上田茂行

うえだしげゆき



当選回数回

上田茂行の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○上田委員 農用地開発公団法案につきまして、若干の質疑をさせていただきたいと思います。  昭和三十六年に農基法農政というものが展開されましてからすでに十二年に至るわけです。その後、その基本方針が総合農政という形でさらに強められ、今日に至っているわけでございますけれども、その間、...全文を見る
○上田委員 いま政務次官のお話しを伺っておりまして、これからは食糧の逼迫という問題が非常に大きな問題であるから、食糧の安定的な供給をはかるんだ、そのために、この農用地開発公団の理由説明にも書かれておりますように、「国民食料の安定的な供給の確保を基本とした諸施策の展開が重要な課題と...全文を見る
○上田委員 そういう方策によりまして食糧の安定的な供給というものをぜひはかっていただきたいと思うのですけれども、そのときに、まず、第一に問題となりますのは、生産性の上がる高度な機械を利用した近代的な農業を営もうとするならば、やはり、農業の人口というものをある程度減らしていかなくて...全文を見る
○上田委員 そういう事業はぜひこれからやっていただきたいと思うわけです。せっかく農業基本法なり総合農政でうたわれておりますような農業の近代化を実際にやろうとする場合には、これはどうしてもやらなければならないことだと思うわけです。特に、農業から出ていかれる人に対して職場を与えるとい...全文を見る
○上田委員 自立経営農家、あるいはまた出ていく人、いろいろな面があるわけですけれども、日本の現状を見ていますと、ほとんどが兼業農家であるわけです。私も選挙区が滋賀県ですけれども、一町ぐらいのたんぼで、土曜、日曜少しだけやって、あとは働きに出る、ところが、農繁期とか四月の田植え時期...全文を見る
○上田委員 大規模にこういう開発をされ、そして国民の求めておる肉を供給するというような、そういう目的はなるほどよくわかるわけです。しかし、ある意味で零細企業というものがいま倒れていっておる、それはやむを得ないものであるということもよくわかるわけですけれども、それでは、こういう大規...全文を見る
○上田委員 非常に具体的に五十七年度を目標にした数字をあげていただいたわけですけれども、そうした確定的なある程度の目標なり数字というものを肉牛を飼っていらっしゃる方々に広く示すこと、そして、また、そのように努力をすれば、決してそうした企業はつぶれることがないというような御意見だと...全文を見る
○上田委員 次に、この法律の目的というのは、国民食糧、特に、今後さらに需要の増大が見込まれる畜産物等の安定的な供給体制を確立するためには、草地等の造成をはじめ、農業生産基盤の整備を強力に推進することが必要であるということを書かれておるわけですが、そこで、昨年土地改良長期計画が決定...全文を見る
○上田委員 こういう方策が、これからとられていく一応の目標となっているわけですけれども、いままで、この法案にのっとるような趣旨の事業を行う一つの方法としては現在の土地改良法があり、この事業等によってもっと強く実施していったら、この法案の意味はないのではないかというような意見もある...全文を見る
○上田委員 だんだんと質疑をするうちに、この趣旨なりあるいはこの目的なりというものがおぼろげながら明らかになってきたわけですけれども、この新公団は、広域農業開発事業、畜産基地建設の二種類の事業を行なうと聞いておるわけです。そこで、この際、この事業の考え方をもう一度明らかにしていた...全文を見る
○上田委員 農林省から農用地開発公団法案参考資料というものをいただいておるのですけれども、その予定地としてあがっておる個所を見てみますと、北海道とか、九州とか、東北とかいう、非常に都市から離れた遠隔地というものが予定地としてあがっておるわけです。蔬菜の経営と違いまして、畜産経営と...全文を見る
○上田委員 県と協力するというのはわかったのですけれども、その前半が何かもやもやとしていてあまりよくわからなかったのですけれども、次の質問に移らしていただきたいと思います。  もう一つ、いま私があげた遠隔地の不利性というような問題のほかにも大きな問題があるのは、これは現在の農業...全文を見る
○上田委員 こういう大規模な計画、農用地開発公団というものがこれからの事業を行なわれるということに対しましては非常に賛成でございます。しかし、集団的な経営というものを考えられていらっしゃるのか、その点についてお伺いしたいと思うのです。  そこで、経営面についてお伺いしたいのです...全文を見る
○上田委員 現在でも農協の中には指導員というものを置かれておって、そして、各地区を回って農家の相談に応じたり、あるいはまた農家の経営状態の分析をしながら、こうしたらいい、ああしたらいいというような助言を与える人たちがいるわけです。しかし、残念ながら、そういう職員の方々に対する月給...全文を見る
○上田委員 与えられた時間内におきまして、ざっとした質問しかできなかったわけでございますけれども、最後に、政務次官に御決意をお伺いしたいと思うわけでございます。  農林行政というものは、天候のかげん、あるいはあまりにも早い経済変動、物価高、土地の取得のむずかしさというようないろ...全文を見る
03月08日第72回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○上田委員 国立学校設置法の一部を改正する法律案について、若干の質疑をさせていただきたいと思います。二日ほど前に、すでにわが党からは三塚先生、そしてまた松永先生が御質問になりましたので、その個々の問題について若干質疑をさせていただきたいと思います。  まず徳山工業高等専門学校及...全文を見る
○上田委員 その当時、三十七年から三十九年までは非常に大きな数字で入学者がふえているわけです。三十七年ですと二千五百七十名であったものが、三十八年ですと四千七百九十名、三十九年は六千三百九十名、この三カ年は非常に大きな数字でもって伸びているわけでございますけれども、その後四十年か...全文を見る
○上田委員 これもここ数年来よくいわれておることでございますけれども、当時日本の経済の成長率は高かったのですけれども、今日ほどのものでもなかった。また農村において農家の子弟たちが非常に多かった。そういう人たちを工業のほうに吸収するがために、財界からの要望もあって、こういう高専に大...全文を見る
○上田委員 高専というところは、五カ年という教育年限、高等学校に二年ふえるわけでございますけれども、一般の高等学校、そして短大を合わせたような形で五カ年の間に専門的な知識を身につける、そしてその五カ年の間に一貫していわば大学の卒業程度以上に当たるような教育内容の充実をさせようとい...全文を見る
○上田委員 この高専というものにいささか類似した学校として職業学校というものがあるのですけれども、この辺の区分なり役割りの違いというものについて文部省当局はいかがお考えでしょうか。
○上田委員 中学校を卒業なさる生徒さんたちが、高専なりあるいはその他の高等教育機関に行かれるわけでございますけれども、中学校を卒業される年齢と申しますと、十五歳程度でありますけれども、そういう人たちは人格的にはまだ完成をされておりませんし、また、自分の将来の職業とか、あるいはこれ...全文を見る
○上田委員 今後、技術者養成のための教育というものをますます強められていくような方向で持っていかれるのか。すなわち、現状の幾つかの必須科目のうち、技術訓練的なものをもっともっとふやす必要があると、いま文部省当局がお考えになっておるのか。それともまた、基礎的な知識というものを十分身...全文を見る
○上田委員 次に、医科大学の問題に少し移らせていただきたいと思います。  今回、この法案は、新たに三つの医科大学の予算というものの裏づけの法案でございます。特に宮崎県、静県岡、滋賀県というようなところに大学を単科大学という形で設けようというものでございますけれども、この法案の内...全文を見る
○上田委員 医学教育の問題がいろいろあるから、これから検討しながらやっていくというようなことらしいですけれども、やはりこうした新しい大学を設けられる際は非常にいい機会だと思うのです。新しい大学がこれからすくすくと伸びていくような大学の体制というものを、いまのうちにしいておかなけれ...全文を見る
○上田委員 医科大学というのは、特にその地域にその医科大学をつくった利益というものが還元されるべきものでありますし、また特にそうした要望があるものだと思うわけです。そこで、一部私たちが伺うところによりますと、その地域の関係者の皆さま方をその大学の経営、大学管理の一部に加わらせる、...全文を見る
○上田委員 私の地元の新聞に、滋賀県に単科の医科大学が設けられるようになっておるわけでございますけれども、その中に参与会が設けられるというような報道がなされておるのですけれども、その点についていかがですか。
○上田委員 参与会については新聞が先ばしったというようなかっこうであるというふうに解させていただきたいと思います。  この法律の趣旨によりましても、医療需要の増大が非常にふえておる、特に四十八年度現在ですと、人口十万当たりのお医者さんが百二十八人であるから、将来百五十人に持って...全文を見る
○上田委員 そこで、厚生省から十万人当たり百五十人なり百六十人というような人数のお医者さんが必要であるというような通達というものがあったようにいまの答弁では伺えるわけでございますけれども、それについて文部省側は、十万人に対して百五、六十名で大体よいというようなことで終えられておる...全文を見る
○上田委員 ただ単に教育というような問題だけではなくして、非常に幅の広い、厚生省との関係の中で一体日本のこれからの医療行政をどうやってやっていくか、そういう目標を持ちながらやっていくべきだと思うのです。そうした意味でできるだけ厚生省当局との一致した計画作成をやっていただきたいと思...全文を見る
○上田委員 そうしたことをやられておるということを伺っておるわけです。また関連教育病院というようなものもこれに付属して置かれるということも伺っておるのですけれども、今度新しく設けられる三県について、それはどのような具体的な情勢であるか、お教えを願いたいと思います。
○上田委員 厚生省の関係もだんだん深くなってくるわけでございますけれども、いまの三県の様子を伺っておりますと、どれも既存の病院であろうと思うのです。滋賀県も日赤という病院ですけれども、これは私たちの聞くところによりますと、経営的にも非常に苦労しておるというような実情があるわけでご...全文を見る
○上田委員 関連病院に指定されたところが必ずしも喜んでおらないということも伺うわけでございまして、そうした補助的な助成に対しまして十分なる力を加えていただくようにお願いするわけでございます。また、十二県ほどいわゆる医科大学のない県がこれも含めてあるということを伺っておるわけでござ...全文を見る
○上田委員 たとえば土地の問題とか、看護婦さんの問題とか、あるいはそこに教授をなさる教官の問題というような点については、いままでもしばしば伺うわけでございますけれども。それと同時に、やはりその地域に還元されるような大学とならなければ、わざわざ一県に一つの医科大学を設けるようなこと...全文を見る
○上田委員 国立の滋賀大学はいま教育学部と経済学部に分かれておりますけれども、それを一カ所にまとめて、そしてそれに医科大学をやるということは技術的に不可能だったわけでございますか。
○上田委員 先ほど、やはり単科の医科大学というようなものをつくるほうが小回りもきくし、あるいは医学教育の特有なものがあって、一貫した六カ年の教育というものが必要であるというようなことを数々と伺ったわけでございます。私は、これは要望一するわけでございますけれども、それだからこそ新し...全文を見る
04月12日第72回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○上田委員 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律また公立高等学校の設置、適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律及び学校給食法等の一部改正を内容とする、このように非常に盛りだくさんな、各義務教育から高等学校、特殊教育、さまざまな方面にわたる非常に幅広い法...全文を見る
○上田委員 いままでの状況ですと、自然減というものが非常に多くあった関係上、文部省の関係でもこうした改善については非常にやりやすい面があったということがうかがわれるわけでございますけれども、今回の第四次改善の内容を見てまいりますと、四十九年度を含めたこれからの五年間に児童生徒数が...全文を見る
○上田委員 今回のこの法案の中で実にさまざまな点について改革がなされておるわけでございます。また学級編制につきましても、それぞれの立場で特殊学級あるいは中学校の複学級等の改革がなされておるわけでございますけれども、従来国民の間に一つの大きな要望があったのは、こういう点ももちろんの...全文を見る
○上田委員 いまの点に関しましてもう少しお伺いをしたいと思うのですけれども、実は昭和四十六年に中教審から答申が出されております。その中に、学校段階の特質に応じた教育課程の改善をはかっていこうじゃないかという項目が設けられております。すなわち基礎教育を重視するという立場から各学校の...全文を見る
○上田委員 いまの御答弁を伺っておりまして、量的な拡大というものをやってきた、今後質的な拡大というものが必要であるというふうに理解をしていきますならば、いわゆるいま現状で行なわれておりますような六・三・三制というような制度を、今後絶対的なものとは必ずしも見ていないというふうに私た...全文を見る
○上田委員 次に、先般教頭職の法案がこの委員会でも、また衆議院でも通ったわけでございます。参議院でも絶対通ると思っておりますけれども、もし通りますと、教頭さんが一般の先生と同じように授業を受け持たれる時間というものがきわめて少なく、あるいは皆無になるというようなことを伺っておるわ...全文を見る
○上田委員 せっかく教頭法案が通るというような状況になりましても、安心して教頭さんが教頭の立場で校長の補佐をできるような立場を確保するためにも、ぜひこうした制度を文部省のほうで取り入れてくださることをお願い申したいと思います。  次に、高等学校関係の質疑に移らせていただきたいと...全文を見る
○上田委員 第一次ベビーブームのときに生まれた子供たちがいま結婚をして、またあと何十年か後には子供たちが高等学校に行くわけでございますけれども、あの当時、講堂の中に幾つか部屋を仕切って、そして寒い中を勉強しなければならないというような状況もございましたし、ひどい学校になりますと、...全文を見る
○上田委員 いまの問題にもう一度触れてみたいと思いますけれども、種々雑多な能力を持った人たちに、適正なコースを選ばせることが重要であるから、高等学校を義務化するのはあまり好ましくないというお話でございますけれども、もっとそのことを突き詰めてみますならば、高等学校を、大臣が言われま...全文を見る
○上田委員 次に、この高等学校の改善の中で、高等学校における事務職員というものが非常に足りないとか、あるいは仕事が非常に過重になるというような不満を聞いておるわけでございますけれども、その点につきまして、今回の法案によりますと、通信制課程の事務職員の定数を、六百人に一人当たりを四...全文を見る
○上田委員 次に、学校栄養職員のことについて少しお伺いをしたいと思います。  現在、特に四十八年の五月におきますと、公立義務教育諸学校または共同調理場において学校栄養職員の配置数が五千四百五十六人、その中で、学校給食を単独で実施している小中学校の学校栄養職員は三千百四十一人、そ...全文を見る
○上田委員 学校栄養職員を県費負担にするということになるわけでございますけれども、まず第一にその理由をお聞かせ願いたいと思います。
○上田委員 今回のこの法案が通ったあとには、義務教育諸学校あるいはまた共同調理場に勤務する学校栄養職員の全員が、この法案が通ったらすぐさま県費負担となるわけでございますか。
○上田委員 学校栄養職員が非常に興味を持っていらっしゃるのは、もう一つ給与の問題でございますけれども、県費負担の職員になることによって、いままでより給料が不利になるような場合も一部あるではないかというようなことも心配している向きがあるわけでございますけれども、この点につきまして、...全文を見る
○上田委員 現在、国庫負担の対象となっている栄養職員の方もいらっしゃるわけなんですけれども、今回の法律が通りますと、まずまっ先に国庫負担の対象になっている栄養士の方々が先に自動的に県費負担の職員になって、そのあと順次先ほど局長が言われましたような方法で、五十三年度をめどに順次その...全文を見る
○上田委員 今後そのような措置をとりながら学校栄養士の問題に取りかかっていかれるわけでございますけれども、今後五カ年間の計画というものがいまございますならば、発表願えればありがたいと思います。
○上田委員 以上、幾つかの点に触れて質疑をさせていただきましたけれども、いま新しい非常な教育に対する要請があり、また一部で旧態依然とした問題もあるわけでございますけれども、個々の生徒の想像力を伸ばし、また個性を生かしながら教育をやっていかなくてはならないという新しい要請にこたえる...全文を見る
04月23日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第32号
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○上田委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、一時間程度、若干の質問をさせていただきたいと思います。  一昨年の、食料の問題が非常に話題にのぼった年でございますけれども、特に、日本にとりましては、大豆等の穀物の問題が大きく響いたわけでございますけれども、そのあ...全文を見る
○上田委員 政務次官の御答弁を伺いまして、農林省側として、効率のよい近代的な農業を営ませるために、自立経営農家の育成というものについての努力をいかにはかっていらっしゃるかということの一面を伺ったわけでありますけれども、現在、農基法が失敗に終わったのではないかというような批評がある...全文を見る
○上田委員 次に、この法律の内容に移らせていただきたいと思いますけれども、この法律の「目的」という項に、「農業者の老後の生活の安定及び福祉の向上に資するとともに、農業経営の近代化及び農地保有の合理化に寄与することを目的とする。」と載っておるわけでございます。一つは老後保障の項、並...全文を見る
○上田委員 いまの局長の答弁を伺いまして、私自身は、経済政策、特に経営の近代化というようなものは、こういう法案によってはなかなかなし得ないのではないかというふうに感ずるわけでございます。と申しますのも、この法案によりますと、六十歳までにできるだけ経営移譲をしてくれ、そうしたら経営...全文を見る
○上田委員 いまの質問の中でもう少しお聞かせ願いたい点があるわけなんですけれども、この法律は近代化をはかるということが一つの目的になっておるわけです。そのために、六十歳までにできるだけ経営移譲してください、そうした場合に、六十歳から六十五歳の間に経営移譲年金というようなものをお払...全文を見る
○上田委員 次の質問に移らせていただきたいと思います。  まず、これは確認をとりたいわけですけれども、今回の法律の改正の要点は、まず第一は年金額を引き上げること、それとともに、保険料を同じように二・二倍引き上げること、そして第二番目がいわゆるスライド制を導入すること、そして三番...全文を見る
○上田委員 それでは、私が四点あげた問題につきまして順次質問を続けさせていただきたいと思います。  まず、第一に、五十一年の一月からこれが実施されるという見込みになっておるわけでございますけれども、その前に、今回二・二倍、保険料また年金、両方引き上げたわけでございますけれども、...全文を見る
○上田委員 厚生年金におおよそ見合うような年金というものを農業者に与えなくちゃならないということなんですけれども、ところが、この計算の基礎になっております勤労者の所得の伸びというものと農業所得の伸びというものは違うわけでございます。特に、過去の例を見てまいりましても、最近十年間を...全文を見る
○上田委員 今回の改正にあたりまして、いわゆる農業に従事され、また、この年金に加入されていらっしゃる方々にとりまして最も興味のあることは、どのくらいの年金が何十年後かにもらえるかということだと思うのです。  そこで、これは試算でございますけれども、六十五歳以上の給付で、この計算...全文を見る
○上田委員 その点に触れてまいりますと非常な異論もあろうと思いますけれども、二万円ぐらいの金額で大体生活ができるということですけれども、政府の統計はいつも低いような気がするわけです。いま東京で下宿している学生がどれくらい使っているかという、その金額と比べてみられれば、すぐ現実の問...全文を見る
○上田委員 いま、農業所得の四・二%ぐらいの比率だということを言われたわけなんですけれども、私は先ほどからずっと伺っておりまして、この法律というものが、農業らしい農業を営んでいらっしゃる方々に線を引いて、当然加入というものを設けていらっしゃる。五十アール当たり経営していらっしゃる...全文を見る
○上田委員 次に、スライド制の問題に質問を移したいと思うのですけれども、率直に言って、これは、たとえば物価がその間に八%上がった場合には、八%に見合うような年金を引き上げると、簡単にそう解してよいわけでございますか。
○上田委員 次に、出かせぎ者に対する対策というような面もこの法律の中に盛り込まれておるわけでございますけれども、実は、農業者年金制度研究会という研究会の報告の中には、今回の法律の趣旨に盛り込まれておるような改正の方法じゃなくして、そのほかに、出かせぎ先での厚生年金加入を任意とする...全文を見る
○上田委員 次に、現在ここに加入をしていらっしゃる方の人数でございますけれども、四十八年度末で百五万人という方々がこの年金に加入されているわけでございますが、当初の予定でございますと、二百万人ぐらいをこの制度に加入させていきたいというふうに予定されていたと伺っておるわけでございま...全文を見る
○上田委員 これは私の県の例でございますけれども、私の県は郡部の人口が半分、九十万のうちの四十五万、そして、都市部の人口が四十五万くらいの、それほどの純農村というところでもございませんけれども、都市型の県であるというふうなこともないという、いわば中間的な県でございますけれども、そ...全文を見る
○上田委員 さきに齋藤厚生大臣が衆議院の社会労働委員会において、厚生年金について、年金額の大幅な引き上げをはかることを検討しているというふうに言われておるわけでございますけれども、これが実現された場合、厚生年金並みの年金を農業者に与えようという趣旨のこの農業者年金も当然変えていか...全文を見る
○上田委員 最後に大臣にお伺いをしたいわけでございますけれども、この法律が、一つは老後保障ということ、いわゆる福祉政策であり、一つは近代化をはかっていこうということ、その二つの趣旨を盛り込んだ法律であるわけでございますけれども、私は、この法律のいままでの感じを申し上げますと、六十...全文を見る
○上田委員 どうもありがとうございました。