植田至紀

うえだむねのり



当選回数回

植田至紀の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月17日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○植田委員 では、早速始めさせていただきます。社会民主党の植田至紀と申します。今回、初めて当選してまいりました、いわば新入生でございますので、初歩的なところからいろいろと質問させていただきたいと思います。社民党の植田、よろしくお見知りおきくださいませ。  さて、今回の公的部門の...全文を見る
○植田委員 さて、ではそれを受けまして、まず、今回債権放棄から法的措置に至る過程で、いわば金融行政の独立性に禍根を残す事態が起こったということについて、今度は再生委員長にお伺いしたいわけですけれども、当然ながら、私は、今回の受け入れ、了承という判断は容認できない立場に立つわけです...全文を見る
○植田委員 それはそうなんですよ。午前中も三条委員会の中立性について若松議員から御質問があったところで、同じことをたしか申されたと思います。  今私申し上げているのは、正しかったかどうなのかという話はまた別途質問させていただきますけれども、正しいと信念を持っておられる委員長にお...全文を見る
○植田委員 そうおっしゃるしかないだろうと思うのですけれども、それぞれの方がそれぞれのことをおっしゃった、そして結果として、結果が出ました、ただしそれぞれの御発言はその要因にはあらずということなわけですよね。そうしか言いようがないと思うのです。  改めてもう一度この三条委員会の...全文を見る
○植田委員 では今度、参考人の預金保険機構松田理事長にお伺いしますけれども、初歩的なことから、そもそも預金保険機構というものは預金者保護が最大の使命でございますよね。
○植田委員 とするのであれば、預金保険機構の任務として、一民間企業の再建計画を審査して、それが仮に妥当であれば債権放棄をするということまで期待されているのでしょうか。いかがでしょうか。
○植田委員 ただ、今回の一件、そごう問題で債権放棄をするという判断が極めて困難だということは明らかになったと思いますけれども、十二日の理事長の記者会見の要旨を見ておりますと、この債権放棄を決めたということは正しい判断だ、苦渋の選択でもあるが正しい判断であるというふうにおっしゃって...全文を見る
○植田委員 判断は正しかったのだけれども慎重さを欠いていたということなんでしょうか。判断は正しかったのですよね。しかし、検討課題として足りない部分もあったということなんですか。そうでもないのですか。
○植田委員 では、今度担当大臣にお伺いするのですけれども、先ほどとやや重なる部分があるのですけれども、少なくとも、今回の件に関して、国民の理解を十分得られなかったということは当然あるのじゃないか。特に今回、費用最小原則にのっとり対応をしたと言いますけれども、その妥当性であるとかを...全文を見る
○植田委員 担当大臣の感想だけで結構なんですけれども、死んだ子の年を数えるような話ですけれども、仮に十分に情報開示をし、説明責任を果たしておれば、今回の債権放棄を了承したという件について十分国民の支持が得られたというふうにお考えでしょうか。
○植田委員 では、引き続いて、今度は興銀さんの頭取さんがお越しですのでお伺いいたします。まず、メーンバンクとしてのガバナンス、責任についてお伺いしたいと思います。  特に、このそごう問題に関して主要取引銀行の責任、とりわけやはり興銀の責任が重いわけですからきょうもお越しいただい...全文を見る
○植田委員 続いて頭取さんに伺いたいのですけれども、巷間よく言われますのが、そごうと興銀の関係に関して、いろいろな形で、どれだけ根拠があるのかどうかも含めて後でお答えいただければいいのですけれども、批判があるわけですよね。例えば、それはもともと水島そごう会長も興銀の出身だ、そごう...全文を見る
○植田委員 意外と時間というのは早くたつもので、やはり初戦ですので、お許しください。  さて、そろそろ、もう五十七分で終わりということでございますので、最後の質問になるのですけれども、やはり今回の債権放棄というのは正しい判断だとずっと言い続けられるのでしょう。恐らく墓場に行くま...全文を見る
○植田委員 最後に一言だけ申し上げて、五十七分で終わりだそうですので、終わらせていただきます。  やはり忘れたらあかんことは、公的資金の投入というのは、金融機関が信用創造と決済機能を備えているといういわゆる金融機関の公的役割に着目して初めて可能になる、いわばぎりぎりの選択である...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○植田委員 社会民主党の植田至紀です。  今回の選挙で初めて当選させていただきました。新入生でございますのでよろしくお願いいたします。  きょうお伺いしたいのは大きく二点でございます。  一点目は、人権行政にかかわって、特に「人権教育のための国連十年」の推進状況等々に関して...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  もうちょっと具体的なところをお伺いしたいんですけれども、一つ一つ伺っていくと細々となりますので、端的に、例えば警察官の研修に関して、この推進本部ができる前と後とで、具体的にその研修内容がどれだけ人権に配慮するようなものになったのかどうか。例...全文を見る
○植田委員 細々したことで申しわけないんですけれども、以前にも増して充実させたという、その以前にも増しての部分、どんななのか。  例えば研修。今まで三十分憲法の講義をしました、その部分を三十分ふやして、基本的人権についてより具体的にやりましたとか、そういうところが聞きたいんです...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、次に移ります。  特にこの件に関しては、またいろいろな委員会の場なりで適宜質問させていただきますので、よろしくお願いします。  次に、この推進に当たっての広報体制なんですけれども、国内行動計画の推進状況によれば、国内行動計画を広く地方公共団体...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  次に、続長官にお伺いしたいんですけれども、御承知のように、いわゆる地対財特法、二〇〇一年度末、二〇〇二年三月に失効する。となると、これはいわゆる特別対策としての同和行政、転換を迫られることは当然なんですけれども、地対協意見具申にも明らかなよ...全文を見る
○植田委員 いずれにいたしましても、これから政策を展開していく、同時にまた、総務庁は政策評価というセクションを持っておられるわけですから、当然ながら政策を展開する上で、まず差別の現状を把握するということ、そしてそこから課題を導き出す、そこから政策というものは展開されるということは...全文を見る
○植田委員 政府としても努力を続けていただきたいのですけれども、課題が、例えば総理府の調査でも、二十人に一人がそういう恋人や夫からの暴力に対して命の危険を感じるというのが明らかになっているわけですね。そういう意味で、喫緊の課題であろうと思うのです。  当然、さまざまな観点から検...全文を見る
○植田委員 できるだけ早くということでございますので、遅くとも次期通常国会、早ければ次期臨時国会といきたいところでございますけれども、その辺はなかなかおっしゃりにくいところなんでしょう。できればそういうふうに言ってほしかったんです。  さて、もう一つこの答申の中で、「女性に対す...全文を見る
○植田委員 あと一分ですので、一言だけ申し上げて、質問を終えさせていただきます。  この問題、特に男女共同参画社会を築く上での課題、私自身、男ですけれども積極的に取り組みたいと思っております。よく逆土佐日記と申し上げております。男もすなる日記を女も書いてみようと始まる土佐日記、...全文を見る
08月24日第149回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  人事院勧告及びそれにかかわって若干質問させていただきたいと思います。また、若干重複する部分もあるかと思いますが、そこはちょっと御甘受をいただきたいと思います。  まず、今回の人事院勧告では、俸給表の改定が見送られ、扶養手当の...全文を見る
○植田委員 次に伺いたいのが、意見の申し出の中で、任期つき任用職員を採用するための法制度を設ける、そういう意見の申し出が勧告とともに行われているわけですけれども、この内容にかかわっては当然法案の審議の段階で行うことになろうかと思いますが、政府としてはこの申し出を受けていかなる方針...全文を見る
○植田委員 次に、給与改定財源に関してちょっとお伺いしたいのですけれども、今回の人勧の報告どおりこれを完全実施した場合、大蔵省の試算によれば、いわゆる今回の予算の中の一般会計の人件費、十兆九千三百億円のうち九百十億円を使い残す勘定になるわけですね。そういうことだそうです。また、本...全文を見る
○植田委員 これはちょっと重複する部分もあるんですけれども、公務員の給与体系の見直しと評価システムの整備にかかわって改めてちょっと私なりの問題意識から質問させていただきたいのです。  昨今、民間企業は年功序列型の賃金から能力や実績を重視する方向に転換しつつあるわけでございますけ...全文を見る
○植田委員 今の問題に関係いたしまして、総務庁さんの方では新たな評価システムについても検討をされていると伺っておりますので、今御質問した趣旨で、評価システムを検討なさっている総務庁長官の方からも御答弁いただきたいと思います。
○植田委員 どっちにしても、これは当然生首にもかかわってくる話でございますので、くれぐれも労使仲よくしながら、やはり労使の合意を踏まえた結論を得るように努力していただきたい、そんなふうに思います。  さて、ちょっと話がかわるのですけれども、ここで官房長官にお伺いしたいのですけれ...全文を見る
○植田委員 こういうさまざまなルールをちゃんとしていかなあかんなということだと思うのですけれども、やはり規範というのは実効あって初めて規範なんですから、そういう意味で実効力のある、それによってある意味で行動が律せられる、そうした一定の規範というものをそろそろこの際整備すべきではな...全文を見る
○植田委員 いや、それはわかるのですけれども、要するに、よく言われるように行革問題を公務員の問題に短絡させるという、そうした考え方についてはどうでしょうか。それだけもう一度お願いできますでしょうか。
○植田委員 わかりました。では、終わります。
10月26日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、先生には、御多忙のところお時間をとっていただきまして、本当にありがとうございました。素朴な質問になるかと思いますけれども、先日事前にいただいております論文及びきょうの御講演の順に従いまして、順次御質問させていた...全文を見る
○植田委員 私が申し上げたかったのは、そもそも二十一世紀の未来構想、国際社会を構想するに当たって、中核、周辺国家というふうな設定の仕方そのものが妥当ではないということですので、あえてその件について論争するつもりはありませんけれども、少なくとも多文化共生の社会をつくっていく上で、こ...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、次に進みます。  少子化、道徳退廃と呼ばれる状況について、また先生はおっしゃっています。もちろん私自身も、少子化問題というのは二十一世紀の日本の大きな課題だと思いますし、そこは一致するだろうと思うのですが、いわゆる先生のおっしゃる少子化と道徳の...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、最後に一つだけ。  ですから、そういうお話は非常によくわかります。そういうことは具体的に政策として反映すべきだろうと思うのですけれども、そのことを根拠に教育基本法改正、憲法改正というものにどうも私は直接的には結びつかないと思っています。というの...全文を見る
10月26日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、給与法の改定にかかわっての話は後でしますけれども、まず簡単に、官房長官にお伺いしたきお話もございますので、御答弁いただければと思います。  まず、せんだって人事院勧告が出た際にも私は官房長官にお伺いしたことがござい...全文を見る
○植田委員 これは前向きにやっていただきたい。もし、中川長官が長官を続けられるのであれば、これはひとつお仕事としてやっていただければと思うのです。  ただ、従来から、こうした国民の疑惑を招くような行為は厳に慎むということで常に申し合わせをやられていることは、現在でもやられている...全文を見る
○植田委員 官房長官は、男女共同参画の担当もなさっておられますよね。私自身、この内閣委員会でも一般質問をやるときには、特にこうした男女平等社会に向けた課題について、一度やらせていただきまして、これからもやっていきたいなと思っているのですけれども、これからの、例えば、最近はDV、ド...全文を見る
○植田委員 当然、男女共同参画社会基本法に書かれている中身、それを具体的に実現するという意味では、そういうことを十分認識しているというのは一つの条件だろうとは思います。ただ、そのことを読みました、理解しましたというだけで資質がありますとはなかなか言いがたい面もありまして、やはり公...全文を見る
○植田委員 いや、今記者会見とおっしゃいましたけれども、私は一言も主語は申し上げてございません。長官が何かしたからその件についてこうだとは聞いていないつもりだったのですけれども、身に覚えがおありだということを私も認識させていただきます。  さて、これも一般的にですが、大臣の資質...全文を見る
○植田委員 いや、別に、大臣の資質すべてを私は言おうとしたわけじゃないですから、その一つにはそういうこともあるでしょう。当然職務に対する情熱も必要だと思います。私だって物を忘れますし、十日前の晩御飯がサンマだったかアジだったか、そんなの一々覚えていません。そういうレベルの話で別に...全文を見る
○植田委員 いや、私も、人間は当然物を忘れる生き物やと言うているわけです。だから、重要な問題についてぐらいは、記憶がありませんというのは、これはあきませんやろという話をしているわけですよ。  例えば、国民から現に疑惑を受けているような自身にかかわる問題に関して、事実かどうか記憶...全文を見る
○植田委員 いや、こちらはできるだけ、別に具体的な話をしたくないからしていないわけじゃないんですよ。はっきり言って、正直申し上げて、かつて、十年前だろうが二十年前だろうが、どこそこの右翼の幹部と酒を飲もうが飯を食おうが、別にそのこと自体一向に構わぬと私は思います。たまさか、それは...全文を見る
○植田委員 さっきもちょっと申し上げましたけれども、仮に、中川官房長官が過去、例えば右翼団体の人と会食された、一緒に御飯を食べられたという事実そのものは、私はけしからぬとは思いません。それは、そこで悪巧みをすればだめですよ、悪いことを相談していた、悪いことをやっていれば。悪いこと...全文を見る
○植田委員 速やかにそれはやっていただきたいと思います。  何かちょっとひとり言が聞こえて、法案審議とおっしゃっていましたけれども、当然それは十分用意しておるつもりでございます。はっきり言って、こういう話については、正直言って私はそんなに時間はとりたくない。  改めて申し上げ...全文を見る
○植田委員 十分努力していただきたいと思います。その努力が十分に達成されなければ、それは当然出処進退にかかわってくる話でございますから、あえて辞任せよとは申し上げません。やはり立派な政治家でございますから、そうであれば、だれが言わなくてもみずから御判断されることだろうと思いますの...全文を見る
○植田委員 さっきも申し上げたわけですが、そういう意味で、民間中小はやはり定期昇給もないところも非常に多いわけですね。そして、人事院勧告がないと、うちの父親の例を挙げましたけれども、給与改定されないところもあるわけです。そういう意味で、人勧というのは、国、地方の公務員労働者の給与...全文を見る
○植田委員 今度は関連しまして、公務員の人数の削減にかかわって若干幾つかお伺いさせていただきたいのです。  実際大幅削減になれば、当然公務員労働者の処遇や労働条件に大きくかかわってくるわけですけれども、まず、これはせんだっても申し上げたと思うのですけれども、大幅削減する必要があ...全文を見る
○植田委員 公務員の削減にかかわっては常に、前にも申し上げましたけれども、公務員の定数が多過ぎるというふうな問題、また公務員は労働条件が恵まれている、そういうふうないわゆる謬論が風説として飛び交っている。そして必ず、行革といったときに公務員のそうした問題に常に行くわけですね。 ...全文を見る
○植田委員 終わります。
10月31日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  いわゆるITにかかわっては、きょうは別に聞くわけではございませんので、堺屋担当大臣の方は、あと二十分ばかりおくつろぎいただければと思います。  要は官房長官にお伺いしたいと思うのですけれども、私も一年生議員でございますので、...全文を見る
○植田委員 前振りはそれぐらいにしておきまして、いわゆる中川さきの官房長官の問題にかかわっての、先日二十六日の内閣委員会でのさまざまな質疑を指しての官房長官のお話については、もう既に不適切であったということでおわびもされておりますので、そのことを踏まえながら申し上げたいわけです。...全文を見る
○植田委員 私も、もしそれが事実であると明確に認識するのであれば、もっと直接的にその日も質問したでしょう。事実であるかないか、それはまだつまびらかでないけれども、そうしたことが言われていることに関して、やはり少なくとも内閣の中核である官房長官として、みずからの手で、それが事実でな...全文を見る
○植田委員 この種の問題になりますと、例えば中川長官はだれそれと会っただろう、こういうことがあっただろうという決めつけ、予断で野党も質問をしているのじゃないかという予断を一方でまた持たれると困るわけですけれども、今私がお伺いしたかったのは、そういう問題ではなしに、少なくともこの間...全文を見る
○植田委員 新長官はこの間の説明で十分だというふうな御認識であるということだけ伺えれば結構でございます。その問題についてはまた別の形で、そうしたいわゆる大臣の説明責任ということについては、また別の形で取り上げる機会もあろうかと思います。  それで、もう次に話は移るのですけれども...全文を見る
○植田委員 今の段階でで結構なのですけれども、新官房長官の決意を聞くという意味でも、やはり統べる人というのはそれなりにそういう意味での規律、みずからを律するという意味では、この規範というもの、みずからに課す規範というものは、やはり実効力のある、また厳しいものでなければならないと思...全文を見る
○植田委員 これから精査されるということでしょうか。(福田国務大臣「はい、そうです」と呼ぶ)はい、わかりました。答弁は結構です。  それで、もう一点。きょうは時間がありませんが、先ほどの長官の所信の中でも、いわゆる男女共同参画社会の形成にかかわっての御決意を披瀝されたと思うわけ...全文を見る
○植田委員 男女共同参画社会の形成に関してはそれで結構ですけれども、人権教育のための国連十年推進本部の取り組みにかかわってはいかがでございますか、そのことについても伺ったつもりですが。
○植田委員 毎年活動状況を見直していかれるわけですけれども、そもそも人権教育、啓発にかかわる、そうした政策展開というものは、当然十年で終わるわけではございません。また、来年から内閣府ができるわけですけれども、そういう意味で、この間、人権教育のための国連十年推進本部の中での取り組み...全文を見る
○植田委員 それはもちろん、言うまでもなく政府として人権の問題を軽視されたら困るわけですから、当然内閣府の中でもそうした主要な、重要な役割を果たしていくべきなのか、べきでないのか、その点をお伺いしたいということです。
○植田委員 人権政策の展開をどこでやるかというのは、別に、文部省もあるし、法務省もあるし、労働省もあるし、厚生省もあるし、あらゆる我が国の行政が人権に配慮して政策展開を行う。人権確立ということを常に念頭に置きながら政策展開をするという意味においては、どこでやる、あそこでやるという...全文を見る
○植田委員 だから、適切にのその意味内容を伺いたい。それは適切に対応していただきたいんですけれども、今私が申し上げているのは、では、その中で担うべき内閣府の役割はどうなんでしょうかということを聞いているわけですので、それだけをお答えいただけませんでしょうか。
○植田委員 もう時間がありませんけれども、何遍も申し上げている。そんな難しい話を今しようというわけじゃないんですよ、実際、質問通告をしているわけではございませんので。  詳細な話について聞こうとしているわけじゃなくて、今私が申し上げたことは御理解いただけますね。各省庁がそれぞれ...全文を見る
○植田委員 これ以上何を聞いてもどんどんと、答弁があれなんですけれども、私の今申し上げていることは、意見というよりはごくごく素朴な、ごく簡単な話だと思うので、そこのところは、今私が申し上げたのはごく自然な話だと思います。特別な話をしているつもりはございません。きょうの話を踏まえて...全文を見る
11月01日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。長時間お疲れさまでございます。  まず、日債銀関係で、日債銀の資産判定結果にかかわって何点かにわたってお伺いしたいと思います。  再生委員会の報告によりますと、この日債銀の資産判定結果は、ソフトバンク等の企業連合に譲渡されるいわ...全文を見る
○植田委員 確かに、読売を見ましても、適資産と判定した理由で、例えば二年から五年程度で繰越損失が解消できる、優良保証、一般保証がある、親会社の支援が強固である等々、実際これはそれぞれ合理的な理由であるということは当然私も認めるわけですし、また、いわゆる不良・問題債権についても、善...全文を見る
○植田委員 ちょっとそれでは十分には我々は理解ができないのですけれども。少なくともこの点については、やはりどこかでそうした一定の基準がないことには、何ぼでも天井知らずになっちゃうのじゃないかなというふうに思います。  それで、引き続きまして、特に今回の日債銀の譲渡資産にかかわっ...全文を見る
○植田委員 では、ちょっとまた話は変わりますけれども、いわゆる早期是正措置の発動につきましては、金融庁は、市場への影響等々あるので、金融システム安定の観点から原則としては公表しないということは承知しておるわけですが、これは実際、ペイオフの解禁、我々としては与党のごり押しだと考えて...全文を見る
○植田委員 今の御説明にもありましたけれども、早期是正措置等は証券取引法上の情報開示事項、ディスクロージャー事項なわけですよね。となりますと、上場している金融機関は結果的に行政処分の発動が明らかになるわけですが、一方では非上場の金融機関はそれは公表されない、そういうことも出てくる...全文を見る
○植田委員 慎重に検討していただくということなんですけれども、現在、そういうふうな矛盾を解消すると同時に、少なくとも早期是正措置に期待されている機能をよりフォローしていくという意味からも、やはり金融機関等に対する早期是正措置発動にかかわる情報開示は、ちょっとしつこく聞きますけれど...全文を見る
○植田委員 要は、もうそういう早期是正措置の発動が明るみになったからといって、そのことがすぐにマイナスの結果ばかりを生むとは限らないのじゃないかということでございます。やはりプラスのファクターも見てもいいのじゃないかというふうに思います。そういう意味では、これからの企業経営は国境...全文を見る
○植田委員 いわゆる公的資金枠といいますのは二〇〇三年三月までの時限措置ですよね。となると、それ以降のセーフティーネットがどのような仕組みになるのか、枠組みになるのかというのが見えてこない、そういう現状に保険契約者は置かれているのじゃないかと思うのです。  そういう意味での不透...全文を見る
○植田委員 具体的にどういうことを今お考えでしょうか。
○植田委員 それ以降も臨機応変に対応していただきたいと思います。  この千代田生命、協栄生命の両保険会社にも見られるように、更生特例法の適用というのは、従来の保険業法に基づく破綻処理に比べて、損失が膨らむ前に早期処理が可能となるわけですから、支援企業が見つけやすいとかいう点、そ...全文を見る
○植田委員 再生委員長の認識のようにそれぞれの生命保険会社がやってくれれば、そういう心配はないわけでございますけれども。  次に、金融問題にかかわって、私自身の問題関心を踏まえながら、幾つかお伺いしたいのです。  バブルの崩壊以降、いわゆる土地というのが資産としての有利性を失...全文を見る
○植田委員 当然ながら、土地を担保に頼ってバブルを再現するようなことは避けるべきだと考えるのですけれども、土地担保に頼らず企業を審査する、そういう審査能力を強化しない限り、やはりなかなか大変なのではないか。  例えば、特に優良な中小企業に対する資金供給に懸念が出てくるというふう...全文を見る
○植田委員 BIS規制の見直しが行われるというふうに仄聞しておるのですけれども、もし見直された場合、今後の金融機関の経営に与える影響がどういうふうに考えられるのかということをまずお伺いしたい。  規制の変更の方向性いかんでは、もちろんこれは非常に大きな影響を与える。特に、地銀、...全文を見る
○植田委員 ちょっと今のお話はよくわからないのですけれども、若干の影響が出るかもわからないし、影響がないかもわからない……(発言する者あり)今どっちなんだよという声も聞こえておりますが、どっちなんでしょうか。  一言だけで結構です。時間がないので、もう一問だけ質問を用意している...全文を見る
○植田委員 もしあったときはまた伺うことがあるかと思いますが、時間がありませんので、最後に一点だけお伺いして終わりにしたいのですけれども、金融機関が経営の健全化を志向して再建をしていかなければならない、それはそれで大切なんですけれども、経営の健全化を志向する余り新しい貸し渋りを招...全文を見る
○植田委員 終わります。
11月02日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  午前中も冒頭、担当大臣がおっしゃいましたように、産業革命に匹敵するようなIT革命だということなんですけれども、きょうの委員会も見ていますと非常に閑散としておりまして、傍聴席も余り姿が見えません。革命前夜というふうにはどうもこれ...全文を見る
○植田委員 具体的な話に入る前に、IT革命の未来構想を考える上であともう一点だけちょっとお伺いしたいのです。  特に二十世紀の、今まさに担当大臣がおっしゃいましたようにいわゆる近代工業社会、二十世紀というのは、言ってみれば、人類の豊かさ、また幸福というものが、科学技術の進歩とい...全文を見る
○植田委員 貴重な御講義、ありがとうございました。お疲れのところ、やはりたまにはゆっくりと存分に話をしていただかないとあれやなと思いまして。  引き続き具体的なところをちょっと質問していきたいと思うのですが、ただ、今担当大臣がおっしゃったところで、非常におもしろい、私自身も共感...全文を見る
○植田委員 そのとおりになればいいのですけれども、引き続いて、IT革命と、特に私自身、いわゆる雇用不安へのセーフティーネットというものをやはりきっちり考えていかなきゃならぬなと思うのです。  第四条の中で、いわゆる高度情報通信ネットワーク社会の形成にかかわって「新たな事業の創出...全文を見る
○植田委員 いわゆる二極化、はじき出される層、富裕化する層という二極分解にならないような手だてを具体的に講じなければならないという御認識はお持ちであろうということはわかりました。  ただ、そうしたことについて、個々具体的にいろいろと詰めていかなきゃならない。それを詰めていくため...全文を見る
○植田委員 次に聞こうと思っていたのが、その身体に障害を持つ方々にかかわってなんですけれども、特に、今このIT技術というものを適切に活用すれば、ハンディキャップを持っておられる方々の社会参加というのはかなり進むのじゃないか。そういう意味でのバリアフリー社会の実現というものが、今回...全文を見る
○植田委員 ここはもう少し突っ込みたいところなんですが、時間がないので、次回があれば、また次回に回させていただきます。突然、担当大臣の方が原稿を読み上げられたのでびっくりいたしました。できるだけ、私も一応自分の手持ちのメモは用意しておりますけれども。  さて、今の問題ともかかわ...全文を見る
○植田委員 ここで、よく言われますIT革命の経済効果なるものについて御所見をお伺いしたいのですけれども、私ももちろんどっちかというたらローテクの方でございまして、余りパソコンというのは使いなれてない方ですから、このIT、この間、法案提出されるというあたりからにわか勉強でハウツー本...全文を見る
○植田委員 あくまで試算ですから、試算どおりにいけば結構なことなんですけれども。  それと、もう時間がないから飛ばしていきますけれども、今の点も実はもっと議論せぬといかぬところなんです。ただ、この基本法にかかわる審議、やはりもっともっと充実した議論をすべき課題がたくさんあるとい...全文を見る
○植田委員 時間がございませんので、一言だけ申し上げて一回目の質疑は終えたいと思うわけですけれども、一番冒頭、この委員会室も閑散としていますね、革命前夜と言うにはえらい寂しい風景じゃございませんかということを申し上げたわけですけれども、これは森総理が一大国民運動を展開したいと。別...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いします。  きょうも革命前夜のようですけれども、相変わらず寂しい状況だなという印象をまず受けます。やはりなかなか一大国民運動になっておらないなというふうに思うわけですけれども、冒頭まずちょっと担当大臣にお伺いしたいん...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。やはり冒頭まず担当大臣の御講義を聞いた上で質問を始めていきたいと思っておりましたので、特に、この星野さんのお話というのは、古きよき日本的経営のありようというものにやはり着目しておられ、ただ、それを全部転換してしまえばいいという話でなくて、その中...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  ただ、今一通り、限られた時間の中で端的にということでございますので限界はあろうかと思うわけですけれども、今のお話だけを伺っているだけでは、どうも、そういういろいろなハンディキャップを持っておられる方々へのまなざしはどういうところに向けてお...全文を見る
○植田委員 それはわかるんですけれども、では、もし、今私が申し上げた学習空間の整備、これに特化させたところで、その辺のところの問題点なり課題というものはどういうふうにお考えでしょうか。もちろん、全体像としては今のお話だろうと思うんですけれども。
○植田委員 よろしくお願いいたします。  要は、いろいろな施策、私もざっと見まして、どれもこれもとはいきませんけれども、非常にそれぞれ工夫をなさっているという印象は確かに受けるわけです。  でも、例えば、話は変わりますけれども、中小企業でひいひい言うているおっちゃんたちがいろ...全文を見る
○植田委員 わかりました。別途、個人情報の保護にかかわっては法整備されていることはよく承知しております。ただ、それをやるのでここでは別にさほど書き込まなくても結構だというのはちょっと私は納得いかないわけですけれども、その件について今議論をしようとするわけではございませんので。 ...全文を見る
○植田委員 そこと続いてなんですけれども、日本では既に個人情報保護法は制定されているわけですけれども、また地方公共団体でも条例で個人情報の保護が進んでいるわけですが、民間のデータ収集等についてはまだ法律の規制対象外ですよね。そこが、まだ今のところ自主的なガイドラインでとどまってい...全文を見る
○植田委員 よくわかりました。その法案が出そうなときに、また改めていろいろな議論はさせていただきたいと思うのです。  それで、昨日、連合審査で私どもの大島令子議員の方からも要望ということで、消費者や企業が安心してインターネットを利用できるようにするには現実の世界と同等以上にセキ...全文を見る
○植田委員 わかりました。  ちょっと時間的に、五時三十一分までだそうですので、時間は守りたいと思いますので、最後の質問をやりたいと思います。通告しておりました他の質問もあったわけですけれども、それはまた別途、機会を改めてさせていただければと思います。  特にネットワーク利用...全文を見る
○植田委員 私が今申し上げたのは、個人情報の保護にかかわっての施策はやらなければいかぬ、やらなければいかぬけれども、言論、表現の自由を侵害せぬように配慮する必要があるのではないですかと。そういう意味で、IT革命の進展というのは自由な情報の流通と相互補完的なものでしょう、その点につ...全文を見る
○植田委員 お疲れさまでした。終わります。      ————◇—————
11月08日第150回国会 衆議院 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会 第1号
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○植田小委員 社会民主党の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  一点、先ほど来からも話題に上っております法科大学院構想にかかわってお伺いしたいのですけれども、今のお話を伺いましても、新しい法曹養成制度としての有力な方策の一つであるということについては一応認識はさせてもらい...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。最後になりました。  私自身も、このITの問題、この課題について、決して専門家ではございませんので、この間、担当大臣にもいわゆる初歩的な、また素朴なそうした質問を何度かぶつけさせていただいたかと思いますけれども、その都度丁寧にお答...全文を見る
○植田委員 やはりこういう問題、お金がかかるさかいに所得が少ない人にはなかなか手が届かないという問題はあるわけですけれども、特に、アメリカなんかでもユニバーサルサービスの実現がうたわれて、例えば公共図書館みたいな施設は今でもあるわけですから、こういうところでインターネットの無料公...全文を見る
○植田委員 対価の徴収にかかわっては、今は指摘していなくて、次の質問で言おうと思ったんで、恐らく答弁を先に進んで読まれたんでしょうか。  今の話ですけれども、九八年の十月の報告書では、図書館でのインターネットの利用は、今御説明にありましたけれども、図書館資料の利用には当たらへん...全文を見る
○植田委員 できるだけやはり低廉な料金、ただとは言いませんけれども、限りなくただに近い方が活用する者にはありがたいと思います。余り綿密に事前にレクをしておくとこういうアクシデントもありますので、これからはちょっとまたお互いに気をつけてやりたいなと思います。  最後ですけれども、...全文を見る
○植田委員 今担当大臣が、いわゆる通信傍受法も組織犯罪に対応したものだというふうにおっしゃいましたけれども、それは認識が違うのですよ。組織犯罪関連三法案というのがありました。その組織犯罪に対応するために通信傍受法が必要だと言って、さあ、通信傍受法ができました。これは、それこそ一対...全文を見る
○植田委員 終わります。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。総理におかれましては、日々お元気でお過ごしのことと思います。よろしくお願いいたします。  さて、まずきょう総理にお伺いしたいのは、当然ながらIT基本法案に限ってのみでございます。それのみ、当たり前のことでございますけれども...全文を見る
○植田委員 確かに、数が多い、少ないかといえば多いという認識のようですが、実際これは八十二件で、たくさん来ましたとはやはり言い切れないと思いますね。男女共同参画社会基本法のときにどれぐらい来たかとかいうことを考えれば、それこそ産業革命に匹敵するようなIT革命なんだというときに、国...全文を見る
○植田委員 また、総理は所信表明でいろいろなことをおっしゃっておられるのですけれども、こんなふうにもおっしゃっておられるのです。「我々の目指すべき日本型IT社会は、すべての国民が、デジタル情報を基盤とした情報、知識を共有し、自由に情報を交換することが可能な社会であります。」また、...全文を見る
○植田委員 お話を伺っていますと、要は、今度こしらえる戦略本部ですか、それがこしらえますのでよろしくねというお話なわけですね。要するに、我々下々の人間が、では、どこで、どの場で、どういうふうに物が言えるんだ、この基本法を通じて、では一体、そうした、あまねく国民がいろいろな場面でい...全文を見る
○植田委員 要は、基本法の中で戦略本部をこしらえます、そして、その戦略本部の中で重点計画をこしらえますのでよろしくねというお話だろうと思うのですが、これは委員会の議論の中でも、私どもの委員、また他党の先生方も取り上げたのですけれども、この重点計画自体についてまとまった、重点計画自...全文を見る
○植田委員 要するに、せんだっての答弁でも、個々の予算審議でやればいいんじゃないかとか、そういう答弁があったのですけれども、だから、そういうところでITについてはやってくれという話なんですが、それはちょっと納得しかねるわけですよ。  というのは、これは、それこそ所信表明演説の中...全文を見る
○植田委員 法案では、今も総理も御説明されましたけれども、「重点計画を作成したときは、遅滞なく、これをインターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない。」とあるわけでございますけれども、公表しなければならないといいますけれども、これは当たり前のことが書いてあるだけ...全文を見る
○植田委員 私は、この基本法の中で、やはり国民の意見の反映ということについて十分に保障されていない、これは実は、一大国民運動である限りにおいて、IT革命と革命と呼ぶ限りにおいて、この今回の基本法案が持っている一番根本的な問題だと思っているわけです。  総理もおっしゃっていました...全文を見る
○植田委員 一言だけ申し上げて終わりますけれども、何度説明を伺っても、基本法のどこをひっくり返しても、せんだってからおっしゃっている多様性や個人のニーズに対応するそういう方途というのは見えてこない、どこを見たら国民がこれに参加できるのかというのがやはりこの最後の段になっても見えな...全文を見る
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、高度情報通信ネットワーク社会形成基本法案に反対する立場から討論を行います。  まず第一に指摘しなければならないのは、IT革命の推進の主体たる国民の参加が何ら保障されていないことです。法案のどこを読んでも、知恵を出し合って新しい仕組...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 本会議 第11号
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○植田至紀君 初めまして、社会民主党の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、高度情報通信ネットワーク社会形成基本法案に反対の立場から見解を表明させていただきます。  森総理は、先日の所信表明演説の中で、「人類は、そして我々日本人は、I...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、この与党案に対して、こうした法案を提出されたことにまず心より敬意を表したいと思います。当然ながら、先ほど民主党の石毛委員も申し上げましたように、我々は、民主党、社会民主党の共同で法案を提案させていただいているわ...全文を見る
○植田委員 どうも副長官、ありがとうございました。あとは各提案者の方々にいろいろ個別逐条的に、時間の許す範囲でお伺いさせていただきます。きょうは御足労賜りまして、本当にありがとうございました。  さて、きょう一日の短い議論の中で、各党の先生方も非常に密度の濃い御議論をされたと思...全文を見る
○植田委員 いずれにいたしましても、そうした立法府におけるさまざまな取り組みの延長線上の中にこれが位置づけられる。たまさかそのときの提案者の、また議論に参加した方のいわゆる組み合わせはやや違いますけれども、作業としてこれはもうそれぞれ思いが共有できる分野でのお仕事であったと私も改...全文を見る
○植田委員 そこはもうちょっと伺いたいのです。それだけ聞いてしまうと、文部省があって法務省があるので、まずその所管省庁があったので分けてしまったみたいに聞こえちゃう部分もあるのですね。ですから、問題意識として、具体的に教育のイメージ、啓発のイメージというのを、ではここから今やろう...全文を見る
○植田委員 わかりました。お許しいたします。  さて、基本計画の策定にかかわってお伺いしたのですけれども、いわゆる国民参加、国民の意見の反映ということで、いろいろ今も質疑の中でなされたと思いますので、そこは重複を避けたいと思うのです。  私自身、こうした人権教育・啓発を進めて...全文を見る
○植田委員 もちろん、今回の法案というのは人権教育・啓発にかかわってのものですから、この基本計画をつくるに当たっては教育、啓発という観点から当然つくられるわけですけれども、国連が定義しているように幅広い施策を包摂するものですので、基本政策策定に当たって、やはりもう一度改めて日本に...全文を見る
○植田委員 それと、直接的に今現行で人権を所管する省庁の役割分担等々にかかわるわけじゃないんですけれども、我々が現在想定している人権と差別にかかわる問題は、五年後、十年後、やはり様相を変えていることはたくさんあるかと思います。例えば、いわゆる部落問題についても当初は物的事業から始...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  これはもう答弁を求めませんが、最後に申し上げたいんです。  附則第二条で、三年以内に見直す、当然いわゆる人権侵害の被害の救済の審議会での審議結果も踏まえ見直すというふうに書かれてあるわけですけれども、先ほどの、例えば性的指向にかかわるよう...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案にかかわる認識及び趣旨にかかわってお伺いしたいのでございますけれども、当然ながら、今回、これは特例法で提出されているわけですから、確かに私どもも、社会構造の変化、雇用環境の変化等々で、必要な場合、必要に応じて公務員制...全文を見る
○植田委員 私も、誤解をしておるというよりは、そういう心配もありますということを申し上げておりますので、素直にこの条文を読ませていただいておるつもりでございます。  さて、ただ、一方で行政改革の名のもとに削減が進められている、一方で民間人の採用ということになれば、これは現場で公...全文を見る
○植田委員 ぜひそこは、現場で働いておられる方々の意見を十分に聞くという姿勢は持っていただきたいと思います。  それと、今回、制度の趣旨を踏まえた運用が行われるためには、第五条、非常に重要になってくると思うのです。  八月十五日に人事院が出されましたこの法律の制定についての意...全文を見る
○植田委員 私自身、この法案に別に反対するわけでもございませんし、この制度の趣旨については理解したいと思います。  むしろ、そういう制度が画餅、絵にかいたもちにならないように私自身お伺いしているわけですけれども、そういう意味で、例えば採用枠等々も閣議決定でちゃんと一定の枠を定め...全文を見る
○植田委員 次に、先ほど来からも幾つか、質疑の中で伺っておりましたら、やはりこの第三条にかかわっていろいろと議論があったように思います。確かに私自身も、ここの条文は果たして第二項というのが必要なのかどうかという疑問があるわけなんです。  というのは、例えば行革会議の最終報告でも...全文を見る
○植田委員 その説明はよくわかります。よくわかりますけれども、今おっしゃられた、例えば科技庁でいけば、七月一日現在の人事院規則一—二四に基づく民間人材の採用状況でいけば、原子力保安検査等で平成十二年度で十名とかあるわけですけれども、実際に今の人事院規則一—二四でそうした方々は十分...全文を見る
○植田委員 わかりました。  ただ、それだったらなおさら、任期つきでなかなか来る人も少ないのじゃないかというふうにも思いますけれども。それだったら、一—二四を適用してもらって採用していただく方が働く側としては気分は楽ですので。  さて、次に、民間から採用される任期付職員、確か...全文を見る
○植田委員 今申し上げました、その種の、特に雇用保険にかかわる心配事につきましては、実は、官民人事交流法の国会審議の中でも議論になっておったところなんです。  昨年の十二月七日ですか、私ども社民党の畠山健治郎前代議士がこの点指摘しておりまして、特に民から官に来る者については民間...全文を見る
○植田委員 これは可及的速やかに検討して、やはりその結果は出していただきたいというふうに思います。いずれまた、その点については結果を伺う機会があろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。  さて、今も幾つか話題にいたしました官民人事交流法と、この今回の特例法も非常によく似...全文を見る
○植田委員 もう時間が詰まってまいりましたけれども、あと、七条の給与にかかわる特例、これも先ほども幾つか議論があったと思うのですけれども、この七条四項の特に顕著な業績を上げた場合というのがまた、特に顕著な業績の判断基準というものがやはりつまびらかになっていないなと思わざるを得ない...全文を見る
○植田委員 もう時間が過ぎておりますので、最後に一言だけ申し上げて終えたいと思うのです。  私自身、この制度、今回の法案で非常に危惧を持っておりますのは、これが杞憂で終わればいいのですけれども、いわゆる民間と官庁との癒着の防止にかかわってやはりこの法案では心配が残るところなんで...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いします。  きょうの議題になっております点について、幾つかの点について大蔵大臣にお伺いさせていただきます。  きのう、大声を出し過ぎまして、声がちょっと出ませんので、お許しください。  さて、今回の補正予算につい...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、もう次に進みます。  私自身、事業の中身が適切であるならば、国債を発行する、赤字国債であってもやむを得ない場合もあるだろうと思います。というのは、景気を回復させようとするなら消費と投資をふやさなきゃだめですから、そういう中で公共投資を適切にやる...全文を見る
○植田委員 いろいろ考え直しつつということでございます。  時間がありませんので、もう一度聞きます。  この間、都合九回経済対策をやってこられた、この件について、実際に景気がよくなったかというのは見ればわかる話ですから、やはり、きちっとそこは総括していただきたいわけです。何が...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、この件は時間がたくさんあるときにいろいろとまた御教示、伺う機会があればと思います。  以上で終わります。
11月29日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、景気対策、財政赤字等の問題につきまして、概括的な質問を大蔵大臣にお伺いいたしたいと思います。  といいますのは、先日、二十一日の質疑の中でもお伺いしたわけですけれども、そのときは、いわゆる補正予算にかかわって、これ...全文を見る
○植田委員 いや、きれいなお話なんですが、例えば雇用の問題にしても、実際、企業の設備投資が堅調になったといっても、企業がそれぞれリストラをやってスリムになった分、余裕が出てきたということで、言ってみれば、失業者を町に送り出す、それを容認するような政策を、実際、結果としてはそういう...全文を見る
○植田委員 それは結果を楽しみに見せていただいて、結果がいずれ一月内外で出るわけですから、それをまた見せていただきますけれども、少なくとも、そういう意味でシェアが前とほとんど変わらないということであれば、実際、従来型と変わらぬやないかと言われる批判に耐え得ないようなものでないこと...全文を見る
○植田委員 いや、景気回復をしようと思ったら個人消費を伸ばさなきゃいかぬ、そのためにやはり暮らしにまなざしを向けたそういう投資をしていかないかぬ、その場合、じゃ、どうすべきかといったときに、やはり財政支出の構造を変えぬといかぬわけです。  かつて財政構造改革と言われたときにやっ...全文を見る
○植田委員 もう時間がありませんので、ちょっと先に進みます。  もう一つ、いわゆる赤字財政の解消等について幾つかお伺いしたいのです。  それは、もう今の我が国の財政状況は非常に厳しいということは、これは当然、当たり前のことでございますし、少なくとも一般会計の税収の七年半分に相...全文を見る
○植田委員 潜在力はあるのかもしれませんが、国、地方合わせて債務の残高が六百四十五兆、国債残高が三百六十四兆というのは、少なくともあの太平洋戦争の直前、国債を軍事費調達のため乱発していた一九四〇年度の対GDP比が約七八・七%だったそうですが、それに匹敵するわけです。  ですから...全文を見る
○植田委員 ちょっと、余り具体的な話を伺えなかったのですが、私も、借金は何をしても悪いとは思いません。少なくともそれは、戦争のときの借金というのは何も生み出しません、壊すだけですから。それが、やはり借金をすることで、後で果実を生むような借金だったら別に構わないわけです。  です...全文を見る
○植田委員 できるだけここは使い勝手のある制度にしていただきたいと思います。今でも、三十年しかもたへん橋のために六十年の借金をしているということはよく言われるわけでございますので、そういう意味では、耐用年数のこともきちんと考えて、価値を生む、そうした借金をすれば私はいいんじゃない...全文を見る