上野建一

うえのけんいち



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上野建一の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○上野委員 まず、午前中に清算事業団の問題がございましたので、そこから始めていきたいと思います。  いろいろ清算事業団の立場で十分に就職のあっせんをやった、これ以上できないくらい十分にやったというお話でございました。そこで、それらの問題についてはほとんどやってないというのが、も...全文を見る
○上野委員 それでは、私は具体的な問題を挙げます。  関東雇用対策部主催の雇用対策係長、担当主席会議、これが昭和六十三年七月二十五日に開かれています。そして、それに出席をした係長と主席が復命書を提出しています。これが復命書ですけれども、その復命書の中で明確にしておるのは、幾つか...全文を見る
○上野委員 それでは、これは明らかになって事実だとわかったら、あなたは責任をとりますか。
○上野委員 そこで、これはもう今言ったような答弁を繰り返しているだけで、非常に責任感もなければ、私はどう考えても人間的な温かさとか、先ほどから、午前中もいろいろ議論が出ましたけれども、いかに人間を大事にするかという態度というか姿勢というものが全然感じられない。そこに今度の問題の大...全文を見る
○上野委員 どうも大臣もだめみたいですね。しかし、先ほども出ていましたが、首を切るという根拠になる法律は実際問題はないのですね、そういうこと。それから、三年、三年と言うけれども、三年の中では、もう最初から差別をつけての採用をずっとやってきているという事実。それから、もう広域採用に...全文を見る
○上野委員 大臣に聞いてもだめなんだから、もう血も涙もない答弁と言わざるを得ない状態ですから、この問題は改めてまた出直して、いろいろな角度から申し上げてまいりたいと思いますので、清算事業団の問題は以上でやめまして、例のJRの、東北新幹線が東京乗り入れの際に起こった陥没事故、それか...全文を見る
○上野委員 そうするとあれですか、社長も副社長も出られないというのはどんな重要なお仕事なんでしょう、参考に聞かせておいていただきたい。
○上野委員 委員会は出られないということだからやむを得ないといった話だというのだけれども、委員会に出られないのは、もうきのうから私の方に話があったのですよ、社長、副社長も出られないと。だから、それは一体どういうことかと言っているんです。何でそんなに忙しいのか。忙しいと言ったでしょ...全文を見る
○上野委員 その出られない理由というのは、場合によってはそれはわかりますよ。わかるけれども、内容を明らかにしたらいいじゃないですか。多忙というのはみんな多忙ですよ。だけれども、委員会に要請があったらやはり出るのが本当じゃないですか。どういう仕事で忙しいのですか。私どもの聞いている...全文を見る
○上野委員 もう話にならないね、これは。僕は久しぶりで国会に出てきたのですけれども、委員会というのはこんなものですかね。ひどい答弁ですよ。委員長、我々は時間が限られているのですよ。そこで聞いているんだから、あんな答弁はないでしょう。なぜ出られないのですかと聞いたのに対して多忙だと...全文を見る
○上野委員 これから少し、ぜひ委員長を先頭にこの委員会の内容を高めるように、ひとつお願いしたいと思うのです。やはり聞いたことに的確に答えてもらう。JRの人がいるのに大塚さんが答弁したり、これは越権行為ですよ。時間がありませんから先に進みます。  そこで、この事故というよりも、事...全文を見る
○上野委員 金額は。答弁が抜けている。だから熊谷組には幾らでやったかということ、ちゃんと聞いていてメモぐらいとっていてくださいよ、あなた。
○上野委員 この薬液注入というのは、いわば地下にやるものですから、終わるともうわからない、こういうことをねらってその金額が使われないで、例えば今度の場合は熊谷組が金を取った、こう思われるわけです。そこで今答弁がありましたように、熊谷組にすべてを任せて、あとはチェックしてない、ここ...全文を見る
○上野委員 それじゃまた起こりますね。また起こってもそういうことをやらない。そうするとあなたは、今大臣も言っていたけれども、安全については第一に考えると言っているのに、今度もしあれが、ちょっと何か変化があったら大変な死者を出したでしょう。そう言われているでしょう。そういう人間の命...全文を見る
○上野委員 きょう建設省にも来てもらっていますね。  建設経済局に聞きますが、今やりとりしたとおりですが、そうすると建設業法も変えなければだめなんじゃないでしょうか。その点、どうです。
○上野委員 それともう一つは、今度のJRのあの区間というのは元請が約九社ですか、熊谷組を初め九つの会社でやっておるようですね。その九つの会社、これは最近は、あれだけの大きな工事になるとJVを組んでおるのが多いのですけれども、この場合はどうしてJVを組まなかったのでしょう。
○上野委員 不正があったということは、東葉高速鉄道の場合もちょうど全く同じような状態にありますが、それを、JRもそうですが、監督をしていると言いながら、実際にはこれは発見できなかった、あの埋没事故があって初めて明らかになった。あれは埋没がなかったとすれば、今もなおわからないで終わ...全文を見る
○上野委員 前はどのくらいいたのですか、前のことを聞いたのだけれども。
○上野委員 次の問題としては東葉高速鉄道、そこで鉄建公団、今の同じ質問をしたいのですが、どうですか。
○上野委員 立ち入った体制にあると言いながら、実際はやられておるわけでしょう。そうすると、検査、チェック機能というのはどう考えているのですか。今のままで、二十名で十分だと言うのだけれども、それで起こっているんですけれども、一体JRの方はどうする気なのか。鉄建公団はどうなんですか。...全文を見る
○上野委員 それでは時間が来ましたので、結論の方を申し上げてやってもらいたいと思いますが、まず今度の中で、これだけ問題になっているのにJRと熊谷組で結んだ契約書を明らかにしない、しかも国会にも明確にしないということがわかりました。そこで取締役さん、あなた委員会なんかにも契約書を出...全文を見る
○上野委員 そこで、もう一問だけしなければなりませんが、東葉高速鉄道は非常に住民の要望を担って今日までやってきた第三セクターです。その第三セクターで、今までも既におくれているのですけれども、来年の三月三十一日に開通するということを県知事は約束をしているのですね。それについては間違...全文を見る
○上野委員 目標は三月三十一日ですね。
○上野委員 ありがとうございました。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○上野分科員 私は、東京湾の漁業問題との関連で、環境保全あるいは生態系の再生問題、そういうことを中心に質問いたしたいと思います。  まず、水産庁にお伺いいたしますが、実は東京湾の船橋前面の海域で四年前青潮の発生がございまして、アサリがほとんど全滅する状態がございました。そのほか...全文を見る
○上野分科員 環境庁がやっておるというお話でございますが、本来青潮によって被害を受けるのは漁業で、大体水産庁の仕事ではないのか、そういう原因を究明してやはり対策をやるのは水産庁がやるべき仕事だと私は思うのですね。環境一般として東京湾の問題を考えてもらうのは環境庁、大変結構ですけれ...全文を見る
○上野分科員 それでは環境庁に、現在の究明の状態を、明らかになった結果だけで結構ですからお願いしたいと思います。
○上野分科員 それと、埋め立てのために土砂をとったいわゆる穴ぼこが海底にありますね。名前は何というのか、深掘部とかいろいろ言っているようですけれども、そのいわゆる穴ぼこが水面下十七メーターから二十五メーターというところに現在大きいのが五カ所あるのですけれども、これとの関係はどうで...全文を見る
○上野分科員 これは水産庁にお伺いしますが、その穴もどう考えても関係がある、それだけではないというようなことも今言われましたが、しかし、開発によって大変深い穴が掘りっ放しになっている、こういうことなんですが、今度は東京湾横断道路会社が、土質改良のために二百二十万立方メーターの土砂...全文を見る
○上野分科員 水産庁には断りがない。漁業に一番関係あるところに相談もないということ、簡単に言えば水産庁は無視されている、こう思われるんですが、これはやはりアセスか何かまではやらなければいかぬのじゃないか。水産庁というのは漁業を守る立場からもうちょっといろいろな意味で積極性があって...全文を見る
○上野分科員 環境庁、あなた方が調査している一番大事な青潮の発生する場所と、穴ぼこのあるところが大体一致しているのです。あなたのところにもあると思うが、こういうふうに場所が大体一致しているわけです。そうだとすれば、ここに土砂を埋めるということになるともうそれはすぐ影響するんじゃな...全文を見る
○上野分科員 何もできていないようですから要望しておきますと、埋める土自体が余りいい土ではないのです。とにかく土質改良のために邪魔になる土ですから、これは明らかにろくな土じゃないのです。それが埋められるということになると、ある意味では青潮以上の被害をもたらす危険性があります。した...全文を見る
○上野分科員 それで私ども、特に東京湾の問題については何よりも汚濁がさっぱりよくならない、大体沿岸地域において下水道やら河川の改修などを含めて浄化の方向をとりつつあるけれども、一向に東京湾の水はきれいになっておらない。現在出ているこの調査、CODの現状を見ましてもほとんど平行線で...全文を見る
○上野分科員 それで、最後に水産庁長官に要望も含めて少しお伺いしたいのは、やはり東京湾の干潟、浅場、自然海浜の保全について、水産庁はやはりこれは漁業とも関連しますからもっと積極的にやってもらいたい。それから二つ目は、水質の改善。それから三つ目は、なぎさの生態系を再生させるという意...全文を見る
○上野分科員 以上で終わりますが、最後にやはり東京湾の問題は、さらにごみ処理場としてのフェニックス計画とかまだまだ埋め立てが、もう海水をこれ以上汚しちゃならぬのですけれども、汚れっ放しのいろんな計画が次々と立てられております。したがって大臣、長官含めて、東京湾について少し重視をし...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○上野分科員 私は、ごみの問題を中心にいろいろとお伺いをいたしたいと思います。  まず、最近のごみのふえ方というのはまさに異常な状態でふえておりまして、新聞などによりますと一年間に東京ドーム百三十杯分、四千八百二十八万トンごみが出ている。伸び率は三・九%。そういう意味で大変な状...全文を見る
○上野分科員 法律改正も結構でございますが、既に今まで厚生省がいろいろ指導しておるわけなんですが、その中でまだ分別収集もしてないような地方自治体があったり、それから先ほど申し上げた企業からのごみ、それから瓶とか缶とかこういうものも含めて企業が一定程度引き取るとか、そういうことをも...全文を見る
○上野分科員 そういう指導がどうも市町村段階から見ますと、その市町村段階でやらない方も悪いんですけれども、どうも厚生省の指導も出おくれているといいますか、何かこうおくれている感じがします。分別収集などはそんなに難しいことじゃなくて、やれるはずなんですけれども、まだそういうことをや...全文を見る
○上野分科員 そういうことだとすれば、厚生省はそういうことがまだ不徹底な段階でかなり前から広域ごみ処理場の設置、東京湾についてはフェニックス計画というものを打ち出していますが、そして今度のこのごみの増大に便乗してといいますか、これで一挙に何かこの計画を進めよう、こういうふうにも見...全文を見る
○上野分科員 そう簡単に合意はできないと思いますが、そうすると厚生省はあくまでもこの計画は推進をしたい、こういうことだと受けとめてよろしいですか。
○上野分科員 実は午前中に私は水産庁にちょっと質問をしたんですけれども、その中で東京湾というのは船の航路になっておったり、あるいはいろんなものに活用されているわけですね。そして特に陸に近いところは漁業が今、東京を中心にした関東の重要なたんぱく源の供給地として、この漁業も決して軽視...全文を見る
○上野分科員 厚生省の考え方というのは私どもまだ理解できない。しかも、ごみを多く出す原因なんかについても非常に態度が甘いといいますか、例えばOA化に伴って出てくる紙の問題とか、それから企業活動に伴って相当利潤を上げているところなどに対して今までも野放しですね。そして、その出た結果...全文を見る
○上野分科員 そうすると、先ほどあった法改正というのは、一体何をどこら辺までどうしようと考えておられるのですか。
○上野分科員 そうしますと今の大臣の御意見でいくと、私は大変共感できる点があります。ただそれが、しかし最終的にはフェニックス計画ですよ、いろいろやるのだけれども結局そこにいくのですよというふうに聞こえるのですね。ところが、それは大臣がおっしゃることでは、そうじゃないということにな...全文を見る
○上野分科員 では、終わります。ありがとうございました。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○上野分科員 私の方からは、建設行政についてお伺いいたしたいと存じます。  大臣を初め建設省の皆さん、御苦労さまでございます。  まず第一にお伺いいたしたいのは、先般来、今なお続いておるわけでありますけれども、例の凝固剤注入の手抜き工事、新幹線の東京駅乗り入れ工事に関して御徒...全文を見る
○上野分科員 それでこの指導の内容なんですけれども、今おっしゃったように指導の中身が問題で、今までもこういうことは幾つか起こっておりますね。名古屋における地下鉄工事なんかもございますし、似通った事件がある。しかし、そのときには余りきちっとした指導体制あるいはこの業界に対する処分と...全文を見る
○上野分科員 今度の問題で具体的な問題を、時間がありませんから特徴的な点だけ申し上げますが、まず今度の御徒町においての問題は、元請と凝固剤の工事を請け負った下請とが明らかに共謀して行われたと思われる事件でありますが、しかし問題は、元請と下請との工事費の契約が明らかにされていません...全文を見る
○上野分科員 それで、この「元請・下請関係合理化指導要綱」を拝見しますと、元請と下請の間にはちゃんとした契約をなしなさい、やりなさい、こうなっていますね。ところが、実際問題としてはそうなっておらないのですよ。  今度の場合でも明確な契約書というのはどうもなさそうに思える。それが...全文を見る
○上野分科員 その点はぜひ、この指導要綱からさらに一歩進んで強力な指導をやっていただいて、未然に防ぐという立場をやっていただきたい、こう思います。  そこで一つ、これは局長御存じかどうか、調べておられるのですから知っておると思いますが、先般の新聞に、東葉高速鉄道の凝固剤の場合に...全文を見る
○上野分科員 そういう答弁だろうというふうに私も思っておりましたが、しかしやはりこれは建設省の指導を強めてもらって、こういうやり方というのはどう考えても改めさせなければ、しかもそれは信頼関係だと言っているのです。さっき局長さんも信頼関係だとおっしゃったけれども、信頼関係がもうえら...全文を見る
○上野分科員 そこで、話をもうちょっと進めまして、やはり今度のような事件があってはならないという立場を考えますと、単にけしからぬとか何をやっているんだというだけでは済まないというふうに私は思っています。  そこで、工事が不正に行われる場合には、その根元にあるものは何かと考えます...全文を見る
○上野分科員 ところが、その地域格差も、さっきちょっと言いましたように、大体見ますと、県ごとに地域的になっているんですね。県段階ではだめだと言っているんですよ。県段階で平均されるとおかしくなってしまうので、そうじゃなくて、地域というのはもっときめの細かい、例えば市あるいは郡単位と...全文を見る
○上野分科員 時間がありませんので最後に要望しておきますが、きょう私が申し上げたことは、先ほどの凝固剤事件を含めて、いわば大地下時代を迎えるのだということも言われている非常に重要な時期に入っていますので、そういう時期に建設業界そして実際の現場で働く人たち、こういうことについて、き...全文を見る
06月05日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○上野委員 今議題になっております船員の雇用の問題あるいは社会保障制度の問題など大変重要な問題だと思いますが、それと関連をいたしまして、海上の安全の問題あるいは環境の問題を、東京湾の問題に絞ってきょうは関連質問をやらせていただきたいと思っております。  まず、東京湾についてはか...全文を見る
○上野委員 それでは、人工島とか、それから東京湾横断道の橋の部分、あそこはまだそれほど大型の船が通っているわけではありませんが、小型の船は相当利用しておる場所です。これに対しては具体的にはどういう計画を立てられているか、お伺いしたいと思います。
○上野委員 それに加えて人工島というのは、今東京湾横断道の関係で排気口に当たる部分が一つと、それから侵入する部分の島、これは木更津側ですけれども、二つがあるわけです。それにもう一つ、運輸省の計画になっているようですが、木更津沖の沖合人工島という新しい計画があります。これは今のとこ...全文を見る
○上野委員 これから検討するということだと言うのですけれども、すると、これを進めようと運輸省は考えている、少なくとも港湾局はこれを推進しよう、こういうふうに理解していいですか。
○上野委員 それはまた後で申し上げます。  そこでさらに、東京湾については今最大の課題になっておりますごみの処理問題、これとの関連で東京湾フェニックス計画というのがございます。簡単に言えば、ごみで埋立地をつくってごみ対策をやろう、こういう発想です。名前は立派ですが、大変な代物だ...全文を見る
○上野委員 それではあなたも、もっと減量化、資源化を進めてからやるべきだと考えている、今こう答弁がありましたが、そうすると、フェニックス計画は今推進するのではなくて凍結をしておいてしかるべきだと思うのですけれども、その点はどうでしょうか。室長さんですから抜本的なことは答えられなけ...全文を見る
○上野委員 それで、一番これから問題になるのは、あなた、各市町村に指導はいろいろなことは結構ですけれども、また、家庭のごみなどはそれぞれの自治体で処理するのが当然ですけれども、この資源ごみと言われるようなもの、それから粗大ごみに入るような電気製品の問題、これらの問題は、やはりこれ...全文を見る
○上野委員 そういうことであればなおさらこのフェニックス計画は、厚生省も運輸省と一緒になってやっているわけですから運輸省にもお聞きしますけれども、これはやはり凍結または中止をして、今のごみの問題については、法制化も含めて、先に進んでからこの問題を検討すべきじゃないかと思うのですけ...全文を見る
○上野委員 時間になりましたのでやめますが、最後に一つだけ要望しておきたいと思います。  今大臣も言われましたように、東京湾は本当に汚れっ放しというか、水が茶色になっているのですね。私も観閲式を、ことしじゃありませんが前に見たときも、この汚れに、日ごろ見ているのに改めてびっくり...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○上野委員 私は、二十日正午前後に起こりました米空母ミッドウェーの爆発火災事故について、東京湾の海上の安全対策の上からも極めて重視をすべき問題だと考えますので、質問をいたしたいと思います。  まず、外務省にお伺いいたしますが、外務省にこの連絡があったのは何日の何時だったか、まず...全文を見る
○上野委員 二十日の午後四時というふうにおっしゃいましたが、事故は正午前に発生をしています。そして、この事故が起きた時間より日本の外務省に通告があったのは四時間たっている。そしてその四時間のそのころというのは、負傷者を横田基地に運んでおる時間なんですね。運び込んだ時間、それと大体...全文を見る
○上野委員 外務省というのはそういう核搭載可能の空母——私どもはこれは間違いなく核を搭載していると思っています。現に昔も、大分前ですけれども、戦闘機に核を積み込むその訓練中に海の中に落としてそのままになっていますね。そういう事故もあった。これはミッドウェーじゃありませんが、そうい...全文を見る
○上野委員 外務省、あなたの方はまずおかしいと思うのは、記者会見で明確にしているのは、事故の発生、資材倉庫の辺で煙を出し始めたのが十一時五十分ですよ。あなたの言う十二時三十分というのはもう既に爆発、発火が行われておる、こういうことで、既に時間的にもあなた方の把握が間違っている。米...全文を見る
○上野委員 それを議会答弁というのかもしれませんが、余りにも現実とはかけ離れている。あなたは地位協定の課長さんですから、実際は第一線の、一番の重要な場所ですけれども、その課長さんがそういうことをおっしゃるのですから、率直に言って話にならない、こう思います。  そこで、今度の事故...全文を見る
○上野委員 事故の後、その安全が確保されているかどうか、そういうことについてはアメリカの一方的な発表で、それを日本の政府は、特に外務省はうのみにしてそのまま認めているわけですけれども、原因もわからなくて、原因といったって細かい原因を言っているわけじゃありませんよ。どういう場所から...全文を見る
○上野委員 あなたの答弁を聞いていると、もうアメリカ軍を守るという立場での答弁に聞こえて仕方がないのですね。日本人の生命財産を守る、大体安保条約というのはそのことのために日本は結んでいるのだと言っているわけです。  ところが外務省は、専らアメリカ軍のために抗弁をしている。アメリ...全文を見る
○上野委員 海上保安庁も、それもおかしいじゃないですか。それではなぜ事情聴取を申し入れたのですか。何が起こってももうアメリカ軍と何にもできないということなら、あのフィリピンの貨物船と衝突したときは最初から何も申し入れする必要ないじゃないですか。申し入れをして断られているでしょう。...全文を見る
○上野委員 そんなばかなことないですよ。フィリピンの貨物船との衝突の事故は、それではどういうことなんですか。アメリカ軍と衝突したことはないのですか。では、海上保安庁は何にもやらなかったですか。
○上野委員 米軍の軍艦の中で起こったことだから日本は知らないというわけにいかないと思うのですよ、これは事故が起こっているのですから。しかも、その事故が起こった後に日本の海域を通って、あの狭い東京湾の入り口を、浦賀水道を通って入ってくるわけですから。そして横須賀に入ったわけですね。...全文を見る
○上野委員 豊田次長さん、これは委員会ですから、私はもうちょっと具体的なことをお聞きしたいのですよ。  例えば、緊急処置として、今までの事故の経験を生かすとするなら、まずこの浦賀水道に入ってくる、あそこが一番込むわけですからね、一番事故の危険性があるのはあそこですから。そうする...全文を見る
○上野委員 申し入れて、保安庁はやりたいわけですね。海上保安庁はそうすべきだと考えておるわけですね。その点は結構ですが、実行されてない、まだそうなっていない。  それから、事前の通過予告をやはり義務づけないと、いつどんなのが入ってくるのかわからないのではどうしようもないですね、...全文を見る
○上野委員 最後に海上保安庁にもう一つお伺いします。  今申し上げたようなことで、大臣については所管のことだけは直ちに取り上げてもらいたい問題でありますが、その内容は、海上保安庁が今申し入れをしている点、それからさらに私が申し上げた点をぜひやってもらいたい。これからもこの点をた...全文を見る
○上野委員 終わります。ありがとうございました。