上田晃弘

うえだあきひろ



当選回数回

上田晃弘の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○上田(晃)委員 新進党の上田晃弘でございます。  時間にも限りがございますので、本日は「もんじゅ」の問題に集中いたしまして何点か質問させていただきたいと思います。  私自身、衆議院議員に初当選させていただいて二年半、まことに浅学非才な人間ではございますが、科学技術委員会の理...全文を見る
○上田(晃)委員 大臣の御決意はよくわかりました。  ならば、それを前提といたしましてさらにお聞かせいただきたいのですが、実はこの質問は前浦野長官にも質問させていただきました。我が国の原子力行政、これは言うまでもなく原子力基本法の第二条にございます平和、安全、民主、自主、公開と...全文を見る
○上田(晃)委員 民主、公開の推進についてさらに努力をいたしたいという力強い御決意をいただきました。  さらに、そうしますと、具体例なんですが、まず民主という点におきましては、過日の本会議におきましても同僚の笹木委員が質問をされております。調査及び原因究明の第三者機関、独立機関...全文を見る
○上田(晃)委員 誤解のないように、私は決して原子力安全委員会ではだめだということではなく、今大臣も最後の方に御発言がございましたが、原発誘致の三県の知事の皆さんからの要望としても、現在の原子力安全委員会の拡充というのでしょうか、それに、専門家の先生方のみではなく、地元の人たちの...全文を見る
○上田(晃)委員 今の局長の答弁の中で二点、疑問がございます。  一つは、まず権限がなかったのか、権限があったんだけれども行使しなかったのかということに対して明確に答弁されていません。  私が思うには、権限があったと思います。権限があるからこそ、科学技術庁から動燃の「もんじゅ...全文を見る
○上田(晃)委員 きょうは、この辺をちょっと中心的に、時間のある限りやりたいのです。  前回の閉会中審査では、もう何か、よくも悪くも動燃がお白州の場に座らされた形になりまして、動燃けしからぬ、けしからぬと。  だから、その後、いろいろ経緯を私なりにも勉強してみますと、動燃もさ...全文を見る
○上田(晃)委員 それでは、今の取り扱いをお願いいたします。  とともに、これはそんなことも含めて、いろいろな報告書を見ますと、十二時半ごろとか、三時ごろとか、言ったやに聞いたとか、もう本当に稚拙、雑駁なんですよ。したがって、前も委員会で要請をしたところですが、今回の問題を奇貨...全文を見る
○上田(晃)委員 今も大臣お答えいただきましたとおりで、権限はあるけれどもやらなかったと明確にお話しございました。  ですから、私報告書も見ましたが、書き方がいかにも、権限もなかった、役割も不明確だった、人数も足らなかったから、今回の問題を奇貨として強化したい。これじゃ要するに...全文を見る
○上田(晃)委員 では、以上で終わります。
05月24日第136回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会運輸委員会科学技術委員会連合審査会 第1号
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○上田(晃)委員 新進党の上田晃弘でございます。科学技術委員会に所属いたしておりますので、原子炉等規制法並びに放射線障害防止法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、何点か総理大臣以下関係大臣にお尋ね申し上げたいと思います。  持ち時間が大変少のうございますので、まず大臣にお...全文を見る
○上田(晃)委員 それでは、恐縮ですが、もう一点総理大臣に、所見で結構でございます。  現在、こういうことでロシアを中心として軍縮が進み、そこでさまざまな、ウラン、プルトニウム、核廃棄物等々の処理の問題が出てきているわけです。一方、素朴な庶民感情として不思議なのは、そういう解体...全文を見る
○上田(晃)委員 時間が大分迫ってまいりましたので、次に、外務大臣にお尋ね申し上げたいと思います、関連事項でございますが。  日露核兵器廃棄協力委員会が九三年の四月に設置されまして、一億ドル前後出資が決まりました。対ロ協力プロジェクトとして四点既に決まっているわけでございますが...全文を見る
○上田(晃)委員 なかなか進まない理由は私もよく存じ上げておりますが、先ほど申し上げたように、せっかく出資をして、一日も早く進めてもらいたいというのが国民感情だと思いますので、ただ待っているという姿勢ではなく、その辺のところを鋭意御推進方よろしくお願い申し上げます。  もう時間...全文を見る
○上田(晃)委員 時間ですからもう終わりにしますが、最後に要望として、今回の安全サミットでMOX燃料化というブランチが出てきたということは、当然ロシアの戦略としては、余剰の。プルトニウムを、今後世界へ原子力発電所を売り込むための一つのビジネスとして外貨獲得の方途を開きたいという意...全文を見る
06月13日第136回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○上田(晃)委員 新進党の上田晃弘でございます。  先ほど来の斉藤委員のシステムインテグレーションにつきましての深い御議論もございましたが、それにも関連しながら、また私の方は多少素朴な視点から、今回の「もんじゅ」の事故と今後の対応について、大臣並びに動燃の理事長の方々に基本的な...全文を見る
○上田(晃)委員 特に今理事長の方からは具体的な決意もお述べいただきましたので、その辺のところは私も肝に銘じておきたいと思います。  それでは、その御決意のもとで、具体的なことについて何点かお伺いしたいのですが、今回の事故の場合も火災報知機が六十六回発報をしておるわけでございま...全文を見る
○上田(晃)委員 わかりました。  それでは次に移りますが、これも前回の委員会でも各委員の皆様が指摘をされていた部分でございますが、大リーク、中リーク、小リーク、現在のところはこの三つの概念に大枠分かれておって、それに伴っていろいろマニュアルと申しますか、いわゆる手順が違ってく...全文を見る
○上田(晃)委員 大変明快な御答弁をいただきました。  次に、現在の「もんじゅ」の建物全体でございますけれども、いろいろ今回の中間報告等を拝見いたしましても、破断された細管と同じ部品はすべて取りかえるとか、その辺については具体的にかなり報告がされているようなのですが、これは私の...全文を見る
○上田(晃)委員 私がなぜこういうことをねちねちお尋ね申し上げているかと申しますと、スーパーフェニックスがやはり一たびナトリウム漏れ事故を起こしまして、それを立ち上げるまでに四年かかっている。これは新聞のインタビュー記事なのでございますが、スーパーフェニックスのジロー社長が語ると...全文を見る
○上田(晃)委員 次に、これは午前中もたしか御質問が出たと思いますし、多くの技術評論家の方や技術者の方もお話になっているのですが、今後の二次系の安全対策について、基本的な考え方として、ナトリウムというものは無数にある溶接部分から必ず漏れるんだという前提に立ってこの二次系も窒素を封...全文を見る
○上田(晃)委員 今の御答弁ですと、二次系も窒素で封入するというブランチは今の時点で捨て去ったものではない、こう理解してよろしいのですね。  と申しますのは、実験段階で予期せぬことが起きて、その予期せぬことが二度と起きないようにするためにはさまざまな安全施策を講じる、そうすると...全文を見る
○上田(晃)委員 大変ありがとうございました。  それでは次に、科学技術庁の方にいろいろお尋ね申し上げたいと思うのですが、今回の事故を奇貨といたしまして、やはり多くの学者の皆さん、例えば学習院大学の田中先生とおっしゃるのですか、いわゆる危機管理という問題に関しまして、自然科学そ...全文を見る
○上田(晃)委員 大変その辺の部分が我が国においては欠落している部分だと思いますので、鋭意、具体的な方針が示されますようよろしくお願い申し上げます。  次に、話は変わりますが、このたび中川大臣の大変な肝いりでスタートいたしました原子力政策円卓会議が開催されているわけでございます...全文を見る
○上田(晃)委員 もう時間でございますので、最後の質問にさせていただきたいと思います。  ただいま大臣の方からも大変力強い御決意がありました。私はこの円卓会議は大変期待もいたしておりますし、そういう意味では、技術上のクリアだけではなく、先ほど来申し上げているように、社会的コンセ...全文を見る
○上田(晃)委員 では、終わります。ありがとうございました。