上西小百合

うえにしさゆり



当選回数回

上西小百合の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○上西分科員 維新の党の上西小百合でございます。  あすは、いみじくも東日本大震災から丸四年、そして、ことしは阪神・淡路大震災から丸二十年に当たります。改めて、犠牲になられた皆様に哀悼の誠をささげ、そして、被害を受けられた皆様に心からのお見舞いを申し上げつつ、本日は、国民の皆さ...全文を見る
○上西分科員 ありがとうございます。  しっかりと無電柱化を進めていく。一〇〇%の国もあれば、そしてアジア諸国でも進んでいる、そういった中で、日本の首都である東京でも七%という数字をいただきました。これは大変な問題であると思いますし、やはり地震大国日本に住まれる国民の皆様方から...全文を見る
○上西分科員 電気料金の割合に占める、電線を張るたびだとか電線の地中化、そういったところもそこまで割合を占めていないということでありますので、国民の皆様方にすれば、安全に生活ができるのであればしていただきたい、こういう思いがあるのではないかというふうに思います。  そして、費用...全文を見る
○上西分科員 検証を進めているところということでありますが、電柱を地中化する、こういう話は随分と前から出ているところでありますので、早急に検証をお願いしたい、こういうふうに思っております。  私の考えになりますけれども、地中化をすることによって、当然、そういった事故のリスクも減...全文を見る
○上西分科員 今、救急隊員の皆様方に関してはしっかりと被曝検査をしていただいたりだとか、そういうふうな対応を充実させてくださっている、こういうお話がありましたが、少しひっかかるんですけれども、やはり、実務上、私が先ほど申し上げましたように、消防署の救急車は原発内には行かない、危険...全文を見る
○上西分科員 先ほどから、充実している、手厚い処遇だというふうにおっしゃっていますが、やはりこういった事故が発生をしている。  そして、私、以前から総務委員会の方で救急救命士のことを質問させていただいているんですが、そのときに御答弁いただくことは、例えば、消防職員でない民間出身...全文を見る
○上西分科員 今、可能である、こういう御答弁をいただきましたが、それにもかかわらず、福島県から委託を受けた民間航空会社が社内規定で帰還困難区域へは飛ばないと決めていたとの報道が以前物議を醸しました。ドクターヘリが県の事業である以上、飛行拒否を認めないなど、やはり、命を守るために、...全文を見る
○上西分科員 上空は飛べるけれども着陸ができないんだ、それであればドクターヘリの意味がないんじゃないかな、こういうふうに思うんです。  そして、先ほど私、救急救命士のところで矛盾を感じるというふうに申し上げましたが、これは行政からしっかりと、ドクターヘリがそういった地域に行って...全文を見る
○上西分科員 ありがとうございます。  こういった取り組みをどんどん進めていただく、クールジャパンの一環としてどんどん外国の方に日本の魅力を知ってもらい、そして、日本が言わずと知れたすばらしい観光地になり、経済的にもよい影響があればいいなと思いますので、加えて、日本に観光に来ら...全文を見る
○上西分科員 行政の処分が無効ということなのであれば、もはや、私から言わせていただければ、この特措法の存在自体もしっかりと見直していただく必要があるのではないか、こういうふうに思いますし、先ほど申し上げましたように、三年間の経緯を見守る、そういう以前の問題である、こういうふうに思...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○上西委員 上西小百合です。  本日、質問の機会をお与えいただきましたことに、まずはお礼を申し上げます。  先日からの御答弁、そして先週の視察に参加をさせていただく中で、この改正法案に対して課題がある、こういうふうに感じました。取り調べの可視化について幾つか質問をさせていただ...全文を見る
○上西委員 証拠調べ請求の却下ということになるというわけでありますが、今、結局、司法権が例外事由に相当しないと判断するとそういうふうな形になってしまうということでありますから、やはり一刻も早く全面可視化をしなければならないと思うんですね。そして、三年間という時間もしっかりと見直し...全文を見る
○上西委員 先ほど清水先生の質問でもありましたが、報復された事例が何件あるのか、こういったことに関しては、そこまで把握をしていないと。今御説明をいただいたような例があるというのはわかりましたが、実際、その件数、どういった割合でそういったことが発生をしているのか、そういったものもわ...全文を見る
○上西委員 ということは、事件に関係する内容が供述されて、録音、録画された場合は当然全て残るわけなんですけれども、そういったことで、事件に関係することは供述調書に記載をされていないという、選択もできるんでしょうけれども、そういうふうな認識をされていて、こういった例外事由を認められ...全文を見る
○上西委員 何回聞いても同じような御答弁しか出てこないので、次に移りたいと思いますけれども、やはり、今、私がずっと申し上げていますように、録音、録画をするかしないかが、そうやって供述しにくくなるのかしやすくなるのか、そういうふうなことで例外事由を認めるんだ、こういう言い分はちょっ...全文を見る
○上西委員 今、例外事由も恣意的には運用をされないからというような御答弁を大臣からいただきましたが、私が今申し上げました足利事件では、実際に誘導尋問でこういうふうな冤罪が生まれてしまった。不確定な証拠を示し誘導尋問するような、違法とも言える行為がなければ、そもそもこの男性は自白、...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  今御答弁いただきましたが、やはりGPSといったものが今後どういうふうに扱われていくのか、立法にも向けてしっかりと考えていかなければならないと思います。  今回は可視化の点について御質問させていただきましたが、国民の皆さん方の意見、そして参...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 法務委員会 第28号
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○上西委員 上西小百合でございます。  まずは、本日、質問の機会をお与えいただきましたことに御礼を申し上げまして、質問に入らせていただきます。  まず、上川大臣にお伺いをいたします。  インターネットのいわゆる闇サイトで知り合った男らが名古屋市の女性会社員を誘拐、殺害した事...全文を見る
○上西委員 御答弁ありがとうございます。  きょうは死刑制度の議論をするつもりはございませんが、大臣も非常に複雑なお気持ちで御決断をなさったと、私もこのように理解をしております。  この事件の被害者は、今の私と同世代で、ごくごく普通の日常を送る会社員でございました。会社の帰り...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  要するに、検察官の裁量の範囲を広げるんだからこういう書き方でいいんだということであろうかと思いますが、やはり私、今申し上げましたように、検察の不祥事、特に、私の地元の大阪地検特捜部の不祥事が発端となって刑事司法制度改革をしようということでこ...全文を見る
○上西委員 さまざまなリスクを回避するための手当てはされているということでありますが、引っ張り込みというのは、やはり無実の方が取り調べを受けるといった可能性も十分に想定されるわけでありますから、制度にする前にまずしっかりと検討していただきたい、こういうふうに思います。  きょう...全文を見る
○上西委員 では、それを受け、次に、警察庁広域重要指定一一四号事件、いわゆるグリコ・森永事件の事例を取り上げていきたいと思います。  このときは、別の事件で逮捕、勾留された容疑者、被告が、当時の報道等では知ることができない、捜査本部の一部の幹部しか知らない事実を次々と暴露を始め...全文を見る
○上西委員 一応通告はさせていただいているんじゃないかと思うんですけれども、今さまざま申し上げましたような事件で、司法取引がうまくいっていなかった、こういう状況があるというふうなことを申し上げたかったということであります。  余り時間がなくなってきたわけなんですけれども、次に、...全文を見る
○上西委員 さまざまな対応で捜査技術の向上をしていくということでありますが、司法取引に関しましては、アメリカでは既に見直しの機運もいろいろ出てきているということも申し上げたい、こういうふうに思います。  そして、仮にこの制度が導入された場合、検事全員が本当にこの制度を使いこなせ...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  今、可視化することによってそういった協議の妨げになることもあるというふうに御答弁をいただきましたが、そうじゃなくて、やはり今申し上げたように、法の下の平等といったものを国民の皆さん方にもしっかりと見ていただく、御判断をいただくという上でも、...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号
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○上西委員 上西小百合でございます。  きょうの質問の機会をお与えいただいたことに感謝を申し上げ、質問に入らせていただきます。  まず、裁量保釈の判断に当たっての考慮事情の明確化について質問をさせていただきます。  きょう午前中の堀江参考人のお話を伺い、改めて身柄拘束のつら...全文を見る
○上西委員 大臣から、これまで明確化してこなかったことに関してどういうふうに考えていらっしゃるのかということもお伺いをしたかったんですけれども、ちょっと時間もございませんので、次に参りたいと思います。  今、これらの点を具体的に明確化する、明記するというふうなお答え、その明記を...全文を見る
○上西委員 一例を挙げられたということなんでしょうけれども、国民も当然この法案にかかわるわけなんですから、もっと国民の実生活上で、ああ、そうだなというような例がなかったのか。そういう議論というのはなかったんですか。
○上西委員 ありがとうございます。  こういった点でも、実際保釈されるのかどうかというのはやはり検察官との力関係で決まるのじゃないかなというふうに感じるわけなんですね。  今回の刑事訴訟法改正案、これは非常に多くの論点が盛り込まれ過ぎていて、全体の評価が本当に極めて難しいとい...全文を見る
○上西委員 証拠開示制度の拡充についてお聞かせをいただきたいんですけれども、証拠全てが開示をされるわけではないということなので、そこのところをお聞かせいただきたいと思います。
○上西委員 通告しています。
○上西委員 今いろいろ御答弁をいただいたわけなんですけれども、大臣、検事の仕事というのは全て公務であって、税金によって支えられているものだと思うんですね。いろいろな事情があるんだということを御答弁いただきましたけれども、やはり被告人は証拠を全部押収されているわけですから、一覧表を...全文を見る
○上西委員 いろいろ弊害があるということでありますけれども、今回の改革、法改正の発端は、お恥ずかしい話ですけれども、私の地元、大阪地検特捜部の証拠改ざんが発端なんですね。証拠全てを開示しないと、歴史は繰り返す、またこういうふうな同じような事件が起こるのではないか。  それこそ、...全文を見る
○上西委員 ほかに、大阪府警は証拠物を紛失するということも結構あるわけなんですけれども、そういうことを考えても、捜査側は、やはりいろいろな事情があって証拠物を全て開示できないのかなというふうに思ったりなんかもするわけなんです。  一覧表に記載しなくてもよいという例外規定に、「人...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  同様に、「人の名誉又は社会生活の平穏が著しく害されるおそれ」「犯罪の証明又は犯罪の捜査に支障を生ずるおそれ」についてもお聞かせをいただけますでしょうか。
○上西委員 ありがとうございます。  この例外規定の全てにおそれという表現がついているわけなんですね。結局、そうすることを考えてみると、検事がおそれがあると言い出したらどんな証拠も隠匿できてしまうんじゃないかな、こういうふうに思ってしまうわけなんですけれども、例えば今、刑事局長...全文を見る
○上西委員 ほかの先生方もおっしゃられていましたけれども、私は、これはぜひ書き込んでいただかないと、おそれがある、おそれがあるでは何にも前に進まないと思うんですね。ここはやはり大臣の政治判断でしっかりとやっていただかないといけないなというふうに思います。  この法案なんですけれ...全文を見る
07月14日第189回国会 衆議院 法務委員会 第32号
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○上西委員 上西小百合でございます。  きょうも質問の機会をお与えいただきましたことに感謝を申し上げ、委員の皆様方のこれまでの質問を踏まえて質問を行わせていただきます。  まず、刑事局長、刑事局長の御経歴を拝見いたしましたが、検事の御出身でいらっしゃいますね。伊藤栄樹さんが書...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  伊藤さんは、おとぎ話としながらも、八六年に発覚した日本共産党の幹部宅への盗聴事件について触れています。この事件は、単に盗聴事件としてだけでなく、オウム真理教の犠牲となった坂本弁護士も弁護グループに入っていたため、神奈川県警は坂本弁護士の事件...全文を見る
○上西委員 今のお答えをお伺いいたしますと、組織的に行われる事案であることと、要は複数人の共謀による事例があるからというふうな認識ではないのかなというふうに思いますけれども、一般的に見ると、放火は単独犯の方が多いですよね。それがどうして、組織的で共謀性があるとの理由で放火が選ばれ...全文を見る
○上西委員 組織的な犯行もある、それはもう重々承知はいたしているんです。  例えば、八四年のグリコ・森永事件の連続工場放火、こういったものもありますから、放火に組織的な犯行は当然あるんですけれども、今申し上げたように、一般的には放火は単独犯の方が多いということでありますから、や...全文を見る
○上西委員 今の御答弁ですと、テロやハイジャック、そしてサリン、こういった事件は、国民にとって重大な脅威である、これは確かだけれども、実際には多発していない、こういうお答えでありました。  そうしたら、さっきの放火に戻らせていただきますと、数人が共謀しての放火、これは割合が少な...全文を見る
○上西委員 こういった組織犯罪が殺人等を引き起こせば対象に入るということでありますから、ちょっとそういった線引きがよくわからないんですけれども、本当に、一度しっかりと整理をしていただく必要があると思います。それをお願い申し上げて、次に参りたいと思います。  まず、九九年に通信傍...全文を見る
○上西委員 ちょっとはっきりわからなかったのでもう一度確認をさせていただきたいんですけれども、冒頭の方で、八九%はしっかりと事件にかかわっていたものだからそんなに問題はないというふうな御答弁ですね。  最終的には、助言機関といったものも必要ではないかというふうなお話だったと思う...全文を見る
○上西委員 必要はないというふうな御答弁だったんですけれども、それでは、上川法務大臣にお聞きをさせていただきます。  先ほど鈴木委員からも、特別部会の議論の様子が質問されました。より精度を高めるには、これまでの摘発事件の総括、検証からまずはスタートすべきだと思うんですが、大臣の...全文を見る
○上西委員 今、一応、大臣の方から、検証に付す必要があるというふうなお話がありました。一一%しか犯罪にかかわりのない傍受をしていないといえども、国民の皆さん方から信頼を得るためには、しっかりと検証していく必要はあると思います。そして、これは、本来であれば法案をつくる前にすべきこと...全文を見る
○上西委員 ありがとうございます。  通信傍受の導入時や共謀罪でも議論され、今申し上げたことは、非常に多くの市民が実際懸念をしていることであります。一般的な労働組合やNPO、市民団体が行う活動は、逮捕監禁、そして恐喝にもならない、通信傍受の対象にならないことをここに確認をさせて...全文を見る