上田勇

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上田勇の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは大変貴重なお話をいただきまして、まことにありがとうございます。幾つか御質問させていただきたいんですが、まず最初に、先生のお話の中で、グローバリズムとリージョナリズムというのが二つ出てきたんですけれども、その関係性をどうい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つ、ヨーロッパのお話で、きょうはEUのいろいろなお話を伺ったんですけれども、ヨーロッパには従来から、ヨーロッパ評議会というんですか、あと軍事面ではNATOというのもありますけれども、そういうようなさまざまなリージョナルな機関とか組織があるんですが、こうした...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど先生の方から、ヨーロッパの諸国もグローバル化の波を受けて、それに対して対応するというような形で最近の動きが出ているというようなお話であったのですが、今度、当然我が国も、日本の場合もグローバル化の波をかぶっているんだというふうに思うんですけれども、その辺、先...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、既にちょっとお話が出た部分もあるんですけれども、この東アジアのリージョナリズム、先生はソフトなリージョナリズムというふうにおっしゃいましたけれども、今後それがどのレベルまで進むのかということを考えるときに、東アジアの国々、これは日本も含めてですけれども、貿...全文を見る
○上田(勇)委員 最後に、これからの日本の将来像ということなんですが、今の先生のお話で、東アジアの地域の、統合という言葉が適切なのかどうかわかりませんが、リージョナリズムに向けての下地は相当できている。したがって、これから経済の関係も一層深まっていくでしょうし、先ほど言った人の移...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
02月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょう先生にはいろいろな図表を使っていただきまして、大変わかりやすくこの問題、いろいろと御意見をいただきまして、大変参考になりまして、御礼を申し上げる次第でございます。  先生のお話の中で、とにかく、少子化の問題、出生率の低下...全文を見る
○上田(勇)委員 まさにこれからどういう対策を講じればいいのかという前提で今の現状分析をお伺いしたんですけれども、きょうの先生のお話の中で、一つは、日本の場合には若干欧米と違って、日本のお母さんというのは母親業には非常に大きな価値観を持っているというお話もありました。そうすると、...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間がありませんけれども、今まさに先生がおっしゃったところが非常に重要なことなんだというふうに思います。  それで、いろいろな対策、施策を行うときに、その効果というのが重要なんだと思うんです。今大体子育て支援や少子化対策というと、先ほど私がちょっと申し上げ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、具体的な施策について何点かにわたって御質問をいたしますけれども、最初に犯罪被害者対策についてお伺いをしたいというふうに思います。  近年、非常に凶悪な犯罪が増加している中で、これまでどちらかというとないがしろになって...全文を見る
○上田(勇)委員 今回の改正で非常に大きな点というのが、これまでいろいろ犯罪の被害に遭われた方とお話をする中で、犯罪を犯した加害者の方は、そこでけがをしたりした場合にそこから先は全部公のところで手当てがされる、しかし、被害に遭った方は、結局保険の適用以外のところの自己負担部分につ...全文を見る
○上田(勇)委員 伊吹大臣、今、事務当局の方から御報告はいただきました。私は、最近の暴走族の実態というのは社会に対して大変な脅威になっているというふうに考えているわけでありますけれども、大臣の御認識を伺えればというふうに思います。
○上田(勇)委員 今、大臣からの御認識を承りましたけれども、やはり多くの市民から取り締まりの強化を求める声というのは大臣のところにも届いているのではないかというふうに思います。また、いろいろと警察の関係の方から伺うと、取り締まりの強化に向けていろいろな取り組みを始められているとい...全文を見る
○上田(勇)委員 今国会で道交法の改正を予定しているということであるのですけれども、私が承知しているところでは、今話がありましたように罰則の引き上げがあるのですが、実際に取り締まりを担当している警察関係の方からちょっと話を伺うと、共同危険行為で検挙するということになると、どうして...全文を見る
○上田(勇)委員 今まさに大臣が言われたように、やはり警察が行き過ぎ、やり過ぎをすると、すぐまた批判に遭うというようなリスクもあるし、またそれはいろいろな面で、特にやはり暴走族の場合には未成年者も多いでしょうから、非常に慎重に対処しなければいけないというのは、まさに大臣がおっしゃ...全文を見る
○上田(勇)委員 私の見た限り、試行運用しているところでも、ETCのゲートを通行している車両というのはまだほとんど見受けられないのが現状だというふうに思います。このETC、先ほど私も申し上げましたように、非常に効果が上がるんではないかというふうに感じておりますので、ぜひその利用促...全文を見る
○上田(勇)委員 いろいろと御検討をいただいているということでございますけれども、せっかく非常に効果が上がるだろうというふうに私も思っている施策でありますので、できるだけこれを普及していかなければならないというふうに思います。私の近くでも、本当にいろいろな高速道路の料金所での渋滞...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょう、河野外務大臣を初めといたしまして、外務省の方に幾つかの点について御質問させていただきます。  まず初めに、今や大変な関心事となっております外務省の公金横領事件につきまして、何点か御質問させていただきます。  外務省の...全文を見る
○上田(勇)委員 今大臣もおっしゃったように、各種報道は相当異なったものを伝えておるわけでございます。そして、残念ながら国民も、そうした報道を見て、外務省のそうした説明を信用していないというのが現実であります。今後新たな事実が判明して、今のそうした説明を訂正するような事態というこ...全文を見る
○上田(勇)委員 今副大臣も触れられましたけれども、調査委員会では省内の職員などを対象としてアンケート調査を実施したというふうに伺っております。これはどのような内容の調査を行ったのか、またどのような結果であったのか、御説明をいただければというふうに思います。
○上田(勇)委員 今御報告をいただいたのですが、率直なところ、荒木副大臣は、この調査の指揮をとられたということでありますので最も実感しているんだというふうに思いますが、今御報告をいただいた内容というのは信頼に足り得るものなのか、これによって外務省の疑惑は晴れたというふうにお感じな...全文を見る
○上田(勇)委員 今のお話にもありましたけれども、文書での回答、あるいは、報道によりますと記名方式でやったというようなことで、意地の悪い報道は、そんな自分から自分の犯罪を申告することはないだろうみたいなことも言われているわけで、今副大臣の方からも、おのずとそういう限界は内包してい...全文を見る
○上田(勇)委員 今大臣からも御答弁いただいたんですが、この機能改革会議、今回の横領事件を背景として設置されているわけでありますけれども、今大臣もおっしゃったように、求められているのは、今回のこうした事態を起こした外務省の組織、それから体質、また今お話があったようなさまざまな事務...全文を見る
○上田(勇)委員 もうちょっとこれについてはお尋ねしたいこともあるんですが、時間の限りもありますので。  一つ、今回のいろいろな疑惑の中で、外務省の報償費が外交機密という名のもとに、新聞報道では官官接待や部内の飲食等に浪費されているんじゃないかというような疑念が持たれております...全文を見る
○上田(勇)委員 時間が来まして、ほかにもえひめ丸の件だとか地位協定の件だとかをお伺いしようと思ったのですが、一つだけえひめ丸の件で御要望しておきたいと思うんです。  今いろいろと取り組みをされているのですが、これから被害者家族に対する補償の問題が出てまいります。そうなると、個...全文を見る
○上田(勇)委員 わかりました。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○上田(勇)分科員 公明党の上田勇でございます。扇大臣初め国土交通省の皆様、大変遅い時間まで、まことに御苦労さまでございます。  きょうは私の方から何点か御質問をさせていただきますけれども、特に我が国の、私の地元も横浜市で大都市なわけですけれども、大都市の交通、生活のインフラの...全文を見る
○上田(勇)分科員 非常に積極的な目標を立てて整備をしていただくということでありますので、これは東京でも、そういう踏切のところで大渋滞が起きているという箇所は幹線道路でも本当にたくさん見受けられますし、ぜひ積極的な推進をお願いしたいというふうに思います。  その中で、私の地元で...全文を見る
○上田(勇)分科員 本当に地域の方々が長年にわたってお取り組みをされて、推進に努めてきている事業でありますので、ひとつ特段の配慮をいただければというふうに御要望したいと思います。  十二年度には、連続立体交差事業、ボトルネック踏切を重点的に取り除いていこう、あるいは過度に続いた...全文を見る
○上田(勇)分科員 それでは、次に、首都圏第三空港の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  もう御承知のとおり、今の羽田空港というのは全国四十七カ所ですかの空港と結ばれていて、利用者も、また取り扱いの貨物量も全国の中でも半分以上を占めているという、本当にハブ空港であ...全文を見る
○上田(勇)分科員 今、羽田空港の再拡張の案について言及がございましたけれども、調査検討会では、定期航空協会ですかの案として、羽田空港の再拡張案が、具体的な図面が提示されているというふうに承知しております。また、これは国土交通省のホームページを拝見させていただいたら、今月、いろい...全文を見る
○上田(勇)分科員 羽田空港について、ちょっと国際化の問題についてお伺いしたいというふうに思うんですけれども、扇国土交通大臣は、羽田空港国際化について、そうすべきであるというような意見をお持ちであるというふうに伺っております。  成田空港は都心からのアクセスがやはりどうしても悪...全文を見る
○上田(勇)分科員 大変力強い御決意、ありがとうございます。  多くの市民が本当に期待をしている点であろうというふうに思いますので、ぜひよろしく御検討をいただければというふうに思います。  最後に、ちょっとまた話題が変わるんですが、高齢者などの住宅の問題について、一つお伺いを...全文を見る
○上田(勇)分科員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○上田(勇)分科員 公明党の上田勇でございます。  町村大臣初め文部科学省の皆様、きょうは朝から大変御苦労さまでございます。十二時を過ぎて、まことに恐縮でございますけれども、最後でございますので、ひとつお許しをいただければというふうに思います。  きょうは何点かにわたって御質...全文を見る
○上田(勇)分科員 ありがとうございます。  これまで、こうしたリューマチなどの免疫疾患とかアレルギー疾患については、厚生労働省の方でも従来から研究を行っております。平成十三年度もたしか十五億円程度の予算が計上されているというふうに理解をしておりますけれども、これは両省で予算が...全文を見る
○上田(勇)分科員 両省にまたがって研究を行っていること自体、私はむしろ関心が非常に高まっているという意味では歓迎すべきことだというふうに思います。  ただ、今の御説明で、文部科学省の方は極めて基礎的な科学の、基礎科学の分野を、厚生労働の方ではむしろ臨床に近いところを研究される...全文を見る
○上田(勇)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  それで、この免疫・アレルギー科学総合研究センター、十三年度予算では新たに施設を、新しい研究所をつくるという予算に計上されております。これで、ちょっと地元の要望になって恐縮でございますけれども、横浜市の方からは、理化学研究所の...全文を見る
○上田(勇)分科員 まことにありがとうございます。  それで、ここの地域、ちょうどやはりゲノムのセンターが来て非常に活性化されまして、京浜工業地帯のどちらかというと重厚長大型の産業の地域から、新たな発展を遂げようという意味で、その拠点施設として、今既にありますゲノムの研究所も大...全文を見る
○上田(勇)分科員 ありがとうございます。  それでは、きょうはちょっと厚生労働省の方にも御出席をお願いしているのですが、いわゆるシックハウス症候群についてお伺いをいたします。  アレルギーとは別に、今よく住宅とかオフィスに入っただけで気分が悪くなったり発疹が出たり、重症の場...全文を見る
○上田(勇)分科員 ありがとうございます。  ぜひ、今までは余り耳にしなかったのですけれども、ここのところに来てその辺の報告というのを私も非常によく耳にするようになりまして、今以上に深刻になる前にいろいろな対策を講じていただければというふうに思います。  厚生労働省のほかに、...全文を見る
○上田(勇)分科員 ありがとうございます。  やはり特に、今大臣からもお話がありましたように、一面ではきめ細かい目が配れるような少人数の学級というのが、昔はそれでも必要なかったのかもしれませんが、今非常にこの必要性が訴えられているわけでありますので、今回のこの定数改善計画を通じ...全文を見る
03月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  坂本先生、きょうは国家論につきましていろいろと貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  先生のお話を伺いまして、国家の存在、その必要性といったことは認めた上で、ただ、私、先生のお話の中で少し疑問に思った点があるのです...全文を見る
○上田(勇)委員 今のお話で、もちろんいろいろの国の内政上の事情もありますし、また、国を取り巻く周辺の環境というようなことも大きく影響してくることだというふうに思いますので、必ずしもそういう欧米モデルに合わせるべきだというふうに私も言っているわけではないんですけれども、ただ、やは...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つ、先ほどの先生のお話の中で、日本として外国人をどれだけ受け入れるかという意思決定をまずしなければいけないというお話がございまして、まさに今私たちはそういう具体的な判断をせざるを得ない状況になっているんじゃないかというふうに思います。  現実に外国人の労...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  最後に、きょうのお話とは直接関係ないんですけれども、先ほど大出委員からもありましたが、いわゆる歴史教科書に関するお話で、先生は新しい教科書をつくる会のメンバーとして、私も事前にこの「歴史教育を考える」という先生の著書も読ませていただい...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題が、特に諸外国の反応がある中で、そこだけが何か取り出されて報道されがちなんですけれども、やはりもっと国内的に、個々の内容まで実は吟味した冷静な議論が必要なんだろうなというのを感じているところでございます。  もう時間が過ぎましたのでこれで終わらせていた...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、最初に、今回の法案にかかわる資料を拝見させていただいた中で、在外公館が中央アジアとかアフリカというような地域で非常に少ないということを感じました。とりわけその中のアフリカについてお伺いをしたいというふうに思うんです。 ...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、これからアフリカが世界の国際舞台の中で非常に重要な役割、位置を占めてくるだろうというふうに思いますので、ぜひ今後とも外交関係の強化、取り組みの強化について御要望いたしたいと思います。  それで、きょうは限られた時間でありますので次のお話に移らせていただき...全文を見る
○上田(勇)委員 今、内部調査委員会で今回の元室長の横領以外のさまざまな疑惑についてもこれから鋭意調査をしていただくということであったというふうに思いますので、ぜひ徹底的に不信感の払拭のためにもやっていただきたいというふうに思います。  それで、これまで起きたそういった事件の真...全文を見る
○上田(勇)委員 これまでいろいろな報道で、衛藤副大臣がこの件について極めて積極的にかつ前向きに取り組んでいただいているということで、大変私も力強く思っていたんですが、正直言って先ほどの答弁ではちょっと後退してしまったんじゃないのかなという気がいたしまして、少し懸念を持っているん...全文を見る
○上田(勇)委員 いろいろな取り組みをされている、御努力をされているということは評価をいたしますし、私も報償費自体、全部がむだだとかそういうことを言っているつもりは全くないんですけれども、今大変報償費の使われ方をめぐる不信感が募っている中で、やはり情報公開法も施行される。当面、同...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○上田(勇)委員 おはようございます。公明党の上田でございます。  きょうは、日ロ首脳会談、日米首脳会談につきまして何点か御質問させていただきますが、時間も限られておりますので、早速始めたいというふうに思います。  最初に、日ロ首脳会談につきまして、今回の首脳会談では、先ほど...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  日本、ロシアの首脳間での基本的なことについての認識のずれはないけれども、具体的な協議のことについてはこれからまだ詰めていかなければいけないという趣旨だというふうに理解をいたしました。  次に、日ロ間の最大の懸案というのは、やはりこの...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、領土問題、平和条約というのは長年の懸案でありますので、そう簡単に成果が上がるものだということには考えておりませんけれども、今回の首脳会談、一定の成果が上がったわけでありますので、また引き続き実現に向けて御努力いただきますことをお願い申し上げる次第です。...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間もないんですけれども、今、アメリカの景気も減速をしている、日本の経済も非常に困難な状況にあるという中で、これはやはり世界のナンバーワンとナンバーツーの国の経済なんで、これが世界経済に与える影響というのは極めて大きいわけであります。アメリカ、ブッシュ大統領...全文を見る
○上田(勇)委員 終わります。
05月17日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、木村先生の大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。先生のお話、高齢社会から超高齢社会へと、まさに日本が今直面しているさまざまな課題はここの高齢化という中に集約されている面があるというふうに思います。もちろん...全文を見る
○上田(勇)委員 それで、これからこういうような議論が行われていくと思うんですけれども、先生の今までのいろいろな研究の中で、諸外国、欧米先進国等においてはどういうような、そういう年齢差別に対する法制度みたいなものがあるのか、少し御紹介をしていただければ、お願いいたします。
○上田(勇)委員 それでもう一つ、今度はこれからの、将来にわたる労働力の問題についてちょっとお伺いをしたいというふうに思うんですが、高齢化社会に向かうとやはり労働力の不足というようなことが懸念もされるわけでありまして、昨今は特に経済界などからも、労働力の不足を補うために外国人の労...全文を見る
○上田(勇)委員 今先生おっしゃったように、本当にこれは難しい問題だというふうに、いろいろな面からの評価があることなので、ただ、これから、労働力人口の減少ということが起こっている中で、そろそろ具体的な検討を始めなければいけないときかなというふうに私も思っておるところでございます。...全文を見る
○上田(勇)委員 最後に、もう時間もないのですが、公的年金についてのお話を伺いたいと思うのですが、先ほど先生、スウェーデンでの改革の事例などもいろいろ御紹介をいただきまして、本当に参考になりました。  それで、今、国民年金の制度の議論の中でよく言われるのが、いわゆる被扶養者配偶...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
05月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。田中大臣初め外務省の皆さんも大変御苦労さまでございます。  大臣はテレビでも何かお疲れの御様子もございまして、あしたからまた中国訪問ということでございますので、外交日程もタイトになってまいります。ぜひ御自愛をいただければというふうに...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、私は、大臣は集団的自衛権の行使を可能にすることが必要だというふうにお考えなのかどうか、まずちょっとそこをお伺いしたいというふうに思います。
○上田(勇)委員 小泉総理は、多分これは自民党の総裁選挙のときだったと思うのですけれども、日米が共同訓練を行っているときとかというような場合を想定されて、集団的自衛権の行使の可能性が必要なのではないかというふうにおっしゃったのです。  もちろんそういった場合もあるのかと思うので...全文を見る
○上田(勇)委員 今、日米安保のあり方も含めていろいろなケースでの対応というようなお話だったのですけれども、こうしたことを議論していくということは大変重要なことだというふうに思うのです。  ただ、やはり非常に重要なことなので、ケースをちゃんと、どういうことなのか、どういう事柄を...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、私も憲法調査会の委員をやっておるのですけれども、そんな話は今具体的には議論は行われておりません。もちろん、期限を切っての中で日本の憲法のあり方について議論をしていく、そのとおりで出発をいたしました。そこで何らかの結論が出る、出さなければいけないのはもうその...全文を見る
○上田(勇)委員 限られた時間ですので、この辺でやめますけれども、我々がこれを提起したということよりも、むしろ問題は、話題の提案としては、小泉総理がおっしゃったことでもあるし、田中大臣もそれを支持されるというふうにおっしゃったので、では、どういうお考えなのかということを提示してい...全文を見る
○上田(勇)委員 言葉じりをとらえるつもりはないのですが、先ほど大臣がおっしゃったのは、もっと幅広いスコープでのお話だったと思うのですね。副大臣にお答えしていただかなくてもいいのですが、ただ、大臣と意思統一ができていないと副大臣にお聞きするわけにはいかないので、再答弁をお願いいた...全文を見る
○上田(勇)委員 結論めいたことが出てこないので、この議論はこの辺にいたしますけれども、非常に重要なことなので、これはフィーリングだけではなくてきちっと詰めた議論をこれからしていかなければいけないので、ぜひその点は、まだこれからも外務委員会はございますので、ひとつ大臣、副大臣、ま...全文を見る
○上田(勇)委員 大変一生懸命取り組んでいただいていることについては、本当に敬意を表します。  それで、私もこの委員会で、機密費の問題について、とにかく、まずは報償費について、機密性の低い、先ほど大臣もおっしゃったように、必ずしも機密のものばかりではないんじゃないかという疑問が...全文を見る
○上田(勇)委員 記事をごらんになっていないということでありますけれども、非常に事細かく書いておりまして、その中には大変いいことも書いております。これが新聞社の作文とはなかなか思えないので、こういった議論が外務省の中で行われているのに大臣に知らされていないとすれば、これは非常に重...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと議論の方向とは違うのですけれども。  ということは、今の御発言というのは、これは外務大臣も外務省も全く知らない、副大臣も知らないということなんでしょうか。そういうことであれば、これ以上お話ししても多分議論にならないと思いますので終わりますけれども、やは...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。      ————◇—————
05月25日第151回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○上田(勇)委員 おはようございます。公明党の上田でございます。  きょうは、中間法人法の法案の中身に入ります前に、先ほど塩崎委員の方からもお話がありましたが、今般、ハンセン氏病訴訟についての控訴断念という決定を政府としてされまして、大変すばらしい決断であったというふうに称賛し...全文を見る
○上田(勇)委員 政府声明では、判決の主な法律上の問題を二点挙げられております。  こうした問題を含みながらこれで判決が確定するということになると、どういうような影響があるのか、何らかの支障が生ずるようなことになるのか。そういった懸念があるので、あえてこういう声明を出されたとい...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  いずれにしましても、今回の政府の御決断は、原告の患者、元患者の皆さんだけではなくて、多くの国民が本当に安堵しているというか喜んでいる結果だというふうに思いますので、改めて森山大臣初め皆様方の御努力に賛意を表するものでございます。  ...全文を見る
○上田(勇)委員 さらにこの勧告では、今のそういう事実を踏まえまして、「公益に関しない非営利団体についても、中間法人としての法人格を付与する途を開くことにつき検討すること」というふうに勧告をしております。  この法案は、この指摘にも対応するものだというふうにも思われるんですが、...全文を見る
○上田(勇)委員 勧告を履行していただくといったら、今回のことということなんですけれども、昭和六十年というと相当前のことですね。これは十六年前ですか。昭和六十年から何回かこういう公益法人の適格性についてこうした問題が指摘をされてきて、さらに具体的に、中間法人としての法人格を付与す...全文を見る
○上田(勇)委員 まさに随分前から、いわゆる営利とそれから公益との中間の部分がないんだ、こういうふうな指摘があって、そうした問題点があらわれてきた一つの例が、いわゆるNPO法。NPOに法人格を付与するという法律をつくろうという動きが、数年というか五、六年前からずっとあって成立をし...全文を見る
○上田(勇)委員 今、今後のことはちょっと未定であるということだったとしますが、公益法人のあり方については、とりわけKSD問題などがあって、運営ももっと適正化していかなければいけないし、事業の内容についても見直さなきゃいけないということがいろいろなところで議論をされまして、三月八...全文を見る
○上田(勇)委員 どうかよろしくお願いいたします。  それで、次に今回の法案の内容についてちょっとお伺いをいたしますけれども、今回の法案で中間法人には二類型が認められております。いわゆる有限責任中間法人と無限責任中間法人、この二つがあるのですが、これらの違いをひとつ端的に教えて...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  質問は以上でございますけれども、これで中間法人という新しい制度ができて、先ほどの質問にもありましたけれども、あらゆる団体に法人格を付与できる体制が整ったわけであります。今は、民法の公益法人、社団、財団という法人もあれば、NPO法に基づ...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、太田先生、山野目先生、大変貴重なお話を伺わせていただきまして、まことにありがとうございます。  今まで出ました質問との重複を避けまして、何点か御質問をさせていただきたいというふうに思うのです。  まず最初に太田先生...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  太田先生、山野目先生、それぞれにお伺いをしたいというふうに思うのですが、両先生とも、第三者機関による評価のお話をしていただきました。若干、どこに登場するかというところで違いはあったというふうに思うんですけれども、いずれにしても、政府で...全文を見る
○上田(勇)委員 どうもありがとうございます。  この第三者機関による評価というのは、私もできればそれが一番いい方法だというふうに思います。というのは、やはりいろいろな非営利団体が時としてはやはり政府とは異なったスタンスでいろいろな活動をしている。だからといって公益性がないとい...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
06月01日第151回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○上田(勇)委員 大臣、ASEMの外相会談の御出張、まことに御苦労さまでございました。きょう幾つか通告をさせていただいておりますけれども、もう私が最後の質問者でございますので、もうしばらく御辛抱いただきたいというふうに思います。  ただ、質問に入る前にちょっと一言だけ、午前中の...全文を見る
○上田(勇)委員 おっしゃるとおりだというふうに思うんですが、国の歳出の面とかでいろいろなことがもう既に具体的に言われているものもあります。ODAについても、そういう意味では削減の方向で検討しているということで理解してよろしいのでしょうか。ちょっと確認です。
○上田(勇)委員 わかりました。  その中で、先ほど米田委員からも中国に対するODAの問題についてお話がありまして、今後のあり方について検討していくという大臣の御見解をいただいたんです。  中国に対するODAというのは、先ほどの繰り返しは避けますけれども、昨年来いろいろな問題...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、もちろん中国だけのことというふうに言っているわけではありませんが、とりわけ昨年来そのことについてはいろいろ議論があったので、あえて中国に対するODAのことについてお尋ねさせていただいたんです。  先日、日中の外相会談が行われまして、私の伺うところによりま...全文を見る
○上田(勇)委員 報道でしか私どもは知り得ないんですけれども、中国の外相との会談というのは一時間半ぐらいされたということでもありますし、わざわざ先方からODAについてのお話があったのであれば、私は、先ほど縮小の方向というようなこともありましたし、後々この問題はどうせ予算編成の段階...全文を見る
○上田(勇)委員 わかりました。先日も同じようなことをお伺いしたんですけれども、それに対して明確にお答えが伺えなかったので、改めてで大変恐縮でございますけれども、質問させていただいたんです。  そこで、副大臣、これも先日大臣に伺ったんですが、改めて整理をして御答弁いただきたいと...全文を見る
○上田(勇)委員 今のも全くおっしゃるとおりなんですけれども、ただ私は、例えば小泉総理が、日米が共同訓練を行っていたときに攻撃を受けた場合であるとか、あるいは米軍の救助の場合だとかに日本の自衛隊が参加できないだとか、こういったことというのは、実際に本当に前向きに考えていかなければ...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  先日来いろいろとお話を伺っていると、その辺の整理がまだ必ずしもうまくついていないのではないのかなと。そうすると何か言葉だけが先行をして、結局は具体的な議論ができないのではないかということを私は非常に懸念をしておりましたので、今のような...全文を見る
○上田(勇)委員 別に私はその記事の内容で責めるつもりはないので、それは真偽のほどはわかりませんけれどもというふうに申し上げたつもりだったのですが。ですから、ミサイル防衛構想について、日本としての考え方はどうなのかということをお伺いしたのです。
○上田(勇)委員 さっき、その記事のことについてのお話があったのですけれども、ということは、やはりここに記事で書かれているようなことというのは必ずしも正確ではなくて、基本的に日本の考え方は別に特に変わっているわけではないということだというふうに思います。  もちろんさっきから大...全文を見る
○上田(勇)委員 しっかり進んでいるということで、安心をいたしました。  それで最後に、ちょっとこれは何かテレビのワイドショーのような話題を取り上げて恐縮なのですけれども、これは事務方の方でお答えをいただければと思うのです。  大臣が北京に御出張されたときに、ホテルの部屋が余...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間が終わりますけれども、ただ、わずかと言っていましたけれども、二日目を足してみると三千五百ドルですから、結構な額の節約ができたのだというふうに思います。本当に大臣の御判断は正しいものだと思いますので、また今後ともそういう意味での改革に取り組んでいただければ...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○上田(勇)議員 今木島先生からお話がありましたように、木島先生も私も、当初の修正のときに協議に参画をさせていただいたわけであります。  今木島先生の方から、そのときの、いわゆる対象債権等を絞り込んだ経緯についてはお話があったのでありますけれども、それと、その修正にあわせまして...全文を見る
○上田(勇)議員 お答えいたします。  幾つかにわたる御質問でございますので、順を追ってお答えをさせていただきます。  まず、先ほど法務省の方からもありました、昨年末の実態調査におきます百四十六万件、十九兆円の内訳でございますけれども、金融機関の貸付債権が約三十六万件で全体の...全文を見る
○上田(勇)議員 お答えいたします。  今委員のお話にありましたように、今の現行法が議員立法として成立する過程におきまして、今御紹介いただいたような経緯で対象となる債権が絞り込まれたわけであります。一つには、そのとき金融機関の不良債権の処理というのが喫緊の課題であったということ...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○上田(勇)委員 おはようございます。  三党の提案者の皆様、法案の提出に至るまでの御努力に対しまして、心から敬意を表しますとともに、本日の審議、まことに御苦労さまでございます。  この法案、いわゆる金庫株の解禁という問題が提起されたときには、当初は、一部に株価対策としての面...全文を見る
○上田(勇)委員 今、答弁の中にもあったのですが、単位株制度を廃止し、新たに単元株制度を導入するということであります。単位株制度を廃止することによって、株式の流動性が高まって個人投資家が少額でも株式市場に投資しやすくなる、そういった効果が期待できるのではないかというふうに思うので...全文を見る
○上田(勇)委員 それで、その単元株についてでありますけれども、法案では、一単元の株式の数を千株及び発行済み株式総数の二百分の一以下に制限しておりますけれども、その理由はどういうものなんでしょうか。
○上田(勇)委員 次に、今度の法案では株式の額面が廃止されております。株式の額面というのはほとんど現状において経済的な意味合いがなくなっているという意味で、それをすべて無額面にするということは、その趣旨はよくわかりますけれども、ただ一方、既に発行されている株式というのは額面のもの...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど単元株のことについて何点か質問させていただいたんですけれども、既にある会社が新たに株式を発行する場合に、これは、今既に発行済みの株式との均衡を図るということもありますし、実務上のさまざまな課題があるので、これまで単位株の制度を採用していた会社においては単元...全文を見る
○上田(勇)委員 私この問題を質問させていただいたのは、単位株の制度が導入されたときに、ある意味では少数株主に対する企業経営者からの対策というような面もあったので、どうも、企業経営の側から見て都合のいいところは緩和するけれども、そういうような都合の悪いようなところは形を変えて規制...全文を見る
○上田(勇)委員 いわゆる法定準備金が、当初想定されていた適正な水準よりも、それを超えて積み上がってきているという現状は今の御説明でわかりました。  そうすると、この改正によって当然法定準備金の額は減少していくことになるというふうに思うんですけれども、ただ一方で、この法定準備金...全文を見る
○上田(勇)委員 今御説明をいただいたんですが、実は、ここは今回の法改正の中で従来の商法の考え方から相当大きく変わっている点ではないのかなというふうに思います。いわゆる自社株の取得も、配当可能利益の中に限っているとはいっても、その枠組みの決め方自体が変わってきているわけであります...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、三名の先生方、大変お忙しい中、当委員会の方に参考人として御出席をいただきまして、またそれぞれのお立場から貴重な御意見をいただきましたことに、心から御礼を申し上げます。  まず、上村先生にお伺いをしたいというふうに思い...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。  次に、熊野先生にお伺いをいたしますが、先生の御発言の中で、銀行の株式保有を禁止、制限すべきであるというお話がございました。これは、今の銀行の経営が株式市場の動向にいつも左右される中で、議論がいろいろなところで出てきておりますし、本来...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  次に、上村参考人そして西川参考人にあわせてお聞きをしたいんですが、西川参考人が御発言の中で、今回、金庫株解禁の意義の一つとして、敵対的買収に対する防衛ということを挙げておられます。確かに、企業経営者にとっては、そういうのは非常に重要な...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  もう時間もないので、最後に一つだけ西川参考人にお伺いをいたしますが、今回の改正の中で、一つは株式の大きさの規制の緩和が入っております。単位株制度が廃止されて、それによって、小口の取引が増加をして個人投資家がもっと株式市場に参入しやすく...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
06月12日第151回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○衆議院議員(上田勇君) 今の御質問に対してなんですが、サービサー法は債務者が現債権者に対して有している抗弁権の切断に関しまして民法の特例を設けているものではございませんので、サービサーが債権を譲り受けた場合にも民法の一般原則が適用されるわけであります。一々その詳細についての御説...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 先ほどの御質問の繰り返しの部分もあって恐縮でございますけれども、まず抗弁権の切断についての考え方でありますけれども、サービサー法、もともとは民法の抗弁権の切断に関しましては特例を特に設けているわけではありません。ということは、それぞれ指名債権あるいは無記...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 今、福島委員からお話がありましたように、前回このサービサー法が成立した折には与野党含めた協議を行いまして、共同提案でその対象債権を限定するというような修正を行いまして、私もその修正の方の共同提案者でありましたのでその経過も十分承知をいたしておりますが、そ...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○上田(勇)委員 どうもおはようございます。  きょうは幾つかの項目について御質問をいたしますけれども、初めに、今イタリアの外務大臣あるいはドイツの外務大臣、オーストラリアの外務大臣、それぞれの会談について、会談内容と言われているものがいろいろと新聞に報道されておりまして、これ...全文を見る
○上田(勇)委員 今、後でごらんになったということでありますけれども、そこに記載されていた内容というのは、大臣、御自身で会談されていたわけでありますので一番よくおわかりなんですが、そのときの内容とは異なっていたものだったのでしょうか。正しく反映されていたのでしょうか。
○上田(勇)委員 というか、いわゆる会談のメモは、もう外務省としては出せないというのは、明確にたしか御回答いただいていることなんだというふうに思いますけれども、今の最後の方がちょっとわかりにくかった面もあるのですけれども、つまり、そのときの会談のメモ、それを大臣が後日ごらんになっ...全文を見る
○上田(勇)委員 いや、何回も同じことを聞いて恐縮なんですが、お答えいただけないものですから。  私は、その会談を記したメモが、大臣が会談された内容と同じもの、逐一同じであったということを言っているわけではありません、同じことが感じられるものであったのか、その趣旨が正しく反映さ...全文を見る
○上田(勇)委員 今、そこが非常に重要なところだと思いますが、ただ、今大臣もおっしゃったように、そのメモ自体とまた新聞記事とは違うのだということでありますので、そこは、ではどこでどういうふうに歪曲されたかというのは、なかなかわからないことなんだろうというふうには思います。  そ...全文を見る
○上田(勇)委員 大臣、やはり法的措置を講ずるということは、これは非常に重要なことだと思うのですね。しかも、それは国会で御発言されたわけでありますので、これはいわゆる大臣という立場のお方が、告訴する、あるいは告発するというようなことを含めておっしゃったわけなので、もうちょっと具体...全文を見る
○上田(勇)委員 それは、我々は限られた情報しかないので、事の真意がわかりません。しかも、それは大臣もおっしゃっているように、大臣だってやはり一議員のときにはわからなかったことがあるというふうに、我々もわからないわけですね。だから大臣が、国会の場で法的措置を講ずる、告訴でも告発で...全文を見る
○上田(勇)委員 わかりました。ちょっとこれ以上お聞きしても、これが御相談中ということでございますので、終わらせていただきます。  次に、田中大臣は、先日の当委員会で、こういうような発言をされているのです。外交官が、家族を呼んで、公邸に泊めて、遊んで、食事して、公用車を使って、...全文を見る
○上田(勇)委員 これは公私混同とかというような簡単なことではなくて、まさに公金を不正に利用されているのでしょう。ですから、これはぜひ、そういう事実を御存じなんですから、公表、告発をしていただきたいというふうに思うのですが、そこはどうでしょうか。
○上田(勇)委員 私、そこは大臣に非常に御期待申し上げておるので、これは不正の事実があったわけですし、今までの外務省の調査報告とは違うわけですから、これはぜひ公表をし、告発をしていただきたいと思いますけれども、それについて御決意をお願いいたします。
○上田(勇)委員 それは、まさに今までと同じなのではないですか。だから、大臣に私が期待していることも、それから国民の多くの皆さんが期待していることも、そうした事なかれ主義を排除して改革をしてほしいということなんだというふうに思うのですよ。  大臣が具体的に、私が申し上げたわけで...全文を見る
○上田(勇)委員 これは指導するという段階のことではないのではないのかなというふうに思います。今すぐお答えが出ないということは承知をいたしますが、大臣が、こういう不正が行われているということを国会の委員会でおっしゃったわけでございますので、ぜひこれは不正を正していただきたいという...全文を見る
○上田(勇)委員 わかりました。  ただ、リークされたことは一切ないといっても、ほとんど同じものが、うり二つのものが出ていれば、これはリークされたというふうに考えるしかないんじゃないですか。そこはちょっと情報管理の甘さがあるんだというふうに思いますが、それをリークされていないと...全文を見る
○上田(勇)委員 同じ改革要綱の中に、今度は、報償費の支出については大臣決裁で行うというふうになっております。  参議院での答弁の中では、これは当然案件が数千件や一万件に及ぶということなので、全部大臣が一人で目を通すわけにいかないじゃないかというような指摘に対しては、副大臣ある...全文を見る
○上田(勇)委員 この改革要綱について、私は正直、先ほど申し上げたように、まだ具体的なアクションプログラムというようなところまでは至っていない、今副大臣もお認めになったように、これから検討することがたくさんあるということなので、少々期待外れだったかなというのは再度申し上げますけれ...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○上田(勇)委員 公明党の上田でございます。  私は、本年の一月からこの憲法調査会に所属をさせていただきまして、これまで非常に幅の広い分野の有識者の方々から意見を聴取し、いずれも貴重な御意見であったというふうに考えております。そうした御意見を総括してみますと、今の憲法と、それに...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○上田(勇)委員 田中大臣、アメリカ御訪問まことに御苦労さまでございました。いろいろとマスコミやきょうの委員会でも評価はありますけれども、私は、これは第一回目として、まず成功と評価できるんじゃないかというふうに思っております。現地で多少リラックスする時間なんかもあったようでありま...全文を見る
○上田(勇)委員 答弁は要らないと言ったので。御発言をいただいたのですけれども、私は、問題だというのは、法律をつくって公権力でそれを規制しようということが問題だというふうに申し上げたのです。それは、議員立法を提案するということをおっしゃったから、そういうのはやり方としておかしいと...全文を見る
○上田(勇)委員 聞いてないことにだけ答えていただいて、私の質問したことについて全くお答えいただいていないので、これは文書で通告してありますので、その紙を見て答えてください。
○上田(勇)委員 つまり、今回、外相会談で直接会われても、特に先方の本音の部分もよくわからない、だから、もうちょっと先方の出方も見ながら、当面は日本としての対応方針は変わりはないんだという趣旨でいいのかな。私が答弁してもしようがないのですけれども、聞いていただけないので、そういう...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、今後どういう場でこの問題を取り上げて、どういう形でお話をしていただくかということを伺ったんですけれども、気持ちは伝わりましたので、それは結構でございます。これから積極的に向こうにも働きかけていってくれる、またそれはメッセージも向こうに伝わっているというふう...全文を見る
○上田(勇)委員 御決意はよくわかりました。  この世界会議は、国連の人権高等弁務官ロビンソンさんも、非常に注視している、こういうふうにおっしゃっていますね。新世紀の始まりに当たり、この世界会議は最も重要な会議となる可能性を持っているというふうに述べておられるように、大変重視を...全文を見る
○上田(勇)委員 ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  そして、ぜひ、これは非常に重要な会合なので、また副大臣でも政務官でも我が国を代表して御出席をいただいて、その場で我が国の立場をしっかりと言っていただけるような、そこまでこの場でどうするということはできませんけれ...全文を見る
○上田(勇)委員 時間がないので、新聞については聞いていないので、後にしてくれますか。それは後で教えてください。今時間の中でやっているのですから。
○上田(勇)委員 これは時間の制限の中でやっているので、要らないことについてはぜひお答えをやめていただきたいのです。時間の中でやっているんですから。
○上田(勇)委員 質問したことについてお答えください。副大臣にお聞きしたんですよ。
○上田(勇)委員 副大臣にお聞きしたのです。ちゃんと聞いていてください。それに、これは限られた時間の中でやっているのですから、聞いていないことまで答えられたら、こっちは迷惑なんですよ。しかも、ちゃんとした答えならいいけれども。いいかげんにしてくださいよ。
○上田(勇)委員 それでは、このODAの問題について、今度は田中大臣にお聞きいたします。  大臣は、ODAの案件について、二重丸、丸、三角などと類型化し評価する、そういう作業を行っているというふうにおっしゃいました。これは、事前評価、事後評価だけではなくて、その中間の評価も入れ...全文を見る
○上田(勇)委員 財務大臣には財務大臣におっしゃってください。  今のも、読んでいただいたのにもかかわらずちょっと質問とずれているのですけれども、それは継続的に行う考えなんですか、それとも、そうじゃなくて、今回、一回その大きな見直しの中でやっているという考えなんですかということ...全文を見る
○上田(勇)委員 必要なものについてはというのはどういうことなのか。それから、案件もあると言うのですが、どういう案件を指されているのでしょうか。
○上田(勇)委員 繰り返しになって申しわけないのですが、必要なものについては今後も行っていくのだと、案件もあるというふうにおっしゃったのですけれども、それは全部ではないのですか。外務省として、あるいは大臣が見られてピックアップしたものだけをこれからやるというお考えなのか、それとも...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御答弁では、まず、その主語が何かがわからない。その上に、何かで検討して決めていくというようなことなんでしょうけれども、全く方針が見えてきませんでした。なので、納得はいたしませんけれども、時間ですので終わります。      ————◇—————
06月22日第151回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきます。  今回のこの法案は、まさに今、日本の社会というのはカード社会と言われているように、そうした中でいろいろな犯罪なども増加しているということが見られておりますので、ま...全文を見る
○上田(勇)委員 最近そうしたカードの偽造にかかわる犯罪が非常に急増しているという説明をいただいたんですけれども、最近、それを裏づけるように、よく新聞記事なんかでもカードの偽造に係る事件の報道が行われているんですが、そうした偽造カード事犯、大まかに言ってどういうような手口で行われ...全文を見る
○上田(勇)委員 今大変な状況になっているということは御説明をいただいたところなんですけれども、こうした犯罪行為について、今回新しい法律を提案されているんですけれども、今の法体系の中でもこれに対する規制、罰則というのはあるんだというふうに思うんですが、現行法で処罰され得る行為とい...全文を見る
○上田(勇)委員 今の御説明ですと、これまでいろいろな犯罪がふえていたのだけれども、やはり現行法ではなかなか十分に対処できないところが余りにも多過ぎるということで、今回そういったすき間をきっちり埋めようという趣旨であるというふうに思います。  法務省からいただいた資料、また、い...全文を見る
○上田(勇)委員 従来から、特にアメリカや西欧諸国では、カード社会と言われているように、もう随分前からカードによる決済が一般的に行われておりまして、そういう外国に行ってみると、やはり利用者の方々も、それから加盟のお店の方々も、そういう犯罪行為に対しては非常に神経を使っておられる。...全文を見る
○上田(勇)委員 もちろん、刑事法でありますので、その制定や運用というのは慎重にならなければならないという点は理解するのですが、これはやはり相当前から、諸外国ではカードが普及していて、当然日本でもそういうような状況になるだろうということが想定されたのでありましょうし、犯罪というの...全文を見る
○上田(勇)委員 カードにかかわる犯罪というのは、個人の財産という意味では相当な金額に及ぶものもたくさんあるわけであります。そういう意味で、今回この法律が整備されるに至るわけでありますので、あとはそうした個人の財産が守られるような適正な対応、運用というのをぜひお願いをしたいという...全文を見る
○上田(勇)委員 今度の法律は、まさに国民の安全、安心を守るために非常に重要な法整備であるというふうに思いますので、これが成立しまして、その後の適正な運用、また取り締まりに努めていただくことを重ねてお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○上田(勇)委員 今国会も会期末が近づきまして、いろいろなことがございましたけれども、大臣また杉浦副大臣、まことに御苦労さまでございます。  そして今国会、残念ながら、先ほど話もあったんですが、外務省の方から提出された条約三件、成立しないという状況になりまして、私どももいろいろ...全文を見る
○上田(勇)委員 田中大臣も、それからまたこれから総理も、アメリカにぜひ再考をしてほしいということを説得していただく、特に大臣も、そのことをパウエル長官には強く言っていただいたということは、非常に意義のあることだったというふうに思っております。  ただ、今私も申し上げましたし、...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、最大のCO2の排出国であるアメリカがこの議定書に参加することが望ましいし、参加しない場合にはいろいろと実効性の面で問題があるというふうには考えておりますので、従来、そして現在の政府の方針は否定するものではないんですけれども、ただ、今おっしゃったように、近々...全文を見る
○上田(勇)委員 今お話にあったように、去年は相当ひどかったのですね。ことしは若干、こういうことを言うと地元の方にまたあれかもしれませんが、改善されている面もございます。  ただし、今なるべく硫黄島で行うようにということなんですけれども、これはあくまで暫定的な措置でありますし、...全文を見る
○上田(勇)委員 訓練をなるべく硫黄島の方でやっていただくという働きかけはぜひ続けていっていただくとともに、恒久的な解決に向けて、従来、その条件の中で縛られているのじゃなくて、もっと新しいアイデアを出してこないと多分解決できないことだというふうに思いますので、ひとつよろしくお願い...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  今まさに副大臣がおっしゃったとおりだというふうに思うのですけれども、今度は、中国は今おっしゃったようにWTOの加盟というのが俎上に上がってきているわけでありまして、やはり加盟の前提としては、このWTOのルール、これはきちんと守っていた...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、今回この事件が起きて初めて知ったのですけれども、日本、我が国で流通している鳥肉の三分の一ぐらいは実は輸入で、そのうちの四割ぐらいが中国から輸入しているということでありますので、今ここで禁止措置がとられますと、価格への影響あるいは流通に対していろいろな影響が...全文を見る
○上田(勇)委員 せっかく今大臣の指示でそういうような評価の作業をやっていただいていることでありますし、またそれは今後の方針として方向が合致しているものだというふうに思いますので、ぜひ、これはそういう研究会の提言でもあるわけですから、やはり制度としてそういう中間評価のシステム、そ...全文を見る
○上田(勇)委員 以上です。      ————◇—————
07月10日第151回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○上田(勇)委員 今回の沖縄県北谷町で発生をいたしました大変痛ましい事件がきっかけとなりまして、今、沖縄県におけるそうした事態をどうやって抜本的に改善できるのか、そのために地位協定見直し、運用改善というようなことがこの委員会で議論に上がってきているわけであります。  それで、そ...全文を見る
○上田(勇)委員 これからの地位協定の見直し等を含めますその認識、前提は今承りました。  それで、今回、この事件発生後、外務大臣それから総理もいろいろな御発言もされております。私は報道でしか見受けておりませんが、大臣は最初、たしか協定の見直しというようなことを言及されたというふ...全文を見る
○上田(勇)委員 今の沖縄県における状況、また全国民が抱いている感情、そうしたことを考えたときに、これはやはり私は、地位協定の見直しということもしっかり視野に入れた検討を開始しなければいけないというふうに思います。ただ、これは時間がかかることであるというのは私もよくわかりますし、...全文を見る
○上田(勇)委員 もうちょっと具体的にお答えを伺いたかったんですけれども。  今、新聞で、報道等で二つの点、私も申し上げたんですが、この二つの点、確かに米側としては被疑者の権利の擁護、これが適切に行われるということは米側の関心事項だろうというふうに思います。今大臣もおっしゃった...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、具体的な要請としてのもう一点、弁護士の立ち会いの問題、これは法務省の方にお伺いをしたいのですが、米国においては、取り調べへの弁護士の立ち会いというのが原則としては保障されているというふうに理解をしております。もちろん、捜査方法だとか司法システム全体が違いま...全文を見る
○上田(勇)委員 今、警察それから法務省の方から御説明をいただいて、そういうふうに米側から伝えられているというような懸念について、我が国の司法制度の中でも公正さが十分担保されているものであるというふうに理解をいたしました。  ただ、これは多分、今回身柄の引き渡しに米政府として応...全文を見る
09月18日第152回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、米国での同時多発テロ事件について質問させていただきますけれども、その前に、今回のテロ事件、数千人に及ぶ民間人を巻き込んだ残虐卑劣な犯罪でありまして、多数の邦人を含みます世界各国の市民が犠牲になった、まさに国際社会に対す...全文を見る
○上田(勇)委員 今大臣がおっしゃったように、やはり、こういういろいろな、特にこういうふうに緊迫した状況になってきますと、各省庁それぞれの情報網でいろいろ入手した情報、それをシェアしていく、そしてなおかつ国民にも必要な部分、これは何から何まで知らせてそれがベストだというふうには私...全文を見る
○上田(勇)委員 今答弁にもあったように、これまでそういうサミットの場でいろいろな話し合いはしていたけれども、具体的な対策というのはまだちょっとおくれてきたんではないかというふうに思います。残念ながら今回こうした大惨事が起きてしまって、いよいよ、やはりサミットの場でこれの具体化に...全文を見る
○上田(勇)委員 報道によりますと、EUでは、EUの交通相理事会、いわゆる日本でいうと国土交通大臣、各国の集まりだというふうに思いますし、あるいは司法相理事会、法務大臣の集まりですね、に対して、やはり月内に具体的な対策を取りまとめるように指示をしたというふうにございます。ぜひ我が...全文を見る
○上田(勇)委員 というのは、具体的にこういうようなことを考えていて、そういう場合には日本としても協力をしてほしい、そういう話はあるんだけれども、ちょっとそれはもちろん機微にかかわることなので答えられないというふうに理解して今の答弁はよろしいんでしょうか。
○上田(勇)委員 やはりまだいろいろな状況だとかオプション、いろいろ検討している段階なんで、アメリカとしてもまだこういう方向なんだというところまで具体的に示せないことはよくわかりますし、そうなんだろうというふうに思います。  そこで、ただ一つ言えることは、アメリカは今首謀者と思...全文を見る
○上田(勇)委員 これは仮定の話ですけれども、多分、これまでの総理の御発言を聞いていると、自衛隊による協力を想定されているんだろうというふうに思います。  そうすると、自衛隊による協力ということになりますと、我が国の憲法の枠内での協力ということだと、いわゆる、先ほどもちょっとお...全文を見る
○上田(勇)委員 大臣、あえて私は異論を唱えるつもりではないのですが、小泉総理の御発言というのは、もうこれはやはり軍事的な行動が行われる可能性を視野に入れた上で、自衛隊による協力というのを前提に議論されていることではないのかなと。そうすると、今の外務大臣の発言とは、御理解とは、幾...全文を見る
○上田(勇)委員 憲法の範囲内で対応するというのは、憲法を改正しない限り当然のことなのでありますけれども、でなくて、今の現行法制でできるのかできないのか、そこが今議論の的になっているのではないのかなというふうに私は理解をしているのですが、その辺をぜひちょっと内閣の中でもう一度議論...全文を見る
○上田(勇)委員 今回の事件についていえば、直接的な攻撃を受けたのは米国でありますので今の言い方もいいのだと思うのですが、やはりテロリズム、こういったことを根絶していくんだ、対策を講じていくんだということになれば、アメリカの動向を見ますというのでは、ちょっと我が国として幾ら何でも...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、冒頭申し上げましたように、今回の事件というのは絶対許されるべき事件ではないし、国際社会が厳しく処断していかなければいけない事件であるというふうに思いますし、また、頻発している国際テロに対しても国際社会がもっと一丸となって取り組んでいかなければいけない、対策...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、私の方からは、テロ問題を中心といたしまして、時間が許せば狂牛病対策などについて御質問させていただきたいと思います。  九月十一日に、ニューヨーク、ワシントンで発生をいたしましたテロ攻撃、もう先ほどからお話が出ています...全文を見る
○上田(勇)委員 今総理から、犯人についての確信があるというお言葉がございました。現段階、いろいろと外交情報等、開示に限界があるという意味では十分理解できるところでありますけれども、これから我が国としていざ行動を起こすとき、特に自衛隊の派遣を行うというときには、これはやはり国民に...全文を見る
○上田(勇)委員 先ほど私も、今回のこのようなテロに対して、日本としてもとにかく全力を挙げて可能な限りの貢献をしていくべきであるというふうに述べたところでございます。テロリストたち、本当に今回の残虐卑劣な行為を国際的な場で糾弾し、処罰し、正義を実現する必要があるというふうに考えて...全文を見る
○上田(勇)委員 私も、国連の安保理がいち早く、翌日には決議をしたというのはもうすごい、そういう意味では一致した決意のあらわれであるというふうに冒頭申し上げたのですけれども、そういう意味で、我が国としてできる限りの貢献をしていくのは当然であるというふうに考えるのです。  ただ、...全文を見る
○上田(勇)委員 総理は、当初から憲法の枠内でできる限りのことをするということをおっしゃっていまして、今もその答弁のとおりだろうというふうに思います。  ただ、日本が直接手を下すかどうかという問題も大事なんですが、同時に、国際社会がどういう場合に武力を行使するか、そのことに対し...全文を見る
○上田(勇)委員 さらにお伺いをいたしますけれども、今回自衛隊が行う活動、それが実施されるのは、そのときに戦闘が行われていない地域、そしてその活動の間も戦闘が行われることが予想されない地域に限られる、したがいまして、それは、外国の軍隊によります武力行使とは一体化しないものに限られ...全文を見る
○上田(勇)委員 この議論で、新しく法律をつくって自衛隊の海外派遣を行う、そういう話の中で、これは自衛隊にとっては初めてのことになるのですが、一部に、この新法の制定によってなし崩し的に自衛隊の海外派遣というのが定着してしまうのではないかというような、そういう懸念もおっしゃる方がい...全文を見る
○上田(勇)委員 次に、総理の七項目の中に、避難民の支援というのも含まれておりました。  これは、これから実際に自衛隊が行ってどういう活動をするかというのは、事態の推移を見ながら基本計画を立てていただくことだというふうに思いますが、そうではなくて、現に、もう既に国連の高等弁務官...全文を見る
○上田(勇)委員 私がちょっとお尋ねしたのは、今実際に現地で調査団を派遣されていて、日本が備蓄しているいろいろな物資をUNHCRの方に提供するというような方向で検討されているというふうに伺ったので、それをぜひ早く、今の現行法の中でもできるので、実施してほしいという要請をさせていた...全文を見る
○上田(勇)委員 私は、報道等を見ると、相当話が進んでいるというふうに伺ったんですが、何かちょっと今の答弁だと逆に最近の報道よりもずっと遠のいたような感じがするんですけれども、その辺ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
○上田(勇)委員 やっと御質問の趣旨を御理解いただいたようでございますので、ぜひ早急に実施をしていただきたいというふうに思います。  次に、今度は、我が国もやはりテロ攻撃の対象にも、標的にもなり得る、そういう可能性があるということで国内の対策について質問させていただきますが、今...全文を見る
○上田(勇)委員 今総理も多分おっしゃったことというのは、やはりこれから本当に外交の力というのは情報の力というのが大きいというふうに思います。いかに今世界で起きていることを正確に把握し、それを正しく分析、認識していくか、それで対応をとっていくかということが重要なことはもう間違いな...全文を見る
○上田(勇)委員 こうした措置が講じられれば、人が感染する経路はもうすべて遮断されたというふうに理解をいたします。  それで、最後に農林水産大臣にお伺いするんですが、今回の措置の中には、狂牛病に感染するおそれがないと言われている豚とか鶏の残渣を原料とするような肉骨粉の製造も禁止...全文を見る
○上田(勇)委員 以上で終わります。
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○上田(勇)委員 ニューヨークでのあの忌まわしいテロ事件が発生して以来、世界じゅうの人々が大変な恐怖と不安に襲われておりまして、我が国も例外ではないというふうに思います。  政府の最大の役割というのは、これは国民の安全、生命財産を守るということでありますので、政府のテロ対策本部...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つこの警戒強化のことでお伺いをいたしますが、空港、港湾、航空機などが含まれております。しかし、テロリストが我が国を攻撃するということを想定すると、そのインパクトとか被害の大きさを考えれば、新幹線とか鉄道といったことがその標的になりやすいのではないのかなとい...全文を見る
○上田(勇)委員 もう時間でございますけれども、日米首脳会談でもアメリカの方から日本に、武力行使が終わった後、軍事行動が終わった後の復興についても協力してほしいというような要請があったというふうに承知しておりますし、ここは非常に、もうずっと長年内戦の続いてきた国でありますから、経...全文を見る
10月13日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、参考人の先生方には御足労いただきまして、大変貴重な御意見を伺うことができまして、心から御礼を申し上げます。限られた時間でございますので、本当は各先生方から、いろいろとお話をいただいたことにたくさんお伺いしたいこともある...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  次に、今度のこのテロ対策の特措法の内容について、今、国会の事前承認、承認が必要かどうかということが大きな論点にもなっておりますので、きょうも小川先生、それから浜谷先生からもその点についての論及がございまして、それぞれ御意見を伺ったわけ...全文を見る
○上田(勇)委員 済みません。ありがとうございました。  それでは次に、中村先生にちょっとお伺いしたいのですが、先ほどから現地の情勢も、ずっと長く活動されてきて、大変貴重な御意見を伺ったというふうに思います。やはり中村先生は、ずっと現地で活動されていて、一番現地の方々と直接接触...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございました。
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○上田(勇)委員 おはようございます。  法案が国会に提出されて以来、この委員会でも、総理の御出席もいただきまして精力的な審議が行われてまいりました。そうした委員会での審議や、また各政党間でのいろいろな協議を踏まえた上で、先ほど修正案も提出をされ、これから詰めの議論が行われるこ...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  次に、今度の法案の中では、自衛隊が避難民の支援を行うという内容が活動として含まれております。まだ事態の推移がどういうような展開を示すかわからない中で、どういうような具体的な協力になるかというのはわからない段階でありますけれども、これま...全文を見る
○上田(勇)委員 ありがとうございます。  今御説明がありまして、これまでそういう意味では難民支援の経験も積んできたわけでありますが、今回の事態が必ずしも同じような事態というふうには言えないので、どういうような形での協力ができるかわかりませんけれども、そうした経験を生かせる機会...全文を見る
○上田(勇)委員 終わります。
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○衆議院議員(上田勇君) 修正案にかかわる部分でございますので私の方から御提案をいたしますが、修正案では、この二十日間以内というふうに決めたのは、自衛隊の部隊等の対応が、自衛隊法に定めます治安出動のときの承認が開始後二十日以内というふうに定めておりますので、それに準じた形で協議の...全文を見る
10月25日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、森本先生には大変貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。  先生のお話の中で、何点か質問させていただきますが、まず最初に、先生が、二十一世紀初頭の国際社会の形の特徴といたしまして、一つが、米国、...全文を見る
○上田(勇)委員 もう一つ、先生のお話の中で、これからの日米同盟を考えていくときに、脅威の見積もりと防衛協力のあり方というお話がございました。  この脅威の見積もりということなんですけれども、冷戦後の世界では、それ以前と比較しますと、最も大きな脅威の中身が大きく変質しているんで...全文を見る
○上田(勇)委員 以上です。
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○衆議院議員(上田勇君) 今、この国会の承認についての御質問でございますけれども、昨日の公聴会での公述人の御意見も、私もペーパーで拝見をいたしました。  今、委員が御指摘になったように、この対応措置、これは迅速に実施をしなければならないということも非常に重要なことだというふうに...全文を見る
○衆議院議員(上田勇君) 承認の対象は、基本計画そのものではなくて、基本計画に定められた自衛隊の部隊等による協力支援活動、捜索救助活動、被災民救援活動を実施することについての承認でございます。
11月07日第153回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○上田(勇)委員 最初にテロ問題について御質問させていただきますけれども、米国で起きました同時多発テロへの対応については、テロ特措法が十月の二十九日に成立をいたしまして、これから我が国として具体的にどういう対応をするか、すなわち基本計画の内容をどういうふうに決めていくかということ...全文を見る
○上田(勇)委員 いろいろと今御説明をいただいたんですけれども、まだ具体的にどういうような対応をするかというところまでは話し合われていないというふうに理解をいたしました。  このテロ特措法で定めている基本計画というのは、相当具体的な内容まで定めていかなければいけないんですけれど...全文を見る
○上田(勇)委員 このテロ特措法が、我が国として早く成立をして早く対応をしたいということで、国会でその成立が、小泉総理、内閣のお考えで非常に急がれて、それで十月内に成立をしたのですが、その後もう一週間たっているのに、まだそういうような、何かいつ会合をやるかというようなことをやって...全文を見る
○上田(勇)委員 別に口調がのんびりしているからのんびりしていると言ったわけではないんですけれども、ただ、ちょっと対応が、どういうタイムフレームでやっているのかということについて、基本的に全く政府として考えがないんじゃないのかなという印象を受けたものですから、情勢の判断というんで...全文を見る
○上田(勇)委員 念頭に置きたいということであったんですけれども、もちろん私も、だから、このメーンの部分がアメリカとの協議で決まっていくということを否定しているものではないんですが、もう既に世界各国がこのテロに対して行動を起こすということを決めている、表明している中で、具体的にど...全文を見る
○上田(勇)委員 この問題はこの辺にさせていただきますけれども、特措法の法案の成立から、すぐに対応しなければいけないというような対応をしていた内閣が、ここに来て少しその意欲を失ってしまったのかなというような感じがいたしますので、その辺また大臣も、閣議の中でも、どうされるのか、ぜひ...全文を見る
○上田(勇)委員 努力されていることは今の御答弁でわかったのですが、ということは、各新聞等で報道されましたそういう方針を決めたというのは誤りであって、まだ方針は決まっていないのだということでよろしいのですか。
○上田(勇)委員 私は、別にメディアの報道にコメントしてくれと言っていなくて、政府の方針はどうかというふうにお伺いしたのですが、私ははっきり御質問しているので、ぜひはっきりお答えしていただきたいと思います。
○上田(勇)委員 別にこれは、ここで言葉じりで議論をしようというつもりではないので、私は、もうこれだけ報道されているので、こういうことが一般的に認識されているのだけれども、まだ政府としては決まっていないのだ、米国が仮に参加しなくても批准をするということについての方針を決めたわけで...全文を見る
○上田(勇)委員 ちょっと、わかりましたとはなかなか言えないのですが、これ以上言っていても同じお答えだというふうに思いますので、ぜひ、もうちょっと内閣として方針をはっきりして臨んでいただきたい、このことを要望いたします。でないと、これは、二〇〇二年発効を目指すと言いながら、結局で...全文を見る
○上田(勇)委員 最後に、ちょっとこの件に関して、先ほどから政府としても最大限の努力をしているというふうにおっしゃっている。何に向かって最大限の努力をされているのですか。もうちょっと具体的にお答えいただけますか。
○上田(勇)委員 努力をしているというのは、先ほどから重ねて御答弁いただいているので、それは別に否定するものでもございません。ただ、何に向かって努力をするのか、どっちに優先順位があるのか、二〇〇二年の京都議定書の発効が最大の努力目標なのか、そうじゃなくて、最大の排出国であるアメリ...全文を見る
○上田(勇)委員 別に努力という言葉が好きだ嫌いだということではなくて、ただ気合いだけでは物事は進まないということでございまして、努力をして結果が出なくてもいいということではないのだということを申し上げたかったので、目標が明確でないと、最大限の努力をしているというだけでは、やはり...全文を見る
○上田(勇)委員 状況についてはよくわかりましたけれども、ちょっと大臣の外交に対する考え方を伺えなかったことは残念であります。  やはり、このグローバリゼーションの光と影、その経済格差の拡大というのが今回のこのテロ事件の背景にもあるというようなことも言われます。世界の平和と安定...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、武者小路先生、大変貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。先生にお話をいただいた中で何点か、また多少補足をしていただければというふうに思いますので、そういう観点からちょっと御質問をさせていただきます。 ...全文を見る
○上田(勇)委員 今のお話のとおりだと思うのですけれども、ただ、私がちょっと問題意識として持っている面というのは、そういういわゆる風俗関係で働いている女性の方もさることながら、そうでなくて、今、日本産業の、いわゆる製造業の現場でも、あるいはサービス業の現場でも、相当外国人の労働者...全文を見る
○上田(勇)委員 最後にもう一つ、若干これは視点が変わるのですけれども、きょうの先生のお話にもありましたし、先生から配付していただいている資料の中で、ヒューマンセキュリティーを柱とした日本外交について、先生からのペーパーの中に御提言もあるのですけれども、その中で、国連の平和維持・...全文を見る
○上田(勇)委員 終わります。
12月05日第153回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○上田(勇)委員 限られた時間でありますので、早速質問に入らせていただきます。  まず一点目、パキスタンに対します経済支援のことについてお伺いをいたします。  アフガニスタンの情勢に適切に対応していくために、隣国で最も関係の深いパキスタンに対してできる限りの支援を行っていくと...全文を見る
○上田(勇)委員 パキスタンに対する支援が必要であるのは私も申し上げたとおりなんですけれども、ついこの間までパキスタンに対して我が国としては経済制裁を発動していたわけでありまして、今お話にあったように、教育とか保健とかの分野でその資金を使うということは異論のないところでありますけ...全文を見る
○上田(勇)委員 時間ですのでこれで終わりますが、今おっしゃったんですけれども、大学とか民間の企業なんかでもいろいろ技術開発をしようとしているのに対して、なかなか政府の対応、いま一つなんではないかというような声をよく聞きますので、ぜひいろいろ積極的な支援、対応をお願いをいたしまし...全文を見る
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○上田(勇)委員 公明党の上田勇でございます。我が党の残された五分間で発言させていただきます。  この調査会で、本年、二十一世紀の我が国のあるべき姿ということで、実に多方面の有識者の方から幅広く、また、示唆にあふれたいろいろな意見を聴取してまいりました。私は、それらの意見を通し...全文を見る