上田勇

うえだいさむ



当選回数回

上田勇の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第136回国会 衆議院 労働委員会 第3号
議事録を見る
○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  新進党三人目になりまして、これまで我々新進党の明日の内閣の労働・雇用政策の大臣でございます江田先生、そして松岡先生の方から、大きなテーマについて御質疑が行われました。私の方からは、限られた時間でもございまして、幾つか個別の問題に...全文を見る
○上田(勇)委員 ただいまの御答弁の中にもありましたけれども、去年の十二月、行政改革委員会の第一次意見の中で、この有料紹介事業や労働者派遣事業の対象業種を拡大するというような方向が出ております。ただ、行政改革委員会の方の考え方としては、現行のいわゆるポジティブリストからネガティブ...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと確認をさせていただきたいのですが、今行政改革委員会の考え方も尊重するということであれば、もちろんこの最終的な判断は中央職業安定審議会ということなんでしょうけれども、今回人材派遣業についてこういうポジティブリストのままでいくという考え方というのは、当面いろ...全文を見る
○上田(勇)委員 冒頭申し上げたように、有料職業紹介事業あるいは人材派遣事業というのは、やはりこれは一定の規制が必要であるということは私も全く同感するものであります。したがいまして、今この規制の緩和に当たっては、いろいろな方面から検討されているということでございます。  特に、...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、先ほど来、現在の雇用情勢についてかなり厳しい情勢であるという認識といったものは、質疑の中でも共通したものがあるというふうに思います。  現在、完全失業率が過去最高などという指標も出ているわけでありますし、政府では景気回復宣言というような形で、景気の動向に...全文を見る
○上田(勇)委員 このボランティア、市民公益活動というのは、これからの課題ではないかというふうに私も思っております。  ちょっと今大臣の御答弁がありましたけれども、労働省の方でも本年からかなり関心を持って取り組んでいるというようなことも伺っておりますし、先般は勤労者ボランティア...全文を見る
○上田(勇)委員 時間ですので、これで終わります。
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、この分科会におきまして、我が国の産業構造が大きく変貌する中で、今後の工業立地のあり方などにつきまして、私の地元でもあります京浜工業地帯が抱える問題などを踏まえながら質問させていただきたいと思います。  実は、この問...全文を見る
○上田(勇)分科員 今の答弁にもありましたように、やはり今の時代、国内における産業の立地条件、これをやはり魅力あるものにしていかなければいけない、もうそのとおりだと思います。  それで、産業立地を魅力あるものにするという 中には、今お話にもありましたが、いわゆるコスト高の問題...全文を見る
○上田(勇)分科員 今、両省庁とも、今後実態に即してさらに規制について考えていくというような趣旨だったと思います。  そこで、今いただいた答弁も踏まえまして、具体的な問題について若干お伺いしたいというふうに思います。時間の制約もありますので、国土庁所管の工業等制限法を中心に質問...全文を見る
○上田(勇)分科員 どうも今のお話を伺っていると、これは政府として、産業構造の転換が急務であるということはいろいろなところで言いながら、いまだに抱いているイメージというのは旧来型の産業構造の枠を脱していないのじゃないかというような感じがいたします。  しかも、規制の問題というの...全文を見る
○上田(勇)分科員 いわゆる人口にしろ産業にしろ、今首都圏などの大都市圏に過度に集中しているという事実は、私もそのとおりであると思いますし、これを是正していくということは、国家的な課題の一つだろうと思います。そのことはそうなんですが、正直言って、いわゆる工業地帯がどんどん生産量を...全文を見る
○上田(勇)分科員 終わります。
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、今日私たちが直面しています非常に深刻な社会問題の一つである学校におけるいわゆるいじめの問題を初めといたしまして、若干そのほか細かい点もございますが、何点か教育施策について御質問をさせていただきたいというふうに思います...全文を見る
○上田(勇)分科員 父母の方々から学校の実情について伺うと、もちろん学校には先生方がおられて、一番いいのは、生徒の個人的な問題だとか家庭における問題なども先生方とゆっくり話し合ったり、いろいろ相談に乗ってもらう時間があればいいのだけれども、学校の先生もそれは仕事としてやっておるこ...全文を見る
○上田(勇)分科員 次に、ちょっと話が変わりまして、若干細かい話で恐縮でございますけれども、私の地元などでの幼稚園について、事例を踏まえた上で若干質問させていただきたいと思うのです。  私の地元、横浜市ですけれども、昭和五十年代、これは首都圏の周辺地域というのは共通していること...全文を見る
○上田(勇)分科員 もちろん学校機関でありますので、最低限のそうした守らなければいけない基準があるというのは当然のことだと思うのですが、私が申し上げたかったのは、いわゆる緩和されたときに、実際に現状を踏まえた上で十分な検討がなされたのかなということに若干疑問を感じるということを申...全文を見る
○上田(勇)分科員 今の御説明だと、拝見したこの設置基準では、「特別の事情があるため」に「三階建以上とする場合にあっては、」とあるのですが、それでも「保育室、遊戯室及び便所の施設は、第一階に置かなければならない。」ということですよね。ですから、やはりいろいろな面でそういう制約があ...全文を見る
04月17日第136回国会 衆議院 労働委員会 第4号
議事録を見る
○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。まず初めに、きょう、ちょっと審議時間が短縮になりまして、お願いしている質問全部に言及できないかもしれませんけれども、その点は御了承いただきたいというふうに思います。  最初に、今回の法案の内容について何点か御質問をさせていただきたい...全文を見る
○上田(勇)委員 今の大臣の御答弁にもありましたように、今回の改正の目的というのは、かなり長期化している事案が相当ある中で、被災された労働者や家族の方々に、一日でも早く結論を出して救済の手を差し伸べるということが第一の目的じゃないかというふうに考えております。  審査、それから...全文を見る
○上田(勇)委員 私が今回の改正で今のお話をさせていただいたのは、やはり審査の段階、これが平均一年程度かかっているものをすべて三カ月というのが目標になると思います。これは大変な御努力じゃないかというふうに思うわけであります。  そうすると、原処分のときに、ここはちゃんと慎重にや...全文を見る
○上田(勇)委員 行政情報の公開というのは時代の要請でもございますし、また、労災のように被災された方々の直接の利害に絡むことでございますので、少しでも救済に役立てるように、ぜひとも積極的な対応をお願いしたいというふうに思う次第であります。  とりわけ過労死のケースなどでは、遺族...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひともその点については重ねて要望を申し上げます。  それで、労災とも関係するわけでありますが、大きな社会問題となっております過労死の問題について若干御質問したいと思います。  今回も、労災の認定に長期間を要しているというのは、こういう過労死などに見られるよ...全文を見る
○上田(勇)委員 去年の改正に加えまして、ことしの一月にも通達が一部改正されておりまして、そうした意味で労働省の方の努力には一定の評価を与えているわけでありますが、やはりまだ認定の基準というのが物理的な仕事量、これに重きが置かれているのではないかという感じがいたします。  特に...全文を見る
○上田(勇)委員 今答弁にもありましたように、ストレスの問題というのは非常に個別のケース、あるいは個人によってなかなか一律で評価できるものではないということかもしれません。  実は、きょうの新聞にも新潟県で事例として出ておりました。これは労災じゃなくて地方公務員の例でございます...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題についてはさらに御質問したいところでありますけれども、時間でございますので、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
05月10日第136回国会 衆議院 労働委員会 第5号
議事録を見る
○上田(勇)委員長代理 北橋健治君。
○上田(勇)委員 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけ及び日本共産党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   ...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、農水大臣、大変お忙しい中、御苦労さまでございます。  きょうは、質問の機会をいただきましたので、消費者の方々、また流通あるいは商店の方々、結構今関心の高い青果物の原産地表示の問題、あるいは急増しています青果物の輸入...全文を見る
○上田(勇)分科員 今御答弁にもありましたように、近年、青果物、とりわけ生鮮野菜の輸入が急増しております。農水省からいただいたデータでも九三年以降急激に増加していて、年平均二〇%近い増加が示されていますし、データによれば、一九八〇年当時に比べると数量的にも六倍を超えるような増加に...全文を見る
○上田(勇)分科員 今の御報告、私も詳しく調べているわけではありませんが、身近なところで見る印象と大体同じような感じかなと。スーパーなどでは結構表示がされているのに対して、個人の商店、八百屋さんに行くとほとんどそういうのを見たことがありません。そういうことからすると、実施状況とい...全文を見る
○上田(勇)分科員 今、この五品目がリードオフ的な役割を果たすというような趣旨の御答弁であったと思いますけれども、この五品目よりも輸入量の多い野菜もございます。例えばタマネギであるとかカボチャ、ニンジン、そういったものというのはかなり輸入量が多いわけでありますし、また、輸入量が必...全文を見る
○上田(勇)分科員 今回というか、今、夏ごろをめどというお話でありましたけれども、表示が義務づけられるのは五品目でありまして、それ以外のものについては、これは現在ありますいわゆるガイドラインに基づいて取り扱われるということではないかというふうに思います。すなわち、これは、表示をお...全文を見る
○上田(勇)分科員 今まで私も、いわゆる消費者の立場から原産地表示、さらに対象を拡大すべきであるという観点で御質問させていただきましたし、また、そう思っているわけでありますけれども、このことについてもう一方の見方がありまして、特に個人商店の方々の話を聞くと、品質表示基準制度の導入...全文を見る
○上田(勇)分科員 この原産国表示というのは、冒頭も申し上げましたとおり、大変重要な課題でありますし、ぜひ進めていただきたいことでありますので、これが円滑に導入され、また、着実に普及、定着するように一層の御努力をお願いしたいと思います。  最後に、今度は厚生省さんの方にちょっと...全文を見る
○上田(勇)分科員 安全で安心できる食糧の供給というのは、これはもう国の重要な役割であると思いますので、また農水、厚生両省のさらなる御努力を要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。  本日はお時間をいただきまして、在日米軍施設、とりわけ私の地元であります神奈川県内の施設に関しまして、何点かにわたりまして防衛庁並びに防衛施設庁の見解をお伺いしたいというふうに思います。  私は、日米安全保障条約、これは我が国...全文を見る
○上田(勇)分科員 今の御答弁の中に神奈川ミルクプラントの話が出ました。また、今御答弁にあったように、大変ゆっくりでありますが、かなりの施設が市街地の拡張に合わせるように返還されてきているということに対して、その御努力は大変評価するものでありますけれども、例えば今答弁の中で触れら...全文を見る
○上田(勇)分科員 いろいろ協議の場で大変な御苦労をされているのは十分わかるわけでありますけれども、これはやはり米軍もそれから我が国の地域も双方のメリットになるような計画を立てていかなければいけないことであると思いますし、こうした施設、幾つか事例が今述べられたわけでありますが、ま...全文を見る
○上田(勇)分科員 もちろん、自衛隊の施設の手当てについては、当然施設庁の方でいろいろな地元の調整だとか大変な御苦労をされているわけでありまして、そういう意味では、米軍の施設との共同利用というのは、ある意味で苦肉の策ということでは十分理解できるのです。もちろんそういう共同利用する...全文を見る
○上田(勇)分科員 今の御答弁を理解いたしますと、これはいわゆる共同使用の始まりの部分を規定しているわけであって、一たん共同使用が始まった場合においては、それが米軍の事情によって自衛隊の存立あるいはそこの存在が、どいてくれと否定されることはまず想定されないというふうに理解してよろ...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 労働委員会 第6号
議事録を見る
○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、時間の区切り上、休憩を挟んでの質問になりまして、途中での区切りがちょうどうまくいくかどうかわかりませんが、ひとつ御容赦いただきたいと思います。  きょうは質問の機会を与えていただきましたので、今回審議されております労...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御答弁にもありましたとおり、六十万人の就労者がいるということであります。これは、我が国の労働・雇用を考えるときには到底無視できない数字ではないかと思いますが、今後、将来的にこの外国人労働者をどのように労働・雇用政策の中で位置づけていくのか、見解をお伺いしたい...全文を見る
○上田(勇)委員 今お話にあったように、雇用対策基本計画でも、専門的、技術的分野については可能な限り受け入れるということであります。私は、我が国の経済が国際化に対応して外国から有為な人材を受け入れる、登用する、そのことが我が国の産業の発展やまた技術の向上にも寄与する面も多くあると...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほども申し上げましたとおり、私も慎重な対応ということに対して異議を唱えるものではございません。しかしながら、今の国全体としての政策の中で、現実にこうした状況がある、それを直視した上で今後の対応を考えていかなくてはいけない、これが必要なのではないかというふうに考...全文を見る
○上田(勇)委員 今、大臣の方からの御答弁の中で、派遣労働の形態というのはかなり定着してきている労働形態の一つであるというふうに言われて、私も認識しているところであります。そうであれば、労働者派遣について、これまでもいろいろなトラブルといったものが指摘されてきているわけであります...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひその点、働く者の側の意識、それからそれを雇う側、受け入れる側の意識のずれといったものが縮まるように努力をお願いしたいというふうに考える次第であります。  そうすると、もう一つ、この実態調査の中で、派遣先事業所からの苦情という項目では、労働者の技能レベルにつ...全文を見る
○上田(勇)委員 若干時間前ではありますけれども、ちょっと区切りのこともありますので、この先は引き続きまた休憩後に行わせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
○上田(勇)委員 それでは、午前中に引き続きまして質問をさせていただきます。  午前中も、この労働者派遣にかかわりますいろいろな苦情やトラブルについて若干触れさせていただきましたけれども、この派遣事業にかかわります事件やトラブルなどについては、私もいろいろなところで耳にするわけ...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、行政側からの過剰な干渉というのは慎重にしなければいけないわけでありますけれども、ルールに基づいて行われることが重要であるわけでありまして、そのルール違反については、やはり厳しく対応していただきたいというふうに思います。  とりわけ、こうしたいろいろな...全文を見る
○上田(勇)委員 今お話ししましたように、また御答弁の中にもありましたけれども、実際の現場の行政においてはかなりわかりにくくなっている部分が現実にはあるということであります。法律の趣旨からいえば、この法律の構成からして、適用対象業務というのがやはり限定されているわけでありまして、...全文を見る
○上田(勇)委員 今回、拡大を御検討されている十二の分野の中に、例えばその中の一つに病院における介護の業務といった分野がございます。これはもちろんそうした需要というのが、ニーズというのがあるということは今の社会情勢の中で十分理解できるわけでありますけれども、例えば現在の家政婦紹介...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど、現行の対象業務につきまして、若干わかりにくい面もいろいろと出てきているということをお話しました。さらにまたそれが十二追加されるわけであります。  そうすると、基本的な考え方というのは、いわゆる労働者派遣に適する業務というのは、専門性あるいは技術性の高い...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひとも幅広い御検討というのでしょうか、将来、中長期的な観点から、いろいろな方面から、可能性を含めた御検討をお願いしたいというふうに思います。  最後に、これは派遣労働ということとは直接は関係ないことでございますが、今日の雇用情勢の中で、一般的に、いわゆるホワ...全文を見る
○上田(勇)委員 今いろいろと対策、考え方を御答弁いただきましたけれども、いわゆるホワイトカラーの雇用のミスマッチといったことが一番の雇用不安の原因であるというふうにいろいろなところで指摘されているわけであります。  国のやっている職業紹介についても、よりきめの細かい対策を講じ...全文を見る
12月13日第139回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。  今回の法案、国民の人権を守るということは国にとりましても極めて重要な役割でありますし、今回の法案で国の責務ということが明らかになり、さらに、そういった人権擁護の諸施策について審議会を設けて議論されていくという前向きな取り組みについ...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、人権というのは、時とともにその考え方も変わることでありましょうし、当然この法案で設置される審議会の議論の中でもさらに発展していくという可能性もあるので、その境界を設定するのは非常に難しいということばわかるわけでありますが。  そこで、これまでの経緯と...全文を見る
○上田(勇)委員 わかりました。  やはり、この同和問題、個別の問題としてはこれまで最も具体的な事例とも言えますし、特段の位置づけが行われているということは今の御答弁でも言われましたので、ぜひとも審議会に諮問されるときにはまたそうしたお考えをお示しいただきたいというふうにお願い...全文を見る
○上田(勇)委員 これまでは、同和問題というのは地域対策協議会、地対協の中で議論されてきたわけでありますが、地対協の委員というのは、もちろんこれは地対協自体が事業という面を議論する性格上なのでしょうが、半数が各関係省庁の事務次官で構成されているわけであります。今回の審議会というの...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一点、この審議会というのは、委員の人選が重要であると同時に、公平で、なおかつ、今回は特に国民の権利にかかわる審議をするわけでありますので、国民の目からしてわかりやすく透明な審議会である必要があると思います。  そこで、今言及しました同じ閣議決定の中の文章に...全文を見る
○上田(勇)委員 ということは、原則公開ということでよろしいのですか。もう一度確認させていただきます。
○上田(勇)委員 とかくいろいろな行政が審議会という中で、なかなか外からはわかりにくいような議論で、これは実際に行われているか行われていないかは別にいたしまして、いわゆる省庁の意のままに運営されているというような批判がいろいろなところで出ているわけであります。そういった意味で、と...全文を見る
○上田(勇)委員 この行動計画の中間取りまとめの中に「計画の推進」という項目で「人権教育・啓発の在り方等の基本的事項について検討する審議会の設置等」というのがあります。これは多分、今回のこの法案で設置される審議会のことだというふうに思うんです。そうするとちょっと私ここで疑問に思う...全文を見る
○上田(勇)委員 どうもその辺、私まだちょっと納得いかない面もあります。  というのは、今回の審議会というのは、先ほどからの御説明によると、非常に広範囲な国民全体の権利に及ぶ人権について議論する、それも、もちろん同和問題初めいろいろに議論するとおっしゃって、それを五年間でやると...全文を見る
○上田(勇)委員 その審査の中で指摘された事項というのは非常に難しい問題も含んでいるということだと思います。  ただし、この人権というのは、国内ではこういうものであり、国際的にはこういうものだというような使い分けというのはなかなかできないことだというふうに思うわけでありますが、...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間でありますのでこれで終わりますが、最後に御要望でありますけれども、今回の法案で、審議会ではいわゆる人権侵害の被害者の救済という項目が入っております。人権運動に携われているさまざまな方から共通して出るのがいかにして人権が侵害された場合の被害者を救済していく...全文を見る