上田勇

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上田勇の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第142回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  まず最初に、今回の補正予算に計上されていますウルグアイ・ラウンド関連対策費について若干質問させていただきますが、今、松沢委員の方からも、るる質問がありました。極力重複は避けて質問させていただきたいというふうに思います。  先...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、各年度ごとの予算というのはあらかじめ決まっていない、そのとおりだと思います、予算は単年度主義でありますから。しかし、これまでの実績をずっと追ってみますと、これは補正予算で多少の修正を加えるというのはわかるのですが、ずっと補正予算の方が二倍から三倍の規模...全文を見る
○上田(勇)委員 このウルグアイ・ラウンド関連対策費というのは、先ほど申し上げましたように、総枠があらかじめ計画で決まっている。それを計画的にこれまで実施してきた。今私が申し上げたように、補正予算というような方法で、確かにわかりにくい方法ではあったんですけれども、毎年実施してきた...全文を見る
○上田(勇)委員 どうも私、まだよくわからないのは、今回の米関連緊急対策というのは、確かにウルグアイ・ラウンド対策から名前は変わっておりますが、その中身は、昨年度まで補正で追加していたウルグアイ・ラウンド対策費とさほど大きく変わっているということはないのですね。  例えば農業集...全文を見る
○上田(勇)委員 ということは、今のはちょっと、だから補正をやるのか、やらないのかということがよくわからなかったのですが、やるというふうに理解してよろしいんでしょうか。  私は、これはあらかじめ決まった計画を計画的に行っていくということであれば、それは当然、当初予算だけでは計画...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題については、ちょっと私は、今の説明、この先どういうふうにされようとしているのか全く見えてこないので、本当は納得できないんですが、ちょっと話を変えます。  先ほど松沢委員の方からも話がありましたけれども、本日の新聞で加藤幹事長の講演の内容が、各紙またテレ...全文を見る
○上田(勇)委員 財政構造改革法は、政府が、反対に反対があるにもかかわらず可決成立させた法律であります。その趣旨がもう既に私は破綻しているのじゃないかと申し上げているわけであります。そうであれば、これは、今回の補正予算もそうでありますし、既に来年度、十年度の予算についてもその趣旨...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっとまだその辺、これからも議論をさせていただきたいところではありますが、もう時間もございませんので、きょう、道路公団の方にも御出席をいただいていると思いますが、最後に、元大蔵官僚の道路公団経理担当理事をめぐる収賄事件について、若干御質問させていただきたいと思...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほどお伺いしたことでありますが、一般に社債を発行する場合に、その手数料の取り扱い方が、手数料には、発行の手数料そのものと、それから業者の、いろいろ印刷費であるとか旅費であるとか会議費、そういった経費があるのですが、それが別々に扱われている場合と、込みで扱われて...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
01月28日第142回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○上田(勇)委員 私は、平和・改革を代表し、政府提出、平成九年度一般会計補正予算案外二案に反対を表明し、以下、その理由を申し述べます。  反対の理由の第一は、補正予算案の最大の柱である二兆円規模の特別減税は、その実施が余りにも遅く、かつその額が余りにも少なく、現在の我が国経済の...全文を見る
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  ちょっときょうの質問要旨の順番とは逆になりますけれども、証券スキャンダルそれから大蔵省不祥事問題について、けさも大蔵省の問題、新聞のトップになっておりまして、この問題について何点かお尋ねしたいと思います。もう既にこの委員会でも...全文を見る
○上田(勇)委員 今、政治家については委員会の決定により公表していただけるという御答弁であるととりましたけれども、確かに官僚といいますと、今総理も、非常に膨大な数だ、国家公務員といえば膨大な数に上るのでということでありますけれども、国家公務員すべてがその対象に私はなる必要は必ずし...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひこの問題は、ちょっときょうは時間の制限もございますのであれですけれども、私は、責任ある立場の、特に高級官僚につきましては同様の扱いが必要だと思いますので、また、ぜひその辺は御検討いただければというふうに御要望いたします。  次に、大蔵省の過剰接待やそれから...全文を見る
○上田(勇)委員 捜査が入った具体的な事件のところをまず内部調査を徹底しなければいけない、これは当然のことだと思うんですが、なかなかやはり、昨今のいろんな報道を見てみますと、それだけでは、今大蔵省の失っている信頼感、これを回復するのは到底不可能だというふうに思います。  連日、...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひ徹底した調査と厳正なる対処をお願いしたいのです。  実際、今の問題というのはこの金融検査部の検査官の逮捕から始まったことでありますけれども、実際には、世の中の話題としては何年も前から言われていたことであって、それに対して調査が不十分で何ら対処ができなかった...全文を見る
○上田(勇)委員 この二つの記事の中で、文芸春秋の方に掲載されました記事というのは、これは法務省にお聞きしても、どうも実際の検事調書のようであります。この調書というのは、少年事件では当然非公開でありますので、公開されていない文書でありまして、こうした秘密であるべき文書が外部に流出...全文を見る
○上田(勇)委員 特に、この一連の事件の中で、この調書の内容が、革マル派、過激派のアジトで押収されたフロッピーディスクに記録されていた、このことが明らかになりました。過激派の方は、我々の運動に共鳴する人、協力者的な人なのでしょう、から入手したと言っているわけであります。  先ほ...全文を見る
○上田(勇)委員 実は、きょうは少年事件と報道の問題について、さらに総理また法務大臣の御見解をいろいろ伺いたいと思ったのですけれども、時間が参りました。またこうした議論は引き続きいろいろな場で続けさせていただきたいと思いますので、ぜひ政府の方においても、この問題、特に文書流出の問...全文を見る
03月10日第142回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  まず初めに、きょうも新聞、もう一面で取り扱われている日銀の接待疑惑につきまして、きょうは総裁にもお見えになっていただいておりまして、この問題につきまして若干御質問をさせていただきたいというふうに思います。  事件の容疑の内容...全文を見る
○上田(勇)委員 今御説明をいただきまして、大蔵省の方では、それぞれ関係があると思われるところに調査表を配って、それに記入してもらって回収して、それを今調査を行おうということでありますし、またその調査結果の取りまとめも春の間にはというふうな答弁が先ほどありました。  今、ちょっ...全文を見る
○上田(勇)委員 この事態の深刻さに対して、できるだけ早くとか取りまとまり次第というのは、私は、甚だ不十分なことでありますし、極めてふまじめな対応であるということを指摘せざるを得ないというふうに思います。できるだけ速やかに、これは本当に大蔵省と、大蔵省の調査も今進んでいるわけであ...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、大蔵省関係のことについて若干質問させていただきますが、大蔵省には紀律保持委員会、先ほどの答弁の中にもありましたが、これが設置されました。平成七年三月に、当時の武村大蔵大臣が中島さんの事件を受けて、実態の解明と汚職事件の再発防止、これに万全を期していくという...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん大臣のその責任感については評価をいたしますけれども、これ、二年間、結局は官僚に任せて何の成果も上がらなかった。それは、やはり大臣、松永大臣の責任ではありませんけれども、ずっと大臣が政治家としてこの問題に真剣に取り組んでいくという姿勢がなかったからだという...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間でありますが、この接待の問題というのは、金融機関から接待の費用が出ていたとはいっても、めぐりめぐってみれば、今回、公的資金の投入であるとか超低金利政策の継続など、結局は国民の負担から出ていることであります。にもかかわらず、先ほど午前中の質問にあったように...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○上田(勇)委員 きょう伺いました大臣の所信の冒頭でも、今大変な話題となっております大蔵省の不祥事のことについても言及されておりますけれども、これは本当にもう連日、各種報道のトップを飾る大スキャンダルに発展しております。この間、特捜部を中心といたしましての御努力に対しまして本当に...全文を見る
○上田(勇)委員 今、世間の注目を大変集めている事柄でもございますし、こういう報道もあるというのは、やはり国民に不信を招く原因にもなると思います。今お話を伺いまして、おおむね事実でないということでありますので、これはぜひとも、こういう報道に対しては抗議していただくなり、反論してい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間ですので、最後に一つだけお伺いいたしますけれども、この登記手数料令の中には、国または地方公共団体に対する免除措置という規定がございます。その中に、国または公共団体という解釈の中には、これは別表がついていまして、日本道路公団、住宅・都市整備公団などの公団公...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
03月12日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○上田(勇)委員 きょうは、公述人の皆様には、大変お忙しい中当委員会にお越しいただきまして、謹んで御礼を申し上げます。また、皆様には、先ほど大変貴重な御意見をそれぞれのお立場から拝聴いたしまして、大変にありがとうございました。いただきました御意見につきまして、何点かそれぞれの先生...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。  次に、富田公述人にお伺いいたしますが、富田さんの御意見というのは、今重要なのは、要約すると、景気対策よりも財政再建の方が優先されるんだ、したがって平成十年度の予算というのは財革法に基づいた緊縮型の予算で、したがって評価できるという御...全文を見る
○上田(勇)委員 富田公述人にもう一問ちょっとお伺いしたいのですが、先ほど、御意見の中で、アメリカの例なども引きながら、アメリカの成功の要因というのは規制緩和を進めてきたことだ、それは私も同じ考えではありますけれども、もう一点、やはり今必要なのは、小さな政府をつくっていくというこ...全文を見る
○上田(勇)委員 最後に、熊谷公述人が、いろいろ御提言をしていただく中で、消費税の引き下げというお話に言及されました。昨年、導入時には、我々も、今の経済情勢を考えたときに、引き上げは景気に対して悪い影響が余りにも大き過ぎる、凍結すべきだという意見であったわけであります。  しか...全文を見る
○上田(勇)委員 時間ですので、これで終わります。大変にありがとうございました。
03月13日第142回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○上田(勇)委員 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、何点か御質問させていただきます。  よく今、日本の裁判制度というのは、先ほどからの議論もありますが、訴訟に余りにも時間がかかって余り役に立っていないんじゃないかというような批判がいろいろなところがら指摘されて...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど来の議論を聞いておりまして、北村委員の質問の議論も含めまして、裁判官の人数が少な過ぎて皆さん忙し過ぎるという議論が行われました。  ちょっと聞いていてよくわからないのは、裁判所の皆さんは、そうでもない、まあまあやっていると。ところが、関係者というんですか...全文を見る
○上田(勇)委員 現状は、やはり裁判にかなり時間がかかり、もっとそのキャパシティーをふやしていかなければならないというのは、これは事実だと思います。  今回のこの人数が、国民の要請に十分にこたえられるものなのかどうかは私も判断しかねるところでありますけれども、とにかくふやしてい...全文を見る
○上田(勇)委員 今、金融ビッグバンということが進んでおります。そうすると、アメリカからどんどん経済人が入ってくる。向こうは訴訟社会でしょうから、何かトラブルが出ればこれはもうどんどん裁判に訴えていくというようなケースがふえてくるというふうに思います。  そういう意味で、ぜひと...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○上田(勇)議員 ただいま議題となりました株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、近年の大量のエクイティーファイナンスの結果、株式需給のバランスが崩れ、株式市場が低迷する一方で、企業内部に多...全文を見る
○上田(勇)議員 お答えいたします。  先ほど提案理由説明の中で今委員の御指摘のような表現がございましたが、これは、現在の資本市場において、成熟企業では余剰資金がある。一方で、新しく出てくる新規企業の方においては、資金需要があるにもかかわらず、十分な資金が手当てできないというこ...全文を見る
○上田(勇)議員 保坂委員の所属される社民党におきましても、株取引について自粛するというような方針を決められたというふうに聞いておりますけれども、私ども平和・改革におきましても、現に保有する株の売却を除きましては、在職中においては株取引を自粛するという申し合わせを行ったところであ...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  上村先生、長谷川先生におかれましては、本日は大変お忙しい中お越しをいただきまして、心から御礼申し上げます。また、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変ありがとうございました。  両先生の御発言の中で、何点か御質問をさ...全文を見る
○上田(勇)委員 そこで、今回の法案というのは、資本準備金をその原資に充てるという内容になっておりますが、要はこの資本準備金というのが、先ほど先生もおっしゃったように、これは資本に性格としては限りなく近いものであるというのはそのとおりであると思うのですが、これは商法上はその適正水...全文を見る
○上田(勇)委員 上村先生にもう一つお伺いしたいのですが、これは昨今の問題として、今、各企業が決算期対策として株式を放出するということと、それから、株式の持ち合いを解消するという意味で株式が大量に市場に出てきておりますし、またその傾向が強まっていくんじゃないかというふうに言われて...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  長谷川先生の方にお伺いしたいと思いますが、今回の土地の再評価というのは、いわゆるBIS基準をなかなか金融機関がクリアできない。その意味で、自己資本を充実させるのに手っ取り早い方法として、今までの資産を再評価すれば、補完的な項目の中が充...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  もう一つお伺いしたいのですが、今度のこの法案では、再評価を行うかどうか選択制になっております。報道等によると、金融機関は相当な会社が再評価するというようなことを言われておりますけれども、これはあくまで選択制だと、やってもやらなくてもい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つ、今回、再評価を行うことになりますと、時価に近づく。これは、昭和二十年代につけた簿価から、特に金融機関などは相当な開きが出ているので、実態をより近くあらわすという意味で私もいいことだと思うのです。ただし、今回の再評価というのは、原則を簿価から時価に変える...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間が参りましたので、両先生には大変貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。
○上田(勇)委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     株式の消却の手続に関する商法の特例に     関する法律の一部を改正する法律案に対     する附帯決議(案)   本法の施行に当たって...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○上田(勇)委員 今斉藤委員の質問の成長率の問題、これは今度の予算の根幹にかかわる非常に重要な部分であるというふうに思います。これが予算の前提になっているわけでありますし、今斉藤委員の方から書面でそのことについての見解を求めたわけでありまして、ぜひ委員長の方でその点についてお取り...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、今の答弁は、その根拠という問いに対して、その根拠に対する答えはなかったというふうに思います。  何とか達成できるんではないかというような希望的な観測が示されただけで、何で一・九なのかという根拠、また、〇・一というのがもう既に達成不可能になっているという中...全文を見る
○上田(勇)委員 長々と御答弁いただいたのですけれども、ちょっと角度を変えてこの問題を聞かせていただきます。  今、尾身長官がいろいろ御説明していただいた要因というのは、補正予算のときの成長率を決めるときに既に織り込まれていた内容であります。唯一これらの規制緩和というような話も...全文を見る
○上田(勇)委員 非常に不明瞭な面が多かったのですけれども、私は、今政府の方は、補正予算の編成なしに平成十年度は現時点において一・九%の成長見込みは可能であるということであるというふうに理解いたしました。それでよろしいでしょうか。
○上田(勇)委員 いや、この経済成長率というのは、予算の実はベースになる重要な数字でありまして、それについての見方がどうも納得できません。やはり平成十年度の予算はもう初めから前提が崩れた予算というふうに、今経済企画庁長官の答弁を伺っても、そういうふうにしか思えないのであります。 ...全文を見る
○上田(勇)委員 二十一行から申請がありまして、長銀と債券信用銀行についてはいわゆる劣後ローンが、ティア2がもういっぱいだから自己資本の充実にはプラスにならないということで、申請は却下されました。  一方で、今、政府あるいは与党の方のいろいろな経済対策の中で、株式の評価を低価法...全文を見る
○上田(勇)委員 済みません、もう時間が終了したんですが、最後に、今は申請後のことだというふうにおっしゃいました。しかしこれは、同じ政府と与党がいろいろな対策を講じられているわけですね。つまり、金融対策が全部ちぐはぐ、ばらばらに行われていたところに問題があるんじゃないかと思うんで...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○上田(勇)分科員 我が国は、戦後一貫しまして農業型の社会から、農業の就業人口がどんどん減って大きく変貌いたしております。その中で当然のことながら、農民の組織であります農協も、その性格がやはり時代の変遷とともに大きく変化して、農協の行う事業というのも、農業生産中心からいろいろ幅広...全文を見る
○上田(勇)分科員 そこで、この葬祭事業につきまして何点か質問させていただきたいのですが、農水省からいただきました資料によりますと、平成七年現在で、全国で千五十一の総合農協で、これは全体の四三%に相当するそうでありますが、葬祭事業を行っていると。  ただいま大臣の方から御答弁を...全文を見る
○上田(勇)分科員 少し無理がある言い方のように聞こえなくもないのですが、そういう言い方をすると、何でもできるということですね。これはやはり、組合員というのは生活しているわけですから、生活に関連するということであればもう何でもできてしまうということなので、この事業を定めること自体...全文を見る
○上田(勇)分科員 準じたということで、当然これは、農協本体が員外利用を制限しているわけでありますので、そこが出資しているというところが無制限であれば、これは農協事業のいわゆる抜け穴になってしまうということは言えると思うのですけれども。  そういう意味では、今そういう形で指導し...全文を見る
○上田(勇)分科員 委員長、ちょっとお許しをいただいて、大臣にごらんになっていただきたい資料があるのですけれども。  今大臣にごらんになっていただいております資料は、全国いろいろな葬祭の事業者から寄せられたものでありますけれども、JAの葬祭事業の新聞広告それから新聞に折り込まれ...全文を見る
○上田(勇)分科員 ひとつその点よろしくお願いしたいというふうに思います。  では、JAが行っている葬祭事業というのは農家の方々がどのぐらい利用されているのかというと、なかなか全国的な資料、統計というのはないようなのですが、たまたまちょっと鹿児島県の農政部から出ている資料ですけ...全文を見る
○上田(勇)分科員 いろいろな統計とかを見せていただく限りにおいて、確かに員外利用率は、組合員以外は全体の六分の一以下ということで、規制というか制限に合致しております。  ただ、ここはちょっと実はまやかしがあるのじゃないかと私は思うのです。というのは、今ちょっと局長も述べられま...全文を見る
○上田(勇)分科員 実は、この葬祭事業というのは農協に限らず、これはちょっとこういう言い方をするとなんなのですが、非常に成長マーケットというふうに認識されていました。農協に限らず民間の事業者も、どんどんここ数年の間に参入してきた。生活協同組合なんかもかなり積極的にやるようになって...全文を見る
○上田(勇)分科員 最後に、ちょっと結論、総括的な話になってしまいますけれども、我が国の農業は大変難しい時代を迎えておりまして、これからの農業を発展させていく、よくしていく、その中において、この農民の組織であります農協が果たす役割というのは非常に重要だというふうに私も思っておりま...全文を見る
○上田(勇)分科員 時間でありますのでこれで終わりますが、本当に農協が本来の目的、使命を果たせるように、ぜひとも農水省の方で今後ともお取り組みをよろしくお願いいたします。  以上でございます。
03月24日第142回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○衆議院議員(上田勇君) ただいま議題となりました株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、近年の大量のエクイティーファイナンスの結果、株式需給のバランスが崩れ株式市場が低迷する一方で、企業内...全文を見る
03月27日第142回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○衆議院議員(上田勇君) 商法においては先生の今御指摘にありましたように利益準備金についてのみ上限が定められております。資本準備金については定められておりません。今回の法案におきましてはその合計額が資本の四分の一ということでありますので、先生が今御指摘のように、利益準備金が満額積...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 御承知のとおり、資本準備金については商法上は上限の数量についての定めがありません。しかしながら、資本準備金というのは資本に準ずるという形のものでありまして、それが債権者に対する保護の役割を果たしているというのは事実であります。今回はそういった意味を踏まえ...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 資本準備金が積み上がっていくのは先生も御承知のとおり株式の時価発行をした場合であります。これは時価発行を行っていない企業においては極端な話をすれば資本準備金の積み上がりがない。したがいまして、商法において特定の数値が定められていないというふうに理解するわ...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 資本充実の原則というのは先生のおっしゃるとおりであるというふうに思いますけれども、資本準備金というのは資本に準ずるものでありますが、資本についても一定の手続を踏まえますと資本減少ということも商法上可能なわけでありまして、したがいまして、株主あるいは債権者...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 両者が等しい場合には、「下回るとき」には該当しないというふうに私たちは考えております。
○衆議院議員(上田勇君) そうです。
○衆議院議員(上田勇君) 第三条の二第六項の趣旨でございますけれども、資本準備金というのはその性質が資本に近いことから利益配当の財源とすべきではないというふうに定められているわけであります。なおかつ、その積み立ても法定化されているわけであります。こうした制限を設けましたのは、その...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 今お話にありましたように、三月三十一日までにぜひ成立をさせていただきたいということをお願いしているわけでありますが、これは年度末を過ぎた場合に、過ぎたからといって、今の株式市場の状況を見るときにこの法案の効果が全くなくなるということではありません。むしろ...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  きょうは、吉村先生、若林先生にはお忙しいところ、参考人として当委員会に御出席いただきまして、心から御礼申し上げます。  私は、法曹でもございませんし、大学は法学部に在籍したわけでもありませんので、全く素人という立場で、ほか...全文を見る
○上田(勇)委員 両先生方とも、単にふさわしい能力、資質というのは知識の量であるとかそういうものだけではなくてもっと幅広い考えなんだというような御意見だというふうに承りました。  次に、吉村先生にお伺いしたいのですが、先ほどのお話の中で、司法修習期間の短縮についてお話がございま...全文を見る
○上田(勇)委員 最後に、また吉村先生、若林先生、両先生にお伺いしたいのですが、これまで長年にわたって、法曹人口の適正規模がどのぐらいなのかということについて議論が行われてきた。これについては、二つの意見に分かれて、なかなかそれについて集約ができなかったわけであります。それは、一...全文を見る
○上田(勇)委員 時間になりましたので、両先生には本当にありがとうございました。
○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  長時間、夜遅くなりまして、大臣も御苦労さまでございます。  私は、ほかの多くの先生方と違いまして、特に法曹であるというわけでもございませんし、そういう意味では本当に素人的な素朴な視点から、疑問に思っている点につきまして何点か...全文を見る
○上田(勇)委員 今の大臣のお話、最近の社会情勢を思いますと、本当にそのとおりだというふうに思うのです。  これまでいろいろと、いろいろな枠組みの中で議論が行われてきて、なかなかその辺の意見の集約が困難であった。その辺のやはり根底の部分というのでしょうか、非常にそもそも論の部分...全文を見る
○上田(勇)委員 今部長のおっしゃったこともわからないわけではありません。  それで、平成八年度から二回、この制度が実施されました。この制限枠を設けることについては、これも賛否両論あったわけですけれども、それに対して反対の立場の話としては、今言った公平ではないという観点と同時に...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど参考人質疑で、日弁連の事務総長が、既にその制限枠以外の合格者の受験回数もかなり下がってきていて、もう既にその目的というのですか、目標は達成されているのではないかというような意見の陳述もありました。今、山崎部長の方から、それほど差異もないのではないかというよ...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと次に別の話に移らせていただきますが、今回、論文試験の試験科目の変更をやっているのですが、この変更の中で、今回選択科目が廃止されるという変更であります。これについて、各界からいろいろ意見が出ているようであります。  一つは、労働界からは、労働法が試験科目...全文を見る
○上田(勇)委員 今の点については、いろいろと関係者の方から懸念が表明されていることでもありますので、もしそういう懸念がないということであれば、ぜひその辺よくお話し合いをしていただいて、理解を得られるような形に努めていただきたいというふうに思います。  最後に、先ほど北村先生か...全文を見る
○上田(勇)委員 極めて例外的なことなんで、安心いたしました。  もう時間でございますので、これで終わります。どうもありがとうございました。
04月24日第142回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。きょうは、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案並びにそれに関連する事項につきまして、何点かお伺いしたいというふうに思っております。     〔委員長退席、橘委員長代理着席〕  きょうも委員会の始まる前の理事会でいろい...全文を見る
○上田(勇)委員 そうであれば、例えば、その附則の中に、今回改正されます第二条第五号の政令で定める地域の変更による経過措置についてという形で附則に規定する方が適当なのではないでしょうか。その辺の考え方はいかがでしょうか。
○上田(勇)委員 この問題はちょっと次に聞かせていただきます。  次に、今回の改正によりまして、今想定されておるのが当面は台湾ということでございまして、台湾からの入国者、あるいはそれを受け入れます我が国の行政の分野において、いろいろな改善効果が上がるんだどいうことでありますけれ...全文を見る
○上田(勇)委員 国内にはいわゆる台湾籍の中国人の方もたくさん定住されているわけでありまして、そういった意味で、そういう方々の今までいろいろ感じられてきた不便が解消されるという意味で、私は今回非常に大きな改善であるというふうに思います。  そこで、今回の法改正で、先ほどから言わ...全文を見る
○上田(勇)委員 今御答弁いただいたことについて、中華人民共和国の方はどういうようなお考えなんでしょうか。
○上田(勇)委員 ちょっと何か持って回ったような言い方だったのですけれども、つまり、中国側としても特に問題とは考えていないということで理解してよろしいのでしょうか。
○上田(勇)委員 それで、この出入国管理法は、昨年も通常国会で一部改正法が提出されまして成立したわけでありますが、そのときに、密航対策、特に集団密航の対策の強化のために法律を改正しております。やはり昨年のちょうど今ごろでありましたけれども、ゴールデンウイークからそれ以降にかけて集...全文を見る
○上田(勇)委員 警察庁の方にもきょう来ていただいておるのですけれども、補足していただくようなことが、特に実態の方でありますでしょうか。
○上田(勇)委員 もちろん、これは法律で取り締まれば全部なくなるというようなことではないと思いますし、今関係各省ともそれぞれ連携をとっていただきながら鋭意対応していただいていることだというふうに思います。日本国内のいろいろな労働事情等もあり、取り締まればすぐに解決できるということ...全文を見る
○上田(勇)委員 警察庁の方、いかがでしょうか。
○上田(勇)委員 特にこの問題、厚生省さんのデータなども見せていただきまして、私は本当に非常に深刻に考えるのは、中学生、高校生の中でこういう薬物がかなり広く行き渡っている、急速に広まっているということが明らかになってきているわけであります。  そういう意味で、ぜひとも国内に持ち...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど集団密航のお話についてもちょっと伺ったのですが、あわせて考えてみますと、いろいろ密航の方の取り締まりには御努力されているということはよくわかりますけれども、一方で、現実にはどんどん違法な形で国内に外国から入ってこられて滞在している中で、本当に困っている難民...全文を見る
○上田(勇)委員 難民の認定の手続につきまして、先ほど北村委員の方から非常に細かく詳しい質疑がありましたので省略させていただきますが、一つだけ。  北村委員も話されましたけれども、難民の認定を仮に受けられた場合でも、その後日本の国内で安定して生活するというのは非常に困難な状況が...全文を見る
○上田(勇)委員 この難民の問題につきまして、どうも日本は国際社会から見ると非人道的というのでしょうか、余りにも冷た過ぎるのではないかという評価がやはりあるのではないかというふうに思います。これから国際社会の中で我が国としても積極的な役割を果たしていくという意味でも、この難民の問...全文を見る
○上田(勇)委員 この成年後見の話については、私は実は、介護施設を運営されている方から、日常的には別にそんなに判断能力が落ちているというようなことではなくても、いざそういう何か取引の契約とかになったときには、やはりどうしても記憶力が落ちていたり、若干判断があいまいになっている、や...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。きょうは、中央省庁再編法案の中身につきまして何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  初めに、先ほどからの質疑の中でも言及されてきましたけれども、この法案の四十五条にもあります地方支分部局の整理合理化の問題についてお...全文を見る
○上田(勇)委員 内容を検討しつつということであったのですが、各省の業務内容というのは十分検討した上で上を統合整理したわけですよね。なのに下の方は業務の内容がよくわからないというのは、ちょっと私はよくわからないのですけれども、その辺はいかがなんでしょうか。
○上田(勇)委員 同じくこの四十五条の第六号に、先ほどもちょっとお話があったのですけれども、いわゆる中央の省庁の権限を地方支分部局の方に、許認可、補助金等の交付、そうした権限について思い切って移譲していくということがこの第六号に書いてあるのですけれども、これはもちろん、それぞれの...全文を見る
○上田(勇)委員 今のお話で、いわゆる国としてどうしてもやらなければいけない最低限のものというのはどういうことかといえば、これはやはり、全国的な視野での調整が必要なものであるとか、非常に広域的なものであるだとか、そういうようなことだと思うのです。そうすると、その地方支分部局の長と...全文を見る
○上田(勇)委員 今長官からも、かなり地方支分部局というのは簡素化、スリム化されていくんだというお話がありました。  また、この同じ法案の四十六条では公共事業の見直しについて触れられているのですが、この中の第一号でも、これは先ほどの話にも出ましたけれども、公共事業について、国で...全文を見る
○上田(勇)委員 さらに、この同じ四十六条の第二号には、補助金の問題についてこういうふうに書かれています。「できる限り、個別の補助金等に代えて、適切な目的を付した統合的な補助金等を交付し、地方公共団体に裁量的に施行させること。」ということであります。  これは、今の公共投資のさ...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、この統合的な補助金という基本的な方向については賛成なのですけれども、今のお話だと、新しい省庁で多少枠組みが変わってきますけれども、結局は今のそれぞれの事業区分ごとに目的限定的に補助金がおりていくという形だというふうに理解しました。  むしろこれは、公共事...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほどの御答弁では、それぞれ事業区分ごとに、例えば国土交通省が行う治水事業であれば治水事業で幾ら、運輸省が行う港湾事業であれば港湾事業で幾らという形で、地区ごとの張りつけまではしないけれども、目的については限定的に、それぞれの省、あるいは新しい国土交通省になれば...全文を見る
○上田(勇)委員 今後の課題ということでありますけれども、私は、それぞれの地方公共団体が、それぞれの将来計画に基づいてどういうところに重点的に投資していくのかということにできる限り自由な裁量がある方が効率的な執行になるのではないかというふうに思います。  その意味では、できる限...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、この公共事業関係というのは、国土の面的な開発ということでありますので、やはりそれぞれ独立した省庁で計画を立てて実施していく。やはりそれは、その目的がもともとそれぞれ違うわけでありまして、必ずしも整合性はとりにくいというのは、これはもういたし方のないこと...全文を見る
○上田(勇)委員 今まで非常に難しかったことがにわかにそう省庁間の調整がうまくいくものとはなかなか考えにくいのですけれども、まあ今は基本法の段階であるので、これ以上御質問してもなかなかお答えがいただけないことかというふうに思いますけれども、ちょっと次の項目に移らせていただきたいと...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん公益法人は民法法人でありますので、そういう意味では定義の上からは民間ということなんでしょうけれども、この公益法人の中には純粋に民間の中から出てきた法人もあれば、法人の設立時から官庁がかなり深く関与して、実質的には行政機関の延長みたいな性格を持っておるもの...全文を見る
○上田(勇)委員 この点についてはもうちょっと伺いたいと思ったのですが、時間でありますので、質疑を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
05月08日第142回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。きょうは保護司法の一部を改正する法律案につきまして何点か御質問させていただきます。  保護司の皆さんの活動につきましては、いろいろと法務省の方からも詳しく御説明をいただきまして、本当に皆さん、全国五万人近い保護司の皆さんが、それぞ...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御答弁、ちょっと確認をしたいのです。おっしゃりたいことは、一つは、最近は余りなり手がないのだけれども、何とか頼み込んで無理やりやってもらっている、あるいは、いわゆる従来の資格要件みたいな基準からすれば少し首をかしげたくなる人にも頼んでいるというようなことをお...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、大変貴重なとうとい仕事を職務として保護司の方はされているのですけれども、今おっしゃったように、やはりこれはボランティア、無報酬でありますから、そういう意味ではなかなかなり手がないというのはよくわかるのです。  今、これからの方策、対策についてもいろい...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、今回の改正点でもあります、保護司組織の法定化の問題についてお伺いしたいのです。  現状では、保護司会及び同連合会というのは任意団体であるということであります。いろいろ御説明を伺う中で、保護司が職務をきっちり遂行していくに当たっては、やはりこの保護司組織に...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一点、改正点で地方公共団体の協力規定の新設がございますけれども、提案理由説明にもありましたように、保護司及び保護司組織はこれまでも地方公共団体からさまざまな支援を受けているということであります。現状でもそうした物的、人的支援を受けているのであれば、あえて協力...全文を見る
○上田(勇)委員 改正点の趣旨についてはおおむね理解いたしました。  次に、これはちょっと冒頭も申し上げましたとても残念な事件の一つでありますが、先日の新聞報道によると、全国保護司連盟が同連盟の会長を務めます国会議員の政治資金パーティー券の購入を地区保護司会の幹部に依頼しており...全文を見る
○上田(勇)委員 今局長から、事件の経緯も含めまして御丁寧に御説明をいただいたのですが、この一連の経緯並びに法務省の見解として、ひとつ大臣の方からも御所見を伺いたいというふうに思います。
○上田(勇)委員 局長の方からも、今の保護司組織というのは原則、任意団体なので、法律的に言えば、責任を問うというような問題ではないというような話もありました。しかし、今大臣の方から、やはり、この政治的中立性というのはこれまでも堅持されてきたし、とりわけこれから、この法改正も伴いま...全文を見る
○上田(勇)委員 保護司会等に関する必要な事項は法務省令で定めるというふうにあるのですが、具体的な内容はこれからなのでしょうけれども、そこにこうした趣旨がはっきりわかるように盛り込むというようなお考えはないのでしょうか。
○上田(勇)委員 これまでは、保護司組織というのは任意団体であったので、それにかかわるいろいろな規則であるとか、省令その他規則というのはなかったのは当然のことであるというふうに思うのですけれども、今回それが設けられるわけでありますので、今大臣からもなお一層ということでありましたの...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間がなくなったので終わりますけれども、私が申し上げたいことは、別に議員の人が保護司になるのが不適格だというようなことではなくて、政治的中立性ということを強調されるのであれば、それが確保できるような体制をちゃんとつくっていただきたい。  保護司の接する方々...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょうは一般質疑で、死刑の問題について御質問、議論される委員の方が多いかというふうに思いますけれども、私の方からは、後ほど若干その死刑の問題についてもお伺いをいたしますけれども、同時に、もう少し幅を広く、いわゆる人権擁護行政の...全文を見る
○上田(勇)委員 今行革会議の中での議論の一端を御紹介いただいだのですけれども、法務省をどうしていくかという、中央省庁の改革基本法案は各役所の今後の構成を、行革会議の最終でも、この国の形をどうするかというような非常に根本的、また基本的な課題で、中央省庁の形をどういうふうにしていく...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、この人権問題のちょっと具体的な話を何点か伺いたいというふうに思います。  今大臣の方から、報道と人権の問題ということも答弁の中でございました。これまでも、私もそうでありますし、ほかに多くの委員がこの法務委員会あるいは他の委員会でも、報道による人権侵害の問...全文を見る
○上田(勇)委員 今かなり前向きな御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。  実は、報道による人権侵害の問題というのは、やはり現代社会に入って非常に顕在化してきた特有の問題じゃないかというふうに思います。私ども平和・改革の方でも、会派の中に報道と人権問題に関するプロ...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、冒頭、法務省が今後人権擁護施策の充実強化を図っていくという大臣からの御答弁があったのですが、我が国の人権擁護の実態については、海外、国際的にはさまざまな評価がありますが、中には、やはり必ずしも余り高く評価されていないというような面も伺います。  そこで、...全文を見る
○上田(勇)委員 今答弁にありましたとおり、この報告書にも法制審議会が決定をして大臣に答申をしたという事実が書いてあるのみでありまして、それをどうするということは実は書いてないというのは今のお話のとおりなのです。  ただ、一般的な印象といたしましては、例えばこの二十三条のところ...全文を見る
○上田(勇)委員 確かに今の提起されております民法改正、法制審の方から答申がありました民法改正論については、いろいろな議論があるのは私も承知しております。積極的に推進したいという強い意見もあれば、いろいろな条件がまだ十分整っていないのではないかという意見があるのも確かであるという...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、この第六条をこのまま読みますと、別にこれが死刑の廃止を求めているというふうには必ずしも読めないというのは、これは普通に読んでも読めませんし、今の解釈が正しいのではないかというふうに私は思うのです。ただ、その後のそういった国連総会での決議だとか人権委員会...全文を見る
○上田(勇)委員 では、時間ですので終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  今日の最重要課題の一つでもあります行政改革を実行するために、これまで官が情報を独占し国民に知らせようとしなかった、そういった行政の体質を改めることが不可欠であり、常に行政を国民の目に見えるようにし、国民が行政を監視し、行政に参...全文を見る
○上田(勇)委員 今のいただきました御答弁で、やはりぜひともこの法律を定めて、情報公開を進めていかなければいけないという意味合いがよくわかりました。  それで、これまで過去の経緯を調べてみますと、実は情報公開に関する法案というのはかなり以前から議論になっておりまして、昭和五十六...全文を見る
○上田(勇)委員 今二つのことを提案者の方にお伺いしまして、その答弁の中で、最近になっても、つい最近まで行政の方が後ろ向きであったということをかなり具体的に御指摘があったのですが、もしこの点について政府の方からコメントがあれば、お願いいたします。
○上田(勇)委員 これまでの経緯について先ほど提案者から伺いましたが、政府の方としても今回その法案提出に、ここまで持ってきたということについては大いに前進があったという、そういう面では評価したいというふうに思います。  次に、これから法案の中身について何点か御質問をさせていただ...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひ、今後設立されます独立行政法人は現在行政の中にあるもので、現在であれば対象になる、それが独立行政法人になることによって対象から外れるということがないようにしていただきたいということを要望させていただきたいと思います。  次に、不開示、開示されない条項の中の...全文を見る
○上田(勇)委員 今、倉田先生からも答弁がありましたように、どうも我が国においては、外交情報だ、外交文書だという理由によって情報が余りにも隠されるケースが多いのではないかということを、私は常々懸念しております。その意味で、これは議員立法の案とそれから政府案で、期限だけ、表面上は期...全文を見る
○上田(勇)委員 何か今の答弁は、外国が見せたら、ではもうそれは秘密じゃないから見せてあげましょうかというふうに聞こえたのですけれども。  しばしば国会でも、例えば外交の公電、どういうことが書かれてあったのかというような質問が出たときに、いや、これは外交文書なので報告することは...全文を見る
○上田(勇)委員 それでは次に、この政府案の方の法案の第五条の六号では、契約の事務に関する情報は不開示となっております。  契約ということであれば、しかも政府案の方では特殊法人も除外されておりますので、となると、例えば最近大きな話題になった問題に、一つは日本道路公団の外債発行の...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっとよくわからなかったのですけれども。  ただいま私が二つ事例を申し上げました。それについて、その時点で非常に国民は強い関心を持っている問題でもございますし、国会でも取り上げられた問題でありまして、その辺、こうした二つの事例の中において、不正があったのか不...全文を見る
○上田(勇)委員 私は仮定の話をしているわけではなくて、今まであった事例について、今度の法律ができればこれに関する情報は開示されるのですかというのを伺っているのですけれども、もちろん、どの部分とかこの部分とか細かい話はあるのかもしれませんが、それは対象としては含まれるのかどうか、...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと時間の限りもあるのであれなんですが、今の答弁を通じてもう一つ問題になってくると思うのですけれども、政府案の中で、第四条第二項で、形式上の不備があったら開示しなくていいというか、すぐに判断しなくていいというふうな条項があります。  これは、形式がきちっと...全文を見る
○上田(勇)委員 もうそろそろ時間でありますので、まだまだいろいろとお聞きしたいことがあるのですが、要は、やはり情報公開制度というのは、国民が、行政が持っている情報に適切にしかも容易にアクセスできるシステムをつくっていく点にあるというふうに思います。  その意味で、いろいろと先...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  法案の中身については後ほど漆原委員の方から質問をさせていただきますので、私の方からは、この法案を含みます債権流動化のスキームと、それからそれに絡みます。辺的な事項につきまして、何点か質問させていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○上田(勇)委員 この法案で第三者対抗要件の手続を簡素化するということで、SPCを使った債権の流動化が簡単に、容易になるのではないかということだったというふうに思いますけれども、この法案を含みます、先ほど述べましたSPC法案も含めまして、今いろいろな、これまでの政府の文書において...全文を見る
○上田(勇)委員 不良債権の問題というのは、もう長い間にわたりまして我が国の金融システムの重要な問題として続いてきて、それの処理がなかなか進まないというのが今日まで残念ながら続いてきているわけであります。あらゆる手だてを考えていくというのは、むしろ遅きに失した面もあるかと思います...全文を見る
○上田(勇)委員 よく不良債権の問題が議論されるときにこれまでも問題になってきたのが、暴力団等の関与があって、なかなか不良債権の回収が進まないということは、これはもう数年前になりますけれども、国会で住専の問題が議論されたときから提起されてきた問題であります。もちろへこのスキームで...全文を見る
○上田(勇)委員 こうした暴力団の不良債権問題への関与というのは、今、もちろん国内でも非常に問題視されてきたわけでありますけれども、同時に海外でも非常に有名な話に、広く知れ渡っているような話になっているのが現状だというふうに思います。  ことしに入ってから、アメリカやイギリスの...全文を見る
○上田(勇)委員 最後にちょっと、通告はしていないのですが、大臣の御所見を伺いたいと思うのです。  今、この記事の内容などについて、私の友人でアメリカの投資銀行に勤めている者にちょっと聞いたところ、やはり彼も、不動産債権を買い取ったアメリカの企業が放火されただとか脅迫を受けたと...全文を見る
○上田(勇)委員 ひとつその点よろしくお願いしまして、質問を終わらせていただきます。
05月19日第142回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  今回議題となっております三つの法案が、御承知のとおり、日弁連初め多数の市民団体が、法制定の必要性や法案の内容についてもいろいろな疑義が示されております。これらの法案は刑事法制の根幹にかかわる内容も含まれておりますし、とりわけ通...全文を見る
○上田(勇)委員 冒頭、日弁連や多くの団体がいろいろな疑義を言っているというふうな話をしたのですが一それは、まさに今私が申し上げたように組織的な犯罪というのは何ぞやというところがもう一つわからない。ひょっとしたら、ここまで適用されるのではないか、あるいは解釈、適用が非常に拡大され...全文を見る
○上田(勇)委員 今、答弁で、団体は限定的、組織は、あるいはその団体によるものなのか、または、それには必ずしも帰着しない場合もあり得るというような話であったと思うのですけれども、今団体についても、その定義が余りにも広いのではないかという疑問もあります。  今の答弁では、限定的に...全文を見る
○上田(勇)委員 今、日弁連初め各種団体が、この通信傍受の問題に最も関心また懸念を表明しているのですが、それは、私がただいま申し上げたように、この通信傍受が、組織的な犯罪対策と言われながらも、法律の体系として、組織性という意味では数人の共謀という限定があるだけだし、今は一括して審...全文を見る
○上田(勇)委員 今新たな捜査手法の導入というふうな話もあったのですが、またマネーロンダリングについての話もあったのですが、これは、麻薬特例法では、条件つきながらもう既に認められておりますし、マネーロンダリングの対策なんというのは含まれています。ほぼこの法案と同様の規定であるとい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間が参りましたので終わりますけれども、これは、かなり疑うに足るというふうな相当な理由があった上での二〇%ということでありますので、私は、必ずしも本当にその疑うに足る理由というのが、我が国でもし適用する場合にはやはりしっかり考えなければいけないというふうに思...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。きょうは、一般質疑で大きく二点お聞きしたいというふうに思っております。  まず最初に、六月末の上場企業の株主総会の集中日が近づいてきておりますが、特定の日に大多数の株主総会が集中するというこの我が国の特異な現象につきましては、こ...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと今のことに関して法務省にお伺いしたいのですけれども、一連の総会屋にかかわる事件が明るみに出まして、ことしも株主総会が同じ日に集中する一つの大きな理由が、企業が総会屋対策を講じなければいけないということだというふうに一般によく言われるのですけれども、ことし...全文を見る
○上田(勇)委員 昨年は商法の改正も行われまして、総会屋に対する対策の法制度の面での対応がされました。また、検察それから警察の大変な御努力によりまして、総会屋の事件が次々と摘発、明るみに出されました。そういう実績を踏まえまして、これは法務省だけで対応できることではありませんが、こ...全文を見る
○上田(勇)委員 この記事には抗議を受けましたフライデーの編集長のコメントも出ておるのですけれども、それを読む限りにおいては、特にこの件について、抗議を受けたことに反省をしているというようなことではなくて、むしろ、「今後も法廷内の写真取材の必要性を訴え続ける。」というコメントが出...全文を見る
○上田(勇)委員 このように法廷内での写真撮影を事実上禁止しているというのは、これは我が国だけなんでしょうか。それとも、アメリカやヨーロッパ諸国ではどのように取り扱っているのか、その辺を伺いたいと思います。
○上田(勇)委員 ということは、我が国での対応というのは欧米先進国と大体同じ、あるいは比較的マスコミに対しては開かれた対応をしているというお話だったというふうに思います。  それで、先ほど引用いたしました記事によりますと、この写真週刊誌は九六年四月の初公判の際にも同じような行為...全文を見る
○上田(勇)委員 ずっとお話を伺いまして、裁判所内での撮影というのは、私はやはり被告人にもプライバシーの権利がありますし、また、裁判所内で被告人の様子を撮影することが、私は何も社会的にその報道が必要なことだというふうにはとても感じられないわけであります。写真週刊誌の方も、一回目の...全文を見る
○上田(勇)委員 時間ですので、これで終わります。ありがとうございました。
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  きょうは何点か質問をさせていただきますが、初めに、私の方からは、ダイオキシンの問題について質問をさせていただきます。  今度の補正予算ではダイオキシン対策費が約一千億円計上されております。私たち平和・改革も、これまで全国各...全文を見る
○上田(勇)委員 今回の補正予算でダイオキシン対策が追加になっているということ自体は、私、大変結構なことだというふうに思いますし、むしろ、もっと積極的な対策が必要なくらいだというふうに理解しているわけであります。  ただ、ちょっと私が疑問に思う点というのは、これは十年度の当初予...全文を見る
○上田(勇)委員 厚生大臣からも、当初予算で計上できればそれは望ましかったということなんですが、もちろん、私は、これは国民の健康、安全にかかわる非常に重要なことであるので、決して優先度の低い事柄ではないというふうに考えているわけであります。  多分、望ましかったけれどもできなか...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、冒頭総理の御答弁の中でも、五月末にWHOの専門家会合で、耐容一日摂取量、TDIというのですか、健康を守るのに一日当たり人間が摂取する限度の量ということでありますけれども、現行の体重一キログラム当たり十ピコグラムから、一から四ピコグラムに大幅に引き下げるとい...全文を見る
○上田(勇)委員 明確な方針は今両大臣からはお示しいただけませんでしたけれども、私承知しているところでは、日本の疫学上の研究というのですか、医学的な研究というのは、アメリカ、ドイツ等に比べて、スタートが遅かったこともあって、余り蓄積がなく、ある意味ではおくれているというのが一般的...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、行政の対応がいわゆる基準のつくり方だとかが欧米と比べておくれているというわけじゃなくて、一般的に言われているのは、そういう医学的だとか疫学的な研究、そういったものが、蓄積が欧米に比べると少ないというふうに聞いておりましたのでそういうことを申し上げたわけであ...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、サンマを焼いても焼き鳥焼いてもダイオキシンが出るんだ、それは当然なのでしょうけれども、これは環境庁か厚生省かちょっとわかりませんけれども、いただいた資料では、もう既にその辺、発生源についてはかなりはっきり特定してきておりまして、一般廃棄物や産業廃棄物の燃焼...全文を見る
○上田(勇)委員 私、厚生省からいただいた資料に基づいて御質問をしているのに、サンマから出るだとか焼き鳥屋から出るとかと言うのは、この問題に対する厚生省の体制、ちょっと余りにも不見識ですよ、本当に。厚生省からも、八割から九割は一般廃棄物や産業廃棄物から出るというふうに言われている...全文を見る
○上田(勇)委員 どうも、厚生大臣、環境庁長官、御答弁いただいたのに、私はこの件についての研究が我が国はおくれているのではないですかと言ったときに、決しておくれていませんということであったのですが、今のでは何もわかっていないではないですか。何もわかっていないとおっしゃっている。 ...全文を見る
○上田(勇)委員 いろいろな経緯、若干意見の一致しない部分も多くて、やはり最初の再建計画にかなり無理があったもので、十年間でみどり銀行の業務純益で一千八百億円の不良債権を償却するといったのは、どうもこれは評価それから情報公開についても問題があって、もともとスキームに問題があったと...全文を見る
○上田(勇)委員 一般の出資と違うというのは、これは大蔵省、日銀が主導になって、奉加帳方式で要請して、それぞれ割り当てて出させたからということではないのですか。それぞれの金融機関なり地元の企業の人たちも、これは当然、それぞれの企業においてそれぞれの企業の株主に対する責任を持ってい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間ですけれども、どうも今の御説明は全く納得できませんし、公的資金を投入することは、このスキームでは私は認めることはできない、このことを申し上げて、質問を終わらせていただきたいと思います。
08月31日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第5号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  早速ですけれども始めさせていただきますが、もう既に長銀の方には三月に公的資金、国民の血税が投入されているわけでありますし、近々さらに公的資金の申請をするというふうに先ほど伺ったわけであります。やはりこれは、国民の税金を使う以...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと今ので確認をしたいのですが、ということは、今回債権放棄します七千五百億円というのは、三月の段階では、多少のリスクはあるけれども十分回収は可能であるというふうにお考えになっていたと考えてよろしいのでしょうか。
○上田(勇)委員 それは三月の時点で、半年前ですね。それでほとんどが回収可能であるというふうに見込んでいたのが今回債権放棄するということは、これはもう、当然それは公的資金の導入を前提とした債権放棄でありますので、ほとんど回収できないという御判断をされたのだというふうに思うのですけ...全文を見る
○上田(勇)委員 どうも何か今の説明、よくわからないのですけれども、三月の時点では、不良債権は抱えているというものの経営自体は健全だと思った、ところが、その後何らかの理由で経営が悪化したということなのか、何かちょっとよくその辺がわからないのですけれども、どうも、合併を前提に公的資...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、いろいろな条件は常に変化するというのはよくわかりますけれども、何か今の御説明を伺っていますと、三月の、年度末の決算のときには、これは無理やり粉飾をしてという言葉が適当かどうかわかりませんが、かなりの厚化粧をさせて何とかクリアさせた。ところが、それが市場...全文を見る
○上田(勇)委員 金融監督庁の検査で債務超過になっているかなっていないとかというのは、その検査の報告が我々には公表されておりませんので類推するしかないのですが、どうも、今の御発言で言えば、関係者の方にはほぼもう公表できるぐらいの精度で大体固まっているものが示されているというふうに...全文を見る
○上田(勇)委員 そのものを公表するかどうかは考えさせてほしいということでありましたので、もちろん、いわゆる詳細な部分というのは、それぞれ個々の企業の事情あるいはそれぞれの企業秘密といったこともあるので、そこまでは無理だというのはよくわかりますけれども、ということは、今のお話で言...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと次の話に移らせていただきますが、今長銀と住友信託との合併協議を進めておられるというふうに承知しておりますけれども、伺っているところでは、住友信託は正常債権だけを引き受けるという方針であると。また、他の報道によりますと、その合併の前提として、公的資金による...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、先ほどのお話では、今回償却されます七千五百億というのは三月の自己査定では第二分類に分類していたものだというふうに伺いましたけれども、ところが、第三分類にも分類している、いわゆるもっと悪い債権、これも償却しなければいけないわけですね。それが四千四百億でしたか...全文を見る
○上田(勇)委員 どうも、いろいろと政府の方、また長銀さんの方からお示しになる資料というのが、今いろいろなお話があるように、非常にわかりにくいことですし、三月から現時点の間にはもう状況が一変してしまっているんだというのは、先ほど頭取がお認めになったとおりなので、国として、公的資金...全文を見る
○上田(勇)委員 努力はしているということでありますけれども、結果的にほとんど機能していなかったというのが実態なんじゃないかと思います。これは果たして長銀さんだけに限ることなのか、それとも今の我が国の株式会社の制度そのもの、金融業界の問題なのかわかりませんけれども、少なくとも、今...全文を見る
09月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第7号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  まず最初にお伺いしたいのですが、今日のこうした金融システムの危機を招いた最大の原因は、やはりこれまでの金融行政のあり方が余りにも一貫性がなくて無責任な対応が多かった、そのことに対して市場も国民も完全に信頼を失ったために今日の...全文を見る
○上田(勇)委員 責任があるというお話でありますけれども、今の大臣のお話でも、いや、こういうふうに言ったかもしれないけれども、実は専門的に言うと、また詳しく言うと真意はこうなんだ、こうだったんだと今から言われても、それは、現に当時、責任ある立場にあられた総理にしろ大蔵大臣にしろ、...全文を見る
○上田(勇)委員 宮沢大臣、最初に、護送船団方式の行政に反省があるとおっしゃっていたんですが、今のお話では、今度は逆に、大蔵省が幾ら言っても金融機関が聞かなかったんだというようなお話なんです。これは、大蔵省があるいは金融当局がそういう指導をしていた、それに対して金融機関の経営陣が...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、実は今度質問をするに当たりまして、どういう措置をとられてきたか、いろいろな書物を見てみますと、確かに、自己資本率が低下していますよ、確保しなさいという通達が、かなり以前からそういうような指導というのが行われていたり、経営の健全化についてもたびたびいろいろな...全文を見る
○上田(勇)委員 我が国の行政というのは、これまでも政策立案の中で非常に強い力を持って、強い権限を持った行政機関でありますけれども、やはりその最大の欠点というのは、行政として責任をとらない、誤った政策、行政の責任において政策を施行したとしても、結局は責任をとらないということが本当...全文を見る
○上田(勇)委員 今回政府の方で発表されました一連のトータルプランの中で、あえて今度の国会の冒頭に総理がこういうことをおっしゃっているわけでありますけれども、何かその具体的な対策というのはとられているんでしょうか。
○上田(勇)委員 最初、法務大臣のお話の中で、やはりこうした事件というのは、実際に金融機関に、破綻したとき、あるいはその経営が悪化したときに入っていく整理回収銀行、預金保険機構などの告発がなければ、それは当然検察としては動けないということでありましたし、これまでも多分そういった各...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひ、リップサービスだけに終わらないように、しっかりとした厳正な対応をお願いしたいというふうに思います。  それで、今刑事の話があったのですが、民事についてちょっとお伺いしたいと思うのです。  この間、民事の責任追及も、これはいろいろなデータがあるようですが...全文を見る
○上田(勇)委員 今いろいろとお話があったんですけれども、住管機構の告発が大半、非常に多いということ、これは実際には、いわゆる経営者というよりも、実際の回収業務に当たる妨害行為等に対する責任の追及なのでこの件数がふえているんだというふうに思いますけれども、私はやはり、今実際にこう...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題につきましては、私は、これまでの実績、そして金融機関が置かれている状況、また公的資金が投入される、税金が投入されるという現状の中で、必ずしも本当に社会的に国民が納得するような現状ではないというふうに認識しております。ぜひ、そういう意味で、今各機関からお話...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど、北村委員の質問の中でも、裁判所の民事調停制度は使えないのかという御質問がありました。  今裁判所の機能がいろいろ、実際に使われている方の中からは問題点を言う話もありますし、先ほど大臣の方からもいろいろな御指摘がありました。であれば、今度つくる委員会とい...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほどの北村委員の質問の中にもありましたけれども、権利関係の調整というのは、本来的にいえば、これは司法の役割なんだというふうに思います。  やはり三権分立ということを考えたときに、今ある裁判制度の中で――どうせ行政にも今度新しい組織をつくるわけですね。事務局が...全文を見る
○上田(勇)委員 私は別に大臣が司法軽視であるというふうに言っているつもりはないのですけれども、要は、日本の制度というのは三権が分立しているわけでありまして、それは、立法は立法、国会の役割がある、行政は行政の役割がある、司法は司法の役割があるわけであります。  それで、今までの...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御説明で、そのニーズというのはいろいろある、幅広いと。しかし、それは私は、今すぐに必要なニーズと、今後中長期的に必要なニーズといったものが両方あるというふうに思います。  一方で、やはり暴力団と債権回収の問題というのは、もうこれはむしろ国内よりも国外でいろ...全文を見る
09月16日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第16号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょうは、まず最初に、本委員会に提出されております不動産に関連する権利等の調整に関する臨時措置法案につきまして、何点かお伺いをしたいというふうに思います。これまでの委員会の審議の中でも、柳沢大臣の方から法案の目的、効果等につい...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。  それで、一つだけ確認をさせていただきたいのですが、裁判所からいただいた資料でも、この民事調停の件数というのは貸金業関係、信販関係といったものの割合が高いのですが、これまで例えば大規模な法人の債務にかかわる調停だとかそういった実績とい...全文を見る
○上田(勇)委員 これまで柳沢大臣の方から、本法案とそれから民事調停制度の違いについて、おおむね次のような点をお話しになったと思うのです。まず一つ、これはちょっと大臣のお言葉をおかりすれば、民事調停制度というのは家計的な金融、消費者金融ともおっしゃっていますけれども、を対象として...全文を見る
○上田(勇)委員 現実に民事調停制度は、いわゆる貸金業あるいは信販関係の占める割合が七割という御説明が先ほどあったんですが、ただ、同時に、裁判所の方からは、これは制度的な制約ではなくて、そういう申し立てがないからそうなんだということなんだと思うんですね。私は、むしろそれは企業の側...全文を見る
○上田(勇)委員 現行の法人税の取り扱いと基本的には適用の方法は変わらないのだという御答弁だったと思います。事実、今の大臣に御答弁いただいたようなことというのは、私も何人かの方からいろいろお話を聞くと、実際に税務署に出してみないとどうなるかわからないことというのはあるのだというの...全文を見る
○上田(勇)委員 現実がどうなっているかということは、確かに今大臣のお話のとおりなのかと思いますが、ただ、税務の分野も行政の一部でありまして、当然政府の行故意思というのが正確に伝わらないということでは問題があるのじゃないか と思うのですね。  今、あたかも何かそういうような言...全文を見る
10月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第18号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  これまで与野党の協議に携わってこられた皆様方の連日にわたります精力的な話し合い、また御努力に対しまして、心から敬意を表するものでございます。  きょうは、まとまりました内容等につきまして若干の質問をさせていただきますが、初め...全文を見る
○上田(勇)委員 今いろいろお話をいただいたのですが、これまでの政府のとってきた財政政策、マクロ経済政策についてどのようにお考えになっているかというところは直接お話をいただけなかったのですけれども、昨日の新聞報道では、政府が今年度の経済成長率をマイナス一・八%に修正するという報道...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題については、これまでいろいろな場面で、政府の当初の経済見通しについて、余りにも甘過ぎるのじゃないか、対策も不十分ではないかというのが野党側からいろいろと指摘をさせていただいた点でありますし、この現状から一刻も早く回復するために、ぜひ経済対策についてもここ...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御説明では、いわゆる中小零細企業を主な融資先としている中小金融機関、これに対しては、やはりマネーセンターバンクと同じ取り扱いをすると中小零細企業に対する貸し渋り現象が非常に深刻になって、その意味での信用金庫、信用組合などに対する特例が必要であるという御説明だ...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと何が適切というのかがもう一つはっきりしませんけれども、これは、これからの運用について、与党、野党の中で、さらにそういう意味で不明確な点があればぜひ詰めていかなければいけない点であるというふうに考える次第でございます。  それで、時間がもうございませんの...全文を見る
○上田(勇)委員 時間なので、これで終わります。
10月07日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号
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○衆議院議員(上田勇君) お答えいたします。  今先生御指摘のとおり、今回の法案におきましては貸金業者につきましては銀行系ノンバンクに限らせていただいているものでありまして、またそれも、ここでは法案の第二条第一項で貸金業者の有する貸付債権につきましては不動産担保つき事業者向けの...全文を見る
10月12日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第21号
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○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょう申し上げておりました質問の順番と若干入れかえさせていただきまして、最初に金融システム全般についての質問の方から始めさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、現在我が国の金融システムは、大手行、マネーセンタ...全文を見る
○上田(勇)委員 今大臣から、やはり銀行の数が現状では多少多過ぎるのではないか、ということは、再編が進むし、また進めていかなければいけないというような御趣旨だったというふうには理解しますけれども。  銀行の数が多過ぎるために、当然日本の銀行は、残念ながら海外の銀行と比べますと収...全文を見る
○上田(勇)委員 今までの御答弁で、それぞれの銀行が、いわゆる横並び意識だけではなくて、特色を生かして、場合によっては海外から撤退して国内業務に専念するというような御趣旨も含まれていたというふうに思うのです。  ということは、今回のこの法案によりまして、自己資本比率八%を下回る...全文を見る
○上田(勇)委員 海外業務の件についてさらにお伺いしたいのですが、先ほど大臣も、海外で実質的な業務を行わずに、むしろステータスシンボルとして海外での業務を行っている銀行もあるのではないかというような御指摘もありました。私もいろいろ伺うところによりますと、実際の仕事は、日本企業の海...全文を見る
○上田(勇)委員 今何点か質問させていただきましたけれども、私は、今回公的資金によって資本を注入して、本来、金融の再編、リストラが進むべきところを、とりあえず資本が注入されたことによってその動きがかえって鈍ってしまうというようなことがないように、その資金の注入に当たって、またその...全文を見る
○上田(勇)委員 今のは、経営改善計画というのは公表していただくというふうに理解してよろしいでしょうか。(保岡議員「はい」と呼ぶ)  次に、いわゆる資産の評価法が今回いろいろな議論のテーマにもなっておりますので、そちらについて何点か御質問をしたいと思います。これにつきましては、...全文を見る
○上田(勇)委員 従来一つの方法で決められていたのが、今、金融システムの安定と貸し渋り対策ということだったのだと思いますが、その理由でことし変えたのだと。しかし、これは行政の判断だけで変更した、ここに何か非常に不透明感が残った。これが金融行政についての非常に不透明な印象を与えて、...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、今の御意見には必ずしも同意しませんで、行政の都合で一方的に変えたということは、やはり不信感の一つの根っこになっているのではないかというふうに思います。  自民党さんの中にも、最近はいろいろな御提案が出ておりますし、いろいろなマスコミでの御発言等があるので...全文を見る
○上田(勇)委員 今の保岡先生の御答弁は、自民党さんの方で出されております「金融システム早期健全化対策の概要」の中でもそのように書かれておりまして、「原価法、低価法の選択制は維持するが金融システム不安の解消時にそのあり方を検討する。」というふうに文章では書いてあるのです。  そ...全文を見る
○上田(勇)委員 できるだけ早い方がいいということでありますが、先ほど保岡先生も、二〇〇〇年三月期までには企業会計審議会で時価会計の採用、これをもう既に打ち出しているわけであります。実際にどういうふうにするかというのは、いろいろな導入の方法はあるのかもしれませんが。そういうことで...全文を見る
○上田(勇)委員 これは国際会計基準においても、時価評価の方がその企業の財務内容、経営実態をやはり的確に評価しやすい、的確に評価できるがゆえにそういうふうに国際的に改めていこうということであると思います。  先ほどいつごろを想定しているのかという質問に対して、なかなかその時期を...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つ、先ほどこの問題について述べましたが、やはり行政の判断で会計基準が突然変わったということについて、私は非常に不透明感があったのじゃないかというふうに思うわけであります。  今保岡先生の方から、すぐに評価方法を変更するというのはなかなか難しいし、スケジュ...全文を見る
○上田(勇)委員 やはり今批判があるのは、行政の裁量の幅が余りにも大きい、あるいはその辺の決定が不透明だというようなことでありますので、その辺、より明確になるように、ひとつぜひ前向きな検討をお願いしたいというふうに思います。  先ほど来この評価基準の問題について、実は株式市場の...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひ今後の課題として一緒に御検討をお願いしたいというふうに思います。  次に、法案の中身についてさらにお伺いしたいのですが、この法案の中で、過少資本行、著しい過少資本行、そういった定義につきましては金融再生委員会規則に定めるということになっております。  先...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、なるべく今回の法案、いろいろと公的資金を金融機関に投入するという法案で、これは本当に多くの国民のちゃんとした理解を得られなければできないことであると思いますので、そのためにはやはり一つ一つの事柄をより明確にしていく、このことは非常に重要なことであるというふ...全文を見る
○上田(勇)委員 ということは、自己資本が八%未満の過少資本行くの資本注入を行った場合でも、そういう例外的な場合を除いて、いわゆる限定的な場合を除いては、原則自己資本比率が八%、これを上限とするというお考えだというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○上田(勇)委員 今、私がお伺いしたのは、八%を超える銀行というのはこういう条件でなければ資本注入できない。ということは、それより下回っている銀行でも、やはり八%を超えたら、その条件を満たしていない限りにおいては、さらに資本注入ができないというふうに理解するのが普通なんではないか...全文を見る
○上田(勇)委員 法案の中身につきましてまだ何点かお伺いしたい点もあるのですけれども、ちょっと時間の限りもありまして……。  実は、きょうひとつ大蔵大臣にお伺いしたいのですが、これは文芸春秋の十一月号の記事でございますが、覆面官僚Xなる方がこの金融法案のことにつきまして文章を書...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、きょう、大蔵省の方にはこのコピーもお渡しをいたしまして質疑通告をしておりました。もちろん、それだから読んでいなければいけないということではございませんけれども。  これは、申し上げますと、今までの大蔵省の金融行政につきまして、例えば、金融再生関連法案の混...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間も参りましたのでこれで終わりますけれども、先ほど提案者の方からも、今修正の協議が同時に進められているというふうに伺っております。我々野党の方もいろいろと意見を申し上げさせていただいている次第でございます。  本当にこの早期健全化スキームというのは、いっ...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  最初に、年金問題について若干の御質問をさせていただきたいというふうに思います。  今のこの不況からなかなか脱出できない、長期化しているその原因として、その一つに、国民が、年金、医療、福祉、そういった社会保障制度につい...全文を見る
○上田(勇)委員 私も中長期的に経済の再生を図っていくために重要だというふうに申し上げたんですが、同時に、そうした見通しがないと、国民に安心感、信頼感がなければ、これまで減税でかなりの経済対策を打ってきても結局貯蓄に回って、なかなか消費の回復に役立ってこなかったという現実があるわ...全文を見る
○上田(勇)委員 今大臣からいろいろ御説明をいただきましたけれども、この空洞化に対処するための一つの方法として今いろいろなところで話が出ているのが、基礎年金部分については、社会全体で高齢者を公平に支えていくという観点から今の保険方式から税方式に変えるべきじゃないかというような意見...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、この点についてはもう与党内で、一説によると、二〇〇四年までには二分の一に引き上げるということを決めたというような報道にも接しましたし、また、何か連立の協議の中ではもう既に行うというようなことで合意されたというふうに聞いたので、将来的にというのはちょっと今意...全文を見る
○上田(勇)委員 公的年金に対する信頼感が失われているのはまさにそこじゃないかと思うんですね。  将来、先のことを、これは年金というのは一生の生活の設計でありまして、その場その場で変わっていくと、到底一人の人間の人生設計、生活設計というのはできないわけであります。しかも、これは...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひお願いしたいと思いますが、私、文部省としてこの第三次補正予算において五百億円規模の奨学金事業の拡充を要求していたというふうに承知しておるのですが、残念ながら今回は計上されていないということであります。ということであれば、査定されたということなんでしょうけれど...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひ十一年度予算で実現できるように御要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。