上田勇
うえだいさむ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月14日 | 第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 おはようございます。新進党の上田でございます。 もう予算委員会も総括審議、大変長時間にわたりまして、大臣初め皆様方も大変御苦労さまでございます。きょうは、服部経治元運輸事務次官の収賄事件並びに関西国際空港株式会社の問題などについて、まず御質問をさせていただき...全文を見る |
○上田(勇)委員 今非常に簡単な御説明がありましたけれども、法務省の方からいただいた資料によると、服部前社長は、例えば一人当たり十万円近い接待を含めて、接待や品物あるいは金品の提供など、合計して、明らかになっているだけで二百万円を超えるようなわいろを受け取っている。 しかも、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 関西国際空港株式会社、株式会社ではありますけれども、法律で設置された特殊法人でありますし、それは当然、公益性の極めて高い企業ということであると思います。平成八年度までに国の予算から約三千億円、地方公共団体からも七百億円を超える公金が支出されている、そうした公益性...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろんそのようにお願いしなければいけないわけでありますが、今回はもう具体的なこういう事件が起きているわけでありまして、具体的な対応が必要なんじゃないかというふうに思うわけであります。 法律では、運輸大臣は、会社に報告をさせ、また運輸省の職員に検査させること...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 綱紀の粛正ということで注意を促すのは大変結構なことであると思うんですが、しかし重要なことは、なぜこういうことが発生したのか、そして原因究明、その会社の運営のあり方であるとか、そういったことに対して原因を追求することが重要なんじゃないかと思いますが、そうしたこと、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私がこういうことを申し上げるのは、やはり今回の事件というのは、もちろん服部前社長個人が起こした事件ではありますけれども、私は、どうもこうした犯罪が起こり得た会社の運営のあり方や体質にも問題があるんじゃないかと思うから、その会社の方にもきっちり報告、検査を行うべき...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今プロポーザル方式ということが出ましたけれども、このプロポーザル方式、その提案内容をどのように審査したのか。これは、私が伺ったところでは、原則として競争で行わせるというふうに聞いたわけでありますし、当然、先ほど申し上げたように関空の方には公的資金が導入されている...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 国の機関や国の機関に準ずる機関というのは、これは会計法上も競争入札というのが原則になっております。 いろいろな形態があってそれも問題になっているわけでありますけれども、いずれにしても、最も効率的に予算を執行しなければいけないということでありますのでそういう原...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ということは、今回契約しましたこの清掃業務というのは特殊な業務であって、何か特別な技術が必要なのであえて例外としてそういうような契約方法をとったというふうに今の答弁では理解してよろしいんでしょうか。 | ||
○上田(勇)委員 これは、国の予算、なかんずく国民の税金を利用するという場合において、ちょっと余りにも判断に、その基準が今の御説明ではあいまい過ぎると思います。 これは、原則は原則ですし、国の機関は原則として競争を導入してやっているわけでありまして、しかも、運輸省から伺ったん...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ちょっと判断の基準が、何かこの特殊性というのはよくわかりません。清掃業務が特殊であれば、何が特殊で何が一般なのかというのがよくわからないんですけれども。 報道によると、この清掃業務では、元請六社の役員の人たちなどの証言によると、元請のさらに下請の選定にまで関...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 この清掃業務を請け負った元請のその下請の中には、服部氏が泉井氏から依頼を受けた産廃業者も含まれている。しかも、その元請六社中の三社の下請や孫請に入っているというわけですね。しかもこの産廃業者というのは清掃業務の経験もなく、請け負った仕事にも一切タッチせずに、再度...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ただいま大臣から見直しを行うということでありました。今回のこの収賄事件には、私は、こうした非常に不透明な運営がその根本にあったんじゃないかというふうに考えられるわけであります。これは、結果的には国民に損失を与えることでありますので、ぜひとも厳格な見直しをお願いし...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 いや、でも、今の説明は責任を分散するということであるんですが、私申し上げたように、六社のうち三社は同じ社長が兼任しているんですよ。それじゃ責任の分散にも何もならないじゃないですか。 | ||
○上田(勇)委員 今の説明でも、例えば、その子会社の一つは、役員の六名中三人が関空の株式会社の役員と兼務している。別の会社は、十三名の役員のうち五名が関空の株式会社と兼務している。これでは、何というのでしょうか、単に会社を、本来関西空港株式会社、親会社でできる業務を何かわざわざ分...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 全くわかりません。今のでは、だから民間企業でもできるのであれば、何も関空の、親会社が五〇%以上の株式を持った子会社なんかつくる必要は何もないというわけですね。これは何のためにつくってあるのか、その理由が全くわかりません。しかも六社あって、これはいずれも関空が親会...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 どうもよくわかりません。 結果的に、明確な理由がなくてこういう会社を設立されているというのは、それは私が推察するにでありますけれども、一つには、先ほど言ったように役員の約半数は国家公務員、官僚の出身者であります。そのポストを確保するということが一つの目的なん...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私は、別に役員の報酬だけを問題にしているわけじゃなくて、これは公的資金により出資されている親会社、子会社とはいえ、一つの営利企業を通せば当然そこにはマージンがあるわけですね。でなければ、その営利企業は成り立たない。一つ余計に通すことによって、そこから不当な支出、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ぜひ今大臣の趣旨に沿って適切に対応していただきたいと思います。 それでもう一つ。こうしたいろいろ疑惑を持たれるようなことが関空の会社で行われていた、しかも、どうもこの清掃業務等に絡んでかなりでたらめなことも行われていたんじゃないかということが推察されるわけで...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 しかし、今の大臣の御答弁、ちょっとおかしいのは、もちろん、例えば航空行政について十分な知識のある方がそれなりのポストにっかなくちゃいけない、これは理解できます。しかし、関空は株式会社でありまして、ということは、国家公務員法第百三条二項で民間企業の隔離というのがあ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろん、問題があれば法律違反でありますので、これは当然重大な問題、責任になるわけでありますけれども、今大臣は、関空の特殊な、非常に技術的なこと、あるいは航空行政についての十分な知識が必要だと言ったわけですが、当然国家公務員法の百三条でもこれは制限されているんで...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 そこで、ただいま申し上げました国家公務員法百三条あるいは人事院規則の一四—四について若干お伺いしたいと思うのです。 人事院の毎年出しております、営利企業への就職の承認に関する報告書というのがございます。これを見ますと、当然のことでありますが、関西国際空港も営...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ただいま人事院総裁の方から見直しを検討しているということでありますが、もちろん、公務員の営利企業への就職といってもすべてが天下りというようなことじゃなくて、大多数の方々というのは、公務員の一般職からいわゆる再就職という表現の方が適切なケースが多いわけであります。...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 関西空港の問題につきましてずっと御質問させていただきまして、もう時間も押してまいりまして、ちょっと不十分な点もありますけれども、次のお話、一つだけ最後、述べさせていただきたいと思うのですが、これは、全くずっと話が変わって恐縮でございますけれども、自治省の方に、住...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、重要な問題でありますので、国会の場においても十分慎重な審議が行われるように我々も努力してまいりたいと思いますので、自治省の方でもぜひよろしくお願いいたします。 以上でございます。 | ||
02月20日 | 第140回国会 衆議院 法務委員会 第2号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。 ただいま行われました松浦法務大臣の所信表明並びに関連事項につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきたいと思います。 最初に、前国会において成立いたしました人権擁護推進法について、これはいまだ施行されておりませんが、...全文を見る |
○上田(勇)委員 今、いろいろな方面の方々からこの推進法の今後の進み方についていろいろな御心配がある中の一つが、やはりこれは、今局長からも話があったように、非常に限られた時間であって、本当に議論が尽くせるのかどうかということと、それからもう一つは、やはりこの法律というのは、いわば...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 前国会の法案審議の過程におきまして、多くの委員から、この法案成立の経緯を踏まえまして、同和対策とこの法案の関係についての質疑が行われました。そのときに松浦大臣は、この同和問題につきまして、極めて重要な一つの問題として残るのが同和問題だという意識でこの法案をつくっ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 次に、この人権という問題を考えるときに、きょうちょっと触れさせていただきたいのが、いわゆる報道と人権の問題について御質問したいというふうに思います。 この問題、私も関心を持ったのは、平成六年に起こりました松本サリン事件が契機であります。 事件の内容につい...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私も、マスコミの報道を行政とか公的機関が規制するというのは、もちろん憲法で保障されました表現の自由、こうしたものにも踏み込む危険性の極めて強いものであるので、必ずしも適当でないというふうに考えます。大臣のおっしゃるとおりであるというふうに思います。 もちろん...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう時間がありませんが、検察官についてもほぼ同じような状況じゃないかと思うのですが、検察官の現状をどのように認識されていて、今後どのような方針で取り組んでいかれるのか、最後に大臣の御見解を伺いたいと思います。 | ||
○上田(勇)委員 ひとつよろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 | ||
02月28日 | 第140回国会 衆議院 商工委員会 第3号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。本日は、工業標準化法の改正法案につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきます。 まず初めに、この基準・認証制度の最近の国際的な流れを見てみますと、九五年の一月にWTOのTBT協定が発効いたしまして、その後、APECでも...全文を見る |
○上田(勇)委員 今回提出されております改正案、こうした国際的な動向を踏まえまして、いずれもそれに向けての必要な措置だというふうに考えますので、基本的には今回のこの改正案、支持する立場でございますが、そうした中で、ちょっとこれから法案の内容につきまして何点か御質問をさせていただき...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 JISが鉱工業品の基準・認証制度でありますけれども、我が国ではもう一つ重要な基準認証制度に、加工食品とか木材製品等を対象といたしました日本農林規格、JASの制度があります。きょうはちょっと農水省の方にも御出席をお願いしているのですが、これは二つ代表的な基準・認証...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろん、取り扱う製品が食品という意味で特殊性があるということを前提にしましても、JASの中には、木材製品であるとか農業資材であるとか、鉱工業品にも近いものもかなり多く含まれていると思うのです。 ちょっと今の御説明で、これは所管省庁が異なっても、やはり同じ日...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 これはもともと改正前から罰則規定があるのですが、率直な感じとして、いわゆる行政処分的な指定の取り消しとかがある上にこういう罰則規定、しかも、非常に部分的でありますが、結構重い刑も含めて書いているというのは、何かちょっと重過ぎるのじゃないのかなという感じがするので...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろん日本の国内の法律が海外にある機関や企業に適用できないというのはそのとおりだと思うのですが、ただし、この法律の中には、いわゆる指定の取り消しであるとか認定の取り消しという処分も、それぞれ国内の機関や企業に対しても、あるいは海外の機関や企業に対しても設けられ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろん、国内法と国際的な関係ということで、当然国内への法律の適用と海外への適用というのは違うというのはわかるのですが、そうすると、つまり今度のこの法律改正が実は何か非常に中途半端な部分を含んでしまったんじゃないのかなという感じがするのですね。 というのは、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 あと何点かお聞きしたいことがあったのですが、時間が参りましたので……。 ちょっとその点、内外無差別ということでありますけれども、逆に国内の方が厳しく規制されるというのも、これは国民の権利にかかわることであると思いますので、これからいろいろとこういう状況という...全文を見る | ||
03月03日 | 第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号 議事録を見る | ○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。大臣、長時間にわたりまして大変御苦労さまでございます。 きょうは、私の方からは工業立地規制の問題について何点か御質問させていただきます。 近年、製造業の海外移転が増加しておりまして、産業の空洞化というのが大きな問題となってい...全文を見る |
○上田(勇)分科員 ぜひ早急な見直しをお願いいたします。 そこで、具体的な内容についてでありますけれども、これは地元の自治体あるいは産業界の方から私も要請として聞いている内容であります。 当面の措置として、一番支障となっている点あるいは改善してほしい点が、一つは、とりわけ...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 次に、私の地元横浜は、京浜工業地帯という非常に古いまた非常に高度に集積した工業地帯なのですが、この京浜工業地帯を含む首都圏全体には、これは国土庁の法律で、首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律、いわゆる工業等制限法と言われているものですけれども、こ...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 基本的な考えについてはわかったのですが、今むしろ問題になっているのは、既存の企業がある、それはこの制限区域の中にも施設がある一方で、その外にも工場が施設を持っていて、それを再編したりリストラしたりするときにこの法律の規制が障害になっているというようなことがある...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 もう一つ、今度は通産省で、今国会に特定産業集積の活性化に関する臨時措置法案というようなものを提出されております。今まで伺った説明の中で、この法案の対象となっている地域というのは、従来、基幹産業を支えてきた物づくりの基盤となる産業集積や産地とされておりまして、想...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 今、決して矛盾するものではないという御答弁だったと思うのですけれども、こうした地域で活性化を図っていく中で、当然のことながら施設の近代化や新しい――近代化は育成で大分緩やかに認められておるのですが、新しい事業展開や新しい事業の創出ということになりますと、これは...全文を見る | ||
03月04日 | 第140回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。 きょうは、冨沢議員に続きまして、同じ地元、神奈川県でございまして、神奈川県内の米軍基地の問題について何点か質問させていただきたいと思います。 在日米軍の国内の駐留というのは、これは日米安保体制の中核部分でございまして、した...全文を見る |
○上田(勇)分科員 今申し上げましたこの米軍の機関紙によると、このノースドックの施設で二十六人の日本人労働者が追加雇用されるということでありますし、また、外務省の方からいただいた資料の中でも、十七人の追加雇用と伺っているのです。もちろん、これはどちらが正しいかも含めましてお伺いし...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 今の御説明ではちょっとよくわからない部分があるのですが、このノースドックでは三百余名の日本人従業員が現在雇用されておりまして、十七人が追加になる。ということは、今の御説明でいくと、平成九年度の予算の中にはそれが想定されてないというふうに理解してよろしいのですか...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 では次に、この米軍の機関紙のやはり同じ記事の中で、横浜駐留の米軍幹部の話といたしまして、この補給センターの任務自体には危険物の輸送も含まれているのではないかというようなことを示唆した上で、日本は危険な貨物の輸入を禁止しており、ディェゴ・ガルシア島、これが横浜、...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 そうすると、この補給センターの任務自体には、ディェゴ・ガルシア島への、兵器というのでしょうか、この新聞記事では危険物資と書いてありますけれども、この輸送も含まれているというわけでありますが、日本では、その中継点としては行わないということであると思います。 ...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 ノースドックの位置というのは、既成市街地、極めて密集した地域のど真ん中にあります。こうしたところで危険なものを取り扱うか扱わないかを確認しないというのは、どうも私は理解できませんが、長官、いかがでしょうか。 | ||
○上田(勇)分科員 ノースドックの位置というのは非常に密集した市街地の中にございます。周辺は住宅も込み入っているところでありますし、また、そのノースドックからおりた荷物というのは一番交通量の多い国道を通るわけであります。その意味では、この米軍の出している新聞の中にそういうニュアン...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 これまでのいろいろな折衝の経過の中で大変御苦労があったことだというのは理解いたします。 特に、あそこのミルクプラントのあったところというのは、もう長年にわたって、地元からは早く何とかしてほしいという声が非常に強かったところであります。いわゆるJR線と京浜急...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 多分、前回の決算委員会のときもそうでありましたけれども、この議論については施設庁さんの方も幾ばくかの疑問を持ちながら対応されている部分があるんじゃないかと思うのです。これは、やはり普通に考えれば、今のこの御時世に乳製品をつくるための工場を、わざわざ専用の工場が...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 それで、このミルクプラントがノースドックの方に移設されます。先ほど、グアムから補給センターの機能がノースドックの方に移設される、このように、ここに来てノースドックの、港湾施設なんですが、そこの機能が拡充されているわけであります。 ノースドックというのは、も...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 これは都市計画上、非常に重要な位置にある。しかし、どうなんでしょうか、米軍の立場からしてそんなにいい立地条件だとは私は到底思わないんですね。どこの基地にもアクセスは悪いですし、すぐ道路に出れば、年がら年じゅう混雑している第一京浜国道であります。こういうところが...全文を見る | ||
○上田(勇)分科員 もう時間もありませんのでこれで終わりますが、すぐに結論の出る話じゃないことは十分承知しております。しかし、これも地域の発展、とりわけ大都市地域の発展のためには、もう長年の重大な課題でありますので、ぜひとも日米合同委員会等の場で、日本側からもこうした問題意識につ...全文を見る | ||
04月02日 | 第140回国会 衆議院 商工委員会 第7号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。きょうは規制緩和の一括法につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきます。 まず、我が国の経済はここのところすっかり活力を失ってしまいまして、バブルの崩壊以降、景気もなかなか、依然として厳しい状況が続いておりますし、また...全文を見る |
○上田(勇)委員 今大臣の御発言にもありましたように、これは単純に規制の件数だけで比較できるものではないのかもしれません。それは当然のことだと思うのですが、総務庁の調査によれば、通産省の許認可件数というのは千七百八十件だというふうに出ております、これは平成七年三月現在になりますが...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今回の法案の中では、輸出検査法と輸出品デザイン法の二つの法律が廃止されるわけですが、いずれの法律も昭和三十年代前半に制定されたものであります。時代状況を見ますと、日本製品の品質についての国際評価が必ずしもまだ固まっていない段階につくられたものでありまして、その後...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今の答弁にもありましたように、客観的に考えると今その必要性といったものがほとんど感じられないような規制についても、いざそれを緩和するということになると、それは各論でいろいろな障害がある、反対があるということじゃないかというふうに思います。 そういう意味で、こ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 何か今の御説明だと、一つの事業者というのでしょうか、一つの事業、その個別の事情のために法改正をするというふうにも聞こえるのですが、そもそも、通産省に先般伺ったところ、いわゆる許可の対象となる事業者というのは実質的には極めて少なくなってきているというふうにも伺って...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう一つ、今環境アセスメント法案が国会に提出されるというふうにも伺っております。これは、環境アセスがもし法制化されれば事業期間が長くなるということは当然予想されるのですが、このことについても今回の改正では考慮の上で期間が決められているのでしょうか。 | ||
○上田(勇)委員 この件について、当然この許可というのは、施設の安全性や妥当性はもちろんのこと、それから環境アセスももちろんのことでありますが、電力の需給についても、その地域の電力の需給を考慮した上で、どういう規模が適当なのか、免許を与えることが適当なのかどうかということを審査す...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 多分、この法律による許可というのは、先ほども申し上げましたが、非常にケースも少ないということであるので、ある意味では、その個別の事情を十分配慮するということが必要なことなんだということも一方では私も理解するわけでありますが、こういう公共事業というのは、一度始める...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ぜひそういう対応をお願いしたいと思います。 時間ですので、これで終わります。どうもありがとうございました。 | ||
04月08日 | 第140回国会 衆議院 運輸委員会 第7号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 玉置先生に引き続きまして、鉄道関係の二法案につきまして質問をさせていただきます。 この両法案とも、今の国の厳しい財政事情に重大な影響があるものでありますし、多くの国民が非常に大きな関心を寄せている法案であるというふうに思います。その意味で、国会の場でも、慎重...全文を見る |
○上田(勇)委員 それで、ちょっと話題が変わりますが、報道によりますと、これは新聞記事でありますが、政府として九九年度末までに、アメリカに比べて二割から四割も高いと言われている公共事業のコストを一〇%削減するとの行動指針を決定した、新聞記事にはそういうふうに書かれております。当然...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 公共事業のコスト削減というのは、今非常に限られた財源の中の有効利用という意味で大変結構なことでありますし、多くの国民もそれを希望しているところだというふうに思います。問題は、こういうスローガンを掲げるだけではなくて、いかにしてこれから実行に移していくかということ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 物価上昇分であるとか、実際に工事を実施する段階においていろいろな工法が追加されるということは、ある程度やむを得ないことだというふうに思います。 ただ、そうすれば、当然その三線五区間の事業費も、これから事業が進んでいけば、今推定している事業費よりはもっと大きく...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 先ほども申し上げましたけれども、これは全国民が負担する工事でありますので、やはり投資するのに本当に妥当なのかどうか、効果が上がるのかどうか、これが非常に重要だと思うのですね。 今ちょっと御説明があったのですが、これは、何らかの定量的というか客観的な効果の評価...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 そうすると、今度の新規着工分についても同じような考え方、同様な手法で効果を算定して、そうした客観的な比較検討を行った上で着工順位、優先順位等を決めていくというふうに考えてよろしいのでしょうか。 | ||
○上田(勇)委員 政府・与党の合意の中では、収支採算性の見通しについては言及されているのですが、事業全体の効果について、その効果が上がるのかどうか、効果が高いもの、低いもの、そういったものについて検討するというようなことが欠けているのですけれども、今、そういうようなことも十分考慮...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 それでは、全体の計画について少しお伺いしたいと思うのです。 現在の計画では、二十二年間という非常に長期間をかける計画になっておりますし、それでもなお整備計画線の半分も完了しない、計算上はそういうわけであります。基本計画線全体から見れば、このペースでいくと一割...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私も、東北や上越の新幹線が、地域経済の発展や交通体系の整備に大変な効果があったということは、そのとおりだというふうに思います。ところが、この計画が、では四半世紀先には本当に新幹線が交通の手段として有効なものなのかどうか、まして、全国にそれを整備するという、何世紀...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 この基本計画や整備計画というのは、先ほどからちょっとお話ししていますように、非常に、かなりスパンの長い話であります。当然それまでの間に日本の経済や社会の情勢も変わると思いますし、また、もっといい交通手段が出てくるということも十分考えられると思います。そういう意味...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 株式の評価というのは、額面というのは一説によると単なる飾りでありまして、実際の価格というのは額面とは関係ないわけですね。株価は大体ほとんど同じ、どの会社の株価も額面は同じなわけでありますから、そういう意味で、そのときに市場がJRのトータルな価値をどのように評価し...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 JR各社に対する負担を求めるということについては、確かにおっしゃったように両論あることだと思います。 経緯からすれば、やはりJRは民営化されたわけでありますので、今おっしゃったように、既に株式も発行しておりまして、株主の保護ということもあるのでしょうから、な...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 時間ですので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
05月13日 | 第140回国会 衆議院 運輸委員会 第13号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。 運輸施設整備事業団法案につきまして、また、特殊法人の改革問題につきまして、何点かにわたりまして質問させていただきたいというふうに思います。 現在、抜本的な行政改革の断行が我が国にとりまして最重要な課題であるといこことは、論を...全文を見る |
○上田(勇)委員 この特殊法人の改革について、やはり重要なことというのは、今これらの特殊法人が行っているのは、行政の仕事の一部を行っているわけでありまして、本当にその仕事が、かつては必要であったものが今もなお必要性があるのか、あるいは今の財政事情、将来の経済構造を考えたときに、今...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、今度の統合によるメリットについて御答弁をいただいたのですが、ではちょっと具体的に、統合によってどれだけ、またどのような財政の節減効果を期待しているのか、その辺をお答え願いたいと思います。 | ||
○上田(勇)委員 今の御説明ですと、いわゆる財政を節減するというのは人件費のみに限られているというような御答弁だったのですが、しかも今お話があったように、年間約一億五千万円程度だ。この統合された事業団の予算規模が三千億、四千億という規模からすると、せっかく統合しても、統合そのもの...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今二つの点にわたって御説明をいただいたのですが、正直申し上げまして、今回の統合のメリットというのが、もう一つ納得のいくものではないような気がいたします。事業の内容であるとか性格が全く違う法人を、とにかく数を一つ減らせばいいということで二つをくっつけた。総務部門と...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 基礎技術の研究開発が重要であるということは、私も全く同感なのです。また、今回の基礎的研究を事業として追加するということは、そういう意味では今後の技術開発にとって重要な起とであるというふうには思います。 ところが、運輸省あるいはその周辺には、技術の研究というの...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、国の機関、国の研究所では、いわゆる行政ニーズにこたえるので、それは応用研究ということなのでしょうか、が主体というような趣旨だったのかもしれませんけれども、事業団も当然行政の一部でありまして、行政ニーズに合わないような研究というのは、当然行われるべきではないの...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 基礎技術の研究が重要であるということは、そのとおりであろうと思いますけれども、もう既に運輸省の中にも研究所がたくさんあるわけですし、また認可法人もある、その他の研究機関もあるということですので、もちろん、これは民間の部分もあるので、必ずしも運輸省で全部統括すると...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 公団あるいはこれからの事業団の共有建造方式が、事業者にとって大変メリットがあるということはよくわかったのですが、それでは、なぜそれが政府系の金融機関あるいは民間の金融機関も含めて、そちらからの融資ではどうしてもだめなのかといった点が、もう一つはっきりしないような...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ということは、やはりこれだけ公団あるいは事業団で手厚い措置をとったとしても、結局は採算割れしてしまう事業者もそれなりにいるということなのかなということですね。まあ数隻ということですから、全体からすれば割合としては小さいのでしょうけれども、採算のとれる事業者、採算...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 こうした問題を質問させていただくと、大体のケースで今のような御説明をいただいて、これは運輸省に限ったことではなくて、それぞれの役所の考え方なのでしょう。 ただ、今のような御説明だと、今言われている天下り批判であるとか、外郭団体が実質的な行政の拡大になっている...全文を見る | ||
05月16日 | 第140回国会 衆議院 商工委員会 第16号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。 きょうは、この適用除外制度の整理法案につきまして、何点か質問をさせていただきます。 法案の提案理由の説明にもありましたけれども、今我が国は、国際的に開かれて、また自己責任と市場原理に立った、そういう自由な経済社会を実現してい...全文を見る |
○上田(勇)委員 今私が引用しました記事にも改善されたということでありますけれども、現在行われている事前協議制度によっても、業界の団体によって公正な競争が阻害されているかのような書き方になっておりますし、また同じような趣旨の報道は何回か私も目にいたしました。 また、これは日米...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろんこれは個別の事案に対することでございますので、言えない部分というのもあるのだというふうに思いますけれども、そういった大変内外の注目も集めていることでございますので、ぜひ注視していただければというふうに御要望をさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もちろんこの報道も今月に入ってからの報道でありますので、まだ調査を始めたばかりだということじゃないかというふうに思いますし、個別の案件ですので、答弁していただけない部分というのがあって当然かというふうに思いますけれども、このいわゆるパチンコのプリペイドカードの問...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今の答弁にあったとおり、これはやはり事業者の自由な判断というのが当然前提になることだというふうに思うのですが、いろいろとこうした背景につきましてお話を伺っていく中で、警察当局の方の御趣旨についてもよくわかる部分もございます。 特に我々の安全な生活、公正な社会...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう一つ、これら八つの制度について引き続き検討するということになっているのですが、これはどういうスケジュールで検討されて、どのタイミングまでに結論を出されるのか、その点の見解を例えればというふうに思います。 | ||
○上田(勇)委員 今の議論を踏まえますと、これは大変失礼な言い方かもしれないのですが、結論は、今回の法案というのは、あってもなくても実体経済に影響のないものは今回処理するけれども、影響のあるものは、その内容の判断はともかくとして、とりあえずは引き続き検討と言って先送りになっている...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今の御答弁、全くそのとおりだと思うのですが、つまり個別法による適用除外制度というのは例外中の例外ということになる。ということは、こういうふうに理解してよろしいのでしょうか。いわゆる個別法によって今回引き続き検討となったものも含めまして、そういう適用除外制度という...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 例外ということでありますので、やはりこれは法律の趣旨が適切に生かされていくためには例外というのは少ないにこしたことはないわけであると思います、これは原則論でありますが。そういった意味では、適用除外制度というのは極力少ない方が独占禁止法の趣旨というのは生かされるわ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ぜひお願いしたいというふうに思います。 もう一つ、今回の法案を見て感じた点なんですが、先ほども言ったように運用実績の問題がある、一回つくってしまうとなかなか変えられないという面があるのではないかと思うのですね。これは国会の責任といえば国会の責任なのかもしれま...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今との関連でこの適用除外法について見てみますと、例外を規定するその条件、こういったものが極めてあいまいですね。例えばこの適用除外法の第二条では適用を受けない事業団体がずっと列挙されているのですが、どのようなケースでは独禁法の趣旨に反して、どういうケースは許容され...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 冒頭申し上げました自己責任と市場原理、これは、自己責任と言われても、ルールがこんなにわかりにくいのでは責任の持ちようがないというのが率直な感想であります。とりわけ、これから規制の緩和を進めて、いろいろな事業者が自主的な判断、自由な判断で物事を考えるときに、やはり...全文を見る | ||
05月16日 | 第140回国会 衆議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 それでは、午前中の委員会に引き続きまして、商法等の一部を改正する法案ほか一法案につきまして質問をさせていただきます。 商法は、経済活動、企業活動の基本的なルールを定めたものでありまして、国民生活にとりましても極めて重要な法制度であるというふうに考えております...全文を見る |
○上田(勇)委員 一連の報道によりますと、東京地検特捜部は、昨日までに野村証券の元役員など三名、いわゆる元総会屋など二名を証券取引法及び商法違反の容疑で逮捕したというような新聞報道があるのですが、現在、捜査を進めているということでありますけれども、この事件の概要について、若干御説...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 さらに報道されているところによりますと、先ほど名前の出ました総会屋二名は、野村証券以外の、日興証券、大和証券、山一証券、そうすると我が国の四大証券会社すべてと深い関係があった、こういう報道がされているのですけれども、こうした事実関係についてはどのように認識されて...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 確認のためでございますが、こういう報道がなされていて、現在それについては捜査を行っているという理解でよろしいでしょうか。 | ||
○上田(勇)委員 こうした個別の事件でございますし、極めて重大な事件であるのでコメントできないということはやむを得ないというふうに思いますけれども、もしこうした報道されていることが事実であるとすれば、これは我が国の証券業界、もう四大証券会社全部が関与しているということになります。...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、行政処分についても言及がありましたけれども、ぜひその辺も、証券業界、証券市場の信頼回復の意味でも厳正な対処をお願いしたいというふうに思うのです。 冒頭、法務大臣に今の状況についての御認識を伺いました。今大蔵省に現状の認識をお伺いしたのですけれども、私は、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ぜひ、その点は最優先課題として取り組んでいただきたいというふうに思います。 それでもう一つ、認識の中で、事件について法務省の認識していることは今伺ったのですが、これは法務省、商法を所管している省といたしまして、この利益供与の禁止の項目というのは、国会でも大変...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 ちょっと角度を変えさせていただいて、株主総会のあり方について聞かさせていただきたいと思うのです。 去年の六月の新聞報道等を見てみますと、平成八年について言えば、三月期決算の上場企業の約八八%、二千二百三十五社、これは報道されている数字でありますが、それが六月...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今のことに関連したことなのですが、この株主総会の集中開催、このことについてちょっと警察庁にもお伺いしたいと思うのです。 これは事実を確認しているわけではございません。一部の関係者の方々が、この総会の集中開催について、総会屋対策として警察当局が、同じ日にやる方...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 また、この株主総会が、極めて形式的なものも多いし、三十分だとか短時間で終わってしまうという例も多いというのも、これも私も問題だというふうに思います。 これからは、個人の資産、これを株式市場にもっともっと投資してもらって、証券市場を活性化していくということも重...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、局長からも答弁があったとおり、これは幾ら警察、法務省が頑張っても、結局は利益が出ればそこに集まってくる。やはり企業の経営陣がこうしたことに対して毅然とした態度で対峙していっていただかなければ、日本の企業風土というのでしょうか経済界というのでしょうかの透明化が...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 多分今の御答弁というのは、現状においてはすぐにここが問題だというような具体的なことというのが明らかになっていないので少し注視したいというようなお話なのじゃないかなというふうに思うのです。ある何人かの有名な学者の方々がこの問題についていろいろなところで論文とかを書...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 お答えのとおり、純粋持ち株会社だからといって、現在既に認められている事業持ち株会社とそういう意味での、何というのでしょうか、会社法上の形態がまた異なるということではないのかもしれませんけれども、今回独禁法が改正されたことによりまして、今まで禁止されていた純粋持ち...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 まあ私の素人としての感覚で言いますと、こうした非常に重大な責任を取締役が持っていることを、どうも経営陣の方々がそこまで十分認識されていない面もあるのじゃないかなという気がいたします。そういう意味で法体系と実態が多少遊離しているのかな。法律上は極めて大きな権限が与...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 手続の簡素化、合理化というのは私も評価するものであります。そうした中でやはりどうしても気をつけなければいけないのは株主の権利のことだと思いますので、法律上、今御答弁いただいた担保があるわけでありますので、そういった運用が適正に行われるように今後とも御努力をいただ...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私がお伺いしたかったのは、例えば今御答弁にあったように、そもそもこれらの法人は、いろいろな法人がこの中に列挙されていますけれども、非営利のものもありますし、営利企業とはおのずと性格が違うのではないかと思うのですね。 例えば、今度の合併の手続の簡素化というのは...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 これは法務省だけのことではないのですが、どうも今回の国会に提出されている法案を見ると、一括法みたいな形のものが余りにも多過ぎるのではないのかなという感じがいたしまして、本当に政府から提出される法案が政府の中で十分な議論がされているのか、あるいは、政府の中では多分...全文を見る | ||
06月03日 | 第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。 関連で何点か御質問をさせていただきますが、まず最初に、新進党の提案者の方に新進党の法案につきまして何点かお伺いしたいというふうに思います。 新進党提出の法案は、これまでの説明、答弁の中でもその特徴の一つが明らかになっておりま...全文を見る |
○上田(勇)委員 当然、このNPOの法案によって法人格を取得する団体は営利団体ではないと思いますので、公益を目的としているというのがどんな場合でも前提になるんじゃないかというふうに思います。その上で、さらにその目的を限定するというような形というのは、あらかじめ想定されるような団体...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう一つ。新進党案とそれから与党案の違いは先ほど富田議員からも御説明がありました。 与党案の第二条二項第二号についてであります。これは、新進党案の方は特段明文化したものがないのでそれは構わないと思うのですが、あえて与党案の方で、このことについて、宗教、政治上...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 この第三条第二項の特定の政党のために利用の規定というのは、私の調べた範囲ではほかの法律でも幾つかあるのはわかりました。 ところが、これもすべての法律を網羅的に調べたわけではございませんけれども、この第二条の方の規定というのは、私が見る限りにおいてはそういう規...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 与党案の第三条の「特定の政党のために利用してはならない。」という規定と同様な規定というのは、例えば、先ほど法制局からの答弁にもありましたが、消費生活協同組合法なんかにもありますし、ほかの法令も幾つかはそういうような規定がなされております。 したがって、この与...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう余り時間がないのですけれども。 ということは、例えばこの与党案の第三条があれば、先ほど辻元委員がおっしゃっていたような御懸念については問題ないのじゃないかというような感じがするのですが。となると、第二条第二項第二号というのは、制約の上に制約を加えるという...全文を見る | ||
06月05日 | 第140回国会 衆議院 内閣委員会 第11号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。 昨日は、いろいろ政党間の協議であるとか、また、理事の皆さんにおきましては大変な協議をされまして、御苦労さまでございました。 それにつきまして、けさ新聞を見てみますと、けさの新聞には、昨日の協議の過程におきまして、税制措置につい...全文を見る |
○上田(勇)委員 河村さんのお気持ちはよく今のでわかったと思うんですが、きのう、この委員会に私も開かれるときに参りまして、たしかきのう、我々の机の上にも修正案が配られておりました。それで、きょう、ちょっと先ほど御提案を聞くと内容が異なっているので、全くその意味ではびっくりしている...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今の御説明はちょっと何かよくわからないんですが、つまり、要約すると、自民党の中の意見がまとまらなかった、したがって、委員会における公の場での約束を覆すことになったということでよろしいんですか。ちょっともう一度そこを確認したいと思います。 | ||
○上田(勇)委員 私は、自民党内の手続の話を言っているんじゃないんですよ。私の机の上には修正案が配られていたんだ。何でそれが撤回されたんだ。それは単なる自民党内の問題なんですか。しかも、それは内容には関係なくて表現の問題だ、そういうふうにおっしゃるんですか。そんないいかげんなこと...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 どこがきちんとしているのか全くわかりませんが、今の御発言だと、自由民主党という党は、国会の委員会における審議、委員会における話し合いよりも党内の手続の方が優先するということですか。全くそれは委員会、国会軽視にしかならないんじゃないですか。これについて、自民党内の...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 私は、もちろん政党が違うので党内の手続については承知していないというのはそのとおりだと思うんですけれども、では、なぜ、きのう修正案について合意したにもかかわらず、また違った修正案をきょう提出されたのか、提案者としてその理由を御説明いただきたいと思います。 | ||
○上田(勇)委員 何か修正案を提案された理由というのが非常によくわからなくて、今のは、極めて当事者責任に欠けたような発言だったというふうに受けとめられるということを申し上げざるを得ないと思います。 では、ちょっと中身の話にさせていただきますが、先ほど、新進党の提案者河村さんの...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 寄附金控除等を含みます税制についても極めて重要だという認識をしているという御見解だったというふうに思いますが、そういう意味では、我々新進党の考えていることと、考え方としては一致しているのかなという感じがいたします。 では、今の一連の経緯を伺う中では、税制改正...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 確かに、いろいろな法案が審議されるときに附帯決議が付されるのですが、これまでにも実現しているケースというのもありますし、一方で必ずしも実現しないというケースも多い。これはもう皆さんも本当に共通に理解していることではないかというふうに思います。また、附帯決議という...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 つまり、検討は鋭意始めるけれども、いまだ一定の方向あるいはコンセンサスといったものは全く白紙であるというふうな御答弁だったと理解いたしました。もし違えば後で御訂正をいただければと思いますけれども、今の答弁はまさにそういうふうに聞こえたのです。 この税制の問題...全文を見る | ||
06月17日 | 第140回国会 衆議院 法務委員会情報開示の司法判断に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○上田(勇)小委員 上田勇です。 総務庁さんの方にお聞きしたいのですけれども、不開示情報の中に個人に関する情報というのが含まれておりまして、これは、プライバシーの保護という意味から、個人の情報というものにかなり制限が加えられるというのは当然なのですけれども、同時に、行政機関で...全文を見る |
10月28日 | 第141回国会 衆議院 本会議 第6号 議事録を見る | ○上田勇君 私は、新進党を代表し、ただいま議題となりました商法及び株式会社の監査等に関する特例に関する法律の一部を改正する法律案及び今回の法改正の背景となっているいわゆる総会屋問題について、総理並びに関係大臣に御質問いたします。 本年に入り、企業といわゆる総会屋との関係をめぐ...全文を見る |
11月07日 | 第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。 きょうは、佐高先生、前田先生、大変お忙しい中、当委員会に御出席をいただきまして、大変貴重な御意見を承りまして、本当にありがとうございます。 きょうも新聞のトップはやはり総会屋の記事が飾っておりまして、本当にここのところ連日の...全文を見る |
○上田(勇)委員 佐高参考人にもう一つお伺いしたいのですが、総会屋となぜ企業が絶縁できないかというときの企業側の言い分がよく新聞等で紹介されていますが、一番大きな理由と言っているのが、多分身の安全が確保できないというような、非常に恐怖感があるというようなことがよく言われています。...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 前田参考人にお伺いいたしますが、先ほど、今回の法改正に至るまでの経緯につきましていろいろと御説明をいただきました。 先生は、今回の法改正におきまして罰則がかなり強化された、これにかなり抑止力が期待できるのじゃないかという御意見だったというふうに理解しておりま...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう一問前田先生にお伺いしたいのですが、ここのところ、いろいろ経済犯罪あるいは組織的な犯罪、そういったものが続発しまして、それに対応するということで、いろいろな法整備がここ一年ぐらいの間にいろいろな法律について行われました。そういった犯罪に対する対策の、この法律...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、先生から株主代表訴訟のお話がありました。先ほど佐高先生の方からもお話があったのですが、両先生ともこの株主代表訴訟の制限については慎重な御意見だというふうに承ったのですが、ぜひ最後に両先生にお願いしたいのですが、経団連がこの間コーポレート・ガバナンス特別委員会...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 両先生方、大変にありがとうございました。貴重な御意見を伺いまして、参考になりました。 | ||
○上田(勇)委員 きょうは久保利参考人、紺谷参考人、大変お忙しい中御出席をいただきまして、また貴重な御意見を拝聴させていただきまして、本当にありがとうございました。 きょうは午前中から参考人にいろいろな御意見を伺う機会がありまして、本当にこの総会屋絡みの問題というのは、きょう...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 もう一つ、この問題を考えるときに、例えば第一勧銀では百億円を超えるような 利益供与がある。これはまさに経営者個人が株主のものである会社を全く私物化している。しかもそれは、もう全く個人のために、そういう公開されている企業が、しかも違法な行為のもとに行っているとい...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 また、両先生にお伺いしたいのですが、今もそうなのですが、先ほど紺谷先生の方から、最初のお話の中で、企業にモラルを求めるというのはむしろ不自然なのであってというような話がありました。これは利潤を追求する企業において、その辺のモラルと利潤とのバランスをとって行ってい...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 どうもありがとうございました。 | ||
11月27日 | 第141回国会 衆議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。 きょうは、議題となりました裁判官並びに検察官の給与改定法案につきまして、何点か御質問をさせていただきます。 今回の法律改正、行政官においては人事院勧告に基づきます給与改定に準ずるということでございますので、特にこれの内容につい...全文を見る |
○上田(勇)委員 今の大臣の御答弁によりますと、いわゆる今の厳しい財政事情によるというところだというふうに思うのですが、現下のこういう財政の悪化というものの最大の責任は、別にこれは検察にも裁判所にもあるわけではなくて、私は内閣、行政府にあるということが言えるのじゃないかと思うので...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今、大臣の御答弁をいただきましたけれども、やはりこれから本当に、横並びというのですか連帯責任、そういうような形で、みんなが責任を分かつ、それは美風なのかもしれませんが、やはりこれからの時代、そういったところの責任の所在というのはもっと明確に考えていく必要があるの...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 現在も裁判所の方で大変な御努力をされているということについては十分承知いたしますが、これは、もちろん今の与えられている枠組みの中で最大限の努力を尽くすと同時に、やはりシステムとしてもっとちゃんと機能できるように、そういう制度的な拡充もあわせて必要であるというふう...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 今御披露いただきました大臣の御決意に従いまして、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。 それで、従来から、やはり今の司法システムのこういうところをもう少し変えていかなければいけないというような、日弁連であるとかいろいろなところからも御指摘がありますが...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 増員の努力につきまして検察、裁判所の方からお話がありました。その努力については大いに多とするところでありますけれども、残念ながら、まだまだ裁判に要する期間が長いというのが実態でありまして、やはり一般の国民からはなかなか、裁判に持っていくと時間がかかって、結局は、...全文を見る | ||
○上田(勇)委員 まだ何点かお聞きしたい点もあるのですけれども、時間でありますのでこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 |