植田至紀

うえだむねのり



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植田至紀の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  きょう私が取り上げる課題、一点だけですけれども、こういう案件をわざわざこの予算委員会の場で取り上げなければならないということは、私自身極めて残念でございます。しかし、先週の金曜日、九日の日ですけれども...全文を見る
○植田委員 まず、調査するのにかなり日数がかかっていますが、この人権侵犯の事例というのは実に端的な事例であるということを改めて申し上げておきます。  委員会の皆様方の良識ある御判断をお願いしたいと思うんですが、わざわざこの問題を取り上げさせていただいているのは、ただ単にセクハラ...全文を見る
○植田委員 とすると、官房長官、お伺いしたいんですが、この責務に反するような行為があれば何らかのやはり対応方というものも要求される場面も出てくるだろうと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
○植田委員 具体例を出して私も質疑をしたいわけですけれども、私自身、一年生議員ですが、その具体例を議事録に載っけてもらうのは甚だ遺憾なような言辞を弄したビラがこの予算委員会で配られたということですから、そのことだけは事実認識として持った上で、引き続き進めていきたいと思います。です...全文を見る
○植田委員 今度は法務大臣にお伺いしたいのです。  昨年、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律というものが成立いたしました。これは与党の皆様方が提案されて成立したものですけれども、我々野党も、私も法務委員会で質問させていただいて、やはり人権の確立というものが普遍的な課題として...全文を見る
○植田委員 その具体的行為の中身が、この法律に照らして、やはり責務を果たしたとは言えない、責務に反するぞというふうにもし現認されるならば、どういうふうな御見解をお持ちになられるでしょうか。仮定の話で結構です。
○植田委員 法務大臣もおっしゃられたように、だれでも守らなければならないということは、国会議員も守らないかぬということです。それを破るような行為があった場合、それは当然懲罰だということは、当たり前のことだろうと思います。  さて、文部科学大臣にお伺いしたいのですが、一昨年七月に...全文を見る
○植田委員 当然、その適切に指導ということは、そういうことをどんどんやりなさいということではないはずでしょう。やはり、そういうのはだめよ、他人の心を思いやるようにしなさいよということだろうと思います。大臣、うなずいておられますから、もうあえて聞きません。  そこで、もう一点だけ...全文を見る
○植田委員 徹底されるということは、その徹底の阻害要因は当然取り除かなければならないということでございますね。これも大臣、うなずいておられますから、それで結構でございますが、今回の国会におけるこの人権侵犯事例、私はもうごく素朴に許しがたいものだと思います。当たり前のことです。当然...全文を見る
○植田委員 一般になじまないというよりは、実際こういう事実があるということも踏まえながら、我々自身が範を垂れるという意味で、やはり、この行動計画に今さら書き加えることあたわずというのであれば、いろいろな知恵を働かせる必要はあると思うのです。  省庁再編して、大臣、副大臣、政務官...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  NPOにかかわりましては、私も共同提案者でございまして、河村先生に御質問できないことはあれなんですが、思いは今おっしゃられたような思いで、私もそういう思いでおりますが、三十分いただいておりまして、また一日一時間というこ...全文を見る
○植田委員 基本認識はそうなんですが、事実認識は見てのとおりですからそうだと思うのですけれども、例えば、昨年、大蔵原案のポイントというのが配られますけれども、その中に、二〇〇一年度の予算については、個々の事業の徹底した見直しとか、省庁間、事業間の融合化や連携を促進とか、財政の効率...全文を見る
○植田委員 今おっしゃるお話伺った、かなり工夫は凝らされたんだろうというふうには思いますよ。ただ、今借金を返さないかぬ、返さないかぬけれども今回もまた借金をするわけですが、もう返しようがないという状況まで来ているじゃないですか。  今の大臣のお話でしたら、景気回復ができれば大丈...全文を見る
○植田委員 信用されているから、借金はしても全部返さなくてもいいということでございますね、言ってみれば。現に国債、日本の信用がありますから、お返ししなくても、全部一遍に返すということはそもそも考えていないということでございますか。そういうことでいいんでしょうか。これは一応お伺いし...全文を見る
○植田委員 ただ、今おっしゃったところにも話が含まれていると思うのですけれども、いずれにしても、この巨額な財政赤字というのは返済不可能という処方せんしかもう書きようがないわけですね。全部返さなくても、その都度その都度、信用が日本がありますから結構ですということなのかもしれませんが...全文を見る
○植田委員 努力はされているんだろうと思うのですが、最近、私、「財政崩壊を食い止める」という本を読みまして、神野直彦さんと金子勝さんの、何か結構国会の本屋でも売れているそうですが、結構おもしろいなと思ったのが、債務管理型国家ということでこの神野さん、金子さんは表現されているんです...全文を見る
○植田委員 私は、景気対策と財政再建というのは車の両輪だと思っているのですが、まず、初歩的な、端的な質問で、この間、明らかに乗数効果が落ちている。巨額な公共投資、また減税しても、それが景気刺激効果としては余り効果をもたらさないというのは現実問題あろうかと思うのですけれども、この原...全文を見る
○植田委員 公共投資なり減税なりというのが、適切な時期に、適切な規模で、どこにどうしているかということが、僕はもっと問われていいのではないかな。  例えば、この間さんざん、だれしもがそういうふうに共通認識を持っているのですが、私のシンプルな頭で考えても、要するに、個人消費が伸び...全文を見る
○植田委員 ですから、家計にプッシュするように、暮らしに根差した、生活の基盤に根差した投資をやるのが一番適切なのではないかと私は常々申し上げているのです。  だって、景気を回復させるというのは、言ってみれば国内の総生産を今まで以上に大きくすることですよね。国内総生産、言ってみれ...全文を見る
○植田委員 むしろ、宮澤財務大臣が頭の中で描いておられるような政策をちゃんとやれば、もっと適切な経済効果が上がったんだ、景気効果が上がったんだ、それを、どうも今の政治風土がむしばんでいるんじゃないかというふうに私なんかは実は思ったものですから聞いたわけなんです。この辺については、...全文を見る
○植田委員 もう一点、やはり税務環境を取り巻く環境が、特に国際化、機械化、高度情報化ということで、かなり大きく変わってきているわけですね。そして特に、海外取引というのがふえておる、増加している。だから逆に、大企業の所得隠しのうち、大体四割が海外取引に絡むものだということも昨年のデ...全文を見る
○植田委員 特に国税の関係については、やはり人が圧倒的に足らへんというのは現場におれば明らかなんですね。  例えば、今恐らく検討されるであろう外形標準課税、これもされたら、一番困るのはやはり国税局の職員やと思います。実際、払えぬところから税金を取りに行かないかぬわけですから、こ...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、所信にかかわりまして法務大臣に、いわゆる人権擁護行政にかかわって二点、一つは、昨年できました人権教育・啓発推進法にかかわる施策の推進に関連して、もう一点は、午前中も御議論ありましたけれども、人権擁護推進審議会...全文を見る
○植田委員 まだもうちょっと、結構時間がかかりますよということなんですね。うなずいていただきましたので、それで結構です。  では、この法制定に伴う施策の推進にかかわって盛り込むべき中身、やはり私たちも関心のあるところなんですけれども、先行事例として、人権施策にかかわりましては既...全文を見る
○植田委員 今の話ですと、人権教育、人権啓発、教育は文部省で、啓発は法務省でございます、そこにかかわるものについて、教育啓発法に基づく基本計画は策定しますよとおっしゃっておられるわけですが、ただ、既に先行事例があるわけですよね。  その先行事例、例えば省庁の枠組みを超えて具体的...全文を見る
○植田委員 さて、人権教育・啓発法は、施策の推進について国、地方公共団体、国民の責務を定めているわけですから、当然、この教育啓発の推進というのは、言ってみれば国民的課題であるというふうに考えるのもごく至当だと思うのですが、その点は大臣どうですか。
○植田委員 だから、政府全体で取り組むということは全国民的課題やという理解でいいわけですよね。うなずいていただきましたので結構です。  さて、そういうことですから、政府全体で取り組む。だから、基本計画を策定する以上は、ただ政府がちょこちょこっとこしらえて、文部省、法務省が相談し...全文を見る
○植田委員 御承知いただければ結構でございます。  次、二点目。  昨年出ました人権擁護推進審議会の中間取りまとめにかかわって、当然ながら、これはことしの七月ごろには最終答申が出るというふうに聞いておりますので、大臣にいろいろ聞くと、これは審議会で十分審議をされているものと存...全文を見る
○植田委員 できるだけ、やはり当事者に根差した救済制度というものができてほしいわけです。  では、この人権救済の対象にかかわってですが、中間取りまとめは、この人権救済にかかわって、あらゆる人権侵害を対象として、総合的な相談と、あっせん、指導等の専ら任意的な手法による簡易な救済と...全文を見る
○植田委員 この辺のところは、明確に差別禁止事由とか禁止分野を実際特定するような——実際やはりこういう国内人権機関をこしらえようということで今答申に向けて作業されているわけですから。大体諸外国の例を見ても、それだったら今度は差別禁止法のようなものがやはり制定されるということも射程...全文を見る
○植田委員 ということは、公権力による人権侵害といった場合、今私が質問で申し上げたようなものも当然射程の中に課題としては入ってくる、そう理解していいわけですね。
○植田委員 やはり国際的な水準に合致した、そうした人権擁護機関というものをこれから考えていただきたいと思います。かつて盗聴法、いわゆる組織犯罪関連三法案を通すときに、こういうものが国際的に要請されているんだとさんざん聞かされました。今回もやはりこれだけ国際的要請があるんですから、...全文を見る
○植田委員 ただ、中間取りまとめが述べる人権救済機関の組織体制というのは、どうもその根本的な見直しの姿勢というものが幾分希薄なところも見受けられるなと私は印象として持っています。確かに中間取りまとめの中で、「これまでの内部部局型の組織の充実・強化による対応には限界があり、政府から...全文を見る
○植田委員 その五十年のノウハウがありながらも、この中間取りまとめは、その法務省の人権擁護機関の根本的な問題点というものを、一方で限界なりを指摘されているわけですよ。指摘されているにもかかわらず、今ある地方の法務局なり人権擁護局なりをそのまま使う、改組するというのはいかがなものか...全文を見る
○植田委員 御懸念で済むようにしていただければと思うのです。といいますのは、中間取りまとめでも最大限これは参考にされていると思うのですが、九三年の国連総会で採択された国内機構の地位に関する原則、いわゆるパリ原則ですとか、これを踏まえたハンドブック、こういうようなものも中間取りまと...全文を見る
○植田委員 当然踏まえて議論されるということは、今ちょっと人権擁護局長が説明されたようなところで懸念がないような結果が当然ながら出るであろうということを、あらかじめ法務大臣もおっしゃったということで理解いたします。  また、国内人権機関の構成について、これは人権機関をどう構成す...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず最初に、法人税法の一部改正案にかかわって、特に労働者の保護の観点からお伺いしたいと思います。  商法の改正が昨年五月に成立いたしまして、それで会社分割法制が創設された、当然それを受けた今回の法改正であるということは理解し...全文を見る
○植田委員 といいましても、お話はわかるのですが、やはり素朴な話、百分の八十というふうに定めれば、会社分割、合併を契機に整理解雇というものを誘発、促進することになってしまう場合もあるとは思うのです。  確かに、これまでの判例でいけば、会社分割のみを理由とした解雇というのは許され...全文を見る
○植田委員 実際、分割したり合併したりするときに、それを機会にやめられる方もいらっしゃるかもしれない。だから、全員承継する場合ということになると大変ですねということもわかるのですが、そこはだから、原則としてそうだ、そういう場合はその原則に当たらないということで考えて問題ないと思う...全文を見る
○植田委員 もちろん私どもも、これは商法が改正されて、そうした制度が創設されて、当然ながら、それを個別法できちんきちんと手当てをしなければいかぬということは十分理解しているつもりなんです。  しかもまた今回の中身が、何もリストラを目的にしてこういう改正が行われている、私はそうい...全文を見る
○植田委員 今のお話、よくわかりますよ。わかりますが、国税庁がやるということで、要は、ただ役所がやるから心配やということじゃなしに、どうもやはり認定要件を見てみますと、これの認定要件で国税が判断するんかいなという疑問があるので、その辺、ちょっとお伺いしたいんです。  ことしの一...全文を見る
○植田委員 いずれにいたしましても、実際に具体的な活動をどういうふうに国税が判断されるのかわかりませんけれども、NPO法できちんと規定されている、そうしたことを踏まえて対応される、そういう意味では、ここで言われているような認定NPO法人の認定要件について、例えば、そうした在宅福祉...全文を見る
○植田委員 余りしつこく聞いちゃうと、ますます認定の適用の範囲が狭められるような答弁ばかり出てきそうで、ちょっと恐ろしいんですが。私、最後に聞きましたように、特定者だけにサービスを提供している団体を除外したいということだけなんであれば、やはり別途この規定が乱用されぬようなガイドラ...全文を見る
○植田委員 そこで、五割以上やったらあれやと、五割までならええということですけれども、では、その事業活動の相当部分なるもの、五割をラインにするわけですが、具体的に一体何でチェックするわけですか、これが五割以上です、五割以下ですというのは。支出とか収入とかいうことでチェックするんで...全文を見る
○植田委員 いや、その書類でここまでで五割、ここからは五割以上というのはおのずと判断、そう簡単にできるんでしょうか。  例えば、活動の項目の活動が、五つぐらいの活動があったとしましょう。でも、そのうちの四つまでが、言ってみればここに該当しない、「次のような活動でないこと。」と書...全文を見る
○植田委員 要するに、活動している予算の中の金の動きで判断する、それが五〇パーで切る、切らないということで、言ってみれば、支出と収入を見てそれで判断しますよというのが唯一の基準だということですね。そういうことでいいですね。
○植田委員 いずれにしても、恣意的に選別する結果にならないように、そうした客観的指標を厳格に、的確に運用することが必要だろうと思いますけれども、問題が出てくる場合、またここのところについて議論せないかぬ機会もあろうかと思います。  さて、もう一つ、認定要件のうちで「事業内容の適...全文を見る
○植田委員 これも実際にこれからNPO法人がそういう具体的な活動をしていく中でいろいろと不便を感じてくる局面がたくさんあると思います。  現段階でこういう認定要件にされていますけれども、これは、そうした実際にNPO活動というものを促進するという観点から、引き続き、やはり弾力的に...全文を見る
○植田委員 ちょっとのんびりやっていると時間がえらい詰まってきまして、まだぎょうさん質問が残っておりますので、ちょっと早口になりますが、済みません。  NPOでもう一点だけ。これは地方税にかかわる問題ですのでお伺いしたいのですが、現実に活動領域が二県以上にまたがっている、そうい...全文を見る
○植田委員 これも私どもは法案を出しておりますので、あの法案の中身をもう一度見ていただいて、結構いいやろなと思っていただければありがたいので、引き続き検討課題ということにさせておいてください。  時間がありません。次に、住宅税制にかかわってお伺いしたいのですが、財務省でも、この...全文を見る
○植田委員 住宅ローン減税というよりは、今のこの状況の中で、特に中低所得者に配慮するのであれば、むしろ賃貸住宅への手当てという方が私は必要だと思っています。それは、当然ながらそこでの、家賃控除等々を含めて、賃貸住宅を選択した納税者に対しても御高配を賜れるような、そっちの方がむしろ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  そこで、ちょっと、一言ぐらいやはり大臣の声も聞かないとあれなんで、一つ、このかかわりでお伺いしたいんです。  そもそも、やはり自動車の排ガスによる環境の負荷というのは、新車とか旧車とかそういうことじゃなくて運転者が適正に負担すべきと考えて...全文を見る
○植田委員 やはり、二十一世紀は人と自然と、いわゆる環境との言ってみれば共生時代ですから、そういう意味での炭素税というのを今おっしゃったように鋭意検討していただきたいと思います。  最後に、財務大臣に、全般として国家の基盤としての税制改革への取り組みにかかわって、一点だけちょっ...全文を見る
○植田委員 終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょう、私も経済産業省のこういうところで質問するのは初めてなんですけれども、実は私の生まれ故郷の奈良というのは繊維産業がもともと盛んなところでございまして、特にそういう地域の皆さん方からそうした地域での地場産業の窮状...全文を見る
○植田分科員 その辺のところ、大臣の方も非常に今の窮状というものをまず十分御認識されているということで、非常にありがたく思っております。  そこで、私もいろいろな方々からいろいろ教えてもらいながら、実は繊維セーフガード措置というものがありまして、まだほとんど発動されていない、二...全文を見る
○植田分科員 奈良の話に戻りますと、いろいろな繊維産業がありますけれども、確かに例えばタオルもそうだと思いますけれども、そういう置かれている条件では靴下も同じだろうなと思うんです。というのは、見ればわかるように、差別化戦略で靴下に特化させて頑張ってもなかなか難しい。  例えば、...全文を見る
○植田分科員 いろいろな形で施策を講じられているということは非常によくわかりました。これがやはり、いろいろな形で地域の地場でやっておられる町工場のおっちゃん、おばちゃんたちに、そんな活用できるものがあるんだよとか、また使い勝手があるんだよということを周知するという努力もまた必要だ...全文を見る
○植田分科員 もう持ち時間が終わりましたので、最後に一言だけ申し上げて終えたいと思います。  私も東京と奈良とを往復いたしております。生まれ故郷でございますので、地元に帰って、これはいわゆる利益誘導とかそういうものではなくて、帰るたびに、地域で有権者がにこにこしている、町工場も...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本委員会に付託されました平成十三年度における公債の発行の特例に関する法律案、法人税法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論させていただきます。  まず、特例公債法案についてでありま...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  きょうは、森林行政及び国有林野事業にかかわりまして、この通常国会でも新たな林業基本法が予定されておりますけれども、そのことも念頭に置きながら、幾つかの点にわたってお伺いいたしたいと思います。  一...全文を見る
○植田分科員 ありがとうございます。おおむね今、言ってみれば基本法のエキスになる部分はこんなものだよということについては御説明いただきました。個々の問題については、またこの時間の中で許す限り伺いたいと思います。  そうした中で、やはり、格調高い、先ほども申し上げましたけれども、...全文を見る
○植田分科員 そもそもが長期見通しでございますので、私としては、その見通しが外れたからけしからぬという話には余りならないと思うのですよ。短期的な話なら別ですけれども、やはり実際は、五十年の見通しでございますから、その中でのとりあえずは集中改革期間ということですから、見通しがやはり...全文を見る
○植田分科員 今おっしゃられたようなことを実際具現化していく意味でも、新たな今の林業基本法、策定中ということでございますが、やはり国民の森林としての国有林の役割、意義、そして責務というものを基本法の中でも明示していただければと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。
○植田分科員 ありがとうございます。  では、時間がちょっと押してきましたので……。  いわゆる林業の持続的機能の発揮のために、やはりいろいろな支援策というものが必要になってくると思います。幾つか私は問題意識を持っておるのです。既に、食料・農業・農村基本法の制定を受けて、直接...全文を見る
○植田分科員 いわゆる市場原理で林業も動いているわけです。農業もそうですけれども、これまではいろいろな形で価格政策というものがあったわけですが、それが成り立たなくなってきている中で、やはりこうした産業への所得政策というものの転換が必要だということを踏まえていただいて、特に現場への...全文を見る
○植田分科員 では、その点だけ、そうした国民のための森づくりという点についてだけお伺いして、終わりたいと思います。
03月16日第151回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、裁判所職員定員法改正案について、幾つかの点にわたって最高裁の方にお伺いしたいと思います。  既に、従前から言われておりますように、また、きょうの質疑でも何度か話題になったとは思いますけれども、民事事件を中心に、やは...全文を見る
○植田委員 やや改善しておられるということですけれども、とはいえ、やはりかなり深刻な人手不足だということにさほど変化があるというふうには言えないだろうと思うのです。恐らく、現場でもやはり増員してほしいという思いはかなりあると思うのですけれども、ここでお伺いしたいのは、裁判官の適正...全文を見る
○植田委員 この間も、人事局長も恐らく何度か国会で御答弁されてきた御記憶もあろうかと思いますけれども、いわゆる司法官僚の問題、要するに、裁判実務の通算年数よりも司法行政に携わっている期間の方が長いというような問題がこれまでも指摘されてきたのじゃないかと思います。  例えば、もう...全文を見る
○植田委員 今の説明でいきますと、そうした司法にかかわる重要な問題があるので、事務総局でも裁判官が少なくとも五十一人であったのが五十七名にふえておるということですよね。でしたら、全体としては減らしているんだけれども、そうした仕事があるからふえたという、その配置の分が説明されないこ...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、ふえていることは事実でございますから、少なくとも、できるだけ少ない人数で抑えたいとおっしゃったこととは必ずしも合致しないというのは、これは数字を見れば明らかなんで、今後もこれについては、その都度点検させていただきたいと思うんです。  ただ、事務総局の...全文を見る
○植田委員 これは裁判所の中の話ですけれども、もう一つ、これも先ほどの審議でも何度か問題にはなったかと思いますが、いわゆる出向の問題にかかわってです。  大体百四十人前後でここのところ推移しているように記憶いたしておりますけれども、問題は、法務省に出向している方々のうちかなりの...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので先に進みますけれども、ちょっといつの答弁だかは忘れましたけれども、人事局長がこうした疑問に対して、いわゆる判検交流は裁判官の経験と見識を広げるための制度だ、そして裁判官は自分の良心と憲法に従って判断するから心配ない、そういう答弁をどこかでなされてい...全文を見る
○植田委員 要するに、内規みたいなものはないわけですね、そういう基準というのは。四号までは年次で決まるけどということですね。いや答弁は結構です、そういうことでうなずいていただければ結構です。  そこで、私自身、これは平成十一年度のデータしかないんですが、聞くところによると、裁判...全文を見る
○植田委員 事前に資料を請求したときも、期限内に御依頼の資料をつくるのは困難だ、なかなか大変だということを伺っておったんですけれども、これについてはお調べいただきたいということだけ申し上げておきます。必ずまた聞きますので、そのときまた、時間がかかりますということは言わぬでください...全文を見る
○植田委員 あと、この間、事件が複雑困難化している等々で、やはりそういう職員の皆さん方のサービス残業、休日出勤、持ち帰りの仕事というのは恒常化している、そういう現場の声も伺うわけです。  確かに、各職場で人員不足というのが慢性的なものになっている、こういう状況について果たして最...全文を見る
○植田委員 今一言でおっしゃられましたけれども、長時間労働の解消、例えば今どれぐらいサービス残業、持ち帰りの仕事があるのか、休日出勤があるのかということについて、では把握されているんでしょうか。どうなんですか。
○植田委員 そこは認識が違うようですけれども、やはり現場ではそうした実態があるとおっしゃっておられますので、時間がありませんからここでそれ以上議論しませんけれども、あるかないか、あるということで、これもいずれまた聞きます。  最後、時間がありませんので、一点だけ、裁判官等に対す...全文を見る
○植田委員 それは、やっていないんじゃなくて、一応やっていますということですね。  では、後日で結構でございますので、その内容を、明らかにできる範囲でとりあえず結構でございますので、お見せいただきたいと思います。これは要請としてお願いしておきます。  以上、終わります。
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○植田議員 お答えいたします。  今まさに北川さんおっしゃいましたように、訓練及び啓発というものは、当然、犯罪被害者、その親族、当事者の声に真摯に耳を傾けて、そして彼らが真に必要としていることに寄り添っていく、そういうことを具体的に現場でやっていかなきゃならないということに尽き...全文を見る
○植田議員 お答えいたします。  まず、いわゆる犯罪被害者を守る国民的合意というものがやはり必要だろうというのが問題意識の根底にあります。といいますのは、必ずしもそれが合意されていないのじゃないかという、要するに、被害者が御遺族を含めてさまざまな被害を後で受けるような、そういう...全文を見る
○植田議員 いわゆる日本で犯罪被害者学と呼ばれる分野では、やはり欧米に比べて二十年は出おくれているということが先ほどの議論の中でもあったと思います。よくそう言われております。ですから、諸外国での研究成果等々も、やはり日本の現状に反映していくことも必要だろうと思うのです。  ただ...全文を見る
○植田議員 お答えいたします。  まず、民間の団体に対する支援にかかわってでございますけれども、具体的な中身については、当然この基本法で規定されております審議会の中でいろいろな議論をしていくことになろうかと思いますけれども、おおむね考えられるところでいけば、いわゆる自治体からい...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  土地再評価法について、まずお伺いしたいわけです。  かなりたくさんの質問項目を事前に通告しておるのですけれども、私ども、三十分ぐらいの時間をもらいますと、おおむね一時間から一時間半分ぐらいの質問項目を用意しないことには、大体...全文を見る
○植田委員 潜在的にあるという後者の御答弁についてはそういうことでございましたけれども、対象法人の拡大の理由等々については、もう既に質疑がありましたので飛ばしますけれども、ただ、一般事業会社がやはり土地の再評価に対しては、冷淡なところも、必ずしも余りメリットがないということもお伺...全文を見る
○植田委員 もう先生に、法律の質疑をする前に、事前に懇切にレクを聞いておけばよかったなと。今、非常によくわかりました。ありがとうございました。  時間が足りませんので、ちょっと早口でやらせていただきますが、もう一つ、本法の目的の一つに「企業経営の健全性の向上に寄与する」というの...全文を見る
○植田委員 ちょっと話は変わるんですけれども、この法律はいわば一回限りの、ある種、徳政令のようなものだと私は思いますけれども、当然その後の再評価は想定されていないわけですが、私自身としては、この会計原則というのは本来的には企業経営の健全化、透明性を確保するために存在するわけですか...全文を見る
○植田委員 今も提案者の方からかつての資産再評価法の話もございましたけれども、この当時、いわゆる再評価の対象資産にかかわっては、事業用の土地だけではなくて資産一般についての再評価が行われたわけですよね。  ですから、私は若干これは疑問に思いますのは、本法みたいに、資産の一部を時...全文を見る
○植田委員 私見ということでございますけれども、今後の検討課題ということで御答弁いただきました。  この法案にかかわって、最後、もう一点だけ再評価時における課税についてやはりお伺いしたいんですけれども、先ほども、五回にわたって、かつて、もうかなり昔のことですけれども資産再評価が...全文を見る
○植田委員 時間がございませんので次に移りますので、今のお話を承って、まだ今後の課題ということにさせていただきたいと思います。  次に、根抵当にかかわってでございますけれども、松田理事長お越しですので、まず初歩的な話でございますが、本法、三年がたったわけですけれども、その使い勝...全文を見る
○植田委員 最後になりますけれども、この根抵当にかかわって、提案者の方にお伺いしたいのです。  金融機関等の定義にかかわってなのですが、この根抵当権に関する規定が導入されてからかなり経ておるわけでございます。また、いわゆるメーンバンク制度というものもその性格が変化してきていると...全文を見る
○植田委員 終わります。
04月06日第151回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、被害者の保護にかかわって、六条三項の趣旨について教えていただけますか。
○植田委員 次に、第十条の保護命令についてですが、この第十条一号に、例えば、「被害者の身辺につきまとい、」とか「はいかいする」とか、そういう表現があるのですが、これがどのような行為を指すのかという点と、「その他その通常所在する場所」というのはどのような場所なのか、教えていただけま...全文を見る
○植田委員 続いて、同じく保護命令にかかわって、十七条ですけれども、ここで二点お伺いします。  一つは、保護命令を受けた者が保護命令を取り消す場合において、保護命令が効力を生じた日から三カ月が経過した場合に申し立てられることとしているのはどうしてかという点。  もう一点は、保...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  次に、調査研究の推進にかかわって、第二十五条で、加害者の更生のための指導の方法の調査研究の推進について触れられていると思うのですが、これはどこが所管するということでお考えなんでしょうか。
○植田委員 続いて、配偶者暴力相談支援センターのあり方について若干お伺いしたいのですが、提案者の皆さん方は、この配偶者からの暴力というのはいつ何どき起こるかわからへんということを認識されておられるわけですから、いつ何どきでも相談に応じることができる、そういう相談センターの体制とい...全文を見る
○植田委員 できればそういうふうに、法律ができた暁には、そういう意味で法の趣旨を周知徹底していただくというふうにお願いしたいなと思うわけです。  それで、やはり相談に当たって、その体制、相談員が一人おるというだけではあかんやろうと思うわけです。体制の整備にかかわって、まず相談員...全文を見る
○植田委員 実際そのセンターで、例えば、私は亭主から殴られたんやと駆け込んでくる、でも、ようよう話を聞いてみたら、保護命令まで出さないかぬとか、まだそこまでいってへんやろなというような問題もあるやろうと思うのです。そういうものについて、やはり未然に防いでいくという役割もあると思う...全文を見る
○植田委員 もうちょっと聞きたいところもあるのですが、時間がないので、次に進みます。  もう一点、職務関係者による配慮、教育啓発にかかわってですが、まず提案者にお伺いしたいのですけれども、ここで言うところの職務上関係のある者、職務関係者というものは、これはセンターの職員はもちろ...全文を見る
○植田委員 そこで、これは最高裁にお伺いしたいのですけれども、私、せんだっての質問のときに資料でいただきました「裁判官に対する人権教育の具体的カリキュラム」というのがあります。令状実務、少年事件、国際人権規約、人権擁護推進審議会関係、セクシャルハラスメントと五項目あるわけですけれ...全文を見る
○植田委員 今後とも同じようなというよりは、より充実した対応を望みたいわけです。  次に、検察官についてですが、これは、国連人権教育十年の関連施策の中で法務省さんの方でいただいている資料なんですが、検察官、検察事務官に対する各種研修における人権教育、人権擁護局の総務課長の「人権...全文を見る
○植田委員 次、警察庁にお伺いいたしますけれども、同じくいただいた資料を見ていますと、どうやら研修の中で被害者カウンセリング技術専科なるものをなさっておられるようです。まず、ここでDVについてこれまで取り扱ってきた経緯があるのかどうか。それと、この技術専科なるものは、対象者が被害...全文を見る
○植田委員 それぞれのお役所で工夫はされてこれから進められるんだろうと思いますけれども、お話を伺っていると、まだ緒についたばかりという印象は受けるわけでございます。そういう意味で、今回のこのDVの問題は、行政側より、むしろ民間の本当に小さいいろいろな取り組みが先行してきたというこ...全文を見る
○植田委員 時間が参りましたので、最後に一言だけ申し上げます。  当然、今回の法案は私も大賛成でございますけれども、今回成立した後、この法律がもっともっと当事者のまなざしで進化していかなきゃならぬと思います。幸い、三年後の見直しということがございますので、この法案が成立して施行...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  午前中、また先ほども議論があったところですけれども、私も、まず選択的夫婦別姓の導入にかかわる民法改正について、森山大臣のお話をお伺いしたいと思います。  先ほど来のお話を伺っておりますと、かなりいろいろな前向きな熱意のこもっ...全文を見る
○植田委員 当時から自民党の中でかなり強い反対論があったことはよく御承知されていると思います。その中で、家族が崩壊するじゃないかということがよく言われたと思います。  実は、インタビューの記事、九六年の八月二十日の夫婦別姓の対論ということで、森山眞弓元官房長官と先ごろまで自民党...全文を見る
○植田委員 戸籍を入れて同姓であっても仮面夫婦というのはぎょうさんいらっしゃるわけですから。私どもは別に仮面夫婦では全然ございませんが、当時の森山元官房長官も、「それは同姓、別姓には直接関係ない。固定観念にとらわれるから、家族の一体感が姓の同一と不可分と思い込んでいる。情緒的な感...全文を見る
○植田委員 改めて、きちっとこの論旨を貫徹していただいて、自民党の中の反対論をできれば説得していただければというふうに非常に心より期待しているわけでございます。  既に、個人的にはもう御推進というお立場はいろいろな形で、今大臣という現職にありながらも、最大限表現されていただいて...全文を見る
○植田委員 いずれにいたしましても、新たな覚悟で頑張っていきたいという御決意を既にもう聞いておりますので、その決意を共有し合えればというふうに思っているところでございます。  では、続きまして、入管行政にかかわって幾つかお伺いしていきたいわけですが、その前に一点、特に外国人犯罪...全文を見る
○植田委員 この産経の石原さんの記事では、検挙数が人数というふうに書いていますよね。三万五千人とか一万五千人とか、これは本来件数ですよね。だから、ここでの石原さんの記述はその意味では不正確ですよね。少なくともここでの記事は、データの読み違いか何か知りませんが、そうした不正確なもの...全文を見る
○植田委員 せっかく民法改正にかかわっては個人的にも積極的におっしゃっていただいているんだけれども、ここはえらい遠慮ぎみなんですね。ちょっとここは突っ込みたいところなんですが時間がないので先へ進みますが、少なくとも「こうした民族的DNAを表示するような犯罪」などと、言ってみれば、...全文を見る
○植田委員 恐らく、仮に基準を設けてしまうと、逆にこういう外国人の方々で困る方々も出てくるだろうということも推察するわけですが、少なくとも透明性の確保ということについては御努力いただきたいというふうには思っております。  そしてもう一点、こうした在留特別許可をしないという判断の...全文を見る
○植田委員 実情に合わせて対応しておられるということですね。  その実情に合わせてということでいけば、私は次にお伺いしたいのが、違反容疑がありとした場合は収容令書を発付して身柄を収容するといういわゆる全件収容主義、これ自体が既にもう実情に合ってきてへんのと違うやろかというふうに...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、現在の仮放免というのは収容所の所長さん等が判断するわけですけれども、確かに、今の入管行政を見ますと、不透明、恣意的だ、いろいろな情報が公開されない、そうした裁量の範囲が大き過ぎるのじゃないか等々の指摘があるわけでございます。そういう意味で、むしろこうし...全文を見る
○植田委員 それは承知しておりますけれども、それでは少なくとも現段階においては日本人と区別を設ける合理的理由ではないということだけ申し述べたいと思います。  もう一点、入国管理局関係職員への人権教育の充実にかかわってなんですが、調査票を見ますといろいろとやっておられるんですけれ...全文を見る
○植田委員 私も何度か入管の施設、大阪等に行ったことがあるんですけれども、まめに私どもも行って実際見てきて、また質問させていただく機会があればさせていただきたいと思います。一段と精通された適正、公正さについては、また私どもも行って見てきたいと思います。  時間がありませんので、...全文を見る
○植田委員 現状の訴訟費用支払いにおけるいわゆる括弧つきの敗訴者負担についてはまだ質問していなかったんですけれども、先走ってお答えいただきました。  こうした問題、私は今回取り上げませんでしたが、ハンセン病の問題にしても、昨日ちょっと私懇談会に参加してきたんですが、じん肺訴訟、...全文を見る
○植田委員 いずれ、六月十二日に答申が出るということでございますから、今おっしゃった例外ということもありましたけれども、そういう例外というのは本来あり得ないものだと私は思っておりますが、時間がありませんので、この点についてはまた別途いずれ議論させていただくことになろうかと思います...全文を見る
○植田委員 このときの審議は二月の二十七日だったんですが、三月の二十日には国連の人種差別撤廃委員会で最終所見が出ましたですね。これもやはり当然国際的潮流として踏まえなければならないところへ入ってくると思うんですが、イエスかノーかだけで結構です。
○植田委員 とするなら、この最終所見の中でこういうことが書かれてあるんです。委員会は、締約国の法律においてこの条約に関連する唯一の規定が憲法第十四条であることを懸念する。この条約が自動執行性を有さないという事実を考慮し、委員会は、特に条約第四条及び第五条の規定に従い、人種差別を禁...全文を見る
○植田委員 いや、そんなに難しいことを聞いてなかったんですよ。  要するに、当然踏まえるべき国際潮流の中の一項目のことを指摘しただけでありまして、この最終所見も国際潮流として御認識されてあれするんであれば、こういう項目についても真剣にお考えになるんですねということを大臣に問うた...全文を見る
○植田委員 もうあと時間がなくなりましたので、一分ぐらいあるかもしれませんが、終わります。
05月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、弁護士法の一部を改正する法律案にかかわって、私も弁護士になったことはありませんし、司法試験を受けようなどというような学生生活を送ったこともありませんので、この機会に、幾つか疑問点につきまして、森山法務大臣を基本にして...全文を見る
○植田委員 その一条のまさに弁護士の任務といいますか、それにかかわっては後ほどまたお伺いしたいと思うんです。  法人化にかかわりまして、例えば弁護士法人の解散についてちょっとお伺いしたいんですが、法案の三十条の二十四で、商法の第五十八条の規定を準用されている。それで、裁判所への...全文を見る
○植田委員 例えば、既に弁理士法人とか監査法人もそうなんですから、弁護士法人だけを別扱いにするのはということはあろうかと思います。そういう意味ではよくわかるのです。  ただ、やはり弁護士の帯びている、まさに冒頭の説明でおっしゃいましたように、一条の中にあります弁護士の任務という...全文を見る
○植田委員 今のお二人の御答弁を総合いたしますと、第一義的には弁護士会の自治というものがまず前提だということと、不都合があるとかないとかというよりは、準則主義なものですからこういう法律の構成になっていますよ、そういう理解をさせていただきたいと思います。  そこで、特に監督、懲戒...全文を見る
○植田委員 今、基本認識をお伺いいたしたところですけれども、いずれにいたしましても、弁護士というものの存在が自律的存在であることは当然そういうふうに期待されているという御趣旨であろうと思います。  例えば、それは憲法の三十四条において、捜査官憲によって身柄拘束されようとしている...全文を見る
○植田委員 国民共有の財産ということであれば、当然そこでの議論の中で、弁護士会を国民に開かれたものにするというふうな議論の中で、例えば、かつての行革審の規制改革委員会での、強制加入制度の廃止であるとか、懲戒権を弁護士会から取り上げてしまおうじゃないかというようなことも一部で議論が...全文を見る
○植田委員 しつこいようですけれども、もう一度確認をいたします。  懲戒権限、監督権限というものは戦前と今とは違ってきているわけですけれども、戦前の場合は、国家権力のもとに置かれていた。そのため不都合が起きてきたと思います。そういう意味で、国家権力による弁護士の監督、懲戒という...全文を見る
○植田委員 次に、今さんざんお伺いした上で、もう一つ二つお伺いしたいわけですけれども、もちろん国民の期待にこたえる司法の実現という意味におきましては、弁護士制度の改革というのは司法制度改革の重要な柱の一つだろうというふうに思うわけです。  そこで、やはり問題になってきますのは、...全文を見る
○植田委員 ですから、ここでもきれいな文章でございますので、私自身さあっと読んでみますと、一瞬疑問もわかないわけですが、要するに、強い者と弱い者が同列に書かれているじゃないですか。一方で、ほかのところでは敗訴者負担なんということも書かれていて、訴訟する側が実際に訴訟を提起するまで...全文を見る
○植田委員 質問通告させていただきました質問は以上でございますので、時間はありますが、これで終わります。
05月25日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  最後の質疑になりますので、法案に沿いながら幾つかの点についてお伺いしたいと思います。  ただ、先ほどの共産党の吉井委員の方の御質問とややかぶる部分もあるかとは思いますが、やや切り口を変えながら、またできるだけ重複を避...全文を見る
○植田委員 ここでの、特に、独立した公正な立場というところをどういうふうに認識するかというところでやや議論が分かれるところもあるかとは思うのですけれども、今のお話だけ伺っていますと、税理士さんというのは、何か相撲で言うたら行司みたいな感じに受けとめてしまうところがあるわけでござい...全文を見る
○植田委員 私が申し上げたいのは、要は、やはり税理士の最大の使命、今力強く大臣の方からおっしゃっていただきましたが、やはりそういう意味で、納税者がそれぞれ税について詳細に知識があるわけではないわけですから、それについて適切なアドバイスなりなんなりすることを通して税理士というものは...全文を見る
○植田委員 余りそこのところだけであれしませんが、だから、納税者だって権利主体ですので、これはもう答弁求めませんが、やはりいわゆる裁判における被告との例えというのは私はちょっとひっかかったということなんです。それは御理解ください。納税者も権利主体である。その権利主体たる納税者を擁...全文を見る
○植田委員 今既に御説明いただきましたように、税理士の自主性の確立の観点からすれば、今回の役員の解任規定がなくなったということは評価はしたいわけです。  ただ、「総会の決議についてはこれを取り消すべきことを命じ」というところも、今も御説明ありましたけれども、別に、これも今回の改...全文を見る
○植田委員 当然、税理士制度の公益性と、そしてまた、それが独立した公正な立場ということを最大限やはり担保するという意味においては、そもそも税理士会というものは主務官庁があるような仕組みというもの自体、やはりそういう意味ではそこを阻害している要因なんじゃないかというふうに私は思いま...全文を見る
○植田委員 今の御説明の中でありました、特にダブルマスターの問題についてはもうちょっと聞きたいわけですけれども、改正によってかなり適正なものになったと評価はしているわけです。  この改正後、修士の学位取得による税法科目及び会計科目の試験免除は、それぞれ当該科目のうち一科目の試験...全文を見る
○植田委員 改正によりまして、いずれか一科目の合格でいいわけですけれども、特にちょっとお伺いしたいのは税法科目にかかわってなんです。  税法に属する科目の研究で修士をもらった人の場合も、これはいずれかの一科目の合格が必要になるわけですけれども、税法科目、たくさん科目はございます...全文を見る
○植田委員 恐らく、少数意見として、今私が申し上げたようなこともあっただろうと思います。今回の改正の趣旨は理解しているつもりなんですが、今私が申し上げたのは、一般試験との均衡を保ちましょうよというときに、少なくとも、資質を見るという場合、必修で見てあげなさいよというふうに私は思っ...全文を見る
○植田委員 引き続き、特に試験にかかわる話についてお伺いしたいわけです。  私も、この種の資格試験というのは、一律で一つの試験があって、本来は余計な特例がなくて、試験でばちっとやるというのが本筋だと思うわけです。例えば、私なんか、政党職員を九年やって議員をやりましたので、政党職...全文を見る
○植田委員 そういう意味で、国税の職員さんが、将来のことも考えながら、自負とまた励みを持ちながら仕事に邁進できるという意味において、その制度の適正が確保されている限りにおいて、やはりそういう形でこれからも引き続きやっていただきたいと思います。そういう制度があるがゆえに、逆に言えば...全文を見る
○植田委員 これに関連して、もう一点だけ。  私は、適正に行われておればそういうことでいいと思っておりますので、そのことを踏まえて定めていただけばいいわけですけれども、情報公開法もできましたことですから、そうした関連の事項の情報開示、例えば研修の中身や修了試験、内容、その結果等...全文を見る
○植田委員 続いて、時間が少しずつ押してまいりましたが、税理士の補佐人の制度にかかわってお伺いしたいわけです。  私思いますのは、行政訴訟で弁護士を採用せぬと本人訴訟でやる、裁判を受ける権利が認められているわけですから、訴訟の場で、そういう本人訴訟も税理士が税の専門家として登場...全文を見る
○植田委員 次の質問の答弁までしていただいたようでございますが、私、次に聞きたかったのはそこやった。  要するに、規制改革委員会の第二次見解、三カ年計画及び司法制度改革審議会の議論等々で、いわゆる周辺法律業務について緩和の方向性で検討しようということが合意されているわけです。司...全文を見る
○植田委員 だから、とりあえず今回一段ロケットで、引き続き審議会の答申を踏まえながら、この今私が質問した点についても検討するということですね。そういう理解でいいわけですね。
○植田委員 次に、先ほども議論にありました、書面添付に係る意見聴取制度の拡充にかかわる話をお伺いしたいわけですけれども、先ほどの御議論も聞いていますと、どうもこの書面添付制度というのが余り使い勝手がよろしくないのかなという気がしているわけです。  少なくとも今回、調査の通知、更...全文を見る
○植田委員 要は、今後、今回の改正を契機に、添付書面の内容であるとか制度の運用指針等々については、今当事者団体とも協議をしているところでございますということでいいわけですね。わかりました。  あと、これにかかわってですけれども、法によれば、税務署長または地方公共団体の長は当該税...全文を見る
○植田委員 時間ありませんので、あと一点、二点お伺いしたいのですけれども。二点ぐらいいけるかもしれませんが、一点、二点、簡単な話です。  といいますのは、一昨日もたしか自民党の先生だったかと思いますが、お話しされていたと思うのですが、税理士法人ができることによって寡占化されてし...全文を見る
○植田委員 最後もう一問、時間があるかと思います。それだけ聞いて終わります。  そういう意味で、法人制度が、単に経営面のメリットだけではなくて、やはり税理士と顧客とのトイメンに立ってやるあれですから、そこのところが十分担保されるように私は思っておるわけです。  最後、財務大臣...全文を見る
○植田委員 終わります。
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  冒頭、質問通告をしておりませんが、簡単な質問ですので、総理に一言だけお答えいただきたいのです。  昨日の新潟県の刈羽村のいわゆるプルサーマルの是非を問う住民投票の結果にかかわって、私どももその結果を十分重く受けとめていただき...全文を見る
○植田委員 では、本題に入っていきたいと思います。  この間、小泉総理の所信表明演説等々をお伺いいたしまして、例えば新聞の報道等々でも、心意気は理解するけれども、具体的にはどうなのか、そういう指摘もあっただろうと思うわけですが、実は私は、必ずしも具体的なことについて、はしの上げ...全文を見る
○植田委員 改革のためには痛みを伴うとおっしゃるわけですが、我々国民にしてみれば、もうさんざん痛い目に遭っているというのが実感なんです。まだこれから痛いことが待っているんですかというのが、やはり私ら庶民感覚、ごく普通の市民感覚だと思うのです。  その意味で、経済政策を進めるに当...全文を見る
○植田委員 要は、私申し上げたいのは、今の小泉政権がまず取り組まなければならないのは、そういう意味では、私たち一人一人が、私も雇用不安を抱えながらこうして仕事をしているわけですけれども、雇用への不安を払拭するためのことではないのか。  仮に不良債権の最終処理をやるときに、実際さ...全文を見る
○植田委員 いや、もちろんそれは包括的なものだろうと思います。その中で、私たちは、少なくとも雇用不安とか年金の不安、そうした将来不安をどうして払拭していくかということを通して、GDPの六割を占めておる家計消費、個人消費をどう伸ばしていくのかというところに直接プッシュする政策をどう...全文を見る
○植田委員 実際、大ざっぱに今計算してみましても、失業保険の給付にかかる費用が年間三兆円程度、そして国庫負担が三千億から四千億というふうにとどまってきたわけですが、仮に不良債権処理で百十万人ぐらいの新規の失業者ができた場合、大体追加的な支出が一兆円ぐらいだろうと思うわけなんです。...全文を見る
○植田委員 ですから、今私なりに素人目に計算すると大体一兆円ということで申し上げたわけですけれども、少なくとも総理の頭の中にそれを入れといてもろうて、検討の素材にはしていただきたいなと思うわけです。それはいいですよね。そういうことも検討に値するとお考えでしょうか。
○植田委員 あと、こういうことも考えてええん違うやろか。  私、財務金融委員会にいるんですが、最近、緊急経済対策の関連でばあっと法案がおりてきました。株やってはる人の特別控除をやると。一年以上持っていたら特別控除をやりますなんという法案が出てきたんですけれども、私、やりませんか...全文を見る
○植田委員 私どもも、今お聞きになってわかりますように、小泉さんの言っていることが、小泉内閣の言っていることがけしからぬ、けしからぬと言っているつもりはありません。具体的な提案をさせていただいているんです。  そういう意味で、残念なことに、せっかく総理は変人やとお伺いしているの...全文を見る
○植田委員 私どもも三十兆でも生ぬるいと言うているのは、ほんまに聖域なき構造改革をやるんであれば生ぬるいん違うかと。一方で、もう八月には概算要求するわけですが、三十兆でほんまにでけんのというふうな気もいたしています。それは、午後、夕方、また財務大臣にお伺いしますので省きますが。 ...全文を見る
○植田委員 だから、委員会をつくって、そのことについてみんなでもう箱詰めになってやりましょうやということを私提案しているんですから、せっかくですから、そんなのもおもしろいですねぐらい言うてもうてもいいんじゃないでしょうか。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、財務大臣にお伺いしたいわけですが、「財政の中期展望」の中では、名目経済成長率が二%、消費者物価上昇率ゼロ%を前提にして、来年、二〇〇二年度の一般歳出を四十九・五兆円、国債費を十八・四兆円、地方交付税交付金等を十九・五兆円...全文を見る
○植田委員 今のお話を伺いましても、当然歳出削減するといいましても、生半可な方法ではできませんし、私がやはり非常に危惧するのは、増税ということが、いつかの段階で、そういう形で日程に上ってくることを危惧するわけですが、確かに国債発行を三十兆円以内に抑制する、うちの土井党首はそれでも...全文を見る
○植田委員 そういう意味では、歳出構造をかなり大胆に見直していかないかぬということで、いろいろと、例えば道路特定財源の話等々も出てきているわけですけれども、道路特定財源を見直すのであれば、もう特別会計の廃止をやって一般財源化する、そこまで走っちゃったらいいかなと私は思うんですが、...全文を見る
○植田委員 せっかく総理が構造改革にわざわざ聖域なきというまくら言葉をつけておられるわけですから、本来、構造改革というのは聖域があってはならぬと思うわけですから、この聖域というものはやはり取っ払っていただきたい。  特に、やはりそこで道路特定財源にかかわらず、一般会計の予算規模...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので次に進みたいわけですが、竹中経済財政担当大臣の方に幾つかちょっとお伺いしたいわけです。  一昨年、九九年の経済白書の中で、日本経済を再建するには雇用と設備と債務という三つの過剰を解消するのが重要だという指摘がありますけれども、設備、債務はともかく...全文を見る
○植田委員 いわゆる賃金は、確かにオランダ・モデルは抑制するわけですけれども、実際、たくさんの人を雇用するという意味においては、時短もやっているわけですよね。  そういう意味では、働く時間も減るし、その分賃金も減りますよということですから、これはちゃんと労働組合も十分理解できる...全文を見る
○植田委員 時間がありませんのであと一問だけお伺いしたいんですが、いわゆる雇用調整型の対応をすると、必ずそれは今ある勤労者のいわゆる雇用に対する将来不安というものが解消できないですよ、ちょっとそこは切り口を変えたらいかがですかという意味で念頭に置いていただければありがたく思います...全文を見る
○植田委員 終わります。
05月29日第151回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、両先生、お忙しいところ大変お疲れさまでございます。  興味深くお話を伺わせていただいたわけですが、私、両先生にお伺いしたかった二つの点について、さきの木島先生がお聞きになってしまいました。例の中間試案にありま...全文を見る
○植田委員 次に、山野目先生に、これから恐らく中間法人がどんどん、使い勝手のいい制度ですので出てくると思うわけですが、それについて若干心配していることについて、その辺の対処のありよう、対応方等含めて、基本的なお考えをお伺いしたいわけです。  例えば同窓会とかPTAなんかも中間法...全文を見る
○植田委員 最後に、お二人の先生方に確認の意味で、先ほどもう既に基本的な御見解はお話しされたところでございますが、例の大規模法人の会計監査と、いわゆる公益法人から中間法人への組織変更にかかわるお話を一言ずつお伺いして終わりたいと思うんです。  私は、中間法人自体、当然使い勝手の...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  中間法人法案の質疑ですけれども、ちょっとその前に、先週の二十五日に出ました人権擁護推進審議会答申にかかわって幾つかお伺いしたいと思います。  この中身につきましては、昨年の中間取りまとめと比較して見させていただいて、かなり私...全文を見る
○植田委員 法務省さんの説明からしますと、どんな形の公開をするか、どの程度の透明性を確保するかというのは審議会がお決めになることです、こういうふうにお決めになりましたということです。  ちょっとここは法務省さんの御見解を伺いたいんですが、私は今の御説明を聞いていて非常にけったい...全文を見る
○植田委員 説明としては余り納得いかない以前の話なんですが、要は、私が聞いているのは、名前を出してしゃべったら自由濶達な議論ができへんと。要するに、そもそもその審議会が、透明性を確保したら審議会の委員さんが自由にしゃべれないようなこの人権擁護推進審議会なんですかということなんです...全文を見る
○植田委員 なければいいんです。  それで、人権擁護機関について、中間取りまとめでは「一定の独立性」という表現であって、その点については私も非常に不満であったわけですが、今回の答申の中では「政府からの独立性が不可欠」そういう表現をされていることについては私も評価したいと思ってお...全文を見る
○植田委員 時間があればこれは全部逐条的にチェックしていきたいんですけれども、そこまで許されないでしょうからそれは別の機会に譲りたいんですけれども、これは答弁を求めませんが、一点だけ不満なのは、確かに人権委員会(仮称)をこしらえるけれども、いわゆる都道府県単位で、例えば地方単位で...全文を見る
○植田委員 ですから、そこでの議論というのは、当然、今回、国内人権機関をこしらえようという話でございますから、パリ原則にのっとってそういうものをこしらえようと思ったら、そういう機関をこしらえている国ではほとんど何らかの差別禁止法みたいなものをつくっているわけですよね。そういう脈絡...全文を見る
○植田委員 必要な救済措置にかかわって私はそこにこだわるのは、これはもう時間がありませんので答弁は求めませんけれども、そもそもこの答申の中で、これは中間取りまとめのときのままなんですけれども、人権侵害の類型として、差別、虐待、公権力による人権侵害、メディアによる人権侵害、四類型に...全文を見る
○植田委員 ここでは「集団による行き過ぎた追及行為」。行き過ぎてしまうとそれは差別をただす行為ではないわけですから、それは差別糾弾行為には本来は当たらないはずですよね。  言ってみれば、千円札がある、私もここに千円札がありますが、一万円札は手持ちにないので、千円札、これは日本銀...全文を見る
○植田委員 もちろん、人権侵害を受けた方々も、当初、どういう形でそれについての異議申し立てをやっていけばいいのかということを試行錯誤しながらやってこられたわけです。  そういう中で、恐らく、世間一般から見て行き過ぎだろう、これはちょっと、そこまでやるのは逆に相手の人権を侵害する...全文を見る
○植田委員 従来からあった行為の、問題として指摘されているものについてはということですね。そうですね。  もう時間、法案の方も聞かなければなりませんので、これ以上しつこく伺いませんが、五分間ありますので、お伺いいたします。  といいましても、私が用意させていただいた質問が大体...全文を見る
○植田委員 もう一点だけお伺いしたいんですけれども、今回の中間法人というものは、まずは法のすき間を埋めるものでありますから、そういう意味では私は賛成なんですけれども、その背景としては、やはり公益法人の改革というものの議論の高まりというものが背景にあったんじゃないかというふうに理解...全文を見る
○植田委員 もう時間がありませんので、最後に、参考人で山崎民事局長をお呼びしておきながら、ちょっと御質問する機会、もう時間がございませんのでできませんで、御足労いただいたのにまことに申しわけございませんでした。その点だけ申し上げまして、終わります。
06月05日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、租税特別措置法にかかわりまして、何点かお伺いしたいと思いますが、この法が成立して以降の効果については必ずしも、この間の答弁をお伺いしておっても、まあすぐにそんなに効果は少なかろうと思うというような心もとないお話でございま...全文を見る
○植田委員 ですから、いずれにしても、実際効果があるかどうかというのはよくわからないということですよね、結果を見てみないと。その意味では政策判断をされたということでしょうね。  実際、現場にしてみても、ないよりあった方がおいしいという話は聞きますけれども、私も株なんてやらないも...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  そこで、実際私もまず一番基本的に今回の法改正で疑問を持っている点、申し上げますと、今回の法の手直しというのは、実際問題は、現在大体七百万人ぐらいだと聞いておりますけれども、そうした投資家向けの追加的な優遇策の枠を出るものではないんじゃない...全文を見る
○植田委員 今伺った話はよくわかるんですけれども、私どもむしろ今回の法案に、私ら社民党なりにいろいろ考えてみて、ただ、これが余り役に立たぬじゃないかと言うだけじゃなくて、私らなりの一つの対案のようなものを示させていただければと思って質問を用意させていただいているわけです。  現...全文を見る
○植田委員 ちなみに、このエンゼル税制、現状で、私もこれだけ見たらどれだけ使い勝手がいいか悪いかわからないわけですけれども、どれぐらいの活用度なんでしょうか。その点も教えておいていただけますでしょうか。もし使い勝手が悪いのであれば、そのことも含めて考えた方がいいんじゃないかと私思...全文を見る
○植田委員 十社で百二十九名ということでございますが、制度自体知らない人もいるんでしょうから、それはまず啓発をしていただくことが肝要かとは存じますけれども、現状では、確かに、税制にかかわる部分ですから、そう使い勝手がよくても問題があろうかとは思います。  ただ、こうした先行事例...全文を見る
○植田委員 懇切な御説明ありがとうございました。  そこで、現状では、既に世間の、市場の関心というものが、いわゆる破綻懸念先等々といった公表された不良債権をとっくに飛び越しているんじゃないか、要注意先債権に注がれているんじゃないか。そこからまた新たな不良債権がどんどん生まれてく...全文を見る
○植田委員 まず、不良債権の最終処理にかかわって今二問ほど初歩的なところ、基本的なところを担当大臣の方のお話をお伺いしまして、幾つか本題にかかわる部分をまずはお伺いしていきたいわけですが、これは財務大臣の方にまずお伺いしたいのですが、四月の二十八日の日米財務相会談の席上でのお話で...全文を見る
○植田委員 四月の末の話ですから一カ月以上たっているのに、非常に詳細に覚えておられるということで、今の御答弁には感銘を受けましたということを申し上げておきます。  そこで、私なりにも幾つか過去の新聞記事等々をちょっと取り寄せながら調べてみたのですけれども、このRTCは、もちろん...全文を見る
○植田委員 もちろん、国情の違い等々もあろうかと思いますが、これは別に私も、アメリカの言うとおりにしたらよろしいん違いますかということではなくて、客観的にそういう状況になってくるんじゃないかということで、アメリカでは、今私も承知しておりますが、SアンドLというのが日本で言うたら信...全文を見る
○植田委員 ミクロ的、マクロ的という言葉がしきりに出てきますが、大臣のお話を圧縮しますと、その意味でミクロ的な観点からすれば、公的資金の投入をやるべきかやるべきでないか以前に、そもそもそういうことは不可避な情勢ではないよ、必要ないよということですよね。  ただし、そのことはいず...全文を見る
○植田委員 そこは議論のあるところですけれども、はしょります。  次に進みますけれども、実際、最終処理が進めばその過程で当然淘汰の圧力がかかっていくわけです。特に中小企業への淘汰の圧力が強く働くだろうなというのは容易に想像できるわけです。実際、緊急経済対策を受けて大手銀行で企業...全文を見る
○植田委員 そこは、よくわかりましたとはすぐには言えないわけですけれども、ただ、ここは議論の分かれるところですが、少なくともこの点だけは確認できるのかな。  要するに、もうどう転んでもだめなところにげたを履かせてあれさせろということを私は肯定しているわけではありません。ただし、...全文を見る
○植田委員 あと、きょう厚生労働省さんに、大臣ではございません、政府参考人にお願いしておるはずですので、幾つか雇用にかかわってお伺いしたいわけです。  当然ながら、国民生活の安定、生活再建の視点がなかったら、GDPの六割を占める個人消費の活性化というのは望めないわけです。緊急経...全文を見る
○植田委員 そこで、二〇〇〇年二月の調査によりますと、二〇〇〇年の二月ですから、その過去の一年間に離職した人の数のうちの約三〇%が管理職、専門職、技術職、事務職だったそうです。この比率が今後高まるんじゃないかというふうに思われるわけですが、実際、構造不況三業種と言われる建設、不動...全文を見る
○植田委員 これは、きょう別に呼んでいないわけですから、ここで文句言うてもしゃあないんですけれども、例えば、新市場・雇用創出に向けた重点プラン、平沼プランと呼ばれるものも明らかになっていますし、経済財政諮問会議の緊急報告も公表されている。  ただ、全般的に見まして、内閣府でおつ...全文を見る
○植田委員 終わります。
○植田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律の一部を改正する法律案」に対する附帯決議(案)   政府は、今般の整理回収機構による健全銀行の不良...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  淡々とお伺いしたいわけですけれども、まず、今回の改正に当たって、いわゆる債権の回収にかかわって、与党の方では、ネガティブリスト方式とポジティブ方式、両案を日弁連さんの方に提示して意見を聴取したやに伺っております。恐らく、ネガテ...全文を見る
○植田委員 今の御説明をお伺いいたしておりますと、いわばサービサー法というのが、許可制度を実施することで、弁護士法七十二条の一定領域を限定的に解除するという意味での特別措置法だということですから、その意味ではポジティブ方式が基本原則になるだろうと思われますが、ただ、今ネガティブに...全文を見る
○植田委員 ほんまはネガティブにしたいんやけども、いろいろ意見があったのでポジティブにしたという正直なお話ですが、実際ネガティブリスト方式にした場合、債権回収、貸し金回収の権限というのが、いわゆる弁護士の取締役以外のサービサーの社員に託されることになるじゃないかというような問題と...全文を見る
○植田委員 よくわかりました。  引き続いて、事実関係等々ちょっとお伺いしたい点がございますが、今の現行法の運用の中で、具体的にどんなトラブルがあったかということについてでございます。例えばリストアップに際して瑕疵が生じた例であるとか、役員であるところの弁護士と会社が実際に対立...全文を見る
○植田委員 役員である弁護士が適切な職務を果たしていなかった、そういうケースはあったのでしょうか、なかったのでしょうか。
○植田委員 いずれにしても、弁護士法七十二条の一定領域を限定的に解除しているわけですから、弁護士の関与の意味を薄れさせてはならない。そういう意味で、一層そういう運用をする必要があると思うわけです。  事前にいただいた資料の中で、サービサー会社が現在四十一社あるというふうに伺って...全文を見る
○植田委員 経済のわかった弁護士の方に社長になっていただければいいのでありまして、ちょっと何かやぶをつついて蛇を出したような質問をしてしまったような気がいたします。  それで、また幾つか事実関係ですけれども、特に暴力団員等の参入にかかわってなんです。実際、この法律でも、そうした...全文を見る
○植田委員 一件とおっしゃいましたけれども、恐らくこの事例なんでしょうか。  もう答弁はいいですから、うなずくだけで結構なんですが、たまさか、いろいろと検索していましたら、昨年の五月二十九日の毎日新聞で、右翼団体の構成員等が、世田谷の休眠会社を買い取って債権回収会社に名義を変更...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、こうしたウの目タカの目でねらってはる人がいることは事実ですから、その辺は細心の注意は払っておられるとは思うわけですけれども、警察庁の方もお願いしておるわけですけれども、実際、幸い、いろいろな暴力団員等の事例の中で、サービサーが事前に警察庁に相談した結果...全文を見る
○植田委員 実際に、例えば競売の手続等々でも、偽計、威力の行為までは及んではええへんけれども、いろいろな形で問題が出てくる。そのことについて全国的に果敢な取り締まりが行われてきたかどうかという点についてはやや疑問を持つところもあるわけですけれども、実際に、サービサーの幾つかからも...全文を見る
○植田委員 話を変えますけれども、先ほども議論のありました特定の金銭債権の範囲にかかわってでございます。  これは提案者にお伺いするわけですが、先ほどの議論でもありましたけれども、少なくとも当時もこの件については議論があったと。当時の提案者の杉浦議員の方も、質問に対して、議事録...全文を見る
○植田委員 今御答弁でもありましたように、そもそもの立法の趣旨というのは、喫緊の課題になっている金融不良債権の処理ということですね。それと、債務者保護、暴力団排除の観点に照らしたときに、やはり必要な範囲というものを私は原則にすべきじゃないかと思うから聞いておるんですけれども、実際...全文を見る
○植田委員 あと、時間がありませんから、言い置くだけ言って終えたいと思うのです。  これも先ほどありましたけれども、もう一つ今回の改正案の大きな問題は、利息制限法違反の貸付債権の履行の要求を禁止した行為規制を撤廃する、そして範囲を引き直すということにしたわけですけれども、これに...全文を見る
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、債権管理回収業に関する特別措置法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  現行法については、これまで弁護士にしかできなかった業務を許可制度をとることにより民間業者に解禁し、そのノウハウを最大限利用することで、い...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○植田委員 社民党・市民連合の植田至紀です。  まず最初に、例の京都の迎賓館の問題。これはそんな細々としたことは聞くつもりではございません。既に参議院の委員会でも質疑されておりますし、先ほども京都出身の先生の方からかなり詳細な御質疑がなされたと思いますので、簡単に幾つかの点につ...全文を見る
○植田委員 もう一回だけ、その点、お伺いしますが、私申し上げたのは、そもそも迎賓館をもう一つこしらえること自体をけしからぬと私は申し上げているわけではなくて、現下の財政状況、経済情勢の中で、今どうしてもあそこにこしらえないかぬ緊急性があるのかということをお伺いしたわけでございます...全文を見る
○植田委員 九四年当時は社民党ではございませんで、日本社会党と呼んだ当時の村山内閣当時に、当時は了解している。ただし、状況が変わっているじゃないですか、やはりこういうところも削っていきましょうよということを申し上げたわけでございます。了解していただきたいという、この間の経過から見...全文を見る
○植田委員 いみじくも平成六年当時と今とは状況が違うというようなお話がありましたので、話は戻るようですけれども、二百億の話はもう一回考え直した方がええなというふうには思っております。  さきの財務大臣も、これは三月には参議院の予算委員会の中で、日本の財政は既に破局に近い状況にあ...全文を見る
○植田委員 もちろん、今私も質問で申し上げましたように、仮にそれを全部消費税で賄うならば四五%まで上がってしまうよというシミュレーションそのものが非常に衝撃的だということを申し上げているわけで、それは何らかの仮定に基づいてそこから実証していくわけですから、そういう意味で、仮に消費...全文を見る
○植田委員 私も、議員になって、大蔵委員会、財務金融委員会に所属させられまして、いろいろとお役所の文書とかを読む機会があるわけですけれども、特に旧大蔵省財政金融研究所であるとか先ほどの経済研究所のものは、もちろん私の能力では全部精読はできませんけれども、いつも勉強させていただいて...全文を見る
○植田委員 先ほど紹介いたしました経済白書が出されたのは去年の七月ですよね。これが去年の五月なんです。少なくとも、経済白書が言っている中身と全然背反する、背反というか対立しているわけです。むしろ、こうしたのをもっと真摯に受けとめて政策の転換を図っていれば、もうちょっと違う展開が今...全文を見る
○植田委員 そういうふうな答弁がありましたので、これをおつくりになられた方々もさぞ安心されると思います。  ここでは、質問のレクのときにそのことばかりしつこく言われたんですけれども、幻の大蔵省レポート、お蔵入りになったというふうな表現がされているんですが、財務省さんの事前の説明...全文を見る
○植田委員 大学時代に勉強しなかったツケで、今になっていろいろと勉強せざるを得ない状況になっておりますが。  改めて申し上げますけれども、要は、七月に出た経済白書の認識であったら、これはとんでもないことになったよということですよね。その点。そして、本来、お蔵入りと言ったら財務省...全文を見る
○植田委員 これで終わりますが、国会議員としての責務をしっかり果たしていくためにも、共通の土俵に乗れる財政白書という討論の素材をやはり提供していただきたいということを申し上げたわけでございますので、引き続き御検討ください。  以上で終わります。
06月08日第151回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、金庫株解禁に係る商法改正の議論でございますけれども、ちょっと冒頭の時間をおかりいたしまして、違う案件で法務大臣にお伺いしたいと思います。  といいますのは、六月一日に大阪地裁で、いわゆる在外被爆者の差別的取り扱いに...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、人道目的の法律ではないということは言えないわけですよね。だから、人道立法として事実上認識せざるを得ないわけでございますから、そのことがいみじくも判決に出ておったわけですけれども。  参議院の方でもこの種の議論があったかに聞いていますけれども、この判決...全文を見る
○植田委員 その二点だけまず確認させていただいた上で、まあ言いたいことは、私としてはのどから出かかっておるわけでございますけれども、改めて、そこは大臣としてのお立場を離れたところで、今回の判決、またこうした実際の当事者の方々のそうした思いを受けとめられる中で、今どうした心情でいら...全文を見る
○植田委員 お気の毒であったと。それは当然お気の毒でございますから、もうそれ以上申し上げませんけれども、そのお気の毒であったというところから思いが出発するのであれば、やはり控訴を断念していただくということも、頭の中に常によぎっておられるだろうなと推察だけはさせていただきますが、い...全文を見る
○植田委員 今御説明いただいたとおりだろうと私も理解するわけですが、その結果、実際の株式市場の現状に対して企業の発行済みの株式が多過ぎるんじゃないかということは、やはり直接の要因の一つだろうと私は思うわけです。要するに、その一部が持ち合いになって市場で流動化しない、それで残りの部...全文を見る
○植田委員 いろいろな新聞を検索していても、やはり提案者としては、株価対策として今回の法律を出すんだというふうに印象づけをされるのは非常に本意ではないということなんでしょうか。  ただ、いずれにしても、今の御説明を伺っていますと、今回の金庫株の解禁というものが、副次的であるかど...全文を見る
○植田委員 私がずっと聞いた認識が共有できるだろうと思うのですけれども、要は、私は、株価対策としての今回の金庫株の問題はどうなんだろうかという入り口の部分で、そういう問題意識できょうはちょっと組み立ててみたわけです。ですから、例えば効果がないでしょうと言ったら、それは副次的な話だ...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、あと一、二点お伺いしたいわけですが、実は、監視体制にかかわって幾つかお伺いしたかったのですけれども、さきの木島先生が、大体のあらかたの問題提起を時間オーバーして展開されましたので、そこは私の方は残念ながらはしょらせていただきますが、金庫株を解禁し...全文を見る
○植田委員 十分果たしていけるということと、その後で聞こうと思っておったんですが、株主代表訴訟にかかわっても言及されました。その点については、来週時間をいただいておりますので、特にこの部分については、土日もありますので、準備して、改めて、それらの正当性がどれだけあるかということに...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、三人の参考人の方々、本当に長時間ありがとうございました。私で最後でございますので、あとしばらく御猶予をくださいませ。  まず、西川参考人の方に幾つかお教えいただきたいわけですけれども、今回の商法改正のメリット...全文を見る
○植田委員 もう一点、西川参考人にお伺いさせてください。  といいますのは、確かに、お話を伺っておりますと、また状況の中では、経営を効率化させていくという意味での道のりはなかなか遠いだろうなというのが実感だろうと思うわけですけれども、やはり健全な企業社会を確立していく上では、戦...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  次に、上村参考人の方に幾つか御教示いただきたいと思います。  確かに、株式の持ち合いの問題については、やはり企業社会のあり方を問う根源的な問題だろうと思うわけです。といいますのは、やはりコーポレートガバナンスの中核に位置するんじゃないだ...全文を見る
○植田委員 もう一つ上村先生にお伺いしたいんですけれども、今回の改正案で資本準備金の一部が取り崩せるわけになっているんですけれども、財務体質が優良な会社であればさして問題にはならないんでしょうが、むしろ逆に脆弱な会社がそうした場合、やはり経営基盤が危うくなるんじゃないかという素朴...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  あと、次に熊野先生にお伺いしたいんですが、熊野先生が物された講談社の現代新書を図書館で取り寄せてきて、きょうの参考人の質疑で勉強させてもらおうと思っておったんですが、まあ初めにの部分をちょろちょろっと読んだだけで、実はそういう不勉強を恥じ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。終わります。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先週に引き続きまして、先週のお話も踏まえながら、幾つか残った疑問についてお伺いしたいと思います。  私自身は、金庫株の解禁については、この間の委員会の議論でもありますように、株価操作のおそれもありますし、効果も疑問だというふ...全文を見る
○植田委員 繰り返しの部分もありましたけれども、提案者の方が副次効果ということでおっしゃっておられますが、その点はとりあえず置いておいて、ただ、そういう側面は否定はされないというお話だというふうに承っております。  ただ、提案者の問題意識自体は非常によくわかるのですが、そのこと...全文を見る
○植田委員 そういう背景があったのですねということを確認したかったわけです。
○植田委員 もうかなり前になると思いますけれども、例えば小糸製作所の株の買い占め、ある人は日本的買い占めというふうにおっしゃっているわけですけれども、ここのところ余り聞きませんけれども、特に大体六〇年代から八〇年代ぐらいにかけて、株を買い占めてそれを企業に引き取らせるということで...全文を見る
○植田委員 そこで、もう一つお伺いしておきたいのですが、そもそも金庫株が持ち合いの受け皿になるのだろうかなと、参考人の質疑を聞いておっても疑問に思ったのです。  というのは、これまででも可能は可能であったわけですが、そんなに多くなかった。そして実際、それが今回金庫株を解禁したか...全文を見る
○植田委員 そうなると、いろいろな意見のある金庫株の解禁を行わなくても、逆に、そこに一つ着目するのであれば、それだけお考えになって今回の法案を提案されたわけじゃないとは思いますけれども、現行制度の枠内で、もうちょっと使い勝手のよくなるような、そういう手法もいいんじゃないのかなと私...全文を見る
○植田委員 今、証券市場が活性化していない原因というのは、やはりバブルがはじけて、言ってみれば持ち合い崩れが起こったことが一つの要因だろうと思います。もちろんここは、提案者がいろいろな問題意識を持って法案を提案されているんでしょうけれども、そういうことであれば、持ち合い株にメスを...全文を見る
○植田委員 恐らくこうした問題提起についても御議論なされたわけでございますが、一番冒頭の、今回の法案の主目的であるところの産業再編といったときに、当然ながら、今の企業の体質をどういうふうに変革していくか、そういうことを個別具体的にどう手当てしていくんだという、そのところから帰納法...全文を見る
○植田委員 次に、あともう時間がございませんので、特に不正防止の仕組みにかかわって、二、三お伺いしたいわけですが、これについては、先ほども木島先生からも御議論がありましたので、重複は避けますけれども、やはり日本の証券取引等監視委員会、日本版SECとしてのこの委員会は、やはり弱体だ...全文を見る
○植田委員 政治力は、やはり我々野党でございますので、与党の皆さんにそういう要望を申し上げたということです。  もう一点、前回もちょっと伺ったと思うのですけれども、金庫株が導入されると、やはり経営監視のシステムとしての株主総会の重みが増すだろう。もっと言うと、株主の権利というも...全文を見る
○植田委員 ただ、ここで確認したいのは、その法案に対する評価はさておき、提案者といたしましては、株主の権利を保障する重要な制度としての株主代表訴訟の重要性、意義というものについて、どのようにお考えなのか。別途の今出ているであろう法案のことはとりあえず意識なさらずに、御答弁いただけ...全文を見る
○植田委員 今回、株式の単位の見直しにかかわって、最後お伺いしたいのですが、単位株制度から単元株制度ということになるわけです。これは素朴な疑問なんですけれども、そうなると、一株株主というのはどうなるんだろうという疑問があります。  例えば、御承知のように、一株株主という形で企業...全文を見る
○植田委員 もう時間がないので、幾つか疑問を残しましたけれども、質問を残しましたけれども、以上で終わります。
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、商法等の一部を改正する等の法律案及び商法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に反対する立場から討論を行います。  現行商法は、消却目的やストックオプションに限定して自社株の一時保有を認めていますが、...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 本会議 第40号
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○植田至紀君 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いします。  きょうは、心なしか空席が目立つようでございますが、最後まで御着席の議員各位に敬意を表しますとともに、いましばらく御清聴をお願い申し上げます。  さて、私は、小泉内閣に対する抵抗勢力としての社会民主党・...全文を見る
06月19日第151回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先週、またきょうも、もうそれぞれ弁護士の先生方からかなり中身の濃い議論がされておりますので、今さら私のような者が深く突っ込んでできるような中身を持ち得ていないことを恥ずかしく思いながら、おさらいの意味も込めて、お伺いしたい点を...全文を見る
○植田委員 となりますと、例えば、これから幾つか情報公開制度とのかかわりについて後でお伺いしようと思っておるのですが、情報公開制度の場合は、言ってみれば単なる趣味であっても、行政チェックでも研究でも、いろいろ、それは目的を問わずだれでも開示を求めることができるわけです。もちろんそ...全文を見る
○植田委員 そこで、これもちょっと幾つか、この情報公開法の五条の一号から六号について、もう何度も山崎参考人が御答弁されているところですが、ちょっと細切れになるのですが、もう一度確認をしておきたいのです。  まず、個人情報、法人情報については、これは情報公開法では五条の一号と二号...全文を見る
○植田委員 当然ながら、民事訴訟法での文書提出義務というものは、文書提出命令によって実現される利益と、提出を認めないで保護しようとする利益の内容、制限の程度との実質的な比較考量だろうというふうに思います。とするならば、そうしたことにかかわる具体的な事例も念頭に置きながらその辺のと...全文を見る
○植田委員 これも、先週の審議、またきょうの佐々木先生のお話でも出ておったように思いますが、金曜日でしたか、民事局長が、例の公共の利益または公務の遂行の著しい支障、その辺の定義づけをめぐって、私の聞いた範囲では、「公務の遂行に著しい支障を生ずるおそれ」について、公共の利益を害する...全文を見る
○植田委員 そうなれば、これは先日の審議でもそういう話があったかと思うのですが、これもちょっと教えておいてほしいのですが、要するに、公務の遂行に著しい支障があるのだけれども公共の利益に資するなんというケースは、そもそもないということでいいのでしょうか。
○植田委員 ちなみに、私も何ぼ聞いてもその辺がよくわからないのですけれども、何か話を伺っていると、公共の利益を害するというもののほとんどのウエートが公務の遂行に著しい支障が生じた場合ということで、かなりウエートを占めるとおっしゃっていましたですね。  そうなると、幾つかの類型が...全文を見る
○植田委員 あと、続いてお伺いしたいのですが、情報公開法との関係で、情報公開法の五条の六号の規定で非開示とされておる文書についても、これも公共の利益を害さないと判断される限りにおいては提出されることがあるわけですね。その点についても一応逐一確認させていただきたいのですが、まず六号...全文を見る
○植田委員 この六号にイロハニホとありますが、要するに、これは民訴法の今回の改正でも情報公開法と同じ解釈なんか出てこないよということですか。出る場合はないのですか、同様の理解。  私は、要するに、この六号のものが情報公開法では出ないけれども、出る場合もあるのでしょうということだ...全文を見る
○植田委員 では、今度は五号なんですけれども、この五号では、「公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定の者に不当に利益を与え若しくは不利益を及ぼすおそれがあるもの」、これも情報公開法で非公...全文を見る
○植田委員 事前のレクを聞いていても、実質的には、要するに五条の五号、六号で書いているのはほとんど出てこないよという話ですね、民事訴訟法のこの手続においても。  聞いているのはそんな難しい話じゃないのです。情報公開法の五条の五号、六号では、これは全部非開示となっているのですけれ...全文を見る
○植田委員 私が素朴に思ったその疑問、要するに出る場合もあるということですね。情報公開法の五条の五号、六号では非開示になっておるが、その場面において出る場合もあるという御答弁だというふうに理解いたします。  次に、時間がどんどん過ぎていきますので、特に公文書提出命令にかかわって...全文を見る
○植田委員 そこだけもう一回、具体的に確認しておきます。  例えば、所管の許認可の案件に関する会議とか、業務に供するために個人的に、自発的に記録したようなもの。一つの部署といっても、例えば十人がいて、例えば植田という担当者が一つの仕事を担当しているから、一々隣の人に知らせる必要...全文を見る
○植田委員 そこの自己使用文書から除外される中には、たまさか自分の職場のフロッピーで使ったものもあったかもしれないけれども、家に持って帰ったりすることもあるので、私物のノートであるとかパソコンに記載されたようなものであっても、業務にかかわる内容であったら、当然それは除外、自己使用...全文を見る
○植田委員 例えばファイルでも、一ページ目だけ開いてみたら、法務省忘年会のお知らせ、赤坂どこそこ何時にてとか書いてあって、二枚目から何かけったいなことが出てくるとかそういうこともあるでしょうから、念入りに調査が必要だとは思います。  もう一点これにかかわって、先ほどのHIVのか...全文を見る
○植田委員 民訴の場合、目的を超えて、相手側に害をなすためにそんな利用をするのであれば、当然、原告側だって罰せられることになるでしょうから、少なくとも入手した側にも責任を求められますから、そういう意味で、だれでも請求できる情報公開制度とはやはり違うんだろうなというふうに私は思って...全文を見る
○植田委員 それは個別の事例について答えることは難しいんでしょうが、一般論としてはそのとおりですから、それについては個々の事実が明らかになれば、その事実についての理解についてはまた伺う機会があろうかと思います。  もう一点、いわゆる刑事記録の開示にかかわって、これもちょっと実例...全文を見る
○植田委員 岡崎哲君の事件というのは、その意味では、旧少年法の最大の不備の情報開示というものをある種象徴する事件であっただろうというふうに思われますが、確かに今のおっしゃることもわからないではないですよ。  ただ、私が心配しておりますのは、改正少年法で開示が実施された現在だって...全文を見る
○植田委員 今のお話はよくわかりますけれども、いずれにしても、本法案、民訴法が結局施行されて、そして訴訟において、少年法の開示資料を超える資料が出されなくなる、そういう事態を私は非常に危惧しております。  そういう意味において、今回の岡崎君の事例でございますけれども、御遺族の方...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、もうこれ以上そこは突っ込みません。  あと二点だけ聞いて終わります。  一つは、いわゆる刑事記録の一律除外にかかわってですけれども、もう再三議論されているわけですが、民事の裁判官が刑事記録を見ることに何の不都合があるのか。地方では兼職している...全文を見る
○植田委員 時間が参りましたので、以上で終わります。お疲れさまでございました。
06月20日第151回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  佐藤先生におかれましては、午前午後を通じまして、大変お疲れさまでございます。  私ども社民党といたしましても、今回の最終意見書、例えば国民の司法への参加を図る裁判員制度の創設であるとか、被疑者に対する公的弁護制度の導入...全文を見る
○植田委員 指示はあった、実際、それで指示ではない、こうおっしゃるわけですか。そういうことはなかったということですか。なかったと。(横内副大臣「そうです」と呼ぶ)ただ、今後改正に向けて、もし作業をするのであればという仮定に立てば、努力はしたい、国民にできるだけ開示をしていく努力は...全文を見る
○植田委員 実際、八年前ですか、行政手続法が成立したときに、いわゆる行政確定手続が時期尚早だということで見送られた経緯があったかと思います。今、こうしたさまざまな問題が生起している中で、改めてこの点について改正する必要があるのじゃないか。そのことを改めて念頭に入れて、行政手続法に...全文を見る
○植田委員 私もその意見書を読ませていただきましたので、その意見書の、今まさに副大臣がおっしゃった文言の中には、今私が申し上げました例えば行政確定手続を入れるような、そうした改正を行うというようなことも包摂されておるという理解でよろしいのでしょうか。(横内副大臣「そのように思って...全文を見る
○植田委員 済みません、一つ一つ同じような趣旨で伺わせていただいておるわけですが、もう一つは、行政事件訴訟法にもかかわって、これも具体的に御答弁いただければと思うわけですけれども、実際、公共事業にかかわる行政処分にかかわって取り消し訴訟が起こせたとしても、御承知のように問題があっ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  要は、現行法では、執行不停止の原則があって、たまさか例外として停止する場合もあるよということになっていることは承知しています。それをやはり逆転させていかないかぬなということですから、それぞれが少なくとも検討課題ということで御認識していただい...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  私は、初めて炭谷官房長のお顔を拝見するわけでございますが、かつて総務庁の地域改善対策室長として、御令名は伺っております。そういう意味で、人権についてかかわってこられた経緯からして、今度は人と自然との共生という観点から、ぜひ積極的に御検討いた...全文を見る
○植田委員 それで、敗訴者負担、恐らく海外でも導入されている国は多いと聞いておるのですが、実際そこの並びで、三十ページのところで、「訴訟費用保険の開発・普及に期待する。」というようなことで書いてあるわけですが、むしろ、海外ではこうした保険制度等々が充実しているわけです。そうした制...全文を見る
○植田委員 当然、佐藤先生の方からすれば、民間のことですから、進むことを期待するということでございます。進むことを期待するということは、それを受けとめてその基盤整備をしていくのは、今度は政府の役割ではないかというふうに私は思っておりますので、その点についてお伺いできますでしょうか...全文を見る
○植田委員 済みません。これは質問通告し忘れておりましたね。申しわけございませんでした。  次に、ロースクール、法科大学院にかかわって幾つか、これはまず会長の佐藤先生の方にお伺いしたいわけです。  午前中の審議でも、民主党の方だったと思いますが、いわゆる男女共同参画社会の形成...全文を見る
○植田委員 時間がありませんが、あと一問だけ、済みません、佐藤先生にお伺いします。  一つは、この法科大学院と学問の自由にかかわって、やはり大学の自治、学問の自由とのかかわり、要するに、第三者機関が教育内容を検討するというふうになっていたと思うわけですが、その関係について一点。...全文を見る
○植田委員 時間を超過いたしまして、申しわけございませんでした。  以上で終わります。
06月22日第151回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の改正案につきましては、私ども、賛成しておりますので、簡単に幾つか、その中で疑問に思ったことだけお伺いさせていただきたいと思います。  今回、いわゆるクレジットカード、プリペイドカード等々が対象になっているわけですけれど...全文を見る
○植田委員 ポイントカードの場合は支払い用のカードではない、支払い用のカードが対象になっておるので、対価の支払いということで仕分けされたということで、それは理解するわけですが、今回、法制審の刑事法部会でこれに向けての議論がなされたと思うのですが、参考までに、もしわかればですが、ポ...全文を見る
○植田委員 実際、私も、きのうになってからもう一回議事録をざあっと見たわけなんですが、特にポイントカードについても、確かにほとんど議論はなされていないのですが、若干出てきている部分でも、それぞれ論じておられる方々も、そもそも今回の法案ではポイントカードは対象外やなということは、ど...全文を見る
○植田委員 要は、クレジットカードでそういうポイントカード的な役割を果たす部分はおまけの部分ですから、要するに、クレジットカードとして対価の支払いの機能を持っていれば、そこでまず網がかかる、そういう理解なわけですね。  ただ、実際、こういうクレジットカードでも、いわゆるポイント...全文を見る
○植田委員 もちろん、私も、今の刑法の改正でポイントカードの所持罪をこしらえてほしいなんて、そういう要望をしているわけでは決してございません。そんなのはとんでもない話でございますので、今の状況の中で。  ただ、実際、ポイントカードも、顧客と特定のお店、それはガソリンスタンドであ...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、日進月歩の世界でございますので、これからもお考えいただけるかと思うわけです。  今申し上げましたみたいに、ポイントカードの場合、確かに特定の顧客と特定の店という特定の範囲に限定されるわけですけれども、そこの間ではクレジットカードとさして変わらない決済...全文を見る
○植田委員 では、法務大臣もお越しになられましたので、二つぐらい大きな話だけお伺いして終えたいと思うんです。  昨年、IT基本法ができまして、これは私ども反対やったんですが、IT先進国化を目指しているというトータルな方向性としては私どもも大賛成なんですけれども、電子商取引の拡大...全文を見る
○植田委員 もう一つ、今回のいわゆるカードにかかわってですけれども、特にクレジットカード等々の犯罪被害というものは急増しているわけですけれども、犯罪自体も一向に減る傾向にはないわけでございます。しかも、プリペイドカードの発行状況なんかは、いろいろな業種また種類ごとにかなり拡大して...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  ですから、今回は支払い用カードということでございますから、私もポイントカードについて冒頭申し上げましたが、この法律が不備じゃないかという視点よりは、むしろ、支払い用カードということで対象、非対象を分けるとそういうものはこぼれ落ちてきますか...全文を見る
06月26日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  最後、時間が少のうございますのできょうは、きょうだけで銀行法の審議が終わるわけじゃないでしょうから、簡単な話をぽんぽんと幾つかお伺いしたいと思うんですが、その前に、経済財政運営等にかかわりまして、幾つか、これもそんな難しい話で...全文を見る
○植田委員 田舎に住んでいる者としては、そういうお話を伺いますと、ちょっとほっとするわけでございます。要は、大阪の東大阪市も、私の住んでいる大和高田市も、人口はかなり差がありますけれども、山を越えた向こうでも、私のところも都市だということで理解をしたいと思います。(発言する者あり...全文を見る
○植田委員 もちろん未来永劫増税がないとは言えないわけですけれども、とりあえず平成十五年度までは大丈夫だと、要するに、さまざまなむだを抑制して歳出の削減をするというふうに理解をしておきます。  続いて、これも簡単に金融担当大臣の方に、不良債権処理にかかわって幾つかお伺いしたいの...全文を見る
○植田委員 そこで、この経済財政諮問会議で幾つか議論があったというのは、私は報道でしか見ておりませんので、その点についてお伺いしたいのですけれども、特に、この基本方針決定にあわせて、いわゆる経済の成長見通しというのが示されたわけですけれども、二十五日の日経なんかを見ますと、竹中経...全文を見る
○植田委員 もちろん金融担当の大臣のお立場としては、経済成長率の問題というのは、これはもう不良債権処理を直接なさっておられる立場からすれば非常に敏感だということは非常にわかるわけなんですが、事はやはり大きな問題でして、やはり成長率の見通しいかんで、実際、不良債権処理に伴うさまざま...全文を見る
○植田委員 これに似た事実があって、恐らく新聞記者の方が早合点してこういうふうに書いたのでしょうという御認識ということで、私もちょっとそこまで事実関係を確認していませんから、ほんまやと言われたらほんまと聞くしかないし、違うと言われれば、そうですかというしかないわけなんです。  ...全文を見る
○植田委員 もうちょっと時間がありませんので、エコノミストを読むよりも、議事録を取り寄せて柳澤大臣のやつをきちっと読んだ方が勉強になるということかもしれません。もうちょっと話したかったのですが、時間がほんまないので、あと最後一点だけ聞いて終わりたいのです。ほんまはもうちょっとぎょ...全文を見る
○植田委員 もうすぐ終わります。  私は、八〇年代、その改正当時、銀行の公共性ということで、後で、ではバブルのときどうなったのだということも聞くつもりだったのですが、きょうはそれははしょったわけで、そこまで通告してあったので全部まとめてお答えいただいたということなんでしょう。 ...全文を見る
09月21日第152回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  過日のアメリカでの同時多発テロにかかわりまして、邦人の方々もたくさん犠牲になられておられるようでございます。すべての犠牲者、また行方不明者の皆様方、また御家族、関係者の皆様方に、まず哀悼の意、またお見舞いを申し上げたいと思いま...全文を見る
○植田委員 全く未定のことだとおっしゃいましたけれども、では、全く未定のまま、いや、実は私はもうそれを聞けば次の質問に移りたかったんですが、全く未定のまま総理はホワイトハウスに行って、こういうことでうちはやらせてもらいますと。  それはアメリカ側の方は協力してくれればありがたい...全文を見る
○植田委員 だから、この七項目、いろいろ書いていますけれども、ここまで、それこそ詳しく御説明いただけるぐらい一応ありますよね。だから、それぞれとまでは申しませんが、全体どれぐらいの枠組みを考えておられるのかというと、全くわかりませんということやから、それはちょっと異なことですねと...全文を見る
○植田委員 だから、それを誤解なく受けとめれば、やると言いながら幾らかかるかわからないということでは、一体負担するのはだれなんかというたら我々なわけですから、今はもう、この議論をするために、きょう用意したのはこのほかにも質問はありますが、少なくとも予算的な、また財源上の裏づけもな...全文を見る
○植田委員 裏表は、私も、逆らうようだと言われれば身もふたもないわけですが、そういう御認識なんですねと。  ただ、需要不足を否定されるわけじゃないわけですよね、別に。需要不足を否定されるわけじゃないのですから、構造的な需要不足が長期低迷の原因だということも否定されるわけではない...全文を見る
○植田委員 余り、ちょっとまだ安心できないのですが。  といいますのは、実はきょうも、きのう理事懇に出まして、突然、あした質疑だ、質問に立てということで、大慌てで、何をテーマにしようかなと思ったときに、実は、恐らく共産党の先生方よくお読みの「経済」というのを読ませていただいてい...全文を見る
○植田委員 三位一体のお話でございますが、今、大体御説明いただいたようですが、私が申し上げたのは、ここで述べられている、本質的原因は需要不足であるということ、その一点なんです。そのことで結構ですから。
○植田委員 私が今一番欲しいのは子供でございます。  それはおいておき、確かに今村上副大臣おっしゃったようなところ、例えば、僕は結構おもしろいなと思って読んでいて、幾つか恐らくそういうメニューなんかもあると思うんですよ。実は、この個別のメニューについて聞いてくれるなといって、よ...全文を見る
○植田委員 社会的な労働生産性がほんまに上昇するんですかということを私、今のこういう論旨に立って、そういう論説がありますが、上昇するんですかと。  いや、恐らく現場に行けば、それこそ大変な状況というのはいろいろあると思います。本質的に需要が不足しているということを何度もしつこく...全文を見る
○植田委員 御意見はわかりました。  ちょっと質問を幾つか残したのですが、御迷惑をかけると申しわけございませんので、時間が参りましたので、これで終わります。
10月17日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  法案にかかわって、何点かお伺いいたしたいと思います。  今回の改正自体につきましては、私どもといたしましても、時宜にかなっているものであるということで、そういうスタンスで、恐らくこの後の採決もそういう立場で臨むことになろうか...全文を見る
○植田委員 もちろん、子銀行の役員が事業会社等の役職員を兼任することについては、この七条の規定は当然厳格に運用されるということだろうと思いますが、ただ、親事業会社が子銀行を実質的に支配するケースというのは、必ずしも兼職だけではなくて、例えばもとの役職員を派遣するであるとか事業親会...全文を見る
○植田委員 今、御答弁で、運用上の指針を御紹介いただきましたけれども、冒頭私が申し上げましたのは、その留意事項ですと少々具体性に欠けるのではありませんかという趣旨であったわけです。  といいますのは、他の、例えばアメリカでの認可条件などを見ますと、例えば、子銀行の取締役や管理職...全文を見る
○植田委員 私も、冒頭申し上げましたように、今回の改正自体は時宜にかなったものだと基本的には考えておりますということを前提に質問させていただいているわけですが、私自身としては、実際、これからさまざまな異業種参入がしやすい条件というものは当然整備されてしかるべきだろうと思いますけれ...全文を見る
○植田委員 ですから、独立性というものの意味合い、私はそれを明確にしてほしいと思っているわけですけれども、今答弁いただいたわけですが、では、その子銀行の独立性というものを担保するというのは具体的にどういう方策でそれが担保され得るのか、その辺は御教示いただけますでしょうか。
○植田委員 主要株主との関係についてはまた後で聞きますが、その前に、特に異業種を母体として参入する銀行が従来の銀行と同様に銀行としての信用を維持していくためには、また独立性というものを確保していくためには、やはり子銀行と事業親会社等との経営が分離されていなけりゃならぬのかなと思う...全文を見る
○植田委員 総合的に判断されるとおっしゃるのですが、今私は非常に素朴なことしか聞いていないつもりなんです。難しいことを聞いていないのです。だから、今言ったように、例えば営業所はどうするのですか、例えば営業資産はどうするのですか、その個別事例について個々どういうふうにお考えなんです...全文を見る
○植田委員 お話しされた意味はよく理解しますが、そういう話でくるんでおくと、やはりその都度その都度の裁量になってしまうのじゃないかと思うわけですが、どうなんですか。
○植田委員 ここでそんなに時間をとるつもりはなかったんですけれども、何か難しい話ですね。別に、基本的なルールは必要でしょうという話をしているだけなんですよね、私が申し上げているのは。まさに、何度も今副大臣おっしゃいますけれども、子会社と事業親会社等との関係があって、そしてそこでの...全文を見る
○植田委員 余りしつこいようですけれども、それはよく承知しておるんですが、だから例示したように、例えば兼任四〇パーを超えたらだめですよとか、そういうガイドラインが必要じゃないかということを私は申し上げたわけです。  そこで、私ちょっと今の話で非常に不安になったんですが、仮に独立...全文を見る
○植田委員 ちなみに、二〇%以上ということになると、企業会計原則でもそうだと言われてしまえばそうなんですが、とはいえ、私企業の中でも当然法律にちゃんと書いてあるように、銀行の公共性というところにかんがみた場合、二〇%以上ということでいいのかどうなのかという疑問が素朴にあるわけです...全文を見る
○植田委員 二〇%で、要するに効果が上がるという根拠についてはどうなんですか。  要するに、さっきは、五%届け出について何でそんなものまで届けさすんだという話があったと思いましたが、逆に私は、そのときの答弁を聞いていたら、五%以上はそれなりの影響力を持っているとおっしゃっていた...全文を見る
○植田委員 ですから、そんなきつい規制ではないと思うんですよね。まずいことが起こればそこまで網がかかるという話だと思うのです。  時間がありませんので、次の質問に移らせていただきます。  もう一つは、顧客の個人情報の保護にかかわって幾つかお伺いしたいんですが、これも運用上の指...全文を見る
○植田委員 ですから、個々の具体的な基準を設けましょうよというのも特別突拍子もない話ではなくて、顧客情報の遮断については、これも欧米ではやはり厳しい制限を課しているという実例が実際あるわけですよね。  もちろん日本と海外の法体系はそれぞれ違うでしょうから一概には言えないだろうと...全文を見る
○植田委員 では、その点で一点だけもう一つ伺うんですが、運用上の指針では、親事業会社が子銀行の顧客の個人情報を入手する場合は触れていますけれども、子銀行が親事業会社や関連会社の有する個人情報を入手するケースというのはちょっと触れていなかったように思うんですが、その辺のところも、当...全文を見る
○植田委員 一般法の個人情報が成立すればそれでカバーをすると。これはここで議論することではございませんので、あえて細かく言及いたしません。  もう一つ今のところにかかわりまして、これは当然のことだろうと思いますのであえて聞かなくてもいいのかもしれませんが、異業種参入銀行に対する...全文を見る
○植田委員 わかりました。  次に、もう三点目ですけれども、特に非対面取引を専門に行う銀行の場合の顧客保護にかかわって何点かお伺いしたいんですが、当然、非対面取引ですから、本人確認であるとか安全面など、対面取引のいわゆる今の銀行というか現行の銀行に比べて、特に配慮しなければなら...全文を見る
○植田委員 あと、これもちょっとささやかな話なんですけれども、安全面ということでいうと、特に非対面専門に取引する銀行の場合、当然、システムダウンなんかあると致命的なアクシデントになりますから、即営業停止ということにもなるだろうと思うわけです。これは、それぞれの対策はそれぞれの銀行...全文を見る
○植田委員 もう一点、ささやかなことですが、提供情報の確認ということなんですけれども、これもいろいろと考慮せぬといかぬと思うんです。  例えば、コンビニ銀行なんかの場合は、コンビニの一角に恐らくぴゅんとATMを設置することになるだろうと思うんですけれども、そうなると、設置場所に...全文を見る
○植田委員 あと二点ばかりお伺いしたい点がございます。できれば担当大臣の方から最後の二問については御教示または御答弁いただきたいわけです。  今回の銀行法の改正の議論からは、ずれる話だと思いますし、また、これから申し上げることの私自身の賛否云々の話ではないわけですが、もしの話に...全文を見る
○植田委員 小泉総理がおっしゃるような形での改革になれば、当然金融庁がかんでくる話になりますよね。そういう意味で私は、むしろその点については、特に金融庁のそうした監督検査機能というものが基本的に強化されるべきだし、そういう役割を果たしていただきたいという思いで、もしそういう事態に...全文を見る
○植田委員 もう少し聞きたかったんですが、とりあえずきょう用意いたしました質問は以上でございますので、終わります。
10月19日第153回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、関西の方では結構新聞等でも出ておるんですが、公安調査庁による外国人登録原票の請求にかかわる問題について何点かお伺いしたいと思っております。  私が、その事実といいますか、報道で知りましたのは朝日新聞の大阪版なので、...全文を見る
○植田委員 その点は後でもお伺いいたしますが、要するに、この朝日のコメント、取材については、取材ではあるともないとも言えないという趣旨の、正確にどういうコメントをなされたのかはわかりませんが、調査の一環としてかかる調査をやっていることは事実でございますというふうに受けとめます。 ...全文を見る
○植田委員 では、何年前からこういうことをやっているんですか。これは調査庁さんに聞くと言ったから答えてください。
○植田委員 ちなみに、保存期間は何年ですか。
○植田委員 ですから、一年たったらほかすということですから、最低一年前からはやっている。それで、事実関係からすれば、私の知る範囲では、九九年からやっていることは事実として明らかだ、それよりもずっと前からやってはるのかもしれませんが。  その上で、先ほどちょっと調査の趣旨等にかか...全文を見る
○植田委員 国と地方公共団体との関係について、機関委任から法定受託事務に変わって全部法律に書き込むことになった。だから、恐らく出す側においては、この案件については外登法の四条の三の四項で、それを根拠に出しておるということだろう、その話は後で伺いますけれども、一応確認させていただき...全文を見る
○植田委員 今聞いているのは破防法二十七条の話でして、公安庁さんが請求するのは別に外登法に基づいて請求しているわけじゃないですね。この破防法二十七条に基づいて調査をされている。それだけいうことで、請求理由を具体的に明らかにしているのですかということを私は聞いているわけです。外登法...全文を見る
○植田委員 この二十七条では、必要な調査に関しては、あくまでも三条に規定する基準の範囲においてとあるわけですから、ならば、こういうかかる調査というものが必要な最小限度においてのみ行われたものなのか。そしてまた、自由と権利を不当に制限するものではないんだ、要するに、実際に請求されて...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、通告で用意した質問は次週に回させていただきますが、時間の限りでもう一、二点お伺いしたいと思います。  判例では、一九六九年の十二月の最高裁判決、「憲法第十三条は国民の私生活上の自由が、警察権等の国家権力の行使に対しても保護されるべきことを規定し...全文を見る
○植田委員 余りきょうは時間がありませんので、もう一点だけ聞きます。二点になるかな。  一々立っていただかなくても結構ですが、要するに、今回、そうした調査をしてもその対象たる個人の人権は一切侵害されていないというふうにお考えなんですね。それぞれ各人の、その調査票、原票を持ってい...全文を見る
○植田委員 要するに、公共の福祉のために申しわけないがその人権を侵害させていただいた、そういう御答弁だということで伺っておきます。  時間が来ましたのできょうのところはこれまでということで、次週もちょっとこれはやらせていただきます。きょうは終わります。      ————◇—...全文を見る
10月24日第153回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、お忙しいところ、四人の参考人の皆様方、長時間いろいろと示唆に富むお話をお伺いさせていただきまして、御礼申し上げます。日ごろから不勉強なものでございますから、幸い、今回ちょっと日程が変則で、参考人の質疑を聞いて、...全文を見る
○植田委員 済みません。ありがとうございました。  いずれにしても、会長御自身が残念という表現はされておられますから、いずれにしても、事実関係等々が明らかになれば、それは我々も目にすることはできるだろうと思っておりますので、これについては予定はしておりませんでしたけれども、お伺...全文を見る
○植田委員 済みません。いずれにいたしましても、それぐらいのことをしない、現状のままということにおさまってしまいますと意見書に反するだろうというふうにやはり言わざるを得ないと思います。  最後に戒能参考人にお伺いしたいわけでございますが、法科大学院構想とのかかわりで、特にその点...全文を見る
○植田委員 若林参考人にお伺いしようと思っておったのですけれども、時間がちょっとなくなりまして、失礼をおわび申し上げまして、質問を終わります。
10月26日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  今回、法案に沿いながらお伺いしたいと思いますけれども、まず、今回の法案の一つの柱であります、いわゆる株式等の保有制限にかかわってお伺いをさせていただきます。  保有の制限はいいだろうというのが一般的な話なのかもしれま...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  お手、どないされたのですか。お仕事でお骨折りは敬意を表しますが、お体、御自愛くださいませ。私も風邪を引いておりまして、いつもは早口なんですが、ちょっと声が出ませんのでゆっくりと話をしております。  そこで、次に、持ち合い解消が進んでいる要...全文を見る
○植田委員 そこで、全般として、持ち合いは解消の流れにあるわけですけれども、今回の法案が取りざたされるようになってきてから、実際、持ち合いは事業自体と結びついておるわけでございますので、その辺の影響を考えながら、逆に売却が進まない場合もあるのと違うやろかというふうに思うわけです。...全文を見る
○植田委員 一つ一つ、今御確認させていただいておりますが、背景の話でございますから、そういう御認識ということで、私の方は結構でございます。  そこで、事実関係として、実際、持ち合いの解消が進んでおるようでございますから、ちょっとデータだけわかれば教えてほしいわけですが、上場企業...全文を見る
○植田委員 いずれにしても減少傾向にあるわけです。  そこで、もう一度おさらいとして、今までおっしゃったことを取りまとめてでも結構ですけれども、改めて確認させておいていただきたいのは、金融当局としてのお考えとして、ここ数年、今のデータでも明らかなように、大手行中心にだろうと思い...全文を見る
○植田委員 とすると、基本的に、そうした傾向はこれからも続くだろうというふうに思うんです。  そこで、この銀行のリスク管理と株式の保有制限にかかわる件について、次に進めていきたいと思うわけですけれども、恐らく、最近の株式売却の傾向というのはこれからも続くと予想されるでしょうし、...全文を見る
○植田委員 そもそも、基本的には余り適切とは言えない手法なんじゃないんでしょうか。  要するに、今おっしゃることはわかります、私、まず入り口の話で申し上げたので。基本的に余りこういうことは好ましくないけれどもというのがまくら言葉としてついた上で、今御答弁いただいたというふうに御...全文を見る
○植田委員 株式保有リスクによってシステミックリスクが起こってくる可能性というのに対応策として必要だという御見解なんでしょうが、既に早期是正措置等があるわけですよね。既存の制度がある。それと並んでわざわざ今回この保有制限をするということが本当に必要なんだろうかということが、私、頭...全文を見る
○植田委員 要するに、急いでますねんということなんですが。非常にわかりやすいお話ですけれども。  そこで、規制のあり方について、この間いろいろと議論があったと思います。議事録の要旨とか見ていましても、かなり百家争鳴の感があったように思いますけれども、それこそ全面禁止したらええや...全文を見る
○植田委員 幾つかの意見を御紹介いただきましたけれども、必ずしも制限ということについて否定的でなかったにせよ、株だけの一律制限というのはおかしいのと違うか、やはり債券や貸し出しを含めた総合的なリスク管理が不可欠なのと違うかという意見、かなりあったと思います。そうした御意見を抑えな...全文を見る
○植田委員 リスクのマグニチュードが大きいというのはいかなる判断なのかという、御説明として、はい、わかりましたというふうにちょっと言いがたいところでございます。私、余りぎゃあぎゃあ言わない方ですので、怒りませんけれども、非常に抽象的ではないですか。  具体的に、現行の、さっきも...全文を見る
○植田委員 保有制限が必要だという理由、根拠をどんどん深く聞けば聞くほど、それはそれで非常に私もよくわかりますが、それだったら、そういう保有制限を設けて銀行が健全にやりなさいということで、何で取得機構なのだという、要するに、取得機構が必要な理由からどんどん離れていくような気がする...全文を見る
○植田委員 いずれにいたしましても、私がずっと申し上げてきましたのは、要するに、銀行自身が適切にリスク管理をすればいいではないかということなのです。  というのは、例えばアメリカを含めた国際的な潮流から見ても、銀行の規制はあると聞いておりますけれども、それは一方でビジネスモデル...全文を見る
○植田委員 いろいろな意見も銀行界にもあるようですから、例えば合理性のある持ち合いがあるから、一律で制限を課すこと自体は行き過ぎと違うのかという声もちらほらと聞かれますけれども、実際にここのところずっと、冒頭申し上げましたように、そうした持ち合い株の売却の傾向というものは、特に規...全文を見る
○植田委員 お話はよく理解はしています。日本語として、言葉としてはよくわかっておりますけれども。  要は、私自身は、実際、そういう株式の保有制限の問題といったって、それは資金調達であるとか資産運用全体の中でとらえるべき問題であって、例えば、国債とか株式とかいう形で資産運用の一部...全文を見る
○植田委員 だから、むしろそちらの方を先に議論すべきなんじゃないかということでございまして、もし御指摘のとおりということであれば、そっちが先と違いますかということでございますので、今回の法案が先なのかなという、もう出てしもうてから言うたかてしようがないのかもしれませんが、こういう...全文を見る
○植田委員 私は、今のは保有制限を了として、そういうことをどうせやるならやりなさいと言っているわけではないんですが、いずれにいたしましても、そういうこと、今おっしゃられたことに限って言えばそれは了とできる話なのかなと思って伺っておりましたが、保有制限をやるからそれの基盤整備をやっ...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  司法制度改革推進法案の質問をやる前に、先日一般質疑で公安調査庁の外国人登録原票の請求にかかわる問題について幾ばくか聞き残しがあったものですから、そのことを簡単にお伺いしておきたいと思います。入管局長には御足労いただいております...全文を見る
○植田委員 もちろんそれは、ああしなさい、こうしなさいという話ではございませんよね。法律にのっとって、こういう根拠があるので、受け手としてはこういうことになるでしょうということだろうと思うわけです。  ただ、基本的に法律に全部書き込むということになって、それにのっとって地方自治...全文を見る
○植田委員 私自身は、今回のかかる調査そのものが問題だと考えている立場ではございますが、もちろん法務省さんは、それはそれとして、今回の請求そのものに法的な問題はないということは、せんだってさんざん聞いております。  手続上問題ないと理解をされているということを押さえた上で、とす...全文を見る
○植田委員 今入管局長が紹介された、ほかにもあるのかもしれませんが、私が承知しているのは、八月二十八日付で政令指定都市が外国人登録制度の改善に関する要望書というものを出されている、その一つの項目の中に今の実際御答弁で紹介いただいた事項があるわけです。  この場合、政令指定都市に...全文を見る
○植田委員 もしもの話にお答えいただくのは心苦しいわけでございますが、例えば、私が今住んでおります奈良県大和高田市、植田至紀というのが大和高田市長であったとしましょう。今回のような請求が公安調査庁から来た、でも、市長たる私は、これはだめだ、出すなといって開示を拒否するといったケー...全文を見る
○植田委員 それだけ聞けば結構でございます。  確かに、実際、法務省側からしてみれば、形式的要件を満たしておったら請求を拒否するという理屈づけはなかなか大変だろうということですけれども、間々そういうこともあり得る、そのときはその判断を当然ながら対等の立場として尊重せざるを得ない...全文を見る
○植田委員 大体察しのつく答弁でございますが、一条にかかわる話はちょっとまた後でお伺いいたします。  保坂議員が代表質問で伺った点について、もう一つお答えいただきたいのです。  今申し上げました質問に続いて保坂議員が、政府がこれまで薬害エイズであるとかハンセン病患者の隔離政策...全文を見る
○植田委員 司法制度改革に真摯に取り組む前提の一つとして、かつてのそうした行政のいわば責任を認めてこなかったという事実について、真摯に改めて見詰め直す、そしてまた、今後もそうしたことについて常に検証をするということについてはよろしいということですね。
○植田委員 受けとめていただいたということは、そのとおりだというふうに日本語として理解するのが至当ではないかと思いますので、次に進みます。  ここでは、幾人か、各先生方も聞いておるのですが、これを聞かぬことには、我々、法案に反対する理由の一つでもありますので、ちょっとダブるので...全文を見る
○植田委員 いや、実現されておったら別にそれで結構なんですね。憲法で定めておるところの基本的人権を尊重しなければあかんといったって、現実にはそうではない。時として政府ですらそうした人権侵害というものを長きにわたってやってきた、その歴史というものは事実明らかになっているわけです。だ...全文を見る
○植田委員 では、私の方が仮に百歩譲ったとして、さっきもその質問の冒頭申し上げましたけれども、条文に書き込むことまで要らぬだろうといっても、それだったら、大前提として、提案理由説明のところぐらいには書いたって不都合はなかったじゃないかと思うのです。何でそこまで書くのを嫌がられるの...全文を見る
○植田委員 いつまでもこのやりとりをしていると、きちきちやろうと思っても時間が足りなくなってきますが、要するに、書き込むことには不都合はないんだけれども、今回の法案で書く必要はないんだというお話でございまして、それだったらあかんということで、私どもも共産党さんと一緒に意思表示はさ...全文を見る
○植田委員 わかりました。  例えば、例の小田急の一件もありますように、やはりここの部分の検討というものは、これからかなり早急に整備していただきたいところでございますので、あえて取り上げて聞かせていただいたわけでございます。  続いて、これも話題に上っておりましたので、かぶる...全文を見る
○植田委員 いや、これも素朴な疑問なんですけれども、さっき一条のところで、基本的人権にかかわってはかたくななまでに、いや、それは今回の法律では、要するに、推進計画をこしらえて、それをつくるための推進本部をつくるさかいに、そういう法律案で基本的人権のことをわざわざ書かぬでも言わずも...全文を見る
○植田委員 まあよくわかりませんが、よくわかりましたと申し上げておきます。  というのは、弁護士法一条は、これは「基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」と。当然、あまねく弁護士の皆様方はその一条を常に念頭に置きながらお仕事をされていると思うわけでございますが...全文を見る
○植田委員 次に、七条についてお伺いいたしますけれども、ここで、推進計画を閣議決定した場合に、「遅滞なく、これを公表しなければならない。」というふうな項目、七条にございます。  計画がつくられて、閣議決定されて、遅滞なくこれを公表するなどというのは、ごく当たり前のことを書いてあ...全文を見る
○植田委員 審議の経過について、これからこの策定過程の経過についての透明性等々については後で伺う時間があればお伺いいたしますが、今の話をお伺いしていますと、私の聞いているのは、別にそもそもちゃんと国会に報告しますよということを書いたらいいじゃないと私は聞いているだけなんですが、い...全文を見る
○植田委員 顧問会議とおっしゃいました。要するに、今の御説明でいきますと、国民参加、国民の意見を聞く、またそれを反映させる仕組みとしてその顧問会議というものがあるというんだというふうに私は理解してよろしいですか。そういうふうに今の御答弁を理解していいですか。国民の意見を聞く、国民...全文を見る
○植田委員 先ほど来何度か大所高所というふうにおっしゃるわけですが、さしずめ私などは小所低所から質問させていただいているんだろうと自身励ましながら質問させていただいているわけですが、国民はみんな法律の専門家じゃないわけですよ。やはりそこは、司法制度改革というんでしたらもう少し、司...全文を見る
○植田委員 いや、だから、それはどんな形で聞くのですかということを私は聞いておったのですけれども、それはいろいろな形なんですね。できるだけ透明とおっしゃいましたけれども、できるだけは余計だった、透明でよかったのじゃないかと思います。  それで、あと、最後二点ばかりお伺いしたいの...全文を見る
○植田委員 質疑時間が終了いたしましたということでございますし、委員もお集まりのようですので、以上で終わります。
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、社会民主党・市民連合及び日本共産党提出の修正案に賛成し、内閣提出の司法制度改革推進法案に反対の立場から討論を行います。  内閣提出の司法制度改革推進法案は、まず第一に、「目的」において、司法制度改革の根幹があたかも規制緩和にある...全文を見る
10月29日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。きょうは五人の参考人の皆様方、遠くからお越しの方もいらっしゃるかと思いますが、長時間、本当にお忙しいところをありがとうございました。あとしばらく、私で最後でございますので、もうしばらく御辛抱をお願いいたします。  さて、冒頭...全文を見る
○植田委員 改めて再質問はいたしませんが、冒頭申し上げましたように簡単なことだったのです。というのは、民間でできることは民間で、そういう一つのあれからすれば、今回の法案がどこで符合するのですかというだけのお話だったのでございます。それぞれ、やや難しい御答弁をされたようでございます...全文を見る
○植田委員 当然、地銀さん、第二地銀さんにしてみれば、今回の株式の保有の制限というものは、余りかすらない話でございますよね。そういう意味では、実際、そうした中堅の金融機関の方々が、これは次の取得機構にも移りますけれども、今回の法案について、何でおつき合いなさっているのかなという気...全文を見る
○植田委員 最後にもう一つだけ全銀協会長さんの方にお伺いしたいわけですが、今、要するに、実効性についてといってお伺いすれば、それは、個々のケースどんな展開になるのかまだ子細にはわからないということですから、使われる、場面によっては活用されるだろうということですから、やってみないと...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  あと、最後、これも簡単なことです。もしもの話にはなかなかお答えづらいかもしれませんが、仮に、今回の法律、二つの柱になっておりますけれども、いわゆる取得機構というのはなしで、株の保有制限だけの法律だったら、どういうお立場に立たれましたでしょ...全文を見る
○植田委員 参考人の皆様方、長時間ありがとうございました。  以上で終わります。
10月31日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○植田委員 姓は植田、名は至紀でございます。よろしくお願いいたします。社民党の植田至紀です。  先日は特に株式の保有制限にかかわって法案に沿いながらお伺いしたわけですが、きょうは特に保有株式取得機構にかかわって、時間もあれですので、できるだけさくっと疑問点、お伺いさせていただき...全文を見る
○植田委員 まず聞きたかったのは、機構の必要性なり効果にかかわってでございましたけれども、先日も私自身も、いわゆる株式の保有制限にかかわってはもうちょっとトータルに考えるべきではないかというようなことで御質問させていただいたわけです。私がひょっとしたらひねくれているのかもしれませ...全文を見る
○植田委員 保有制限を設けて、そのことで持ち合い解消を加速させていく。そして、市場で売るのが原則でございますけれども、あくまでその辺は企業の経営判断でございますね、任意でございますので。  そうなると、私なんか素人目に、私株も余りやりませんし、お金のことというのは詳しい方ではな...全文を見る
○植田委員 うまくいっても大体二兆ぐらいだと言われるわけですが、これは全然筋の違う話ですが、かつて私も事務局で仕事をしていたときに、国有林野事業の累積債務の処理の問題というものを事務方で、党の政審で作業していましたけれども、当時が、国有林野で大体三兆八千億の累積債務があったわけで...全文を見る
○植田委員 理屈の上では可能な場合もあり得るだろうと思うんですが、ちょっと角度を変えますが、仮に、そういう市場の外に結果として二兆円もの株式を塩漬けするということで価格形成にゆがみをもたらすおそれも消えないと思うわけです。長期保有の間に株価がまた下がれば、銀行業界が機構に拠出する...全文を見る
○植田委員 別に、体力を損ないかねないというのは、そんなに難しいことを聞いているわけではなかったんです。別にそこは、特別、導入口だったのでどうということはないんですが、要は、取得した株式をいつまでも塩漬けにしておくわけにはいかへんやろうと。当然、知恵を働かさなあかんわけですよね。...全文を見る
○植田委員 ぐるぐると同じことばっかり聞いて申しわけないんですが、特に公的資金投入のところに絞って何点かお伺いしたいと思います。  この資金借り入れに政府保証を付与するということについては、実際、与党の一部からも株価PKOにつながるやないか、そういう意見も当初あったやに聞いてい...全文を見る
○植田委員 当然そうおっしゃるでしょう。いや、そうなんですと私の質問に答えていただけないのはよくわかっているのですが、実際、ただ公的資金の投入にかかわっていろいろな議論はあったかと思うんです。というのは、実際、この問題、特に損失を財政援助という考え方というのは、これはあくまで推測...全文を見る
○植田委員 それは、それもそうおっしゃるでしょうけれども、セーフティーネット、セーフティーネットと言った場合、普通私なんかがイメージするのは、あくまで自立支援ですね。自立支援だろうと思います、それは。  これは確かに、保有制限を厳しくかけました、かけたからそれを円滑に進めるため...全文を見る
○植田委員 だから、市場原理がすべての問題解決に最も適切な原則だと常々お考え、またおっしゃっておられる担当大臣のお立場からして、そのセーフティーネットとおっしゃるけれども、あれだけお土産をぶら下げたような機構が、果たしてそれを逸脱しているんじゃないですかと全然思わはらへんのかが私...全文を見る
○植田委員 いや、だから、性格は異にするわけですから、こんなことで国民が負担をさせられるのですかと。それで納得できませんと言うても、納得してくださいとおっしゃるのでしょうから、仕方がありませんねとしか申し上げようがないわけですが、ほとんどの、私もそうですけれども、持ち合い株の話や...全文を見る
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律案に反対する立場から討論を行います。  資金の実質的な移動を伴わずにお互いの資本を食い合う株式の持ち合いは、本来の資本としての実態を持たない虚構の資本金にすぎず、日本企業の財務体質を空洞化...全文を見る
11月02日第153回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  冒頭まず、簡単なことですが、この間の商法等の改正にかかわる進捗状況、準備状況等についてお伺いしたいと思います。  これは大臣にお願いしたいと思いますが、まずは、その改正の経過及び検討開始以降、この間、例えば金庫株の解禁である...全文を見る
○植田委員 そこで、当然ながら、商法を改正することによってほかの課題にも波及していくものもあろうかと思うんですが、四年前、九七年に、ストックオプションにかかわっての商法の一部を改正する法律案、なぜか社民党も提案者に入っておるわけですけれども、このときの附帯決議で、「インサイダー取...全文を見る
○植田委員 今のは、この附帯決議の中の一点目に係る部分でございましたですよね。  次の二点目は、これは金融庁さん、お願いできますか。
○植田委員 証券取引法にかかわってのところでは一定の進捗を見ているというお話だったわけですが、この間の商法改正の一つの獲得目標といたしましては、やはり公正な証券市場の整備にあるんじゃないか。すなわち、個人投資家が大量に市場参入していく、それに先駆けてやはり公正な証券市場を整備して...全文を見る
○植田委員 来年の通常国会で、私も法務委員でおりましたら、恐らくその際にまた御質問もさせていただくだろうというふうに思います。  ここで、お手数ですが、金融庁さんにお願いしておるのは、ストックオプションの内容にかかわって幾つかお伺いをしたかったわけなんです。  というのは、実...全文を見る
○植田委員 現行で対応できるというお話だったかと思いますが、例えば、戦前から導入されたアメリカのように、市場規制や経営監督機構が充実しておるわけですよね。これはまあ先進国でございますが。そういう意味で、こうした、言ってみれば司法の経済犯罪に対する備えが充実しておれば、やはり権威も...全文を見る
○植田委員 慎重でも結構ですから、検討していただければよろしいかと思います。  もう一点、報酬開示制度についても抜本的な見直しが必要なんじゃないのかなと思うわけなんです。  というのは、ストックオプション制度の導入自体が、「今後の商法改正について」というペーパーを出されたとき...全文を見る
○植田委員 ある程度まとまり次第教えてください。  ぎょうさん項目はありましたけれども、恐らく経営委員会制度という中に、これがいわゆる会社の機関関係にかかわるところです、このあたりなんでしょうね。大体こんなところでしょうね。
○植田委員 以上で結構です。  あと、きょうは厚生労働省さんにも御足労いただいておるのですが、ストックオプションの報酬というものが、私、やはり限りなく賃金という側面も持ち得るじゃないかというところでの労基法とのかかわりということでございます。  これは、九七年当時、国会質疑で...全文を見る
○植田委員 その実態を見ながらですよね。その実態にかかわってですが、実際、ある種恩恵的なものであれば、二十四条での賃金制、毎月払わないかぬ、現金で払わないかぬということにはならないでしょうけれども、やはり賃金の代替的な機能を持ち得る場合が多かろうと思うのですよ。  例えば、植田...全文を見る
○植田委員 私、実に簡単な例を出して申し上げたつもりなんですが、実際、ストックオプションというのは、将来の労働のインセンティブなわけですし、付与基準で、これまでの業績なり実績なりに応じて付与すればするほど、やはり賃金の性格は帯びてくるし、そうした賃金的性格を持っているわけですよね...全文を見る
○植田委員 賛成するつもりで来たんですが、賛成しづらい答弁が出てくると困っちゃうんですが、ただ、いずれにしても、これから恐らく必ず、今だってあるわけですから、賃金的側面が強いケースというのは意外にやはり多いだろうと思いますから、その点についてはちゃんと目を光らせておいてくださいと...全文を見る
○植田委員 あと、これはあらかじめ話も聞いていたんですけれども、議決権の行使の委任についても電子投票を認めているわけです。これは条文ではないですけれども、この種の採用の可否は会社の判断にゆだねるということなんですよね。ただ、株主の委任状の場合、仮にこの株主が電磁的記録を提供すると...全文を見る
○植田委員 時間が参りました。ちょっと幾つかやり残したものもございますが、これで終わります。お疲れさまです。
11月07日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  両参考人におかれましては、長時間にわたりまして、お忙しいところ、本当にありがとうございました。  まず、八城参考人の方に何点かお伺いをさせていただきたいと思います。さして難しいことではないかと思いますので、よろしくお願...全文を見る
○植田委員 今私が伺いましたのは、債権放棄に応じなかったことの理由であるとか、また、その是非についてではなくて、そのことが一つの契機になって他の取引企業との関係で何か影響がありましたでしょうかと、要するに、債権放棄に応じたか応じなかったかというのは話の導入のことなんで、そのことを...全文を見る
○植田委員 質問に当たりまして、私も幾つかの新聞記事等ちょっと集めてきたわけですが、ことしの三月の、これは日経だったでしょうか、「新生銀二年目のハードル」という特集記事がございまして、そこで、新生銀行の貸出金の減少がとまらないというようなことが書かれています。二〇〇一年三月期末の...全文を見る
○植田委員 いわば貸出残高減少の理由ということについて言うと、そういう意味では予想もしなかった事態が幾つも起きたということで御理解をさせていただければいいかと思うわけです。  確かに、ライフであるとか第一ホテル等々が相次いで倒産をしたわけでございますけれども、その辺の対応にかか...全文を見る
○植田委員 ただ、貸出残高が減りますと、当初社長が、参考人がおっしゃられていたような収益計画そのものにも狂いが生じてくるんではないかというふうに思いますのは、これも日経のことしの三月ですけれども、八城参考人が、現状の収益の九割は融資業務だけれども、三年以内には投資銀行業務による収...全文を見る
○植田委員 それで、話はよくわかりましたが、最近、特にここ数カ月、八月ぐらいから、新生銀行さんの方が融資の回収を加速させているというような、これも報道で出ておりますから、そういう報道が出ておるということは十分御承知されているだろうと思います。  私自身確かに、きょうお越しのそれ...全文を見る
○植田委員 今、ややはっきりおっしゃいましたけれども、瑕疵担保特約には期限があるわけでございますので、それまでの間にやれることはやりますよという、そういうお話を含んでおられるということですね。  そのことについての是非等について、私ここでただすつもりはございませんが、いずれにし...全文を見る
○植田委員 個々の事例についての話ですけれども、例えば、巷間出回っていると言われる三十社リストなるようなものもあるようですが、ここで当然お答えいただけないだろうと思いながらお伺いするわけですけれども、実際、新生銀行が大口与信に対してどんな対応をするのかということはやはりみんな注目...全文を見る
○植田委員 私も無理は申し上げるつもりはございません。  そこで、ただ、回収を実際強行されれば利益を上げているのに破綻手続に入るしかないという企業もあるというようなことも私も聞いておりますけれども、とりわけ、他行、他の銀行から反発されているのは、この七月に、これも日経でしょうか...全文を見る
○植田委員 どういう形で取り組んでおられるかという話はわかりました。  では、今私がお伺いしたのは、今まで、それは受けている批判は恐らく社長さんとしては不本意である、本意ではないと当然お考えでありましょうが、そうしたことが結果として地域の経済を悪化させていく、そのことを助長しか...全文を見る
○植田委員 ちなみに、ちょっと話はそれてしまうのですが、これも参考人の御意見としてお伺いできればと思うのですけれども、アメリカでは、地域の信用需要にこたえるということを義務づけた地域再投資法というのがございます。  私ども社民党の方も、これを援用しながら、やはり地元の利用者の立...全文を見る
○植田委員 余り色よいお話ではございませんでしたが。  実は、あおぞら銀行さんの方にも幾つかお伺いしたいことがあったわけでございますけれども、ちょっと時間も参りましたので、せっかくお座りいただいたのに失礼いたしました。  きょうは本当に、お二方、長時間ありがとうございました。...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○植田委員 おはようございます。社会民主党・市民連合の植田至紀と申します。  きょうは、お忙しいところ、お三方の参考人の皆様方、貴重なお話をお伺いさせていただきまして、心より御礼申し上げます。  では、まず井手参考人にお伺いをさせていただきたいわけでございますけれども、今この...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  確かに、羊にオオカミに気をつけなさいというふうにはよく教育はされると思うんですが、まあ我々自身がある局面オオカミになることもある、そういうふうにならないように気をつけなさいという啓発はやはりまだまだおくれているなというのを実感として今お話...全文を見る
○植田委員 最後に高井参考人にお伺いしたいわけですが、私自身、今回、単に刑を重罰化するだけで問題が解決するわけではない、いわゆる抑止効果として、それだけで問題が解決するわけではないと常々思っておりましたので、非常に興味深くお伺いをさせていただきました。そういう意味で、都市計画全体...全文を見る
○植田委員 時間が参りましたので、これで終わります。  お三方、本当にありがとうございました。
11月09日第153回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  今回の刑法改正にかかわりましては、私どもも賛成という立場でございますので、基本的に、そういう意味では中身、内実を補強するという観点で何点かお伺いをさせていただきたいと思っております。ただ、私自身、立法動機等々幾つかお伺...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  では、幾つか法案にかかわりましてお伺いをしていきたいと思います。大臣におかれましては、今の御決意で、特に遺族の皆様方、当事者の方にまずまなざしを据えた、そうした今後の対応方をお願いしたいなというふうに思っております。  では、まず交通事...全文を見る
○植田委員 次に、これは交通刑務所にかかわってきますので矯正局長さんにお願いしたいと思うのですけれども、死亡事故を起こして交通刑務所に服役した者のうち、また再度事故を起こしてしまう、そういう数、割合というものはどうなんだろうかということでございます。その点についてはいかがでしょう...全文を見る
○植田委員 今のデータというのは、あくまで、割合的には必ずしも高くないというか、低いということを示す直接のデータではないけれども、その参考にはなるという理解でいいかということでございます。  あともう一点だけ。交通刑務所でのカリキュラム等々の改定等というものについてはどうなって...全文を見る
○植田委員 わかりました。わからないことがあれば、またそれは個別に取り寄せたいと思います。  そこで、この間何度か話題になっております免除規定等々の法の運用にかかわってお伺いしたいわけですけれども、この二百十一条の二項が入っていることについては、参考人の質疑でもいろいろな議論が...全文を見る
○植田委員 この免除規定について、私も先日、参考人質疑でもちょっとお伺いしたわけでございます。参考人の方にお伺いしたのは、実際、この免除規定を設けることによって、今でも不起訴率は高いのにますます不起訴がふえるんじゃないかという素朴な疑問というものがあるけれども、実際、この免除規定...全文を見る
○植田委員 この免除規定にかかわって、例えば、捜査に関してのスリム化を図っちゃう。どっちにしたって、警察の側からすれば交通事犯を処理するのが一番多いわけですから、それの迅速化、効率化を図るというところで、免除規定を設けちゃうことによって、今までよりもますます、被害者の心情からすれ...全文を見る
○植田委員 大体これはそういう御答弁だろうなと想定しておるんですが、ただ、刑の免除規定ができることで、現状での捜査のあり方にかかわって、それがここで事実であるかどうかということじゃなしに、幾つか指摘があるということは、そういう指摘がある事実は御認識いただいていると思うんです。例え...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  次に、これも参考人の質疑のときにもちょっとお伺いしたのですが、現状におけるいわゆる免許取得制度、教習制度のあり方等々、また、免許の更新の際もうちょっと厳密にしたらいいんじゃないか、そういうことでございますが、参考人の方も、現状の免許取得制...全文を見る
○植田委員 何でこういう取得制度やまた更新のこととかを私がお伺いしたかといいますと、今回の法改正で、いわゆる悪質な交通事犯に対しての罰則の強化、重罰化が図られるということがすなわちこうした事犯、事故が減る、犯罪抑止効果ということについてはやはりなかなか、それだけでは犯罪を抑止する...全文を見る
○植田委員 もう一点、これも確かに、きのうレクをやったときに、それは法務省さん、警察庁さんに言うてもせんない話やったんですが、自動車の性能にかかわっての話なんですが、この間、もちろんどんどん技術が進歩する中で、ドライバーにとっては安全な自動車がどんどんできてきたと思います。  ...全文を見る
○植田委員 あと、最後になるんですが、内閣府さんにもお願いをしております。教育、啓発ということになると内閣府になるんだということだそうなので。  特に、交通事故、交通安全についての啓発活動というものをやっていかないことには、要するに、いろいろなことで水際でそうした交通事犯をとめ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  今わざわざ内閣府さんまた国交省さんにもお伺いいたしましたのは、何度も申し上げましたけれども、今回のこの法改正、私ども賛成でございますけれども、この社会の中からそうした交通事犯を全体として減らしていくというときに、重罰化だけでは抑止力にはな...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、最後二十五分間でございますが、すべて総理にお伺いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、きょうお伺いしたいのはすべて雇用対策にかかわってでございますけれども、九九年の六月に、小渕内閣時...全文を見る
○植田委員 総理の御好意で、わざわざ詳細に厚生労働大臣からも御答弁いただいたわけでございますが、私、質問のレクに当たっても、余り細かい話は聞きません、今回の雇用対策に当たっての総理の総括的な基本認識について、そこからちょっと込み入った話にも波及するかもしれませんが、基本的な総理の...全文を見る
○植田委員 総理とトイメンでお話しする機会も、私にとってはこういう機会を逃したくないものですから。  それと、何遍も言いますように、私はちゃんと全部、質問通告も詳細にやっております。そして基本的に、そうした、例えばこの総合雇用対策の中身のところでごちゃごちゃ余り聞いていたら、時...全文を見る
○植田委員 いやそれは、私もそういう御答弁は想定しておったんですけれども。  余り込み入ったことは言いませんが、要するに、事業規模を大きくするとか事業を延長するということで、現下の雇用状況、雇用対策になり得るのかどうかということなんですよ。風邪と肺炎は違うわけですよ。今まで、風...全文を見る
○植田委員 それぐらいやったら総理にお答えいただければありがたかったんですがね。  ちょっと頼りない話ばかり繰り返されているようですが、じゃ、ちょっとだけ具体的なことも、これも総理に聞きますよ。  今回、一兆六百億の補正の中で雇用対策が五千五百億、そのうちの半分以上を占めるの...全文を見る
○植田委員 わかりました。  少なくとも、安定した雇用を創出していくということがやはり雇用対策の主眼に据えられなければならない、その意味において、やや小出しの、一時しのぎの感が否めないというのが私の考えです。  そのことについて論争する時間はありませんから、続いて、骨太の方針...全文を見る
○植田委員 この骨太の方針によれば、効率性の高い部門、今もお話しされましたように、ライフサイエンスであるとかIT、環境、ナノテクノロジー、そして社会的ニーズの高い部門、部分というのが医療、介護、福祉、教育、環境と想定されておられます。確かにそうしたものが社会的ニーズが高いだろうと...全文を見る
○植田委員 ただ、問題は、例えばその職業訓練についても、民間でどんどんやることについても、そうした民間活力も活用するというのは厚生労働省さんのお考えだろうと思います。それもまあ了としたとしても、そうした職業訓練というものが雇用に実際結びついているんかということが問題なんと違うかと...全文を見る
○植田委員 私は、何遍も言うようですけれども、総括的なことを聞いているつもりですし、すべて質問の中身についても、事前にちゃんと役所から来た人へレクしているわけです。こういうことを聞きますよということを丁寧に言っています。その上で、総括的な話を総理にお伺いしたいということでやりとり...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の裁判官の育児休業法改正は全面的に賛成でございます。幾ばくか私なりの問題関心でお伺いをしようとしていた点も、さきの、この間の質疑の中でかなり明らかになっているなというふうに思うわけですが、概括的に一点だけお伺いしたいのです...全文を見る
○植田委員 はい、ありがとうございます。その環境整備の進捗状況は、また適宜、一般質疑なりなんなりでお伺いできる機会があろうかと思いますので、その都度点検させていただきたいと思います。  この裁判官育児休業法というのが、当然、男女共同参画社会を形成するその一環の中に位置づけられる...全文を見る
○植田委員 改めて力強い御決意をお伺いいたしました。  そこで、ちょっとお伺いしたいのは、この間の民法、選択的夫婦別姓の反対論で、よく、日本の伝統的な家族のありようを破壊しちゃうじゃないかという反対論がある。きょう、残りわずかな時間で、できれば法務大臣と共有したいのは、そういう...全文を見る
○植田委員 次に、夫婦同姓というものも、これは日本の歴史において必ずしも古くから行われているような慣習、風習ではなかった。明治三十一年の民法からそういうふうになったわけです。なぜならば、明治九年の内務省令では、結婚すれば女性は生家の姓を名乗るというふうに、要するに別姓だったわけで...全文を見る
○植田委員 全くそのとおりです。  それで、いずれにいたしましても、伝統というものは法律によって担保されるものではあり得ないと思います。法律があろうがなかろうが、我々民衆の中に息づいている。  例えば、秋祭り法なんという法律をつくって、秋には秋祭りをやりなさいなんという法律が...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、短い時間ですので、簡単なことを幾つかお伺いしたいのです。  一つは、去年も私同じことを聞いているのですが、いわゆる国税、税務署の定員確保及び機構の充実にかかわって、やはりこれはだれかこういう場で言うておかぬとあかん...全文を見る
○植田委員 一層努力をしていただくということで、特にまた、そうした情勢の変化に伴う機構の充実にかかわってはどうでしょうか。それについても、細かいですけれども。
○植田委員 もう一つ、税関の職員にかかわっても、やはりデータで見ますと、九七年で八千二百七十五名、これが過去最高の定員数でございますが、九九年度以降、毎年減員している。ただ、特にこの税関業務というのは、その職務の特殊性なり、また困難性なり専門性等々で、なかなか本来的には一律な定員...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  実際、民間需要がない中で、民間活力で雇用をふやそうと思ったって、そんな、企業が設備投資するような状況には今ないわけです。だから、失業者がふえたって引き取るところがないわけですから、実際、そういう意味では、極端な話、必要な、社会的ニーズの高い...全文を見る
○植田委員 ただ、この九九年段階で、序文の原案まで用意されていたというわけですから、それが日付が九九年八月付ですので、その段階では公表が可能になるという前提があったんじゃないか。なぜ、では公表されなかったんだということは、いかがでしょうか。
○植田委員 事情については、恐らくこの教授との認識は、私は別にこの方の代弁をするわけじゃないのですが、こういう形で取り上げられているものですから私は言うわけですが、ただ先日の答弁で、村上副大臣が、我々は何回もこれを配ったことはあるのですけれども、なかなか全部読んでくれないというふ...全文を見る
○植田委員 要するに、議員であるとか要望があればお渡ししている性格のものだとか、そういう意味では、実際、情報公開で開示請求があったら公開するとかということであるとするのであれば、少なくともこの報告が、厳密な意味において、公開したとか公表したとかという言い方では、そういう扱いをして...全文を見る
○植田委員 ちゅうちょしていたということは、やはり厳密に、公表とか公開とかという形でこれは取り扱わなかったという理解でよろしいですか。
○植田委員 何か堂々めぐりしているのですけれども、単純な話なんです。要するに、今の副大臣の御説明だと、見てもらいたいのだけれども、渡してもみんな見てくれないし、話も聞いてくれないからちゅうちょしているんだみたいに聞こえちゃうんですよね。実際、政府のそうした発表した資料というのは、...全文を見る
○植田委員 時間がありませんから、この辺でこの話はやめますけれども、いずれにしても、今の話でいけば、要するに求めがあれば渡すという限りにおいて、その限りにおいては公表とか公開ということには当たらないという認識を私はさせていただきます。答弁はいいです。  それで、最後に、これは財...全文を見る
○植田委員 六月の質疑のときにも、塩川財務大臣は、この報告については大いに共鳴するところがあるというふうにもおっしゃっておられましたので、今後インターネットでこういう不細工な話が出ないように、ガラス張りできちんと全部出すようにしていただきたいと思います。  以上で終わります。
11月21日第153回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案の立法事実にかかわってお伺いをしたいと思うわけですが、これは参議院の審議の中でも我が党の議員がかなりしつこく取り上げておるところでございますから参考人よく御承知だと思いますが、言うまでもなくこの五条五の二号というのは...全文を見る
○植田委員 余りこれだけで時間をとるつもりはないので、しつこく聞くわけじゃないのですが、幾つか、例えば前回、このワールドカップというと前はフランス、その前はアメリカですけれども、このときの例えば逮捕者であるとか起訴者、実刑を受けた者、そういうものについては現段階では承知されていま...全文を見る
○植田委員 おおむね先日の参議院のときから報告できるだけのデータはまだそろっていないということなわけですね。  ただ、私も気になるのは、例えば中尾局長が我が党議員の参議院での質問に答えて、「全体把握までもう少し、開催が来年の五月でありますし、法の施行が来年の三月を予定しています...全文を見る
○植田委員 いみじくもおっしゃいましたように、一応は立っておるということで、だから、個々の、どこそこのだれそれがどうしたこうしたということを私は聞いているわけじゃなくて、まさにバックデータとしての数字を聞いているだけであって、それはプライバシーも何も、数字と件数、そうしたものにつ...全文を見る
○植田委員 ですから、当然慎重にされるわけでしょうけれども、慎重にやられた結果拒否をされたという方が異議申し立てをする。その異議申し立てというものが、その方の権利を担保する意味で十分に機能し得るのかどうなのかという点については、いかがでございますか。
○植田委員 そこはしつこくやっちゃいますと水かけ論になりますし、次の質問をやりたいので、聞きおいておきます。  もう一点お伺いしたいのは、今回のアフガニスタン難民にかかわって、この点については午前中も審議されておられたようですので、それともちょっとかぶる部分もあるかもしれません...全文を見る
○植田委員 それは、法務大臣が御承知されていないということではなくて、当然、そういう検討をしたという事実は現段階ではないと。ちょっとしつこいようですが、もう一回、済みません。
○植田委員 それは当然そうですよね。法務大臣に相談もなくこんなことができるわけがないわけですが、では、この記事は誤報だというふうに断言をされるわけですね。  では、それは議事録が残りますので結構でございますが、ただ、参議院の委員会の中でも、いずれにしても、認識としては、特に避難...全文を見る
○植田委員 かつてのインドシナでしたかの例等も参考にしながらという話でしたので、それなりに、そんなに繰り返しませんけれども、ただ、これは仮定の話でございますからそれを前提にお答えいただければいいんですが、もしそういう事態が起き、そうしたことについて政府全体として検討しなければなら...全文を見る
○植田委員 変化がないというふうにおっしゃられますと、そこはちょっと身もふたもない。わかるんですよ、今おっしゃったようにそれは避難民のこと。だから、避難民を受け入れるということで避難民を保護する、それは実際にどういう形の保護をするのか。  なぜか誤報なのに、毎日新聞によればどう...全文を見る
○植田委員 いや、仮定の話だからこそもうちょっとお気軽にお話しできるんじゃないか。  要するに、不均衡が出てくる場合もケースとして想定されるとするのであれば、そうしたことに対する配慮も、仮定ですけれども、そうしたことが出てくるケースもあり得るということは、仮定としては想像できる...全文を見る
○植田委員 その点は、仮定の話ですからそれぐらいにとどめおいておきますが、ただ、午前中の審議でも、法務大臣自身がびっくりしましたという十一月六日の東京地裁民事三部の決定がございましたですが、非常に初歩的なことだけお伺いしますが、難民条約というのは、不法入国、不法滞在の難民について...全文を見る
○植田委員 今のとおりですから、要するに、必要な制限を課して、必要な制限を課していたつもりが、東京地裁では違反するというふうなものが出たものですから、びっくりということになったのだろうと思いますが、ただ、私は当然この決定の立場に立つわけですが、そこで、事実関係だけ。  ことしに...全文を見る
○植田委員 そこで、今の数はこれで結構でございますが、入管の判断にかかわってなんですけれども、ハザラ人よりまだ少数民族で、ケゼルバシュ人というのもいらっしゃるようですが、その少数民族の方が、UNHCRと相談した上で難民申請をされたのですが、却下されて、今異議申し立てをされていると...全文を見る
○植田委員 要するに、前提としては同一の認識から出発しているのだけれども、事務所規程でUNHCRが対応した場合、法務省の基本的なスタンスと違ってくる場合があるのですという、一般論としての説明でございますね。  個々の事例について、私は、聞いたところでそれはお答えのしようがありま...全文を見る
○植田委員 だから、個々のケース、今私が取り上げたケースについては、尊重するにはちょっと問題ありと判断されたということで理解しておきますね。一応尊重してやっていますよということでおっしゃったものですから、では個々のケースを私なりに調べて、ほんまにしているのかしてへんのかはまた別の...全文を見る
○植田委員 発行状況だけ見ると、激減はしていますね。その事実関係については、これも今回の直接の主題ではありませんので、少なくともこの記事がうそであるということを言明されたということだけは受けとめておきます。  さて、難民申請者、収容者への配慮にかかわってなんですけれども、実際、...全文を見る
○植田委員 残念ながら、ダリ語やタジク語はないようでございますが、実際、これも午前中の議論でもありましたけれども、自殺未遂の方が出たわけですよね、バファリンを二十五錠も飲んで、なおかつ石けんまでのまれたというような。  ただ、そのときに、ちょっとお話を伺っていて気になったのは、...全文を見る
○植田委員 ちなみに、この自殺未遂をされた方については、個別事例ですけれども、外部のそういうお医者さんの診察等々やったんですか、やっていないんですか。個別ケースで申しわけないですけれども、この方の場合はどうでしたか。
○植田委員 しかるべき対応をとっているという御答弁でございましたですけれども、その辺の事実認識がやや私とは異なるわけです。今私一々実例申し上げませんけれども、時間もうございませんから。実際に、承知しているとおっしゃいましたですけれども、それは実際の当事者の側にとって、またその方と...全文を見る
○植田委員 最善ではないという指摘もあるがゆえに私は聞いておるわけでございます。そういう答弁はカエルの面に小便と言うんですよ。少なくとも、いろいろな御意見も承っておりますからそうしたことも念頭に置きながらいろいろな形で最善の対処を尽くしてまいりたい、それぐらいの答弁がないと終わり...全文を見る
○植田委員 ちょっと時間超過いたしましたが、これで終わります。
11月27日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  基本的に、提案者の方にそれぞれ幾つか疑問点をお伺いしたいと思うわけです。  まず初歩的なことからですけれども、一つは、ひねくれた見方かもしれませんが、今回、RCCの不良債権の最終処理としてのツールと...全文を見る
○植田委員 余りそこは突っ込みませんけれども、要は竹中財政担当大臣と柳澤金融担当大臣の間にやや意見の相違があったとされるようなことが一つはこの背景にもあって、こういうところで丸くおさまるような知恵が出てきたんかいなと推察しておるということでございますけれども、一つ、このRCCに、...全文を見る
○植田委員 九月からの話ですから、その実績がどうやということについて問いただすことはできないだろうと思うのですが、受益証券を売却して初めてオフバランス化が可能になるわけでございまして、そういう意味で、銀行に市場価格で売却するというインセンティブが働くのだろうか。  また、そもそ...全文を見る
○植田委員 ちなみに、そもそも不良債権の買い取りの分野というものは、既に民間サービサーがマーケットを形成しているわけでございます。五十数社にまで達しているということでございまして、また、アメリカの投資ファンドも参入しているということで、既に不良債権買い取りという分野が民間でビジネ...全文を見る
○植田委員 最後にRTCのことも、RTCが成果をおさめたということは私も承知しております。恐らくそのことをかなり参考にもされたんであろうと思いますけれども、このアメリカのRTCが買い取った不良債権というのは、要するに破綻金融機関になるわけですね。ですから、そういう意味で、実際アメ...全文を見る
○植田委員 今、RTCがさまざまな工夫を凝らしたことについてはおっしゃられました。実際、アメリカのRTCがSアンドLの抱えている正常債権も不良債権も処理を行ったというその際、証券化に当たって、対象物件によっては債務者の利払い資金を補てんしたりとか、売却が難しい場合にはディベロッパ...全文を見る
○植田委員 わかりました。  そこで、三つの大きな柱があるといったところで、時価にかかわって幾つかお伺いしたいのは、先ほどの議論でも時価の定義にかかわって塩崎先生御答弁されておられましたけれども、どうも私のシンプルな頭で聞いていると、売り手と買い手の話がつくことが前提のように聞...全文を見る
○植田委員 非常にきれいな説明なんで、はい、そうですかとお伺いしたいところ、話としてはそうなんでしょう。  ただ実際に、一口で時価と言うても、極端な話、実質簿価に近いところからゼロまで、やはりそれは不良債権の実態によっては大きな幅が出てくるということは当然想定されると思うわけな...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、売りたいというのと買いたいというのが合ったところで商談が始まって、折り合いがつけばそれが時価だということで、今提案者がおっしゃいましたように、売る側が売る気になるかどうかということが一つ問題ですから、その段階では、時価以前に商談がそもそも成り立たないわ...全文を見る
○植田委員 提案者が並んでおられる割に、ちょっとこれでは審議の続行ができませんので……
○植田委員 引き続き、休憩前に続いてさせていただきますけれども、私も学生時分よう授業はサボりました。でも、そのときは我々学費を払っていたので、自業自得ですわ。ただ、我々国会議員は、国民の税金で給料をもらっているわけです。まして、今委員長がおっしゃったように、与党の皆さん方が提案し...全文を見る
○植田委員 塩崎先生がおっしゃるように、三位一体、時価、三年、再生、この三位一体で頑張るんですよということなんですが、午前中もお伺いしたのは、まず時価というのがどうも怪しいな、そして三年というのも、どうも条文を素直に読んでも怪しいな、再生のことについては、最後時間の許す限りお伺い...全文を見る
○植田委員 そういう事態を当座想定はされていないということで……。
○植田委員 あと、最後になりますけれども、三位一体の再生にかかわる部分についてお伺いしたいわけですけれども、一つの今回のRCCの機能強化の目玉とされている部分が、政策投資銀行であるか、民間投資家を動員してこしらえる企業再建ファンドだろうというふうに理解はいたしますが、ただ、これも...全文を見る
○植田委員 要は、お話を伺っていますと、実際、ニーズがあるか、できるかどうかはともかくとしても、とりあえず枠組みだけはこしらえましたという話なんですが、RCCに持ち込まれる貸出債権が破綻懸念先ということであれば、企業再生機能が大きな成果なんというのはそもそも期待できへんですよね。...全文を見る
○植田委員 時間が来ているようですが、あと最後、もう一点だけ。  思惑どおりにうまいこといけば、それは御同慶の至りでございますけれども、前提として、枠組みをこしらえてもいかんともしがたい条件を私は言っているわけでございますので。  少なくとも、ただ、この機能強化のアイデア自体...全文を見る
○植田委員 終わります。
11月28日第153回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、岩原、本渡両参考人、急な日程にもかかわらず、ありがとうございました。日ごろ不勉強なものですから、質問前にこういう参考人のお話を伺うと非常に勉強になりますので、感謝いたしております。  それで、幾つかお伺いしたいので...全文を見る
○植田委員 私ども一生懸命反対する立場でございますので、そう言われるとちょっと腰が抜けてしまうような話で困っちゃうのですが、できれば、本来ならば通常国会でゆっくり議論したらいいんだけれども、政治判断は政治判断として尊重したいというお話だったと思うのですが、その政治判断の可否につい...全文を見る
○植田委員 次に、岩原参考人にお伺いいたします。  株主代表訴訟の件にかかわって、今のずっとこの間のやりとり、また参考人のお話をお伺いしていますと、やはりこれについて若干の危惧は持たれているようなお話だったと思うわけですが、私は、少なくとも今回の原案の提案理由説明の中で明確に、...全文を見る
○植田委員 にわか勉強で岩原先生の「商事法務」の昨年の十一月付の論文を大慌てで読ませていただきました。ここで、大和銀行の件については、極めて異例な、唯一の突出した判例と言えようということでまず認識された上で、しかしながら責任制限の必要性はあるだろうということで、当然これは、現状に...全文を見る
○植田委員 私はそうでもないんですけれども、それは午後からお伺いすることですので、先生の御見解はお伺いいたしました。  それで、最後になりますが、本渡参考人に。  先ほども若干議論ございましたけれども、私も、本渡参考人が来られるということで、インターネットで日弁連の三月十六日...全文を見る
○植田委員 時間が参りましたので、両参考人、ありがとうございました。  以上で終わります。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  きょうは、提案者の皆様方、大変お疲れさまでございます。私も商法のことは非常に不勉強でございまして、いろいろと法案も見ながら勉強させていただいたわけでございますが、そういう意味では、そうした幾つかの疑問点について御教示い...全文を見る
○植田委員 たしか、商法の改正にかかわる話が始まった当初は、私ども社民党も与党にいた時代で、その入り口のところは随分かかわっております。当時も私、事務局でおりましたので、途中までは私もその経過を承知はいたしておるところでございます。  確かに、要綱中間試案の中でも、アメリカの企...全文を見る
○植田委員 そこで、今監査役の話までお聞かせいただきましたので、次に、監査役の機能強化にかかわる改正部分等についてお伺いをしたいと思うわけです。  ただ、私自身は、監査役の独立性が十分保障されたとは言いがたいのではないだろうかというふうに思っているわけでございます。そして、実際...全文を見る
○植田委員 大体お話はわかりました。  そこで、ちょっと改めておさらいだけさせておいてほしいわけですが、提案者がお考えになっている監査役の位置づけというのは、従来からありますように、会計監査でありますとか、取締役の業務執行の違法審査ということであり、そしてまた一方、社外取締役で...全文を見る
○植田委員 それで、そうだとした場合、この間ずっと、一九五〇年以降のコーポレートガバナンスに係る商法改正というのが監査役の制度の改革に尽きるといいますか、そういう歴史があったかと思います。  ただ、その中で、会計監査でありますとか違法性監査の枠内でもたびたび強化が図られてきたは...全文を見る
○植田委員 わかりました。私自身、そういうことだろうと、そこは共有できると思うのです。  いずれにいたしましても、今回この改正で監査役の独立性が十分担保され得るという基本認識でしょうから、私自身、この法案の中で、最終的に全部そぎ取れば、不十分ながら監査役の機能強化だけ出されたの...全文を見る
○植田委員 そこで、ややひねくれた質問をさせていただければ、この改正案が通れば、監査役の数をふやさないかぬケースも当然出てくるだろうと思うわけです。一方、監査役の数をふやすという場合、実際、スリムな経営を目指そう、効率的な経営を目指そうということで、取締役の数を減らそう、そういう...全文を見る
○植田委員 次の質問に移りたいわけですが、この法案の中で、先ほども申し上げましたように、私は別に監査役の数をふやすことになったらけしからぬということじゃなしに、実際、どうも経済界では社外取締役を義務づけようとするのには嫌がる声が大きいのにこっちの方はいいのか、負担という面ではどっ...全文を見る
○植田委員 そのお話はわかりました。余りそこを突っ込んで言うても、それやったら何か議員立法やったらあかんみたいに私が主張しているようになってもまずいので、御意見は拝聴させていただいて、次に進みます。  次からちょっと問題になる話でございますが、この取締役の責任の軽減にかかわって...全文を見る
○植田委員 ちなみに原案では、この取締役の軽過失の事後免責の要件、例外について、取締役の責任を普通決議により一定限度で免除できるということになっていたのが、特別決議とすることで修正が出されているということでございまして、参考人の方も特別決議としたことで安心いたしましたという趣旨の...全文を見る
○植田委員 二分の一から、三分の二になればオーケーだということなんですが、実際、そもそも決議というところでこの種の軽過失について確認し合うということが現段階において適切なのかどうなのか、要は司直の手にその辺の判断を全部ゆだねるということに何かそんなに大きな問題があるのかなと私なん...全文を見る
○植田委員 今定款の話が出ましたので、そちらの方もお伺いしたいと思いますけれども、定款の規定によって事前的、包括的に取締役の責任制限を定めるということは、これは事後的な責任制限に比べて、実際具体的にどんな責任が発生するのか、事情等がどれだけ考慮されるのか、これは非常に不透明なとこ...全文を見る
○植田委員 要するに、私は、株主がその段階で予想していないような免責が想定されるでしょうということをお伺いしたら、仮に想定されようがされまいが、その段階で株主がきっちりとチェックするんだから、そのときに思いもしていなかったようなことが実際起こったとしても、それは株主の側がぼんやり...全文を見る
○植田委員 そのことは後で聞こうと思っていたので、引き続いて伺います。  その前に、もう一点だけ。  ちなみに、その定款に一体具体的に何を書き込むわけですか、それをちょっと教えてほしいのです。善意にしてかつ重大な過失がなかった場合というものがいかなる場合かというのは、定款の中...全文を見る
○植田委員 だから、そこは私も素人でようわからぬところなんですが、要するに、千差万別だと言われれば、取締役会が裁量でその辺のところは判断できるということになるわけですよね。  そこで、それがあっても、今、谷口先生がおっしゃったように、異議申し立てをすれば、例えば百分の三の株主が...全文を見る
○植田委員 だから、これは一月を下ることができないものとするということですから、公告ないしその通知をするわけですけれども、それは決議をしたときからずっと、一カ月を下らない限り、その締め切りはないわけですか。ちょっとそこは技術的なことを教えてもらえますか。
○植田委員 わかりました。そこはちょっと初歩的な話で申しわけございませんでした。  次に、株主代表訴訟の合理化にかかわってなんですけれども、いずれにいたしましても、これは提案理由説明で、乱用されないようにということが書いてある限りにおいて、乱用されているという事実認識があって、...全文を見る
○植田委員 それでお伺いしたいんですが、実際、九三年の商法改正以降できるようになって、私の知る範囲では、制度ができて以降、一定ふえましたけれども、それ以降はずっと、大体年間二百件前後で平行移動しているように思うわけです。これはデータ的なことなので法務省さんにお伺いいたしますけれど...全文を見る
○植田委員 えらい詳しい説明、ありがとうございます。  だから、要は、今提案者がおっしゃったような御説明でいくと、まさに担保提供命令制度が十分に機能しておる、そういうささやかな例でございますよね。ですから、乱訴とおっしゃられましたけれども、要するに、それが水際でちゃんと食いとめ...全文を見る
○植田委員 時間がありませんけれどももう一回お伺いしますが、御決意はお伺いいたしましたけれども、おどしをかけられる云々とかそういう話は、私は枝葉末節の話だと思うんです。  要するに、株主代表訴訟の現行の制度が毅然たる企業の対応なり進取の気風を押さえ込んでいるということの因果関係...全文を見る
○植田委員 こう吹っかけられたら終えられないんですが、一言だけ言うて終えますけれども、金額で乱訴か乱訴でないかとおっしゃったらあきません。私は今、確定した判決を申し上げたわけで、それは、裁判するときは吹っかけますがな。それで乱訴やと言われても立つ瀬ありませんわね。ただ、いずれにし...全文を見る
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本委員会に付託された商法及び株式会社の監査等に関する特例に関する法律の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案に反対する立場から討論を行います。  コーポレートガバナンスのあり方、株主重視の姿勢を鮮明にすることなどについて...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、先生におかれましては、忙しいところ貴重なお話をお伺いさせていただきまして、御礼申し上げます。  非常に共感する話ばかりでしたので、逆にむしろ質問がしづらいわけでございますが、先生のお話の順序からいきますと、一番最後...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  この種の議論をするとき、私も勇気が要るわけです。まして、皇室の慶事を前にいたしまして、勇気が要る。これは実は悲しいことだと私は思っています。  といいますのは、憲法調査会というものがあって、日本国憲法を論じるというときに、その国の政体が今...全文を見る
○植田委員 今の先生のお話が、少なくとも憲法調査会の議事録にはきちっと残るであろうということだけでも、私は本当にきょうは意味があったなとうれしく思っておるところでございます。  ちょっと話題を変えまして、冒頭話された話にもなるんですけれども、平均的な日本人の人権というものは保障...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  終わります。
12月05日第153回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、さくっと三つぐらいの課題についてお伺いをしたいわけですが、今、資料を配っていただいております。  これは、参考資料としてお配りさせていただきましたのは、七月二日付の毎日新聞の全国版で一面広告をされたものなんですが、...全文を見る
○植田委員 私は別に解説を聞きたかったわけじゃなくて、年末なんで、歳暮がわりにもうちょっと気のきいた答弁をいただけるのかと思ったら、私には余り歳暮を贈るおつもりがないのかななんて、寂しく思っておりました。  要するに、どない思うてはるんですかと。それは後で、特に司法制度改革にか...全文を見る
○植田委員 余りしつこく聞いても色よいお話がないので、次に進みます。  そこで、この点、九八年に国連の人権規約委員会で勧告を受けておりますよね。そのとき、九八年の十月二十八日、二十九日、ジュネーブで、政府報告書にかかわる審査で、この証拠開示にかかわる、しかも狭山事件にも直接かか...全文を見る
○植田委員 先々、司法制度改革で確かに「刑事裁判の充実・迅速化」のところでありますから、そのことを受けてやりますということなのでしょうが、この九八年の勧告というのは、少なくとも検察官には公判に提出する予定がない証拠を開示する義務はない、弁護側には手続のいかなる段階においてもかかる...全文を見る
○植田委員 尊重はされるというわけでございますから、尊重するということは、当然、そういう御意見も頭のどこかに、念頭の比重の置き方はともかくとして、尊重しながら検討はされるという理解でいいわけですね。尊重される以上は、こうした意見も踏まえながら、念頭に置きながら証拠開示のあり方につ...全文を見る
○植田委員 ということは、検討の必要がないということであればまた話は違ってきますけれども、いずれにしても、国際社会から批判を受けているということは事実として、こういう批判、懸念が勧告されているということは事実としてあるわけですし、それを尊重されるということは、少なくとも、この日本...全文を見る
○植田委員 現在の再審制度は新証拠を再審開始の要件としている以上、弁護側に全面証拠開示するのは当たり前だと私は思っているわけですが、そうでもないようですから、そのことについては言いません。ただ、もし全面証拠開示せぬでもええということであれば、検察が持っている未開示証拠の中には再審...全文を見る
○植田委員 できるだけ開示するように努力されているというのは、そうおっしゃるのですが、弁護側からしてみれば、例えばこの案件、私はこれを取っかかりにして言っていますので、とりあえず答弁する際に個別事例のことは頭からのけてもらってもいいですが、二、三メートルの証拠があって、そこに何が...全文を見る
○植田委員 もう時間が、別の質問にも移りたいので、最後にもう一点だけ。  司法制度改革で、「刑事裁判の充実・迅速化」のところで、「充実した争点整理が行われるには、証拠開示の拡充が必要である。そのために」云々かんぬん、要するに仕組みを整備すべきとあるわけですが、これを検討するに当...全文を見る
○植田委員 複雑な話を私は全然聞いていませんから。要するに、そうした問題提起を念頭に置きながら検討するんですか、しないんですか、二つに一つですよと言うのに、何か複雑なことがありますので云々かんぬんと。私が聞いていることは実にシンプルなことですよ。だから、それだけ言うてくれはったら...全文を見る
○植田委員 だから、いろいろな御意見を踏まえながら検討するとおっしゃっていただければ、行ったり寄ったり戻ったりせんかて済んだんじゃないですか。こっちかて時間が、ほんまはもっと早う終わるつもりやったのですけれども、申しわけない、次に進みます。  もう一つは、教育、啓発にかかわる推...全文を見る
○植田委員 中身を最終的に見させていただいてから、私も時間があれば一市民としてパブリックコメントもさせていただければと思っておりますが、それよりも、また委員会でお話を伺う機会があればとも思います。  一点だけ、簡単なことで文科省さんをお呼びしていて本当に恐縮なんですが、きのうレ...全文を見る
○植田委員 これは後で私に教えていただければ結構ですが、今回文部科学省をお呼びしたのですが、隣保館の設置運営要綱では「福祉の向上や人権啓発のための住民交流の拠点となる地域に密着した福祉センター」とあるわけなんですね。昨年の教育・啓発推進法の審議で、これは議員立法でしたけれども、何...全文を見る
○植田委員 済みません、あと一問だけお伺いして終わりたいのですが、三点目ですが、人権侵害の被害救済にかかわる国内人権機関にかかわってです。  午前中も、また先ほども質疑がありましたので一点だけにとどめますが、答申でもわざわざパリ原則を資料として添付されておられます。こういうのを...全文を見る
○植田委員 もう終わりますが、短い答弁でよかったのです。答申がパリ原則を踏まえながらやっているわけですから、そのパリ原則を踏まえるのですねということを聞いているだけなので、これはまた次回、別の機会をいただいたときにやります。済みませんでした。  以上で終わります。