上野公成

うえのこうせい



当選回数回

上野公成の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月19日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第13号
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○上野公成君 自由民主党の上野公成でございます。  きょうは、三法でありますけれども、秋は都市計画法を主に質問させていただきたい。後で同僚議員の岩井議員からまた質問をさせていただきたいと思います。  都市計画の問題点といいますか、これからの都市計画あるいは今までの都市計画法の...全文を見る
○上野公成君 今、人口の結果ということで二つの時期を比べていただいたわけでありますけれども、相当状況が変化しているんです。  一つは、都市計画がこういう結果だからこそ経済活動がやりにくいということも実はあるわけでして、そういう中で三十年近くたっているわけでありますけれども、この...全文を見る
○上野公成君 この問題は、時間があったらまたやらせていただきたいと思います。  少し具体的な問題に入りまして、やはり四十三年の改正の一番の目玉というのは何といっても線引きですね。調整区域、市街化区域と、都市計画区域はそうですけれども、市街化区域と市街化調整区域というものを設定し...全文を見る
○上野公成君 市街化区域で六百人しかふえていないんです。市街化を調整する区域で、これは推計ですけれども、実に一万六百人ということなんです。  何でこんなことになったか。市街化調整区域というのは開発をしない区域なんですけれども、そこで一万六百人という人口がふえているわけであります...全文を見る
○上野公成君 調整区域でどんどん人口がふえて、市街化区域はほとんど人口がふえない。  これはこういうことなんです。要するに市街化区域というのは地価が高くなるんです。これは前橋市でも高崎市でも伊勢崎市でもちゃんと都市計画をやっていますから、その一番近いところは調整区域になっている...全文を見る
○上野公成君 私が言っているのは、むしろ弾力的に運用しなきゃいけない、経済の活動に合ったようにしなきゃいけないということであります。どうも地方公共団体の職員のマインドというのがそういうふうになっているんじゃないかということ、これは担当している人からも、よく話をしますから、そういう...全文を見る
○上野公成君 高度利用地区というのは、これは再開発事業をやるために今までは再開発の地区指定をするのと一緒にあわせてやってきたので、高度利用地区だけで指定するということは余りなかったので、これは再開発と同じで六百四十件ということがあるわけですけれども、その特定街区は百三件しかないん...全文を見る
○上野公成君 小さいから数が多いということもあるんですけれども、やっぱり大きなものでもできるわけです。  それで、余り具体的なところの名前を言うのは差し支えがあると思いますので、他府県のことにもわたるので言いませんけれども、公共団体によってかなり積極的に受け入れているところと非...全文を見る
○上野公成君 先ほどからお話ししますように、建設省へ来て認可をもらうというのがなかなか大変なんです。それから、県も市町村に対しては、これは昔からの歴史もあると思うんですけれども、やっぱり上位官庁意識というのがありまして、分権というのは、国の仕事は国、県の仕事は県、お互いに口を出さ...全文を見る
○上野公成君 今みんな性善説でやれば確かにそういうことでいいんですけれども、現実はそうじゃないんですね。市町村がやろうとしても県が口を出すということが現実にあるんですね。そういう意識が、日本でずっと明治以来の官僚の仕組みがそういうふうになっているから、現実あるわけですから、やっぱ...全文を見る
○上野公成君 今までの容積率の緩和というのは大都市だけの政策だったわけですけれども、今回はこれはオールジャパンでどこのところでもこういう可能性があるわけですから、やはりこれだけのことをしてなかなか実績ができないということでは大変困るわけであります。いずれは都市計画法をちゃんとそう...全文を見る
○上野公成君 建築基準法の方は、これも随分、昭和二十六年ですか、七年にできた法律でいろいろ問題があったんですけれども、これは次の審議でありますけれども、大変踏み込んで建設省の課題を一段階はクリアしたんじゃないかと思います。  都市計画はいろんな問題がありますので、ぜひこれは次の...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号
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○上野公成君 自由民主党の上野でありますけれども、きょうは御苦労さまでございます。  私は、井上参考人に幾つかお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、いろいろの中心市街地あるいは大店法の議論がありますけれども、きのう連合審査というのがありまして、うちの委員会と経済・産...全文を見る
○上野公成君 確かに大変お答えしにくい質問をして申しわけないんですけれども、私がなぜそんなことを言ったかというと、中心市街地はパイはそんなに大きくないし、郊外の大型店というのは本当に便利ですから、みんな車社会であれしますから、なかなかそれに対抗するのは並大抵のことではできないんじ...全文を見る
○上野公成君 同じことを岩澤先生に。
○上野公成君 今、両先生からお話がありましたように人が大事なんですね、再開発も。私は同和関係の再開発をやっていたんです。これは非常に圧力団体が多いんです。ですから、本当に喜んでやっているかどうかは別として、それが非常に力になって、それで進むんです。  それから再開発も、商店街に...全文を見る
○上野公成君 終わります。
05月28日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第15号
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○上野公成君 自由民主党は三人質問させていただきます。小川局長の答弁は簡潔な方でありますけれども、時間がありませんのでより簡潔にひとつよろしくお願いします。  今、福本委員からも、なぜざる法と言われているのにここまで時間がかかったとかいろんなお話があったわけあります。この間、都...全文を見る
○上野公成君 日本の強みは技能だとかそれから技術だと思うんです。これが戦後の経済を本当に支えてきたわけでありますけれども、最近どうもそれをサボっているので少し心配な点が多いわけであります。そういう意味で、全国津々浦々までが本当に自分の技能を磨き、そして技術開発をする、新しいアイデ...全文を見る
○上野公成君 実際はどうかということはありますけれども、やはりそんな目標を持ってこれをやっていただくということが、せっかく建築基準法を変えたわけでありますから、そういう心構えでぜひやっていただきたいと思います。  今まで建築基準法がネックになって、ああいうことができないこういう...全文を見る
○上野公成君 今まで木造の建物について非常に火に弱いという思い込みに近いものがあったんじゃないかと思います。  例えば、非常に大きな太い柱でありますと、表面しか燃えないから中まで燃えるということはないわけです。燃えるということはあるわけですけれども、構造的にもちゃんと柱が立って...全文を見る
○上野公成君 先ほども言いましたように、日本は技術立国でありますから、性能規定化によっていろんな新しいものが開発されるわけであります。来るだけじゃなくてどんどん出ていくということも必要なわけでありまして、何となくアメリカから攻められているからやるということじゃなくて、いいものは相...全文を見る
○上野公成君 損害賠償もいいわけですけれども、個人とか事務所で相当なものを賠償するというのはなかなか難しいんじゃないかと思うんです。  そこで、住宅の場合は住宅性能保証制度というのがありまして、それは保険によってカバーされるわけでありますけれども、やはりこれだけのことであります...全文を見る
○上野公成君 それからもう一つ、今回は中間検査というのがあるわけでありますけれども、従来でも金融公庫の場合は中間検査というのをやっておりますし、それからお話が出ております住宅性能保証制度でも中間検査はやっている。やはり中間の一番大事なところで検査をするということは、でき上がったも...全文を見る
○上野公成君 特殊建築物というか、不特定多数の人が出入りするようなものは今までの基準法の中でも別の扱いになっているわけであります。  それよりむしろ、先ほどもちょっとお話がありましたように、建て売りはでき上がったものを買うわけですから、買う段階では中間を全く見てないわけです。で...全文を見る
○上野公成君 この新しい建築基準法が本当に機能するかどうかというのは、実はこれを建築士がどれだけそれについていけるかどうか、そういう体制を整備できるかどうか、こういうことに大きくかかっているわけでありまして、これができないと絵にかいたもちになってしまうわけでありますから、それをぜ...全文を見る
○上野公成君 資格の問題は既得権があるものですからいろいろ難しい面もあると思います。しかし、こういう基準法に変えたわけですから、やはりその専門性をきちっと建築主なり一般の消費者にわかるようにする、専門化というのは大事にするという、そういう方向でぜひフォローしていただきたいと思いま...全文を見る
○上野公成君 同意をした後にやっぱり嫌だとかということになって、それで後でもめることがないかなと心配なわけです。しかし、それは同意をされた場合はそれが一体の敷地というふうに今度は認められるわけですから、だからそれをきちっと建築確認をする部局というかどこかできちっとやっていて、これ...全文を見る
○上野公成君 衛生的な、じめじめしちゃいけないからもう少し乾燥させておくというか、そういうイメージですね、地下室にしても採光のあれも。これは今度の性能規定に変われば、例えば水銀灯をつけておくとか、それから換気をうまくする、湿度は一定に保つとかということをすれば、これは恐らく簡単に...全文を見る
○上野公成君 現段階ではそういうことではないかと思います。  もう一つ、これは質問にお答えは要りませんけれども、もう一つの大きな問題は、既存不適格をどうするかという問題です。  先ほどの五十八年の耐震基準、それによると、阪神大震災のときに崩壊した建物は恐らく、一軒もないかどう...全文を見る
06月02日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第16号
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○上野公成君 きょうはどうも御苦労さまでございます。  この建築基準法は相当な大改正であるわけでありますけれども、これが実際の現場において本当に受け入れられるのか、体制がちゃんと整備されるのかということにつきまして、松浦参考人にだけ質問させていただきたいと思います。  先ほど...全文を見る
○上野公成君 それからもう一つの改正は、民間で確認をやるようにするということでありまして、先ほど市長さんから住宅は七日のところが七・六日かかるし、それから全体の件数でありますとか、問題の違反でありますとか、口頭で注意するとか、いろんなお話も御紹介していただいたわけであります。高崎...全文を見る
○上野公成君 民間への移行の体制も十分できる可能性があるというお話でありました。  そこで、先ほど職員の問題について市長からお話があったわけでありますが、地方分権をすると仕事がふえる、それから行政改革をしてスリム化もしなきゃいけないけれども、行政の量というのはふえてきて、なかな...全文を見る
○上野公成君 終わります。