上野公成

うえのこうせい



当選回数回

上野公成の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月27日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第12号
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○上野公成君 自民党の上野ですけれども、この法律について質問させていただきます。  実は、住宅性能保証につきましては、松谷委員長も私も思い入れがありまして、欠陥問題というのは戸数がうんとふえますと起こるんです。昭和四十年代の後半というのは百八十万戸ぐらい建ったことがあります。そ...全文を見る
○上野公成君 法律を読めばわかることだけ説明していただいたんですけれども。  私が言いたいのは、これは今は両輪でいいと思うんですけれども、この住宅性能の保証制度、表示及び十年担保するというものが定着してきた段階で建築基準法の方へどんどん取り入れていくということが、最低基準を上に...全文を見る
○上野公成君 性能項目につきましては、私は一つ質問してから、後で遮音の問題とそれから室内の環境、その二つについてお聞きしたいんです。  最初は、売買するときというか契約するときは物がないわけですから、設計図しかないんですね。ですから、設計図で判断をするということが第一段階にあっ...全文を見る
○上野公成君 その設計段階の性能を施工さえきちっとしていれば確認できるものですから、ほとんどのものについては検査をきちっとやるということで対応できると思うんですけれども、そのために性能表示基準だとか評価基準というのをきちっとつくった上で、そういうことであります。  ちょっと性質...全文を見る
○上野公成君 遮音性だけ答えてください。聞いていることだけ答えてください。
○上野公成君 実は私の家内がピアニストで、マンションに住んでいたことがありまして、いろんなことをやったんです。だけれども、なかなかうまく解決できないんです。音として伝わるのと、それから躯体を伝わるのとか、振動で伝わるとか、いろんなことがあるので、特にこれは設計をしてみても実際にで...全文を見る
○上野公成君 健康というのをたしか今局長が言われたと思うんですけれども、健康に対する建築基準法の定めは何かありますか、健康について定めたことが。いいです、余り意地悪なことを言ってもしようがないので。  あるんです。衛生とか健康ということは建築基準法にはあるんですけれども、余りそ...全文を見る
○上野公成君 ただ、今局長が言われたとおりでいいんですけれども、とにかく〇・〇八と決めているんだから、家具だとか生活の仕方と関係なく住宅だけで建ち上がったときに〇・〇八になるようにする、それぐらいのことはすぐやってもいいんじゃないかなというふうに思うんです。  ただ、今言ったよ...全文を見る
○上野公成君 質問がぶつ切りになってしまうので、どこまでやったかちょっとわからなくなってしまうんですけれども、先ほど検査が、今度の本法による検査と、それから建築基準法、それから住宅金融公庫のものもあるんですね。この検査をなるべく一元化するように、これはまた時間があったら、残ったら...全文を見る
○上野公成君 次は、三つの柱のうちの一つが瑕疵担保責任の特例に関する事項なんですけれども、法案上は十年保証するのは構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分、この二つの部分に限定されているわけであります。ほかのもっと別のそれ以外の部分についても保証しろというような意見も随分あ...全文を見る
○上野公成君 実際に住宅でトラブルがあるのは、実は住宅の中で排水設備、水回りといいますか、そういう部分がかなり多いんですね。十年はこれは特例だから、二年が通例だから、十年にするものはごく限定的にやられるということで、それはそれでそのとおりかもしれませんけれども、しかし実際はその部...全文を見る
○上野公成君 もうちょっと具体的に答えてもらいたかったんです。  例えば、そういう管をコンクリートと一緒に埋め込んでいるものも建築基準法上は別に違法じゃないわけでしょう。ですから、そういうものは維持管理のところが何段階になるかわからない。何段階かということも教えてもらいたいんで...全文を見る
○上野公成君 そういうことを総合的に評価してしまうと何のことかわからないわけだから、維持管理だったら配水管は配水管とかなるべく項目を分けて、それごとに一、二、三、四、五、こういうふうにやらないとなかなか消費者に対して親切じゃないと思いますので、ぜひ細かくやっていただきたいと思いま...全文を見る
○上野公成君 だれが見てもわかりやすいような、項目が多くなってもそれはそれで仕方がないと思うので、全部平均するとか総合して点数をつけるということは全く意味がないと思いますので、ぜひそんなこともよろしくお願いしたいと思います。  それから、瑕疵担保保証を十年にするということ、これ...全文を見る
○上野公成君 もう一つ。先ほど平山参考人からちょっとお話が出ました瑕疵推定規定ですか、これについても反対があったというように聞いたんですけれども、そんなことはないですか。
○上野公成君 最初の原案にはこの規定があったというふうに聞いておりますけれども、なかなか現実には難しい問題もあるようですけれども、せっかく平山参考人からそのお話が出ましたので、今はちょっとやるのは無理かもしれないけれども将来は入れるべきだというような御意見だったと思いますけれども...全文を見る
○上野公成君 どうもありがとうございました。この制度をしっかりと運営していく中である程度時間をかけてやっていかなきゃいけないということがよくわかりました。  次に、この制度は中小工務店がちょっと大変じゃないかという思いが大変するわけであります。先ほどどなたかからもそういうお話が...全文を見る
○上野公成君 それともう一つは、午前中にもちょっとお話ししましたし、今この質問の冒頭にもちょっと触れたんですけれども、検査をしてもらうのはいいと思うんですけれども、中小の工務店にとって建築基準法の検査があって、検査というのは三〇%しかやっていませんから、七割はやっていないんですけ...全文を見る
○上野公成君 三つの検査をとにかく最低の回数でやるようにぜひお願いしたいと思います。  それからもう一つのこの法案の目玉は紛争処理体制であると思うんですけれども、この紛争処理は、単位弁護士会が中心になって指定住宅紛争処理機関ということで指定をして、紛争処理を行っていただけるとい...全文を見る
○上野公成君 この制度はここまで来るのに二十五年かかったということを実は参考人の先生方がおられない前段階のところで私はお話し申し上げたんですけれども、ここまで来られたということは大変な皆さんの御努力もあるわけでありますし、きょうは珍しく各党とも大体前向き、賛成といいますかのような...全文を見る
○上野公成君 今、公平な競争といいますか、何を選んだらいいかということを申されたわけでありますけれども、私は、性能については、この住宅はどうだということはこの制度でわかると思うんです。ただ、わからないのは、値段が幾らかということ。価格との関係がきちっとしないと、この値段でこれだけ...全文を見る
○上野公成君 もうちょっと前向きの答弁を期待したかったんですけれども、とにかく大臣によくお伝えください。
07月26日第145回国会 参議院 議院運営委員会 第40号
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○上野公成君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、自由党の四会派を代表して、国会法の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  案文をお手元に配付させていただいておりますが、その内容は、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うための憲法調査会を参議院...全文を見る
○上野公成君 これは、国会法の規定ですから、衆参一緒に同じ趣旨で設置をされるということでありますから、国会法の解釈上、参議院の方も全く同じであります。
○上野公成君 従来の参議院の調査会は五章の二に規定しておりますけれども、これは、今まで議論がありましたように議案提出権を持っているわけでございますけれども、この憲法調査会につきましては、十一章の二という新たな章を設けて設置をしているわけでございまして、参議院の調査会とは明白に異な...全文を見る
○上野公成君 この憲法調査会の経緯を申し上げますと、これは、衆参の両院の議員から成ります超党派の議員連盟からの申し入れが、これは衆議院の議運委員長そして参議院の議運委員長にも、時期は違いますけれどもあったわけでございまして、それをきっかけとして始まってきたわけでございまして、衆議...全文を見る
○上野公成君 参議院の調査会その他につきましては、これは参議院改革という点からそういった手続をとってきたわけでありますけれども、この憲法調査会につきましては、両院の議員連盟からでございますので、おのずからこれは参議院改革とは別のものでありまして、設置その他の手続が参議院において違...全文を見る
○上野公成君 憲法調査会は、これは設置をされて、その具体的な運営については調査会の幹事会で協議されるということになるということでありますので、実際はそちらでやっていただけばいいと思いますけれども、ただ、今御指摘のように、予算案その他議案の審議の妨げになるような運営をすべきでないと...全文を見る
○上野公成君 現行法制と乖離現象が見られるというか具体的に違っているかどうかということでありますけれども、これは、とにかく五十年たったから自由に憲法について議論をしようと。改憲あるべしという前提でないということをぜひ理解していただければと。現行の憲法と乖離現象について具体的な議論...全文を見る
○上野公成君 これは、繰り返しになりますけれども、具体的にどういう世論調査をして、その結果どういうことが問題になっているとか、そういう具体的なことにつきましては、これは四会派それぞれ違った思いもあるわけでありますけれども、しかしとにかく自由に憲法について調査をしていこうと、これだ...全文を見る
○上野公成君 国会議員が現行憲法を尊重するというのは、これは当たり前の話であります。しかし、憲法について広範かつ総合的に調査し議論するということは、これは現行憲法を尊重するということとはおのずから話が違ってくるんじゃないかと思います。  憲法についても予断を持たずに自由に討議を...全文を見る
○上野公成君 今まで議決権のある委員会その他、これは裁判所の長官を呼ぶということになりますと、司法と立法、三権の関係が、御指摘のような可能性もあるわけでございまして、従来は、議決権のある場合につきましては、最高裁判所からの要求があって出席ができると、こういう仕組みになっています。...全文を見る
○上野公成君 これは国会法改正案の議論とはちょっと違うわけでありますけれども、御質問でありますからお答えさせていただきますと、従来、本会議の場合と、それから委員会、調査会の二つに分けて考えておりまして、本会議の場合は、国会議員はもちろんでありますけれども、官報に掲載するという形が...全文を見る