植田至紀

うえだむねのり



当選回数回

植田至紀の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、厚生労働大臣にお越しいただきまして、とりわけ現在の雇用失業問題を踏まえた政策の方向性、特に、雇用拡大に必要な政府の姿勢また政策の方向等々を中心にお伺いをさせていただきたいわけですが、まずその前に一点お伺いしたいのは、...全文を見る
○植田委員 今の話でいくと、前進しているのか後退しているのか、その辺はいま一つ判然としませんが、八合目まで来て急ながけっ縁に今当たっているところだということで、この点については非常に意欲的に、私が質問する前にも、これは厚生労働大臣、かなり積極的な姿勢を常に持っておられることは、私...全文を見る
○植田委員 いつごろやということについては、できるだけ早くという以上のことはもう言えへんということですから、そこで何で言えぬのやというふうに気色ばむつもりはありません。きょうの質問の中でここは実は、こういう質問ばかりさせていただくなら非常ににこにこしながらできるわけですが、以下は...全文を見る
○植田委員 問題意識はそれでいいと思うんですが、では、それを反映した雇用政策が出てきているかどうかということが次に問われるわけですね。まあ、そこは問題意識として共有できると思います。  ただ、量的な面で、では完全失業率が二%台と、今、ここ昨今の四%後半からもう既に五%半ばで高ど...全文を見る
○植田委員 実際、九〇年代初頭で対GDP比が大体〇・三五%、九〇年代後半で大体〇・六パー、そして、今でいくと、それでも一・〇まではいかないわけですよね。実際この間、失業率自体は倍以上に伸びておるわけです。実際、これを諸外国と比較したときにどうなのか。これはもう僕の方から言いますけ...全文を見る
○植田委員 もうちょっと、時間がないんで短目にお願いしたいんですが、ありていに言えば、それは雇用のミスマッチの解消やとおっしゃっているんですけれども、それは一般論として言えば、職業紹介を充実したらミスマッチを解消する、失業期間を短縮するだろうと言えますけれども、要するに、雇用機会...全文を見る
○植田委員 それはできることとできないことがあるんだけれども、できること、雇用機会の創出ということで、現に、これは幾度も話題に上っている緊急地域雇用創出特別交付金の事業があるわけですよね。できぬことまでやれとは言っていません。  要するに、この交付金事業の問題意識には、その背景...全文を見る
○植田委員 失対事業というふうに私は別に交付金の事業をとらえているわけではありませんから、それはつなぎとおっしゃる意味はわかりますけれども、現実に財政規模がまだまだ少ないわけです。  そして、やはり現状において安定雇用に結びつく事業たり得ているか。つなぎとおっしゃるけれども、そ...全文を見る
○植田委員 金額の話は別に私、言っていません。それは幾らか積み増しして、その分、金を余分に使った分、それなりの数は、それは確保できるでしょうし、使い勝手もようなるかもしれません。  ただ、私がさっきから言っているのは、まず、社会的な要請があるけれども、民間の企業で十分提供できる...全文を見る
○植田委員 いや、別に否定するものではありませんとおっしゃっていただくだけで、そこはよかったところです。  それで、もう一度話が戻りますが、かかる交付金事業、こういうことを実際にされているということは、いずれにしても現下の雇用問題、失業問題の解決には、つなぎとおっしゃったけれど...全文を見る
○植田委員 いや、そのとおりと違うんですよ。要するに、民間の活力がそれこそこれから芽が出て花が咲く、それにはかなりまだまだいろいろな道のりが要りますな、そういう分野で公がきちっと、今まさに花開かすために責任持たなあきませんやろということを言っているわけなんですよ。  それだった...全文を見る
○植田委員 時間が来ましたので終わりますが、それだったらまだ、責任あると、役割分担というよりもそこはもうちょっと、ニーズに合わせた対策というものを考えていただきたいと思っています。これはまた次、どこかでやらせてもらいますので、よろしく。  時間が来ましたので、終わります。
02月14日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。遅くまでお疲れさんでございます。  きょうは、百家争鳴の感のありますインフレターゲティングにかかわって、そろそろ論点整理もしていいのかなと思いつつ、またその論点が浮き彫りになればええなと思いながら、速水総裁にもお忙しいところお越し...全文を見る
○植田委員 ちょっとマイクの音量を上げてあげていただければと思います。  それで、ちょっと、引き続き総裁に込み入ったことをお伺いしたいんですが、実は、ちょこっと新聞に予算委員会の議論の話が出ておりましたので、どんな質疑だったのかなと思って、一月二十七日の予算委員会で、これは自由...全文を見る
○植田委員 慎重に言葉を選びながらお話しされているんですけれども、少なくとも、竹中大臣のような解釈は日銀といたしましてはとっておりませんというふうに理解はさせていただきます。  そこで、もう一つ、総裁、何かお疲れのようで、ちょっと声が聞き取りにくくて、申しわけないんですが、もう...全文を見る
○植田委員 大体話は、耳かっぽじりながら聞いていますので、趣旨はよくわかります。インフレターゲットという形で明示的に言えば、これは非常にどぎついわけですけれども、いかなる形であったとしても、そうした、いわゆる物価水準を上げるような目標を掲げる、構築するという政策そのものに対して懐...全文を見る
○植田委員 最後のお話は余計な話だろうと思いますけれども、いずれにいたしましても、今の、この間四点ばかり質問しましたけれども、塩川大臣が描いておられるような、一番広い意味で、いろいろな形で、インフレターゲットの定義はそれこそ百家争鳴かもしれない、一番広くそれを定義でとった場合、そ...全文を見る
○植田委員 要するに、意味は違わないんですか。意味は同じことを言っているんだけれども、素案と成案の段階では書きかえたんですか。いや、そんな難しい話じゃないんです。違わないんだったら違わない、違うんだったら違うというだけの話ですけれども。
○植田委員 とすると、当初の素案でいきますと、例えば塩川大臣が一月の会見でおっしゃったように、インフレ目標と言うか言わないかは別にしても、そうした物価水準を上げるための目標のようなものを構築するということが素案ではより露骨に出ておるのではないか。露骨に出過ぎだから、成案の段階では...全文を見る
○植田委員 ここで、違っているからよくて、違っていないからけしからぬとか、そういう話じゃないんですけれども。  とするならば、竹中大臣、基本的なお考えは変わっていないというふうにおっしゃいましたので、先ほどの速水総裁とのやりとりを念頭に置いて聞いていただきますと、少なくともプラ...全文を見る
○植田委員 思っておりませんというのは。
○植田委員 排除する、排除ね。排除するということは、だから包摂されているんですかという、要するに、そういうことも設定され、課題の中にあると。だから、難しいこと、内包されていますと言ってもろうたらすぐわかるんですやんか。  とすると、先ほど速水総裁にいろいろ聞きまして、速水総裁は...全文を見る
○植田委員 そうはおっしゃいますが、それは、最終的に、少なくとも、政府、日銀が一体となってと、それは、一体となってやらなきゃいかぬという思いはみんな共通しております。  しかし、この文章というのは、竹中大臣からすれば、今私が申し上げたような政策手法、竹中大臣がおっしゃっているよ...全文を見る
○植田委員 だから、そこは一致しているから一緒に合意したんでしょう。  しつこいようですけれども、先ほど速水さんに聞いておったのは、要するに、竹中さんがおっしゃっているような政策手法も含めて無謀なかけだというふうにおっしゃっているわけですよ、端的に言えば。おっしゃっているわけで...全文を見る
○植田委員 またいずれ聞きますけれども、ますます対立点が浮き彫りになるんじゃないかと思いますよ。  私は、何でこんなことを聞いているかといいますと、基本的には私はインフレターゲットの立場をとりませんが、インフレターゲットの議論もさることながら、もう時間がないので言いおいて終わり...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  当初予定していた質問のちょっとその前に、冒頭、ちょっと通告してへんので本当は済まぬことですけれども、総理に、ちょこっと二、三お伺いしたいと思います。  例の、名古屋刑務所事件にかかわってでございますけれども、この間の予算委員...全文を見る
○植田委員 覆水盆に返らずというんでっせ。人、死んでるんでっせ、はっきりしてるだけでも二人も。不適切な点があったんで今後改めますいうて、死んだ人が生き返るわけと違いまっせ、それは。そんなええかげんなこと言うてもろうたら困りまんがな、ほんまに。死んでるんじゃないか。  しかも、法...全文を見る
○植田委員 きょうは経済、財政等ということで、等の部分で、少なくとも、難しいこと聞いてへんのでっせ。人権教育のための国連十年推進本部の本部長は、あなたですやん、総理ですやん。自分の仕事について、例えば植田至紀さん、どの党の議員ですかいうて、私が自民党と答えたら、とぼけた話ですやん...全文を見る
○植田委員 早いこと、次の質問、本題、日銀総裁にも来てもろうてますさかいに、早いことこの話、おさめたいんやけれども、私が何やってるか全部子細にわかりませんと、そんな調子で総理やってもらったら困るわけですよ。  じゃ、聞きますよ。人権教育のための国連十年推進本部、九六年以降一度も...全文を見る
○植田委員 担当大臣の方からやってくださいと言わへんから、総理がリーダーシップを発揮してやりなさいと言ってるんですよ。簡単なことじゃない。  本部長が総理大臣、副本部長に官房長官、文科大臣、それに法務大臣、ぎょうさんおりますわ。事務次官もずらっと名前を連ねてますわ。この間一度も...全文を見る
○植田委員 今回の名古屋事件ではっきりと、人権侵害の被害救済の機関は、そこやったら、法務省の所管だったらだめだということははっきりしているんですよ。そのことだけ申し上げておきます。  それで、総理、本題に移りますけれども、「改革と展望」にかかわってですが、総理の先月の二十五日の...全文を見る
○植田委員 そこで、総理に伺うわけですけれども、今月二月の十四日に財務金融委員会で幾つか竹中大臣にお伺いしたんですよ。きょうは、別に竹中大臣に質問することはないので総理にお伺いするんですが、この「改革と展望」の中で、「できる限り早期のプラスの物価上昇率実現に向けて取り組む。」とい...全文を見る
○植田委員 竹中大臣のおっしゃっていることと同じお考えですか、どうですかと聞いただけなんですよ。それだけイエスかノーかでお答えできますか。それだけ聞いただけなんですから、今は。
○植田委員 それで、日銀総裁、御足労いただいたんですが、ここのところ、財金の委員会のときの竹中さんの答弁のときにはもう退席いただいていたんですが、既に事前通告していますから、当然、議事録、最新のものも読まれただろうと思うんですが、明確に、この「改革と展望」の中にある「できる限り早...全文を見る
○植田委員 明確な答弁をいただきましたね。政府の閣議決定された文書、速水総裁は、当然賛成はされたけれども、竹中大臣がおっしゃっているようなインフレターゲティング政策は選択肢として入っていない、そういう理解のもとに賛成されたということですね。明らかにこの「改革と展望」にかかわって、...全文を見る
○植田委員 日銀が考えることですと言っておきながら、違うことを竹中さんはおっしゃっていて、それで小泉さんとの、竹中さんとの間の答弁は矛盾するんですよ。何遍も何遍も私、同じ議事録を説明はしませんが……(小泉内閣総理大臣「聞いてみりゃいいじゃないか、いるんだから、いるんだから」と呼ぶ...全文を見る
○植田委員 あなたの解釈って、私は何も解釈していません。日本語を素直に読んで、日本語の言葉を素直に聞いたら、竹中大臣と日銀総裁のおっしゃっていること、これは同じことを言っていますか、違いますやろと言っているんですよ。  同じだ同じだ、一体となっている一体となっているって、一体の...全文を見る
○植田委員 矛盾していないって、私は素直に聞いたんです、あのときも。きょう、これまた財金で聞きますけれども、そんな、言っていることをころころころころ。それはちょっと、竹中大臣、それは全部議事録残るんですからね、私が何を聞いたか、それに対して竹中大臣が何を答えたかと。そこでの答えに...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  税の上げ下げの話の前に、まず、下品な言い方をすれば、取れるところからきちっと取らなあかんのと違うのか、その体制をちゃんとせなあかんのと違うやろうかという点について若干聞きたいと思うんです。  現実に国税庁のホームページを見て...全文を見る
○植田委員 これまでも所要の定員確保に取り組んではこられたけれども、なお一層、厳しい行財政事情のもとであるけれども、必要な人員の確保に努めるという御決意であったかと思います。  そこできょうは、ちょっとこの一件だけで申しわけないんですけれども、総務省さん、行管局長、お願いしてお...全文を見る
○植田委員 引き続いて、財務大臣にお伺いしていくわけですけれども、行管局長もあんなふうにおっしゃっていますので、あらかじめ遠慮せんと、きちっと言うべきところは言うた方がよろしいんやないか。必要な人員はこれだけ要るんや、そこからの引き算で考えた方がいいと思いますので、ぜひ来年度含め...全文を見る
○植田委員 丁寧に補足があったわけですけれども、〇・三というのも、あくまで当たるも八卦当たらぬも八卦の範囲内で、一つの目安で聞いておいてくれということだろうと思うんですが、設備投資減税をやったとして、現状、減税効果というのは、企業の設備投資に向かうというよりは、いわば過剰債務の処...全文を見る
○植田委員 その趣旨は、それは説明資料を読めば書いているんですけれどもね。要は、現実に、それはお認めになっているように、企業が過剰債務に苦しんでおる中で、要するに企業のキャッシュフローが支出に向かわへん、このメカニズムのもとで設備投資減税をやって、ではそれで企業の支出性向がそんな...全文を見る
○植田委員 財務大臣、お疲れなんでしょうかね。何か、私、大臣に嫌われるようなことしたかな。大臣に聞いているのにね。そんな難しい話は聞いていません。  ただ、私も、一般論として、減税をして企業、家計を支援するということの有効性自体は理解しているつもりなんですが、要は、今回の税制で...全文を見る
○植田委員 個々の政策メニューの是非はともかく、例えば中小企業向けのメニューも、それは、あれ自体取り出してみれば、いいか悪いか、いい部分もあるでしょう。  ただ、今の中小零細企業が置かれている経済環境の中で、そうしたものが活用できるだけの条件にあるのかどうなのかというところは、...全文を見る
○植田委員 わかりました。  時間がありませんので、そこのところのやりとりはとりあえず承ったということに、次の質問に進みたいと思うので。  そこで、財務大臣にお伺いします、御指名でございます。  小泉内閣における税制改革の基本的な方針といえば、一言で言うなら広く薄くというこ...全文を見る
○植田委員 時間が来ましたけれども、古典的なと。要するに、税のあり方がゆがめられるかもしれない、そういう状況に至ったからこそ、改めて原点に返った議論をしなければならないでしょうということを私は申し上げたわけです。  それと、何か財務大臣のお話から聞くと、応能負担と応益負担の課税...全文を見る
○植田委員 そういう意味で、応益課税の原則というのを本当に突き詰めていったら、租税って一体何なんですか、使用料や負担金ということになってしまいますよ。そうなると、もはや租税とは言えなくなるんじゃないでしょうか。  その点は、時間が参りましたという、委員長からにらまれていますので...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○植田分科員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  通告に沿って質問をしていきたいと思いますが、きょうお伺いしたいのは、中小企業再生支援協議会及び認定支援機関にかかわってお伺いしたいんです。  たまさか先月の十八日の日経を見ていますと、この再生支援協議会というものが地方版の...全文を見る
○植田分科員 機能としては違うのはよくわかるわけですが、獲得目標としては共通しているという切り口から、協議会と再生機構との間で重なり合う部分での協力、連携というものがあり得るのか、そういうことが想定されるのかしないのかという点についてはどうでしょうか。
○植田分科員 実際のところ、再生機構のつくりでいけば、余りそういうケースは考えにくいなというふうには思います。  というのは、ここでは再生機構について論じるつもりはありませんけれども、そもそも再生機構自体が必ずしも中小企業を射程に入れているとは言いがたいと私は思いますので、その...全文を見る
○植田分科員 福井の再生協議会の名簿を見ても、今御説明あったみたいに、常駐専門家の経歴についてかなり詳しく記載されておりまして、このとおりであれば、かなり経験の豊かな方なんでしょう。  しかし、実際、地域でさまざまな、それぞれの中小企業、零細企業のしんどい条件というものがいろい...全文を見る
○植田分科員 今の副大臣のお話は、当然、今回の予算では当面各都道府県一カ所だということは承知していますが、少なくとも、平成十六年度以降の課題として、今私が伺ったことは念頭にあるんですよ、検討課題として認識しておりますよというふうに理解していいですね。
○植田分科員 それで、再生協議会の委員の構成等々を見ていますと、別にそれぞれ悪いとは言いません、大体過不足なく選んではるんやなというふうに思います。この人はあかんというような人はいないでしょう。  ただ、地域で、中小企業の皆さん方に、任意の商工団体としていろいろな、例えば申告の...全文を見る
○植田分科員 ということは、今私が申し上げたような、地域で活動している任意の商工団体、そうしたものを経済産業省としてはあらかじめ排除しているんではないよ、それは、それぞれの地域の実情、また特性に応じて地域で判断していただければいいんだ、それをあかんよということにはしていないよと。...全文を見る
○植田分科員 ありがとうございます。  そこで、今ちょっと、一応、私、支援協議会と認定支援機関というものを分けて聞こうと。もう十分少々しかないので、今度は認定支援機関の話を聞こうと思うんですが、この産業活力再生特別措置法の改正案の二十九条の三で、中小企業支援協議会の位置づけとし...全文を見る
○植田分科員 大体わかりますけれども、言ってみれば、認定支援機関が実際の実務化をするわけですね。そういうことですね。それで、協議会というものは、あらあらの方向性をその都度その都度適宜御協議するんだ、そういう切り分けでいいんですか。
○植田分科員 そこで、認定支援機関、今限定されているわけですが、例えば商工会議所、商工会連合会等々はこの認定支援機関としてなり得るわけですわね。  ただ、別にこれも私は商工会議所や商工会の連合会が悪いとは言いません、全然。それはいいと思いますよ。ただ、この商工会議所や商工会とい...全文を見る
○植田分科員 最後にもう一点だけ伺って終わりたいんですが、この法案だけ見れば、結局、商工会や商工会議所が認定機関にならざるを得ないわけですけれども、先ほども任意の商工団体について協議会にかかわってお話ししましたけれども、一足飛びにそうした商工団体の実態に即して認定機関にしたったら...全文を見る
○植田分科員 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
03月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、本委員会に付託された平成十五年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案及びその修正案に反対する立場からの討論を行います。  まず、特例公債法案について反対する理由を述べます。  財務省の財政状...全文を見る
03月07日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。きょうは、各参考人の方々、お忙しいところ、非常に貴重なお話をお伺いする機会をいただきまして、感謝申し上げたいと思います。  さて、幾つか、時間の許す限りお伺いをしたいわけですが、まず、田作参考人と坂井参考人にお伺いをしたいわけです...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  今お二人の参考人のお話をお伺いしておりますと、確かに私も、今のお話でいけば、例えば外部の協力者は、潜在的にそうした協力をしていただくことができるような人材は恐らくいらっしゃるんだと思うんです。ただ、例えばRTCの場合でも、それでも実際のス...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  今の点については、いずれまた、政府に対して法案審議で聞く機会もあろうと思いますけれども、改めてそこは、やはり人材の育成、そしてまたそれのスキルをどういうふうに整えていくかということは常に並行して考えなければならないなということだけ、二人から...全文を見る
○植田委員 今のお二人のお話というのは大体想定できる話でございまして、実際、厳密な評価の基準を設けてしまうということが逆に縛ってしまうこともあろうかと思いますので、それは、恐らくは個々の事例に応じて専門家が判断をしていくということだろうというふうに思うわけですが、その場合、実際日...全文を見る
○植田委員 では、終わります。
03月18日第156回国会 衆議院 経済産業委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、限られた時間でございまして、産業活力再生特別措置法にかかわって、幾つか平沼大臣にお伺いしたいと思っています。  塩川財務大臣、きょうは私、大臣に伺うことはございませんので、何か後がつかえておるということですので、御...全文を見る
○植田委員 確かに、連合の成川参考人はそういうことをおっしゃっていました。私も参考人質疑に立ちましたので、その話は記憶しておりますけれども、だからといって、私などはブルーカラーの未組織労働者のせがれでございますので、そういう階級の出身者としては、組織労働者の偉いさんが言うたからと...全文を見る
○植田委員 今、明らかに、中小企業といっても、恐らくこれは大会社が資本を出してやっていて、厳密な意味で中小企業かどうかというと議論になるところもあるでしょうけれども、それで見ても、いわば中小企業に、中小になればなるほど、労組がしっかりあって、そことの協議というのはまずパーセンテー...全文を見る
○植田委員 推定とおっしゃいましたけれども、それは組合が報告しているわけではありませんね、企業が報告しているわけですね。実際に、要するに、複数の労働組合があるというところは、やはり労の側も企業との向き合い方というのは違うから複数の労働組合があるケースがあるわけですね。そういう場合...全文を見る
○植田委員 もう質疑時間が終わったみたいですけれども、それは、外形標準とおっしゃいましたけれども、その後どうなったかということが、要するに、十八条を実効あらしめるポイントになるんじゃないでしょうか。認定してしまえば後は終わりよという話にはならないと思います。  ここは、時間がな...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。よろしくお願いいたします。  まず、福井参考人にお伺いをしたいわけですけれども、福井参考人御自身が新日銀法の制定には非常に御尽力された。当時、私ども社民党も与党でございましたが、私の大先輩でもあります伊藤茂当時の衆議院議員がこれに...全文を見る
○植田委員 三条で書かれているその独立性を、日銀がみずからしっかりと気張ってほしいわけですけれども、一方で、当然ながら、政府との意見調整、意思疎通というものは、これは四条で述べられているとおりでございますから、これはこれで尊重しなければならないわけです。  一点そこで聞きたいの...全文を見る
○植田委員 そこは日銀の主体性を持って対応するというお話でございます。  時間がありませんから、次に、これも入り口の話ですけれども、速水現総裁のいわば金融政策の基本的な考え方、そしてその政策路線を、福井次期総裁は当然ながら継承されるというふうに理解していいでしょうか。
○植田委員 その進化というところで、具体的な政策手法の話に及ぶわけですけれども、ちょっと私もしつこう聞いていたことがございまして、速水総裁また竹中大臣に、いわゆるインフレターゲティングをめぐって、それぞれの御見解を伺ってきたわけなんです。  これは、速水総裁が、私が聞いた最後は...全文を見る
○植田委員 うまいことをおっしゃいますが、では、もう一点福井総裁に伺いますが、私は、単純にここの文言の理解について伺っているわけでございまして、もちろん、そこで日銀の独立性を踏まえた今御答弁だっただろうというふうに理解するわけです。  では、この「改革と展望」の、今私が何遍か申...全文を見る
○植田委員 とすれば、要は、速水総裁は想定されていなかったけれども、速水総裁とは福井次期総裁は違う読み方をするんだというふうに理解してよろしいでしょうか。
○植田委員 だから議事録を紹介したんですよ。速水参考人が、二十四日の予算委員会で私が今の点を質問したときに、今の御質問の「改革と展望」の文言は「政府・日本銀行が一体となって、」云々、そういうふうに書いております、これが現在我が国で議論されているいわゆるインフレターゲット政策を意味...全文を見る
○植田委員 ということは、二%の上限、物価上昇の目標であるとかその目標達成の期限を設けるというのは、お隣にお座りの岩田次期副総裁が先ほどおっしゃられたことですけれども、日銀次期総裁としてはそこまでのところは「改革と展望」には書き込まれているというふうには理解はされていない、そうい...全文を見る
○植田委員 岩田次期副総裁が副総裁になられた暁には先ほど申し述べられたことを積極的に発言なさっていくんだろうとは思いますが、現段階ではそういうことだということですね。  最後、一点だけお伺いして終わりたいと思うんですけれども、先ほども自民党の山本先生の方から資料がございました。...全文を見る
○植田委員 終わります。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  法案に即しながら何点か時間の許す範囲でお伺いしたいのですけれども、今回の法改正にかかわりましては、いわゆる侵害物品に係る水際措置の強化ということで、育成者権侵害物品を輸入禁制品に追加した、また、既に輸入禁制品になっている特許権...全文を見る
○植田委員 今も局長のお話で出ておりましたので、この知的財産調査官というポストは、実際、税関では一ポストしか増設されへんというふうに聞いています。そういう意味で、法律は整備した、これは私はいいと思うんですよ。実際、私は賛成するわけですから。ただ、本来、実行できる体制をしっかりとこ...全文を見る
○植田委員 その程度のものだろうと思いますので、時間がありませんから結構です。  次に、今回は、通関の一層の効率化ということで、簡易申告制度の改正等々、いわゆる効率的な業務運営を図っていくという観点から改正が行われているわけです。これは、この間の経過、改正のたびにさまざまな業務...全文を見る
○植田委員 要するに、ふやさなければいかぬというのは共通認識だということは今おっしゃったとおりで、いろいろな枠組みの中で努力しますと、いつも、千度私聞いて、ふやさなければいかぬと思っているんですとさえ言っていただければ、しつこく聞くこともなかったのでございます。  ただ、ここま...全文を見る
○植田委員 現実に、去年なんかのワールドカップのときでも、実際、全国から、言ってみれば成田等に人を張りつけたわけですね。その場合、不正薬物の摘発が、その前の年、一昨年の四倍もあった、三十六件摘発できた。これは、一昨年よりも去年の方がふえたというよりは、むしろ巧妙な事件に対して人員...全文を見る
○植田委員 ぼちぼち時間になるかと思いますのでもう終わりますけれども、今いろいろな例を出しながらしつこう増員が必要やなという話ばかりさせていただいたわけですけれども、なぜ私がそういうことをしつこう聞くか。迷惑な質問じゃないと思うんですね、そのことを聞くこと自体は。  これまで、...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きのうも連合審査で十分ばかりいただいたんですが、きょうも三十分もらっていますが、実は、私も財金の方におりまして、この経産委員会の今回のこの案件の法案について、子細に質疑等々を全部チェックしているわけじゃないので、質問の中身につ...全文を見る
○植田委員 それはそれでわかるんですけれども、例えば、その二つの企業、固有名詞まであえてここで聞きませんけれども、その二つは、実際、その事業再構築によっていわば従業員の数は減っているんでしょうか。減っているケースでしょうか、その二件は。
○植田委員 とすると、その減りぐあいも、それぞれの組合の構成員の内訳を見たときに、例えば百人の会社があって、九十人の組合と十人の組合がありました。どっちも五人ずつ間引いていますというのであれば、これはバランスを欠くわけですけれども、そういうことは数値の上から見出せるか、把握してい...全文を見る
○植田委員 そこで、この事業再構築によって、これは先日も連合の参考人の方も、重大なトラブル等々が発生している、そういう形跡はないという認識を示しておられました。それで、もちろん経産省さんとしてもそういう御理解で共通しているんだろうと思いますけれども、その事業再構築が今度は下請、孫...全文を見る
○植田委員 恐らく政府の考え方からすれば、こういう事業再構築というものをやれば、むしろ下請、孫請にもプラスの作用が働くだろうというふうに理解されているだろうとは思うんですが、理屈だけで言えば。ただ、今の日産の場合のアンケートを見ても、実際、増加をするというのは五・一ポイント、その...全文を見る
○植田委員 わかりました。  では、この支援指針について何点かお伺いをしたいと思うんですが、この二十九条では、「経済産業大臣は、事業再構築、共同事業再編、経営資源再活用又は経営資源活用新事業その他の事業活動を行うことによりその生産性を向上させようとする中小企業を総合的かつ効果的...全文を見る
○植田委員 さて、今、その他の事業活動というのは大体イメージわきました。  もう一回この二十九条、私のいただいたやつでは三行目の部分なんですけれども、「その生産性を向上させようとする中小企業」という文言があります。この文言は、その前からいきますと、繰り返しになりますが、「経済産...全文を見る
○植田委員 ちょっと、今のは私の質問に対してやや論点をずらしていますよね。  私は、生産性を向上するさまざまな工夫を凝らしたこういうことをやることの可否を今問おうとしているんじゃないんですよ。要するに、ここで書かれている条文、その生産性を向上させるというからには、生産性の低さと...全文を見る
○植田委員 そういう企業がたくさんある、要するに、生産性を向上せないかぬような中小企業がたくさんあるということは、すなわち生産性が低い中小企業がぎょうさんあるんでしょという認識に立って、それが根本問題だというふうにお考えだと、そう素直におっしゃっていただければいいんですよ。  ...全文を見る
○植田委員 今御答弁いただいたその考え方そのものを私自身否定はしません。私が問うているのは、仮に新しい支援指針をつくるのであれば、つくったとしても、この二十九条のここの文言だけでいけば、生産性の向上に収れんされてしまっているじゃないか、収れんされている限りにおいて、トータルな中小...全文を見る
○植田委員 というのは、私が心配しておりますのは、今の話はわかるんですよ、事業再構築に加えて、今回、この共同事業再編計画、例えば経営資源再活用計画等々が創設されるわけですが、私は、その個々の政策メニューは別に悪いとは思いません。それぞれ取り出せば、それはそれで工夫を凝らしたものだ...全文を見る
○植田委員 それは当然そうなんでしょうけれども、協議会の話まで及びましたけれども、要は、結局、それは中小企業向けの施策なのに、わざわざ今答弁で中小企業を排除なんかしていないと、それは当たり前の話でして、要するに、しんどい中小企業の側にとってどれだけ使い勝手のある制度かということが...全文を見る
○植田委員 本当だったら、地方でも出向いていって話を聞くぐらいのことをして、この中身を充実させていくという姿勢があってしかるべきだろうと思うんですが、きょうび、パブコメというのは、大体とりあえずやるわけですわ。あのパブコメかて、大体、聞きましたというだけであって、それだけの話でし...全文を見る
○植田委員 時間も迫ってまいりますので、あと一点だけ伺いたいんですけれども、先ほども参考人の方が答弁いただきましたので、少なくとも、この支援協議会は、あくまでも地域経済全体の活性化、そして、あらゆる中小企業、とりわけ支援が必要になる中小企業にとって開かれたものでなければならないこ...全文を見る
○植田委員 ちょっと時間が来ましたのでこれで終わりますけれども。  その他、谷垣大臣にも伺いたいことがあったんですが、質問通告しておきながら、ちょっと時間が足りませんで、中小企業で盛り上がっちゃいまして、済みませんでした。  以上で終わります。
03月20日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  アメリカによるイラクに対する戦端が開かれようとしています。人類の歴史はかくも愚行を繰り返すものかと暗たんたる心情でその瞬間を迎えなければならないことは、極めて遺憾であります。  加えて、小泉総理の姿勢は、日本国憲法に背を向け...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、初歩的なところから伺いたいわけですけれども、前回の改正のときに、二〇〇〇年の三月でございますけれども、今回のようないわば緊急避難的な措置といいますか、こうした措置をするに当たって、当時の小渕総理は、既に生保会社は日産生命...全文を見る
○植田委員 まず、入り口としてはそれでよろしいかと思います。すなわち、今回の保護機構の制度的枠組み、業界対応一千億、国対応四千億、こういう仕組みにしているのは、当然ながら、契約者を保護する、そして、実際かかる制度があることによって、九千万ぐらいいる契約者、私はその中ではマイノリテ...全文を見る
○植田委員 当然ながら、仮にこの四千億を使う場合、国会で審議することになるでしょう。そうした場合は、むしろ使う使わないの問題よりは、そんな事態までなぜほっておいたんだという議論が恐らくあるだろうと思います。それは起こったときに論じればいいと思いますが。  その業界負担枠の一千億...全文を見る
○植田委員 その判断のいわば基準というのは、要するに一千億を超えるか超えないかということに尽きるわけですね。そこは、うなずいていただいたので結構です。  ですから、その辺の手だてというものは、制度がある以上は、当然速やかに提案されるべきものだということは念を押しておきます。そこ...全文を見る
○植田委員 速やかにやっていただけるということでしょうから、当然金融審議会に対して、既にいろいろな論点あるかと思いますが、そういうことも諮問をできるだけ適切な時期に速やかにやるという意思表示を聞いたという理解でいいですね。  そこで、当然そのときに論じなければならない論点につい...全文を見る
○植田委員 今はお役所の御説明ですが、今私が申し上げたのは、そこで議論をしようというよりは、既にそういう論点が提起されているじゃないかと。こうした論点が幾つも、少なくとも補償の水準であるとか今申し上げた拠出の方法であるとか、そうした保護機構のいわばあり方にかかわっても既にさまざま...全文を見る
○植田委員 時期を失しないように対応するということですからそれ以上しつこくは伺いませんけれども、普通、特措法なんかを延長する場合、例えばそれが三年延長、五年延長というような場合でも、それが、今回だったら十八年度のことですからと、そのときどんな状況になっているかということもあるでし...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  次に進みますけれども、今回の法改正の中で、相互会社も委員会等設置会社制度を導入することができるということになりました。この四月から、生保会社であっても、株式会社であれば当然委員会等設置会社を導入できるわけですけれども、これは、実は私も昨年...全文を見る
○植田委員 恐らくそうやろうなとは思っていたんですが、実際そうでしょう。  そこで、ありていに言えば、それは導入してへんのやさかいに、そこから先の話をああやこうや聞くのもあれなんですが、制度としてある以上は伺いたいわけですが、いわゆる事業会社と異なる特性を生保会社は持っているだ...全文を見る
○植田委員 では、伺いますが、相互会社から株式会社になるケースがあったとして、その場合、総代会の位置が株主総会に変わるわけですけれども、現在ほとんどの生保で設置されていると思いますが、これは任意ですけれども、多くは置いておると思うんです。生保会社独自のチェック機能としての例えば評...全文を見る
○植田委員 それはわかりました。  私がこの委員会等設置会社について、保険会社にかかわって制度を導入するということについて一抹の不安を抱いているのは、とりわけ委員会等設置会社制度における監査委員会の問題があろうかと思うんです。これがいわゆる事業会社とは違う特性を持った保険会社の...全文を見る
○植田委員 いや、だから私の聞いたとおりでしょう。要は、選択肢を広げることに意義があると、以上、以下ではないということでしょう。いいんですよ。だから、私が聞いたみたいに、要するに、相互会社にもその選択肢を広げるということ以外に積極的な理由はないというふうに政府としてもお考えだと私...全文を見る
○植田委員 そもそも、株式会社化を促進するということも、そういう選択肢をこしらえることに意義があるというふうにおっしゃるんだろうと思うんですが、実際には、実態を今教えていただいたとおりで、相互会社はなかなか株式会社に移行しておらへんわけですね。これもレクのとき聞きましたけれども、...全文を見る
○植田委員 当然、有配当契約者保護の措置、これは、株式会社に移行すれば定款にその内容について書き込む、そういうことはあるわけですが、実際、組織が株式会社になろうがなるまいが、日本の場合、有配当の契約の比率が高いわけなので、これからも恐らく有配当保険の販売が継続されるんだろうと思い...全文を見る
○植田委員 もう時間が来たので、あと幾つか残してあるんですが、これで終わりますけれども、今の話やと、ちょっと納得いかぬのですよ。  というのは、政府の認可が要りますよといって網はかけています。そして、実際、相互会社から株式会社への移行を決めるのは総代会ですから、それは社員自治も...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、当面の金融政策運営にかかわりまして、日本銀行福井総裁にお伺いをしていきたいと思います。  まず、先月三月二十五日の臨時政策決定会合にかかわりましてですけれども、新日銀法施行後初めてこういう臨時政策決定会合を開かれた...全文を見る
○植田委員 あくまで異例のことだということでございますので、どういうケースの場合ということはそもそも考えていない、そういう意味では重大な意味を持つ臨時政策決定会合であったというわけですが、そのとき出された文書を見ますと、例えば三月五日の、これは今の福井総裁就任前ですけれども、三月...全文を見る
○植田委員 今の御答弁自体は明快なんですけれども、私も、だから今質問のところで、いずれにしてもイラク戦争の帰趨を気にしてこういう書きっぷりになったんだということは理解しつつも、ただ、今後青天井にならないだろうかという一抹の不安があるのは、それならばそのことをもっと限定的に書き込む...全文を見る
○植田委員 今のところは文言の趣旨を改めて確認をさせていただいたということでございますが、この二十五日の政策決定会合で、「今後、金融政策運営の基本的な枠組みについてさらに検討を進める」ということも書き込まれています。「基本的な枠組み」とおっしゃる以上、例えば従来の長期国債の買い入...全文を見る
○植田委員 それもよくわかります。というのは、この「本日の金融政策決定会合について」というペーパーが、三点目のところを今聞いたわけですが、四点目に、まさに今総裁がおっしゃった「金融政策の透明性向上」、「金融緩和の波及メカニズム強化に関する論点」ということを、次回の定例金融政策決定...全文を見る
○植田委員 大体話はわかりました。  五月の半ばからその後ぐらいでですかね。ですから、あくまでこの論点整理というのは論点整理であって、そこで例えばインフレターゲティングが項目であろうがなかろうが、あくまでそれは論点整理であって、それが適切であるか、施策としてどうかということはそ...全文を見る
○植田委員 伺っておりますと、まくら言葉でイラク、イラクという話が出てくるわけでございますけれども。  では、もう一度、しつこいようですけれども伺います。当然、四十三条も例外規定ですので乱用はしないとおっしゃいますけれども、ここのところ、例外が気にかかるわけですが、では今度、こ...全文を見る
○植田委員 その三点が、言ってみれば、いわば日常と非日常の端境だということでございますね。わかりました。  本当だったら聞きたいことがぎょうさんあったのです。実は、資産担保証券の買い入れにかかわって、今の話を承った上で各論、とりわけ今おっしゃった三点も念頭に置きながらお伺いした...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。法案に即して何点か質問させていただきたいと思います。  まず、証券仲介業者の創設にかかわってでございますが、法案における証券仲介業というのは、金融審の報告「証券市場の改革促進」の中で、投資家の市場アクセスの拡充を図るために、証券会...全文を見る
○植田委員 質問を続けたいわけですが、気のせいでしょうか、定足数に足りていないように見受けられますが。
○植田委員 はい。  それで、今のところ、まず初歩的なところを確認させていただいた上で幾つか伺いたいんです。  この金融審の市場仲介者のあり方に関するワーキング・グループの報告の中で、とりわけこの仲介業の制度の「基本的考え方」として、「多様な投資家の幅広い市場参加を促進する」...全文を見る
○植田委員 余り、お役人さんの答弁としてはちょっとねという気がするんですが。  それは、投資家の立場からすると、顧客の立場からすると、ありていに言えば、従来の証券会社に属する外務員も仲介業者でも、トイメンに立つ相手が仲介業者であろうが仲介業者に属している外務員であろうが従来の証...全文を見る
○植田委員 今大臣がおっしゃったお話というのがまさに多様な投資家の幅広い市場参加をいかに促進するか、ここは私も決して否定するものではありません。  ならばということで伺いたいわけなんですけれども、それやったらなおのこと、一番最初に伺ったように、あくまでもこの証券仲介業者というも...全文を見る
○植田委員 要するに、逆に証券代理店制度、金融審では仮称でそう呼んでいます、そこが投資家の代理人としての役割を果たすならば、むしろそれの方がリスクが大きい、そういうことなんですね。それの方が投資家保護の観点からすると危険度が高いというふうに判断をされたということですね。そういうこ...全文を見る
○植田委員 そこのところは幾らお話をしても、それが政府の、提案者のお考えなんでしょうけれども、今の外務員のありようの限界といっても、その限界というものを、要するに、それは本来証券会社が、それぞれの販路を拡大するという戦略を持ってみずからクリアしていくべきものであって、わざわざ証券...全文を見る
○植田委員 そこの、おっしゃる意味はわかりました。  もう一つ、ちょっと心配している点、この仲介業制度にかかわって伺います。  というのは、恐らく、証券仲介業に参入されるというか、実際そういう業をやられる方というのは、一つのパターンは、証券会社のOBとか外務員をやってはった人...全文を見る
○植田委員 実際、善良な市民という建前だけれどもそういう関係者というのはようけいらっしゃるわけですから、見てわかるような人は参入してこないということを前提で考えなきゃだめよということだけ申し上げておきます。  時間がありません。金曜日にまた十五分立ちますので、そのときにも伺いま...全文を見る
○植田委員 引き続きこの点は伺いますので、私、きょうはコメントして終わりますけれども、今の説明は、二〇〇〇年の改正の百分の五にしておったときの使い勝手のよしあしの話を超えていないわけですよ。  私が聞いているのは、百分の五よりも百分の五十の方が、特定の少数者に経営がゆだねられる...全文を見る
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  本日は、それぞれ三参考人の皆様方、お忙しいところ長時間にわたりまして貴重ないろいろなお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。私で最後でございますので、いましばらく御辛抱いただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○植田委員 ごめんなさい。奥本参考人、しつこいようで申しわけないのですけれども、私が伺いたかったのは、証券仲介業者という制度が創設されることによってのメリットとか意義とかというものを伺ったわけじゃなくて、証券会社の側として、例えば、今いみじくもおっしゃったように、外務員の対面取引...全文を見る
○植田委員 済みません。時間がなかったので、ちょっと消化不良ですが、先に進みます。  何回も言いますけれども、証券会社から見て、証券仲介業者制度ができることのメリットを聞いているのではなくて、要するに、歩合の外務員さんや外務員さんがいらっしゃる今の、せっかくいろいろな経営努力を...全文を見る
○植田委員 今それぞれ各参考人にお伺いしたのは、私自身はこの百三条の改正というのは当然納得ができていないわけですけれども、先ほど申し上げましたように、実際に商いをしてはる側からの本音を聞かせていただければいいと。だから、法律の専門家というよりは、実際に現場にいる者としては、今のお...全文を見る
○植田委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月09日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先日に続いて、百三条にかかわる部分を伺っていきたいと思うわけですけれども、二〇〇〇年の法改正によって、証券取引所に株式会社という形態ができることになったわけです。これは大きな一つの転換であった。その際に、公共的な機能を害しては...全文を見る
○植田委員 今の御説明、大きく二つあったでしょう。前段の話は、要するに使い勝手の話をされているにすぎない。後段の話は、るる丁寧に改正案の内容について御説明をいただいたわけでございます。  私が伺っておるのは、現行百三条よりも改正案の方がより適正な運営に資するという、その優位性に...全文を見る
○植田委員 そこでお伺いしたいわけですが、事の是非はともかくとして、今回の改正案で、今度は持ち株会社という制度も創設しようということになっているわけですね。その証券取引所持ち株会社の項目の中の百六条の十四で、「何人も、証券取引所持株会社の総株主の議決権の百分の五十を超える対象議決...全文を見る
○植田委員 お話しされている趣旨はわかりますけれども、法律をこしらえた責任あるお立場、政府の側として、先日の参考人の、業界の方がおっしゃったことと同様のことをオウム返しにおっしゃってもらったら、そこは困るんです。  大証、東証、証券業協会、この件について、それぞれ伺いました。そ...全文を見る
○植田委員 幾ら聞いても同じだろうと思うんですが、私は、そこは本末転倒しているのと違うかということなんですよ。  というのは、冒頭申し上げましたように、株式会社という新たな形態を証券取引所が持つことにしたのが二〇〇〇年、その二〇〇〇年のときに、株式会社にする以上、証券取引所の持...全文を見る
○植田委員 もう最後に申し上げますが、性善説に立ちたいわけですが、性善説に立てばその答弁を素直に受けとめたい。けれども、現実にさまざまな不祥事は起こっているわけです、慣行化を含めて。  逆に、今回こういう形でこういう制度改正をしてしまうと、今でこそそういう問題が浮上するけれども...全文を見る
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました証券取引法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。  本法案に反対する第一の理由は、現行法の百分の五を改正して百分の五十とする株式会社証券取引所の議決権についての改正部分であります...全文を見る
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、日銀に、全般的に金融政策運営の方向性ということで伺いたいわけですが、まず、先月三十日の政策決定会合の中身を読ませていただきましたので、それについてまず冒頭伺っていきたいと思います。  三月二十五日の臨時政策決定会合...全文を見る
○植田委員 今回の決定の中で言われているところの不確実性の一つが、このSARSをめぐるアジア経済、堅調に推移しているけれども、この問題が非常に、今おっしゃるように懸念されると。  もう一点、この変更等についてというペーパーの中の三点目の部分、「株式市場では、銀行株を中心に株価が...全文を見る
○植田委員 後の方でもう一度、政府に対して何を物申すのかという観点から聞きますけれども、この三十日の決定会合にかかわって、続けてお伺いいたします。  実際、当座預金残高のこの間の現状を見ていると、今回の措置も現状を後追いしたという印象もぬぐえないわけですね。四月一日には三十四兆...全文を見る
○植田委員 えらい丁寧な御説明で恐縮いたしますが、ただ、三点のうち二点はとりあえずお伺いしたということで結構なんですが、五兆円、ありていに言えば、要するに政策判断なんだということに尽きるわけですね。  そうなると、やはりいろいろとイフの話、もしもの話というものを幾つか聞いておき...全文を見る
○植田委員 よくわかりました。  それで、これまで、長期国債の買い切りオペと当座預金残高の目標値の引き上げ、これはセットでやってきたわけですけれども、今回は当座預金の目標値の引き上げのみということですけれども、これはどういう理由なんでしょうか。
○植田委員 今の御説明でいけば、要は、銀行券ルールがあるからというよりは、長期国債の方をやらずともできるという判断でしたと。私なんかは見たとき、一昨年のあの政策決定会合でのルールが手かせ足かせということにもなっているのかなというようなこともちょっと推察しておったのですけれども、そ...全文を見る
○植田委員 とすると、これも同じようなやりとりになると思うんですが、強く意識されているけれども、今後の展開いかんによっては、これはいいか悪いかとか、すべきとかすべきでないとかじゃなくて、例えば五月以降の政策決定会合の中で、この銀行券ルールにかわる新たなルール等々について、その可否...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  三十日の分は時間がありませんのでこれで終わりまして、実は、せんだっての一般質疑でちょっとやり残した部分がございました。それは、資産担保証券の買い入れにかかわる話でございます。  これは、とりわけ中小、中堅企業の金融面の目詰まりを何とか日...全文を見る
○植田委員 済みません。丁寧に御説明いただくのは非常にありがたいんですが、時間がぎりぎり超えそうですけれども、もう一問質問させてください。  この資産担保証券の買い入れ、こういう知恵を出していただいたことは、私はあかんと言うているわけやのうて、それは一定評価しますよ。その上で幾...全文を見る
○植田委員 手短にやります。  デフレ脱却には、需要や成長期待を高めることが大前提ということを踏まえた上で、民間経済主体、政府、日銀それぞれの持続的な取り組みと。一体と言わずに、日銀さんは、それぞれと。政府も日銀もそれぞれとおっしゃっておられるわけですが、ここで、政府による規制...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  法案に沿って御質問させていただきますが、私も、冒頭、一条、「公認会計士の使命」にかかわってささやかに伺うつもりでおったわけですけれども、どうも先ほど来議論になっておる答弁を伺っておりますと、せっかく賛成の立場で臨んでいるのに何...全文を見る
○植田委員 答弁される前の一言は余計でしたよ。余り怒らせないでくださいよ。前日に質問通告しているわけですから、その質問通告した質問に対して、いや、その質問については後で答えることになっていますのでと、私、植田至紀の質問に対していかに答弁するかでしょう。余計なことは言わぬでください...全文を見る
○植田委員 それだけ言っていただければいいんです。  それと、そういう先ほどから議論があったようなことがあったものですから、ここは竹中大臣に伺いたいんですが、最終的に、最後の述部のところの「国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。」という文言が、実にやはりあいまいな印象...全文を見る
○植田委員 はい、わかりました。  では、次に進みますけれども、私、監査日数、報酬の決め方にかかわって伺いたいんですけれども、やはり、独立性の確保にとって重要なのは、顧客との交渉力が弱い、相手方企業に従属している事態というものをどう解消していくかということだろうと思います。 ...全文を見る
○植田委員 今後の検討課題ということなんですが、そこで、一つの私なりの考え方についてのコメントもいただきたいわけですけれども、監査日数や監査報酬というのは、実際、監査人とだれが交渉して決めるのかということ。理想を言えば、監査というのはディスクロージャー制度の一環なわけですから、当...全文を見る
○植田委員 一番最後の部分ですね。現状の制度の話はわざわざ御説明いただかなくても結構やったんですが。要は、申し上げましたように、経営者以外の第三者がきちっと関与できる仕組みというものを一応展望していただきたい。そこで具体的に、現状において一番適切な制度設計はどうなのかということを...全文を見る
○植田委員 丁寧に御説明いただくのは非常に勉強になってありがたいんでございますが、私が今聞いているのは、要は、今回の立入検査、それは犯罪捜査のための立入検査をするわけじゃないよということは理解していますよ。その上で、当然、別に犯罪捜査の目的で立入検査するわけじゃないけれども、立入...全文を見る
○植田委員 時間がありませんが、わざわざ今さらエンロン事件で監査法人が証拠隠滅をしてどういう問題があったかというようなことをるる述べませんけれども、くれぐれも、公認会計士法の立入検査が結果的にざる法にならぬように願いたいものだと思っておりますが、現状では、私はこの点は大いに不満で...全文を見る
○植田委員 今の話は局長に聞かぬと大臣に聞いた方がよかったですね。要するに、この体制の充実のためにきちっと要求しますよということを、竹中大臣、お願いします。
○植田委員 次を急ぎますけれども、最後に試験制度の見直し等にかかわって伺いたいんです。  まず端的にお答えしてほしいんですが、会計士補さんというのはなくなるわけですね。あらかじめ言っておきますけれども、会計士補というのはどういう資格で、その後何の試験を受けないかぬのかという制度...全文を見る
○植田委員 次に、今回公認会計士の数を量的にふやしていく、量も質も向上するということでございますけれども、そこで、実際に試験のありようも変わってくるわけですけれども、例えば大体合格者数二、三千名をイメージするのであれば、かなりやはり環境が変化しないことには難しいところも出てくるだ...全文を見る
○植田委員 これは、二〇〇六年から新しい試験制度が導入されるわけですから、悠長なことは言っていられないと思うわけです。  それと、一つは、ロースクールのときも問題になったんですけれども、私も、ロースクールというのはやはり司法においてきちっと自己完結をするロースクールであるべきだ...全文を見る
○植田委員 直ちにということだそうですので一安心というところですけれども、ある意味では、ロースクールのときに踏んだ轍を、轍と言ったら語弊がありますが、金融庁さんには踏まないでほしい。要するに、きちっとした制度的枠組みをこしらえてほしい。なぜかというと、何のために今回一条を設けたの...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、竹中担当大臣に伺いますが、今回の公的資金の投入については、竹中大臣なりには、とりたてて、不測の事態であるとか緊急事態が起こったなどというふうには考えておられないと。私は、危機であるかないかということを問おうとしているので...全文を見る
○植田委員 具体的にどんな事態を想定していたのかどうかということを私は別に問わないですよと申し上げておりましたので。要するに、竹中大臣の構想の範疇の中にそういう可能性に対する対応も入っておったわけですから、容易にこうしたことが想像できたでしょうというだけの話をしただけなんですよ。...全文を見る
○植田委員 というのは、なぜそういうことを聞いたかといいますと、今おっしゃったように、今回の直接的な要因が繰り延べ税金資産の厳格化ということになるわけでございますが、そうなると、それは何もりそなグループ固有の問題というよりも、例えば今回の監査法人が「りそな」に示した、収益見通しが...全文を見る
○植田委員 そこは、可能性が否定できない以上、決意を何度もお伺いすることにしかならないわけですけれども、各銀行も別に小泉内閣を長く繁栄させるために頑張っているわけじゃないので、幸い総裁に再選されても、九月にかかる危機が起こったりして解散ができなくなっちゃったりとか、そういう事態も...全文を見る
○植田委員 要は、上限を超えない範囲で最大限やりますという話ですね。  次に、先ほども質疑でありましたけれども、予防的な注入の仕組みづくりにかかわっての話ですが、これは私も聞こうと思っていたんですが、先ほどの質疑で竹中大臣が御答弁されていますので、これにかかわっては福井日銀総裁...全文を見る
○植田委員 私にとっては、ともかく百点満点のお答えではなかったかと思います。  もう一点、これも先ほど議論になった点、お伺いしたいんですが、いわゆる新勘定と再生勘定にかかわって、質疑で先ほどもあったと思うんですが、私も同様のことを伺いたいわけです。  新勘定と再生勘定に分ける...全文を見る
○植田委員 そこだけ確認しておきたかったわけですが、要は、旧勘定に当たる再生勘定も内部に置いているわけですわね。スウェーデンのようなやり方をとらなかったということで、私はそこの点、ちょっと確認したかったということでございます。  あと、淡々ともう一点伺いたいわけですが、りそなグ...全文を見る
○植田委員 それ以上の話はないんだろうと思うので、つけ加えて伺いはしません。ぜひそこは頑張っておくれやすと言うしかない話ですので。  それで、最後、時間も迫ってまいりましたが、日銀総裁、この間、私もこの「りそな」にかかわっての各紙の論調なんかも見ましたけれども、基本的には不良債...全文を見る
○植田委員 随分前ですけれども、同じことを聞いたら、同じようにさきの速水前総裁もおっしゃっておられましたけれども、要は、政府、日銀統一した見解は、不良債権問題が景気の制約要因であるというふうに考えているとしか理解ができないわけです。バランスとってやります、バランスとってやりますと...全文を見る
○植田委員 終わります。
05月21日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  今回の公職選挙法の改正にかかわった期日前投票制度の創設を初めとする不在者投票制度の見直し、また在外投票制度の見直し等々、この改正案内容につきましては非常に時宜を得たものであるということを評価した上で、きょうは、片山総務大臣に、...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  ただ、大臣、改めて伺うんですが、今、大臣から丁寧におっしゃっていただいたのは、比例代表なり小選挙区制度なりの選挙制度のそれぞれの持っている特徴の話と、現在の制度に至った経緯について若干触れていただいたというわけです。  私が伺ったのは、そ...全文を見る
○植田委員 その後の、議論があるという話は、それはここで別に改めて論じなくてもいいと思います。ただ、私は、殊さらに例えば二大政党制を志向して、それを実現するために選挙制度をいじるという問題意識は、私は決して正しいとは思っていません。むしろ、それは今おっしゃられたように、厳密な意味...全文を見る
○植田委員 えらい丁寧に、お忙しいところ済みませんでした。  これを見ますと、今聞いていてメモっていると、例えば二〇〇〇年の選挙で比例と小選挙区で比較しますと、明らかに比例の方が優位に立つということは片山大臣の御答弁のとおりであります。  共産党さんの場合は明らかに得票率より...全文を見る
○植田委員 だから、今の総務大臣の話でいけば、有権者の意思を正確に議席に配分するという観点からだけ見れば、一番優位は比例代表制である、次には中選挙区制である、小選挙区制が一番議席配分には反映されにくいということは、事実認識としては共有できるということでございます。  次に、私自...全文を見る
○植田委員 例えば、選挙制度の改革の議論などというと、各党内においての議論もそれぞれ十人十色の議論が起こるでありましょうけれども、仮に現行制度を前提にした場合、例えば衆議院の場合、各党で自主的なルールをつくる場合もありますけれども、最低限、重複立候補者は同一順位とするということを...全文を見る
○植田委員 私は私なりのイメージでそういうことを申し上げただけなんですが、選挙制度を、開票が大変だしとか投票が大変だしとかとおっしゃって今のようなと言うのは、ちょっとそれは口を滑らせはったのかなと思いますよ。  要するに、私が大臣にオーケーと言ってもらいたいのは、少なくとも選挙...全文を見る
○植田委員 時間がありませんので、有権者の選択肢をあらかじめ狭めることにならないような制度の設計をしなければならないという点をもう一度お答えいただきたいのと、これは政権の選択とかかわりがありませんので、気楽に事実認識だけ述べていただきたいわけですけれども、私は、政党が自主的に定め...全文を見る
○植田委員 終わります。
05月30日第156回国会 衆議院 本会議 第36号
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○植田至紀君 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま提案されました保険業法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  本法案は、その内容における問題点はもとより、そもそも提出に至る経緯において重大な瑕疵があると指摘...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  先ほどの吉井先生の質疑にもありましたけれども、法案提出に係る経緯にかかわって竹中大臣の方にお伺いいたしますが、ちょっと私の方も復習をさせていただきたいと思っております。  先ほども取り上げられておりましたように、二年前の中間...全文を見る
○植田委員 今私が伺いましたのは、この二年間何をやられたかということを伺ったわけじゃないんです。簡単なことです。国民・保険契約者が理解をされ、社会的な認知が十分得られたから提案されたんですねということだけを聞いたわけです。その経緯を私は今聞いておりませんね。  もう一度言います...全文を見る
○植田委員 先ほど第一問目に私が伺った、この話は私は復習のつもりで聞くつもりやった、そんな長くやるつもりじゃなかったんですが、この平成十三年九月二十一日の「生命保険をめぐる諸問題への対応」、もう既に竹中大臣の方が丁寧に引き合いに出されて事の経緯を御説明いただきました。  「現時...全文を見る
○植田委員 先に進みたいと思いますが、今の御答弁ですと、国民の九割は何らかの形で保険に入っているわけですけれども、その九割がすべて金融審議会の先生方にすべてをゆだねたと、そこで決めたんだからもう国民の理解は得られたという非常に粗っぽい御答弁だったように私は思います。  もう一点...全文を見る
○植田委員 直面している逆ざや問題というふうにやや論点をずらしておっしゃられましたけれども、そもそも起こっておる逆ざや問題というものを解決する責任はだれにあるのか。契約者にあるんですか。契約者にあるとは私は思わないわけですが、私はそういうシンプルなことを聞いているんです。どうぞ。
○植田委員 そういう御説明なものですから、ここの一枚物のペーパー、逆ざやというのをわざわざ括弧つきで「逆ざや」とされているのでありましょうけれども。  ただ、そうなると、私は、余り深くここは、きょうはその部分で質問するつもりはありませんので、保険会社も契約者も望んでいないような...全文を見る
○植田委員 ここは何遍伺ってもぐるぐる回るんですね。蓋然性とは何ですかと言ったら、それは、契約条件の変更を行うという行為がなかったら保険業の継続は困難となる、そういう状況なんですと。それが蓋然性なんですと言うしかないわけですけれども。  二百四十条の二の二のところで、まさに、「...全文を見る
○植田委員 要は、蓋然性というものが一体どういうものであるのかということは、現段階ではわからないわけですね。幾ら聞いても、契約条件の変更を行わなければ保険業の継続が困難となる、そういう確からしさがあるということなんですという以上は言えない。そして、実際に申し出があって、理由を述べ...全文を見る
○植田委員 非常に明快で、よくわかりました。  要するに、出たとこ勝負で、文書が上がってこぬとわからへんということでしょう。要するに、今の御説明、私も何遍も丁寧に繰り返していますが、条文に書いてあるこの二行ほどの文章、今局長は読み上げてはるだけやん、さすがにもう答弁書なくても暗...全文を見る
○植田委員 結局、個々のケースごとに判断をすると。  私は、今質問しておりますけれども、別にどこかの生保会社を念頭に置いて聞いておるわけやないんですよ。そういう余計なことをおっしゃったら、むしろ生保会社に失礼でしょう。私は、何もそんなことを念頭に置いて聞いていないわけですから。...全文を見る
○植田委員 先ほどから答弁聞いていると、みずから今回の法案の不備をお認めになるような御答弁ばかりおっしゃって、まあ、ここでぐるぐる回っていても同じ話でしょうから、ちょっと角度、話題を変えます。  では、実際、ようわからぬ、その契約条件変更の申し出が出たとしましょう。では、今度、...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、申し出をしたら、申し出は、これは秘密裏に申し出をするわけじゃないですよね。申し出をした段階でわかりますわね。承認するまでないしょということはないでしょう。だから、申し出をすれば、これは朝の十時に申し出をすれば、夕刊には全部載るわけですよ。どこそこ会社が...全文を見る
○植田委員 申し出をするであろう当該保険会社が、申し出をするんであろうなという推察のもとに待ち受けておったら、書類の審査も簡単に済むという話ですね、要は。大体わかっているわけですから、一かけから全部調べ直さないかぬことはないということですよね、今の話は。そういう場合は即日もあり得...全文を見る
○植田委員 そうしたことも含めた指導が行われるということは否定なさらない。それはそうですわ。これで契約条件の変更するという枠組みできちゃうわけですから。申し出をするしないも含めて、念頭に置きながら、金融庁と当該保険会社の中でやりとりがあるということは、これは当然あり得ることですわ...全文を見る
○植田委員 今、伊藤副大臣お答えいただきましたけれども、今も声が上がっていますけれども、具体的に、鋭意、的確に監督当局としての役割を果たしてきたのであれば、今回のようなこんなスキームをこしらえる必要はなかったんですよ、実際。でしょう。  要するに、今まで、鋭意、適切な御指導なり...全文を見る
○植田委員 ちょっとまた話は飛びますけれども、いずれにしても、一生懸命、的確に、適切に経営改善の指導をずっとやってきたというふうにおっしゃるわけです。先ほどの話は繰り返しませんが、今回、新たなこういう引き下げのスキームが加わる。当然ながら、経営改善の指導も、その経営内容によっては...全文を見る
○植田委員 とすれば、金融庁の指導としては、契約条件の変更を申し出なくてもいいように、保険会社が適切に対処するように指導されるわけですね。そうですね。いや、もう聞きません。そういうふうにされるわけですね。  とすると、やはり、金融庁の御判断として、今回、契約条件の変更を行わなけ...全文を見る
○植田委員 そこは副大臣も、ここのところは突っ込みませんけれども、早目早目に適切にといっても、私は、ではその早目早目の適切の物差しは何なんですかというふうに聞いたら、早目早目、適切にという話ですから、それで、はいわかりましたということにならないよということだけはちょっと念を押して...全文を見る
○植田委員 別に、破綻の話を私は聞いていなかったんですけれども。即日判こが押せるということは、少なくとも、申し出が出てくる、当日申し出が出て当日承認するわけですから、その前日以前から、いずれそんなことはあるなということがある程度わかっていなければ判こなんか押せないでしょうと、それ...全文を見る
○植田委員 答弁をすればするほど、いかにこれがええかげんな法案かということを答弁で立証されているということをぜひ御認識いただきたいと思いますが、時間がありませんので次に進みます。  では、今回、保険契約者は、申し出がなされ、それを承認され、解約の停止命令が発せられる、その瞬間ま...全文を見る
○植田委員 それで、契約条件を変更しない限り保険業の継続ができないか否か、そこまで、それが破綻でなかろうが何でなかろうが、これは契約者にとってみれば大変な話です。  そこで伺いますが、そうした重大な当該保険会社の経営のありよう、中身というものを、解約停止命令が発せられるまで契約...全文を見る
○植田委員 もう一々反論しませんけれども、局長、今のお話しになっていることは議事録に残るということはお忘れなきように。恥ずかしいですよ。ここでやりとりしておっても話になりませんね、これは。  時間がありませんので、私もあと三十七分までですか。次、では、変更案の承認について伺いた...全文を見る
○植田委員 私も不勉強ですが、調査室等の資料等を読んでいますので、概要を別にここで説明していただかなくても、一応そのことは植田も理解しておるという前提で御答弁いただければと思います、時間の関係もありますので。  今問うているのは、総代会もしくは株主総会の特別決議が、場合によって...全文を見る
○植田委員 それもわかっている。だから、私もそこの部分の総代会、社員総会の条文を読んできて聞いていますから。要するに、正確に反映するよう運営されていると確信していますかと言うたら、確信しているんだったらしていると言ってもらうだけでいいです、ここは質問の入り口のところですので。 ...全文を見る
○植田委員 いや、ありがとうございます。次、五十条の話を確認しようと思っておったんですよ。先に言うていただきましたね。五十条では、千分の五、総代会の廃止等々で社員総会の招集を請求できる。そうなれば、これは社員総会を開かないかぬわけですね、ということになるということも御説明いただき...全文を見る
○植田委員 すなわち、今の御答弁でいけば、保険会社による契約条件の変更案をこういう総代会の特別決議で上げてしまうなんという、そういう総代会を開かれたんじゃ困りますという千分の五の人たちが結集して、それより前に社員総会を開けと、要するに総代会を一たん廃止して、そして、その社員総会に...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、総代会があって、したとしても、その総代会に対して千分の五の社員が不信を抱いて、このときはいきなり申し出を取り下げろ、そういう社員総会の請求はできぬが、しかし、そもそもそんなことを決めるような総代会はけしからぬということで、総代会の廃止を議題にして請求権...全文を見る
○植田委員 いいです。もう可能だということを確認しているんだから余計なことを言わないでいいんです。
○植田委員 いいです。言っているからもういいんですよ。あと、最後——できるんでしょう。できないわけじゃないでしょう。
○植田委員 理論上可能だと。やはり委員長から指摘いただくと、聞いておいた方がいいかなというふうに素直に思った次第です。  それで、総代会は、少なくとも、今も事実上社員総会を開くことが困難なため、次善の策として設けられているわけですから今のような話があるわけですが、実際、保険業法...全文を見る
○植田委員 信任投票を行っておられるから問題ないということでしょうけれども、これは余りといえば余りなんですよ、総代会のメンバー、ほんま、見たら。すごいですよ。一々言いませんよ、何生命がどんなんやと。会長、会長、社長、会長、結局こういう方々が、じゃ、国民の九割の保険契約者の意思を代...全文を見る
○植田委員 ちょうど時間が来ましたので終わりますけれども、きょうの、とりわけ答弁の速記録を読むのが非常に楽しみでございます。  その答弁の中に、今回の法案がいかに瑕疵あるものかというものの証拠がたくさんあるだろうと思います。終わります。
06月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀でございます。  本日は、四人の参考人の方々、本当に忙しいところ、お時間いただきまして、まずもって心から御礼を申し上げます。非常に勉強させていただきました。  さて、まず横山参考人に何点かお伺いをしたいわけですけれども、先ほども、総代...全文を見る
○植田委員 とすると、先ほどいろいろと詳しく御説明いただいたわけですが、総代の構成の中で、経営者を四割で抑えるということをおっしゃっておられましたけれども、私、不勉強なもので、できれば御教示いただきたいわけですけれども、例えば保険会社で、横山参考人の場合、御社でも結構でございます...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  しつこいようで申しわけないんですけれども、とすると、経営者を四割というところでの比率の上限を設けているということは、要するに、必ずしも経営者、社長さんとか会長さんとか頭取とか専務とか、ぎょうさん総代で入ってはりますけれども、それこそその総代...全文を見る
○植田委員 当然ながら、総代会というものが社員全体の意思を忠実に反映する総代会でなければならないことは言うまでもないわけですが、今回の法案が仮に通っちゃいますと、当然ながら総代会の信用性というものがやはり契約者全体からさらされるわけですね。とするならば、現状においてさまざまな形で...全文を見る
○植田委員 これからもやっていただきたいわけですが、時間もありませんので、引き続き横山参考人にあと一、二点お伺いしたいわけです。  当然ながら、予定利率の引き下げを仮に生保会社が申請すれば、契約者はそういう保険会社を信用するかいうたら、なかなか信用しないだろうと思います。言って...全文を見る
○植田委員 ただ、各生保会社がそれこそ経営努力を行っておられる、横山参考人も当然自分の会社のことしか、それはよそのことまでちょかちょかと物は言えない立場は十分理解しておりますが、現実にそうした経営努力、不断の努力を超えたところに横たわっているのが逆ざや問題だろうというふうに思うわ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございます。  続いて、堀内参考人にお伺いいたします。  堀内参考人にお伺いしたい点、まず更生特例法の手続にかかわっての御認識をあらあら伺いたいわけですけれども、現実に、破綻前に予定利率の引き下げを実施しても二次破綻を招きかねないというような話もあるわけ...全文を見る
○植田委員 続いて、引き続き堀内参考人に伺いますが、二〇〇一年の金融審議会の中間報告、ここでは、「契約条件の変更に当たっては、保険契約者の明確な意思決定が必要である。」そして、その明確な意思決定の方法とは何ぞや。「少なくとも現状において、総代会によるガバナンスには限界があり、」限...全文を見る
○植田委員 最後に深尾参考人に一点お伺いして終わりたいと思うんですが、先ほどの意見陳述の中で、いわゆる更生特例法のデメリットにかかわっては、御説明の中で、基本的にすべてそれについて論破されたと私は思いながら、最後、確認させていただきたいわけです。  深尾参考人のお考えからすれば...全文を見る
○植田委員 以上で終わりますけれども、せっかくの機会をいただきながら、石井参考人には聞く機会を逸しまして、その点だけおわびを申し上げまして終わります。
06月06日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  この間の法案の審議、ずっと聞いておりますと、やはりかなり、そもそも入り口から瑕疵ある法案だなという印象をますます深くするわけです。例えば、条文の意味内容を伺ったら、答弁で、条文を読み上げるような答弁をなさる。そういうやりとり、...全文を見る
○植田委員 とりわけ総務省のお話を伺っておりますと、今日的な存在理由がある、民業の補完という観点からの役割を果たしておる、そういう御見解でございますので、後ほどまたお伺いすることがあるかと思います。  そこで、竹中大臣に伺いますけれども、少なくとも、例えば今話題になっておる予定...全文を見る
○植田委員 そういうぐらいの御答弁だろうとは想定しておるわけですけれども。  現実に金融市場が公正、公平かといった場合、運動会で、最初から十メートル先にスタートラインを設定しているのと、それこそ鉄の靴を履かされているようなハンディを背負っているのと、それはどう考えたって、市場が...全文を見る
○植田委員 後でもう一回総務省さんに伺います。  きょうはお忙しいところ、この後も御日程あるんですが、一問だけ財務大臣にお伺いをして、その答弁が終わったら、次の会議の方、非常に重要な会議だというふうに伺っておりますので、立っていただいて結構です。  何といったって、民間生保は...全文を見る
○植田委員 済みません、ちょっと足らぬので、すぐ終わりますので、もう一回だけ、大臣。  郵政公社の施行令二条で、国庫納付金の規定があります。要は、「法第三十七条の政令で定めるところにより計算した額は、千五百億円と同条第一号に規定する当該期間の最後の事業年度の事業年度末の郵便貯金...全文を見る
○植田委員 まあいいです、それはわかっていて聞いているわけですから。そういう枠組みになっているけれども、財務省のお立場として、簡保の事業総額を考えたときにいかがですやろかと。それは、今の御答弁でいくと、僕が何ぼ聞いてもそれは答えませんという御答弁だと思いますので、余りここで時間を...全文を見る
○植田委員 役割分担をしてやっているので民業の補完としての意義を十分果たしているということを御説明されたわけですけれども、独立採算で収益を担保しなければならないでしょう、そうなれば、やはり収益向上に走らざるを得なくなるでしょうと私は聞いたわけですよ。計画でこうなっていますとか、実...全文を見る
○植田委員 次に、二点目の質問に移りたいと思うわけです。  二点目、午前中も議論になっていましたけれども、佐藤観樹先生が一点御質問されました、無認可共済の件でございますけれども、あのときの竹中大臣の答弁は、私、非常に不満なんです。  たしか、情報収集に努めていますとおっしゃい...全文を見る
○植田委員 ですから、まず、共済というたって、根拠法のある共済はそれぞれ所管、監督官庁があるわけですから、とりあえずはそこが監督している、これから先はどうかは別にしても。ただ、要するに、根拠法がないというのは、これは監督官庁も何もないわけです。では、勉強するというよりも、それはむ...全文を見る
○植田委員 といいますのは、それは、ここでうちが手を挙げますとは言えぬでしょうけれども、金融庁として問題意識を持って問題提起をせぬことには、一体どこが、文部科学省が問題提起をするんですか、国土交通省が問題提起をするんですか。最終的にどこが受けるかどうかは別にしても、金融庁がやはり...全文を見る
○植田委員 もう終わりましたので、ぜひ前向きにやっていただきたいと思っております。きょうは余りしんどい答弁をせないかぬ場面は私の質問ではなかったようで、ちょっとゆっくりできたかなという感じですね。終わります。
06月10日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  本日は、四名の参考人の各先生方におかれましては、忙しいところ、貴重なお話を伺う機会をいただきまして、まず御礼を申し上げたいと思います。  では最初に、四名の参考人の方にそれぞれお伺いをしたいわけでございますけれども、今かかっ...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  むしろ、今申し上げたところは我々が対政府の質疑の中できちんとやるべきことでありまして、今の参考人のお話といいますのは、そういう意味では、参考人としての役割と立場を踏まえられてお話しされたんだなというふうに思うわけです。  次に、正田参考...全文を見る
○植田委員 そこを正田参考人にもう一点だけ御教示いただきたいんですが、あくまでも、解約停止命令、解約停止ということが出れば、生保会社としては、それは要するに解約を凍結するというわけですよね。ですから、当然ながら契約者が解約を申し出ることを拒むものではないけれども、凍結しているので...全文を見る
○植田委員 次に、岩原参考人にお伺いをさせていただきたいわけですけれども、先ほども、いわゆる銀行と生保との持ち合いの関係、ダブルギアリングの関係についての質疑もあったかと思いますけれども、先刻の岩原先生のお話をお伺いしておりますと、実際問題、生保の状況というのが非常に悪いというこ...全文を見る
○植田委員 岩原先生のお話、趣旨は非常によくわかるわけですが、再度は質問いたしませんけれども、むしろそこは、そういう形で、非常に大きな話をされればされるほど、では、金融システムの再生のために、国民の九割を占めるような保険契約者、とりわけ生保の契約者を沈め石にするのかという批判は出...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  もうあと一分ぐらいでしょうから、時間もあれですので終わりますけれども、きょうは午前中長時間、四人の先生方には本当にありがとうございました。  以上で終わります。
○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  冒頭申し上げますが、きょうのこのわずか一時間、対総理質疑でございます。野党の各議員も対総理の質疑を組み立ててまいりましたので、先ほどの中塚委員に対するああいう答弁のあり方というのは納得いきません。それは冒頭申し上げておきたい。...全文を見る
○植田委員 私が言うているのは、今社会問題になっている、要するに不特定多数を相手にしている、そうした無認可共済を言っているんですよ。一般論として言っているわけじゃないわけです。助け合いでやっていることを言っているわけじゃないんですよ。  ここで私時間をとりたくないので、そうした...全文を見る
○植田委員 さて、今回の法案については、もう既にさまざまな議論が出ているわけですけれども、総理に込み入った話を聞くつもりはありません。ただ、素朴に、今回の法案はいわば債務不履行を国がお墨つきを与える、そういう法律ですね。それ以上、以下でもない。それがイコール保険契約者の保護になり...全文を見る
○植田委員 さんざんこの間、十数時間議論して、とりわけ局長のようわからぬ講釈をさんざん聞いてきたので、今さら総理の講釈を聞くために質問しているんじゃないんですよ。契約の反故が契約者の保護につながる、ホゴの漢字はそれぞれ違いますよ、契約を反故にすることが契約者の保護につながると総理...全文を見る
○植田委員 まだ一分前ですが、同じことを何ぼ言うても小泉総理は同じ答えでしょう。要は、今の、契約をほごにすることが契約者の保護につながるんだ、それを国民が歓迎していますかと聞いたときに一言も答えられない、答えられなかったということは、これは議事録に残るでしょう。  以上で終わり...全文を見る
06月12日第156回国会 衆議院 本会議 第40号
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○植田至紀君 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、保険業法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。(拍手)  本改正案は、保険契約者と生保会社との契約をほごにするという、個人の財産権を侵害するという重大な問題をはらんでいる...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、この議員提出の法案の審議も最後の方でちょこっとできればと思いますが、幾つか、その前提についておさらいをさせていただければなと思っております。  まず、御足労いただきました財務大臣、お昼のときに大変済みません。冒頭、...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。  要は、「この制度は、決して市場原理を尊重する現在の資本主義社会から見たら余りいい制度じゃない」、そういうお考えにも変わりがないというふうなことでございました。  私が財務大臣に確認したかったのはその一点でございますので、お昼でもございま...全文を見る
○植田委員 ということは、この法律というのは、そもそも、銀行等保有株式取得制限法というべきでありまして、当然ながら、決して取得機構のスキームが先にあったわけではない。あくまでも取得機構というものは、銀行の保有株取得制限を円滑に促進する、進める道具であるというふうに理解させていただ...全文を見る
○植田委員 ならば、まず昨年七月、政府提案の法律が成立して一年を経ずして改正案が出たわけですが、昨年七月の議員立法の趣旨というものは、竹中大臣はどう御理解なさっているんでしょうか。
○植田委員 当時、このことを柳澤大臣に聞きますと、恐らく本音のところでは非常に内心不服だったような答弁が多かったわけですが、当時の柳澤担当大臣は、機構ができて以降の延長線上というおっしゃり方はなさりませんでした。  政府提案の法律は株式の保有制限ということに着目した、恐らくは、...全文を見る
○植田委員 というと、そこは去年の答弁とは別にそんなに乖離しているわけじゃないんですが。  そこで、持ち合い解消の動きに着目して、それが、取得機構をこしらえて保有制限をかける、かけてそれを促進する、その延長線上で持ち合い解消の動きに着目しなければならないということであるとするの...全文を見る
○植田委員 もちろん、去年の七月当時法案を出された方々がその立証責任を第一義的に持つだろうと思いますので、そこは酷かもしれませんが、そもそもは政府の責任で出された法律をその都度いじっているわけですから、そのことについての御認識はやはり政府の責任者たる竹中さんに伺わなければならない...全文を見る
○植田委員 今の竹中大臣のお話ですと、昨年七月段階で、相沢先生が議員立法として法案が出された時点で、今竹中大臣が御説明されたような現状にあったという理解が、少なくとも立法者でも、立法趣旨としてもそういう認識だったし、同様に、竹中大臣もそうした現状認識を持っていたという御説明として...全文を見る
○植田委員 よくわかる話なんですが、わからないところがありまして、さっきから私いろいろとぐちゃぐちゃと聞いていたんですが、要は、持ち合いの解消が進んでいるという認識が、そもそも政府の法案を提出した段階の政府の問題意識、現状認識としては持ち合い解消は進んでいたわけですね。進んでいる...全文を見る
○植田委員 その辺のところが、言ってみれば猫の目のように、年中行事みたいに、この法案、その都度その都度審議せないかぬ背景説明されたつもりかもしれませんが、私はそもそもの政府案にも反対しておりますので、取得機構を使い勝手よくするなんということ自体、私は容認はできないわけです。  ...全文を見る
○植田委員 まあ、そこはお認めになられるわけですから。状況が変わったから、こういうことになったんですと。私は、今回だって、それは、与党の提案の中の一点目のBIS規制に係る部分はどこかで手当てせぬとあかんわけですから、それ一つだけぴゅっと出してもらって処理すれば、こんな、野党が十五...全文を見る
○植田委員 これは昨晩もやりとりさせていただいたので、取得機構の買い入れの実績と保有残高の推移、これしか答えられませんねんという話でしたが、法執行上必要な数字というものについては、例えば保有株式の売却状況、これは銀行に聞けばわかる話と違うんでしょうかね。  まあ、一つの目安には...全文を見る
○植田委員 御理解できませんと言っても、出てこないんですよね。それは昨晩もさんざんやりとりした話ですから、余り私もここで、今の話自体が、私は直接法案の審議にかかわる一つのバックデータになると思っておるということだけ申し上げておきます。  むしろ、今申し上げた話は、今伊藤副大臣御...全文を見る
○植田委員 えらいかわいらしい金額ですね。かわいらしい例ですね。  柳澤さんは、順番からいっても一般勘定の方が先に出てくる話でございましてと。最近やっと出てきたんですね。そもそも政府が出された法案の趣旨とは違う実態になっている、これは事実として認めなければならないでしょう。 ...全文を見る
○植田委員 正直なお話やと思うんですけれども、今私が伺ったのは、一般勘定が当てが外れたという話じゃのうて、当てが外れた結果、国民負担の方向が事実として強まってきているでしょうということを伺ったんですよ。その事実認識はどうなんですか。
○植田委員 一般勘定で予定しているETF等々も、これは柳澤さんがおっしゃったように、実にテクニカルなことで難しいとおっしゃっていまして、要は、一般勘定というスキーム自体、こしらえはったときは、当時の柳澤大臣の答弁のように、何か期待をされていたのかもしれませんが、まるっきり空振りな...全文を見る
○植田委員 今まで当てが外れた、これからも期待していますと。  いや、それはまあ、正直にお話しされているんで、その正直さは買いますけれども、そもそも政府が出された法案でしょう。それで状況が変わって、ミスマッチを起こしているの何のって、人ごとみたいに言うてもろたら困るんですよ。 ...全文を見る
○植田委員 終わります。
07月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第5号
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○植田小委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  きょうは、近藤、藤井両先生に貴重なお話をいただく機会を得まして、感謝申し上げたいと思います。  まず、近藤先生に何点か端的にお伺いをしたいわけですが、先ごろ成立いたしました有事関連三法、これは現行憲法の枠組みと整合性を持っ...全文を見る
○植田小委員 そこで、私なり私の所属する社民党のこれにかかわる立場を今ここでるる申し述べる必要もないかと思いますが、逆説的に言った場合、仮に現行憲法との整合性をとろうと、とればとるほど、各先生がおっしゃっている本来の有事への備えということを考えた場合、不十分なものになりますね。そ...全文を見る
○植田小委員 といいますのは、有事というのは、言ってみれば、究極的に国家の主権が侵害される事態ということになるでしょう。そういう場合、日本の憲法自体にいわゆる国家緊急権というものは書かれていないわけです。  すなわち、国連憲章で自衛権を認めているとか、憲法上も専守防衛はオーケー...全文を見る
○植田小委員 ありがとうございました。  今度、藤井先生に何点か、時間の許す範囲で伺いたいんですが、自由党さんの方では、既に四月十七日に安全保障基本法案というものが国会に、衆議院に提出されています。  ちなみに、自由党さんの方は、有事関連法案には賛成されました。これは、見解の...全文を見る
○植田小委員 次に、この自由党提出の安全保障基本法案の第一条の「目的」の中で、「この法律は、日本国憲法の平和主義及び国際協調主義の理念を踏まえ、」云々とございます。こういう目的条項になっているので、安全保障基本法案は、当然、現行憲法との整合性というものは十分持ち得るということでよ...全文を見る
○植田小委員 とすると、修正有事関連法案については、よりましであると。ただし、よりましということは、当然、自由党提出に係る基本法案と有事関連法案が相矛盾し合うような要素を持っているわけではなくて、足りない部分が有事法制にはあるよということだろうと思います。  そしてまた、安全保...全文を見る
○植田小委員 きょうお二方の先生から基調のお話を伺いましたところ、それぞれが包括的なお話でありましたので、とりわけ国際協調主義をどう実践していくかにかかわって、私なりにこの機会に意見を述べておきたいと思います。  といいますのは、イラク戦争を見ればわかるように、いかなる立場から...全文を見る
07月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず、法案にかかわっての質問の前に、竹中大臣に何点か、事実関係の確認と質問をさせていただきたいわけです。  ほとんどの新聞が載っけてなくて、読売しか載っかってないんですけれども、おとつい、二日の読売で、小さい記事なんで見落と...全文を見る
○植田委員 今の話でいきますと、ここで括弧書きで書かれている部分のその端々は、そういう話もあったけれども、こうつなぐと趣旨とは違いますよという話になるんでしょうが。  まず、「財政政策はぎりぎりまでやっている。」それに似たようなお話はされましたけれども、今の説明からいくと、政府...全文を見る
○植田委員 日本銀行に対して、どういう要望なり意見を竹中大臣が申し上げるか申し上げないか、それは御随意にやっていただければいい話ですけれども、私自身は、私どもは珍しく、福井総裁の同意人事にはオーケーした方ですので、余り強いことを申し上げるのははばかられますが、少なくとも、個々の施...全文を見る
○植田委員 ありがとうございました。意見として、この間のお話、承っておきます。その話は別途、また何かの機会でいろいろ御教示いただきたいと思います。  さて、法案について、あとは提案者の方に幾つか伺っていきたいと思うんですが、先日、六月二十七日の速記録も読ませていただいて、大体の...全文を見る
○植田委員 そのところはまた後で伺いますが、実際、今そういうふうにおっしゃいましたけれども、例えば、それこそ乱暴な言い方をしますと、銀行の保有株式の放出が株価の下げ圧力になる危惧があったとして、乱暴に言えば、じゃ、新BIS規制が延長された分それが回避される、そういう見方だって成り...全文を見る
○植田委員 結論部分だけおっしゃるのでひっかかるんですが、あえて聞きませんけれども、そもそもの一昨年の政府の法律に瑕疵があったから直したんじゃなくて、新たな状況が生まれたので適切に昨年も対応され、今回もそうした状況に応じて適切に対応する改正案だとおっしゃるだろうと思いますので、そ...全文を見る
○植田委員 定量的に示すことができないというふうにおっしゃるのは、それは何につけても仮説を立証するのは難しいと思いますけれども、銀行保有株式の市場への放出が株価の下げ圧力となっているということをおっしゃっているわけです。しかし、その立証はできない、難しいと。では、立証せぬまま、そ...全文を見る
○植田委員 理論が正しいか間違っているか、私は間違っていると思いますよ、今の答弁。そのことは、私はここでもうあえて言いません。間違っているか間違っていないかは別にしても、少なくとも法案を出されたんですからね。  要するに、当然その立法事実として立証しなければならない今申し上げて...全文を見る
○植田委員 おもしろい話ですね。  提案理由説明ではこう書いてあるんですよね。「ご承知のように、平成十三年にこの法律が制定されましたが、その後も実体経済の停滞により、株価水準は低迷している状況にあります。」と。ここでいけば、要するに、法律が不備があったかなかったかということでは...全文を見る
○植田委員 まあ、そういうふうに言わぬことには、不純な動機で法律をつくりましたということを白状してしまうことになりますので。  ただ、この間、今までの提案者とのやりとりではっきりしているのは、関係者からの要望があったという事実と、それが関係者にとって使い勝手のいい法律を出したと...全文を見る
○植田委員 幾つか話をされましたけれども、いろいろな検討を加えたとはどんな検討ですかと聞いて、さまざまな問題提起がありましたでは、それはちょっとね。しかも、その問題提起の中に、売却時拠出金がやはり障害になっているのと違うやろかという提起がありました。私が伺っているのは、売却時拠出...全文を見る
○植田委員 とすると、上田先生の話でいくと、金融機関の経営体質の強化には貢献しているということを前提にしているわけですね。そういう前提に立っておられる。その上で、しかし問題があるということで、市場の需給関係が悪化することが想定されたことからとか、あと、こうした株式の変動リスクが非...全文を見る
○植田委員 そこまでやらぬでも、それは法律を出すのは自由ですけれども、当然こうした審議の場の、言ってみれば私は批判というよりは教えを請うているわけですが、それに答えられるだけのデータはやはりそろえるのが当たり前だと思うんですよ。というのは、一つの仮説、それはどんな仮説を立てられて...全文を見る
○植田委員 いずれにしても、国民負担のことに対して無自覚ではないよということで、機構が売る期間を五年延ばせばリスクが低くなるとおっしゃったわけです。ただ、もう私も切り上げたいと思っているので聞きませんが、この議事録を読む限り、五年延ばせばそのリスクを回避できるという、これもまた根...全文を見る
○植田委員 今のお話を伺っていますと、有利な条件で売れば国民負担が回避できる、何かそういうおっしゃり方をされていますね。そうなんですか。逆に、有利な条件で売れば売るほど国民負担の確率が上昇する場面だってあるんじゃないですか。そういう場面は絶対ないわけですね。確信を持っておっしゃっ...全文を見る
○植田委員 そこはわかっているんです。ちょっと聞き方がまずかったかもしれません。  私が申し上げたいのは、要するに、八%を撤廃するんでしょう、だから、そこは制度の使い勝手論からだけ論じてもらっちゃ困るということなんですよ。そこに尽きるんですよ。  では、国民負担の回避、リスク...全文を見る
○植田委員 明快な御説明で、この法案が関係者からの要望でつくられたんだな、それだけが今回の立法動機だったんだなということだけ十分確認できました。  終わります。
○植田委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本法案に反対する立場から討論を行います。  銀行等株式保有制限法は、その立法事由は、銀行のリスク管理の面から、銀行等の保有している株式等の保有を制限するとともに、その実施に伴い市場に集中的に放出されるであろう株式の円滑な処理を図...全文を見る
07月15日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  まず第一点目にお伺いしたいのは巡回投票にかかわる問題ですけれども、この間も国会審議等でも取り上げられてきた課題だろうと思いますが、少なくとも公正性の確保という観点からすれば有効な手段であろうということは、それぞれ共通認識だろう...全文を見る
○植田委員 その辺の困難性もわかりますし、実際、巡回投票という制度があって瑕疵があった場合、それで訴訟提起されたら、これは片っ端から乗り切られへん訴訟だろうと思いますよ。  ただ、今ちょっとひっかかったのは、例えば、海外の先進的事例について子細に承知していない、聞いてはおります...全文を見る
○植田委員 今の高部部長の話によると、巡回投票も検討課題だということで課題設定をされているということですので、次に進みます。  いわゆる視覚障害者の方々は、選挙が始まったら、まさに選挙情報の入手が困難になるわけです、情報障害者と言われるゆえんでございますが。実際、選挙期間が短縮...全文を見る
○植田委員 今の御説明で、具体的にどんなことをやってはるのかということは、非常によくわかりました。  ただ、今私がお伺いしたのは、例えば、選挙のお知らせというものが配布されていると。その中身自体が、実際にそうした視覚障害者の方々にとって、投票行動するに当たっての判断材料として、...全文を見る
○植田委員 やに聞いているとか、かなやったら、これはあかんのですよ。やりますとおっしゃっていただかなければ、やらなあかんのちゃうかなと思っていますやったら、あかんわけです。  というのは、よく投票機会の確保と公正の確保の調和とおっしゃいますけれども、調和といった場合、どっちか立...全文を見る
○植田委員 時間が参りましたので、終わります。
07月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
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○植田委員 社会民主党・市民連合の植田至紀です。  本日の一般質疑では、私の方からは、先日、六月六日にもお伺いしたわけですが、無認可共済にかかわる今後の対応方にかかわって幾つかお伺いをしていきたいと思います。  まず、六月三十日に金融庁さんの方が、「根拠法のない共済について」...全文を見る
○植田委員 その話はいいんです。ただ、重要な話は、その問い合わせの中で、具体的な無認可共済を明示的に示して、これはどうなんだという問い合わせが割かし来ている、それが大勢を占めている。それともう一つ、制度の違いについての問い合わせがあるということですけれども。前者については、現段階...全文を見る
○植田委員 そこで、まさに特定の相互の互助という関係での共済、本来そういうありようでおれば何も問題にならなかったわけですが、現状において、まさに悪貨が良貨を駆逐しているような状況があるわけですね。とすれば、例えば今回、ロイズ社のこうしたことが他の保険会社等々にも広がっていった場合...全文を見る
○植田委員 たくさん勉強して、検討してもらわなあかんと思うんです。  というのは、ここで細々したことを聞くのがちょっとまだはばかられるわけです。というのは、例えば幾つかの事例、僕は固有名詞はこういう場で挙げませんが、実際、場合によっては、やり方によっては、業法違反のケースとか業...全文を見る
○植田委員 現状で対応できるかどうかということが今回の私の質問の問題意識でありまして、現状で対応できるんであれば、監督官庁でもない金融庁さんがわざわざ「根拠法のない共済について」なんという、そんな周知や啓発活動を行わぬでもいいんですよ。だから、そこはもうちょっと踏み込んでいただか...全文を見る
○植田委員 少しずつ前向きにやっておられることは評価するんですが、ただ、これは伊藤副大臣の答弁だったんですけれども、六月六日のときに、今の同趣旨で伺ったときに、「無認可共済の問題についても、これはさまざまな問題がございまして、これは、私ども金融庁だけではなくて、関係の省庁と緊密に...全文を見る
○植田委員 時間が来たので終わりますけれども、しかるべき対応を可及的速やかにやっていただきたいということを申し上げて、きょうのところは終わります。      ————◇—————