上田利正

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開催日 会議名 発言
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○上田(利)分科員 北富士の演習場の使用協定にかかわる問題点につきましてお尋ねをしたいと思います。  御案内のように、地元山梨と防衛庁との間で昭和四十八年の四月に第一次使用協定が締結されました。そして引き続いて第二次使用協定は五十三年の四月、そして第三次が五十八年四月ということ...全文を見る
○上田(利)分科員 御承知のとおり、山梨県は終始一貫いたしまして北富士演習場につきましては全面返還、平和利用、これを基本といたしまして段階的な解消を県是といたしまして実施をしておりますけれども、施設庁長官、御存じでございますか。
○上田(利)分科員 演習場の部分的な返還が、五十二年の九月に山梨県が国有地二百十四ヘクタールの払い下げを国から受けて以来今日まで十年以上経過をいたしておりますけれども、五十八年四月の第三次使用協定を締結した際、防衛庁は五十三年の第二次使用協定締結の際の民公有地百ヘクタールとあわせ...全文を見る
○上田(利)分科員 今答弁をいただきましたけれども、私が申し上げておりますのは、いわゆる七十二ヘクタールの問題は後で申し上げますけれども、この十年間で二百ヘクタールを除外をしよう、こういうことで使用協定締結後第三次協定までで十五年かかっているわけですね。そして、十年間に二百ヘクタ...全文を見る
○上田(利)分科員 最大限努力というそんな答弁で、いわゆる第四次協定を四月十日までに結論をつけて、そして十一日からでしょう。はっきりしてくださいよ。それができなければとても四次協定なんかできるわけがないのであります、十年間も放置しておって。はっきり答弁してください。
○上田(利)分科員 中ノ茶屋の七十二ヘクタールについてはそのような御答弁を信用し、早期にこの除外ができるように重ねて要望しておきます。  次に、ここに地図がございます。もう御存じだと思いますけれども、ちょっと小さいのですが、五万分の一の地図、コピーで拡大しましたが、この黄色いと...全文を見る
○上田(利)分科員 私の方がちょっと申しわけございませんでした。  それで、あとの民有地が今有料道路のところにございますが、ここの七十八ヘクタール、一応除外予定地ということになっております。実は、ここに有料道路が、中央道が大月インターから富士へ向かって走りまして、そしてさらにこ...全文を見る
○上田(利)分科員 安全上必要だと言っても、安全も何もないでしょう。もうここは車が本当に高速道路で通っているわけです、有料道路で。それを越えてこっちの方にあるのですよ。安全もへったくれも、使うにも使わないにも、やるとしたらこの道路を通っている人はやられてしまう、死んでしまいますよ...全文を見る
○上田(利)分科員 わかりました。地元が使用計画を立てて、県が申請をしますと、米軍と話をしてこれは返還する、こういうことですね。  そこで、参考に聞きますけれども、防衛庁はこの二つの賃貸借料を一年間で幾らここへ払っておるのですか。この七十八ヘクタール、賃貸料を大きい方と小さい方...全文を見る
○上田(利)分科員 二億円も一年間に道路の向こう側で支払っている。防衛庁というのは非常に金があるところだと思うのですね。本当に金があるのじゃないか。ぜひ一刻も早くここは返還をする、こういうことでお願いをしておきたいと思うのです。  それからもう一つは、この道路を通りましてすぐ内...全文を見る
○上田(利)分科員 保安距離といっても何メートルございますか、この有料道路から、側溝から。私は毎日常に通りますけれども、すぐ下がばら線ですよ、演習場ですよ。百メートル、二百メートル離れていればいいのですけれども離れてはいないです。弾はどんどんここへ飛んでくるのですよ。ちょっと間違...全文を見る
○上田(利)分科員 それならば、県が県是としていわゆる段階的な平和利用ということを言っておるわけです。ここを百メートルくらいずっと、この四次協定に当たりましていわゆるこの除外適用地にしたらどうでしょうか、今使っていないのですから。
○上田(利)分科員 新たな返還につきまして、今見れば、ここは言うならば実質的には安全地帯を設けて使用していないということございますから、やはり私どもとしては新たに返還をすべくぜひ検討をしてほしい、こう思います。  それから、後先になりましたけれども、二百ヘクタールのうちの残りの...全文を見る
○上田(利)分科員 今の施設部長の御答弁を確認しておきます。  それから、入会協定の問題についてお尋ねしたいのでございますけれども、今まで十年間、入会協定が締結されていないわけでございます。いろいろと難しい問題もあることも私も承知いたしておりますけれども、入会協定はどこと締結す...全文を見る
○上田(利)分科員 協定締結者はまだわからないということのようでございますけれども、聞くところによりますと、恩賜林保護組合長を当事者として締結しようというふうなことではないか、私はこう聞いておるわけでございますけれども、これをめぐって地元にはさまざまな意見がございます。国としては...全文を見る
○上田(利)分科員 そこで、入会協定はいつ締結されますか。
○上田(利)分科員 確認しておきますけれども、第四次使用協定締結前に入会協定は締結するという考え方で進めるということでよろしゅうございますか。
○上田(利)分科員 くどいようですが聞きますけれども、地元との合意が得られましたら四次協定の締結の前に使用協定を結ぶ、こういうことで確認できますね。
○上田(利)分科員 もう時間がございません。瓦防衛庁長官に最後にお願いをしたいのでございますけれども、御案内のように世界は軍縮の方向に向かって動いております。この平和のシンボルの富士山の北ろく一帯、これは富士箱根国立公園の指定地でもあります。そして、国際観光都市あるいは広域のリゾ...全文を見る
○上田(利)分科員 時間が来ました。全面返還、平和利用を重ねて強く要望しまして、終わります。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○上田(利)分科員 私は、注射による大腿四頭筋短縮症、医学名は拘縮症と言われておりますが、以下短縮症ということで申し上げていきたいと存じます。  既に厚生省も御承知のとおり、昭和四十八年、ちょうど今から十五年前でございますけれども、山梨県で薬剤の害と注射の乱用によりまして、筋短...全文を見る
○上田(利)分科員 今厚生省の御答弁をいただきましたけれども、ぜひこのような悲惨な不祥事が発生しないために、さらに厚生省として努力をしていってほしい、こういうことを重ねてお願いしておきます。  二つ目の問題でございますが、現在の全国の被害児の実態、これが山梨を中心にしながらずっ...全文を見る
○上田(利)分科員 今、局長から把握の状況を回答していただきましたけれども、三地域しかないというような形で、これは五十九年の調査だということでございますが、私どもが調査したら今も訴訟を起こしているものが六つ、一つ仙台が終わりましたから、訴訟関係でも五つが争われてきている。愛知であ...全文を見る
○上田(利)分科員 いや、それができれば、そんなことを私も申さないのですよ。親の会とか子供もそうは思わないのですよ。なかなか今の財政の中で、義務教育でないものまで県でやれといっても無理ではないか。そのために文部省があるのではないか。そんなに大変金がかかるわけではない。しかも、子供...全文を見る
○上田(利)分科員 それでは、よろしくお願いしたいと思います。  それから、労働省にお尋ねいたしますけれども、今申し上げましたような被害児でございますが、もう十五年、十五歳以上に皆なっております。現在は高校がほとんどでございまして、そのほか大学、就職した方もおります。零歳でなっ...全文を見る
○上田(利)分科員 御答弁いただきましたが、まだまだ問題があると思うのです。しかし、時間の関係もございますのでひとつお願いですけれども、私も山梨労働基準局の最賃委員やらその他やっております。山梨の基準局、監督署もいろいろな点で一生懸命やっております。一回この問題について、本省から...全文を見る
○上田(利)分科員 それはもう百も承知でございまして、できぬことは承知なわけです、できぬからお願いをしているのでありまして、やはり本当にこういうのが政治だという、これが人間がやることなんですから、人間がいいと思ったら、しかもそれがそんなに何億も何十億もかかるという問題ではないので...全文を見る
○上田(利)分科員 もう時間がございません。委員長、ありがとうございます。園田先輩の厚生大臣時代、園田大臣からもああいうものがございました。ぜひ検討をして前向きな形になるようにお願いして、質問を終わりたいと思います。委員長、御協力本当にありがとうございました。
03月23日第112回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○上田(利)委員 外国から大量のダイレクトメール等の通常郵便物が日本に差し出されている、この問題を最初に質問したいと思います。  最近のマスコミの情報によりますと、我が国の商社などが香港やシンガポールに郵便物を大量に貨物で運びまして日本に逆に差し出しをしている、こういう報道がご...全文を見る
○上田(利)委員 それで、日本の郵便が何でこんなに高いのですか。ここをちょっとお聞きをしたいのですが。
○上田(利)委員 論争はしませんけれども、我が国の物価が高過ぎる。香港の郵便料金で見れば大体三倍近いわけでございますから、経済大国だ、日本は金持ちだといって、金持ちの国の郵便が高いということが、これが許されるかどうかということもありますけれども、いずれにしてもきょうは論争は避けま...全文を見る
○上田(利)委員 時間が限られておりますから二、三、一遍は聞きます。  六十二年、昨年の四月からことしの二月まででいいのでございますけれども、こういうふうな該当する郵便物が何件あり、大体何通ぐらいあるかというのが一つ。それから二つ目は、そういうものについてどういう方法で郵政省と...全文を見る
○上田(利)委員 それで、実際に海外から発送されておりますDMは、ちまたでは一千万通とかいろいろ言われておるのですが、全部発見はでき得ないと思うのでございますが、その辺はどんな状況になってございますか。
○上田(利)委員 今業者の方が利口になりまして、波状攻撃ではございませんけれども、二千通とか三千通とか常時出して、そして日本へ送りつけて配達してもらっている、こういうケースが多いと聞いているのです。  いずれにいたしましてもこれは大きな問題があるわけでございますから、今後郵政省...全文を見る
○上田(利)委員 要望しておきますけれども、やはり名古屋のこの例は非常にいい。私もボランティアをいろいろ、あるいは福祉の関係もやってきまして、これは早急に、予算はかかるでしょうけれども、やはり視覚障害者にも公平にできるようなこれをぜひ全国的に検討して、早くやってもらいたいというの...全文を見る
○上田(利)委員 ありがとうございました。ひとつ早急に設置をお願いします。  次は、電気通信事業関係で質問したいのでございますが、三年前に、御案内のように六十年四月に我が国の電気通信産業分野事業は法的な独占から開放されまして、公正競争体制に入ってきておるわけでございますけれども...全文を見る
○上田(利)委員 電気通信審議会の答申は予定どおりと申しますか三月の十八日に出てまいりました。本委員会の中でも、出るか出ないかというような御論議がございましたけれども、三月十八日に出ました。この答申を受けまして郵政省は、答申が出れば郵政省としての態度を明確に表明しますよ、それも三...全文を見る
○上田(利)委員 そこで、本国会では事業法の改正はない、しかし改正はないけれども郵政省として講ずるべき措置についてはやってまいりますよ、逐次内容等についてもこれを実現をしていきたい、いく、こういうようなことを言っておられますけれども、そういう内容はございましょうか。
○上田(利)委員 まだほかにもいろいろと聞きたいのでございますけれども、時間の関係、もう時間が余りございません。それでもう一つだけ郵政にちょっと聞いておきたいのでございます。  NCCの長距離系、いわゆる三社、これが専用線を六十一年の十月ですか、これをサービスいたしまして、さら...全文を見る
○上田(利)委員 時間がございませんから以上で郵政省に関する質問は終わりまして、NTT来ておりますね。――時間がございませんが、お尋ねをしたいと思います。  一つは、NTTの六十三年度の事業計画はどうなっているのか。これは法に基づきまして郵政大臣に認可申請をすることになっており...全文を見る
○上田(利)委員 それで、六十三年度の収支計画の内容につきまして概略明らかにしてもらいたいというのが一つです。  二つ目は、NCC各社はもちろんでございますけれども、社会的にも大変な影響がございます、あるいは本委員会でも再三問題になっておりますいわゆる発信者の識別信号送出機能、...全文を見る
○上田(利)委員 そうしますと、NCCの参入区域のディジタル化が行われてきておりますが、この率はどんなふうになりましょうか。
○上田(利)委員 今聞いていまして、問題のございましたID化問題をNTTが参入各社の期待にこたえるように努力をされておる、本当に結構でございます。さらに一層努力することを要望いたしたいと思います。  そこで、もう一つ問題でございますけれども、先ほど申しましたようにNTTが民営化...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。そういう面で非常に努力しながら通話料金の引き下げの問題やら、いろいろな形で経営の効率化などを図っている点、一応敬意を表したいと思います。  もう時間が参りましてあれなのですが、一つだけ、一分でいいのですが、お尋ねしたいのでございます。  今日、...全文を見る
○上田(利)委員 時間が来ました。ただ、この負債は四兆四千億もあって、毎年二千億だということになりますと、全部返すのにまだ二十年かかりますね、ざっと計算すれば。えらい大変な借金があるということだけはよくわかりました。  質問を終わります。
03月24日第112回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○上田(利)委員 昨日、一般質問がございましたけれども、その中でも出ておりませんでしたけれども、先ほど見ました新聞に非常に重大な問題が出ておりますから、委員長、ちょっとお許しをいただいて、この問題につきまして大臣のお考えを聞きたいと思うのです。  実は、きょうの新聞でございます...全文を見る
○上田(利)委員 大臣の答弁で本当に安心をいたしました。  それでは、本論に入らせていただきます。  きょうも大臣の御答弁、拝聴させていただきましたけれども、非常に御聡明で、人格、識見ともに非常に高く、かつユニークで幅広い御見識を持たれておりまして、本当に敬服をいたしておりま...全文を見る
○上田(利)委員 続いて、経営計画に関して御質問をいたします。  先ほどからずっと、経営計画問題についてはそれぞれの委員から御質問がなされました。いわゆる従来から実施してまいりました三カ年の経営計画が昨年立てられない。その理由がオリンピックの問題であるとか衛星放送の関連であると...全文を見る
○上田(利)委員 会長のお考えがわかりました。  そこで、もう一つあるのでございますけれども、昨年私は本委員会の質問の中で、鳩ケ谷の跡地売却益、約五十八億ぐらいございましたけれども、それと、昨年も財政安定化基金、いわゆる繰越金を百億円ほど取り崩して債務償還にこれは充当された。去...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。  次に、日放労組合員の労働条件に係る問題点について質問をしたいと存じます。  NHKに働く職員の数は、先ほどから御答弁がございましたように毎年毎年削減されまして、本年度も三百名要員減、こういう計画が出されております。一方、御論議のございました...全文を見る
○上田(利)委員 植田参考人から私あてに答弁がございましたけれども、公共放送であるから、そして社会的に容認されなければということですが、民放と比べて六十万から七十万でしょう。それで努力したと言うけれども、去年はマクロ的でどっちがどっちかわかりませんけれども、六十万をとれば、ことし...全文を見る
○上田(利)委員 会長自身も今の御答弁で承知をしておられるようでございます。職員が一生懸命努力しているわけですから、そして民放は景気がいいからまたこれで水をあげられるようなことになりましたら、もう普通の人間だったら、まじめな人間だったら、これじゃどうでもいいやというようなことにな...全文を見る
○上田(利)委員 衛星放送の本実施の放送を早くするということと、料金の問題点についても早く国民へ周知徹底をしていく、それから番組編成についても、要員の問題を含めて対処していく、こういうことを強くNHKに求めて、終わります。ありがとうございました。
04月12日第112回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○上田(利)委員 一九七九年、国際原子力機関、IAEAは核物質防護条約を採択をしまして、条約加盟国に国際核物質輸送上の犯罪防止対策を求めてまいりました。それは、一九六八年、昭和四十三年二月二十六日に日米間で日米原子力協定が調印されまして、そしてその改定を米側から今日まで提案されて...全文を見る
○上田(利)委員 今局長から御答弁いただきまししたけれども、私思うに、いわゆる核保有国家、あるいは軍隊による核物質の管理・使用体制、こういう国と、御案内のように世界に誇る平和憲法と核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませずといういわゆる非核三原則、これを持っておる我が国との中で、片方...全文を見る
○上田(利)委員 私今申し上げましたように、核ジャック等によりまして核物質の不法な兵器転用が行われる、その結果世界における諸国民の平和と安全が脅かされていく、こういうことはいかなる理由があろうとも絶対に容認はできない、こう思うわけです。  このことを裏返しにして考えてみますると...全文を見る
○上田(利)委員 ちょっと議論がかみ合わないようでございますけれども、時間の関係で次に移らしていただきます。  次の質問は、花崗岩地層であって高レベル放射性廃棄物の処分候補地ということで巷間うわさをされております岡山県の哲西町が、三月三十一日に、ここに書類がございますけれども、...全文を見る
○上田(利)委員 ここにその全文の内容があるわけでございますけれども、これは読んでもしようがないですから申し上げません。  実は、我が山梨のことを言っては申しわけないのでございますが、いわゆる核の脅威から自治体を守っていかなければならぬ、あるいは住民の生活と生命、財産を守ってい...全文を見る
○上田(利)委員 大臣の答弁のように、ぜひ平和利用に徹していただくということを強く要望しておきます。  次に、プルトニウム空輸問題に関連しまして二、三御質問したいと思います。その一つは、プルトニウム空輸の輸送主体、これは軍か民間かということになるわけでございますけれども、この輸...全文を見る
○上田(利)委員 まあ内容につきましては今研究開発中であるということでお伺いいたしましたけれども、そのような毎秒百二十九メートルの衝撃を食ってもびくともしない、落ちても大丈夫だ、こういうことでより安全をということで、今アメリカにおきましてそういうテストをしながらやっているという状...全文を見る
○上田(利)委員 それで、空輸の予定航路の内容でございますけれども、それぞれに検討されていると思うのでございます。日米で検討されておるその航路、三つか四つぐらいあるのじゃないかと思うのでございますけれども、これについてひとつ明らかにしていただきたいと思います。
○上田(利)委員 これは運輸省の関係は関与はしないのでございますか、こういう航路の関係は。
○上田(利)委員 ノンストップが一番いいのじゃないかというようなことで今お話がございましたけれども、今までのアメリカにおける空輸航路、これにつきまして日米の交換公文などの内容というような形の中から——まあ最良の案は、イギリスなりフランスからノルウェー海を通って、先ほど局長が申しま...全文を見る
○上田(利)委員 そこで、これが空輸される、安全でかつ危険のない区域を通ってイギリスやフランスから日本に来るわけでございますけれども、その場合に、我が国におけるプルトニウム受け入れ空港はどこにするのか、これが一つの大きな問題になるわけですね。さあどこにするのか。ちまたでは、三沢が...全文を見る
○上田(利)委員 アメリカなどの状況を調べてみますと、やはり環境影響調査を行って安全を確認し、これを実施をするという民主的な方法をとっておるようでございます。  そこで、どの空港になるかわかりませんけれども、とにかく、もし飛行機で来れば空港がなければ運んでくることができぬわけで...全文を見る
○上田(利)委員 ちょっと内容が、そういうことでは安全確保ということはできぬと思います。  例えば三沢空港の場合を見ましても、今この三沢空港は、一九七一年からアメリカ海軍あるいは空軍の基地となっておりますね。そして先ほど御答弁がございましたように、附属書五に言う地上管理センター...全文を見る
○上田(利)委員 時間の関係上それ以上は申し上げませんけれども、しかし六ケ所村に核燃料サイクル施設をつくる、そして八百トンぐらいの再処理能力のものをやろう、こういう計画がもう現に出ているわけでございますから、そうすれば、使用済み核燃料をフランス、イギリスへ持っていきまして、それを...全文を見る
○上田(利)委員 このプルトニウムの一キログラムの再処理コスト、これは何円ぐらいになりましょうか。それからウラン一キロ当たりのコストは何円になるか、ちょっとこの辺を明確にしてもらいたいと思うのです。
○上田(利)委員 わかりました。  そうしますと、東海の再処理施設が運転されてから現在まで、どれだけの使用済み核燃料が再処理されたかというのが一つ。また、それによって抽出されたプルトニウムは累積で何キログラムになるか、これをちょっとお聞きしたいと思います。
○上田(利)委員 そうすると、その抽出されましたプルトニウム千八百キログラムはどういうところに使われたのか、その残りはどんなふうになっているか、その点をお尋ねしたいのです。
○上田(利)委員 そんなに千百キログラムも、六割近くも加工用の原材料というような形で残しておかなければならぬものでございましょうかね。
○上田(利)委員 イギリス、フランスへ再処理を委託いたしまして返還されたプルトニウム、これは電力会社に所有椎があるようでございますけれども、一キロ当たりの再処理コストは何円になりましょうか。いわゆる返還プルトニウムでございます。  それからまた、既に昭和五十九年に海上輸送を行っ...全文を見る
○上田(利)委員 もう時間が来ました。終わります。
04月13日第112回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○上田(利)委員 最初に衛星の定義と法改正関係について二、三お伺いをしたいと思います。  人工衛星の一元的管理、すなわち効率的な管理が必要だと思うのです。今回、機構が一つのトランスポンダーを持つことになっておるわけでございますけれども、今日我が国におきましては放送衛星、通信衛星...全文を見る
○上田(利)委員 御答弁を聞いておりましてわからないわけじゃないのですけれども、五十四年四月のこの議事録を見ましても、この中で、人工衛星を一元的に管理したらどうかというような質問、私が今申し上げたようなことがございまして、そのときの政府委員の答弁といたしましては、そのことは理解で...全文を見る
○上田(利)委員 次に、理事長の任期、現行三年でございますけれども、これを二年にしようということでございますが、ちょっとよくわからないのであります。理事も監事も、そしてその頂点に立っております理事長、これも現行法では三年ということになっておるわけでございますけれども、私考えまして...全文を見る
○上田(利)委員 私はちょっと読み違いしておりますから、理事、監事の任期を三年から二年にする、こういうことですね、二十一条になっておりますけれども。臨調答申の中に、理事、監事は二年にしたらどうかという、こういうことがあるのも事実であります。今、答弁を聞いている限りの中では、いわゆ...全文を見る
○上田(利)委員 ぜひできるだけ早く目安と申しますか目標を明らかにしていただきたい、こう思います。  次に、六十六年に打ち上げられますBS3bのトランスポンダー一本をハイビジョン専用チャンネルとしてハイビジョン衛星放送を行う者に利用させる、こういう考え方があるわけでございますけ...全文を見る
○上田(利)委員 次に、ハイビジョン施設整備関係について第三セクター方式とする場合の構想などが考えられておるようですが、これは具体的にどんなようになっておりますか。わかっておりましたらちょっとお尋ねをしたいと思うのです。
○上田(利)委員 内容はおおよそわかりました。  全般的な問題点で二、三お聞きをしたいのでございます。  先ほど伊藤委員の方からも御指摘がございましたけれども、BS3bの打ち上げに係る産投会計からの出資七十五億円問題、この根拠は何だということで先ほど御質問がございまして、省側...全文を見る
○上田(利)委員 ちょっと所有権と利用権がよくわからないのですけれども、全体七百八十四億円BS3がありますよね、3a、bが合わしてですから。そのaとb含めた中で、全体はNHKが持ったりJSBが持っておるわけでございます。そこへ七十五億円が入ってきたわけですからね、いわゆるBS3全...全文を見る
○上田(利)委員 よくわからないです。日本の商法でいきますと、例えばBS3、これを共同出資して、全体が七百八十億の出資をして、その中で機構は七十五億を産投会計からも出資してもらったものをつぎ込んで出資者になっておりますよ、BS3をその中で確保している、出資者だ、こうなって、そして...全文を見る
○上田(利)委員 よくわかったようなわからないような状況ですけれども、時間の関係がございます。  次の質問でございますけれども、機構が保有しようとしているトランスポンダーを放送業者が対価を支払って利用する、こういうことになっておりますけれども、その業者はどんなところなんでござい...全文を見る
○上田(利)委員 それでは、そのような日本衛星放送株式会社、NHKなどがこれを対価を支払って利用する、そういう放送業者が機構に支払うリース料、あるいはレンタルといいますかリースといいますか、そのリース料金というようなものはどのようになっていくのか。その場合、複数の放送業者に貸すわ...全文を見る
○上田(利)委員 リース料についてもまだまだその方向を決めていないということでございますけれども、できるだけ早くそれらについても対応してほしいと思うのです。  それで、複数の放送業者がいわゆる対価を支払って利用する場合の時間の配分、これもまだこれからの問題だということでございま...全文を見る
○上田(利)委員 終わります。
04月14日第112回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○上田(利)委員 午前中にいろいろと放送関係に関しまして御意見がございました。もう私がやらなくてもいいような状態も出ておりますし、とりわけ午前中の最後の木内委員の質問に対しましては、大臣以下非常に明快な御答弁をいただいておりまして、これ以上申し上げることもないほどでございますが、...全文を見る
○上田(利)委員 今の放送行政局長の御答弁を聞いておりまして、放送事業者の意見はお聞きになっておるようでございますけれども、そこに働く従業員の意見というもの、とりわけ、民主的な運営を行っております労働組合の意見を聞かない。しかも、NHKは公共放送でございます。そういう中で、その公...全文を見る
○上田(利)委員 国民の意見を取り入れて今日の民主的な放送事業が行われているわけでございまして、そういう中から考えますと、局長が幅広く幅広くと申しますけれども、放送懇の意見聴取をした、あるいは放送懇のメンバーは横におきましても、今回意見を聴取した関係団体あるいは視聴者は何団体でご...全文を見る
○上田(利)委員 先ほどから多くの意見を聴取ということでございました。今、意見聴取をした団体をそれぞれ御答弁していただいたわけですけれども、十四団体、そのうち全国知事会とPTA連合会、さらには主婦連、これがどちらかといいますと直接放送に関係のない団体だと思うのでございます。あとは...全文を見る
○上田(利)委員 そこでもう一つお尋ねいたしますけれども、この法改正に当たりましてそれぞれ意見聴取をされました。私自身としては十分な幅広い意見聴取ではあり得なかった、こう思うわけでございますけれども、意見聴取を行った中でいろいろと法改正にこれを生かしたものもあると思うのでございま...全文を見る
○上田(利)委員 今御答弁いただいて、まだまだ十分でないというふうに私自身は感じておるわけでございますけれども、時間の関係もございます。今後放送法の抜本改正に向けてさまざまな対応をしなければならないと思うわけでございますが、その際、幅広く意見を聞いていくという立場の中で、やはり関...全文を見る
○上田(利)委員 今後どのように抜本的に改正するかということは午前中の論議で尽くされておりますから、私は、改正が行われるとするならば、言うならば広く国民の意見を聞いていくという基本方針があるわけでございますから、その中に関係の労働者の団体として日放労と民放労連は入れてほしい、そう...全文を見る
○上田(利)委員 今後意見聴取等を行う場合については、その放送事業に携わる労働者の代表、日放労や民放労連を入れるように、この際、強く要望をしておきます。  次に、もう時間がございませんから法改正の中身は触れられませんが、今回の改正は再三言われておりますようにおおむね現状追認とい...全文を見る
○上田(利)委員 番組の内容等には行政が介入することはない、こうおっしゃいました。この点は明確に確認をしておきたいと思います。  そこで、時間がございませんけれども、この改正法案全体を見まして、許認可事項それから省令で定める、こういうことが今まで以上に多くなってきております。従...全文を見る
○上田(利)委員 省令であるとか許認可事項はできるだけ少なくし、緩和をしていくという、規制を緩和をするという、こういう方向をとるように強く要請をしておきます。  最後になりましたけれども、今の関連で、省令要綱などはもうでき上がっておるわけでございますか。実は審議するに当たりまし...全文を見る
○上田(利)委員 法律が施行される前に省令が恐らくでき上がる、案が出てくると思うわけでございますけれども、本委員会におきましても、一応要綱が出ましたら、出た段階でひとつこれを見せていただきたい、こう思うわけでございまして、要望をしておきたいと思います。  最後になりますけれども...全文を見る
04月27日第112回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○上田(利)委員 先ほどから質問いたしまして、それぞれ局長からも御答弁いただいておりますけれども、今度の郵便年金法改正に当たりまして、郵政省、昨年の九月に市場調査を実施をされました。それなりのポイントにつきましても先ほど田並先生初めそれぞれの先生方の質問の中で答えられておりますか...全文を見る
○上田(利)委員 ぜひ要望しておきますけれども、できるだけこういう調査、重要でございまして、私ども国会で審議する場合でも貴重な資料になると思うのでございますから、今後三年ごとということでございましたら、できるだけ出た時点で、私どもにもダイジェスト版でなくて実際にやったものをすぐお...全文を見る
○上田(利)委員 民間保険が三百一万件、我が郵政の郵便年金が約七十九万件、農協が三十三万件ですから、第二位にランクをしておるわけでございますけれども、実態はわかりました。  それで、簡保・年金資金の運用利回りの問題、先ほど田並先生からも質問がございまして若干の御答弁をいただいて...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。  それで、年度別に運用利回りを見ますると、先ほどからもいろいろと質問の中で、低金利時代の中で非常に厳しい状況下にある。今の御答弁によりますと、五十八年、五十九年、六十年は七%の後半を走っておりましたけれども、ハーディ法から日々平残方式に変えまし...全文を見る
○上田(利)委員 簡保・年金資金の運用は、先ほどからもお話が出ておりますように、財投資金に三分の一、それから、いわゆる地方自治体に三分の一、その他三分の一ということでございますから、この低金利時代を迎えまして、非常に今後の運営というものは重要になってまいります。一歩間違うと大変な...全文を見る
○上田(利)委員 努力の状況はわかりました。  そこで、先ほどからお話が出ておりますように、通貨別の運用状況の中で、米ドル債、これは現在どのくらいの運用額になっていますか。
○上田(利)委員 今局長は二六・八とおっしゃいましたけれども、先ほどの話から、六十二年はこれよりもまた下がると思うのでございますけれども、そういうことでよろしゅうございますね。
○上田(利)委員 次に、法改正の関係で一、二御質問したいと思います。  まず、この法案の五条、六条関係でございますが、附則の項に「この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日」、こういうふうになっております。御案内のように、営業年度が九月一日からと...全文を見る
○上田(利)委員 先ほど田並先生からも質問がございましたけれども、民間生保あるいは農協等につきましても掛金の一時払い制度というのがある。民間の生保の場合は一・四%、農協の場合は一・五%ぐらいで、おおむね二%ぐらいになっておるのじゃないか、こういう相良局長の御答弁でございました。こ...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。郵政の年金制度は我が国長寿社会に対応できる、長寿者向けの年金制度だ、非常に時代にマッチしている、こういうことだろう、こう思いますから、その点わかりました。  次に、郵便年金の失効関連について御質問したいと思います。  これは法改正の二十九条の二...全文を見る
○上田(利)委員 そうしますと、仮にこの法案が通りまして九月一日から新制度が発足する。今までは猶予期間三カ月で失効しておったものが今度は一年になる。一年経過と二十九条の二にありますけれども、実際にはそれから三カ月の猶予期間を含めて、さらに一年という、十二カ月ということになれば十五...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。その二十九条の二だと、一応「一年を経過する前に限り、」こうありますから、ぜひ郵便局の窓口で指導する場合は――とりわけ、先ほどからお話が出ておりますが、失効者を今度の法改正でどれだけいわゆる救済していくか。簡保でいきますと一八%で、七千人くらい、それ...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。それは今の法体系の中ではどうにもならない。  それでは、今失効しておりますけれども返還金の請求のないものは、さっき言ったように本人の復活の意思のあるものについては全部救済ができる、こういう一本にしか絞れないわけですから、ぜひ今失効している人たちの...全文を見る
○上田(利)委員 それでは、そういう調査の中でも一千件返還金をまだということで、裏を返せば、あなたはこのまま継続できますよ、しかもこの内容も変わりました、新制度になりました、こういうことを話をしていくことによってこの一千件が復活をしていく、こういうことになると思いますから、これに...全文を見る
05月12日第112回国会 衆議院 本会議 第22号
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○上田利正君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件に、反対の討論を行います。(拍手)  本協定は、原発から出る使用済み核燃料の再処理に...全文を見る