上田利正

うえだりせい



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上田利正の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○上田(利)委員 本年の二月二十三日に、放送衛星BS2Xを打ち上げましたけれども、私ども、本委員会におきましても、このBS2Xにつきましてはいろいろな懸念がある、この打ち上げは大丈夫なのかどうなのかという、こういう意見を提起をしてまいりました。価格が国産の半額以下だというようなこ...全文を見る
○上田(利)委員 今局長から答弁がございましたアリアンロケットにつきましては、失敗せずに十七回静止軌道へ乗せていった、こういうお話でございますけれども、私ども調査した関係の中では、過去におきまして二度失敗しているのですよ。あなたは今一〇〇%というような意味合いで答弁されましたけれ...全文を見る
○上田(利)委員 NHKにお尋ねをいたします。  NHKは、前田会長時代だと思うのですけれども、昭和四十一年に衛星放送の研究を開始されました。そしてその前年度の昭和四十年にNHKの内部に放送衛星調査委員会なるものを設置されました。この放送衛星調査委員会、何の目的で設置をされたの...全文を見る
○上田(利)委員 今の中村技師長の答弁ですが、難視解消を中心にしながらということで研究委員会を設置したということでございますけれども、この当時、なぜNHKが郵政省とも相談せずにこの放送衛星の調査委員会を設置したのか、こういうことで過去の記録を見ますると、これに対していろいろな指摘...全文を見る
○上田(利)委員 郵政省にお尋ねしますが、今もお話が出ておりますけれども、難視解消、正式には難視聴ということになりますが、難視聴とはいかなる状態を指すのか、何か五段階の基準があるということをちょっと聞いておりますけれども、かくかくの状態が視聴者にとってはいわゆる難視なんだ、それで...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。  五十九年以降で結構でございますが、五十九年以降難視地域はどれだけ解消されたのか、これは難視解消だということで放送衛星を打ち上げた以降ということになります、具体的にその内容を明らかにしてもらいたいのが一つ。  同時に、この放送衛星を打ち上げる...全文を見る
○上田(利)委員 NHKにお尋ねしますが、衛星を打ち上げた年度、すなわち五十九年度ということになりますけれども、それ以降、先ほどちょっと指摘しましたように、BS2Xが打ち上げに失敗いたしました。今日までNHKが投資した衛星放送、言うならばハードとソフト、こういうことになりますけれ...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。  次に、難視聴解消へ今まで取り組んでまいりましたけれども、その経過と、国からの補助金も出てきておりますし、またNHKが要した経費おのおのにつきまして、昭和五十三年までを一段階、それから五十四年から五十八年までを二段階、そして五十九年以降今日まで...全文を見る
○上田(利)委員 内容は詳しくわかりました。相当の経費を投入して難視解消を実施している、この実態だけはわかりました。  次に、昨年八月から衛星放送の受信料を有料化いたしまして、今日、月額九百三十円、総合テレビジョンと一緒に二千円という形で徴収をいたしておりますけれども、この現在...全文を見る
○上田(利)委員 最後のところの、今日までの受信料の納入額と申しますか、いただいた額、目標六十億ということで百三十八万件が目標でしたけれども、今日百六万件ということでございまして、六十億を予定したんだけれども、現在はそれを多少下回るではないかということですが、現実に毎月決算はして...全文を見る
○上田(利)委員 島会長はいらっしゃいませんけれども、今まで会長の話の中では、衛星放送は三、四年は赤字でいかざるを得ないけれども、それ以降、四、五年以降は黒字に転ずるのだ、こういうことを言われてきておりますから、それの展望についてはどうでございましょうか。スタートを切りまして私は...全文を見る
○上田(利)委員 次に、通信・放送衛星機構法の関係に入りますが、御案内のように基金が三十億ということになっております。この基金三十億というものの根拠をもうちょっと明らかにしていただきたいというのが一つ。  それからもう一つは、NHKの財団法人として放送文化基金という制度がありま...全文を見る
○上田(利)委員 時間の関係もございますからこれは別の機会にもう少し明らかにいたしますが、今局長言われましたけれども、NHKは、難視解消というのは、いずれにしましても常に受信しようとする者が受信できるようにするという形、これが任務であることは当然であります。しかし、地上波の場合は...全文を見る
○上田(利)委員 ちょっと局長の答弁は適正を欠いておりますけれども、もう七年も前にその問題は出して、放送文化基金制度のようなことでやっておれば、今の状態の中では難視解消は、本当に星を打ち上げて、五十九年に打ち上げた以降本当にできておったのだ。それが我々や本院の意見を無視をして、そ...全文を見る
○上田(利)委員 機構法の関係で二、三お聞きします。  機構への三十億の運用益は、いつからどのように助成するつもりなのか、その具体的な助成手続と交付要件、そして難視地域の範囲の指定とかその方法、いろいろなことをやらなければならぬと思いますが、この法案の中ではこれは明記されており...全文を見る
○上田(利)委員 終わります。
03月28日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○上田(利)委員 最初に、島会長にお尋ねをいたします。  昨年の三月の平成元年度NHK予算を審議する際に、それぞれ本院におきましていろいろな意見が出ました。その中で、衛星料金の新設を含めまして平成元年度のNHK予算は国会を通ったわけでございます。その際に附帯決議といたしまして、...全文を見る
○上田(利)委員 島会長、一部わかるところもございますけれども、職員全体のコンセンサスも得なければならない、いろんな意見も聴取しなければならない、審議会で十八人で設置しておるからその開催の時期の問題とかさまざまなものがあった、そして小委員会を設置をして、そういうことはわかるのです...全文を見る
○上田(利)委員 事務局でもいいですが、十一月二十二日に小委員会を開いていますか開いていませんか。
○上田(利)委員 十一月二十二日は開いておりますね。そしてずっと時間があきまして、十二月はないのですね。そして一月もなく、選挙が終わったこの二月二十二日、そしてそれを受けていわゆる最終答申というものが出てきたのだと思うのでございますけれども、なぜその間に空間が出てしまったのか。こ...全文を見る
○上田(利)委員 今御答弁いただいておりますけれども、七月十九日に委員会を発足させて九月二十五日に素案といいますか、たたき台を事務局が出してということの中で、十一月までは、十月そして十一月とほとんどこの二カ月で作業がずっと進んでいったのですよ。それが十二月、一月というのはぱったり...全文を見る
○上田(利)委員 私はなぜこのことを聞いたかと申しますと、今尾畑理事の答弁がありましたからそれはわかりましたが、この平成二年度の予算案が国会に出されましたのが三月二十日なんでございます。それで、これまでもそれぞれの委員の皆さん方が御質問されておりますけれども、三月二十日に出されま...全文を見る
○上田(利)委員 予算案における値上げを含めます内容を中心にこれから御質問いたしますけれども、私は、本院のこの委員会におきまして再三にわたりまして、NHKは公共放送という大きな使命を持って放送事業を行ってきておる、民間とは違う、したがってこの経営はすべて受信料によって賄っている。...全文を見る
○上田(利)委員 私はNHKを愛するからこそ本院においてもそういう提起をしてまいったのであります。特に、今見ますると、NHKの労働組合、日放労はもう大変な状態だと思うのです。いわゆる職員の待遇改善も、私はこの本院におきまして四年目を迎えますけれども、もう終始一貫、事業は人なりとい...全文を見る
○上田(利)委員 長期審を見ていきますと、はっきりしておりませんけれども、どうも五〇%ぐらいまでは番組の委託などを関連会社を含めましてやっていこうということに見えるように感じるのですが、その点はどうなのでしょうか。
○上田(利)委員 遠藤理事からの御答弁で内容はわかりましたが、私といたしましては、番組の、できているものの購入はある程度やむを得ないと思いますが、制作を委託をする、外注をする、これも今日の状況では平成二年度を見ましても一二、三%ぐらいになりましょうか、昨年が一〇%ということでござ...全文を見る
○上田(利)委員 第三者機関を設けてその中でという御答弁でございますから、本当に私の思っているようなことなので結構でございますが、これは大体いつごろからという予定になるのでしょうか。
○上田(利)委員 本年夏に打ち上げを予定しておりますBS3、これ以降はないというふうに考えてよろしいかどうか。
○上田(利)委員 ただいまの御答弁では、なるべく早くということで第三者機関ということ、そういうお話でございます。  その関連で、これは郵政省にお尋ねした方がいいと思いますが、日米構造協議における人工衛星の調達問題も大きな貿易摩擦の一つになっておりました。そういう中で、通信衛星に...全文を見る
○上田(利)委員 今、日米構造協議問題の中に触れようとは私は思いません、本意はそういうところではございませんから。ただ、今局長からの説明を承りまして問題になりますというのは、宇宙開発事業団はどのようになっていくのか、今のいわゆる外交交渉の中で、アメリカさんは、研究開発はいいけれど...全文を見る
○上田(利)委員 今の御答弁を聞いておりまして、研究開発をしていくということは実用化するための研究開発でしょう。何かおもちゃにするために研究しているわけじゃないでしょう。実用化が前提であって、そのための研究を進めて、より安全でよりよいものをということなんでしょう。どうなっているの...全文を見る
○上田(利)委員 時間がございませんからもう触れませんけれども、私としては今の答弁では納得はできません。機会を見てさらにこの問題はただしていきたい、こう思っております。  最後になりましたけれども、もう時間がございませんので一言申し上げておきたいのでございますが、私は冒頭、受信...全文を見る
05月30日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○上田(利)委員 大臣にまず最初にお尋ねをしたいと思います。  先ほどからの同僚議員の御質問の中にも出てまいっておりますけれども、約二年前になりましょうか、昭和六十三年の夏から秋、暮れにかけまして郵政省が大蔵省と予算折衝を行いました。そのときに、年号が変わりまして平成になりまし...全文を見る
○上田(利)委員 今、中村局長から御答弁いただきました。なぜ認められなかったかという理由の一つに、既存の電気通信事業者でもできるではないかということが一つと、それからもう一つは、認可法人ということになるのだから、そんなに認可法人をたくさんつくる必要はないじゃないか。これは行革の方...全文を見る
○上田(利)委員 そこで、円滑化法と開発センター構想は、マイクロ波によってやるのじゃないのだというその大きな点が違っておる、ここはわかりました。  それで、我々が、昭和五十八年になりますか、例のテレトピア構想を出しまして、既にテレトピア構想は五年にわたって実施をされてきておりま...全文を見る
○上田(利)委員 今テレトピア構想と円滑化法の関係を聞きましたけれども、合致しているところもあるのですよね、財投の関係であるとかそれぞれの諸問題について。出資であるとか債務保証というようなものはテレトピアにはありませんけれども、合致しているところもある。  そういう中で、もう一...全文を見る
○上田(利)委員 さまざまな考え方を出しながら郵政省としては大蔵折衝を続けてまいりましたけれども、結局、これにつきましては予算措置がされないという中で、いわゆる今回の特定通信・放送開発事業実施円滑化法という形の中での法案がっくり出された、こういう過程だ、こう思うのであります。 ...全文を見る
○上田(利)委員 ダブっている指定はいろいろなものがあるようでございまして、私の考えとしては、そういうものを総合的にした何らかの機関を政府がつくって、そして、グリーントピアの問題もありますし、農水の関係から建設の関係から通産から、それから、情報の最も中心になっております郵政省、我...全文を見る
○上田(利)委員 それでは後でその資料は提出していただけますか。――はい。  それでは法案に対する具体的な問題点を二、三質問をしたいと思います。  先ほどもちょっと触れておりましたけれども、政府が民間企業を支援する場合、必ず関連企業からの強い要望とかあるいは業界からの要望であ...全文を見る
○上田(利)委員 電気通信事業者、第一種事業者からはどうでしょうか、お聞きになりましたか。
○上田(利)委員 その中の、第一種業者の特徴的な意見はどんなものがございましたか。
○上田(利)委員 意見の内容、細かい点が触れられておりませんからわかりませんけれども、私の言わんとするところは、やはりこの種の法律をつくって、円滑化法案をつくってやろうとする場合は、既存の業者を圧迫するようなことは決してやっていただいては困る。私の理解している範疇で申しますと、今...全文を見る
○上田(利)委員 そこで次に、通信・放送衛星機構法、いわゆる機構法との関連で質問をしたいのでございますけれども、今回のこの円滑化法案は、昭和五十四年、法第四十六号で、ちょうど十年以上前になりましょうか、そのときつくりました略称機構法、これにさらに付加をして今度の円滑化法というのが...全文を見る
○上田(利)委員 通信・放送衛星機構の特例業務でということで今期法案を策定をして国会へ提出している、こういう答弁でございますけれども、そして、認可法人の問題があるからこれは単独法ということではできない――開発センター構想もそういうことでつぶれたわけですから、それで通信・放送衛星機...全文を見る
○上田(利)委員 中村局長が今答弁の中で言っていますね、いわゆる機構法は組織法だ。こっちは支援措置ですから具体的なものなんですよ。具体的に実践をしていく方なんですよ。だから、いみじくも局長が今答弁の中で申しましたけれども、機構法がそういう形になじむものでないのでということを言われ...全文を見る
○上田(利)委員 いや局長、いいという判断をしたのは郵政省が判断したからやったんでしょうけれどもね。  だから、もう一度整理をしますと、電気通信開発センター構想がつぶれました。テレコムタウン事業計画もだめになりました。そういう中で何とかしてそれに準ずるようなものをつくり上げてい...全文を見る
○上田(利)委員 このままでやっておりますと時間がなくなるのですが、私としてはちょっと承服できないのです、そういう答弁であれば。認可法人がどうしてもできない状態の中でやむを得ずこういう形しかとれなかったというのならいいのですけれども、今の機構法へ入れることはなじまないのだと。それ...全文を見る
○上田(利)委員 せっかく官房長から御答弁いただきましたけれども、それはもう十分私も知っていることなんです。経営の主体が電報についてはNTTがやっているのだから。電子郵便は郵便という中の一つのサービスということでこれは出てきた、そんなことは百も承知なんですよ。私が聞いたのは、一方...全文を見る
○上田(利)委員 終わります。
06月13日第118回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○上田(利)委員 今回の簡易郵便局法の改正につきましては、基本的には賛成でございます。ただ、私どもが地方の郵便局を視察する中で、とりわけ特定郵便局あるいは過疎地にございます簡易郵便局などへ立ち寄りますと、その中で、国民の郵政事業確立のために日夜懸命に職員の皆さん方が努力をされてお...全文を見る
○上田(利)委員 それから、従来、事務量と申しますか取扱量の少ない、どちらかといいますと過疎地域を対象として設置されておる簡易郵便局、現存する簡易郵便局でございますけれども、この簡易局が今回の法律の改正によりまして大都市においても設置できるというようになっております。そういうこと...全文を見る
○上田(利)委員 今度の法律案を見てみますると、今局長がおっしゃいましたように、大都市におきまして郵便局の設置が著しく困難である、本来特定郵便局を設置しなければならないけれどもなかなかそういう状況にはない。そういう形の中で郵政事業の役務の一層の普及を図っていくために大都市に簡易郵...全文を見る
○上田(利)委員 局長からの答弁をいただいておりますけれども、その中で大都市に設置する、東京とか大阪とか名古屋に限定ということを今言われておりますけれども、先ほどの答弁の中で、地方都市にもこれは言うならば適用することはできるけれども、しかしそのような考え方は持っておりません、こう...全文を見る
○上田(利)委員 局長の答弁で、基本的にこれは大都市だけだということがよくわかりましたけれども、私としましては、やはりこれは大都市に限定するんだということをきちっと、法文上は明記をできないかもしれないけれども、この委員会の中で確認をしておいていただきたいということでございます。 ...全文を見る
○上田(利)委員 わかりましたけれども、要は管理人等がおる場合に、実はそこで一括配達がいいと個人が承諾した場合には、それでやりますということですからいいのですけれども、料金が不足しているあるいは未納、こういうものについてまであらかじめ郵便物が不足で来ますよ、あるいは未納でどんどん...全文を見る
○上田(利)委員 次に、郵便局員の処遇の改善問題についてお尋ねしたいと思うのでございますけれども、郵政事業は、貯金、保険、郵便、この三事業から成り立っておりまして、それぞれ三事業部門は懸命な努力をし、そこに働く職員は汗を流して頑張っておられます。そういう中で努力をいたしております...全文を見る
○上田(利)委員 時間がございませんから、二、三人事部長にお聞きしたい問題がございますけれども、とにもかくにも人事面につきましても、今主任の問題などもお話しいただきました。私が現場を見ましても、地域を回っていれば必ず郵便局がどこにもございますから、常に寄っていくのでございますけれ...全文を見る
○上田(利)委員 終わります。
○上田(利)委員 ただいま議題となりました放送法及び電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     放送法及び電波法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は...全文を見る
10月31日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第7号
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○上田(利)委員 私の質問要旨を一応提出しておりますけれども、緊急問題が二つございまして、それを総理からまず最初にお伺いをしたい、こう思います。  先ほど町村委員からもちょっと触れられました。けさのマスコミ、新聞報道全部含めまして、町村委員はお名前を申しませんでしたけれども、も...全文を見る
○上田(利)委員 総理、いつものような御答弁だ、こう受けとめておるのです。もういつも総理がおっしゃることをまた私にもおっしゃられた、こう理解をしておるわけです。  どうでしょうか、総理、国民の動向を見ましても、総理は、所信表明を行った以降、国民の理解を得てこの法案は通すのだ、ま...全文を見る
○上田(利)委員 この問題で時間をとるわけにまいりません。私としましては、国民の世論あるいは自民党の中におきましても、この法案に対しまして、自衛隊を派遣をするということについてどうか、こういうような意見もあるわけでございます。したがいまして、私、総理に対しましては、一たんこの法案...全文を見る
○上田(利)委員 外務大臣から御答弁いただきました。  新聞を見ましても、日本は何もやっていないということじゃないわけでございます。外務大臣が申されましたようにそれなりのことはなされておられますけれども、日本政府は、今外務大臣が申されたことと同時に、全体的には百八十万ドルを南ア...全文を見る
○上田(利)委員 繰り返しになりますけれども、政府としてもそれなりの努力をされ、研修員の問題も私も承知をいたしております。しかし、南アの問題は非常に悲惨な状況にあるわけでございますから、やはり何といっても資金ということが一番手っ取り早く支援できることだろうと思いますから、どうか総...全文を見る
○上田(利)委員 そこで、総理は衆議院手帖というのをお持ちでございますか。今持っておられますか。ちょっと出していただけますか。  この衆議院手帖、開いたところに「日本国憲法」がございまして、昭和二十一年の十一月の三日にこの新しい平和憲法と言われる日本国憲法は公布されまして、五月...全文を見る
○上田(利)委員 法制局長官がお答えになりましたけれども、これは法制局でお答えしていただく問題じゃないんです。あの天皇陛下、昭和天皇がおっしゃった言葉が、これがいいのかどうなのか、あるいは自民党の正暉委員が言ったのが正しいのか、どっちだということを聞いているんです。占領下に置かれ...全文を見る
○上田(利)委員 わかりました。きのうの意見は間違っておったということになるわけでございまして……。  それで、次に入りますけれども、昭和二十一年の十一月三日に、さっき申しましたように日本国憲法が公布されました。それで、その公布される前の昭和二十一年の九月十三日、九月十三日とい...全文を見る
○上田(利)委員 この問題は本院でもいろいろ論議されてきておりますけれども、法制局長官、私が申し上げておりますのは、この中に、いわゆる帝国議会の憲法制定特別委員会の中で、今占領下の問題も長官はおっしゃいましたけれども、そういう問題の質問もこの中に全部出ております。占領下であっても...全文を見る
○上田(利)委員 そうしますと、総理、二度と戦争はしてはいけない、総理は、この国連協力法案の中では、これは憲法に抵触しないんだ、こう言っておられるのですけれども、たびたびそれを繰り返されておるわけでございますけれども、しかし、私は、何といっても今度の国連協力法案というものは、海外...全文を見る
○上田(利)委員 総理はそう常におっしゃってきております、武装集団ではないんだと。結局、国連の決議を受けて国連に協力しなければならない、国際社会に我が国が貢献しなければならない、これはさっきも私言ったように一致しておるのでございます。したがって、そういう中では我が社会党もこの国連...全文を見る
○上田(利)委員 総理は常に同じようなことをおっしゃっておるのですね。私、冒頭に金丸元副総理の問題も申しました。国民の世論もそうですし、いかに総理が平和だ平和だ、こうおっしゃいましても、国民は、やはり自衛隊が出ていくんだ、これは軍隊として出ていくんだ、こういう形に、現地へ行けば事...全文を見る
○上田(利)委員 午前中の時間が来たようでございますから、私は、明らかに憲法九条にこれは違反をしている、もし自衛隊を海外へ派遣、派兵するならば、憲法を改正してやらなければできないというこの考え方はずっと持っておりますから、また午後の段階で具体的な法案の内容の中でこの私の態度を明ら...全文を見る
○上田(利)委員 イラク等の在留拘束邦人の釈放の問題につきまして二、三質問したいと思います。  まず最初に、現地、イラクに拘束されている在留邦人の数はどんな状況になっているのか、企業別にもわかれば。それから他国の状況はどうなのか、これをまずお聞きをしたいと思います。
○上田(利)委員 イラクに拘束されている邦人、今外務大臣からもお聞きをしまして、大変な状況で今おられる。家族のことを考えますと一刻も早く、これは人命にかかわる問題でございますから、もし多国籍軍との戦闘に入るというようなことになりますと、これは大変な状況になってくるわけであります。...全文を見る
○上田(利)委員 この在留邦人の拘束の問題、イラクがやったことは間違いないのです。そこで、そこが今度は政治的な解決、外交の手腕ということになると思うのですね。やっているものについて、例えばフランスの場合については、評価はいろいろあるでしょうけれども、フランスはこの間、さっきも状況...全文を見る
○上田(利)委員 とにもかくにも、一刻も早くこの在留邦人の拘束からの解放、これに全力を挙げていただきたいと思います。
11月05日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号
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○上田(利)委員 まず最初に、中東湾岸へ協力隊を派遣する場合、本法案の十七条の「実施計画」、これによりまして内容を具体化するということになっております。理事会等におきましても、この実施計画の内容は政令などと一緒に出すということになっておりますが、まだ出ておりませんから、そういう点...全文を見る
○上田(利)委員 そうしますと、自衛隊の通信部隊は行かないのだということで確認しておってよろしゅうございますね。
○上田(利)委員 条約局長、そういうことになりますと、私が聞いておりますのは、中東の湾岸へ協力隊を派遣するかどうかという中で業務計画を聞きましたところ、その中の通信業務というのについては、停戦監視であるとかまあさまざまあるけれども、主として停戦監視であるとか、あるいは先月の二十五...全文を見る
○上田(利)委員 条約局長、あなた、私の質問に的確に答えていないからだめなんです。細かい問題は後で聞く予定でございますから。  郵政大臣、「平和協力業務」という中で、「通信」にはどのような通信がございましょうか、所管官庁大臣としてちょっとお答え願いたいと思います。
○上田(利)委員 郵政大臣は、国内通信、国際通信もKDDあるいは第二KDDの関係もございますから、所管ですからその辺はわかっていると思いましたけれども、どうも残念な状況で、全然わからないと。  一応これは後で触れますけれども、時間の関係で横に置きまして、それならば防衛庁長官にお...全文を見る
○上田(利)委員 外務大臣、どうですか。
○上田(利)委員 そうしますと、条約局長が答弁しましたが、私は冒頭通信業務の中にはどういうものがあるかということで申しましたら、停戦監視であるとかあるいはその他選挙管理であるとか、さまざまなものがありますよということで答弁がなされました。それならば自衛隊の通信隊というものは行くこ...全文を見る
○上田(利)委員 防衛庁独自の通信というのはどういうものがございますか。それを言ってください。
○上田(利)委員 それは国内の問題でございましょう。私が当初から聞いているのは、中東湾岸への協力隊を派遣した場合ということで、十七条の実施計画に含まれる業務内容の中で通信業務というものはどういうものがあるかということを言ってきたのです。それじゃ、ペルシャ湾にどういう回線があってど...全文を見る
○上田(利)委員 今の官房長の答弁ですけれども、それは、自衛隊が海外へ協力隊という形で派遣をされた中でその通信をどうするかということについてはありましょう、後で聞く予定でもございましたけれども。今言っておりますのは、我が国におきまして、例えば紛争地域であるところの中東へ回線を、持...全文を見る
○上田(利)委員 そんなことは聞いていないのですよ。それを言うのだったら、きのう、休みは二日ありましたからもうきのうじゃございませんけれども、先日来、共産党の正森委員が、この附則の中で百条の五へさらに六を追加しようということ、これは自衛隊法第三条でやらなければならぬじゃないか、こ...全文を見る
○上田(利)委員 そういうことになりますと、この自衛隊法百四条というのは何だということなのです。自衛隊が出動すればそれでいいのです、出動して自分の持っている回線やその他を使うというのだったら、何も郵政大臣のいわゆる許可を得て、そして既存の、言うならば電気通信業務あるいは電気通信設...全文を見る
○上田(利)委員 じゃ、はっきりしてくれ。
○上田(利)委員 それならばお聞きをしますけれども、これは国際電気通信条約に基づいておるのでございますけれども、自衛隊法百四条と国際電気通信条約との関係はどうなっていますか、郵政大臣。
○上田(利)委員 それでは、国際電気通信条約で軍事と人命、これはどららが優先するということになりましょうか、郵政大臣。
○上田(利)委員 それでは、今郵政大臣からお話がございましたけれども、あくまでも国際電気通信条約は第二十五条、人命の安全あるいはこれに関する電気通信の優先順位ということで、明らかに絶対優先順位ということになっているのです。ただ、軍事のものにつきましても御指摘のように三十八条の中で...全文を見る
○上田(利)委員 答弁がちぐはぐになってだめなんですけれども、郵政大臣は、国際電気通信条約については人命尊重が優先かどうかと聞きましたら、人命優先ありますと、ちょっとトーンが落ちましたけれども、この条約二十五条によりますと最優先とあるのです。そして、いわゆる軍事にも使えるかという...全文を見る
○上田(利)委員 そんなあやふやな、しかもごまかしの答弁はないと思うのですよ。一番先に聞いたでしょう、私が。いわゆる自衛隊法に基づいて自衛隊の通信隊は出ないですねと言ったら、自衛隊の通信隊も出ますよと言ったんじゃないですか。そうすれば完全に、この国際条約によっていけば、軍事に使お...全文を見る
○上田(利)委員 そういう詭弁を使っているから国民にわかりづらくなる。私が直接聞いているのは、通信の分野で聞いているのですよ。人間をどうするとか航空機をどうする、いろいろ論議がありました。きょう時点聞いているのは、通信の分野でどうかを聞いているのですよ。通信の分野では明らかに、武...全文を見る
○上田(利)委員 総理の答弁も、もう具体的な私の質問に答えておりません。いわゆる実施計画の具体的な問題について出ていないから、きょう聞くということを前提に私は質問しました。したがって、通信の分野におきましては、もし自衛隊が平和協力隊ということでこれを行使することになれば、必ずこれ...全文を見る