上野建一

うえのけんいち



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上野建一の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第120回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○上野委員 私どもの同僚議員が先ほどから公団のあり方を含めて質問をされております。  ただ、この中で私は、やはり公団を監督する立場にある大臣が、極めて残念なことでございますが、就任早々からいわば追及を受けている。こういうことは、一つは今後の建設行政にとってもちろんいいことではあ...全文を見る
○上野委員 そこで、同僚議員の残された問題、ちょっとそれをまず最初に整理してしまいたいと思います。  まず、譲り受けた地権者あるいは土地を借りておった者、これがその当時は所有をして、もらったということになっていますが、その人たちからその管理会社が引き受ける形になって、そこの従業...全文を見る
○上野委員 大臣、私聞きたいのは、今中国の人はわかりました、あなたが責任を持って入れたと いうことですから。ただ、そのほかのお手伝いさんとか秘書とかというのはどうなんですか。あなたがわかっていて入れたと思っていいでしょうね。このぐらいほかのメンバーについてはわかっているのですか...全文を見る
○上野委員 ですからそこのところ大臣、気持ちはわからないわけじゃないけれども、手続を間違えていろいろな秘書が入ったりなんかして、今それは悪いことだと認めた上で解消しつつあるわけですから、そこのところは率直に認めてもらってそして前に進んだ方がいいと思うのです。そしてこういうことはい...全文を見る
○上野委員 その点は大臣もきょうの所信表明の中で「所管行政の合理化、効率化を図るとともに、綱紀の保持に努め、国民の信頼と期待にこたえる所存であります。」こう申しておられましたから、その点を実行していただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。  それから、やはりこういう...全文を見る
○上野委員 十六人のうち四人しか下からたたき上げ、たたき上げと言うと語弊があるかもしれませんが、あとはもう十二人までは天下りだ、そういうことでありますが、これは余りやりませんけれども、もっと詳しく言うなら、給料が高いのですよ、給料が。だからあなた、五万戸しか点検できないと言ってい...全文を見る
○上野委員 そこで大臣にもお伺いします。  先ほど出た天下りの問題など、それから今のこの監督体制、管理体制の強化について改善をされようとするのか、そういう決意がおありなのかどうか。特に天下り、いかに能力があるといっても、これはやはり、十六名のうち四人しか下から上がっていったのが...全文を見る
○上野委員 そこで、建てかえ問題に問題を移してまいりたいと思います。先般、東京のある団地の問題を中心にしてお年寄りの方々の将来の問題その他について一定の前進がございました。ただ、問題点としてまだまだ数多く残されておりますので、この建てかえ問題をまずお尋ねをいたしたいと思います。 ...全文を見る
○上野委員 そこで一点、総裁、そうすると二年間かけた、かけても解決しないのがあるから申し上げているのです。これはこれからも時間をかけてじっくり話し合いをして、決して強硬な措置とかなんかをとらない、このことを言えますね。これは国会の要望事項にも入っていますよ、そういうふうに考えてい...全文を見る
○上野委員 いやに強気な意見ですけれども、九月まで時間で二年間でと言う。二年間というのはそんなに長くないのですよ。自分のうちをどこへ持っていくかなんということになったら五年、十年かかる。それはもう大変なことですよ。建てたって二年かかるうちだってありますよ、それは。そういう意味では...全文を見る
○上野委員 ここに、一九八八年に建設委員会から、建設委員長から政府に対する要望という形で「建替えについては入居者の理解と協力を得るよう努め円滑な推進を図ること。」こういうふうに一項ちゃんとあります。だから、私の言っているのは、何も二年で時間の問題を言っているだけじゃないのです。あ...全文を見る
○上野委員 今の公営住宅の中の市営住宅、県営住宅については、ひとつ大臣の方も御検討のほどをよろしくお願いしたいと思います。  そこで、土地の再評価については積算の根拠にはなっている、こうおっしゃっていますから、これは入っていることは間違いない。ただ、なぜ僕はそう言うかというと、...全文を見る
○上野委員 しかし、評価しないわけにいかぬだろうと思うのですね。個々にずっと評価していくんですから、だんだん建てかえたり新しくつくっているところはしてあるはずですよ。まあ、きょうはいいです。また改めて総裁にお聞きしますから、ひとつ計算しておいてください。  ですから、私の言うの...全文を見る
○上野委員 質問したことに答えるように、ひとつ委員長の方からも御指導いただきます。
○上野委員 そこで、新しく住宅を建てる場合に、今分譲住宅をつくっているのですよ、その中の部分を分譲にしているわけですから。そうすると、分譲することによってお金を取って、その分をこっちの全体の建てかえの方の費用に持っていこうとしているわけでしょう。やっているじゃないですか。  だ...全文を見る
○上野委員 そこで、建てかえの方はひとまずおきまして、また次の機会にもうちょっと具体的に総裁に注文したいと思います。  今度は、公団住宅の家賃の値上げ問題について、少し残された時間でやってみたいと思います。  まず、総裁、今度また三年ぶりに家賃を上げようというお考えですか。
○上野委員 総裁、そのルールがまず問題なのですよ。ルール、あなた方は何か国会ででも審議して決めたようなことを言っているけれども、皆さんの勝手につくられたルールではないですか。いわゆる公団の側が自分に都合よくつくられたルールですよ。私に言わせれば明確にそう申し上げてもいいと思う。そ...全文を見る
○上野委員 総裁、この家賃の値上げについて既に行動を起こしておられる。きょうはその過程ですから、これ以上突っ込んだことは申し上げませんが、ただその際に、今まで申し上げておりますように、この基本問題懇談会という私的諮問機関、しかもこれはあなたの方で都合よく選ばれているのですよ。確か...全文を見る
○上野委員 それでは最後に、要望を申し上げておきます。  総裁、きょうで終わりではありませんから、これからも何回も御意見を申し上げさせていただきますので、要望を申し上げますと、まず、家賃値上げのルールと称するものをこれはぜひ再検討してもらいたい。その点は国会要望にもありますから...全文を見る
02月28日第120回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号
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○上野委員 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部改正の法律案、さらに踏切道改良促進法の一部を改正する法律案が今議題になっているわけでございますが、特にこの二つとも大変重要な、先ほどからも議論がございますが、交通対策として緊急な課題だと存じます。その点では法案そのものに対...全文を見る
○上野委員 二三%の用地費を考えておられる、そのことについて、やはりどう考えてもこれはいずれ足りなくなるだろうと思いますので、この点については大臣、やはりもうちょっとゆとりのある予算計画をつくり、それから今政府の十年間の公共投資四百三十兆円の問題もございますので、公共投資の重点は...全文を見る
○上野委員 その努力をぜひお願いしたいと思います。地価が下げられるかどうか、今の政府のやり方ではちょっと不安がありますけれども、努力されるということですから、ぜひお願いしたいと思います。  そこで、少し具体的な問題になりますけれども、この交通対策の中でこれからの問題としては、駐...全文を見る
○上野委員 もともと日本の道路というのは狭い、特に都市部の場合には狭いわけですから、やはり交通問題のこれからの政策上の基本に、町の中に車をなるべく入れない、少なくしていく、このことが重要だろうと思うのです。それをやりませんと、幾ら駐車場をつくりましてももう切りがない。あちこちで今...全文を見る
○上野委員 そこで、今立体交差は鉄道が高架になるという形が多いわけですけれども、どちらかというと、今求められてきているのは鉄道を地下に入れてもらいたい、こういう要求が多くございます。  その点は後にして、時間の関係もあるようですから、先に運輸大臣の方からお聞きいたしますけれども...全文を見る
○上野委員 これは、見直しをひとつ急いでもらって、ぜひ現実に合うようにしてもらいたい。というのは、これだけ都市化されて、それから地価の高騰もありますから、受益ということを考えただけでも相当変わってきていると思うので、やはり場所によっては変わらなければおかしいと思うのです。どこも、...全文を見る
○上野委員 では、その二期工事の点ですね、一期工事についてはわかりましたが、二期工事の千原台から海士有木というところまでなんですけれども、このことは、二期工事については約束どおりできるのだろうか、こういうことが今心配されているのですけれども、その点はまずどうでしょうか。  それ...全文を見る
○上野委員 実は地元で問題になったのですけれども、この第二期工事の部分の一部の土地を民間で、千葉急行で買っておった土地を転売しているのですね。このことは御存じでしょうか。
○上野委員 いや、それは線路用地ではないかもしれませんけれども、それは代替なり、鉄道を本当に本気になって建設しようとするなら、そういう土地を今手放すということがあっていいはずがないんですよ。土地もどんどん上がっている段階で、しかも将来建設をしなければならぬ隣接の土地、一部は線路上...全文を見る
○上野委員 答弁しづらい点があるだろうと思いますので余り深く申し上げませんが、しかし、いずれにせよ鉄道事業の千葉急行がこの先までやるという約束で認可をされているわけですから、その点については、そういう疑問の起こらないように運輸省はひとつこの会社に対して指導していただきたい、こう思...全文を見る
○上野委員 それと先ほどの、鉄建公団事業としてやり得る可能性はあるわけですね、この路線は。その点、そう言っていいですか。これから申請とかいろいろな手続はありますけれども、手続をやれば鉄建公団事業としてやり得る可能性としてはある、そう受けとめていいですか。
○上野委員 問題は、この鉄道の重要性等考えて、これからも常磐新線とかいろいろと出てまいりますけれども、運輸省は第三セクターの方式での鉄道建設について、やはりもう一歩進めた指導の強化が必要なんじゃないだろうか。第三セクターになるとどうしても、少し極端に申し上げると責任体制が弱い、こ...全文を見る
○上野委員 そこで次はもう一つ、東葉高速鉄道について鉄建公団の総裁にお伺いいたしますが、先般、二年おくれの完成ということで役員会で決めた、こういう報道がございました。二年もおくれるというようなことは大変なことです。これは鉄建公団が仕事をされている、建設主体でありますけれども、総裁...全文を見る
○上野委員 そこで、もう一点この凝固剤との関係でお伺いしますけれども、簡単に言うと、熊谷組が悪いのか実際の凝固剤業者が悪かったのか、その点はどうでしょう。あなた方の調べではどうですか。
○上野委員 しかし、これは同じ組でやっているということですから、東京の御徒町の場合がありますから、そうすると、やはり熊谷組が一貫してこういう指導をやっているという受けとめ方をせざるを得ないと思うのですけれども、その点も、今後の問題がありますからきちっとした報告をすべきだと思うので...全文を見る
○上野委員 この問題はきょうの主題じゃありませんのでこれ以上申し上げませんが、しかし、いずれにせよ下請業者の凝固剤業者というのは弱い立場ですから、その点も十分考慮に入れて、こういう問題が起こらないように元請の会社に対する、これは大会社ですから、これに対する監督、それから今後の問題...全文を見る
○上野委員 いつまでにやるのですか。
○上野委員 そうするとその問題はもう既に住民に全部知らされて、そしてその了解をとっているというふうに考えていいですか。
○上野委員 現地ではまだその点が明確じゃないと言っているのですが、なお調査をしていただきたい。そして、せっかくやられたものなら、それをもっと公開をして出しておいてもらいたいと思います。  それから、今度のこの東葉高速鉄道のおくれの原因に、地権者は地下にしてくれと当初から言ってお...全文を見る
○上野委員 都市化して非常に人口の過密化しておる地域についてはこれからも地下にしろという要求が出てくると思いますけれども、これはやはりそういう地下ということを考えざるを得ない状態が強いと思いますので、これについてはもうちょっと柔軟な対応が求められるのではないだろうか、こう思います...全文を見る
○上野委員 その五十一年度当時のこととしてはわかるような気もするのですけれども、しかし、現在ここまで来ますと、高架にすることによってこの都市計画事業というものがまた別の支障を来す、こういう結果になるでしょうし、高架にしても、逆に高架にするために人の通りは多くなる。したがって、駅前...全文を見る
○上野委員 具体的な問題なものですから余り多くを申し上げたくないのですけれども、しかしまだ七年もかかるという話ですね。七年間あのままで我慢しろということ。これはもう三十年来の課題ですよ、今から振り返ってみますと。だから、問題になってからだけでも合計四十年近くかかる、一つのこの立体...全文を見る
○上野委員 いや、だってこれからやるという五カ年計画の中にも入らないのですよ。それからまた超えてしまうのです。まずそういう意味では、もうそのころになれば我々は議員をやっているかどうかもわからないし、これはもう答弁を求めませんが、ぜひ検討してもらいたい。この点は、単に立体の問題だけ...全文を見る
○上野委員 それでは最後にお聞きしておきますが、建設大臣は地価を下げられるという努力をされるそうですけれども、その一番重要なポイントというのは、何をやることによって地価を下げるということに建設大臣としては考えておられるのか、この点がまず一点。  それから、公共投資四百三十兆円、...全文を見る
○上野委員 終わります。
03月06日第120回国会 衆議院 建設委員会 第5号
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○上野委員 三つの法律の改正案の審議が続いておりますけれども、私からも住宅政策全般についてのお考えをこの際ただしておきたい、こう思いますので、質問させていただきたいと思います。  最初に、本論に入る前に、実は大塚建設大臣にちょっとお聞きしたいのは、前の委員会でも例の住宅公団の問...全文を見る
○上野委員 今大臣の答弁で、私も大体そういうことだろうとは思いますけれども、その際調査に積極的に協力されるということですから、この際ぜひお願いしたいのは、銀行の名前もそれから名義番号も出されているんですね。ですからそれも、通帳なども官房長官にはっきり見せられて、あるいは予算委員会...全文を見る
○上野委員 それでは、本題に入りたいと思います。  まず、今度出された一部改正の法律案については、内容的には私どもそう問題があるというふうには思いません。ただ、問題はこれらのいろいろな法律、前にも大臣も言っておられましたが、地代を下げる、それによって住宅を大量に建設をする、そう...全文を見る
○上野委員 今答弁がありましたように、確実に中小企業を主体にするということの何か保障みたいなものを指導の中でぜひやっていただきたいと思うのですが、その点はまずどうなのか。何かそういうものは具体的にないのか、その点が一つです。  それから、農住賃貸住宅の家賃を聞いてみますと、余り...全文を見る
○上野委員 それから、このいわゆる農住利子補給法、余り長いので短くすると農住利子補給法と呼ぶのだそうですけれども、これでいきますと、実は私どもから見ますと、農協に金を貸すのですね、利子補給するわけですね。そして、融資機関が農協なので、その農協というのは今や金融機関でもあるのです。...全文を見る
○上野委員 そこで、なかなかそれぞれ持っている条件が違いますから一概に適用できませんが、どうもやはり今日の政府の法律の中では、金のあるものもないものも、簡単に言えば一緒くたにして対策を立てているという感じをいろいろいたします。お年寄りに対する福祉政策なんかにもそれがあらわれていま...全文を見る
○上野委員 そうしますと、今農業をやっているのに、簡単に言えば、おまえはこれからも農業をずっとやる気か、早いところやめた方がいいじゃないか、こういうことも含めていわゆる職業の選択の自由その他について考えると、一つの規制をかけることになりはしませんかね。そういう意味では、少し個人的...全文を見る
○上野委員 やはり答弁を聞きますと、緑地が大事だということは言いながらも、今の状態ではサラリーマンのために住宅地をどんどん農地を減らしてでもやりたい。そうすると、住宅政策の今の政府の主たる目標はこの農地に置いていると考えていいのでしょうか。
○上野委員 今の問題は、また後でもうちょっと突っ込んでお願いしたいと思います。  今との関係で、住宅の問題として公的住宅、公共住宅、これをもっと本気になってやらないとなかなかできない。今出されている法律も確かに一定の効果はあるにしても、そう大きな効果を求められるわけじゃないので...全文を見る
○上野委員 確かに六十一年の八月二日に通達を出しておられる。ただこれは、公営住宅もよろしいということにはなっているんだけれども、問題は、この近辺の人たちを入れる場合に限るということになっているのですね。例えば市営住宅というのは、市の中の一つの町の人たちだけを集めて入れるわけにこれ...全文を見る
○上野委員 それで、局長にはこの際もう一度、きょうのこの大臣の答弁なども含めて通達を新しくつくってもらって、やはり市町村段階でも、全部がいいと言っているわけではないけれども、問題によっては例えばこういうところがあるのです。調整区域ぎりぎりのところに、市街化区域ですけれども、今そこ...全文を見る
○上野委員 ぜひ今申し上げた点をお願いしたい。特に、公益上必要なものは許可できるということになっていますから、これは余り難しいこと言わなくても公益上の問題として今や住宅問題は十分考えられるわけで、しかも市町村の研究所とか事務所はよろしいということになっているんですから、そうなりま...全文を見る
○上野委員 そうすると、国土庁長官に改めて聞きたいのは地価高騰の原因、今下がっているところもあるとおっしゃいましたが、あれは問題にならないです。まだそんな問題にするほど土地は下がっていませんよね。だから、この際改めて地価高騰の原因は何だと思われるか、その点をお聞きしておきたいと思...全文を見る
○上野委員 そうすると、今金融の問題が出ました。確かに全体、総合的といえば総合的には間違いないわけで、ただ、総合的だと言って何かどこに中心があるのかわからないような話では対策がとれないわけで、やはりきちっとした原因をつかまなきゃならぬ。この点については建設大臣は、中曽根民活も一つ...全文を見る
○上野委員 首都圏だけで二万三千件ですね。ただ、これは国土庁、こういう問題はやはり情報公開の建前からもっと明らかにすべきだと思うのです。今役所のいけない点は、調べたのにそれを公開してない。ですから、これは情報公開の一環として明らかにして、その明らかにすることによってまた本当に未利...全文を見る
○上野委員 土地税制についていろいろ言っても、直ちにいい回答が返ってくると思いませんので、余り深くは申し上げませんが、ただ何といっても、今言ったように税制というのはかなり重要な位置を占めているということは間違いないので、そうだとすればその土地税制について、その重要な土地税制をもっ...全文を見る
○上野委員 それでは、先ほどから聞いている点を含めて、建設大臣と国土庁長官に答弁をいただきたいと思います。
○上野委員 終わります。
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○上野分科員 きょうは、私は、戦争と平和の博物館をつくるべきだ、こういう観点から質問をいたしたいと思いますし、その点ではぜひよろしくお願いしたいと思いますが、特にこういうことを申し上げる気になりましたのは、私どもと県会で、千葉県議会で同期の井上さんが大臣になられて、これはきっと文...全文を見る
○上野分科員 そうすると、これは今の検討の中で大体いつごろ実現するのでありましょうか。そして私は、展示の中で、歴史の中で特に重要な戦争と平和の問題、そういうものの資料とか、いろいろな模型も含めてですけれども、そういうものをどの程度まで展示しようとして今検討されているのか、できるだ...全文を見る
○上野分科員 だから、後で申し上げるように、佐倉を戦争と平和の博物館にしろと私は言っているのではないのです。ただ、近現代を考える場合には、大変短い期間でありますけれども、もう戦争が何十遍となく繰り返されたわけですね。そのことを考えると、おのずから展示をするとなればそのことを抜きに...全文を見る
○上野分科員 例えば、文部省のよろしいという教科書の中には既に東郷元帥が出てきておるのですね。東郷元帥というのは一体何をやった偉い人なのか、そんなことは全然わからないでしょう。この博物館の場合でも教員の教育ということが大分出ていますね。そうすると、そういう実際の事実をもとにした歴...全文を見る
○上野分科員 それじゃ、検討中だということですから、私の申し上げていることはきょうで終わるわけではございませんので、文部省のこの問題に対する対処を見守っていきたいと思いますし、また大いに注文もつけていきたいと思います。  そこで、そういう既存の博物館がそういうことであるとするな...全文を見る
○上野分科員 先般もソビエトに抑留された人たちの名簿が来ましたね。何と遅いのだろうと思うのですけれども、ようやく名簿が来た。そういうことなんですけれども、やはりああいうものを含めて、だんだん時間がたつに従って資料がなくなっていくと思うのです、散逸してしまいますから。そうなりますと...全文を見る
○上野分科員 持ってないから持つようにしたらどうだ、こう言っているんで、今の博物館だけ言っているわけじゃなくて、新しくこういう博物館を考えられたらどうだと言っているわけです。そういうことも検討もできませんか。これはそうなると、文部省というのは一体何ですか。平和だから今日があるんじ...全文を見る
○上野分科員 いや、だから私は佐倉博物館のことだけ言っているのじゃないのですよ。新たな観点でできませんか、こう言っているのです。  それから、国会で提起した問題については、どんな偉い先生方が検討されているか知りませんけれども、それはやはり検討の中に入れるのが当然じゃないでしょう...全文を見る
○上野分科員 それでは、大臣に最後にお答えいただきたいと思いますけれども、なじまないというのも一方的な偏見であって、私はそういうことはないと思います。きょうは申し上げている時間がありませんが、それはそれとして、これからの歴史を正しく伝える、あるいは戦争の問題を世界の流れ等も考えて...全文を見る
○上野分科員 では、終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○上野分科員 私の方からは、東京湾の浄化、保全について質問をしていきたいと思います。  まず長官にお伺いしたいのでありますけれども、東京湾の汚れその他については後ほどいろいろ御意見をいただきますが、その前に、東京湾というのを考えてみますと、湾岸地域の人口を大変多く抱えておりまし...全文を見る
○上野分科員 長官、大変積極的な御意見をいただいてありがとうございます。ぜひその方向で、あらゆる力を結集してこの対策をお願いいたしたいと思います。  そこで、総量規制が今まで行われてきていますが、残念ながらどうも、余り悪くはなっていないけれどもよくもなっておらない、こういう実態...全文を見る
○上野分科員 そこで、今お伺いしたように横ばいと言った方がいいと思うのですね。少しはよくなっていることはわかりますが、数値が小さいですから、これは横ばいという状態です。  そこで、これは何とかしなければならぬのですが、時間がありませんから具体的な問題へ入りますが、青潮対策、後で...全文を見る
○上野分科員 そこで、環境庁は本来日本の今日の状態から考えますと、もっと力を持ってもらっていいのだと思いますけれども、例えば原因がわかった、それに対する対策をどうするかということを前に進めてもらう、そういう点も含めてこれからますます、環境庁というのは重要な役所ですし、これは力を持...全文を見る
○上野分科員 そこで、長官にもう一度答弁をいただきたいのは、今おっしゃいましたように環境庁というのは仕事をやるというよりも、こういう悪い点があるからこの点はこう直しなさいという指導官庁的なものなのですね。実体は調整官庁で、その調整のやり方でいろいろ文句を言われているようですけれど...全文を見る
○上野分科員 そこで、最後に東京湾の漁業についてお願いしたいと思います。  実は東京湾に魚がいて、もともといたのですけれども相当少なくなっていますが、あのような大変汚れた海ではありますけれども、今なおノリは二万二千トン以上とれていますし、アサリは一万五千トン、一万六千トン近くと...全文を見る
○上野分科員 振興に努めていると言っても具体的じゃないんですね、正直申し上げて。  ここに千葉県議会からの意見書が出ています。この意見書は、八千余名の漁業者が従事している重要な地場産業だ、しかも、県内はもとより首都圏への水産たんぱく質の安定供給に極めて重要な役割を果たしているん...全文を見る
○上野分科員 最後に一言だけ。今いろいろ言われましたが、いずれも予算は少ないし、実際には余り効果を上げてない。したがって、ぜひもっと予算も多くしていただきたいし、それは東京湾の漁業のあり方、そういうものも含めてひとつ明確に示していただいて、その上に立った振興策というものをお願いし...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
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○上野分科員 私の方からは、千葉市が今、来年の政令都市を目指していろいろと活動を進めておりますので、その点についてお伺いをしたいと思います。  この政令指定都市というもの、私どもは地方自治権が拡大されるということは大歓迎でありますし、大勢もその方向に進みつつあるというふうに思い...全文を見る
○上野分科員 そうしますと、合理的、能率的という点、それから今まで県を通じて来た点が市で直接やれること、あるいは区制をしくことによって住民に対するサービスが直接やれる、こういうことのようです。  そこで問題は、千葉市が政令都市になるために幾つかの問題点がまだまだあるわけですけれ...全文を見る
○上野分科員 そうすると、人口については、例えば先般指定都市になった仙台は八十五万何千かですね。広島も大体そういうことだと思いますが、これらの仙台にしろ、広島にしろ、最近政令指定都市になった市は百万の見通しがある程度つく、こういう既になっているほかのところは大体百万のところが多い...全文を見る
○上野分科員 そうすると、今の人口でほかの要素が合格点であれば、人口の面は心配要らない、こう受けとめていいですか。
○上野分科員 もうちょっとわかりやすく言ってもらいたいのですけれども、私は今千葉市を数字まで申し上げて言っているわけですから、人口だけじゃないということはわかっていますが、だからほかの条件がまあまあ既存の政令指定都市に近い状態であれば問題ない、人口は今の八十二万九千人でよろしい、...全文を見る
○上野分科員 それはしかし、一つ一つやはり検討されるわけでしょう。人口はどうなんだ、ほかの財政的にはどうなんだ、サービス面における都市施設は一体どうなんだ、こういうことを全部やるわけだから、その一つの要素として人口が重要だと、わざわざこの法律に数まで教えてあるわけですからね。これ...全文を見る
○上野分科員 どうもわけがわからない。ちょっと何を言っているのか、その言わんとすることはわかるような気もするのですけれども、その重要な要素である一つが合格なのかどうなのか。総合的ということは、一つ一つが全部合格しているかどうか、最終的には、だめなのもあるが、それを総合的に見てしよ...全文を見る
○上野分科員 もう時間が余りありませんから、それでは、その人口については今度改めてあれするとして、決して決定的不足ではない、そういうことをもとにして総合的に判断されるということですが、そこで問題は財政の問題なんですね。  市はことしの元日の広報において、政令都市になるメリットと...全文を見る
○上野分科員 だから、仙台の場合は交付金がもらえるような体制をつくってから政令都市を受けているのですね。そういう順序を踏んでいるのです、周辺の市町村を合併したり。今言ったように、あなたもおっしゃったように、確かに百四十億の交付金をもらっている。したがって、前から見るとプラス八十四...全文を見る
○上野分科員 ただ、私がなぜそう言うかというと、あなた方は、市で考えろ、いつ政令指定都市になったらいいかということは市が考えることだ、こう言っておりますけれども、日ごろの自治行政の指導のやり方から見るといやに謙虚じゃないですか、この点になると。私は、やはりそこに幾つかの問題点があ...全文を見る
○上野分科員 それから財政局長お願いします。
○上野分科員 そうするとまだ何もはっきりしたことが出ていない、こういうことであります。  そこで大臣にお聞きしたいのは、また御発言いただきたいのは、まず一つは、市の行政を含めて市民というのは政令指定都市という一つの夢みたいなものを持っているのですね。政令指定都市になりたいという...全文を見る
○上野分科員 どうもありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第3号
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○上野分科員 私の方からは、運輸省のJRへの指導方針を中心にお伺いしていきたいと思います。  まず第一にお伺いしておきたいのは、JRの株式上場をやろうとしているようですけれども、いつをめどにやろうとしているのか、そして現在乗り越えるべき課題というものは何なのか、その点をまずお伺...全文を見る
○上野分科員 そうすると、時期的にはどのくらいかかりますか、その準備が完了するめどで結構ですけれども。
○上野分科員 早期というのはちょっとわかりませんけれども、その上場のためにも特に考えなければならぬのは、鉄道、JR全体の安全対策の強化が非常に重要だと私は思います。それから二つ目は、何といっても公的運輸機関でもありますので社内の民主的な融和ということが重要だ。今答弁のあったのにこ...全文を見る
○上野分科員 そこで、国鉄時代には運転報告基準というのがありまして、それによりますと、旅客列車が十分以上、その他の列車が三十分以上遅延した場合は報告しなさい、こういうふうになっておりますが、その後の運輸省令によりますと、この基準が旅客列車は三十分以上、その他の列車は一時間以上、こ...全文を見る
○上野分科員 そこで、その点ではやはり内部にいる者と我々から見ますと大分認識が違う点もありまして、たまたまこの平成元年十月二十五日の新聞報道によりますと「JRミス、報告の三十倍」、そしてこのことを副社長が認めておられますね。  だから、そういうことから考えますと、このJRの安全...全文を見る
○上野分科員 安全対策については、今私が申し上げたようなことで一層これを強化をしていっていただきたいと思いますが、その中で、やはりどう考えましても駅の状態その他いろいろ、今のJRになってからの合理化が進み過ぎて、どうも要員が足りない感じを強く持ちます。それから、内部から聞いた話で...全文を見る
○上野分科員 その点はぜひ監督を強化していただける、そういう意味で、こういうことの起こらないように指導をいただける、こう受けとめてよろしいでしょうか。
○上野分科員 大変限られた時間ですので、残念ですが次の問題に移らせていただきたいと思います。  それは私の地元の千葉県にかかわる問題なんですが、実は今度特急列車、あの房総半島の東京湾側から来るのと外の方から来る、外房、内房と言っているのですけれども、ここから来る列車が、特急列車...全文を見る
○上野分科員 例えば成田エクスプレスの場合には、これはどう考えても政治的な路線ですよ、空港と東京を結ぶという意味での。しかも、その一点に、時間的に考えたって千葉駅にとめてそんなに時間がかかるわけじゃないから、ぜひこれは再検討してもらわなきゃいかぬことだと思います。まず県民が納得し...全文を見る
○上野分科員 趣旨は伝えていただいて、それはありがたいんですけれども、これは具体的な問題ですから具体的に対処しなさいと、例えば成田から来る特急列車も全部とめなくても、例えば半分とめるとか、快速だって特急だってとまる駅ととまらない駅が場合によっては変わる場合もありますよね。そういう...全文を見る
○上野分科員 終わります。
04月12日第120回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○上野委員 道路法及び駐車場法の一部を改正する法律案、これは中身をよく調べさせていただきますと、大変結構な点が多いというふうに思います。ただ、今までも指摘がございましたが、問題はやはり本気になって実行するかどうか、さらに、これに予算がつくかどうかという点だというふうに思います。そ...全文を見る
○上野委員 資料を見ますと、「三大都市圏における瞬間路上駐車台数と違法駐車状況」というのがございます。それによりますと、東京は二十万台が駐車している、そのうちの八割が違法駐車、こういうことのようですが、そうすると五年間かかって十万台、これは全国ですからね。ですから、ある意味では焼...全文を見る
○上野委員 その方面をさらに検討いただきたいと思います。  ただその場合に、もうすぐ始めなきゃなりませんから、今度のこの市町村がやる整備計画の中で、先ほど申し上げた、どこに駐車場をつくるのが一番総合的な意味での町づくりのために、そして今言ったこのパーク・アンド・ライドの考え方か...全文を見る
○上野委員 その点は、これから難しい問題ですけれども、ぜひこの整備計画の段階から指導性を発揮してもらいたい、重ねて要請しておきます。  そこで、次の問題として駐車場の附置義務、これはこの法律で言うと二十条のようですけれども、延べ面積を二千平米以下に下げる、こういうことで、いわば...全文を見る
○上野委員 これはマンションで何戸分ですか、二千平米で。
○上野委員 そうすると、五百平米というとこれは相当でかいうちですね。これは戸数にすると十戸分ぐらいじゃないですか。かなり大きい。四百五十平米で四十五平米、五百平米で五十平米だとすると、十戸に五台という割り当てになりますかね、大きいうちで。それはいいんですが、その点は標準としてはど...全文を見る
○上野委員 それじゃ公団の方は、住宅局長も答弁に頼んでありませんので、これは後でまたお願いすることにしまして、例えば百平米の家に住むとなれば車は二台から三台ありますね。したがって、これはいずれにせよ足りない。  大体今、マンションを建てるについてトラブルの一つになっているのが駐...全文を見る
○上野委員 最後の質問になりますが、駐車場との関連で、車の不法駐車も大変邪魔になり社会のために悪いのですけれども、今車のかわりに自転車が物すごく使われているのですね。したがって、駐車場をつくったら、面積はもちろん問題いろいろあるでしょうけれども、駐輪場も併設して、自転車からも多少...全文を見る
○上野委員 答弁を大変丁寧にいただきまして、ただいろいろまだ残された問題はありますけれども、一つは予算の面で、さらに来年度はこの予算を今の二倍から三倍ぐらいひとつ獲得していただきたいと思う点と、今最後に申し上げました駐輪場についても、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  質問...全文を見る
04月17日第120回国会 衆議院 大蔵委員会土地問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○上野委員 土地税制の問題について、私は建設委員会のメンバーでございますが、連合審査に加えていただきまして、質問させていただきたいと思います。  本題に入る前に、橋本大蔵大臣に冒頭お伺いしたいのでありますけれども、先般、四月十一日の新聞に、新年度は税収が鈍化の懸念がある、それに...全文を見る
○上野委員 行政経費の節減を図りたいという趣旨だそうでありますから、全体の重要な政策経費、公共投資、特に私どもは公共投資の問題を重視しておりますので、その点に影響が出ないようにひとつお願いしたいと思います。  続いて、本題の地価税法案の問題に入らせていただきます。  まず、既...全文を見る
○上野委員 私も、税制だけで土地の高騰を抑えたり、地価を下げるというようなことは不可能だと思っております。もちろん総合的なものがありますが、その総合的な中にこの土地税制というのは重要な位置を占めているわけですから、その重要な位置を占めているこの土地税制で〇・三%、初年度は〇・二%...全文を見る
○上野委員 土地というのは公共のために有効に利用されるべきものなのですけれども、それが資産保有の手段とかあるいは投機の対象になっている。土地ほど有利な資産はないというこの土地神話はやはり打ち破らなければならぬわけで、そういう意味では、今銀行局長お話ございましたが、総合的な規制も検...全文を見る
○上野委員 銀行並みには無理だと言う。それから、物販をやったりしておるしということなのですが、しかし、大きなところは、大筋はどうなのでしょう、銀行の系列下にあると考えていいのじゃないでしょうか。また、銀行から流れていくから、一般の金融機関から行くから金が持てるので、そうすると、土...全文を見る
○上野委員 今局長が最後に言われましたが、貸金業に対する法の改正をやらなければいかぬだろうというように私も思います。その辺のところはぜひ御検討いただいて、やはり土地対策というのは他の業務から切り離して、特別な一つのものとして対策を立てないといかぬのじゃないだろうか、こう考えられま...全文を見る
○上野委員 じゃ、この七百カ所についても公共の用地として地方自治体に優先的に考える、こういうことですから、大変結構なことだと思います。  そこで、未利用地については国土庁が調査をされたのがございますけれども、これは民間のも入っておりますね。たしか民間のも含めて調査をされています...全文を見る
○上野委員 時間の関係もありますので、未利用地についてこれ以上申し上げませんが、ただ、土地の問題について総合的な対策ということを考えますと、土地に関する情報の公開が重要じゃないだろうか。これはもう力でやるのじゃなくて、土地利用の情報を公開することによって相当な規制がかかる。これは...全文を見る
○上野委員 掛川市のこの条例については、今国土庁長官が大変高く評価をされておる、こういうことだけで結構なことでございます。どうか具体的にこの条例の趣旨が生きますように御支援をいただきたい、こう思います。そして、これをきっかけにして、全国的に住民の参加のもとに私的所有を公共のために...全文を見る
○上野委員 この地価税法については、先ほど申し上げました税率の問題、控除の問題をできるだけ早くぜひひとつ再検討いただきたい、このことを要望しておきます。  大蔵大臣が出席のいい機会でありますので、最後にちょっとお聞きしたいことがございます。  実は、私どもにこの「ドキュメント...全文を見る
○上野委員 この株主総会のあり方などを含めて、ぜひ株主保護といいますか、株主にもいろいろありますけれども、例えば一株でも株主には違いないわけですから、そういう株主を保護するという立場が余りにも欠けているように思われますので、特に株主総会のあり方など、これは本当に私ども聞けば聞くほ...全文を見る
○上野委員 委員長、済みません。時間がなくて、最後にもうちょっとお願いしたいのですが……
○上野委員 済みません。最後に、今の中で、株の取引の場合に、現品をくれと言った場合によこさないんだから、そこからもう既に利子の問題というのはストップしていいのじゃないでしょうか。それが逆でしょう。しかも日証金みたいな会社があって、これが調整するのが当たり前ですから、株がないならも...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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○上野委員 下水道の本題に入る前に、先般の広島における新交通システムの建設中における大変な事故について二、三質問させていただきたいというふうに思います。  あの事故の発生後、私ども社会党議員が現地に参りまして調査をいたしまして、大変痛ましい、市民を巻き込んだ事故であるだけに、哀...全文を見る
○上野委員 官房長、総合的な合理化で対処していくということを、そういう時代だ、こうおっしゃるのですけれども、しかし元請、下請の関係はそんなふうになってないですよね。依然として元請があって、それに下で使われるという形。この広島の場合は、元請、孫請、ひ孫請という形での体制として契約が...全文を見る
○上野委員 ほかのことがありますので、広島の問題は以上で終わりたいと思いますが、今申し上げましたけれども元請、下請の関係にもっと近代的なやり方を導入しないことには、せっかくの工法とかいろいろな技術面の前進が安全につながってこない、あるいはまた、これからの仕事の面でも大きな問題を持...全文を見る
○上野委員 県が市町村の力の弱さを補って代行制度をやる、こういうことになっておりますけれども、そこで今の財政上の面からいいますと、管渠と処理場の補助率が違いますね。これはやはり一緒にしなきゃおかしいんじゃないですか。今度少しは上げると言っていますけれども、完全に一致したらどうなん...全文を見る
○上野委員 だから補助率の違うのはわかっているんで、それをちゃんと処理施設と同じように補助率がならないかと言っているので、その努力をやはりしておく必要があると思う。今決まっていますから、今すぐ直せというのは無理でしょうけれども、次の機会にはそこまでやらなければなかなか進まないです...全文を見る
○上野委員 質問の大きな最後の点で、東京外郭環状線の問題をお聞きしたいと思います。  実はこの東京外郭環状道路、これは御承知のとおり大変大きな道路でございまして、その中で千葉県の市川市の部分が今まだできておりませんし、これをやるということになってから既に二十年たっております。ま...全文を見る
○上野委員 申しわけありません。大変重要な問題なものですから。もう質問はいたしませんが、意見だけ申し上げて要望しておきたいと思います。  まず外郭環状道路の市川部分について、これは松戸は最初から賛成なんですから問題にならないのです。区間も短いですからそれはいいのですけれども、市...全文を見る
04月25日第120回国会 衆議院 建設委員会 第10号
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○上野委員 公団家賃の値上げについて、また、これとの関連において都市住宅政策全般についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、我が国の都市住宅政策の立ちおくれというのは大変大きいと思います。これはいろいろ歴史的な背景がございまして、戦前は富国強兵、軍需産業優先、そういう中から...全文を見る
○上野委員 その点は、雑誌の発言でありますからこれ以上申し上げませんが、公営住宅も極めて重要な段階でありますので、これは都市局長さんが一番よく御存じのとおりであります。  現在、日本の最低居住水準、四人世帯で五十平米以下の住宅、いわゆるこれを住宅困窮者と名づけておるようでありま...全文を見る
○上野委員 時間の関係もありますから、これから順次問題点をお願いしたいと思います。  そこで、今大臣と住宅局長から積極的な姿勢が示されました。そして、それはやはり地価の高騰、それから一極集中を含めてこれはやはり政治の責任であり、ひいては政府の責任だ、こういう立場だと考えます。そ...全文を見る
○上野委員 御理解いただきたいといったって、これは委員長の要望に、あなたは全部最大限尊重したと言うけれども、尊重していないじゃないですか。「住宅に困窮する勤労者に対し、良質な公共賃貸住宅の供給」でしょう。  まあそれは、時間の関係がありますから急ぎますが、まず敷金というようなも...全文を見る
○上野委員 そういう中で、実は公団法にないというのは、私は公団は家賃の値上げは余り想定していなかったと思うのですよ、もともとこの公団住宅の建設というのは。しかも、もし上げるにしてもこんなに大幅に上げるということがないから、規定がないんだと思うのです。ところが、今度の場合に取り上げ...全文を見る
○上野委員 償却費、修繕費、どういうふうに見込んだ額ですか。余り時間がないですから、急いでください。
○上野委員 それはちょっとおかしいじゃないですか。値上げの額を出して、しかもいろいろ数字が出てきているんですから、それなのにその根拠を示せないということないでしょう。しかも、この方式はおかしいと私は言っているのに、その方式を使っている。それなのに出せないということはない。  委...全文を見る
○上野委員 国会の委員会の審議に、その値上げの積算根拠を出せないというばかなことはないでしょう。そんなもの出せないで審議できないじゃないですか。例えば償却費は幾ら見ているのか。償却費というのは見なければいかぬでしょう、これは。見ているのでしょう。それは幾ら見ているか、素直に出して...全文を見る
○上野委員 これは質問できない。その程度のことも明らかにできないなんというのは、それはおかしいよ。理事と相談してくださいよ。そんなばかなことはない。値上げの額の根拠を出せないなんて、ばかなことはないじゃないの。
○上野委員 委員長が預かると言いますから、これは明らかにしてもらえることだろうと思いますから、質問を続けます。  そこで、今のこういうことを発表できないということ自体に、やはり私は何か公団の体質の悪さみたいなものを感じます。特に、先ほど申し上げた委員長の要望について見られてない...全文を見る
○上野委員 最後にそれでは……
○上野委員 いや、さっきまだ時間があったのです。
○上野委員 それじゃ仕方ないですから最後に申し上げますが、総裁、人間は、これだけ上げざるを得ないのですよという根拠を示されたときに、初めて人間というのは納得するのですよ。今度もそうでしょう。出てきているのは、やはり土地の高くなった分が随分影響しているじゃないか、こういうことを言っ...全文を見る
○上野委員 委員長、それではさっきの問題はちゃんとやってくださいよ。
○上野委員 終わります。
05月29日第120回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第11号
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○上野委員 JRと信楽鉄道との大変悲惨な事故を、私ども現場も見せていただきまして、何てひどい事故だ、また事故の内容も、どうしてこの程度の安全が守れなかったのかという大変悲痛な感じをいたしたところでございます。今大臣も、安全第一である、こういうこともおっしゃられましたが、そういうこ...全文を見る
○上野委員 大臣は適切な能力、人員の配置、そういうものを確認して認可したと、こうおっしゃるが、今度の事故を見てみますとそういう配置になっていないですね。  例えば、まず人数の点では、これもどうもはっきりしないのですけれども、一応言われているのは、四十名の国鉄時代、もっとさかのぼ...全文を見る
○上野委員 私が聞いているのは、総点検はもちろんやっている、もう指示したという話ですからそれはわかるのですけれども、そうじゃなくて、第三セクターの中身を、内容をやはり検討して、第三セクターに簡単に言うなら押しつけたわけですから、簡単に言えば公共交通の重要な点をやらせているわけです...全文を見る
○上野委員 それじゃ、ぜひその点、後でまた少し申し上げたい点がありますけれども、次に移らせてもらいたいと思います。  そこで、JRが乗り入れをした、その乗り入れに際して、先ほどもちょっと申し上げましたが、赤字だからといって切り離した線路、今度はまたお互いに少し利益になる、こうい...全文を見る
○上野委員 いや、だから信楽の鉄道の中に入るんだから、信楽の周波数に合わせた無線をなぜ持たなかったかというのですよ。万全の安全だと言うなら、安全が大事だと大臣も言っているということなら、そのくらいのことをやらなければおかしいでしょう。その点を聞いているのです。
○上野委員 この点はやってもらわなければ困りますから、そういうつもりで答弁したのだろうと思いますから、この点はぜひ明確に設置してもらいたい。そういうことでなければ、全く小さな、資本金二億、それもみんなから集めた本当に零細な、個人企業みたいな、町長が社長をやっている会社ですから、そ...全文を見る
○上野委員 そこで、場所によっては私全然ないとは申し上げませんが、バスへの転換ということも考えられないわけじゃないと思いますが、赤字になった路線を第三セクターをつくってでも鉄道を維持していこう、そのことがこの地域にとって必要なんだという立場でつくられたものなんですから、赤字になっ...全文を見る
○上野委員 そこで、少し具体的な問題に入らせていただきますが、その場合に、まずJRの問題の関係で、これは大塚総括審議官にちょっとお伺いしたいと思うのです。  その点、少し酷だと言う人もいますけれども、JRの運転手さんが乗り入れていった、そうしたら信号が青だった、隣にいつもいる列...全文を見る
○上野委員 それでは時間が迫ってまいりましたので具体的な問題にさらに入りますが、まず警察庁にお伺いしたいのです。  警察庁は、捜査中という答弁が返ってくるだろうと思いますが、それにしてもどうしてこんなに時間がかかるのか。やはり捜査というのはなるべく早く結論を出してもらうのがよろ...全文を見る
○上野委員 次に保安システムについて、これは最後の質問ですけれども、お伺いしたいのであります。  先ほどもちょっと説明がございましたが、まず第一は、この場合は二つの閉塞区間をつくったわけですけれども、その中に列車が入っている場合には他の列車が入ってこないように二つに区切ってやっ...全文を見る
○上野委員 時間がありませんので、最後に要望を申し上げて、あとは山下委員の方に引き継ぎたいと思います。  第一は、まだ申し上げたいことはいろいろございますけれども、今信号の問題、表面的には立派な信号、今度の事故が起こらなければ立派な信号ということになっておったのだと思いますけれ...全文を見る
08月31日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号
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○上野委員 今度の一連の不祥事、あるいは事件一と言った方がいいかもしれませんが、多くの問題でまだまだ解明されてない点が非常に多い。解明が正確になされていなければ、その対応する、対処する対策、あるいは法律を変えるといいましても、まだまだ問題が残されたまま中途半端な法改正になりかねな...全文を見る
○上野委員 そういうことではわからぬのですよね。一体ノンバンクがどういうところに出しているのか。ある意味では、ノンバンクなんかもう明確にされた上で、それではそのノンバンクには一体どこの銀行、金融機関がお金を出したのか、そこまでもうわかっていなきゃ、またそういうことが明確でなけりゃ...全文を見る
○上野委員 それでは、知っているけれども国会には言えない、特別委員会までつくったけれども特別委員の皆さんには申し上げるわけにいかない、こういうことだというようでありますけれども、それでは、捜査当局にお伺いしますが、このノンバンクから金を引き出した会社がかなり多くあるわけですけれど...全文を見る
○上野委員 そうすると、この問題、大変根が深いんでありますから問題なんですけれども、そこで、ちょっとお伺いしますが、この金融を受けた会社の中でずば抜けて多いのが、私はもう率直に私の調査に従って名前を申し上げます。出島運送というのがありますけれども、この出島運送は富士と東海を合計し...全文を見る
○上野委員 私は、大蔵省という中の銀行局、これはもう大変な権限を持っている、それが内容を知らないはずがないんで、しかも前に私がほかの委員会で聞いたときには、銀行との関係のあるノンバンクについては把握しています、ただし銀行系でないのはわからない、こういうお話がございました。  そ...全文を見る
○上野委員 また後ほどこの金融問題、さらに触れますが、そこで大蔵大臣にお伺いしたいのですが、大蔵大臣は秘書の問題で大変御苦労をされたようですけれども、大蔵大臣は津川雅彦という俳優についてはお知り合いだというふうに聞いていますが、どうでしょうか。
○上野委員 さらに、全日販の花田敏和社長は御存じですね。
○上野委員 そこでもう一つ、小林元というのでしょうか、秘書が金融の話をつけた、こういう中で、いろいろ関係するのが少なくとも三人が出てくるんですけれども、その一人、これは橋本大蔵大臣が秘書を糾明された際にきっと話が出たと思うのですけれども、十億を中華料理店の尾花という店に金融をした...全文を見る
○上野委員 ところが、その十億のうち、借りる目的であった借地権つき家屋は、金額が六億強ですね。そして、この不動産に関係をした開発会社に調査をしましたら、残りの四億弱には、どうも中村、それから小林両氏が、どういうふうにしたのかわかりませんが、二人がどこかへ持っていったんじゃないかと...全文を見る
○上野委員 それでは、また後ほど少し明確にしますが、今橋本大蔵大臣は、花田敏和社長については後援会に入っているけれども、親しい関係ではない、こう否定をされております。ところが、津川雅彦、有名な俳優さんですが、この方がやはり融資を受けた。ところが、途中からコンサルタント料ということ...全文を見る
○上野委員 この全日販という会社は、大蔵大臣の名前を頻繁に出すことによっていろいろな活動をしておった経過があります。非常に親しいんだ、こういうことを言っておりますし、それから今度の場合、全日販は少なくとも百二十億のお金を引き出しております。そして、そのことが表に出始めたので、この...全文を見る
○上野委員 そこのところはまた後ほど資料を出していただいて、それからさらに問題を明らかにしていきたいと思いますが、このあれを見ますとノンバンクの数の多いこと。富士銀行だけでも十二社、そしてもっと多いというふうに言われております。それからさらに金を引き出した会社、今まで申し上げたと...全文を見る
○上野委員 なかなか内容を言いませんので、それじゃ私の方から確認をしておきたいと思いますが、これはどうでしょう。協和埼玉銀行、協和埼玉ですね、埼玉銀行が八十億のお金を不正融資をしている。それで、ノンバンクは四社。それから借りてるところは二社。それから東海銀行は、ノンバンクは、オリ...全文を見る
○上野委員 それじゃ後で資料を出してもらうことにいたしまして、次の問題に、時間の関係もありますので、移らしていただきます。  次は、実は私はこの質問をするのにいささか迷ったのでありますけれども、この問題を調査をしてみますと、大変常識的に考えても不当だと思われる点が多い。それに、...全文を見る
○上野委員 この問題はひとつ反省的に受けとめていただいて、今後の問題に、おかしなことにならぬようにひとつお願いしたい。特に、やはり天下りというのはよくない。もちろんそれは全部が悪いと私は申し上げませんが、もう例えば横浜銀行のように、これは大蔵省の銀行だと言われるような格好で人事が...全文を見る
○上野委員 そうおっしゃっていますが、ただ、例えば転換社債を扱っていますよね。大臣、知らないでしょう。この転換社債というのは、今下がっていたりいろいろ大変ですよね。ほとんど手を出さないというのが転換社債なんだそうで、まあいいのもあるでしょうけれども、ほとんどそういうことのようです...全文を見る
○上野委員 この問題は後でまた機会を見て申し上げますが、最後に信用取引をめぐる問題について、きょうは参考人に日本証券の多島社長さん、そして東京証券の専務理事さんにおいでいただいております。どうも御苦労さまでございます。  そこで、今度の証券問題全体を通じて問題だと思いますが、現...全文を見る
○上野委員 時間がなくなりましたので、最後に申し上げることだけちょっとお許しをいただきたいと思いますが、ところが、こういう規制をかけておきながら、そしてこれは自民党の長老になる人あるいは現役の大物代議士などもこの信用売りを試みた、その規制があってから。規制がかかっているからだめな...全文を見る
○上野委員 どうもありがとうございました。  問題はいろいろまだ残っていますが、これは直接いろいろとお伺いして問題を究明していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします旧
09月06日第121回国会 衆議院 建設委員会 第1号
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○上野委員 どうも御苦労さまでございます。第一の私の質問は公団住宅の問題でございますが、前に公団住宅の家賃の値上げに際していろいろ問題点を出しまして、また私ども提案も申し上げたわけでありますが、そういう中に、公団住宅建てかえの際にこれを円滑にすることも含めて公営住宅を併設すべきで...全文を見る
○上野委員 そこまでで終わってもらっちゃ困るので、その構想を明らかにしてもらわなきゃ、私、質問する意味ないじゃないですか。その構想と、それから現実にどう動いているのか、ひとつお願いします。
○上野委員 例えば、私は簡単に申し上げた方がいいと思いますので単純化して申し上げますと、大きな公団住宅を建てかえる際に、その一部に市営住宅ないしは県営住宅を建ててもらって、そして公団住宅の中で公営住宅の条件に合う方々に、希望者に移ってもらう、すると同じ団地の中でなお引き続いて居住...全文を見る
○上野委員 はっきりしないところがあるのですけれども、私が申し上げたようなことを進めるためには、いろいろな難関があるというふうにも受けとれるのですね。今あなたの方で、こういう困難性がありますよ、壁がありますよという点があったら、この際明らかにしておいていただけませんか。
○上野委員 大分いい方向に進んでいるようで、ぜひこれからもその点で御努力をいただきたいし、大体県も市も都市部のところでは土地がなくて困っているのですね。市営住宅、県営住宅を建てるにも、いい場所に土地がない。住宅整備公団の土地というのは、昔はもう町外れだったのですけれども、今や大体...全文を見る
○上野委員 それでは、この問題については御努力をお願いして、次に移らせていただきます。  まず、建設業における労働時間の短縮の問題、この点についてお伺いいたしますが、この労働時間の短縮というのは、これはもう今社会の大勢になっておりまして、当然、働く意欲とかあるいは創造力に富んだ...全文を見る
○上野委員 その点の対策をお伺いをいたしたいと思うわけであります。  まず、この時間短縮との関連で見てみますと、昨年、一九九〇年においては、二千二百十三時間の労働に平均するとなっております。ところが、全産業の平均では二千五十二時間。ここで百六十時間労働時間が長くなっている。全産...全文を見る
○上野委員 問題は、今言われたことをさらに実行してもらえると大分違うと思いますけれども、それはやはり建設省の段階から、国の段階から地方自治体の公共事業その他にもぜひ波及するようにお願いしたい。特に地方自治体に行きますと、余り設計変更なんかやらないで、面倒くさいものですから、この次...全文を見る
○上野委員 時間が参りましたので要望だけ申し上げておきますが、今のお話はちょっと冷た過ぎるのですよ。技術者というのは、もう統計をとってもらえばわかりますように、そういう技術者は大きなところにみんなとられてしまっているのです。そういう現実をもうちょっと見た上で、それでは中小でもそう...全文を見る
09月26日第121回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○上野委員 私は、信楽鉄道の事故について引き続いて質問をいたしますが、さらに第三セクターの現状について、今のままでは第三セクターはつぶれる方向にあると言わざるを得ない実態でありますので、これの対策をどうするのか、この点について質問をいたしたいと思います。  そこで、きょう実は信...全文を見る
○上野委員 これは今度の証券・金融問題と同じように、やはり監督官庁の運輸省が相当きちっとしたことをやらないと、西日本の社長のような態度が続くのではないだろうかと思いますし、それから少なくともこの第一種踏切がこういうような安全対策の現状では、何か慌ててつけるようになったようでありま...全文を見る
○上野委員 信楽鉄道の問題に入らせていただきます。  ここでも最初にJR西日本の態度というか行動についてもう一つ指摘をしなければならぬのは、JRとの関係の深い第三セクター、これは私ども口が悪いかもしれませんが、赤字路線を第三セクターという形で地域社会、地方自治体を中心にしたとこ...全文を見る
○上野委員 指摘をされたから慌てて何かやっているということはわかりますけれども、普通の会社でいえば元請と下請みたいな関係ですから、それからもともとはJRが本当は運営をしなければならぬ鉄道を、赤字だからということで第三セクターにした経過などを考えますと、やはりJR側はもっと積極的か...全文を見る
○上野委員 そこで、今もちょっとお話がありましたが、今度の事故の問題として信号機自体が差し押さえ、差し押さえというのは言葉は適当でないかもしれませんが、警察の方の管理下にある、こういうことが言われておりまして、そういう点で警察の方もこれは確かに大変御苦労だと思います。四カ月たって...全文を見る
○上野委員 ぜひ再開に向けてお願いいたしたいというふうに思います。  そこで、今度の事故で四十二名の死亡者を出したわけでありますけれども、その人たちを中心にして負傷者の補償問題というのは今どんな段階にあるのかお聞きしたいと思います。その段階とともに、補償費として、推定で結構です...全文を見る
○上野委員 そういうことで、実は再開と同時に、遺族の中には再開は困る、嫌だという気持ちも強いようでありますから、この補償についても、これは信楽鉄道だけではなくてJRと一体になって補償対策を進めるべきだというふうに思います。そういう点では、その後の費用の負担とかなんとかいろいろ問題...全文を見る
○上野委員 私、あえて申し上げましたのは、どうもJR西日本は斜に構えていると言ったらいいかもしれませんが、何か、悪く言うと逃げ腰の嫌いがあるという現地からの報告を聞いておりますので、その点、今の局長の答弁であれば結構であります。ぜひ費用その他を含めてお願いしたい。特に信楽鉄道とい...全文を見る
○上野委員 最後になりますが、実は内容を見ますと、まず、設立からこの五年間というのは、五年間にならないところもあるかもしれませんけれども、大変な努力をしているのですね。合理化に次ぐ合理化だし、それから、もう経費を詰めるだけ詰めている。例えば人件費がどういうふうに出ているかといった...全文を見る
10月03日第121回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○上野委員 綾瀬川の橋脚かけかえに伴う事故、そして松戸の国分川放水路の問題、この二つについてきょうは、今後事故を起こさせないためにはどうするか、その観点から質問をいたしますが、ぜひ積極的な答弁をいただきたいというように思います。  そこで、個人的なことで申しわけありませんが、こ...全文を見る
○上野委員 今言った点で、基準は当然見直さなければだめです。これほどうにもならぬ状態にあります。  それから、その基準と同時に、今度の事故を招いた労働安全衛生法上の立場で言うと、もう完全に労働安全衛生法に違反していますよ。後でその点申し上げます。  そこで、先ほど県の監督がい...全文を見る
○上野委員 時間が来ましたので簡潔に申し上げますが、まず、残念ながら今度の事故を見ましても、例えば広島のあの新交通システムでの大事故いあれにも学んでないですね。あの場合も当然十八歳未満の者を使ってはいかぬはずなんですけれども、それを使っている。それも三日前に来たのが重要な仕事をし...全文を見る
12月04日第122回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○上野委員 建設大臣、就任早々でありますので、まず第一に、建設業界で大変中小企業の業者、会社が圧倒的に多いわけでございますので、その点について、この育成強化が非常に重要な段階に入っているというふうに思いますので、そういうことについて大臣は積極的に育成を考えておるかどうか、これから...全文を見る
○上野委員 今資料を持ち合わせないというお話で、それは資料は、私の方からちょっと若干その点申し上げてみますと、個人の場合と、団体の場合もそうですが、資本金二百万未満の法人、企業は全国の全体五十万八千社の五四・一%を占めています。そして、資本金二百万以上一千万未満の法人、企業の比率...全文を見る
○上野委員 この建設業法の改正によって、確かに一定の効果は上げています。例えば昭和六十三年、一九八八年、五十二万の業者があったわけですけれども、それがこの業法の改正によって翌年の三月末には五十万八千、一万二千の淘汰されたといいますか不良業者、全部がそうだとは言いませんが、かなり不...全文を見る
○上野委員 あなた、技術者、資格の保有者が五十万人ほどおりますというのは、前回のあなたの答弁なんです。だから五十万と申し上げたので、その点は、では三十万ということでなっておるのですね。  そこで、今言った下請の場合でも、しかし今の下請の現状はあなただってわからないわけじゃないで...全文を見る
○上野委員 大臣、これは中小の場合の技術者、御承知のとおり現場監督の経験は長い、非常に有能なんですけれども、とにかく大学をちゃんと出てないわけですから、いざ学問的な問題になりますと、特にペーパーテストなんかやられますと、もうペーパーテストだけで上がっちゃう。端的に申し上げますが、...全文を見る
○上野委員 決して安易に、だれでも簡単に取れるようなことを申し上げているのではないので、ぜひ今日の実態を、特に公共事業の場合で結構ですから実態を調査していただいて、しかるべき措置をとっていただいて、この人手不足、特に中小企業の場合のこの厳しい現状を認識してお願いいたしたい、こう思...全文を見る
○上野委員 そういうことであれば、なおさらよく実態の調査をしていただきまして、現実に今中小企業の健全育成という場合にぶち当たっておるものは何かということを、ひとつもう一度丁寧にお願いをいたしたいと思います。  時間がありませんのでもう一つ、これも前、私も一度申し上げておりますが...全文を見る
○上野委員 いや局長、それはそうなってないんですよ。なってないから申し上げているので、前もその点は認めているのです。あなたの前の局長だったかもしれませんがね。その点で、やはりその調査のことが、きめの細かさが必要だというのはそこなんで、ぜひこれも実態を調べて検討してみてくれませんか...全文を見る