植松恵美子

うえまつえみこ



当選回数回

植松恵美子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第169回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○植松恵美子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の植松恵美子でございます。  本日、予算委員会で初めての質問に立たせていただきます。  まず、私は、やはり中国のギョーザの問題について厚労大臣にお伺いいたします。  今、今朝の新聞も各紙共に第一面は中国のギョーザで埋め尽くされて...全文を見る
○植松恵美子君 一か月前に口にしたギョーザが一か月後になって発覚して、今大きな騒ぎになっております。新聞では三百とも四百とも、またテレビでも今六百ともなっているものが、今厚労大臣の手元で確認されるのは百六十五名。非常に数の差があると思いますが、実にこの差が単に国民の不安によって膨...全文を見る
○植松恵美子君 今、舛添大臣のお話を伺うと、何かもう中国から輸入してきたものというのは、どれを食べて、どれは大丈夫だ、これは駄目だけど、決して口にしていけないものはこのメーカーであるというのが正直言って分かりにくいので、どちらかというと中国から入ってきたものに対してはちょっと怖い...全文を見る
○植松恵美子君 厚労大臣、私はテレビを通じてでございますけれども、テレビの画面で、当局は調べましたけれども農薬は検出されませんでしたといった報道がありましたけれども、厚労大臣は御覧になりませんでしたか。
○植松恵美子君 厚労大臣、こういうことで隣国との関係に摩擦を起こしてはいけないとおっしゃいましたけれども、これは私たち日本の国民の命にかかわる問題なんです。例えば、農薬が過って小さなお子さんが食べていたら死亡にも至るという非常な危険なものが日本のもの、ギョーザに送られてきている状...全文を見る
○植松恵美子君 作っているのは中国の工場で──ああ、いいです、あなたじゃないです。作っているのは中国の工場で作っているわけです。日本にあちらの方が来て日本で書類を一緒に見たとしても、現場は中国です。そして、今でしたら中国の警察局が押さえていて、いろんなストックであるとか原材料も本...全文を見る
○植松恵美子君 厚労大臣おっしゃるとおりです。中国がこの日本の調査官を入れることを拒否することがあれば、これはちゃんとした原因究明をしようという姿勢が見られないと思われても仕方がないんですね。  食品衛生法の第八条によりますと、こういった疑わしい食品に関しては輸入をストップする...全文を見る
○植松恵美子君 私が伺ったところ、各自治体にある程度任せて各自治体ごとに調べているので、自治体ごとにその情報の収集量が違ってきている、情報の速さも違ってきていると伺っておりますので、是非強い大臣のリーダーシップの下で日本全国に行き渡るようにしていただきたいと思っております。  ...全文を見る
○植松恵美子君 続きまして、学校の施設の耐震化につきましてお伺いいたします。  今年の補正予算で千五十億の予算が加算されました。それによって耐震診断や耐震化が前進すると思うんですけれども、やはりこれ一〇〇%を目指すと歴代の大臣おっしゃっておりますけれども、一〇〇%の達成はいつを...全文を見る
○植松恵美子君 耐震診断の実施率は八九・四%、耐震化は五六・八%にまで進んでおりますし、また、この度の補正予算が付いたことによって耐震化率は六〇%よりも上に上がるんじゃないかと渡海大臣昨日おっしゃっておりましたけれども、まず耐震診断をしなければ、この建物が倒壊のおそれがあるか大丈...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、耐震診断、第一次診断でしたら掛かる費用は一棟につき十万から二十万です。第二診断、ちょっと精密にはなりますけれども、二百万から三百万です。また、必要な資格は大臣と同じ一級建築士の資格を持っていればできる診断です。ですから、これは自治体がやる気があるかないかだと...全文を見る
○植松恵美子君 国土大臣は、過去の五年間三十三兆円という道路財源を掛け二して六十六兆円で、一割引きで五十九兆円といった数字を渡海大臣よりも国民みんなに分かるようにどんどんとおっしゃっているわけです。だから道路特定財源は必要なんだと。  しかし、私は、このことを国民の皆さん、特に...全文を見る
○植松恵美子君 済みません。そうしたら、民主党も共に公表するように私も働きかけていきたいと思います。  それでは、国土交通大臣、国土交通大臣の御地元は尼崎市とお伺いしておりますが、済みません、御地元のことなのでお伺いします。尼崎市の学校施設の耐震化率、どのぐらいか御存じでしょう...全文を見る
○植松恵美子君 私が調べてきたところによりますと、平成十九年四月一日現在ではわずか一四・三%です。これは、全国平均が五六%ですから、全国から見ても大変低い水準、また兵庫県の中でもワーストワン、そういった御地元に、御地元の皆さんのお子さんが通っているという、非常にこのことを聞くと心...全文を見る
○植松恵美子君 冬柴大臣の御地元は阪神大震災に見舞われて被災地でもあったはずです。そのときには四十五棟の学校施設が倒壊、大破したと聞いておりますけれども、こういった実情の中で、今御地元の皆さん、大変な不安な思いをしていると思います。  私の香川県もずっとワーストワンでありました...全文を見る
○植松恵美子君 冬柴大臣と厚労大臣です。済みません。
○植松恵美子君 ありがとうございました。
03月21日第169回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○植松恵美子君 民主党の植松恵美子でございます。  本日は、道路問題について冬柴大臣に御質問させていただきます。  大臣、真に必要な道路とはどんな道路を指しますか。
○植松恵美子君 それでは、十一月十三日、私の誕生日に発行されたんですね。  それでは、国交省、国交省が財団法人道路環境研究所に発注した事業、銀座通りの景観整備計画検討業務についてお伺いいたします。  この事業はいつから開始して、目的は一体何ですか。
○植松恵美子君 私が調べたところ、銀座通りのグランドデザイン案というのを平成十五年度に二千五百四十万で作成しております。資料二がグランドデザインですけれども、「銀座はこうありたい」と題して、人が優先、人に優しい、常に日本の第一号であり云々と書かれていますが、このグランドデザイン案...全文を見る
○植松恵美子君 銀座一丁目から八丁目の約一・一キロメートルが銀座通り、そしてこの一・一キロメートルについて景観検討会を平成十七年以降毎年やっているようですけれども、何について検討をやっているんでしょうか。
○植松恵美子君 私が整理しましたところ、大体年に二回程度検討会をやっています。会議を開いています。内容としては、街路樹、銀座にどんな木を植えたらすばらしいか、柳がいいだろうか、リンデンとかハナミズキはどうだろうかといった御意見がありました。  この景観整備事業の支出額、事業開始...全文を見る
○植松恵美子君 私が思っていたよりも多い額でした。  おまけに、その街路樹、銀座に植えたらどんな感じになるか、コンピューターグラフィック作っているんですよ。毎年二千五百万とか七千万とか支出しているんです。  資料三に今そのグラフィック出しておりますけれども、これだけお金使うん...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、この御答弁どう思いますか。大臣のお気持ち、率直なお気持ちをお聞かせください。
○植松恵美子君 私、先日、銀座通り、視察してまいりました。現在は、写真にございますように、イチイの木、クリスマスツリーみたいな木が植わっています。足下にパンジーが植えられておりました。資料三にございます。  これ、平成十六年の十一月、クリスマスの一か月前に、クリスマスにふさわし...全文を見る
○植松恵美子君 来年は何をやりますか。まだ続けますか。高木は植わっておりません。イチイの木のみです。
○植松恵美子君 まず、この銀座グランドデザイン案というのをしっかり作っているんですよ、二千五百万掛けて。このグランドデザイン案に従って計画的に景観整備をやっていくのが本来じゃありませんか。それなのに、来年何やるか分からないと。これ、中途半端な計画なんですよ。  大臣、このグラン...全文を見る
○植松恵美子君 しかしながら、この事業は今のところ植栽も照明も変わっておりませんから、このまま勉強会、検討会を続けるのであれば、これは道路特定財源でやっていますから、十年間五十九兆円に自動的に含まれることになると私は思いますけれども、含まれていませんか。
○植松恵美子君 つまり、このようにあやふやな事業なんですよ。行き当たりばったりの、本当に、自分たちで考えて、自分たちで仕事つくって、自分たちでお金使って、この余っているお金どうやって使おうか悩んでいるような事業なんです。  そして、引き続き、先ほどもおっしゃられましたように、銀...全文を見る
○植松恵美子君 済みません、当初、コンペ代二千五百万で大体拠出する予定だったのが、一億超えちゃったんですね。済みません、当初五千万の予定だった支出が一億二千万に膨れ上がっています。これ、いっぱいの人が応募したからたくさんに膨れ上がったという理由には私ならないと思うんですよ、五千万...全文を見る
○植松恵美子君 海外デザイナーの照明デザインも見たいなあと地元の人の意向で始まったコンペで五千万膨れ上がって、それでそういった御答弁、これ国民納得しますか、大臣。
○植松恵美子君 是非、大臣、こういったくだらないことはやめるようにしてください。そして、結局、千百の応募数の中から照明デザインは決定いたしましたか。
○植松恵美子君 そうですね。私の資料三の下、物干し台のような形しているデザイン。これ一億円使って、デザイン料ですよ、一億円使って決めたデザインがこれです。  おまけに、この照明デザインについてもCGを作成しております、コンピューターグラフィック。今回は、すばらしいです、丁寧に動...全文を見る
○植松恵美子君 ということは、検討会の中で、一部の有識者の、いわゆる検討会議に出席する人のためのプレゼンテーションでこういった動画を作ったということでよろしいんでしょうか。
○植松恵美子君 私でしたら、一つレプリカでも作ってみた方がいいんじゃないかと思うんですけれども。  ところで、照明デザインはもうとっくにコンペによって平成十八年度に決定しているにもかかわらず、翌年、四千八百万円を使ってまだ検討会続けています。今度は何検討しているんでしょうか、教...全文を見る
○植松恵美子君 そもそもこの照明デザインの業務を始める前に、有識者たちを集めて現場見学会と座談会を行われております。  その議事録を読みます。発言一、洋画家でタレントの女性です。確かに、和光の前とかカルティエですかね、このぐらい割と暗めな方が、逆にお店の中に何があるかというのが...全文を見る
○植松恵美子君 暗めにしてショーウインドーがよく見えて、自動車を運転しながらショーウインドーを見たら危ないですよ。こんなのは受益者は自動車ユーザーとは言えません、大臣。
○植松恵美子君 そうですね、大臣の御意見、少し教えていただきたいんですが。
○植松恵美子君 大臣、改めて申し上げますが、これは道路特定財源、いわゆる今一番問題となっている財源、しかも国民の皆様には暫定税率を上乗せをして、まだ廃止をしないと大臣がおっしゃっているこの税金でやっている事業だということを改めて申し上げます。  私はこれを聞いたとき、ぜいたくな...全文を見る
○植松恵美子君 私は、政治家は、だれも光が当たらないところを一生懸命見付けて光を当てていくことが政治家の仕事であると今でも思って、志を持ってずっと続けていきたいと思っております。  今、私が調べただけで、この一・一キロの銀座通りに約十何億といったお金が落ちているわけです。しかし...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、是非子供たちにうそをつかないでいただきたいと思います。  私の地元香川県には二十二の有人島があります。島外へ通勤や通学、病院へ通うにはフェリーを使わなければ行けません。この航路は住民にとってまさしく道路と同じぐらい重要な生活基盤ですが、大臣はどう思われます...全文を見る
○植松恵美子君 ところが、この原油の高騰とか、今の、利用者数が減少しております。高齢化率は普通の平均の約倍になっているんです。過疎化が進んでおります。こういった事情によってフェリー会社が赤字経営になるところが多くて、とうとう、航路のうち何ぼかですかね、いわゆる利用運賃が上げざるを...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、それ、道路特定財源から出ているお金でしょうか、それとも一般会計でしょうか。済みません、私、勉強不足なんで、もう一度教えてください。
○植松恵美子君 私はそのことを指摘しているんですよ、平井副大臣。一般財源化すると、こういった地方の方にもお金が回る。しかしながら、先ほどの特会で置いておくと、銀座に十何億円入っているのに島には回っていないんですよ、副大臣、平井さん。分かっていますか。
○植松恵美子君 平井副大臣の選挙区には小豆島という大きな島あるからいいんですよ。ちっちゃな七百人とか三百人とかしか住んでないところは病院とかはフェリーに乗らないと行けないんで、フェリーの航路を道路特定財源でちゃんと確保していますかと聞いているんですよ、副大臣。
○植松恵美子君 はい、存じております。  じゃ、副大臣と香川同士なので、やはり私は提携を取って香川のために頑張りたいと思います。  最後ですけれども、アスファルト舗装している道路だけが生活路でないと。やっぱり国土交通大臣としてはこういった生活者の皆さんの足となるような交通政策...全文を見る
○植松恵美子君 ありがとうございました。
03月27日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○植松恵美子君 民主党の植松恵美子でございます。  まず、本日は、最初に教員免許更新制についてお伺いをしたいと思います。  現在のところ、この教員免許更新制度の運用については、中教審が取りまとめました報告書をパブリックコメントに公表しまして行っている状況で、今月中といいまして...全文を見る
○植松恵美子君 先ほども申し上げましたように、教職に就くまでにいろんな経緯をたどって先生になるわけでございますから、例えば私が今から先生になったとして先生一年生、五年目にまだ新米にもかかわらず更新を掛ける。あるいは、二十二歳から先生になった方は非常にもうベテラン教師であるわけで、...全文を見る
○植松恵美子君 大概、学校現場で子供たちが偏差値だとか点数だとかで序列がずっとされているような状況の中で、とうとうこの免許証更新制度が導入されて、しかも評価をされる。先生までが序列化されていくようなおそれがあると思うんですね。  例えば、不合格になってしまった先生が、これは二年...全文を見る
○植松恵美子君 まず、この評価、S、A、B、Cの評価ですけれども、どういった基準でなされるかによって、とってもいい先生、例えば夏目漱石の坊ちゃんに出てくるような先生、普通にテストを受けたらひょっとしたら、どういった点を取るか分からないんですけれども、でも本当に子供たちにとっては分...全文を見る
○植松恵美子君 これ、どのぐらいの今現職の先生が試験を受けて合格するか不合格するかというのを想定されているのかなというのは疑問なんです。というのは、不合格者が余りにも多くなりますと、これは本当に事務的なことですけど、人事面とか人材不足というのが考えられます。でも、めったにこれ不合...全文を見る
○植松恵美子君 それでは、その基準についてお伺いいたします。  私がお伺いしたところ、各受講のプログラム、試験、実技の内容や評価の仕方については、講習会場となる各大学の先生、講師になる教授ですとか、そういった方々に任せているというような状況だと今お伺いしているわけですね。つまり...全文を見る
○植松恵美子君 何か先ほどのお話を伺っていますと、大学の先生に教師が評価され、教師は講師、大学の先生に対してアンケートをもって評価すると。お互いが評価し合っているような免許更新制度というのはちょっと私は理解がし難いなと思っております。いろんな大学、全国各地で教師の免許をいただいて...全文を見る
○植松恵美子君 ちょっと本当に、先ほどの御答弁いただいているのを聞いていますと、とりあえずもう暗中模索でやり方が分からない、三億五千万の予算を付けてばっと全国に投げ入れていろんなものを作らせてみようというためにこれ三億五千万という、もうこれ教育の現場では大金なわけですよ。もう少し...全文を見る
○植松恵美子君 お伺いしましたところ、二十一億のうちの五、六億はこういったデータベースのシステムづくりに使われると、残りの十五、六億はいわゆるデータを入力するために使われるとお伺いしたんですけれども、それでよろしいんでしょうか。
○植松恵美子君 これ、データ、私、ちょっとお伺いして無駄じゃないかなと思ったんですけれども、このデータ入力ですね、大臣、現職の教員のデータを入れるなら分かります。例えば私のように、もう教員の免許は取ったけれども、私、神戸で取りました。今住んでいるのは香川県です。香川で住んで、しか...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、さっきのおかしいと思うんです。というのは、私の調べたところ、約一千万件、これ、年金の消えたデータが五千万件とか言っていましたけど、それの五分の一ぐらいで、一千万件、いろいろかつて免許を取っていらっしゃる方がいる。使っていらっしゃる方もいれば、旧姓のままの方も...全文を見る
○植松恵美子君 これ何度も行ったり来たりして時間の無駄だと思うんですけれども、先ほど誤ったデータが入らないって、私このままほっておくと、神戸で木村恵美子っていう存在しない人、旧姓のままの人のデータが入っちゃうわけですよ。私一人でももう間違って、誤っている、的確なデータじゃないわけ...全文を見る
○植松恵美子君 私は、保護者の一人としては、本当に家庭では味わえない、本当にいろんな経験をしてきている先生に子供を見ていただきたいなという思いがあります。  今、国会、衆参の間でねじれ現象と言われておりますけれども、これ、本当に教員免許を取るために一生懸命四年間学校で勉強して十...全文を見る
○植松恵美子君 ありがとうございます。  それでは、次はキャリア教育について話を移したいと思いますけれども、このキャリア教育推進、小学校、中学校、高校、大学と貫く基本的な方針は持っていらっしゃいますでしょうか。
○植松恵美子君 このキャリア教育に関しましては、まだ導入して日が浅いということもありまして、試行錯誤をしてやっているところだと思うんですけれども、これ、小学校、中学校、高校、大学それぞれの、どういったことを取り組んでいるかというのをお伺いしたところ、ちょっと場当たり的な感じが私は...全文を見る
○植松恵美子君 そうなんです、兵庫県ではトライやる・ウイークというのを非常に推進されているようでございますけれども、実は私、地元香川県で温浴施設を企業家として経営しております。それで、こういった中学生の体験学習をする企業として受入れをしてほしいという申入れがありまして、何度か子供...全文を見る
○植松恵美子君 まだ本当、試行錯誤の状況でございますので、是非とも事故とか事件が起こらないようにきちっと安全を確保していただいて、これがもっと企業の方々に理解をしていただける、企業側もある程度そういったボランティア精神を持ってこれを受け入れないと、中学生、ただのアルバイトのちょっ...全文を見る
○植松恵美子君 二十年度の予算としては、三百六十億円をこの特別支援員の配置も含む交付金といたしまして予算を確保されていると思います。この算定根拠に七〇%の特別支援員の配置というのがあったと思うんですけれども、これ、いきなり七〇%というのは、四月からの人材配備なんで、人材不足とか先...全文を見る
○植松恵美子君 期待をされているということで、今年度よりは来年度、是非ともこの支援員の増員と配置をしていただきたいと思うんですけれども、大臣、この特別支援員というのは、今発達障害を持っているお子さんというのが約六%いらっしゃるということで、クラスに一人とか二人の子供が発達障害等を...全文を見る
○植松恵美子君 私も渡海大臣と同じ思いです。確かに人員を増やすことも大事だし、教職員がちゃんと発達障害の子供たちの接し方とか学習の伸ばし方ということを理解するためには、教員免許を取る過程においてやはり発達障害のことについてもう少し理解を深める、接し方を学習する、そういったことが必...全文を見る
○植松恵美子君 実は大臣、先日このことを文科省の方に聞きましたら、それは厚労省の仕事じゃないですかというお返事をいただいて、それっきりになっちゃったんですけれども、先ほどちゃんと答えていただいてよかったなと思うのは、実は子供の教育、子供のこういった障害の問題というのは、ここからこ...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、心強いお言葉ありがとうございます。  最後になりますけれども、これ、私の地元の香川県の養護学校にお子さんを預けている、あるいは通わしているお母さん方から聞き取りをしましたところ、非常にこれ災害時があったときの避難方法とか、あるいはその後の保護者との連絡方法...全文を見る
○植松恵美子君 お母さん方の生の声、ちょっと大臣聞いていただきたいんですね。  車いすで移動している生徒がほとんどで、小さな子や軽量の車いすは抱えて避難できるが、重い子や大きな車いすを運ぶのに人手が要るんじゃないかとか、あるいはせっかく避難できても、話せない、自分で体を動かせな...全文を見る
○植松恵美子君 是非とも大臣、よろしくお願いいたします。  本日は本当にありがとうございました。
04月09日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第4号
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○植松恵美子君 本日はお忙しいところ、三人の参考人の方々、本当にありがとうございました。民主党の植松恵美子でございます。  先日、私も視察でブラジル人学校そして公立学校と視察してまいりました。そのとき、ブラジル人、ペルー人でしたっけ、とにかくその外国人学校の先生も、やはり川瀬参...全文を見る
○植松恵美子君 じゃ、もう一つ質問させていただきますけれども、本当に進学のことについて非常に心配されている親御さんたちがいらっしゃったんですけれども、これ、どちらがどうとはなかなか言えないとは思うんですけれども、母語で、いわゆる抽象的な概念ですね、数学だとかそういったものを習って...全文を見る
○植松恵美子君 大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。
06月03日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○植松恵美子君 おはようございます。民主党の植松恵美子でございます。  今日は社会教育法についてのお伺いをいたしますけれども、それより前に、まず渡海大臣に学校の耐震化について改めてお伺いしたいと思います。  これまで、大臣には何度かにわたってこの学校耐震化の推進についてお願い...全文を見る
○植松恵美子君 まだ、耐震性でない建物と未改修なもの、診断をしてないものを含めますと五万三千棟以上もまだあると思っております。一万棟だけでなくてまだ四万棟以上の建物が残るというような状況でございますので、是非とも大臣、進めていただきますようよろしくお願いいたします。  それでは...全文を見る
○植松恵美子君 今の御答弁でしたら、結局学校教育でもあり社会教育でもあるといったとらえ方になるかと思いますけれども、例えば学校教育ならばその責任者は教育委員会であり学校長であると思いますけれども、じゃ社会教育であるならばその責任の主体となるべきところは、一体どういったところが責任...全文を見る
○植松恵美子君 そうすれば、この学校支援地域本部の地域教育協議会には必ずその地域の学校の学校長が含まれているということでよろしいんでしょうか。
○植松恵美子君 それでは、この事業で活動の大変重要なかなめといたしましては、地域のボランティアの方々が挙げられるかと思います。ある意味、この事業は地域のボランティアなくしては成り立たない事業だと言っても過言ではないと思いますけれども、そもそもボランティアというのは、いわゆる個人の...全文を見る
○植松恵美子君 私も本当に、国民の皆様方お一人お一人がそういった善意を持って地域の、学校の子供たちのために貢献をしたい、ボランティアをしたいという方がたくさんいることは望んでおりますし、そうであってほしいと思っておりますし、またそうであろうと思っております。  しかしながら、今...全文を見る
○植松恵美子君 私は、そういった考え方が、この事業の根本的になかなか活性化しないんじゃないか、広がっていかないんでないかといった根拠の一つではあるわけです。  たった二百五十万円程度の予算を一本部に送り込みます。これは教員の年収の恐らく、ちょっと私も分からないんですけれども、四...全文を見る
○植松恵美子君 ある意味、ちょっと実験的な一年目ということのように伺えるんですけれども、この実験的な事業に実は五十億といった予算が付いているわけですね。文教の予算の中で五十億というと大変なお金だと思いますし、同じペースで三年間予算を付けますと百五十億になるわけです。  それで、...全文を見る
○植松恵美子君 これは約一年間で五十億の予算を使ってやっている事業です。その事業であるにもかかわらず、ボランティアの方々が募金活動から始めなきゃいけないような事業になってしまっては、本当に、文科省がトップダウンで落としてやっている事業の割には何て細々とやっているんだろうというよう...全文を見る
○植松恵美子君 家庭教育支援チームは、いわゆる孤立化している御家庭とかあるいは非常に困っている御家庭を探して訪問していくということなんですけれども、そもそも孤立化しているような家庭というのをどのように見付けて訪問していこうと、アプローチを掛けていこうというお考えでしょうか。
○植松恵美子君 これまでいろいろな講座を開設して、そこに自主的に来てくださる親御さんというのは子育てに関心もあるだろうし、恐らく孤立化していないだろうと考える。しかしながら、そういった講座を開設しても来ない、孤立化したり子育てに無関心である親御さんを探すために出かけていく、いわゆ...全文を見る
○植松恵美子君 おっしゃっていることは、大変論理的であるようですけれども現実的でないような気がいたします。何か秘密探偵団のように間接的に探し当てる、これ本当にそのアプローチの方法を、具体的にやはりいろんなアイデアを出していかないと、本当に孤立化している御家庭に行き当たるということ...全文を見る
○植松恵美子君 何かちょっと将来の見通しに対してはっきりとした御答弁がいただけなかったような気がするんですけれども。  そして、先ほどの家庭教育支援チームの相談員の方々につきまして、せっかく孤立化した御家庭だとか子育てに悩みを持っている御家庭に行き当たったとしますけれども、例え...全文を見る
○植松恵美子君 本当に地域の人の専門性とか善意に任せたような取組のような気がしますので、是非とも、私としてももちろん反対しているわけではなくて、本当に軌道に乗っていただきたいので、こういった懸念がありますよという御注意を申し上げていると受け止めていただきたいと思っております。私も...全文を見る
○植松恵美子君 私は、この家庭教育手帳を否定しているわけではありません。ただ、この家庭教育手帳を見ておりますと、文科省の家庭のいわゆるとらえ方が本当に一元的なんじゃないかということを心配しているわけであります。様々な家庭がある中で、本当に四人家族がモデルとしていつまでも頭の、いわ...全文を見る
○植松恵美子君 そうなんですよね。政府刊行物は無料で二部ずつ提供されることになっているにもかかわらず、実際のところは図書館側が購入しているようなんです。この費用が、一つの大体図書館当たり、年間でも五百万とか六百万あるいは数百万に及ぶと言われております。  この政府刊行物の納本に...全文を見る
○植松恵美子君 大臣、この現状を今お知りになっていただいたと思うんですけれども、今後、積極的にこのことを取り組んでいただけるでしょうか。図書館の現場では、今非常にこの図書購入費という財政が非常に限られてきておりますので、これを無料でいただけるかどうかというのは大きなことなんですね...全文を見る
○植松恵美子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  それでは、司書の配置についてお伺いいたします。  今回の法改正案では、専門職員である司書の研修制度による専門性の向上の必要性について触れられておりますが、司書の配置に義務付けはされておりません。現在のとこ...全文を見る
○植松恵美子君 司書の研修制度を定めて質を向上させようという前の基本としてまず司書を置かなければ質の向上ということをうたう必要が私はないと思いますので、館長及び専門職を配置するというふうに変えれば、本当にもっと強い一歩踏み込んだような文になるんじゃないかなと思うんですね。  で...全文を見る
○植松恵美子君 館長を置くことは定めております。それで、司書を置くことに、地方の自主性を損なわれるようなことかなと思います。図書館において図書の専門である司書があった方がスムーズだし、普通に考えて司書がいた方がいいんじゃないかと思うんですけれども、このことについて大臣のお考えも教...全文を見る
○植松恵美子君 そうしますと、大臣、検討することによって司書を今のまま地方に任せる場合もあるけれども、あるいはガイドラインを示して指導していくことも考え得ると受け取ってよろしいでしょうか。
○植松恵美子君 是非とも、図書館の中の、やはりこれからのサービスの向上とか質の向上を考えましても、検討する方向性としてはこういった専門の方を増やしていく方に検討していただきたいと思います。  最後になりますけれども、図書館というのは、先ほどから申しておりますように、知識だけでな...全文を見る
○植松恵美子君 大臣の御答弁で、ある程度文科省としても指定管理者制度を導入した図書館に今起こっている弊害というものをきちっと把握されているというか、きちっと目は向けていて御存じであるということはよく分かりました。  しかし、本当にさっきからもずっと行ったり来たりしておりますけれ...全文を見る
○植松恵美子君 私も香川県という地方出身の議員でございます。母親の一人でございますけれども、今本当に子供の学校の教材費だとかあるいは学校の図書費が、地方の采配によって本来使ってほしいところに、財政難が主な理由だと思いますけれども、ほかのものに使われていたというような結果も明らかに...全文を見る