担で、七十五歳、八十五歳になったら介護保険料の減免制度あるんですか。ないんですよ。私は、七十五歳、八十五歳、少なくてもいいという議論は暴論だと思います。  しかし、それはわきに置いたとしても、私が言いたいのは、一度も...全文を見る
○小池晃君 現役世代と言っているじゃないですか。
○小池晃君 今のは完全にでたらめですよ。私は、さっきから現役世代ということを言っているわけじゃないですか。  そして、これ見てください。(資料提示)公明新聞、四月二十六日付け、これ給付は、これは五〇%以上確保しますとはっきり書いてあるんですよ。だから安心だとハートマークまで付い...全文を見る
○小池晃君 そんな説明一度もしていないでしょう。
○小池晃君 衆議院の法案審議の中で、現役時代の水準に照らして六十五歳時点過ぎると下がっていくということは一度も説明していない。しかし、皆さん方は、これ五割保障だと、これ以上下げません、保険料はこれ以上上げませんと、こういう宣伝をしてきた。衆議院の委員会での強行採決の後になってから...全文を見る
○小池晃君 全くでたらめであります。  坂口大臣は、五月七日の衆議院厚生労働委員会でこの問題について質問されて、私も新聞を拝見して初めて知ったわけでございますと、こう答弁しているじゃないですか。五月七日ですよ。こんなこと知らずにあなたはずっと衆議院の審議やってきたわけですよ。こ...全文を見る
○小池晃君 全く無責任だと思いますね。私はこう言っているんですよ。八六年以後の、強制加入以後の、そして国会議員になったときのその納付状況というのは、これはやはり公人としての、法律を作るんですから国会議員というのは、法律を作る国会議員としての特別の責任あるんですよ。そこについて個人...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  最初に、先ほども議論がありました問題、ちょっと通告ありませんが、一言お聞きしたいんですが、七十五万人厚生年金の加入者が減少すると、これたちまち五割を切るという御答弁がございまして、これ七十五万人というのは大丈夫なんだと、これは頑張るんだと...全文を見る
○小池晃君 いや、私はそんなことは聞いてないんで、七十五万人の数字の是非を言っているんではないんですね。二百万人単位で前回見込み違いが起こっていると。それとは違うんだと言うけれども、どこが違うんですか。全く、前回を踏まえてまたやったと言うけれども、前回二百万人減っているのに、今回...全文を見る
○小池晃君 五年前も大丈夫ですと、こういう数字ですというふうに言って、そこから二百万人更に減ったんですよ。今回も大丈夫だと言っているけれども、七十五万人割ったらこうなるんだという指摘なわけですから、私は今のは全然国民から見れば説得力ないというふうに思います。ちょっともう一回改めて...全文を見る
○小池晃君 さらに副大臣は、先日の記者会見で、坂口大臣に報告したというふうに発言をされています。  坂口大臣に報告したのはいつですか。
○小池晃君 ちょっと何かすごいことを言い始めましたが、四月十四日の委員会の前に言ったというんですね、大臣に。
○小池晃君 それじゃ、大臣にお聞きします。  森副大臣から副大臣の未納問題をお聞きになったのはいつですか。
○小池晃君 いや、未納期間があるということはお聞きになったんですか、ならなかったんですか。
○小池晃君 調べて発表したいということは、これは未納期間があったということですよね。こんな大事なことを委員会の席で、ちょっと何というんですか、世間話みたいに聞いて、定かには覚えてない、そういう話でいいんですか。これ、担当副大臣がもし保険料未納だとすれば、正に衆議院で年金改革の是非...全文を見る
○小池晃君 確認しますけれども、それはいつですか。そういうふうに大臣がお聞きになったのはいつのことだかお答えいただきたい。
○小池晃君 いや、全く無責任ですよ。これ重大な情報じゃないですか。  大臣、この副大臣が保険料を未納しているかどうかということは、これは国会と国民に対して報告すべき重大な情報だという認識はお持ちでないんですか。
○小池晃君 そういうふうにしてくださいと言ったけれども、その日も覚えてないし、その後、じゃ何かされたんですか。そんなに重大でこれは大事な情報だというのであれば、その後、副大臣に対して、あれはどうなったんですかと引き続き問いただしていくべき問題だと思いますが、大臣はその後副大臣に対...全文を見る
○小池晃君 何を言っているんですか。発表したのは、衆議院通過して、参議院に来て、参議院の委員会やった後でしょう。しかも、一国会議員の問題だけじゃないんですよ、これは。厚生労働副大臣でしかも厚生省担当の年金を主管している副大臣、先ほどから答弁に何度も立っている、そういう人の情報をそ...全文を見る
○小池晃君 確認しますが、じゃ、大臣は四月の委員会の、衆議院で審議をしている真っ最中の委員会の、四月中ですね、四月中の委員会でお聞きになったと。しかし、その後は副大臣に対してそのことを問いただすことは一切していないと、そういうことでよろしいですか。
○小池晃君 じゃ、大臣お伺いしますが、大臣は副大臣が未納期間を持っているという認識を持たれたのはいつですか。
○小池晃君 いや、肝心なところをごまかしちゃいけませんよ。大臣はその未納問題あるというふうにお話を今されたと言いました。それはいつだったんですか。
○小池晃君 正確に、克明にとは言わずとも、要するに、大臣は、確認したいのは、大臣は森副大臣が記者会見で発表する前の時点で森副大臣から未納期間があるということをお聞きになっていたということは間違いないですね。
○小池晃君 それは衆議院での委員会採決の前ですか、後ですか。
○小池晃君 この問題は森副大臣の問題にとどまらないと私は思います。  坂口大臣が、このことを知りながら、本当にのらりくらりとあいまいな答弁していると。私、この問題明確にしていただかない限り、この議論できません。ちょっと止めていただきたい。ちょっと、これじゃ駄目ですよ。
○小池晃君 続けろと言ったって、答えないのに続けられないじゃないですか。
○小池晃君 大臣、私が聞いているのは委員会の採決の前か後かなんですよ。これ、重大なんですよ。だって、このことをあいまいにしたまま採決をしてしまうということは、このことにふたをする。衆議院で議論しないで、衆議院の議論にはこの重大な情報を提供しなくていいというふうに大臣が判断したとい...全文を見る
○小池晃君 五月のいつごろなんですか、それは。
○小池晃君 しかし、四月の十四日に未納の問題について調査しているというふうにお聞きになったのであれば、これは四月十四日に、四月に、四月に委員会の席上で会ってお聞きになったということは、森大臣が未納の可能性があるということは、大臣はそれは認識されていたというふうに思います。  し...全文を見る
○小池晃君 大臣は、この副大臣が保険料を未納していたという情報は、衆議院の委員会質疑、採決の前までに国民に対して明らかにするべき重要な情報だという認識を持っていなかったということですね。
○小池晃君 いや、全然答えてないんです。私、事実経過聞いているんじゃないんです。  この担当副大臣が保険料未納の可能性があるとしたら、極めて重大な情報なんです。それは、そのことを国民に明らかにしないまま委員会採決するなどということは許されないはずなんです。しかし、大臣は委員会採...全文を見る
○小池晃君 答えてないんですよ。  大臣、調べるといったって、こんなの、副大臣ですから、厚生労働省の副大臣ですよ。一日でもう、何分間で分かる話じゃないですか、すぐに聞けば。それを二週間にわたって調査中だということで済ましていいような情報だったんですかと。大臣は、だからこの問題は...全文を見る
○小池晃君 未納を五月十三日まで隠し通してきた森副大臣の責任も重大ですが、今日の質疑通じて、それを知りながら、未納の可能性があるというふうに分かりながら衆議院の採決が終わるまで明らかにさせようとしなかった、私は厚生労働大臣の責任問題にこれはなってきているというふうに思います。これ...全文を見る
○小池晃君 厳しい環境だということをお認めになった。大臣、こういう状況になっている。この責任について、大臣、どのようにお考えですか。
○小池晃君 この売却については、いろいろと地元にお聞きすると、道や県はほとんどお荷物引き受けたくないというふうに言っていて、その結果、財政力のない市町村に押し付けられていると。市町村からは悲鳴が上がっているという実態もある。年金掛金使いながらこれだけ無駄遣いをやり、赤字になったら...全文を見る
○小池晃君 全体、やってないです。
○小池晃君 そんな一般論を聞いているんじゃないんです。随意契約の在り方の問題じゃないんです。年金ファミリー企業というのはそういう実態じゃないですか。こんなことを放置していいのかと。  私、これだけの特別な関係を持っているのであれば、私は、厚労省関係者がこうした企業とつながりを持...全文を見る
○小池晃君 はい、はい。  今のは事実と違うと思います。  この問題、課長以下も含めて徹底的に人的つながりも含めて調査をすべきだということを申し上げて、取りあえず午前中の質問を終わります。
○小池晃君 午前中の質問の最後の金銭登録機等の問題で、厚生労働省と天下りの関係、人的関係あるのかということで、衆議院で答えたという答弁ありましたが、衆議院では、個別の名前を挙げて厚生労働省との関係があるかということで、確かに大臣は調査報告されると答弁されていますけれども、今日、私...全文を見る
○小池晃君 違うよ。
○小池晃君 おっしゃることはそうだと思います。だから私聞いているのは、一つは、その後でおっしゃったことは衆議院では大臣の口からは説明していないですねと。それはそうですよね。
○小池晃君 いや、古川議員がそういう質問をしたのは、私は議事録、今日は示していますから、そこにあるんです。しかし、それに対して大臣の口から、新規裁定時は五割保障するけれども、その後は下がるという説明はしていないんですよ。それが一点。  それから二点目は、現役時代に自分がもらった...全文を見る
○小池晃君 聞いていないことを答えないで。
○小池晃君 だから、現役時代に自分がもらった給与に照らして五割を保障するというのは、それは仕組みとしては当たり前のことで、問題は、その世代世代のときに、その後五割を保障しなくなるじゃないかと。  ちょっと大臣、はっきり答えていただきたいんですけれども、私は、大臣の口から衆議院で...全文を見る
○小池晃君 物すごい開き直りで、これ、まず説明一切しなかったんですよ、そういうことについて。今初めてなんですよ。衆議院ではこういう議論は一切していないんです。大臣の口からは少なくとも、古川議員から指摘されたけれども、それには答えてなくて、大臣が答えているのは、そうは言っても名目額...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  五割保障という話をこの間何度かしてまいりました。現役世代の五割の給付を保障するというのは、これは新規裁定時のみで、給付が始まれば下がっていくと。先ほど議論ありましたように、下がっていっても、最終的には八割ルールがあって、そこから先は下げな...全文を見る
○小池晃君 いや、ですから、私が聞いているのは、それほど大事なものをなぜ法律にしなかったのかと。なぜ法律にしなかったんですか、そこを聞いているんです。
○小池晃君 いや、これ根拠に再計算しているわけですから、それが法律に盛り込まれていないというのは、私はこの法律の一つの欠陥であるということを指摘しておきたいと思います。  その上で、その八割ルールあるわけですから、年金支給開始後、受給開始後、最も下がっても現役世代の収入の四〇・...全文を見る
○小池晃君 その二十三万三千円が十六万円まで、賃金との比較でいけばそれだけ値打ちが下がるということですね。  それから、国民年金の四十年加入の満額支給だと今六万六千円なわけですが、これを同じような考え方で示していただくとどういう価値に、値打ちになっていくのか。
○小池晃君 さらに、国民年金の平均受給というのは、これは四十年間一月も欠かさず保険料を払った場合で六万六千円でありまして、実態は平均四万六千円なわけですが、この国民年金平均受給四万六千円の人が八割ルール適用となる場合に受け取る年金の現在価格というのは幾らになるんでしょうか。
○小池晃君 賃金代替率というとなかなかイメージわかないんですけれども、やはりこういう形で値打ちで示すと、本当に三一・三%のカットということになるわけで、これは憲法二十五条の生存権が本当に脅かされるような水準になっていくということだと私は思います。  さらに、世帯類型別に、この間...全文を見る
○小池晃君 いや、厚生労働省の考え方に合っているかどうかじゃなくて、国民の暮らしから見てどうかということなんですよ。  五割保障だと言いながら、結局、もらい始めると四割。しかも、最初から、スタート時点から、共働き世帯やあるいは単身者はもうとうに五割を切って三割台だったのが、実際...全文を見る
○小池晃君 いや、ちゃんと答えてほしいんですけれども。  高齢者の中でも格差が縮まってきているでしょうと。それは当然、今数字がそうなんですから。しかも、九九年が最新のデータでありまして、その翌年から介護保険制度が始まっているわけです。社会保険料は消費支出には含まれない、それから...全文を見る
○小池晃君 だから、今大臣が読まれたところには一切その説明がないじゃないですか。要するに、古川議員はこれ減るかもしれないよという指摘をしたのに対して、大臣がおっしゃっているのは名目額は減らしませんと、これをおっしゃっているだけなんですよ。  だから、五割を切るんだということは大...全文を見る
○小池晃君 いや、受け取り始めるときに五割保障するというのは説明しても、その後五割を割り込むということについては説明してないと、これは事実ですから、これははっきりお認めいただきたい。その後五割を切るということは大臣は国会では説明されていませんね。
○小池晃君 大臣ね、ちょっとまともに答えていただきたいんですが、名目額減らないというのは五割切るということの説明とは全然違うじゃないですか。大臣が言っていることは全く違うことを言っているんですよ。五割を切るではないかと言われて、それに対して名目額は減りませんと反論しただけであって...全文を見る
○小池晃君 何でこんな問題にこだわるのか分からないと言う神経が私には分からない。だって、今度の年金の改定の一番の看板が、五割を切りませんと。これから削るけれども、現役世代の手取り収入の五割を保障しますと、それから保険料を上げるけれども固定しますと、これがただ二つの看板だったわけで...全文を見る
○小池晃君 ところが、五月二十五日の質疑で森副大臣は何とおっしゃったかというと、大臣から調査せよと指示を受けたのは四月十四日以前のことだと、森副大臣はそう答えたんですよ。坂口大臣は森副大臣には四月十四日以前に調査しなさいと言っていたのであれば、当然私は、同じ副大臣である谷畑大臣に...全文を見る
○小池晃君 私の言ったことに全然答えてないです。五月の話じゃないんです。四月の話なんです。森副大臣には四月に調査しろという指示があったんですよ。当然谷畑さんだってそういう指示を受けたんでしょう。それなのに何で半月以上ほっておいたんですか。おかしいじゃないですか。何で森副大臣にだけ...全文を見る
○小池晃君 坂口大臣、森副大臣には四月十四日以前に調査するように指示をされたんですね。何で谷畑副大臣には、調査したという指示を受けてないと言っていますけれども、おかしいんじゃないんですか。
○小池晃君 そんな説明で納得すると思いますか。副大臣、二人の副大臣でしょう。片方には四月十四日以前にちゃんと調べるように言っておいて、谷畑副大臣には何も言わなかったんですか、四月中。どう考えたって不自然じゃないですか。これだけ重大な年金未納問題というのが毎日毎日マスコミを騒がせて...全文を見る
○小池晃君 しかし、未納の可能性があるという、そういう可能性があるという思いはあったわけでしょう。ところが、これもし本当に未納だったら重大な問題になるはずなんですよ、大問題になるはずなんですよ。  ところが、あなたは、未納かもしれない、そういう時期がもしかしたらあったかもしれな...全文を見る
○小池晃君 答えになってないんですが、社会保険庁に私お伺いしたいんですが、谷畑副大臣から谷畑副大臣の納入状況についての問い合わせは社会保険庁に対してはいつあったんでしょうか。
○小池晃君 四月二十八日に衆議院の厚生労働委員会で強行採決が行われました。その強行採決行われた後の委員会室でこういう文書を入手したという方から私どもに提供がございました。(資料提示)  この文書を読ませていただきますが、国民年金及び厚生年金への加入記録について、氏名、生年月日、...全文を見る
○小池晃君 いや、私どもそんないい加減なことでこういう場所で発言したりしません。この文書は四月二十八日の強行採決が行われた委員会室で入手したということで提供があったんです。はっきりあなたの未加入期間が書かれているじゃありませんか。これ厚生労働省が作った文書だと思いますよ、私。こう...全文を見る
○小池晃君 こういう調査がされているんです。私どもこれ入手しているんです。厚生労働省として谷畑副大臣の未加入問題についてこれ調査すべきじゃないですか。どの段階で厚生労働省としてつかんでいたか、これを調査して報告をしていただきたい。  大臣、これ重大な問題だと思うんですよ。四月二...全文を見る
○小池晃君 そんな、入手方法について説明する義務はありません。私どもには様々な不正を憎む方から提供あるんですよ。  こういう中で、はっきりこれ厚生労働省の書式の文書だと思いますから、私はこれ徹底的に調査していただきたいと。こういうことが明らかになっていたにもかかわらず、国民に対...全文を見る
○小池晃君 ちょっと疑問が更にわき起こるような答弁をされたんで困惑をしておるんですけれども、大臣は四月二十三日の副大臣の報告をどう受け止めたんですか。
○小池晃君 四月十四日と四月二十三日、二回森副大臣からは話があったということですね。  四月十四日の、まず、ことを聞きたいんですが、森副大臣は四月十四日の時点では未納の事実は把握していたというふうにこれまで答弁していたんです。今のは違うじゃないですか。その時点でもあいまいだった...全文を見る
○小池晃君 ということは、要するに、四月十四日に森副大臣が大臣に言ったときには、まだこれは正に調べている最中だったと。で、調べておりますというふうに言ったということで、大臣もそう受け止めたということなわけですね。  じゃ、そうすると、その四月二十三日は、先ほど大臣は、森副大臣は...全文を見る
○小池晃君 いや、伝わったかどうかじゃなくて、そういうふうに森副大臣としては伝えたつもりなわけですね、それはそうだと。  大臣は、じゃ一体、その四月二十三日の報告を一体何だと思ったんですか。だって、調べなさいというふうに四月十四日以前に言っていて、四月の十四日に調べていますとい...全文を見る
○小池晃君 本当、奇妙きてれつな話だと思います。だって、四月十四日に大臣は指示を出したわけでしょう、以前に。  これ、どっか四月十四日以前に大臣は、森……(発言する者あり)いやいやいや、森副大臣は四月十四日以前ですというふうに答弁されていますよ、前回の委員会で。あれは間違いだっ...全文を見る
○小池晃君 いやいや、私の言うことをちゃんと聞いてくださいよ。(発言する者あり)何を言っているんだ。私の言うことを聞いてください。  森副大臣ね、誤解されているんですよ。森副大臣は、前回の審議の中で、大臣から四月十四日以前に自分の納入歴について調べなさいという指示を受けましたと...全文を見る
○小池晃君 違うんです。違うんです。理解してないから、ちょっと止めてください。いや、いや、手を挙げているから。
○小池晃君 あのね、こう言っているんですよ。大臣からやっぱりちゃんと調べてちゃんとしなさいという御指示を受けたのは四月十四日以前のことでございますと。じゃ、これは四月十四日のことだというふうにおっしゃるんですね。前回、そう答弁しているんです。じゃ四月十四日だとしましょう。じゃ四月...全文を見る
○小池晃君 いや、森副大臣がどうかではなくて、大臣自身は御自身がちゃんと調べてちゃんとしなさいと言っておきながら、いつまでたっても副大臣から報告が来ないと。そういうことについて何とも思わないで放置したということになるわけですよ、これ。で、何か言われたら調べなさいと、何か言われたら...全文を見る
○小池晃君 結果として五月になりましたで納得できる話じゃないんですよ。  それからもう一つ、森副大臣答えてないんですが、副大臣は、これ今の改めた報告によれば、四月二十三日には未納期間があるというふうに説明したのに大臣の方は誤解したわけですよね、これ今の説明がもし本当だと受け止め...全文を見る
○小池晃君 いや、やっぱりこれはどう考えたって矛盾だらけだし、本当にこういうやり取りしか大臣と副大臣でやってないとしたらば、厚生労働省の中の意思の伝達とか意思決定というのは一体どうなっているのかという話になりますよ。私はこう言ったつもりだが大臣は御理解いただけなかったんだと、こん...全文を見る
○小池晃君 意思の疎通の問題じゃないと思います。本当につじつまが全く合わないんです。これでは結局、大臣も含めて、強行採決まで、副大臣の、先ほどの谷畑副大臣の問題も含めて、これは未納の事実みんなで知っていながら隠していたというふうに言われたって私は仕方がない経過だというふうに思いま...全文を見る
○小池晃君 やり取りしてまいりましたけれども、もう時間ですので終わりにしますが、本当にでたらめだと、この経過は。どう考えたってこれはつじつまが合う話じゃないですよ。やっぱり結局、大臣も副大臣も私はこれは共同責任で、未納という事実、重大な事実を国民に対して隠し、国会と我々野党に対し...全文を見る
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  二〇〇二年度、これ厚生年金加入者が大幅に減少して、年金運用で大きな赤字を出した年でありますが、この年金財政の決算をますます悪化させようとしている年金制度改革についてお聞きをしたいと思います。  年金の給付削減しますけれども、現役世代の収...全文を見る
○小池晃君 これは、聞けば答えるということじゃなくて、最初から説明しなきゃいけないんですよ。しかも、これはいろんなモデルの話じゃないんです。一番典型的なモデル、皆さんがモデル世帯としていたケースで五割保障しますというのが看板だった。しかし、それが実は最初の六十五歳のときだったとい...全文を見る
○小池晃君 今ね、大事なことおっしゃった。パーセント言わなかったというんですよ。しかし、皆さんは、あなた方は五〇%、五〇%ということを金科玉条として言ってきたんじゃないですか。ところが、その数字は言わなかったということは、これを一番大事にしてたあなた方が言ってたこの数字言わなかっ...全文を見る
○小池晃君 公的年金だけで生きていけないというのであれば、百年安心の年金制度などという看板はでたらめじゃないですか。百年間これで安心だというふうに宣伝されたわけでしょう。今、はっきりおっしゃいましたよ。公的年金では生きていけない、それだけでは暮らしていけない、そういうことになるん...全文を見る
○小池晃君 年金だけで暮らしていらっしゃる高齢者家庭というのは六割超えているんですよ、高齢者世帯の。しかも、今、貯蓄のない家庭、どんどん増えているわけですよ。日銀の調査でも二割超えているわけでしょう。  そういう中で、公的年金、何とかこれで生きていこうと思っている人に、公的年金...全文を見る
○小池晃君 あのね、自由民主党なんてとんでもない開き直りですよ。自由放任じゃないですか。自由と民主主義というのは責任の下にあるんですよ。国民に対する責任を果たして初めて自由と民主主義があるんです。  そして、議員年金問題あれこれおっしゃいましたが、総理、総理は四月六日に、四月六...全文を見る
○小池晃君 全く口先だけで、何もやろうとしてない。こんなことで、国民に痛みを押し付けることは断じて許されないと申し上げて、質問を終わります。
06月05日第159回国会 参議院 本会議 第28号
議事録を見る
○小池晃君 私は、日本共産党を代表して、国民年金法等の一部改正案に対し、反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、年金保険料を上限なく引き上げることで年金制度の空洞化を更にひどくすることであります。  政府・与党が本法案を百年安心だと宣伝した根拠の一つが、保険料の上限を決...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  厚生労働省職員の受け取る監修料のことが問題になっておりまして、これは選択エージェンシーをめぐっては逮捕者も出ています。最近の報道では、「選択」以外の企業からも監修料を受け取っていたということが明らかになっております。これ、疑惑の全容解明を...全文を見る
○小池晃君 一括購入した出版物だけで一年間で三十六億円に及ぶ。しかも、すべてこれ随意契約であります。厚生労働省が提出した資料によれば、出版物は四百八種類、中でも最大規模は社会保険庁で約十九億、それから次が労働基準局で十一億九千万円ほどです。約十九億円の購入をした社会保険庁から随意...全文を見る
○小池晃君 役員だけで二十七名。八団体の中で三名の天下りがいる全国社会保険協会連合会、これ一か所だけで三億二千万円の契約を結んでここにも監修料支払われているという報道が今日もされています。  大臣に私、これお聞きしたいんですが、年金改悪などで国民に痛みを押し付けて、その改悪の中...全文を見る
○小池晃君 私は、「選択」の問題というのは氷山の一角であって、国保課の問題も氷山の一角であって、厚労省全体が、こういう問題が、構造があるのではないか。この問題、本当に徹底的にメスを入れるということを求めたいというふうに思います。  続いて年金の問題ですが、八割の世論調査でも国民...全文を見る
○小池晃君 いろいろおっしゃったんですけれども、その数字、労働力人口に占める被用者年金被保険者の割合、これは確かに若い世代ちょっと高めだから将来高くなっていくだろうというんですが、その若い世代の今の実績が今後一切変わらないということが前提なんですよ。  しかし、この労働力人口に...全文を見る
○小池晃君 私は、その根拠を、今も、そうならないと思うという希望的観測だけで、根拠は示されていないと思います。  それから、更にお聞きしたいのは、保険料がこれから上がるわけです。ところが、政府の試算では、保険料が上がることによる経済や雇用への影響を全く見込んでいないと。これは一...全文を見る
○小池晃君 大臣ね、十四年掛けてじっくり上げるから影響はないんだって、それは余りにもおかしいと私は思うんですよ。  だって、日本経団連のアンケート調査でも、保険料を引き上げられた場合にはコストを勘案して労働形態の転換を検討する企業、これ七八%です。それから、内閣府がやったアンケ...全文を見る
○小池晃君 いや、私はそういうことを聞いているんじゃなくて、今回の再計算が保険料の値上げの影響ないというふうに分析しているわけです。それはおかしいんじゃないかと。大臣もおっしゃるように、あるとおっしゃるわけですから、だとすれば、今回の年金の再計算の基礎は間違っているということにな...全文を見る
○小池晃君 年金改革の三つの問題お聞きしましたが、どれも私、全く納得のいく説明いただけませんでした。これはやっぱり廃止をしてやり直すということが求められていると思います。  最後に一つ、日歯連の政治献金問題についてお聞きしたいんですが、これは私たちの調査では、〇二年に医療関係団...全文を見る
11月04日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  介護保険制度についてまずお聞きをしたいんですが、これスタートに当たって、保険あって介護なしとならないようにゴールドプランなども作って基盤整備を進める計画を作ってきた。私どもは、特別養護老人ホームの待機者の実態などに照らせばこの目標低過ぎる...全文を見る
○小池晃君 実態、お配りいたしました。厚労省は介護保険になってから待機者の数を調べなくなったので、毎年私ども調査をしております。これ、九九年十一月の介護保険実施前の時点では十万人だったのが、昨年二月の時点では二十四万人。今回、今年十月に全都道府県に聞き取り調査を行いました。その結...全文を見る
○小池晃君 これね、調べていただきたいんですよ。局長は何か、そんな真の要求じゃないとおっしゃるけれども調べてないんですよ、厚生省、これ最近。で、私どもがこれ別に勝手に出した数字ではなくて、全部都道府県の県庁に電話して役所の数字として上がってきているものなんです。これ是非調べていた...全文を見る
○小池晃君 特養ホームがやはり施設介護の中核であると同時に、在宅介護を支える私、センターとしての役割もこれあるわけで、抜本的な基盤整備対策必要だと思うんですね。  大臣、私、こういう実態の中でやはりこういう施設整備を本当に前向きに取り組んでいくという姿勢が必要だと。やはり、保険...全文を見る
○小池晃君 でしたら、是非それをやっていただきたい。厚労省調べていませんので、これは是非調べていただきたい。  それから、先ほども議論あった介護予防の問題を引き続いてお聞きしたいんですが、介護保険部会の意見書でも、介護保険発足後、要支援、要介護一など軽度者に対するサービスが改善...全文を見る
○小池晃君 そうはおっしゃいますけれども、例えばその日医総研のデータ出されましたが、同じような調査をやっている別の結果もありまして、例えば兵庫県の西宮市の調査では、在宅サービスの利用によって効果があったと思うかという質問に対して、八一・九%の人があったと答えている。要介護度別に見...全文を見る
○小池晃君 短くやってください。
○小池晃君 説明はいいですよ。
○小池晃君 いずれにしても、一律のサービスの切捨てというのは、これは許されないということは申し上げておきたいと思います。  時間がないんでちょっと次行きますが、支援費制度と介護保険の統合、問題になっています。  これは応益負担というのがグランドデザインでも打ち出されている。し...全文を見る
○小池晃君 昔のことは関係ないんですよ。社会福祉法を議論したとき以降やったことは何かというと、この間の年金改革で一か所だけあったという御説明で、むしろ物価スライドによって障害基礎年金も含めてこれ下がっているわけですから、とても所得保障があれ以降進んだと言える状況ではないと思うんで...全文を見る
○小池晃君 そんな説明していないんですよ、あのときは。
○小池晃君 あのね、激変緩和なんてそのとき言っていないんです。  今のこの水準では払うことできないから当面応能負担でやるというふうに言っているわけで、従来と同様、所得水準に応じた負担、いわゆる応能負担の考え方によることとした、これが大臣の答弁で、私の質問に対しては、「障害者とい...全文を見る
○小池晃君 私は、障害者の方々に応益負担を求めるというのはやるべきでないというふうに再度申し上げておきたいと思います。  ちょっと時間なくなっちゃうので、いろいろ聞こうと思っていたんですが、中越地震の被災者支援の問題について最後にお聞きしたいんですが、大臣も行かれたんですけれど...全文を見る
○小池晃君 まだ時間ありますよ。
○小池晃君 ちょっとまだ、ちょっと待って。ちょっと、こういう短い時間で、ああいう答弁で時間を浪費するというのはこれ問題ですよ、やり方として。そのことを一言指摘して、今後の改善を求めて、私、質問を終わります。
11月09日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  前回、最初に、時間切れとなってしまったちょっと中越地震の問題について幾つかお聞きをしたいと思います。  一つ目は、被災地域の地域医療の問題なんですが、小千谷、十日町の病院の被害状況は前回お話ししました。小千谷総合病院、厚生連の魚沼病院、...全文を見る
○小池晃君 医療機能を確保するためには、前回大臣おっしゃったように、緊急の支援とそれから地域医療再建のための抜本的な手だてが必要だと思いますので、公的な支援を強くお願いしたい。  それから、インフルエンザ対策については周知されていませんので、是非、災害救助法の対象になるというよ...全文を見る
○小池晃君 これ、被災者の実態というのは国保も健保も同じで、しかも今は健保も三割負担になって阪神のときより負担増えているわけですから、政府全体の方針に従ってというより、やはり厚労省として積極的な提起もしていただいて政府全体の方針にするように是非御努力いただきたいと思うんですが、大...全文を見る
○小池晃君 是非やっていただきたいと思います。  社会・援護局長と医政局長は退席していただいて結構です。  労組法の今回の法改正の問題ですが、不当労働行為の審査期間長期化の解決を図るものであります。  労働現場では、今業務請負や派遣の問題などでトラブルがどんどんどんどん増え...全文を見る
○小池晃君 くれぐれも、労働者側の立証や反論の機会が十分に保障されることを求めたいというふうに思います。  こうした問題の背景にある雇用の問題についてお伺いしたいんですが、青年の雇用問題で大臣に最初に御認識を私伺いたいんですが、非常に雇用情勢は深刻で、若年者の完全失業率一一・二...全文を見る
○小池晃君 こういう若者の雇用問題だと大体いつも政府の皆さんは、仕事はたくさんあるんだけれどもミスマッチなんだという考え方示されるんですが、今日、資料でお配りしましたのは、これは経済産業省の方が作られたものなんですが、「若年者を中心とした産業人材育成政策について~人材・雇用をめぐ...全文を見る
○小池晃君 いや、私は、これを見ていただいても、両面あるというより、やはり本当に多くの若者というのはフリーターに就きながら本当は定職に就きたいという強い願いを持っていると、これがやはり基本にあるんだというふうに思うんですよ。そういう認識に立ってやはり若者の雇用対策を立てなければ、...全文を見る
○小池晃君 いろんな対策やられていると、若者自立・挑戦プランなどというのもやられているわけですが、例えば今お話あったトライアル雇用、今六万六千人ですよね、対象人数。それから、デュアルシステムは六万人ということで、四百十七万人と言われているフリーター全体に見れば本当にもうごくごくわ...全文を見る
○小池晃君 青年の雇用対策の抜本的な転換、先ほど述べたようなものを求めて、一つ一つ、じゃ丁寧にということでいうと、雇用対策に、別の問題でちょっとお聞きしたいんですが、緊急地域雇用創出特別交付金です。これ、この交付金を今年度末で取りやめようというふうにされているようなんですけれども...全文を見る
○小池晃君 合計すると大体四千百億円、五十二万人程度になりますね。そういうことですね。  これ、九九年から実施された旧交付金事業の実績三十一万人加えると八十三万人、大臣がおっしゃった何百万という数字じゃないですが、何十万人の中ではかなり上の方、かなり大きな実績を上げた事業だとい...全文を見る
○小池晃君 一千億円の事業で千七百万円、二十三万人ですよね、これ目標、に対して十五人、こういう実績なんですね。これから増えるというけれども、余りにもこれ、もう既に一年半やっているわけです。あと一年半しかないわけです。その段階で、一千億に対して一千七百万円、二十三万人に対して十五人...全文を見る
○小池晃君 私、何もむちゃなことを言っているつもりないんで、やはりこういう本当に役立つ事業に対して、やはりそれを乱暴に断ち切るというのではなくて、やはりそれに代わるものをしっかり考えるのは私は厚生労働省の責任だと思うんですね。  概算要求で出されている雇用対策見ますと、コンテス...全文を見る
○小池晃君 障害者の自立と社会参加というのは、これは政府全体の目標でもあるというふうに思います。そういう点でいえば、この障害年金の問題の、無年金問題の解決というのはやはり非常に大事な問題だというふうに思いますので、非常に明確な判決でありますから、重みをしっかり受け止めて控訴しない...全文を見る
11月11日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  小泉首相が改革と称して進めております混合診療の解禁の問題について今日はお伺いしたいと思います。  規制改革・民間開放推進会議の中間取りまとめで、「質の高いサービスを提供することができる一定水準以上の医療機関において、新しい検査法、薬、治...全文を見る
○小池晃君 いや、私の質問に全然答えてないんですけど、要するに、ある程度の病院、例えば虎の門病院とかそういうふうになれば、そこで病院と患者が合意すれば何でもやっていいというのがこれ考え方でしょう。そういうことで医療の安全性が保たれるのかと。こんなことやったら無政府状態で、もう、ど...全文を見る
○小池晃君 まああんまりかみ合わないんですけれども。  私たちは、この特定療養費制度というのがやっぱりそういう意味では一定の安全性確保する担保になるというふうに思うんですよ。もちろん特定療養費制度そのものにも問題がないわけじゃない。選定療養、高度先進というのを逸脱しているんじゃ...全文を見る
○小池晃君 これ、医療現場の創意工夫を生かすことが何でできないんですか。全く理解できない。
○小池晃君 一つ一つ時間を掛けて確認していくことに意味があるんですよ。イレッサの問題だって、これは早けりゃいいというものじゃないわけで、安全性、有効性、確認するということが必要なわけです。同時に、やはり早くしなけりゃいけないというのは、それは確かにあるかもしれない。やはりできるだ...全文を見る
○小池晃君 いや、混合医療の進め方について、やはりこういう新しい技術なんかを適用していく上で、判断基準明確にするとか、あるいは審議内容とか結果をオープンにするとか、そういう努力が必要ではないかと私は申し上げているわけです。  もう一つお聞きしたいのは、これ、混合診療を進める人た...全文を見る
○小池晃君 まあ〇・〇〇七%ですから、本当に誤差の範囲なわけで、これを保険適用、もちろん安全性、有効性そして普及ということを考慮しながら保険適用していくことに、私は何の問題もないというか、むしろ積極的にやっていく方向で努力をしていくべきだというふうに思うわけです。  以上の議論...全文を見る
○小池晃君 資料配付していただきたいんです。    〔資料配付〕
○小池晃君 私、この混合診療というか、なぜこういうふうに熱心に進めるのかなということでいろいろと調べておりますけれども、結局、先ほど二十三億円と言いましたけれども、国民医療費全体から見れば小さい数字ですが、マーケットとしてはこれは大きい。そういう中で、やはりこういう公的医療保険利...全文を見る
○小池晃君 そんなの言い訳にならないんです。民間といったって、民間というのは企業だけじゃないんです。例えば医療を受けている患者さんであるとか、医療従事者であるとか、病院の関係者とか、あるいは医療関係以外の市民だっているわけで、それで、民間というので選ぶのはほとんどもうこれ、要する...全文を見る
○小池晃君 いや、その御懸念のようなことがあるわけですよ。その優れた識見を持つ人のトップが一体どういう人ですか。オリックスのグループのCEOの宮内義彦さんでしょう。オリックスというのは、保険商品、特に今、保障性商品で一番もうけようとしているところですよ。しかも、プロ野球の分野では...全文を見る
○小池晃君 そんな、ちょっとね、ことでは困るんですね。やっぱり内閣一体なんですから、やっぱり、こういうやり方しているということに担当大臣、一言やっぱり言うべきですよ、こういうやり方でいいのかと。  私、今日実は、質問通告に当たって、これはやっぱり内閣府の大事な問題だから、副大臣...全文を見る
○小池晃君 これは必要が大いにあるというふうに思いますので、物を言っていただきたい。  ちょっと時間がなくなってきちゃったので、あと残りで国民年金保険料の未納問題聞きたいんですが、ちょっと厚労省として把握している今の未納者の数、端的にお願いします。
○小池晃君 一方で、会計検査院の報告概要を出されましたが、ここで言う未納者、それからそのうち七か月分以上の未納の人の人数を言ってください。
○小池晃君 これお聞きしたら、会計検査院は社会保険庁からこの数字をいただいたと。これ要するに、社会保険庁が言う未納者というのは、二年間一度も保険料を払っていない人を未納者と言うんですよ。会計検査院の未納者というのは、一か月分でも払わなければ未納者と。同時に、その中で、半年以上はど...全文を見る
○小池晃君 これからは公表するとおっしゃるけれども、やはりこういう大事な数字を出さずに議論したっていうこと、本当に問題だと私は思うんですね。  同時に、ちょっとこれはもう意見を述べるにとどめますが、この今回の検査報告見ますと、納付期間が短くてこのままでは老齢基礎年金受給資格なく...全文を見る
○小池晃君 終わります。
11月16日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  社会保険庁にかかわる一連の疑惑の問題について、新たな問題も含めて今日は取り上げたいと思います。  私、五月二十日の当委員会で取り上げましたカワグチ技研の金銭登録機導入の件について、先日、会計検査院の報告がありまして、四億四千六百四十八万...全文を見る
○小池晃君 今お配りしております資料ですが、この資料の一ページ目、二ページ目に、この問題で会計検査院の調査に備えて社会保険庁がカワグチ技研との随意契約の正当性を主張する十三項目にわたる想定問答集というのが各県社会保険事務局に流されている。今お配りしているのが、その一ページ目、二ペ...全文を見る
○小池晃君 今の説明だと、組織的なものじゃなくて、勝手に一職員が各関係課に依頼してこういう想定問答集を作って、それを会計検査が入る全国合計で二十七に流したということでしょう。こういうのを組織的にやらずに、そんな個人の判断でやるなんということは、これはどう考えたってあり得ないと思う...全文を見る
○小池晃君 これはおかしなことと、もうちょっと重大な問題だと私は思うんですが、この問題は本当に重大だというふうに思っておりますし、さらに、今日はこれだけじゃない、別の問題も取り上げたいと思うんです。  そもそもですが、会計法によれば、国の契約は一般競争入札が原則であります。随意...全文を見る
○小池晃君 社会保険庁長官に来ていただいていますが、会計検査院の指摘もある中で、長官としてはこの間の社会保険庁の一連の随意契約が適切に行われたというふうに考えていらっしゃるか、見解をお聞きします。
○小池晃君 今日問題にしたいのは、さらに最も巨額な随意契約である社会保険オンラインシステムの問題です。  年金保険料の徴収、年金給付にかかわるシステムですが、これは現役世代の年金保険料についてはNTTデータと子会社であるNTTデータシステム、社会情報クリエイトとの随意契約。それ...全文を見る
○小池晃君 非常に巨額な随意契約なわけです。すべて年金、この千百三十五億円という、二〇〇三年度実績でいえば年金保険料から出ている。  配付資料を見ていただきたいんですが、NTTデータへの支払は毎年のように増えておりまして、この五年で見ても、六百三億、六百九億、七百五億、七百九十...全文を見る
○小池晃君 これまで九千億近いお金をつぎ込んできた企業に更に補償金で百六十四億払う、来年度五十五億だと。これが本当に必要な経費なんだろうかと。随意契約という言わばやみの中でやられてきた契約で、社会保険庁長官にお伺いしたいんですけれども、これ来年度、国民の年金保険料から五十五億円、...全文を見る
○小池晃君 今の説明ではちょっと納得できないんですが、さらにNTTデータについては、これに上乗せして更に支払残金が残っているはずです。ちょっと簡潔に幾らなのか御説明いただきたい。
○小池晃君 九千億円支払って、まだ二千億円未払残高が残っていると。本当に、オンラインシステム見直しと言うけれども、依然としてずっとNTTデータにお金が入り続ける仕組み残っているんですよ。こんなお金を年金からこれからも支払い続けるつもりなのかと。これ重大問題だと思うんです。  さ...全文を見る
○小池晃君 これ計算してみると一平米当たり月六千七百円の賃貸料で、これは三鷹の中心部からかなり離れているところで、立地条件そんな良くないんですね。地元に聞いても、大体この専有面積であれば三千万、せいぜい五千万だと言うんですよ。一億二千万円、これは年じゃないですよ、月ですからね。余...全文を見る
○小池晃君 該当する者はいないということなんですが、元社会保険庁次長の谷口正作さんはNTTデータの常務取締役です。これは天下りじゃないんですか。
○小池晃君 旧厚生省の九州医務局長を最後に退官された中山和之さん、この方はNTTデータシステムの常務取締役だと思いますが、いかがですか。
○小池晃君 NTTデータシステムの取締役の中村治さんは、やはり厚労省、社会保険庁出身だと思いますが、間違いないですね。
○小池晃君 子会社である、先ほど紹介したNTTデータの関連企業の社会情報クリエイトの専務取締役新飯田昇さんは厚生省の出身です。それから、一年前まで取締役だった中田悟さんは社会保険庁運営部保険指導課長の出身だと思いますが、間違いありませんか。
○小池晃君 大臣にお聞きしたいんですが、私、こういうちょっと、どう見ても異常な社会保険庁とNTTデータの関係があると。同時に、この天下りがこういうふうにされていると。聞いても答えないわけですよ。こっちが調べて事実突き付けると、その基準に該当しないからとかなんとかいって言わないで、...全文を見る
○小池晃君 それと、今日議論してきたこのそれぞれの金額なんですよ。この約九千億円というこのこれまで使ってきたお金ですね、この支払が果たして妥当なものだったのかどうか。それから、これから百六十四億円払うものもそうだし、未払金が二千億円あると。これ全部随意契約でやってきたわけですから...全文を見る
○小池晃君 これは本当に社会保険庁の問題、今日集中審議ということでやってきた。重大な問題だと思いますので、是非当委員会としても資料を要求して、徹底的にこの問題について検証するということを求めていきたいというふうに思います。  質問を終わります。
11月25日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  児童福祉法の審議なんですが、その前に一問だけ、ちょっと急ぐ問題なので、新潟中越地震の復興の問題について聞きたいと思うんです。  震災という事態の下で雇用状況が悪化していて、新潟労働局によると、解雇された労働者が五十社四百二十人ということ...全文を見る
○小池晃君 まあ新潟県の方ではそういう希望もあるやに聞いていますので、やはりこれはやっていただきたいのと、災害は新潟だけじゃないので、かなり全国的にもこれは残っているわけですから、やはり、これを使い切るようなやはり知恵を出すことを是非大臣にも私は求めておきたいというふうに思います...全文を見る
○小池晃君 私もその点では全く意見を同じにしますので、廃止すべき補助金というのは、ひも付きの大型公共事業など、そういったものはあると思うんですが、こういうものはやはり廃止すべきじゃないというふうに考えております。  さらに、改正案で市町村が担う役割が明記されて、身近な機関で相談...全文を見る
○小池晃君 やはりその必要な人員がしっかり確保されるようにしないと絵にかいたもちになってしまいますので、保健師というだけにとどまらず、やはり専門家の配置ということを検討していくべきだと私は思います。  それから、今年度から養育困難な家庭に対して育児支援家庭訪問事業、育児や家事の...全文を見る
○小池晃君 大臣、私、これなかなかいい事業だと思っているんですよ。ただ、一三%しか進んでいないという事態なんですね。これ進まない背景には、やはり訪問して虐待防止ということだと、かなりやっぱりノウハウも必要になってくるという、そういったノウハウが市町村にはない、そういう問題も指摘さ...全文を見る
○小池晃君 その仕組みとして困難であるというのは、それは難しいことだろうということは分かるんですが、やっぱり一三%ですから、何かちょっとここは考えないといけないんじゃないかということとして是非受け止めていただきたいと思います。  さらに、児童福祉施設の年齢要件の見直しにかかわっ...全文を見る
○小池晃君 ただ、格差が生まれるとこれはまずいことですから、やはりそういう場合、一定のやはり加配というのが必要になってくるというふうに思うんですが、その点いかがですか。
○小池晃君 それではちょっと不十分ではないかと思いますが、そのことを指摘して次に行きますが。  設置基準自体が、職員配置基準は一九七六年ですよね。神奈川県の話聞きますと、児童養護施設の入所児童が虐待を受けているケースが六割から七割だというんですね。かなりやっぱり状況は変化してき...全文を見る
○小池晃君 まあ施設自体が六〇年代から七〇年代に建てられたもので、大部屋中心で、定員に空きがあっても男の子の部屋には女の子入れないとかいろんな問題がある。あるいは個別処遇が必要なのに大部屋では対処できないとかという問題もある。私はやはり、時代に見合った施設の小規模化、あるいは職員...全文を見る
○小池晃君 そこでお聞きしたいんですが、今年度予算では三十一億七千万円増額になっているんですね。自己負担増とか除外疾患がありますのでマイナスの部分もあるはずです。一方で対象拡大でプラスの部分もあるはずなんで、マイナスの部分は一体どれだけなのか、プラスの部分どれだけなのか、金額や人...全文を見る
○小池晃君 対象除外で七億四千万というのは非常に何か大きい印象を受けるんですが、ちょっとどれほどのものが除外されるのかということについて、これ七億四千万というとかなりの部分除外されるんじゃないかというような印象も受けるんですけれども、今対象になっている人がどうなるのか辺りも含めて...全文を見る
○小池晃君 これはどういう人が対象になってしまうんでしょうか。ごく限られた重症患者、何というか、症状について言えば、やはりある程度の症状の人というのも除かれてしまうのか、それとも、その辺の程度というのはどのようにお考えなのかを教えていただきたい。
○小池晃君 ごく限られた重症患者というだけじゃなくて、やはり継続的に経過観察とか通院検査が必要な患者というのは、これはやっぱり当然対象になっていくと思うんですが、その点はいかがですか。
○小池晃君 三万人、七億円というのは非常に大きいと思うので、やはり必要な人が除外されるようなことは決してないように、そこは大変懸念をいたしますが、望みたいと思います。  例えば、ぜんそくなんかは今まで入院だけだったんですが、今回通院まで対象になっている。ところが、検討されている...全文を見る
○小池晃君 大臣は趣旨説明で、次世代育成支援を推進するために、次世代を担う子供が心身ともに健やかに育つための環境を整備するとおっしゃっているわけで、やっぱり今回の趣旨からいっても、今後はやはり定期的にこの基準とか対象疾患の見直しというのをやって、やっぱりその事業の一層の拡充を今後...全文を見る
○小池晃君 予算の確保について続いてお聞きしたいんですが、これ、国二分の一、地方二分の一の事業なんですが、実際には国の予算が足りずに地方の超過負担出ているんですね。〇〇年度は交付率が九八・六%、〇一年度は九四・九%、〇二年度は九一・四%とだんだんだんだん下がって、〇二年度は九億円...全文を見る
○小池晃君 それから、これはもう同僚議員からもいろんな角度で指摘があった問題なんですが、大臣には事前に患者会の方の訴えが届いているはずで、昨日もお渡ししましたけれども、これは一型糖尿病といって、インシュリンがなければもう生きていけない患者さんたちの団体からの訴えなんですね。二十歳...全文を見る
○小池晃君 実際は、二十歳過ぎると、新たな問題として、病気があることで就職できないとか、そういう新たな問題実はあるわけですね。厚生省の委託研究でも、患者家族の行政に対する要望の一位は小慢事業の継続で、二番目は十八歳以降も対応してほしいという要望ですから、やはりしっかりこたえて検討...全文を見る
○小池晃君 いや、私は、この精神にと私申し上げましたけれども、反するものだと思います。  財源の問題でいいますと、これは実は三月の当委員会で私、坂口大臣と議論させていただいたんですが、配付した資料にありますように、これは実は事業費の四割は内分泌疾患が占めておりまして、その大半は...全文を見る
○小池晃君 ここで指摘した成長ホルモン製剤についての引下げはやっていないわけですよね。行われたわけですか、この該当製剤が。
○小池晃君 二割程度ということであれば、まだまだ価格差というのは残っているわけで、私はやはりこの自己負担の導入ということに行く前にもっともっと検討すべきことがあると。やはりこの小児慢性、小慢事業の中でこの薬の占めている割合というのは物すごく大きいんですよね。だから、私はここのとこ...全文を見る
○小池晃君 最後に、この乳幼児全体の医療費をじゃどうするのかということについてお伺いをしたいんですが、乳幼児、六歳未満の医療費助成を国が実施した場合に必要な予算、これは今幾らということになるんでしょうか。局長、お願いします。
○小池晃君 それから、更にお聞きしたいんですが、すべての自治体で医療費助成制度をやられているんですけれども、独自にその助成、特に現物給付やった場合は自治体に対するペナルティーがやられています。この金額について最近の状況を明らかにしていただきたいと思います。
○小池晃君 これは二〇〇〇年度は四十九億円という答弁だったんですけれども、それが六十六億円ですから、まあ三割も増えているわけなんですね。まあ小児慢性の対策ももちろん必要なんですが、やはり子供全体の医療費を無料化してほしいという願いは、すべての自治体でこれ助成事業をやっているという...全文を見る
○小池晃君 難病を抱える患者さん、子供たちも親御さんも特別な本当に苦難を背負っているだけじゃなくて、やはり乳幼児医療費全体について、本当に少子化対策ということであれば、そこに踏み込む検討を本格的にしていく時期に来ているというふうに思いますので、是非引き続き前向きの努力を求めたいと...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  育児休業法の質疑をさせていただきますが、衆議院の方では有期雇用の問題などを中心に質問をさせていただきましたので、別の角度からこちらではやりたいと思います。  ちょっと私事なんですが、私、育児休業すごく大事だと思っていまして、というのは、...全文を見る
○小池晃君 つまり、出産を契機に六割の人が仕事を辞めて、仕事を続けた女性二三%のうち育児休業を取得した女性が六四%ということになるわけですから、結局、育児休業制度を利用した女性は、出産前に仕事をしていた人を分母とすると二割あるいは一割強ということになるわけで、非常に少ない。制度が...全文を見る
○小池晃君 つまり、金額としては百九十一億円から三百八十二億円、五割で百九十一億、六割で三百八十二億円、失業等給付に占める割合は〇・九ポイント上がる、あるいは一・八ポイントの増加と。私、別に全部その失業等給付の中から、今の制度の枠組みの中でやれというふうに主張するつもりはございま...全文を見る
○小池晃君 いや、しかし、例えば女性労働協会の育児・介護を行う労働者の生活と就業の実態等に関する調査、これ二〇〇二年ですが、育児休業制度を利用しなかった理由として、四〇・二%が収入減となり経済的に苦しくなるというふうに答えているんですね。それから、日本労働研究機構、ここの二〇〇三...全文を見る
○小池晃君 私が紹介したようなアンケートの数字もあるわけで、ここは先ほども議論あったと思いますが、所得保障をやはり引き上げるということについて、私は、これは第二歩、第三歩の育休制度の改革としてこれは是非踏み出すべき課題であるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○小池晃君 いや、まず先にというふうにおっしゃるのであれば、その次には一体何なのかと。失業給付の今のままで出すのは難しいのかもしれませんが、例えば失業保険財政に対する国庫負担というのは引き上げることは法律的には可能なわけですよ。そういったこともあるし、ほかの財源ということも含めて...全文を見る
○小池晃君 考慮すべき課題ということで、是非取り組んでいただきたいと思います。  それから、子育て支援のためには、経済的負担の軽減、子育て世代に対する負担の軽減が大切だと思うんですが、実際には逆のことが行われようとしております。政府税調が定率減税を今後二年間で廃止するという答申...全文を見る
○小池晃君 いや、そんなことないと思うんですね。税負担の問題だけでこれは論じられないところがあると思うんですよ。  もちろん、税の負担だけでも、例えば共働きで妻の年収が、夫婦の年収があるんですが、妻の年収が三百万円、子供が一人、夫の年収が三百万円の場合でも五万九千円、四百万円で...全文を見る
○小池晃君 いずれにしても、この定率減税の廃止ということがこういう世帯、子育て世代の負担増につながる危険性が極めて大きいというふうに私どもは非常に危惧をしておりますので、子育て世代の経済的負担増えていくようでは子育て支援も進まないわけですから、そのことについては厚生労働省としては...全文を見る
○小池晃君 今の最低基準だというふうにおっしゃいました。最低基準ということであれば、やっぱり最低基準にとどまらずに、労働者の実態に応じて日数拡大する企業を増やしていくという立場でこれは臨むべきだと思うんですね。  ちょっと資料をいただいたのを見ますと、子供の看護休暇の普及率が全...全文を見る
○小池晃君 今回、看護休暇取得できるようになったことは前進だと思いますが、これ、病気のときだけで、予防接種とか乳幼児健診などで休んだり早退せざるを得ないという状況もあります。それが適用にならないという問題もある。  それから、対象となる子供は就学前に限られておりますけれども、こ...全文を見る
○小池晃君 それから、育児・介護休業法の改正に関連して介護保険の問題について最後に幾つかお聞きをしたいと思うんですけれども、介護保険法の施行以前に、先ほど指摘あったように、特別養護老人ホームに、措置制度の時代ですね、入所していた、こういう方について、一つは費用徴収の問題で、法の施...全文を見る
○小池晃君 これは、検討課題ということは、打ち切るということが法律上の問題ですから、それを検討するということは、やはり打ち切るということを見直しを含めて進めていかれるということだと思いますので、私は、当然、今の状態でいえば、本当にこれは見直し、検討をしていかなければいけない課題だ...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案の質問をいたします。救済の第一歩として歓迎をし、よりやはり願いにこたえる制度にしたいという立場から御質問したいと思います。  まず、学生無年金者の救済を求めた裁判の問題ですが、東京地裁の違...全文を見る
○小池晃君 私どもは、年金制度、社会保障制度というのは決して拠出制だけではなくて、諸外国では無拠出の年金制度ってあるわけですし、拠出なしに給付受けることは全く問題ないと思っております。百歩譲って拠出ということを前提にしたとしても、例えば二十歳未満で障害を受ければ、これは無拠出で障...全文を見る
○小池晃君 非常に残念であります。二回既に司法の判断下っているわけですから、私はここで、こういう法律もできるに当たって、やはりこれ決断すべきときに来ているというふうに言いたいと思います。  そこで、中身の問題なんですが、障害者にかかわる制度として国民年金制度の特別一時金制度とい...全文を見る
○小池晃君 これ、制度発足時、一九八六年度、八七年度の予算の見込額、受給者の見込数と実際の実績をお示しいただきたいと思います。
○小池晃君 八六年で見込みの約半分で、八七年には四分の一、なぜこういうことになったんでしょう。
○小池晃君 そういう御拝察をしても、その直後はともかく、五年たっても、例えば九〇年でも、十六億円の予算に対して実績は四億円なんですね。受給者は五千人に対して約二千人と。これ、八六年から二〇〇二年までトータルで見ても、見込みは約四百億、十三万人に対して、実績は百十億で五万。約三分の...全文を見る
○小池晃君 新しい制度もそうなんですが、これもしっかりもう一回周知し直す必要、私あるというふうに思います。これは是非やっていただきたいのと、やはりこの無年金障害者を生み出した国の責任踏まえ、さらに、この特別一時金のこの教訓の上に立って何をすべきなのか。  そこで、提案者にお伺い...全文を見る
○小池晃君 厚労省にお聞きしたいんですけれども、今の提案の趣旨も踏まえて、これやはり徹底的な対策必要だと。  事前にお聞きをしたらば、今回のこの新制度発足に当たって、自治体レベル、地方レベルでは人員配置考えているけれども、中央、社会保険庁も含めてこの問題の担当を新たに置くような...全文を見る
○小池晃君 手続が始まってからの仕組みは障害基礎年金と同様だからいいって言うけれども、その前なんですよ、問題はね。やはり、どれだけの人がいて、その人たちに手続を知らせ、役所の窓口まで来てもらうというところは、これは新たな仕事になるわけで、新たな対象になるわけですから、大臣、必要な...全文を見る
○小池晃君 混乱のないようなやっぱり対応をするための体制ということについても十分御検討願いたいと。本気になってやはり解決するのであれば、やはりきちっと専属の部門なりを官庁にも作って対応するということが時限的にも必要なのではないかというふうに思います。  次に、申請の手続なんです...全文を見る
○小池晃君 障害者の場合は、本人だけじゃなくて親、関係者が行く場合もあるわけですから、手続を簡素化することは非常に大事だと。  特に、今の御説明の中で私心配なのは、初診日の確認なんですよ。通常、診断書の保存期間五年です。今回対象となる人というのは、これは、新たにこれは制度できる...全文を見る
○小池晃君 何かそんな古文書を探させるようなことをするんじゃなくて、こういう新しい制度を作るときなんだから、私、もっと柔軟な対応あっていいと。  大臣、今いろんな行政文書のこと、交通事故報告書もありましたけれども、これも保存期間五年程度なんですよ。これは自治体によって違いますけ...全文を見る
○小池晃君 いや、分かりやすいというのは、これはもう当然なんですけれども、それだけじゃなくて、やっぱり十年前、二十年前のことを証明するというのはこれは大変なことなわけですから、そこのところは本当にやはり負担にならないような形をこれは是非考えるべきだと。これから実施要綱とかいろいろ...全文を見る
○小池晃君 大臣、無年金障害者の問題、今ありました趣旨も踏まえて、やはり今回の立法だけで解決する問題ではないわけですから、やはりそのすべての救済という方向に向けて努力していくべきであるというふうに思います。今の修正の趣旨も踏まえて、すべての無年金障害者の救済という点でどのような解...全文を見る
○小池晃君 無年金障害者の皆さんは、私は年金制度での枠内での解決ということを強く望んでおられるというふうに思います。日本共産党も、年金制度の枠組みで解決すべきだという主張をしてまいりました。無年金者の救済を図る上でも、低い年金額の底上げを図る上でも、最低保障制度を作るべきだという...全文を見る
12月02日第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  二〇〇三年度予算の予備費からイラクへの自衛隊派兵経費二百六十八億六千万円が計上されています。支出されました。今日の審議でこのイラク戦争とは一体何だったのか、検証したいというふうに思います。  イラク戦争では多数の民間人が犠牲となりました...全文を見る
○小池晃君 目的のためならどんなことをやってもいいのかということなんですよ。こういう無差別攻撃が許されるのかと。私は、いろいろとおっしゃいましたけれども、アメリカがファルージャで行った総攻撃の中身を見れば、これは絶対に正当化できるようなものではないというふうに思うんですよ。  ...全文を見る
○小池晃君 イラクのすべての人が参加する選挙を成功させなければいけない、これは当然のことであります。しかし、アメリカの軍事行動が正にその選挙を不可能にしつつあるんですよ。イスラム聖職者協会は選挙ボイコットを呼び掛ける声明出した、さらにスンニ派やクルド人系など十五の政党が選挙の延期...全文を見る
○小池晃君 テロは断じて許せないのは当然ですよ。しかし、このアメリカの攻撃がどんどんどんどんテロリストに怒りを呼び起こして、イラク全土をテロの泥沼に引き込んでいるじゃないかと。  例えば、今質問に全く答えなかったんですけれども、十一月八日からのファルージャ総攻撃が、アメリカのそ...全文を見る
○小池晃君 国際社会は一致して、こういう国際法違反の無差別攻撃に対しては批判していますよ。そのことを、過度の武力行使はすべきでないということをはっきり言っているじゃないですか。  総理は何度も何度もイラクがあたかもいい方向に向かっているかのように言うけれども、何よりもアメリカが...全文を見る
○小池晃君 ファルージャの最前線には、八月に沖縄から出撃していった第三十一海兵遠征隊がいるんです。アメリカ海兵隊ニュースでは、その戦果が誇らしげに報道されています。ある砲兵部隊が百五十五ミリりゅう弾砲六門から十二発をファルージャに撃ち込んだ。指揮官は部下に対して、今日我々は敵を殺...全文を見る
○小池晃君 何と言おうと、国際人道法違反の無差別攻撃を支援しながら、人道復興支援なんて口にする資格はありません。  政府と与党は、あした国会の幕無理やり引き下ろして、閉会後に自衛隊派兵の延長を決めようとしていますが、これ断じて許すことできない。このまま無法なイラク戦争に加担続け...全文を見る