上田茂行

うえだしげゆき



当選回数回

上田茂行の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月09日第71回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○上田委員 国立学校設置法等の改正法案、とりわけ筑波大学法案に関しまして若干の質問を文部大臣並びに文部当局の皆さん方にさしていただきたいと思います。何ぶん初めての質問でございますので、少し失礼な点があるかもしれませんけれども、その点はお許しを願いたいと思います。  このたび、東...全文を見る
○上田委員 まず、大学とは何かという問題から入りたいと思います。  私が大学に入る前と、そして紛争を通じて、大学というものに対する考え方というものは大きく変わりましたし、また世間の多くの人たちが、大学というものは一体どのようなものであるかということに対して、その考え方が大きく変...全文を見る
○上田委員 筑波大学が、そうしたいま大臣がおっしゃいましたような諸情勢の変化というものを踏まえながら、象牙の塔的な大学ではなくて、それ以外のそういうものを踏まえながらの新しい大学の試みだということはよくわかるのであります。  それではもう一つお尋ねしたいのですけれども、いわゆる...全文を見る
○上田委員 大学の自治という問題が、学部の自治という形ではなくして、もっと全体的な大学の自治であらなければならない、そしてまた、社会情勢の変化の上にこうした大学をつくらなければならいという点は非常によくわかるのですけれども、しかしながら、ここで一つ大きな問題になるのは、よく新聞等...全文を見る
○上田委員 私が聞いておりますところによりますと、昭和四十六年の十月に筑波新大学創設準備会というものが設けられたと聞いておるのですけれども、その中に東京教育大学からどのようにして代表が選ばれて、そしてどのようにして運営されているかという点についてお答えを願いたいと思います。
○上田委員 東京教育大学から非常に多くの教官の方々がこの創設準備会というものに出られているということを伺ったわけなんですけれども、それは教育大学というものを代表する資格でそれらの方々は出られているわけなんですか。
○上田委員 いま伺っておりますと、教育大学の中にあって文学部だけが反対をしておる、そしてまあまあ民主的な方法で大学の中からこの大学の移転についての準備会というものに多くの方々が出られておるというようなことをいま文部当局から伺ったわけですけれども、世間一般の評判とか、あるいは世間一...全文を見る
○上田委員 そうした努力をされることによってそうした誤解を一日も早く解くようにして、これらの施策を進めていただきたいと思います。  また次の質問に移らせていただきたいと思います。  この大学に関しまして非常に目新しい点でまず第一番目に目立ちます点は、副学長という制度を設けてい...全文を見る
○上田委員 学長の選考で、文部大臣が任命するということなんですけれども、それでは、文部大臣に、その選ばれた副学長というものに対する拒否権というようなものがあるのでしょうか。
○上田委員 いま文部大臣のお答えを伺っておりまして、なるほどと思う点もあるのですけれども、そういうところから非常にいろいろな議論がちまたにあると思うのです。  そこで、もしこれが学長の補佐機関であるなら、学内教官の人たちに限定してもいいのではないかというようなことがあると思うの...全文を見る
○上田委員 学長の補佐機関としてそういう副学長という制度を設けられるということですけれども、一般的に私ども大学の職員ということについて日ごろ思っておったことは、教授とか、あるいは助教授とか、助手とかというものが講座制の中にいるわけなんですけれども、非常に大学の職員の数とか、そうい...全文を見る
○上田委員 大学におけるそういう一般的な職員の充実というものをぜひはかっていただきたいと思いますし、また同時に、文部当局がこの副学長の制度というものをより充実したものにするためには、やはりこうした一般の職員の中からスペシャリストというようなものを養成することによって、そして副学長...全文を見る
○上田委員 いま言いました大学副学長の補佐機関といいますものを、私がどうしてこういうことを言うかといいますと、いわゆる大学試案というものは、非常に多くの大学でつくられているわけなんです。ところが、そのつくられた過程なんかをある人から伺ってみますと、それは大学の統一的な見解というよ...全文を見る
○上田委員 社会の中にあって、まあアンテナという形で社会の情勢を的確にとらえる上で、この地域社会の中から、あるいはそのほかのところから各界の有識者の意見というものを聞くということ、そういうことについてはよくわかるのですけれども、できましたらもう少し具体的にその大学内においてどのよ...全文を見る
○上田委員 そうした重要事項について学長の諮問に応じてそしてやられるということですけれども、その学外から求められるということでまたいろいろな批判があるのですけれども、たとえば産業界から招かれた場合には、産業界は非常に財政的な力があるということで、学問の自由とかあるいは研究の自由、...全文を見る
○上田委員 そういう、いま文部当局の方がおっしゃったようないい点があります。にもかかわらず、一方ではそういう疑惑があるということは厳然たる事実だと思うのですけれども、もしそういう疑惑を取り除くのでしたら、そうしてまた、大学人というものを、ある意味で社会に目を開いた大学人も非常に多...全文を見る
○上田委員 こうした真新しい、いままでなかったような新しい制度というものを十分に機能させるように文部当局としての努力をお願いしたいと思います。  次に、この管理運営についての第三の特徴ともいうべき人事委員会という制度についてお尋ねしたいと思います。これには総会と専門委員会という...全文を見る
○上田委員 たとえば具体的に政治学の教授を選ぶというような場合についていえば、初め専門委員会というところで政治学の教授を選ぶ。その関連の学類とか学系とかの非常に専門的な、政治学に対して詳しい方々が審査をなさって選ばれるというようなことはよくわかるのです。それを上に持ってきて、総会...全文を見る
○上田委員 時間が迫ってまいりましたので、管理運営、国家権力の介入という点についてはそれぐらいにしたいと思いますけれども、最後に一問だけぜひとも質問させていただきたいことは、学生の参加という点についてであります。この法案においては学生の参加ということは全く触れられておらないわけな...全文を見る
○上田委員 ほかの大学のように大学の当事者の意見にまかせる、また、法律に載せるよりもそうしたほうがいいのではないかという意見だと思うのですけれども、少し調べてみたのですけれども、たとえばフランスなんかにおいては、各評議会というものに教員とか研究員と同様に学生というようなものが含ま...全文を見る
○上田委員 学生の参加について、人事とか財政という面はほかにして、カリキュラム、研究内容についての要望というものをくみ上げるようなものは少しぐらいいいのではないかということを大臣から伺ったわけなんですけれども、カリキュラム一つにいたしましても、ただ単にカリキュラム、研究内容を要望...全文を見る
06月20日第71回国会 衆議院 文教委員会 第23号
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○上田委員 自由民主党の上田茂行でございます。  きょうは、皆さま方非常にお忙しい中をここまで時間をさいておいでくださいまして、まことにありがとうございます。以下、時間が少ししかないんですけれども、参考人の皆さま方に御質問を申し上げます。  私自身、数年前まで大学の内部におり...全文を見る
○上田委員 どうもありがとうございました。  次に、非常に諸外国を回られ、また、日本の私学の大学のことにたいへん詳しい佐藤先生にお伺いしたいと思うのですけれども、今回のこの法案の一つの問題点は、参与会という制度があって、そしてそれが社会に開かれておるがために、管理体制が強くなり...全文を見る
○上田委員 どうもありがとうございました。  次に、きょう幸いにいたしまして、東京教育大学の大島先生がおいでになっておりますので、東京教育大学の内部のことに詳しいと思いますので、少しお伺いしたいと思います。  大学という問題が、大学の自主的な判断によって移転しなければならない...全文を見る
○上田委員 少し調べたところによりますと、昭和四十四年七月の発表前に評議会の原案を教育学部と理学部と農学部と体育学部の四学部と光学研究所教授会が審議されて、特に助教授と教授がその中で投票された結果によりますと、教育学部は全員五十七人中二十一人反対、理学部八十三人中十七人反対、農学...全文を見る
○上田委員 時間がございませんので、最後に一問だけさせていただきたいと思います。  藤田先生は創設準備会の中で御活躍になったということですけれども、東京教育大学の人たちがその創設準備会の中に多数入っている、そしてその人たちの意見というものを十分尊重をしてプランをつくったというこ...全文を見る
○上田委員 どうもありがとうございました。  次に、藤波先生が御質問なさいますので、かわらせていただきます。
12月13日第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○上田委員 参考人の方には非常にお忙しい中をまことに御苦労さまでございます。順次参考人の方々に御質問をさせていただきたいと存じます。  まず竹内さんにお伺いしたいのでございますけれども、この意見に対しまして反対だというようなことを言われまして、そしてその中で独自の立場からいろい...全文を見る
○上田委員 実はいま三百八十円という問題を出したのは、こうした三百八十円という灯油の値段が標準価格の一つのモデルケースだというように私たちは思っているわけなんです。それで出したわけなんですけれども、竹内さんが先ほどから、独禁法のより強い公取の姿勢が必要であるというようなことを言わ...全文を見る
○上田委員 もう一点。いまお伺いしたのですけれども、この法案自体についてその独禁法の問題ではなくして、売惜しみ買占め防止法というような法律の補強になっているという感じがするのですけれども、その点についてはどう思われますか。
○上田委員 次に、もう一点だけお伺いしたいと思います。先ほどから、当委員会が始まって以来いろいろな方々から審議会というものが問題になるわけであります。財界とまた官僚との密着があるんではないかというような観点から、特に審議会を設置すべきであるというような意見がよく取り上げられるわけ...全文を見る
○上田委員 それでは、時間の都合がございますので、これで終わらせていただきます。